JP2002338065A - 自動給送装置 - Google Patents
自動給送装置Info
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- JP2002338065A JP2002338065A JP2001140221A JP2001140221A JP2002338065A JP 2002338065 A JP2002338065 A JP 2002338065A JP 2001140221 A JP2001140221 A JP 2001140221A JP 2001140221 A JP2001140221 A JP 2001140221A JP 2002338065 A JP2002338065 A JP 2002338065A
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- paper
- sheet material
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材の厚みによる詰まりや不送状態を防
止し、シート材を良好に給送する。 【解決手段】 用紙積載面部15bに積載された用紙2
0を送り出すための給紙ローラ11と、この給紙ローラ
11により送り出された用紙20が当接されて用紙20
を1枚ずつ分離する分離ローラ12とを備える。給紙ロ
ーラ11と分離ローラ12とにより形成されるニップ部
に用紙20が進入するときに、用紙20が分離ローラ1
2に対して進入する角度θ0は、分離ローラ12と用紙
20の先端との接点P0を通る接線L1に対して45度以
下である。
止し、シート材を良好に給送する。 【解決手段】 用紙積載面部15bに積載された用紙2
0を送り出すための給紙ローラ11と、この給紙ローラ
11により送り出された用紙20が当接されて用紙20
を1枚ずつ分離する分離ローラ12とを備える。給紙ロ
ーラ11と分離ローラ12とにより形成されるニップ部
に用紙20が進入するときに、用紙20が分離ローラ1
2に対して進入する角度θ0は、分離ローラ12と用紙
20の先端との接点P0を通る接線L1に対して45度以
下である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚積載された
例えば用紙やフィルム等のシート材から1枚ずつシート
材を取り出して搬送する自動給送装置に関する。
例えば用紙やフィルム等のシート材から1枚ずつシート
材を取り出して搬送する自動給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート材として例えば用紙が適用
された自動給紙装置においては、複数枚の用紙から1枚
ずつ用紙を分離するための分離手段として、分離パッド
を利用した摩擦分離方式や、トルクリミッタを使用した
リタードローラ方式等が知られている。
された自動給紙装置においては、複数枚の用紙から1枚
ずつ用紙を分離するための分離手段として、分離パッド
を利用した摩擦分離方式や、トルクリミッタを使用した
リタードローラ方式等が知られている。
【0003】従来の自動給紙装置について以下説明す
る。図8及び図9に示すように、従来の自動給紙装置
は、用紙を搬送する給紙ローラ111と、この給紙ロー
ラ111を回転可能に支持する給紙軸110と、用紙の
分離に係わる分離ローラ112と、この分離ローラ11
2に所定のトルクを付与するトルクリミッタ112b
と、用紙を供給するためのASF(オート・シート・フ
ィーダー)ベース115と備えている。給紙ローラ11
1と分離ローラ112とによって、用紙を分離搬送する
ためのニップ部が形成されている。
る。図8及び図9に示すように、従来の自動給紙装置
は、用紙を搬送する給紙ローラ111と、この給紙ロー
ラ111を回転可能に支持する給紙軸110と、用紙の
分離に係わる分離ローラ112と、この分離ローラ11
2に所定のトルクを付与するトルクリミッタ112b
と、用紙を供給するためのASF(オート・シート・フ
ィーダー)ベース115と備えている。給紙ローラ11
1と分離ローラ112とによって、用紙を分離搬送する
ためのニップ部が形成されている。
【0004】ASFベース115は、用紙束が積載され
る用紙積載面部115bと、ニップ部に進入する用紙の
枚数を規制する一組のガイド部材115cと、用紙を給
紙ローラ111側に押圧する圧板116とを有してい
る。
る用紙積載面部115bと、ニップ部に進入する用紙の
枚数を規制する一組のガイド部材115cと、用紙を給
紙ローラ111側に押圧する圧板116とを有してい
る。
【0005】セットされた用紙は、重力によって下方に
付勢されることにより、用紙の先端がASFベース11
5に固定的に設けられた用紙積載面部115bに突き当
てられる。また、用紙積載面部115bは、給紙時の負
荷を低減するためにリブ形状に形成されている。圧板1
16は、上端側が、ASFベース115に回転支軸を介
して回動可能に支持されている。
付勢されることにより、用紙の先端がASFベース11
5に固定的に設けられた用紙積載面部115bに突き当
てられる。また、用紙積載面部115bは、給紙時の負
荷を低減するためにリブ形状に形成されている。圧板1
16は、上端側が、ASFベース115に回転支軸を介
して回動可能に支持されている。
【0006】用紙積載面部115bに載置された用紙
は、圧板116によって給紙ローラ111に押圧される
とともに、給紙ローラ111が回転駆動されることによ
り、給紙ローラ111に接する積載された用紙の最上位
の用紙が給紙ローラ111の摩擦力によって搬送され
る。
は、圧板116によって給紙ローラ111に押圧される
とともに、給紙ローラ111が回転駆動されることによ
り、給紙ローラ111に接する積載された用紙の最上位
の用紙が給紙ローラ111の摩擦力によって搬送され
る。
【0007】ところで、給紙ローラ111により一度に
複数枚の用紙が引き出される場合がある。この場合は、
以下の方法で最上位の用紙のみに分離する。すなわち、
給紙ローラ111と用紙が最初に接する接点より搬送方
向の下流側で当接するように、分離ローラ112が給紙
ローラ111に押圧されている。分離ローラ112の回
転中心軸には、トルクリミッタ112bが設けられてお
り、所定トルクを維持するように構成されている。
複数枚の用紙が引き出される場合がある。この場合は、
以下の方法で最上位の用紙のみに分離する。すなわち、
給紙ローラ111と用紙が最初に接する接点より搬送方
向の下流側で当接するように、分離ローラ112が給紙
ローラ111に押圧されている。分離ローラ112の回
転中心軸には、トルクリミッタ112bが設けられてお
り、所定トルクを維持するように構成されている。
【0008】給紙ローラ111と分離ローラ112の間
に1枚の用紙が入った場合には、給紙ローラ111と用
紙間の摩擦力の方が、トルクリミッタ112bの作用に
より所定トルクで従動する分離ローラ112と用紙間の
摩擦力よりも大きいため、分離ローラ112を従動させ
つつ用紙が搬送される。しかし、2枚の用紙が給紙ロー
ラ111と分離ローラ112との間に進入した場合に
は、給紙ローラ111と給紙ローラ111側に位置する
用紙間の摩擦力が、用紙間の摩擦力に比べて大きく、ま
たトルクリミッタ112b側に位置する用紙と分離ロー
ラ112間の摩擦力が、2枚の用紙間の摩擦力に比べて
大きくなるため、2枚の用紙間で滑りが生じる。その結
果、給紙ローラ111側に位置する用紙のみが搬送さ
れ、分離ローラ112側に位置する用紙はトルクリミッ
タ112bの不回転とともにその場に停止して搬送され
ないといった不都合が生じる。
に1枚の用紙が入った場合には、給紙ローラ111と用
紙間の摩擦力の方が、トルクリミッタ112bの作用に
より所定トルクで従動する分離ローラ112と用紙間の
摩擦力よりも大きいため、分離ローラ112を従動させ
つつ用紙が搬送される。しかし、2枚の用紙が給紙ロー
ラ111と分離ローラ112との間に進入した場合に
は、給紙ローラ111と給紙ローラ111側に位置する
用紙間の摩擦力が、用紙間の摩擦力に比べて大きく、ま
たトルクリミッタ112b側に位置する用紙と分離ロー
ラ112間の摩擦力が、2枚の用紙間の摩擦力に比べて
大きくなるため、2枚の用紙間で滑りが生じる。その結
果、給紙ローラ111側に位置する用紙のみが搬送さ
れ、分離ローラ112側に位置する用紙はトルクリミッ
タ112bの不回転とともにその場に停止して搬送され
ないといった不都合が生じる。
【0009】このため、従来の自動給紙装置において
は、分離手段である分離ローラ112に用紙を送り込む
際に、給紙ローラ111と分離ローラ112との間に設
けられるニップ部よりも搬送方向の上流側に給紙ローラ
111の回転軸方向に均一な高さに設けられた一組のガ
イド部材115cによって、ニップ部に進入できる用紙
の枚数が制限されている。
は、分離手段である分離ローラ112に用紙を送り込む
際に、給紙ローラ111と分離ローラ112との間に設
けられるニップ部よりも搬送方向の上流側に給紙ローラ
111の回転軸方向に均一な高さに設けられた一組のガ
イド部材115cによって、ニップ部に進入できる用紙
の枚数が制限されている。
【0010】このような構成のため、用紙を給紙ローラ
111に圧接する圧板116の押圧部116bは、図8
に示すように、用紙積載面部115bよりも用紙の搬送
方向の上流側に位置して配置されている。
111に圧接する圧板116の押圧部116bは、図8
に示すように、用紙積載面部115bよりも用紙の搬送
方向の上流側に位置して配置されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動給紙装置は、用紙をニップ部に送り込む際にい
くつかの問題点があった。
来の自動給紙装置は、用紙をニップ部に送り込む際にい
くつかの問題点があった。
【0012】図9に示すように、用紙120が分離ロー
ラ112に対して進入する直線L2と、分離ローラ11
2と用紙120の先端との接点P1を通る接線L3とがな
す角度θ1は、51度程度となる。すなわち、従来の自
動給紙装置は、用紙120が分離ローラ12に対して進
入する角度θ1が51度程度となる。したがって、従来
の自動給紙装置は、用紙120をニップ部に送り込まれ
る際に、分離ローラ112の円筒面に対して用紙120
の先端が比較的大きな角度をもって進入することにな
る。
ラ112に対して進入する直線L2と、分離ローラ11
2と用紙120の先端との接点P1を通る接線L3とがな
す角度θ1は、51度程度となる。すなわち、従来の自
動給紙装置は、用紙120が分離ローラ12に対して進
入する角度θ1が51度程度となる。したがって、従来
の自動給紙装置は、用紙120をニップ部に送り込まれ
る際に、分離ローラ112の円筒面に対して用紙120
の先端が比較的大きな角度をもって進入することにな
る。
【0013】この結果、従来の自動給紙装置は、用紙1
20が比較的薄い場合に、ニップ部上流側に位置する分
離ローラ112の円筒面により用紙120の先端がめく
れて浮上することや、ニップ部に紙詰まりが発生するこ
とがあった。
20が比較的薄い場合に、ニップ部上流側に位置する分
離ローラ112の円筒面により用紙120の先端がめく
れて浮上することや、ニップ部に紙詰まりが発生するこ
とがあった。
【0014】また、従来の自動給紙装置は、用紙120
が比較的厚い場合に、用紙120の先端がニップ部上流
側で分離ローラ112の円筒面に突き当たって大きな抵
抗となり、給紙ローラ111と用紙120の間で滑りが
発生して、用紙120が搬送不能となる不送状態に陥る
ことがあった。
が比較的厚い場合に、用紙120の先端がニップ部上流
側で分離ローラ112の円筒面に突き当たって大きな抵
抗となり、給紙ローラ111と用紙120の間で滑りが
発生して、用紙120が搬送不能となる不送状態に陥る
ことがあった。
【0015】そこで、本発明は、シート材の厚みによる
詰まりや不送状態を防止し、シート材を良好に給送する
ことができる自動給送装置を提供することを目的とす
る。
詰まりや不送状態を防止し、シート材を良好に給送する
ことができる自動給送装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る自動給送装置は、シート材積載部に
積載されたシート材を送り出すための給送手段と、この
給送手段により送り出されたシート材が当接されてシー
ト材を1枚ずつ分離する分離手段とを備え、複数枚のシ
ート材から1枚ずつシート材を分離搬送する。そして、
給送手段と分離手段とにより形成されるニップ部にシー
ト材が進入するときに、シート材が分離手段に対して進
入する角度は、分離手段とシート材の先端との接点を通
る接線に対して45度以下とされる。
ため、本発明に係る自動給送装置は、シート材積載部に
積載されたシート材を送り出すための給送手段と、この
給送手段により送り出されたシート材が当接されてシー
ト材を1枚ずつ分離する分離手段とを備え、複数枚のシ
ート材から1枚ずつシート材を分離搬送する。そして、
給送手段と分離手段とにより形成されるニップ部にシー
ト材が進入するときに、シート材が分離手段に対して進
入する角度は、分離手段とシート材の先端との接点を通
る接線に対して45度以下とされる。
【0017】以上のように構成した自動給送装置によれ
ば、シート材がニップ部に進入する角度が小さくなる。
このため、ニップ部に進入するシート材は、例えば薄紙
の場合に用紙の先端がめくれて浮上することや、厚紙の
場合に用紙が不送になることが防止される。
ば、シート材がニップ部に進入する角度が小さくなる。
このため、ニップ部に進入するシート材は、例えば薄紙
の場合に用紙の先端がめくれて浮上することや、厚紙の
場合に用紙が不送になることが防止される。
【0018】また、本発明に係る自動給送装置は、好ま
しくは、ニップ部に対してシート材の搬送方向の上流側
で、かつ給送手段の回転軸方向で給送手段及び分離手段
と重ならない位置に設けられて、ニップ部に進入するシ
ート材の枚数を規制するようにシート材を案内するガイ
ド部材を備える。このガイド部材は、分離手段の両端に
位置して、シート材積載部とそれぞれ一体的に形成され
ることが好ましい。
しくは、ニップ部に対してシート材の搬送方向の上流側
で、かつ給送手段の回転軸方向で給送手段及び分離手段
と重ならない位置に設けられて、ニップ部に進入するシ
ート材の枚数を規制するようにシート材を案内するガイ
ド部材を備える。このガイド部材は、分離手段の両端に
位置して、シート材積載部とそれぞれ一体的に形成され
ることが好ましい。
【0019】以上のように構成した自動給送装置によれ
ば、ガイド部材によってシート材に作用する規制力が確
保されるため、ニップ部による分離特性の安定化が図ら
れる。
ば、ガイド部材によってシート材に作用する規制力が確
保されるため、ニップ部による分離特性の安定化が図ら
れる。
【0020】また、本発明に係る自動給送装置は、好ま
しくは、シート材積載部に積載された用紙を給送手段に
圧接させるための圧接手段を備える。この圧接手段は、
給送手段に圧接される圧接部が、搬送待機時に、シート
材積載部に対してシート材の搬送方向の下流側に位置さ
れることが好ましい。
しくは、シート材積載部に積載された用紙を給送手段に
圧接させるための圧接手段を備える。この圧接手段は、
給送手段に圧接される圧接部が、搬送待機時に、シート
材積載部に対してシート材の搬送方向の下流側に位置さ
れることが好ましい。
【0021】以上のように構成した自動給送装置によれ
ば、シート材がニップ部に進入する角度を更に効果的に
小さくすることが可能とされる。このため、ニップ部に
進入するシート材は、例えば薄紙の場合に用紙の先端が
めくれて浮上することや、厚紙の場合に用紙が不送にな
ることが防止される。また、この自動給送装置によれ
ば、別途に機構や部品が必要とされない。
ば、シート材がニップ部に進入する角度を更に効果的に
小さくすることが可能とされる。このため、ニップ部に
進入するシート材は、例えば薄紙の場合に用紙の先端が
めくれて浮上することや、厚紙の場合に用紙が不送にな
ることが防止される。また、この自動給送装置によれ
ば、別途に機構や部品が必要とされない。
【0022】また、本発明に係る自動給送装置は、分離
手段として、トルクリミッタを有するリタードローラ
や、摩擦片を有する分離パッドを用いることができる。
手段として、トルクリミッタを有するリタードローラ
や、摩擦片を有する分離パッドを用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、シート材として複数枚の用紙から1枚ずつ用
紙を分離搬送する自動給紙装置を図面を参照して説明す
る。
について、シート材として複数枚の用紙から1枚ずつ用
紙を分離搬送する自動給紙装置を図面を参照して説明す
る。
【0024】なお、本実施形態の自動給紙装置は、シー
ト材として用紙が適用されるが、フィルム等の他のシー
ト材が適用されてもよいことは勿論である。また、この
自動給紙装置は、例えば、プリンタ等の記録装置、複写
機や印刷装置等の画像形成装置、ファクシミリやスキャ
ナ等の画像読取装置等の他の装置に一体化して使用する
ことを前提として構成されており、自動給紙装置側に駆
動源を備えていない。したがって、この自動給紙装置
は、例えば記録装置(以下、本体と称する。)側から駆
動力が伝達されて駆動される被駆動装置として構成され
ている。
ト材として用紙が適用されるが、フィルム等の他のシー
ト材が適用されてもよいことは勿論である。また、この
自動給紙装置は、例えば、プリンタ等の記録装置、複写
機や印刷装置等の画像形成装置、ファクシミリやスキャ
ナ等の画像読取装置等の他の装置に一体化して使用する
ことを前提として構成されており、自動給紙装置側に駆
動源を備えていない。したがって、この自動給紙装置
は、例えば記録装置(以下、本体と称する。)側から駆
動力が伝達されて駆動される被駆動装置として構成され
ている。
【0025】本発明を適用した自動給紙装置について、
模式的な斜視図を図1に示し、図1中矢印A方向から視
した模式的な正面図を図2に示す。
模式的な斜視図を図1に示し、図1中矢印A方向から視
した模式的な正面図を図2に示す。
【0026】この自動給紙装置は、概略、供給する用紙
が積載される用紙積載部と、この用紙積載部に積載され
た複数枚の用紙から1枚ずつ用紙を分離して給紙する給
紙・分離部と、この給紙・分離部に重送が発生すること
を防止する重送防止部とを備えている。
が積載される用紙積載部と、この用紙積載部に積載され
た複数枚の用紙から1枚ずつ用紙を分離して給紙する給
紙・分離部と、この給紙・分離部に重送が発生すること
を防止する重送防止部とを備えている。
【0027】まず、自動給紙装置が備える用紙積載部の
構成を説明する。用紙積載部は、図1及び図2に示すよ
うに、用紙を供給するとともに自動給紙装置のフレーム
であるASF(オート・シート・フィーダー)ベース1
5と、積載された用紙を給紙ローラ11側に押圧する圧
板16と、この圧板16を給紙ローラ11に押圧するた
めの圧板ばね(図示せず)と、用紙の搬送方向Yに交差
する方向の位置決めをするサイドガイド18と、給紙さ
れた用紙が給紙ローラ11に接触することを防止する給
紙コロ19とを有している。
構成を説明する。用紙積載部は、図1及び図2に示すよ
うに、用紙を供給するとともに自動給紙装置のフレーム
であるASF(オート・シート・フィーダー)ベース1
5と、積載された用紙を給紙ローラ11側に押圧する圧
板16と、この圧板16を給紙ローラ11に押圧するた
めの圧板ばね(図示せず)と、用紙の搬送方向Yに交差
する方向の位置決めをするサイドガイド18と、給紙さ
れた用紙が給紙ローラ11に接触することを防止する給
紙コロ19とを有している。
【0028】ASFベース15は、搬送される用紙側方
の基準となる用紙搬送基準部15aと、用紙が積載され
る用紙積載面部15bと、ニップ部に入り込む用紙の枚
数を規制するための一組のガイド部材15cとを有して
いる。
の基準となる用紙搬送基準部15aと、用紙が積載され
る用紙積載面部15bと、ニップ部に入り込む用紙の枚
数を規制するための一組のガイド部材15cとを有して
いる。
【0029】圧板16は、上端側が、ASFベース15
に回動支軸を介して回動可能に支持されており、図示し
ないばねやカム等により動作が規制されている。圧板1
6は、圧板ばねの弾性力によって後述する給紙ローラ1
1に近接する方向に回動するように付勢されており、後
述する給紙軸ギア23に設けられたカムにより圧板16
が押し込まれることによって給紙ローラ11から離間S
する方向に強制的に回動される。圧板16は、給紙ロー
ラ11に対する近接離間動作が所定のタイミングで行わ
れることにより給紙動作が行われる。
に回動支軸を介して回動可能に支持されており、図示し
ないばねやカム等により動作が規制されている。圧板1
6は、圧板ばねの弾性力によって後述する給紙ローラ1
1に近接する方向に回動するように付勢されており、後
述する給紙軸ギア23に設けられたカムにより圧板16
が押し込まれることによって給紙ローラ11から離間S
する方向に強制的に回動される。圧板16は、給紙ロー
ラ11に対する近接離間動作が所定のタイミングで行わ
れることにより給紙動作が行われる。
【0030】サイドガイド18は、ASFベース15の
一部から突出して設けられた用紙搬送基準部15aを用
紙側方の基準として、用紙搬送基準部15aに対向する
側の用紙側方を規制する。自動給紙装置は、用紙搬送中
でない、いわゆる待機状態において、圧板16が給紙ロ
ーラ11から離間された所定の退避位置に固定されてお
り、この状態で給紙ローラ11と圧板16の間に、複数
枚の用紙を積載するために充分な間隙が確保されてい
る。
一部から突出して設けられた用紙搬送基準部15aを用
紙側方の基準として、用紙搬送基準部15aに対向する
側の用紙側方を規制する。自動給紙装置は、用紙搬送中
でない、いわゆる待機状態において、圧板16が給紙ロ
ーラ11から離間された所定の退避位置に固定されてお
り、この状態で給紙ローラ11と圧板16の間に、複数
枚の用紙を積載するために充分な間隙が確保されてい
る。
【0031】自動給紙装置は、所定幅範囲の任意の用紙
幅に適応可能とされており、上述した間隙に用紙搬送基
準部15aに沿わせて複数の用紙を積載した後に、サイ
ドガイド18を図1中矢印C方向に移動させて用紙幅に
合わせることにより、セットされた用紙が搬送方向Yと
交差する方向に移動することが規制されて、安定した搬
送が可能とされる。
幅に適応可能とされており、上述した間隙に用紙搬送基
準部15aに沿わせて複数の用紙を積載した後に、サイ
ドガイド18を図1中矢印C方向に移動させて用紙幅に
合わせることにより、セットされた用紙が搬送方向Yと
交差する方向に移動することが規制されて、安定した搬
送が可能とされる。
【0032】また、サイドガイド18は、圧板16に摺
動可能に取り付けられているが、不用意に移動すること
を防止するため、図示しないが圧板16に刻まれたラッ
チ溝に係合されるラッチが設けられており、固定するこ
とができる。したがって、サイドガイド18を移動させ
る際には、サイドガイド18に設けられたレバー部を操
作してラッチによる係合状態を解除して移動させる。
動可能に取り付けられているが、不用意に移動すること
を防止するため、図示しないが圧板16に刻まれたラッ
チ溝に係合されるラッチが設けられており、固定するこ
とができる。したがって、サイドガイド18を移動させ
る際には、サイドガイド18に設けられたレバー部を操
作してラッチによる係合状態を解除して移動させる。
【0033】セットされた用紙は、重力によって下方に
付勢されることにより、用紙の先端がASFベース15
に固定的に設けられた用紙積載面部15bに突き当てら
れる。また、用紙積載面部15bは、給紙時の負荷を低
減するためにリブ形状に形成されている。
付勢されることにより、用紙の先端がASFベース15
に固定的に設けられた用紙積載面部15bに突き当てら
れる。また、用紙積載面部15bは、給紙時の負荷を低
減するためにリブ形状に形成されている。
【0034】次に、自動給紙装置が備える給紙・分離部
の構成を説明する。この給紙・分離部は、給紙ローラ1
1及び分離ローラ12を有するローラ部と、このローラ
部を駆動する駆動機構部とを備えている。
の構成を説明する。この給紙・分離部は、給紙ローラ1
1及び分離ローラ12を有するローラ部と、このローラ
部を駆動する駆動機構部とを備えている。
【0035】ローラ部は、図1及び図2に示すように、
用紙を搬送する給紙ローラ11と、この給紙ローラ11
を支持する給紙軸10と、用紙搬送の補助をする補助ロ
ーラ11’と、用紙の分離に係わる分離ローラ12と、
この分離ローラ112に所定のトルクを付与するトルク
リミッタ12bとを備えている。給紙ローラ11と分離
ローラ12とによって、用紙を分離搬送するためのニッ
プ部が形成されている。
用紙を搬送する給紙ローラ11と、この給紙ローラ11
を支持する給紙軸10と、用紙搬送の補助をする補助ロ
ーラ11’と、用紙の分離に係わる分離ローラ12と、
この分離ローラ112に所定のトルクを付与するトルク
リミッタ12bとを備えている。給紙ローラ11と分離
ローラ12とによって、用紙を分離搬送するためのニッ
プ部が形成されている。
【0036】上述した用紙積載部の圧板16は、所定の
タイミングで動作することにより、積載された用紙が給
紙ローラ11に押圧される。給紙ローラ11に押圧され
るとともに、給紙ローラ11が回転駆動されるため、給
紙ローラ11に当接する積載用紙の最上位の用紙が給紙
ローラ11の摩擦力により搬送される。このように給紙
ローラ11は、摩擦力により用紙搬送を行うため、例え
ばEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)
等の摩擦係数が比較的高いゴム材や、発泡ウレタン等の
樹脂材によって形成すると好適である。
タイミングで動作することにより、積載された用紙が給
紙ローラ11に押圧される。給紙ローラ11に押圧され
るとともに、給紙ローラ11が回転駆動されるため、給
紙ローラ11に当接する積載用紙の最上位の用紙が給紙
ローラ11の摩擦力により搬送される。このように給紙
ローラ11は、摩擦力により用紙搬送を行うため、例え
ばEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)
等の摩擦係数が比較的高いゴム材や、発泡ウレタン等の
樹脂材によって形成すると好適である。
【0037】ここで、駆動機構部について、図1中矢印
B方向から視した模式的な側面図である図3及び給紙軸
10、給紙ローラ11等、給紙部の構成部品を省略した
要部の正面図である図4を参照して説明する。
B方向から視した模式的な側面図である図3及び給紙軸
10、給紙ローラ11等、給紙部の構成部品を省略した
要部の正面図である図4を参照して説明する。
【0038】図3及び図4に示すように、駆動機構部
は、重送防止に係わる戻しレバー13と、この戻しレバ
ー13を駆動する戻しレバー制御カム14と、本体側の
駆動ギア(図示せず)から駆動力が伝達されるASF入
力ギア21と、このASF入力ギア21に噛合し次段に
駆動伝達するASFダブルギア22と、給紙軸10に固
定されて駆動伝達する給紙軸ギア23と、戻しレバー1
3と分離ローラ12を駆動制御するASFコントロール
ギア24とを備えている。
は、重送防止に係わる戻しレバー13と、この戻しレバ
ー13を駆動する戻しレバー制御カム14と、本体側の
駆動ギア(図示せず)から駆動力が伝達されるASF入
力ギア21と、このASF入力ギア21に噛合し次段に
駆動伝達するASFダブルギア22と、給紙軸10に固
定されて駆動伝達する給紙軸ギア23と、戻しレバー1
3と分離ローラ12を駆動制御するASFコントロール
ギア24とを備えている。
【0039】また、この駆動機構部は、図2、図3及び
図4に示すように、戻しレバー13を一方向に回転させ
るように付勢する戻しレバー付勢ばね25と、戻しレバ
ー13と戻しレバー制御カム14の相対位置を一方向に
付勢する戻しレバーばね26と、分離ローラ12を給紙
ローラ11側に押圧する分離ローラ押圧ばね27と、分
離ローラ12を回転自在に支持する分離ローラホルダ2
8とを備えている。
図4に示すように、戻しレバー13を一方向に回転させ
るように付勢する戻しレバー付勢ばね25と、戻しレバ
ー13と戻しレバー制御カム14の相対位置を一方向に
付勢する戻しレバーばね26と、分離ローラ12を給紙
ローラ11側に押圧する分離ローラ押圧ばね27と、分
離ローラ12を回転自在に支持する分離ローラホルダ2
8とを備えている。
【0040】本体側の駆動ギアから伝達される駆動力に
よって、ASF入力ギア21は、図3中矢印F方向に回
転される。駆動力がASFダブルギア22を介して減速
されつつ給紙軸ギア23に伝達されて、給紙軸ギア23
は図3中矢印E方向に回転される。さらに駆動力がAS
Fコントロールギア24に伝達されるが、給紙軸ギア2
3とASFコントロールギア24は、1:1の減速比を
もって連結されているため、常に同期した角度位相で回
転される。
よって、ASF入力ギア21は、図3中矢印F方向に回
転される。駆動力がASFダブルギア22を介して減速
されつつ給紙軸ギア23に伝達されて、給紙軸ギア23
は図3中矢印E方向に回転される。さらに駆動力がAS
Fコントロールギア24に伝達されるが、給紙軸ギア2
3とASFコントロールギア24は、1:1の減速比を
もって連結されているため、常に同期した角度位相で回
転される。
【0041】ASFコントロールギア24の片面にはカ
ム24aが形成されており、戻しレバーばね26により
付勢される戻しレバー制御カム14のカムフォロワ部1
4aが常にASFコントロールギア24のカム24aに
倣うことによって、戻しレバー制御カム14が給紙軸1
0と同期して駆動制御される。さらには、ASFコント
ロールギア24のカム24aと反対面に設けられた図示
しないカムにより、後述する分離ローラ制御カム29が
駆動され、分離ローラ12の位置を給紙軸10と同期し
て駆動制御している。
ム24aが形成されており、戻しレバーばね26により
付勢される戻しレバー制御カム14のカムフォロワ部1
4aが常にASFコントロールギア24のカム24aに
倣うことによって、戻しレバー制御カム14が給紙軸1
0と同期して駆動制御される。さらには、ASFコント
ロールギア24のカム24aと反対面に設けられた図示
しないカムにより、後述する分離ローラ制御カム29が
駆動され、分離ローラ12の位置を給紙軸10と同期し
て駆動制御している。
【0042】すなわち、分離ローラ12は、分離ローラ
ホルダ28に回転自在に支持されているが、分離ローラ
ホルダ28自身も回転中心28aを中心として回転可能
に支持されており、分離ローラ押圧ばね27の作用によ
って、分離ローラ12が給紙ローラ11に近接する方向
に付勢されている。この付勢力を所定のタイミングで解
除し、分離ローラ12を給紙ローラ11から離間させる
ために、前述の分離ローラ制御カム29により駆動制御
している。
ホルダ28に回転自在に支持されているが、分離ローラ
ホルダ28自身も回転中心28aを中心として回転可能
に支持されており、分離ローラ押圧ばね27の作用によ
って、分離ローラ12が給紙ローラ11に近接する方向
に付勢されている。この付勢力を所定のタイミングで解
除し、分離ローラ12を給紙ローラ11から離間させる
ために、前述の分離ローラ制御カム29により駆動制御
している。
【0043】なお、上述した圧板16の近接離間機構
は、給紙軸ギア23と同軸上に設けられたカムにより動
作されるが、このカムが図3に示す給紙軸ギア23の裏
面に位置するため図示されていない。また、図2に示し
た給紙軸10の一端の他端にも同様のカムが設けられて
おり、圧板16の両端部を同時に押さえることにより、
圧板16が均一に回動するようにされている。以上が駆
動機構部の構成である。
は、給紙軸ギア23と同軸上に設けられたカムにより動
作されるが、このカムが図3に示す給紙軸ギア23の裏
面に位置するため図示されていない。また、図2に示し
た給紙軸10の一端の他端にも同様のカムが設けられて
おり、圧板16の両端部を同時に押さえることにより、
圧板16が均一に回動するようにされている。以上が駆
動機構部の構成である。
【0044】以上のように構成された給紙・分離部は、
給紙ローラ11により積載用紙の最上位の用紙を搬送す
ることとなるが、基本的に給紙ローラ11と最上位の用
紙の間の摩擦力が、最上位の用紙とその直下の用紙との
間の摩擦力より大きいために、最上位の用紙のみが搬送
される。しかしながら、例えば用紙裁断時に用紙端部に
形成されるバリの影響がある場合や、静電気による用紙
間の貼り付きがある場合や、表面の摩擦係数が比較的大
きい用紙を使用する場合等には、給紙ローラ11によっ
て一度に複数枚の用紙が引き出されることがある。この
場合、本発明に係る自動給紙装置においては、以下の方
法で最上位の用紙のみに分離する。
給紙ローラ11により積載用紙の最上位の用紙を搬送す
ることとなるが、基本的に給紙ローラ11と最上位の用
紙の間の摩擦力が、最上位の用紙とその直下の用紙との
間の摩擦力より大きいために、最上位の用紙のみが搬送
される。しかしながら、例えば用紙裁断時に用紙端部に
形成されるバリの影響がある場合や、静電気による用紙
間の貼り付きがある場合や、表面の摩擦係数が比較的大
きい用紙を使用する場合等には、給紙ローラ11によっ
て一度に複数枚の用紙が引き出されることがある。この
場合、本発明に係る自動給紙装置においては、以下の方
法で最上位の用紙のみに分離する。
【0045】すなわち、給紙・分離部は、給紙ローラ1
1と用紙が最初に当接する点より搬送方向Yの下流側で
当接するように、分離ローラ12が給紙ローラ11に押
圧されている。分離ローラ12の回転中心軸にはトルク
リミッタ12bが備えられ、トルクリミッタ12b自身
は分離ローラホルダ28に回転自在に保持されているだ
けで、能動的に回転駆動していない。但し、トルクリミ
ッタ12bの支軸は固定されており、この支軸とトルク
リミッタ12bの間に、金属材あるいはプラスティック
等の樹脂材によって形成されたコイルばねが収納されて
おり、所定角度まで回転し、コイルばねが支軸に巻き付
いた状態でコイルばねと支軸が相対的に滑動することに
よって、所定のトルクを維持するように構成されてい
る。
1と用紙が最初に当接する点より搬送方向Yの下流側で
当接するように、分離ローラ12が給紙ローラ11に押
圧されている。分離ローラ12の回転中心軸にはトルク
リミッタ12bが備えられ、トルクリミッタ12b自身
は分離ローラホルダ28に回転自在に保持されているだ
けで、能動的に回転駆動していない。但し、トルクリミ
ッタ12bの支軸は固定されており、この支軸とトルク
リミッタ12bの間に、金属材あるいはプラスティック
等の樹脂材によって形成されたコイルばねが収納されて
おり、所定角度まで回転し、コイルばねが支軸に巻き付
いた状態でコイルばねと支軸が相対的に滑動することに
よって、所定のトルクを維持するように構成されてい
る。
【0046】また、分離ローラ12の表面は、給紙ロー
ラ11と同程度の摩擦係数を有するゴムや発泡ウレタン
等の材料によって形成されている。分離ローラ12は、
表面が給紙ローラ11と同程度の摩擦係数を有する材料
によって形成されることによって、給紙ローラ11と分
離ローラ12とによって形成されるニップ部に用紙が進
入していないときに、給紙ローラ11の回転に伴って分
離ローラ12が従動的に回転する。
ラ11と同程度の摩擦係数を有するゴムや発泡ウレタン
等の材料によって形成されている。分離ローラ12は、
表面が給紙ローラ11と同程度の摩擦係数を有する材料
によって形成されることによって、給紙ローラ11と分
離ローラ12とによって形成されるニップ部に用紙が進
入していないときに、給紙ローラ11の回転に伴って分
離ローラ12が従動的に回転する。
【0047】給紙ローラ11と分離ローラ12との間に
形成されるニップ部に1枚の用紙が進入した場合には、
給紙ローラ11と用紙との間に生じる摩擦力の方が、ト
ルクリミッタ12bの作用によって所定のトルクで従動
する分離ローラ12と用紙との間に生じる摩擦力よりも
大きいため、分離ローラ12を従動させつつ用紙が搬送
される。しかし、2枚の用紙がニップ部に進入した場合
には、給紙ローラ11と給紙ローラ11側に隣接する用
紙との間に生じる摩擦力が、2枚の用紙間の摩擦力に比
べて大きく、また分離ローラ11側に隣接する用紙と分
離ローラ12との間に生じる摩擦力が2枚の用紙間の摩
擦力に比べて大きくなるため、2枚の用紙間で滑りが発
生する。このため、2枚の用紙がニップ部に進入した場
合には、給紙ローラ11側に隣接する用紙のみが搬送さ
れ、分離ローラ12側に隣接する用紙が分離ローラ12
の不回転と共にその場に停止して搬送されない。以上
が、トルクリミッタ12bを使用した分離部の概略であ
る。
形成されるニップ部に1枚の用紙が進入した場合には、
給紙ローラ11と用紙との間に生じる摩擦力の方が、ト
ルクリミッタ12bの作用によって所定のトルクで従動
する分離ローラ12と用紙との間に生じる摩擦力よりも
大きいため、分離ローラ12を従動させつつ用紙が搬送
される。しかし、2枚の用紙がニップ部に進入した場合
には、給紙ローラ11と給紙ローラ11側に隣接する用
紙との間に生じる摩擦力が、2枚の用紙間の摩擦力に比
べて大きく、また分離ローラ11側に隣接する用紙と分
離ローラ12との間に生じる摩擦力が2枚の用紙間の摩
擦力に比べて大きくなるため、2枚の用紙間で滑りが発
生する。このため、2枚の用紙がニップ部に進入した場
合には、給紙ローラ11側に隣接する用紙のみが搬送さ
れ、分離ローラ12側に隣接する用紙が分離ローラ12
の不回転と共にその場に停止して搬送されない。以上
が、トルクリミッタ12bを使用した分離部の概略であ
る。
【0048】次に、自動給紙装置が備える重送防止部の
構成を説明する。上述したように、自動給紙装置は、2
枚程度の用紙が給紙ローラ11と分離ローラ12とによ
って形成されるニップ部に進入したときも分離すること
が可能である。しかしながら、2枚以上の用紙が進入し
たときや、あるいは2枚の用紙が進入して給紙ローラ1
1側に隣接する用紙のみ搬送された後に、ニップ部付近
に用紙を残したまま連続して更に次の用紙を給紙しよう
とした場合には、複数枚の用紙が同時に搬送されてしま
う、いわゆる重送が発生する可能性がある。この重送を
防止するために、自動給紙装置は重送防止部を備えてい
る。
構成を説明する。上述したように、自動給紙装置は、2
枚程度の用紙が給紙ローラ11と分離ローラ12とによ
って形成されるニップ部に進入したときも分離すること
が可能である。しかしながら、2枚以上の用紙が進入し
たときや、あるいは2枚の用紙が進入して給紙ローラ1
1側に隣接する用紙のみ搬送された後に、ニップ部付近
に用紙を残したまま連続して更に次の用紙を給紙しよう
とした場合には、複数枚の用紙が同時に搬送されてしま
う、いわゆる重送が発生する可能性がある。この重送を
防止するために、自動給紙装置は重送防止部を備えてい
る。
【0049】重送防止部は、上述した駆動機構部を構成
する戻しレバー制御カム14及び戻しレバー13からな
る。戻しレバー13は、戻しレバー制御カム14の回転
動作と同期して回転動作が行われるように構成されてい
る。図2に示すように、重送防止部は、3本の戻しレバ
ー13を備えており、各戻しレバー13が一本の支軸
(図示せず)に一体的に形成されている。また、2本の
戻しレバー13は、給紙ローラ11を間に挟んで対向す
る位置にそれぞれ配設されている。
する戻しレバー制御カム14及び戻しレバー13からな
る。戻しレバー13は、戻しレバー制御カム14の回転
動作と同期して回転動作が行われるように構成されてい
る。図2に示すように、重送防止部は、3本の戻しレバ
ー13を備えており、各戻しレバー13が一本の支軸
(図示せず)に一体的に形成されている。また、2本の
戻しレバー13は、給紙ローラ11を間に挟んで対向す
る位置にそれぞれ配設されている。
【0050】以上が、本実施の形態における自動給紙装
置の概略説明である。次に、本発明を適用した部分を詳
細に説明する。
置の概略説明である。次に、本発明を適用した部分を詳
細に説明する。
【0051】図4に示すように、圧板16には、給紙ロ
ーラ11に押圧される押圧部16bが、用紙積載面部1
5bよりも用紙の搬送方向の下流側に約2mm程度の距
離X 1をもって延長されて形成されている。
ーラ11に押圧される押圧部16bが、用紙積載面部1
5bよりも用紙の搬送方向の下流側に約2mm程度の距
離X 1をもって延長されて形成されている。
【0052】図4に示した自動給紙装置に給紙部の構成
部品を追加するとともに圧板16を省略して、図4中矢
印H方向から視した平面図を図5に示す。また、図5に
示した自動給紙装置の要部の断面図を図6に示す。
部品を追加するとともに圧板16を省略して、図4中矢
印H方向から視した平面図を図5に示す。また、図5に
示した自動給紙装置の要部の断面図を図6に示す。
【0053】また、図4及び図5に示すように、一組の
ガイド部材15cは、分離ローラ12を間に挟んで対向
されて給紙ローラ11の回転軸方向に分断された状態で
それぞれ配設されている。一組のガイド部材15cは、
分離ローラ12の両端に対して約2mm程度の間隙X2
をもってそれぞれ配設されている。このため、圧板16
の押圧部16bは、一組のガイド部材15cの間に入り
込まれる構成とされている。
ガイド部材15cは、分離ローラ12を間に挟んで対向
されて給紙ローラ11の回転軸方向に分断された状態で
それぞれ配設されている。一組のガイド部材15cは、
分離ローラ12の両端に対して約2mm程度の間隙X2
をもってそれぞれ配設されている。このため、圧板16
の押圧部16bは、一組のガイド部材15cの間に入り
込まれる構成とされている。
【0054】また、各ガイド部材15cは、図6に示す
ように、給紙ローラ11の回転軸方向から視して、給紙
ローラ11の円筒面に対して、給紙ローラ11に近接す
る先端15dが、約1mm程度の距離X3をもってAS
Fベース15と一体的に形成されている。
ように、給紙ローラ11の回転軸方向から視して、給紙
ローラ11の円筒面に対して、給紙ローラ11に近接す
る先端15dが、約1mm程度の距離X3をもってAS
Fベース15と一体的に形成されている。
【0055】断面図である図7に示すように、用紙20
が分離ローラ12に対して進入する直線L0と、分離ロ
ーラ12と用紙の先端との接点P0を通る接線L1とがな
す角度θ0は、42度程度となる。すなわち、本発明に
係る自動給紙装置によれば、用紙20が分離ローラ12
に対して進入する角度θ0が42度程度とされており、
従来に比べてニップ部に用紙20が進入する角度θ0が
約9度程度小さくされている。
が分離ローラ12に対して進入する直線L0と、分離ロ
ーラ12と用紙の先端との接点P0を通る接線L1とがな
す角度θ0は、42度程度となる。すなわち、本発明に
係る自動給紙装置によれば、用紙20が分離ローラ12
に対して進入する角度θ0が42度程度とされており、
従来に比べてニップ部に用紙20が進入する角度θ0が
約9度程度小さくされている。
【0056】そして、用紙20が分離ローラ12に対し
て進入する角度θ0が45度以下の場合には、薄紙の先
端がめくれることや、厚紙と給紙ローラ11の間で滑り
が発生することがない。しかしながら、上述した角度θ
0が45度以上の場合には、薄紙の先端がめくれること
や、厚紙と給紙ローラ11の間で滑りが発生してしま
う。
て進入する角度θ0が45度以下の場合には、薄紙の先
端がめくれることや、厚紙と給紙ローラ11の間で滑り
が発生することがない。しかしながら、上述した角度θ
0が45度以上の場合には、薄紙の先端がめくれること
や、厚紙と給紙ローラ11の間で滑りが発生してしま
う。
【0057】したがって、自動給紙装置は、用紙20が
分離ローラ12に対して進入する角度θ0が45度以下
にされることにより、ニップ部上流側に位置する分離ロ
ーラ12の円筒部で薄紙の先端がめくれて浮上すること
や、紙詰まりが発生することを確実に防止することがで
きる。また、この自動給紙装置によれば、用紙20が分
離ローラ12に対して進入する角度θ0が45度以下に
されることにより、厚紙がニップ部上流側に位置する分
離ローラ12の円筒部に突き当たることにより抵抗を受
けて、用紙20が不送になることを防止することが可能
になり、用紙を良好に給紙することができる。
分離ローラ12に対して進入する角度θ0が45度以下
にされることにより、ニップ部上流側に位置する分離ロ
ーラ12の円筒部で薄紙の先端がめくれて浮上すること
や、紙詰まりが発生することを確実に防止することがで
きる。また、この自動給紙装置によれば、用紙20が分
離ローラ12に対して進入する角度θ0が45度以下に
されることにより、厚紙がニップ部上流側に位置する分
離ローラ12の円筒部に突き当たることにより抵抗を受
けて、用紙20が不送になることを防止することが可能
になり、用紙を良好に給紙することができる。
【0058】また、自動給紙装置は、本発明を適用する
にあたり、従来の構成に対して別途に機構や部品を追加
する必要がないため、製造コストの増加を抑えることが
できる。
にあたり、従来の構成に対して別途に機構や部品を追加
する必要がないため、製造コストの増加を抑えることが
できる。
【0059】なお、本実施の形態の分離部には、トルク
リミッタを使用した摩擦分離リタードローラ方式を使用
したが、本発明の趣旨はこれには限定されず、例えば摩
擦パッドを用いた摩擦分離方式等に適応可能であること
は勿論である。
リミッタを使用した摩擦分離リタードローラ方式を使用
したが、本発明の趣旨はこれには限定されず、例えば摩
擦パッドを用いた摩擦分離方式等に適応可能であること
は勿論である。
【0060】また、本実施の形態の給紙ローラ11とし
ては、外周部の一部が切り欠かれた略半円筒型ローラが
用いられたが、円筒型のローラが用いられた構成でも、
同様の効果を得ることが可能である。
ては、外周部の一部が切り欠かれた略半円筒型ローラが
用いられたが、円筒型のローラが用いられた構成でも、
同様の効果を得ることが可能である。
【0061】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る自動給送
装置によれば、シート材がニップ部に進入する角度が小
さくされるため、シート材が比較的薄い場合にシート材
の先端がめくれることや、比較的厚い場合にシート材が
不送になることを防止することが可能になる。したがっ
て、この自動給送装置によれば、シート材を良好に給紙
することができる。
装置によれば、シート材がニップ部に進入する角度が小
さくされるため、シート材が比較的薄い場合にシート材
の先端がめくれることや、比較的厚い場合にシート材が
不送になることを防止することが可能になる。したがっ
て、この自動給送装置によれば、シート材を良好に給紙
することができる。
【0062】また、この自動給送装置は、特殊な機構や
部品を必要としないため、製造コストの増加を抑えるこ
とができる。
部品を必要としないため、製造コストの増加を抑えるこ
とができる。
【図1】本発明に係る自動給紙装置の全体を模式的に示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の自動給紙装置の全体を模式的に示す正
面図である。
面図である。
【図3】本発明の自動給紙装置の動作を説明するために
模式的に示す側面図である。
模式的に示す側面図である。
【図4】本発明の自動給紙装置の要部を示す部分正面図
である。
である。
【図5】本発明の自動給紙装置の要部を示す部分平面図
である。
である。
【図6】本発明の自動給紙装置の要部を示す部分断面図
である。
である。
【図7】本発明の自動給紙装置の用紙が搬送される状態
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図8】従来の自動給紙装置の要部を示す部分正面図で
ある。
ある。
【図9】従来の自動給紙装置の用紙搬送状態を示す部分
断面図である。
断面図である。
10 給紙軸 11 給紙ローラ 11‘ 補助ローラ 12 分離ローラ 12b トルクリミッタ 13 戻しレバー 14 戻しレバー制御カム 15 ASFベース 15a 用紙搬送基準部 15b 用紙積載面部 15c ガイド部材 16 圧板 16b 押圧部 17 圧板ばね 18 サイドガイド 19 給紙コロ 20 用紙 21 ASF入力ギア 22 ASFダブルギア 23 給紙軸ギア 24 ASFコントロールギア 25 戻しレバー制御カムばね 26 戻しレバーばね 27 トルクリミッタ押圧ばね 28 トルクリミッタホルダ 29 トルクリミッタ制御カム
Claims (5)
- 【請求項1】 シート材積載部に積載されたシート材を
送り出すための給送手段と、前記給送手段により送り出
されたシート材が当接されてシート材を1枚ずつ分離す
る分離手段とを備え、複数枚のシート材から1枚ずつシ
ート材を分離搬送する自動給送装置において、 前記給送手段と前記分離手段とにより形成されるニップ
部にシート材が進入するときに、シート材が前記分離手
段に対して進入する角度は、前記分離手段とシート材の
先端との接点を通る接線に対して45度以下であること
を特徴とする自動給送装置。 - 【請求項2】 前記ニップ部に対してシート材の搬送方
向の上流側で、かつ前記給送手段の回転軸方向で前記給
送手段及び前記分離手段と重ならない位置に設けられ
て、前記ニップ部に進入するシート材の枚数を規制する
ようにシート材を案内するガイド部材を備え、 前記ガイド部材は、前記分離手段の両端に位置して、前
記シート材積載部とそれぞれ一体的に形成されている請
求項1に記載の自動給送装置。 - 【請求項3】 前記シート材積載部に積載されたシート
材を前記給送手段に対して圧接させるための圧接手段を
備え、 前記圧接手段は、前記給送手段に圧接される圧接部が、
搬送待機時に、前記シート材積載部に対してシート材の
搬送方向の下流側に位置されている請求項1又は請求項
2に記載の自動給送装置。 - 【請求項4】 前記分離手段は、トルクリミッタを有す
るリタードローラであることを特徴とする請求項1乃至
請求項3のいずれか1項に記載の自動給送装置。 - 【請求項5】 前記分離手段は、摩擦片を有する分離パ
ッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
ずれか1項に記載の自動給送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140221A JP2002338065A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140221A JP2002338065A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動給送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002338065A true JP2002338065A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18986860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001140221A Pending JP2002338065A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動給送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002338065A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7165902B2 (en) | 2004-03-05 | 2007-01-23 | Seiko Epson Corporation | Printer and printer control method |
| US9856099B2 (en) | 2015-05-15 | 2018-01-02 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeder and image forming apparatus incorporating the sheet feeder |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001140221A patent/JP2002338065A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7165902B2 (en) | 2004-03-05 | 2007-01-23 | Seiko Epson Corporation | Printer and printer control method |
| US9856099B2 (en) | 2015-05-15 | 2018-01-02 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeder and image forming apparatus incorporating the sheet feeder |
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