JP2002323034A - ヒンジ装置 - Google Patents
ヒンジ装置Info
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- JP2002323034A JP2002323034A JP2001258325A JP2001258325A JP2002323034A JP 2002323034 A JP2002323034 A JP 2002323034A JP 2001258325 A JP2001258325 A JP 2001258325A JP 2001258325 A JP2001258325 A JP 2001258325A JP 2002323034 A JP2002323034 A JP 2002323034A
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- resin
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- lubricating oil
- hinge device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属製回転シャフトをより円滑に回転させるた
めに必要なグリス油膜を簡単かつ確実に作り、及び樹脂
製摩擦体の割れ防止を工夫した樹脂製摩擦体のグリス溜
まり溝形状。 【解決手段】樹脂製摩擦体のグリス溜まり溝形状をVの
字型にし、且つ、中心線に角度を付けてグリス溜まり溝
を付けたもの。
めに必要なグリス油膜を簡単かつ確実に作り、及び樹脂
製摩擦体の割れ防止を工夫した樹脂製摩擦体のグリス溜
まり溝形状。 【解決手段】樹脂製摩擦体のグリス溜まり溝形状をVの
字型にし、且つ、中心線に角度を付けてグリス溜まり溝
を付けたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコン等
の機器において、例えば、液晶モニターを取り付けた上
カバー等を軸支するヒンジ装置に係り、特に、回転シャ
フトを樹脂製摩擦体で軸支する構造としたヒンジ装置に
関する。
の機器において、例えば、液晶モニターを取り付けた上
カバー等を軸支するヒンジ装置に係り、特に、回転シャ
フトを樹脂製摩擦体で軸支する構造としたヒンジ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートパソコン等の機器は、持ち
運びに便利なように増々小型で軽量なものとなってきて
いる。また、ノートパソコンで液晶表示部を組み付けた
上カバーはヒンジ装置によりノートパソコン本体に軸支
されるが、この場合のヒンジ装置は、上カバーを自由に
開閉できると共に任意の回動位置に上カバーを固定して
おけるロック機能を備えることが必要である。
運びに便利なように増々小型で軽量なものとなってきて
いる。また、ノートパソコンで液晶表示部を組み付けた
上カバーはヒンジ装置によりノートパソコン本体に軸支
されるが、この場合のヒンジ装置は、上カバーを自由に
開閉できると共に任意の回動位置に上カバーを固定して
おけるロック機能を備えることが必要である。
【0003】特に、近年では、液晶表示部を見易くする
ためにその画面の大きさを大きくしたものを組み付ける
関係上、上カバーが増々重くなる傾向にあった。それに
つれて、上カバーを軸支するヒンジ装置もカバー保持力
を増大させた構造とする結果、大型化したものとなり、
機器の小型軽量化に支障を来たしていた。
ためにその画面の大きさを大きくしたものを組み付ける
関係上、上カバーが増々重くなる傾向にあった。それに
つれて、上カバーを軸支するヒンジ装置もカバー保持力
を増大させた構造とする結果、大型化したものとなり、
機器の小型軽量化に支障を来たしていた。
【0004】そこで、本発明者により機器の小型軽量化
を損わずに前記機能を備えるコンパクトな構成のヒンジ
装置が提案されている(特願平11−206621
号)。
を損わずに前記機能を備えるコンパクトな構成のヒンジ
装置が提案されている(特願平11−206621
号)。
【0005】このヒンジ装置は金属製回転シャフトを樹
脂製摩擦体で軸支する軸受け構造である。すなわち、テ
ーパー形状を持つ樹脂成型品で軸受け摩擦体を構成し、
この樹脂製摩擦体内に同じくテーパー形状を持つ金属製
回転シャフトを嵌め込み、回転シャフトに付属したネジ
部にナットをねじ込み、回転シャフトを樹脂製摩擦体に
締め付ける事により樹脂製摩擦体と金属製回転シャフト
を圧締めするようにしたものである。
脂製摩擦体で軸支する軸受け構造である。すなわち、テ
ーパー形状を持つ樹脂成型品で軸受け摩擦体を構成し、
この樹脂製摩擦体内に同じくテーパー形状を持つ金属製
回転シャフトを嵌め込み、回転シャフトに付属したネジ
部にナットをねじ込み、回転シャフトを樹脂製摩擦体に
締め付ける事により樹脂製摩擦体と金属製回転シャフト
を圧締めするようにしたものである。
【0006】ここで、樹脂製摩擦体と金属製回転シャフ
トが圧締めされているため、金属製回転シャフトが回動
するときの抵抗力が強くなり過ぎ、回転シャフトがロッ
クして動かなくなる現象を起す虞がある。これを回避す
るために、図9に示すように、樹脂製摩擦体(A)の金
属製回転シャフト挿入用嵌合面に、4条乃至8条のグリ
ス溜まり溝(T)を設け、このグリス溜まり溝(T)
に、グリスを封入しておき、金属製回転シャフト(B)
と樹脂製摩擦体(A)との間にグリス膜が形成するよう
にしたものである。
トが圧締めされているため、金属製回転シャフトが回動
するときの抵抗力が強くなり過ぎ、回転シャフトがロッ
クして動かなくなる現象を起す虞がある。これを回避す
るために、図9に示すように、樹脂製摩擦体(A)の金
属製回転シャフト挿入用嵌合面に、4条乃至8条のグリ
ス溜まり溝(T)を設け、このグリス溜まり溝(T)
に、グリスを封入しておき、金属製回転シャフト(B)
と樹脂製摩擦体(A)との間にグリス膜が形成するよう
にしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒンジ装置に使
われている樹脂製摩擦体(A)に形成されるグリス溜ま
り溝(T)はその横断面形状が図9のような比較的幅の
狭い四角形のものであった。しかし、樹脂製摩擦体
(A)のテーパー内面には金属製回転シャフト(B)の
テーパー外周面が強く締まるように嵌り込み、樹脂製摩
擦体(A)の内周面は回転する金属製回転シャフト
(B)によって強く圧迫されながら擦り付けられる。こ
の結果、樹脂製摩擦体(A)の内周面に形成されたグリ
ス溜まり溝(T)の開口縁部分が金属製回転シャフト
(B)のテーパー外周面によって押し潰され、図10で
示すように変形して、グリス溜まり溝(T)の開口部を
塞ぐ現象が起きることがあった。
われている樹脂製摩擦体(A)に形成されるグリス溜ま
り溝(T)はその横断面形状が図9のような比較的幅の
狭い四角形のものであった。しかし、樹脂製摩擦体
(A)のテーパー内面には金属製回転シャフト(B)の
テーパー外周面が強く締まるように嵌り込み、樹脂製摩
擦体(A)の内周面は回転する金属製回転シャフト
(B)によって強く圧迫されながら擦り付けられる。こ
の結果、樹脂製摩擦体(A)の内周面に形成されたグリ
ス溜まり溝(T)の開口縁部分が金属製回転シャフト
(B)のテーパー外周面によって押し潰され、図10で
示すように変形して、グリス溜まり溝(T)の開口部を
塞ぐ現象が起きることがあった。
【0008】このように、グリス溜まり溝(T)の開口
部が塞がれると、グリス溜まり溝(T)のグリス油が外
に出なくなり、樹脂製摩擦体(A)と金属製回転シャフ
ト(B)の間に出来るべき、ロック防止用グリス油膜の
生成を妨げることになる。そして、グリス油膜の生成が
不充分であると、金属製回転シャフト(B)の回転時、
金属製回転シャフト(B)が樹脂製摩擦体(A)に焼き
付き、回転不能となるばかりか、樹脂製摩擦体(A)が
割れる虞があった。
部が塞がれると、グリス溜まり溝(T)のグリス油が外
に出なくなり、樹脂製摩擦体(A)と金属製回転シャフ
ト(B)の間に出来るべき、ロック防止用グリス油膜の
生成を妨げることになる。そして、グリス油膜の生成が
不充分であると、金属製回転シャフト(B)の回転時、
金属製回転シャフト(B)が樹脂製摩擦体(A)に焼き
付き、回転不能となるばかりか、樹脂製摩擦体(A)が
割れる虞があった。
【0009】本発明はこの様な従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、樹脂製摩擦体と回転シャフトの間に
生成されるべき、ロック防止用潤滑油膜の発生を妨げな
い潤滑油溜まり溝の構造とし、抵抗感のある円滑な回転
動作を長期にわたり確保することができるヒンジ装置を
提供することを目的とする。
されたものであり、樹脂製摩擦体と回転シャフトの間に
生成されるべき、ロック防止用潤滑油膜の発生を妨げな
い潤滑油溜まり溝の構造とし、抵抗感のある円滑な回転
動作を長期にわたり確保することができるヒンジ装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
樹脂製摩擦体のテーパー状の軸受け孔に回転シャフトの
同じくテーパー状の周面を圧入し、締付け手段により樹
脂製摩擦体の軸受け孔のテーパー状の内面に回転シャフ
トのテーパー状周面を圧接させると共に、前記樹脂製摩
擦体における軸受け孔のテーパー状内面には潤滑油溜ま
り溝を形成し、この潤滑油溜まり溝から潤滑油を、軸受
け孔の内面と回転シャフトの周面の間に供給してその間
に潤滑油膜を作り、抵抗感を持たせて回転シャフトを回
動するようにした構造のヒンジ装置において、前記潤滑
油溜まり溝の横断面形状は前記樹脂製摩擦体の軸受け孔
内面が回転シャフトの圧迫力を受けても潤滑油溜まり溝
の開口部が塞がない形状であることを特徴とするヒンジ
装置である。また、該横断面形状は開口部が潰れ難い形
状または潰れてもその開口部が塞がない形状の場合を含
むものである。
樹脂製摩擦体のテーパー状の軸受け孔に回転シャフトの
同じくテーパー状の周面を圧入し、締付け手段により樹
脂製摩擦体の軸受け孔のテーパー状の内面に回転シャフ
トのテーパー状周面を圧接させると共に、前記樹脂製摩
擦体における軸受け孔のテーパー状内面には潤滑油溜ま
り溝を形成し、この潤滑油溜まり溝から潤滑油を、軸受
け孔の内面と回転シャフトの周面の間に供給してその間
に潤滑油膜を作り、抵抗感を持たせて回転シャフトを回
動するようにした構造のヒンジ装置において、前記潤滑
油溜まり溝の横断面形状は前記樹脂製摩擦体の軸受け孔
内面が回転シャフトの圧迫力を受けても潤滑油溜まり溝
の開口部が塞がない形状であることを特徴とするヒンジ
装置である。また、該横断面形状は開口部が潰れ難い形
状または潰れてもその開口部が塞がない形状の場合を含
むものである。
【0011】請求項2に係る発明は、前記潤滑油溜まり
溝の横断面形状がVの字形状に形成したことを特徴とす
る請求項1に記載のヒンジ装置である。
溝の横断面形状がVの字形状に形成したことを特徴とす
る請求項1に記載のヒンジ装置である。
【0012】請求項3に係る発明は、前記潤滑油溜まり
溝の横断面形状はその開口部幅をW、溝の深さをHとす
るとき、W>Hであることを特徴とする請求項1に記載
のヒンジ装置である。
溝の横断面形状はその開口部幅をW、溝の深さをHとす
るとき、W>Hであることを特徴とする請求項1に記載
のヒンジ装置である。
【0013】請求項4に係る発明は、前記潤滑油溜まり
溝の横断面形状はその溝における開口部の縁が角落ち形
状としたことを特徴とする請求項2または請求項3に記
載のヒンジ装置である。
溝の横断面形状はその溝における開口部の縁が角落ち形
状としたことを特徴とする請求項2または請求項3に記
載のヒンジ装置である。
【0014】請求項5に係る発明は、前記潤滑油溜まり
溝は細長く形成され、前記樹脂製摩擦体の中心線に対し
て角度を付けて螺旋状に配置したことを特徴とする請求
項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載のヒン
ジ装置である。
溝は細長く形成され、前記樹脂製摩擦体の中心線に対し
て角度を付けて螺旋状に配置したことを特徴とする請求
項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載のヒン
ジ装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1乃至図
4を参照して本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置
について説明する。本実施形態ではノート型パソコンの
上扉1をパソコン本体2に軸支するヒンジ装置3の例で
ある。
4を参照して本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置
について説明する。本実施形態ではノート型パソコンの
上扉1をパソコン本体2に軸支するヒンジ装置3の例で
ある。
【0016】このヒンジ装置3の軸受け本体4は亜鉛ダ
イカスト製品によって一体に形成されており、後述する
樹脂製摩擦体5を保持する筒状の保持部6と、この軸受
け本体4をパソコン本体2に固定する脚部7とを備え
る。前記樹脂製摩擦体5には回動部材としての上扉1を
固定的に支持した金属製の回転シャフト8が嵌め込まれ
る。この回転シャフト8は例えばステンレス鋼等の鉄で
作られている。
イカスト製品によって一体に形成されており、後述する
樹脂製摩擦体5を保持する筒状の保持部6と、この軸受
け本体4をパソコン本体2に固定する脚部7とを備え
る。前記樹脂製摩擦体5には回動部材としての上扉1を
固定的に支持した金属製の回転シャフト8が嵌め込まれ
る。この回転シャフト8は例えばステンレス鋼等の鉄で
作られている。
【0017】保持部6から突き出した樹脂製摩擦体5の
部分の外周には筒状の金属製カラー9が密に被嵌されて
いる。金属製カラー9はその基端部11を前記保持部6
の端縁外周部に回転しないように被嵌して取り付けられ
ている。また、図2に示すように、金属製カラー9の基
端部11には複数の係止用切欠き部12が形成され、一
方、保持部6の外周には前記係止用切欠き部12に対応
して形成された複数の係止用凸部13が設けられてい
る。そして、金属製カラー9を保持部6の外周に被嵌し
たとき、各切欠き部12がそれぞれ対応する係止用凸部
13に嵌り込んで係止し、金属製カラー9の回転を阻止
するようになっている。また、金属製カラー9はこれを
保持部6の外周に被嵌したとき、接着や溶接などで保持
部6の外周に固定するように取り付けることが好まし
い。
部分の外周には筒状の金属製カラー9が密に被嵌されて
いる。金属製カラー9はその基端部11を前記保持部6
の端縁外周部に回転しないように被嵌して取り付けられ
ている。また、図2に示すように、金属製カラー9の基
端部11には複数の係止用切欠き部12が形成され、一
方、保持部6の外周には前記係止用切欠き部12に対応
して形成された複数の係止用凸部13が設けられてい
る。そして、金属製カラー9を保持部6の外周に被嵌し
たとき、各切欠き部12がそれぞれ対応する係止用凸部
13に嵌り込んで係止し、金属製カラー9の回転を阻止
するようになっている。また、金属製カラー9はこれを
保持部6の外周に被嵌したとき、接着や溶接などで保持
部6の外周に固定するように取り付けることが好まし
い。
【0018】また、樹脂製摩擦体5は筒状の樹脂成型品
であり、その内部にはテーパー形状を持つ軸受け孔15
が形成されている。樹脂製摩擦体5の材料としては例え
ばポリカーボネート材(Poycarbonate Materials)があ
る。また、特に素材固有のもつ外圧修復力の優れたポリ
カーボネート成型材(Poycarbonate Moulding Material
s)を用いて成型することが好ましい。また、図3で示
すように軸受け孔15のテーパー角2θは10°〜25
°位であり、特に14°が好ましい。
であり、その内部にはテーパー形状を持つ軸受け孔15
が形成されている。樹脂製摩擦体5の材料としては例え
ばポリカーボネート材(Poycarbonate Materials)があ
る。また、特に素材固有のもつ外圧修復力の優れたポリ
カーボネート成型材(Poycarbonate Moulding Material
s)を用いて成型することが好ましい。また、図3で示
すように軸受け孔15のテーパー角2θは10°〜25
°位であり、特に14°が好ましい。
【0019】樹脂製摩擦体5はその基端部17を軸受け
本体4の保持部6における内孔16内に嵌め込み、軸受
け本体4に回転しないように保持されている。樹脂製摩
擦体5の基端部17の周面は円周面ではなく異形な形
状、例えば、周面の少なくとも一部に平坦面18を形成
する。一方、樹脂製摩擦体5の異形な基端部を嵌め込む
保持部6の内孔16には前記平坦面18に係合する形状
としてある。
本体4の保持部6における内孔16内に嵌め込み、軸受
け本体4に回転しないように保持されている。樹脂製摩
擦体5の基端部17の周面は円周面ではなく異形な形
状、例えば、周面の少なくとも一部に平坦面18を形成
する。一方、樹脂製摩擦体5の異形な基端部を嵌め込む
保持部6の内孔16には前記平坦面18に係合する形状
としてある。
【0020】また、図1に示すように、樹脂製摩擦体5
の基端部17は保持部6の内孔16から突き出す突出し
端部19よりも径が小さい小径部となっている。樹脂製
摩擦体5の突出し端部19の外周には前記金属製カラー
9が密に被嵌される。
の基端部17は保持部6の内孔16から突き出す突出し
端部19よりも径が小さい小径部となっている。樹脂製
摩擦体5の突出し端部19の外周には前記金属製カラー
9が密に被嵌される。
【0021】さらに、前記樹脂製摩擦体5の軸受け孔1
5のテーパー内面にはグリス溜まり溝21が形成されて
いる。ここでのグリス溜まり溝21は図3に示すよう
に、樹脂製摩擦体5の中心線Oに平行に細長く配置され
ている。また、グリス溜まり溝21の横断面形状は図4
に示すように略V字型である。グリス溜まり溝21の開
口部における各角部22、つまり、各開口端縁部は小さ
なアール(R)形状を持たせた角落ち形状になってい
る。グリス溜まり溝21には潤滑剤としてのグリス油が
収納されている。グリス溜まり溝21は回転シャフト8
のテーパー状周面が接合する樹脂製摩擦体5の軸受け孔
15のテーパー状内面の領域内に限定して配置すること
が望ましい。つまり、グリス溜まり溝21は軸受け孔1
5のテーパー状内面の領域を突き抜けない。このように
グリス溜まり溝21を配置すると、グリス油の保持能力
が高まり、グリス油の無駄な漏洩を防ぐことができると
共に、グリス溜まり溝21を形成することによる樹脂製
摩擦体5の強度低下を防ぐことができる。
5のテーパー内面にはグリス溜まり溝21が形成されて
いる。ここでのグリス溜まり溝21は図3に示すよう
に、樹脂製摩擦体5の中心線Oに平行に細長く配置され
ている。また、グリス溜まり溝21の横断面形状は図4
に示すように略V字型である。グリス溜まり溝21の開
口部における各角部22、つまり、各開口端縁部は小さ
なアール(R)形状を持たせた角落ち形状になってい
る。グリス溜まり溝21には潤滑剤としてのグリス油が
収納されている。グリス溜まり溝21は回転シャフト8
のテーパー状周面が接合する樹脂製摩擦体5の軸受け孔
15のテーパー状内面の領域内に限定して配置すること
が望ましい。つまり、グリス溜まり溝21は軸受け孔1
5のテーパー状内面の領域を突き抜けない。このように
グリス溜まり溝21を配置すると、グリス油の保持能力
が高まり、グリス油の無駄な漏洩を防ぐことができると
共に、グリス溜まり溝21を形成することによる樹脂製
摩擦体5の強度低下を防ぐことができる。
【0022】一方、樹脂製摩擦体5内に嵌め込まれる回
転シャフト8の周面部分も軸受け孔15のテーパー内面
に対応一致した同じくテーパー形式のテーパー外周面2
5として形成されている。樹脂製摩擦体5のテーパー状
の軸受け孔15に金属製回転シャフト8のテーパー状周
面を挿入し、後述する締付け手段により、軸受け孔15
のテーパー状内面に金属製回転シャフト8のテーパー状
周面を圧接させるようにする構造になっている。
転シャフト8の周面部分も軸受け孔15のテーパー内面
に対応一致した同じくテーパー形式のテーパー外周面2
5として形成されている。樹脂製摩擦体5のテーパー状
の軸受け孔15に金属製回転シャフト8のテーパー状周
面を挿入し、後述する締付け手段により、軸受け孔15
のテーパー状内面に金属製回転シャフト8のテーパー状
周面を圧接させるようにする構造になっている。
【0023】回転シャフト8の一端は樹脂製摩擦体5か
ら軸受け本体4の保持部6を貫通して保持部6の裏面2
6から突き出しており、この一端の先端部27には本体
損傷防止用ワッシャー31と回転防止用ワッシャー32
が嵌め込まれている。ワッシャー31,32はいずれも
金属製板状のものであるが、比較的強度のある硬い樹脂
製のものであってもよい。
ら軸受け本体4の保持部6を貫通して保持部6の裏面2
6から突き出しており、この一端の先端部27には本体
損傷防止用ワッシャー31と回転防止用ワッシャー32
が嵌め込まれている。ワッシャー31,32はいずれも
金属製板状のものであるが、比較的強度のある硬い樹脂
製のものであってもよい。
【0024】さらに、回転シャフト8の先端部27には
雄ねじ33が形成され、雄ねじ33には締付け用ナット
34が螺合している。そして、ナット34を雄ねじ33
にねじ込むことにより回転シャフト8をナット34側に
引き込み、軸受け孔15のテーパー状内面に金属製回転
シャフト8のテーパー状周面を圧接させる。また、ワッ
シャー31,32もそのときの反作用で締め付けられ
る。ワッシャー31,32が締め付けられるとき、本体
損傷防止用ワッシャー31は保持部6の裏面26に押し
付けられ、回転防止用ワッシャー32は締付け用ナット
34に押し当って回転シャフト8に一体化している。本
体損傷防止用ワッシャー31は保持部6に対し、また、
回転防止用ワッシャー32は締付け用ナット34に対し
て図示しない係止手段により一体的に連結するようにし
てもよい。
雄ねじ33が形成され、雄ねじ33には締付け用ナット
34が螺合している。そして、ナット34を雄ねじ33
にねじ込むことにより回転シャフト8をナット34側に
引き込み、軸受け孔15のテーパー状内面に金属製回転
シャフト8のテーパー状周面を圧接させる。また、ワッ
シャー31,32もそのときの反作用で締め付けられ
る。ワッシャー31,32が締め付けられるとき、本体
損傷防止用ワッシャー31は保持部6の裏面26に押し
付けられ、回転防止用ワッシャー32は締付け用ナット
34に押し当って回転シャフト8に一体化している。本
体損傷防止用ワッシャー31は保持部6に対し、また、
回転防止用ワッシャー32は締付け用ナット34に対し
て図示しない係止手段により一体的に連結するようにし
てもよい。
【0025】通常、回転防止用ワッシャー32は締付け
用ナット34に固定されており、回転シャフト8と一緒
に回転する。また、本体損傷防止用ワッシャー31は保
持部6に固定されている。回転防止用ワッシャー32と
本体損傷防止用ワッシャー31は互いにすべり合って前
記回転シャフト8の回転を許す関係にある。
用ナット34に固定されており、回転シャフト8と一緒
に回転する。また、本体損傷防止用ワッシャー31は保
持部6に固定されている。回転防止用ワッシャー32と
本体損傷防止用ワッシャー31は互いにすべり合って前
記回転シャフト8の回転を許す関係にある。
【0026】本実施形態では回転シャフト8に樹脂製摩
擦体5を被嵌して図1に示すように組み込み、さらに金
属製回転シャフト8をナット34にて締め込む。このた
め、この締め付け力が金属製回転シャフト8のテーパー
周面を介して樹脂製摩擦体5に加わり、樹脂製摩擦体5
を外側へ伸ばそうとする応力が生まれる。この応力を受
けて樹脂製摩擦体5自体は外側へ伸びようとするが、樹
脂製摩擦体5の外周に被嵌した金属製カラー9がその伸
びを阻止し、締付け力の逃げを遮断する。そして、金属
製カラー9で止められた樹脂製摩擦体5の締付け力は反
発力となって金属製回転シャフト8を圧接する作用を生
む。
擦体5を被嵌して図1に示すように組み込み、さらに金
属製回転シャフト8をナット34にて締め込む。このた
め、この締め付け力が金属製回転シャフト8のテーパー
周面を介して樹脂製摩擦体5に加わり、樹脂製摩擦体5
を外側へ伸ばそうとする応力が生まれる。この応力を受
けて樹脂製摩擦体5自体は外側へ伸びようとするが、樹
脂製摩擦体5の外周に被嵌した金属製カラー9がその伸
びを阻止し、締付け力の逃げを遮断する。そして、金属
製カラー9で止められた樹脂製摩擦体5の締付け力は反
発力となって金属製回転シャフト8を圧接する作用を生
む。
【0027】このようにして、樹脂製摩擦体5はそれ自
体コンパクトな部品でありながらその固体で強力な弾性
作用を生み、僅かな厚さで十分なスプリング効果を生む
弾性体としての機能を奏することになる。また、樹脂製
摩擦体5と回転シャフト8のテーパー面同士の嵌合によ
る楔作用によって摺動する際、回転する際、回転シャフ
ト8に必要な抵抗を発生させることができる。
体コンパクトな部品でありながらその固体で強力な弾性
作用を生み、僅かな厚さで十分なスプリング効果を生む
弾性体としての機能を奏することになる。また、樹脂製
摩擦体5と回転シャフト8のテーパー面同士の嵌合によ
る楔作用によって摺動する際、回転する際、回転シャフ
ト8に必要な抵抗を発生させることができる。
【0028】ここで、グリス溜まり溝21に封入したグ
リス油は樹脂製摩擦体5と金属製回転シャフト8との間
にしみ出して、樹脂製摩擦体5と金属製回転シャフト8
との間にグリス膜が出来るため、樹脂製摩擦体5と金属
製回転シャフト8が圧締めされても堅く固定してしまう
ことがなく、金属製回転シャフト8の通常の回転を阻害
しない。つまり、金属製回転シャフト8を回動するとき
の抵抗力が強くなり過ぎたり、回転シャフトがロックし
て動かなくなったりすることがない。例えば、7Kg/mm
程度の抵抗力を出して必要な抵抗感を容易に得ることが
できると同時に金属製回転シャフト8を回転した任意位
置にロックする機能も奏する。そして正常な回転動作が
保証でき、且つ、抵抗が一定で抵抗感の安定する。
リス油は樹脂製摩擦体5と金属製回転シャフト8との間
にしみ出して、樹脂製摩擦体5と金属製回転シャフト8
との間にグリス膜が出来るため、樹脂製摩擦体5と金属
製回転シャフト8が圧締めされても堅く固定してしまう
ことがなく、金属製回転シャフト8の通常の回転を阻害
しない。つまり、金属製回転シャフト8を回動するとき
の抵抗力が強くなり過ぎたり、回転シャフトがロックし
て動かなくなったりすることがない。例えば、7Kg/mm
程度の抵抗力を出して必要な抵抗感を容易に得ることが
できると同時に金属製回転シャフト8を回転した任意位
置にロックする機能も奏する。そして正常な回転動作が
保証でき、且つ、抵抗が一定で抵抗感の安定する。
【0029】また、樹脂製摩擦体5を軸受け本体4に組
み付ける作業の差し込み方式に変更することができ、こ
のようにした場合、組み立て費の軽減、より装置の小型
化が出来、軽くてしかも部品点数が少ないため、価格が
廉価で外観的にも優れている。
み付ける作業の差し込み方式に変更することができ、こ
のようにした場合、組み立て費の軽減、より装置の小型
化が出来、軽くてしかも部品点数が少ないため、価格が
廉価で外観的にも優れている。
【0030】一方、樹脂製摩擦体5と金属製回転シャフ
ト8の間によって必要な抵抗感を出すため、ナット34
により金属製回転シャフト8を強く締め付けるため、金
属製回転シャフト8が樹脂製摩擦体5の内面を強く圧迫
し、グリス溜まり溝21の開口縁を変形させようとす
る。しかし、グリス溜まり溝21の横断面形状は略V字
型であるため、その開口部が潰され難い形状であると共
に、開口部の縁が多少潰されたとしても開口部が閉塞し
てしまうまでの変形を起す事態を避けることができる。
また、グリス溜まり溝21の開口部の各角部22、つま
り各端縁部には小さなアール(R)形状を持たしてある
ため、より潰され難い形状になっている。
ト8の間によって必要な抵抗感を出すため、ナット34
により金属製回転シャフト8を強く締め付けるため、金
属製回転シャフト8が樹脂製摩擦体5の内面を強く圧迫
し、グリス溜まり溝21の開口縁を変形させようとす
る。しかし、グリス溜まり溝21の横断面形状は略V字
型であるため、その開口部が潰され難い形状であると共
に、開口部の縁が多少潰されたとしても開口部が閉塞し
てしまうまでの変形を起す事態を避けることができる。
また、グリス溜まり溝21の開口部の各角部22、つま
り各端縁部には小さなアール(R)形状を持たしてある
ため、より潰され難い形状になっている。
【0031】なお、このアール(R)形状の代わりに直
線的な形状で角を落とすように形成してもよい。また、
前記グリス溜まり溝21の横断面形状は底部が狭い典型
的なV字型形状ではなく、底辺に幅のあるいわゆる台形
型のV字形状であっても有効である。
線的な形状で角を落とすように形成してもよい。また、
前記グリス溜まり溝21の横断面形状は底部が狭い典型
的なV字型形状ではなく、底辺に幅のあるいわゆる台形
型のV字形状であっても有効である。
【0032】以上の如く、本実施形態のグリス溜まり溝
21にあっては、回転シャフトの圧迫力を受けてもその
開口部縁が押し潰され難い形状であると共に多少押し潰
されてもその開口部を塞がない形状のものである。
21にあっては、回転シャフトの圧迫力を受けてもその
開口部縁が押し潰され難い形状であると共に多少押し潰
されてもその開口部を塞がない形状のものである。
【0033】(第2の実施の形態)図5を参照して、本
発明の第2の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では前記グリス溜まり溝21の断面形状
を異ならせたものである。すなわち、図5に示すよう
に、グリス溜まり溝21の断面形状における開口部幅を
W、溝の深さをHとするとき、W>Hである形状とした
略長方形のものである。これ以外の構成は前述した第1
の実施の形態のものと同様である。
発明の第2の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では前記グリス溜まり溝21の断面形状
を異ならせたものである。すなわち、図5に示すよう
に、グリス溜まり溝21の断面形状における開口部幅を
W、溝の深さをHとするとき、W>Hである形状とした
略長方形のものである。これ以外の構成は前述した第1
の実施の形態のものと同様である。
【0034】この実施形態の構成によれば、樹脂製摩擦
体5の軸受け孔内面が回転シャフト8から圧迫力を受け
てグリス溜まり溝21の縁が変形してもそれによりグリ
ス溜まり溝21の開口部が塞いでしまう事態にはならな
い。つまり、本実施形態でのグリス溜まり溝21の横断
面形状は開口部を塞がない形状になっている。
体5の軸受け孔内面が回転シャフト8から圧迫力を受け
てグリス溜まり溝21の縁が変形してもそれによりグリ
ス溜まり溝21の開口部が塞いでしまう事態にはならな
い。つまり、本実施形態でのグリス溜まり溝21の横断
面形状は開口部を塞がない形状になっている。
【0035】(第3の実施の形態)図6を参照して、本
発明の第3の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の中心線Oに対して
斜めに角度を付けてグリス溜まり溝21を配設したもの
である。このように樹脂製摩擦体5の中心線Oに対して
斜めに角度を付けてグリス溜まり溝21を配置すると、
以下のような作用・効果を奏する。
発明の第3の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の中心線Oに対して
斜めに角度を付けてグリス溜まり溝21を配設したもの
である。このように樹脂製摩擦体5の中心線Oに対して
斜めに角度を付けてグリス溜まり溝21を配置すると、
以下のような作用・効果を奏する。
【0036】樹脂製摩擦体5は一般に成形技術により一
体に作られるが、この樹脂製摩擦体5内に金属製回転シ
ャフト8のテーパー周面を押し込むと、その押込み力が
中心線Oを通る放射線状の向きとなって樹脂製摩擦体5
を押し広げる向きの力となる。
体に作られるが、この樹脂製摩擦体5内に金属製回転シ
ャフト8のテーパー周面を押し込むと、その押込み力が
中心線Oを通る放射線状の向きとなって樹脂製摩擦体5
を押し広げる向きの力となる。
【0037】ここで図3に示す第1の実施形態のように
中心線Oに平行な方向に沿ってグリス溜まり溝21を付
けた場合にはそのグリス溜まり溝21の全長にわたり壁
部の厚みが薄くなる部分になり、その部分の強度が低下
する。強度が弱いグリス溜まり溝21が中心線Oに平行
な方向に沿って形成されるため、金属製回転シャフト8
を強く締め付けると、そのグリス溜まり溝21に沿って
樹脂製摩擦体5が割れる虞がある。
中心線Oに平行な方向に沿ってグリス溜まり溝21を付
けた場合にはそのグリス溜まり溝21の全長にわたり壁
部の厚みが薄くなる部分になり、その部分の強度が低下
する。強度が弱いグリス溜まり溝21が中心線Oに平行
な方向に沿って形成されるため、金属製回転シャフト8
を強く締め付けると、そのグリス溜まり溝21に沿って
樹脂製摩擦体5が割れる虞がある。
【0038】必要抵抗感が弱くてよい場合には第1の実
施形態の場合のように中心線Oに平行な方向に沿ってグ
リス溜まり溝21を配置したものでも構わない。
施形態の場合のように中心線Oに平行な方向に沿ってグ
リス溜まり溝21を配置したものでも構わない。
【0039】しかし、本実施形態の場合のように、樹脂
製摩擦体5の中心線Oに対して斜めの角度でグリス溜ま
り溝21を配置すると、放射線状に広がる向きの力がグ
リス溜まり溝21の一部の部分のみにしか掛からず、強
度が高まり、樹脂製摩擦体5が割れるという事が無い。
従って、本実施形態の場合は特に強い抵抗感を求める場
合に適する。
製摩擦体5の中心線Oに対して斜めの角度でグリス溜ま
り溝21を配置すると、放射線状に広がる向きの力がグ
リス溜まり溝21の一部の部分のみにしか掛からず、強
度が高まり、樹脂製摩擦体5が割れるという事が無い。
従って、本実施形態の場合は特に強い抵抗感を求める場
合に適する。
【0040】尚、前記理由により、樹脂製摩擦体5の中
心線Oに対するグリス溜まり溝21の傾斜角度としては
中心線Oに対して45°の角度に設定することが望まし
い。
心線Oに対するグリス溜まり溝21の傾斜角度としては
中心線Oに対して45°の角度に設定することが望まし
い。
【0041】本実施形態によれば、樹脂製摩擦体5を組
み立てた後、回転がロックしたり、樹脂製摩擦体5が割
れるということが無くなり、また、従来より簡単に組み
立てられ、トラブルが皆無で生産性の向上が図れる。
み立てた後、回転がロックしたり、樹脂製摩擦体5が割
れるということが無くなり、また、従来より簡単に組み
立てられ、トラブルが皆無で生産性の向上が図れる。
【0042】また、グリス溜まり溝21の本数を多くし
たり少なくする事により摩擦面積が変わる。このため、
グリス溜まり溝21の本数を変える事によって必要な抵
抗感を簡単に得る事が出来る。
たり少なくする事により摩擦面積が変わる。このため、
グリス溜まり溝21の本数を変える事によって必要な抵
抗感を簡単に得る事が出来る。
【0043】(第4の実施の形態)図7を参照して、本
発明の第4の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の軸受け孔内面に形
成したグリス溜まり溝21の数を8本とし、グリス溜ま
り溝21の長さを一つ置きにテーパー内面の小径部側を
短く形成したものである。これ以外の構成は前述した第
1の実施形態のものと同様である。
発明の第4の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の軸受け孔内面に形
成したグリス溜まり溝21の数を8本とし、グリス溜ま
り溝21の長さを一つ置きにテーパー内面の小径部側を
短く形成したものである。これ以外の構成は前述した第
1の実施形態のものと同様である。
【0044】本実施形態では樹脂製摩擦体5の軸受け孔
のテーパー内面全体にグリス溜まり溝21が極力均等に
配置され、グリス油の供給を均等に分散し、かつ樹脂製
摩擦体5の強度を全体的に均等にすることができる。
のテーパー内面全体にグリス溜まり溝21が極力均等に
配置され、グリス油の供給を均等に分散し、かつ樹脂製
摩擦体5の強度を全体的に均等にすることができる。
【0045】(第5の実施の形態)図8を参照して、本
発明の第5の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の軸受け孔内面に形
成したグリス溜まり溝21をいずれも短く形成し、分散
して配設したものである。これ以外の構成は前述した第
1の実施形態のものと同様である。
発明の第5の実施形態に係るヒンジ装置ついて説明す
る。本実施形態では樹脂製摩擦体5の軸受け孔内面に形
成したグリス溜まり溝21をいずれも短く形成し、分散
して配設したものである。これ以外の構成は前述した第
1の実施形態のものと同様である。
【0046】本実施形態の場合でも樹脂製摩擦体5の軸
受け孔のテーパー内面にグリス溜まり溝21が極力均等
に配置され、グリス油の供給を均等に分散し、樹脂製摩
擦体5の強度を全体的に均等にする。
受け孔のテーパー内面にグリス溜まり溝21が極力均等
に配置され、グリス油の供給を均等に分散し、樹脂製摩
擦体5の強度を全体的に均等にする。
【0047】尚、本発明は前述した各実施形態に限定さ
れるものではない。
れるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、樹
脂製摩擦体と金属製回転シャフトの間に生成されるべ
き、ロック防止用潤滑油膜の発生を妨げず、円滑な回転
動作を確保することができる。
脂製摩擦体と金属製回転シャフトの間に生成されるべ
き、ロック防止用潤滑油膜の発生を妨げず、円滑な回転
動作を確保することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置の軸
受け本体と金属製カラーの展開した斜視図である。
受け本体と金属製カラーの展開した斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置の樹
脂製摩擦体の縦断面図である。
脂製摩擦体の縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るヒンジ装置の金
属製回転シャフトと樹脂製摩擦体の組み立て状態の横断
面図である。
属製回転シャフトと樹脂製摩擦体の組み立て状態の横断
面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るヒンジ装置の金
属製回転シャフトと樹脂製摩擦体の組み立て状態の横断
面図である。
属製回転シャフトと樹脂製摩擦体の組み立て状態の横断
面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るヒンジ装置の樹
脂製摩擦体の縦断面図である。
脂製摩擦体の縦断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るヒンジ装置の樹
脂製摩擦体の縦断面図である。
脂製摩擦体の縦断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係るヒンジ装置の樹
脂製摩擦体の縦断面図である。
脂製摩擦体の縦断面図である。
【図9】従来のヒンジ装置の金属製回転シャフトと樹脂
製摩擦体の組み立て状態の横断面図である。
製摩擦体の組み立て状態の横断面図である。
【図10】従来のヒンジ装置の金属製回転シャフトと樹
脂製摩擦体の組み立て状態において金属製回転シャフト
で圧力でグリス溜まり溝が潰れた状態での横断面図であ
る。
脂製摩擦体の組み立て状態において金属製回転シャフト
で圧力でグリス溜まり溝が潰れた状態での横断面図であ
る。
O…中心線 1…上扉 2…パソコン本体 3…ヒンジ装置 4…本体 5…樹脂製摩擦体 6…保持部 7…脚部 8…金属製回転シャフト 9…金属製カラー 11…基端部 12…係止用切欠き部 13…係止用凸部 15…孔 16…内孔 17…基端部 18…平坦面 19…端部 21…溝 22…角部 25…テーパー外周面 26…裏面 27…先端部 31…本体損傷防止用ワッシャー 31.32…ワッシャー 32…回転防止用ワッシャー 34…ナット
Claims (5)
- 【請求項1】 樹脂製摩擦体のテーパー状の軸受け孔に
回転シャフトの同じくテーパー状の周面を圧入し、締付
け手段により樹脂製摩擦体の軸受け孔のテーパー状の内
面に回転シャフトのテーパー状周面を圧接させると共
に、前記樹脂製摩擦体における軸受け孔のテーパー状内
面には潤滑油溜まり溝を形成し、この潤滑油溜まり溝か
ら潤滑油を、軸受け孔の内面と回転シャフトの周面の間
に供給してその両面の間に潤滑油膜を作り、抵抗感を持
たせて回転シャフトを回動するようにした構造のヒンジ
装置において、 前記潤滑油溜まり溝の横断面形状は前記樹脂製摩擦体の
軸受け孔内面が回転シャフトの圧迫力を受けても潤滑油
溜まり溝の開口部が塞がない形状であることを特徴とす
るヒンジ装置。 - 【請求項2】 前記潤滑油溜まり溝の横断面形状がVの
字形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のヒ
ンジ装置。 - 【請求項3】 前記潤滑油溜まり溝の横断面形状はその
開口部幅をW、溝の深さをHとするとき、W>Hである
ことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。 - 【請求項4】 前記潤滑油溜まり溝の横断面形状はその
溝における開口部の縁が角落ち形状としたことを特徴と
する請求項2または請求項3に記載のヒンジ装置。 - 【請求項5】 前記潤滑油溜まり溝は細長く形成され、
前記樹脂製摩擦体の中心線に対して角度を付けて螺旋状
に配置したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求
項3または請求項4に記載のヒンジ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001258325A JP2002323034A (ja) | 2001-02-21 | 2001-08-28 | ヒンジ装置 |
| US10/079,070 US20020112319A1 (en) | 2001-02-21 | 2002-02-20 | Hinge |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001094312 | 2001-02-21 | ||
| JP2001-94312 | 2001-02-21 | ||
| JP2001258325A JP2002323034A (ja) | 2001-02-21 | 2001-08-28 | ヒンジ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002323034A true JP2002323034A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=26612456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001258325A Pending JP2002323034A (ja) | 2001-02-21 | 2001-08-28 | ヒンジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002323034A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007122798A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-01 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | すべり軸受 |
| US9169870B2 (en) | 2010-02-25 | 2015-10-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Gear system and image forming apparatus |
| CN116060252A (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-05 | 合肥海尔电冰箱有限公司 | 用于冰箱铰链轴的涂油设备及其控制方法 |
| JP2024169628A (ja) * | 2021-02-04 | 2024-12-05 | ナブテスコ株式会社 | 減速機 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001258325A patent/JP2002323034A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007122798A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-01 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | すべり軸受 |
| US8096709B2 (en) | 2006-03-29 | 2012-01-17 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Sliding bearing |
| US9169870B2 (en) | 2010-02-25 | 2015-10-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Gear system and image forming apparatus |
| JP2024169628A (ja) * | 2021-02-04 | 2024-12-05 | ナブテスコ株式会社 | 減速機 |
| JP7749087B2 (ja) | 2021-02-04 | 2025-10-03 | ナブテスコ株式会社 | 減速機 |
| CN116060252A (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-05 | 合肥海尔电冰箱有限公司 | 用于冰箱铰链轴的涂油设备及其控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |