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JP2002322450A - 粘着付与剤樹脂、及びその製造方法 - Google Patents

粘着付与剤樹脂、及びその製造方法

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Publication number
JP2002322450A
JP2002322450A JP2001128809A JP2001128809A JP2002322450A JP 2002322450 A JP2002322450 A JP 2002322450A JP 2001128809 A JP2001128809 A JP 2001128809A JP 2001128809 A JP2001128809 A JP 2001128809A JP 2002322450 A JP2002322450 A JP 2002322450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rosin
tackifier resin
aromatic unsaturated
resin
tackifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001128809A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Morimoto
康博 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harima Chemicals Inc
Original Assignee
Harima Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harima Chemicals Inc filed Critical Harima Chemicals Inc
Priority to JP2001128809A priority Critical patent/JP2002322450A/ja
Publication of JP2002322450A publication Critical patent/JP2002322450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な色調、重合性を具備し、粘着力、凝集
力、或はタック性などの粘着特性に優れた粘着付与剤樹
脂を新たに開発する。 【解決手段】 (A)C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類
と、(B)ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも一種を
アルコール類でエステル化したロジンエステル類とを、
或はさらに、(C)エチリデンノルボルネン、ジペンテ
ン、ジシクロペンタジエンなどの極性基のない環状ジオ
レフィン類とを重合して得られる粘着付与剤樹脂であ
る。上記(A)と(B)、さらには(C)を重合させるため、
例えば、(A)と(B)を単に混合しただけの樹脂に比べ
て、粘着力、タック性、保持力に偏りがなく、バランス
のとれた優れた接着特性を示す。また、(C)を追加重合
すると、対ポリオレフィン粘着特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着付与剤樹脂並び
にその製造方法に関し、金属、ポリオレフィン、ガラス
などの材質を問わずに、粘着力、凝集力、或はタック性
などの接着性能に優れたものを提供する。
【0002】
【発明の背景】一般に、溶剤型接着剤、ホットメルト接
着剤、又は感圧型接着剤には、接着性向上のために、ア
クリル系、天然ゴム系、SBR系、SIS系、EVA
系、ウレタン系又はCR系などの各種ベースポリマーに
粘着付与剤樹脂を添加している。上記粘着付与剤樹脂に
は石油系、ロジン系、或いはテルペン系などの各種樹脂
があり、これらの少なくとも一種以上を上記ベースポリ
マーに添加することにより、系の粘度を低下させ、可塑
化効果の付与による被着体への濡れを良くし、接着剤と
被着体との界面の結合力を高めて、粘着物性を改質して
いる。
【0003】ロジン系の粘着付与剤樹脂は、粘着性、ベ
ースポリマーとの相溶性に優れるために常用されている
が、その反面、粘着保持力が弱い傾向にあったり、耐候
性、熱安定性の面で他の粘着付与剤樹脂に及ばないなど
の問題がある。例えば、米国特許第4447354号公
報などに示すように、ロジンを不均化することで安定性
を改善することはできるが、石油系の粘着付与剤樹脂に
比べるとその改善はまだ充分とはいえず、粘着保持力に
ついても同様である。
【0004】一方、上記石油系の粘着付与剤樹脂である
芳香族系石油樹脂(C9系石油樹脂)は、ロジン系粘着付
与剤樹脂に比べて、耐光性、熱安定性に優れ、強い粘着
保持力を持っており、また、価格面でも天然物であるロ
ジンに比べて安価であるため、用途が広い。しかし、当
該石油樹脂はスチレン類で構成されているため、分子構
造が剛直で粘着性やタック性を生みにくく、接着剤のベ
ースポリマーとの相溶性も悪いなどの問題点がある。こ
のため、実際のアプリケーションではそれぞれの欠点を
補うために、上記ロジン系と石油系の両粘着付与剤樹脂
を併用するケースが多いのである。
【0005】
【従来の技術】このように、ロジン系と石油系の粘着付
与剤樹脂を併用した従来技術を挙げると、下記のものな
どがある。 (1)特開昭52−21048号公報(従来技術1) 脂肪族であるC5系の鎖状共役ジエン40〜90重量%
とC8〜C10のスチレン類60〜10重量%とを単量体
混合物をカチオン重合して得られる石油樹脂と、ロジン
類とを混合した粘着付与剤樹脂が開示されている。ロジ
ン類又は石油樹脂を夫々単独で使用した場合に比べて、
はるかに優れた接着性能と熱安定性を有するホットメル
ト接着剤が得られ(同公報第2頁右上欄参照)、酸変性又
はエステル変性の石油樹脂を使用すると、未変性の石油
樹脂を使用した場合に比較してベースポリマーとしての
エチレン系共重合体との相溶性が良くなること(同公報
第4頁左上欄参照)が記載されている。
【0006】(2)特開昭52−108489号公報(従
来技術2) C9以上の炭化水素を含む石油留分を高温、加圧下で熱
重合する際に、ロジン類などを添加して重合すると、生
成樹脂に極性基が導入されて樹脂の接着性が向上し、ゴ
ム粘着付与剤樹脂として好適であることが開示されてい
る(同公報の請求の範囲、及び第2頁右上欄参照)。
【0007】(3)特開昭53−6396号公報(従来技
術3) 沸点の異なる2種類のナフサ分解油とロジン類を触媒の
存在下で反応させた改質石油樹脂に、さらに無水マレイ
ン酸を反応させて変性樹脂を製造し、得られた変性樹脂
と油脂類を反応させた石油樹脂エマルションは接着剤な
どに用いられることが開示されている(同公報の実施例
4、及び第3頁右上欄参照)。
【0008】(4)特開平4−175324号公報(従来
技術4) ロジン類とアルデヒド類との付加物の存在下に、C5
やC9系からなる石油樹脂と多価アルコールを反応させ
たロジン変性石油樹脂が開示され(同公報の請求範囲、
及び実施例1〜3参照)、得られたロジン変性石油樹脂
をバインダーとして用いると、高速印刷適性に優れた平
版印刷インキなどを製造できることが記載されている
(同公報の第1頁右欄、及び発明の効果の項目参照)。
【0009】(5)特開平4−33905号公報(従来技
術5) インデンを含む原料油にロジン類を添加し、これらを酸
触媒で重合させてロジン変性インデン樹脂を製造し、さ
らに、このロジン変性インデン樹脂を水添した特定のイ
ンデン樹脂が開示されている(同公報の請求範囲、及び
第2頁左下欄〜右上欄参照)。
【0010】(6)特開昭55−90573号公報(従来
技術6) C9系石油樹脂にブタジエン、イソプレンなどの脂肪族
共役ジエン化合物をグラフト共重合したエラストマー用
粘着付与剤樹脂、或は、ロジンエステル類に上記脂肪族
共役ジエン化合物をグラフト共重合したエラストマー用
粘着付与剤樹脂が開示されている(同公報の第1表の実
施例3〜4、及び第2表の実施例7〜8参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術1のよう
に、ロジン系と石油系の両粘着付与剤樹脂を単に混合す
る手法では、ロジン類を適正な混合比率で用いないと接
着性能が低下したり、ベースポリマーとの相溶性が悪化
するなどの問題がある。上記従来技術2〜6はこれらの
問題点の改善を目的としたもので、各種の粘着付与剤樹
脂同士を混合するのではなく、ロジン類などと石油留分
を重合させることで、接着性能、ベースポリマーとの相
溶性の改善を試みた例である。
【0012】しかしながら、上記従来技術2の粘着付与
剤樹脂は、ロジン類を原料に用いるために色調が悪く、
低軟化点のものしか得られないため、利用範囲が狭い。
ロジン類を原料に使用した従来技術3〜4も基本的にこ
の色調悪化の恐れがある点で同じである。また、上記従
来技術5では、水添処理により淡色化することで問題を
改善させているが、その反面、水添処理には特殊な装置
が必要であるうえ、生産性が低下してしまうため、得ら
れた所定のロジン変性インデン樹脂は高価で汎用性に乏
しい。また、従来技術2〜5のように、ロジン類を原料
に用いると、モノマーとの共重合性が低くなり易い傾向
があり、反応収率の点でも問題がある。
【0013】これに対して、上記従来技術6では、ロジ
ン類ではなく、ロジンエステル類を使用してイソプレ
ン、ブタジエンなどの脂肪族系共役ジエン類との重合を
行っているが、この場合でも、いぜん重合性は改善され
ていないのが実状である(後述の比較例6の共重合率を
参照)。
【0014】本発明は、良好な色調、重合性を具備し、
粘着力、凝集力、或はタック性などの粘着特性に優れた
粘着付与剤樹脂を新たに開発することを技術的課題とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来技
術2〜6の中から、特に、ロジン類とC8〜C10芳香族
不飽和炭化水素類の重合反応を鋭意研究した結果、ロジ
ン類のカルボキシル基は、重合触媒の触媒毒として働い
て重合率を低下させ、或は、自身が脱カルボキシル化し
てロジン類の分解を誘発する可能性があるなどの知見を
得た。そこで、この知見に基づいて、ロジン類に替え
て、カルボキシル基をアルコールで中和したロジンエス
テル類をC8〜C10芳香族不飽和炭化水素類と反応させ
ると、より淡色で、重合性に優れ、ロジン系、石油樹脂
系それぞれの優れた接着性能等を兼備した粘着付与剤樹
脂が得られること、また、第三成分として極性基を有し
ない環状ジオレフィン類を重合させると、ポリオレフィ
ンに対する接着性能が顕著に改善されること、さらに
は、これらの重合反応を特殊な条件で行うことにより、
色調の淡色化、重合性を一層改善できることを見いだ
し、本発明を完成した。
【0016】即ち、本発明1は、(A)C8〜C10芳香族
不飽和炭化水素類と、(B)ロジン類及びロジン誘導体の
少なくとも一種をアルコール類でエステル化したロジン
エステル類を重合して得られる粘着付与剤樹脂である。
【0017】本発明2は、(A)C8〜C10芳香族不飽和
炭化水素類と、(B)ロジン類及びロジン誘導体の少なく
とも一種をアルコール類でエステル化したロジンエステ
ル類と、(C)極性基のない環状ジオレフィン類を重合し
て得られる粘着付与剤樹脂である。
【0018】本発明3は、上記本発明2において、環状
ジオレフィン類(C)が、エチリデンノルボルネン、エチ
リデンビシクロヘプテン、ビニルシクロヘプテン、テト
ラヒドロインデン、ビニルシクロヘキセン、シクロペン
タジエン、ジシクロペンタジエン、リモネン、ジペンテ
ン等であることを特徴とする粘着付与剤樹脂である。
【0019】本発明4は、上記本発明1〜3のいずれか
において、アルコール類が2〜4価アルコールであるこ
とを特徴とする粘着付与剤樹脂である。
【0020】本発明5は、上記本発明1〜4のいずれか
において、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)が、
9系石油留分を蒸留精製して得られた、全モノマー中
のビニルトルエン含有量が40〜80重量%であるビニ
ルトルエンリッチ留分であることを特徴とする粘着付与
剤樹脂である。
【0021】本発明6は、C8〜C10芳香族不飽和炭化
水素類(A)と、ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも
一種をアルコール類でエステル化したロジンエステル類
(B)とを重合して粘着付与剤樹脂を製造する方法におい
て、(A)/(B)=30〜95重量%/70〜5重量%の
割合で重合させることを特徴とする粘着付与剤樹脂の製
造方法である。
【0022】本発明7は、C8〜C10芳香族不飽和炭化
水素類(A)と、ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも
一種をアルコール類でエステル化したロジンエステル類
(B)と、極性基のない環状ジオレフィン類(C)とを重合
して粘着付与剤樹脂を製造する方法において、上記環状
ジオレフィン類(C)を1〜50重量%の割合で重合させ
ることを特徴とする粘着付与剤樹脂の製造方法である。
【0023】本発明8は、上記本発明6又は7におい
て、芳香族不飽和炭化水素類(A)とロジンエステル類
(B)とを、又は、当該(A)と(B)にさらに環状ジオレフ
ィン類(C)を加えて、窒素雰囲気下で重合することを特
徴とする粘着付与剤樹脂の製造方法である。
【0024】本発明9は、上記本発明6〜8のいずれか
において、ロジンエステル類(B)と酸触媒を溶解した溶
媒に、芳香族不飽和炭化水素類(A)を添加し、又は、さ
らに環状ジオレフィン類(C)を添加して、重合反応を行
うことを特徴とする粘着付与剤樹脂の製造方法である。
【0025】本発明10は、アクリル系、天然ゴム系、
SBR系、SIS系、EVA系、ウレタン系、CR系な
どのベースポリマーに、上記本発明1〜5のいずれかの
粘着付与剤樹脂を添加したことを特徴とする接着剤組成
物である。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、第一に、C8〜C10
香族不飽和炭化水素類とロジンエステル類とを重合して
得られる粘着付与剤樹脂であり、第二に、さらに第三成
分として極性基のない環状ジオレフィン類を重合した粘
着付与剤樹脂であり、第三に、これらの反応物を窒素雰
囲気下で重合する粘着付与剤樹脂の製造方法であり、第
四に、最初にロジンエステル類と酸触媒を溶媒に溶解
し、この溶媒に残りの反応物を添加して重合を行う粘着
付与剤樹脂の製造方法であり、第五に、これらの粘着付
与剤樹脂をアクリル系などのベースポリマーに添加した
接着剤組成物である。
【0027】上記(B)のロジンエステル類は、ロジン類
及びロジン誘導体の少なくとも一種をアルコール類でエ
ステル化したものを単用又は併用できる。上記ロジン類
は、アビエチン酸、パラストリン酸、ネオアビエチン
酸、ピマール酸、イソピマール酸、或いはデヒドロアビ
エチン酸などの樹脂酸を主成分とするトール油ロジン、
ガムロジン、ウッドロジンなどの未変性ロジンである。
上記ロジン誘導体は、不均化ロジン、重合ロジン、水素
化ロジン、又はその他の化学的に修飾されたロジン、或
は不飽和カルボン酸変性ロジン類などである。
【0028】上記ロジンエステル類は、ロジン類又はロ
ジン誘導体とアルコール類を公知のエステル化法により
製造したものである。上記エステル化反応では、ロジン
類又はロジン誘導体とアルコールの仕込み比率は、ロジ
ンのカルボキシル基当量に対するアルコールの水酸基当
量比率換算で、COOH/OH=1/0.2〜1.5程
度、反応温度は150〜300℃程度、反応時間は1〜
30時間程度などが夫々適当である。
【0029】エステル化に用いる上記アルコール類に
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、1,3ーブタンジオール、1,6ー
ヘキサンジオールなどの2価アルコール、グリセリンな
どの3価アルコール、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトールなどの4価アルコール、或は、トリエタ
ノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイソプロ
パノールアミン、N−イソブチルジエタノールアミン、
N−ノルマルブチルジエタノールアミンなどのアミノア
ルコールなどを単用又は併用できる。上記アルコール類
としては、本発明4に示すように、ロジン類又はロジン
誘導体との反応性、コスト面で2〜4価のアルコールが
優れており、また、これらの多価アルコールはロジン系
粘着付与剤樹脂として多く使用されているなどの実績も
ある。但し、上記アルコール類には1価アルコールも利
用可能であるが、エステル化反応収率が悪く、アルキル
鎖が分子中に組み込まれ、樹脂の粘着保持力などの接着
性能に悪影響を与える可能性があるため、本発明にはあ
まり適していない。4価を越える場合も利用は可能であ
るが、立体的障害に起因してエステル化効率が悪いだけ
でなく、未反応の水酸基が過剰に残って重合がうまくい
かない場合もある。
【0030】また、ロジンエステル類の軟化点を上げる
などの目的で、前述の不飽和カルボン酸変性ロジンをエ
ステル化した変性ロジンエステルを用いることができ
る。上記不飽和カルボン酸変性ロジンエステルは、具体
的には、ロジン類にアルコール類とα,β−不飽和カル
ボン酸類を順次、又は同時に反応させることにより得ら
れる。この順次反応させる方式では、最初にロジン類と
α,β−不飽和カルボン酸類を反応させて変性ロジンを
製造し、次にアルコール類を反応させるのである。その
際、α,βー不飽和カルボン酸類の仕込量は、ロジン類
1モル部に対してα,βー不飽和カルボン酸1モル部程
度以下が適当である。α,βー不飽和カルボン酸類は、
ロジン類の共役二重結合部位に付加して反応するため、
8〜C10芳香族不飽和炭化水素類との共重合性を損な
わない程度、又は粘着付与剤樹脂としてのベースポリマ
ーとの相溶性が悪化しない程度に、仕込量の調整が必要
な場合もある。上記α,β−不飽和カルボン酸類はα,β
−不飽和カルボン酸又はその酸無水物などであり、具体
的には、アクリル酸、メタアクリル酸、フマル酸、(無
水)マレイン酸、イタコン酸、(無水)シトラコン酸など
が挙げられる。
【0031】上記(A)のC8〜C10芳香族不飽和炭化水
素類とは、石油ナフサの熱分解で得られる重質油留分よ
りBTX抽出した沸点140〜240℃程度のモノマー
であり、炭素数8〜10を中心として、主に、炭素数9
のo−、m−、p−ビニルトルエン、α−、β−メチル
スチレン、インデンなどから構成されるものをいい、そ
の他の微量成分として、スチレン、メチルインデン、ジ
シクロペンタジエンなどが含まれているが、これら全て
の重合可能なモノマー濃度は全体の40〜60%程度で
ある。通常、上記C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類
(A)中にはビニルトルエンが20重量%程度存在する
が、本発明5は、これに精密蒸留を施してビニルトルエ
ン濃度を高めたものであり、ビニルトルエンリッチ留分
を用いると、本来の接着性能を損なうことなく、色調を
より淡色化した粘着付与剤樹脂を得ることができる。精
密蒸留の条件によっては、このビニルトルエン濃度をさ
らに高めることも可能であるが、コストなどの実用面を
考慮すると、40〜80重量%が妥当であり、好ましく
は50〜70重量%である。
【0032】上記本発明1の粘着付与剤樹脂は、上記C
8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)と上記ロジンエス
テル類(B)とを溶媒中にて、酸触媒の存在下で常温〜1
00℃の反応温度でカチオン重合することにより得ら
れ、芳香族石油樹脂の粘着保持力と、ロジン系樹脂の粘
着力及びタック性との両方の優れた特性を兼備できる。
各原料の添加量は、本発明6に示すように、C8〜C10
芳香族不飽和炭化水素類(A)/ロジンエステル類(B)=
30〜95重量%/70〜5重量%、好ましくは、50
〜90重量%/50〜10重量%である。上記酸触媒と
しては、BF3、AlCl3、ZnCl2、アルミナ、ゼ
オライトなどのフリーデルクラフト触媒が挙げられ、好
ましくはBF3であり、反応終了後にはアルカリにより
中和して除去する。また、溶媒としては重質系、芳香族
溶媒、ケトン系溶媒、エステル系溶媒などが用いられ
が、最も適しているのは芳香族系溶媒である。重質系溶
媒では、反応終了後に減圧蒸留にて生成物から除去し難
い問題があり、残りの溶媒では、触媒毒となったり、反
応中に重合した樹脂が溶解しきれずに析出してしまう問
題がある。
【0033】これら(A)と(B)の具体的な重合方法には
下記の方法1〜3などがあるが、重合の効率性の見地か
ら、重合方法3が好ましい(本発明9参照)。 (1)重合方法1:C8〜C10芳香族不飽和炭化水素原料
(A)にロジンエステル類(B)を溶解し、適当量の触媒を
添加しながら所定の温度で反応する方法。 (2)重合方法2:触媒を含んだ溶媒に、上記(A)と(B)
の溶解物を添加して重合を進める方法。 (3)重合方法3:触媒と上記(B)とを溶解させた溶媒に、
(A)を滴下して反応する方法。 また、本発明8に示すように、この重合反応を窒素雰囲
気中で行うと、重合物や原料が酸化されて着色された
り、酸素が反応阻害物質として働いて反応性を低下させ
るなどの弊害を防止できる。
【0034】本発明3は、上記(A)と(B)に、さらに極
性基を有しない環状ジオレフィン類(C)を新たに原料に
用いて重合した粘着付与剤樹脂であり、本発明1〜2の
粘着付与剤樹脂の特性を保持しつつ、被接着物のポリオ
レフィン接着性を向上することを主目的とする。上記極
性基を有しない環状ジオレフィン類(C)は、分子内に水
酸基、スルホン酸基、アミノ基などの極性基を有さず、
1個又は複数個のシクロ環と2個の二重結合を有する化
合物であり、具体的には、エチリデンノルボルネン、エ
チリデンビシクロヘプテン、ビニルシクロヘプテン、テ
トラヒドロインデン、ビニルシクロヘキセン、シクロペ
ンタジエン、ジシクロペンタジエン、リモネン、ジペン
テンなどを単用又は併用でき、エチリデンノルボルネ
ン、ジシクロペンタジエン、ジペンテンなどが好まし
い。
【0035】上記環状ジオレフィン類(C)は、本来、原
料のC8〜C10芳香族不飽和炭化水素類中に含まれる物
もあるが、本発明2〜3においては、別に抽出生成、若
しくは合成したこの環状ジオレフィン類を新たに添加し
て、(A)と(B)と(C)の3成分を単量体成分とした共重
合体である。従って、製造上はC8〜C10芳香族不飽和
炭化水素類(A)を上記環状ジオレフィン類(C)に全て置
き換えることも可能であるが、実用的には、本発明7に
示すように、上記(C)の添加量は1〜50重量%程度で
あり、コスト的な面も考慮すると、好ましくは5〜30
重量%である。上記(A)と(B)と(C)を重合する際の反
応手順としては、環状ジオレフィン類(C)をロジンエス
テル類(B)とではなくC8〜C10芳香族不飽和炭化水素
類(A)と混合し、これらの混合物をロジンエステル類
(B)と触媒が溶解した溶媒に添加するのが好ましい(本
発明9参照)。
【0036】本発明10に示すように、本発明1〜5の
粘着付与剤樹脂は、アクリル系、天然ゴム系、SBR
系、SIS系、EVA系、ウレタン系又はCR系などの
各種ベースポリマーに添加することにより、溶剤型、ホ
ットメルト型、感圧型などの各種接着剤組成物を構成す
る。例えば、アクリル系ポリマーに本発明1〜5の粘着
付与剤樹脂を添加した溶剤型感圧接着剤においては、ア
クリル系ポリマー100重量部に対する粘着付与剤樹脂
の添加割合は一般に1〜40重量部程度、好ましくは3
〜25重量部程度である。尚、各種接着剤組成物には、
必要に応じて、硬化剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、消泡
剤、酸化防止剤、造膜助剤、顔料、耐水化剤などを適宜
添加できることはいうまでもない。
【0037】
【作用】C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)とロジ
ンエステル類(B)とを酸触媒の存在下で反応させると、
互いの不飽和部分を介して共重合体となる。特に、ロジ
ン類はアビエチン酸を主成分とする各種樹脂酸の混合物
であり、アビエチン酸が有する共役二重結合は重合反応
の促進に大きく寄与する。この共重合物は、C9系石油
樹脂とロジン系樹脂を単に混合した冒述の従来技術1と
は異なり、1分子中に両粘着付与剤樹脂の成分が組み込
まれるために、ベースポリマーなどの条件に左右されず
に、ロジン系樹脂の粘着力並びにタック性と、C9系石
油樹脂の凝集力とを同時に発現させることができるもの
と推測される。
【0038】また、第三成分としてエチリデンノルボル
ネンなどの極性基を持たない環状ジオレフィン類(C)を
共重合物原料に用いると、非極性であるポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィンに対する親和性を
高め、接着性を改善させることができる。
【0039】上記(A)と(B)、又はさらに(C)を重合さ
せる場合、空気中で反応すると、重合物や原料が酸化さ
れて着色したり、酸素が反応阻害物質として働いて反応
性が低下するが、窒素雰囲気下で反応させると、これら
の悪影響を回避できる。また、上記重合反応ではBF3
などの酸触媒を用いるが、ロジン類のカルボキシル基は
これらの重合触媒の触媒毒として働き、重合率を低下さ
せたり、自身が脱カルボキシル化してロジンの分解を誘
発する可能性があるが、本発明では、カルボキシル基を
アルコールで封鎖したロジンエステル類を用いるため、
カルボキシル基の悪影響を回避できる。しかしながら、
一般に、上記ロジンエステル類(B)は反応性が低いた
め、ロジンエステル類同士では重合しにくいが、(A)の
石油留分は反応性が高いためにホモポリマーを作りやす
い傾向がある。従って、重合に際して触媒の入ったロジ
ンエステル類に(A)の石油留分を添加すると、上記(A)
同士のホモポリマー生成を抑えて、上記(A)と(B)の重
合が効率良く進行することが期待できる。
【0040】
【発明の効果】(1)後述の試験例に示すとおり、本発明
の粘着付与剤樹脂は、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素
類とロジンエステル類を重合させたものなので、溶剤
型、ホットメルト型、感圧型などの各種接着剤に適用し
た場合、冒述の従来技術1に準拠したC9系石油樹脂と
ロジン系樹脂の混合物、従来技術6に準拠したロジンエ
ステル類とイソプレンなどの共役ジエン類との共重合
体、或は、従来技術2〜5に準拠したC8〜C10芳香族
不飽和炭化水素類とロジン類との共重合体に比べて、粘
着力、タック性、凝集力に偏りがなく、全てにおいてバ
ランスのとれた優れた接着特性を発揮できる。また、ロ
ジン類に替えて、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類に
ロジンエステル類を重合させると、より淡色で、重合率
の高い粘着付与剤樹脂を製造することができる。従っ
て、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類にロジンエステ
ル類を重合させた本発明の粘着付与剤樹脂は、接着特
性、淡色化、高重合率の点で、石油樹脂とロジン類の単
なる混合物は勿論のこと、C8〜C10芳香族不飽和炭化
水素類とロジン類の共重合体、ロジンエステル類と共役
ジエンの共重合体に比べても、その優位性は明らかであ
る。
【0041】(2)本発明2では、第三成分として極性基
のない環状ジオレフィンを重合させるため、共重合化の
効果によってステンレス、ガラスなどに対する粘着力を
低下させないまま、エチリデンノルボルネンなどの所定
の環状ジオレフィン類の効果でポリオレフィン接着性を
顕著に改善することができる。
【0042】(3)本発明5では、C8〜C10芳香族不飽和
炭化水素類にビニルトルエンリッチ留分を使用するた
め、着色性共役ジオレフィン、窒素化合物、硫黄化合物
などの着色の原因となる不純物を除去できるため、粘着
付与剤樹脂の淡色化により有効に寄与できる。
【0043】(4)本発明9では、重合触媒とロジンエス
テル類(B)を溶解した溶媒中に、C8〜C10芳香族不飽
和炭化水素類(A)、或は、さらに環状ジオレフィン類
(C)を添加するため、(A)のホモポリマー生成を抑え
て、(A)と(B)の重合、さらには(C)の重合を効率良く
進行することができる。また、本発明8では、窒素雰囲
気中で上記(A)と(B)、さらには(C)を重合させるた
め、粘着付与剤樹脂を有効に淡色化できる。
【0044】
【実施例】以下、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類、
ロジンエステル類の製造例、これらを用いた粘着付与剤
樹脂の製造実施例、当該粘着付与剤樹脂を用いた接着剤
の接着性能評価の試験例などを順次説明する。また、以
下の実施例、試験例などの「部」、「%」は特に指定し
ない限り、重量基準である。尚、本発明は下記の実施
例、試験例などに拘束されるものではなく、本発明の技
術的思想の範囲内で任意の変形をなし得ることは勿論で
ある。
【0045】《C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類の製
造例》石油ナフサを分解して得られたC6〜C11の重質
油系石油留分を抽出し、蒸留処理することにより、C8
〜C10芳香族不飽和炭化水素類であるC9系石油留分を
得た。次いで、その原料を精密蒸留することにより、全
モノマー中65%がビニルトルエンであるモノマー濃度
70%のビニルトルエンリッチ留分を得た。
【0046】《ロジンエステル類の製造例》 (1)製造例1 攪拌機、温度計を具備した2000mlの四つ口フラス
コ内で、トール油ロジン(酸価170、色数(USDA)WW
級)1000部を窒素雰囲気下にて溶融させ、180℃
でグリセリン93部を加え、270℃まで5時間かけて
昇温した後、そのままの温度で6時間反応させて、酸価
20、軟化点℃85℃、色調(ガードナー)6のロジング
リセリンエステルを得た。
【0047】(2)製造例2 上記製造例1を基本として、フラスコ内で溶融したトー
ル油ロジン1000部に無水マレイン酸2部を200℃
で0.5時間反応させ、次に、グリセリン105部を加
えて270℃まで5時間かけて昇温した後、そのままの
温度で2時間反応させて、酸価16、軟化点94℃、色
調(ガードナー)6の無水マレイン酸変性ロジングリセリ
ンエステルを得た。
【0048】(3)製造例3 上記製造例1を基本として、トール油ロジン900部、
重合ロジン(酸価140、色数(USDA)WW級)100部、
グリセリン91部を用いて270℃まで昇温して、その
ままの温度で5時間反応させて、酸価19、軟化点95
℃、色数(ガードナー)6.5のロジンと重合ロジンのグ
リセリンエステルを得た。
【0049】《粘着付与剤樹脂の製造実施例》そこで、
上記C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類とロジンエステ
ル類とを重合させて、各種の粘着付与剤樹脂を製造し
た。下記の製造実施例1〜9のうち、実施例1は窒素雰
囲気中で精密蒸留を施していない通常のC9系石油留分
とロジングリセリンエステルとを重合反応させた例、実
施例2は実施例1の通常のC9系石油留分に替えて前記
製造例で得られたビニルトルエンリッチ留分を使用した
例、実施例3は実施例1にさらに第三成分としてエチリ
デンノルボルネンを重合反応させた例、実施例4は実施
例2にさらに第三成分としてエチリデンノルボルネンを
重合反応させた例、実施例5は実施例4の第三成分をジ
シクロペンタジエンに代替した例、実施例6は実施例2
のロジングリセリンエステルを前記製造例2の無水マレ
イン酸変性ロジンエステルに代替した例、実施例7は実
施例2のロジングリセリンエステルを前記製造例3のロ
ジンと重合ロジンのグリセリンエステルに代替した例、
実施例8は窒素を使用せずにビニルトルエンリッチ留分
とロジングリセリンエステルとを重合反応させた例、実
施例9は実施例2とは異なる反応手順でビニルトルエン
リッチ留分とロジングリセリンエステルとを重合させた
例である。
【0050】また、製造比較例1〜7のうち、比較例1
は粘着付与剤樹脂として通常の上記C9系石油樹脂のみ
を使用した例、比較例2は同様に上記ロジングリセリン
エステルのみを使用した例、比較例3〜4は共に冒述の
従来技術1に準拠してC9系石油樹脂とロジングリセリ
ンエステルとを単に混合した例、比較例5は冒述の従来
技術2〜5に準拠してC9系石油留分とロジン類とを重
合させた例、比較例6は冒述の従来技術6に準拠してロ
ジンエステル類と共役ジエンとを重合させた例である。
【0051】(1)実施例1 攪拌機、温度計、窒素導入管、冷却管を具備した100
0mlの四つ口フラスコにトリメチルベンゼン300部
を満たした後、前記製造例1のロジングリセリンエステ
ル60部を窒素雰囲気中にて50℃に加温しながら溶解
させ、フリーデルクラフト触媒として三弗化ホウ素フェ
ノール錯体1.65部を添加した。次に、トリメチルベ
ンゼンにてモノマー量を50%に調整したC9系石油留
分300部を100部/時間のスピードで上記フラスコ
に滴下して、撹拌状態にあるロジンエステル溶液に添加
した。滴下終了後、50℃の温度のままで1時間反応さ
せて熟成した。次いで、アルカリを適当量添加して酸触
媒を中和し、濾過除去した後、反応物を220℃まで昇
温、減圧蒸留することにより、溶媒、未反応不飽和石油
留分を除去して、目的の粘着付与剤樹脂を得た。
【0052】(2)実施例2 上記実施例1を基本としたもので、C9系石油留分の代
わりにモノマー量50%に調整した前記製造例のビニル
トルエンリッチ留分を用いた以外は、上記実施例1と同
様の条件で反応させて粘着付与剤樹脂を得た。
【0053】(3)実施例3 上記実施例1を基本としたもので、モノマー量50%の
9系石油留分240部と、同じくトリメチルベンゼン
で調整したモノマー量50%のエチリデンノルボルネン
60部との混合物をフラスコ内に滴下した以外は、上記
実施例1と同様の条件で反応させて粘着付与剤樹脂を得
た。
【0054】(4)実施例4 上記実施例3を基本としたもので、C9系石油留分の代
わりに前記製造例のビニルトルエンリッチ留分を用いた
以外は、上記実施例3と同様の条件で反応させて粘着付
与剤樹脂を得た。
【0055】(5)実施例5 上記実施例4を基本としたもので、エチリデンノルボル
ネンの代わりにジシクロペンタジエン30部を用いた以
外は、上記実施例4と同様の条件で反応させて粘着付与
剤樹脂を得た。
【0056】(6)実施例6 上記実施例2を基本としたもので、ロジングリセリンエ
ステルの代わりに前記製造例2で得られた無水マレイン
酸変性ロジングリセリンエステル60部を用いた以外
は、上記実施例2と同様の条件で反応させて粘着付与剤
樹脂を得た。
【0057】(7)実施例7 上記製造例2を基本としたもので、ロジングリセリンエ
ステルの代わりに前記製造例3で得られたロジンと重合
ロジンのグリセリンエステル60部を用いた以外は、上
記実施例2と同様の条件で反応させて粘着付与剤樹脂を
得た。
【0058】(8)実施例8 上記製造例2を基本としたもので、窒素を使用せずに重
合を行った以外は、上記実施例2と同様の条件により粘
着付与剤樹脂を得た。
【0059】(9)実施例9 攪拌機、温度計、窒素導入管、冷却管を具備した100
0mlの四つ口フラスコにトリメチルベンゼン300部
を満たした後、フリーデルクラフト触媒として三弗化ホ
ウ素フェノール錯体1.65部を添加した。次に、トリ
メチルベンゼンにてモノマー量を50%に調整した前記
製造例のビニルトルエンリッチ留分300部にロジング
リセリンエステル60部を溶解させ、120部/時間の
スピードでフラスコ内に滴下して、攪拌状態にある溶媒
に添加した。滴下終了後、50℃の温度のままで1時間
反応させ熟成した。次いで、アルカリを適当量添加して
酸触媒を中和し、濾過除去した後、反応物を220℃ま
で昇温、減圧蒸留することにより、溶媒、未反応不飽和
石油留分を除去して、粘着付与剤樹脂を得た。
【0060】(10)比較例1 市販のC9系石油樹脂(ネオポリマーS、日本石油化学社
製、軟化点:95℃)を粘着付与剤樹脂としてそのまま
使用した。
【0061】(11)比較例2 市販のロジングリセリンエステル(ハリエスターDS−
90、ハリマ化成社製、軟化点93℃)を粘着付与剤樹
脂としてそのまま使用した。
【0062】(12)比較例3 従来技術1に準拠して、上記C9系石油樹脂とロジング
リセリンエステルとを反応させることなく、C9系石油
樹脂/ロジングリセリンエステル=10/5の重量部比
率で、そのまま混合して粘着付与剤樹脂として使用した
ものである。
【0063】(13)比較例4 上記比較例3と同様に、C9系石油樹脂とロジングリセ
リンエステルとの混合物を粘着付与剤樹脂に使用したも
のであり、C9系石油樹脂/ロジングリセリンエステル
=7.5/7.5の重量部比率で混合した。
【0064】(14)比較例5 従来技術2〜5に準拠して、上記実施例で用いたC9
石油留分とロジン類とを重合させた粘着付与剤樹脂であ
る。即ち、前記実施例2を基本として、ロジンエステル
の代わりにWW級トール油ロジン60部を用いた以外
は、上記実施例2と同様の条件により粘着付与剤樹脂を
得た。
【0065】(15)比較例6 従来技術6に準拠して、ロジンエステル類と共役ジエン
を重合させた粘着付与剤樹脂である。即ち、前記実施例
2を基本としながら、同実施例2と同じ条件で、ビニル
トルエンリッチ留分の代わりに、トリメチルベンゼンに
てモノマー量を50%に調整したイソプレン300部を
100部/時間のスピードでフラスコ内に滴下して、撹
拌状態にあるロジンエステル溶液に添加した。滴下終了
後、30℃で2時間反応し、次に、50℃まで昇温させ
て1時間保持して熟成させた。次いで、アルカリを適当
量添加して酸触媒を中和し、濾過除去した後、反応物を
220℃まで昇温、減圧蒸留することにより、溶媒、未
反応のイソプレンを除去して、粘着付与剤樹脂を得た。
【0066】《粘着付与剤樹脂の性状試験例》そこで、
上記実施例1〜9、比較例5〜6で得られた各粘着付与
剤樹脂の恒数、重合率を測定し、図1にまとめた。上記
重合率とは、C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)と
ロジンエステル類(B)、又は環状ジオレフィン類(C)と
が共重合した際の反応率を示す。基本的に、アビエチン
酸タイプ(アビエチン酸、ネオアビエチン酸、パラスト
リン酸)のロジン酸は分子中に共役二重結合を有し、そ
の共役二重結合を介して芳香族不飽和炭化水素類(A)な
どと共重合していると推測されるため、粘着付与剤樹脂
中のアビエチン酸タイプのロジン酸消費量を測定すれ
ば、その消費量から重合率を導き出せる。このため、上
記重合率の分析は、共重合により消費されるロジン成分
中のアビエチン酸タイプのロジン酸量を測定して行っ
た。具体的には、実施例並びに比較例の各粘着付与剤樹
脂をアルカリで加水分解することで、重合物中に含まれ
るロジンエステルからロジン酸を分離できるので、この
アビエチン酸タイプのロジン酸量をガスクロマトグラフ
ィーで測定して、下記の式から重合率(%)を算出した。 重合率(%)={(P−Q)/P}×100 P:原料ロジンエステル中のアビエチン酸量 Q:粘着付与剤樹脂中のアビエチン酸量
【0067】図1によると、先ず、実施例2、6、7と
比較例5との比較において、ロジンエステル類を用いた
場合には、重合率、色数の面でロジン類よりも優れてい
ることが判明した。前述したように、ロジンのカルボキ
シル基は、重合触媒BF3の触媒毒として働いて重合率
を低下させたり、自身が脱カルボキシル化してロジンの
分解を誘発する恐れがあるが、ロジンエステル類を用い
た実施例2、6、7では、これらの悪影響を回避して、
粘着付与剤樹脂の淡色化、重合率を促進したものと思わ
れ、ロジン類に替えてロジンエステル類を重合させるこ
との顕著な優位性が明らかになった。また、実施例2、
4〜7と実施例1、3とを対比すると、ビニルトルエン
リッチ留分で製造した粘着付与剤樹脂は、精密蒸留して
いない通常のC9系石油留分で製造した樹脂に比べて、
色数が3段階淡色になっていた。着色の原因となる不純
物、例えば、着色性共役ジオレフィン、窒素化合物、硫
黄化合物などを精密蒸留段階で除去することにより、重
合物の色数を大幅に淡色化できたものと思われる。さら
に、実施例2と8を対比すると、窒素雰囲気中で反応し
た場合には、窒素を使用しない場合に比べて、粘着付与
剤樹脂の色数が4段階淡色になり、共重合率が14%ほ
ど高くなっていた。これも、前述したように、空気中で
反応すると、重合物や原料が酸化されて着色したり、酸
素が反応阻害物質として働いて反応性が低下するが、窒
素雰囲気下で反応することでこれら悪影響を回避できた
ものと思われる。一方、ロジンエステル類の種類を変化
させた場合を対比すると、無水マレイン酸変性ロジンの
グリセリンエステルを使用した実施例6やロジンと重合
ロジンのグリセリンエステルを使用した実施例7では、
ロジングリセリンエステルを使用した実施例2に比べ
て、粘着付与剤樹脂の軟化点が20℃ほど高くなってい
た。従って、使用するロジンエステルの軟化点を制御す
れば、粘着付与剤樹脂の軟化点も目的に応じたものに調
整できることが判った。他方、反応手順の異なる実施例
2と9を対比すると、先にロジンエステル類と触媒を溶
解した溶媒中に、後でビニルトルエンリッチ留分を添加
した実施例2は、ビニルトルエンリッチ留分とロジンエ
ステル類を同時に溶媒中に添加した実施例9より、重合
率が高いことが分かった。一般に、ロジンエステル類は
反応性が低いが、C9系石油留分は反応性が高いために
ホモポリマーを作り易い傾向があるため、触媒の入った
ロジンエステル類に石油留分を添加することで、石油留
分のホモポリマー生成を抑えて、重合率が増したものと
思われる。
【0068】《溶剤型アクリル系感圧接着剤の製造例》
そこで、上記製造例1〜9及び比較例1〜6の各粘着付
与剤樹脂をアクリル系ポリマーに添加して感圧接着剤を
調製し、後述の通り、この感圧接着剤の常態でのSU
S、ポリエチレン、ポリプロピレン、ガラスに対する粘
着力、SUSに対する粘着保持力、並びにタック性の接
着性能評価試験を行った。
【0069】即ち、温度計、攪拌機、窒素導入管、冷却
管を具備した3Lのガラス製反応容器中に、重合用の単
量体成分としてアクリル酸n−ブチル800部、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル200部、アクリル酸40部、
溶剤としてトルエン600部及び酢酸エチル600部を
仕込み、さらに重合開始剤としてベンゾイルパーオキシ
ド3部を添加し、窒素ガスを吹き込みながら攪拌して、
系内の空気を窒素に置換した後、加熱して75℃に昇温
した。75℃にて8時間重合反応を行い、アクリル系共
重合体の溶液を得た。このアクリル系共重合体溶液の不
揮発分は45.9%、粘度は9300mPa・s/25
℃であった。次いで、上記アクリル系共重合体溶液10
0部に対して、実施例1〜9並びに比較例1〜6の各粘
着付与剤樹脂を15部、硬化剤としてトリレンジイソシ
アネートとトリメチロールプロパンとの付加体の45%
酢酸エチル溶液を1部添加することにより、溶剤型アク
リル系感圧接着剤を製造した。尚、粘着付与剤樹脂を添
加しないで、上記アクリル系共重合体溶液のみで調製し
た感圧接着剤を比較例7とした。
【0070】《感圧接着剤の接着性能評価試験例》そこ
で、上記実施例1〜9並びに比較例1〜7の各感圧接着
剤の溶液を厚さ25μmのポリエステルフィルム(ルミ
ラーフィルム:東レ社製)に、乾燥後の塗膜の厚さが4
0μmになるようにアプリケーターで塗工し、80℃の
熱風乾燥器で3分間乾燥させることにより、感圧接着剤
の性能評価用フィルムを得て、これを試験片とした。次
いで、ベースポリマーと硬化剤の反応を促進させる見地
から、上記試験片を温度25℃、相対湿度65%の恒温
恒湿室に7日間保管して、性能評価試験に供した。
【0071】各種性能評価方法は下記の通りである。 (1)粘着力 JISZ−0237及びZ−1528に準拠して、被着
体としてステンレス板(SUS304を280版研磨紙
で研磨して表面加工したもの)、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ガラス板それぞれを用いて、180度方向に
300mm/分の速度で剥離した場合の剥離強度(単
位:gf/25mm)を測定した。尚、測定雰囲気は温
度23℃、相対湿度50%の常態に設定した。
【0072】(2)粘着保持力 JISZ−0237及びZ−1528に準拠して、被着
体としてステンレス板(SUS304を280版研磨紙
で研磨して表面加工したもの)を用いて、これに25×
25mmの上記試験片を張り付け、重力方向に1kgの
荷重をかけたまま、40℃、60℃、80℃の各温度で
1時間荷重をかけた後のずれ幅(cm)を測定した。
【0073】(3)タック性 JISZ−0237及びZ−1528に準拠して、傾斜
角度30度の斜面上に上記各試験片を固定し、試験片上
に1/32(鋼球No.1)〜32/32(鋼球No.32)
インチの鋼球を転がし、粘着面上で停止する最大鋼球の
番号を、温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下で測定
した。尚、当該試験では、鋼球番号が大きい方が定温性
に優れると判断できる。
【0074】図2〜図3はその試験結果を示す。C8
10芳香族不飽和炭化水素類(以下、C9系石油留分とい
う)とロジンエステル類との共重合体、或はさらに所定
の環状ジオレフィン類との共重合体を粘着付与剤樹脂と
する実施例1〜9では、粘着力、タック性、保持力に偏
りがなく、全てにおいてバランスのとれた優れた接着特
性を示すことが判った。これに対して、C9系石油樹脂
のみの比較例1では、粘着保持力は良好であったが、粘
着力やタック性が劣っており、逆に、ロジンエステル類
のみの比較例2では、粘着力やタック性は良好であった
が、粘着保持力が劣っていた。また、冒述の従来技術2
に準拠してC9系石油樹脂とロジンエステル類を単に混
合した比較例3〜4では、高温での粘着保持力やタック
性が低く、粘着力、タック性、粘着保持力に偏りが見ら
れた。C9系石油留分とロジン類を重合した比較例5で
は、粘着力(特に、ポリオレフィンに対する粘着力)や粘
着保持力が劣り、ロジンエステル類とイソプレンを重合
した比較例6でも、同様に粘着力や粘着保持力が低かっ
た。
【0075】実施例1〜9の粘着付与剤樹脂を用いた場
合をさらに詳しく分析すると、エチリデンノルボルネン
やジシクロペンタジエンの極性基のない環状ジオレフィ
ン類を第三成分として重合させた実施例3〜5は、この
第三成分のない他の実施例に比べて、特に、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンに対する粘着力が顕著に増大してい
ることが明らかになった。ちなみに、その粘着力の高さ
は比較例1〜7には見られないレベルであった。また、
窒素雰囲気中で重合を行った実施例、或は、ロジンエス
テル類と触媒を溶解した溶媒中に、後でC9系石油留
分、或はさらに環状ジオレフィン類を添加した実施例で
は、それ以外の実施例に比べて、高温での粘着保持力や
タック性が改善される傾向を示した。以上のことから、
9系石油留分とロジンエステル類を、さらには環状ジ
オレフィン類を重合させた本発明の粘着付与剤樹脂は、
既存の粘着付与剤樹脂を混合しただけのアプリケーショ
ンや冒述の従来技術に準拠した粘着付与剤樹脂には見ら
れないバランスのとれた優れた接着特性を示すことが判
明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜9及び比較例5〜6の各粘着付与剤
樹脂の性状試験結果を示す図表である。
【図2】実施例1〜9及び比較例1〜7の各粘着付与剤
樹脂を用いた、或は用いないアクリル系感圧接着剤の粘
着力の試験結果を示す図表である。
【図3】実施例1〜9及び比較例1〜7の各粘着付与剤
樹脂を用いた、或は用いないアクリル系感圧接着剤の粘
着保持力、タック性の試験結果を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 201/00 C09J 201/00 Fターム(参考) 4J040 BA201 BA202 CA011 CA081 CA151 DA051 DB051 DF031 DK021 DK022 DM011 DN031 DN032 EF001 JB09 KA26 LA06 QA01 4J100 AR15R AR17R AR22R AS15R AU03P AU10R AU16Q AU21R CA04 CA05 JA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類
    と、 (B)ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも一種をアル
    コール類でエステル化したロジンエステル類を重合して
    得られる粘着付与剤樹脂。
  2. 【請求項2】 (A)C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類
    と、 (B)ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも一種をアル
    コール類でエステル化したロジンエステル類と、 (C)極性基のない環状ジオレフィン類を重合して得られ
    る粘着付与剤樹脂。
  3. 【請求項3】 環状ジオレフィン類(C)が、エチリデン
    ノルボルネン、エチリデンビシクロヘプテン、ビニルシ
    クロヘプテン、テトラヒドロインデン、ビニルシクロヘ
    キセン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン、
    リモネン、ジペンテンなどであることを特徴とする請求
    項2に記載の粘着付与剤樹脂。
  4. 【請求項4】 アルコール類が2〜4価アルコールであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の粘着付与剤樹脂。
  5. 【請求項5】 C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)
    が、C9系石油留分を蒸留精製して得られた、全モノマ
    ー中のビニルトルエン含有量が40〜80重量%である
    ビニルトルエンリッチ留分であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の粘着付与剤樹脂。
  6. 【請求項6】 C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)
    と、ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも一種をアル
    コール類でエステル化したロジンエステル類(B)とを重
    合して粘着付与剤樹脂を製造する方法において、 (A)/(B)=30〜95重量%/70〜5重量%の割合
    で重合させることを特徴とする粘着付与剤樹脂の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 C8〜C10芳香族不飽和炭化水素類(A)
    と、ロジン類及びロジン誘導体の少なくとも一種をアル
    コール類でエステル化したロジンエステル類(B)と、極
    性基のない環状ジオレフィン類(C)とを重合して粘着付
    与剤樹脂を製造する方法において、 上記環状ジオレフィン類(C)を1〜50重量%の割合で
    重合させることを特徴とする粘着付与剤樹脂の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 芳香族不飽和炭化水素類(A)とロジンエ
    ステル類(B)とを、又は、当該(A)と(B)にさらに環状
    ジオレフィン類(C)を加えて、窒素雰囲気下で重合する
    ことを特徴とする請求項6又7に記載の粘着付与剤樹脂
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 ロジンエステル類(B)と酸触媒を溶解し
    た溶媒に、芳香族不飽和炭化水素類(A)を添加し、又
    は、さらに環状ジオレフィン類(C)を添加して、重合反
    応を行うことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項
    に記載の粘着付与剤樹脂の製造方法。
  10. 【請求項10】 アクリル系、天然ゴム系、SBR系、
    SIS系、EVA系、ウレタン系、CR系などのベース
    ポリマーに、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粘着
    付与剤樹脂を添加したことを特徴とする接着剤組成物。
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