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JP2002322440A - 接合用テープ及び支持体接合方法並びに支持体塗布方法 - Google Patents

接合用テープ及び支持体接合方法並びに支持体塗布方法

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Publication number
JP2002322440A
JP2002322440A JP2001125350A JP2001125350A JP2002322440A JP 2002322440 A JP2002322440 A JP 2002322440A JP 2001125350 A JP2001125350 A JP 2001125350A JP 2001125350 A JP2001125350 A JP 2001125350A JP 2002322440 A JP2002322440 A JP 2002322440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
tape
web
adhesive tape
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001125350A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Naruse
康人 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001125350A priority Critical patent/JP2002322440A/ja
Publication of JP2002322440A publication Critical patent/JP2002322440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着テープ端部から接着剤のはみ出しを防止
する。 【解決手段】 PETフイルム41の片面側に、フイル
ムエッジから2mm内側に約10μmの厚みの凹部41
aを形成する。この凹部41aにアクリル型接着剤42
を塗布して接着テープ43を構成する。2枚のウェブ7
0,71を接着テープ43で接合し、長尺化して各種塗
布を行なっても、凹部41aによって接着剤42が保持
され接着剤のはみ出しがなくなり、塗布面への異物付着
等がなくなる。また、接着剤42と塗布液の接触による
接合強度の低下を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体を接合する
接合用テープ及びこの接合テープを使用した支持体の接
合方法、並びに接合された支持体への塗布方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】接着テープは、プラスチックフイルム,
紙,あるいは薄い金属箔,これら積層体シートまたはこ
れら材料より成る帯状可撓性支持体(以下、ウェブとい
う)の接合用テープとして用いられている。接着テープ
はテープ基材に接着剤を直接に塗布したものか、ごく薄
い紙等の両面に接着剤を塗布したものをテープ基材に貼
り付けたものが用いられる。接着テープのテープ基材に
は、各種の紙,各種のプラスチックフイルム,アルミ等
の金属箔,あるいはこれらの積層体、更には、紙,プラ
スチックフイルム等に各種金属,金属酸化物などを各種
方法で薄くコーディングしたもの等が用いられている。
【0003】また、従来の光学フイルムの製造では、ウ
ェブに塗布液を塗布する時には、ウェブのロスを少なく
するためにできるだけ長いウェブを使用していた。そこ
で、ウェブ同士を接合して長いウェブを作成し、一度に
連続塗布する方法が採用されている。ウェブの接合は、
図10(a)に示すように、ウェブ10,11の端面が
重ならないようにして、ウェブの表裏の両面から接着テ
ープ12を貼り付けている。また、その接着テープ12
は、図10(b)に示すようにウェブの幅方向に渡って
貼り付けられている。また、他の方法として、図11に
示すようにウェブ10,11の端面に交差するように複
数の接着テープ13が貼り付けたものもある。さらに、
図12に示すように、2枚のウェブ14,15の端部を
重ね合わせて接着テープ16を貼り付ける方法もある。
【0004】いずれの方法でウェブを接着テープで接合
しても、その接合部で塗布液の塗布ムラ,スジ,あるい
は局部的な厚ぬり,薄塗り等の塗布異常が発生し易い問
題があった。このため、接合部を有するウェブを塗布す
る時は、前記塗布異常によるロスを低減する方法が必要
であった。例えば、特開昭58−88074号公報に
は、接合部が塗布される直前に、塗布ヘッドを塗布位置
から離脱し、接合部が通過した後に、元の位置に戻す方
法が開示されている。また、特許2,632,265号
公報には、接合部に黒色層を設け、表面電位を0.5〜
2.0kVに荷電させる方法が開示されている。これら
の方法によれば、接着テープによるウェブと接合部にお
ける塗布液の濡れ性の変化に伴う各種の塗布異常を軽減
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法によっても接着テープからの接着剤のはみ出しによる
故障を軽減することができないという問題がある。図1
3は、エキストルージョンコータ法による塗布装置であ
る。送り出し装置20から送り出されたウェブ21は、
各ローラ22,23によって、エキストルージョンコー
タ24まで搬送される。エキストルージョンコータ24
では、バックアップローラ25で支持されたウェブ21
に塗布液が塗布される。次に、ウェブ21は、ローラ2
6により乾燥機27内を送られ、乾燥される。乾燥後の
ウェブ21は、パスローラ28,29によって搬送さ
れ、巻き取り機30に巻き取られる。
【0006】塗布装置には、ウェブに接する面により、
2種類のローラが組み合わされて設けられている。それ
らは、ウェブの塗布面と接するローラ(以下、塗布面側
ローラ22という)と、塗布されない面と接するローラ
(以下、反対面側ローラ23という)である。またパス
ローラ28,29も、同様に塗布面側ローラ28と反対
面側ローラ29が組み合わさっている。
【0007】これらのローラによってウェブが搬送され
る時に、接着剤のはみ出しの問題が生じる。接着テープ
を塗布面側に貼り付けウェブ21を接合した場合、塗布
面側ローラ22により、ウェブ21を接合している接着
テープがしごかれ、接着テープの端部より接着剤がはみ
だす現象が生じる。このはみ出した微量の接着剤がロー
ラを汚し、後続のウェブ21に転写する。これが、ウェ
ブ21に塗布液を塗布した際に、塗布面異常を発生させ
る原因となる。また、ウェブ21が乾燥機27から送り
出されてきた後に、パスローラの塗布面側ローラ28に
よっても同様な問題が起こり、塗布面に後から異物付着
等の故障を引き起こす。この問題は、接着テープを塗布
面と反対側の面に使用してウェブ21を接合した場合で
あっても生じる。すなわち接着テープは、反対面側ロー
ラ23,29によりしごき作用を受けてローラを汚し、
後続のウェブに転写する。またウェブを巻き取った際に
塗布面側に転写し、異物付きの故障等を引き起こす。塗
布装置には、塗布面側ローラ22,28と反対面側ロー
ラ23,29が組み合わされているため、接着剤のはみ
出しの問題は、接着テープによってウェブを接合した時
には避けられない問題であった。
【0008】また、接合部を連続して塗布した際に塗布
液の種類によっては、接着テープ端部より塗布液が浸透
し接合強度を低下させる問題もあった。
【0009】本発明の目的は、テープの端部から接着剤
のはみ出しを防止すると共に、テープ端部からの塗布液
の浸透を防止して接合強度の低下を防止する接合用テー
プを提供することである。
【0010】また、他の目的は、前記接合用テープによ
るウェブの接合方法を提供することである。さらに他の
目的は、前記接合用テープによって接合されたウェブに
塗布液を塗布する方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の接合用テープでは、支持体と、この支持体
の一方の面に塗布または貼り付けられる接着剤層とから
なる接合テープにおいて、前記接着剤層を前記支持体の
幅方向の端面よりも内側に形成するとともに、前記接着
剤層の層設面を、前記支持体周縁部の接着剤層非層設面
よりもへこませている。これにより、接着剤または接着
部材がテープ基材に保持され、テープ基材からの接着剤
のはみ出しを防ぐことができる。さらには、前記接着剤
層と塗布液との接触が困難になるため、塗布液が浸透に
よる接着剤層の接合強度の低下を防ぐことができる。
【0012】また、前記接着剤非層設面の支持体幅方向
における長さを0.2〜5mmとし、前記接着剤層の層
設面の支持体周縁部からの凹み深さを0.005〜0.
1mmとし、前記接着層の製品時の厚みを5〜300μ
mとすることが好ましい。さらに、前記接着剤層設面に
微細な凹凸加工を施すことが好ましい。
【0013】また、ウェブの端部を接合テープを用いて
接合するウェブ接合方法において、前記いずれかに記載
の接合テープを用いることを特徴とするウェブ接合方法
も本発明に含まれる。
【0014】さらに、接合テープで接合された接合部を
有するウェブの塗布方法において、前記いずれかに記載
の接合テープを用いることを特徴とするウェブの塗布方
法も本発明には含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を述べる。接
着テープのテープ基材には、着色加工,半透明加工,あ
るいは各種の蒸着処理を施したポリエチレンテレフタレ
ート(PET),ポリエチレンナフタレート(PE
N),ポリイミド,ポリプロピレン(PP)等のプラス
チックフイルム,アルミ等の金属箔,各種紙,あるいは
これらの積層体が主に用いられている。これらの素材の
なかで、本発明に好適に用いることができるものは、ポ
リエチレンナフタレート(PEN),ポリイミド等のプ
ラスチックフイルム,各種紙及びこれらの積層体であ
る。積層体として用いる際は、上記テープ基材を接着剤
塗布面に用いることが好ましい。更に、このなかで好適
に用いることができるのポリエチレンテレフタレート
(PET)である。
【0016】テープ基材の厚さは、10μmから200
μmまでが好ましい。より好ましくは、25μmから1
00μmである。また、テープの幅は特に限定されない
が、10mmから100mmが好ましい。
【0017】本発明にかかるテープ基材の接着剤を設け
る面(以下、凹部という)は、様々な形態が可能であ
る。図1には、テープ基材41に凹部41aが施され、
接着剤42が塗布された接着テープ43を示す。このテ
ープ基材41には矩形状の凹部41aが形成されてい
る。この凹部41aは、テープ基材41の端部から距離
dを残して形成されている。すなわち、テープ基材の幅
方向に対して、若干テープ基材41を残して凹部41a
が加工されている。この場合、距離dがあまりに狭いと
接着剤42が凹部41aの加工面から外にはみ出し、接
着剤のはみ出しを防止する効果が減少する。また、距離
dがあまりにも広いと、テープ基材の接着剤が塗布され
ない面が広くなり、テープ基材から接着テープを作成し
た後にウェブを接合した時に剥離の原因になる。また、
この場合、ウェブの接合部が密着しにくくなるため、ウ
ェブに塗布液を塗布する際に搬送経路中の狭い隙間部分
に引っかかる問題も生じる。本発明において、距離d
は、0.5mmから5mmが好ましく、より好ましく
は、0.5mmから2mmである。また、凹部41aの
加工面は、テープ基材表面からの深さtが、0.005
mmから0.1mmが好ましい。より好ましくは0.0
08mmから0.06mmである。凹部の深さtが0.
005mmより少ないと、接着剤を保持する凹部の効果
が不十分になり、接着剤がはみ出す現象が生じる。ま
た、凹部の深さtが、0.1mmより大きいと、接着剤
を塗布する量が過大になり、接着テープのコストアップ
の点からも好ましくはない。
【0018】本発明においてテープ基材に形成される凹
部は、矩形状に限定されない。例えば、図2に示す接着
テープ44のテープ基材45のように側面が円弧状から
なる凹部45aが形成され、その凹部45aに接着剤4
2が塗布されているものでも良い。他の形態として図3
に示す接着テープ46のテープ基材47のように断面が
台形状に凹部47aが形成され、接着剤42が塗布され
ているものでも良い。このように、テープ基材に形成さ
れる凹部は、テープ基材の表面より内側に凹部を有する
ものならさまざまな形状であって良い。
【0019】更に、図4に示す接着テープ48のよう
に、テープ基材49の凹部49a内の接着剤層の展設面
に微細な凹凸加工を施しても良く、この場合には、接着
剤の保持効果が向上する。図に示したテープ基材49
は、接着剤の展設面に溝49bが設けられて凹凸が形成
され、その溝49bを埋めて凹部49aに接着剤42が
塗布されている。この溝49bは、テープ基材49に対
して格子状や斜めライン状に形成されている。本発明に
おいて、溝49bの形状,大きさ,深さ及び配置などに
制約はない。また、同一の凹部49aに形成された溝4
9bは、その形状,大きさ,深さなどは同じものである
必要はない。溝49bの最大開口幅は、10μmから5
000μmが好ましい。より好ましくは、30μmから
1000μmである。また、溝49bの深さは2μmか
ら300μmが適切である。また、本発明において微細
な凹凸の加工は、溝を設ける方法に限定されず、凹部4
9aの表面に凸部を設ける方法であっても良い。
【0020】前述したように接着剤が設けられる凹部を
接着剤42で埋めてそれぞれの接着テープ43,44,
46,48が形成されている。接着剤42としては、市
販されている各種のもの、例えばアクリル系接着剤,エ
ポキシ系接着剤,ポリエステル系接着剤,ポリウレタン
系接着剤,フェノール系接着剤などを用いることができ
る。しかしながら、本発明において接着剤はこれらに限
定されない。
【0021】また、接着剤42の塗布厚さは、凹部より
若干はみでる程度に厚めが良い。この塗布厚さは、接着
テープとして完成した状態で5μmから300μm、よ
り好ましくは8μmから100μmである。凹部に塗布
する方法としては、エキストルージョンコータ,ロール
コータ等が適している。また、本発明の接着テープは、
接着剤に代えて両面に接着剤を有する両面テープを貼り
付けた接着部材でも良い。また、テープ基材に塗布する
ものは粘着剤であっても良く、粘着剤を両面に有する両
面テープを貼り付けるものであっても良い。
【0022】図5には、図1に示した接着テープ43の
平面図を示す。接着テープ43は、長尺帯状に形成さ
れ、テープ基材41の両縁側の幅dを残して凹部41a
が形成され中央部に接着剤42が設けられている。しか
しながら、本発明の接着テープは、図5に示した形態に
限定されない。例えば、図6に示すようにテープ基材5
0に凹部50aを断続的に形成すると共に各凹部50a
の間にミシン目状の切断線50bを形成し、さらに凹部
50aに接着剤42を設けても良い。この場合には、切
断線50bに沿って切り取って用いられることにより、
接着テープ51の周縁部から接着剤42がはみ出ること
がなくなる。
【0023】次に、テープ基材に凹部を形成し、接着テ
ープを形成する方法について図7を用いて説明する。接
着テープを形成する装置は、加熱ローラ60と加圧部6
1と接着剤塗布部62と乾燥機63とから構成されてい
る。テープ基材41は、加熱ローラ60によって加熱さ
れた後で、加圧部61によってその表面に凹部(図1参
照)が形成される。続いて、接着剤塗布部62におい
て、ピックアップローラ64が、接着剤槽65から接着
剤42を引き上げる。この接着剤42は、コーティング
ローラ66によってテープ基材41の凹部が形成された
面にコーティングされる。最後に、乾燥機63内をロー
ラ67で搬送されながら乾燥され、接着テープ43が得
られる。このようにして、テープ基材41の表面に圧力
を加え塑性変形させてその表面に凹部が形成されたの
ち、接着剤が塗布され接着テープ43が形成される。
【0024】図8に、図7に示した加圧部61の要部断
面を示す。加圧部61は、加圧ローラ68とバックアッ
プローラ69とから構成されている。加圧ローラは鋼鉄
材等の表面を1〜10μm厚のニッケル−クロムメッキ
処理、窒化処理、0.3〜5μm厚の窒化チタン処理等
の硬化処理を施したものが用いられ、加圧ローラ68に
はテープ基材に形成される凹部に対応した凸部68aが
設けられている。また、バックアップローラは、各種の
ローラを用いることができ、例えばゴム強度20〜90
度のゴムローラが用いられる。加圧ローラ68は、テー
プ基材41を挟んでバックアップローラ69の上に配さ
れてテープ基材41を加圧し、凸部68aによってテー
プ基材41に凹部を形成する。印加する圧力は、材料に
よって変化するが、0.3〜50kg/cm2 程度であ
る。なお、図示例のものは4連の凹部を幅方向で形成
し、後にスリッタ等で4本の接着テープとしているが、
これら凸部68aの形成数は適宜変更して良い。
【0025】テープ基材がPETなどのポリマーから形
成されている場合、加熱ローラなどによってテープ基材
を加熱することが有効である。テープ基材を加熱しなが
ら、あるいは加熱した後に直ちに加圧すると短時間に凹
部が成型されるため好ましい方法である。加熱は、パス
ローラの内部に加熱機構を有する加熱ローラを用いる方
法、加熱炉を用い加圧前に加熱する方法及び、上記加熱
ローラを用い加圧と同時に加熱する方法等を用いること
ができる。しかしながら、テープ基材にPETなどのポ
リマーを使用する場合であっても、必ずしも加熱する必
要はない。また凹部の加工は、加圧による方法に限定さ
れない。また、乾燥機が必要でない接着剤を選択すれ
ば、乾燥は、自然乾燥させる方法であっても良い。
【0026】図9は、図1に示した接着テープ43によ
ってウェブを接合した機能を示している。接着テープ4
3のテープ基材41は、その表面に凹部41aが形成さ
れている。この凹部41aを埋めて接着剤42が設けら
れている。ウェブ70,71は、それら端面を近づけ向
き合わせて、その表面を接着テープ43によって接合し
ている。このように接着剤42は、凹部41a内に収納
されているため外部からの力によってもテープ基材41
からはみ出すことはない。また、接着剤42が凹部41
aに収納されているので、塗布液を塗布する際に、塗布
液との接触,浸透が抑制され、接着剤の接合強度の低下
が抑えられる。
【0027】本発明の接着テープは、図10に示したよ
うにウェブの表面及び裏面とも接合する接合方法にも適
用することができる。また、図11に示したように複数
の接着テープをウェブの幅方向に設けて、ウェブを接合
する方法にも適用することができる。さらに、図12に
示したように、ウェブの一部を重ね合わせて接着テープ
で接合する方法にも適用することができる。
【0028】本発明の接着テープで接合したウェブは、
図に示すような従来の塗布装置によって塗布液が塗布さ
れる。送り出し装置20から送られるウェブ21は、塗
布面ローラ22,28及び反対面側ローラ23,29の
いずれにしごかれても、接着剤がテープ基材の凹部に保
持されているため、テープ基材からはみ出すことはな
い。そして、ローラによるしごきの力は、接着剤がポリ
マーから形成されているため、ポリマーの弾性力によっ
て吸収される。このため、ローラのしごき作用による接
着剤のはみ出しを抑制することができ、はみ出しに起因
するローラの汚れが抑えられ、塗布面故障が少なくな
る。このように本発明によれば、従来の塗布機に改良を
加えることなく、接着テープからの接着剤のはみ出しが
抑えられる。
【0029】図13には、エクストルージョンコート法
による実施形態を示した。しかしながら、本発明は、ロ
ーラでウェブを搬送するスライドビードコート法,カー
テンコート法,バーコート法,ロールコート法等のいず
れにも用いることができる。さらには、本発明は、これ
らの方法に限定されず、ローラによって接着テープがし
ごかれる装置であれば、いずれの装置であっても適用す
ることができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。実施条件
は、実施例1によって詳細に説明する。実施例2から実
施例5および比較例1から比較例3については、特に記
載しない点については、実施例1と同じ材料および方法
である。
【0031】[実施例1]接着テープのテープ基材に
は、厚さ40μm,幅60mmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)のフイルムを使用した。そのテープ基
材の片面側に、フイルムエッジから2mm内側を約10
μmの深さで図1に示した矩形状の凹部を加熱ロールを
用いて形成した。次に、このPETフイルムの矩形状の
凹部に接着剤を塗布して、接着テープを作成した。接着
剤には、アクリル型接着剤を使用した。また、ウェブに
は、厚さ70μm,幅1200mmのPETフイルムを
使用した。2枚のウェブの端面をつき合わせた面に沿っ
て面の表裏の両方に前記接着テープを貼り付けてサンプ
ルを作成した。このサンプルをエクストルージョンコー
ト法により、塗布機によって接合面も含めて連続的に塗
布した。塗布条件は、塗布量は、80cc/m2 ,塗布
スピードは70m/minとした。塗布液は、アクリル
樹脂 10重量部,顔料 2重量部,界面活性剤 0.
01重量部,メチルエチルケトン 65重量部,メタノ
ール 20重量部,メチレングリコール 5重量部の組
成比を有するものを使用した。塗布した後に、巻き取り
部よりサンプルを取りだして塗布面を観察したが、面状
には異常はなかった。また、接合部の接着テープ端部を
詳細に確認したが、接着テープの端面には接着剤のはみ
出しは見られなかった。
【0032】[比較例1]テープ基材の全面が平滑面で
あること以外は、実施例1と同一の条件でウェブを接合
し、同一の条件で塗布を行った。塗布後の塗布面の観察
では、接合部以降の塗布面には微細なハジキ状故障が7
個/m2 、及び異物付着故障が12個/m2 見られた。
【0033】[実施例2]テープ基材であるPETのフ
イルムの片面側に、フイルムエッジから1.5mm内側
に約10μmの深さで図2に示す両サイドが円弧状の凹
部を、加熱ロールを用いて形成して、接着テープを作成
した。サンプルの作成と塗布方法は実施例1と同じであ
る。塗布後の塗布面を観察したが、面状には異常はなか
った。また、接合部の接着テープ端部を詳細に確認した
が、接着テープの端面には接着剤のはみ出しは見られな
かった。
【0034】[比較例2]テープ基材の全面が平滑面で
あること以外は、実施例2と同一の条件でウェブを接合
し、同一の条件で塗布を行った。接合部以降の塗布面に
は微細なハジキ状故障が7個/m2 、及び異物付着故障
が14個/m2 見られた。
【0035】[実施例3]テープ基材であるPETフイ
ルムの片面側に、フイルムエッジから2mm内側を約1
3μmの深さで図3に示す台形状の凹部を加熱ロールを
用いて形成して、接着テープを作成した。サンプルの作
成は実施例1と同じである。このサンプルに、塗布量は
90cc/m2 ,塗布スピードは55m/minの条件
で連続的に塗布を行った。塗布後の塗布面を観察した
が、面状には異常はなかった。また、接合部の接着テー
プ端部を詳細に確認したが、接着テープの端面には接着
剤のはみ出しは見られなかった。
【0036】[比較例3]テープ基材の全面が平滑面で
あること以外は、実施例3と同一の条件でウェブを接合
し、同一の条件で塗布を行った。接合部以降の塗布面に
は微細なハジキ状故障が5個/m2 、及び異物付着故障
が8個/m2 見られた。
【0037】[実施例4]テープ基材であるPETフイ
ルムの片面側に、フイルムエッジから0.15mm内側
に約13μmの深さで図3に示す台形状の凹部を加熱ロ
ールを用いて形成して、接着テープを作成した。サンプ
ルの作成と塗布方法は実施例3と同じである。塗布後の
塗布面を観察したところ、接合部以降の塗布面には微細
なハジキ状故障が2個/m2 、及び異物付着故障が3個
/m2 が見られた。また、接合部の接着テープ端部を詳
細に確認したところ接着テープの端面にはノリのはみ出
しが若干見られた。テープ基材のフイルムエッジから、
0.15mm内側に凹部を形成しているために凹部が接
着剤を保持する効果が十分でなかった。
【0038】[実施例5]テープ基材であるPETフイ
ルムの片面側に、フイルムエッジから2mm内側を約1
0μmの深さで矩形状の凹部を加熱ロールを用いて形成
した。加熱ローラの周面には凹部に対応する位置に溝が
形成されており、図4に示すように凹部の形成と共に凹
凸加工が施される。凹凸加工により、開口幅40μm、
深さは3μmの矩形状の溝49bが多数形成される。次
に、このPETフイルムの溝を埋めると共に矩形状の凹
部に接着剤を塗布して、接着テープを作成した。サンプ
ルの作成と塗布方法は実施例1と同じである。塗布後の
塗布面を観察したが、面状には異常はなかった。また、
接合部の接着テープ端部を詳細に確認したが、接着テー
プの端面には接着剤のはみ出しは見られなかった。
【0039】
【発明の効果】本発明の接着テープによれば、テープ基
材の接着剤層の層設面を凹部としたから、凹部に接着剤
が保持されて、テープ基材からの接着剤のはみ出しが抑
制される。また、接着剤層を支持体の幅方向の端面より
も内側に形成したから、塗布液の浸透が抑えられ、接着
剤の接合強度の低下が抑えられる。また、本発明の接着
テープを用いてウェブを接合したものを塗布する場合
に、接着剤のはみ出しが抑えられ、接着剤のはみ出しに
起因する異物故障などの発生がなくなる。本発明の接着
テープは、ウェブを接合することや接合されたウェブに
塗布液を塗布することにも適用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接着テープの断面図である。
【図2】本発明に係る接着テープの他の実施形態の断面
図である。
【図3】本発明に係る接着テープの他の実施形態の断面
図である。
【図4】本発明に係る接着テープの他の実施形態の断面
図である。
【図5】図1に示した接着テープの平面図である。
【図6】本発明に係る接着テープの他の実施形態の平面
図である。
【図7】本発明に係る接着テープを作成する製造ライン
の概略図である。
【図8】本発明に係る接着テープの凹部を形成する加圧
部の要部断面図である。
【図9】図1に示した接着テープによってウェブを接合
した断面図である。
【図10】従来の接着テープによってウェブを接合した
一形態を示した側面図である。
【図11】従来の接着テープによってウェブを接合した
他の形態を示した平面図である。
【図12】従来の接着テープによってウェブを接合した
他の形態を示した側面図である。
【図13】ウェブに塗布液を塗布する装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
41,45,47,49,50 テープ基材 42 接着剤 43,44,46,48,51 接着テープ 60 加熱ローラ 61 加圧部 62 接着剤塗布部 63 乾燥機 64 ピックアップローラ 65 接着剤槽 66 コーティングローラ 68 加圧ローラ 68a 凸部 69 バックアップローラ 70,71 ウェブ
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC04 AC23 DA04 DA31 DA32 DB07 DB18 DB31 DB48 DB53 DB63 DC40 EA35 EB22 EB32 EB33 EB35 EB38 4J004 AA10 AA12 AA13 AA14 AA15 CA02 CA04 CA06 CA08 CB02 CC04 CC06 CD07 CE03 FA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、この支持体の一方の面に塗布
    または貼り付けられる接着剤層とからなる接合テープに
    おいて、 前記接着剤層を前記支持体の幅方向の端面よりも内側に
    形成するとともに、前記接着剤層の層設面を、前記支持
    体周縁部の接着剤層非層設面よりもへこませたことを特
    徴とする接合テープ。
  2. 【請求項2】 前記接着剤非層設面の支持体幅方向にお
    ける長さを0.2〜5mmとし、前記接着剤層の層設面
    の支持体周縁部からの凹み深さを0.005〜0.1m
    mとし、前記接着層の製品時の厚みを5〜300μmと
    したことを特徴とする請求項1記載の接合テープ。
  3. 【請求項3】 前記接着剤層設面に微細な凹凸加工を施
    したことを特徴とする請求項1または2記載の接合テー
    プ。
  4. 【請求項4】 ウェブの端部を接合テープを用いて接合
    するウェブ接合方法において、 請求項1ないし3いずれか1つ記載の接合テープを用い
    ることを特徴とするウェブ接合方法。
  5. 【請求項5】 接合テープで接合された接合部を有する
    ウェブの塗布方法において、 請求項1なしい3いずれか1つ記載の接合テープを用い
    ることを特徴とするウェブの塗布方法。
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