JP2002321538A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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Abstract
て、摩擦クラッチの高精度なクラッチ容量制御と共にク
ラッチの高容量化を行う。 【解決手段】 クラッチハブ49aが設けられる回転軸
15と、回転軸15に設けられ、クラッチハブ49aに
クラッチプレート50を介して締結されるクラッチドラ
ム49bとを有する動力伝達装置であって、回転軸15
に沿う内側筒部56bとこの内側筒部56bに対して端
壁部56cを介して連なる外側筒部56aとを有し、回
転軸15を収容するケース17の内部に固定されるクラ
ッチシリンダ56と、外側筒部56aに係合する回転制
止部64を有し、クラッチシリンダ56に軸方向に摺動
自在に装着されてクラッチプレート50を押圧するクラ
ッチピストン51とを有する。
Description
し、特に、回転軸とその回転軸に設けられた歯車などの
回転体とを締結する摩擦クラッチを有する動力伝達装置
に関する。
の動力伝達装置は、クランク軸と変速機の入力軸とを締
結状態と締結解除状態とに切り換える入力クラッチ、走
行状態に応じて変速操作を自動的に行う自動変速機、四
輪駆動車の前輪または後輪の駆動力伝達比率を変更する
動力分配歯車装置であるトランスファ装置などを有して
いる。自動変速機にはプラネタリギヤなどを有するトル
クコンバータ式自動変速機と、変速比を無段階に調整す
るようにした無段変速機とがあり、自動変速機には回転
軸とその外側に設けられた回転体とを締結状態と締結解
除状態とに切り換えるための摩擦クラッチが用いられて
いる。無段変速機には前後進切換装置を前進状態に設定
するために摩擦クラッチが用いられている。
などを有する動力伝達装置は、走行状況に応じて駆動力
の伝達比率を変更するために、締結と締結解除の状態の
みではなく、クラッチプレートを滑らせるスリップ制御
を行うことが必要であり、摩擦クラッチの締結を行う作
動油圧の制御を高精度に行う必要がある。
793号公報に開示されるように、クラッチシリンダをト
ランスファケースに一体に形成し、クラッチピストンに
回転制止部を設けて、クラッチシリンダとクラッチピス
トンとにより形成される油圧室に回転時の遠心力による
影響を受けないようにするものがある。またこの動力伝
達装置は、回転が制止されるクラッチピストンから、ク
ラッチプレートを締結する締結部材に、スラストニード
ル軸受を介してクラッチピストンの締結力を伝達してい
る。この摩擦クラッチの締結によりクラッチハブに固定
される入力軸の動力が、クラッチドラムに固定されるス
プロケットに伝達され、入力軸に平行に設けられる出力
軸を駆動することができる。
力伝達装置は、入力軸と入力軸の径方向外方に設けられ
るクラッチピストンとの間に回転制止部を設けており、
変速機小型化の制約を受け径方向にクラッチシリンダを
拡大できない場合にあっては、クラッチピストンの受圧
面積を拡大できず、クラッチの高容量化を行えないおそ
れがある。
形成されることにより、クラッチシリンダの材質が変更
できないため、クラッチシリンダが厚肉に形成されクラ
ッチピストンの受圧面積を拡大できず、クラッチの高容
量化を行えないおそれがある。またクラッチピストンの
剛性が弱いため、高精度のクラッチ容量制御を行えない
おそれがある。
する摩擦クラッチを有する動力伝達装置にあって、摩擦
クラッチの高精度なクラッチ容量制御と共にクラッチの
高容量化を行うことにある。
は、クラッチハブが設けられる回転軸と、前記回転軸に
設けられ、前記クラッチハブにクラッチプレートを介し
て締結されるクラッチドラムとを有する動力伝達装置で
あって、前記回転軸に沿う内側筒部とこの内側筒部に対
して端壁部を介して連なる外側筒部とを有し、前記回転
軸を収容するケースの内部に固定されるクラッチシリン
ダと、前記外側筒部に係合する回転制止部を有し、前記
クラッチシリンダに軸方向に摺動自在に装着されて前記
クラッチプレートを押圧するクラッチピストンとを有す
ることを特徴とする。
記クラッチシリンダの軸方向外方で回転自在に支持する
第1の軸受と、また該第1の軸受の反対側に設けられ前
記回転軸を前記クラッチシリンダの軸方向外方で回転自
在に支持する第2の軸受とを有することを特徴とする。
レートと前記クラッチピストンとの間に第3の軸受を設
けることを特徴とする。
ッチピストンに回転制止部を設けることにより、油圧室
を静止状態に保つことができ、油圧室の作動油に遠心力
による圧力差が発生せず、さらに作動油が攪拌されない
ため高精度のクラッチ容量制御が可能となる。
方に設け、ケースとクラッチシリンダとを別体に設ける
ことにより、クラッチピストンを径方向内方に拡大する
ことができ、クラッチシリンダの肉厚を薄くすることが
できる。そのため、クラッチピストンの受圧面積を拡大
することができクラッチの高容量化が可能となる。
に基づいて詳細に説明する。
達装置9を示すスケルトン図である。図1に示すよう
に、この変速機10を有する動力伝達装置9はエンジン
11に連結され、トルクコンバータ12を介してエンジ
ン11に連結する入力軸13と、入力軸13に平行であ
って前輪に連結される前輪出力軸14と、入力軸13に
平行であって後輪に連結される後輪出力軸15とを有し
ている。入力軸13と前輪出力軸14と後輪出力軸15
とは車両の進行方向を向いて変速機ケース16に組み込
まれ、この変速機10は縦置きに配置される四輪駆動用
の車両に適用することができる。なお、変速機ケース1
6の一端部を形成するトランスファケース17には後輪
出力軸15が収容され、トランスファケース17に隣接
するバイパスケース18には入力軸13の一端部が収容
されている。
連結され、トルクコンバータ12にはオイルポンプ20
が連結されることで、オイルポンプ20はエンジン11
により駆動される。
車21a,22aが一体に設けられ、第3速〜第6速の
駆動歯車23a〜26aが回転自在に設けられる。前輪
出力軸14には第1速と第2速の従動歯車21b,22
bが回転自在に設けられ、第3速〜第6速の従動歯車2
3b〜26bが一体に設けられる。駆動歯車21a〜2
6aと従動歯車21b〜26bとはそれぞれ噛み合い前
進用の変速歯車列となっている。
第2速との何れかに切り換える第1切換機構31が装着
され、入力軸13には変速歯車列を第4速と第5速との
何れかに切り換える第2切換機構32が装着され、また
変速歯車列を第6速に切り換える第3切換機構33が装
着されている。それぞれの切換機構31〜33は、シン
クロハブ31a〜33aに軸方向に摺動自在に設けられ
るシンクロスリーブ31b〜33bを、歯車21b,2
2b,24a〜26aに一体に設けられるスプライン2
1c,22c,24c〜26cに同期しながら係合させ
るシンクロメッシュ機構となっている。
部には、バイパスクラッチ41が設けられている。バイ
パスクラッチ41は、入力軸13に固定されるクラッチ
ハブ41aと、入力軸13に回転自在に装着される第3
速の駆動歯車23aに固定されるクラッチドラム41b
とを有している。クラッチハブ41aとクラッチドラム
41bとにそれぞれ交互に設けられた複数枚のバイパス
クラッチプレート44を押圧することにより、バイパス
クラッチ41は締結する係合状態となり入力軸13と第
3速の駆動歯車23aとを連結することができる。
一体に設けられ、前輪出力軸14には後退用の従動歯車
45bがシンクロハブ31aとシンクロスリーブ31b
とを介して連結されている。入力軸13に対して平行に
配置されるアイドラ軸46には、アイドラ歯車45cが
回転自在に取り付けられ、アイドラ歯車45cがアイド
ラ軸46に沿って移動すると、駆動歯車45aと従動歯
車45bとに噛み合い係合する。このように駆動歯車4
5aと従動歯車45bとアイドラ歯車45cとは後退用
の変速歯車列となっている。さらに、アイドラ歯車45
cには変速歯車列を後退に切り換える第4切換機構34
が装着され、後退用の変速歯車列は、第4切換機構34
に設けられる切換部材34aを作動することにより切り
換える選択摺動式となっている。
オン46が設けられ、フロントディファレンシャル装置
47を介して前輪用のドライブシャフト(図示しない)
に連結されている。前輪出力軸14の他端部には、後輪
出力軸15に駆動力を伝達するトランスファ駆動歯車4
8aが設けられている。
出力軸15の端部には、トランスファ駆動歯車48aと
噛み合うトランスファ従動歯車48bが回転自在に取り
付けられる。さらに、後輪出力軸15には摩擦クラッチ
49が装着されている。摩擦クラッチ49は後輪出力軸
15に固定されるクラッチハブ49aと、後輪出力軸1
5に回転自在に装着されるトランスファ従動歯車48b
に固定されるクラッチドラム49bとを有し、摩擦クラ
ッチ49を係合状態とすることにより、前輪出力軸14
の駆動力が後輪出力軸15に伝達される。後輪出力軸1
5はリヤディファレンシャル装置(図示しない)を介し
て後輪のドライブシャフト(図示しない)に連結され
る。
説明する。第1速の切り換えは、第1切換機構31のシ
ンクロスリーブ31bをスプライン21cと係合させる
ことによって行われる。このとき入力軸13の駆動力
は、入力軸13から駆動歯車21a、従動歯車21b、
および第1切換機構31を介して前輪出力軸14に伝達
されている。シンクロスリーブ31bをスプライン22
cに係合すると、変速歯車列を第2速に切り換えること
ができる。同様に第4速と第5速との切り換えは第2切
換機構32を作動させることによって行われ、第6速の
切り換えは第3切換機構33を作動させることにより行
われる。
を締結することで行われ、駆動力は入力軸13からバイ
パスクラッチ41、駆動歯車23a、および従動歯車2
3bを介して前輪出力軸14に伝達される。
けられる切換部材34aを作動することにより、後退用
の駆動歯車45aと従動歯車45bとがアイドラ歯車4
5cを介して連結され、入力軸13の駆動力が前輪出力
軸14に回転方向を逆にして伝達される。
設置されるスプライン21c,22c,24c〜26c
にシンクロスリーブ31b〜33bが噛み合わない中立
状態に制御することができ、第4切換機構34は駆動歯
車45aと従動歯車45bとにアイドラ歯車45cが噛
み合わない中立状態に制御することができる。走行時に
複数の切換機構31〜34が同時に噛み合うことはな
く、第3速に切り換えるときには全ての切換機構31〜
34は中立状態に制御されている。また、変速歯車列の
切り換え時には、切換機構31〜33の中立状態により
駆動トルクが遮断されて引き込み感が発生する。この引
き込み感を解消するため、バイパスクラッチ41を介し
て入力軸13の駆動トルクが適宜前輪出力軸14に伝達
されるようにバイパスクラッチ41を制御している。
49は、解放状態に制御すると前輪と後輪とに伝達され
る駆動トルクの配分比は100:0となり、後輪は駆動
されず前輪駆動車として走行することができる。一方、
摩擦クラッチ49を完全に締結される直結状態に制御す
ると前後輪への駆動トルク配分比は50:50となり、
四輪駆動車として走行することができる。解放状態と直
結状態との間で摩擦クラッチ49の締結制御を行うこと
により、前後輪への駆動トルク配分比は100:0から
50:50の間で制御が可能となる。たとえば、急発進
時や、滑りやすい路面を走行するときなどには、前後輪
ともに駆動トルクを伝達することにより安定した走行が
でき、また定常走行時には前輪のみ駆動トルクを伝達す
ることにより燃料の消費を少なくすることができる。
よびブレーキ動作状態などにより走行状況を判断し、こ
の走行状況に応じて摩擦クラッチ49の作動が制御され
ている。このため、摩擦クラッチ49の作動にはクラッ
チプレート50を滑らせるスリップ制御、つまりクラッ
チ容量制御が必要となり、油圧によりクラッチピストン
51が作動する摩擦クラッチ49にあっては、クラッチ
ピストン51の受圧面積を拡大することにより、クラッ
チの高容量化を行うことが可能となる。
を示す断面図である。図2に示すように、トランスファ
ケース17には前輪出力軸14に固定されるトランスフ
ァ駆動歯車48aが配置されている。トランスファケー
ス17には回転軸である後輪出力軸15が装着され、第
1の軸受52と第2の軸受53とにより回転自在に支持
されている。そして、後輪出力軸15には、トランスフ
ァ従動歯車48bが回転自在に装着されトランスファ駆
動歯車48aと噛み合うこととなる。
48bに隣接して摩擦クラッチ49が設けられる。以
下、摩擦クラッチ49の構造を説明する。
後輪出力軸15にはクラッチハブ49aが固定されてい
る。クラッチハブ49aの径方向外方にはクラッチドラ
ム49bが配置され、クラッチドラム49bはトランス
ファ従動歯車48bに固定されている。クラッチハブ4
9aの径方向外方には、軸方向に摺動自在に複数のドラ
イブプレート50aが装着され、クラッチドラム49b
の径方向内方には、軸方向に摺動自在に複数のドリブン
プレート50bが装着されている。クラッチプレート5
0である複数のドライブプレート50aとドリブンプレ
ート50bとはそれぞれ交互に配置されている。クラッ
チドラム49bの端部内側には、軸方向に摺動自在に締
結部材54が装着され、この締結部材54が軸方向に摺
動することにより、ドライブプレート50aとドリブン
プレート50bとは互いに締結される。
ランスファケース17には、トランスファケース17と
は別体に設けられるクラッチシリンダ56が装着され、
ねじ部材57によりトランスファケース17に固定され
ている。クラッチシリンダ56はトランスファケース1
7に接するまで径方向外方に形成される外側筒部56a
と、径方向内方には後輪出力軸15に近接して形成され
る内側筒部56bと、外側筒部56aと内側筒部56b
との間に形成されトランスファケース17に接する端壁
部56cとにより形成されている。また、クラッチシリ
ンダ56にはクラッチピストン51が摺動自在に収容さ
れ、クラッチシリンダ56とクラッチピストン51とに
より油圧室58が形成されている。さらに、端壁部56
cには摩擦クラッチ制御油路55と連通する連通孔60
が形成され、摩擦クラッチ制御油路55に案内される作
動油を油圧室58に供給することができる。
受支持部61が形成され、軸受支持部61に第3の軸受
62の内輪が嵌合し、締結部材54に第3の軸受62の
外輪が嵌合している。すなわち、クラッチピストン51
と締結部材54とは第3の軸受62を介して連結されて
いる。また、クラッチシリンダ56とクラッチピストン
51との間には、摩擦クラッチ49の締結を解除する解
放状態に向けてばね部材63が装着されている。さら
に、クラッチピストン51の径方向外方には突出する回
転制止部64が形成され、クラッチシリンダ56の径方
向外方には回転制止部64に対応する切欠部65が形成
されている。回転制止部64と切欠部65とが当接する
ことにより、クラッチピストン51の回転が規制され軸
方向のみの摺動に動きが限定される。
室58に作動油を供給することで、クラッチピストン5
1は第3の軸受62を介して締結部材54を摺動させ
る。締結部材54の摺動によりドライブプレート50a
とドリブンプレート50bとが締結し、クラッチドラム
49bの駆動力がクラッチハブ49aに伝達されてい
る。これにより、トランスファ従動歯車48bの駆動力
が後輪出力軸15に伝達されることとなる。
ァケース17に固定され、クラッチピストン51の回転
が制止されることにより、静止状態に保たれた油圧室5
8内の作動油は遠心力の影響を受けることなくクラッチ
ピストン51を制御することができる。
ストン51の動作を締結部材54に伝達することによ
り、締結部材54と第3の軸受62との接面と、締結部
材54とクラッチプレート50との接面との径方向にお
ける距離を近づけることができ、締結部材54の曲げ剛
性を高めることができる。そのため、締結部材54に加
わる曲げモーメントによるたわみ変形が小さくなり、ク
ラッチプレート50に与える面圧を均一にすることがで
きる。
ン51の径方向外方に設けることにより、クラッチシリ
ンダ56の内側筒部56bを後輪出力軸15に近接して
設けることができ、クラッチピストン51の受圧面積を
トランスファケース17内において最大限に確保でき
る。クラッチシリンダ56をトランスファケース17と
別体に設けることで、クラッチシリンダ56に剛性の高
い材料を用いて内側筒部の肉厚を薄く製作することが可
能となり、クラッチピストン51の受圧面積をさらに確
保することができる。これらより、クラッチの高容量化
が可能となる。
クラッチ49との両側を第1の軸受52と第2の軸受5
3とにより支持しているため、長い軸受スパンによりト
ランスファ従動歯車48bの倒れ量が抑制でき、トラン
スファ歯車48a,48bでの振動騒音を抑制すること
ができる。
1に示すように、オイルポンプ20より吐出される作動
油は、潤滑油としても使用するため、冷却路70に案内
されオイルクーラ71を経て冷却されてから潤滑部に供
給されている。
スケース18には、入力軸13の一端部が装着され、入
力軸13には第3速の駆動歯車23aが回転自在に設け
られ、入力軸13と第3速の駆動歯車23aとを締結ま
たは締結解除するバイパスクラッチ41が装着されてい
る。また、図2に示すように、第3速の駆動歯車23a
と入力軸13との間に装着されているニードル軸受7
2、バイパスクラッチ41に装着されているバイパスク
ラッチプレート44、および入力軸13とバイパスケー
ス18との間に装着されているニードル軸受73からな
る潤滑部に潤滑油を供給する潤滑油路、つまりバイパス
潤滑油路74が第1の回転軸である入力軸13の内部に
形成されている。
ランスファ従動歯車48bと後輪出力軸15との間に配
置されているニードル軸受75、摩擦クラッチ49に装
着されているクラッチプレート50、および後輪出力軸
15を支持する第2の軸受53からなる潤滑部に潤滑油
を供給する潤滑油路、つまりトランスファ潤滑油路76
が第2の回転軸である後輪出力軸15の内部に形成され
ている。
17に面する隔壁部18aの内部には、冷却路70を接
続する冷却路接続部77が形成され、隔壁部18aの内
部には冷却路接続部77に連通して連通油路78が形成
されている。また、隔壁部18aには連通油路78が一
方面に開口して形成される開口部79が形成され、開口
部79の中心部には隔壁を貫通する連通孔80が形成さ
れている。さらに、隔壁部18aには連通孔80を中心
として軸受支持面81が、軸受支持面81に対して直交
して仕切板接触面82がそれぞれ形成されている。
および第1の軸受52の位置関係を示す分解斜視図であ
る。図2および図3に示すように、円形で薄板形状の仕
切板83が、隔壁部18aに形成された仕切板接触面8
2に当接して装着されている。仕切板83の中心部に
は、バイパスケース18の連通孔80と連通する分配孔
84が形成され、仕切板83の外周部は中心部に比べて
厚く形成されている。
には、第1の軸受52の外輪が支持されている。この外
輪と仕切板83の外周部とが密接し、仕切板83は第1
の軸受52により仕切板接触面82に密着して固定され
る。なお、第1の軸受52の内輪により後輪出力軸15
が回転自在に支持されている。
85を用いて、冷却路70を冷却路接続部77に接続す
ることにより、冷却路70に案内される冷却された潤滑
油が、接続部材85を経て連通油路78に供給され、開
口部79と仕切板83とにより形成される流路86に案
内され、連通油路78から連通孔80に潤滑油が供給さ
れる。バイパスケース18と仕切板83とを境に対面し
て設けられるバイパス潤滑油路74とトランスファ潤滑
油路76とには、連通孔80よりそれぞれに潤滑油が供
給される。
直接潤滑油が供給され、トランスファ潤滑油路76に
は、連通孔80より仕切板83に形成される分配孔84
を介して潤滑油が供給されている。図2に示す場合にあ
っては、前輪のスリップなどにより後輪に駆動力を伝達
するときに締結される摩擦クラッチ49よりも、変速時
に締結し伝達トルクの落ち込みを軽減するバイパスクラ
ッチ41の方が頻繁に締結されるため発熱量が多くな
る。したがって、潤滑油もバイパスクラッチ41に多く
供給する必要があり、仕切板83に形成される分配孔8
4を用いて、連通孔80からバイパス潤滑油路74とト
ランスファ潤滑油路76とに供給する潤滑油の比率を変
えている。分配孔84を拡大するとトランスファ潤滑油
路76に供給される潤滑油比率が上がり、縮小すれば比
率が下がることになる。
18aの肉厚を連通油路78のために厚くすることなく
形成することができ、変速機を小型化することができ
る。また、連通油路78の一部を開口部79として加工
することができるため、加工を容易に行うことができ
る。さらに、仕切板83を用いて流路86を形成してい
るために、分配孔84を形成しない仕切板83を装着す
ると一方向にのみ潤滑油を供給することができ、また分
配孔84を有する仕切板83を装着すると二方向に潤滑
油を供給することができる。形成する分配孔84の寸法
により二方向に供給する潤滑油の比率をバイパスケース
18を加工することなく容易に変更することができる。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、図示する動力伝
達装置9は、トルクコンバータ式の自動変速機であり縦
置きの四輪駆動車用であるが、この動力伝達装置は無段
変速機または手動変速機にも使用することができ、横置
き、さらには二輪駆動車用であっても使用できる。回転
体としては歯車に限らず、たとえばスプロケットまたは
プーリであっても使用できる。また、摩擦クラッチ49
は湿式または乾式であっても使用でき、単板式の摩擦ク
ラッチであっても使用できる。さらに、回転制止部64
は凸形状でクラッチピストン51に設けられるが、凹形
状に形成しクラッチシリンダ56の対応部を凸形状とし
ても良く、回転制止部64はスプライン形状としても良
い。
チシリンダをケースに固定し、クラッチピストンに回転
制止部を設けることにより、油圧室を静止状態に保つこ
とができ、油圧室の作動油に遠心力による圧力差が発生
せず、さらに作動油が攪拌されないため高精度のクラッ
チ容量制御が可能となる。
ることにより、クラッチシリンダの材質を変更し、内側
筒部の肉厚を薄くすることができる。そのため、径方向
内方にクラッチピストンの受圧面積を拡大することがで
きクラッチの高容量化が可能となる。
方に設けることにより、同外形寸法のクラッチピストン
に比べて受圧面積を拡大することができクラッチの高容
量化が可能となる。
側を第1の軸受と第2の軸受とにより支持するために、
長い軸受スパンにより歯車の倒れを抑制することがで
き、歯車のかみ合い音を抑制することができる。
間に第3の軸受を装着することにより、回転が制止され
るクラッチピストンが回転するクラッチプレートを押圧
することができる。
すスケルトン図である。
る。
位置関係を示す分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 クラッチハブが設けられる回転軸と、前
記回転軸に設けられ、前記クラッチハブにクラッチプレ
ートを介して締結されるクラッチドラムとを有する動力
伝達装置であって、 前記回転軸に沿う内側筒部とこの内側筒部に対して端壁
部を介して連なる外側筒部とを有し、前記回転軸を収容
するケースの内部に固定されるクラッチシリンダと、 前記外側筒部に係合する回転制止部を有し、前記クラッ
チシリンダに軸方向に摺動自在に装着されて前記クラッ
チプレートを押圧するクラッチピストンとを有すること
を特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の動力伝達装置において、
前記回転軸を前記クラッチシリンダの軸方向外方で回転
自在に支持する第1の軸受と、また該第1の軸受の反対
側に設けられ前記回転軸を前記クラッチシリンダの軸方
向外方で回転自在に支持する第2の軸受とを有すること
を特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の動力伝達装置に
おいて、前記クラッチプレートと前記クラッチピストン
との間に第3の軸受を設けることを特徴とする動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001130710A JP2002321538A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001130710A JP2002321538A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002321538A true JP2002321538A (ja) | 2002-11-05 |
| JP2002321538A5 JP2002321538A5 (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=18979024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001130710A Pending JP2002321538A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002321538A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009257495A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Isuzu Motors Ltd | 可変フライホイール |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001130710A patent/JP2002321538A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009257495A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Isuzu Motors Ltd | 可変フライホイール |
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Legal Events
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|
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|
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