JP2002318334A - 反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置 - Google Patents
反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置Info
- Publication number
- JP2002318334A JP2002318334A JP2001125562A JP2001125562A JP2002318334A JP 2002318334 A JP2002318334 A JP 2002318334A JP 2001125562 A JP2001125562 A JP 2001125562A JP 2001125562 A JP2001125562 A JP 2001125562A JP 2002318334 A JP2002318334 A JP 2002318334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- holding
- ray
- fluid
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70233—Optical aspects of catoptric systems, i.e. comprising only reflective elements, e.g. extreme ultraviolet [EUV] projection systems
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/18—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors
- G02B7/182—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/18—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors
- G02B7/182—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors
- G02B7/192—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors with means for minimising internal mirror stresses not in use
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/707—Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/707—Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
- G03F7/70708—Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details being electrostatic; Electrostatically deformable vacuum chucks
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70808—Construction details, e.g. housing, load-lock, seals or windows for passing light in or out of apparatus
- G03F7/70825—Mounting of individual elements, e.g. mounts, holders or supports
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/06—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diffraction, refraction or reflection, e.g. monochromators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Telescopes (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 反射鏡の保持方法に改良を加え、パターン形
成精度を向上できる露光装置等を提供する。 【解決手段】 X線反射鏡1の周囲には、中空のリング
状をした弾性体リング2が設けられている。弾性体リン
グ2の中空部には、静止流体4が充填されている。静止
流体4としては、例えば、水やアルコール等の液体、ア
ルゴン、ヘリウム、窒素等の気体を用いることができ
る。弾性体リング2の外周部分の3点には、ステンレ
ス、インバー等の部材からなる保持部材3が均等に設置
されている。
成精度を向上できる露光装置等を提供する。 【解決手段】 X線反射鏡1の周囲には、中空のリング
状をした弾性体リング2が設けられている。弾性体リン
グ2の中空部には、静止流体4が充填されている。静止
流体4としては、例えば、水やアルコール等の液体、ア
ルゴン、ヘリウム、窒素等の気体を用いることができ
る。弾性体リング2の外周部分の3点には、ステンレ
ス、インバー等の部材からなる保持部材3が均等に設置
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線望遠鏡や、X
線を用いた露光装置等の光学系に用いられる反射鏡の保
持方法等に関する。また、反射鏡の保持方法に改良を加
え、パターン形成精度を向上できる露光装置に関する。
線を用いた露光装置等の光学系に用いられる反射鏡の保
持方法等に関する。また、反射鏡の保持方法に改良を加
え、パターン形成精度を向上できる露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、X線露光装置を例にとって説明す
る。近年、半導体集積回路素子の微細化に伴い、光の回
折限界によって制限される光学系の解像力を向上させる
ために、従来の紫外線に代わってこれより波長の短いX
線を使用した投影リソグラフィー技術が開発されてい
る。この技術に使用されるX線投影露光装置は、主とし
てX線源、照明光学系、マスク、投影光学系、ウェハス
テージ等により構成される。
る。近年、半導体集積回路素子の微細化に伴い、光の回
折限界によって制限される光学系の解像力を向上させる
ために、従来の紫外線に代わってこれより波長の短いX
線を使用した投影リソグラフィー技術が開発されてい
る。この技術に使用されるX線投影露光装置は、主とし
てX線源、照明光学系、マスク、投影光学系、ウェハス
テージ等により構成される。
【0003】X線源には、シンクロトロンで電子を加速
させ放射光を発生させる放射光光源、又は、レーザプラ
ズマX線源やDense Plasma FocusX線源等が使用され
る。照明光学系は、斜入射反射鏡、多層膜反射鏡、並び
に、所定の波長のX線のみを反射又は透過させるフィル
ター等により構成され、マスク上を所望の波長のX線で
照明する。
させ放射光を発生させる放射光光源、又は、レーザプラ
ズマX線源やDense Plasma FocusX線源等が使用され
る。照明光学系は、斜入射反射鏡、多層膜反射鏡、並び
に、所定の波長のX線のみを反射又は透過させるフィル
ター等により構成され、マスク上を所望の波長のX線で
照明する。
【0004】マスクとしては、現在のところ、この反射
型マスクが有力と考えられている。反射型マスクは、例
えば、Mo(モリブデン)やSi(シリコン)等からなるX
線を反射する多層膜上に、遮光や膜エッチング等により
反射率の低い部分からなるパターンを形成したものであ
る。
型マスクが有力と考えられている。反射型マスクは、例
えば、Mo(モリブデン)やSi(シリコン)等からなるX
線を反射する多層膜上に、遮光や膜エッチング等により
反射率の低い部分からなるパターンを形成したものであ
る。
【0005】マスク上に形成されたパターンから反射し
たX線は、複数の多層膜反射鏡で構成された投影結像光
学系を通って、フォトレジストが塗布されたウェハ(感
光性基板)上に結像し、該パターンがレジストに転写さ
れる。なお、X線は大気に吸収されて減衰するため、そ
の光路は全て10-5Torr程の真空度に維持された真空室
内に配置されている。
たX線は、複数の多層膜反射鏡で構成された投影結像光
学系を通って、フォトレジストが塗布されたウェハ(感
光性基板)上に結像し、該パターンがレジストに転写さ
れる。なお、X線は大気に吸収されて減衰するため、そ
の光路は全て10-5Torr程の真空度に維持された真空室
内に配置されている。
【0006】多層膜反射鏡の基板材料としては、形状精
度が高く、表面粗さが小さく、加工が容易な石英や低熱
膨張ガラス等のガラス材料が用いられる。多層膜の一例
として、MoとSiが交互に積層され、多層膜の各界面での
反射光の位相を一致させて干渉効果によって高い反射率
を得るものが開発されている。
度が高く、表面粗さが小さく、加工が容易な石英や低熱
膨張ガラス等のガラス材料が用いられる。多層膜の一例
として、MoとSiが交互に積層され、多層膜の各界面での
反射光の位相を一致させて干渉効果によって高い反射率
を得るものが開発されている。
【0007】上述のX線反射鏡を備えたX線結像光学系
には、非常に高い精度が要求される。X線反射鏡にMoや
Si等からなる多層膜を用いる場合、高い反射率の得られ
る波長13nm近傍のX線を用いて回折限界結像を得るた
めには、X線結像光学系の波面収差のrms値は、X線の
波長λの1/14以下、つまり約1nm以下の誤差が要求
される。X線結像光学系には、4〜6枚のX線反射鏡が
用いられるため、1枚のX線反射鏡の許容rms値は、
0.20〜0.25nm以下という極めて高い加工精度及
び組立精度が要求される。
には、非常に高い精度が要求される。X線反射鏡にMoや
Si等からなる多層膜を用いる場合、高い反射率の得られ
る波長13nm近傍のX線を用いて回折限界結像を得るた
めには、X線結像光学系の波面収差のrms値は、X線の
波長λの1/14以下、つまり約1nm以下の誤差が要求
される。X線結像光学系には、4〜6枚のX線反射鏡が
用いられるため、1枚のX線反射鏡の許容rms値は、
0.20〜0.25nm以下という極めて高い加工精度及
び組立精度が要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図を参照しつ
つ、従来の反射鏡保持方法について説明する。図5は、
従来の反射鏡の保持方法の一例を示す図である。図5に
は、円盤状の反射鏡101が示されている。反射鏡10
1の周囲の3点には、ステンレス、インバー等の部材か
らなる保持部材102が等間隔で設置されている。反射
鏡101は保持部材102により垂直に固定されてい
る。
つ、従来の反射鏡保持方法について説明する。図5は、
従来の反射鏡の保持方法の一例を示す図である。図5に
は、円盤状の反射鏡101が示されている。反射鏡10
1の周囲の3点には、ステンレス、インバー等の部材か
らなる保持部材102が等間隔で設置されている。反射
鏡101は保持部材102により垂直に固定されてい
る。
【0009】現状では、例え反射鏡の表面が許容範囲内
の精度で加工されていても、図5のような方法で反射鏡
を保持するときに、反射鏡を圧する部位が反射鏡の側面
又は裏面の一部で、特に点支持となるため、反射鏡を圧
した際に、支持点周辺に不均一な非対称変形を生じる。
この非対称的な変形は反射鏡の反射面の形状の変形をも
引き起こし、その結果、光学系の収差として光学特性の
劣化をもたらす。この劣化は、光学調整によってでも解
消が難しい。
の精度で加工されていても、図5のような方法で反射鏡
を保持するときに、反射鏡を圧する部位が反射鏡の側面
又は裏面の一部で、特に点支持となるため、反射鏡を圧
した際に、支持点周辺に不均一な非対称変形を生じる。
この非対称的な変形は反射鏡の反射面の形状の変形をも
引き起こし、その結果、光学系の収差として光学特性の
劣化をもたらす。この劣化は、光学調整によってでも解
消が難しい。
【0010】図6は、従来の反射鏡の保持方法の他の例
を示す図である。図6には、円盤状の反射鏡111が示
されている。この例では、反射鏡111の周囲には、バ
イトンゴム等の弾性体リング113が設けられている。
弾性体リング113の周囲の3点には、ステンレス、イ
ンバー等の部材からなる保持部材112が等間隔で設置
されている。反射鏡111は保持部材112により垂直
に固定されている。
を示す図である。図6には、円盤状の反射鏡111が示
されている。この例では、反射鏡111の周囲には、バ
イトンゴム等の弾性体リング113が設けられている。
弾性体リング113の周囲の3点には、ステンレス、イ
ンバー等の部材からなる保持部材112が等間隔で設置
されている。反射鏡111は保持部材112により垂直
に固定されている。
【0011】この例では、反射鏡111と保持部材11
2の間に弾性体を挟んだことにより、反射鏡の変形を軽
減することができる。しかし、保持部材付近では、なお
不均一な変形を起こし、反射鏡の反射面の変形が誘発さ
れる。
2の間に弾性体を挟んだことにより、反射鏡の変形を軽
減することができる。しかし、保持部材付近では、なお
不均一な変形を起こし、反射鏡の反射面の変形が誘発さ
れる。
【0012】ところで、X線反射鏡に多層膜を用いた場
合にもX線の反射率は100%とはならない。そのた
め、X線の一部がX線反射鏡に吸収されて熱に変化する
ため、露光中は熱変動を受け、反射鏡の変形が誘発され
るという問題がある。このように熱変形したX線反射鏡
が光学系に存在すると、X線光学系に収差が発生し、露
光パターン形成精度が低下する。
合にもX線の反射率は100%とはならない。そのた
め、X線の一部がX線反射鏡に吸収されて熱に変化する
ため、露光中は熱変動を受け、反射鏡の変形が誘発され
るという問題がある。このように熱変形したX線反射鏡
が光学系に存在すると、X線光学系に収差が発生し、露
光パターン形成精度が低下する。
【0013】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、反射鏡の保持方法に改良を加え、パタ
ーン形成精度を向上できる露光装置等を提供することを
目的とする。
たものであって、反射鏡の保持方法に改良を加え、パタ
ーン形成精度を向上できる露光装置等を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の反射鏡の保持方法は、 反射鏡を鏡筒内で
保持する際に、 前記反射鏡を流体の圧力を介して保持
することを特徴とする。
め、本発明の反射鏡の保持方法は、 反射鏡を鏡筒内で
保持する際に、 前記反射鏡を流体の圧力を介して保持
することを特徴とする。
【0015】反射鏡を流体の圧力を介して保持すること
により、保持部材周辺の反射鏡の局部的な変形を防ぐこ
とができる。
により、保持部材周辺の反射鏡の局部的な変形を防ぐこ
とができる。
【0016】前記反射鏡の保持方法においては、 前記
流体を流動させて前記反射鏡を冷却することもできる。
エネルギ線の一部が反射鏡に吸収されて熱に変化し、反
射鏡が熱変形を受ける。しかし、反射鏡と保持部材との
間の流体を流動させることにより、反射鏡の熱を逃が
し、反射鏡の変形を防ぐことができる。
流体を流動させて前記反射鏡を冷却することもできる。
エネルギ線の一部が反射鏡に吸収されて熱に変化し、反
射鏡が熱変形を受ける。しかし、反射鏡と保持部材との
間の流体を流動させることにより、反射鏡の熱を逃が
し、反射鏡の変形を防ぐことができる。
【0017】本発明の反射鏡は、 鏡筒に対して、流体
の圧力を介して保持されることを特徴とする。
の圧力を介して保持されることを特徴とする。
【0018】本発明の反射鏡は、 外周に、流体又は流
体を内部に充満させた中空弾性体リングを保持するため
に設けられた溝を有することを特徴とする。
体を内部に充満させた中空弾性体リングを保持するため
に設けられた溝を有することを特徴とする。
【0019】本発明の露光装置は、 エネルギ線を発生
させるエネルギ線源と、 前記エネルギ線源からのエネ
ルギ線をマスクに導く照明光学系と、 前記マスクから
のエネルギ線を感光性基板に導く投影光学系と、 各光
学系の構成部品を保持する鏡筒と、 を具備し、 前記
マスクのパターンを前記感光性基板へ転写する露光装置
であって; 前記光学系中に反射鏡を有し、 該反射鏡
が、前記鏡筒に対して流体の圧力を介して保持されてい
ることを特徴とする。
させるエネルギ線源と、 前記エネルギ線源からのエネ
ルギ線をマスクに導く照明光学系と、 前記マスクから
のエネルギ線を感光性基板に導く投影光学系と、 各光
学系の構成部品を保持する鏡筒と、 を具備し、 前記
マスクのパターンを前記感光性基板へ転写する露光装置
であって; 前記光学系中に反射鏡を有し、 該反射鏡
が、前記鏡筒に対して流体の圧力を介して保持されてい
ることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、X線露光装置を例にとり、
図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明す
る。まず、X線縮小投影露光技術の概要を図面を参照し
つつ説明する。図7は、本発明の実施の形態に係るX線
露光装置の全体構成を示す図である。このX線露光装置
は、露光用の照明光として、波長13nm近傍の軟X線領
域の光(以下、EUV光)を用いて、ステップアンドス
キャン方式により露光動作を行う投影露光装置である。
図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明す
る。まず、X線縮小投影露光技術の概要を図面を参照し
つつ説明する。図7は、本発明の実施の形態に係るX線
露光装置の全体構成を示す図である。このX線露光装置
は、露光用の照明光として、波長13nm近傍の軟X線領
域の光(以下、EUV光)を用いて、ステップアンドス
キャン方式により露光動作を行う投影露光装置である。
【0021】図7には、本発明の実施の形態に係るX線
露光装置201の全体構成が示されている。露光装置2
01の最上流部には、レーザ光源203が配置されてい
る。レーザ光源203は、赤外域から可視域の波長のレ
ーザ光を供給する機能を有し、例えば半導体レーザ励起
によるYAGレーザやエキシマレーザ等を使用する。レ
ーザ光源203から発せられたレーザ光は、集光光学系
205により集光され、下部に配置されたレーザプラズ
マ光源207に達する。プラズマフォーカス光源207
は、波長13nm近傍のX線を効率よく発生することがで
きる。
露光装置201の全体構成が示されている。露光装置2
01の最上流部には、レーザ光源203が配置されてい
る。レーザ光源203は、赤外域から可視域の波長のレ
ーザ光を供給する機能を有し、例えば半導体レーザ励起
によるYAGレーザやエキシマレーザ等を使用する。レ
ーザ光源203から発せられたレーザ光は、集光光学系
205により集光され、下部に配置されたレーザプラズ
マ光源207に達する。プラズマフォーカス光源207
は、波長13nm近傍のX線を効率よく発生することがで
きる。
【0022】プラズマフォーカス光源207には、図示
せぬノズルが配置されており、キセノンガスを噴出す
る。噴出されたキセノンガスはプラズマフォーカス光源
207において高照度のレーザ光を受ける。キセノンガ
スは、高照度のレーザ光のエネルギにより高温になり、
プラズマ状態に励起され、低ポテンシャル状態へ遷移す
る際にEUV光を放出する。EUV光は、大気に対する
透過率が低いため、その光路はチャンバー(真空室)2
09により覆われて外気が遮断されている。なお、キセ
ノンガスを放出するノズルからデブリが発生するため、
チャンバー209を他のチャンバーとは別に配置する必
要がある。
せぬノズルが配置されており、キセノンガスを噴出す
る。噴出されたキセノンガスはプラズマフォーカス光源
207において高照度のレーザ光を受ける。キセノンガ
スは、高照度のレーザ光のエネルギにより高温になり、
プラズマ状態に励起され、低ポテンシャル状態へ遷移す
る際にEUV光を放出する。EUV光は、大気に対する
透過率が低いため、その光路はチャンバー(真空室)2
09により覆われて外気が遮断されている。なお、キセ
ノンガスを放出するノズルからデブリが発生するため、
チャンバー209を他のチャンバーとは別に配置する必
要がある。
【0023】プラズマフォーカス光源207の上部に
は、Mo/Si多層膜をコートした回転放物面反射鏡211
が配置されている。プラズマフォーカス光源207から
輻射されたX線は、放物面反射鏡211に入射し、波長
13nm付近のX線のみが露光装置201の下方に向かっ
て平行に反射される。
は、Mo/Si多層膜をコートした回転放物面反射鏡211
が配置されている。プラズマフォーカス光源207から
輻射されたX線は、放物面反射鏡211に入射し、波長
13nm付近のX線のみが露光装置201の下方に向かっ
て平行に反射される。
【0024】回転放物面反射鏡211の下方には、厚さ
0.15nmのベリリウムからなる可視光カットX線透過
フィルター213が配置されている。放物面反射鏡21
1で反射されたX線の内、所望の13nmのX線のみが透
過フィルター213を通過する。透過フィルター213
付近は、チャンバー215により覆われて外気を遮断し
ている。
0.15nmのベリリウムからなる可視光カットX線透過
フィルター213が配置されている。放物面反射鏡21
1で反射されたX線の内、所望の13nmのX線のみが透
過フィルター213を通過する。透過フィルター213
付近は、チャンバー215により覆われて外気を遮断し
ている。
【0025】透過フィルター213の下方には、露光チ
ャンバー233が設置されている。露光チャンバー23
3内の透過フィルター213の下方には、照明光学系2
17が配置されている。照明光学系217は、コンデン
サー系の反射鏡、フライアイ光学系の反射鏡等で構成さ
れており、透過フィルター213から入力されたX線を
円弧状に整形し、図の左方に向かって照射する。
ャンバー233が設置されている。露光チャンバー23
3内の透過フィルター213の下方には、照明光学系2
17が配置されている。照明光学系217は、コンデン
サー系の反射鏡、フライアイ光学系の反射鏡等で構成さ
れており、透過フィルター213から入力されたX線を
円弧状に整形し、図の左方に向かって照射する。
【0026】照明光学系217の図の左方には、X線反
射鏡219が配置されている。X線反射鏡219は、図
の右側の反射面219aが凹型をした円形をしており、
保持部材(図1参照)により垂直に保持されている。な
お、X線反射鏡219の保持方法については、詳しくは
後述する。X線反射鏡219の図の右方には、光路折り
曲げ反射鏡221が斜めに配置されている。光路折り曲
げ反射鏡221の上方には、反射型マスク223が、反
射面が下になるように水平に配置されている。照明光学
系217から放出されたX線は、X線反射鏡219によ
り反射集光された後に、光路折り曲げ反射鏡221を介
して、反射型マスク223の反射面に達する。
射鏡219が配置されている。X線反射鏡219は、図
の右側の反射面219aが凹型をした円形をしており、
保持部材(図1参照)により垂直に保持されている。な
お、X線反射鏡219の保持方法については、詳しくは
後述する。X線反射鏡219の図の右方には、光路折り
曲げ反射鏡221が斜めに配置されている。光路折り曲
げ反射鏡221の上方には、反射型マスク223が、反
射面が下になるように水平に配置されている。照明光学
系217から放出されたX線は、X線反射鏡219によ
り反射集光された後に、光路折り曲げ反射鏡221を介
して、反射型マスク223の反射面に達する。
【0027】X線反射鏡219、221は、反射面21
9aが高精度に加工された石英の基板からなる。反射面
219aには、波長13nmのX線の反射率が高いMoと
Siの多層膜が形成されている。なお、波長が10〜15
nmのX線を用いる場合には、Ru(ルテニウム)、Rh(ロ
ジウム)等の物質と、Si、Be(ベリリウム)、B4C(4
ホウ化炭素)等の物質とを組み合わせた多層膜でも良
い。
9aが高精度に加工された石英の基板からなる。反射面
219aには、波長13nmのX線の反射率が高いMoと
Siの多層膜が形成されている。なお、波長が10〜15
nmのX線を用いる場合には、Ru(ルテニウム)、Rh(ロ
ジウム)等の物質と、Si、Be(ベリリウム)、B4C(4
ホウ化炭素)等の物質とを組み合わせた多層膜でも良
い。
【0028】反射型マスク223の反射面にも多層膜か
らなる反射膜が形成されている。この反射膜には、ウェ
ハ229に転写するパターンに応じたマスクパターンが
形成されている。反射型マスク223は、その上部に図
示されたマスクステージ225に固定されている。マス
クステージ225は、少なくともY方向に移動可能であ
り、光路折り曲げ反射鏡221で反射されたX線を順次
マスク223上に照射する。
らなる反射膜が形成されている。この反射膜には、ウェ
ハ229に転写するパターンに応じたマスクパターンが
形成されている。反射型マスク223は、その上部に図
示されたマスクステージ225に固定されている。マス
クステージ225は、少なくともY方向に移動可能であ
り、光路折り曲げ反射鏡221で反射されたX線を順次
マスク223上に照射する。
【0029】反射型マスク223の下部には、順に投影
光学系227、ウェハ229が配置されている。投影光
学系227は、複数の反射鏡等からなり、反射型マスク
223上のパターンを所定の縮小倍率(例えば1/4)
に縮小し、ウェハ229上に結像する。ウェハ229
は、XYZ方向に移動可能なウェハステージ231に吸
着等により固定されている。
光学系227、ウェハ229が配置されている。投影光
学系227は、複数の反射鏡等からなり、反射型マスク
223上のパターンを所定の縮小倍率(例えば1/4)
に縮小し、ウェハ229上に結像する。ウェハ229
は、XYZ方向に移動可能なウェハステージ231に吸
着等により固定されている。
【0030】露光動作を行う際には、照明光学系217
により反射型マスク223の反射面にEUV光を照射す
る。その際、投影光学系227に対して反射型マスク2
23及びウェハ229を投影光学系の縮小倍率により定
まる所定の速度比で相対的に同期走査する。これによ
り、反射型マスク223の回路パターンの全体をウェハ
229上の複数のショット領域の各々にステップアンド
スキャン方式で転写する。なお、ウェハ229のチップ
は例えば25×25mm角であり、レジスト上で0.07
μmL/SのICパターンが露光できる。
により反射型マスク223の反射面にEUV光を照射す
る。その際、投影光学系227に対して反射型マスク2
23及びウェハ229を投影光学系の縮小倍率により定
まる所定の速度比で相対的に同期走査する。これによ
り、反射型マスク223の回路パターンの全体をウェハ
229上の複数のショット領域の各々にステップアンド
スキャン方式で転写する。なお、ウェハ229のチップ
は例えば25×25mm角であり、レジスト上で0.07
μmL/SのICパターンが露光できる。
【0031】次に、本発明の第1の実施の形態に係るX
線反射鏡の保持方法について説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図1(A)は同反射鏡の正面図であり、図1
(B)は図1(A)のA−A断面図である。図1
(A)、(B)の中央部には、円盤状のX線反射鏡1が
示されている。X線反射鏡1の反射面(図1(B)の左
側)は、凹型をしており、高精度に加工されている。X
線反射鏡1の周囲には、中空のリング状をした弾性体リ
ング2が設けられている。弾性体リング2の中空部に
は、静止流体4が充填されている。静止流体4として
は、例えば、水やアルコール等の液体、アルゴン、ヘリ
ウム、窒素等の気体を用いることができる。弾性体リン
グ2の外周部分の3点には、ステンレス、インバー等の
部材からなる保持部材3が等間隔で設置されている。反
射鏡1は保持部材3により垂直に固定されている。
線反射鏡の保持方法について説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図1(A)は同反射鏡の正面図であり、図1
(B)は図1(A)のA−A断面図である。図1
(A)、(B)の中央部には、円盤状のX線反射鏡1が
示されている。X線反射鏡1の反射面(図1(B)の左
側)は、凹型をしており、高精度に加工されている。X
線反射鏡1の周囲には、中空のリング状をした弾性体リ
ング2が設けられている。弾性体リング2の中空部に
は、静止流体4が充填されている。静止流体4として
は、例えば、水やアルコール等の液体、アルゴン、ヘリ
ウム、窒素等の気体を用いることができる。弾性体リン
グ2の外周部分の3点には、ステンレス、インバー等の
部材からなる保持部材3が等間隔で設置されている。反
射鏡1は保持部材3により垂直に固定されている。
【0032】この実施の形態のX線反射鏡1は、弾性体
リング2の外周部分が不均一に変形しても、弾性体リン
グ2の内部の静止流体4緩衝作用により、反射鏡1の全
周をほぼ均一な力で支持することができる。
リング2の外周部分が不均一に変形しても、弾性体リン
グ2の内部の静止流体4緩衝作用により、反射鏡1の全
周をほぼ均一な力で支持することができる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態に係るX
線反射鏡の保持方法について説明する。図2は、本発明
の第2の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図2の中央部には、円盤状のX線反射鏡11
が反射面を下に向けて配置されている。X線反射鏡11
の周囲には、中空のリング状をした弾性体リング12が
設けられている。弾性体リング12の中空部には、静止
流体14が充填されている。弾性体リング12の外周部
分には、ステンレス、インバー等の部材からなる保持部
材13が等間隔で設置されている。
線反射鏡の保持方法について説明する。図2は、本発明
の第2の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図2の中央部には、円盤状のX線反射鏡11
が反射面を下に向けて配置されている。X線反射鏡11
の周囲には、中空のリング状をした弾性体リング12が
設けられている。弾性体リング12の中空部には、静止
流体14が充填されている。弾性体リング12の外周部
分には、ステンレス、インバー等の部材からなる保持部
材13が等間隔で設置されている。
【0034】この実施の形態のように、反射鏡11の周
囲を静止流体14の均一な静圧で支持することができる
ので、反射鏡11を様々な角度で支持することができ
る。
囲を静止流体14の均一な静圧で支持することができる
ので、反射鏡11を様々な角度で支持することができ
る。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態に係るX
線反射鏡の保持方法について説明する。図3は、本発明
の第3の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図3(A)は同反射鏡の正面図であり、図3
(B)は図3(A)のB−B断面図である。図3
(A)、(B)の中央部には、円盤状のX線反射鏡21
が示されている。X線反射鏡21の外周には、ある深さ
を有する溝21aが全周に亘って設けられている。溝2
1aの外周には、溝21aの幅と同じくらいの幅を有
し、ある厚さを有する金属等の平板リング22が設けら
れている。平板リング22の内径は、反射鏡21の外周
よりも大きくなっており、2つのOリング25が両者の
隙間を埋めるように溝21aの側壁に配置されている。
これらの溝21a、2つのOリング25、平板リング2
2に囲まれた領域には、静止流体24が充填されてい
る。平板リング22の外周部分の3点には、ステンレ
ス、インバー等の部材からなる保持部材23が等間隔で
設置されている。反射鏡21は保持部材23により垂直
に固定されている。
線反射鏡の保持方法について説明する。図3は、本発明
の第3の実施の形態に係るX線反射鏡の保持方法を示す
図である。図3(A)は同反射鏡の正面図であり、図3
(B)は図3(A)のB−B断面図である。図3
(A)、(B)の中央部には、円盤状のX線反射鏡21
が示されている。X線反射鏡21の外周には、ある深さ
を有する溝21aが全周に亘って設けられている。溝2
1aの外周には、溝21aの幅と同じくらいの幅を有
し、ある厚さを有する金属等の平板リング22が設けら
れている。平板リング22の内径は、反射鏡21の外周
よりも大きくなっており、2つのOリング25が両者の
隙間を埋めるように溝21aの側壁に配置されている。
これらの溝21a、2つのOリング25、平板リング2
2に囲まれた領域には、静止流体24が充填されてい
る。平板リング22の外周部分の3点には、ステンレ
ス、インバー等の部材からなる保持部材23が等間隔で
設置されている。反射鏡21は保持部材23により垂直
に固定されている。
【0036】静止流体とは、一般に液体又は気体であ
り、流れを持たない。静止流体24の溝21a等の面に
働く圧力(図中の矢印)は、パスカルの原理により、常
にその面に垂直で大きさはどこでも一定であるという特
徴を持っている。この圧力を静圧と呼ぶ。したがって、
この実施の形態の反射鏡21の全周を静止流体24の静
圧で抑えることにより、反射鏡21の全周を常に一定の
力で支持することができる。
り、流れを持たない。静止流体24の溝21a等の面に
働く圧力(図中の矢印)は、パスカルの原理により、常
にその面に垂直で大きさはどこでも一定であるという特
徴を持っている。この圧力を静圧と呼ぶ。したがって、
この実施の形態の反射鏡21の全周を静止流体24の静
圧で抑えることにより、反射鏡21の全周を常に一定の
力で支持することができる。
【0037】この実施の形態においては、X線反射鏡2
1は、保持部材23により点支持されているので、平板
リング22の支持されている部分が不均一に変形する。
その際、Oリング25は、反射鏡21の溝21aの側壁
に配置してあるので、平板リング22が変形した際に、
溝21aの側壁上を中心方向にスライド可能となってい
る。つまり、反射鏡21に対して中心方向へかかる圧力
は静止流体24の静圧のみであって、Oリング25は反
射鏡21を締め付けない構造となっている。
1は、保持部材23により点支持されているので、平板
リング22の支持されている部分が不均一に変形する。
その際、Oリング25は、反射鏡21の溝21aの側壁
に配置してあるので、平板リング22が変形した際に、
溝21aの側壁上を中心方向にスライド可能となってい
る。つまり、反射鏡21に対して中心方向へかかる圧力
は静止流体24の静圧のみであって、Oリング25は反
射鏡21を締め付けない構造となっている。
【0038】平板リング22の変形によって溝21aの
内部の静止流体24の圧力がやや大きくなり、反射鏡2
1の全周を均一に圧縮するような力が働く。そのため、
反射鏡21は変形するが、光学調整で解消できないよう
な不均一な変形を引き起こすことは無く、軸対称の変形
のみである。
内部の静止流体24の圧力がやや大きくなり、反射鏡2
1の全周を均一に圧縮するような力が働く。そのため、
反射鏡21は変形するが、光学調整で解消できないよう
な不均一な変形を引き起こすことは無く、軸対称の変形
のみである。
【0039】次に、本発明の第4の実施の形態に係るX
線反射鏡の保持方法について説明する。この実施の形態
に係る保持方法は、図3の溝21a内の流体を循環させ
る例である。図4は、本発明の第4の実施の形態に係る
X線反射鏡の保持方法を示す図である。図4の中央部に
は、円盤状のX線反射鏡31の側面断面図が示されてい
る。X線反射鏡31の外周には、ある深さを有する溝3
1aが全周に亘って設けられている。溝31aの外周に
は、溝31aの幅と同じくらいの幅を有し、ある厚さを
有する金属等の平板リング32が設けられている。平板
リング32の内径は、反射鏡31の外周よりも大きくな
っており、2つのOリング35が両者の隙間を埋めるよ
うに溝31aの側壁に配置されている。これらの溝31
a、2つのOリング35、平板リング32に囲まれた領
域には、流体34が充填されている。平板リング32の
外周部分には、図示せぬ保持部材が設置されている。反
射鏡31は保持部材により垂直に固定されている。
線反射鏡の保持方法について説明する。この実施の形態
に係る保持方法は、図3の溝21a内の流体を循環させ
る例である。図4は、本発明の第4の実施の形態に係る
X線反射鏡の保持方法を示す図である。図4の中央部に
は、円盤状のX線反射鏡31の側面断面図が示されてい
る。X線反射鏡31の外周には、ある深さを有する溝3
1aが全周に亘って設けられている。溝31aの外周に
は、溝31aの幅と同じくらいの幅を有し、ある厚さを
有する金属等の平板リング32が設けられている。平板
リング32の内径は、反射鏡31の外周よりも大きくな
っており、2つのOリング35が両者の隙間を埋めるよ
うに溝31aの側壁に配置されている。これらの溝31
a、2つのOリング35、平板リング32に囲まれた領
域には、流体34が充填されている。平板リング32の
外周部分には、図示せぬ保持部材が設置されている。反
射鏡31は保持部材により垂直に固定されている。
【0040】この実施の形態において、平板リング32
の外周の一部(図4の上部)には、孔が空けられてお
り、流体を溝31a内に供給するための供給管36が接
続されている。供給管36の先には、熱交換器37が接
続されている。熱交換器37の先には、図示せぬタンク
が設けられており、流体が備えられている。また、平板
リング32の外周の一部(図4の下部)には、孔が空け
られており、流体を溝31a内から排出するための排出
管38が接続されている。排出管38の先は、図示せぬ
タンクに接続されている。
の外周の一部(図4の上部)には、孔が空けられてお
り、流体を溝31a内に供給するための供給管36が接
続されている。供給管36の先には、熱交換器37が接
続されている。熱交換器37の先には、図示せぬタンク
が設けられており、流体が備えられている。また、平板
リング32の外周の一部(図4の下部)には、孔が空け
られており、流体を溝31a内から排出するための排出
管38が接続されている。排出管38の先は、図示せぬ
タンクに接続されている。
【0041】図示せぬタンクから供給された流体は、熱
交換器37で所望の温度に調節され、溝31a内に供給
される。流体は、溝31a内を反射鏡31の上部から下
部にかけて循環し、排出管38から溝31aの外部に排
出される。
交換器37で所望の温度に調節され、溝31a内に供給
される。流体は、溝31a内を反射鏡31の上部から下
部にかけて循環し、排出管38から溝31aの外部に排
出される。
【0042】その際、反射鏡31の上部と下部では、僅
かに流体の圧力差が生じる。圧力差があると、反射鏡3
1の支持力が不均一となってしまうので、反射鏡31が
変形してしまう。この圧力差を防ぐためには、非圧縮性
と見なせる流体で且つ、粘性率の低い流体を用いるのが
有効である。このような流体としては、一般に非圧縮性
と見なせる流体、例えば、粘性率が約1×10-3[Pa・s]
の水等を用いることができる。
かに流体の圧力差が生じる。圧力差があると、反射鏡3
1の支持力が不均一となってしまうので、反射鏡31が
変形してしまう。この圧力差を防ぐためには、非圧縮性
と見なせる流体で且つ、粘性率の低い流体を用いるのが
有効である。このような流体としては、一般に非圧縮性
と見なせる流体、例えば、粘性率が約1×10-3[Pa・s]
の水等を用いることができる。
【0043】また、この実施の形態においては、流体の
供給管36に熱交換器37を設けたことにより、供給す
る流体の温度を調節することができる。具体的には、熱
交換器37で冷却した流体を反射鏡31に循環させるこ
とにより、光(X線)の照射により温度上昇した反射鏡
31を冷却することができる。
供給管36に熱交換器37を設けたことにより、供給す
る流体の温度を調節することができる。具体的には、熱
交換器37で冷却した流体を反射鏡31に循環させるこ
とにより、光(X線)の照射により温度上昇した反射鏡
31を冷却することができる。
【0044】以上図1〜図7を参照しつつ、本発明の実
施の形態に係るX線反射鏡の保持方法等について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な
変更を加えることができる。
施の形態に係るX線反射鏡の保持方法等について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な
変更を加えることができる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、反射鏡の保持方法に改良を加え、パターン形
成精度を向上できる。
によれば、反射鏡の保持方法に改良を加え、パターン形
成精度を向上できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るX線反射鏡の
保持方法を示す図である。図1(A)は同反射鏡の正面
図であり、図1(B)は図1(A)のA−A断面図であ
る。
保持方法を示す図である。図1(A)は同反射鏡の正面
図であり、図1(B)は図1(A)のA−A断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るX線反射鏡の
保持方法を示す図である。
保持方法を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るX線反射鏡の
保持方法を示す図である。図3(A)は同反射鏡の正面
図であり、図3(B)は図3(A)のB−B断面図であ
る。
保持方法を示す図である。図3(A)は同反射鏡の正面
図であり、図3(B)は図3(A)のB−B断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るX線反射鏡の
保持方法を示す図である。
保持方法を示す図である。
【図5】従来の反射鏡の保持方法の一例を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の反射鏡の保持方法の他の例を示す図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施の形態に係るX線露光装置の全体
構成を示す図である。
構成を示す図である。
1 X線反射鏡 2 弾性体リング 3 保持部材 4 静止流体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 515D // G02B 7/182 531A G02B 7/18 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 反射鏡を鏡筒内で保持する際に、 前記反射鏡を流体の圧力を介して保持することを特徴と
する反射鏡の保持方法。 - 【請求項2】 前記流体を流動させて前記反射鏡を冷却
することを特徴とする請求項1記載の反射鏡の保持方
法。 - 【請求項3】 鏡筒に対して、流体の圧力を介して保持
されることを特徴とする反射鏡。 - 【請求項4】 外周に、流体又は流体を内部に充満させ
た中空弾性体リングを保持するために設けられた溝を有
することを特徴とする反射鏡。 - 【請求項5】 エネルギ線を発生させるエネルギ線源
と、 前記エネルギ線源からのエネルギ線をマスクに導く照明
光学系と、 前記マスクからのエネルギ線を感光性基板に導く投影光
学系と、 各光学系の構成部品を保持する鏡筒と、 を具備し、 前記マスクのパターンを前記感光性基板へ転写する露光
装置であって;前記光学系中に反射鏡を有し、 該反射鏡が、前記鏡筒に対して流体の圧力を介して保持
されていることを特徴とする露光装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001125562A JP2002318334A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置 |
| US10/128,963 US20020154730A1 (en) | 2001-04-24 | 2002-04-23 | Methods and devices for holding a mirror for use in X-ray optical systems |
| EP02252879A EP1253601A2 (en) | 2001-04-24 | 2002-04-24 | Methods and devices for holding a mirror for use in X-ray optical systems |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001125562A JP2002318334A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002318334A true JP2002318334A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18974764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001125562A Pending JP2002318334A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020154730A1 (ja) |
| EP (1) | EP1253601A2 (ja) |
| JP (1) | JP2002318334A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005175187A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Canon Inc | 光学部材、冷却方法、冷却装置、露光装置、デバイス製造方法、及びデバイス |
| JP2011139043A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-07-14 | Media Lario Srl | 斜入射euvリソグラフィ集光器用の冷却システム及び冷却方法 |
| JP2013016872A (ja) * | 2006-08-16 | 2013-01-24 | Cymer Inc | Euv光学器械 |
| US10944238B2 (en) | 2017-11-14 | 2021-03-09 | Nichia Corporation | Optical member holding device, semiconductor laser device, method of manufacturing optical member holding device, and method of manufacturing semiconductor laser device |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003172858A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Nikon Corp | 光学部品保持装置及び露光装置 |
| US7760327B2 (en) | 2003-10-02 | 2010-07-20 | Carl Zeiss Smt Ag | Reflecting optical element with eccentric optical passageway |
| ATE475907T1 (de) * | 2003-10-02 | 2010-08-15 | Zeiss Carl Smt Ag | Projektionsobjektiv für die halbleiter- lithographie |
| CN103018878A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-03 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种带有温度补偿的反射镜支撑结构 |
| HK1256711A1 (zh) * | 2015-09-01 | 2019-10-04 | 株式会社尼康 | 物体保持装置、曝光装置、平板显示器的制造方法、器件制造方法、物体的保持方法以及曝光方法 |
| CN105511050B (zh) * | 2016-01-13 | 2017-10-13 | 中国科学院上海技术物理研究所 | 一种反射镜弹性中心支撑结构 |
| CN106338824B (zh) * | 2016-09-27 | 2019-06-14 | 深圳市中图仪器股份有限公司 | 用于激光测量光路调节的铰链光学装置及激光测量光路 |
| CN110275271B (zh) * | 2019-07-15 | 2021-09-14 | 北京遥感设备研究所 | 一种反射镜与转轴的连接结构 |
| US11313508B2 (en) | 2019-09-04 | 2022-04-26 | Raytheon Company | Radial positioning device |
| CN115889985B (zh) * | 2023-02-14 | 2024-03-15 | 景德镇荣澜科技有限公司 | 一种高功率激光反射镜热畸变的补偿装置 |
| DE102023205748A1 (de) * | 2023-06-20 | 2024-12-24 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Halterungseinrichtung, optische Baugruppe und optisches System |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US291147A (en) * | 1884-01-01 | William calveb | ||
| JPS6232613A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | Canon Inc | 投影露光装置 |
| JPH0675200B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1994-09-21 | 株式会社オーク製作所 | 露光装置用冷却構造 |
| US5117162A (en) * | 1990-12-20 | 1992-05-26 | North American Philips Corporation | Optical grade transfer coolant for projection television receivers |
| IT1277080B1 (it) * | 1995-12-14 | 1997-11-04 | Salvagnini Italia Spa | Testa di focalizzazione di un fascio laser dotata di una lente di focalizzazione per una macchina di lavorazione di pezzi metallici |
| JP2000286189A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Nikon Corp | 露光装置および露光方法ならびにデバイス製造方法 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001125562A patent/JP2002318334A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-23 US US10/128,963 patent/US20020154730A1/en not_active Abandoned
- 2002-04-24 EP EP02252879A patent/EP1253601A2/en not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005175187A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Canon Inc | 光学部材、冷却方法、冷却装置、露光装置、デバイス製造方法、及びデバイス |
| JP2013016872A (ja) * | 2006-08-16 | 2013-01-24 | Cymer Inc | Euv光学器械 |
| JP2011139043A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-07-14 | Media Lario Srl | 斜入射euvリソグラフィ集光器用の冷却システム及び冷却方法 |
| US10944238B2 (en) | 2017-11-14 | 2021-03-09 | Nichia Corporation | Optical member holding device, semiconductor laser device, method of manufacturing optical member holding device, and method of manufacturing semiconductor laser device |
| US11626705B2 (en) | 2017-11-14 | 2023-04-11 | Nichia Corporation | Optical member holding device, semiconductor laser device, method of manufacturing optical member holding device, and method of manufacturing semiconductor laser device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020154730A1 (en) | 2002-10-24 |
| EP1253601A2 (en) | 2002-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7737425B2 (en) | Contamination barrier with expandable lamellas | |
| US8749756B2 (en) | Lithographic apparatus and device manufacturing method | |
| TWI237741B (en) | Extreme ultraviolet radiation transparent structure in a vacuum chamber wall, e.g. for use in a lithographic projection apparatus | |
| TWI242690B (en) | Reflector assembly, lithographic projection apparatus, radiation system with the reflector assembly, and method of manufacturing an integrated structure by a lithographic process | |
| US8736810B2 (en) | EUV reticle substrates with high thermal conductivity | |
| KR20110055610A (ko) | 방사선 소스, 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법 | |
| JP4202996B2 (ja) | リトグラフ装置、および、デバイスの製造方法 | |
| JP3662574B2 (ja) | リソグラフィ投影装置および上記装置に使うためのレフレクタ組立体 | |
| JP2002318334A (ja) | 反射鏡の保持方法、反射鏡及び露光装置 | |
| CN101849212A (zh) | 辐射系统和方法以及光谱纯度滤光片 | |
| TW539925B (en) | Lithographic projection apparatus and device manufacturing method | |
| US20110199600A1 (en) | Collector assembly, radiation source, lithographic apparatus and device manufacturing method | |
| TWI452440B (zh) | 多層鏡及微影裝置 | |
| JP2005020009A (ja) | リソグラフィ投影装置およびデバイス製造方法 | |
| JP2010199503A (ja) | 光学素子、露光装置及びデバイス製造方法 | |
| JP5531053B2 (ja) | 放射源、リソグラフィ装置及びデバイス製造方法 | |
| KR20100102682A (ko) | 극자외 방사선 소스 및 극자외 방사선을 생성하는 방법 | |
| TWI453526B (zh) | 經組態以將一光學元件安裝於用於一微影裝置之一模組中之座、用於一微影裝置之模組及經建構及配置以將一力施加於一微影裝置之一模組之一光學元件之一周邊上的彈性構件 | |
| JP4384082B2 (ja) | かすめ入射ミラー、かすめ入射ミラーを含むリソグラフィ装置、かすめ入射ミラーを提供する方法、かすめ入射ミラーのeuv反射を強化する方法、デバイス製造方法およびそれによって製造したデバイス | |
| JP2002075831A (ja) | X線反射鏡保持方法、x線露光装置及びデバイス製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040420 |