JP2002311653A - 正帯電性二成分現像剤 - Google Patents
正帯電性二成分現像剤Info
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Abstract
れ、高速機に用いた場合であっても、感光体汚染や画質
劣化を生じることなく、連続して優れた画像が得られる
正帯電性二成分現像剤を提供すること。 【解決手段】酸価が10mgKOH/g以下の結着樹
脂、着色剤及びニグロシン染料を含有してなる正帯電性
トナーとフェライトキャリアからなる二成分現像剤であ
って、前記正帯電性トナーの570nmと600nmに
おける吸光度〔logI0 /I(I0 :入射光量、I:
透過光量)〕の差が0.08〜0.20であり、前記フ
ェライトキャリアの飽和磁化が40〜80emu/gで
ある正帯電性二成分現像剤。
Description
記録法、静電印刷法等において形成される静電潜像の現
像に用いられる正帯電性二成分現像剤に関する。
て、高画質化と高速化を備えた正帯電性二成分現像剤が
要求されており、磁気ブラシの穂立ちが適度でマグネッ
トロールの回転に対して良好な追従性を有し、階調性の
再現性に優れることから、キャリアとして飽和磁化が低
いフェライトの使用が提案されている(特開平10−1
04884号公報、特開2000−330342号公報
等)。しかし、このような飽和磁化の低いフェライトを
キャリアとして用いた場合には、磁気ブラシの穂立ちが
弱まった分、感光体の掻き取り効果が低下し、感光体汚
染が顕著になる。
ロシン染料、4級アンモニウム塩や、トリフェニルメタ
ン系染顔料等があるが、特に帯電量の付与能力及び環境
安定性の観点からニグロシン染料が主に使用されてい
る。しかし、ニグロシン染料の分散不良は、長期の印刷
において、帯電性の悪化のみならず、感光体汚染等の様
々な問題の原因となる。このため、ニグロシン染料の粒
径を非常に細かくしてトナー中に分散させる方法が提案
されている(特開平3−157670号公報、特開平1
−219848号公報等)。しかしながら、粒径を小さ
くすると、分散性が上がるため感光体汚染等の問題は改
良されるが、トナー表面のニグロシン染料の量が相対的
に少なくなり、帯電特性が悪化する。従って、ニグロシ
ン染料を含有したトナーのキャリアとして前記のような
飽和磁化の低いフェライトを用いると感光体汚染と帯電
制御が極めて困難となり、線速が370mm/sec、
特には500mm/sec以上の高速機に使用した場合
には、さらに困難となる。
上がり性、帯電安定性等の帯電特性に優れ、高速機に用
いた場合であっても、感光体汚染や画質劣化を生じるこ
となく、連続して優れた画像が得られる正帯電性二成分
現像剤を提供することにある。
gKOH/g以下の結着樹脂、着色剤及びニグロシン染
料を含有してなる正帯電性トナーとフェライトキャリア
からなる二成分現像剤であって、前記正帯電性トナーの
570nmと600nmにおける吸光度〔logI0 /
I(I0 :入射光量、I:透過光量)〕の差が0.08
〜0.20であり、前記フェライトキャリアの飽和磁化
が40〜80emu/gである正帯電性二成分現像剤に
関する。
は、荷電制御剤として含有するニグロシン染料のトナー
表面における分散状態が特定の範囲にあるトナーと、か
つ特定の飽和磁化を有するフェライトキャリアとからな
る点に特徴を有する。
ー表面量に、600nmの吸収がニグロシン染料の分散
径に相関していると考えられることから、570nmと
600nmにおける本発明のトナーの吸光度〔logI
0 /I(I0 :入射光量、I:透過光量)〕の差(以
下、Δ570-600 とする)を調整することにより、ニグロ
シン染料の分散状態を調整することができる。本発明で
は、Δ570-600 は、0.08〜0.20、好ましくは
0.10〜0.18、より好ましくは0.12〜0.1
5である。Δ570-600 が0.08未満であると、ニグロ
シン染料が微細に均一分散しすぎて、トナー内部に多量
に存在することになり、立ち上がり性、帯電安定性等の
帯電特性に有効なトナー表面量が相対的に少なくなる。
一方、Δ570- 600 が0.20を超えると、ニグロシン染
料の分散が不十分で、トナーの製造過程における粉砕、
分級時にニグロシン染料がトナー表面から脱離したり、
トナー表面の分布の不均一化から、感光体汚染や画像不
良を生じたりする。
吸光度は、実施例に記載の方法により測定される。ま
た、Δ570-600 の調整は、トナーの製造設備、スケール
等により変わるため、一概には決定できないが、たとえ
ば、ニグロシン染料の量、結着樹脂の酸価やモノマー組
成、原料組成物の予備混合時間、押出機への原料組成物
の供給量、溶融混練時のバレル温度等を調整する方法
や、予め結着樹脂の一部とニグロシン染料を予備混練し
た後、残りの原料組成物と合わせて溶融混練する方法が
挙げられる。具体的には、ニグロシン染料の分散を高め
るためには、予備混合時間を長くする、押出機への供給
量を少量にする、バレル温度を低くする等の方法が有効
であり、これらの方法を適宜組み合わせて所望の分散状
態を得ることが好ましい。
でのニトロベンゼンとアニリンとの縮重合により得られ
る多数の成分からなる混合物であり、その構造は十分に
明らかにされていないが、樹脂酸等による変成品も含め
て、市販のニグロシン染料としては、「ニグロシンベー
スEX」、「オイルブラックBS」、「オイルブラック
SO」、「ボントロンN−01」、「ボントロンN−0
4」、「ボントロンN−07」、「ボントロンN−0
9」、「ボントロンN−11」、「ボントロンN−2
1」(以上、オリエント化学工業社製)、「ニグロシ
ン」(池田化学社製)、「オリエントスピリットブラッ
クAB」、「オリエントスピリットブラックSB」(以
上、オリエント化学工業社製)、「スピリットブラック
No.850」、「スピリットブラックNo.90
0」、「スピリットブラックNo.920」、「スピリ
ットブラックNo.980」(以上、住友化学社製)、
「ニグロシンベースN」(ナショナル・アニリン・ダイ
バージョン・アリー・ケミカル・アンド・ダイ・コーポ
レーション社製)、「ニグロシンベースNB」(ウィリ
アム・リミテッド社製)、「ニグロシンベースGB」
(ファルベンファブリケン・バイエル・アクチェンゲゼ
ルシャフト社製)、「ニグロシンベースLK」(BAS
F社製)、「ニグロシンベースSO」(以上、オリエン
ト化学工業社製)等が挙げられる。
り、帯電特性が大幅に向上する。ニグロシン染料の含有
量は、結着樹脂100重量部に対して、0.2〜4.0
重量部が好ましく、0.5〜3.0重量部がより好まし
い。また、ニグロシン染料の含有量の指標となる570
nmにおける吸光度は、1.50〜0.80が好まし
く、1.20〜1.00がより好ましい。
ン染料以外の他の荷電制御剤、例えば、4級アンモニウ
ム塩やトリフェニル系染顔料が適量配合されていてもよ
い。
て、結着樹脂及び着色剤を含有する。
十分な帯電量を得るとともにニグロシン染料の分散調整
を容易にするために、10mgKOH/g以下、好まし
くは1〜7mgKOH/gである。
ン−アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、
ポリウレタン等が挙げられるが、本発明では、各種内添
剤の分散性及び低温定着性の観点から、ポリエステルが
好ましい。ポリエステルの含有量は、結着樹脂中、好ま
しくは50〜100重量%、より好ましくは90〜10
0重量%、特に好ましくは100重量%である。
優れているものの、正帯電性荷電制御剤の分散性の調整
が困難で、帯電性やスペント、フィルミング等の問題を
生じやすい。しかし、本発明では、低飽和磁化のフェラ
イトキャリアとの併用により、磁気ブラシの穂立ちが柔
らかく適度なため、前記ポリエステルの欠点が改善され
る。
ーとしては、特に制限がなく、公知のアルコール成分
と、カルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン酸エステ
ル等の公知のカルボン酸成分が用いられる。
基、x及びyは正の数を示し、xとyの和は1〜16、
好ましくは1.5〜5.0である)で表される化合物が
含有されていることが好ましい。
オキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス (4−ヒド
ロキシフェニル) プロパン、ポリオキシエチレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン等のビスフェノールAのアルキレン(炭素数2〜3)
オキサイド(平均付加モル数1〜16)付加物等が挙げ
られる。また、他のアルコール成分としては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパン、水素添加
ビスフェノールA、ソルビトール、又はそれらのアルキ
レン(炭素数2〜4)オキサイド(平均付加モル数1〜
16)付加物等が挙げられ、これらの1種以上を含有す
ることが好ましい。
分中の含有量は、5モル%以上、好ましくは50モル%
以上、より好ましくは100モル%が望ましい。
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フマル酸、マレイン
酸等のジカルボン酸、ドデセニルコハク酸、オクチルコ
ハク酸等の炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数2〜
20のアルケニル基で置換されたコハク酸、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、それらの酸の無水物及びそれら
の酸のアルキル(炭素数1〜8)エステル等が挙げら
れ、これらの1種以上を含有するものが好ましい。
とカルボン酸成分とを不活性ガス雰囲気中にて、要すれ
ばエステル化触媒を用いて、180〜250℃の温度で
縮重合することにより製造することができる。
KOH/g、軟化点は110〜160℃、ガラス転移点
は50〜70℃であることが、それぞれ好ましい。
いられている染料、顔料等のすべてを使用することがで
き、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、パーマ
ネントブラウンFG、ブリリアントファーストスカーレッ
ト、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソ
ルベントレッド49、ソルベントレッド146 、ソルベント
ブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロ
ー等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合し
て用いることができ、本発明において、トナーは黒トナ
ー、カラートナー、フルカラートナーのいずれであって
もよい。着色剤の含有量は、結着樹脂100重量部に対
して、1〜40重量部が好ましく、3〜10重量部がよ
り好ましい。
ント防止の観点から、トナーには、さらに、融点が50
〜120℃、好ましくは60〜100℃のワックス(以
下、低融点ワックスという)が含有されているのが望ま
しい。低融点ワックスはニグロシン染料と同程度の適度
な粒径、かつ適度な量でトナー表面に分散しやすく、低
温定着効果が得られるのみならず、摩擦抵抗が効率よく
低下し、現像剤を高速機に用いた場合であっても、トナ
ーに対するストレスが低減されスペントを防止すること
ができる。
エステルである場合、ポリエステルとの相溶性が良好
で、トナー表面での均一分散が容易な点から、カルナウ
バワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等
のエステル基を有するワックスが好ましく、これらの中
ではカルナウバワックスがより好ましい。
性やニグロシン染料の分散性を低下させることなく、低
温定着性とスペント防止の効果を得るために、結着樹脂
100重量部に対して、0.1〜15重量部が好まし
く、0.5〜10重量部がより好ましく、1〜5重量部
が特に好ましい。
剤、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止
剤、老化防止剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤
等の添加剤が、トナー中に適宜添加されていてもよい。
より得られる粉砕トナーが好ましく、例えば、結着樹
脂、着色剤、ニグロシン染料等をヘンシェルミキサー、
ボールミル等の混合機で均一に混合した後、密閉式ニー
ダー又は1軸もしくは2軸の押出機等で溶融混練し、冷
却後、ハンマーミルを用いて粗粉砕し、さらにジェット
気流を用いた微粉砕機や機械式粉砕機により微粉砕し、
旋回気流を用いた分級機やコアンダ効果を用いた分級機
により所定の粒度に分級して製造することができる。さ
らに、トナーの表面には、必要に応じて流動性向上剤等
を添加してもよい。このようにして得られるトナーの体
積平均粒子径は3〜15μmが好ましい。
〜80emu/gのフェライトキャリアである。キャリ
アの飽和磁化が80emu/gを超えると、現像スリー
ブ上のキャリアとトナーにより構成される磁気ブラシの
穂立ちが固く締まった状態になるため階調性や中間調の
再現が悪化する。一方、飽和磁化が40emu/g以下
であると、感光体へのキャリア飛散やキャリア付着が生
じる。従って、キャリアの飽和磁化は、40〜80em
u/g、好ましくは45〜75emu/g、より好まし
くは50〜70emu/gである。
ア材としては、亜鉛系フェライト、ニッケル系フェライ
ト、銅系フェライト、銅−亜鉛系フェライト、ニッケル
−亜鉛系フェライト、マンガン系フェライト、マグネシ
ウム系フェライト、マンガン−マグネシウム系フェライ
ト、銅−マグネシウム系フェライト、マンガン−亜鉛系
フェライト、マンガン−銅−亜鉛系フェライト等が挙げ
られ、これらの中では環境汚染の観点から、重金属を含
まないマンガン系フェライト、マグネシウム系フェライ
ト及びマンガン−マグネシウム系フェライトが好まし
い。
A12 O3 、SiO2 、Bi2 O3、CaCO3 、V2
O5 、TiO2 、SnO2 、PbO等の添加剤を混合
し、その混合物を約1000℃で仮焼成をおこなった
後、水中に投入、ボールミル等で平均粒径約1μmくら
いまで微粉砕する。その中に結着剤としてポリビニルア
ルコールなどを加え、さらに消泡剤、分散剤等を加えて
スラリー化する。このスラリーをスプレードライヤーで
造粒化するとともに熱風で乾燥させる。この後、約12
00℃以上で焼成を行い解砕後、磁気選別及び分級を経
てフェライトキャリアを得ることができる。なお、ヘマ
タイトと酸化マグネシウムのみを原料としても、焼成温
度などの調整により、MgO・Fe2 O3 ・Fe3 O4
とすることができる。
樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂、ウレタン樹脂等の公知の被覆剤で被覆されてい
てもよいが、これらの中では、表面エネルギーの低いフ
ッ素樹脂及びシリコーン樹脂が好ましく、正帯電性トナ
ーと併用するキャリアは負帯電化されることから、電気
陰性度の高いフッ素樹脂がより好ましい。
ポリフッ化ビニリデン、ポリトリフルオロエチレン、ポ
リトリフルオロクロルエチレン等のパーフルオロポリマ
ー、ポリテトラフルオロエチレン、ポリパーフルオロプ
ロピレン、フッ化ビニリデンとアクリル単量体との共重
合体、フッ化ビニリデンとトリフルオロクロルエチレン
との共重合体、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオ
ロプロピレンとの共重合体、フッ化ビニルとフッ化ビニ
リデンとの共重合体、フッ化ビニリデンとテトラフルオ
ロエチレンとの共重合体、フッ化ビニリデンとヘキサフ
ルオロプロピレンとの共重合体、テトラフルオロエチレ
ン、フッ化ビニリデン及び非フッ素化単量体のターポリ
マーのようなフルオロターポリマー等が挙げられ、これ
らのなかでは、パーフルオロポリマーが好ましく、フッ
化ビニリデンの(共)重合体がより好ましい。
合、コア材に対する付着強度を高めて、キャリアの耐久
性を向上させる点から、さらに、アクリル樹脂が含有さ
れているのが好ましい。なお、アクリル樹脂とは(メ
タ)アクリル酸のアルキル(炭素数1〜18)エステル
及びスチレン誘導体から選ばれた1種以上のモノマーを
主成分とする(共)重合体が好ましく、スチレン、メチ
ルメタクリレート及びブチルアクリレートの1種以上を
主成分とする(共)重合体がより好ましく、メチルメタ
クリレートを主成分とする(共)重合体が特に好まし
い。
0重量%以上含有されていることが好ましく、さらにア
クリル樹脂が含有されている場合、アクリル樹脂の含有
量は、フッ素樹脂100重量部に対して、25〜100
重量部が好ましく、40〜90重量部がより好ましく、
50〜80重量部が特に好ましい。
を有機溶剤等に溶解し、浸漬や噴射等でキャリア表面に
塗布した後、乾燥や加熱硬化等を行って皮膜させること
により行うことができる。
0μmが好ましく、60〜150μmがより好ましく、
70〜130μmが特に好ましい。
とキャリアとを混合して得られるが、トナーとキャリア
の重量比(トナー/キャリア)は、0.5/100〜8
/100が好ましく、1/100〜6/100がより好
ましい。
性、スペント防止性及び帯電性に優れているため、線速
が370mm/sec、好ましくは500mm/sec
以上の高速複写機や高速プリンター等の高速機にも好適
に用いることができる。
方法により測定する。
により測定する。
(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて20
0℃まで昇温し、その温度で3分間放置した後、降温速
度10℃/min.で室温まで冷却したサンプルを、昇温速
度10℃/min.で測定した際に、吸熱温度以下のベース
ラインの延長線とピークの立ち上がり部分からピークの
頂点までの間での最大傾斜を示す接線との交点の温度
を、樹脂ではガラス転移点とし、ワックスではピーク頂
点の温度を融点とする。
のガラス瓶に計量し、エタノール20mlを注ぎ、ボー
ルミル攪拌機により250r/minで20分間攪拌す
る。攪拌後、さらにエタノール20mlを注ぎ、一時間
放置した後、上澄み液を用いて以下の測定装置により5
70nmと600nmでの吸光度〔logI0 /I(I
0 :入射光量、I:透過光量)〕を測定する。本発明で
溶媒として用いるエタノールは、トナー自身を溶解せ
ず、トナー表面に存在するニグロシン染料のみが溶解す
るため、その特定波長での吸光度を検討することで、ト
ナー表面に存在するニグロシン染料の状態を推定するこ
とができるものと考えられる。
製作所製) (ベースとしてエタノールを使用) セル:石英性光路1cmセル
スにキャリアをタッピングしながら充填し、プラスティ
ックケースの重量とキャリアを充填したプラスティック
ケースの重量の差から、キャリアの質量を求める。 (2) 理研電子(株)の磁気特性測定装置「BHV−50
H」(V.S.MAGNETOMETER)のサンプル
ホルダーにキャリアを充填したプラスティックケースを
セットし、バイブレーション機能を使用して、プラステ
ィックケースを加振しながら、+1kOeの磁場を印加
して飽和磁化を測定する。得られた値は充填されたキャ
リアの質量を考慮し、単位質量当たりの飽和磁化に換算
する。
ヒドロキシフェニル)プロパン735g、ポリオキシエ
チレン(2.2)−2,2−ビス (4−ヒドロキシフェ
ニル) プロパン293g、イソフタル酸280g、イソ
オクテニルコハク酸60g、トリメリット酸72g及び
酸化ジブチル錫(エステル化触媒)2gを、窒素雰囲気
下、真空下で230℃で攪拌しつつ、軟化点が136℃
に達するまで反応させて、樹脂Aを得た。樹脂Aは淡黄
色の固体であり、酸価は3.1mgKOH/g、水酸基
価は35.2mgKOH/g、ガラス転移点は63℃で
あった。
ト酸の使用量を66gに、それぞれ変更した以外は、樹
脂製造例1と同様にして、樹脂Bを得た。樹脂Bの酸価
は6.2mgKOH/g、水酸基価は30.9mgKO
H/g、ガラス転移点は63℃であった。
ト酸の使用量を70gに、それぞれ変更し、反応終了の
目安を、軟化点の追跡ではなく、酸価が12.5mgK
OH/gに達した時点とした以外は、樹脂製造例1と同
様にして、樹脂Cを得た。樹脂Cの酸価は12.5mg
KOH/g、水酸基価は31.2mgKOH/g、軟化
点は145℃、ガラス転移点は64℃であった。
ク酸の使用量を214g、トリメリット酸の使用量を1
28gに、それぞれ変更し、反応終了の目安を、軟化点
の追跡ではなく、酸価が23.0mgKOH/gに達し
た時点とした以外は、樹脂製造例1と同様にして、樹脂
Dを得た。樹脂Dの酸価は23.0mgKOH/g、水
酸基価は31.2mgKOH/g、軟化点は145℃、
ガラス転移点は64℃であった。
量部(但し、トナーNのみ4重量部)及びワックス2重
量部とカーボンブラック「R330R」(キャボット社
製)5重量部とを押出機「PCM−30」(池貝社製)
により表1、2に示す混練条件で予備混合及び溶融混練
し、ジェットミルで微粉砕し、気流分級機で分級して、
体積平均粒子径10μmの粉体を得た。得られた粉体1
00重量部に対して、表1に示す疎水性シリカ0.3重
量部をヘンシェルミキサーを用いて混合付着させ、トナ
ーA〜L、Nを得た。
1」(オリエント化学工業社製)2重量部とを予め混
合、混練し、ロートプレックスで粗粉砕した。得られた
粗粉砕物と、樹脂A80重量部、カーボンブラック「R
330R」(キャボット社製)5重量部及びワックス
「NP−055」2重量部とを表1、2に示す混練条件
で予備混合及び溶融混練した後、トナーAと同様にして
トナーMを得た。
〜Nの吸光度及びその差を表1に示す。
なるよう酸化マグネシウムを配合し、得られた混合物1
00重量部に、バインダー(ポリビニルアルコール)
1.5重量部及び分散剤0.5重量部を添加し、スラリ
ー濃度が50重量%になるよう水を加えた。これを三井
鉱山(株)製のアトライターで1時間湿式粉砕混合し、
スラリーを調製した。
燥し、次に、電気炉で窒素雰囲気下、約1500℃で焼
成し、振動篩で分級を行い、MgO・Fe2 O3 ・Fe
3 O 4 で示されるマグネシウムフェライトをキャリアの
コア材として得た。得られたコア材1000重量部に対
し、フッ化ビニリデン系フッ素樹脂「HYLAR301
F」(アウジモンド社製)6重量部、メチルメタクリレ
ート系樹脂「ダイヤナールBR−80」(三菱レイヨン
(株)製)4重量部にメチルエチルケトン100重量部
を加え、コア材を被覆するための樹脂溶液を調製した。
この樹脂溶液を流動コーティング装置を用いて、前記コ
ア材にスプレーコートした。その後、流動層にて、10
0℃で60分間の熱処理を行い、体積平均粒子径110
μmのキャリアAを得た。キャリアAの飽和磁化は5
2.3emu/gであった。
マンガンの含有量が22.0重量%になるよう酸化マグ
ネシウム(MgO)と酸化マンガン(MnO)を配合し
た以外は、キャリア製造例1と同様にして、キャリアB
を得た。キャリアBの飽和磁化は55.2emu/gで
あった。
て用いた以外は、実施例1と同様にして、コア材の表面
に樹脂で被覆し、キャリアCを得た。キャリアCの飽和
磁化は89.4emu/gであった。
とを、ナウターミキサーで混合し各々の現像剤を得た。
00ISl」(日本アイ・ビー・エム株式会社製、線
速:1066mm/sec、解像度:240dpi、現
像システム:3本マグネットロール、セレン感光体、反
転現像)に現像剤を実装し、黒化率が20%のプリント
パターンを、11×18インチの連続紙を用いて、10
0万枚の連続印刷を行った。以下に示す方法で、初期
(0万枚)、5万枚、50万枚、100万枚印刷時の帯
電量及び帯電量変動を測定し、その後印刷した中で最初
の1000枚の画像をもとに画質及び感光体汚染を評価
した。結果を表3に示す。
(エッピング社製)を用いて測定する。Q/Mメーター
付属のセルに規定量の現像剤を投入し、目開き32μm
のふるい(ステンレス製、綾織、線径:0.0035m
m)を通してトナーのみを90秒間吸引する。そのとき
発生するキャリア上の電圧変化をモニターし、〔90秒
後の総電気量(μC)/吸引されたトナー量(g)〕の
値を帯電量(μC/g)として、初期(0万枚)、5万
枚、50万枚、100万枚印刷時の帯電量を算出し、さ
らにこれら4点の測定値の平均帯電量からの変動を下記
式より求める。 帯電量変動=Σ(帯電量−平均帯電量)2
ぶり等を目視により判断し、画質を総合的に判断する。 (評価基準) ◎:非常に良好 ○:良好 △:実使用には問題なし ×:実使用不可
ルミングと傷の有無を観察する。
ており、100万枚耐刷後もフィルミングは発生しなか
った。マグネットロール上の現像剤の挙動についても途
中観察したが、非常にきれいな穂立ちを形成しており、
マグネットロールの回転に対し非常に良好な追従性能が
確認された。画質についても、細線の形成、黒ベタ部の
均一性が非常に良好であった。これは、実施例1〜8の
現像剤のトナーはニグロシン染料が適度に分散し、適正
値の飽和磁化を有するフェライトキャリアを使用してい
るため、耐刷後も安定した帯電特性を有しキャリア汚染
や感光体汚染を生じていないためである。
ないものの、ニグロシン染料の分散が不十分なために、
トナー表面にニグロシン染料が多量に露出し、キャリア
汚染に起因すると思われる帯電量の低下が確認されてお
り、感光体汚染が発生し、画質の低下が見られる。
散性が高すぎて、ニグロシン染料のトナー表面量が少な
いため、帯電量の立ち上がりが遅く、帯電量変動が大き
くなり、画質の低下が見られる。比較例7は多量のニグ
ロシン染料が添加され、分散径が大きく、初期の帯電特
性は良好であるものの、ニグロシン染料が脱離したり、
トナーの帯電分布が不均一になるため、帯電量の低下と
感光体汚染が生じ、画質が低下する。
用いているため帯電不良となり、連続印字が不可能であ
る。
トを使用しているため、磁気ブラシが固すぎて、画質に
はき目やガサツキを生じ、感光体にも細かい傷が生じ
る。
性等の帯電特性に優れ、高速機に用いた場合であって
も、感光体汚染や画質劣化を生じることなく、連続して
優れた画像が得られる正帯電性二成分現像剤を提供する
ことができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 酸価が10mgKOH/g以下の結着樹
脂、着色剤及びニグロシン染料を含有してなる正帯電性
トナーとフェライトキャリアからなる二成分現像剤であ
って、前記正帯電性トナーの570nmと600nmに
おける吸光度〔logI0 /I(I0 :入射光量、I:
透過光量)〕の差が0.08〜0.20であり、前記フ
ェライトキャリアの飽和磁化が40〜80emu/gで
ある正帯電性二成分現像剤。 - 【請求項2】 線速が370mm/sec以上の高速機
に使用される請求項1記載の正帯電性二成分現像剤。 - 【請求項3】 結着樹脂がポリエステルを含有してなる
請求項1又は2記載の正帯電性二成分現像剤。 - 【請求項4】 ニグロシン染料が、正帯電性トナー中に
結着樹脂100重量部に対して0.2〜4.0重量部含
有されてなる請求項1〜3いずれか記載の正帯電性二成
分現像剤。 - 【請求項5】 正帯電性トナーが、融点50〜120℃
のワックスをさらに含有してなる請求項1〜4いずれか
記載の正帯電性二成分現像剤。
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|---|---|---|---|
| JP2001121412A JP3971122B2 (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 正帯電性二成分現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2001121412A JP3971122B2 (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 正帯電性二成分現像剤 |
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|---|---|---|---|
| JP2001121412A Expired - Lifetime JP3971122B2 (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 正帯電性二成分現像剤 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006084900A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Ricoh Printing Systems Ltd | 現像装置および電子写真装置 |
| JP2006317620A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Dowa Mining Co Ltd | 電子写真現像用キャリア粉および現像剤 |
| JP2007279195A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Kao Corp | トナー |
| JP2008096977A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-04-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | キャリア及び当該キャリアを含有してなる二成分系現像剤 |
-
2001
- 2001-04-19 JP JP2001121412A patent/JP3971122B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2006084900A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Ricoh Printing Systems Ltd | 現像装置および電子写真装置 |
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| JP2007279195A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Kao Corp | トナー |
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