[go: up one dir, main page]

JP2002309758A - 発泡樹脂複合床用構造体 - Google Patents

発泡樹脂複合床用構造体

Info

Publication number
JP2002309758A
JP2002309758A JP2001118278A JP2001118278A JP2002309758A JP 2002309758 A JP2002309758 A JP 2002309758A JP 2001118278 A JP2001118278 A JP 2001118278A JP 2001118278 A JP2001118278 A JP 2001118278A JP 2002309758 A JP2002309758 A JP 2002309758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
resin plate
polypropylene
floor
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001118278A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Murata
崇洋 村田
Osamu Miyama
治 三山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2001118278A priority Critical patent/JP2002309758A/ja
Publication of JP2002309758A publication Critical patent/JP2002309758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた防振・防音性、耐荷重性、耐震性を有
し、床スラブの不陸調整などが不要で施工が容易で、か
つ床スラブと密着することができるため高い断熱性をも
ち、しかも快適な歩行感を発揮する床用構造体を提供す
る。 【解決手段】ポリプロピレン系樹脂板状発泡体と硬質樹
脂板状板状発泡体が積層・接着していて、弾性体が少な
くとも前記ポリプロピレン系樹脂板状発泡体を貫通して
配設されている発泡樹脂複合床用構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の床を構成す
るにあたり、床スラブと床表面仕上げ材の中間に配設し
て、前記床表面材や床に配置する物品等の荷重を支持
し、かつ防振性、防音性、断熱性、耐震性を有する床用
構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】乾式浮床工法と呼ばれる建物床では、た
とえばコンクリートスラブの上に床下地材として防振・
防音ゴムまたはグラスウールをゴムで巻いたものを台座
とする金属製または樹脂製の支持脚を取り付け、その上
にパーティクルボード、捨貼合板などを敷設し、表面仕
上げ材で仕上げる置き床工法がある。さらにこの乾式浮
床工法の一法としては、モルタル団子や接着剤を用いて
コンクリートスラブと発泡ポリスチレン床パネルを貼付
し、表面仕上げ材で仕上げるという発泡ポリスチレン床
工法がある。
【0003】しかしながら前記置き床工法では、中高音
域の遮音性が良好であるが、低音域の遮音性、断熱性を
得るのは不充分で、しかも支持脚や複数の板材層を必要
とするため施工に手間がかかりコスト高になる場合が多
く、また地震発生時の耐震性も充分ではない場合があっ
た。
【0004】さらに前記発泡ポリスチレン床工法では、
モルタル団子でコンクリート床スラブと発泡ポリスチレ
ン床パネルを貼付する際、床スラブ面の不陸調整が不要
であるという利点があるが、冬季に室内を暖房すると床
スラブ面に結露が発生する場合があり、カビも発生しや
すかった。また、モルタル団子を用いるために、吸水性
の低い発泡ポリスチレン床パネルとの密着性が小さく、
発泡ポリスチレン床パネルを用いることが困難な場合が
あった。
【0005】加えて発泡ポリスチレン床パネルとコンク
リート床スラブとを接着剤で貼付する場合には、ほとん
ど結露が生成せず断熱性能も高いが、床スラブ面に凹凸
部による不陸があると、発泡ポリスチレン床パネルと床
スラブ面との接着が不充分となる。そのために床スラブ
面にモルタルを塗るなどして厳密な平滑性を調整してお
く必要があり、施工性を低下させる場合があった。
【0006】また、たとえば特開平10−244609
のようにクッション性を有する軟質発泡シートと、硬質
の発泡プラスチックボード、表層材を複合した構造をと
る際、床の上に重量物を置く際、その沈下を防止するに
は未だ充分ではない。
【0007】このように置き床工法、発泡ポリスチレン
床工法のいずれの乾式浮床工法においても床構造体とし
て容易に敷設可能で、かつ耐荷重性、防振・防音性、遮
音性、断熱性、耐震性が十分でしかも低コストで容易に
施工できる床用構造体は得られていないのが現状であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐荷重性、
防振・防音性、断熱性、耐震性に優れ、不陸調整などが
不要で施工の容易な床用構造体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等はポリプロピ
レン系樹脂板状発泡体と硬質樹脂板状発泡体、そしてク
リープ変形の小さな弾性体からなる床用構造体を使用す
れば上記課題が解決されることを見いだし、本発明に至
った。
【0010】すなわち、本発明は建物の床を形成するに
あたり、床スラブ上に配設し、かつ床上の物品等による
荷重を支持する床用構造体であって、ポリプロピレン系
樹脂板状発泡体と硬質樹脂板状発泡体が積層・接着して
いて、弾性体が少なくとも前記ポリプロピレン系樹脂板
状発泡体を貫通して配設されている発泡樹脂複合床用構
造体(請求項1)。
【0011】ポリプロピレン系樹脂板状発泡体が、ポリ
プロピレン系樹脂を40〜60倍に発泡させた圧縮前発
泡体を、もとの厚みの5〜90%となるように圧縮した
後、圧縮荷重を除いてもとの厚みの30〜100%に回
復させてなる、密度10〜50Kg/mのものを用い
た請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体に関する(請
求項2)。
【0012】硬質樹脂板状発泡体の密度が10〜50K
g/mであり、かつ熱伝導率が0.01〜0.04W
/mKであることを特徴とする請求項1記載の発泡樹脂
複合床用構造体に関する(請求項3)。
【0013】荷量250Kg/mにおける動的バネ定
数が0.8〜10×10N/mであることを特徴と
する請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体に関する
(請求項4)。
【0014】0〜1回目の残留ひずみが2.5mm以下
であり、かつ1〜2回目の残留ひずみが1.5mm以下
である請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体に関する
(請求項5)。
【0015】
【発明の実施形態】本発明者らは柔軟で防音・防振性が
高く断熱性も併せ持つポリプロピレン系樹脂板状発泡
体、圧縮強度が高い弾性体、そして断熱性に優れ強度を
有すると同時に歩行感を高める効果を発揮する硬質樹脂
板状発泡体とを複合化した床用構造体が、高い防振・防
音性、耐荷重性、断熱性、耐震性を有することを見いだ
し、これを床用構造体として使用した際、床スラブの不
陸調整などが不要で施工が容易なものとなり、かつ床ス
ラブと密着してその結露が防止され、しかも快適な歩行
感を発揮することが明らかとなったため本発明を完成す
るに至った。
【0016】すなわち、本発明はポリプロピレン系樹脂
板状発泡体と硬質樹脂板状発泡体が積層・接着してお
り、弾性体が少なくとも前記ポリプロピレン系樹脂板状
発泡体を貫通して配設されている発泡樹脂複合床用構造
体に関するものである。
【0017】ここで具体的な本発明の発泡樹脂複合床用
構造体の製造方法と構成について説明する。
【0018】まずポリプロピレン系樹脂を40〜60倍
に発泡成形させた圧縮前発泡体を得る。このポリプロピ
レン系樹脂としては線状の分子構造を有するポリプロピ
レン樹脂をラジカル重合開始剤および単量体を溶融混合
したものや、電子線照射処理を施したもの等の発泡性を
付与させたものを用いることができる。さらにこのポリ
プロピレン系樹脂にはその柔軟性、防振・防音性、断熱
性などを損なわない範囲で40重量%までポリスチレン
やポリエチレン等の樹脂や発泡造核剤等を配合すること
ができる。
【0019】ポリプロピレン系樹脂を発泡させる方法と
しては、押出発泡成型法やビーズ発泡成形法等の方法を
用いること可能であり、形状は特に制限しないが加工の
容易さから板状あるいはブロック状の圧縮前発泡体を得
るのが好ましい。
【0020】ついでこのようにして得られた圧縮前発泡
体の柔軟性、防振・防音性、断熱性をさらに高めるため
に圧縮荷重を加えて変形させた後に、荷重を取り去り養
生回復させてポリプロピレン系樹脂板状発泡体を得る。
圧縮前発泡体には、もとの厚みの5〜90%、好ましく
は20〜80%になるように圧縮を加えた後、圧縮荷重
を取り除いてもとの厚みの30〜100%、好ましくは
50〜95%になるまで回復させる。この圧縮方法には
特に制限はないが、たとえばロールやベルト等で連続的
に圧縮する方法や、プレス等でバッチ式に圧縮する方法
が挙げられる。また、本発明のポリプロピレン系樹脂板
状発泡の密度は10〜50Kg/mのものである。密
度が10Kg/cm以下であると柔らかすぎるために
荷重を支持するのに十分な強度が得られず、また密度が
50Kg/cm以上であると十分な防振・防音性能が
得られず、また施工する際に柔軟性が不充分なものとな
り床スラブの不陸に対応できない。
【0021】硬質樹脂板状発泡体は前記ポリプロピレン
系樹脂板状発泡体に積層・接着可能であればよく、通常
ポリスチレン系樹脂発泡体、硬質ポリウレタン系樹脂発
泡体、硬質ポリ塩化ビニル樹脂発泡体などで構成された
硬質発泡体である。
【0022】ポリプロピレン系樹脂板状発泡体と硬質樹
脂板状発泡体との積層・接着方法は特に方法を選ぶもの
ではない。
【0023】その積層・接着方法を例示すれば、硬質樹
脂板状発泡体をポリスチレン系樹脂発泡体とする場合、
押出発泡成型法やビーズ発泡成形法等の方法でポリスチ
レン系樹脂を板状に発泡・成型し、これとポリプロピレ
ン系樹脂板状発泡体とを接着剤や両面テープ様のもので
貼りあわせる方法が挙げられる。
【0024】また、硬質樹脂板状発泡体を硬質ポリウレ
タン系樹脂発泡体とする場合、板状に発泡成形させた硬
質ポリウレタン系樹脂発泡体をポリプロピレン系樹脂板
状発泡体に接着剤や両面テープ様のもので貼りあわせる
方法や、ポリプロピレン系樹脂板状発泡体上に直接的に
ポリオール成分とイソシアネート成分を混合しながら吹
きつける現場発泡法で硬質ポリウレタン系樹脂発泡体を
形成し、その発泡過程で表面を拘束したり、あるいは発
泡完了後に機械的にスライスして平滑な表面を有するポ
リウレタン系樹脂発泡体を積層・接着する方法が挙げら
れる。
【0025】さらに、硬質樹脂板状発泡体を硬質ポリウ
レタン系樹脂発泡体とする際には、図1に示すように連
続的な積層・接着法を用いることもできる。すなわち、
クラフト紙などの面材1に連続移動を与えつつ、その上
面にウレタン原液2を吐出機3により吐出してこれを発
泡させる。その一方で搬送コンベア4でポリプロピレン
系樹脂板状発泡体5をダブルコンベア6へ向けて搬送す
る。前記面材はその送り途中で上下に反転し、面材上で
形成された発泡中の硬質ウレタン系発泡体を加熱すると
同時にポリプロピレン系樹脂板状発泡体に自己接着させ
るという方法をとることができる。
【0026】硬質樹脂板状発泡体の密度は10〜50K
g/mであり、10Kg/m以下であると浮床層を
形成した際に十分な強度が得られず、また50Kg/m
以上の場合には断熱性が不充分なものとなりさらに歩
行感が悪くなるなどの弊害が生じる。さらに前記硬質樹
脂板状発泡体の熱伝導率は0.01〜0.04W/mK
であり、0.04W/mK以上である場合には十分な断
熱性が発揮できない。
【0027】本発明品の弾性体の取り付け方法として
は、特に制限しないが、弾性体は少なくともポリプロピ
レン系樹脂板状発泡体を貫通して配設されている必要が
ある。弾性体の取り付け方法としては、たとえば積層・
接着前のポリプロピレン系樹脂板状発泡体に貫通する孔
をあけておき、そこに弾性体を配置してから硬質樹脂板
状発泡体を積層・接着する方法が挙げられる。さらにポ
リプロピレン系樹脂発泡体と硬質樹脂板状発泡体を積層
・接着しておいてから、ポリプロピレン系樹脂板状発泡
体の面より孔をあけ、ポリプロピレン系樹脂板状発泡体
を貫通させて、そこに弾性体を配置する方法が挙げられ
る。また、この前記弾性体はポリプロピレン系樹脂板状
発泡体を貫通した上で、さらに硬質樹脂板状発泡体の部
分まで孔をあけて、該硬質樹脂板状発泡体の厚みの0〜
50%まで弾性体を配置することもできる。
【0028】本発明に用いる弾性体は前記ポリプロピレ
ン系樹脂板状発泡体よりもクリープ変形が小さいもので
あればよい。たとえば天然ゴム、ネオプレンゴムやコイ
ルスプリングなどが挙げられるが、安価であることから
天然ゴム製のものが好ましい。
【0029】また、前記弾性体の形状には特に制限はな
く、円柱状や多角形柱状、さらにはこれら柱状でその端
部の片面または両面が半球状であるなど種々の形状を選
択することができる。
【0030】積層・接着されたポリプロピレン系樹脂板
状発泡体と硬質樹脂板状発泡体に対する前記弾性体の比
率には特に制限はないが、好ましくは体積比で0.00
1〜50Vol%であり、さらに好ましくは耐荷重性、
防振・防音性、断熱性が得やすい点で0.1〜25Vo
l%である。
【0031】本発明品の発泡樹脂複合床用構造体は荷重
250Kg/mにおける動的バネ定数が0.8〜10
×10N/mであり、このことにより優れた防振・
防音性能をもつ構造が得られるようになる。
【0032】また、本発明品の0〜1回目の残留ひずみ
は2.5mm以下であり、かつ1〜2回目の残留ひずみ
は1.5mm以下である。より好ましくは0〜1回目の
残留ひずみは1.0mm以下であり、かつ1〜2回目の
残留ひずみは0.3mm以下である。このことにより耐
荷重性に優れた構造が得られるようになる。
【0033】本発明品の厚みは10〜200mmであ
り、好ましくは20〜100mmである。また本発明品
の厚みに対するポリプロピレン系樹脂板状発泡体あるい
は硬質樹脂板状発泡体の厚みの比は20〜80%であ
り、好ましくは50%である。
【0034】本発明品の発泡樹脂複合床用構造体を浮床
工法に用いる場合の施工方法、手順についての一例を示
す。本発明品はコンクリート床スラブに対して柔軟性を
有するポリプロピレン系樹脂板状発泡体の面を敷設す
る。このことによって床スラブ面に不陸部があってもそ
の部分をポリプロピレン系樹脂板状発泡体が充填するこ
とができるので不陸調整が不要であるとともに、結露を
防止でき、高い断熱性が確保できる。なお充分な断熱
性、耐震性を確保するために床スラブ面と本発明品とを
接着剤などを用いて固定・敷設してもよいが、作業環境
を改善するためにたとえば釘、鋲、ねじなどの物理的固
定手段を用いても本発明の効果が損なわれることはな
い。なお、本発明品を床スラブに固定・敷設した上にフ
ローリング板や畳等の表面仕上げ材を施してもよいが、
パーティクルボードや合板などで捨貼を介してから表面
仕上げ材を施してもよい。この本発明品と捨貼や表面仕
上げ材との間は、接着剤や物理的な方法を用いるなど、
任意の方法で固定することができる。
【0035】つぎに実施例および比較例に基づいて本発
明について説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定されるものではない。 (実施例)図2には本発明品の発泡樹脂複合床用構造体
を浮床工法に使用した際の床構造の概略を示している。
コンクリート床スラブAの上に、ポリプロピレン系樹脂
板状発泡体B、硬質樹脂板状発泡体としてのポリスチレ
ン系樹脂発泡体C、弾性体Dからなる本発明品を敷設
し、さらに表面仕上げ材として積層フローリングボード
Eが設置されている状態を示す。 弾性体は円柱状のも
のがポリプロピレン系樹脂板状発泡体を貫通して配置さ
れている状態を例示した。なお、コンクリート床スラブ
と本発明品との間あるいは本発明品と積層フローリング
ボードとの間を固定・接着しても本発明の効果が損なわ
れることはない。このようにポリプロピレン系樹脂板状
発泡体と硬質樹脂板状発泡体、そして弾性体から本発明
品を構成することによって、容易に床スラブと密着して
敷設が可能で床スラブの結露が防止できて断熱性が高
く、しかも大荷重に耐え、防振・防音性能に優れ、快適
な歩行感を発揮する浮床構造が得られる。
【0036】本発明における樹脂複合床用構造体を構成
するポリプロピレン系樹脂板状発泡体と硬質樹脂板状発
泡体の密度、硬質樹脂板状発泡体の熱伝導率を次の方法
により評価した。さらに樹脂複合床用構造体の防振・防
音性能を示すものとしての動的バネ定数、耐荷重性能を
示すものとしての残留ひずみを次の方法により評価し
た。
【0037】板状発泡体の密度:本発明品のポリプロピ
レン板状発泡体あるいは硬質樹脂板状発泡体から20×
20×20mmの小片を切り出し、重量を測定して算出
した。
【0038】硬質樹脂板状発泡体の熱伝導率:本発明品
から表皮部を除いて200×200×20mmの硬質樹
脂板状発泡体を切り出し、JIS A1412にしたが
って熱伝導率測定装置(英弘精機製HC−072)を使
用し、測定条件は250Kg/m荷重下で平均温度2
0℃での熱伝導率を測定した。
【0039】動的バネ定数:本発明品をJIS A63
22で規定される測定法に基づいて、減衰振動波形を測
定し、自由振動になった減衰振動波形の隣り合う3つの
ピークから周期を読みとり、その平均値から固有振動数
を求めて動的バネ定数を算出した。測定のために用いた
本発明品の形状は、450mm角、厚み25mmのポリ
プロピレン系樹脂板状発泡体の中央部に直径60mmの
孔を切り抜き、円筒形で厚み25mmの天然ゴム製の弾
性体(硬度60度)1個を配置し、さらに450mm
角、厚み25mmの硬質樹脂板状発泡体を貼り合わせた
ものを用いた。
【0040】残留ひずみ:本発明品をJIS A632
2で規定される測定法に基づいて、荷重100Kg/m
で5分間加圧した後の加圧板の位置を基準とし、つぎ
に5000Kg/cmで5分間加圧した後、荷重を1
00Kg/mまで取り去って、5分経過後のひずみを
0〜1回の残留ひずみとした。同様な過程を繰り返して
0〜1回の残留ひずみからの増加量を1〜2回の残留ひ
ずみとした。測定のために用いた本発明品の形状は、測
定のために用いた本発明品の形状は、450mm角、厚
み25mmのポリプロピレン系樹脂板状発泡体の中央部
に直径60mmの孔を切り抜き、円筒形で厚み25mm
の天然ゴム製の弾性体(硬度60度)1個を配置し、さ
らに450mm角、厚み25mmの硬質樹脂板状発泡体
を貼り合わせたものを用いた。
【0041】表1は実施例および比較例で使用した圧縮
処理を加えた後のポリプロピレン系樹脂板状発泡体の密
度、ならびに硬質樹脂板状発泡体の材質と熱伝導率、密
度を示した。ポリプロピレン系樹脂板状発泡体の圧縮処
理は発泡体の厚みの75%に圧縮し、15分間維持した
のち、圧縮前の70%まで養生・回復させた。
【0042】
【表1】 表2には実施例および比較例について、動的バネ定数か
ら判断される防振・防音性能、残留ひずみから判断され
る耐荷重性能、ならびに断熱性能を示した。この表2よ
り本発明品がいずれも防振・防音性能に優れ、耐荷重性
能および断熱性能が高いものであることがわかる。
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、優れた防振・防音性、
耐荷重性、耐震性を有し、床スラブの不陸調整などが不
要で施工が容易で、かつ床スラブと密着することができ
るため高い断熱性をもち、しかも快適な歩行感を発揮す
る床用構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリプロピレン系樹脂板状発泡体と硬質板状発
泡体との積層体の製造例
【図2】発泡樹脂複合床用構造体を用いた浮き床構造の
【符号の説明】 1 面材 2 ウレタン原液 3 吐出機 4 搬送コンベア 5 ポリプロピレン系樹脂板状発泡体 6 ダブルコンベア A コンクリート床スラブ B ポリプロピレン系樹脂板状発泡体 C ポリスチレン系樹脂発泡体 D 弾性体 E 積層フローリングボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 15/20 E04F 15/20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂板状発泡体と硬質
    樹脂板状発泡体が積層・接着していて、弾性体が少なく
    とも前記ポリプロピレン系樹脂板状発泡体を貫通して配
    設されている発泡樹脂複合床用構造体。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン系樹脂板状発泡体が、ポ
    リプロピレン系樹脂を40〜60倍に発泡させた圧縮前
    発泡体を、もとの厚みの5〜90%となるように圧縮し
    た後、圧縮荷重を除いてもとの厚みの30〜100%に
    回復させてなる、密度10〜50Kg/mのものを用
    いた請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体。
  3. 【請求項3】 硬質樹脂板状発泡体の密度が10〜50
    Kg/mであり、かつ熱伝導率が0.01〜0.04
    W/mKであることを特徴とする請求項1記載の発泡樹
    脂複合床用構造体。
  4. 【請求項4】 荷量250Kg/mにおける動的バネ
    定数が0.8〜10×10N/mであることを特徴
    とする請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体。
  5. 【請求項5】 0〜1回目の残留ひずみが2.5mm以
    下であり、かつ1〜2回目の残留ひずみが1.5mm以
    下である請求項1記載の発泡樹脂複合床用構造体。
JP2001118278A 2001-04-17 2001-04-17 発泡樹脂複合床用構造体 Pending JP2002309758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118278A JP2002309758A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 発泡樹脂複合床用構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118278A JP2002309758A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 発泡樹脂複合床用構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002309758A true JP2002309758A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18968695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001118278A Pending JP2002309758A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 発泡樹脂複合床用構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002309758A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200378667Y1 (ko) * 2004-12-13 2005-03-16 (주)삼세대시공 공동주택의 중량충격음 저감을 위한 층간 바닥구조
KR100724123B1 (ko) 2005-07-28 2007-06-04 영보화학 주식회사 바닥충격음 차음구조
JP2014129511A (ja) * 2012-11-28 2014-07-10 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 低熱伝導性成形体および遮熱性樹脂積層体
JP2019173334A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 大和ハウス工業株式会社 乾式床構造とその施工方法、乾式床構造を形成する塞ぎ乾式床パネルと先張り乾式床パネル

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200378667Y1 (ko) * 2004-12-13 2005-03-16 (주)삼세대시공 공동주택의 중량충격음 저감을 위한 층간 바닥구조
KR100724123B1 (ko) 2005-07-28 2007-06-04 영보화학 주식회사 바닥충격음 차음구조
JP2014129511A (ja) * 2012-11-28 2014-07-10 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 低熱伝導性成形体および遮熱性樹脂積層体
JP2019173334A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 大和ハウス工業株式会社 乾式床構造とその施工方法、乾式床構造を形成する塞ぎ乾式床パネルと先張り乾式床パネル
JP7085382B2 (ja) 2018-03-28 2022-06-16 大和ハウス工業株式会社 乾式床構造とその施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3476634A (en) Heat and sound insulation
JP2002309758A (ja) 発泡樹脂複合床用構造体
JP3914033B2 (ja) 建築物の防振断熱床構造
JP2631714B2 (ja) 緩衝材及びこれを用いた防音床材
EP1447495B1 (en) Method for producing a floor
JPH0453387Y2 (ja)
JPH0738408U (ja) 床下地材及びそれを用いたコンクリート建築物の床構造
WO2018235620A1 (ja) 床構造およびその利用
JP2872732B2 (ja) 木質防音床材および防音用下地材
JP3318885B2 (ja) 床下地材及びそれを用いたコンクリート建築物の床構造
JPH07331852A (ja) 木質系防音床材
KR100741454B1 (ko) 폴리우레탄 폼을 이용한 층간 차음재
JP2002180651A (ja) 建築用床下地材及び床構造
JPS6310010Y2 (ja)
JPH09131820A (ja) 防音床材用緩衝材
JP2006052590A (ja) 型枠兼用断熱パネルとそれを用いた断熱コンクリート躯体構造およびその施工方法
JPS60152768A (ja) コンクリ−ト建築物の遮音床構造
JP2000274064A (ja) 防音床材
JPH076331Y2 (ja) 床 材
JPH0637154Y2 (ja) 遮音性木質系床材
JP2812918B2 (ja) 床下地材の施工方法
JPH0760888A (ja) 防音構造体及びこれを組み込んだ防音床
JPS63251569A (ja) コンクリ−ト建築物の床構造
JP2000257249A (ja) コンクリート建築物の床構造
JPH0644933U (ja) 木質系防音床材