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JP2002308774A - Iv型ホスホジエステラーゼ選択的阻害剤 - Google Patents

Iv型ホスホジエステラーゼ選択的阻害剤

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Publication number
JP2002308774A
JP2002308774A JP2001113838A JP2001113838A JP2002308774A JP 2002308774 A JP2002308774 A JP 2002308774A JP 2001113838 A JP2001113838 A JP 2001113838A JP 2001113838 A JP2001113838 A JP 2001113838A JP 2002308774 A JP2002308774 A JP 2002308774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
halogen
pyrimidine
amino
optionally substituted
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001113838A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ogino
尚志 荻野
Kazuto Furukawa
和人 古河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2001113838A priority Critical patent/JP2002308774A/ja
Publication of JP2002308774A publication Critical patent/JP2002308774A/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】7-アミノピリド[2,3-d]ピリミジン誘導体の新
規な医薬用途の提供。 【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物を有効
成分として含有する結石排出促進剤、結腸・胃痙攣治療
剤、抗炎症剤、アレルギー・アトピー性疾患(但し、皮
膚炎を除く)治療剤、脳機能改善剤、抗うつ剤、抗不安
剤、肝機能障害治療剤、血小板凝集抑制剤。 〔式中、R1はH、低級アルケニル、フェニル又は下記
の基、即ち、オキソ、アルコキシ、カルボキシル、アル
コキシカルボニル、メルカプト、ハロゲン、トリフルオ
ロメチル及び/又はフェニル、ナフチル、フリル、イソ
オキサゾリル、ピリジル、チエニル1,3−ジオキソラ
ニルから選択される置換基により置換されていてもよい
低級アルキルを表す。R2、R3及びR4は独立して、そ
れぞれH、ハロゲン、低級アルコキシ、ベンジルオキ
シ、カルボキシル又は低級アルコキシカルボニルを表
す。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、7-アミノピリド[2,3-
d]ピリミジン誘導体の新規な医薬用途に関する。
【0002】
【従来の技術】1960年、E. W. Sutherlandらによってサ
イクリックアデノシン-3',5'-モノリン酸(cAMP)が細
胞内第二メッセンジャーであることが明らかにされ、cA
MPの細胞内レベルが組織機能の調節に関与していること
が明らかになった。cAMPの細胞内レベルは、アデニル酸
シクラーゼによって制御されるcAMPの産生速度と、一群
のホスホジエステラーゼ(PDE)アイソエンザイムによ
って制御されるcAMPの分解速度とのバランスによって決
定される。アデニル酸シクラーゼの活性化またはPDEの
阻害によって細胞内cAMPレベルは上昇し、それにより気
管支等の平滑筋の弛緩、炎症細胞活性化の抑制、神経伝
達増強などの細胞応答が誘引される。PDEに関しては、
現在までに7種のアイソエンザイム(PDE I〜VII)が見
出されており、各組織においてそれらの分布状態がそれ
ぞれ異なっていることも明らかにされている。それらア
イソエンザイムの内、cAMP特異的なアイソエンザイムが
IV型ホスホジエステラーゼ(PDE IV)であり、このPDE
IVアイソエンザイムに対する阻害剤は細胞内cAMPの増加
作用を示すため、これに基づく種々の薬理作用が認めら
れている。
【0003】PDE IV阻害剤の薬理作用として、先ず平滑
筋の弛緩作用を挙げることができる。気道平滑筋収縮を
PDE IV阻害剤が抑制することから、気管支喘息や慢性閉
塞性肺疾患の治療剤として開発されている。また、尿管
等の平滑筋組織の弛緩により、尿管結石や腎結石の排出
促進剤としてPDE IV阻害剤が有用であること、さらに結
腸の刺激性障害または胃痙攣の治療にもPDE IV阻害剤が
利用し得ることが、特表平8−501538号公報に開
示されている。
【0004】PDE IV阻害剤は、ヒスタミン等の炎症・ア
レルギーメディエーターの放出を抑制し、抗原及び血小
板活性化因子による好酸球浸潤に対し抑制作用を示し、
好酸球からの障害性蛋白(MBP、ECP)の遊離を抑制する
ことから、抗炎症剤・抗アレルギー剤としても有用であ
る。実際に、関節炎や慢性関節リウマチの他、潰瘍性大
腸炎やクローン病等を含む炎症性腸疾患、乾癬(難治性
の炎症性角化症)などの炎症性疾患やアトピー性皮膚炎
等のアレルギー疾患に対する治療として開発が進められ
ている。また、特表2000−503678号公報に
は、PDE IV阻害剤が、口唇炎、結膜炎、接触皮膚炎、湿
疹、乾癬、被剌激性腸疾患、蕁麻疹、脈管炎、外陰炎、
皮膚炎、あかぎれ、喘息、アレルギー性鼻炎等の炎症
性、アレルギー性またはアトピー性疾患の治療に有用で
あること、並びに血小板凝集抑制作用を有することが開
示されている。
【0005】さらに、PDE IV阻害剤は、cAMPの分解を選
択的に阻害することにより、ノルアドレナリンのシナプ
ス後部への神経伝達を増強し、精神活動全般(情緒、行
動、記銘力、記憶力)の改善効果が認められており、脳
機能改善剤(脳梗塞後遺症、抗痴呆、抗パーキンソン
病、抗ジスキネジア)、抗うつ剤、抗不安剤等として開
発されている。また、肝臓におけるPDE IVを特異的に阻
害することによって、肝繊維化抑制作用やTNF-α産生抑
制作用を示し、肝機能障害を適応として開発されている
PDE IV阻害剤もある。特許公報においても、例えば、特
表2000−510105号公報には、PDE IV阻害剤
が、痴呆、パーキンソン病、うつ病等の神経変性疾患、
関節炎、ショック症状、敗血症、肺疾患、骨吸収障害、
HIV感染、大脳マラリア、多発性硬化症、炎症性皮膚疾
患等の炎症性疾患に有用であることが開示されている。
【0006】以上、PDE IV阻害剤が各種疾患に有用であ
ることを示した。従って、PDE IV阻害剤は、平滑筋弛緩
作用による気管支拡張剤、結石排出促進剤、結腸・胃痙
攣治療剤、炎症細胞活性化抑制作用による抗炎症剤、抗
アレルギー剤、アトピー性疾患治療剤、神経伝達増強作
用による脳機能改善剤、抗うつ剤、抗不安剤、肝繊維化
抑制作用による肝機能障害治療剤、或いは血小板凝集抑
制剤などの薬剤として有用なものである。
【0007】ところで、上述したような疾患の治療にPD
E IV阻害剤を用いるにあたって、この阻害剤が他のPDE
アイソエンソザイムをも同時に阻害してしまうと、望ま
しくない副作用の発現につながる。例えば、心筋内に存
在するPDE IIIを阻害してしまうと、強心作用を誘引す
る。具体例として、非選択的PDE阻害物質であるテオフ
ィリンは、PDE III及びPDE IVの両方を阻害してしまう
ため、目的とする抗喘息作用と共に望ましくない副作用
として心筋刺激作用を示すことが知られている。従っ
て、PDE IV阻害剤を開発する場合には、III型など他のP
DEアイソエンソザイムには影響を与えない、より選択性
の高いPDE IV阻害剤が医療の現場では求められている。
【0008】本発明医薬に用いられる化合物について
は、気管支拡張作用を有する新規化合物として、既に特
許出願(特開2000−119272号)されている。
また、これと類似構造をもつピリド[2,3-d]ピリミジン
骨格を有する化合物が抗アレルギー作用を有すること
(特開昭63−45279号公報)、7-アミノピリド
[2,3-d]ピリミジン骨格を有する化合物が気管支拡張作
用を有すること(特開平8−3046号、特開平8−3
164号及び特開平8−3165号公報)が報告されて
いる。しかしながら、本発明医薬に用いられる化合物が
IV型選択的なPDE阻害活性を有することについては、何
らの報告もされていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、安全性が
高い化合物である7-アミノピリド[2,3-d]ピリミジン誘
導体の新規な医薬用途を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは7-アミノピ
リド[2,3-d]ピリミジン誘導体について鋭意研究を行っ
た結果、7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン
-2,4-ジオン誘導体がIV型選択的なPDE阻害活性を有する
ことを見いだし、本発明を完成した。従って、本発明化
合物はPDE IVが関与する疾患に対する治療剤、即ち、結
石排出促進剤、結腸・胃痙攣治療剤、抗炎症剤、アレル
ギー・アトピー性疾患治療剤、脳機能改善剤、抗うつ
剤、抗不安剤、肝機能障害治療剤、血小板凝集抑制剤な
どに対する医薬として非常に有用である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は下記一般式(I)で表さ
れる7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4
-ジオン誘導体を有効成分として含有する医薬に関す
る。
【化3】 〔式中、R1は水素、低級アルケニル、フェニル又は下
記(a)乃至(i)から選択される置換基により置換さ
れていてもよい低級アルキルを表し、 (a)オキソ (b)低級アルコキシ (c)1又はそれ以上の低級アルキル、低級アルコキ
シ、カルボキシル、低級アルコキシカルボニル、メルカ
プト、ハロゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロ
により置換されていてもよいフェニル (d)ナフチル (e)フリル (f)1又はそれ以上の低級アルキルにより置換されて
いてもよいイソオキサゾリル (g)1又はそれ以上の低級アルキル及び/又はハロゲ
ンにより置換されていてもよいピリジル (h)ハロゲンにより置換されていてもよいチエニル (i)1,3−ジオキソラニル R2、R3及びR4は独立して、それぞれ水素、ハロゲ
ン、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、カルボキシル又
は低級アルコキシカルボニルを表す。〕
【0012】前記一般式(I)の置換基において、低級
アルキルとは好ましくはメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、t-ブチ
ル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、t-ペンチ
ル、ヘキシル、イソヘキシル、ジメチルブチル等の炭素
数1乃至6の直鎖状又は分岐状のアルキル基を表す。低
級アルコキシとは好ましくはメトキシ、エトキシ、プロ
ピルオキシ、イソプロピルオキシ、ブチルオキシ、イソ
ブチルオキシ、sec-ブチルオキシ、t-ブチルオキシ、ペ
ンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキ
シ、t-ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、イソヘキシル
オキシ、ジメチルブチルオキシ等の炭素数1乃至6の直
鎖状又は分岐状のアルコキシ基を表す。ハロゲンは好ま
しくはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を表す。低級アル
ケニルとは好ましくはエチレニル、プロピレニル、ブテ
ニル、ペンテニル、ヘキセニル等の炭素数2乃至6の直
鎖状又は分岐状のアルケニル基を表す。
【0013】本発明医薬は、PDE IVの関与する疾患の治
療剤、即ち、結石排出促進剤、結腸・胃痙攣治療剤、抗
炎症剤、アレルギー・アトピー性疾患治療剤、脳機能改
善剤、抗うつ剤、抗不安剤、肝機能障害治療剤、血小板
凝集抑制剤などとして有用であり、例えば、上記従来技
術の項で挙げた各種疾患の治療に用いることができる。
【0014】以下に本発明の好ましい態様を示す。 (1)下記一般式(I)で表される7-アミノ-1-フェニ
ルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体又はその
薬学的に許容される塩又は水和物の少なくとも一種を有
効成分として含有する結石排出促進剤、結腸・胃痙攣治
療剤、抗炎症剤、アレルギー・アトピー性疾患(ただ
し、皮膚炎を除く)治療剤、脳機能改善剤、抗うつ剤、
抗不安剤、肝機能障害治療剤、血小板凝集抑制剤。
【化4】 〔式中、R1は水素、低級アルケニル、フェニル又は下
記(a)乃至(i)から選択される置換基により置換さ
れていてもよい低級アルキルを表し、 (a)オキソ (b)低級アルコキシ (c)1又はそれ以上の低級アルキル、低級アルコキ
シ、カルボキシル、低級アルコキシカルボニル、メルカ
プト、ハロゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロ
により置換されていてもよいフェニル (d)ナフチル (e)フリル (f)1又はそれ以上の低級アルキルにより置換されて
いてもよいイソオキサゾリル (g)1又はそれ以上の低級アルキル及び/又はハロゲ
ンにより置換されていてもよいピリジル (h)ハロゲンにより置換されていてもよいチエニル (i)1,3−ジオキソラニル R2、R3及びR4は独立して、それぞれ水素、ハロゲ
ン、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、カルボキシル又
は低級アルコキシカルボニルを表す。〕 (2)R2が水素である7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3
-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体を含有する上記(1)
記載の医薬。 (3)R3が水素である7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3
-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体を含有する上記(2)
記載の医薬。 (4)R4が水素である7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3
-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体を含有する上記(3)
記載の医薬。 (5)R1がハロゲンで置換されていてもよいベンジル
基である7-アミノ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン
-2,4-ジオン誘導体を含有する上記(1)乃至(4)記
載の医薬。 (6)R1がベンジル基である7-アミノ-1-フェニルピリ
ド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体を含有する上記
(5)記載の医薬。 (7)下記一般式(I)で表される7-アミノ-1-フェニ
ルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体又はその
薬学的に許容される塩又は水和物の少なくとも一種を有
効成分として含有する皮膚炎治療剤。
【化5】 〔式中、R1は水素、低級アルケニル、フェニル又は下
記(a)乃至(i)から選択される置換基により置換さ
れていてもよい低級アルキルを表し、 (a)オキソ (b)低級アルコキシ (c)1又はそれ以上の低級アルキル、低級アルコキ
シ、カルボキシル、低級アルコキシカルボニル、メルカ
プト、ハロゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロ
により置換されていてもよいフェニル (d)ナフチル (e)フリル (f)1又はそれ以上の低級アルキルにより置換されて
いてもよいイソオキサゾリル (g)1又はそれ以上の低級アルキル及び/又はハロゲ
ンにより置換されていてもよいピリジル (h)ハロゲンにより置換されていてもよいチエニル (i)1,3−ジオキソラニル R2、R3及びR4は独立して、それぞれ水素、ハロゲ
ン、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、カルボキシル又
は低級アルコキシカルボニルを表す。但し、R1がハロ
ゲンで置換されていてもよいベンジルであり且つR2
3及びR4が水素のときを除く。〕 (8)アトピー性皮膚炎治療剤である上記(7)記載の
皮膚炎治療剤。
【0015】本発明化合物中、特に好ましい化合物は以
下の通りである。 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,3-ジフェニルピリド
[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物1〕 7-アミノ-3-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル
ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物2〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-プロピ
ルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物3〕 7-アミノ-3-ブチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル
ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物4〕 7-アミノ-3-エチル-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,2,
3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物5〕 7-アミノ-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-3-プロピルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物6〕 7-アミノ-3-ブチル-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,2,
3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物7〕 7-アミノ-3-ベンジル-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,
2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物8〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-(4-メトキシフェニ
ル)-3-プロピルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物9〕 7-アミノ-3-ブチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-(4-メトキ
シフェニル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物10〕 7-アミノ-3-ベンジル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-(4-メト
キシフェニル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物11〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-(4-メトキシフェニ
ル)-3-(4-ピコリル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物12〕 7-アミノ-1-(3,4-ジメトキシフェニル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-3-プロピルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物13〕 7-アミノ-1-(2,5-ジメトキシフェニル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-3-プロピルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物14〕 7-アミノ-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-3-イソブチルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジ
オン〔化合物15〕 7-アミノ-3-ベンジル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニ
ルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物16〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(4-ピコ
リル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物1
7〕 7-アミノ-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-3-(4-ピコリル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-
ジオン〔化合物18〕 7-アミノ-3-ベンジル-1-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,
2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物19〕 7-アミノ-1-(3,5-ジメトキシフェニル)-3-(2-エトキシ
エチル)-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジ
ン-2,4-ジオン〔化合物20〕
【0016】7-アミノ-3-(3-ブテニル)-1-(3,5-ジメト
キシフェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピ
リミジン-2,4-ジオン〔化合物21〕 メチル [7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(4-ピコリ
ル)-2,4-ジオキソピリド[2,3-d]ピリミジン-1-イル]-3-
ベンゾエート〔化合物22〕 7-アミノ-3-(4-クロルベンジル)-1,2,3,4-テトラヒドロ
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物23〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(2-メチルピコリル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物24〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(2-ピコ
リル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物2
5〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(3-ピコ
リル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物2
6〕 7-アミノ-3-(3-クロルベンジル)-1,2,3,4-テトラヒドロ
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物27〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(4-メトキシベンジ
ル)-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物28〕 7-アミノ-3-(4-フルオロベンジル)-1,2,3,4-テトラヒド
ロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物29〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(4-メチルベンジル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物30〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(3-ニトロベンジル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物31〕 7-アミノ-3-(2-クロルベンジル)-1,2,3,4-テトラヒドロ
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物32〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(3-メチルベンジル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物33〕 7-アミノ-3-(3,4-ジクロルベンジル)-1,2,3,4-テトラヒ
ドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物34〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(3-メトキシベンジ
ル)-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物35〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(4-トリ
フルオロメチルベンジル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4
-ジオン〔化合物36〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(チエニ
ルメチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合
物37〕 7-アミノ-3-(2-フルフリル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-
フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物
38〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(3-チエ
ニルメチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物39〕 7-アミノ-3-(2-クロル-6-メチルピコリル)-1,2,3,4-テ
トラヒドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-
ジオン〔化合物40〕
【0017】メチル 4-[7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒド
ロ-1-フェニル-2,4-ジオキソピリド[2,3-d]ピリミジン-
3-イルメチル]ベンゾエート〔化合物41〕 7-アミノ-3-(2-ジオキソラニルメチル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物42〕 4-[7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-2,4-ジ
オキソピリド[2,3-d]ピリミジン-3-イルメチル]ベンゾ
イック アシッド〔化合物43〕 7-アミノ-3-ベンジル-1-(3-クロルフェニル)-1,2,3,4-
テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物44〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(4-ニトロベンジル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物45〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(2-メトキシベンジ
ル)-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物46〕 7-アミノ-3-(3,5-ジメトキシベンジル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物47〕 7-アミノ-3-(5-クロルチエニルメチル)-1,2,3,4-テトラ
ヒドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物48〕 7-アミノ-3-ベンジル-1-(3,5-ジフルオロフェニル)-1,
2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオ
ン〔化合物49〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(1-ナフチルメチル)
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物50〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(3,4-ジメチルベン
ジル)-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物51〕 7-アミノ-3-ベンジル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-(3-メト
キシフェニル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物52〕 7-アミノ-3-(4-ブロモベンジル)-1,2,3,4-テトラヒドロ
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物53〕 7-アミノ-3-(2-クロルピコリル)-1,2,3,4-テトラヒドロ
-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化
合物54〕 7-アミノ-3-ベンジル-1-(3-ベンジルオキシフェニル)-
1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジ
オン〔化合物55〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-(3-メチルイソキサ
ゾール-5-イルメチル)-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミ
ジン-2,4-ジオン〔化合物56〕 7-アミノ-3-(3,5-ジメチルイソキサゾール-4-イルメチ
ル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピ
リミジン-2,4-ジオン〔化合物57〕 7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フェニル-3-(5-フェ
ニルペンチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
〔化合物58〕
【0018】上記の本発明化合物中、最も好ましい化合
物は7-アミノ-3-ベンジル-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-フ
ェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン〔化合物1
6〕である。
【0019】本発明医薬に用いられる前記一般式(I)
で表される化合物は、特開昭63−45279号、特開
平8−3046号、特開平8−3164号、特開平8−
3165号又は特開2000−119272号公報に記
載の方法に従って、あるいはそれに準じて製造すること
ができ、該製造方法は後記実施例にて詳述する。
【0020】前記一般式(I)で表される化合物は、そ
の薬学的に許容しうる塩が存在する場合はそれら各種の
塩を包含し、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、
リン酸、過塩素酸、チオシアン酸、ホウ酸、ギ酸、酢
酸、ハロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、クエン
酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸、乳酸、マロン酸、
フマル酸、アントラニル酸、安息香酸、ケイ皮酸、p−
トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、スルファ
ニル酸等との酸との付加塩を挙げることができる。これ
らの塩は公知の方法により、遊離の各化合物より製造で
き或いは相互に変換できる。またシス−トランス異性
体、光学異性体、配座異性体等の立体異性体或いは水和
物又は金属錯化合物の状態で存在する場合においても、
そのいずれの立体異性体、水和物及び錯化合物をも本発
明は包含する。
【0021】本発明化合物は、適当な医薬用の担体若し
くは希釈剤と組み合わせて医薬とすることができ、通常
の如何なる方法によっても製剤化でき、経口又は非経口
投与するための固体、半固体、液体又は気体の剤形に処
方することができる。例えば、皮膚炎治療剤としては液
剤、懸濁剤・乳剤、硬膏剤、軟膏剤、パップ剤、リニメ
ント剤、ローション剤等の外用剤に製剤化するのが最適
である処方にあたっては、本発明化合物をその薬学的に
許容しうる塩の形で用いてもよく、又、他の医薬活性成
分との配合剤としてもよい。外用剤の調製方法について
は、例えば、日本薬局方解説書・第十三改正(廣川書店
刊行、1996年)の製剤総則等に詳述されている。
【0022】経口投与製剤としては、そのまま或いは適
当な添加剤、例えば乳糖、マンニット、トウモロコシデ
ンプン、バレイショデンプン等の慣用の賦形剤と共に、
結晶セルロース、セルロース誘導体、アラビアゴム、ト
ウモロコシデンプン、ゼラチン等の結合剤、トウモロコ
シデンプン、バレイショデンプン、カルボキシメチルセ
ルロースカリウム等の崩壊剤、タルク、ステアリン酸マ
グネシウム等の滑沢剤、その他増量剤、湿潤化剤、緩衝
剤、保存剤、香料等を適宜組み合わせて錠剤、散剤、顆
粒剤或いはカプセル剤とすることができる。
【0023】さらに本発明化合物は、各種基剤、例えば
カカオ脂等の油脂性基剤、乳剤性基剤又はマクロゴール
等の水溶性基剤、親水性基剤等と混和して坐剤としても
よい。
【0024】注射剤としては水性溶剤又は非水性溶剤、
例えば注射用蒸溜水、生理食塩水、リンゲル液、植物
油、合成脂肪酸グリセリド、高級脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール等の溶液若しくは懸濁液とすることが
できる。
【0025】軟膏剤は、使用する基剤の種類によって、
油脂性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟膏、懸濁性軟膏に大
別することができる。これら軟膏剤の製造は、例えば、
脂肪、脂肪油、ラノリン、ワセリン、パラフィン、ろ
う、樹脂、プラスチック、グリコール類、高級アルコー
ル、グリセリン、水、乳化剤、懸濁化剤、または他の適
当な添加剤を原料とするか、またはこれらを基剤とし、
本発明化合物を加え、混和して全質を均一にすることに
より行うことができる。
【0026】パップ剤に製剤化するには、前記一般式
(I)で表される化合物の粉末と精油成分を混和し泥状
に製すればよい。また疾患の種類や状態に応じて、その
治療に最適な上記以外の剤形に製剤化することも可能で
ある。
【0027】吸入剤、エアゾール剤として使用するに
は、本発明化合物を溶液、懸濁液又は微小粉体の形で、
気体又は液体噴射剤と共に、且つ所望により湿潤剤又は
分散剤のような通常の補薬と共にエアゾール容器内に充
填する。本発明化合物は、ネブライザー又はアトマイザ
ーのような非加圧型の剤形にしてもよい。また疾患の種
類に応じて、その治療に最適な上記以外の剤形、例え
ば、点眼剤等に製剤化することが可能である。
【0028】本発明化合物の望ましい投与量は、投与対
象、剤形、投与方法、投与期間等によって変わるが、所
望の効果を得るには、一般に成人に対して、本発明化合
物0.001乃至50mg/kgを一日1乃至数回に分
けて、好ましくは0.05乃至25mg/kgを一日1
乃至数回に分けて経口投与することができる。非経口投
与(例えば注射剤)の場合、一日投与量は、前記各々の
投与量の3乃至10分の1の用量レベルが好ましい。例
えば軟膏剤の場合、一般に成人に対して所望の効果を得
るには、本発明化合物を0.1%乃至15%含有する軟
膏を一日1回乃至数回適宜患部に塗布すればよい。
【0029】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定される
ものではない。
【0030】
【実施例】出発原料は、アルドリッチ・ケミカルカンパ
ニー・インコーポレイテッド、フルカ・ケミカル・イン
コーポレイテッド、ランカスター・シンセシス・インコ
ーポレイテッド、メイブリッジ・ケミカル・カンパニー
・リミテッド又は東京化成(株)等から購入することが
でき、或いは、J. Org. Chem., 16, p.1879 (1951), J.
Am. Chem. Soc., 75, p.114 (1953)等の文献記載の公
知の方法に従って原料化合物を製造することができる。
【0031】実施例1. (1)6-アミノ-5-ホルミル-1,3-ジフェニルウラシルの
製造 6-アミノ-1,3-ジフェニルウラシル(10.0 g, 35.8 mmo
l)のジメチルホルムアミド(100 mL)溶液を氷浴で冷
却し、滴下漏斗を用いてオキシ塩化燐(3.7 mL,39.4 mm
ol)を滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌した
後、50 mLの水を加え反応を停止した。1 N水酸化カリウ
ム溶液でpHを10に調整した後、室温でさらに1時間撹拌
した。析出した粗結晶を濾過し、100 mLの水で洗浄した
後、粗結晶を濾取した。濾取した粗結晶をさらにヘキサ
ン、酢酸エチルから再結晶し6-アミノ-5-ホルミル-1,3-
ジフェニルウラシル(2.2 g)を40 %の収率で得た。 Mp 141 -142 ℃1 H-NMR (DMSO-d6) d : 7.29 - 7.61 (m, 10H), 9.80
(s, 1H), 9.98 (s, 1H) IR (KBr) : 3309, 1730, 1662, 1647, 1616, 1516, 149
1, 1365, 770, 692 cm-1Anal.Calcd for C17H13N3O3 :
C, 66.44; H, 4.26; N, 13.67、 Found : C, 66.59; H,
4.24; N, 13.77 MS (EI) m/z : 307 [M+], 279, 160, 132, 77
【0032】(2)7-アミノ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,
3-ジフェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン(化
合物1)の製造 6-アミノ-5-ホルミル-1,3-ジフェニルウラシル(5.0 g,
16.3 mmol)および2-(トリフェニルホスホラニリデン)
アセトニトリル(5.9 g, 19.6 mmol)の無水アセトニト
リル(100 mL)溶液を、アルゴン気流下に24時間加熱
環流した.反応混合物を放冷し、減圧下にて溶媒を留去
した。析出した粗結晶をベンゼンから再結晶し7-アミノ
-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,3-ジフェニルピリド[2,3-d]
ピリミジン-2,4-ジオン(2.4 g)を45 %の収率で得た。 Mp 162 -163 ℃1 H-NMR (DMSO-d6) d : 6.33 (d, 1H, J = 9 Hz), 6.89
(br, 2H), 7.31 - 7.93(m, 10H), 7.93 (d, 1H, J = 9
Hz) IR (KBr) : 3358, 1709, 1660, 1624, 1427, 1398, 694
cm-1 Anal.Calcd for C19H14N4O2 : C, 69.08; H, 4.27; N,
16.96、 Found : C, 68.99; H, 4.37; N, 16.97 MS (EI) m/z : 330 [M+], 211
【0033】前記実施例1中の出発原料である6-アミノ
-1,3-ジフェニルウラシルの代わりに適当な出発原料を
用い、同様に実施例1記載の方法に従って、下記一般式
(II)で表される化合物2〜化合物58を製造した。化
合物の詳細については表1及び表2に記載した。
【化6】
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】実施例2.ホスホジエステラーゼ阻害作用 ホスホジエステラーゼ(PDE)アイソザイムに対する本
発明化合物の阻害作用を常法に従って検討した。 (1)PDE II阻害作用 Hidaka, H.ら(Biochem. Biophys Acta, 429: 485-497
(1976))及びNicholsen,C.D.ら(Trends Pharmacol. Sc
i., 12: 19-27 (1991))の方法を参考にして、以下の実
験を行った。即ち、ヒト血小板より精製したPDE IIを、
0.05μMの[3H]cAMPを含む25μMのcAMP及び100μMの被検
物質の存在下で、30℃で20分間インキュベートした。cA
MPをAMPに変換するPDEの作用を2分間煮沸して停止させ
た。次に、蛇毒ヌクレオチダーゼを加え、30℃で10分間
インキュベートしAMPをアデノシンに変換した。加水分
解されなかったcAMPをAGI-X2樹脂に結合させ、残存して
いる水層の[3H]アデノシンをシンチレーションカウンタ
ーで計測した。
【0037】(2)PDE III阻害作用 Hidaka, H.ら(Biochem. Biophys Acta, 429: 485-497
(1976))及びNicholsen,C.D.ら(Trends Pharmacol. Sc
i., 12: 19-27 (1991))の方法を参考にして、以下の実
験を行った。即ち、ヒト血小板より精製したPDE III
を、0.01μMの[3H]cAMPを含む1.0μMのcAMP及び100μM
の被検物質の存在下で、30℃で20分間インキュベートし
た。cAMPをAMPに変換するPDEの作用を2分間煮沸して停
止させた。次に、蛇毒ヌクレオチダーゼを加え、30℃で
10分間インキュベートしAMPをアデノシンに変換した。
加水分解されなかったcAMPをAGI-X2樹脂に結合させ、残
存している水層の[3H]アデノシンをシンチレーションカ
ウンターで計測した。
【0038】(3)PDE IV阻害作用 Cortijo, J.ら(Br. J. Pharmacol., 108: 562-568 (199
3))及びNicholsen, C.D.ら(Trends Pharmacol. Sci., 1
2: 19-27 (1991))の方法を参考にして、以下の実験を行
った。即ち、ヒトU937前単球白血病細胞より精製したPD
E IVを、0.01μMの[3H]cAMPを含む1.0μMのcAMP及び100
μMの被検物質の存在下で、30℃で20分間インキュベー
トした。cAMPをAMPに変換するPDEの作用を2分間煮沸し
て停止させた。次に、蛇毒ヌクレオチダーゼを加え、30
℃で10分間インキュベートしAMPをアデノシンに変換し
た。加水分解されなかったcAMPをAGI-X2樹脂に結合さ
せ、残存している水層の[3H]アデノシンをシンチレーシ
ョンカウンターで計測した。由来のPDE IVに対する本発
明化合物の阻害作用を調べた。
【0039】(4)PDE V阻害作用 Hidaka, H.ら(Biochem. Biophys Acta, 429: 485-497
(1976))及びNicholsen,C.D.ら(Trends Pharmacol. Sc
i., 12: 19-27 (1991))の方法を参考にして、以下の実
験を行った。即ち、ヒト血小板より精製したPDE Vを、
0.01μMの[3H]cAMPを含む1.0μMのcAMP及び100μMの被
検物質の存在下で、30℃で20分間インキュベートした。
cAMPをAMPに変換するPDEの作用を2分間煮沸して停止さ
せた。次に、蛇毒ヌクレオチダーゼを加え、30℃で10分
間インキュベートしAMPをアデノシンに変換した。加水
分解されなかったcAMPをAGI-X2樹脂に結合させ、残存し
ている水層の[3H]アデノシンをシンチレーションカウン
ターで計測した。結果の一例を下表に示す。尚、化合物
16のPDE IV阻害作用は用量依存的なものであった。
【0040】
【表3】
【0041】
【発明の効果】表3に示されているように、本発明7-ア
ミノ-1-フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン
誘導体は、PDE IV選択的な阻害活性を示した。この選択
的なPDEIV阻害活性により、他の型のPDE阻害作用により
誘引される望ましくない副作用の発現を抑えることがで
きるばかりでなく、本発明化合物は極めて高い安全性を
有することも知られており、医薬品として望ましい特性
を有している。従って、本発明化合物は、結石排出促進
剤、結腸・胃痙攣治療剤、抗炎症剤、アレルギー・アト
ピー性疾患治療剤、脳機能改善剤、抗うつ剤、抗不安
剤、肝機能障害治療剤、血小板凝集抑制剤などの医薬と
して有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 13/04 A61P 13/04 25/22 25/22 25/24 25/24 25/28 25/28 29/00 29/00 37/08 37/08 43/00 111 43/00 111 // C07D 471/04 C07D 471/04 118 118Z Fターム(参考) 4C065 AA04 BB11 CC01 DD03 EE02 HH01 JJ06 KK09 LL04 PP03 PP06 PP07 PP12 PP16 4C086 AA01 AA02 AA03 CB09 MA01 MA04 NA14 ZA05 ZA12 ZA15 ZA54 ZA66 ZA75 ZA81 ZB11 ZB13 ZC20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される7-アミノ-1
    -フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体
    又はその薬学的に許容される塩又は水和物の少なくとも
    一種を有効成分として含有する結石排出促進剤、結腸・
    胃痙攣治療剤、抗炎症剤、アレルギー・アトピー性疾患
    (ただし、皮膚炎を除く)治療剤、脳機能改善剤、抗う
    つ剤、抗不安剤、肝機能障害治療剤、血小板凝集抑制
    剤。 【化1】 〔式中、R1は水素、低級アルケニル、フェニル又は下
    記(a)乃至(i)から選択される置換基により置換さ
    れていてもよい低級アルキルを表し、 (a)オキソ (b)低級アルコキシ (c)1又はそれ以上の低級アルキル、低級アルコキ
    シ、カルボキシル、低級アルコキシカルボニル、メルカ
    プト、ハロゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロ
    により置換されていてもよいフェニル (d)ナフチル (e)フリル (f)1又はそれ以上の低級アルキルにより置換されて
    いてもよいイソオキサゾリル (g)1又はそれ以上の低級アルキル及び/又はハロゲ
    ンにより置換されていてもよいピリジル (h)ハロゲンにより置換されていてもよいチエニル (i)1,3−ジオキソラニル R2、R3及びR4は独立して、それぞれ水素、ハロゲ
    ン、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、カルボキシル又
    は低級アルコキシカルボニルを表す。〕
  2. 【請求項2】 下記一般式(I)で表される7-アミノ-1
    -フェニルピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4-ジオン誘導体
    又はその薬学的に許容される塩又は水和物の少なくとも
    一種を有効成分として含有する皮膚炎治療剤。 【化2】 〔式中、R1は水素、低級アルケニル、フェニル又は下
    記(a)乃至(i)から選択される置換基により置換さ
    れていてもよい低級アルキルを表し、 (a)オキソ (b)低級アルコキシ (c)1又はそれ以上の低級アルキル、低級アルコキ
    シ、カルボキシル、低級アルコキシカルボニル、メルカ
    プト、ハロゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロ
    により置換されていてもよいフェニル (d)ナフチル (e)フリル (f)1又はそれ以上の低級アルキルにより置換されて
    いてもよいイソオキサゾリル (g)1又はそれ以上の低級アルキル及び/又はハロゲ
    ンにより置換されていてもよいピリジル (h)ハロゲンにより置換されていてもよいチエニル (i)1,3−ジオキソラニル R2、R3及びR4は独立して、それぞれ水素、ハロゲ
    ン、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、カルボキシル又
    は低級アルコキシカルボニルを表す。但し、R1がハロ
    ゲンで置換されていてもよいベンジルであり且つR2
    3及びR4が水素のときを除く。〕
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515712A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 アストラゼネカ・アクチエボラーグ Pde4阻害剤としてのピリドピリミジンジオン類
JP2010540602A (ja) * 2007-10-03 2010-12-24 サノフイ−アベンテイス キナゾリンジオン誘導体、その調製およびその治療上の使用
JP2012521974A (ja) * 2009-03-27 2012-09-20 サノフイ キナゾリンジオン誘導体の治療での使用

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