JP2002302540A - 芳香族ポリエステルの製造方法 - Google Patents
芳香族ポリエステルの製造方法Info
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Abstract
ジオール類およびベンゼンジカルボン酸類から流動開始
温度の高い芳香族ポリエステルを容易に製造し得る方法
を提供する。 【解決手段】 アセトキシ安息香酸類(I) 、ジアセトキシ芳香族ジオール類(II) およびベンゼンジカルボン酸類(III) をイミダゾール類(IV) の存在下に共重合させて芳香族ポリエステルを製造す
る。イミダゾール類(IV)はX4がアルキル基であり、
さらにはX5、X6およびX7が水素原子であることが好
ましい。アセトキシ安息香酸類(I)、ジアセトキシ芳
香族ジオール類(II)およびで示されるベンゼンジカル
ボン酸類(III)の合計使用量100質量部あたり通常
0.001質量部以上のイミダゾール類(IV)を使用す
る。共重合させたのち通常は固相重合させる。
Description
ルの製造方法に関する。
熱可塑性樹脂として有用である。かかる芳香族ポリエス
テルの製造方法として、アセトキシ安息香酸類、ジアセ
トキシ芳香族ジオール類およびベンゼンジカルボン酸類
を無触媒で共重合させる方法が知られている。共重合に
よって得られた共重合物を粉末とし、これを加熱する固
相重合によって、重合度が高められて、目的の芳香族ポ
リエステルを得ることができる。
芳香族ポリエステルは、その流動開始温度が必ずしも高
いものではなかった。流動開始温度の高い芳香族ポリエ
ステルを得るには、固相重合における加熱温度を高くす
ることも考えられるが、これでは粉末同士が互いに固着
し易いという問題がある。粉末同士が固着すると、固相
重合後の取扱いが困難である。
アセトキシ安息香酸類、ジアセトキシ芳香族ジオール類
およびベンゼンジカルボン酸類から流動開始温度の高い
芳香族ポリエステルを容易に製造し得る方法を開発する
べく鋭意検討した結果、イミダゾール類の存在下に共重
合させた共重合物は、比較的低い温度での固相重合によ
って流動開始温度の高い歩行族ポリエステルに導かれ、
しかも固相重合において粉末同士が互いに固着しにくい
ことを見出し、本発明に至った。
(I) 〔式中、X1はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、xは0〜2の整数を示す。〕で示されるア
セトキシ安息香酸類、式(II) 〔式中、X2はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、yは0〜2の整数を示し、nは1または2
を示す。〕で示されるジアセトキシ芳香族ジオール類お
よび式(III) 〔式中、X3はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、zは0〜2の整数を示す。〕で示されるベ
ンゼンジカルボン酸類を式(IV) 〔式中、X4〜X7はそれぞれ独立に水素原子、アルキル
基、ヒドロキシメチル基、シアノアルキル基、カルボキ
シル基、アミノアルキル基、フェニル基、ベンジル基ま
たはフォルミル基を示す。〕で示されるイミダゾール類
の存在下に共重合させることを特徴とする芳香族ポリエ
ステルの製造方法を提供するものである。
息香酸類において、X1におけるアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基などの炭素数1〜5程度のアルキル基などが、
ハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子など
がそれぞれ挙げられる。xは0〜2の整数であるが、x
が2である場合にX1は互いに同一であってもよいし、
異なっていてもよい。xは0であることが好ましい。
は、例えば4−アセトキシ安息香酸、4−アセトキシ−
2−メチル安息香酸、4−アセトキシ−3−メチル安息
香酸、4−アセトキシ−2−フェニル安息香酸、4−ア
セトキシ−3−フェニル安息香酸、4−アセトキシ−2
−クロロ安息香酸、4−アセトキシ−3−クロロ安息香
酸、4−アセトキシ−2−メチル−3−フェニル安息香
酸、4−アセトキシ−3−メチル−2−フェニル安息香
酸、4−アセトキシ−3−クロロ−2−メチル安息香
酸、4−アセトキシ−2−クロロ−3−メチル安息香
酸、4−アセトキシ−3−クロロ−2−フェニル安息香
酸、4−アセトキシ−2−クロロ−3−フェニル安息香
酸などのアセチル基とカルボキシル基とが互いにパラ位
でベンゼン環に導入されているパラアセトキシ安息香酸
類が挙げられる。かかるアセトキシ安息香酸類は、それ
ぞれ単独で、または2種以上を組合わせて用いられる。
オール類において、X2におけるアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基などの炭素数1〜5程度のアルキル基などが、
ハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子など
がそれぞれ挙げられる。yは0〜2の整数であるが、y
が2である場合にX2は互いに同一であってもよいし、
異なっていてもよい。yは0であることが好ましい。n
は1または2であるが、nが2である場合、2つのベン
ゼン環の一方に置換基X1が導入され、他方にはX2が導
入されていなくてもよいし、両方に置換基X2が導入さ
れていてもよい。nは1であることが好ましい。
I)としては、例えば式(21) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるジアセトキシヒドロキノン類、式(2
2) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるジアセトキシレゾルシノール類、式
(23) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるジアセトキシビフェニル類などが挙げ
られる。
ては、例えば1,4−ジアセトキシメチルベンゼン、
1,4−ジアセトキシ−2−メチルベンゼン、1,4−
ジアセトキシ−2−クロロベンゼン、1,4−ジアセト
キシ−2−メチル−3−フェニルベンゼン、1,4−ジ
アセトキシ−3−メチル−2−フェニルベンゼン、1,
4−ジアセトキシ−2−クロロ−3−メチルベンゼン、
1,4−ジアセトキシ−3−クロロ−2−メチルベンゼ
ン、1,4−ジアセトキシ−2−クロロ−3−フェニル
ベンゼン、1,4−ジアセトキシ−3−クロロ−2−フ
ェニルベンゼンなどが挙げられる。
しては、例えば1,3−ジアセトキシベンゼン、1,3
−ジアセトキシ−2−メチルベンゼン、1,3−ジアセ
トキシ−2−フェニルベンゼン、1,3−ジアセトキシ
−2−クロロベンゼン、1,3−ジアセトキシ−2−メ
チル−4−フェニルベンゼン、1,3−ジアセトキシ−
2,4−ジメチルベンゼン、1,3−ジアセトキシ−2
−クロロ−4−メチルベンゼン、1,3−ジアセトキシ
−4−クロロ−2−メチルベンゼン、1,3−ジアセト
キシ−2−クロロ−4−フェニルベンゼン、1,3−ジ
アセトキシ−4−クロロ−2−フェニルベンゼンなどが
挙げられる。
は、例えば4,4’−ジアセトキシビフェニル、4,
4’−ジアセトキシ−2−メチルビフェニル、4,4’
−ジアセトキシ−5−クロロビフェニル、4,4’−ジ
アセトキシ−3−フェニルビフェニル、4,4’−ジア
セトキシ−2−メチル−5’−ビフェニルなどが挙げら
れる。
I)はそれぞれ単独で用いることができる。また、2種
以上を組合わせて用いることもでき、例えばジアセトキ
シヒドロキノン類(21)を2種以上組合わせて用いて
もよいし、ジアセトキシレゾルシノール類(22)を2
種以上組合わせて用いてもよいし、ジアセトキシビフェ
ニル類(23)を2種以上組合わせて用いてもよく、ジ
アセトキシヒドロキノン類(21)とジアセトキシレゾ
ルシノール類(22)とを組合わせて用いてもよいし、
ジアセトキシヒドロキノン類(21)とジアセトキシレ
ゾルシノール類(22)とジアセトキシビフェニル類
(23)とを組合わせて用いてもよい。
酸類において、X3におけるアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチ
ル基などの炭素数1〜5程度のアルキル基などが、ハロ
ゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子などがそ
れぞれ挙げられる。zは0〜2の整数であるが、zが2
である場合にX3は互いに同一であってもよいし、異な
っていてもよい。zは0であることが好ましい。
しては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、2−メチ
ルテレフタル酸、2−フェニルテレフタル酸、2−クロ
ロテレフタル酸、2−メチル−3−フェニルテレフタル
酸、2−メチル−3−フェニルテレフタル酸、2−クロ
ロ−3−メチルテレフタル酸、3−クロロ−2−メチル
テレフタル酸、2−クロロ−3−フェニルテレフタル
酸、3−クロロ−2−フェニルテレフタル酸などのよう
な2つのカルボニル基が互いにパラ位でベンゼン環に導
入されているテレフタル酸類が挙げられる。かかるベン
ゼンジカルボン酸類(III)はそれぞれ単独で、または
2種以上を組合わせて用いられる。
トキシ芳香族ジオール類(II)およびベンゼンジカルボ
ン酸類(III)の使用量は、目的とする芳香族ポリエス
テルによって適宜選択され、例えばアセトキシ安息香酸
類(I)、アセトキシ芳香族ジオール類(II)およびベ
ンゼンジカルボン酸類(III)の合計使用量に対してモ
ル分率で、アセトキシ安息香酸類(I)が20%以上8
0%以下、アセトキシ芳香族ジオール類(II)が10%
以上40%以下、ベンゼンジカルボン酸類(III)が1
0%以上40%以下程度である。
1) 〔式中、X1およびxはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示される安息香酸類を無水酢酸と反応させて得
ることができる。ジアセトキシ芳香族ジオール類(II)
は、式(II−1) 〔式中、X2、yおよびnはそれぞれ前記と同じ意味を
示す。〕で示される芳香族ジオール類を無水酢酸と反応
させて得ることができる。ジアセトキシヒドロキノン類
(21)は、式(21−1) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるヒドロキノン類を無水酢酸と反応させ
て得ることができる。ジアセトキシレゾルシノール類
(22)は、式(22−1) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるレゾルシノール類を無水酢酸と反応さ
せて得ることができる。ジアセトキシビフェニル類(2
3)は、式(23−1) 〔式中、X2およびyはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示されるビフェニル類を無水酢酸と反応させて
得ることができる。
ル類(II−1)はそれぞれ個別に無水錯酸類と反応させ
てもよいし、これらが混合された状態で無水酢酸と反応
させてもよく、例えば安息香酸類(I−1)、芳香族ジ
オール類(II−1)および無水酢酸を混合する方法によ
って、アセトキシ安息香酸類(I)およびジアセトキシ
芳香族ジオール類(II)を同時に製造することができ
る。
1)および芳香族ジオール類(II−1)の水酸基の合計
に対して、通常は1モル倍以上、好ましくは1.1モル
倍以上であり、通常は1.5モル倍以下、好ましくは
1.2モル倍以下である。
通常100℃以上、好ましくは130℃以上であり、通
常は200℃以下であり、好ましくは160℃以下であ
る。反応に際して反応系内にベンゼンジカルボン酸類
(III)が存在していてもよい。ベンゼンジカルボン酸
類(III)は無水酢酸と実質的には反応しないので、反
応後の反応混合物には用いたベンゼンジカルボン酸類
(III)が含まれることになる。
N,N−ジメチルアニリン、4−アミノジメチルピリジ
ンなどの3級アミン類の存在下に行なわれることが、着
色成分の副生が少ない点で好ましい。3級アミン類を用
いる場合、その使用量は安息香酸類(I−1)、芳香族
ジオール類(II−1)、ベンゼンジカルボン酸類(II
I)および無水酢酸の合計使用量に対して通常は0.0
001質量倍以上、好ましくは0.0003質量倍以上
であり、通常は0.001質量倍以下、好ましくは0.
005質量倍以下である。
香酸類(I)およびアセトキシ芳香族ジオール類(II)
が含まれており、ベンゼンジカルボン酸類(III)を用
いた場合には、さらに該ベンゼンジカルボン酸類(II
I)が含まれている。
息香酸類(I)、アセトキシ芳香族ジオール類(II)お
よびベンゼンジカルボン酸類(III)をイミダゾール類
(IV)の存在下に反応させる。
て、X4〜X7で示されるアルキル基としては、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭素数
1〜4程度のアルキル基などが、シアノアルキル基とし
ては、例えばシアノエチル基などの炭素数1〜4程度の
アルキル基にシアノ基が導入された置換基などが、アミ
ノアルキル基としては、例えばアミノエチル基などの炭
素数1〜4程度のアルキル基にアミノ基が導入された置
換基などがそれぞれ挙げられる。
は、得られる芳香族ポリエステルの流動開始温度をより
高くし得る点で、好ましく、さらに好ましくはX4がア
ルキル基であり、X5、X6およびX7が水素原子であ
る。
えばイミダゾール、1−メチルイミダゾール、1−エチ
ルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、2,4−ジメチルイミダゾール、2−
フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、
4,5−イミダゾールジカルボン酸、1−アミノエチル
−2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ル、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、4−フ
ォルミルイミダゾールなどが挙げられる。
キシ安息香酸類(I)、アセトキシ芳香族ジオール類
(II)およびベンゼンジカルボン酸類(III)の合計使
用量100質量部あたり通常は0.001質量部以上、
好ましくは0.002質量部以上、さらに好ましくは
0.02質量部以上であり、通常は1質量部以下、好ま
しくは0.5質量部以下である。
香酸類(I)、アセトキシ芳香族ジオール類(II)、ベ
ンゼンジカルボン酸類(III)およびイミダゾール類(I
V)を混合すればよい。安息香酸類(I−1)および芳
香族ジオール類(II−1)を無水酢酸と反応させる方法
によってアセトキシ安息香酸類(I)およびアセトキシ
芳香族ジオール類(II)を製造した場合には、これらア
セトキシ安息香酸類(I)およびアセトキシ芳香族ジオ
ール類(II)は反応後の反応混合部物から取り出すこと
なく用いることができ、例えば該反応混合物にイミダゾ
ール類(IV)およびベンゼンジカルボン酸類(III)を
加えればよい。共重合温度は通常200℃以上、好まし
くは250℃以上であり、通常400℃以下、好ましく
は320℃以下である。
が、かかる酢酸を系外に導きながら共重合させることが
好ましい。また、共重合の終点は、酢酸の発生の終了に
よって容易に知ることができ、酢酸が発生しなくなるま
で共重合させればよい。共重合は比較的短時間で終了す
る。
常は、さらに固相重合させる。固相重合させるには、例
えば得られた共重合物を冷却固化し粉末としたのち、固
相状態のまま加熱すればよい。冷却固化し粉末とするに
は、例えば冷却固化した後に粉砕すればよい。粉末の粒
子径は、例えば0.1mm以上3mm以下程度である。
固相状態のままの加熱は、共重合物の融点よりも低い温
度の範囲で行なわれ、通常は150℃以上、好ましくは
200℃以上、通常は400℃以下、好ましくは330
℃以下の温度範囲に加熱すればよい。加熱されることに
よって、共重合物は固相状態、即ち粉末状態のまま更に
重合して、その重合度が高くなり、目的の芳香族ポリエ
ステルに導かれる。
式(I)で示されるアセトキシ安息香酸類、前記式(I
I)で示されるジアセトキシ芳香族ジオール類および前
記式(III)で示されるベンゼンジカルボン酸類が前記
式(IV)で示されるイミダゾール類の存在下に共重合さ
れてなるものであり、式(I−2) 〔式中、X1およびxはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示される構造単位、式(II−2) 〔式中、X2、yおよびnはそれぞれ前記と同じ意味を
示す。〕で示される構造単位および式(III−3) 〔式中、X3およびzはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示される構造単位からなる。ここで式(I−
2)で示される構造単位はアセトキシ安息香酸類(I)
から導かれる構造単位であり、式(II−2)で示される
構造単位はアセトキシ芳香族ジオール類(II)から導か
れる構造単位であり、式(III−2)で示される構造単
位はベンゼンジカルボン酸類(III)から導かれる構造
単位である。
安息香酸類(I)、アセトキシ芳香族ジオール類(II)
およびベンゼンジカルボン酸類(III)から流動開始温
度の高い芳香族ポリエステルを容易に得ることができ
る。
明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるも
のではない。
ロキノン226.5g(2.04モル)、レゾルシノー
ル169.8g(1.56モル)およびテレフタル酸5
98.6g(3.6モル)、無水酢酸1408.8g
(13.8モル)およびピリジン1.533gを重合槽
に仕込み、15分間攪拌した後、攪拌しながら昇温速度
1℃/1分で昇温した。145℃となったところで、同
温度を1時間保持して、パラアセトキシ安息香酸、ジア
セトキシヒドロキノン、ジアセトキシレゾルシノールお
よびテレフタル酸の混合物を得た。
ダゾール1.497gを加えたのち、昇温速度1℃/分
で310℃まで昇温した。昇温を開始した後、40分
後、70分後、100分後までの酢酸の合計生成量(パ
ラヒドロキシ安息香酸、ヒドロキノンおよびレゾルシノ
ールの使用量に対するモル分率で示す。)を図1に示し
た。310℃まで昇温したのち直ちに室温まで冷却し
て、固形物を得た。得られた固形物を常温で粗粉砕機を
用いて粉砕し、その後、窒素雰囲気下、260℃で10
時間保温して、芳香族ポリエステル(粉末状)を得た。
フローテスター〔「CFT−500型」、島津製作所
製〕を用いて、上記で得た芳香族ポリエステルを4℃/
分の昇温速度で加熱しながら、9.81MPaの圧力で
内径1mm、長さ10mmのノズルから押出す際の溶融
粘度が4800Pa・sを示す温度を流動開始温度とし
た。結果を第1表に示す。
と同様に操作して、昇温を開始した。昇温を開始した
後、40分後、70分後、100分後までの酢酸の合計
流出量(パラヒドロキシ安息香酸、ヒドロキノンおよび
レゾルシノールの使用量に対するモル分率で示す。)を
図1に示した。310℃まで昇温したのち直ちに室温ま
で冷却して、固形物を得、芳香族ポリエステル(粉末
状)を得、実施例1と同様にして評価した。結果を第1
表に示す。
2モル)とし、ヒドロキノンの使用量を66.1g
(0.6モル)とし、レゾルシノールの使用量を19
8.2g(1.8モル)とし、テレフタル酸の使用量を
398.7g(2.4モル)とし、1−メチルイミダゾ
ールの使用量を0.075gとする以外は実施例1と同
様に操作して、固形物を得、芳香族ポリエステル(粉末
状)を得、実施例1と同様にして評価した。結果を第1
表に示す。
以外は実施例2と同様に操作して、固形物を得、芳香族
ポリエステル(粉末状)を得、実施例1と同様にして評
価した。結果を第1表に示す。
以外は実施例2と同様に操作して、固形物を得、芳香族
ポリエステル(粉末状)を得、実施例1と同様にして評
価した。結果を第1表に示す。
以外は実施例2と同様に操作して、固形物を得、芳香族
ポリエステル(粉末状)を得、実施例1と同様にして評
価した。結果を第1表に示す。
同様に操作して、固形物を得、芳香族ポリエステル(粉
末状)を得、実施例1と同様にして評価した。結果を第
1表に示す。
芳香族ポリエステルについて、1−メチルイミダゾール
(NMI)の添加量と流動開始温度との関係を図2に示
す。
ロキノン125.5g(1.14モル)、4,4’−ジ
ヒドロキシビフェニル154.2g(0.83モル)、
レゾルシノール179.7g(1.63モル)、テレフ
タル酸598.1g(3.6モル)、無水酢酸134
7.6g(13.2モル)およびピリジン1.533g
を重合槽に仕込み、15分間攪拌した後、攪拌しながら
昇温した。145℃となったところで、同温度を1時間
保持して、パラアセトキシ安息香酸、ジアセトキシヒド
ロキノン、4,4’−ジアセトキシビフェニルおよびテ
レフタル酸の混合物を得た。
ダゾール1.563gを加えたのち、昇温速度1℃/分
で310℃まで昇温した。昇温を開始した後、40分
後、70分後、100分後までの酢酸の合計生成量(パ
ラヒドロキシ安息香酸、ヒドロキノン、4,4’−ジヒ
ドロキシビフェニルおよびレゾルシノールの合計使用量
に対するモル分率で示す。)を図3に示した。310℃
まで昇温したのち直ちに室温まで冷却して、固形物を得
た。
粉砕し、その後、窒素雰囲気下、230℃で10時間保
温して、芳香族ポリエステル(粉末状)を得た。この芳
香族ポリエステルの流動開始温度を実施例1と同様にし
て測定した結果を第2表に示す。
と同様に操作して、昇温を開始した。昇温を開始した
後、40分後、70分後、100分後までの酢酸の合計
流出量(パラヒドロキシ安息香酸、ヒドロキノン、4,
4’−ジヒドロキシビフェニルおよびレゾルシノールの
合計使用量に対するモル分率で示す。)を図3に示し
た。310℃まで昇温したのち直ちに室温まで冷却し
て、固形物を得、芳香族ポリエステル(粉末状)を得、
実施例1と同様にして評価した。結果を第2表に示す。
の温度(℃)と酢酸の合計生成量(パラヒドロキシ安息
香酸、ヒドロキノンおよびレゾルシノールの合計使用量
に対するモル分率)との関係を示す図であり、横軸に系
内の温度(℃)を、縦軸に合計生成量(%)をそれぞれ
示す。
ポリエステルについて、1−メチルイミダゾール(NM
I)の添加量(g)と流動開始温度との関係を示す図で
あり、横軸はNMIの添加量(g)を、縦軸は流動開始
温度(℃)をそれぞれ示す。
の温度(℃)と酢酸の合計生成量(パラヒドロキシ安息
香酸、ヒドロキノン、レゾルシノールおよび4,4’−
ジヒドロキシビフェニルの合計使用量に対するモル分
率)との関係を示す図であり、横軸に系内の温度(℃)
を、縦軸に合計生成量(%)をそれぞれ示す。
Claims (11)
- 【請求項1】式(I) 〔式中、X1はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、xは0〜2の整数を示す。〕で示されるア
セトキシ安息香酸類、式(II) 〔式中、X2はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、yは0〜2の整数を示し、nは1または2
を示す。〕で示されるジアセトキシ芳香族ジオール類お
よび式(III) 〔式中、X3はアルキル基、フェニル基またはハロゲン
原子を示し、zは0〜2の整数を示す。〕で示されるベ
ンゼンジカルボン酸類を式(IV) 〔式中、X4〜X7はそれぞれ独立に水素原子、アルキル
基、ヒドロキシメチル基、シアノアルキル基、カルボキ
シル基、アミノアルキル基、フェニル基、ベンジル基ま
たはフォルミル基を示す。〕で示されるイミダゾール類
の存在下に共重合させることを特徴とする芳香族ポリエ
ステルの製造方法。 - 【請求項2】式(II)におけるnが1である請求項1に
記載の製造方法。 - 【請求項3】式(I)で示されるアセトキシ安息香酸類
は、式(I−1) 〔式中、X1およびxはそれぞれ前記と同じ意味を示
す。〕で示される安息香酸類を無水酢酸と反応させて
得、式(II)で示されるジアセトキシ芳香族ジオール類
は、式(II−1) 〔式中、X2、yおよびnはそれぞれ前記と同じ意味を
示す。〕で示される芳香族ジオール類を無水酢酸と反応
させて得る、請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項4】式(IV)におけるX4がアルキル基である
請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項5】式(IV)におけるX5、X6およびX7が水
素原子である請求項4に記載の製造方法。 - 【請求項6】式(IV)で示されるイミダゾール類の使用
量が、式(I)で示されるアセトキシ安息香酸類、式
(II)で示されるジアセトキシ芳香族ジオール類および
式(III)で示されるベンゼンジカルボン酸類の合計使
用量100質量部あたり0.001質量部以上である請
求項1に記載の製造方法。 - 【請求項7】共重合させたのち、固相重合させる請求項
1に記載の製造方法。 - 【請求項8】前記式(I)で示されるアセトキシ安息香
酸類、前記式(II)で示されるジアセトキシ芳香族ジオ
ール類および前記式(III)で示されるベンゼンジカル
ボン酸類が前記式(IV)で示されるイミダゾール類の存
在下に共重合されてなることを特徴とする芳香族ポリエ
ステル。 - 【請求項9】式(IV)におけるX4がアルキル基である
請求項8に記載の芳香族ポリエステル。 - 【請求項10】式(IV)におけるX5、X6およびX7が
水素原子である請求項9に記載の芳香族ポリエステル。 - 【請求項11】共重合されたのち、固相重合されてなる
請求項8に記載の芳香族ポリエステル。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001248654A JP2002302540A (ja) | 2001-02-05 | 2001-08-20 | 芳香族ポリエステルの製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP2001028005 | 2001-02-05 | ||
| JP2001-28005 | 2001-02-05 | ||
| JP2001248654A JP2002302540A (ja) | 2001-02-05 | 2001-08-20 | 芳香族ポリエステルの製造方法 |
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|---|---|
| JP2002302540A true JP2002302540A (ja) | 2002-10-18 |
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| JP2001248654A Pending JP2002302540A (ja) | 2001-02-05 | 2001-08-20 | 芳香族ポリエステルの製造方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8492500B2 (en) | 2011-07-29 | 2013-07-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method for producing liquid-crystalline polyester |
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2001
- 2001-08-20 JP JP2001248654A patent/JP2002302540A/ja active Pending
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