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JP2002374191A - 適応等化装置及びその方法 - Google Patents

適応等化装置及びその方法

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JP2002374191A
JP2002374191A JP2001336357A JP2001336357A JP2002374191A JP 2002374191 A JP2002374191 A JP 2002374191A JP 2001336357 A JP2001336357 A JP 2001336357A JP 2001336357 A JP2001336357 A JP 2001336357A JP 2002374191 A JP2002374191 A JP 2002374191A
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JP
Japan
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signal
power
symbol synchronization
synchronization timing
symbol
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JP2001336357A
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Takeshi Yamada
武史 山田
Shigeru Tomisato
繁 冨里
Tadashi Matsumoto
正 松本
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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Publication date
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Publication of JP2002374191A publication Critical patent/JP2002374191A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適応等化器の等化範囲外に電力が大きい信号
が存在すると、十分な等化を行うことができなかった。 【解決手段】 受信信号と同期ワード信号との相関をと
り、適応等化器の等化範囲と同じ時間幅の窓信号を生成
し、その窓信号を時間的に順次ずらし、#1,#2,#
3,…とし(図2B)、これら各窓信号内における、前
記相関出力信号(図2A)の電力和をそれぞれ求め、そ
の電力和が最も大きいものの窓信号の立上りをシンボル
同期タイミングとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば移動通信で
用いることができ、干渉を除去する適応等化装置及びそ
の方法に関し、特に適応等化処理を効果的に行わせるた
めのシンボル同期タイミング生成手段及びその方法に係
わるものである。
【0002】
【従来の技術】移動通信において干渉を除去する技術と
して適応等化器がある。適応等化器は、時間軸上での信
号処理により、自分の信号ではあるが時間的に遅れてく
る遅延波の間で起る符号間干渉を合成、除去するために
従来から用いられている。このような適応等化器で用い
る受信信号のシンボル同期タイミングの検出方法につい
て従来例を以下に説明する。従来の方法では、最も早く
到着するパスである先行波にシンボルタイミングを同期
させていた。この場合の構成例を図1に示す。図に示し
ていないが送信側では受信側で送信シンボルパターンが
既知であるような長い同期ワード信号をまず送信し、そ
の後、送信しようとする情報内容を示すデータを送信す
る。受信側では図に示していないが送信側からの受信電
波を増幅、復調してベースバンド信号とされ、かつデジ
タル系列とされ、このデジタル系列の受信信号が入力端
子11に入力されこの受信信号と、同期ワード生成器1
2からの同期ワード信号との相関を相関器13で求める
ことにより伝搬路応答を推定する。この伝搬路応答、つ
まり相関器13の出力信号は例えば図2に示すように変
化し、しきい値信号設定器14からのしきい値信号Th
sと相関出力信号Sigcとをシンボル同期タイミング
生成器15で比較し、相関出力信号Sigcがしきい値
信号Thsを超える最初のタイミングt1を検出し、先
行波のシンボル同期タイミングを得る。このシンボル同
期タイミング信号で入力端子11からのデジタル化され
た受信信号を、サンプラ16において、サンプリング
し、その出力であるサンプリング信号を適応等化器17
へ入力し、適応等化器17は入力されたサンプリング信
号を適応等化処理して、判定シンボル信号を出力端子1
8に出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の先行波にシ
ンボル同期タイミングを合わせる方法では、等化範囲が
時間的に限られている適応等化器17を用いる場合、そ
の等化範囲外に電力が大きい相関出力信号が存在するこ
とがあり、この場合十分な等化が行えず、その結果特性
が劣化するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では、少くとも
1シンボル長以上、好ましくは適応等化器の等化範囲に
ほぼ相当する長さより以上の一定時間幅内で相関器から
得られた相関出力信号の電力和を、その一定時間幅を時
間的にずらしながら算出し、この発明の1面ではこの電
力和が最大となるタイミングを検出し、このタイミング
に基づいてシンボル同期タイミングを生成する。この発
明の他の面では上記電力和が最初にしきい値を超えたタ
イミングを検出し、このタイミングに基づいてシンボル
同期タイミングを生成する。
【0005】この構成により、適応等化器の等化範囲内
のパス電力和を最大とすることができるため、効果的に
等化処理を行うことができる。この結果、良好な受信特
性が期待できる。
【0006】
【発明の実施の形態】第1実施例 この発明の第1実施例の構成を図3に図1と対応する部
分に同一参照番号を付けて示す。相関器13では、同期
ワード生成器12で生成された同期ワード信号と入力端
子11からの受信信号との相関を出力する。この時、同
期ワード信号としては、従来技術においても用いられて
いるが、自己相関が高くかつ干渉波との相互相関は低い
ようなシンボルパターン、例えばPN符号列を用いるこ
とにより、希望信号のシンボルタイミングを検出でき、
かつ干渉波の影響を除去することができる。
【0007】一方、この実施例では電力測定部22にお
いて、一定時間幅内の相関出力Sigcの和が、この時
間幅を時間的に順次ずらされながら求められる。例えば
窓信号生成器21を設け、窓信号生成器21から適応等
化器17の等化範囲と同じ時間幅の窓信号を出力する。
例えば、等化範囲が4シンボル遅延の場合には、時間幅
4T(Tはシンボル周期)の間で1となり、それ以外で
は0となるような窓信号を生成する。この窓信号と相関
器13よりの相関出力信号Sigcとを電力測定部22
に入力する。電力測定部22では窓信号の範囲内におけ
る相関出力信号Sigcの電力和を、窓信号の時間的位
置をずらして順次計算する。この様子を図4に示す。入
力端子11よりのベースバンド受信信号は、例えばシン
ボル周期Tの1/16間隔でサンプリングされてデジタ
ル化された系列であり、同期ワード生成器12からの同
期ワード信号も同一周期のデジタル化された系列であ
り、従って、相関出力信号Sigcも同一周期のデジタ
ル系列である。図4Aにこの相関出力信号Sigcの例
を簡便的に連続波形として示した。図4Bに示すように
等化範囲時間、この例では4Tの幅だけレベルが1、他
は0の窓信号#1を、相関出力信号のサンプル周期、こ
の例ではT/16だけ順次ずらして#2,#3,…と
し、これら窓信号#1,#2,#3,…のそれぞれがレ
ベル1の間における相関出力信号Sigcの和をそれぞ
れ求める。つまり窓信号#1に対しては、相関出力信号
中の図4Aに斜線を施した部分の和を求める。
【0008】電力測定部22の具体例としては例えば一
定時間幅が4Tで受信信号のサンプル周期がT/16の
前記例の場合は図5Aに示すように4×16個のシフト
段をもつシフトレジスタ111の1端に相関出力信号S
igcを入力し、このシフトレジスタ111をT/16
のクロックCsでシフト動作させその入力と各シフト段
の出力との総和を加算器112でとれば、T/16ずつ
順次ずれた窓信号内の電力和がT/16ごとに得られ
る。あるいは図5Bに示すように相関器13よりのT/
16ごとの相関出力信号をメモリ113に書き込み、例
えば同期ワード信号の終と対応する相関出力信号の書き
込みが終了すると読出しアドレス発生器114から4T
分データに対応する4×16のアドレスを発生させてメ
モリ113から記憶データを読出し、その読出した4×
16のデータ(相関出力信号)を加算器115で加算
し、次に1アドレス分ずらして、読出しアドレスを4×
16発生させてメモリ113の記憶データを読出し加算
器115で加算することを1アドレス分ずらしながら繰
返してもよい。この場合、加算器115でその4×16
個のデータの加算値に対し、その最初のデータを減算す
ると共に次のアドレスのデータを加算することを順次行
えばよい。このメモリ113への書込みを終了する前に
読出しを並列的に行ってもよい。
【0009】なお、窓信号をずらす量は相関出力信号S
igcのサンプル周期に限らず、その整数倍、例えば2
〜4倍、あるいはそれより大きくてもよい。しかし求め
るシンボル同期タイミングの精度は窓信号のずれ量が小
さい程高くなる。なお図3において、入力端子11に入
力されるデジタル系列の受信信号のデジタル化の際に用
いたサンプリングクロックがサンプリング発生器19か
ら同期ワード生成器12、窓信号生成器21、電力測定
器22に入力され、相互のタイミングがとられる。
【0010】ただし電力和を図5Aを参照し述べたよう
にシフトレジスタを用いて求める場合は窓信号発生器2
1は不用である。シンボル同期タイミング生成器23で
は、電力測定部22が出力する電力和の中で、最も電力
が大きなものが得られるタイミングを用いて、シンボル
同期タイミングを生成する。図4に示したような窓信号
であれば、電力和が最大となる窓信号の立ち上がりタイ
ミングをシンボル同期タイミングとすれば良い。上述に
おいて窓信号の時間長(幅)、つまり電力測定部22で
電力和を求める一定時間幅は適応等化器17の等化範囲
と同じ時間的範囲が好ましいとしたが、窓信号の時間長
は短かくても1シンボル周期程度以上とし、長い方はい
くらでも長くしてもよいが、実用的には前記等化範囲の
時間的範囲の2倍程度が考えられる。また電力測定部2
2で求める電力和の数は最低は2個であり、最高は、同
期ワード信号の発生から終了まで順次ずらした窓信号に
ついて電力和を求めればよい。しかし順次得られる電力
和があるしきい値以下になり、この状態が所定回数連続
すると、電力和を求めることを中止し、それまでに得ら
れた電力和から最大のものを選択するようにしてもよ
い。なお電力和を求め始めた際も電力和がしきい値以上
のものが得られるようになってからの電力和を有効なも
のとし、それ以後のものから最大のものを選択するよう
にしてもよい。
【0011】サンプラ16では、シンボル同期タイミン
グ信号を用いて受信信号をサンプリングする。適応等化
器17では、サンプラ16からのサンプリング信号を入
力とし、等化処理を行う。適応等化器17の構成例を図
6に示す。この構成はMLSE(Maximum Likelihood S
equence Estimation)型と呼ばれ、最尤系列推定を行っ
て受信信号を等化するものである(例えばJ.G. Proakis
:“Digital Communications 3rd Edition,”McGraw-
Hill pp. 249-254(1995)参照)。この適応等化器では、
まず受信信号のシンボル系列候補信号を生成する。送信
時に帯域制限や符号化のための処理が行われている場合
には、それらを考慮してシンボル系列候補信号を生成す
る。次にシンボル系列候補信号に、パラメータ推定器3
1が出力する適応等化手段重み付け係数を、レプリカ生
成器32で複素乗算し、その乗算結果を合成することに
より受信信号のレプリカを生成する。レプリカ生成器3
2の構成例を図7に示す、シンボル系列候補信号にそれ
ぞれ適応等化器重み付け係数をそれぞれ複素乗算する複
数の複素乗算器24とこれら乗算結果を加算する複素加
算器25から構成されている。また、各複素乗算器24
に入力されるシンボル系列候補信号をタップ入力信号と
してパラメータ推定器31へ出力する。
【0012】このレプリカ信号と適応等化器の入力信号
(サンプラ16の出力信号)を加算器33で差をとるこ
とにより推定誤差信号を生成する。通常はこの推定誤差
信号が二乗器34で二乗され、この二乗値が、最尤系列
推定器(MLSE)35で最尤系列推定を行うためのビ
タビアルゴリズムにおけるブランチメトリックとして用
いられる。最後にビタビアルゴリズムで求められる最も
確からしいシンボルパターンを判定シンボルとして出力
端子18に出力し、受信信号の復調が行われる。一方、
パラメータ推定器31では推定誤差信号とタップ入力信
号を用いて、適応等化器重み付け係数を更新する。この
更新には適応アルゴリズムを用いればよく、LMS(Le
ast Mean Square)アルゴリズムやRLS(Recursive L
east Square)アルゴリズムを用いることができる(例
えばJ.G. Proakis :“Digital Communications 3rd Ed
ition,”McGraw-Hill pp. 639-644,pp. 654-660(199
5)参照)。また、適応等化器重み付け係数の初期収束の
ためには、MLSE処理部35よりのシンボル系列候補
信号にかえてトレーニング信号と呼ばれる受信側で既知
であるシンボルパターンを端子36より、切替スイッチ
37を介してレプリカ生成器32に入力して用いること
ができる。具体的には最初にシンボル系列候補信号の代
わりにトレーニング信号を用いて、適応等化器重み付け
係数を収束させ、その後スイッチ37をMLSE35側
に切替えてシンボル系列候補信号を用いて、シンボルの
復調を行う。適応等化器については例えばJ.G. Proakis
:“Digital Communications 3rd Edition,”McGraw-
Hill pp. 636-676(1995)を参照されたい。
【0013】以上説明したように、この第1実施例では
シンボル同期タイミング生成器23において一定時間幅
(窓信号)内の電力が最大となるような同期タイミング
を生成しているため、適応等化器17において合成でき
るパス電力が最大となる。この結果、従来のシンボル同
期タイミング生成器と比較して、希望信号電力対雑音電
力比の面で有利となり、受信特性が改善できる。なお、
シンボル同期タイミング生成器23は必ずしも1シンボ
ル周期の信号に限らない、例えば、適応等化器17が1
/2シンボル周期間隔のトランスバ−サルフィルタを持
つ線形等化器の場合は1/2シンボル周期でサンプラ1
6におけるサンプリングを行う。 第2実施例 この発明の第2実施例の構成と第1実施例との差異は、
電力測定部22における相関信号の電力測定方法の違い
にある。適応等化器におけるレプリカ生成器32では、
図7に示したように、ある時間間隔でタップ入力信号を
構成しているため、この時間間隔でサンプリングした受
信信号に対して等化を行うこととなる。このため、レプ
リカ生成器32のタップ間隔を考慮してシンボル同期タ
イミングを決定することにより、より効果的にパスダイ
バーシチ効果を得ることができる。適応等化器における
タップ間隔としては、1シンボル間隔のものが多いが、
この場合には、電力測定部22における電力測定方法は
以下のようになる。
【0014】窓信号の範囲内の相関出力信号をシンボル
間隔毎にサンプルし、これらのサンプリング信号の電力
和を計算する。この動作を窓信号の時間的位置をずらし
ながら繰り返し行う。例えば図4において窓信号の時間
幅が4Tであれば、図4B中に示すように窓信号#1,
#2,#3,…における両端エッジと、3つの破線で示し
たタイミングにおける相関出力信号の各5つのサンプル
値の和がそれぞれ計算される。図5Aに示したシフトレ
ジスタを用いて相関出力信号Sigcの電力和を求める
場合は、図8に示すように、図5Aと同一様に4×16
段シフトレジスタ111を用い、サンプリングクロック
Cs(図3中のサンプリングクロック発生器19の出
力)によりシフト動作させて、相関出力信号Sigcを
取込むが、入力信号と各16シフト段ごとの出力を加算
器112で加算する。この加算値(電力和)がT/16
ごとに出力されることになる。
【0015】シンボル同期タイミング生成器23では、
これらの電力和の中で最大となるタイミングを検出す
る。この方法により受信信号の到来パスがシンボル間隔
毎だけでなく不規則な間隔で分布している環境において
も、パスダイバーシチ効果を最大限得ることができるタ
イミングを検出できる。この第2実施例における相関出
力信号の和をとる間隔は図3中のサンプラ16によるサ
ンプリング間隔にすればよく、必ずしも1シンボル間隔
ではない。 第3実施例 この発明の第3実施例の構成を図9に図3と対応する部
分に同一参照番号を付けて示す。この実施例では適応等
化手段として、アダプティブアレーアンテナ処理と適応
等化処理とを併用する時空等化構成としている。
【0016】アダプティブアレーアンテナは、自分の信
号である希望波の方向にアンテナ利得が相対的に高いビ
ームを向け、他ユーザの信号などの干渉波の方向に、相
対的に利得が著しく低いヌルを向けるような指向特性ビ
ームパターンを信号状況の変化に応じて適応的に生成す
るものである。このため同一の周波数(チャネル)を用
いる干渉波、すなわち同一チャネル干渉を除去するため
に有効な技術である。このアダプティブアレーアンテナ
と適応等化器を融合させたものが時空等化器である。ア
ダプティブアレーアンテナについては例えばR.T. Compt
on, Jr.:“Adaptive Antennas-Concepts and Performa
nce,”Prentice-Hall, Englewood Cliffs(1988)を参照
されたい。
【0017】時空等化器では、適応等化器の等化範囲を
超えるため等化できないような長遅延波や同一チャネル
干渉をアダプティブアレーアンテナにより除去し、適応
等化器は等化範囲内にある遅延波について等化処理を行
う。このように空間領域における等化処理を追加するこ
とにより、時間領域における信号処理のみでは演算量の
増大からハードウェア化が困難となるような伝搬環境に
おいても、合理的なハードウェア規模で等化処理が可能
となる。図9において、アダプティブアレーアンテナの
各素子からの受信信号は入力端子11−1〜11−Nに
ベースバンド信号(デジタル化された)として入力さ
れ、これらN系統の受信信号はサンプラ16−1〜16
−Nでそれぞれシンボル同期タイミング信号によりサン
プリングされ、これら生成されるN系統のサンプリング
信号は適応等化器41に入力され、等化処理が行われ
る。この実施形態における適応等化器41の構成例を図
10に示す。図6に示した適応等化器と異なる点は、ア
ダプティブアレーアンテナ処理合成部51を備えている
点である。端子52−1〜52−NからのN系統のサン
プリング信号はアダプティブアレーアンテナ処理合成部
51により合成され、この合成信号に対して等化処理が
行われる。アダプティブアレーアンテナ処理合成部51
の構成例を図11に示す。端子52−1〜52−Nより
のN系統のサンプリング信号とN個のアダプティブアレ
ーアンテナ(AAA)重み付け係数とをそれぞれ複素乗
算するN個の複素乗算器53−1〜53−Nと、これら
N個の複素乗算器の出力が複素加算される複素加算器5
4から構成されている。またアダプティブアレーアンテ
ナ処理合成部51で用いる重み係数はパラメータ推定器
55で求めており、推定誤差信号とアダプティブアレー
アンテナ処理合成部51における複素乗算器53−1〜
53−Nの入力である第2タップ入力信号を用いて計算
することができる。時空等化器について例えばRyuji Ko
hno:“Spatial and Temporal Communication Theory U
sing Adaptive Antenna Array”,IEEE Personal Commu
nications, pp. 28-35, Feb. 1998,A.J. Paulraj and
B.C. Ng, “Space-Time Modems for Wireless Personal
Communications”,IEEE Personal Communications, p
p. 36-48, Feb. 1998を参照されたい。
【0018】この実施例では、受信信号はN系統ある
が、どれか1つの系統の受信信号を用いて相関器13で
同期ワード信号との相関を求めれば十分である。しか
し、複数の受信信号と同期ワード信号との各相関を求
め、これら相関出力信号を例えば加算、平均することに
より、より精度良く相関出力信号を求めることが可能と
なる。 第4実施例 この発明の第4実施例の構成を図12に示す。電力比較
器61及びシンボル同期タイミング生成器62以外の各
部は、図3に示した第1実施例及び第2実施例と同様で
ある。電力比較器61では、電力測定部22で求められ
た電力和を比較して、大きいものから順にL個のタイミ
ング点(Lは1以上の整数)選択する。Lが1の場合、
この実施例は第1実施例と同一のものとなる。このLの
値の最大は、電力測定部22で求めた電力和の数である
が、ハードウェア規模を考慮して設定すればよい。シン
ボル同期タイミング生成器62では、選択されたL個の
各電力和のタイミングに応じてシンボル同期タイミング
信号を各々出力する。この実施例では、これらL個のシ
ンボル同期タイミング信号に対応するサンプラ16−1
〜16−Lを備えており、各々のサンプラ16−1〜1
6−Lでは入力端子11からの受信信号をシンボル同期
タイミング生成器62よりのL個のシンボル同期タイミ
ング信号によりそれぞれサンプリングする。適応等化器
63では、これらのL個のサンプリング信号を用いて等
化処理を行う。
【0019】図13にこの場合の適応等化器63の構成
例を示す。サンプラ16−1〜16−Lよりのサンプリ
ング信号は端子64−1〜64−Lからそれぞれ推定誤
差出力部65−1〜65−Lに入力される。推定誤差出
力部65−1に示すように図6に示したと同様の構成の
パラメータ推定器31−1、レプリカ生成器32−1、
加算器33−1、二乗器34−1を備え、他の推定誤差
出力部65−2〜65−Lも各々のシンボル同期タイミ
ングに対応するパラメータ推定部、加算器、二乗器及び
レプリカ生成器を備えている。この例では、レプリカ生
成及びパラメータ推定はL個のシンボル同期タイミング
毎に行い、各々の加算器の推定誤差信号の二乗値を全て
加算器66で足し合わせてブランチメトリックとして、
MLSE処理部35でMLSE処理を行っている。ML
SE処理部35の代わりに他の適応等化処理を行っても
よい。
【0020】また図14に示すように、各推定誤差出力
部65−1〜65−LにそれぞれMLSE処理部35−
1〜35−Lをも用意し、それぞれ各シンボル同期タイ
ミングごとに独立に等化処理を行った後、品質対応処理
部67において各MLSE処理部35−1〜35−Lの
出力に対して、通信品質に応じた処理を行って最終的な
出力を得る、といった構成とすることも可能である。こ
の場合通信品質に応じた処理としては、例えば得られた
等化器出力(MLSE処理出力)を用いて、図中に破線
で示すようにこれらの多数決判定を多数決判定器69で
行う方法や、MLSE処理部35−1〜35−Lがそれ
ぞれ出力した時のその出力と対応する加算器33−1〜
33−Lの各誤差信号の二乗の大きさに応じた重みを、
MLSE処理部35−1〜35−Lの出力にそれぞれ付
けて加算器68で加算し、その加算信号をしきい値回路
68aで2値化して出力する。この後者については、推
定誤差がより小さいものを通信品質が良いとして大きな
重み付けを行えば良い。
【0021】また第3実施例のようにアダプティブアレ
ーアンテナ処理合成部を用いることも可能である。この
場合の構成例を図15に示す。入力端子11−1〜11
−Nよりの各受信信号は、シンボル同期タイミング生成
器62からの第1シンボル同期タイミング信号によりサ
ンプラ1−1〜1−Nでそれぞれサンプリングされ、第
2シンボル同期タイミング信号によりサンプラ2−1〜
2−Nでそれぞれサンプリングされ、…、第Nシンボル
同期タイミング信号によりサンプラL−1〜L−Nでそ
れぞれサンプリングされ、適応等化器71に入力され
る。
【0022】適応等化器71は図16に示すようにサン
プラ1−1〜1−Nの出力が推定誤差出力部72−1に
入力され、推定誤差出力部72−1は図10に示した構
成と同様に、レプリカ生成器32−1、誤差算出用加算
器33−1、誤差二乗器34−1、アダプティブアレー
アンテナ処理合成部51−1、パラメータ推定器55−
1より構成される。サンプラ2−1〜2−Nの出力〜サ
ンプラL−1〜L−Nの出力がそれぞれ推定誤差出力部
72−2〜72−Lに入力される。推定誤差出力部72
−2〜72−Lはそれぞれ推定誤差出力部72−1と同
様な構成とされている。推定誤差出力部72−1〜72
−Lよりの二乗誤差信号は加算器66で加算されてML
SE処理部35に入力される。
【0023】アダプティブアレーアンテナを用いること
で、適応等化器の等化範囲外のパスを除去することがで
き、受信特性をさらに向上させることが可能となる。以
上の説明では、必要な部分をL系統用意することを前提
にしてきたが、各部を時分割的に利用することによりL
よりも小さい値で実現することができ、これによりハー
ドウェア規模の低減が図れる。以上説明したように、こ
の実施例では複数のシンボル同期タイミングを用いるこ
とで、より多くのパスを合成できるようになるため、受
信特性が改善される。 第5実施例 この発明の第5実施例では、図12及び図15における
電力比較器61において、第4実施例のようにシンボル
同期タイミング生成時に、単純に電力和の大きい順に固
定的にL個のタイミングを選択するのではなく、図17
Aに示すようにしきい値設定器70にしきい値Thを予
め設定し、電力測定部22からの電力和中の電力比較器
61でしきい値Thを超えるQ個(Qは1
を満たす整数)に基づき、-Q個のシンボル同期タイミ
ングを生成する。この操作により、通信状況に応じて適
応的にQの値が選択されることとなり、例えば電力和が
上からL番目以内ではあるが、等化処理を行っても受信
特性の改善効果が小さいような小さな電力和の窓信号か
ら求めたシンボル同期タイミングに対する等化処理を省
略することができ、この結果、等化処理全体の演算量を
削減することが可能となる。つまりクレーム中でL個の
タイミング選択はL個は所定値ではなく、しきい値以上
の電力和の数のことも意味するものである。
【0024】また、選択されたL点のうち上位数点で十
分な受信特性を発揮できる窓信号内の電力和が得られる
場合においても、それ以下の電力和に基づくシンボル同
期タイミングについての等化処理を省略することで、受
信特性をほとんど劣化させることなく、等化処理におけ
る演算量の削減が可能となる。つまり、比較的大きなし
きい値を超える電力和の数が予め決めた数(例えば1と
か2など)あれば、そのしきい値を超えた電力和に基づ
くシンボル同期タイミングについてのみ等化処理をす
る。例えば図17Bに示すように電力測定部22からの
M個の電力和はそれぞれ電力比較器61a,61b,6
1cへ供給されそれぞれしきい値Tha,Thb,Th
c(Tha>Thb>Thc)と比較され、各電力比較
器61a,61b,61cはそれぞれM個の入力電力和
中のしきい値を越えたものが出力され、電力比較器61
aからは受信状態が良好であっても1又は2個の電力和
が出力される程度にしきい値Thaが設定され、電力比
較器61bからは3乃至4個が出力され、比較器61c
では5〜7個が出力されるように他のしきい値が選定さ
れる。電力比較器61bの出力は禁止ゲート121へ供
給され、禁止ゲート121は電力比較器61aよりしき
い値を超える出力により禁止され、電力比較器61cの
出力は禁止ゲート122へ供給され、禁止ゲート122
は電力比較器61bよりしきい値を超える出力により禁
止される。電力比較器61a、禁止ゲート121,12
2の各出力はシンボル同期タイミング生成器62に入力
され、その入力された各電力和と対応したタイミングの
シンボル同期タイミング信号を出力する。
【0025】この実施例では、Qの値が変動するため、
レプリカ生成器やパラメータ推定器等を何系統用意する
のかという問題が生じるが、ハードウェア規模に余裕の
あるときには十分な数を用意し、Qの値が小さい場合
は、このうちの一部を利用するという方法がある。この
場合は、全てを動作させる場合と比較して、消費電力を
減らせるといったメリットがある。また、ハードウェア
規模を削減したい場合は、第4実施例で述べたように、
レプリカ生成器やパラメータ推定器などを時分割で利用
すれば良い。 第6実施例 この発明の第6実施例の機能構成を図18に示す。この
実施例ではシンボル同期タイミング生成器を2つ備えた
構成となる。つまり図3に示した電力測定部22からの
電力和が最大となるタイミングにシンボル同期タイミン
グ信号を生成するシンボル同期タイミング生成器23の
他に、図1に示した従来のシンボル同期タイミング生成
器15を設け、相関出力信号がしきい値信号設定器14
からのしきい値を超えるタイミング、つまり受信波の先
行波のタイミングからシンボル同期タイミングを生成し
ている。
【0026】これらシンボル同期タイミング生成器15
と23からの各シンボル同期タイミング信号をタイミン
グ選択器81で切替えて、サンプラ16へ供給する。こ
の実施例では、各シンボル同期タイミングでのサンプリ
ング信号に対する適応等化処理を例えば時分割的に行
い、通信品質に応じて何れのシンボル同期タイミング信
号で復調処理を行うか決定する。通信品質としては、例
えば、各々のシンボル同期タイミング信号による、トレ
ーニング信号区間の最後のシンボルにおける推定誤差信
号を用い、これら誤差信号の大きさを比較し、推定誤差
電力が小さくなるタイミングで復調処理を行うように、
タイミング選択器81を制御すればよい。 第7実施例 この発明の第7実施例の機能構成を、図3と対応する部
分に同一参照番号を付けて図19に示す。この実施例に
おいては電力測定部91で、図4Bに示したように順次
ずれた窓信号#1,#2,#3,…内の各相関出力信号
の電力和を、順次出力してシンボル同期タイミング生成
器92に入力し、シンボル同期タイミング生成器92で
は、入力された電力和が、しきい値信号設定器93に設
定されているしきい値信号を、最初に超えた時の窓信号
のタイミングに基づいてシンボル同期タイミング信号を
生成する。その他は図3に示した構成と同様である。こ
の第7実施例においても、その相関出力信号の電力和
は、サンプラ16のサンプリング間隔でサンプルしたも
のの和を用いてもよい。 第8実施例 図20Aに示すように、電波の到来パスが異なる方向の
いくつかの群G1,G2,…,GPに分かれ、かつ図2
0Bに示すようにこれらパスよりの受信信号G1′,G
2′,…,GP′の遅延時間が大きく異なる伝搬路環境
では、第1及び第2実施例(関連して第3,4,5,6
実施例も含む)で示した構成では、適応等化器のタップ
数が少ない場合、十分良好な受信特性が得られない場合
がある。この実施例では、このような伝搬環境において
も効果的に等化処理が行えるようにする。
【0027】この第8実施例の構成を図21に、図3と
対応する部分に同一参照番号に付加番号を付けて示す。
この実施例では第2実施例で用いた構成に加え、N系統
のアレーアンナテ受信信号を入力端子11−1,…,11
−Nより入力とし、マルチビーム生成器101によりP
系統のビームの受信信号を出力し、これらP系統ビーム
受信信号がP系統の相関器13−1,…,13−Pへ出
力されると共に、P系統のサンプラ16−1,…,16
−Pへ出力され、相関器13−1,…,13−Pではそ
の入力された各ビームの受信信号と同期ワード生成器1
2からの同期ワード信号との相関がとられ、これら各相
関出力信号は電力測定部22−1,…,22−Pにおい
て窓信号生成器21からの窓信号の範囲内における各相
関出力信号の電力和がそれぞれ計算され、これらの計算
はその窓信号の時間位置が順次ずらされて行われる。電
力測定部22−1,…,22−Pよりの各順次出力され
る電力和はそれぞれシンボル同期タイミング生成器23
−1,…,23−Pに入力され、各シンボル同期タイミ
ング生成器23−1,…,23−Pにおいて、それぞれ
電力和の中で最も電力が大きくなる窓信号のタイミング
を用いて、シンボル同期タイミングを生成し、そのタイ
ミングで、サンプラ16−1,…,16−Pの対応する
ビームの受信信号をサンプリングする。これらサンプラ
16−1,…,16−Pの各サンプリング出力は適応等
化器105へ供給される。
【0028】マルチビーム生成器101の構成例を図2
2に示す。図11に示したアダプティブアレーアンテナ
と同様に、各アンテナ受信入力端子11−1,…,11
−Nよりの入力信号に対し、乗算器102−1,…,10
2−Nでそれぞれ重み付け係数を乗じ、これら乗算結果
を加算器103−1で足し合わせることでマルチビーム
の1つのビームの出力信号を得る。図11に示したアダ
プティブアレーアンナテの信号の到来状況に応じて適応
的に重み付け係数を更新することにより、1つのビーム
出力信号を出力するのに対して、マルチビーム生成器1
01では信号の到来状況に関わらず予め求めた重み付け
係数を用いて固定方向の1つのビームの受信信号を出力
し、かつそのような固定方向のビーム形成器104−
1,…,104−Pの複数個を設ける点が異なる。このよ
うにマルチビーム生成器101では、P組の重み付け係
数を用いてP系統のビームをビーム形成器104−1,
…,104−Pにより生成するが、それらのビームは、
それぞれメインビーム方向が異なり、例えば図23に示
すように通常は全てのビームG1,…,GPを用いるこ
とにより全ての電波到来方向をカバーできるように生成
される。このような性質を持つビームは例えばButl
er Matrix回路を用いることで容易に生成でき
る。図23はButler Matrix回路を用いて
形成したマルチビームの例である(例えば、J. Ltva an
d T.K. Lo:“Digital Beamforming inWireless Commun
ications,”Artech House, Boston London pp. 22-34,
(1996)参照)。
【0029】マルチビーム生成器101によって得られ
たP系統のマルチビーム受信信号G1′,…,GP′
は、先に述べたようにそれぞれ相関器13−1,…,1
3−P、電力測定部22−1,…,22−Pを通して、
シンボル同期タイミング生成器23−1,…,23−P
に入力され、P個のシンボル同期タイミング信号が生成
される。これらP個のシンボル同期タイミング信号を用
いてサンプラ16−1,…,16−Pにおいて、P系統
のビーム受信信号G1′,…,GP′からP系統のサン
プリング信号を生成する。つまり各シンボル同期タイミ
ング生成器23−1,…,23−Pにおいては図24に
示すように図4を参照して説明したと同様に対応する電
力測定部22−1,…,22−Pにおける各電力和が最
も大となるタイミングがシンボル同期タイミングとされ
る。図21では各ビーム系統ごとに相関器、電力測定
部、シンボル同期タイミング生成器及びサンプラを用意
しているが、これらの部を各々の系統において時分割で
使用しても良い。
【0030】このようにして生成されたP系統のサンプ
リング信号は適応等化器105に入力され、等化処理が
行われる。この実施例における適応等化器105の構成
例を図25に示し、図10と対応する部分に同一参照番
号を付けてある。サンプラ16−1,…,16−Pから
のP系統のサンプリング信号は線形合成器106におい
て重み付けされた後合成され、この合成信号に対して等
化処理が行われる。等化処理の内容については第3実施
例と同様である。つまりこの場合の線形合成器106は
図10中のアダプティブアレイアンテナ処理合成部51
と対応する。線形合成器106に対する重み付け係数は
固定としてもよい。
【0031】このように、マルチビームの各異なる方向
のビーム毎にシンボル同期タイミングを検出することに
より、図24に示したように時間領域だけでなく空間領
域も用いてシンボル同期タイミングを検出することが可
能となる。図20に示した到来電波のパス例のように、
到来パス群G1,…,GP間で受信信号の遅延時間が大
きく異なり、かつ空間的にも離れている場合において、
受信信号を空間領域で分離し、分離した受信信号毎にシ
ンボル同期タイミングを検出することにより、適応等化
器105の等化範囲が小さい場合でも、十分良好な受信
特性を得ることができる。
【0032】この図21に示したマルチビーム生成器1
01を用い、各ビームごとに受信信号に対し、この発明
によるシンボル同期を行う手法は先に述べた第1乃至第
7実施例に対しても適用することができる。図12に示
したように和電力が大きいL個のタイミングを用いる場
合は、図21中の各サンプラ16−1,…,16−Pの
それぞれについて、L個のサンプラを設け、つまり、図
15中の入力端子11−1,…,11−Nに、マルチビ
ーム生成器101からのP個の出力信号をそれぞれ供給
したと同様な構成とすればよく、適応等化器105の構
成は例えば図16に示したものと同様な構成とすればよ
い。 第9実施例 図26Aに示すように、電波が複数パスG1,…,GP
より到来しているが、図26Bに示すようにそのうち受
信電力が比較的大きいパスの受信信号G1′が他のパス
の受信信号G2′,…,GP′より時間的に離れて到来
している伝搬路環境を考える。この場合、第1乃至8実
施例で示した構成では電力の大きい1つのパスの受信信
号G1′が窓信号内に入るようにシンボル同期タイミン
グを合わせることになり、他のパスの受信信号G2′,
…,GP′は等化範囲TAER 外に存在することになる。
この結果等化範囲TAER 内の電力は最大となるが、パス
が1つしかないためパスダイバーシチ効果を十分に得ら
れず、フェージング環境下では良好な受信特性が得られ
ない場合がある。この実施例ではこのような伝搬環境に
おいても良好な受信特性を得られるようにする。
【0033】この第9実施例の機能構成を図27に図1
2と対応する部分に同一参照番号を付けて示す。この実
施例では第1乃至8実施例で用いた電力測定部22の代
わりに電力分散値測定部131を用いることを特徴とし
ている。電力分散値測定部131は、窓信号生成器21
よりの窓信号としきい値信号設定器132より出力され
る、しきい値信号Pthを入力とし、窓信号内における1
サンプル毎の相関出力信号電力を測定し、その電力平均
値PN を平均値計算部131aで計算し、また電力分散
値σ2 を分散値計算部131bで算出する。算出された
電力平均値PNが上記しきい値信号Pthより大きいと、
比較部131cで判定したものと対応する電力分散値σ
2 を、例えば分散値が小さい順にK個(Kは1以上の整
数)を分散値比較部131dで選択出力する。Kの値は
ハードウェア規模を考慮して決定すれば良い。なお窓信
号内の各相関出力信号のサンプル値をx(n)、窓信号
内のサンプル数をNとすると分散値σ2 はσ2 =(1/
N)Σn-1 N(x(n)−P N)2 により求められる。
【0034】上記電力分散値測定部131によって出力
された電力分散値σ2 は、シンボル同期タイミング生成
器133に入力され、これらK個の各電力分散値σ2
対応するタイミング、例えば対応する窓信号の立上りタ
イミングに基づきシンボル同期タイミング信号を出力す
る。例えば窓信号内の分散値が0となる時は、窓信号内
の各サンプル点にパスが等電力で存在している状態を示
しており、適応等化処理によりパスダイバーシチ効果を
最大限得ることができる。以上の過程によりシンボル同
期タイミング信号が生成され、サンプラ16−1〜16
−Kにより、受信信号のサンプリング信号が生成され、
これらサンプリング信号は適応等化器63に入力され、
等化処理が行われる。この実施例における適応等化器6
3の構成は図13、図14に示したものと同様の構成を
使用することができる。
【0035】このようにこの第9実施例を用いること
で、合成信号電力は最大とは限らないが、等化範囲内に
多くのパスが存在するシンボル同期タイミングを検出す
ることができ、パスダイバーシチ効果により、フェージ
ング環境下においても良好な受信特性を期待できる。 第10実施例 この第10実施例は図28に示すように、図18に示し
た第6実施例に図27に示した電力分散値測定部131
を用いる構成を加えたものである。第6実施例では2つ
であったシンボル同期タイミング生成器15及び23
(図12中の62)の他に、3つ目のシンボル同期タイ
ミング生成器133を備える。これらシンボル同期タイ
ミング生成器15,62及び133からの各シンボル同
期タイミング信号をタイミング選択器81で切り替え
て、サンプラ16−1〜16−L(又は16−K)へ供
給する。サンプラとしてはLとKの大きい方の数だけ用
意する。
【0036】第6実施例と同様に、各同期タイミングで
適応等化処理を例えば時分割的に行い、通信品質を基準
に何れのシンボル同期タイミング信号をとるかをタイミ
ング選択器81を制御して決定する。この結果、より伝
搬環境に適したシンボル同期タイミングを検出すること
が可能となり、受信特性の向上が期待できる。なお図2
8において、電力測定器22、電力比較器61及びシン
ボル同期タイミング生成器62と、しきい値信号設定器
14及びシンボル同期タイミング生成器15との一方を
省略してもよい。
【0037】これら第9実施例、第10実施例により、
電波が複数パスで到来し、しかも、そのうち受信電力が
比較的大きいパスが他のパスより時間的に離れて到来し
ている伝搬路環境においても、適応等化器においてパス
ダイバーシチ効果をより獲得できるシンボル同期タイミ
ングを検出することが可能となり、受信特性を改善でき
る。第7実施例乃至第9実施例のそれぞれに対しても第
2実施例を適用し、電力測定部91又は電力分散測定部
131において、窓信号の範囲内の相関出力信号を、サ
ンプラ16又は16−1〜16−Pのサンプリング間隔
毎にサンプルし、これらサンプリング信号の電力和又は
電力分散値を計算してもよい。またこの第6実施例、第
7実施例、第9実施例及び第10実施例に対しても、第
3実施例と同様に適応等化器17をアダプティブアレー
アンテナ処理と適応等化処理とを併用する時空等化構成
としてもよい。更に第6実施例と同様に、第7実施例、
第8実施例に図1に示した従来のシンボル同期タイミン
グ生成器15を併用し、両シンボル同期タイミング信号
を通信品質に応じて選択的に使用するようにしてもよ
い。第9実施例及び第10実施例においてKが複数の場
合に、図13又は図14に示す適応等化処理を行えばよ
い。第9実施例及び第10実施例に対しても第8実施例
に示したようなマルチビーム受信にも適用できる。
【0038】上述した各実施例はそれぞれコンピュータ
によりプログラムを実行させて機能させることもでき
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明により、適応
等化器における等化処理をより効果的に行えるシンボル
同期タイミングを検出することが可能となり、受信特性
を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の適応等化装置の機能構成を表す図。
【図2】従来のシンボルタイミング手段における相関出
力信号と検出タイミングの例を表す波形図。
【図3】この発明の第1実施例の機能構成を表す図。
【図4】この発明に用いる相関出力信号と窓信号の関係
例を示す波形図。
【図5】Aは図3中の電力測定部22の具体例を示す
図、Bはその他の例を示す図である。
【図6】図3中の適応等化器17(MLSE型適応等化
器)の機能構成例を表す図。
【図7】図6中のレプリカ生成器32の構成例を表わす
図。
【図8】この発明の第2実施例における電力測定部22
の具体例を示す図。
【図9】この発明の第3実施例の機能構成例を表す図。
【図10】図9中の適応等化器41の機能構成例を表す
図。
【図11】図9中のアダプティブアレーアンテナ処理合
成部51の構成例を表す図。
【図12】この発明の第4実施例の機能構成例を表す
図。
【図13】図12中の適応等化器63の機能構成例を表
す図。
【図14】図12中の適応等化器63の他の機能構成例
を表す図。
【図15】第4実施例においてアダプティブアレーアン
テナ処理合成部を用いた場合の機能構成例を表す図。
【図16】図15中の適応等化器71の機能構成例を表
す図。
【図17】Aはしきい値以上の電力和に基づくタイミン
グを検出する例を示す機能構成図、Bは電力和の大きさ
に応じた数のタイミングを検出する例を示す機能構成図
である。
【図18】この発明の第6実施例の機能構成を表す図。
【図19】この発明の第7実施例の機能構成を表す図。
【図20】Aは電波の到来パスが異なる方向の群に分か
れている状態例を示す図、Bは異なる方向のパス間で受
信信号の遅延時間が大きく異なる例を示す図である。
【図21】この発明の第8実施例の機能構成を表す図。
【図22】図21中のマルチビーム生成器101の具体
例を示す図。
【図23】マルチビームの例を示す図。
【図24】図21に示した実施例におけるシンボル同期
タイミングの生成動作を示す図。
【図25】図21中の適応等化器105の具体的機能構
成例を示す図。
【図26】Aは電波の到来パスが異なる方向に分かれて
いる状態例を示す図、Bは1つのパスの受信電力が大き
く、これと遅延時間が大きく異なる小さい受信電力の複
数のパスが生じている状態を示す図である。
【図27】この発明の第9実施例の機能構成を示す図。
【図28】この発明の第10実施例の機能構成を示す
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K046 AA05 EE06 EF53

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機が送信した同期ワードと同じ信号
    系列の同期ワード信号を出力する同期ワード生成器と、 上記同期ワード信号と受信信号を入力とし、受信信号と
    同期ワード信号との相関を計算し、その相関値を相関出
    力信号として出力する相関器と、 相関出力信号を入力とし、一定の時間幅内の上記相関出
    力信号の電力和を、時間幅を時間的にずらしながら求め
    る電力測定部と、 その電力測定部が求めた電力和を一定の基準により比較
    してL個(Lは1以上の整数)の電力和がそれぞれ得ら
    れる各タイミングを選択し、選択されたL個のタイミン
    グに基づいて、シンボル同期タイミング信号を生成出力
    するシンボル同期タイミング生成器と、 上記L個のシンボル同期タイミング信号を用いて、受信
    信号を各々サンプリングするサンプラと、 上記サンプリングされた受信信号を入力とし、適応等化
    処理して判定シンボル信号を出力する適応等化器とを具
    備する適応等化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 上記電力測定部よりの電力和が入力され、しきい値より
    大きい電力和が得られるタイミングを上記シンボル同期
    タイミング生成器へ出力する電力比較器を備えることを
    特徴とする適応等化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 上記しきい値は複数設定され、これらしきい値を超えた
    電力和中の最も大きい値を超えた電力和のみが得られる
    タイミングを上記シンボル同期タイミング生成器へ出力
    する電力比較器を備えることを特徴とする適応等化装
    置。
  4. 【請求項4】 送信機が送信した同期ワードと同じ信号
    系列の同期ワード信号を出力する同期ワード生成器と、 同期ワード信号と受信信号を入力とし、受信信号と同期
    ワード信号との相関を計算し、その相関値を相関出力信
    号として出力する相関器と、 相関出力信号を入力とし、一定時間幅内の上記相関出力
    信号の電力和を、時間幅を時間的にずらしながら求める
    電力測定部と、 電力測定器が求めた電力和の大きさがしきい値を最初に
    超えたタイミングを検出し、このタイミングに基づいて
    シンボル同期タイミング信号を生成出力するシンボル同
    期タイミング生成器と、 シンボル同期タイミング信号と受信信号を入力とし、受
    信信号をサンプリングするサンプラと、 そのサンプラによりサンプリングされた受信信号を入力
    とし、適応等化処理して判定シンボル信号を出力する適
    応等化器と、 を具備する適応等化装置。
  5. 【請求項5】 送信機が送信した同期ワードと同じ信号
    系列の同期ワード信号を出力する同期ワード生成器と、 同期ワードと受信信号を入力とし、受信信号と同期ワー
    ドとの相関を計算し、その相関値を相関出力信号として
    出力する相関器と、 相関出力信号としきい値信号を入力とし、一定時間幅内
    の相関出力信号の平均値及び分散値を、時間幅を時間的
    にずらしながら求め、平均値がしきい値信号より大きい
    タイミングにおける分散値をK個(Kは1以上の整数)
    出力する電力分散値測定部と、 上記K個のタイミングに基づいてK個のシンボル同期タ
    イミング信号を生成するシンボル同期タイミング生成器
    と、 上記K個のシンボル同期タイミング信号を用いて、受信
    信号をそれぞれサンプリングするサンプラと、 上記サンプリングされた受信信号を入力とし、適応等化
    処理して判定シンボル信号を出力する適応等化器とを具
    備する適応等化装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は5記載の装置において、 先行波のタイミングに基づきシンボル同期タイミング信
    号を生成する第2シンボル同期タイミング生成器と、 上記シンボル同期タイミング生成器よりのシンボル同期
    タイミング信号と、 上記第2シンボル同期タイミング生成器よりのシンボル
    同期タイミング信号とを通信品質に応じて適応的に切り
    替えて上記サンプラへ供給するタイミング選択器とを備
    えることを特徴とする適応等化装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の装置において、 上記相関出力信号を入力とし、上記一定の時間幅内の上
    記相関出力信号の電力和を、時間的にずらしながら求め
    る電力測定部と、その電力測定部が求めた電力和中より
    選択したL個(Lは1以上の整数)の各電力和がそれぞ
    れ得られる各タイミングを求め、これらL個のタイミン
    グに基づいて、シンボル同期タイミング信号を生成出力
    する第2シンボル同期タイミング生成器と、上記シンボ
    ル同期タイミング生成器よりのシンボル同期タイミング
    信号と、上記第2シンボル同期タイミング生成器よりの
    シンボル同期タイミング信号とを通信品質に応じて適応
    的に切り替えて上記サンプラへ供給するタイミング選択
    器とを備えることを特徴とする適応等化装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、4又は5記載の装置におい
    て、 上記電力測定部又は上記電力分散値測定部は、上記サン
    プラのサンプリング周期で上記一定時間幅内の相関出力
    信号をサンプリングし、サンプリングされた信号の電力
    和又は分散値を求める構成を含むことを特徴とする適応
    等化装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、4又は5記載の装置におい
    て、 上記適応等化器は、時間領域での等化処理と共に空間領
    域における信号処理を行う時空等化器であることを特徴
    とする適応等化装置。
  10. 【請求項10】 請求項1又は5記載の装置において、 上記L又はKは複数であり、上記適応等化器は、上記複
    数のサンプリングされた受信信号と各レプリカ信号との
    誤差信号電力をそれぞれ出力する推定誤差出力部と、こ
    れら推定誤差出力部の誤差信号電力を加算して誤差信号
    電力として入力する適応等化処理部とを備えることを特
    徴とする適応等化装置。
  11. 【請求項11】 請求項1又は5記載の装置において、 上記L又はKは複数であり、上記適応等化器は、上記複
    数のサンプリングされた受信信号に対して行われる適応
    等化処理部と、これら適応等化処理部よりの出力に通信
    品質に応じた処理を行って最終出力とする最終処理部と
    を備えることを特徴とする適応等化装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、4又は5記載の装置におい
    て、 複数のアンテナからの受信信号に対しそれぞれ重み付け
    を行って、マルチビームアンテナ指向特性を形成し、そ
    のマルチビームの各ビームよりの受信信号をそれぞれ上
    記サンプラへ出力するマルチビーム生成器と、 上記マルチビーム生成器からの各受信信号ごとに上記相
    関器、上記電力測定部又は電力分散値測定部及び上記シ
    ンボル同期タイミング生成器を備え、上記シンボル同期
    タイミング生成器よりのシンボル同期タイミング信号
    が、対応するビーム受信信号が供給される上記サンプラ
    へ供給されることを特徴とする適応等化装置。
  13. 【請求項13】 送信機が送信した同期ワードと同じ信
    号系列の同期ワード信号を生成する過程と、 受信信号と上記同期ワード信号との相関を計算し、その
    相関値を相関出力信号とする過程と、 一定の時間幅内の上記相関出力信号の電力和を時間幅を
    時間的にずらしながら求める過程と、 上記電力和を一定の基準により比較してL個(Lは1以
    上の整数)を選択し、選択した電力和がそれぞれ得られ
    るタイミングに基づいて、シンボル同期タイミング信号
    を生成する過程と、 上記L個のシンボル同期タイミング信号を用いて、上記
    受信信号を各々サンプリングする過程と、 上記サンプリングされた受信信号に対し、適応等化処理
    して判定シンボル信号を求める過程とを有する適応等化
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、 上記L個の選択はしきい値より大きい電力和を選択して
    上記L個のタイミングを求めることを特徴とする適応等
    化方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の方法において、 上記L個の選択は電力和の大きい順に選択することを特
    徴とする適応等化方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の方法において、 上記L個の選択は、複数のしきい値より大きい電力和中
    の、最も大きいしきい値より大きい電力和を選択してタ
    イミングを求めることを特徴とする適応等化方法。
  17. 【請求項17】 送信機が送信した同期ワードと同じ信
    号系列の同期ワード信号を生成する過程と、 受信信号と上記同期ワード信号との相関を計算し、その
    相関値を相関出力信号とする過程と、 一定の時間幅内の上記相関出力信号の電力和を時間的に
    ずらしながら求める過程と、 上記電力和の大きさがしきい値を最初に超えたその電力
    和が得られるタイミングを検出し、このタイミングに基
    づいてシンボル同期タイミング信号を生成する過程と、 シンボル同期タイミング信号と受信信号を用いて、上記
    受信信号をサンプリングする過程と、 上記サンプリングされた受信信号に対し、適応等化処理
    して判定シンボル信号を求める過程と、 を有する適応等化方法。
  18. 【請求項18】 送信機が送信した同期ワードと同じ信
    号系列の同期ワード信号を生成する過程と、 受信信号と上記同期ワード信号との相関を計算し、その
    相関値を相関出力信号とする過程と、 一定時間幅内の相関出力信号の平均値及び分散値を、時
    間幅を時間的にずらしながら求め、平均値がしきい値信
    号より大きいタイミングにおける分散値をK個(Kは1
    以上の整数)求める過程と、 上記K個のタイミングに基づいて、シンボル同期タイミ
    ング信号を生成する過程と、 上記K個のシンボル同期タイミング信号を用いて、上記
    受信信号を各々サンプリングする過程と、 上記サンプリングされた受信信号に対し、適応等化処理
    して判定シンボル信号を求める過程とを有する適応等化
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項13、17又は18記載の方法
    において、 上記一定時間幅内の相関電力信号を、上記受信信号に対
    するサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリ
    ングされた信号の和を上記電力和とし、又はサンプリン
    グされた信号の電力分散値を上記分散値とすることを特
    徴とする適応等化方法。
  20. 【請求項20】 請求項13又は18記載の方法におい
    て、 先行波のタイミングに基づき第2シンボル同期タイミン
    グ信号を生成する過程と、上記シンボル同期タイミング
    信号と、上記第2シンボル同期タイミング信号とを通信
    品質に応じて、上記受信信号の上記サンプリングに用い
    るシンボル同期タイミング信号として適応的に切り替え
    る過程を含むことを特徴とする適応等化方法。
  21. 【請求項21】 請求項18記載の方法において、 上記一定の時間幅内の上記相関出力信号の電力和を、時
    間幅を時間的にずらしながら求める過程と、上記電力和
    中から選択したL個(Lは1以上の整数)の各電力和が
    それぞれ得られる各タイミングを求め、これらL個のタ
    イミングに基づいて、第2シンボル同期タイミング信号
    を生成する過程と、上記シンボル同期タイミング信号
    と、上記第2シンボル同期タイミング信号とを通信品質
    に応じて、上記受信信号の上記サンプリングに用いるシ
    ンボル同期タイミング信号として適応的に切り替える過
    程とを含むことを特徴とする適応等化方法。
  22. 【請求項22】 請求項18記載の方法において、 上記一定の時間幅内の上記相関出力信号の電力和を、時
    間幅を時間的にずらしながら求める過程と、上記電力和
    中から選択したL個(Lは1以上の整数)の各電力和が
    それぞれ得られる各タイミングを求め、これらL個のタ
    イミングに基づいて、第2シンボル同期タイミング信号
    を生成する過程と、先行波のタイミングに基づき第3シ
    ンボル同期タイミング信号を生成する過程と、上記シン
    ボル同期タイミング信号と、上記第2シンボル同期タイ
    ミング信号と、上記第3シンボル同期タイミング信号と
    を通信品質に応じて、上記受信信号の上記サンプリング
    に用いるシンボル同期タイミング信号として適応的に切
    り替える過程とを含むことを特徴とする適応等化方法。
  23. 【請求項23】 請求項13又は18記載の方法におい
    て、 上記L又はKは複数であり、上記適応等化処理は、上記
    複数のサンプリングされた受信信号と各レプリカ信号と
    の誤差信号電力を求め、これら誤差信号電力を加算し、
    その加算した誤差信号電力に基づき適応等価処理を行っ
    てシンボル判定を行うことを特徴とする適応等化方法。
  24. 【請求項24】 請求項13又は18記載の方法におい
    て、 上記L又はKは複数であり、上記適応等化処理は上記複
    数のサンプリングされた受信信号に対してそれぞれ適応
    等化処理を行い、これら適応等化処理の結果に対し、通
    信品質に応じた処理を行って最終結果とすることを特徴
    とする適応等化方法。
  25. 【請求項25】 請求項13、17又は18記載の方法
    において、 上記適応等化処理は時間領域での等化処理と共に空間領
    域での信号処理を行うことを特徴とする適応等化方法。
  26. 【請求項26】 請求項13、17又は18記載の方法
    において、 複数のアンテナからの受信信号に対しそれぞれ重み付け
    を行ってマルチビーム指向特性を形成し、そのマルチビ
    ームの各ビームよりの受信信号ごとにそれぞれ上記相関
    計算を行い、上記電力和又は上記分散値に基づくシンボ
    ル同期タイミング信号を求め、これら各シンボル同期タ
    イミング信号により対応するビーム受信信号をサンプリ
    ングすることを特徴とする適応等化方法。
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