JP2002372655A - 光ファイバテープ心線 - Google Patents
光ファイバテープ心線Info
- Publication number
- JP2002372655A JP2002372655A JP2001178643A JP2001178643A JP2002372655A JP 2002372655 A JP2002372655 A JP 2002372655A JP 2001178643 A JP2001178643 A JP 2001178643A JP 2001178643 A JP2001178643 A JP 2001178643A JP 2002372655 A JP2002372655 A JP 2002372655A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- colored layer
- layer
- colored
- fiber ribbon
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着色紫外線硬化型樹脂からなる光ファイバ素
線の着色層の吸水率を規定することにより、温水に浸漬
した際に、光ファイバに生じるマイクロベンドの発生を
抑制し、光ファイバの伝送損失が増加することを抑制す
る。 【解決手段】 着色紫外線硬化型樹脂からなる着色層1
3の吸水率を2.0%未満とする。
線の着色層の吸水率を規定することにより、温水に浸漬
した際に、光ファイバに生じるマイクロベンドの発生を
抑制し、光ファイバの伝送損失が増加することを抑制す
る。 【解決手段】 着色紫外線硬化型樹脂からなる着色層1
3の吸水率を2.0%未満とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色光ファイバ素
線からなる光ファイバテープ心線に関し、光ファイバテ
ープ心線をなす光ファイバ素線の着色層の吸水率を規定
し、光ファイバテープ心線を温水に浸漬した際に、光フ
ァイバ素線の伝送損失が増加することを抑制するように
したものである。
線からなる光ファイバテープ心線に関し、光ファイバテ
ープ心線をなす光ファイバ素線の着色層の吸水率を規定
し、光ファイバテープ心線を温水に浸漬した際に、光フ
ァイバ素線の伝送損失が増加することを抑制するように
したものである。
【0002】
【従来の技術】図1は光ファイバテープ心線の一例を示
す断面図である。この光ファイバテープ心線は、符号1
0で示された光ファイバ素線が複数本平行に並べられ、
紫外線硬化型樹脂からなる一括被覆層15によって一括
被覆されて構成されている。
す断面図である。この光ファイバテープ心線は、符号1
0で示された光ファイバ素線が複数本平行に並べられ、
紫外線硬化型樹脂からなる一括被覆層15によって一括
被覆されて構成されている。
【0003】光ファイバ素線10は、ゲルマニウム添加
石英ガラスなどからなる高屈折率のコアと、その外周に
設けられた純石英ガラスあるいはフッ素添加石英ガラス
などからなる低屈折率のクラッドとを備えた外径125
μmの光ファイバ裸線11に、紫外線硬化型樹脂からな
る被覆層12が設けられた外径250μmのものに、光
ファイバ素線10を識別するために、着色紫外線硬化型
樹脂からなる着色層13が設けられたものである。
石英ガラスなどからなる高屈折率のコアと、その外周に
設けられた純石英ガラスあるいはフッ素添加石英ガラス
などからなる低屈折率のクラッドとを備えた外径125
μmの光ファイバ裸線11に、紫外線硬化型樹脂からな
る被覆層12が設けられた外径250μmのものに、光
ファイバ素線10を識別するために、着色紫外線硬化型
樹脂からなる着色層13が設けられたものである。
【0004】この光ファイバテープ心線は、通常光ファ
イバ素線10を複数本平行に並べ、これをコーティング
ダイスに通して、紫外線硬化型樹脂を塗布、硬化するこ
とによって一括被覆層15を形成して製造されている。
イバ素線10を複数本平行に並べ、これをコーティング
ダイスに通して、紫外線硬化型樹脂を塗布、硬化するこ
とによって一括被覆層15を形成して製造されている。
【0005】このような光ファイバテープ心線を、60
℃以上の温水に1週間浸漬した場合、着色層と一括被覆
層との界面で剥離が生じて、光ファイバ素線の伝送損失
が増加するという問題がある。伝送損失が増加する原因
は、温水に浸漬した場合に、着色層と一括被覆層の界面
に水が溜まり(以下、ブリスターと称する。)、光ファ
イバ素線にマイクロベンドが生じるためである。このよ
うなブリスターが生じる原因は、着色層の吸水率に大き
く左右されている。
℃以上の温水に1週間浸漬した場合、着色層と一括被覆
層との界面で剥離が生じて、光ファイバ素線の伝送損失
が増加するという問題がある。伝送損失が増加する原因
は、温水に浸漬した場合に、着色層と一括被覆層の界面
に水が溜まり(以下、ブリスターと称する。)、光ファ
イバ素線にマイクロベンドが生じるためである。このよ
うなブリスターが生じる原因は、着色層の吸水率に大き
く左右されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、着色紫外線硬化型樹脂からなる光ファイバ素
線の着色層の吸水率を規定することにより、光ファイバ
テープ心線を温水に浸漬した際に、光ファイバ素線に生
じるマイクロベンドの発生を抑制し、光ファイバ素線の
伝送損失が増加することを抑制することにある。
る課題は、着色紫外線硬化型樹脂からなる光ファイバ素
線の着色層の吸水率を規定することにより、光ファイバ
テープ心線を温水に浸漬した際に、光ファイバ素線に生
じるマイクロベンドの発生を抑制し、光ファイバ素線の
伝送損失が増加することを抑制することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の光ファイバテープ心線は、
光ファイバ素線の外周上に、着色紫外線硬化型樹脂か
らなる着色層が設けられた光ファイバ素線の複数本を平
行に並べ、これらを一括被覆した構造の光ファイバテー
プ心線において、前記着色層の吸水率が2.0%未満で
あるものである。
め、本発明の請求項1記載の光ファイバテープ心線は、
光ファイバ素線の外周上に、着色紫外線硬化型樹脂か
らなる着色層が設けられた光ファイバ素線の複数本を平
行に並べ、これらを一括被覆した構造の光ファイバテー
プ心線において、前記着色層の吸水率が2.0%未満で
あるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ファイバテープ
心線の一例について、図1に基いて説明する。この光フ
ァイバ素線10の着色層13は、光ファイバ素線10を
識別するために、紫外線硬化型樹脂に着色剤を配合した
ものである。そして、この着色層13の吸水率を2.0
%未満としたものである。着色層13の吸水率が2.0
%以上であると、光ファイバテープ心線を温水に浸漬し
た場合、着色層13と一括被覆層15との界面に水が溜
まり、結果として、光ファイバ素線10にマイクロベン
ドが生じ、光ファイバ素線10の伝送損失が増加する。
心線の一例について、図1に基いて説明する。この光フ
ァイバ素線10の着色層13は、光ファイバ素線10を
識別するために、紫外線硬化型樹脂に着色剤を配合した
ものである。そして、この着色層13の吸水率を2.0
%未満としたものである。着色層13の吸水率が2.0
%以上であると、光ファイバテープ心線を温水に浸漬し
た場合、着色層13と一括被覆層15との界面に水が溜
まり、結果として、光ファイバ素線10にマイクロベン
ドが生じ、光ファイバ素線10の伝送損失が増加する。
【0009】本発明における着色層13の吸水率は、以
下のようにして求められる。光ファイバテープ心線を、
60℃の温水に1週間浸漬後、光ファイバ素線10か
ら、着色層13を剥がしてシート状とする。このシート
状とした着色層13の水分率を、カールフィッシャー法
により測定する。
下のようにして求められる。光ファイバテープ心線を、
60℃の温水に1週間浸漬後、光ファイバ素線10か
ら、着色層13を剥がしてシート状とする。このシート
状とした着色層13の水分率を、カールフィッシャー法
により測定する。
【0010】着色層13の吸水率を2.0%未満とする
には、着色層13に用いられる紫外線硬化型樹脂をなす
プレポリマー、オリゴマー、反応性希釈剤、光重合開始
剤などの配合剤の種類、配合量を選択すること、着色層
13となる紫外線硬化型樹脂の硬化度合を高めること、
着色層13をなす着色料として、非親水性の分散染料な
どを用いることなどの手段を採用すればよい。また、着
色層13の厚みは3〜10μm、好ましくは8μmとな
っている。
には、着色層13に用いられる紫外線硬化型樹脂をなす
プレポリマー、オリゴマー、反応性希釈剤、光重合開始
剤などの配合剤の種類、配合量を選択すること、着色層
13となる紫外線硬化型樹脂の硬化度合を高めること、
着色層13をなす着色料として、非親水性の分散染料な
どを用いることなどの手段を採用すればよい。また、着
色層13の厚みは3〜10μm、好ましくは8μmとな
っている。
【0011】以下、具体例を示す。着色層13をなす樹
脂材料として、紫外線硬化型樹脂の配合組成の異なる
(A)、(B)の2種類を用意した。上記樹脂材料
(A)、(B)を用いて、硬化度合を変化させて、吸水
率が異なる着色層13を有する光ファイバ素線10を形
成した。ついで、このようにして作製した光ファイバ素
線10を4本平行に並べ、これらを紫外線硬化型樹脂に
より一括被覆して、光ファイバテープ心線を作製した。
脂材料として、紫外線硬化型樹脂の配合組成の異なる
(A)、(B)の2種類を用意した。上記樹脂材料
(A)、(B)を用いて、硬化度合を変化させて、吸水
率が異なる着色層13を有する光ファイバ素線10を形
成した。ついで、このようにして作製した光ファイバ素
線10を4本平行に並べ、これらを紫外線硬化型樹脂に
より一括被覆して、光ファイバテープ心線を作製した。
【0012】この光ファイバテープ心線を、60℃の温
水に1週間浸漬し、浸漬後の着色層13の吸水率、波長
1.55μmでの伝送損失増加量を測定した。着色層1
3の吸水率の測定は、温水浸漬後の光ファイバテープ心
線を構成する光ファイバ素線10から、着色層13を剥
がしてシート状とし、カールフィッシャー法によって行
った。結果を表1に示す。
水に1週間浸漬し、浸漬後の着色層13の吸水率、波長
1.55μmでの伝送損失増加量を測定した。着色層1
3の吸水率の測定は、温水浸漬後の光ファイバテープ心
線を構成する光ファイバ素線10から、着色層13を剥
がしてシート状とし、カールフィッシャー法によって行
った。結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1の結果から、本発明の光ファイバテー
プ心線にあっては、着色層13の吸水率が2.0%未満
であれば、60℃の温水に1週間浸漬しても伝送損失の
増加量を抑制することができることが判明した。
プ心線にあっては、着色層13の吸水率が2.0%未満
であれば、60℃の温水に1週間浸漬しても伝送損失の
増加量を抑制することができることが判明した。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バテープ心線は、光ファイバ素線の外周上に、着色紫外
線硬化型樹脂からなる着色層が設けられた光ファイバ素
線の複数本を平行に並べ、これらを一括被覆した構造の
光ファイバテープ心線において、前記着色層の吸水率が
2.0%未満であるから、60℃以上の温水に1週間浸
漬しても、伝送損失が増加することを抑制できるもので
ある。
バテープ心線は、光ファイバ素線の外周上に、着色紫外
線硬化型樹脂からなる着色層が設けられた光ファイバ素
線の複数本を平行に並べ、これらを一括被覆した構造の
光ファイバテープ心線において、前記着色層の吸水率が
2.0%未満であるから、60℃以上の温水に1週間浸
漬しても、伝送損失が増加することを抑制できるもので
ある。
【図1】 着色した被覆層を有する光ファイバテープ心
線の一例を示す断面図である。
線の一例を示す断面図である。
10・・・光ファイバ素線、11・・・光ファイバ裸線、12
・・・被覆層、13・・・着色層、15・・・一括被覆層
・・・被覆層、13・・・着色層、15・・・一括被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H001 BB15 BB22 DD21 KK02 KK17 KK22 PP01 2H050 BB33R BB33S BC04 BD02 BD05
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバ素線の外周上に、着色紫外線
硬化型樹脂からなる着色層が設けられた光ファイバ素線
の複数本を平行に並べ、これらを一括被覆した構造の光
ファイバテープ心線において、前記着色層の吸水率が
2.0%未満であることを特徴とする光ファイバテープ
心線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001178643A JP2002372655A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 光ファイバテープ心線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001178643A JP2002372655A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 光ファイバテープ心線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002372655A true JP2002372655A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19019310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001178643A Withdrawn JP2002372655A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 光ファイバテープ心線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002372655A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7729564B2 (en) | 2006-07-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber provided with reliable coating layers |
-
2001
- 2001-06-13 JP JP2001178643A patent/JP2002372655A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7729564B2 (en) | 2006-07-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber provided with reliable coating layers |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |