JP2002372039A - 動圧流体軸受装置及びスピンドルモータ - Google Patents
動圧流体軸受装置及びスピンドルモータInfo
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- JP2002372039A JP2002372039A JP2001176896A JP2001176896A JP2002372039A JP 2002372039 A JP2002372039 A JP 2002372039A JP 2001176896 A JP2001176896 A JP 2001176896A JP 2001176896 A JP2001176896 A JP 2001176896A JP 2002372039 A JP2002372039 A JP 2002372039A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で、かつ、負荷容量の大きな動圧流体軸
受装置を提供すること。また、動圧流体軸受装置、特に
動圧気体軸受装置、を用いたスピンドルモータの小型
化、高速回転化及び高精度回転化を図ること。 【解決手段】 本発明に係るスピンドルモータ10は、
つば部26aを有する軸26と、軸26の外周面及びつ
ば部26aの下面に沿って摺動するスリーブ(軸受部
材)34と、つば部26aの上面に沿って摺動する上部
スラスト36(軸受部材)からなる動圧流体軸受装置を
備えている。軸26の外周面並びにつば部26aの上面
及び下面(第1摺動面)には、それぞれ、第1動圧発生
溝50、54、58が設けられる。また、スリーブ34
の内周面及び上端面並びに上部スラスト36の下面(第
2摺動面)には、それぞれ、第2動圧発生溝52、5
6、60が設けられる。
受装置を提供すること。また、動圧流体軸受装置、特に
動圧気体軸受装置、を用いたスピンドルモータの小型
化、高速回転化及び高精度回転化を図ること。 【解決手段】 本発明に係るスピンドルモータ10は、
つば部26aを有する軸26と、軸26の外周面及びつ
ば部26aの下面に沿って摺動するスリーブ(軸受部
材)34と、つば部26aの上面に沿って摺動する上部
スラスト36(軸受部材)からなる動圧流体軸受装置を
備えている。軸26の外周面並びにつば部26aの上面
及び下面(第1摺動面)には、それぞれ、第1動圧発生
溝50、54、58が設けられる。また、スリーブ34
の内周面及び上端面並びに上部スラスト36の下面(第
2摺動面)には、それぞれ、第2動圧発生溝52、5
6、60が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧流体軸受装置
及びスピンドルモータに関し、さらに詳しくは、磁気デ
ィスク、光ディスク等の磁気記録装置、研削盤、精密旋
盤等の精密工作機械、回転テーブル、直進ガイド等の高
精度測定器等に備えられる回転体を高精度かつ高速回転
させるために用いられるスピンドルモータ及びこれに用
いられる動圧流体軸受装置に関する。
及びスピンドルモータに関し、さらに詳しくは、磁気デ
ィスク、光ディスク等の磁気記録装置、研削盤、精密旋
盤等の精密工作機械、回転テーブル、直進ガイド等の高
精度測定器等に備えられる回転体を高精度かつ高速回転
させるために用いられるスピンドルモータ及びこれに用
いられる動圧流体軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スピンドルモータは、一般に、ステータ
と、ステータの周囲を回転するロータと、ロータを回転
させる駆動装置と、ロータをステータに回転自在に支持
するための軸受装置とを備えている。スピンドルモータ
に用いられる軸受装置には、種々の構造を有するものが
知られているが、精密工作機械、高精度測定器等に用い
られるスピンドルモータにおいては、動圧流体軸受装置
が多用されている。
と、ステータの周囲を回転するロータと、ロータを回転
させる駆動装置と、ロータをステータに回転自在に支持
するための軸受装置とを備えている。スピンドルモータ
に用いられる軸受装置には、種々の構造を有するものが
知られているが、精密工作機械、高精度測定器等に用い
られるスピンドルモータにおいては、動圧流体軸受装置
が多用されている。
【0003】動圧流体軸受装置は、対向する摺動面を相
対的に移動させることによって流体を楔状の隙間に押し
込め、その隙間に発生した圧力によって軸を浮上させる
すべり軸受装置の一種である。動圧流体軸受装置は、さ
らに、軸を浮上させるための流体として液体(例えば、
潤滑油、磁性流体など)を用いた動圧液体軸受装置と、
気体(例えば、空気)を用いた動圧気体軸受装置に分類
される。
対的に移動させることによって流体を楔状の隙間に押し
込め、その隙間に発生した圧力によって軸を浮上させる
すべり軸受装置の一種である。動圧流体軸受装置は、さ
らに、軸を浮上させるための流体として液体(例えば、
潤滑油、磁性流体など)を用いた動圧液体軸受装置と、
気体(例えば、空気)を用いた動圧気体軸受装置に分類
される。
【0004】動圧流体軸受装置は、軸が軸受から完全に
浮上し、非接触状態で回転するので、高精度回転及び高
速回転が可能である。また、特に、動圧気体軸受は、潤
滑油を使用する動圧液体軸受に比べて摩擦係数が格段に
小さく、系内が潤滑油で汚染されないという特徴があ
る。
浮上し、非接触状態で回転するので、高精度回転及び高
速回転が可能である。また、特に、動圧気体軸受は、潤
滑油を使用する動圧液体軸受に比べて摩擦係数が格段に
小さく、系内が潤滑油で汚染されないという特徴があ
る。
【0005】しかしながら、動圧流体軸受装置は、軸に
規定以上の負荷がかかると、軸と軸受が接触し、焼き付
きを起こすという問題がある。特に、動圧気体軸受は、
軸と軸受の隙間を満たす流体として圧縮性の気体を使用
しているために、軸受剛性が低いという問題がある。
規定以上の負荷がかかると、軸と軸受が接触し、焼き付
きを起こすという問題がある。特に、動圧気体軸受は、
軸と軸受の隙間を満たす流体として圧縮性の気体を使用
しているために、軸受剛性が低いという問題がある。
【0006】そこで、この問題を解決するために、従来
から種々の提案がなされている。例えば、特開平8−1
30851号公報には、複数個の電機子コイルを平面上
に並べたステータと、電機子コイルの軸方向に対向する
界磁用永久磁石を有し、かつ、ステータに対して回転可
能に設けられたロータと、ロータに設けられた回転軸
と、回転軸に設けられた回転体とを備え、回転軸の側面
又は回転軸を包囲する軸受筒部の内面のいずれかに動圧
発生溝を設けてラジアル軸受とし、回転体の両面又はこ
れに対向する静止面のいずれかに動圧発生溝を設けてス
ラスト軸受とした、アキシャルギャップ形モータが開示
されている。
から種々の提案がなされている。例えば、特開平8−1
30851号公報には、複数個の電機子コイルを平面上
に並べたステータと、電機子コイルの軸方向に対向する
界磁用永久磁石を有し、かつ、ステータに対して回転可
能に設けられたロータと、ロータに設けられた回転軸
と、回転軸に設けられた回転体とを備え、回転軸の側面
又は回転軸を包囲する軸受筒部の内面のいずれかに動圧
発生溝を設けてラジアル軸受とし、回転体の両面又はこ
れに対向する静止面のいずれかに動圧発生溝を設けてス
ラスト軸受とした、アキシャルギャップ形モータが開示
されている。
【0007】また、特開平9−166145号公報に
は、回転軸の外周面又は軸受の内周面のいずれかに動圧
発生溝パターンを設けてラジアル軸受とし、回転軸にス
ラスト板を設け、スラスト板の前後両面又はこれに対向
する面に動圧発生溝パターンを設けてスラスト軸受と
し、回転軸の前端面にはラジアル軸受の隙間及びスラス
ト軸受の隙間に磁性流体を封入するための磁気シールを
設け、さらに、磁気シールに対向する回転軸の外周面に
は凹溝を設けた動圧軸受装置が開示されている。
は、回転軸の外周面又は軸受の内周面のいずれかに動圧
発生溝パターンを設けてラジアル軸受とし、回転軸にス
ラスト板を設け、スラスト板の前後両面又はこれに対向
する面に動圧発生溝パターンを設けてスラスト軸受と
し、回転軸の前端面にはラジアル軸受の隙間及びスラス
ト軸受の隙間に磁性流体を封入するための磁気シールを
設け、さらに、磁気シールに対向する回転軸の外周面に
は凹溝を設けた動圧軸受装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の動圧流体軸受装
置は、上述したように、軸受剛性を高めるために、ラジ
アル軸受及びスラスト軸受の双方を備えた構造とするの
が一般的である。また、負荷容量を増加させるための動
圧発生溝は、軸側の摺動面又は軸受側の摺動面のいずれ
か一方のみ形成されている。そのため、従来の動圧流体
軸受装置において、さらに負荷容量を増大させるために
は、摺動面の面積や軸径を大きくする必要があり、負荷
容量の増大には限界がある。
置は、上述したように、軸受剛性を高めるために、ラジ
アル軸受及びスラスト軸受の双方を備えた構造とするの
が一般的である。また、負荷容量を増加させるための動
圧発生溝は、軸側の摺動面又は軸受側の摺動面のいずれ
か一方のみ形成されている。そのため、従来の動圧流体
軸受装置において、さらに負荷容量を増大させるために
は、摺動面の面積や軸径を大きくする必要があり、負荷
容量の増大には限界がある。
【0009】また、特に、ハードディスクドライブなど
の磁気記録装置に対しては、小型化、高速回転化及び高
容量化(高密度化)の要求が増大している。一方、磁気
記録装置の内部が潤滑油等の不純物で汚染されると、動
作不良や故障の原因となる。そのため、磁気記録装置に
用いられるスピンドルモータには、装置内が汚染される
おそれの少ない動圧気体軸受装置を用いる場合が多い。
の磁気記録装置に対しては、小型化、高速回転化及び高
容量化(高密度化)の要求が増大している。一方、磁気
記録装置の内部が潤滑油等の不純物で汚染されると、動
作不良や故障の原因となる。そのため、磁気記録装置に
用いられるスピンドルモータには、装置内が汚染される
おそれの少ない動圧気体軸受装置を用いる場合が多い。
【0010】しかしながら、従来の動圧気体軸受装置で
は、負荷容量が不足しているので、ロータを高速回転さ
せると、ロータの横振れが大きくなる。その結果、ハー
ドディスクの高容量化に支障をきたすという問題があ
る。一方、負荷容量を増大させるために、摺動面の面積
や軸径を大きくすると、動圧気体軸受装置が大型化し、
ハードディスクの小型化に支障をきたす。
は、負荷容量が不足しているので、ロータを高速回転さ
せると、ロータの横振れが大きくなる。その結果、ハー
ドディスクの高容量化に支障をきたすという問題があ
る。一方、負荷容量を増大させるために、摺動面の面積
や軸径を大きくすると、動圧気体軸受装置が大型化し、
ハードディスクの小型化に支障をきたす。
【0011】本発明が解決しようとする課題は、小型
で、かつ、負荷容量の大きな動圧流体軸受装置を提供す
ることにある。また、本発明が解決しようとする他の課
題は、動圧流体軸受装置、特に動圧気体軸受装置、を用
いたスピンドルモータの小型化、高速回転化及び高精度
回転化を図ることにある。
で、かつ、負荷容量の大きな動圧流体軸受装置を提供す
ることにある。また、本発明が解決しようとする他の課
題は、動圧流体軸受装置、特に動圧気体軸受装置、を用
いたスピンドルモータの小型化、高速回転化及び高精度
回転化を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る動圧流体軸受装置は、第1摺動面を備え
た軸と、前記第1摺動面に沿って摺動する第2摺動面を
備えた軸受部材と、前記第1摺動面に形成された第1動
圧発生溝と、前記第2摺動面に形成された第2動圧発生
溝とを備えていることを要旨とするものである。
に本発明に係る動圧流体軸受装置は、第1摺動面を備え
た軸と、前記第1摺動面に沿って摺動する第2摺動面を
備えた軸受部材と、前記第1摺動面に形成された第1動
圧発生溝と、前記第2摺動面に形成された第2動圧発生
溝とを備えていることを要旨とするものである。
【0013】本発明に係る動圧流体軸受装置は、軸側の
第1摺動面と軸受部材側の第2摺動面の双方に、それぞ
れ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が設けられてい
るので、軸受隙間に発生する圧力が増大する。そのた
め、第1摺動面又は第2摺動面のいずれか一方に動圧発
生溝を設けた従来の動圧流体軸受装置に比べて、負荷容
量が増大する。また、このような動圧流体軸受装置をス
ピンドルモータに使用することによって、スピンドルモ
ータの小型化、高速回転化及び高精度回転化を図ること
ができる。
第1摺動面と軸受部材側の第2摺動面の双方に、それぞ
れ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が設けられてい
るので、軸受隙間に発生する圧力が増大する。そのた
め、第1摺動面又は第2摺動面のいずれか一方に動圧発
生溝を設けた従来の動圧流体軸受装置に比べて、負荷容
量が増大する。また、このような動圧流体軸受装置をス
ピンドルモータに使用することによって、スピンドルモ
ータの小型化、高速回転化及び高精度回転化を図ること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1に、本
実施の形態に係るスピンドルモータの断面図を示す。図
1において、スピンドルモータ10は、ステータ20
と、ロータ30とを備えている。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1に、本
実施の形態に係るスピンドルモータの断面図を示す。図
1において、スピンドルモータ10は、ステータ20
と、ロータ30とを備えている。
【0015】ステータ20は、ベース22と、固定用ボ
ルト24と、軸26と、ステータコア28とを備えてい
る。固定用ボルト24は、ベース22の中央に設けられ
た凸部22aの中心に立設される。軸26は、固定用ボ
ルト24の周囲に固定され、軸26の上端には、円板形
のつば部26aが設けられる。さらに、凸部22aの側
面には、互いに対向する位置に複数個のステータコア2
8、28…が設けられる。ステータコア28は、回転力
を発生させるための電磁石である。
ルト24と、軸26と、ステータコア28とを備えてい
る。固定用ボルト24は、ベース22の中央に設けられ
た凸部22aの中心に立設される。軸26は、固定用ボ
ルト24の周囲に固定され、軸26の上端には、円板形
のつば部26aが設けられる。さらに、凸部22aの側
面には、互いに対向する位置に複数個のステータコア2
8、28…が設けられる。ステータコア28は、回転力
を発生させるための電磁石である。
【0016】ロータ30は、ハブ32と、スリーブ(軸
受部材)34と、上部スラスト36(軸受部材)と、リ
ング状磁石42と、バックヨーク44とを備えている。
このロータ30に備えられるスリーブ34及び上部スラ
スト36、並びに、ステータ20に備えられる軸26に
より、本発明に係る動圧流体軸受装置が構成される。
受部材)34と、上部スラスト36(軸受部材)と、リ
ング状磁石42と、バックヨーク44とを備えている。
このロータ30に備えられるスリーブ34及び上部スラ
スト36、並びに、ステータ20に備えられる軸26に
より、本発明に係る動圧流体軸受装置が構成される。
【0017】ハブ32は、回転体46(例えば、ハード
ディスク)を保持するためのものであり、円筒形を呈し
ている。その内部には、円筒形のスリーブ34が固定さ
れ、その上端には、円板状の上部スラスト36が固定さ
れる。
ディスク)を保持するためのものであり、円筒形を呈し
ている。その内部には、円筒形のスリーブ34が固定さ
れ、その上端には、円板状の上部スラスト36が固定さ
れる。
【0018】スリーブ34は、軸26の外周面(第1摺
動面)とスリーブ34の内周面(第2摺動面)との間に
所定の軸受すきまが形成されるように、その内径が定め
られている。また、スリーブ34は、その上端面(第2
摺動面)と、つば部26aの下面(第1摺動面)との間
に所定の軸受すきまが形成されるように、その高さが定
められている。さらに、上部スラスト36は、その下面
(第2摺動面)と、つば部26aの上面(第1摺動面)
との間に所定の軸受すきまが形成されるように、ハブ3
2の上端に固定されている。
動面)とスリーブ34の内周面(第2摺動面)との間に
所定の軸受すきまが形成されるように、その内径が定め
られている。また、スリーブ34は、その上端面(第2
摺動面)と、つば部26aの下面(第1摺動面)との間
に所定の軸受すきまが形成されるように、その高さが定
められている。さらに、上部スラスト36は、その下面
(第2摺動面)と、つば部26aの上面(第1摺動面)
との間に所定の軸受すきまが形成されるように、ハブ3
2の上端に固定されている。
【0019】ハブ32の下端は、スカート状になってお
り、その内周面には、多極着磁されたリング状磁石42
が固定されている。リング状磁石42は、ステータコア
28と共働して回転力を発生させるためのものであり、
ステータコア28とほぼ同一水平面上に、かつ、ステー
タコア28に近接して設けられる。また、バックヨーク
44は、リング状磁石42の保磁力を高めるためのもの
であり、リング状磁石42の背面とハブ32の下端の内
周面との間に固定されている。
り、その内周面には、多極着磁されたリング状磁石42
が固定されている。リング状磁石42は、ステータコア
28と共働して回転力を発生させるためのものであり、
ステータコア28とほぼ同一水平面上に、かつ、ステー
タコア28に近接して設けられる。また、バックヨーク
44は、リング状磁石42の保磁力を高めるためのもの
であり、リング状磁石42の背面とハブ32の下端の内
周面との間に固定されている。
【0020】また、図1に示すスピンドルモータ10に
おいて、動圧発生溝は、軸26側及び軸受部材側の双方
に設けられている。すなわち、軸26の外周面(第1摺
動面)には、第1動圧発生溝(A)50が形成され、こ
れと対向するスリーブ34の内周面(第2摺動面)に
は、第2動圧発生溝(A)52が形成されている。
おいて、動圧発生溝は、軸26側及び軸受部材側の双方
に設けられている。すなわち、軸26の外周面(第1摺
動面)には、第1動圧発生溝(A)50が形成され、こ
れと対向するスリーブ34の内周面(第2摺動面)に
は、第2動圧発生溝(A)52が形成されている。
【0021】同様に、つば部26aの上面(第1摺動
面)には、第1動圧発生溝(B)54が形成され、これ
と対向する上部スラスト36の下面(第2摺動面)に
は、第2動圧発生溝(B)56が形成されている。さら
に、つば部26aの下面(第1摺動面)には、第1動圧
発生溝(C)58が形成され、これと対向するスリーブ
34の上端面(第2摺動面)には、第2動圧発生溝
(C)60が形成されている。
面)には、第1動圧発生溝(B)54が形成され、これ
と対向する上部スラスト36の下面(第2摺動面)に
は、第2動圧発生溝(B)56が形成されている。さら
に、つば部26aの下面(第1摺動面)には、第1動圧
発生溝(C)58が形成され、これと対向するスリーブ
34の上端面(第2摺動面)には、第2動圧発生溝
(C)60が形成されている。
【0022】本実施の形態において、軸26側に形成さ
れた第1動圧発生溝(A、B、C)50、54、58、
及び、軸受部材側に形成された第2動圧発生溝(A、
B、C)52、56、60の形状は、特に限定されるも
のではなく、種々の形状を有する動圧発生溝を用いるこ
とができる。動圧発生溝の形状としては、具体的には、
ヘリングボーン溝、スパイラルIN、スパイラルOUT
等が好適な一例として挙げられる。
れた第1動圧発生溝(A、B、C)50、54、58、
及び、軸受部材側に形成された第2動圧発生溝(A、
B、C)52、56、60の形状は、特に限定されるも
のではなく、種々の形状を有する動圧発生溝を用いるこ
とができる。動圧発生溝の形状としては、具体的には、
ヘリングボーン溝、スパイラルIN、スパイラルOUT
等が好適な一例として挙げられる。
【0023】また、軸26と軸受部材の間隙に高い動圧
を発生させるためには、第1動圧発生溝(A、B、C)
50、54及び58、並びに、これらにそれぞれ対向す
る各第2動圧発生溝(A、B、C)52、56及び60
は、互いに重複する領域に高圧を発生させるように、そ
の形状を定めるのが好ましい。図2〜図4に、互いに重
複する領域に高圧を発生させるための溝形状の一例を示
す。
を発生させるためには、第1動圧発生溝(A、B、C)
50、54及び58、並びに、これらにそれぞれ対向す
る各第2動圧発生溝(A、B、C)52、56及び60
は、互いに重複する領域に高圧を発生させるように、そ
の形状を定めるのが好ましい。図2〜図4に、互いに重
複する領域に高圧を発生させるための溝形状の一例を示
す。
【0024】図2は、軸26の外周面に形成された第1
動圧発生溝(A)50、及び、これに対向するスリーブ
34の内周面に形成された第2動圧発生溝(A)52の
一例を示したものである。図2に示す例において、第1
動圧発生溝(A)50は、軸26の軸方向に沿って2列
に並んだ第1ヘリングボーン溝50a、50bからな
る。また、各第1ヘリングボーン溝50a、50bは、
それぞれ、直線状の溝が会合点50c、50dで会合し
たV字型を呈している。
動圧発生溝(A)50、及び、これに対向するスリーブ
34の内周面に形成された第2動圧発生溝(A)52の
一例を示したものである。図2に示す例において、第1
動圧発生溝(A)50は、軸26の軸方向に沿って2列
に並んだ第1ヘリングボーン溝50a、50bからな
る。また、各第1ヘリングボーン溝50a、50bは、
それぞれ、直線状の溝が会合点50c、50dで会合し
たV字型を呈している。
【0025】一方、第2動圧発生溝(A)52は、軸2
6の軸方向に沿って2列に並んだ第2ヘリングボーン溝
52a、52bからなる。また、各第2ヘリングボーン
溝52a、52bは、それぞれ、直線状の溝が会合点5
2c、52dで会合したV字型を呈している。
6の軸方向に沿って2列に並んだ第2ヘリングボーン溝
52a、52bからなる。また、各第2ヘリングボーン
溝52a、52bは、それぞれ、直線状の溝が会合点5
2c、52dで会合したV字型を呈している。
【0026】さらに、第2ヘリングボーン溝52a、5
2bの会合点52c、52dは、それぞれ、第1ヘリン
グボーン溝50a、50bの会合点50c、50dとほ
ぼ同一水平面上にある。また、第2ヘリングボーン溝5
2a、52bにおける会合点52c、52dの向きと、
第1ヘリングボーン溝50a、50bにおける会合点5
0c、50dの向きとは、回転方向に対する対向面にお
いて互いに逆方向になっている。
2bの会合点52c、52dは、それぞれ、第1ヘリン
グボーン溝50a、50bの会合点50c、50dとほ
ぼ同一水平面上にある。また、第2ヘリングボーン溝5
2a、52bにおける会合点52c、52dの向きと、
第1ヘリングボーン溝50a、50bにおける会合点5
0c、50dの向きとは、回転方向に対する対向面にお
いて互いに逆方向になっている。
【0027】そのため、スリーブ34(すなわち、ロー
タ30)が図2の矢印方向に回転するに伴い、第1動圧
発生溝(A)50では、会合点50c、50dにおいて
最も高い圧力が発生する。また、これと同時に、第2動
圧発生溝(A)52では、会合点52c、52dにおい
て最も高い圧力が発生する。
タ30)が図2の矢印方向に回転するに伴い、第1動圧
発生溝(A)50では、会合点50c、50dにおいて
最も高い圧力が発生する。また、これと同時に、第2動
圧発生溝(A)52では、会合点52c、52dにおい
て最も高い圧力が発生する。
【0028】すなわち、図2に示す例におい、ロータ3
0は、2つの会合点50c、50d(又は、会合点52
c、52d)において、ラジアル方向に二点支持される
ようになっている。また、会合点50c、50d(又
は、会合点52c、52d)近傍の領域においては、対
向する2つの動圧発生溝(すなわち、第1動圧発生溝
(A)50及び第2動圧発生溝(A)52)により発生
する圧力が重畳するようになっている。
0は、2つの会合点50c、50d(又は、会合点52
c、52d)において、ラジアル方向に二点支持される
ようになっている。また、会合点50c、50d(又
は、会合点52c、52d)近傍の領域においては、対
向する2つの動圧発生溝(すなわち、第1動圧発生溝
(A)50及び第2動圧発生溝(A)52)により発生
する圧力が重畳するようになっている。
【0029】また、図3は、つば部26aの上面に形成
された第1動圧発生溝(B)54、及び、これに対向す
る上部スラスト36の下面に形成された第2動圧発生溝
(B)56の第1の具体例を示したものである。図3に
示す例において、第1動圧発生溝(B)54は、つば部
26aの上面の外周近傍に形成された第3ヘリングボー
ン溝からなる。また、第3ヘリングボーン溝54は、円
弧状の溝が会合点54cで会合したV字型を呈してい
る。
された第1動圧発生溝(B)54、及び、これに対向す
る上部スラスト36の下面に形成された第2動圧発生溝
(B)56の第1の具体例を示したものである。図3に
示す例において、第1動圧発生溝(B)54は、つば部
26aの上面の外周近傍に形成された第3ヘリングボー
ン溝からなる。また、第3ヘリングボーン溝54は、円
弧状の溝が会合点54cで会合したV字型を呈してい
る。
【0030】一方、第2動圧発生溝(B)56は、上部
スラスト36の下面の外周近傍に形成された第4ヘリン
グボーン溝からなる。また、第4ヘリングボーン溝56
は、円弧状の溝が会合点56cで会合したV字型を呈し
ている。
スラスト36の下面の外周近傍に形成された第4ヘリン
グボーン溝からなる。また、第4ヘリングボーン溝56
は、円弧状の溝が会合点56cで会合したV字型を呈し
ている。
【0031】さらに、第4ヘリングボーン溝56の会合
点56cは、第3ヘリングボーン溝54の会合点54c
と、ほぼ同一円周上にある。また、第4ヘリングボーン
溝56における会合点56cの向きと、第3ヘリングボ
ーン溝54における会合点54cの向きとは、回転方向
に対する対向面において互いに逆方向になっている。
点56cは、第3ヘリングボーン溝54の会合点54c
と、ほぼ同一円周上にある。また、第4ヘリングボーン
溝56における会合点56cの向きと、第3ヘリングボ
ーン溝54における会合点54cの向きとは、回転方向
に対する対向面において互いに逆方向になっている。
【0032】そのため、上部スラスト36(すなわち、
ロータ30)が図3の矢印方向に回転するに伴い、第3
ヘリングボーン溝54では、会合点54cにおいて最も
高い圧力が発生する。また、これと同時に、第4ヘリン
グボーン溝56では、会合点56cにおいて最も高い圧
力が発生する。
ロータ30)が図3の矢印方向に回転するに伴い、第3
ヘリングボーン溝54では、会合点54cにおいて最も
高い圧力が発生する。また、これと同時に、第4ヘリン
グボーン溝56では、会合点56cにおいて最も高い圧
力が発生する。
【0033】すなわち、図3に示す例において、ロータ
30は、会合点54c(又は会合点56c)において、
スラスト方向に支持されるようになっている。また、会
合点54c(又は、会合点56c)近傍の領域において
は、対向する2つの動圧発生溝(第3ヘリングボーン溝
54及び第4ヘリングボーン溝56)により発生する圧
力が重畳するようになっている。
30は、会合点54c(又は会合点56c)において、
スラスト方向に支持されるようになっている。また、会
合点54c(又は、会合点56c)近傍の領域において
は、対向する2つの動圧発生溝(第3ヘリングボーン溝
54及び第4ヘリングボーン溝56)により発生する圧
力が重畳するようになっている。
【0034】また、図4は、つば部26aの上面に形成
された第1動圧発生溝(B)74、及び、これに対向す
る上部スラスト36の下面に形成された第2動圧発生溝
(B)76の第2の具体例を示したものである。
された第1動圧発生溝(B)74、及び、これに対向す
る上部スラスト36の下面に形成された第2動圧発生溝
(B)76の第2の具体例を示したものである。
【0035】図4に示す例において、第1動圧発生溝
(B)74は、つば部26aの上面の外周近傍に形成さ
れた第1スパイラル溝からなる。一方、第2動圧発生溝
(B)76は、上部スラスト36の下面の外周近傍に形
成された第2スパイラル溝からなる。さらに、第1スパ
イラル溝74及び第2スパイラル溝76は、螺旋状に設
けられる溝の回転方向が、回転方向に対する対向面にお
いて互いに逆方向になっている。
(B)74は、つば部26aの上面の外周近傍に形成さ
れた第1スパイラル溝からなる。一方、第2動圧発生溝
(B)76は、上部スラスト36の下面の外周近傍に形
成された第2スパイラル溝からなる。さらに、第1スパ
イラル溝74及び第2スパイラル溝76は、螺旋状に設
けられる溝の回転方向が、回転方向に対する対向面にお
いて互いに逆方向になっている。
【0036】そのため、上部スラスト36(すなわち、
ロータ30)が図4の矢印方向に回転するに伴い、第1
スパイラル溝74では、つば部26aの外周端において
最も高い圧力が発生する。また、これと同時に、第2ス
パイラル溝76では、上部スラスト36の外周端におい
て最も高い圧力が発生する。すなわち、図3に示す例に
おいては、つば部26a(又は、上部スラスト36)の
外周端において、対向する2つの動圧発生溝(第1スパ
イラル溝74及び第2スパイラル溝76)により発生す
る圧力が重畳するようになっている。
ロータ30)が図4の矢印方向に回転するに伴い、第1
スパイラル溝74では、つば部26aの外周端において
最も高い圧力が発生する。また、これと同時に、第2ス
パイラル溝76では、上部スラスト36の外周端におい
て最も高い圧力が発生する。すなわち、図3に示す例に
おいては、つば部26a(又は、上部スラスト36)の
外周端において、対向する2つの動圧発生溝(第1スパ
イラル溝74及び第2スパイラル溝76)により発生す
る圧力が重畳するようになっている。
【0037】つば部26aの下面(第1摺動面)に形成
される第1動圧発生溝(C)58、及び、スリーブ34
の上端面(第2摺動面)に形成される第2動圧発生溝
(C)60については、図示はしないが、上述した第1
動圧発生溝(B)54、74及び第2動圧発生溝(B)
56、76と同様の構成を備えた溝を用いることができ
る。すなわち、第1動圧発生溝(C)58及び第2動圧
発生溝(C)60は、互いに逆方向に形成されたヘリン
グボーン溝であっても良く、あるいは、互いに逆方向に
形成されたスパイラル溝であっても良い。
される第1動圧発生溝(C)58、及び、スリーブ34
の上端面(第2摺動面)に形成される第2動圧発生溝
(C)60については、図示はしないが、上述した第1
動圧発生溝(B)54、74及び第2動圧発生溝(B)
56、76と同様の構成を備えた溝を用いることができ
る。すなわち、第1動圧発生溝(C)58及び第2動圧
発生溝(C)60は、互いに逆方向に形成されたヘリン
グボーン溝であっても良く、あるいは、互いに逆方向に
形成されたスパイラル溝であっても良い。
【0038】なお、図1に示すスピンドルモータ10に
おいて、軸26と、スリーブ34及び上部スラスト36
との間のすきまには、流体を介在させるが、この流体
は、潤滑油や磁性流体などの液体であっても良く、ある
いは、空気などの気体であっても良い。但し、流体とし
て液体を用いる場合には、軸受すきまからの液体の漏洩
を防ぐシール手段を設けるのが好ましい。また、液体に
よる系内の汚染を防ぐためには、流体として、気体を用
いるのが好ましい。
おいて、軸26と、スリーブ34及び上部スラスト36
との間のすきまには、流体を介在させるが、この流体
は、潤滑油や磁性流体などの液体であっても良く、ある
いは、空気などの気体であっても良い。但し、流体とし
て液体を用いる場合には、軸受すきまからの液体の漏洩
を防ぐシール手段を設けるのが好ましい。また、液体に
よる系内の汚染を防ぐためには、流体として、気体を用
いるのが好ましい。
【0039】次に、本実施の形態に係るスピンドルモー
タ10の作用について説明する。各ステータコア28に
供給される電流の極性を適当な間隔で反転させると、ス
テータ20に固定されたステータコア28と、ロータ3
0に固定されたリング状磁石42との間で吸引・反発を
繰り返し、ロータ30が軸26を中心として回転を始め
る。
タ10の作用について説明する。各ステータコア28に
供給される電流の極性を適当な間隔で反転させると、ス
テータ20に固定されたステータコア28と、ロータ3
0に固定されたリング状磁石42との間で吸引・反発を
繰り返し、ロータ30が軸26を中心として回転を始め
る。
【0040】ロータ30が軸26を中心として回転する
と、軸26の外周面とスリーブ34の内周面で形成され
るラジアル軸受すきまに流体が流れ込む。ラジアル軸受
すきまに流体が流れ込むと、軸26の外周面とスリーブ
34の内周面との相対的な移動によって、流体が第1動
圧発生溝(A)50及び第2動圧発生溝(A)52に押
し込められる。そのため、ラジアル軸受すきまに圧力が
発生し、軸26の外周面がスリーブ34の内周面から浮
上する。
と、軸26の外周面とスリーブ34の内周面で形成され
るラジアル軸受すきまに流体が流れ込む。ラジアル軸受
すきまに流体が流れ込むと、軸26の外周面とスリーブ
34の内周面との相対的な移動によって、流体が第1動
圧発生溝(A)50及び第2動圧発生溝(A)52に押
し込められる。そのため、ラジアル軸受すきまに圧力が
発生し、軸26の外周面がスリーブ34の内周面から浮
上する。
【0041】また、ラジアル軸受すきまに流れ込んだ流
体の一部は、つば部26aの下面とスリーブ34の上端
面で形成されるスラスト軸受すきまに流れ込む。このス
ラスト軸受すきまに流体が流れ込むと、つば部26aの
下面とスリーブ34の上面との相対的な移動によって、
流体が第1動圧発生溝(C)58及び第2動圧発生溝
(C)60に押し込められる。そのため、スラスト軸受
すきまに圧力が発生し、つば部26aの下面がスリーブ
34の上面から浮上する。
体の一部は、つば部26aの下面とスリーブ34の上端
面で形成されるスラスト軸受すきまに流れ込む。このス
ラスト軸受すきまに流体が流れ込むと、つば部26aの
下面とスリーブ34の上面との相対的な移動によって、
流体が第1動圧発生溝(C)58及び第2動圧発生溝
(C)60に押し込められる。そのため、スラスト軸受
すきまに圧力が発生し、つば部26aの下面がスリーブ
34の上面から浮上する。
【0042】同様に、流体の他の一部は、つば部26a
の上面と上部スラスト36の下面で形成されるスラスト
軸受すきまに流れ込む。このスラスト軸受すきまに流体
が流れ込むと、つば部26aの上面と上部スラスト36
の下面との相対的な移動によって、流体が第1動圧発生
溝(B)54及び第2動圧発生溝(B)56に押し込め
られる。そのため、スラスト軸受すきまに圧力が発生
し、つば部26aの上面が上部スラスト36の下面から
浮上する。
の上面と上部スラスト36の下面で形成されるスラスト
軸受すきまに流れ込む。このスラスト軸受すきまに流体
が流れ込むと、つば部26aの上面と上部スラスト36
の下面との相対的な移動によって、流体が第1動圧発生
溝(B)54及び第2動圧発生溝(B)56に押し込め
られる。そのため、スラスト軸受すきまに圧力が発生
し、つば部26aの上面が上部スラスト36の下面から
浮上する。
【0043】本実施の形態に係るスピンドルモータ10
は、軸26の外周面及びつば部26aの上下面が、それ
ぞれ、ラジアル軸受及びスラスト軸受として機能するの
で、ラジアル方向及びスラスト方向の双方で荷重を支え
ることができる。
は、軸26の外周面及びつば部26aの上下面が、それ
ぞれ、ラジアル軸受及びスラスト軸受として機能するの
で、ラジアル方向及びスラスト方向の双方で荷重を支え
ることができる。
【0044】また、軸26側の第1摺動面と、軸受部材
(スリーブ34及び上部スラスト36)側の第2摺動面
の双方に、それぞれ、第1動圧発生溝(A、B、C)5
0、54、58及び第2動圧発生溝(A、B、C)5
2、56、60が形成されているので、第1摺動面又は
第2摺動面のいずれか一方に動圧発生溝を形成した場合
に比して、軸受すきまに高い圧力を発生させることがで
きる。
(スリーブ34及び上部スラスト36)側の第2摺動面
の双方に、それぞれ、第1動圧発生溝(A、B、C)5
0、54、58及び第2動圧発生溝(A、B、C)5
2、56、60が形成されているので、第1摺動面又は
第2摺動面のいずれか一方に動圧発生溝を形成した場合
に比して、軸受すきまに高い圧力を発生させることがで
きる。
【0045】さらに、第1動圧発生溝(A、B、C)5
0、54、58、及び、第2動圧発生溝(A、B、C)
52、56、60として、互いに重複する領域に高圧を
発生させるものを用いた場合には、第1動圧発生溝
(A、B、C)50、54、58、及び第2動圧発生溝
(A、B、C)52、56、60で発生した圧力が重畳
され、軸受すきまにさらに高い圧力が発生する。
0、54、58、及び、第2動圧発生溝(A、B、C)
52、56、60として、互いに重複する領域に高圧を
発生させるものを用いた場合には、第1動圧発生溝
(A、B、C)50、54、58、及び第2動圧発生溝
(A、B、C)52、56、60で発生した圧力が重畳
され、軸受すきまにさらに高い圧力が発生する。
【0046】そのため、小型で、軸受剛性が高く、高速
回転及び高精度回転が可能なスピンドルモータ10が得
られる。また、このようなスピンドルモータ10を、例
えば、ハードディスクドライブに応用すれば、ハードデ
ィスクの小型化、高速回転化、高容量化、並びに、耐振
動性及び耐衝撃性の向上が可能となる。
回転及び高精度回転が可能なスピンドルモータ10が得
られる。また、このようなスピンドルモータ10を、例
えば、ハードディスクドライブに応用すれば、ハードデ
ィスクの小型化、高速回転化、高容量化、並びに、耐振
動性及び耐衝撃性の向上が可能となる。
【0047】また、軸26の上端につば部26aを設
け、スリーブ34の上面と上部スラスト36の下面でつ
ば部26aの上下面を狭持する構造とすると、スラスト
プレートの1枚化が可能となり、省スペース化を図るこ
とができる。そのため、動圧流体軸受装置及びこれを用
いたスピンドルモータの小型化が可能となる。また、ス
ペース上の問題が解消されるので、設計変更が容易化さ
れる。
け、スリーブ34の上面と上部スラスト36の下面でつ
ば部26aの上下面を狭持する構造とすると、スラスト
プレートの1枚化が可能となり、省スペース化を図るこ
とができる。そのため、動圧流体軸受装置及びこれを用
いたスピンドルモータの小型化が可能となる。また、ス
ペース上の問題が解消されるので、設計変更が容易化さ
れる。
【0048】また、スラストプレートの1枚化が可能と
なることによって、動圧流体軸受装置及びこれを用いた
スピンドルモータの構造が簡素化される。そのため、部
品単体の形状が簡素化され、部品加工精度及び組立精度
が向上する。さらに、部品点数を減らすことができ、コ
ストパフォーマンスが飛躍的に向上する。
なることによって、動圧流体軸受装置及びこれを用いた
スピンドルモータの構造が簡素化される。そのため、部
品単体の形状が簡素化され、部品加工精度及び組立精度
が向上する。さらに、部品点数を減らすことができ、コ
ストパフォーマンスが飛躍的に向上する。
【0049】
【実施例】(実施例1)軸側の第1摺動面及び軸受部材
側の第2摺動面の双方に動圧発生溝を設けたラジアル動
圧気体軸受装置について、軸受すきまに発生する動圧の
大きさを数値解析により求めた。なお、動圧発生溝は、
いずれも、ヘリングボーン溝とした。また、各ヘリング
ボーン溝は、会合点が同一水平面上にあり、かつ、会合
点の向きが、回転方向に対する対向面において互いに逆
方向となるように形成した。
側の第2摺動面の双方に動圧発生溝を設けたラジアル動
圧気体軸受装置について、軸受すきまに発生する動圧の
大きさを数値解析により求めた。なお、動圧発生溝は、
いずれも、ヘリングボーン溝とした。また、各ヘリング
ボーン溝は、会合点が同一水平面上にあり、かつ、会合
点の向きが、回転方向に対する対向面において互いに逆
方向となるように形成した。
【0050】(比較例1)軸側の第1摺動面にのみ動圧
発生溝を設けたラジアル動圧気体軸受装置について、軸
受すきまに発生する動圧の大きさを数値解析により求め
た。なお、動圧発生溝は、ヘリングボーン溝とし、溝形
状は、実施例1と同一とした。
発生溝を設けたラジアル動圧気体軸受装置について、軸
受すきまに発生する動圧の大きさを数値解析により求め
た。なお、動圧発生溝は、ヘリングボーン溝とし、溝形
状は、実施例1と同一とした。
【0051】表1に、実施例1及び比較例1で得られた
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例1の場合、発生動圧は、2.2Nであった。これに対
し、第1摺動面及び第2摺動面の双方に動圧発生溝を設
けた実施例1の場合、発生動圧は、3.8Nであり、比
較例1の約1.73倍に向上した。
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例1の場合、発生動圧は、2.2Nであった。これに対
し、第1摺動面及び第2摺動面の双方に動圧発生溝を設
けた実施例1の場合、発生動圧は、3.8Nであり、比
較例1の約1.73倍に向上した。
【0052】
【表1】
【0053】(実施例2)軸側の第1摺動面及び軸受部
材側の第2摺動面の双方に動圧発生溝を設けたスラスト
動圧気体軸受装置について、軸受すきまに発生する動圧
の大きさを数値解析により求めた。なお、動圧発生溝
は、いずれも、ヘリングボーン溝とした。また、各ヘリ
ングボーン溝は、会合点が同一円周上にあり、かつ、会
合点の向きが、回転方向に対する対向面において互いに
逆方向となるように形成した。
材側の第2摺動面の双方に動圧発生溝を設けたスラスト
動圧気体軸受装置について、軸受すきまに発生する動圧
の大きさを数値解析により求めた。なお、動圧発生溝
は、いずれも、ヘリングボーン溝とした。また、各ヘリ
ングボーン溝は、会合点が同一円周上にあり、かつ、会
合点の向きが、回転方向に対する対向面において互いに
逆方向となるように形成した。
【0054】(比較例2)軸側の第1摺動面にのみ動圧
発生溝を設けたスラスト動圧気体軸受装置について、軸
受すきまに発生する動圧の大きさを数値解析により求め
た。なお、動圧発生溝は、ヘリングボーン溝とし、溝形
状は、実施例2と同一とした。
発生溝を設けたスラスト動圧気体軸受装置について、軸
受すきまに発生する動圧の大きさを数値解析により求め
た。なお、動圧発生溝は、ヘリングボーン溝とし、溝形
状は、実施例2と同一とした。
【0055】表2に、実施例2及び比較例2で得られた
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例2の場合、発生動圧は、15Nであった。これに対
し、第1摺動面及び第2摺動面の双方に動圧発生溝を設
けた実施例2の場合、発生動圧は、25Nであり、比較
例2の約1.67倍に向上した。
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例2の場合、発生動圧は、15Nであった。これに対
し、第1摺動面及び第2摺動面の双方に動圧発生溝を設
けた実施例2の場合、発生動圧は、25Nであり、比較
例2の約1.67倍に向上した。
【0056】
【表2】
【0057】(実施例3)図1に示す構造を備えたスピ
ンドルモータ10を作製し、非同期振れ(NRRO)及
び同期振れ(RRO)を計測した。なお、軸26の外周
面及びスリーブ34の内周面には、図2に示すように、
軸方向に沿って2列に並んだヘリングボーン溝を形成し
た。また、つば部26aの上下面、並びに、スリーブ3
4の上端面及び上部スラスト36の下面には、図3に示
すように、円周上に一列に並んだヘリングボーン溝を形
成した。さらに、対向する各ヘリングボーン溝は、会合
点が同一平面上又は同一円周上にあり、かつ、会合点の
向きが、回転方向に対する対向面において互いに逆方向
になるように形成した。
ンドルモータ10を作製し、非同期振れ(NRRO)及
び同期振れ(RRO)を計測した。なお、軸26の外周
面及びスリーブ34の内周面には、図2に示すように、
軸方向に沿って2列に並んだヘリングボーン溝を形成し
た。また、つば部26aの上下面、並びに、スリーブ3
4の上端面及び上部スラスト36の下面には、図3に示
すように、円周上に一列に並んだヘリングボーン溝を形
成した。さらに、対向する各ヘリングボーン溝は、会合
点が同一平面上又は同一円周上にあり、かつ、会合点の
向きが、回転方向に対する対向面において互いに逆方向
になるように形成した。
【0058】(比較例3)軸側の第1摺動面にのみ動圧
発生溝を形成した以外は、実施例3と同一の構成を有す
るスピンドルモータを作製し、非同期振れ(NRRO)
及び同期振れ(RRO)を計測した。
発生溝を形成した以外は、実施例3と同一の構成を有す
るスピンドルモータを作製し、非同期振れ(NRRO)
及び同期振れ(RRO)を計測した。
【0059】表3に、実施例3及び比較例3で得られた
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例3の場合、非同期振れ(NRRO)は、0.04μm
であった。これに対し、第1摺動面及び第2摺動面の双
方に動圧発生溝を設けた実施例3の場合、非同期振れ
(NRRO)は、0.035μmであり、比較例3に対
して12.5%減少した。なお、同期振れ(RRO)に
ついては、実施例3の方が若干大きくなっているが、同
期振れ(RRO)は、機械加工精度に起因するものであ
り、この程度の増加は、問題とならない。
結果を示す。第1摺動面にのみ動圧発生溝を設けた比較
例3の場合、非同期振れ(NRRO)は、0.04μm
であった。これに対し、第1摺動面及び第2摺動面の双
方に動圧発生溝を設けた実施例3の場合、非同期振れ
(NRRO)は、0.035μmであり、比較例3に対
して12.5%減少した。なお、同期振れ(RRO)に
ついては、実施例3の方が若干大きくなっているが、同
期振れ(RRO)は、機械加工精度に起因するものであ
り、この程度の増加は、問題とならない。
【0060】
【表3】
【0061】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。
【0062】例えば、上記実施の形態において、軸26
の外周面及びスリーブ34の内周面に形成されるヘリン
グボーン溝は、直線状の溝がV字型に会合しているもの
であるが、円弧状の溝がV字型に会合しているものであ
っても良い。
の外周面及びスリーブ34の内周面に形成されるヘリン
グボーン溝は、直線状の溝がV字型に会合しているもの
であるが、円弧状の溝がV字型に会合しているものであ
っても良い。
【0063】また、軸受すきまに高い動圧を発生させる
ためには、第1動圧発生溝により高圧が発生する領域
と、第2動圧発生溝により高圧が発生する領域とが重複
していることが望ましいが、第1動圧発生溝により発生
する動圧と第2動圧発生溝により発生する動圧が相殺さ
れない限り、異なる領域に動圧を発生させるようにして
も良い。高圧が発生する領域が重複していない場合であ
っても、第1摺動面又は第2摺動面のいずれか一方にの
み動圧発生溝を形成した場合に比して、高い動圧を得る
ことができる。
ためには、第1動圧発生溝により高圧が発生する領域
と、第2動圧発生溝により高圧が発生する領域とが重複
していることが望ましいが、第1動圧発生溝により発生
する動圧と第2動圧発生溝により発生する動圧が相殺さ
れない限り、異なる領域に動圧を発生させるようにして
も良い。高圧が発生する領域が重複していない場合であ
っても、第1摺動面又は第2摺動面のいずれか一方にの
み動圧発生溝を形成した場合に比して、高い動圧を得る
ことができる。
【0064】また、つば部26aの上面及び下面、並び
に、これに対向する面に動圧発生溝を形成する場合、つ
ば部26aの上面側と下面側で溝形状が同一であっても
良く、あるいは、異なっていても良い。すなわち、つば
部26aの上面側及び下面側の双方に一対のヘリングボ
ーン溝又はスパイラル溝を形成しても良く、あるいは、
つば部26aの上面又は下面のいずれか一方及びこれに
対向する第2摺動面に一対のヘリングボーン溝を形成
し、他方に一対のスパイラル溝を形成しても良い。さら
に、スパイラル溝は、図4に示すように、流体を外周部
へ押し出す方式以外にも、内周部に押し込む方式に変更
することも可能である。
に、これに対向する面に動圧発生溝を形成する場合、つ
ば部26aの上面側と下面側で溝形状が同一であっても
良く、あるいは、異なっていても良い。すなわち、つば
部26aの上面側及び下面側の双方に一対のヘリングボ
ーン溝又はスパイラル溝を形成しても良く、あるいは、
つば部26aの上面又は下面のいずれか一方及びこれに
対向する第2摺動面に一対のヘリングボーン溝を形成
し、他方に一対のスパイラル溝を形成しても良い。さら
に、スパイラル溝は、図4に示すように、流体を外周部
へ押し出す方式以外にも、内周部に押し込む方式に変更
することも可能である。
【0065】また、上記実施の形態において、軸26の
外周面には、第1動圧発生溝として、軸方向に2列に並
んだ2つのヘリングボーン溝50a、50bが用いられ
ているが、第1動圧発生溝50は、1列のヘリングボー
ン溝もしくは軸方向に3列以上に並んだヘリングボーン
溝であっても良く、あるいは、他の構造を有する動圧発
生溝であっても良い。同様に、つば部26aの上下面に
ヘリングボーン溝を形成する場合、同心円上に2列以上
に並んだヘリングボーン溝としても良い。
外周面には、第1動圧発生溝として、軸方向に2列に並
んだ2つのヘリングボーン溝50a、50bが用いられ
ているが、第1動圧発生溝50は、1列のヘリングボー
ン溝もしくは軸方向に3列以上に並んだヘリングボーン
溝であっても良く、あるいは、他の構造を有する動圧発
生溝であっても良い。同様に、つば部26aの上下面に
ヘリングボーン溝を形成する場合、同心円上に2列以上
に並んだヘリングボーン溝としても良い。
【0066】さらに、本発明に係るスピンドルモータ及
びこれに用いられる動圧流体軸受装置は、磁気記録装置
に用いられるスピンドルモータ及びこれに用いられる軸
受装置として特に好適であるが、本発明の用途は、これ
に限定されるものではなく、精密旋盤などの精密工作機
械や、回転テーブルなどの高精度測定器に用いられるス
ピンドルモータ、及び、その他の回転機器に用いられる
軸受装置としても使用することができる。
びこれに用いられる動圧流体軸受装置は、磁気記録装置
に用いられるスピンドルモータ及びこれに用いられる軸
受装置として特に好適であるが、本発明の用途は、これ
に限定されるものではなく、精密旋盤などの精密工作機
械や、回転テーブルなどの高精度測定器に用いられるス
ピンドルモータ、及び、その他の回転機器に用いられる
軸受装置としても使用することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る動圧流体軸受装置は、軸側
の第1摺動面及び軸受部材側の第2摺動面に、それぞ
れ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が形成されてい
るので、第1摺動面及び第2摺動面のいずれか一方にの
み動圧発生溝を形成した場合に比して、軸受すきまに発
生する圧力が増大するという効果がある。
の第1摺動面及び軸受部材側の第2摺動面に、それぞ
れ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が形成されてい
るので、第1摺動面及び第2摺動面のいずれか一方にの
み動圧発生溝を形成した場合に比して、軸受すきまに発
生する圧力が増大するという効果がある。
【0068】特に、第1動圧発生溝及びこれに対向する
第2動圧発生溝として、互いに重複する領域に高圧を発
生させるものを用いると、第1動圧発生溝により発生す
る圧力と第2動圧発生溝により発生する圧力とが重畳さ
れ、軸受すきまにさらに高い動圧が発生するという効果
がある。
第2動圧発生溝として、互いに重複する領域に高圧を発
生させるものを用いると、第1動圧発生溝により発生す
る圧力と第2動圧発生溝により発生する圧力とが重畳さ
れ、軸受すきまにさらに高い動圧が発生するという効果
がある。
【0069】また、本発明に係るスピンドルモータは、
軸側の第1摺動面及び軸受部材側の第2摺動面に、それ
ぞれ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が形成された
動圧流体軸受装置が用いられているので、スピンドルモ
ータの小型化、高速回転化及び高精度回転化を図ること
ができるという効果がある。
軸側の第1摺動面及び軸受部材側の第2摺動面に、それ
ぞれ、第1動圧発生溝及び第2動圧発生溝が形成された
動圧流体軸受装置が用いられているので、スピンドルモ
ータの小型化、高速回転化及び高精度回転化を図ること
ができるという効果がある。
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るスピンドル
モータの断面図である。
モータの断面図である。
【図2】 軸の外周面及びスリーブの内周面に形成され
る動圧発生溝の一例を示す正面図である。
る動圧発生溝の一例を示す正面図である。
【図3】 つば部の上面及び上部スラストの下面に形成
される動圧発生溝の一例を示す斜視図である。
される動圧発生溝の一例を示す斜視図である。
【図4】 つば部の上面及び上部スラストの下面に形成
される動圧発生溝の他の一例を示す平面図である。
される動圧発生溝の他の一例を示す平面図である。
10 スピンドルモータ 26 軸 26a つば部 34 スリーブ(軸受部材) 36 上部スラスト(軸受部材) 50 第1動圧発生溝(A) 50a、50b 第1ヘリングボーン溝 52 第2動圧発生溝(A) 52a、52b 第2ヘリングボーン溝 54 第1動圧発生溝(B)(第3へリング
ボーン溝) 56 第2動圧発生溝(B)(第4ヘリング
ボーン溝) 58 第1動圧発生溝(C) 60 第2動圧発生溝(C) 74 第1動圧発生溝(B)(第1スパイラ
ル溝) 76 第2動圧発生溝(B)(第2スパイラ
ル溝)
ボーン溝) 56 第2動圧発生溝(B)(第4ヘリング
ボーン溝) 58 第1動圧発生溝(C) 60 第2動圧発生溝(C) 74 第1動圧発生溝(B)(第1スパイラ
ル溝) 76 第2動圧発生溝(B)(第2スパイラ
ル溝)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA20 BA04 CA03 JA02 JA03 KA02 KA03 LA05 5H607 AA04 BB09 BB14 BB17 CC01 GG03 GG12 GG14
Claims (9)
- 【請求項1】 第1摺動面を備えた軸と、 前記第1摺動面に沿って摺動する第2摺動面を備えた軸
受部材と、 前記第1摺動面に形成された第1動圧発生溝と、 前記第2摺動面に形成された第2動圧発生溝とを備えた
動圧流体軸受装置。 - 【請求項2】 前記第1動圧発生溝及び前記第2動圧発
生溝は、互いに重複する領域に高圧を発生させるもので
ある請求項1に記載の動圧流体軸受装置。 - 【請求項3】 前記第1摺動面は、前記軸の外周面であ
る請求項1又は2に記載の動圧流体軸受装置。 - 【請求項4】 前記第1動圧発生溝は、第1ヘリングボ
ーン溝であり、前記第2動圧発生溝は、前記第1ヘリン
グボーン溝とは回転方向に対する対向面において逆方向
に形成された第2ヘリングボーン溝である請求項3に記
載の動圧流体軸受装置。 - 【請求項5】 前記軸は、つば部を備え、 前記第1摺動面は、前記つば部の上面及び/又は下面で
ある請求項1から4までのいずれかに記載の動圧軸受装
置。 - 【請求項6】 前記第1動圧発生溝は、第3ヘリングボ
ーン溝であり、 前記第2動圧発生溝は、前記第3ヘリングボーン溝とは
回転方向に対する対向面において逆方向に形成された第
4ヘリングボーン溝である請求項5に記載の動圧流体軸
受装置。 - 【請求項7】 前記第1動圧発生溝は、第1スパイラル
溝であり、 前記第2動圧発生溝は、前記第1スパイラル溝とは回転
方向に対する対向面において逆方向に形成された第2ス
パイラル溝である請求項5に記載の動圧流体軸受装置。 - 【請求項8】 前記第1摺動面及び前記第2摺動面の間
隙に介在させる流体は、気体である請求項1から7まで
のいずれかに記載の動圧流体軸受装置。 - 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかに記載の
動圧流体軸受装置を備えたスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176896A JP2002372039A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 動圧流体軸受装置及びスピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176896A JP2002372039A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 動圧流体軸受装置及びスピンドルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002372039A true JP2002372039A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19017822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001176896A Pending JP2002372039A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 動圧流体軸受装置及びスピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002372039A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007094112A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Seiko Instruments Inc. | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| WO2007094113A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Seiko Instruments Inc. | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| US7736061B2 (en) * | 2004-06-11 | 2010-06-15 | Seiko Instruments Inc. | Fluid dynamic bearing motor, and recording-medium driving apparatus |
| JP2013224705A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Samsung Electro-Mechanics Japan Advanced Technology Co Ltd | 回転機器およびその生産方法 |
| JP2018048699A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット、歯車装置および歯車装置の製造方法 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176896A patent/JP2002372039A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7736061B2 (en) * | 2004-06-11 | 2010-06-15 | Seiko Instruments Inc. | Fluid dynamic bearing motor, and recording-medium driving apparatus |
| US8292506B2 (en) * | 2004-06-11 | 2012-10-23 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Fluid dynamic bearing, motor, and recording-medium driving apparatus |
| US8777488B2 (en) | 2004-06-11 | 2014-07-15 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Fluid dynamic bearing motor, and recording medium driving apparatus |
| WO2007094112A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Seiko Instruments Inc. | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| WO2007094113A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Seiko Instruments Inc. | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| JPWO2007094112A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2009-07-02 | セイコーインスツル株式会社 | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| JPWO2007094113A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2009-07-02 | セイコーインスツル株式会社 | スピンドルモータ及び情報記録再生装置 |
| JP2013224705A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Samsung Electro-Mechanics Japan Advanced Technology Co Ltd | 回転機器およびその生産方法 |
| JP2018048699A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット、歯車装置および歯車装置の製造方法 |
| CN107856017A (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-30 | 精工爱普生株式会社 | 机器人、齿轮装置以及齿轮装置的制造方法 |
| CN107856017B (zh) * | 2016-09-21 | 2022-06-07 | 精工爱普生株式会社 | 机器人、齿轮装置以及齿轮装置的制造方法 |
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