JP2002370013A - フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 - Google Patents
フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法Info
- Publication number
- JP2002370013A JP2002370013A JP2001181496A JP2001181496A JP2002370013A JP 2002370013 A JP2002370013 A JP 2002370013A JP 2001181496 A JP2001181496 A JP 2001181496A JP 2001181496 A JP2001181496 A JP 2001181496A JP 2002370013 A JP2002370013 A JP 2002370013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decomposition
- alkaline earth
- earth metal
- sulfur fluoride
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/30—Capture or disposal of greenhouse gases of perfluorocarbons [PFC], hydrofluorocarbons [HFC] or sulfur hexafluoride [SF6]
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体製造工程等から排出される排ガスに含
まれるSF6等のフッ化硫黄を、短時間で分解処理剤が
失活することなく、また硫黄酸化物、フッ化水素等の腐
食性ガスを排出させることなく、1000℃以下の比較
的低い温度で99.9%以上の分解率で分解可能な分解
処理剤及び分解処理方法を提供する。 【解決手段】 酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属
の酸化物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化
物となるアルカリ土類金属化合物を、有効成分として含
む分解処理剤とする。また、加熱下で、酸化アルミニウ
ム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む
分解処理剤と接触させてフッ化硫黄を分解する。あるい
は、加熱下で、酸化アルミニウムを有効成分として含む
処理剤及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として
含む処理剤と交互に接触させてフッ化硫黄を分解する。
まれるSF6等のフッ化硫黄を、短時間で分解処理剤が
失活することなく、また硫黄酸化物、フッ化水素等の腐
食性ガスを排出させることなく、1000℃以下の比較
的低い温度で99.9%以上の分解率で分解可能な分解
処理剤及び分解処理方法を提供する。 【解決手段】 酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属
の酸化物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化
物となるアルカリ土類金属化合物を、有効成分として含
む分解処理剤とする。また、加熱下で、酸化アルミニウ
ム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む
分解処理剤と接触させてフッ化硫黄を分解する。あるい
は、加熱下で、酸化アルミニウムを有効成分として含む
処理剤及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として
含む処理剤と交互に接触させてフッ化硫黄を分解する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフッ化硫黄の分解処
理剤及び分解処理方法に関する。さらに詳細には半導体
製造工程等から排出される排ガスに含まれる六フッ化硫
黄等のフッ化硫黄を、1000℃以下の比較的低い温度
で長時間効率よく分解処理することが可能な分解処理剤
及び分解処理方法に関する。
理剤及び分解処理方法に関する。さらに詳細には半導体
製造工程等から排出される排ガスに含まれる六フッ化硫
黄等のフッ化硫黄を、1000℃以下の比較的低い温度
で長時間効率よく分解処理することが可能な分解処理剤
及び分解処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工業においては、ドライエッ
チング装置のエッチングガスやCVD装置のチャンバー
クリーニングガス等として、六フッ化硫黄が使用されて
いる。六フッ化硫黄は非常に安定な化合物であり地球温
暖化に対する影響が大きいため、大気に放出した場合の
環境への悪影響が懸念されている。従って、半導体製造
工程から排出される排ガスに含まれる六フッ化硫黄は、
回収するかあるいは分解して大気に放出することが好ま
しい。
チング装置のエッチングガスやCVD装置のチャンバー
クリーニングガス等として、六フッ化硫黄が使用されて
いる。六フッ化硫黄は非常に安定な化合物であり地球温
暖化に対する影響が大きいため、大気に放出した場合の
環境への悪影響が懸念されている。従って、半導体製造
工程から排出される排ガスに含まれる六フッ化硫黄は、
回収するかあるいは分解して大気に放出することが好ま
しい。
【0003】従来から使用されている六フッ化硫黄(S
F6)を、エッチングガスやチャンバークリーニングガ
ス等として用いた後の排ガスには、通常は、窒素、アル
ゴン、ヘリウム等のキャリアガス、前記六フッ化硫黄の
他に、六フッ化硫黄が分解して生成する四フッ化硫黄
(SF4)、HF、F2、SiF4等の酸性ガスが含ま
れることが多い。また、排ガスに含まれる六フッ化硫黄
の濃度は、通常10〜50000ppm程度である。こ
のように排ガスに含まれる六フッ化硫黄の濃度が比較的
低いため、これらの処理には、ランニングコストがより
安い分解が多く試みられてきた。
F6)を、エッチングガスやチャンバークリーニングガ
ス等として用いた後の排ガスには、通常は、窒素、アル
ゴン、ヘリウム等のキャリアガス、前記六フッ化硫黄の
他に、六フッ化硫黄が分解して生成する四フッ化硫黄
(SF4)、HF、F2、SiF4等の酸性ガスが含ま
れることが多い。また、排ガスに含まれる六フッ化硫黄
の濃度は、通常10〜50000ppm程度である。こ
のように排ガスに含まれる六フッ化硫黄の濃度が比較的
低いため、これらの処理には、ランニングコストがより
安い分解が多く試みられてきた。
【0004】従来から六フッ化硫黄等のフッ化硫黄を分
解処理する方法としては、例えばフッ化硫黄を含む排ガ
スを、水素、メタン、プロパン等を用いた焼却炉の火炎
中に導入して燃焼させる方法、あるいはフッ化硫黄を含
む排ガスに、空気または酸素、あるいは空気または酸素
とともに水分を含む混合ガスを添加して加熱酸化する方
法によりフッ化硫黄の分解が行なわれていた。また、フ
ッ化硫黄等のフッ素化合物を、アルミナ存在下で、分子
状酸素と接触させる方法(特開平10−286434号
公報)、アルミナに6A族、8族、3B族の金属及び硫
酸、燐酸、ほう酸等の無機酸を担持させた分解処理触媒
と接触させる方法(特開平11−165071号公
報)、酸素及び水共存下において、300〜1000℃
に加熱された、アルミナ系触媒と含シリカ混合材とを混
合して成る触媒層を通過させる方法(特開2000−1
5060号公報)等が開発されている。
解処理する方法としては、例えばフッ化硫黄を含む排ガ
スを、水素、メタン、プロパン等を用いた焼却炉の火炎
中に導入して燃焼させる方法、あるいはフッ化硫黄を含
む排ガスに、空気または酸素、あるいは空気または酸素
とともに水分を含む混合ガスを添加して加熱酸化する方
法によりフッ化硫黄の分解が行なわれていた。また、フ
ッ化硫黄等のフッ素化合物を、アルミナ存在下で、分子
状酸素と接触させる方法(特開平10−286434号
公報)、アルミナに6A族、8族、3B族の金属及び硫
酸、燐酸、ほう酸等の無機酸を担持させた分解処理触媒
と接触させる方法(特開平11−165071号公
報)、酸素及び水共存下において、300〜1000℃
に加熱された、アルミナ系触媒と含シリカ混合材とを混
合して成る触媒層を通過させる方法(特開2000−1
5060号公報)等が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼法
による分解処理方法は、フッ化硫黄を分解処理していな
い待機時にも燃焼状態を維持しなければならないためエ
ネルギーコストが高い、生成する硫黄酸化物の処理が必
要である、二酸化炭素を大量に放出するという不都合が
あった。空気または酸素を添加して加熱酸化する分解処
理方法は、1000℃以上の加熱が必要であり、また燃
焼法と同様に生成する硫黄酸化物の処理が必要であっ
た。
による分解処理方法は、フッ化硫黄を分解処理していな
い待機時にも燃焼状態を維持しなければならないためエ
ネルギーコストが高い、生成する硫黄酸化物の処理が必
要である、二酸化炭素を大量に放出するという不都合が
あった。空気または酸素を添加して加熱酸化する分解処
理方法は、1000℃以上の加熱が必要であり、また燃
焼法と同様に生成する硫黄酸化物の処理が必要であっ
た。
【0006】アルミナを分解触媒として用いたフッ化硫
黄等のフッ素化合物の分解処理方法は、比較的低い温度
でフッ素化合物を分解できるという長所がある。しか
し、この分解処理方法においては、フッ素化合物との反
応によりアルミナの表面にフッ化アルミニウムが生成
し、短時間で分解触媒が失活するという不都合があっ
た。また、アルミナに金属、無機酸、あるいはシリカを
添加した分解処理触媒は、分解触媒の活性を比較的長時
間維持させることを目的に開発されたものであるが、分
解対象のフッ素化合物がフッ化硫黄の場合は、硫黄酸化
物を排出するという不都合があった。
黄等のフッ素化合物の分解処理方法は、比較的低い温度
でフッ素化合物を分解できるという長所がある。しか
し、この分解処理方法においては、フッ素化合物との反
応によりアルミナの表面にフッ化アルミニウムが生成
し、短時間で分解触媒が失活するという不都合があっ
た。また、アルミナに金属、無機酸、あるいはシリカを
添加した分解処理触媒は、分解触媒の活性を比較的長時
間維持させることを目的に開発されたものであるが、分
解対象のフッ素化合物がフッ化硫黄の場合は、硫黄酸化
物を排出するという不都合があった。
【0007】さらに、水の共存下でフッ化硫黄の分解処
理を行なった場合は、分解処理量を向上させることがで
きるが、分解処理後に硫黄酸化物及びフッ化水素を排出
するため、排ガスを大気に放出するに先立って湿式浄化
装置等によりこれを除去する必要があるほか、分解処理
装置から排出される排ガスは、高温かつ腐食性であるた
め熱交換器を使用することができないという不都合があ
った。従って、本発明が解決しようとする課題は、半導
体製造工程等から排出される排ガスに含まれるフッ化硫
黄を、短時間で分解処理剤が失活することなく、また硫
黄酸化物、フッ化水素等の腐食性ガスを排出させること
なく、1000℃以下の比較的低い温度で99.9%以
上の分解率で分解可能な分解処理剤及び分解処理方法を
提供することである。
理を行なった場合は、分解処理量を向上させることがで
きるが、分解処理後に硫黄酸化物及びフッ化水素を排出
するため、排ガスを大気に放出するに先立って湿式浄化
装置等によりこれを除去する必要があるほか、分解処理
装置から排出される排ガスは、高温かつ腐食性であるた
め熱交換器を使用することができないという不都合があ
った。従って、本発明が解決しようとする課題は、半導
体製造工程等から排出される排ガスに含まれるフッ化硫
黄を、短時間で分解処理剤が失活することなく、また硫
黄酸化物、フッ化水素等の腐食性ガスを排出させること
なく、1000℃以下の比較的低い温度で99.9%以
上の分解率で分解可能な分解処理剤及び分解処理方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意検討した結果、フッ化硫黄を、酸
化アルミニウム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成
分として含む分解処理剤と接触させることにより、ある
いは酸化アルミニウムを有効成分として含む処理剤及び
アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む処理剤
と交互に接触させることにより、硫黄酸化物、フッ化水
素等の腐食性ガスを排出させることなく、1000℃以
下の比較的低い温度で99.9%以上の分解率を維持し
て長時間連続で分解処理できることを見い出し本発明の
フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法に到達した。
課題を解決すべく鋭意検討した結果、フッ化硫黄を、酸
化アルミニウム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成
分として含む分解処理剤と接触させることにより、ある
いは酸化アルミニウムを有効成分として含む処理剤及び
アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む処理剤
と交互に接触させることにより、硫黄酸化物、フッ化水
素等の腐食性ガスを排出させることなく、1000℃以
下の比較的低い温度で99.9%以上の分解率を維持し
て長時間連続で分解処理できることを見い出し本発明の
フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法に到達した。
【0009】すなわち本発明は、酸化アルミニウム及び
アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含むことを
特徴とするフッ化硫黄の分解処理剤である。また、本発
明は、酸化アルミニウム及び加熱分解されてアルカリ土
類金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物を有効成
分として含むことを特徴とするフッ化硫黄の分解処理剤
でもある。
アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含むことを
特徴とするフッ化硫黄の分解処理剤である。また、本発
明は、酸化アルミニウム及び加熱分解されてアルカリ土
類金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物を有効成
分として含むことを特徴とするフッ化硫黄の分解処理剤
でもある。
【0010】また、本発明は、フッ化硫黄を含有するガ
スを、加熱下で、酸化アルミニウム及びアルカリ土類金
属の酸化物を有効成分として含む分解処理剤と接触させ
てフッ化硫黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の
分解処理方法である。また、本発明は、フッ化硫黄を含
有するガスを、酸素及び/または水蒸気の共存下、加熱
下で、酸化アルミニウム及びアルカリ土類金属の酸化物
を有効成分として含む分解処理剤と接触させてフッ化硫
黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の分解処理方
法である。
スを、加熱下で、酸化アルミニウム及びアルカリ土類金
属の酸化物を有効成分として含む分解処理剤と接触させ
てフッ化硫黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の
分解処理方法である。また、本発明は、フッ化硫黄を含
有するガスを、酸素及び/または水蒸気の共存下、加熱
下で、酸化アルミニウム及びアルカリ土類金属の酸化物
を有効成分として含む分解処理剤と接触させてフッ化硫
黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の分解処理方
法である。
【0011】また、本発明は、フッ化硫黄を含有するガ
スを、加熱下で、酸化アルミニウムを有効成分として含
む処理剤及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分とし
て含む処理剤と交互に接触させてフッ化硫黄を分解する
ことを特徴とするフッ化硫黄の分解処理方法でもある。
さらに、本発明は、フッ化硫黄を含有するガスを、酸素
及び/または水蒸気の共存下、加熱下で、酸化アルミニ
ウムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類金属
の酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触させ
てフッ化硫黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の
分解処理方法でもある。
スを、加熱下で、酸化アルミニウムを有効成分として含
む処理剤及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分とし
て含む処理剤と交互に接触させてフッ化硫黄を分解する
ことを特徴とするフッ化硫黄の分解処理方法でもある。
さらに、本発明は、フッ化硫黄を含有するガスを、酸素
及び/または水蒸気の共存下、加熱下で、酸化アルミニ
ウムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類金属
の酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触させ
てフッ化硫黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の
分解処理方法でもある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のフッ化硫黄の分解処理剤
及び分解処理方法は、窒素、アルゴン、ヘリウム等のガ
ス中に含まれるフッ化硫黄の分解処理に適用される。本
発明のフッ化硫黄の分解処理剤は、酸化アルミニウム及
び酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチ
ウム等のアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含
む分解処理剤である。また、本発明のフッ化硫黄の分解
処理剤は、酸化アルミニウム及び加熱分解されてアルカ
リ土類金属の酸化物となる水酸化カルシウム、炭酸カル
シウム、水酸化ストロンチウム、炭酸ストロンチウム等
のアルカリ土類金属化合物を有効成分として含む分解処
理剤でもある。
及び分解処理方法は、窒素、アルゴン、ヘリウム等のガ
ス中に含まれるフッ化硫黄の分解処理に適用される。本
発明のフッ化硫黄の分解処理剤は、酸化アルミニウム及
び酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチ
ウム等のアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含
む分解処理剤である。また、本発明のフッ化硫黄の分解
処理剤は、酸化アルミニウム及び加熱分解されてアルカ
リ土類金属の酸化物となる水酸化カルシウム、炭酸カル
シウム、水酸化ストロンチウム、炭酸ストロンチウム等
のアルカリ土類金属化合物を有効成分として含む分解処
理剤でもある。
【0013】本発明のフッ化硫黄の分解処理方法は、フ
ッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウ
ム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む
分解処理剤と接触させてフッ化硫黄を分解する分解処理
方法である。また、本発明のフッ化硫黄の分解処理方法
は、フッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アル
ミニウムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類
金属の酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触
させてフッ化硫黄を分解する分解処理方法でもある。
ッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウ
ム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む
分解処理剤と接触させてフッ化硫黄を分解する分解処理
方法である。また、本発明のフッ化硫黄の分解処理方法
は、フッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アル
ミニウムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類
金属の酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触
させてフッ化硫黄を分解する分解処理方法でもある。
【0014】本発明のフッ化硫黄の分解処理剤及び分解
処理方法において、分解処理の対象となるフッ化硫黄と
しては、例えば、一フッ化硫黄(S2F2)、二フッ化
硫黄(SF2)、四フッ化硫黄(SF4)、五フッ化硫
黄(SF5)、六フッ化硫黄(SF6)が挙げられる。
処理方法において、分解処理の対象となるフッ化硫黄と
しては、例えば、一フッ化硫黄(S2F2)、二フッ化
硫黄(SF2)、四フッ化硫黄(SF4)、五フッ化硫
黄(SF5)、六フッ化硫黄(SF6)が挙げられる。
【0015】以下、本発明のフッ化硫黄の分解処理剤に
ついて詳細に説明する。本発明の分解処理剤は、有効成
分として、酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属の酸
化物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物と
なるアルカリ土類金属化合物が用いられる。本発明に用
いられる酸化アルミニウムとしては、平均細孔直径が5
0〜200Åの細孔を有するものが好ましい。平均細孔
直径が50Å未満の細孔を有する酸化アルミニウムまた
は平均細孔直径が200Åを越える細孔を有する酸化ア
ルミニウムを用いた場合は、フッ化硫黄の処理量あるい
は分解率が低下する虞を生じる。また、比表面積は10
0m2/g以上の酸化アルミニウムが好ましい。酸化ア
ルミニウムの純度は99%以上であることが好ましく、
さらに99.9%以上であることがより好ましい。
ついて詳細に説明する。本発明の分解処理剤は、有効成
分として、酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属の酸
化物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物と
なるアルカリ土類金属化合物が用いられる。本発明に用
いられる酸化アルミニウムとしては、平均細孔直径が5
0〜200Åの細孔を有するものが好ましい。平均細孔
直径が50Å未満の細孔を有する酸化アルミニウムまた
は平均細孔直径が200Åを越える細孔を有する酸化ア
ルミニウムを用いた場合は、フッ化硫黄の処理量あるい
は分解率が低下する虞を生じる。また、比表面積は10
0m2/g以上の酸化アルミニウムが好ましい。酸化ア
ルミニウムの純度は99%以上であることが好ましく、
さらに99.9%以上であることがより好ましい。
【0016】本発明において、酸化アルミニウムと共に
分解処理剤の有効成分に用いられるアルカリ土類金属の
酸化物としては、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウムを
挙げることができるが、酸化ベリリウムは昇華開始温度
が800℃であり、酸化バリウムは有毒性が懸念される
ため、酸化マグネシウム、酸化カルシウムまたは酸化ス
トロンチウムを用いることが好ましい。
分解処理剤の有効成分に用いられるアルカリ土類金属の
酸化物としては、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウムを
挙げることができるが、酸化ベリリウムは昇華開始温度
が800℃であり、酸化バリウムは有毒性が懸念される
ため、酸化マグネシウム、酸化カルシウムまたは酸化ス
トロンチウムを用いることが好ましい。
【0017】また、本発明においては、前記のアルカリ
土類金属の酸化物に替えて、フッ化硫黄を分解処理する
温度またはその近辺の温度で、分解されてアルカリ土類
金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物を用いるこ
ともできる。これらの化合物としては、アルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩、有機酸塩等を挙げることができ
るが、容易に酸化物に転換できる点及び有害ガス等を排
出しない点で水酸化物または炭酸塩を用いることが好ま
しい。また、前記と同様な理由により、マグネシウム、
カルシウムまたはストロンチウムの化合物を用いること
が好ましい。
土類金属の酸化物に替えて、フッ化硫黄を分解処理する
温度またはその近辺の温度で、分解されてアルカリ土類
金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物を用いるこ
ともできる。これらの化合物としては、アルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩、有機酸塩等を挙げることができ
るが、容易に酸化物に転換できる点及び有害ガス等を排
出しない点で水酸化物または炭酸塩を用いることが好ま
しい。また、前記と同様な理由により、マグネシウム、
カルシウムまたはストロンチウムの化合物を用いること
が好ましい。
【0018】本発明のフッ化硫黄の分解処理剤は、通常
は前記の酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属の酸化
物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物とな
るアルカリ土類金属化合物を、混合し造粒することによ
り調製されるか、あるいは酸化アルミニウムを造粒する
とともに、アルカリ土類金属の酸化物または加熱分解さ
れてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金属
化合物を造粒した後、これらを混合することにより調製
される。
は前記の酸化アルミニウムと、アルカリ土類金属の酸化
物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物とな
るアルカリ土類金属化合物を、混合し造粒することによ
り調製されるか、あるいは酸化アルミニウムを造粒する
とともに、アルカリ土類金属の酸化物または加熱分解さ
れてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金属
化合物を造粒した後、これらを混合することにより調製
される。
【0019】いずれの分解処理剤の調製方法において
も、分解処理剤に含まれるアルミニウムとアルカリ土類
金属の原子数の比(Al/M)が、通常は0.1〜10
となるように、好ましくは0.2〜5.0となるように
調製される。(Alはアルミニウム原子数を表わし、M
はベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウムの原子数を表わす)。また、いずれの調
製方法においても、通常は直径が0.1〜20mm程
度、好ましくは直径が1〜10mm程度の球状、これに
類似する形状、またはこれに相当する大きさ及び形状と
なるように造粒して調製される。
も、分解処理剤に含まれるアルミニウムとアルカリ土類
金属の原子数の比(Al/M)が、通常は0.1〜10
となるように、好ましくは0.2〜5.0となるように
調製される。(Alはアルミニウム原子数を表わし、M
はベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウムの原子数を表わす)。また、いずれの調
製方法においても、通常は直径が0.1〜20mm程
度、好ましくは直径が1〜10mm程度の球状、これに
類似する形状、またはこれに相当する大きさ及び形状と
なるように造粒して調製される。
【0020】また、本発明のフッ化硫黄の分解処理剤
は、造粒の際の成型性や成型強度を高めるために、有効
成分のほかにバインダーを加えてもよい。このようなバ
インダーとしては、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースなどの有機系バイ
ンダー、シリカ、珪藻土、珪酸ナトリウム、硫酸水素ナ
トリウムなどの無機系バインダーを挙げることができ
る。これらのバインダーを加える場合は、分解処理剤を
調製する際に有効成分に添加、混練される。バインダー
の添加量は、成型条件などによって異なり一概には特定
できないが、少なすぎる場合はバインダーとしての効果
が得られず、多すぎる場合は分解処理能力が低下するこ
とから、通常は分解処理剤全重量に対して0.1〜10
wt%であり、好ましくは0.5〜5wt%である。
は、造粒の際の成型性や成型強度を高めるために、有効
成分のほかにバインダーを加えてもよい。このようなバ
インダーとしては、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースなどの有機系バイ
ンダー、シリカ、珪藻土、珪酸ナトリウム、硫酸水素ナ
トリウムなどの無機系バインダーを挙げることができ
る。これらのバインダーを加える場合は、分解処理剤を
調製する際に有効成分に添加、混練される。バインダー
の添加量は、成型条件などによって異なり一概には特定
できないが、少なすぎる場合はバインダーとしての効果
が得られず、多すぎる場合は分解処理能力が低下するこ
とから、通常は分解処理剤全重量に対して0.1〜10
wt%であり、好ましくは0.5〜5wt%である。
【0021】また、分解処理剤中にはフッ化硫黄の分解
に悪影響を及ぼさない不純物、不活性物質等を含んでい
てもよい。さらに、使用前の分解処理剤は水分を含んで
いてもよいが含まない方が好ましい。従って、酸化アル
ミニウムとアルカリ土類金属化合物(または酸化物)を
混合し造粒する際は、打錠成型により造粒することが好
ましい。尚、これらのバインダー、不純物、不活性物
質、水分などを含んだ場合においても、分解処理剤中の
有効成分の含有量は、通常は70wt%以上、好ましく
は90wt%以上である。
に悪影響を及ぼさない不純物、不活性物質等を含んでい
てもよい。さらに、使用前の分解処理剤は水分を含んで
いてもよいが含まない方が好ましい。従って、酸化アル
ミニウムとアルカリ土類金属化合物(または酸化物)を
混合し造粒する際は、打錠成型により造粒することが好
ましい。尚、これらのバインダー、不純物、不活性物
質、水分などを含んだ場合においても、分解処理剤中の
有効成分の含有量は、通常は70wt%以上、好ましく
は90wt%以上である。
【0022】次に、本発明のフッ化硫黄の分解処理方法
を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明するが、本発明
がこれらにより限定されるものではない。本発明のフッ
化硫黄の分解処理方法の第一の形態は、フッ化硫黄を含
有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウム及びアルカ
リ土類金属の酸化物を有効成分として含む分解処理剤と
接触させてフッ化硫黄を分解する方法であり、図1はそ
のための分解処理装置の例を示す断面図である。また、
本発明のフッ化硫黄の分解処理方法の第二の形態は、フ
ッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウ
ムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類金属の
酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触させて
フッ化硫黄を分解する方法であり、図2はそのための分
解処理装置の例を示す断面図である。
を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明するが、本発明
がこれらにより限定されるものではない。本発明のフッ
化硫黄の分解処理方法の第一の形態は、フッ化硫黄を含
有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウム及びアルカ
リ土類金属の酸化物を有効成分として含む分解処理剤と
接触させてフッ化硫黄を分解する方法であり、図1はそ
のための分解処理装置の例を示す断面図である。また、
本発明のフッ化硫黄の分解処理方法の第二の形態は、フ
ッ化硫黄を含有するガスを、加熱下で、酸化アルミニウ
ムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類金属の
酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触させて
フッ化硫黄を分解する方法であり、図2はそのための分
解処理装置の例を示す断面図である。
【0023】フッ化硫黄の分解を、本発明の分解処理方
法の第一の形態により実施する場合は、通常は前述の本
発明の分解処理剤が使用される。また、フッ化硫黄の分
解を、本発明の分解処理方法の第二の形態により実施す
る場合は、通常は酸化アルミニウムを有効成分として含
む処理剤として、酸化アルミニウムの造粒物が使用さ
れ、アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む処
理剤として、アルカリ土類金属の酸化物または加熱分解
されてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金
属化合物の造粒物が使用される。尚、各々の処理剤中の
有効成分の含有量は、通常は70wt%以上、好ましく
は90wt%以上である。
法の第一の形態により実施する場合は、通常は前述の本
発明の分解処理剤が使用される。また、フッ化硫黄の分
解を、本発明の分解処理方法の第二の形態により実施す
る場合は、通常は酸化アルミニウムを有効成分として含
む処理剤として、酸化アルミニウムの造粒物が使用さ
れ、アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む処
理剤として、アルカリ土類金属の酸化物または加熱分解
されてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金
属化合物の造粒物が使用される。尚、各々の処理剤中の
有効成分の含有量は、通常は70wt%以上、好ましく
は90wt%以上である。
【0024】本発明の第二の形態による分解処理方法に
おいても、酸化アルミニウムとしては、平均細孔直径が
50〜200Åの細孔を有し、比表面積が100m2/
g以上で、純度が99%以上のものが好ましい。また、
アルカリ土類金属の酸化物としても、同様に酸化マグネ
シウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウムが好まし
く、加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物となるア
ルカリ土類金属化合物としても、マグネシウム、カルシ
ウムまたはストロンチウムの、水酸化物または炭酸塩が
好ましい。また、これらは各々通常は直径が0.1〜2
0mm程度、好ましくは1〜10mm程度の球状、これ
に類似する形状、またはこれに相当する大きさ及び形状
となるように造粒して調製される。
おいても、酸化アルミニウムとしては、平均細孔直径が
50〜200Åの細孔を有し、比表面積が100m2/
g以上で、純度が99%以上のものが好ましい。また、
アルカリ土類金属の酸化物としても、同様に酸化マグネ
シウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウムが好まし
く、加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物となるア
ルカリ土類金属化合物としても、マグネシウム、カルシ
ウムまたはストロンチウムの、水酸化物または炭酸塩が
好ましい。また、これらは各々通常は直径が0.1〜2
0mm程度、好ましくは1〜10mm程度の球状、これ
に類似する形状、またはこれに相当する大きさ及び形状
となるように造粒して調製される。
【0025】本発明において、分解処理方法の第一の形
態によりフッ化硫黄の分解処理を実施する場合は、分解
処理を行なう前、分解処理装置に、例えば、図1(A)
に示すように、酸化アルミニウムとアルカリ土類金属化
合物(または酸化物)を混合し造粒した造粒物1から成
る分解処理剤が充填されるか、あるいは、図1(B)に
示すように、酸化アルミニウムの造粒物2とアルカリ土
類金属化合物(または酸化物)の造粒物3が混合して成
る分解処理剤が充填される。
態によりフッ化硫黄の分解処理を実施する場合は、分解
処理を行なう前、分解処理装置に、例えば、図1(A)
に示すように、酸化アルミニウムとアルカリ土類金属化
合物(または酸化物)を混合し造粒した造粒物1から成
る分解処理剤が充填されるか、あるいは、図1(B)に
示すように、酸化アルミニウムの造粒物2とアルカリ土
類金属化合物(または酸化物)の造粒物3が混合して成
る分解処理剤が充填される。
【0026】また、本発明において、分解処理方法の第
二の形態によりフッ化硫黄の分解処理を実施する場合
は、分解処理を行なう前、分解処理装置に、例えば、図
2に示すように、酸化アルミニウムの造粒物2から成る
処理剤とアルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造
粒物3から成る処理剤が交互に積層される。尚、分解処
理方法の第二の形態によるフッ化硫黄の分解処理におい
て、酸化アルミニウムの造粒物から成る処理剤の層の厚
さ、アルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造粒物
から成る処理剤の層の厚さは、両者共通常は2〜200
mmである。
二の形態によりフッ化硫黄の分解処理を実施する場合
は、分解処理を行なう前、分解処理装置に、例えば、図
2に示すように、酸化アルミニウムの造粒物2から成る
処理剤とアルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造
粒物3から成る処理剤が交互に積層される。尚、分解処
理方法の第二の形態によるフッ化硫黄の分解処理におい
て、酸化アルミニウムの造粒物から成る処理剤の層の厚
さ、アルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造粒物
から成る処理剤の層の厚さは、両者共通常は2〜200
mmである。
【0027】本発明において、分解処理装置の形状は通
常は円筒状であり、大きさは通常は内径10〜500m
m、長さは20〜2000mm程度である。分解処理装
置に充填される分解処理剤の充填長は、通常は10〜1
000mm程度、好ましくは50〜500mm程度であ
る。分解処理剤の充填長が10mm以下の場合はフッ化
硫黄の分解が不充分となり、1000mm以上の場合は
圧力損失が大きくなる。また、分解処理装置を加熱する
ための手段としては、通常は図1または図2のように分
解処理装置の外側にヒーターが設置され、外部の制御装
置により温度がコントロールされる。尚、分解処理装置
のヒーターとして、多段に分割したヒーターを用いて温
度制御することもできる。
常は円筒状であり、大きさは通常は内径10〜500m
m、長さは20〜2000mm程度である。分解処理装
置に充填される分解処理剤の充填長は、通常は10〜1
000mm程度、好ましくは50〜500mm程度であ
る。分解処理剤の充填長が10mm以下の場合はフッ化
硫黄の分解が不充分となり、1000mm以上の場合は
圧力損失が大きくなる。また、分解処理装置を加熱する
ための手段としては、通常は図1または図2のように分
解処理装置の外側にヒーターが設置され、外部の制御装
置により温度がコントロールされる。尚、分解処理装置
のヒーターとして、多段に分割したヒーターを用いて温
度制御することもできる。
【0028】本発明においては、第一の形態によりフッ
化硫黄の分解処理を行なう場合は、図1に示す分解処理
装置のように分解処理剤を固定床として用いるほか、移
動床、流動床として用いることができる。例えば、失活
した分解処理剤を分解処理装置の下部に設けた分解処理
剤排出口から排出するとともに、分解処理装置の上部に
設けた分解処理剤供給口から新規分解処理剤を反応系に
供給する構成とすることにより、さらに長時間にわたり
連続してフッ化硫黄の分解処理を実施することができ
る。
化硫黄の分解処理を行なう場合は、図1に示す分解処理
装置のように分解処理剤を固定床として用いるほか、移
動床、流動床として用いることができる。例えば、失活
した分解処理剤を分解処理装置の下部に設けた分解処理
剤排出口から排出するとともに、分解処理装置の上部に
設けた分解処理剤供給口から新規分解処理剤を反応系に
供給する構成とすることにより、さらに長時間にわたり
連続してフッ化硫黄の分解処理を実施することができ
る。
【0029】本発明によるフッ化硫黄の分解処理におい
ては、分解処理を行なう際に、空気等の酸素を含有する
ガス、水、水蒸気、またはこれらの混合物を添加しても
よいが、これらを添加しなくてもフッ化硫黄を分解でき
る。しかし、フッ化硫黄がSF6以外の場合は、何も添
加することなく、または水、水蒸気のみ添加して分解処
理を行なうと、硫黄酸化物の排出あるいは硫黄の析出の
虞があるので、分解処理を行なう際に酸素を添加するこ
とが好ましい。
ては、分解処理を行なう際に、空気等の酸素を含有する
ガス、水、水蒸気、またはこれらの混合物を添加しても
よいが、これらを添加しなくてもフッ化硫黄を分解でき
る。しかし、フッ化硫黄がSF6以外の場合は、何も添
加することなく、または水、水蒸気のみ添加して分解処
理を行なうと、硫黄酸化物の排出あるいは硫黄の析出の
虞があるので、分解処理を行なう際に酸素を添加するこ
とが好ましい。
【0030】本発明によりSF6を、酸化アルミニウム
及び酸化カルシウムを有効成分として含む分解処理剤に
より、酸素及び水蒸気を共存させることなく分解処理す
る場合は、次の(式1)(式2)及び(式3)の反応が
起こると推測される。また、SF6以外のフッ化硫黄、
例えばSF4を、酸化アルミニウム及び酸化カルシウム
を有効成分として含む分解処理剤により、酸素の共存下
で分解する場合は、次の(式4)(式5)及び(式6)
の反応が起こると推測される。また、SF6を、酸化ア
ルミニウム及び酸化カルシウムを有効成分として含む分
解処理剤により、水蒸気の共存下で分解する場合は、
(式7)〜(式13)の反応が起こると推測される。
及び酸化カルシウムを有効成分として含む分解処理剤に
より、酸素及び水蒸気を共存させることなく分解処理す
る場合は、次の(式1)(式2)及び(式3)の反応が
起こると推測される。また、SF6以外のフッ化硫黄、
例えばSF4を、酸化アルミニウム及び酸化カルシウム
を有効成分として含む分解処理剤により、酸素の共存下
で分解する場合は、次の(式4)(式5)及び(式6)
の反応が起こると推測される。また、SF6を、酸化ア
ルミニウム及び酸化カルシウムを有効成分として含む分
解処理剤により、水蒸気の共存下で分解する場合は、
(式7)〜(式13)の反応が起こると推測される。
【0031】
【化1】
【0032】
【化2】
【0033】
【化3】
【0034】すなわち、本発明によりフッ化硫黄の分解
を行なう際には、酸化アルミニウムの表面にはフッ化硫
黄との反応によりフッ化アルミニウムが生成するが、フ
ッ化アルミニウムは直ちにアルカリ土類金属の酸化物と
反応してフッ素イオンが固定され、フッ素イオンによる
酸化アルミニウムの劣化が最小限におさえられるので、
長時間連続でフッ化硫黄を分解処理することができる。
また、フッ化硫黄の分解の際に生成する硫黄酸化物は、
アルカリ土類金属の酸化物と反応して固定される。この
際、酸素が共存する場合は、フッ化硫黄がSF6以外の
ものであっても、硫黄酸化物の排出及び硫黄の析出を防
止することができる。また、水蒸気が共存する場合は、
水蒸気がフッ化アルミニウムと反応し酸化アルミニウム
を再生するので、さらに長時間の分解処理が可能であ
る。この際は腐食性ガスであるフッ化水素が一時的に発
生するが、直ちにアルカリ土類金属の酸化物と反応して
フッ化物として固定されるので、分解処理装置からこの
腐食性ガスが排出されることはない。尚、本発明の第二
の形態によるフッ化硫黄の分解処理において水蒸気を共
存させた場合は、HFによる下層部の酸化アルミニウム
の失活を防ぐことができる。
を行なう際には、酸化アルミニウムの表面にはフッ化硫
黄との反応によりフッ化アルミニウムが生成するが、フ
ッ化アルミニウムは直ちにアルカリ土類金属の酸化物と
反応してフッ素イオンが固定され、フッ素イオンによる
酸化アルミニウムの劣化が最小限におさえられるので、
長時間連続でフッ化硫黄を分解処理することができる。
また、フッ化硫黄の分解の際に生成する硫黄酸化物は、
アルカリ土類金属の酸化物と反応して固定される。この
際、酸素が共存する場合は、フッ化硫黄がSF6以外の
ものであっても、硫黄酸化物の排出及び硫黄の析出を防
止することができる。また、水蒸気が共存する場合は、
水蒸気がフッ化アルミニウムと反応し酸化アルミニウム
を再生するので、さらに長時間の分解処理が可能であ
る。この際は腐食性ガスであるフッ化水素が一時的に発
生するが、直ちにアルカリ土類金属の酸化物と反応して
フッ化物として固定されるので、分解処理装置からこの
腐食性ガスが排出されることはない。尚、本発明の第二
の形態によるフッ化硫黄の分解処理において水蒸気を共
存させた場合は、HFによる下層部の酸化アルミニウム
の失活を防ぐことができる。
【0035】フッ化硫黄と分解処理剤が接触する際の温
度は、フッ化硫黄の種類、濃度、流量等により異なり一
概に限定することはできないが、通常は300〜100
0℃である。分解温度が300℃以下ではフッ化硫黄の
分解率が低く、一方1000℃以上では分解処理装置に
耐熱性の高い材料が要求される不都合がある。また、フ
ッ化硫黄を分解処理する際の圧力は通常は常圧で行われ
るが、減圧あるいは加圧下で行なうこともできる。
度は、フッ化硫黄の種類、濃度、流量等により異なり一
概に限定することはできないが、通常は300〜100
0℃である。分解温度が300℃以下ではフッ化硫黄の
分解率が低く、一方1000℃以上では分解処理装置に
耐熱性の高い材料が要求される不都合がある。また、フ
ッ化硫黄を分解処理する際の圧力は通常は常圧で行われ
るが、減圧あるいは加圧下で行なうこともできる。
【0036】本発明においてフッ化硫黄を含むガスの流
速に特に制限はないが、一般的にガス中に含有されるフ
ッ化硫黄の濃度が高いほど流速を小さくすることが好ま
しい。このため分解処理装置はフッ化硫黄の種類、濃度
等などに応じて設計されるが、通常は空筒基準線速度
(LV)が50cm/sec以下の範囲となるようにさ
れる。
速に特に制限はないが、一般的にガス中に含有されるフ
ッ化硫黄の濃度が高いほど流速を小さくすることが好ま
しい。このため分解処理装置はフッ化硫黄の種類、濃度
等などに応じて設計されるが、通常は空筒基準線速度
(LV)が50cm/sec以下の範囲となるようにさ
れる。
【0037】図3は、本発明のフッ化硫黄の分解処理方
法を実施するための分解処理システムの一例を示す構成
図である。図3のフッ化硫黄の分解処理システムにおい
て、フッ化硫黄を含有するガス、酸素及び/または水蒸
気は、各々フッ化硫黄導入ライン6、酸素及び/または
水蒸気導入ライン7からフッ化硫黄の分解処理装置9に
導入され、フッ化硫黄が分解処理された後、分解ガスの
排出ライン11により排出される。尚、本発明の第一の
形態によりSF6の分解処理を行なう場合は、酸素及び
/または水蒸気導入ライン7を使用することなく分解処
理を行なうこともできる。本発明においては、腐食性ガ
スが排出しないので、図3に示すように分解処理前のフ
ッ化硫黄を含有するガスと分解処理後のガスを熱交換器
により熱交換させることが可能である。また、硫黄酸化
物、フッ化水素等の腐食性ガスを浄化するための装置が
不要である。
法を実施するための分解処理システムの一例を示す構成
図である。図3のフッ化硫黄の分解処理システムにおい
て、フッ化硫黄を含有するガス、酸素及び/または水蒸
気は、各々フッ化硫黄導入ライン6、酸素及び/または
水蒸気導入ライン7からフッ化硫黄の分解処理装置9に
導入され、フッ化硫黄が分解処理された後、分解ガスの
排出ライン11により排出される。尚、本発明の第一の
形態によりSF6の分解処理を行なう場合は、酸素及び
/または水蒸気導入ライン7を使用することなく分解処
理を行なうこともできる。本発明においては、腐食性ガ
スが排出しないので、図3に示すように分解処理前のフ
ッ化硫黄を含有するガスと分解処理後のガスを熱交換器
により熱交換させることが可能である。また、硫黄酸化
物、フッ化水素等の腐食性ガスを浄化するための装置が
不要である。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明がこれらにより限定されるものではない。
るが、本発明がこれらにより限定されるものではない。
【0039】実施例1 (分解処理剤の調製)市販のアルミナ触媒(平均細孔直
径130Å、純度99.9%)及び酸化カルシウム(純
度99%)を100μm以下になるまで粉砕し、原子数
の比(Al/Ca)が、1.0となるように混合した。
混合物を内径20mm、高さ5mmの型に詰めた後、油
圧ジャッキを用いて150〜160kg/cm2の圧力
で30秒間加圧することにより成型して得られた剤を破
砕して、さらに篩により3.36mmの目の開きを通過
し2.00mmの目の開きを通過しないものを分解処理
剤とした。
径130Å、純度99.9%)及び酸化カルシウム(純
度99%)を100μm以下になるまで粉砕し、原子数
の比(Al/Ca)が、1.0となるように混合した。
混合物を内径20mm、高さ5mmの型に詰めた後、油
圧ジャッキを用いて150〜160kg/cm2の圧力
で30秒間加圧することにより成型して得られた剤を破
砕して、さらに篩により3.36mmの目の開きを通過
し2.00mmの目の開きを通過しないものを分解処理
剤とした。
【0040】(分解処理試験)前記の分解処理剤を、内
径42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処
理装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量877ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量
73ml/min)及び酸素(流量50ml/min)
を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
径42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処
理装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量877ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量
73ml/min)及び酸素(流量50ml/min)
を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
【0041】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定した結
果22.9時間であった。これより分解処理剤1L(リ
ットル)当たりに対するSF6の分解処理量(L)(分
解処理能力)を求めた。また、HFの排出の有無、硫黄
酸化物の排出の有無を検知管((株)ガステック製)に
より調査した。これらの結果を表1に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定した結
果22.9時間であった。これより分解処理剤1L(リ
ットル)当たりに対するSF6の分解処理量(L)(分
解処理能力)を求めた。また、HFの排出の有無、硫黄
酸化物の排出の有無を検知管((株)ガステック製)に
より調査した。これらの結果を表1に示す。
【0042】実施例2,3 実施例1の分解処理剤の調製における酸化アルミニウム
と酸化カルシウムの混合比を、原子数の比(Al/C
a)が各々0.5、2.0となるように混合したほか
は、実施例1と同様にして分解処理剤を調製した。これ
らの分解処理剤を用いて、実施例1と同様にしてSF6
の分解処理試験を行なった。その結果を表1に示す。
と酸化カルシウムの混合比を、原子数の比(Al/C
a)が各々0.5、2.0となるように混合したほか
は、実施例1と同様にして分解処理剤を調製した。これ
らの分解処理剤を用いて、実施例1と同様にしてSF6
の分解処理試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0043】実施例4,5 実施例1の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例1と同様にし
てSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表1に
示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例1と同様にし
てSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表1に
示す。
【0044】実施例6 実施例1の分解処理試験におけるフッ化硫黄をSF4に
替えたほかは実施例1と同様にしてフッ化硫黄の分解処
理試験を行なった。その結果を表1に示す。
替えたほかは実施例1と同様にしてフッ化硫黄の分解処
理試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0045】実施例7〜14 実施例1の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム(実施例7)、酸化ストロン
チウム(実施例8)、水酸化カルシウム(実施例9)、
水酸化マグネシウム(実施例10)、水酸化ストロンチ
ウム(実施例11)、炭酸カルシウム(実施例12)、
炭酸マグネシウム(実施例13)、炭酸ストロンチウム
(実施例14)に替えたほかは実施例1と同様にして分
解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用いて、実
施例1と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。
その結果を表1に示す。
を、各々酸化マグネシウム(実施例7)、酸化ストロン
チウム(実施例8)、水酸化カルシウム(実施例9)、
水酸化マグネシウム(実施例10)、水酸化ストロンチ
ウム(実施例11)、炭酸カルシウム(実施例12)、
炭酸マグネシウム(実施例13)、炭酸ストロンチウム
(実施例14)に替えたほかは実施例1と同様にして分
解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用いて、実
施例1と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。
その結果を表1に示す。
【0046】実施例15 (分解処理剤の調製)市販のアルミナ触媒(平均細孔直
径130Å、純度99.9%、粒径2〜3mm)を酸化
アルミニウムの造粒物とした。また、市販の酸化カルシ
ウム(純度99%)を100μm以下になるまで粉砕
し、内径20mm、高さ5mmの型に詰めた後、油圧ジ
ャッキ用いて150〜160kg/cm2の圧力で30
秒間加圧することにより成型し、得られた剤を破砕し
て、さらに篩により3.36mmの目の開きを通過し
2.00mmの目の開きを通過しないものを酸化カルシ
ウムの造粒物とした。これらを原子数の比(Al/C
a)が1.0となるように混合して分解処理剤を得た。
径130Å、純度99.9%、粒径2〜3mm)を酸化
アルミニウムの造粒物とした。また、市販の酸化カルシ
ウム(純度99%)を100μm以下になるまで粉砕
し、内径20mm、高さ5mmの型に詰めた後、油圧ジ
ャッキ用いて150〜160kg/cm2の圧力で30
秒間加圧することにより成型し、得られた剤を破砕し
て、さらに篩により3.36mmの目の開きを通過し
2.00mmの目の開きを通過しないものを酸化カルシ
ウムの造粒物とした。これらを原子数の比(Al/C
a)が1.0となるように混合して分解処理剤を得た。
【0047】(分解処理試験)前記の分解処理剤を、内
径42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量877ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量
73ml/min)及び酸素(流量50ml/min)
を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
径42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量877ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量
73ml/min)及び酸素(流量50ml/min)
を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
【0048】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
2に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
2に示す。
【0049】実施例16,17 実施例15の分解処理剤の調製における酸化アルミニウ
ムの造粒物と酸化カルシウムの造粒物を、原子数の比
(Al/Ca)が各々0.5、2.0となるように混合
したほかは、実施例15と同様にして分解処理剤を調製
した。これらの分解処理剤を用いて、実施例15と同様
にしてSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表
2に示す。
ムの造粒物と酸化カルシウムの造粒物を、原子数の比
(Al/Ca)が各々0.5、2.0となるように混合
したほかは、実施例15と同様にして分解処理剤を調製
した。これらの分解処理剤を用いて、実施例15と同様
にしてSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表
2に示す。
【0050】実施例18,19 実施例15の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例15と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表2
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例15と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表2
に示す。
【0051】実施例20 実施例15の分解処理試験におけるフッ化硫黄をSF4
に替えたほかは実施例15と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表2に示す。
に替えたほかは実施例15と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0052】実施例21〜28 実施例15の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム(実施例21)、酸化ストロ
ンチウム(実施22)、水酸化カルシウム(実施例2
3)、水酸化マグネシウム(実施例24)、水酸化スト
ロンチウム(実施例25)、炭酸カルシウム(実施例2
6)、炭酸マグネシウム(実施例27)、炭酸ストロン
チウム(実施例28)に替えたほかは実施例15と同様
にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用
いて、実施例15と同様にしてSF 6の分解処理試験を
行なった。その結果を表2に示す。
を、各々酸化マグネシウム(実施例21)、酸化ストロ
ンチウム(実施22)、水酸化カルシウム(実施例2
3)、水酸化マグネシウム(実施例24)、水酸化スト
ロンチウム(実施例25)、炭酸カルシウム(実施例2
6)、炭酸マグネシウム(実施例27)、炭酸ストロン
チウム(実施例28)に替えたほかは実施例15と同様
にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用
いて、実施例15と同様にしてSF 6の分解処理試験を
行なった。その結果を表2に示す。
【0053】実施例29 (処理剤の調製)市販のアルミナ触媒(平均細孔直径1
30Å、純度99.9%、粒径2〜3mm)を酸化アル
ミニウムの造粒物から成る処理剤とした。また、市販の
酸化カルシウム(純度99%)を100μm以下になる
まで粉砕し、内径20mm、高さ5mmの型に詰めた
後、油圧ジャッキ用いて150〜160kg/cm2の
圧力で30秒間加圧することにより成型し、得られた剤
を破砕して、さらに篩により3.36mmの目の開きを
通過し2.00mmの目の開きを通過しないものを酸化
カルシウムの造粒物から成る処理剤とした。
30Å、純度99.9%、粒径2〜3mm)を酸化アル
ミニウムの造粒物から成る処理剤とした。また、市販の
酸化カルシウム(純度99%)を100μm以下になる
まで粉砕し、内径20mm、高さ5mmの型に詰めた
後、油圧ジャッキ用いて150〜160kg/cm2の
圧力で30秒間加圧することにより成型し、得られた剤
を破砕して、さらに篩により3.36mmの目の開きを
通過し2.00mmの目の開きを通過しないものを酸化
カルシウムの造粒物から成る処理剤とした。
【0054】(分解処理試験)前記の処理剤を、内径4
2mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理装
置の内部に、図2のような構成で原子数の比(Al/C
a)が1.0となるように交互に4層ずつ充填した(全
充填長600mm)。分解処理装置の処理剤の温度を8
00℃に加熱した後、SF6(流量10ml/min)
を含有する窒素(合計流量877ml/min)を分解
処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量73ml/
min)及び酸素(流量50ml/min)を分解処理
装置に導入してSF6を分解した。
2mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理装
置の内部に、図2のような構成で原子数の比(Al/C
a)が1.0となるように交互に4層ずつ充填した(全
充填長600mm)。分解処理装置の処理剤の温度を8
00℃に加熱した後、SF6(流量10ml/min)
を含有する窒素(合計流量877ml/min)を分解
処理装置に導入するとともに、水蒸気(流量73ml/
min)及び酸素(流量50ml/min)を分解処理
装置に導入してSF6を分解した。
【0055】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
3に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
3に示す。
【0056】実施例30,31 実施例29の分解処理試験における酸化アルミニウムの
原子数と酸化カルシウムの原子数の比(Al/Ca)
が、各々0.5、2.0となるように処理剤を積層した
ほかは、実施例29と同様にしてSF6の分解処理試験
を行なった。その結果を表3に示す。
原子数と酸化カルシウムの原子数の比(Al/Ca)
が、各々0.5、2.0となるように処理剤を積層した
ほかは、実施例29と同様にしてSF6の分解処理試験
を行なった。その結果を表3に示す。
【0057】実施例32,33 実施例29の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例29と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表3
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例29と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表3
に示す。
【0058】実施例34 実施例29の分解処理試験におけるフッ化硫黄をSF4
に替えたほかは実施例29と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表3に示す。
に替えたほかは実施例29と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表3に示す。
【0059】実施例35〜42 実施例29の処理剤の調製における酸化カルシウムを、
各々酸化マグネシウム(実施例35)、酸化ストロンチ
ウム(実施36)、水酸化カルシウム(実施例37)、
水酸化マグネシウム(実施例38)、水酸化ストロンチ
ウム(実施例39)、炭酸カルシウム(実施例40)、
炭酸マグネシウム(実施例41)、炭酸ストロンチウム
(実施例42)に替えたほかは実施例29と同様にして
処理剤を調製した。これらの処理剤を用いて、実施例2
9と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。その
結果を表3に示す。
各々酸化マグネシウム(実施例35)、酸化ストロンチ
ウム(実施36)、水酸化カルシウム(実施例37)、
水酸化マグネシウム(実施例38)、水酸化ストロンチ
ウム(実施例39)、炭酸カルシウム(実施例40)、
炭酸マグネシウム(実施例41)、炭酸ストロンチウム
(実施例42)に替えたほかは実施例29と同様にして
処理剤を調製した。これらの処理剤を用いて、実施例2
9と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。その
結果を表3に示す。
【0060】実施例43 実施例1と同様にして調製した分解処理剤を、内径42
mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処理
装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が30
0mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤の
温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml/
min)を含有する窒素(合計流量1000ml/mi
n)を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処理
装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が30
0mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤の
温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml/
min)を含有する窒素(合計流量1000ml/mi
n)を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
【0061】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
4に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
4に示す。
【0062】実施例44,45 実施例43の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例43と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表4
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例43と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表4
に示す。
【0063】実施例46〜53 実施例1の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム(実施例46)、酸化ストロ
ンチウム(実施例47)、水酸化カルシウム(実施例4
8)、水酸化マグネシウム(実施例49)、水酸化スト
ロンチウム(実施例50)、炭酸カルシウム(実施例5
1)、炭酸マグネシウム(実施例52)、炭酸ストロン
チウム(実施例53)に替えたほかは実施例1と同様に
して分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用い
て、実施例43と同様にしてSF6の分解処理試験を行
なった。その結果を表4に示す。
を、各々酸化マグネシウム(実施例46)、酸化ストロ
ンチウム(実施例47)、水酸化カルシウム(実施例4
8)、水酸化マグネシウム(実施例49)、水酸化スト
ロンチウム(実施例50)、炭酸カルシウム(実施例5
1)、炭酸マグネシウム(実施例52)、炭酸ストロン
チウム(実施例53)に替えたほかは実施例1と同様に
して分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用い
て、実施例43と同様にしてSF6の分解処理試験を行
なった。その結果を表4に示す。
【0064】実施例54 実施例15と同様にして調製した分解処理剤を、内径4
2mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量1000ml/m
in)を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
2mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量1000ml/m
in)を分解処理装置に導入してSF6を分解した。
【0065】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
5に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
5に示す。
【0066】実施例55,56 実施例54の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例54と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表5
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例54と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表5
に示す。
【0067】実施例57〜64 実施例15の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム(実施例57)、酸化ストロ
ンチウム(実施58)、水酸化カルシウム(実施例5
9)、水酸化マグネシウム(実施例60)、水酸化スト
ロンチウム(実施例61)、炭酸カルシウム(実施例6
2)、炭酸マグネシウム(実施例63)、炭酸ストロン
チウム(実施例64)に替えたほかは実施例15と同様
にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用
いて、実施例54と同様にしてSF 6の分解処理試験を
行なった。その結果を表5に示す。
を、各々酸化マグネシウム(実施例57)、酸化ストロ
ンチウム(実施58)、水酸化カルシウム(実施例5
9)、水酸化マグネシウム(実施例60)、水酸化スト
ロンチウム(実施例61)、炭酸カルシウム(実施例6
2)、炭酸マグネシウム(実施例63)、炭酸ストロン
チウム(実施例64)に替えたほかは実施例15と同様
にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤を用
いて、実施例54と同様にしてSF 6の分解処理試験を
行なった。その結果を表5に示す。
【0068】実施例65 実施例1と同様にして調製した分解処理剤を、内径42
mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処理
装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が30
0mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤の
温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml/
min)を含有する窒素(合計流量950ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、酸素(流量5
0ml/min)を分解処理装置に導入してSF6を分
解した。
mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処理
装置の内部に、図1(A)のような構成で充填長が30
0mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤の
温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml/
min)を含有する窒素(合計流量950ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、酸素(流量5
0ml/min)を分解処理装置に導入してSF6を分
解した。
【0069】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
6に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
6に示す。
【0070】実施例66,67 実施例65の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例65と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表6
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例65と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表6
に示す。
【0071】実施例68 実施例65の分解処理試験におけるフッ化硫黄をSF4
に替えたほかは実施例65と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表6に示す。
に替えたほかは実施例65と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表6に示す。
【0072】実施例69,70 実施例1の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替え
たほかは実施例1と同様にして分解処理剤を調製した。
これらの分解処理剤を用いて、実施例65と同様にして
SF6の分解処理試験を行なった。その結果を表6に示
す。
を、各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替え
たほかは実施例1と同様にして分解処理剤を調製した。
これらの分解処理剤を用いて、実施例65と同様にして
SF6の分解処理試験を行なった。その結果を表6に示
す。
【0073】実施例71〜73 実施例65、69、70の分解処理試験における分解処
理装置への導入ガスを、SF6(流量10ml/mi
n)を含有する窒素(合計流量927ml/min)及
び水蒸気(流量73ml/min)に替えたほかは各々
の実施例と同様にしてSF6の分解処理試験を行なっ
た。その結果を表6に示す。
理装置への導入ガスを、SF6(流量10ml/mi
n)を含有する窒素(合計流量927ml/min)及
び水蒸気(流量73ml/min)に替えたほかは各々
の実施例と同様にしてSF6の分解処理試験を行なっ
た。その結果を表6に示す。
【0074】実施例74 実施例15と同様にして調製した分解処理剤を、内径4
2mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量950ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、酸素(流量5
0ml/min)を分解処理装置に導入してSF6を分
解した。
2mm、長さ1000mmのSUS316L製の分解処
理装置の内部に、図1(B)のような構成で充填長が3
00mmとなるように充填した。分解処理装置の処理剤
の温度を800℃に加熱した後、SF6(流量10ml
/min)を含有する窒素(合計流量950ml/mi
n)を分解処理装置に導入するとともに、酸素(流量5
0ml/min)を分解処理装置に導入してSF6を分
解した。
【0075】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
7に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
7に示す。
【0076】実施例75,76 実施例74の分解処理試験におけるSF6の濃度を各々
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例74と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表7
に示す。
0.2%、2.0%に変えたほかは実施例74と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表7
に示す。
【0077】実施例77 実施例74の分解処理試験におけるフッ化硫黄をSF4
に替えたほかは実施例74と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表7に示す。
に替えたほかは実施例74と同様にしてフッ化硫黄の分
解処理試験を行なった。その結果を表7に示す。
【0078】実施例78,79 実施例15の分解処理剤の調製における酸化カルシウム
を、各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替え
たほかは実施例15と同様にして分解処理剤を調製し
た。これらの分解処理剤を用いて、実施例74と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表7
に示す。
を、各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替え
たほかは実施例15と同様にして分解処理剤を調製し
た。これらの分解処理剤を用いて、実施例74と同様に
してSF6の分解処理試験を行なった。その結果を表7
に示す。
【0079】実施例80〜82 実施例74、78、79の分解処理試験における分解処
理装置への導入ガスを、SF6(流量10ml/mi
n)を含有する窒素(合計流量927ml/min)及
び水蒸気(流量73ml/min)に替えたほかは各々
の実施例と同様にしてSF6の分解処理試験を行なっ
た。その結果を表7に示す。
理装置への導入ガスを、SF6(流量10ml/mi
n)を含有する窒素(合計流量927ml/min)及
び水蒸気(流量73ml/min)に替えたほかは各々
の実施例と同様にしてSF6の分解処理試験を行なっ
た。その結果を表7に示す。
【0080】実施例83 実施例29と同様にして調製した処理剤を、内径42m
m、長さ1000mmのセラミック製の分解処理装置の
内部に、図2のような構成で原子数の比(Al/Ca)
が1.0となるように交互に4層ずつ充填した(全充填
長600mm)。分解処理装置の処理剤の温度を800
℃に加熱した後、SF6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量1000ml/min)を分解処
理装置に導入してSF6を分解した。
m、長さ1000mmのセラミック製の分解処理装置の
内部に、図2のような構成で原子数の比(Al/Ca)
が1.0となるように交互に4層ずつ充填した(全充填
長600mm)。分解処理装置の処理剤の温度を800
℃に加熱した後、SF6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量1000ml/min)を分解処
理装置に導入してSF6を分解した。
【0081】この間、約20分毎に分解処理装置の排出
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
8に示す。
口から排出される分解ガスの一部を採取し、FT−IR
(フーリエ変換赤外分光光度計)及びGC−TCD(熱
伝導度検出器)によってSF6の分析を行ないSF6の
分解率が99.9%以下になるまでの時間を測定して分
解処理剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解
処理量(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HF
の排出の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管
((株)ガステック製)により調査した。その結果を表
8に示す。
【0082】実施例84,85 実施例29の処理剤の調製における酸化カルシウムを、
各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替えたほ
かは実施例29と同様にして処理剤を調製した。これら
の処理剤を用いて、実施例83と同様にしてSF6の分
解処理試験を行なった。その結果を表8に示す。
各々酸化マグネシウム、酸化ストロンチウムに替えたほ
かは実施例29と同様にして処理剤を調製した。これら
の処理剤を用いて、実施例83と同様にしてSF6の分
解処理試験を行なった。その結果を表8に示す。
【0083】実施例86〜88 実施例83〜85の分解処理試験における分解処理装置
への導入ガスを、SF 6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量950ml/min)及び酸素
(流量50ml/min)に替えたほかは各々の実施例
と同様にしてSF 6の分解処理試験を行なった。その結
果を表8に示す。
への導入ガスを、SF 6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量950ml/min)及び酸素
(流量50ml/min)に替えたほかは各々の実施例
と同様にしてSF 6の分解処理試験を行なった。その結
果を表8に示す。
【0084】実施例89〜91 実施例83〜85の分解処理試験における分解処理装置
への導入ガスを、SF 6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量927ml/min)及び水蒸気
(流量73ml/min)に替えたほかは各々の実施例
と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。その結
果を表8に示す。
への導入ガスを、SF 6(流量10ml/min)を含
有する窒素(合計流量927ml/min)及び水蒸気
(流量73ml/min)に替えたほかは各々の実施例
と同様にしてSF6の分解処理試験を行なった。その結
果を表8に示す。
【0085】実施例92〜94 実施例1の分解処理剤の調製における平均細孔直径13
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例1と同様にしてSF6の分解処理試験
を行なった。その結果を表9に示す。
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例1と同様にしてSF6の分解処理試験
を行なった。その結果を表9に示す。
【0086】実施例95〜97 実施例1の分解処理剤の調製における平均細孔直径13
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例43と同様にしてSF6の分解処理試
験を行なった。その結果を表9に示す。
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例43と同様にしてSF6の分解処理試
験を行なった。その結果を表9に示す。
【0087】実施例98〜100 実施例1の分解処理剤の調製における平均細孔直径13
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例71と同様にしてSF6の分解処理試
験を行なった。その結果を表9に示す。
0Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径
30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80
Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Å
の細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1と
同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処理剤
を用いて、実施例71と同様にしてSF6の分解処理試
験を行なった。その結果を表9に示す。
【0088】実施例101〜103 実施例15の分解処理剤の調製における平均細孔直径1
30Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直
径30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径8
0Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230
Åの細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1
5と同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処
理剤を用いて、実施例15と同様にしてSF6の分解処
理試験を行なった。その結果を表10に示す。
30Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直
径30Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径8
0Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230
Åの細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例1
5と同様にして分解処理剤を調製した。これらの分解処
理剤を用いて、実施例15と同様にしてSF6の分解処
理試験を行なった。その結果を表10に示す。
【0089】実施例104〜106 実施例29の処理剤の調製における平均細孔直径130
Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径3
0Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80Å
の細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Åの
細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例29と
同様にして処理剤を調製した。これらの処理剤を用い
て、実施例29と同様にしてSF6の分解処理試験を行
なった。その結果を表11に示す。
Åの細孔を有するアルミナ触媒を、各々平均細孔直径3
0Åの細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径80Å
の細孔を有するアルミナ触媒、平均細孔直径230Åの
細孔を有するアルミナ触媒に替えたほかは実施例29と
同様にして処理剤を調製した。これらの処理剤を用い
て、実施例29と同様にしてSF6の分解処理試験を行
なった。その結果を表11に示す。
【0090】比較例1 市販のアルミナ触媒(平均細孔直径130Å、純度9
9.9%、粒径2〜3mm)を酸化アルミニウムの造粒
物から成る分解処理剤とした。この分解処理剤を、内径
42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理
装置の内部に、充填長が300mmとなるように充填し
た。分解処理装置の分解処理剤の温度を800℃に加熱
した後、SF6(流量10ml/min)を含有する窒
素(合計流量950ml/min)を分解処理装置に導
入するとともに、酸素(流量50ml/min)を分解
処理装置に導入してSF6を分解した。
9.9%、粒径2〜3mm)を酸化アルミニウムの造粒
物から成る分解処理剤とした。この分解処理剤を、内径
42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理
装置の内部に、充填長が300mmとなるように充填し
た。分解処理装置の分解処理剤の温度を800℃に加熱
した後、SF6(流量10ml/min)を含有する窒
素(合計流量950ml/min)を分解処理装置に導
入するとともに、酸素(流量50ml/min)を分解
処理装置に導入してSF6を分解した。
【0091】この間、実施例1と同様にSF6の分解率
が99.9%以下になるまでの時間を測定して分解処理
剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解処理量
(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HFの排出
の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管((株)ガス
テック製)により調査した。その結果を表12に示す。
が99.9%以下になるまでの時間を測定して分解処理
剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解処理量
(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HFの排出
の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管((株)ガス
テック製)により調査した。その結果を表12に示す。
【0092】比較例2 市販のアルミナ触媒(平均細孔直径130Å、純度9
9.9%、粒径2〜3mm)を酸化アルミニウムの造粒
物から成る分解処理剤とした。この分解処理剤を、内径
42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理
装置の内部に、充填長が300mmとなるように充填し
た。分解処理装置の分解処理剤の温度を800℃に加熱
した後、SF6(流量10ml/min)を含有する窒
素(合計流量877ml/min)を分解処理装置に導
入するとともに、水蒸気(流量73ml/min)及び
酸素(流量50ml/min)を分解処理装置に導入し
てSF6を分解した。
9.9%、粒径2〜3mm)を酸化アルミニウムの造粒
物から成る分解処理剤とした。この分解処理剤を、内径
42mm、長さ1000mmのセラミック製の分解処理
装置の内部に、充填長が300mmとなるように充填し
た。分解処理装置の分解処理剤の温度を800℃に加熱
した後、SF6(流量10ml/min)を含有する窒
素(合計流量877ml/min)を分解処理装置に導
入するとともに、水蒸気(流量73ml/min)及び
酸素(流量50ml/min)を分解処理装置に導入し
てSF6を分解した。
【0093】この間、実施例1と同様にSF6の分解率
が99.9%以下になるまでの時間を測定して分解処理
剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解処理量
(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HFの排出
の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管((株)ガス
テック製)により調査した。その結果を表12に示す。
が99.9%以下になるまでの時間を測定して分解処理
剤1L(リットル)当たりに対するSF6の分解処理量
(L)(分解処理能力)を求めるとともに、HFの排出
の有無、硫黄酸化物の排出の有無を検知管((株)ガス
テック製)により調査した。その結果を表12に示す。
【0094】
【表1】
【0095】
【表2】
【0096】
【表3】
【0097】
【表4】
【0098】
【表5】
【0099】
【表6】
【0100】
【表7】
【0101】
【表8】
【0102】
【表9】
【0103】
【表10】
【0104】
【表11】
【0105】
【表12】
【0106】
【発明の効果】本発明のフッ化硫黄の分解処理剤及び分
解処理方法により、半導体製造工程等から排出される排
ガスに含まれるSF6等のフッ化硫黄を、短時間で分解
処理剤が失活することなく、硫黄酸化物、フッ化水素等
の腐食性ガスを排出させることなく、1000℃以下の
比較的低い温度で、99.9%以上の分解率で分解する
ことが可能になった。また、分解処理装置から排出する
分解ガスに硫黄酸化物、フッ化水素等の腐食性ガスが含
まれないため、これを浄化するための浄化装置が不要と
なるほか、分解処理前のフッ化硫黄を含有するガスと分
解処理後のガスを熱交換器により熱交換させることが可
能となり熱エネルギーの損失を抑制することができるよ
うになった。
解処理方法により、半導体製造工程等から排出される排
ガスに含まれるSF6等のフッ化硫黄を、短時間で分解
処理剤が失活することなく、硫黄酸化物、フッ化水素等
の腐食性ガスを排出させることなく、1000℃以下の
比較的低い温度で、99.9%以上の分解率で分解する
ことが可能になった。また、分解処理装置から排出する
分解ガスに硫黄酸化物、フッ化水素等の腐食性ガスが含
まれないため、これを浄化するための浄化装置が不要と
なるほか、分解処理前のフッ化硫黄を含有するガスと分
解処理後のガスを熱交換器により熱交換させることが可
能となり熱エネルギーの損失を抑制することができるよ
うになった。
【図1】本発明のフッ化硫黄の分解処理方法を実施する
ための分解処理装置の例を示す断面図
ための分解処理装置の例を示す断面図
【図2】本発明のフッ化硫黄の分解処理方法を実施する
ための図1以外の分解処理装置の例を示す断面図
ための図1以外の分解処理装置の例を示す断面図
【図3】本発明のフッ化硫黄の分解処理方法を実施する
ための分解処理システムの例を示す構成図
ための分解処理システムの例を示す構成図
1 酸化アルミニウムとアルカリ土類金属化合物(また
は酸化物)を混合し造粒して成る造粒物 2 酸化アルミニウムの造粒物 3 アルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造粒物 4 ヒーター 5 温度センサー 6 フッ化硫黄導入ライン 7 酸素及び/または水蒸気導入ライン 8 熱交換器 9 フッ化硫黄の分解処理装置 10 温度制御器 11 分解ガスの排出ライン 12 冷却器 13 ブロワー
は酸化物)を混合し造粒して成る造粒物 2 酸化アルミニウムの造粒物 3 アルカリ土類金属化合物(または酸化物)の造粒物 4 ヒーター 5 温度センサー 6 フッ化硫黄導入ライン 7 酸素及び/または水蒸気導入ライン 8 熱交換器 9 フッ化硫黄の分解処理装置 10 温度制御器 11 分解ガスの排出ライン 12 冷却器 13 ブロワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 27/232 B01J 37/04 101 35/10 301 C01B 17/45 G 37/00 B01D 53/34 134C 37/04 101 ZAB C01B 17/45 53/36 D (72)発明者 越智 幸史 神奈川県平塚市田村5181番地 日本パイオ ニクス株式会社平塚研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA22 AA23 AC10 BA03 CA07 CA08 CA09 DA04 DA05 DA06 DA08 DA11 DA12 DA16 DA19 DA35 DA70 GA01 GB03 GB12 4D048 AA11 AB03 AC06 AC10 BA03X BA15X BA41X BA45X BB01 BB17 DA03 DA06 4G069 AA03 AA08 BA01A BA01B BB04A BB04B BB16A BB16B BC08A BC09B BC10B BC11A BC12B BC13A CA02 CA10 CA19 DA06 EA02X EA02Y EC14X EC14Y EC15X EC15Y FA01 FB07 FB61 FB64 FC08
Claims (24)
- 【請求項1】 酸化アルミニウム及びアルカリ土類金属
の酸化物を有効成分として含むことを特徴とするフッ化
硫黄の分解処理剤。 - 【請求項2】 酸化アルミニウム及び加熱分解されてア
ルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物
を有効成分として含むことを特徴とするフッ化硫黄の分
解処理剤。 - 【請求項3】 酸化アルミニウムとアルカリ土類金属の
酸化物を混合し造粒して成る請求項1に記載のフッ化硫
黄の分解処理剤。 - 【請求項4】 酸化アルミニウムと、加熱分解されてア
ルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金属化合物
を、混合し造粒して成る請求項2に記載のフッ化硫黄の
分解処理剤。 - 【請求項5】 酸化アルミニウムの造粒物とアルカリ土
類金属の酸化物の造粒物を混合して成る請求項1に記載
のフッ化硫黄の分解処理剤。 - 【請求項6】 酸化アルミニウムの造粒物と、加熱分解
されてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金
属化合物の造粒物を、混合して成る請求項2に記載のフ
ッ化硫黄の分解処理剤。 - 【請求項7】 分解処理剤に含まれるアルミニウムとア
ルカリ土類金属の原子数の比(Al/M)が、0.1〜
10である請求項1または請求項2に記載のフッ化硫黄
の分解処理剤(Alはアルミニウム原子数を表わし、M
はベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウムの原子数を表わす)。 - 【請求項8】 酸化アルミニウムが、平均細孔直径50
〜200Åの細孔を有する酸化アルミニウムである請求
項1または請求項2に記載のフッ化硫黄の分解処理剤。 - 【請求項9】 加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化
物となるアルカリ土類金属化合物が、アルカリ土類金属
の水酸化物または炭酸塩である請求項2に記載のフッ化
硫黄の分解処理剤。 - 【請求項10】 分解処理剤中の重量割合として、有効
成分が70%以上含まれる請求項1または請求項2に記
載のフッ化硫黄の分解処理剤。 - 【請求項11】 フッ化硫黄が六フッ化硫黄である請求
項1または請求項2に記載のフッ化硫黄の分解処理剤。 - 【請求項12】 フッ化硫黄を含有するガスを、加熱下
で、酸化アルミニウム及びアルカリ土類金属の酸化物を
有効成分として含む分解処理剤と接触させてフッ化硫黄
を分解することを特徴とするフッ化硫黄の分解処理方
法。 - 【請求項13】 フッ化硫黄を含有するガスを、酸素及
び/または水蒸気の共存下、加熱下で、酸化アルミニウ
ム及びアルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む
分解処理剤と接触させてフッ化硫黄を分解することを特
徴とするフッ化硫黄の分解処理方法。 - 【請求項14】 加熱する前の分解処理剤が、酸化アル
ミニウムと、アルカリ土類金属の酸化物または加熱分解
されてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカリ土類金
属化合物を、混合し造粒して成る分解処理剤である請求
項12または請求項13に記載のフッ化硫黄の分解処理
方法。 - 【請求項15】 加熱する前の分解処理剤が、酸化アル
ミニウムの造粒物と、アルカリ土類金属の酸化物または
加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化物となるアルカ
リ土類金属化合物の造粒物を、混合して成る分解処理剤
である請求項12または請求項13に記載のフッ化硫黄
の分解処理方法。 - 【請求項16】 フッ化硫黄を含有するガスと分解処理
剤の接触温度が、300〜1000℃である請求項12
または請求項13に記載のフッ化硫黄の分解処理方法。 - 【請求項17】 失活した分解処理剤を順次反応系から
排出するとともに、新規分解処理剤を反応系に供給する
請求項12または請求項13に記載のフッ化硫黄の分解
処理方法。 - 【請求項18】 フッ化硫黄を含有するガスを、加熱下
で、酸化アルミニウムを有効成分として含む処理剤及び
アルカリ土類金属の酸化物を有効成分として含む処理剤
と交互に接触させてフッ化硫黄を分解することを特徴と
するフッ化硫黄の分解処理方法。 - 【請求項19】 フッ化硫黄を含有するガスを、酸素及
び/または水蒸気の共存下、加熱下で、酸化アルミニウ
ムを有効成分として含む処理剤及びアルカリ土類金属の
酸化物を有効成分として含む処理剤と交互に接触させて
フッ化硫黄を分解することを特徴とするフッ化硫黄の分
解処理方法。 - 【請求項20】 加熱する前の、アルカリ土類金属の酸
化物を有効成分として含む処理剤が、アルカリ土類金属
の酸化物または加熱分解されてアルカリ土類金属の酸化
物となるアルカリ土類金属化合物の造粒物から成る処理
剤である請求項18または請求項19に記載のフッ化硫
黄の分解処理方法。 - 【請求項21】 フッ化硫黄を含有するガスと処理剤の
接触温度が、300〜1000℃である請求項18また
は請求項19に記載のフッ化硫黄の分解処理方法。 - 【請求項22】 加熱分解されてアルカリ土類金属の酸
化物となるアルカリ土類金属化合物が、アルカリ土類金
属の水酸化物または炭酸塩である請求項14、請求項1
5または請求項20に記載のフッ化硫黄の分解処理方
法。 - 【請求項23】 分解処理前のフッ化硫黄を含有するガ
スと分解処理後のガスを熱交換させる請求項12、請求
項13、請求項18または請求項19に記載のフッ化硫
黄の分解処理方法。 - 【請求項24】 フッ化硫黄が六フッ化硫黄である請求
項12、請求項13、請求項18または請求項19に記
載のフッ化硫黄の分解処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001181496A JP2002370013A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001181496A JP2002370013A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002370013A true JP2002370013A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19021758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001181496A Pending JP2002370013A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002370013A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009034662A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-02-19 | Ebara Corp | フッ素固定剤及びpfc分解処理剤並びにこれらの調製方法 |
| JP2009202091A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Chubu Electric Power Co Inc | 含ハロゲン化合物分解剤 |
| JP2009268962A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Japan Pionics Co Ltd | フッ素化合物の分解処理システム |
| JP2010158620A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Ebara Corp | フッ素化合物を含有する排ガスの処理方法及び処理用反応槽 |
| US7955578B2 (en) | 2004-03-19 | 2011-06-07 | Ebara Corporation | Method and apparatus for treating gas containing flourine-containing compounds |
| CN119565369A (zh) * | 2024-12-05 | 2025-03-07 | 国网重庆市电力公司电力科学研究院 | 一种sf6动态降解装置 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181496A patent/JP2002370013A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7955578B2 (en) | 2004-03-19 | 2011-06-07 | Ebara Corporation | Method and apparatus for treating gas containing flourine-containing compounds |
| JP2009034662A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-02-19 | Ebara Corp | フッ素固定剤及びpfc分解処理剤並びにこれらの調製方法 |
| JP2009202091A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Chubu Electric Power Co Inc | 含ハロゲン化合物分解剤 |
| JP2009268962A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Japan Pionics Co Ltd | フッ素化合物の分解処理システム |
| JP2010158620A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Ebara Corp | フッ素化合物を含有する排ガスの処理方法及び処理用反応槽 |
| CN119565369A (zh) * | 2024-12-05 | 2025-03-07 | 国网重庆市电力公司电力科学研究院 | 一种sf6动态降解装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002224565A (ja) | フルオロカーボンの分解処理剤及び分解処理方法 | |
| JP3269456B2 (ja) | フッ素含有化合物の分解処理方法、触媒及び分解処理装置 | |
| JP3789277B2 (ja) | フッ素化合物の分解用反応剤、分解方法及びその用途 | |
| JP3716030B2 (ja) | 有害ガスの浄化方法 | |
| JPH05237324A (ja) | 有害ガスの浄化方法 | |
| JP2002370013A (ja) | フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 | |
| TWI247624B (en) | Decompositionally treating agent and decompositionally treating method for fluorocarbons | |
| JPH06327932A (ja) | 有害ガスの浄化方法 | |
| JP2976041B2 (ja) | 有機ハロゲン化物の除去方法 | |
| EP1587604B1 (en) | Process for decomposing fluorine compounds | |
| JP2004249285A (ja) | フッ素化合物の分解方法 | |
| JP4156312B2 (ja) | フルオロカーボンの分解処理剤及び分解処理方法 | |
| JP2001219031A (ja) | パーフルオロ化合物の分解方法及び分解装置 | |
| JP4112845B2 (ja) | フッ化硫黄の分解処理剤及び分解処理方法 | |
| CN101450273B (zh) | 含氟化合物气体的处理方法 | |
| JP2003071244A (ja) | フルオロカーボンの分解処理剤及び分解処理方法 | |
| JP2691927B2 (ja) | 有害成分の除去方法 | |
| TW200413084A (en) | Cleaning process of harmful gas | |
| JPH11276860A (ja) | フルオロカーボンの分解処理方法および分解処理装置 | |
| JP3630615B2 (ja) | ハイポフルオライトの除害方法 | |
| JP2004025025A (ja) | 窒素弗化物を含有するガスの浄化剤及び浄化方法 | |
| JPH057044B2 (ja) | ||
| JP2003053137A (ja) | 有害ガスの浄化方法 | |
| TW202432230A (zh) | 廢氣處理方法及廢氣處理裝置 | |
| JPH0561966B2 (ja) |