JP2002369630A - 防草シート及び防草シートの施工方法 - Google Patents
防草シート及び防草シートの施工方法Info
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- JP2002369630A JP2002369630A JP2001220656A JP2001220656A JP2002369630A JP 2002369630 A JP2002369630 A JP 2002369630A JP 2001220656 A JP2001220656 A JP 2001220656A JP 2001220656 A JP2001220656 A JP 2001220656A JP 2002369630 A JP2002369630 A JP 2002369630A
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- Japan
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- resin composition
- film
- sheet
- fiber
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防草効果に優れ、廃棄処理が容易で自然環境
に優しい防草シート及びその施工方法を提供する。 【解決手段】 やし繊維等の植物性繊維からなる布帛
と、ポリ乳酸等の生分解性樹脂組成物あるいは光分解促
進剤を含有するポリオレフィン系樹脂等の光分解性樹脂
組成物からなるフィルムがミシン縫製等により積層され
てなるシート。
に優しい防草シート及びその施工方法を提供する。 【解決手段】 やし繊維等の植物性繊維からなる布帛
と、ポリ乳酸等の生分解性樹脂組成物あるいは光分解促
進剤を含有するポリオレフィン系樹脂等の光分解性樹脂
組成物からなるフィルムがミシン縫製等により積層され
てなるシート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植生した樹木のま
わりに雑草の繁茂するのを防止するために用いる防草シ
ート及びその施工方法に関するものである。
わりに雑草の繁茂するのを防止するために用いる防草シ
ート及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、公園、庭園、宅地等の緑化が盛ん
になり、樹木の植生も盛んに行なわれている。樹木が充
分生育して木の葉が繁ると根元付近にも雑草は生えなく
なるが、充分生育するまでは、植生した樹木のまわりに
雑草が繁茂して美観が損なわれるのを防止す必要があ
る。雑草が繁茂するのを防止するために、人手で雑草を
取り除いたり、殺虫剤を散布したり、わらを敷き詰めた
りすることが行なわれている。しかし、これらの方法は
作業に手間がかかり、効果も一時的であり、特に除草剤
を用いることは人体や植生した植物にも有害であるとい
う問題がある。
になり、樹木の植生も盛んに行なわれている。樹木が充
分生育して木の葉が繁ると根元付近にも雑草は生えなく
なるが、充分生育するまでは、植生した樹木のまわりに
雑草が繁茂して美観が損なわれるのを防止す必要があ
る。雑草が繁茂するのを防止するために、人手で雑草を
取り除いたり、殺虫剤を散布したり、わらを敷き詰めた
りすることが行なわれている。しかし、これらの方法は
作業に手間がかかり、効果も一時的であり、特に除草剤
を用いることは人体や植生した植物にも有害であるとい
う問題がある。
【0003】効果の持続性を考慮した方法として、繊維
製不織布やビニールシート、織物に樹脂コーティングし
たターポリン等の遮光性の高いシートを用いる方法があ
る。しかしながら、不織布を用いた場合でも、植生した
樹木のまわりの土中にあった雑草の種子は発芽しない
が、風等により飛散してきた種子が発芽し不織布を通し
て根を伸ばし雑草が繁茂することがある。また、不織布
は多くの場合、ポリエステルやナイロンやポリプロピレ
ン等の合成繊維からなり、自然界では分解されず、ビニ
ールシートやターポリン等も同様に分解されないので、
樹木が育ったりして不要になった時にシートを取り外す
ことが必要であり、手間がかかり廃棄処理に問題があっ
た。
製不織布やビニールシート、織物に樹脂コーティングし
たターポリン等の遮光性の高いシートを用いる方法があ
る。しかしながら、不織布を用いた場合でも、植生した
樹木のまわりの土中にあった雑草の種子は発芽しない
が、風等により飛散してきた種子が発芽し不織布を通し
て根を伸ばし雑草が繁茂することがある。また、不織布
は多くの場合、ポリエステルやナイロンやポリプロピレ
ン等の合成繊維からなり、自然界では分解されず、ビニ
ールシートやターポリン等も同様に分解されないので、
樹木が育ったりして不要になった時にシートを取り外す
ことが必要であり、手間がかかり廃棄処理に問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の現状
を鑑みてなされたものであり、防草効果に優れ、廃棄処
理が容易で自然環境に優しい防草シートを提供する及び
その施工方法を提供することを課題とするものである。
を鑑みてなされたものであり、防草効果に優れ、廃棄処
理が容易で自然環境に優しい防草シートを提供する及び
その施工方法を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであり、植物性繊維からなる布帛と、生分
解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフ
ィルムが積層されてなることを特徴とする防草シート、
及び植物性繊維がやし繊維である上記の防草シート、な
らびに上記の防草シートを樹木の周囲に敷設し、止め具
で止めることを特徴とする防草シートの施工方法、及び
樹木の周囲に生分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂
組成物からなるフィルムを敷設し、該フィルムの上に重
ねて植物性繊維からなる布帛を敷設し、止め具で止める
ことを特徴とする防草シートの施工方法を要旨とするも
のである。
解決するものであり、植物性繊維からなる布帛と、生分
解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフ
ィルムが積層されてなることを特徴とする防草シート、
及び植物性繊維がやし繊維である上記の防草シート、な
らびに上記の防草シートを樹木の周囲に敷設し、止め具
で止めることを特徴とする防草シートの施工方法、及び
樹木の周囲に生分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂
組成物からなるフィルムを敷設し、該フィルムの上に重
ねて植物性繊維からなる布帛を敷設し、止め具で止める
ことを特徴とする防草シートの施工方法を要旨とするも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の防草シートは、図1に示
すように2層でなり、その内の1層は、植物性繊維から
なる布帛で構成される。ここで植物性繊維というのは、
コットン、麻、ジュート、やし繊維等の天然の植物によ
り生成される繊維であって、使用目的を達した後には自
然に太陽光や微生物等により分解され、特に廃棄問題が
生じないので、本発明の重要な構成要素として用いられ
る。これらの植物性繊維は、主体成分がセルロースであ
るが、リグニンを含有しているやし繊維やジュート繊維
は、微生物に対する抵抗性が強く、微生物による分解が
されにくく、他の植物繊維より耐用期間を長くすること
が可能である。リグニンを含有していないコットン、麻
等を自然界に放置しておいた場合に分解に要する期間
は、1年以内と云われているのに対して、リグニンを約
40%含有しているやし繊維は3〜5年、約20%含有
しているジュート繊維は1〜2年と云われている。これ
らの植物繊維を組合わせて用いることにより、樹木の成
長や周囲の環境等から防草シートが効果を発揮している
べき期間に合わせた防草シートを提供することが可能で
ある。樹木が十分に生育するまで比較的長期にわたり効
果を発揮し、かつ自然分解する防草シートが必要な場合
には、やし繊維を用いるのが適切である。
すように2層でなり、その内の1層は、植物性繊維から
なる布帛で構成される。ここで植物性繊維というのは、
コットン、麻、ジュート、やし繊維等の天然の植物によ
り生成される繊維であって、使用目的を達した後には自
然に太陽光や微生物等により分解され、特に廃棄問題が
生じないので、本発明の重要な構成要素として用いられ
る。これらの植物性繊維は、主体成分がセルロースであ
るが、リグニンを含有しているやし繊維やジュート繊維
は、微生物に対する抵抗性が強く、微生物による分解が
されにくく、他の植物繊維より耐用期間を長くすること
が可能である。リグニンを含有していないコットン、麻
等を自然界に放置しておいた場合に分解に要する期間
は、1年以内と云われているのに対して、リグニンを約
40%含有しているやし繊維は3〜5年、約20%含有
しているジュート繊維は1〜2年と云われている。これ
らの植物繊維を組合わせて用いることにより、樹木の成
長や周囲の環境等から防草シートが効果を発揮している
べき期間に合わせた防草シートを提供することが可能で
ある。樹木が十分に生育するまで比較的長期にわたり効
果を発揮し、かつ自然分解する防草シートが必要な場合
には、やし繊維を用いるのが適切である。
【0007】また、一般に布帛の側を表面側として用い
ることになるが、その場合、自然との調和の点から、繊
維は、グリーン系統、あるいは茶系統に着色されている
のが好ましいが、やし繊維はもともと茶褐色に着色して
いて、自然になじみやすいので、この点からもやし繊維
は本発明の防草シートに適している。
ることになるが、その場合、自然との調和の点から、繊
維は、グリーン系統、あるいは茶系統に着色されている
のが好ましいが、やし繊維はもともと茶褐色に着色して
いて、自然になじみやすいので、この点からもやし繊維
は本発明の防草シートに適している。
【0008】本発明で布帛は、上記の植物繊維よりなる
織物、編物あるいは不織布であり、その設計は任意でよ
いが、この布帛のみで防草シートとして用いても防草効
果がある程度の遮光性を有しているのが好ましい。
織物、編物あるいは不織布であり、その設計は任意でよ
いが、この布帛のみで防草シートとして用いても防草効
果がある程度の遮光性を有しているのが好ましい。
【0009】本発明の防草シートの今1層は、生分解性
樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィル
ムである。生分解性樹脂組成物としては、脂肪族ポリエ
ステルが知られており、本発明においても用いることが
できる。生分解性脂肪族ポリエステルとしては、ポリブ
チレンサクシネート、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸等
が挙げられる。生分解性樹脂組成物は、単独の生分解性
樹脂でなるものである必要はなく、複数の生分解性樹脂
を混合したものであってもよい。上記の生分解性樹脂の
中では、安全性や耐熱性等の点からポリ乳酸を主体樹脂
として用いるのが好適である。ポリ乳酸としては、乳酸
の構造単位がL−乳酸であるポリL−乳酸、構造単位が
D−乳酸であるポリD−乳酸、L−乳酸とD−乳酸の共
重合体であるDL−乳酸があるが、いずれでもよく、ま
たこれらの混合体であってもよい。ポリ乳酸のみからな
るフィルムの柔軟性や耐衝撃性等の特性を補うために、
他の脂肪族ポリエステルと混合したり、さらに可塑剤と
混合したりした樹脂組成物としてフィルムとしたもので
あるのが好適である。
樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィル
ムである。生分解性樹脂組成物としては、脂肪族ポリエ
ステルが知られており、本発明においても用いることが
できる。生分解性脂肪族ポリエステルとしては、ポリブ
チレンサクシネート、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸等
が挙げられる。生分解性樹脂組成物は、単独の生分解性
樹脂でなるものである必要はなく、複数の生分解性樹脂
を混合したものであってもよい。上記の生分解性樹脂の
中では、安全性や耐熱性等の点からポリ乳酸を主体樹脂
として用いるのが好適である。ポリ乳酸としては、乳酸
の構造単位がL−乳酸であるポリL−乳酸、構造単位が
D−乳酸であるポリD−乳酸、L−乳酸とD−乳酸の共
重合体であるDL−乳酸があるが、いずれでもよく、ま
たこれらの混合体であってもよい。ポリ乳酸のみからな
るフィルムの柔軟性や耐衝撃性等の特性を補うために、
他の脂肪族ポリエステルと混合したり、さらに可塑剤と
混合したりした樹脂組成物としてフィルムとしたもので
あるのが好適である。
【0010】光分解性樹脂組成物としては、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリオレフィン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リスチレン系樹脂等の汎用樹脂に、ベンゾフェノン、ジ
フェニルケトン、アントラキノン、ハロゲン化ポリオレ
フィン、ハロゲン化ポリスチレン等の光分解促進剤を配
合した樹脂組成物が挙げられる。
ィン系樹脂、ポリオレフィン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リスチレン系樹脂等の汎用樹脂に、ベンゾフェノン、ジ
フェニルケトン、アントラキノン、ハロゲン化ポリオレ
フィン、ハロゲン化ポリスチレン等の光分解促進剤を配
合した樹脂組成物が挙げられる。
【0011】本発明においては、生分解性樹脂組成物と
光分解性樹脂組成物を混合してフィルム化されたもので
もよい。いずれにしても、フィルムに用いられる樹脂組
成物は、光や熱によって完全に分解するものでなくて
も、光や熱、あるいは加水分解による一次分解によって
劣化し、最終的には、土中や水中に存在する微生物によ
り完全に分解されるものであるのが好ましい。このよう
な樹脂組成物としては、加水分解による一次分解後に微
生物により二酸化炭素と水に分解されるポリ乳酸や、光
による一次分解後に微生物分解の可能なポリオレフィン
系樹脂が挙げられる。そして一次分解が進む期間が使用
目的を果たすべき期間と一致するような樹脂組成を選択
すると本発明の目的に最も合致することになり好まし
い。
光分解性樹脂組成物を混合してフィルム化されたもので
もよい。いずれにしても、フィルムに用いられる樹脂組
成物は、光や熱によって完全に分解するものでなくて
も、光や熱、あるいは加水分解による一次分解によって
劣化し、最終的には、土中や水中に存在する微生物によ
り完全に分解されるものであるのが好ましい。このよう
な樹脂組成物としては、加水分解による一次分解後に微
生物により二酸化炭素と水に分解されるポリ乳酸や、光
による一次分解後に微生物分解の可能なポリオレフィン
系樹脂が挙げられる。そして一次分解が進む期間が使用
目的を果たすべき期間と一致するような樹脂組成を選択
すると本発明の目的に最も合致することになり好まし
い。
【0012】本発明に用いる上記の生分解性樹脂組成物
と光分解性樹脂組成物からなるフィルムは、Tダイフィ
ルム形成法やインフレーションフィルム形成法等の常法
の方法によりフィルム成形されたものでよい。フィルム
の厚さは、特に限定されないが、5〜100μmの範囲
のものが用いられる。
と光分解性樹脂組成物からなるフィルムは、Tダイフィ
ルム形成法やインフレーションフィルム形成法等の常法
の方法によりフィルム成形されたものでよい。フィルム
の厚さは、特に限定されないが、5〜100μmの範囲
のものが用いられる。
【0013】本発明における植物性繊維からなる布帛
と、生分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物か
らなるフィルムとを積層する方法としては、布帛とフィ
ルムを接着剤で接着する方法、布帛とフィルムのそれぞ
れを使用する大きさに裁断後重ねてその周囲をミシン縫
製する方法、布帛とフィルムのそれぞれを使用する大き
さに裁断後重ねてその周囲をミシン縫製すると共に中を
ステッチミシン縫製する方法等が挙げられる。中をステ
ッチミシン縫製する方法は、ミシンの針孔から雨を土中
にしみ込ませることも可能になり好ましい方法である。
と、生分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物か
らなるフィルムとを積層する方法としては、布帛とフィ
ルムを接着剤で接着する方法、布帛とフィルムのそれぞ
れを使用する大きさに裁断後重ねてその周囲をミシン縫
製する方法、布帛とフィルムのそれぞれを使用する大き
さに裁断後重ねてその周囲をミシン縫製すると共に中を
ステッチミシン縫製する方法等が挙げられる。中をステ
ッチミシン縫製する方法は、ミシンの針孔から雨を土中
にしみ込ませることも可能になり好ましい方法である。
【0014】本発明の防草シートを施工する際には、例
えば図2に示すような形状に植物性繊維からなる布帛と
フィルムを裁断し、ミシン縫製して、図3に例示するよ
うに樹木の周囲に敷設し、止め具で止める。この時用い
る止め具としては、竹製のいわゆる竹串、その他木製、
樹脂製、金属製等の止め具があるが、本発明の目的から
竹製、木製等の天然素材や、生分解性樹脂あるいは光分
解性樹脂等の分解性の素材であるのが好ましい。
えば図2に示すような形状に植物性繊維からなる布帛と
フィルムを裁断し、ミシン縫製して、図3に例示するよ
うに樹木の周囲に敷設し、止め具で止める。この時用い
る止め具としては、竹製のいわゆる竹串、その他木製、
樹脂製、金属製等の止め具があるが、本発明の目的から
竹製、木製等の天然素材や、生分解性樹脂あるいは光分
解性樹脂等の分解性の素材であるのが好ましい。
【0015】上記の防草シートを施工したのと同様の防
草効果を発揮させることのできる防草シートの施工方法
として、上記の植物性繊維からなる布帛と生分解性樹脂
組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィルムを
それぞれ図2に示す形状に裁断し、樹木の周囲に該フィ
ルムを敷設し、該フィルムの上に重ねて植物性繊維から
なる布帛を敷設し、止め具で止める方法がある。この際
用いる止め具としても上記の止め具を用いることができ
る。
草効果を発揮させることのできる防草シートの施工方法
として、上記の植物性繊維からなる布帛と生分解性樹脂
組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィルムを
それぞれ図2に示す形状に裁断し、樹木の周囲に該フィ
ルムを敷設し、該フィルムの上に重ねて植物性繊維から
なる布帛を敷設し、止め具で止める方法がある。この際
用いる止め具としても上記の止め具を用いることができ
る。
【0016】
【作用】本発明のように植物性繊維からなる布帛と、生
分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなる
フィルムを積層して防草シートとして用いると、布帛に
よる遮光性とフィルムによる遮断性で土中に存在する雑
草の種子が発芽・生育することがなく、また飛散してき
た雑草の種子が発芽してもその根はフィルムに遮断され
て土中に伸びることができないので生育できない。した
がって雑草が繁茂することはない。また、樹木の成長や
周囲の環境により防草シートがその効果を発揮すべき期
間に合わせて防草シートを設計できることに本発明の大
きな特徴がある。さらに布帛とフィルムの素材自然界で
完全に分解する物質で構成されているので、使用目的を
果たした後において廃棄処理の必要がない。また、フィ
ルムで土を覆うだけでも、飛散してきた雑草の種子の発
芽を防止する目的は達成できるが、本発明のようにさら
にその表面に繊維製布帛が存在する方が、施工部分の美
観の点で優れており、本発明で用いる生分解性樹脂組成
物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィルムは、比
較的短期間で分解するので、表面に施工する植物繊維の
種類とか混用比率を選定することにより、効果を発揮す
ることが必要な期間に合わせた防草シートを設計するこ
とができる。
分解性樹脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなる
フィルムを積層して防草シートとして用いると、布帛に
よる遮光性とフィルムによる遮断性で土中に存在する雑
草の種子が発芽・生育することがなく、また飛散してき
た雑草の種子が発芽してもその根はフィルムに遮断され
て土中に伸びることができないので生育できない。した
がって雑草が繁茂することはない。また、樹木の成長や
周囲の環境により防草シートがその効果を発揮すべき期
間に合わせて防草シートを設計できることに本発明の大
きな特徴がある。さらに布帛とフィルムの素材自然界で
完全に分解する物質で構成されているので、使用目的を
果たした後において廃棄処理の必要がない。また、フィ
ルムで土を覆うだけでも、飛散してきた雑草の種子の発
芽を防止する目的は達成できるが、本発明のようにさら
にその表面に繊維製布帛が存在する方が、施工部分の美
観の点で優れており、本発明で用いる生分解性樹脂組成
物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィルムは、比
較的短期間で分解するので、表面に施工する植物繊維の
種類とか混用比率を選定することにより、効果を発揮す
ることが必要な期間に合わせた防草シートを設計するこ
とができる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1 やし繊維からなる紡績糸200テックス双糸を経緯糸と
して用いた経糸密度が28本/10cm、緯糸密度が1
2本/10cm、目付が1800g/m2で、幅が10
0cmの平組織の織物と、ポリ乳酸を主体成分とし、ポ
リブチレンサクシネートを混合した樹脂組成物からなる
厚さが20μmで幅が100cmのフィルムとを、それ
ぞれ100cmの長さに裁断し、かつ中心部を直径20
cmの円形に裁断除去して図2に示す形状に裁断した。
これらを重ねて周囲をミシン縫製して積層して本発明の
防草シートを得た。得られた防草シートを図3に示すよ
うに植樹した樹木の周囲の土を覆うように敷設し、竹串
で止めておいたところ、シートを覆った部分には雑草が
繁茂することはなかった。
る。 実施例1 やし繊維からなる紡績糸200テックス双糸を経緯糸と
して用いた経糸密度が28本/10cm、緯糸密度が1
2本/10cm、目付が1800g/m2で、幅が10
0cmの平組織の織物と、ポリ乳酸を主体成分とし、ポ
リブチレンサクシネートを混合した樹脂組成物からなる
厚さが20μmで幅が100cmのフィルムとを、それ
ぞれ100cmの長さに裁断し、かつ中心部を直径20
cmの円形に裁断除去して図2に示す形状に裁断した。
これらを重ねて周囲をミシン縫製して積層して本発明の
防草シートを得た。得られた防草シートを図3に示すよ
うに植樹した樹木の周囲の土を覆うように敷設し、竹串
で止めておいたところ、シートを覆った部分には雑草が
繁茂することはなかった。
【0018】
【発明の効果】本発明は、布帛による遮光性とフィルム
による遮断性によって雑草が繁茂することがなく、廃棄
処分の必要がない防草シートを提供できるものであり、
樹木の成長や周囲の環境等によってきまる効果を発揮す
べき期間に合わせた防草シートを提供することができ
る。
による遮断性によって雑草が繁茂することがなく、廃棄
処分の必要がない防草シートを提供できるものであり、
樹木の成長や周囲の環境等によってきまる効果を発揮す
べき期間に合わせた防草シートを提供することができ
る。
【図1】本発明の防草シートの断面図の一例である。
【図2】本発明の防草シートの平面図の一例である。
【図3】本発明の施工例を示す図である。
1 防草シート 2 植物繊維製布帛 3 フィルム 4 ミシン縫製部 5 樹木 6 止め具
Claims (4)
- 【請求項1】 植物性繊維からなる布帛と、生分解性樹
脂組成物あるいは光分解性樹脂組成物からなるフィルム
が積層されてなることを特徴とする防草シート。 - 【請求項2】 植物性繊維がやし繊維である請求項1記
載の防草シート。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の防草シート
を樹木の周囲に敷設し、止め具で止めることを特徴とす
る防草シートの施工方法。 - 【請求項4】 樹木の周囲に生分解性樹脂組成物あるい
は光分解性樹脂組成物からなるフィルムを敷設し、該フ
ィルムの上に重ねて植物性繊維からなる布帛を敷設し、
止め具で止めることを特徴とする防草シートの施工方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220656A JP2002369630A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 防草シート及び防草シートの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220656A JP2002369630A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 防草シート及び防草シートの施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002369630A true JP2002369630A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19054446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001220656A Pending JP2002369630A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 防草シート及び防草シートの施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002369630A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005237225A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Mikado Kako Kk | 農業用分解マルチフィルム |
| CN108575470A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-28 | 重庆盛方新材料科技有限公司 | 植培垫及其制备方法 |
| WO2022030690A1 (ko) * | 2020-08-04 | 2022-02-10 | 주식회사 포웍스 | 소화포 기능을 구비한 방초매트 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001220656A patent/JP2002369630A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005237225A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Mikado Kako Kk | 農業用分解マルチフィルム |
| CN108575470A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-28 | 重庆盛方新材料科技有限公司 | 植培垫及其制备方法 |
| WO2022030690A1 (ko) * | 2020-08-04 | 2022-02-10 | 주식회사 포웍스 | 소화포 기능을 구비한 방초매트 |
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