JP2002369300A - 音声信号再生装置および方法 - Google Patents
音声信号再生装置および方法Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S3/00—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic
- H04S3/008—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic in which the audio signals are in digital form, i.e. employing more than two discrete digital channels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2420/00—Details of connection covered by H04R, not provided for in its groups
- H04R2420/07—Applications of wireless loudspeakers or wireless microphones
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- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成
したときに得られる信号の群遅延特性を平坦とし、低音
の鈍さや低音楽器の表現を改善することができるような
音声信号再生装置および方法を提供する。 【解決手段】 メインチャンネルの音声信号SL〜SC
から所定の高域成分を高域通過フィルタ21〜25によ
り抽出し、この高域成分をスピーカ61〜65によりそ
れぞれ再生するとともに、前記メインチャンネルの音声
信号SL〜SCから所定の低域成分を低域通過フィルタ
71〜75により抽出し、この低域成分と低域専用チャ
ンネルの音声信号SLFEとを加算し、この加算信号を
スピーカ66により再生する。その際、前記低域通過フ
ィルタ71〜75の次数を前記高域通過フィルタ21〜
25の次数より大きく設定するとともに、前記高域成分
を遅延させる。
したときに得られる信号の群遅延特性を平坦とし、低音
の鈍さや低音楽器の表現を改善することができるような
音声信号再生装置および方法を提供する。 【解決手段】 メインチャンネルの音声信号SL〜SC
から所定の高域成分を高域通過フィルタ21〜25によ
り抽出し、この高域成分をスピーカ61〜65によりそ
れぞれ再生するとともに、前記メインチャンネルの音声
信号SL〜SCから所定の低域成分を低域通過フィルタ
71〜75により抽出し、この低域成分と低域専用チャ
ンネルの音声信号SLFEとを加算し、この加算信号を
スピーカ66により再生する。その際、前記低域通過フ
ィルタ71〜75の次数を前記高域通過フィルタ21〜
25の次数より大きく設定するとともに、前記高域成分
を遅延させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンネル
音響再生を行うための音声信号再生装置および方法に関
する。
音響再生を行うための音声信号再生装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチチャンネル音響再生を行う
ための音声信号再生装置として、例えば5.1chサラ
ウンド再生を実現するものが知られている。図10は、
このような音声信号再生装置の一例を示すブロック図で
ある。図10において、Lチャンネル(左チャンネル)
の音声信号SLが供給される信号入力端子101は、H
PF(高域通過フィルタ)111および増幅器121を
介して前方左側に設置されるスピーカ131に接続され
ているとともに、LPF(低域通過フィルタ)141を
介して信号加算器151に接続されている。また、Rチ
ャンネル(右チャンネル)の音声信号SRが供給される
信号入力端子102は、HPF112および増幅器12
2を介して前方右側に設置されるスピーカ132に接続
されているとともに、LPF142を介して信号加算器
151に接続されている。更に、SLチャンネル(サラ
ウンド左チャンネル)の音声信号SSLが供給される信
号入力端子103は、HPF113および増幅器123
を介して後方左側に設置されるスピーカ133に接続さ
れているとともに、LPF143を介して信号加算器1
51に接続されている。更に、SRチャンネル(サラウ
ンド右チャンネル)の音声信号SSRが供給される信号
入力端子104は、HPF114および増幅器124を
介して後方右側に設置されるスピーカ134に接続され
ているとともに、LPF144を介して信号加算器15
1に接続されている。更に、Cチャンネル(中央チャン
ネル)の音声信号SCが供給される信号入力端子105
は、HPF115および増幅器125を介して前方中央
に設置されるスピーカ135に接続されているととも
に、LPF145を介して信号加算器151に接続され
ている。一方、LFEチャンネル(低域専用チャンネ
ル)の音声信号SLFEが供給される信号入力端子10
6は、上述した信号加算器151が接続された信号加算
器152に接続されている。また、この信号加算器15
2は、増幅器126を介して側方に設置されるスピーカ
136に接続されている。ここで、スピーカ131〜1
35の各々は、中低音以上を再生するスピーカシステム
であり、一般にはサテライトスピーカと呼ばれている。
また、スピーカ136は、低音を再生するスピーカシス
テムであり、一般にはサブウーファと呼ばれている。
ための音声信号再生装置として、例えば5.1chサラ
ウンド再生を実現するものが知られている。図10は、
このような音声信号再生装置の一例を示すブロック図で
ある。図10において、Lチャンネル(左チャンネル)
の音声信号SLが供給される信号入力端子101は、H
PF(高域通過フィルタ)111および増幅器121を
介して前方左側に設置されるスピーカ131に接続され
ているとともに、LPF(低域通過フィルタ)141を
介して信号加算器151に接続されている。また、Rチ
ャンネル(右チャンネル)の音声信号SRが供給される
信号入力端子102は、HPF112および増幅器12
2を介して前方右側に設置されるスピーカ132に接続
されているとともに、LPF142を介して信号加算器
151に接続されている。更に、SLチャンネル(サラ
ウンド左チャンネル)の音声信号SSLが供給される信
号入力端子103は、HPF113および増幅器123
を介して後方左側に設置されるスピーカ133に接続さ
れているとともに、LPF143を介して信号加算器1
51に接続されている。更に、SRチャンネル(サラウ
ンド右チャンネル)の音声信号SSRが供給される信号
入力端子104は、HPF114および増幅器124を
介して後方右側に設置されるスピーカ134に接続され
ているとともに、LPF144を介して信号加算器15
1に接続されている。更に、Cチャンネル(中央チャン
ネル)の音声信号SCが供給される信号入力端子105
は、HPF115および増幅器125を介して前方中央
に設置されるスピーカ135に接続されているととも
に、LPF145を介して信号加算器151に接続され
ている。一方、LFEチャンネル(低域専用チャンネ
ル)の音声信号SLFEが供給される信号入力端子10
6は、上述した信号加算器151が接続された信号加算
器152に接続されている。また、この信号加算器15
2は、増幅器126を介して側方に設置されるスピーカ
136に接続されている。ここで、スピーカ131〜1
35の各々は、中低音以上を再生するスピーカシステム
であり、一般にはサテライトスピーカと呼ばれている。
また、スピーカ136は、低音を再生するスピーカシス
テムであり、一般にはサブウーファと呼ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の音声信号再生装置では、低域側の信号と高域側の
信号を電気的に合成したときに周波数特性が平坦となる
ように設計されており、また低域側と高域側の周波数特
性の交叉する帯域幅を狭くするために、高次のフィルタ
を用いる必要があった。従って、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号は、図1
1に示すように周波数特性は平坦であるが、図12に示
すように低域においては群遅延が大きくなってしまい、
低音の鈍さや低音楽器の表現(ニュアンス)が変化して
しまうという問題点があった。また、LFEチャンネル
の音声信号SLFEと他のチャンネル(メインチャンネ
ル)の音声信号SL〜SCに相関性がある場合には、L
FEチャンネルの音声信号S LFEを加算する際にも低
域において群遅延が大きくなってしまうという問題点が
あった。
従来の音声信号再生装置では、低域側の信号と高域側の
信号を電気的に合成したときに周波数特性が平坦となる
ように設計されており、また低域側と高域側の周波数特
性の交叉する帯域幅を狭くするために、高次のフィルタ
を用いる必要があった。従って、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号は、図1
1に示すように周波数特性は平坦であるが、図12に示
すように低域においては群遅延が大きくなってしまい、
低音の鈍さや低音楽器の表現(ニュアンス)が変化して
しまうという問題点があった。また、LFEチャンネル
の音声信号SLFEと他のチャンネル(メインチャンネ
ル)の音声信号SL〜SCに相関性がある場合には、L
FEチャンネルの音声信号S LFEを加算する際にも低
域において群遅延が大きくなってしまうという問題点が
あった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みて為され
たものであり、低域側の信号と高域側の信号を電気的に
合成したときに得られる信号の群遅延特性を平坦とし、
低音の鈍さや低音楽器の表現を改善することができるよ
うな音声信号再生装置および方法を提供することを目的
としている。
たものであり、低域側の信号と高域側の信号を電気的に
合成したときに得られる信号の群遅延特性を平坦とし、
低音の鈍さや低音楽器の表現を改善することができるよ
うな音声信号再生装置および方法を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1に、本発明の音声信号再生装置は、メインチ
ャンネルの音声信号から所定の高域成分を抽出する高域
通過フィルタと、前記高域通過フィルタにより抽出され
た前記高域成分を再生する第1のスピーカと、前記メイ
ンチャンネルの音声信号から所定の低域成分を抽出する
低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタにより抽出
された前記低域成分と低域専用チャンネルの音声信号と
を加算し加算信号を出力する信号加算器と、前記信号加
算器から出力された前記加算信号を再生する第2のスピ
ーカと、を備えた音声信号再生装置において、前記低域
通過フィルタの次数を前記高域通過フィルタの次数より
大きく設定するとともに、前記高域通過フィルタにより
抽出された前記高域成分の位相と前記低域通過フィルタ
により抽出された前記低域成分の位相との整合を図るた
めの位相整合手段を設けたことを特徴としている。この
ように構成された音声信号再生装置によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。
ため、第1に、本発明の音声信号再生装置は、メインチ
ャンネルの音声信号から所定の高域成分を抽出する高域
通過フィルタと、前記高域通過フィルタにより抽出され
た前記高域成分を再生する第1のスピーカと、前記メイ
ンチャンネルの音声信号から所定の低域成分を抽出する
低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタにより抽出
された前記低域成分と低域専用チャンネルの音声信号と
を加算し加算信号を出力する信号加算器と、前記信号加
算器から出力された前記加算信号を再生する第2のスピ
ーカと、を備えた音声信号再生装置において、前記低域
通過フィルタの次数を前記高域通過フィルタの次数より
大きく設定するとともに、前記高域通過フィルタにより
抽出された前記高域成分の位相と前記低域通過フィルタ
により抽出された前記低域成分の位相との整合を図るた
めの位相整合手段を設けたことを特徴としている。この
ように構成された音声信号再生装置によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。
【0006】第2に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記高域通過フィルタにより抽出された前記
高域成分を遅延させる遅延回路であることを特徴として
いる。このように構成された音声信号再生装置によれ
ば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したと
きに得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることがで
きる。
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記高域通過フィルタにより抽出された前記
高域成分を遅延させる遅延回路であることを特徴として
いる。このように構成された音声信号再生装置によれ
ば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したと
きに得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることがで
きる。
【0007】第3に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第2に記載の音声信号再生装置において、前記遅延回
路の遅延時間T1(sec)を、前記高域通過フィルタ
のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1(r
ad)、前記低域通過フィルタの位相角をφ2(ra
d)とすると、T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π
・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・
・・)の式で算出される値に設定したことを特徴として
いる。このように構成された音声信号再生装置によれ
ば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したと
きに得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることがで
きる。
記第2に記載の音声信号再生装置において、前記遅延回
路の遅延時間T1(sec)を、前記高域通過フィルタ
のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1(r
ad)、前記低域通過フィルタの位相角をφ2(ra
d)とすると、T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π
・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・
・・)の式で算出される値に設定したことを特徴として
いる。このように構成された音声信号再生装置によれ
ば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したと
きに得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることがで
きる。
【0008】第4に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記第1のスピーカを聴取者から離間する方
向に移動させて設置することであることを特徴としてい
る。このように構成された音声信号再生装置によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記第1のスピーカを聴取者から離間する方
向に移動させて設置することであることを特徴としてい
る。このように構成された音声信号再生装置によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。
【0009】第5に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記第2のスピーカを聴取者に接近する方向
に移動させて設置することであるとともに、前記信号加
算器から出力された前記加算信号を遅延させる遅延回路
であることを特徴としている。このように構成された音
声信号再生装置によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
記第1に記載の音声信号再生装置において、前記位相整
合手段は、前記第2のスピーカを聴取者に接近する方向
に移動させて設置することであるとともに、前記信号加
算器から出力された前記加算信号を遅延させる遅延回路
であることを特徴としている。このように構成された音
声信号再生装置によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
【0010】第6に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第1ないし第5のいずれかに記載の音声信号再生装置
において、前記低域通過フィルタにより抽出された前記
低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声信号の
位相との整合を図るための副次的位相整合手段を設けた
ことを特徴としている。このように構成された音声信号
再生装置によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気
的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦
とすることができる。また、低域専用チャンネルの音声
信号とメインチャンネルの音声信号に相関性がある場合
であっても、低域において群遅延が大きくなってしまう
ようなことはない。
記第1ないし第5のいずれかに記載の音声信号再生装置
において、前記低域通過フィルタにより抽出された前記
低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声信号の
位相との整合を図るための副次的位相整合手段を設けた
ことを特徴としている。このように構成された音声信号
再生装置によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気
的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦
とすることができる。また、低域専用チャンネルの音声
信号とメインチャンネルの音声信号に相関性がある場合
であっても、低域において群遅延が大きくなってしまう
ようなことはない。
【0011】第7に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第6に記載の音声信号再生装置において、前記副次的
位相整合手段は、前記低域専用チャンネルの音声信号を
遅延させる遅延回路であることを特徴としている。この
ように構成された音声信号再生装置によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。また、
低域専用チャンネルの音声信号とメインチャンネルの音
声信号に相関性がある場合であっても、低域において群
遅延が大きくなってしまうようなことはない。
記第6に記載の音声信号再生装置において、前記副次的
位相整合手段は、前記低域専用チャンネルの音声信号を
遅延させる遅延回路であることを特徴としている。この
ように構成された音声信号再生装置によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。また、
低域専用チャンネルの音声信号とメインチャンネルの音
声信号に相関性がある場合であっても、低域において群
遅延が大きくなってしまうようなことはない。
【0012】第8に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第7に記載の音声信号再生装置において、前記遅延回
路の遅延時間T2(sec)を、前記高域通過フィルタ
のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1(r
ad)とすると、T2=(φ1+π・n)/(2π・F
c)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・
・)の式で算出される値に設定したことを特徴としてい
る。このように構成された音声信号再生装置によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。また、低域専用チャンネルの音声信号とメインチャ
ンネルの音声信号に相関性がある場合であっても、低域
において群遅延が大きくなってしまうようなことはな
い。
記第7に記載の音声信号再生装置において、前記遅延回
路の遅延時間T2(sec)を、前記高域通過フィルタ
のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1(r
ad)とすると、T2=(φ1+π・n)/(2π・F
c)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・
・)の式で算出される値に設定したことを特徴としてい
る。このように構成された音声信号再生装置によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。また、低域専用チャンネルの音声信号とメインチャ
ンネルの音声信号に相関性がある場合であっても、低域
において群遅延が大きくなってしまうようなことはな
い。
【0013】第9に、本発明の音声信号再生装置は、前
記第1ないし第5のいずれかに記載の音声信号再生装置
において、前記低域通過フィルタにより抽出された前記
低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号との位相
差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィルタによ
り抽出された前記低域成分の位相を反転させる位相反転
回路を設けたことを特徴としている。このように構成さ
れた音声信号再生装置によれば、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延
特性を略平坦とすることができる。
記第1ないし第5のいずれかに記載の音声信号再生装置
において、前記低域通過フィルタにより抽出された前記
低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号との位相
差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィルタによ
り抽出された前記低域成分の位相を反転させる位相反転
回路を設けたことを特徴としている。このように構成さ
れた音声信号再生装置によれば、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延
特性を略平坦とすることができる。
【0014】第10に、本発明の音声信号再生方法は、
メインチャンネルの音声信号から所定の高域成分を高域
通過フィルタにより抽出し、前記高域通過フィルタによ
り抽出された前記高域成分を第1のスピーカにより再生
し、前記メインチャンネルの音声信号から所定の低域成
分を低域通過フィルタにより抽出し、前記低域通過フィ
ルタにより抽出された前記低域成分と低域専用チャンネ
ルの音声信号とを信号加算器により加算し加算信号を出
力し、前記信号加算器から出力された前記加算信号を第
2のスピーカにより再生する、音声信号再生方法におい
て、前記低域通過フィルタの次数を前記高域通過フィル
タの次数より大きく設定するとともに、前記高域通過フ
ィルタにより抽出された前記高域成分の位相と前記低域
通過フィルタにより抽出された前記低域成分の位相との
整合を図ることを特徴としている。このような音声信号
再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気
的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦
とすることができる。
メインチャンネルの音声信号から所定の高域成分を高域
通過フィルタにより抽出し、前記高域通過フィルタによ
り抽出された前記高域成分を第1のスピーカにより再生
し、前記メインチャンネルの音声信号から所定の低域成
分を低域通過フィルタにより抽出し、前記低域通過フィ
ルタにより抽出された前記低域成分と低域専用チャンネ
ルの音声信号とを信号加算器により加算し加算信号を出
力し、前記信号加算器から出力された前記加算信号を第
2のスピーカにより再生する、音声信号再生方法におい
て、前記低域通過フィルタの次数を前記高域通過フィル
タの次数より大きく設定するとともに、前記高域通過フ
ィルタにより抽出された前記高域成分の位相と前記低域
通過フィルタにより抽出された前記低域成分の位相との
整合を図ることを特徴としている。このような音声信号
再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気
的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦
とすることができる。
【0015】第11に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記高
域通過フィルタにより抽出された前記高域成分を遅延回
路により遅延させることにより、前記高域通過フィルタ
により抽出された前記高域成分の位相と前記低域通過フ
ィルタにより抽出された前記低域成分の位相との整合を
図ることを特徴としている。このような音声信号再生方
法によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合
成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦とする
ことができる。
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記高
域通過フィルタにより抽出された前記高域成分を遅延回
路により遅延させることにより、前記高域通過フィルタ
により抽出された前記高域成分の位相と前記低域通過フ
ィルタにより抽出された前記低域成分の位相との整合を
図ることを特徴としている。このような音声信号再生方
法によれば、低域側の信号と高域側の信号を電気的に合
成したときに得られる信号の群遅延特性を略平坦とする
ことができる。
【0016】第12に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第11に記載の音声信号再生方法において、前記遅
延回路の遅延時間T1(sec)を、前記高域通過フィ
ルタのカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1
(rad)、前記低域通過フィルタの位相角をφ2(r
ad)とすると、T1=(φ1−φ2+π・n)/(2
π・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2
・・・)の式で算出される値に設定したことを特徴とし
ている。このような音声信号再生方法によれば、低域側
の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られ
る信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。
前記第11に記載の音声信号再生方法において、前記遅
延回路の遅延時間T1(sec)を、前記高域通過フィ
ルタのカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1
(rad)、前記低域通過フィルタの位相角をφ2(r
ad)とすると、T1=(φ1−φ2+π・n)/(2
π・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2
・・・)の式で算出される値に設定したことを特徴とし
ている。このような音声信号再生方法によれば、低域側
の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られ
る信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。
【0017】第13に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記第
1のスピーカを聴取者から離間する方向に移動させて設
置することにより、前記高域通過フィルタにより抽出さ
れた前記高域成分の位相と前記低域通過フィルタにより
抽出された前記低域成分の位相との整合を図ることを特
徴としている。このような音声信号再生方法によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記第
1のスピーカを聴取者から離間する方向に移動させて設
置することにより、前記高域通過フィルタにより抽出さ
れた前記高域成分の位相と前記低域通過フィルタにより
抽出された前記低域成分の位相との整合を図ることを特
徴としている。このような音声信号再生方法によれば、
低域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに
得られる信号の群遅延特性を略平坦とすることができ
る。
【0018】第14に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記第
2のスピーカを聴取者に接近する方向に移動させて設置
するとともに、前記信号加算器から出力された前記加算
信号を遅延回路により遅延させることにより、前記高域
通過フィルタにより抽出された前記高域成分の位相と前
記低域通過フィルタにより抽出された前記低域成分の位
相との整合を図ることを特徴としている。このような音
声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
前記第10に記載の音声信号再生方法において、前記第
2のスピーカを聴取者に接近する方向に移動させて設置
するとともに、前記信号加算器から出力された前記加算
信号を遅延回路により遅延させることにより、前記高域
通過フィルタにより抽出された前記高域成分の位相と前
記低域通過フィルタにより抽出された前記低域成分の位
相との整合を図ることを特徴としている。このような音
声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
【0019】第15に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第10ないし第14のいずれかに記載の音声信号再
生方法において、前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声
信号の位相との整合を図ることを特徴としている。この
ような音声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域
側の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅
延特性を略平坦とすることができる。また、低域専用チ
ャンネルの音声信号とメインチャンネルの音声信号に相
関性がある場合であっても、低域において群遅延が大き
くなってしまうようなことはない。
前記第10ないし第14のいずれかに記載の音声信号再
生方法において、前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声
信号の位相との整合を図ることを特徴としている。この
ような音声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域
側の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅
延特性を略平坦とすることができる。また、低域専用チ
ャンネルの音声信号とメインチャンネルの音声信号に相
関性がある場合であっても、低域において群遅延が大き
くなってしまうようなことはない。
【0020】第16に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第15に記載の音声信号再生方法において、前記低
域専用チャンネルの音声信号を遅延回路により遅延させ
ることにより、前記低域通過フィルタにより抽出された
前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声信
号の位相との整合を図ることを特徴としている。このよ
うな音声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延
特性を略平坦とすることができる。また、低域専用チャ
ンネルの音声信号とメインチャンネルの音声信号に相関
性がある場合であっても、低域において群遅延が大きく
なってしまうようなことはない。
前記第15に記載の音声信号再生方法において、前記低
域専用チャンネルの音声信号を遅延回路により遅延させ
ることにより、前記低域通過フィルタにより抽出された
前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声信
号の位相との整合を図ることを特徴としている。このよ
うな音声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側
の信号を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延
特性を略平坦とすることができる。また、低域専用チャ
ンネルの音声信号とメインチャンネルの音声信号に相関
性がある場合であっても、低域において群遅延が大きく
なってしまうようなことはない。
【0021】第17に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第16に記載の音声信号再生方法において、前記遅
延回路の遅延時間T2(sec)を、前記高域通過フィ
ルタのカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1
(rad)とすると、T2=(φ1+π・n)/(2π
・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・
・・)の式で算出される値に設定したことを特徴として
いる。このような音声信号再生方法によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。また、
低域専用チャンネルの音声信号とメインチャンネルの音
声信号に相関性がある場合であっても、低域において群
遅延が大きくなってしまうようなことはない。
前記第16に記載の音声信号再生方法において、前記遅
延回路の遅延時間T2(sec)を、前記高域通過フィ
ルタのカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ1
(rad)とすると、T2=(φ1+π・n)/(2π
・Fc)(但し、n=・・・−2,−1,0,1,2・
・・)の式で算出される値に設定したことを特徴として
いる。このような音声信号再生方法によれば、低域側の
信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得られる
信号の群遅延特性を略平坦とすることができる。また、
低域専用チャンネルの音声信号とメインチャンネルの音
声信号に相関性がある場合であっても、低域において群
遅延が大きくなってしまうようなことはない。
【0022】第18に、本発明の音声信号再生方法は、
前記第10ないし第14のいずれかに記載の音声信号再
生方法において、前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号と
の位相差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィル
タにより抽出された前記低域成分の位相を位相反転回路
により反転させることを特徴としている。このような音
声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
前記第10ないし第14のいずれかに記載の音声信号再
生方法において、前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号と
の位相差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィル
タにより抽出された前記低域成分の位相を位相反転回路
により反転させることを特徴としている。このような音
声信号再生方法によれば、低域側の信号と高域側の信号
を電気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性を
略平坦とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。図1において、Lチャンネル(左チャンネル)の音
声信号SLが供給される信号入力端子1は、アナログ/
デジタル変換を行うA/D変換器11、HPF(高域通
過フィルタ)21、信号を遅延させる遅延回路31、デ
ジタル/アナログ変換を行うD/A変換器41および増
幅器51を介してスピーカ61に接続されているととも
に、A/D変換器11およびLPF(低域通過フィル
タ)71を介して信号の加算を行う信号加算器81に接
続されている。また、Rチャンネル(右チャンネル)の
音声信号SRが供給される信号入力端子2は、A/D変
換器12、HPF22、遅延回路32、D/A変換器4
2および増幅器52を介してスピーカ62に接続されて
いるとともに、A/D変換器12およびLPF72を介
して信号加算器81に接続されている。更に、SLチャ
ンネル(サラウンド左チャンネル)の音声信号SSLが
供給される信号入力端子3は、A/D変換器13、HP
F23、遅延回路33、D/A変換器43および増幅器
53を介してスピーカ63に接続されているとともに、
A/D変換器13およびLPF73を介して信号加算器
81に接続されている。更に、SRチャンネル(サラウ
ンド右チャンネル)の音声信号SSRが供給される信号
入力端子4は、A/D変換器14、HPF24、遅延回
路34、D/A変換器44および増幅器54を介してス
ピーカ64に接続されているとともに、A/D変換器1
4およびLPF74を介して信号加算器81に接続され
ている。更に、Cチャンネル(中央チャンネル)の音声
信号SCが供給される信号入力端子5は、A/D変換器
15、HPF25、遅延回路35、D/A変換器45お
よび増幅器55を介してスピーカ65に接続されている
とともに、A/D変換器15およびLPF75を介して
信号加算器81に接続されている。この信号加算器81
は、後述する条件のときに信号の位相を反転させる位相
反転回路82を介して信号加算器83に接続されてい
る。一方、LFEチャンネル(低域専用チャンネル)の
音声信号SLFEが供給される信号入力端子6は、A/
D変換器16および信号を遅延させる遅延回路84を介
して信号加算器83に接続されている。また、この信号
加算器83は、D/A変換器46および増幅器56を介
してスピーカ66に接続されている。
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。図1において、Lチャンネル(左チャンネル)の音
声信号SLが供給される信号入力端子1は、アナログ/
デジタル変換を行うA/D変換器11、HPF(高域通
過フィルタ)21、信号を遅延させる遅延回路31、デ
ジタル/アナログ変換を行うD/A変換器41および増
幅器51を介してスピーカ61に接続されているととも
に、A/D変換器11およびLPF(低域通過フィル
タ)71を介して信号の加算を行う信号加算器81に接
続されている。また、Rチャンネル(右チャンネル)の
音声信号SRが供給される信号入力端子2は、A/D変
換器12、HPF22、遅延回路32、D/A変換器4
2および増幅器52を介してスピーカ62に接続されて
いるとともに、A/D変換器12およびLPF72を介
して信号加算器81に接続されている。更に、SLチャ
ンネル(サラウンド左チャンネル)の音声信号SSLが
供給される信号入力端子3は、A/D変換器13、HP
F23、遅延回路33、D/A変換器43および増幅器
53を介してスピーカ63に接続されているとともに、
A/D変換器13およびLPF73を介して信号加算器
81に接続されている。更に、SRチャンネル(サラウ
ンド右チャンネル)の音声信号SSRが供給される信号
入力端子4は、A/D変換器14、HPF24、遅延回
路34、D/A変換器44および増幅器54を介してス
ピーカ64に接続されているとともに、A/D変換器1
4およびLPF74を介して信号加算器81に接続され
ている。更に、Cチャンネル(中央チャンネル)の音声
信号SCが供給される信号入力端子5は、A/D変換器
15、HPF25、遅延回路35、D/A変換器45お
よび増幅器55を介してスピーカ65に接続されている
とともに、A/D変換器15およびLPF75を介して
信号加算器81に接続されている。この信号加算器81
は、後述する条件のときに信号の位相を反転させる位相
反転回路82を介して信号加算器83に接続されてい
る。一方、LFEチャンネル(低域専用チャンネル)の
音声信号SLFEが供給される信号入力端子6は、A/
D変換器16および信号を遅延させる遅延回路84を介
して信号加算器83に接続されている。また、この信号
加算器83は、D/A変換器46および増幅器56を介
してスピーカ66に接続されている。
【0025】ここで、スピーカ61〜65の各々は、中
低音以上を再生するスピーカシステムであり、一般には
サテライトスピーカと呼ばれている。また、スピーカ6
6は、低音を再生するスピーカシステムであり、一般に
はサブウーファと呼ばれている。これらのスピーカ61
〜65および66は、例えば図2に示すように設置され
る。すなわち、聴取者91に対して、Lチャンネル用の
スピーカ61は前方左側に設置され、Rチャンネル用の
スピーカ62は前方右側に設置され、SLチャンネル用
のスピーカ63は後方左側に設置され、SRチャンネル
用のスピーカ64は後方右側に設置され、Cチャンネル
用のスピーカ65は前方中央に設置され、LFEチャン
ネル用のスピーカ66は側方に設置される。
低音以上を再生するスピーカシステムであり、一般には
サテライトスピーカと呼ばれている。また、スピーカ6
6は、低音を再生するスピーカシステムであり、一般に
はサブウーファと呼ばれている。これらのスピーカ61
〜65および66は、例えば図2に示すように設置され
る。すなわち、聴取者91に対して、Lチャンネル用の
スピーカ61は前方左側に設置され、Rチャンネル用の
スピーカ62は前方右側に設置され、SLチャンネル用
のスピーカ63は後方左側に設置され、SRチャンネル
用のスピーカ64は後方右側に設置され、Cチャンネル
用のスピーカ65は前方中央に設置され、LFEチャン
ネル用のスピーカ66は側方に設置される。
【0026】HPF21〜25は、LFEチャンネル以
外のチャンネル(メインチャンネル)のデジタル化され
た音声信号から所定の高域成分をそれぞれ抽出するもの
であり、LPF71〜75は、同じくデジタル化された
音声信号から所定の低域成分をそれぞれ抽出するもので
ある。また、HPF21〜25の次数をN1、LPF7
1〜75の次数をN2とすると、N2>N1、すなわち
LPF71〜75の次数がHPF21〜25の次数より
大きくなるように設定される。なお、この第1実施形態
に係る音声信号再生装置では、LPF71〜75の次数
は「4」(N2=4)に設定されており、HPF21〜
25の次数は「2」(N1=2)に設定されている。
外のチャンネル(メインチャンネル)のデジタル化され
た音声信号から所定の高域成分をそれぞれ抽出するもの
であり、LPF71〜75は、同じくデジタル化された
音声信号から所定の低域成分をそれぞれ抽出するもので
ある。また、HPF21〜25の次数をN1、LPF7
1〜75の次数をN2とすると、N2>N1、すなわち
LPF71〜75の次数がHPF21〜25の次数より
大きくなるように設定される。なお、この第1実施形態
に係る音声信号再生装置では、LPF71〜75の次数
は「4」(N2=4)に設定されており、HPF21〜
25の次数は「2」(N1=2)に設定されている。
【0027】遅延回路31〜35は、HPF21〜25
により抽出された高域成分の位相とLPF71〜75に
より抽出された低域成分の位相との整合を図るための位
相整合手段として設けられている。また、遅延回路31
〜35の各々の遅延時間T1(sec)は、HPF21
〜25のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ
1(rad)、LPF71〜75の位相角をφ2(ra
d)とすると、 T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π・Fc)(但
し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定される。なお、この第1実施
形態に係る音声信号再生装置では、遅延回路31〜35
の各々の遅延時間は5msec(T1=5msec)に
設定されている。
により抽出された高域成分の位相とLPF71〜75に
より抽出された低域成分の位相との整合を図るための位
相整合手段として設けられている。また、遅延回路31
〜35の各々の遅延時間T1(sec)は、HPF21
〜25のカットオフ周波数Fc(Hz)での位相角をφ
1(rad)、LPF71〜75の位相角をφ2(ra
d)とすると、 T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π・Fc)(但
し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定される。なお、この第1実施
形態に係る音声信号再生装置では、遅延回路31〜35
の各々の遅延時間は5msec(T1=5msec)に
設定されている。
【0028】遅延回路84は、メインチャンネルの音声
信号SL〜SCとLFEチャンネルの音声信号SLFE
に相関性がある場合、LPF71〜75により抽出され
た低域成分の位相とLFEチャンネルのデジタル化され
た音声信号の位相との整合を図るための副次的位相整合
手段として設けられている。この遅延回路84の遅延時
間T2(sec)は、HPF21〜25のカットオフ周
波数Fc(Hz)での位相角をφ1(rad)とする
と、 T2=(φ1+π・n)/(2π・Fc)(但し、n=
・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定される。
信号SL〜SCとLFEチャンネルの音声信号SLFE
に相関性がある場合、LPF71〜75により抽出され
た低域成分の位相とLFEチャンネルのデジタル化され
た音声信号の位相との整合を図るための副次的位相整合
手段として設けられている。この遅延回路84の遅延時
間T2(sec)は、HPF21〜25のカットオフ周
波数Fc(Hz)での位相角をφ1(rad)とする
と、 T2=(φ1+π・n)/(2π・Fc)(但し、n=
・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定される。
【0029】位相反転回路82は、信号加算器81から
出力される信号と遅延回路84から出力される信号との
位相差がπ(rad)(180度)であるとき、信号加
算器81から出力される信号の位相を反転させるように
制御される。すなわち、位相反転回路82は、前述した
遅延時間T1を算出するための式におけるnがn=・・
・−3,−1,1,3・・・であるときに位相反転動作
を行い、n=・・・−4,−2,0,2,4・・・であ
るときには位相反転動作を行わない。なお、nの値は使
用するHPFおよびLPFによって決定される。このた
め、n=・・・−4,−2,0,2,4・・・であると
きには、位相反転回路82は設けなくてもよい。
出力される信号と遅延回路84から出力される信号との
位相差がπ(rad)(180度)であるとき、信号加
算器81から出力される信号の位相を反転させるように
制御される。すなわち、位相反転回路82は、前述した
遅延時間T1を算出するための式におけるnがn=・・
・−3,−1,1,3・・・であるときに位相反転動作
を行い、n=・・・−4,−2,0,2,4・・・であ
るときには位相反転動作を行わない。なお、nの値は使
用するHPFおよびLPFによって決定される。このた
め、n=・・・−4,−2,0,2,4・・・であると
きには、位相反転回路82は設けなくてもよい。
【0030】このように、第1実施形態に係る音声信号
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
として遅延回路31〜35を設けている。このため、低
域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得
られる信号において、周波数特性は図3に示すように従
来例のものと比べ僅かに劣るものの略平坦となり、群遅
延特性も図4に示すように低域で群遅延の大きい従来例
のものと比べ略平坦となる。従って、低音の鈍さや低音
楽器の表現を改善することができ、良好なマルチチャン
ネル音響再生を行うことができる。また、副次的位相整
合手段として遅延回路84を設けているため、LFEチ
ャンネルの音声信号SLFEとメインチャンネルの音声
信号SL〜SCに相関性がある場合であっても、低域に
おいて群遅延が大きくなってしまうようなことはない。
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
として遅延回路31〜35を設けている。このため、低
域側の信号と高域側の信号を電気的に合成したときに得
られる信号において、周波数特性は図3に示すように従
来例のものと比べ僅かに劣るものの略平坦となり、群遅
延特性も図4に示すように低域で群遅延の大きい従来例
のものと比べ略平坦となる。従って、低音の鈍さや低音
楽器の表現を改善することができ、良好なマルチチャン
ネル音響再生を行うことができる。また、副次的位相整
合手段として遅延回路84を設けているため、LFEチ
ャンネルの音声信号SLFEとメインチャンネルの音声
信号SL〜SCに相関性がある場合であっても、低域に
おいて群遅延が大きくなってしまうようなことはない。
【0031】(第2実施形態)図5は、本発明の第2実
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第2実施形態に係る音声信号再生装置は、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置(図1参照)
からHPF21〜25の後段に設けられた遅延回路31
〜35を削除するとともに、図6に示すようにメインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65を聴取者91から離間
する方向(図中矢印で示す方向)にそれぞれ移動させて
設置したものである。ここで、スピーカ61〜65をそ
れぞれ移動させる距離は、削除した遅延回路31〜35
の遅延時間T1に相当する値となるように設定される。
位相整合手段として、スピーカ61〜65を聴取者91
から離間する方向にそれぞれ移動させて設置することに
より、高域側の信号を遅延させるのと同等の効果が得ら
れる。この場合、LFEチャンネル用のスピーカ66の
設置位置はそのままである。なお、図5において、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置と同一な部分
については、同一の参照符号を付し説明を省略する。
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第2実施形態に係る音声信号再生装置は、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置(図1参照)
からHPF21〜25の後段に設けられた遅延回路31
〜35を削除するとともに、図6に示すようにメインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65を聴取者91から離間
する方向(図中矢印で示す方向)にそれぞれ移動させて
設置したものである。ここで、スピーカ61〜65をそ
れぞれ移動させる距離は、削除した遅延回路31〜35
の遅延時間T1に相当する値となるように設定される。
位相整合手段として、スピーカ61〜65を聴取者91
から離間する方向にそれぞれ移動させて設置することに
より、高域側の信号を遅延させるのと同等の効果が得ら
れる。この場合、LFEチャンネル用のスピーカ66の
設置位置はそのままである。なお、図5において、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置と同一な部分
については、同一の参照符号を付し説明を省略する。
【0032】このように、第2実施形態に係る音声信号
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
としてメインチャンネル用のスピーカ61〜65を聴取
者91から離間する方向にそれぞれ移動させて設置して
いる。このため、前述した第1実施形態に係る音声信号
再生装置と同様な効果が得られる。
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
としてメインチャンネル用のスピーカ61〜65を聴取
者91から離間する方向にそれぞれ移動させて設置して
いる。このため、前述した第1実施形態に係る音声信号
再生装置と同様な効果が得られる。
【0033】(第3実施形態)図7は、本発明の第3実
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第3実施形態に係る音声信号再生装置は、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置(図1参照)
からHPF21〜25の後段に設けられた遅延回路31
〜35を削除し、図8に示すようにLFEチャンネル用
のスピーカ66を聴取者91に接近する方向(図中矢印
で示す方向)に移動させて設置するとともに、信号加算
器83の後段に信号を遅延させる遅延回路85を設けた
ものである。ここで、スピーカ66を移動させる距離お
よび遅延回路85の遅延時間は、スピーカ66を移動さ
せる距離に相当する時間から遅延回路85の遅延時間を
差引いて得られる時間が削除した遅延回路31〜35の
遅延時間T1と一致するように設定される。位相整合手
段として、スピーカ66を聴取者91に接近する方向に
移動させて設置するとともに、信号加算器83の後段に
遅延回路85を設けたことにより、高域側の信号を遅延
させるのと同等の効果が得られる。この場合、メインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65の設置位置はそのまま
である。なお、図7において、前述した第1実施形態に
係る音声信号再生装置と同一な部分については、同一の
参照符号を付し説明を省略する。
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第3実施形態に係る音声信号再生装置は、前述
した第1実施形態に係る音声信号再生装置(図1参照)
からHPF21〜25の後段に設けられた遅延回路31
〜35を削除し、図8に示すようにLFEチャンネル用
のスピーカ66を聴取者91に接近する方向(図中矢印
で示す方向)に移動させて設置するとともに、信号加算
器83の後段に信号を遅延させる遅延回路85を設けた
ものである。ここで、スピーカ66を移動させる距離お
よび遅延回路85の遅延時間は、スピーカ66を移動さ
せる距離に相当する時間から遅延回路85の遅延時間を
差引いて得られる時間が削除した遅延回路31〜35の
遅延時間T1と一致するように設定される。位相整合手
段として、スピーカ66を聴取者91に接近する方向に
移動させて設置するとともに、信号加算器83の後段に
遅延回路85を設けたことにより、高域側の信号を遅延
させるのと同等の効果が得られる。この場合、メインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65の設置位置はそのまま
である。なお、図7において、前述した第1実施形態に
係る音声信号再生装置と同一な部分については、同一の
参照符号を付し説明を省略する。
【0034】このように、第3実施形態に係る音声信号
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定し、位相整合手段としてLF
Eチャンネル用のスピーカ66を聴取者91に接近する
方向に移動させて設置するとともに、信号加算器83の
後段に遅延回路85を設けている。このため、前述した
第1実施形態に係る音声信号再生装置と同様な効果が得
られる。
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定し、位相整合手段としてLF
Eチャンネル用のスピーカ66を聴取者91に接近する
方向に移動させて設置するとともに、信号加算器83の
後段に遅延回路85を設けている。このため、前述した
第1実施形態に係る音声信号再生装置と同様な効果が得
られる。
【0035】(第4実施形態)図9は、本発明の第4実
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第4実施形態は、いわゆるAVアンプに内蔵さ
れた、スピーカ距離調整機能を有する音声信号再生装置
に本発明を適用したものである。図9において、Lチャ
ンネルの音声信号SLが供給される信号入力端子1は、
アナログ/デジタル変換を行うA/D変換器11、HP
F21、信号を遅延させる遅延回路31aおよび31、
デジタル/アナログ変換を行うD/A変換器41および
増幅器51を介してスピーカ61に接続されているとと
もに、A/D変換器11およびLPF71を介して信号
の加算を行う信号加算器81に接続されている。また、
Rチャンネルの音声信号SRが供給される信号入力端子
2は、A/D変換器12、HPF22、遅延回路32a
および32、D/A変換器42および増幅器52を介し
てスピーカ62に接続されているとともに、A/D変換
器12およびLPF72を介して信号加算器81に接続
されている。更に、SLチャンネルの音声信号SSLが
供給される信号入力端子3は、A/D変換器13、HP
F23、遅延回路33aおよび33、D/A変換器43
および増幅器53を介してスピーカ63に接続されてい
るとともに、A/D変換器13およびLPF73を介し
て信号加算器81に接続されている。更に、SRチャン
ネルの音声信号SSRが供給される信号入力端子4は、
A/D変換器14、HPF24、遅延回路34aおよび
34、D/A変換器44および増幅器54を介してスピ
ーカ64に接続されているとともに、A/D変換器14
およびLPF74を介して信号加算器81に接続されて
いる。更に、Cチャンネルの音声信号SCが供給される
信号入力端子5は、A/D変換器15、HPF25、遅
延回路35aおよび35、D/A変換器45および増幅
器55を介してスピーカ65に接続されているととも
に、A/D変換器15およびLPF75を介して信号加
算器81に接続されている。この信号加算器81は、前
述した第1実施形態の場合と同様に信号の位相を反転さ
せる位相反転回路82を介して信号加算器83に接続さ
れている。一方、LFEチャンネルの音声信号SLFE
が供給される信号入力端子6は、A/D変換器16およ
び信号を遅延させる遅延回路84を介して信号加算器8
3に接続されている。また、この信号加算器83は、信
号を遅延させる遅延回路86a、D/A変換器46およ
び増幅器56を介してスピーカ66に接続されている。
施形態に係る音声信号再生装置を示すブロック図であ
る。この第4実施形態は、いわゆるAVアンプに内蔵さ
れた、スピーカ距離調整機能を有する音声信号再生装置
に本発明を適用したものである。図9において、Lチャ
ンネルの音声信号SLが供給される信号入力端子1は、
アナログ/デジタル変換を行うA/D変換器11、HP
F21、信号を遅延させる遅延回路31aおよび31、
デジタル/アナログ変換を行うD/A変換器41および
増幅器51を介してスピーカ61に接続されているとと
もに、A/D変換器11およびLPF71を介して信号
の加算を行う信号加算器81に接続されている。また、
Rチャンネルの音声信号SRが供給される信号入力端子
2は、A/D変換器12、HPF22、遅延回路32a
および32、D/A変換器42および増幅器52を介し
てスピーカ62に接続されているとともに、A/D変換
器12およびLPF72を介して信号加算器81に接続
されている。更に、SLチャンネルの音声信号SSLが
供給される信号入力端子3は、A/D変換器13、HP
F23、遅延回路33aおよび33、D/A変換器43
および増幅器53を介してスピーカ63に接続されてい
るとともに、A/D変換器13およびLPF73を介し
て信号加算器81に接続されている。更に、SRチャン
ネルの音声信号SSRが供給される信号入力端子4は、
A/D変換器14、HPF24、遅延回路34aおよび
34、D/A変換器44および増幅器54を介してスピ
ーカ64に接続されているとともに、A/D変換器14
およびLPF74を介して信号加算器81に接続されて
いる。更に、Cチャンネルの音声信号SCが供給される
信号入力端子5は、A/D変換器15、HPF25、遅
延回路35aおよび35、D/A変換器45および増幅
器55を介してスピーカ65に接続されているととも
に、A/D変換器15およびLPF75を介して信号加
算器81に接続されている。この信号加算器81は、前
述した第1実施形態の場合と同様に信号の位相を反転さ
せる位相反転回路82を介して信号加算器83に接続さ
れている。一方、LFEチャンネルの音声信号SLFE
が供給される信号入力端子6は、A/D変換器16およ
び信号を遅延させる遅延回路84を介して信号加算器8
3に接続されている。また、この信号加算器83は、信
号を遅延させる遅延回路86a、D/A変換器46およ
び増幅器56を介してスピーカ66に接続されている。
【0036】ここで、スピーカ61〜66、HPF21
〜25、LPF71〜75、遅延回路31〜35、位相
反転回路82および遅延回路84については、前述した
第1実施形態のものと同様であり、説明を省略する。
〜25、LPF71〜75、遅延回路31〜35、位相
反転回路82および遅延回路84については、前述した
第1実施形態のものと同様であり、説明を省略する。
【0037】遅延回路31a〜35aは、スピーカ距離
調整機能を達成するものであり、聴取者91とメインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65との間の距離(図2参
照)を調整するために、HPF21〜25により抽出さ
れた高域成分をそれぞれ遅延させるものである。すなわ
ち、遅延回路31a〜35aの遅延時間は、調整する距
離と音速から算出される値にそれぞれ設定される。実際
には、図9に破線で示すように、スピーカ距離調整用の
遅延回路31aと位相整合用の遅延回路31とを一体的
に設け、この場合の遅延時間は両者の遅延時間を加算し
たものとすればよい。スピーカ距離調整用の遅延回路3
2a〜35aおよび位相整合用の遅延回路32〜35に
ついても同様である。なお、遅延回路86aも、スピー
カ距離調整機能を達成するものであり、聴取者91とL
FEチャンネル用のスピーカ66との間の距離を調整す
るために、信号加算器83からの信号を遅延させるもの
である。
調整機能を達成するものであり、聴取者91とメインチ
ャンネル用のスピーカ61〜65との間の距離(図2参
照)を調整するために、HPF21〜25により抽出さ
れた高域成分をそれぞれ遅延させるものである。すなわ
ち、遅延回路31a〜35aの遅延時間は、調整する距
離と音速から算出される値にそれぞれ設定される。実際
には、図9に破線で示すように、スピーカ距離調整用の
遅延回路31aと位相整合用の遅延回路31とを一体的
に設け、この場合の遅延時間は両者の遅延時間を加算し
たものとすればよい。スピーカ距離調整用の遅延回路3
2a〜35aおよび位相整合用の遅延回路32〜35に
ついても同様である。なお、遅延回路86aも、スピー
カ距離調整機能を達成するものであり、聴取者91とL
FEチャンネル用のスピーカ66との間の距離を調整す
るために、信号加算器83からの信号を遅延させるもの
である。
【0038】このように、第4実施形態に係る音声信号
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
として遅延回路31〜35を設けている。このため、前
述した第1実施形態に係る音声信号再生装置と同様な効
果が得られる。
再生装置では、LPF71〜75の次数をHPF21〜
25の次数より大きく設定するとともに、位相整合手段
として遅延回路31〜35を設けている。このため、前
述した第1実施形態に係る音声信号再生装置と同様な効
果が得られる。
【0039】なお、第1実施形態〜第4実施形態におい
て、A/D変換器11〜15の前段に、群遅延の微調整
を行うための移相回路をそれぞれ設けるようにしてもよ
い。また、信号処理はデジタルではなく、アナログで行
うようにしてもよい。
て、A/D変換器11〜15の前段に、群遅延の微調整
を行うための移相回路をそれぞれ設けるようにしてもよ
い。また、信号処理はデジタルではなく、アナログで行
うようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、低域通過フィルタの次数を高域通過フィル
タの次数より大きく設定するとともに、高域通過フィル
タにより抽出された高域成分の位相と低域通過フィルタ
により抽出された低域成分の位相との整合を図るように
している。このため、低域側の信号と高域側の信号を電
気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性は略平
坦となる。従って、低音の鈍さや低音楽器の表現を改善
することができ、良好なマルチチャンネル音響再生を行
うことができる。
明によれば、低域通過フィルタの次数を高域通過フィル
タの次数より大きく設定するとともに、高域通過フィル
タにより抽出された高域成分の位相と低域通過フィルタ
により抽出された低域成分の位相との整合を図るように
している。このため、低域側の信号と高域側の信号を電
気的に合成したときに得られる信号の群遅延特性は略平
坦となる。従って、低音の鈍さや低音楽器の表現を改善
することができ、良好なマルチチャンネル音響再生を行
うことができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る音声信号再生装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る音声信号再生装置
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る音声信号再生装置
の周波数特性を示す特性図である。
の周波数特性を示す特性図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る音声信号再生装置
の群遅延特性を示す特性図である。
の群遅延特性を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る音声信号再生装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る音声信号再生装置
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る音声信号再生装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る音声信号再生装置
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
における、聴取者に対するスピーカの設置位置を示す図
である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る音声信号再生装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図10】従来例の音声信号再生装置を示すブロック図
である。
である。
【図11】従来例の音声信号再生装置の周波数特性を示
す特性図である。
す特性図である。
【図12】従来例の音声信号再生装置の群遅延特性を示
す特性図である。
す特性図である。
21〜25 HPF(高域通過フィルタ) 31〜35,84,85 遅延回路 61〜66 スピーカ 71〜75 LPF(低域通過フィルタ) 82 位相反転回路 83 信号加算器
Claims (18)
- 【請求項1】 メインチャンネルの音声信号から所定の
高域成分を抽出する高域通過フィルタと、 前記高域通過フィルタにより抽出された前記高域成分を
再生する第1のスピーカと、 前記メインチャンネルの音声信号から所定の低域成分を
抽出する低域通過フィルタと、 前記低域通過フィルタにより抽出された前記低域成分と
低域専用チャンネルの音声信号とを加算し加算信号を出
力する信号加算器と、 前記信号加算器から出力された前記加算信号を再生する
第2のスピーカと、を備えた音声信号再生装置におい
て、 前記低域通過フィルタの次数を前記高域通過フィルタの
次数より大きく設定するとともに、 前記高域通過フィルタにより抽出された前記高域成分の
位相と前記低域通過フィルタにより抽出された前記低域
成分の位相との整合を図るための位相整合手段を設けた
ことを特徴とする音声信号再生装置。 - 【請求項2】 前記位相整合手段は、前記高域通過フィ
ルタにより抽出された前記高域成分を遅延させる遅延回
路であることを特徴とする請求項1に記載の音声信号再
生装置。 - 【請求項3】 前記遅延回路の遅延時間T1(sec)
を、前記高域通過フィルタのカットオフ周波数Fc(H
z)での位相角をφ1(rad)、前記低域通過フィル
タの位相角をφ2(rad)とすると、 T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π・Fc)(但
し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定したことを特徴とする請求項
2に記載の音声信号再生装置。 - 【請求項4】 前記位相整合手段は、前記第1のスピー
カを聴取者から離間する方向に移動させて設置すること
であることを特徴とする請求項1に記載の音声信号再生
装置。 - 【請求項5】 前記位相整合手段は、前記第2のスピー
カを聴取者に接近する方向に移動させて設置することで
あるとともに、前記信号加算器から出力された前記加算
信号を遅延させる遅延回路であることを特徴とする請求
項1に記載の音声信号再生装置。 - 【請求項6】 前記低域通過フィルタにより抽出された
前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声信
号の位相との整合を図るための副次的位相整合手段を設
けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の音声信号再生装置。 - 【請求項7】 前記副次的位相整合手段は、前記低域専
用チャンネルの音声信号を遅延させる遅延回路であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の音声信号再生装置。 - 【請求項8】 前記遅延回路の遅延時間T2(sec)
を、前記高域通過フィルタのカットオフ周波数Fc(H
z)での位相角をφ1(rad)とすると、 T2=(φ1+π・n)/(2π・Fc)(但し、n=
・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定したことを特徴とする請求項
7に記載の音声信号再生装置。 - 【請求項9】 前記低域通過フィルタにより抽出された
前記低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号との
位相差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィルタ
により抽出された前記低域成分の位相を反転させる位相
反転回路を設けたことを特徴とする請求項1ないし5の
いずれかに記載の音声信号再生装置。 - 【請求項10】 メインチャンネルの音声信号から所定
の高域成分を高域通過フィルタにより抽出し、 前記高域通過フィルタにより抽出された前記高域成分を
第1のスピーカにより再生し、 前記メインチャンネルの音声信号から所定の低域成分を
低域通過フィルタにより抽出し、 前記低域通過フィルタにより抽出された前記低域成分と
低域専用チャンネルの音声信号とを信号加算器により加
算し加算信号を出力し、 前記信号加算器から出力された前記加算信号を第2のス
ピーカにより再生する、音声信号再生方法において、 前記低域通過フィルタの次数を前記高域通過フィルタの
次数より大きく設定するとともに、 前記高域通過フィルタにより抽出された前記高域成分の
位相と前記低域通過フィルタにより抽出された前記低域
成分の位相との整合を図ることを特徴とする音声信号再
生方法。 - 【請求項11】 前記高域通過フィルタにより抽出され
た前記高域成分を遅延回路により遅延させることによ
り、前記高域通過フィルタにより抽出された前記高域成
分の位相と前記低域通過フィルタにより抽出された前記
低域成分の位相との整合を図ることを特徴とする請求項
10に記載の音声信号再生方法。 - 【請求項12】 前記遅延回路の遅延時間T1(se
c)を、前記高域通過フィルタのカットオフ周波数Fc
(Hz)での位相角をφ1(rad)、前記低域通過フ
ィルタの位相角をφ2(rad)とすると、 T1=(φ1−φ2+π・n)/(2π・Fc)(但
し、n=・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定したことを特徴とする請求項
11に記載の音声信号再生方法。 - 【請求項13】 前記第1のスピーカを聴取者から離間
する方向に移動させて設置することにより、前記高域通
過フィルタにより抽出された前記高域成分の位相と前記
低域通過フィルタにより抽出された前記低域成分の位相
との整合を図ることを特徴とする請求項10に記載の音
声信号再生方法。 - 【請求項14】 前記第2のスピーカを聴取者に接近す
る方向に移動させて設置するとともに、前記信号加算器
から出力された前記加算信号を遅延回路により遅延させ
ることにより、前記高域通過フィルタにより抽出された
前記高域成分の位相と前記低域通過フィルタにより抽出
された前記低域成分の位相との整合を図ることを特徴と
する請求項10に記載の音声信号再生方法。 - 【請求項15】 前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分の位相と前記低域専用チャンネルの音声
信号の位相との整合を図ることを特徴とする請求項10
ないし14のいずれかに記載の音声信号再生方法。 - 【請求項16】 前記低域専用チャンネルの音声信号を
遅延回路により遅延させることにより、前記低域通過フ
ィルタにより抽出された前記低域成分の位相と前記低域
専用チャンネルの音声信号の位相との整合を図ることを
特徴とする請求項15に記載の音声信号再生方法。 - 【請求項17】 前記遅延回路の遅延時間T2(se
c)を、前記高域通過フィルタのカットオフ周波数Fc
(Hz)での位相角をφ1(rad)とすると、 T2=(φ1+π・n)/(2π・Fc)(但し、n=
・・・−2,−1,0,1,2・・・) の式で算出される値に設定したことを特徴とする請求項
16に記載の音声信号再生方法。 - 【請求項18】 前記低域通過フィルタにより抽出され
た前記低域成分と前記低域専用チャンネルの音声信号と
の位相差がπ(rad)であるとき前記低域通過フィル
タにより抽出された前記低域成分の位相を位相反転回路
により反転させることを特徴とする請求項10ないし1
4のいずれかに記載の音声信号再生方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176399A JP2002369300A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 音声信号再生装置および方法 |
| EP02253708A EP1267591A3 (en) | 2001-06-12 | 2002-05-27 | Sound signal playback machine and method thereof |
| US10/164,411 US6804361B2 (en) | 2001-06-12 | 2002-06-10 | Sound signal playback machine and method thereof |
| US11/546,485 USRE42390E1 (en) | 2001-06-12 | 2006-10-12 | Sound signal playback machine and method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176399A JP2002369300A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 音声信号再生装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002369300A true JP2002369300A (ja) | 2002-12-20 |
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ID=19017390
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001176399A Pending JP2002369300A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 音声信号再生装置および方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6804361B2 (ja) |
| EP (1) | EP1267591A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002369300A (ja) |
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