[go: up one dir, main page]

JP2002363469A - インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法

Info

Publication number
JP2002363469A
JP2002363469A JP2001178368A JP2001178368A JP2002363469A JP 2002363469 A JP2002363469 A JP 2002363469A JP 2001178368 A JP2001178368 A JP 2001178368A JP 2001178368 A JP2001178368 A JP 2001178368A JP 2002363469 A JP2002363469 A JP 2002363469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
contact angle
jet recording
recording apparatus
seconds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001178368A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Okubo
賢一 大久保
Hirotaka Iijima
裕隆 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001178368A priority Critical patent/JP2002363469A/ja
Publication of JP2002363469A publication Critical patent/JP2002363469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出安定性が良好なインクジェット記録装置
用インク及びインクジェット記録方法を提供することに
ある。 【解決手段】 ノズルプレート表面に撥インク処理を施
したヘッドよりインクを吐出するインクジェット記録装
置用のインクであって、ノズルプレートに対しての動的
後退接触角を測定するに際し、測定開始時の接触角をα
度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、測定開
始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、1.5
秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1−α2
/0.6が0.24α度/sec以下であることを特徴
とするインクジェット記録装置用インク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルプレート表
面に撥インク処理が施されたヘッドにより吐出されるイ
ンクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録
方法に関し、特に吐出安定性が良好なインクジェット記
録装置用インク及びインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、比較的簡単
な装置で高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急
速な発展を遂げている。インクジェットプリンターはノ
ズル内にインクを満たし、インクに圧力の変動をかける
ことにより吐出を行う。この圧力変動でノズル内のイン
クに正圧がかかるとき、インクが吐出口から外に溢れ出
ることがある。インクジェットヘッドのノズルプレート
表面は、このように溢れ出たインクで汚れやすく、これ
が安定吐出を妨げ、画像を劣化させる原因となる場合が
あった。又、吐出したインク滴の尻尾がちぎれたり、被
印刷物とノズル間の距離が1mm以下と近傍であること
から、被印刷物にインクが当たって飛散し、微小なイン
クミストがノズルプレートに付着することもある。吐出
口から溢れ出たインクやノズルプレート表面に付着した
インクミストは、ノズルプレート上に蓄積されてインク
溜まりを形成し、これが出射せんとする液滴又は液柱に
接触すると、吐出するインク滴を引っ張り、吐出方向を
曲げてしまう場合がある。更にインク溜まりがノズルを
厚く覆うとインクが全く吐出しなくなってしまう。
【0003】一方、光褪色に強い画像を形成する用途に
顔料を着色剤として用いる顔料インクが使用されること
があるが、上記のようにノズルプレートにインクが付着
した場合、顔料やそれをインク中に分散せしめる分散剤
などの固形分が、インクの乾燥後にプレート上に残留す
る。このプレート上に残留した固形分がノズルプレート
表面の撥インク性を劣化させ、出射性が大きく劣化する
ことになり易い。又、その一方で、プリントの高画質化
・高速化に対する要求も高まっており、これに伴いノズ
ルの細密化、ヘッドの駆動の高速化がはかられている。
しかし、ノズルの細密化によってノズル間の間隔が狭く
なることで、前記の問題は更に悪化する傾向にある。
又、ヘッドを高速で駆動させることによって液滴出射の
時間間隔が短くなるが、これにより次の液滴の出射前に
インクがノズルへ引き込まれる機会が少なくなり、ノズ
ルプレートにインクが残留することになり易い。
【0004】以上述べてきたように、ノズルプレートに
インクが付着した場合、正常な吐出が困難になるので、
ノズルプレート表面に溢れ出たインクを吐出と吐出の間
の負圧を利用してノズル内に引き込む必要がある。又、
ノズル内に引き込みきれないインクや外部から付着した
インクは、時々ワイピングによりふき取ってノズルから
離れた場所に移動させる必要がある。
【0005】このように、インクジェットプリンターに
おいては、ノズルプレートのノズル周辺を清浄に保つこ
とが重要であり、インクによる汚れを防ぐために、ノズ
ルプレートに撥インク処理を施すことが行われている。
更に、上記の問題を解決するに当たっては単に撥インク
処理を施すだけでは不十分であり、円滑にノズル内へイ
ンクを引き込むためにノズルプレート表面に対して滑り
性の良いインクを用いることが重要である。これに関し
て、特開2000−290556において、ある角度で
のインクの滑落性を測定することによりインク滑り性を
規定した記載がある。しかしながら、特開2000−2
90556に記載の方法では、実際の吐出での液滴速度
に比較して測定時に滑落させるインクの速度が遅いた
め、測定の結果と出射性の対応が不十分であることが多
いという欠点を有していた。又、ノズルプレートに対す
るインクの滑り性を向上させる具体的手段については、
述べられていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、吐出安定性が
良好なインクジェット記録装置用インク及びインクジェ
ット記録方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は以下
の構成により達成された。
【0008】1.ノズルプレート表面に撥インク処理を
施したヘッドよりインクを吐出するインクジェット記録
装置用のインクであって、ノズルプレートに対しての動
的後退接触角を測定するに際し、測定開始時の接触角を
α度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、測定
開始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、1.
5秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1
α2)/0.6が0.24α度/sec以下であること
を特徴とするインクジェット記録装置用インク。
【0009】2.ノズルプレート表面に撥インク処理を
施したヘッドよりインクを吐出するインクジェット記録
装置用のインクであって、ノズルプレートに対しての動
的後退接触角を測定するに際し、測定開始時の接触角を
α度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、測定
開始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、1.
5秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1
α2)/0.6が0.12α度/sec以下であること
を特徴とするインクジェット記録装置用インク。
【0010】3.顔料を含有することを特徴とする1又
は2に記載のインクジェット記録装置用インク。
【0011】4.前記顔料の平均粒径が20〜120n
mであることを特徴とする3に記載のインクジェット記
録装置用インク。
【0012】5.前記顔料の平均粒径が20〜80nm
であることを特徴とする3に記載のインクジェット記録
装置用インク。
【0013】6.ポリマー化合物を含有することを特徴
とする1〜5の何れか1項に記載のインクジェット記録
装置用インク。
【0014】7.前記ポリマー化合物の少なくとも一種
が高分子分散剤であることを特徴とする6に記載のイン
クジェット記録装置用インク。
【0015】8.前記高分子分散剤の重量平均分子量が
5000〜50000であることを特徴とする7に記載
のインクジェット記録装置用インク。
【0016】9.前記高分子分散剤の酸価が20〜25
0であることを特徴とする7又は8に記載のインクジェ
ット記録装置用インク。
【0017】10.前記高分子分散剤と顔料の質量比が
0.1:1〜1:1であることを特徴とする7〜9の何
れか1項に記載のインクジェット記録装置用インク。
【0018】11.遊離した高分子分散剤量が1質量%
以下であることを特徴とする7〜10の何れか1項に記
載のインクジェット記録装置用インク。
【0019】12.Li、K、Naイオン濃度の総和が
2500ppm以下であることを特徴とする1〜11の
何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インク。
【0020】13.1〜12の何れか1項に記載のイン
クジェット記録装置用インクを、撥インク処理を施した
ヘッドにより吐出して画像を形成することを特徴とする
インクジェット記録方法。
【0021】14.ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波
数が16kHz以上であることを特徴とする13に記載
のインクジェット記録方法。
【0022】15.ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波
数が25kHz以上であることを特徴とする13に記載
のインクジェット記録方法。
【0023】16.ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波
数が30kHz以上であることを特徴とする13に記載
のインクジェット記録方法。
【0024】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
よるインクジェット記録装置用インク(単にインクとも
いう)は、ノズルプレートの表面に均一に形成した撥イ
ンク性皮膜を有するインクジェット記録装置用プリンタ
ヘッドのノズルプレート(以下、単にノズルプレートと
もいう)に対する専用のインクである。
【0025】即ち、ノズルプレートに対しての動的後退
接触角(接触角)を測定するに際し、測定開始時の接触
角をα度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、
測定開始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、
1.5秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1
−α2)/0.6が0.24α度/sec以下、好まし
くは0.12α度/sec以下であることを満足するも
のである。
【0026】本発明において、動的後退接触角とは、図
1に示すように試料面1に付着させた液滴をニードル2
より吸引した際に形成される接触角θをいう。ここで図
1は、動的後退接触角θの測定方法を模式的に示した図
である。
【0027】本発明においては、この動的後退接触角θ
は自動接触角計CA−V型〔協和界面科学(株)製〕を
用いた拡張収縮法により測定した値を用いている。測定
に当たり、測定開始時の初期液滴量は15μl、液滴の
吸引速度は5μl/secと規定し、吸引開始から終了
までの接触角θの変化を記録する。
【0028】本発明においては、撥インク処理を施した
ノズルプレートに対するインクの動的後退接触角θを前
記の方法により測定し、測定開始から1.5秒後〜2.
1秒後における動的後退接触角θの変化率を算出する。
測定開始時の接触角θをα度、測定開始から1.5秒後
の接触角θをα1度、測定開始から2.1秒後の接触角
θをα2度とした時に、1.5秒後〜2.1秒後におけ
る接触角θの変化率(α1−α2)/0.6が0.24α
度/sec以下であるものが本発明のインクであり、本
発明においてはこの接触角θの変化率が0.12α度/
sec以下であるとより好ましい。
【0029】ノズルプレート表面に撥インク処理が施さ
れたヘッドにより吐出されるインクジェット記録装置に
このようなインクを用いると安定な吐出が可能となる。
【0030】動的後退接触角θの変化率を調節する手段
としては、これに限定されるものではないが、インクに
含まれるポリマー成分の調整が挙げられる。特に顔料イ
ンクでは、顔料を媒体中に分散させることを目的として
高分子分散剤がしばしば用いられるが、高分子分散剤と
顔料の比率、高分子分散剤の分子量、高分子分散剤の酸
価、顔料に吸着していない遊離した高分子分散剤の量な
どによって、インクの動的後退接触角θの変化率を調節
することができる。
【0031】インク中の高分子分散剤と顔料の質量比率
は0.1:1〜1:1であることが好ましい。その高分
子分散剤の重量平均分子量は5000〜50000であ
ることが好ましく、その酸価は20〜250であること
が好ましい。インク中における遊離した高分子分散剤の
量については、インクに対して1質量%以下であること
が好ましく、可能な限り少量であることが好ましい。
【0032】遊離した高分子分散剤の定量方法として、
例えば遠心分離機を用いて顔料分と顔料に吸着した高分
子分散剤を沈降させ、その上澄み液を蒸発乾固させて質
量を測定する方法が挙げられる。
【0033】更に、インク中のLi、K、Naイオン濃
度によっても動的後退接触角の変化率の調節が可能であ
る。インク中におけるLi、Na、Kイオン濃度の総和
は2500ppm以下であることが好ましく、可能な限
り少量であることが好ましい。Li、Na、Kイオン濃
度については、ICP発光分析装置(セイコー電子社
製、SPS4000)により各々定量し、それらの合計
を総和とした。
【0034】本発明のインクは、着色剤として染料、顔
料何れも用いることができる。染料としては、例えば直
接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料
等を用いることができ、顔料としては有機顔料及び無機
顔料を用いることができる。顔料としては、例えば、ア
ゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートア
ゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン顔料、ペリレン
顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキ
サジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔
料、キノフタロン顔料等の多環式顔料、塩基性染料型レ
ーキ、酸性染料型レーキ等の染料レーキ、ニトロ顔料、
ニトロソ顔料、アニリンブラック、昼光蛍光顔料等の有
機顔料、カーボンブラック等の無機顔料が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0035】本発明のインクにはポリマー化合物が含有
されることが好ましく、その内の1種は高分子分散剤で
あるのが好ましい。使用される高分子分散剤としては、
スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン誘導体、
アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン
酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマル酸、
フマル酸誘導体から選ばれる2種以上の単量体からなる
ブロック共重合体、ランダム共重合体及びこれらの塩を
挙げることができる。
【0036】更に、高級脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、ア
ルキルエステル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、スルホ
コハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、
ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリ
セリンエステル、ソルビタンエステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸アミド、アミンオキシド等の活性剤も、分散
剤として単独又は高分子分散剤と併用して使用すること
ができる。
【0037】顔料の分散方法としては、ボールミル、サ
ンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘ
ンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザ
ー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカ
ー等各種を単独又は適宜組み合わせて用いることができ
る。
【0038】顔料分散体の粗粒分を除去する目的で遠心
分離装置を使用すること、フィルターを使用することも
好ましく用いられる。
【0039】顔料分散体及び顔料インクの粒径は、光散
乱法、電気泳動法、レーザードップラー法等を用いた市
販の粒径測定機器により求めることができる。又、透過
型電子顕微鏡によって100粒子以上の粒子像撮影を行
い、この像をImage−Pro(メディアサイバネテ
ィクス製)等の画像解析ソフトを用いて統計的処理を行
うことによっても求めることが可能である。
【0040】本発明の顔料インクの平均粒径は20〜1
20nmであることが好ましく、20〜80nmである
ことがより好ましい。
【0041】本発明のインクは必要に応じて水溶性有機
溶剤を含有しても良い。好ましく用いられる水溶性有機
溶媒の例としては、アルコール類(例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、
ターシャリーブタノール、ペンタノール、ヘキサノー
ル、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等)、多
価アルコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリ
ン、ヘキサントリオール、チオジグリコール等)、多価
アルコールエーテル類(例えば、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチ
レングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエ
ーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル
等)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタ
ノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モルホ
リン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジエ
チレンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、ポリエチレンイミン、ペンタメチルジ
エチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミン
等)、アミド類(例えば、ホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド
等)、複素環類(例えば、2−ピロリドン、N−メチル
−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、2−オ
キサゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン等)、スルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシ
ド等)、スルホン類(例えば、スルホラン等)、尿素、
アセトニトリル、アセトン等が挙げられる。
【0042】本発明のインクは必要に応じて界面活性剤
を含有しても良い。好ましく使用される界面活性剤とし
ては、ジアルキルスルホコハク酸塩類、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類等のアニオン性界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオ
キシエチレンアルキルアリルエーテル類、アセチレング
リコール類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー類等のノニオン性界面活性剤、ア
ルキルアミン塩類、第4級アンモニウム塩類等のカチオ
ン性界面活性剤が挙げられる。特にアニオン性界面活性
剤及びノニオン性界面活性剤を好ましく用いることがで
きる。
【0043】本発明のインクは、この他に防腐剤、防黴
剤、粘度調整剤等を必要に応じて含有しても良い。
【0044】上述した本発明のインクは、撥インク処理
を施したヘッドにより吐出され画像を形成する。具体的
なインクジェット記録方法は以下の通りである。
【0045】本発明のインクジェット記録方法の吐出方
式としては、電気−機械変換方式(例えば、シングルキ
ャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピ
ストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型
等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェ
ット型、バブルジェット(登録商標)型等)などを具体
的な例として挙げることができるが、何れの吐出方式を
用いても構わない。
【0046】本発明はヘッドの駆動周波数の値が何れで
あってもその効果が認められるが、駆動周波数が16k
Hz以上の時にその効果が顕著に現れ、好ましくは25
kHz以上、更に好ましくは30kHz以上の時に最も
顕著にその効果を発揮する。
【0047】ヘッドのノズルプレートの基材は、例え
ば、ポリイミド、ポリエーテルサルホン、ポリエーテル
イミド、非晶ポリアクリレート、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリエーテルケトン等の樹脂、チタン、クロム、
鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛等の金属、ニッケル−リ
ン合金、スズ−銅−リン合金、銅−亜鉛合金、ステンレ
ス鋼等の合金を用いて形成することができる。
【0048】ノズルプレートの撥インク処理方法も以下
に限定されるものではないが、フッ素系高分子と金属と
の共析メッキによって皮膜を形成する方法、アルミニウ
ム金属膜を形成した後に酸化反応による侵食でフラクタ
ル構造を形成する方法、フッ素含有化合物、ケイ素化合
物等の撥水剤を塗布し皮膜を形成する方法、プラズマ重
合により皮膜を形成する方法等が挙げられる。
【0049】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。 <顔料分散体の調製> (顔料分散体A) C.I.ピグメントイエロー128 150g スチレン−アクリル酸−メチルメタクリレート共重合体 (分子量10000、酸価140) 70g エチレングリコール 100g グリセリン 80g イオン交換水 200g を混合し、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で6
0%充填した横型ビーズミル(アシザワ(株)製システ
ムゼータミニ)を用いて分散し、顔料分散体Aを得た。
得られた顔料分散体Aの平均粒径は105nmであっ
た。 (顔料分散体B〜F)顔料分散体Aと同様の方法によ
り、表1に記載の顔料分散体B〜Fを得た。 (顔料分散体G)顔料分散体Aと同様の方法により分散
を行った後、20000rpmで30分間遠心分離処理
を行い、顔料分散体Gを得た。得られた顔料分散体Gの
粒径は75nmであった。 (顔料分散体H、I、J)C.I.ピグメントイエロー
128の代わりにC.I.ピグメントレッド122を添
加し、顔料分散体Aと同様の方法により表1に記載の顔
料分散体H、I、Jを得た。尚、顔料分散体Iは顔料分
散体Aと同様の方法により分散を行った後、20000
rpmで40分間遠心分離処理を行った。得られた顔料
分散体Iの粒径は70nmであった。
【0050】
【表1】
【0051】*顔料分散体の平均粒径は、ゼータサイザ
ー1000(マルバーン社製)を使用して測定した。 <インクの調製> (インク1) 顔料分散体A 200g エチレングリコール 200g トリエチレングリコールモノブチルエーテル 80g オルフィン1010(日信化学(株)製) 4g プロキセルGXL(ゼネカ社製) 2g 以上をイオン交換水で1000gに仕上げ、孔径1μm
のミリポアフィルターを2度通過させてインク1を調整
した。 (インク2〜8、9〜14(比較例))インク1と同様
にして表2に記載のインク2〜8及びインク9〜14
(比較例)を得た。
【0052】
【表2】
【0053】*遊離した高分子分散剤の定量は、遠心分
離機を用いて顔料分と顔料に吸着した高分子分散剤を沈
降させ、その上澄み液を蒸発乾固させて質量を測定する
方法を用いた。 *Li、Na、Kイオン濃度の定量は、ICP発光分析
装置を用いた。試料となる各インクに硫酸+硝酸の混酸
を加え、マイクロウェーブ式湿式分解装置(Micro
digest6、プロラボ社製)を用いて試料を分解
し、溶液化した。得られた溶液をICP発光分析装置
(セイコー電子社製、SPS4000)を使用し、L
i、Na、Kの定量分析を行った。Liについては分析
波長を670.784nm、出力を0.6kWに設定
し、Naについては分析波長を589.592nm、出
力を1.3kWに設定し、Kについては分析波長を76
6.490nm、出力を0.6kWに設定し、測定を行
った。又、試料無しで前記の分解操作を行った混酸溶液
に原子吸光分析用試薬(関東化学社製)を添加し、これ
を標準液として用いた。 <評価>得られたインク1〜8、及びインク9〜14
(比較例)について下記の測定及び評価を行った。結果
を表3に示す。 (接触角測定)上記の各インクについて、撥インク処理
を施したノズルプレートに対する動的後退接触角θの測
定を行った。撥インク処理ノズルプレートは、特開20
00−326514に記載の方法によりフッ素樹脂皮膜
を形成したものを用いた。測定開始時の初期液適量を1
5μl、液滴の吸引速度を5μl/secとし、吸引開
始から終了までの接触角θの変化を記録した。1.5秒
後と2.1秒後の接触角θの測定結果を元に接触角θの
変化率を算出した。 (吐出安定性)上記の各インクを、接触角測定に使用し
たものと同様のノズルプレートを搭載したピエゾ方式の
インクジェットヘッド(ノズル数128、駆動周波数1
8kHz又は33kHz)を用いて吐出させた。図2に
概略を示したストロボ発光方式の観察装置を用いて、吐
出と発光の同期をとることにより吐出の状態を観察し
た。この時、図3のようにノズルプレートとの垂線方向
からの角度のズレ(飛翔角度)θ′が3度以上あるノズ
ルを曲がりがある状態とし、以下のランク付けを行っ
た。尚、観察は連続吐出を開始してから5分後に行っ
た。
【0054】◎・・・128ノズル全て曲がりがなく、
正常である ○・・・128ノズル全て曲がりはないが、1〜2ノズ
ルで3度未満の角度のズレがある △・・・1〜5ノズルで曲がりがある ×・・・6〜10ノズルで曲がりがある ××・・・20ノズル以上で曲がりが見られ、又ノズル
プレートに付着したインクがノズルを覆い、吐出しない
ノズルもいくつか見られる
【0055】
【表3】
【0056】表3から明らかなように、本発明のインク
ジェット記録装置用インクは、吐出安定性が良好である
ことが分かる。
【0057】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録装置用イン
クは、撥インク処理を施したノズルプレートに対しての
滑り性が良好であり、吐出安定性に優れているなど、顕
著に良好な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】動的後退接触角θの測定方法を模式的に示した
図である。
【図2】ストロボ発光方式の観察装置でインク吐出の状
態を観察する方法を模式的に示した図である。
【図3】ヘッドからのインク吐出の状態を観察した図で
ある。
【符号の説明】
1 試料面 2 ニードル 3 液滴 5 モニター 6 CCDカメラ 7 インクジェットヘッド 8 ストロボ 9 制御用PC 10、10a、10b 微小液滴 11、12 ノズル 13 ノズルプレート面 15 ノズルプレート面からの垂線
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA07 EC08 EC42 FC01 FC02 HA24 2H086 BA55 BA59 BA60 BA62 4J039 AD03 AD09 AD10 AD13 AD14 AD23 BA04 BC07 BC09 BC12 BC25 BC27 BC36 BC39 BC60 BC79 BD02 BE01 BE02 BE03 BE04 BE05 BE10 BE11 BE12 BE22 EA44 GA24

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルプレート表面に撥インク処理を施
    したヘッドよりインクを吐出するインクジェット記録装
    置用のインクであって、ノズルプレートに対しての動的
    後退接触角を測定するに際し、測定開始時の接触角をα
    度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、測定開
    始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、1.5
    秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1−α2
    /0.6が0.24α度/sec以下であることを特徴
    とするインクジェット記録装置用インク。
  2. 【請求項2】 ノズルプレート表面に撥インク処理を施
    したヘッドよりインクを吐出するインクジェット記録装
    置用のインクであって、ノズルプレートに対しての動的
    後退接触角を測定するに際し、測定開始時の接触角をα
    度、測定開始から1.5秒後の接触角をα1度、測定開
    始から2.1秒後の接触角をα2度とした時に、1.5
    秒後〜2.1秒後における接触角の変化率(α1−α2
    /0.6が0.12α度/sec以下であることを特徴
    とするインクジェット記録装置用インク。
  3. 【請求項3】 顔料を含有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載のインクジェット記録装置用インク。
  4. 【請求項4】 前記顔料の平均粒径が20〜120nm
    であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェッ
    ト記録装置用インク。
  5. 【請求項5】 前記顔料の平均粒径が20〜80nmで
    あることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット
    記録装置用インク。
  6. 【請求項6】 ポリマー化合物を含有することを特徴と
    する請求項1〜5の何れか1項に記載のインクジェット
    記録装置用インク。
  7. 【請求項7】 前記ポリマー化合物の少なくとも一種が
    高分子分散剤であることを特徴とする請求項6に記載の
    インクジェット記録装置用インク。
  8. 【請求項8】 前記高分子分散剤の重量平均分子量が5
    000〜50000であることを特徴とする請求項7に
    記載のインクジェット記録装置用インク。
  9. 【請求項9】 前記高分子分散剤の酸価が20〜250
    であることを特徴とする請求項7又は8に記載のインク
    ジェット記録装置用インク。
  10. 【請求項10】 前記高分子分散剤と顔料の質量比が
    0.1:1〜1:1であることを特徴とする請求項7〜
    9の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用イン
    ク。
  11. 【請求項11】 遊離した高分子分散剤量が1質量%以
    下であることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項
    に記載のインクジェット記録装置用インク。
  12. 【請求項12】 Li、K、Naイオン濃度の総和が2
    500ppm以下であることを特徴とする請求項1〜1
    1の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用イン
    ク。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
    インクジェット記録装置用インクを、撥インク処理を施
    したヘッドにより吐出して画像を形成することを特徴と
    するインクジェット記録方法。
  14. 【請求項14】 ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波数
    が16kHz以上であることを特徴とする請求項13に
    記載のインクジェット記録方法。
  15. 【請求項15】 ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波数
    が25kHz以上であることを特徴とする請求項13に
    記載のインクジェット記録方法。
  16. 【請求項16】 ヘッドの1ノズル当たりの駆動周波数
    が30kHz以上であることを特徴とする請求項13に
    記載のインクジェット記録方法。
JP2001178368A 2001-06-13 2001-06-13 インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法 Pending JP2002363469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178368A JP2002363469A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178368A JP2002363469A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002363469A true JP2002363469A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19019080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001178368A Pending JP2002363469A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002363469A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005263898A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェットインクおよびインクジェット記録方法
EP1980598A1 (en) 2007-04-11 2008-10-15 Konica Minolta Holdings, Inc. Water-based heat fixing ink and heat fixing inkjet recording method
WO2009060632A1 (ja) 2007-11-06 2009-05-14 Konica Minolta Ij Technologies, Inc. 非水系インクジェットインク及びインクジェット記録方法
WO2009123008A1 (ja) 2008-04-04 2009-10-08 コニカミノルタIj株式会社 非水系インクジェットインク、非水系インクジェットインクの製造方法及びインクジェット記録方法
WO2019215851A1 (ja) 2018-05-09 2019-11-14 コニカミノルタ株式会社 インクジェットヘッド及び画像形成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005263898A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェットインクおよびインクジェット記録方法
EP1980598A1 (en) 2007-04-11 2008-10-15 Konica Minolta Holdings, Inc. Water-based heat fixing ink and heat fixing inkjet recording method
WO2009060632A1 (ja) 2007-11-06 2009-05-14 Konica Minolta Ij Technologies, Inc. 非水系インクジェットインク及びインクジェット記録方法
WO2009123008A1 (ja) 2008-04-04 2009-10-08 コニカミノルタIj株式会社 非水系インクジェットインク、非水系インクジェットインクの製造方法及びインクジェット記録方法
WO2019215851A1 (ja) 2018-05-09 2019-11-14 コニカミノルタ株式会社 インクジェットヘッド及び画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5774833B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物、これを用いた記録方法及び記録物
US9010909B2 (en) Continuous inkjet printing method
US8784549B2 (en) Ink set for continuous inkjet printing
JP6269145B2 (ja) インクジェット用インク、該インクを用いたインクカートリッジ、インクジェット記録装置、及び、インク記録物
EP2756044B1 (en) Ink composition for continuous inkjet printer
US20130072614A1 (en) Ink composition for continuous inkjet printing
JP3344212B2 (ja) インクジェット記録用インク及びインクジェット記録方法
US20150077480A1 (en) Ink for inkjet, inkjet recording method, inkjet recorder and ink recorded matter
JP2001106951A (ja) インクジェット用水性顔料インクおよびインクジェット記録方法
JP3982030B2 (ja) インクジェット記録用インクおよびインクジェット記録方法
JP2002363469A (ja) インクジェット記録装置用インク及びインクジェット記録方法
JP2003192955A (ja) インクジェット記録用インク組成物の調製方法、インクジェット記録方法およびインクセット
JP4040359B2 (ja) 着色樹脂微粒子水分散体の製造方法、着色樹脂微粒子水分散体、インク、記録ユニット、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
US9340688B2 (en) Thermal inkjet recording method
JP4041715B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物、これを用いた記録方法及び記録物
JP4518345B2 (ja) インクジェット記録方法
JP2004202955A (ja) インクジェット記録方法
US20250188303A1 (en) Ink set
JP2001301152A (ja) 画像表示記録液、及び、画像記録方法
JP2009280670A (ja) インクジェットインク及びインクジェット記録方法
JP2001239745A (ja) インクジェット記録方法
JP2001239744A (ja) インクジェット記録方法
JP2003136723A (ja) 噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2003020429A (ja) 記録液体
JP2003025585A (ja) サーマルインクジェット記録ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070911

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071010

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080718