JP2002361525A - シール材付き組付部品の検査方法 - Google Patents
シール材付き組付部品の検査方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シール材付き部品のねじ締め工程や押し込み圧
入工程の良否を正確に判定することができるシール材付
き組付部品の検査方法を提供する。 【解決手段】固定ねじ9のねじ締め動作によってシール
材付き組付部品を組み付ける際、組付部品のシール材1
0を介しての組付状態を検査する。固定ねじ9のねじ締
めにより組付部品を組み付ける際、そのねじ締めトルク
を検出するトルクセンサ6からのトルク検出信号を所定
の時間毎にサンプリングし、サンプリングしたトルクデ
ータを記憶する。次に、時間に対する前記トルクの変化
を示すトルク曲線上においてトルク値bを持つ点Bとト
ルク値aを持つ点Aを求め、点Aと点Bを結ぶトルク曲
線を略斜辺とする略直角三角形の面積Sを求める。その
略直角三角形の面積Sが予め設定した基準値Kより小さ
い場合、合格とし、その面積Sが予め設定した基準値K
より大きい場合、不合格とする。
入工程の良否を正確に判定することができるシール材付
き組付部品の検査方法を提供する。 【解決手段】固定ねじ9のねじ締め動作によってシール
材付き組付部品を組み付ける際、組付部品のシール材1
0を介しての組付状態を検査する。固定ねじ9のねじ締
めにより組付部品を組み付ける際、そのねじ締めトルク
を検出するトルクセンサ6からのトルク検出信号を所定
の時間毎にサンプリングし、サンプリングしたトルクデ
ータを記憶する。次に、時間に対する前記トルクの変化
を示すトルク曲線上においてトルク値bを持つ点Bとト
ルク値aを持つ点Aを求め、点Aと点Bを結ぶトルク曲
線を略斜辺とする略直角三角形の面積Sを求める。その
略直角三角形の面積Sが予め設定した基準値Kより小さ
い場合、合格とし、その面積Sが予め設定した基準値K
より大きい場合、不合格とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Oリング等のシー
ル材を介して部品を組み付ける際に、その組付部品のシ
ール材を介しての組付状態を検査する検査方法に関す
る。
ル材を介して部品を組み付ける際に、その組付部品のシ
ール材を介しての組付状態を検査する検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、円筒形の本体の上開口部を覆う
ように、カバーをOリング等のシール材を介して被せ、
カバーを本体に対し複数本の固定ねじにより締付て固定
する部品がある。この部品の組付を、自動化された組付
ライン上で行う場合、本体上にシール材とカバーを載置
し固定ねじを用いてそれらを仮止めする。そして、仮止
めした組付部品を、ねじ締め装置のベース上に載置し、
ねじ締め装置の工具部を固定ねじの頭部に嵌めた状態
で、工具部を回転させながら下降し、固定ねじをカバー
を通して本体にねじ込み、カバーを本体に締付固定する
ように組付が行われる。
ように、カバーをOリング等のシール材を介して被せ、
カバーを本体に対し複数本の固定ねじにより締付て固定
する部品がある。この部品の組付を、自動化された組付
ライン上で行う場合、本体上にシール材とカバーを載置
し固定ねじを用いてそれらを仮止めする。そして、仮止
めした組付部品を、ねじ締め装置のベース上に載置し、
ねじ締め装置の工具部を固定ねじの頭部に嵌めた状態
で、工具部を回転させながら下降し、固定ねじをカバー
を通して本体にねじ込み、カバーを本体に締付固定する
ように組付が行われる。
【0003】しかし、シール材を介してカバー部品を本
体に締付固定するように組み付ける場合、シール材が本
体上に形成された環状溝内に正常に配設された状態で、
部品が組み付けられたか否かはその外観からだけでは判
断できないため、部品の組付時にその検査を行う必要が
ある。
体に締付固定するように組み付ける場合、シール材が本
体上に形成された環状溝内に正常に配設された状態で、
部品が組み付けられたか否かはその外観からだけでは判
断できないため、部品の組付時にその検査を行う必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、このようなシー
ル材付きの部品を本体にねじ締めする際の検査方法とし
て、ねじ締め装置の回転部にトルクセンサを設け、ねじ
締め装置が仮止めされた固定ねじをカバー介して本体に
ねじ込む際、そのねじを回す際の回転トルクを経時的に
測定する。そして、ねじ締めの最終段階で、トルクが急
激に上昇する際、そのトルクの経時的な変化を示すグラ
フの傾きを求め、そのグラフの傾きが所定値より緩やか
な場合、シール材が本体とカバーの隙間等にかみ込ん
で、組付不良が発生したとして、不合格の判定を出力す
るように検査していた。
ル材付きの部品を本体にねじ締めする際の検査方法とし
て、ねじ締め装置の回転部にトルクセンサを設け、ねじ
締め装置が仮止めされた固定ねじをカバー介して本体に
ねじ込む際、そのねじを回す際の回転トルクを経時的に
測定する。そして、ねじ締めの最終段階で、トルクが急
激に上昇する際、そのトルクの経時的な変化を示すグラ
フの傾きを求め、そのグラフの傾きが所定値より緩やか
な場合、シール材が本体とカバーの隙間等にかみ込ん
で、組付不良が発生したとして、不合格の判定を出力す
るように検査していた。
【0005】しかしながら、ねじ締め時のトルクの変化
を示すグラフにおいては、正常な場合と異常の場合で、
そのグラフの傾きの違いが少ないため、検査精度が悪
く、シール材付き部品のねじ締め工程の良否を正確に判
定できにくいという問題があった。
を示すグラフにおいては、正常な場合と異常の場合で、
そのグラフの傾きの違いが少ないため、検査精度が悪
く、シール材付き部品のねじ締め工程の良否を正確に判
定できにくいという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、シール材付き部品のねじ締め工程や押し込み圧入工
程の良否を正確に判定することができるシール材付き組
付部品の検査方法を提供することを目的とする。
で、シール材付き部品のねじ締め工程や押し込み圧入工
程の良否を正確に判定することができるシール材付き組
付部品の検査方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のシール材付き組付部品の検査方
法は、固定ねじのねじ締め動作によってシール材付き組
付部品を組み付ける際、組付部品のシール材を介しての
組付状態を検査する検査方法であって、固定ねじのねじ
締めトルクを検出するトルクセンサからのトルク検出信
号を所定の時間毎にサンプリングし、サンプリングした
トルクデータを記憶する工程と、時間に対する前記トル
クの変化を示すトルク曲線上において第一のトルク値を
持つ第一点と第二のトルク値を持つ第二点を求め、第一
点と第二点を結ぶトルク曲線を略斜辺とする略直角三角
形の面積を求める工程と、略直角三角形の面積が予め設
定した基準値より小さい場合、合格とし、その面積が予
め設定した基準値より大きい場合、不合格とする工程
と、を含むことを特徴とする。
に、本発明の請求項1のシール材付き組付部品の検査方
法は、固定ねじのねじ締め動作によってシール材付き組
付部品を組み付ける際、組付部品のシール材を介しての
組付状態を検査する検査方法であって、固定ねじのねじ
締めトルクを検出するトルクセンサからのトルク検出信
号を所定の時間毎にサンプリングし、サンプリングした
トルクデータを記憶する工程と、時間に対する前記トル
クの変化を示すトルク曲線上において第一のトルク値を
持つ第一点と第二のトルク値を持つ第二点を求め、第一
点と第二点を結ぶトルク曲線を略斜辺とする略直角三角
形の面積を求める工程と、略直角三角形の面積が予め設
定した基準値より小さい場合、合格とし、その面積が予
め設定した基準値より大きい場合、不合格とする工程
と、を含むことを特徴とする。
【0008】また、請求項2のシール材付き組付部品の
検査方法は、部品の押し込み圧入によってシール材付き
組付部品を組み付ける際、組付部品のシール材を介して
の組付状態を検査する検査方法であって、部品の押し込
み圧入時に押し込みストロークに応じて押し込み荷重デ
ータを取り込み記憶する工程と、ストロークに対する荷
重の変化を示す荷重曲線において前段部の極大位置を予
め第一ストローク位置と設定し、荷重曲線の次の極小位
置を予め第二ストローク位置と設定し、記憶した荷重デ
ータにおいて第一ストローク位置の第一荷重と第二スト
ローク位置の第二荷重を求め、第二荷重が予め設定した
基準値範囲内に入り、かつ第一荷重が第二荷重より大と
なったときに合格と判定し、それ以外の場合には不合格
とする工程と、を含むことを特徴とする。
検査方法は、部品の押し込み圧入によってシール材付き
組付部品を組み付ける際、組付部品のシール材を介して
の組付状態を検査する検査方法であって、部品の押し込
み圧入時に押し込みストロークに応じて押し込み荷重デ
ータを取り込み記憶する工程と、ストロークに対する荷
重の変化を示す荷重曲線において前段部の極大位置を予
め第一ストローク位置と設定し、荷重曲線の次の極小位
置を予め第二ストローク位置と設定し、記憶した荷重デ
ータにおいて第一ストローク位置の第一荷重と第二スト
ローク位置の第二荷重を求め、第二荷重が予め設定した
基準値範囲内に入り、かつ第一荷重が第二荷重より大と
なったときに合格と判定し、それ以外の場合には不合格
とする工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記請求項1の検査方法は、固定ねじのねじ締
め動作によってシール材付き組付部品を組み付ける際、
組付部品のシール材を介しての組付状態を検査するもの
であり、固定ねじのねじ締めにより組付部品を組み付け
る際、そのねじ締めトルクを検出するトルクセンサから
のトルク検出信号を所定の時間毎にサンプリングし、サ
ンプリングしたトルクデータを記憶する。次に、時間に
対する前記トルクの変化を示すトルク曲線上において第
一のトルク値を持つ第一点と第二のトルク値を持つ第二
点を求め、第一点と第二点を結ぶトルク曲線を略斜辺と
する略直角三角形の面積を求める。その略直角三角形の
面積が予め設定した基準値より小さい場合、合格とし、
その面積が予め設定した基準値より大きい場合、不合格
とする。
め動作によってシール材付き組付部品を組み付ける際、
組付部品のシール材を介しての組付状態を検査するもの
であり、固定ねじのねじ締めにより組付部品を組み付け
る際、そのねじ締めトルクを検出するトルクセンサから
のトルク検出信号を所定の時間毎にサンプリングし、サ
ンプリングしたトルクデータを記憶する。次に、時間に
対する前記トルクの変化を示すトルク曲線上において第
一のトルク値を持つ第一点と第二のトルク値を持つ第二
点を求め、第一点と第二点を結ぶトルク曲線を略斜辺と
する略直角三角形の面積を求める。その略直角三角形の
面積が予め設定した基準値より小さい場合、合格とし、
その面積が予め設定した基準値より大きい場合、不合格
とする。
【0010】このように、トルク曲線の一部を斜辺とす
る略直角三角形の面積を算出し、この面積に基づき、合
格・不合格の判断を行うから、正常と異常の場合の違い
を大きく設定でき、検査精度が向上し、シール材付き部
品のねじ締めによる組付の良否を正確に判定することが
できる。
る略直角三角形の面積を算出し、この面積に基づき、合
格・不合格の判断を行うから、正常と異常の場合の違い
を大きく設定でき、検査精度が向上し、シール材付き部
品のねじ締めによる組付の良否を正確に判定することが
できる。
【0011】また、請求項2の検査方法は、部品の押し
込み圧入によってシール材付き組付部品を組み付ける
際、組付部品のシール材を介しての組付状態を検査する
ものであり、先ず、部品の押し込み圧入時に押し込みス
トロークに応じて押し込み荷重データを取り込み記憶す
る。次に、ストロークに対する荷重の変化を示す荷重曲
線において前段部の極大位置を予め第一ストローク位置
と設定し、荷重曲線の次の極小位置を予め第二ストロー
ク位置と設定し、記憶した荷重データにおいて第一スト
ローク位置の第一荷重と第二ストローク位置の第二荷重
を求める。そして、第二荷重が予め設定した基準値範囲
内に入り、かつ第一荷重が第二荷重より大となったとき
に合格と判定し、それ以外の場合には不合格とする。
込み圧入によってシール材付き組付部品を組み付ける
際、組付部品のシール材を介しての組付状態を検査する
ものであり、先ず、部品の押し込み圧入時に押し込みス
トロークに応じて押し込み荷重データを取り込み記憶す
る。次に、ストロークに対する荷重の変化を示す荷重曲
線において前段部の極大位置を予め第一ストローク位置
と設定し、荷重曲線の次の極小位置を予め第二ストロー
ク位置と設定し、記憶した荷重データにおいて第一スト
ローク位置の第一荷重と第二ストローク位置の第二荷重
を求める。そして、第二荷重が予め設定した基準値範囲
内に入り、かつ第一荷重が第二荷重より大となったとき
に合格と判定し、それ以外の場合には不合格とする。
【0012】このように、シール材付き組付部品の正常
な組付であれば、押し込み荷重の荷重曲線は、先ずその
前段部で極大を生じ、次に一旦下降して極小を生じるか
ら、この極大時のストロークを第一ストローク位置と
し、次の極小時のストロークを第二ストローク位置とし
て予め設定し、その第一ストローク位置の第一荷重と第
二ストローク位置の第二荷重を求めて、組付の合格・不
合格を判定するので、正常と異常の違いが明確となり、
検査精度が向上し、シール材付き部品の組付の良否を正
確に判定することができる。
な組付であれば、押し込み荷重の荷重曲線は、先ずその
前段部で極大を生じ、次に一旦下降して極小を生じるか
ら、この極大時のストロークを第一ストローク位置と
し、次の極小時のストロークを第二ストローク位置とし
て予め設定し、その第一ストローク位置の第一荷重と第
二ストローク位置の第二荷重を求めて、組付の合格・不
合格を判定するので、正常と異常の違いが明確となり、
検査精度が向上し、シール材付き部品の組付の良否を正
確に判定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本検査方法に使用するねじ
締め装置1の検査装置の構成図を示し、このねじ締め装
置1は、本体部品8にカバー部品7を組み付ける際にね
じ締めする装置である。2はこのねじ締め装置1のベー
スで、ベース2上に立設された支柱上に、ねじ締め機構
が装着され、かつベース2上には組み付けされる部品つ
まり本体部品8とカバー部品7が所定位置に載置され
る。
に基づいて説明する。図1は本検査方法に使用するねじ
締め装置1の検査装置の構成図を示し、このねじ締め装
置1は、本体部品8にカバー部品7を組み付ける際にね
じ締めする装置である。2はこのねじ締め装置1のベー
スで、ベース2上に立設された支柱上に、ねじ締め機構
が装着され、かつベース2上には組み付けされる部品つ
まり本体部品8とカバー部品7が所定位置に載置され
る。
【0014】ねじ締め装置1のねじ締め機構は、固定ね
じ9の頭部に嵌合する工具部5を回転駆動する回転部3
と、工具部5を上下に動かす上下作動部4と、備えて構
成され、回転部3には工具部5を回転駆動する際のトル
クを検出するトルクセンサ6が装着される。
じ9の頭部に嵌合する工具部5を回転駆動する回転部3
と、工具部5を上下に動かす上下作動部4と、備えて構
成され、回転部3には工具部5を回転駆動する際のトル
クを検出するトルクセンサ6が装着される。
【0015】図2に示すように、本体部品8は例えば円
筒形に形成され、その上面に固定ねじ9をねじ込むため
のねじ孔8aが穿設される。カバー部品7は本体部品8
の上開口部を閉鎖するように円板形に形成され、本体部
品8の上面には環状溝8bが環状に形成され、その環状
溝8b内にOリング等のシール材10が嵌入される。カ
バー部品7の周縁部には固定ねじ9を挿通させる孔が複
数個設けられ、固定ねじ9はその孔を貫通し、本体部品
8のねじ孔8aにねじ込まれ、仮止めされる。仮止めさ
れた本体部品8、カバー部品7、シール材10、固定ね
じ9の組付体は、図1のように、ねじ締め装置1のベー
ス2の所定位置に載置される。
筒形に形成され、その上面に固定ねじ9をねじ込むため
のねじ孔8aが穿設される。カバー部品7は本体部品8
の上開口部を閉鎖するように円板形に形成され、本体部
品8の上面には環状溝8bが環状に形成され、その環状
溝8b内にOリング等のシール材10が嵌入される。カ
バー部品7の周縁部には固定ねじ9を挿通させる孔が複
数個設けられ、固定ねじ9はその孔を貫通し、本体部品
8のねじ孔8aにねじ込まれ、仮止めされる。仮止めさ
れた本体部品8、カバー部品7、シール材10、固定ね
じ9の組付体は、図1のように、ねじ締め装置1のベー
ス2の所定位置に載置される。
【0016】このようなねじ締め装置1は、例えば完全
に自動化された生産ライン上に設置され、仮止めされた
本体部品1等の製品は、図示しないロボットハンド等に
より、ベース2の所定位置上に載置され、その位置を変
え、またねじ締め完了時には取り出される。ねじ締め工
程中、ねじ締めトルクを検出するトルクセンサ6からの
トルク検出データが検査装置11に取り込まれ、シール
材10を含むカバー部品7の固定状態が検査される。
に自動化された生産ライン上に設置され、仮止めされた
本体部品1等の製品は、図示しないロボットハンド等に
より、ベース2の所定位置上に載置され、その位置を変
え、またねじ締め完了時には取り出される。ねじ締め工
程中、ねじ締めトルクを検出するトルクセンサ6からの
トルク検出データが検査装置11に取り込まれ、シール
材10を含むカバー部品7の固定状態が検査される。
【0017】検査装置11は、ディスプレイ、プリンタ
等を有したパーソナルコンピュータから構成され、検査
が開始されると、CPUが所定のサンプリング時間毎に
トルクセンサ6からのトルクデータをサンプリングし
て、記憶部に記憶する。そして、検査装置11は、サン
プリングトルクが予め設定したトルク値bに達した点B
を求め、更に、サンプリングトルクが予め設定したトル
ク値aに達した点Aを求める。
等を有したパーソナルコンピュータから構成され、検査
が開始されると、CPUが所定のサンプリング時間毎に
トルクセンサ6からのトルクデータをサンプリングし
て、記憶部に記憶する。そして、検査装置11は、サン
プリングトルクが予め設定したトルク値bに達した点B
を求め、更に、サンプリングトルクが予め設定したトル
ク値aに達した点Aを求める。
【0018】ここで、トルク値bは、固定ねじ9をねじ
込みその頭部がカバー部品7に当たって、最終的に本体
部品8とカバー部品7を締め付ける工程に入った当初の
トルク値であり、トルク値aは、固定ねじ9のねじ込み
が完了する直前のトルク値であり、トルク値a>トルク
値bの関係が成り立つ場合である。その後、検査装置1
1は、点A・点Bを斜辺とする三角形の面積を求め、そ
の面積Sが基準値Kより小さい場合、検査装置11はね
じ締めが合格であると判定し、その面積Sが基準値Kよ
り大きい場合、ねじ締めが不合格であると判定する。
込みその頭部がカバー部品7に当たって、最終的に本体
部品8とカバー部品7を締め付ける工程に入った当初の
トルク値であり、トルク値aは、固定ねじ9のねじ込み
が完了する直前のトルク値であり、トルク値a>トルク
値bの関係が成り立つ場合である。その後、検査装置1
1は、点A・点Bを斜辺とする三角形の面積を求め、そ
の面積Sが基準値Kより小さい場合、検査装置11はね
じ締めが合格であると判定し、その面積Sが基準値Kよ
り大きい場合、ねじ締めが不合格であると判定する。
【0019】次に、上記の検査装置11とねじ締め装置
1を使用して行うシール材付き組付部品の検査方法を、
図3のフローチャートを参照して説明する。先ず、図示
しないロボットハンド等が動作して、仮止めした状態の
本体部品8、カバー部品7、シール材10、固定ねじ9
の組付部品を、ねじ締め装置1のベース2上の所定位置
に載置する。この状態で、ねじ締め装置1が作動して、
上下作動部4が工具部5を下降させ、固定ねじ9の頭部
に工具部5を嵌める。そして、回転部3が工具部5をね
じ込む方向に回してねじ締めを開始し(ステップ10
0)、同時にトルクのサンプリングを開始する(ステッ
プ110)。
1を使用して行うシール材付き組付部品の検査方法を、
図3のフローチャートを参照して説明する。先ず、図示
しないロボットハンド等が動作して、仮止めした状態の
本体部品8、カバー部品7、シール材10、固定ねじ9
の組付部品を、ねじ締め装置1のベース2上の所定位置
に載置する。この状態で、ねじ締め装置1が作動して、
上下作動部4が工具部5を下降させ、固定ねじ9の頭部
に工具部5を嵌める。そして、回転部3が工具部5をね
じ込む方向に回してねじ締めを開始し(ステップ10
0)、同時にトルクのサンプリングを開始する(ステッ
プ110)。
【0020】サンプリングは、所定のサンプリング時間
毎にトルクセンサ6からのトルクデータをサンプリング
して行われ、ねじ締め工程中にサンプリングしたデータ
は全て検査装置11の記憶部に記憶される。この後、検
査装置11は、ステップ120で、記憶部に記憶したデ
ータをチェックしながら、トルク値bを越えた点Bを求
め、さらに、ステップ130で、トルク値aを越えた点
Aを求める。
毎にトルクセンサ6からのトルクデータをサンプリング
して行われ、ねじ締め工程中にサンプリングしたデータ
は全て検査装置11の記憶部に記憶される。この後、検
査装置11は、ステップ120で、記憶部に記憶したデ
ータをチェックしながら、トルク値bを越えた点Bを求
め、さらに、ステップ130で、トルク値aを越えた点
Aを求める。
【0021】上述のように、トルク値bは、固定ねじ9
をねじ込みその頭部がカバー部品7に当たって、最終的
に本体部品8とカバー部品7を締め付ける工程に入った
当初のトルク値であり、トルク値aは、固定ねじ9のね
じ込みが完了する直前のトルク値である。つまり、締付
工程の最終段階に入りトルクのグラフが立ち上がる傾斜
したトルクグラフが得られる期間を指定する。そして、
ステップ140にて、検査装置11は、点A・点Bを斜
辺とする直角三角形の面積Sを求める。
をねじ込みその頭部がカバー部品7に当たって、最終的
に本体部品8とカバー部品7を締め付ける工程に入った
当初のトルク値であり、トルク値aは、固定ねじ9のね
じ込みが完了する直前のトルク値である。つまり、締付
工程の最終段階に入りトルクのグラフが立ち上がる傾斜
したトルクグラフが得られる期間を指定する。そして、
ステップ140にて、検査装置11は、点A・点Bを斜
辺とする直角三角形の面積Sを求める。
【0022】サンプリングしたトルク値をtrq(n)としサ
ンプリング時間幅をtとすれば、 S=Σa n=b trq(n) ×t の式から、その面積Sを求めることができる。
ンプリング時間幅をtとすれば、 S=Σa n=b trq(n) ×t の式から、その面積Sを求めることができる。
【0023】そして、検査装置11は、ステップ150
で、その面積Sが予め設定した基準値Kより小さい場
合、ステップ160に進み、合格と判定して合格処理を
行い、その面積Sが予め設定した基準値Kより大きい場
合、ステップ170に進み、不合格と判定し、その組付
部品を不良品として排除する等の不合格処理を行う。
で、その面積Sが予め設定した基準値Kより小さい場
合、ステップ160に進み、合格と判定して合格処理を
行い、その面積Sが予め設定した基準値Kより大きい場
合、ステップ170に進み、不合格と判定し、その組付
部品を不良品として排除する等の不合格処理を行う。
【0024】図4のように、シール材10が本体部品8
上の環状溝8b内に正しく嵌入しカバー部品7が正しく
本体部品8上に着座している場合は、固定ねじ9のねじ
込みトルクは、カバー部品7が着座した状態から急激に
上昇する。このため、図6のグラフに示すように、点A
・点Bを斜辺とする直角三角形の面積Sは基準値Kより
小さくなる。
上の環状溝8b内に正しく嵌入しカバー部品7が正しく
本体部品8上に着座している場合は、固定ねじ9のねじ
込みトルクは、カバー部品7が着座した状態から急激に
上昇する。このため、図6のグラフに示すように、点A
・点Bを斜辺とする直角三角形の面積Sは基準値Kより
小さくなる。
【0025】これに対し、図5に示すように、シール材
10が本体部品8とカバー部品7との間に挟まって噛み
付いたような場合、固定ねじ9のねじ込みトルクは、カ
バー部品7が着座した状態でも、急激に上昇せず、比較
的緩やかに上昇する。このため、図7のグラフに示すよ
うに、点A・点Bを斜辺とする直角三角形の面積Sは基
準値Kより大きくなり、図5に示すようにシール材10
が正常ではなく、異常に嵌入された場合の面積Sの少し
下を基準値Kとした場合、シール材10が本体部品8と
カバー部品7との間に挟まり噛み付いたような場合の不
良品を、この検査で確実に見つけることができる。
10が本体部品8とカバー部品7との間に挟まって噛み
付いたような場合、固定ねじ9のねじ込みトルクは、カ
バー部品7が着座した状態でも、急激に上昇せず、比較
的緩やかに上昇する。このため、図7のグラフに示すよ
うに、点A・点Bを斜辺とする直角三角形の面積Sは基
準値Kより大きくなり、図5に示すようにシール材10
が正常ではなく、異常に嵌入された場合の面積Sの少し
下を基準値Kとした場合、シール材10が本体部品8と
カバー部品7との間に挟まり噛み付いたような場合の不
良品を、この検査で確実に見つけることができる。
【0026】図8から図14は他の実施例を示し、この
例では、プレス装置21を使用して、本体部品28に圧
入部品27を押し込んで組み付ける際に、組付部品の組
付状態を検査する。
例では、プレス装置21を使用して、本体部品28に圧
入部品27を押し込んで組み付ける際に、組付部品の組
付状態を検査する。
【0027】22はプレス装置21のベースで、ベース
22上の支柱上には、プレス機構が装着され、ベース2
2上には組み付けされる部品つまり本体部品28と圧入
部品27が載置される。プレス装置21には例えばサー
ボプレス機構が設けられ、上下動可能に取り付けられた
スライダ23がベース22上に載置された本体部品28
の上の圧入部品27を上から押圧するように、配設され
る。スライダ23にはそれを押し下げた際、そこにかか
る荷重を検出するための荷重センサ24が装着されてい
る。また、スライダ23にはその上下摺動時にそのスト
ロークに応じてストローク長を示す信号を出力するリニ
アスケール等のストローク検出部が設けられ、ストロー
ク検出部と荷重センサ24は後述の検査装置31に入力
側に接続される。
22上の支柱上には、プレス機構が装着され、ベース2
2上には組み付けされる部品つまり本体部品28と圧入
部品27が載置される。プレス装置21には例えばサー
ボプレス機構が設けられ、上下動可能に取り付けられた
スライダ23がベース22上に載置された本体部品28
の上の圧入部品27を上から押圧するように、配設され
る。スライダ23にはそれを押し下げた際、そこにかか
る荷重を検出するための荷重センサ24が装着されてい
る。また、スライダ23にはその上下摺動時にそのスト
ロークに応じてストローク長を示す信号を出力するリニ
アスケール等のストローク検出部が設けられ、ストロー
ク検出部と荷重センサ24は後述の検査装置31に入力
側に接続される。
【0028】図9に示すように、本体部品28は例えば
円筒形に形成され、圧入部品27は円柱部27aの上に
円板状で凸部を有したフランジ部27bを設けて形成さ
れ、円柱部27aは組付時には本体部品28内に進入
し、フランジ部27bは本体部品28の上面に着座した
状態となる。また、圧入部品27の円柱部27aには環
状溝が形成され、その環状溝にOリング等のシール材3
0が嵌め込まれ、本体部品28との間をシールする。そ
の本体部品28と圧入部品27はその円柱部27aが本
体部品28内に挿入された状態で、プレス装置21のベ
ース22上の所定位置に載置される。
円筒形に形成され、圧入部品27は円柱部27aの上に
円板状で凸部を有したフランジ部27bを設けて形成さ
れ、円柱部27aは組付時には本体部品28内に進入
し、フランジ部27bは本体部品28の上面に着座した
状態となる。また、圧入部品27の円柱部27aには環
状溝が形成され、その環状溝にOリング等のシール材3
0が嵌め込まれ、本体部品28との間をシールする。そ
の本体部品28と圧入部品27はその円柱部27aが本
体部品28内に挿入された状態で、プレス装置21のベ
ース22上の所定位置に載置される。
【0029】プレス装置21は、例えば完全に自動化さ
れた生産ライン上に設置され、仮止めされた本体部品2
8等の組付部品は、図示しないロボットハンド等によ
り、ベース22の所定位置上に載置され、組付完了時に
は搬出される。圧入部品27の圧入(押し込み)工程
中、そのスライダ23のストローク長の検出データと共
に、押し込み荷重を検出する荷重センサ24からの検出
データが検査装置31に取り込まれ、シール材30を含
む圧入部品27の組付状態が検査される。
れた生産ライン上に設置され、仮止めされた本体部品2
8等の組付部品は、図示しないロボットハンド等によ
り、ベース22の所定位置上に載置され、組付完了時に
は搬出される。圧入部品27の圧入(押し込み)工程
中、そのスライダ23のストローク長の検出データと共
に、押し込み荷重を検出する荷重センサ24からの検出
データが検査装置31に取り込まれ、シール材30を含
む圧入部品27の組付状態が検査される。
【0030】検査装置31は、上記と同様にディスプレ
イ、プリンタ等を有したパーソナルコンピュータから構
成され、検査が開始されると、スライダ23の下降動作
に応じて、ストローク長データと共に、つまり単位スト
ローク信号の入力毎に、荷重センサ24からの荷重デー
タを取り込み、記憶部に記憶する。
イ、プリンタ等を有したパーソナルコンピュータから構
成され、検査が開始されると、スライダ23の下降動作
に応じて、ストローク長データと共に、つまり単位スト
ローク信号の入力毎に、荷重センサ24からの荷重デー
タを取り込み、記憶部に記憶する。
【0031】そして、検査装置31は、スライダ23の
ストロークS1の時の荷重F1を求め、ストロークS2
の時の荷重F2を求める。スライダ23のストロークS
1は、正常な押し込み動作の前段部で、一旦極大荷重が
生じるストローク長として予め設定され、ストロークS
2は、正常な押し込み動作の中段部で、荷重が一旦落ち
込んで極小荷重が生じるストローク長として予め設定さ
れる。
ストロークS1の時の荷重F1を求め、ストロークS2
の時の荷重F2を求める。スライダ23のストロークS
1は、正常な押し込み動作の前段部で、一旦極大荷重が
生じるストローク長として予め設定され、ストロークS
2は、正常な押し込み動作の中段部で、荷重が一旦落ち
込んで極小荷重が生じるストローク長として予め設定さ
れる。
【0032】検査装置31は、上記のように、ストロー
クS1時の荷重F1を求めると共に、ストロークS2時
の荷重F2を求め、荷重F2が予め設定した最低値K
min と最大値Kmax の間にあって、かつ荷重F1が荷重
F2より大きい場合、圧入は良好に行われたとして合格
の判定を行い、それ以外の場合は、シール材の噛み付き
等があって圧入不良が発生しているものとして、不合格
の判定を行う。
クS1時の荷重F1を求めると共に、ストロークS2時
の荷重F2を求め、荷重F2が予め設定した最低値K
min と最大値Kmax の間にあって、かつ荷重F1が荷重
F2より大きい場合、圧入は良好に行われたとして合格
の判定を行い、それ以外の場合は、シール材の噛み付き
等があって圧入不良が発生しているものとして、不合格
の判定を行う。
【0033】次に、上記の検査装置31とプレス装置2
1を使用して行うシール材付き組付部品の検査方法を、
図10のフローチャートを参照して説明する。先ず、図
示しないロボットハンド等が動作して、仮止めした状態
の本体部品28、圧入部品27、シール材30の組付部
品を、プレス装置21のベース22上の所定位置に載置
する。この状態で、プレス装置21が作動して、スライ
ダ23が下降し、圧入部品27の上部をスライダ23が
上から押圧して、押し込みが開始される(ステップ20
0)。
1を使用して行うシール材付き組付部品の検査方法を、
図10のフローチャートを参照して説明する。先ず、図
示しないロボットハンド等が動作して、仮止めした状態
の本体部品28、圧入部品27、シール材30の組付部
品を、プレス装置21のベース22上の所定位置に載置
する。この状態で、プレス装置21が作動して、スライ
ダ23が下降し、圧入部品27の上部をスライダ23が
上から押圧して、押し込みが開始される(ステップ20
0)。
【0034】押し込み動作が開始されると、ステップ2
10で、スライダ23のストローク長と押し込み荷重の
検出データが検査装置31に取り込まれて行く。ストロ
ーク長と押し込み荷重の全ての検出データは、検査装置
31の記憶部に記憶される。そして、検査装置31は、
プレス装置21による圧入部品27の圧入(押し込み)
が終了した後、記憶したストローク長と荷重のデータか
ら、ストロークS1時の荷重F1を求める(ステップ2
20)と共に、ストロークS2時の荷重F2を求める
(ステップ230)。上述のように、ストロークS1は
正常な押し込み動作の前段部で一旦極大荷重が生じるス
トローク長であり、また、ストロークS2は正常な押し
込み動作の中段部で荷重が一旦落ち込んで極小荷重が生
じる際のストローク長である。
10で、スライダ23のストローク長と押し込み荷重の
検出データが検査装置31に取り込まれて行く。ストロ
ーク長と押し込み荷重の全ての検出データは、検査装置
31の記憶部に記憶される。そして、検査装置31は、
プレス装置21による圧入部品27の圧入(押し込み)
が終了した後、記憶したストローク長と荷重のデータか
ら、ストロークS1時の荷重F1を求める(ステップ2
20)と共に、ストロークS2時の荷重F2を求める
(ステップ230)。上述のように、ストロークS1は
正常な押し込み動作の前段部で一旦極大荷重が生じるス
トローク長であり、また、ストロークS2は正常な押し
込み動作の中段部で荷重が一旦落ち込んで極小荷重が生
じる際のストローク長である。
【0035】次に、検査装置31は、ステップ240
で、ストロークS2時の荷重F2が予め設定した最低値
Kmin と最大値Kmax の間、つまり基準値の範囲内にあ
るか否かを判定し、ストロークS2時の荷重F2が予め
設定した最低値Kmin と最大値Kmax の間にない場合、
異常の荷重状態として不合格とする。一方、ストローク
S2時の荷重F2が予め設定した最低値Kmin と最大値
Kmax の間にある場合、さらに、ステップ250で、荷
重F1が荷重F2より大きいか否かを判定し、荷重F1
が荷重F2より小さい場合、不合格とする。
で、ストロークS2時の荷重F2が予め設定した最低値
Kmin と最大値Kmax の間、つまり基準値の範囲内にあ
るか否かを判定し、ストロークS2時の荷重F2が予め
設定した最低値Kmin と最大値Kmax の間にない場合、
異常の荷重状態として不合格とする。一方、ストローク
S2時の荷重F2が予め設定した最低値Kmin と最大値
Kmax の間にある場合、さらに、ステップ250で、荷
重F1が荷重F2より大きいか否かを判定し、荷重F1
が荷重F2より小さい場合、不合格とする。
【0036】すなわち、図14に示すように、本体部品
28内で、シール材30が隙間に挟まれ噛み付いてしま
った場合、シール材30が安定した位置に納まることが
ないため、図13のグラフに示すように、押し込み荷重
F1、F2はスライダ23のストローク長に応じて増大
する。このため、圧入部品27の押し込み不良の場合に
は、ストロークS2時の荷重F2がストロークS1の荷
重F1より大きくなり、不合格と判定される。
28内で、シール材30が隙間に挟まれ噛み付いてしま
った場合、シール材30が安定した位置に納まることが
ないため、図13のグラフに示すように、押し込み荷重
F1、F2はスライダ23のストローク長に応じて増大
する。このため、圧入部品27の押し込み不良の場合に
は、ストロークS2時の荷重F2がストロークS1の荷
重F1より大きくなり、不合格と判定される。
【0037】一方、図11に示すように、本体部品28
内に圧入部品27が正常に圧入され、シール材30が本
体部品28内を良好にシールする状態となった場合、ス
トロークS2時の荷重F2は予め設定した最低値Kmin
と最大値Kmax の間にあり、かつ図12に示すようにス
トロークS1時の荷重F1はストロークS2の荷重F2
より大きくなる。従って、ステップ240とステップ2
50が成立すると、次にステップ260に進み、合格と
判定して、合格処理を行う。
内に圧入部品27が正常に圧入され、シール材30が本
体部品28内を良好にシールする状態となった場合、ス
トロークS2時の荷重F2は予め設定した最低値Kmin
と最大値Kmax の間にあり、かつ図12に示すようにス
トロークS1時の荷重F1はストロークS2の荷重F2
より大きくなる。従って、ステップ240とステップ2
50が成立すると、次にステップ260に進み、合格と
判定して、合格処理を行う。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のシール材付き組付部品の検査方法によれば、ねじ締め
時に得られるトルク曲線の一部を斜辺とする略直角三角
形の面積を算出し、この面積に基づき、合格・不合格の
判断を行うから、正常と異常の場合の違いが大きく設定
でき、検査精度が向上し、シール材付き部品のねじ締め
工程の良否を正確に判定することができる。また、請求
項2の検査方法では、シール材付き組付部品の正常な組
付であれば、押し込み荷重の荷重曲線は、先ずその前段
部で極大を生じ、次に一旦下降して極小を生じるから、
この極大時のストロークを第一ストローク位置とし、次
の極小時のストロークを第二ストローク位置として予め
設定しておき、その第一ストローク位置の第一荷重と第
二ストローク位置の第二荷重を求めて、組付の合格・不
合格を判定するので、正常と異常の違いが明確となり、
検査精度が向上し、シール材付き部品の組付の良否を正
確に判定することができる。
のシール材付き組付部品の検査方法によれば、ねじ締め
時に得られるトルク曲線の一部を斜辺とする略直角三角
形の面積を算出し、この面積に基づき、合格・不合格の
判断を行うから、正常と異常の場合の違いが大きく設定
でき、検査精度が向上し、シール材付き部品のねじ締め
工程の良否を正確に判定することができる。また、請求
項2の検査方法では、シール材付き組付部品の正常な組
付であれば、押し込み荷重の荷重曲線は、先ずその前段
部で極大を生じ、次に一旦下降して極小を生じるから、
この極大時のストロークを第一ストローク位置とし、次
の極小時のストロークを第二ストローク位置として予め
設定しておき、その第一ストローク位置の第一荷重と第
二ストローク位置の第二荷重を求めて、組付の合格・不
合格を判定するので、正常と異常の違いが明確となり、
検査精度が向上し、シール材付き部品の組付の良否を正
確に判定することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示し、本検査方法を実施
するためのねじ締め装置1を含む検査装置の概略構成図
である。
するためのねじ締め装置1を含む検査装置の概略構成図
である。
【図2】組付部品の分解斜視図である。
【図3】検査方法を示すフローチャートである。
【図4】本体部品上にカバー部品を正常に固定した状態
の断面図である。
の断面図である。
【図5】シール材が隙間に噛み付き本体部品上のカバー
部品が傾斜した状態で固定された状態の断面図である。
部品が傾斜した状態で固定された状態の断面図である。
【図6】正常時の時間に対するトルクの変化を示すグラ
フ図である。
フ図である。
【図7】異常時の時間に対するトルクの変化を示すグラ
フ図である。
フ図である。
【図8】他の実施例の検査方法を実施するためのプレス
装置21を含む検査装置の概略構成図である。
装置21を含む検査装置の概略構成図である。
【図9】組付部品の分解斜視図である。
【図10】上記検査方法を実施するためのフローチャー
トである。
トである。
【図11】本体部品上に圧入部品を正常に押し込み圧入
した状態の断面図である。
した状態の断面図である。
【図12】同状態のストローク長と荷重の変化を示すグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図13】シール材が隙間に噛み付いた状態のストロー
ク長と荷重の変化を示すグラフ図である。
ク長と荷重の変化を示すグラフ図である。
【図14】シール材が隙間に噛み付いた状態で本体部品
内に圧入部品が押し込まれた状態の断面図である。
内に圧入部品が押し込まれた状態の断面図である。
1−ねじ締め装置 6−トルクセンサ 7−カバー部品 8−本体部品 9−固定ねじ 10−シール材 11−検査装置 21−プレス装置 24−荷重センサ 27−圧入部品 28−本体部品 30−シール材 31−検査装置
Claims (2)
- 【請求項1】 固定ねじのねじ締め動作によってシール
材付き組付部品を組み付ける際、該組付部品のシール材
を介しての組付状態を検査する検査方法であって、 前記固定ねじのねじ締めトルクを検出するトルクセンサ
からのトルク検出信号を所定の時間毎にサンプリング
し、サンプリングしたトルクデータを記憶する工程と、 時間に対する前記トルクの変化を示すトルク曲線上にお
いて第一のトルク値を持つ第一点と第二のトルク値を持
つ第二点を求め、該第一点と該第二点を結ぶトルク曲線
を略斜辺とする略直角三角形の面積を求める工程と、 前記略直角三角形の面積が予め設定した基準値より小さ
い場合、合格とし、該面積が予め設定した基準値より大
きい場合、不合格とする工程と、 を含むことを特徴とするシール材付き組付部品の検査方
法。 - 【請求項2】 部品の押し込み圧入によってシール材付
き組付部品を組み付ける際、該組付部品のシール材を介
しての組付状態を検査する検査方法であって、 部品の押し込み圧入時に押し込みストロークに応じて押
し込み荷重データを取り込み記憶する工程と、 該ストロークに対する該荷重の変化を示す荷重曲線にお
いて前段部の極大位置を予め第一ストローク位置と設定
し、該荷重曲線の次の極小位置を予め第二ストローク位
置と設定し、前記記憶した荷重データにおいて該第一ス
トローク位置の第一荷重と第二ストローク位置の第二荷
重を求め、該第二荷重が予め設定した基準値範囲内に入
り、かつ第一荷重が第二荷重より大となったときに合格
と判定し、それ以外の場合には不合格とする工程と、 を含むことを特徴とするシール材付き組付部品の検査方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001169661A JP2002361525A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | シール材付き組付部品の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001169661A JP2002361525A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | シール材付き組付部品の検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002361525A true JP2002361525A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19011707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001169661A Pending JP2002361525A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | シール材付き組付部品の検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002361525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133758A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | 圧入物の圧入状態の検査方法及びその装置 |
| WO2018003571A1 (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 日本バルカー工業株式会社 | フランジの締付け管理方法、締付け管理システム、締付け管理プログラムおよび締付け管理装置 |
-
2001
- 2001-06-05 JP JP2001169661A patent/JP2002361525A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133758A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | 圧入物の圧入状態の検査方法及びその装置 |
| WO2018003571A1 (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 日本バルカー工業株式会社 | フランジの締付け管理方法、締付け管理システム、締付け管理プログラムおよび締付け管理装置 |
| CN109414807A (zh) * | 2016-06-27 | 2019-03-01 | 株式会社华尔卡 | 凸缘的紧固管理方法、紧固管理系统、紧固管理程序和紧固管理装置 |
| JPWO2018003571A1 (ja) * | 2016-06-27 | 2019-04-25 | 株式会社バルカー | フランジの締付け管理方法、締付け管理システム、締付け管理プログラムおよび締付け管理装置 |
| TWI723185B (zh) * | 2016-06-27 | 2021-04-01 | 日商華爾卡股份有限公司 | 凸緣的鎖緊管理方法、鎖緊管理系統、鎖緊管理程式及鎖緊管理裝置 |
| CN109414807B (zh) * | 2016-06-27 | 2021-04-27 | 株式会社华尔卡 | 凸缘的紧固管理方法、紧固管理系统、紧固管理装置和记录介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |