JP2002361173A - 電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材 - Google Patents
電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】 基材表面に、(A)電子線硬化性(メ
タ)アクリレート樹脂を含む電子線硬化性塗料組成物か
らなる層が、少なくとも2層以上連続して積層されてな
る積層塗膜の形成方法であって、第1層用の電子線硬化
性塗料組成物を塗布した後、電子線照射し、塗布された
第1層用電子線硬化性塗料組成物が半硬化状態のうち
に、その表面上にさらに第2層用の電子線硬化性塗料組
成物を塗布する一連の操作を1回以上繰り返して所定の
層数積層し、最後に塗付した電子線硬化性塗料組成物か
らなる層に電子線照射を行うことにより完全に硬化させ
ると共に、その前に塗布した電子線硬化性塗料組成物か
らなる連続した全ての層をも完全に硬化させることを特
徴とする、電子線硬化積層塗膜の形成方法。 【効果】 層間接着強度などに優れた積層塗膜で被覆さ
れた基材、およびこのような塗膜付き基材の製造方法が
提供される。
タ)アクリレート樹脂を含む電子線硬化性塗料組成物か
らなる層が、少なくとも2層以上連続して積層されてな
る積層塗膜の形成方法であって、第1層用の電子線硬化
性塗料組成物を塗布した後、電子線照射し、塗布された
第1層用電子線硬化性塗料組成物が半硬化状態のうち
に、その表面上にさらに第2層用の電子線硬化性塗料組
成物を塗布する一連の操作を1回以上繰り返して所定の
層数積層し、最後に塗付した電子線硬化性塗料組成物か
らなる層に電子線照射を行うことにより完全に硬化させ
ると共に、その前に塗布した電子線硬化性塗料組成物か
らなる連続した全ての層をも完全に硬化させることを特
徴とする、電子線硬化積層塗膜の形成方法。 【効果】 層間接着強度などに優れた積層塗膜で被覆さ
れた基材、およびこのような塗膜付き基材の製造方法が
提供される。
Description
【0001】
【発明の技術分野】 本
願発明は、電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で
形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材に関
し、さらに詳しくは、層間接着強度に優れた積層塗膜の
形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で
被覆された基材に関する。
願発明は、電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で
形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材に関
し、さらに詳しくは、層間接着強度に優れた積層塗膜の
形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で
被覆された基材に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来より、塗膜透過性に優れた電
子線を用いる電子線硬化型塗料も種々提案されている
(例:特開2000−86728号公報)。このように
電子線照射を利用すれば、開始剤を用いなくとも少ない
電力で、効率良く積層塗膜を形成できる可能性がある。
子線を用いる電子線硬化型塗料も種々提案されている
(例:特開2000−86728号公報)。このように
電子線照射を利用すれば、開始剤を用いなくとも少ない
電力で、効率良く積層塗膜を形成できる可能性がある。
【0003】しかしながら、光エネルギーに代えて電子
線を用いて、一層毎に通常量の電子線硬化すると、優れ
た層間接着強度を有する積層塗膜は得られなかった。そ
こで本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を重
ねたところ、各層毎に電子線照射して完全硬化させるの
ではなく、半硬化させながら、順次積層し、最後に、電
子線照射にて一連の層を一度に完全硬化させると層間接
着強度が増すことを見出す共に、塗料としても特定の電
子線硬化性塗料組成物を用いるようにすれば、層間接着
強度に優れ、低ランニングコストで、作業時間の短縮な
ども図ることができること等を見出して本発明を完成す
るに至った。
線を用いて、一層毎に通常量の電子線硬化すると、優れ
た層間接着強度を有する積層塗膜は得られなかった。そ
こで本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を重
ねたところ、各層毎に電子線照射して完全硬化させるの
ではなく、半硬化させながら、順次積層し、最後に、電
子線照射にて一連の層を一度に完全硬化させると層間接
着強度が増すことを見出す共に、塗料としても特定の電
子線硬化性塗料組成物を用いるようにすれば、層間接着
強度に優れ、低ランニングコストで、作業時間の短縮な
ども図ることができること等を見出して本発明を完成す
るに至った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、層間接着性に
優れた積層塗膜を効率よく形成できる電子線硬化積層塗
膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗
膜で被覆された基材を提供することを目的としている。
問題点を解決しようとするものであって、層間接着性に
優れた積層塗膜を効率よく形成できる電子線硬化積層塗
膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗
膜で被覆された基材を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】本発明に係る電子線硬化積層塗膜の形成
方法は、基材表面に、(A)電子線硬化性(メタ)アク
リレート樹脂を含む電子線硬化性塗料組成物からなる層
が、少なくとも2層以上連続して積層されてなる積層塗
膜の形成方法であって、第1層用の電子線硬化性塗料組
成物を塗布した後、電子線照射し、塗布された第1層用
電子線硬化性塗料組成物が半硬化状態のうちに、その表
面上にさらに第2層用の電子線硬化性塗料組成物を塗布
する一連の操作を1回以上繰り返して所定の層数積層
し、最後に塗付した電子線硬化性塗料組成物からなる層
に(半硬化させる場合に比して、より強く又は長時間
の)電子線照射を行うことにより完全に硬化させると共
に、その前に塗布した電子線硬化性塗料組成物からなる
連続した全ての層をも完全に硬化させることを特徴とし
ている。
方法は、基材表面に、(A)電子線硬化性(メタ)アク
リレート樹脂を含む電子線硬化性塗料組成物からなる層
が、少なくとも2層以上連続して積層されてなる積層塗
膜の形成方法であって、第1層用の電子線硬化性塗料組
成物を塗布した後、電子線照射し、塗布された第1層用
電子線硬化性塗料組成物が半硬化状態のうちに、その表
面上にさらに第2層用の電子線硬化性塗料組成物を塗布
する一連の操作を1回以上繰り返して所定の層数積層
し、最後に塗付した電子線硬化性塗料組成物からなる層
に(半硬化させる場合に比して、より強く又は長時間
の)電子線照射を行うことにより完全に硬化させると共
に、その前に塗布した電子線硬化性塗料組成物からなる
連続した全ての層をも完全に硬化させることを特徴とし
ている。
【0006】本発明の好ましい態様においては、上記電
子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)が、ウレタ
ン(メタ)アクリレート樹脂、エポキシ(メタ)アクリ
レート樹脂およびポリエステル(メタ)アクリレート樹
脂のうちから選ばれた少なくとも1種の電子線硬化性
(メタ)アクリレート樹脂であることが好ましい。本発
明に係る塗膜は、上記の方法で得られた電子線硬化性積
層塗膜からなっている。
子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)が、ウレタ
ン(メタ)アクリレート樹脂、エポキシ(メタ)アクリ
レート樹脂およびポリエステル(メタ)アクリレート樹
脂のうちから選ばれた少なくとも1種の電子線硬化性
(メタ)アクリレート樹脂であることが好ましい。本発
明に係る塗膜は、上記の方法で得られた電子線硬化性積
層塗膜からなっている。
【0007】本発明に係る塗膜付き基材は、上記の電子
線硬化性積層塗膜によって被覆されていることを特徴と
している。本発明によれば、層間接着性に優れた電子線
硬化積層塗膜の効率的な形成方法、その方法で形成され
た塗膜およびその塗膜で被覆された基材が提供される。
線硬化性積層塗膜によって被覆されていることを特徴と
している。本発明によれば、層間接着性に優れた電子線
硬化積層塗膜の効率的な形成方法、その方法で形成され
た塗膜およびその塗膜で被覆された基材が提供される。
【0008】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る電子線硬化積
層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびそ
の塗膜で被覆された基材について、具体的に説明する。<電子線硬化性積層塗膜の形成方法> 本発明に係る電子
線硬化積層塗膜の形成方法は、下記のような基材表面
に、(A)電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂を含
む電子線硬化性塗料組成物からなる層が、少なくとも2
層以上連続して積層されてなる積層塗膜の形成方法であ
る。
層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびそ
の塗膜で被覆された基材について、具体的に説明する。<電子線硬化性積層塗膜の形成方法> 本発明に係る電子
線硬化積層塗膜の形成方法は、下記のような基材表面
に、(A)電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂を含
む電子線硬化性塗料組成物からなる層が、少なくとも2
層以上連続して積層されてなる積層塗膜の形成方法であ
る。
【0009】このような電子線硬化性塗料組成物からな
る層の積層数は、2層以上であれば、特に限定されず、
その層数は用途や塗料の種類等に依り適宜決定でき、例
えば、2層でもよく、また3層、4層、5層などの何れ
でもよいが、通常2〜5層程度である。なお、連続して
積層された電子線硬化性塗料組成物からなる層と基材と
の間や、連続して積層された電子線硬化性塗料組成物か
らなる層の表面(最上面)には、後述するような「他の
層」がさらに存在していてもよい。 <基材>上記電子線硬化性塗料組成物からなる層(塗
膜)が形成される基材としては、その材質、形状、寸
法、用途などは特に限定されず、無機物でも有機物でも
よく、その材質としては、具体的には、金属例えば、ア
ルミニウム、鉄、ステンレス、銅、その他合金など;各
種ガラス質;陶器;磁器;コンクリート;石材などのセ
ラミック;天然板、合板等の木質板;各種プラスチック
板;及びそれらの組み合わせが挙げられる。
る層の積層数は、2層以上であれば、特に限定されず、
その層数は用途や塗料の種類等に依り適宜決定でき、例
えば、2層でもよく、また3層、4層、5層などの何れ
でもよいが、通常2〜5層程度である。なお、連続して
積層された電子線硬化性塗料組成物からなる層と基材と
の間や、連続して積層された電子線硬化性塗料組成物か
らなる層の表面(最上面)には、後述するような「他の
層」がさらに存在していてもよい。 <基材>上記電子線硬化性塗料組成物からなる層(塗
膜)が形成される基材としては、その材質、形状、寸
法、用途などは特に限定されず、無機物でも有機物でも
よく、その材質としては、具体的には、金属例えば、ア
ルミニウム、鉄、ステンレス、銅、その他合金など;各
種ガラス質;陶器;磁器;コンクリート;石材などのセ
ラミック;天然板、合板等の木質板;各種プラスチック
板;及びそれらの組み合わせが挙げられる。
【0010】また、このような有機系あるいは無機系材
質からなる基材の用途としては、ガードレールやフェン
スなどの道路関連資材;屋根材、胴縁、雨戸、雨樋、外
壁材などの建築資材;自動車外装材等の自動車部品;エ
アコン室外機などの家電製品;住宅内装建材たとえば床
材、天井材、内壁材、造作材、その他などが挙げられ
る。 <電子線硬化性塗料組成物の塗装>本発明においては、
電子線硬化性塗料組成物からなる連続した複数の層の内
で、第1層用の電子線硬化性塗料組成物を塗布した後、
電子線照射し、塗布された第1層用電子線硬化性塗料組
成物が半硬化状態のうちに、その表面上にさらに第2層
用の電子線硬化性塗料組成物を塗布する一連の操作を1
回以上繰り返して所定の層数積層している。
質からなる基材の用途としては、ガードレールやフェン
スなどの道路関連資材;屋根材、胴縁、雨戸、雨樋、外
壁材などの建築資材;自動車外装材等の自動車部品;エ
アコン室外機などの家電製品;住宅内装建材たとえば床
材、天井材、内壁材、造作材、その他などが挙げられ
る。 <電子線硬化性塗料組成物の塗装>本発明においては、
電子線硬化性塗料組成物からなる連続した複数の層の内
で、第1層用の電子線硬化性塗料組成物を塗布した後、
電子線照射し、塗布された第1層用電子線硬化性塗料組
成物が半硬化状態のうちに、その表面上にさらに第2層
用の電子線硬化性塗料組成物を塗布する一連の操作を1
回以上繰り返して所定の層数積層している。
【0011】なお、本発明においては、上記「第1層」
なる語は、電子線硬化性塗料組成物からなる連続した複
数の層の内で基材表面に一番近接した層の意味で用いる
と共に、「これから塗装しようとする第(n)層の直前
に塗装した第(n−1)層」の意味でも用いる。また、
「第2層」なる語は、上記第1層の次に塗布される層の
意味で用いると共に、広く、第(n−1)層の表面上に
塗布(塗装)される電子線硬化性塗料組成物からなる層
の意味でも用いる(2≦n≦X、n、X:整数、第
(X)層は最後に塗布される電子線硬化性塗料組成物か
らなる層)。
なる語は、電子線硬化性塗料組成物からなる連続した複
数の層の内で基材表面に一番近接した層の意味で用いる
と共に、「これから塗装しようとする第(n)層の直前
に塗装した第(n−1)層」の意味でも用いる。また、
「第2層」なる語は、上記第1層の次に塗布される層の
意味で用いると共に、広く、第(n−1)層の表面上に
塗布(塗装)される電子線硬化性塗料組成物からなる層
の意味でも用いる(2≦n≦X、n、X:整数、第
(X)層は最後に塗布される電子線硬化性塗料組成物か
らなる層)。
【0012】ここで、半硬化状態とは、塗料が硬化しは
じめているが完全には硬化していない状態をいい、アセ
トン抽出ゲル分率が、広義には、10重量%以上90重
量%未満、通常、10〜60重量%、好ましくは20〜
50重量%であるものを言う。また完全硬化とは、半硬
化状態を脱してアセトン抽出ゲル分率が、通常90重量
%以上であるものを言う。
じめているが完全には硬化していない状態をいい、アセ
トン抽出ゲル分率が、広義には、10重量%以上90重
量%未満、通常、10〜60重量%、好ましくは20〜
50重量%であるものを言う。また完全硬化とは、半硬
化状態を脱してアセトン抽出ゲル分率が、通常90重量
%以上であるものを言う。
【0013】そして、本発明では、最後に塗布した電子
線硬化性塗料組成物からなる第(X)層(Xは2以上の
整数)に電子線照射を行うことにより、この第(X)層
を完全に硬化させると共に、その前に塗布した電子線硬
化性塗料組成物からなる連続した全ての層すなわち、第
(X−1)層〜第1層までの全ての層をも完全に硬化さ
せている。
線硬化性塗料組成物からなる第(X)層(Xは2以上の
整数)に電子線照射を行うことにより、この第(X)層
を完全に硬化させると共に、その前に塗布した電子線硬
化性塗料組成物からなる連続した全ての層すなわち、第
(X−1)層〜第1層までの全ての層をも完全に硬化さ
せている。
【0014】例えば、最後の層(X)が2(第2層目)
の場合には、この第2層を電子線照射により完全硬化さ
せると共に、該電子線照射によりその前に塗布した半硬
化状態の第1層をも完全に硬化させている。また例え
ば、最後の層(X)が3(第3層目)の場合には、この
第3層を電子線照射により完全硬化させると共に、該電
子線照射によりその前に塗布したそれぞれ半硬化状態の
第2層と第1層をも完全に硬化させている。
の場合には、この第2層を電子線照射により完全硬化さ
せると共に、該電子線照射によりその前に塗布した半硬
化状態の第1層をも完全に硬化させている。また例え
ば、最後の層(X)が3(第3層目)の場合には、この
第3層を電子線照射により完全硬化させると共に、該電
子線照射によりその前に塗布したそれぞれ半硬化状態の
第2層と第1層をも完全に硬化させている。
【0015】このように連続した電子線硬化性塗料組成
物からなる連続した複数の層の内で最後に塗布した電子
線硬化性塗料組成物からなる層(X)に電子線照射し
て、この最後の電子線硬化性塗料組成物層(X)を完全
に硬化させると共に、それ以前に塗設した下層の第(X
−1)層〜第1層まで完全に硬化させる。このように連
続した電子線硬化性塗料組成物からなる層(第1層〜第
(X)層)、すなわち、半硬化状態の第1層〜第(X−
1)層と、最後に塗布した未硬化状態の第(X)層と
を、一辺に、全て、完全に電子線硬化させるには、第1
層〜第(X−1)層を半硬化させる場合に比して、より
強い電子線照射を行うことが望ましく、また必要によ
り、半硬化の場合よりも、より長時間の電子線照射、換
言すれば電子線照射量を増して電子線照射を行うことが
望ましい。
物からなる連続した複数の層の内で最後に塗布した電子
線硬化性塗料組成物からなる層(X)に電子線照射し
て、この最後の電子線硬化性塗料組成物層(X)を完全
に硬化させると共に、それ以前に塗設した下層の第(X
−1)層〜第1層まで完全に硬化させる。このように連
続した電子線硬化性塗料組成物からなる層(第1層〜第
(X)層)、すなわち、半硬化状態の第1層〜第(X−
1)層と、最後に塗布した未硬化状態の第(X)層と
を、一辺に、全て、完全に電子線硬化させるには、第1
層〜第(X−1)層を半硬化させる場合に比して、より
強い電子線照射を行うことが望ましく、また必要によ
り、半硬化の場合よりも、より長時間の電子線照射、換
言すれば電子線照射量を増して電子線照射を行うことが
望ましい。
【0016】このように電子線照射すれば、第1層〜第
(X−1)層は、半硬化に必要な時間及びエネルギーで
済むため、エネルギー効率が良く、また短時間で所望の
層まで積層可能となる。具体的には、各層の半硬化時に
は、例えば、電子線加速電圧50〜500kV、好まし
くは100〜300kVで、照射線量0.5〜7Mra
d、好ましくは1〜4Mradの電子線を照射して半硬
化させればよい。
(X−1)層は、半硬化に必要な時間及びエネルギーで
済むため、エネルギー効率が良く、また短時間で所望の
層まで積層可能となる。具体的には、各層の半硬化時に
は、例えば、電子線加速電圧50〜500kV、好まし
くは100〜300kVで、照射線量0.5〜7Mra
d、好ましくは1〜4Mradの電子線を照射して半硬
化させればよい。
【0017】半硬化時に照射する電子線の加速電圧が上
記範囲にあると、電子線硬化性、コストおよび電子線照
射設備の点から優れるようになる。かかる照射線量が上
記範囲にあると、半硬化層(膜)の硬化度およびモジュ
ラスを適度に制御でき、層間接着強度に優れた積層塗膜
が形成される傾向にあり、さらには所望の半硬化層
(膜)を形成でき、各層(塗膜)の発泡もなく、電子線
照射設備が低い電子線エネルギータイプで済むことから
低コスト化を図ることができる等の利点がある。
記範囲にあると、電子線硬化性、コストおよび電子線照
射設備の点から優れるようになる。かかる照射線量が上
記範囲にあると、半硬化層(膜)の硬化度およびモジュ
ラスを適度に制御でき、層間接着強度に優れた積層塗膜
が形成される傾向にあり、さらには所望の半硬化層
(膜)を形成でき、各層(塗膜)の発泡もなく、電子線
照射設備が低い電子線エネルギータイプで済むことから
低コスト化を図ることができる等の利点がある。
【0018】また、本発明では、最後に塗布された電子
線硬化性塗料組成物からなる層(X)を完全硬化させる
には、電子線加速電圧50〜500kV、好ましくは1
00〜300kVで、照射線量3〜30Mrad、好ま
しくは5〜10Mradの電子線を照射して硬化させれ
ばよい。電子線を照射し塗膜の完全硬化を行う際の加速
電圧が50kV未満では、連続した電子線硬化性塗料組
成物層の厚さが厚い(例:100μm)ようなときに、
電子線の透過不足が生じる傾向があり、また500kV
を超えると、コストが増大し、場合により大がかりな電
子線照射設備も必要となる。 <電子線硬化性塗料組成物からなる層>本発明では、上
記各種基材の表面に、上記のように電子線硬化性(メ
タ)アクリレート樹脂(A)を含有する電子線硬化性塗
料組成物からなる半硬化状態の層(電子線硬化性半硬化
層)を2層以上連続して設けている。このような電子線
硬化性半硬化層は、それぞれ、用いられる電子線硬化性
塗料組成物が電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂
(A)を含有しており、電子線照射により硬化可能であ
る限り、その成分組成、層の厚さなどは同一でも異なっ
ていてもよい。
線硬化性塗料組成物からなる層(X)を完全硬化させる
には、電子線加速電圧50〜500kV、好ましくは1
00〜300kVで、照射線量3〜30Mrad、好ま
しくは5〜10Mradの電子線を照射して硬化させれ
ばよい。電子線を照射し塗膜の完全硬化を行う際の加速
電圧が50kV未満では、連続した電子線硬化性塗料組
成物層の厚さが厚い(例:100μm)ようなときに、
電子線の透過不足が生じる傾向があり、また500kV
を超えると、コストが増大し、場合により大がかりな電
子線照射設備も必要となる。 <電子線硬化性塗料組成物からなる層>本発明では、上
記各種基材の表面に、上記のように電子線硬化性(メ
タ)アクリレート樹脂(A)を含有する電子線硬化性塗
料組成物からなる半硬化状態の層(電子線硬化性半硬化
層)を2層以上連続して設けている。このような電子線
硬化性半硬化層は、それぞれ、用いられる電子線硬化性
塗料組成物が電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂
(A)を含有しており、電子線照射により硬化可能であ
る限り、その成分組成、層の厚さなどは同一でも異なっ
ていてもよい。
【0019】本発明では、上記電子線硬化性半硬化層
は、基材の表面に直接設けられていてもよく、また「他
の層」、例えば、下地層(ベースコート層)、シーラー
層、防錆層、プライマー層などを介して上記電子線硬化
性半硬化層が複数積層されていてもよい。また、電子線
硬化性半硬化層は、上記のように2層以上であれば何れ
でもよく、特にその層数は特に限定されないが、通常2
〜5層程度である。
は、基材の表面に直接設けられていてもよく、また「他
の層」、例えば、下地層(ベースコート層)、シーラー
層、防錆層、プライマー層などを介して上記電子線硬化
性半硬化層が複数積層されていてもよい。また、電子線
硬化性半硬化層は、上記のように2層以上であれば何れ
でもよく、特にその層数は特に限定されないが、通常2
〜5層程度である。
【0020】なお、このような電子線硬化性塗料組成物
を塗布した直後の各塗膜(未硬化塗膜)の膜厚は、特に
限定されないが、通常、100〜200μm厚程度であ
り、また、電子線硬化性半硬化層の厚さは、特に限定さ
れないが、通常、10〜500μm厚程度である。ま
た、完全硬化させた後の各電子線硬化層の厚さは、通
常、10〜200μm厚程度であり、積層された連続す
る電子線硬化層の厚さ(総厚)は、通常、20〜500
μm厚程度である。 <電子線硬化性塗料組成物>電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A) 本発明で用いられる電子線硬化性塗料組成物には、電子
線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)が含まれてい
る。
を塗布した直後の各塗膜(未硬化塗膜)の膜厚は、特に
限定されないが、通常、100〜200μm厚程度であ
り、また、電子線硬化性半硬化層の厚さは、特に限定さ
れないが、通常、10〜500μm厚程度である。ま
た、完全硬化させた後の各電子線硬化層の厚さは、通
常、10〜200μm厚程度であり、積層された連続す
る電子線硬化層の厚さ(総厚)は、通常、20〜500
μm厚程度である。 <電子線硬化性塗料組成物>電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A) 本発明で用いられる電子線硬化性塗料組成物には、電子
線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)が含まれてい
る。
【0021】該電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂
(A)としては、従来より公知の電子線硬化性(メタ)
アクリレート系樹脂を使用することができ、脂肪族、芳
香族のいずれの(メタ)アクリレート系化合物を(共)
重合してなる樹脂でもよい。本発明で用いられる電子線
硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)は、1分子中に
2個以上のアクリロイル基(CH2=CH−CO−)ま
たはメタクリロイル基(CH2=C(CH3)−CO−)
を有する電子線硬化性(メタ)アクリレート系モノマー
を(共)重合して得られる樹脂である。
(A)としては、従来より公知の電子線硬化性(メタ)
アクリレート系樹脂を使用することができ、脂肪族、芳
香族のいずれの(メタ)アクリレート系化合物を(共)
重合してなる樹脂でもよい。本発明で用いられる電子線
硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)は、1分子中に
2個以上のアクリロイル基(CH2=CH−CO−)ま
たはメタクリロイル基(CH2=C(CH3)−CO−)
を有する電子線硬化性(メタ)アクリレート系モノマー
を(共)重合して得られる樹脂である。
【0022】該電子線硬化性塗料組成物中に含まれるこ
のような電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)
の平均分子量は、該電子線硬化性(メタ)アクリレート
樹脂(A)を溶剤に溶かして、あるいは水系分散媒等に
分散させて該塗料を調製して塗布可能である限り特に限
定されないが、例えば、その数平均分子量(Mn)は、
通常、200〜50000、好ましくは500〜500
0であり、その重量平均分子量(Mw)は、通常、30
0〜70000、好ましくは700〜10000であ
る。
のような電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)
の平均分子量は、該電子線硬化性(メタ)アクリレート
樹脂(A)を溶剤に溶かして、あるいは水系分散媒等に
分散させて該塗料を調製して塗布可能である限り特に限
定されないが、例えば、その数平均分子量(Mn)は、
通常、200〜50000、好ましくは500〜500
0であり、その重量平均分子量(Mw)は、通常、30
0〜70000、好ましくは700〜10000であ
る。
【0023】このような電子線硬化性(メタ)アクリレ
ート樹脂(A)の具体例としては、たとえばエポキシ
(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル
(メタ)アクリレートなどの電子線硬化性(メタ)アク
リレート系モノマーあるいはこれらの誘導体を(共)重
合して得られる樹脂が挙げられ、これらのうちでも、ウ
レタン(メタ)アクリレート樹脂、エポキシ(メタ)ア
クリレート樹脂およびポリエステル(メタ)アクリレー
ト樹脂が好ましい。
ート樹脂(A)の具体例としては、たとえばエポキシ
(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル
(メタ)アクリレートなどの電子線硬化性(メタ)アク
リレート系モノマーあるいはこれらの誘導体を(共)重
合して得られる樹脂が挙げられ、これらのうちでも、ウ
レタン(メタ)アクリレート樹脂、エポキシ(メタ)ア
クリレート樹脂およびポリエステル(メタ)アクリレー
ト樹脂が好ましい。
【0024】これらの電子線硬化性(メタ)アクリレー
ト樹脂(A)は、1種単独で、あるいは2種以上組み合
わせて用いることができる。電子線硬化性(メタ)アク
リレート樹脂(A)を製造する際には、主成分としてエ
ポキシ(メタ)アクリレート(モノマー)またはその誘
導体が用いられる。このエポキシ(メタ)アクリレート
は、エピクロルヒドリン等のエポキシ化合物と(メタ)
アクリル酸との反応により合成される。
ト樹脂(A)は、1種単独で、あるいは2種以上組み合
わせて用いることができる。電子線硬化性(メタ)アク
リレート樹脂(A)を製造する際には、主成分としてエ
ポキシ(メタ)アクリレート(モノマー)またはその誘
導体が用いられる。このエポキシ(メタ)アクリレート
は、エピクロルヒドリン等のエポキシ化合物と(メタ)
アクリル酸との反応により合成される。
【0025】エポキシ(メタ)アクリレートとしては、
具体的には、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンと
の反応物と(メタ)アクリル酸との反応により合成され
るビスフェノールA型エポキシアクリレート、ビスフェ
ノールSとエピクロルヒドリンとの反応物と(メタ)ア
クリル酸との反応により合成されるビスフェノールS型
エポキシアクリレート、ビスフェノールFとエピクロル
ヒドリンとの反応物と(メタ)アクリル酸との反応によ
り合成されるビスフェノールF型エポキシアクリレー
ト、フェノールノボラックとエピクロルヒドリンとの反
応物と(メタ)アクリル酸との反応により合成されるフ
ェノールノボラック型エポキシアクリレートなどが挙げ
られる。
具体的には、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンと
の反応物と(メタ)アクリル酸との反応により合成され
るビスフェノールA型エポキシアクリレート、ビスフェ
ノールSとエピクロルヒドリンとの反応物と(メタ)ア
クリル酸との反応により合成されるビスフェノールS型
エポキシアクリレート、ビスフェノールFとエピクロル
ヒドリンとの反応物と(メタ)アクリル酸との反応によ
り合成されるビスフェノールF型エポキシアクリレー
ト、フェノールノボラックとエピクロルヒドリンとの反
応物と(メタ)アクリル酸との反応により合成されるフ
ェノールノボラック型エポキシアクリレートなどが挙げ
られる。
【0026】電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂
(A)を製造する際には、主成分としてウレタン(メ
タ)アクリレート(モノマー)またはその誘導体が用い
られる。このウレタン(メタ)アクリレートとしては、
たとえばジイソシアネート類とポリオール類とヒドロキ
シアクリレート類とを反応させることによって得られ、
分子中に官能基としてアクリロイル基(CH2=CHC
O−)またはメタクリロイル基(CH2=C(CH3)−
CO−)と、ウレタン結合(−NH・COO−)とを有
する。
(A)を製造する際には、主成分としてウレタン(メ
タ)アクリレート(モノマー)またはその誘導体が用い
られる。このウレタン(メタ)アクリレートとしては、
たとえばジイソシアネート類とポリオール類とヒドロキ
シアクリレート類とを反応させることによって得られ、
分子中に官能基としてアクリロイル基(CH2=CHC
O−)またはメタクリロイル基(CH2=C(CH3)−
CO−)と、ウレタン結合(−NH・COO−)とを有
する。
【0027】上記ジイソシアネート類としては、具体的
には、ヘキサメチレンジイソシアネート[HDI]、イ
ソホロンジイソシアネート[IPDI]、メチレンビス
(4-シクロヘキシルイソシアネート)[HMDI]、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート[TMHMD
I]、トリレンジイソシアネート[TDI]、4,4-ジフ
ェニルメタンジイソシアネート[MDI]、キシリレン
ジイソシアネート[XDI]などが挙げられる。
には、ヘキサメチレンジイソシアネート[HDI]、イ
ソホロンジイソシアネート[IPDI]、メチレンビス
(4-シクロヘキシルイソシアネート)[HMDI]、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート[TMHMD
I]、トリレンジイソシアネート[TDI]、4,4-ジフ
ェニルメタンジイソシアネート[MDI]、キシリレン
ジイソシアネート[XDI]などが挙げられる。
【0028】上記ポリオール類としては、具体的には、
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物などが挙げられ
る。また上記ヒドロキシアクリレート類としては、具体
的には、2-ヒドロキシエチルアクリレート[HEA]、
2-ヒドロキシエチルメタクリレート[HEMA]、2-ヒ
ドロキシプロピルアクリレート[HPA]、グリシドー
ルジメタクリレート[GDMA]、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート[PETA]、ポリカプロラクトン
変性2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどが挙
げられる。
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物などが挙げられ
る。また上記ヒドロキシアクリレート類としては、具体
的には、2-ヒドロキシエチルアクリレート[HEA]、
2-ヒドロキシエチルメタクリレート[HEMA]、2-ヒ
ドロキシプロピルアクリレート[HPA]、グリシドー
ルジメタクリレート[GDMA]、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート[PETA]、ポリカプロラクトン
変性2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどが挙
げられる。
【0029】電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂
(A)を製造する際には、主成分としてポリエステル
(メタ)アクリレート(モノマー)またはその誘導体が
用いられる。このポリエステル(メタ)アクリレートと
しては、具体的には、無水フタル酸とプロピレングリコ
ールと(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メ
タ)アクリレート、アジピン酸と1,6-ヘキサンジオール
と(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メタ)
アクリレート、トリメリット酸とジエチレングリコール
と(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メタ)
アクリレートなどが挙げられる。
(A)を製造する際には、主成分としてポリエステル
(メタ)アクリレート(モノマー)またはその誘導体が
用いられる。このポリエステル(メタ)アクリレートと
しては、具体的には、無水フタル酸とプロピレングリコ
ールと(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メ
タ)アクリレート、アジピン酸と1,6-ヘキサンジオール
と(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メタ)
アクリレート、トリメリット酸とジエチレングリコール
と(メタ)アクリル酸とからなるポリエステル(メタ)
アクリレートなどが挙げられる。
【0030】ポリエーテル(メタ)アクリレートは、た
とえば1,2,6-ヘキサントリオール等のポリオールを、塩
基性または酸性触媒(BF3 、NaOH)の存在下
に、エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドと
反応させ、次いで、得られたポリエーテルと(メタ)ア
クリル酸とを反応させることにより合成される。上記の
ような電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)
は、電子線硬化性樹脂組成物中に、通常、15〜75重
量%、好ましくは20〜65重量%、さらに好ましくは
25〜55重量%の量で用いられる。
とえば1,2,6-ヘキサントリオール等のポリオールを、塩
基性または酸性触媒(BF3 、NaOH)の存在下
に、エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドと
反応させ、次いで、得られたポリエーテルと(メタ)ア
クリル酸とを反応させることにより合成される。上記の
ような電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂(A)
は、電子線硬化性樹脂組成物中に、通常、15〜75重
量%、好ましくは20〜65重量%、さらに好ましくは
25〜55重量%の量で用いられる。
【0031】(メタ)アクリレート系モノマー(C) 本発明では、上記電子線硬化性塗料組成物には、必要に
応じて(メタ)アクリレート系モノマーが含まれていて
もよい。係る(メタ)アクリレート系ノマー(C)とし
ては、具体的には、アクリレート、メタクリレート、1,
4-ブタンジオールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、2(2- エトキシエトキシ)エチルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルアクリレート、2-フェノキシエ
チルアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、テトラエチレングリコールジアクリレート、1,3-ブ
チレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジア
クリレートなどが挙げられる。
応じて(メタ)アクリレート系モノマーが含まれていて
もよい。係る(メタ)アクリレート系ノマー(C)とし
ては、具体的には、アクリレート、メタクリレート、1,
4-ブタンジオールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、2(2- エトキシエトキシ)エチルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルアクリレート、2-フェノキシエ
チルアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、テトラエチレングリコールジアクリレート、1,3-ブ
チレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジア
クリレートなどが挙げられる。
【0032】上記のような(メタ)アクリレート系モノ
マー(C)は、反応性希釈剤として1種単独で、または
2種以上組合わせて用いることができる。(メタ)アク
リレート系モノマー(C)は、必要に応じて配合され、
その場合には、電子線硬化性樹脂組成物中に、通常5〜
40重量%、好ましくは10〜30重量%、さらに好ま
しくは15〜25重量%の量で用いられる。
マー(C)は、反応性希釈剤として1種単独で、または
2種以上組合わせて用いることができる。(メタ)アク
リレート系モノマー(C)は、必要に応じて配合され、
その場合には、電子線硬化性樹脂組成物中に、通常5〜
40重量%、好ましくは10〜30重量%、さらに好ま
しくは15〜25重量%の量で用いられる。
【0033】その他の成分 本発明では、電子線硬化性樹脂組成物中に、電子線硬化
性(メタ)アクリレート樹脂(A)の他に、好ましい態
様では含まれる上記(メタ)アクリレート系モノマー
(C)、さらには必要に応じて、着色顔料、ポリイソシ
アネート、吸水剤、体質顔料、溶剤あるいは分散剤、重
合禁止剤、非反応性希釈剤、艶消し剤、消泡剤、沈降防
止剤、レベリング剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、ブロッキング防止剤、離型剤、滑剤、難燃剤、シリ
コーン(メタ)アクリート共重合体充填剤などを、本発
明の目的を損なわない範囲で配合することができる。
性(メタ)アクリレート樹脂(A)の他に、好ましい態
様では含まれる上記(メタ)アクリレート系モノマー
(C)、さらには必要に応じて、着色顔料、ポリイソシ
アネート、吸水剤、体質顔料、溶剤あるいは分散剤、重
合禁止剤、非反応性希釈剤、艶消し剤、消泡剤、沈降防
止剤、レベリング剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、ブロッキング防止剤、離型剤、滑剤、難燃剤、シリ
コーン(メタ)アクリート共重合体充填剤などを、本発
明の目的を損なわない範囲で配合することができる。
【0034】本発明で用いられる(活性)ポリイソシア
ネートは、例えば、基材が木質基材の場合に、基材表面
のOH基と ウレタン結合により木質表面と反応して木
質表面と樹脂とを接着し、また樹脂を硬化させる働きな
どを有し、このようなポリイソシアネートとしては、芳
香族系、脂肪族系の何れであってもよく、具体的にはト
リレンジイソシアネート(TDI)、メチレンビスフェ
ニルイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソ
シアネート(HDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、
トリフェニルメタントリイソシアネート、トジンジイソ
シアネート(TODI)、キシレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート及びその変性物、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート(水添化MD
I)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)などの
他、これらのイソシアネートをベースにアルコールが付
加したものや、これらのイソシアネートの2〜3量体
(オリゴマー)が挙げられる。このイソシアネートオリ
ゴマーでは、活性NCO基の量は、5〜25%程度であ
ることが好ましい。
ネートは、例えば、基材が木質基材の場合に、基材表面
のOH基と ウレタン結合により木質表面と反応して木
質表面と樹脂とを接着し、また樹脂を硬化させる働きな
どを有し、このようなポリイソシアネートとしては、芳
香族系、脂肪族系の何れであってもよく、具体的にはト
リレンジイソシアネート(TDI)、メチレンビスフェ
ニルイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソ
シアネート(HDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、
トリフェニルメタントリイソシアネート、トジンジイソ
シアネート(TODI)、キシレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート及びその変性物、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート(水添化MD
I)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)などの
他、これらのイソシアネートをベースにアルコールが付
加したものや、これらのイソシアネートの2〜3量体
(オリゴマー)が挙げられる。このイソシアネートオリ
ゴマーでは、活性NCO基の量は、5〜25%程度であ
ることが好ましい。
【0035】吸水剤としては、石膏類(無水石膏、半水
石膏、結 晶石膏)、ゼオライト、シリカゲル、活性ア
ルミナ等が挙げられる。これらのうちでは、石膏(特に
無水石膏、半水石膏)、ゼオライトが好ましい。このよ
うな電子線硬化性塗料組成物中に、上記吸水剤を含有す
る場合には、通常、0.1〜20重量%、好ましくは
0.5〜5重量%となるような量で用いられる。
石膏、結 晶石膏)、ゼオライト、シリカゲル、活性ア
ルミナ等が挙げられる。これらのうちでは、石膏(特に
無水石膏、半水石膏)、ゼオライトが好ましい。このよ
うな電子線硬化性塗料組成物中に、上記吸水剤を含有す
る場合には、通常、0.1〜20重量%、好ましくは
0.5〜5重量%となるような量で用いられる。
【0036】着色顔料としては特に制限はなく、従来よ
り塗料用に使用されている着色顔料であれば、いずれも
使用することができる。着色顔料は1種単独で、あるい
は2種以上組み合わせて用いることもできる。このよう
な着色顔料は、組成物中に、通常0〜50重量%、好ま
しくは1〜30重量%の量で用いられる。体質顔料とし
ては、具体的には、ソーダ長石、タルクなどが挙げられ
る。
り塗料用に使用されている着色顔料であれば、いずれも
使用することができる。着色顔料は1種単独で、あるい
は2種以上組み合わせて用いることもできる。このよう
な着色顔料は、組成物中に、通常0〜50重量%、好ま
しくは1〜30重量%の量で用いられる。体質顔料とし
ては、具体的には、ソーダ長石、タルクなどが挙げられ
る。
【0037】この体質顔料を含む場合には、電子線硬化
性塗料組成物中に、通常0〜50重量%、好ましくは1
〜40重量%となるような量で用いられる。溶剤として
は、具体的には、芳香族炭化水素類(例:キシレン、ト
ルエン)、ケトン類(例:メチルイソブチルケトン(M
IBK))、エステル類(例:酢酸エチル、酢酸イソブ
チル)などの各種有機溶剤が挙げられる。
性塗料組成物中に、通常0〜50重量%、好ましくは1
〜40重量%となるような量で用いられる。溶剤として
は、具体的には、芳香族炭化水素類(例:キシレン、ト
ルエン)、ケトン類(例:メチルイソブチルケトン(M
IBK))、エステル類(例:酢酸エチル、酢酸イソブ
チル)などの各種有機溶剤が挙げられる。
【0038】この溶剤は、電子線硬化性塗料組成物中
に、通常0〜70重量%、好ましくは0〜40重量%と
なるような量で用いられる。組成物の調製 本発明で用いられる電子線硬化性樹脂組成物は、上記の
諸成分を従来より公知の混合機、分散機、撹拌機等の装
置を用い、混合・撹拌することにより得られる。このよ
うな装置としては、例えば、混合・分散ミル、モルタル
ミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザ
ーなどが挙げられる。
に、通常0〜70重量%、好ましくは0〜40重量%と
なるような量で用いられる。組成物の調製 本発明で用いられる電子線硬化性樹脂組成物は、上記の
諸成分を従来より公知の混合機、分散機、撹拌機等の装
置を用い、混合・撹拌することにより得られる。このよ
うな装置としては、例えば、混合・分散ミル、モルタル
ミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザ
ーなどが挙げられる。
【0039】この電子線硬化性樹脂組成物は、従来公知
の任意の方法で基材表面に塗装することができる。塗装
方法としては、たとえばフローコーター、吹き付け法、
エアレススプレー法、エアスプレー法、刷毛塗り、ロー
ラー塗り、コテ塗り、浸漬法、引き上げ法、ノズル法、
巻き取り法、流し法、盛り付け、パッチング法などが挙
げられ、自動化してもよく、手動にて塗装してもよい。
の任意の方法で基材表面に塗装することができる。塗装
方法としては、たとえばフローコーター、吹き付け法、
エアレススプレー法、エアスプレー法、刷毛塗り、ロー
ラー塗り、コテ塗り、浸漬法、引き上げ法、ノズル法、
巻き取り法、流し法、盛り付け、パッチング法などが挙
げられ、自動化してもよく、手動にて塗装してもよい。
【0040】塗膜、塗膜付き基材 本発明の塗膜は、上記塗装方法で得られる電子線硬化積
層塗膜である。このような塗膜は、接着剤などを用い
て、前述したような各種基材の表面に被着(付着)させ
てもよい。このような塗膜は、例えば、屋根の防水シー
ト、建築物内装用シート、農業用シート、電子部品の被
覆材等として用いられる。
層塗膜である。このような塗膜は、接着剤などを用い
て、前述したような各種基材の表面に被着(付着)させ
てもよい。このような塗膜は、例えば、屋根の防水シー
ト、建築物内装用シート、農業用シート、電子部品の被
覆材等として用いられる。
【0041】本発明の塗膜付き基材は、上記塗装方法で
得られ、上記の電子線硬化積層塗膜によって被覆されて
いる。上記電子線硬化層(塗膜)が形成された基材とし
ては、上記のように、ガードレールやフェンスなどの道
路関連資材;屋根材、胴縁、雨戸、雨樋、外壁材などの
建築資材;自動車外装材等の自動車部品;エアコン室外
機などの家電製品;住宅内装建材たとえば床材、天井
材、内壁材、その他などが挙げられる。
得られ、上記の電子線硬化積層塗膜によって被覆されて
いる。上記電子線硬化層(塗膜)が形成された基材とし
ては、上記のように、ガードレールやフェンスなどの道
路関連資材;屋根材、胴縁、雨戸、雨樋、外壁材などの
建築資材;自動車外装材等の自動車部品;エアコン室外
機などの家電製品;住宅内装建材たとえば床材、天井
材、内壁材、その他などが挙げられる。
【0042】このような塗膜付き基材は、層間接着性に
優れている。
優れている。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、層間接着性に優れた電
子線硬化積層塗膜の効率的な形成方法、その方法で形成
された塗膜およびその塗膜で被覆された基材(塗膜付き
基材)が提供される。
子線硬化積層塗膜の効率的な形成方法、その方法で形成
された塗膜およびその塗膜で被覆された基材(塗膜付き
基材)が提供される。
【0044】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づきさらに
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等限定
されるものではない。
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等限定
されるものではない。
【0045】
【実施例1】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0046】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0047】
【実施例2】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量3Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量3Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0048】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0049】
【実施例3】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中B1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中B2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量3Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中B1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中B2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量3Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0050】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0051】
【実施例4】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中B1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧100kV・照射量0.5Mardの電子線を
照射し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型
塗料(中国塗料製;表1中B2ライトグレー)をロール
コーターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・
照射量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得
た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中B1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧100kV・照射量0.5Mardの電子線を
照射し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型
塗料(中国塗料製;表1中B2ライトグレー)をロール
コーターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・
照射量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得
た。
【0052】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0053】
【実施例5】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中C1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中C2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中C1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中C2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0054】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0055】
【実施例6】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中D1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中D2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中D1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量1Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中D2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0056】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0057】
【比較例1】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量8Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量8Mardの電子線を照射
し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型塗料
(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロールコー
ターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・照射
量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得た。
【0058】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。
【0059】
【比較例2】外装用のサイジングボード基材上にアクリ
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量0.3Mardの電子線を
照射し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型
塗料(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロール
コーターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・
照射量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得
た。
ル樹脂系塗料(中国塗料製;7Xシーラー)をエアスプ
レーで130g/m2程度塗布し、120℃で3分間乾
燥させた。次に、電子線硬化型塗料(中国塗料製;表1
中A1グレー)をスプレーで80g/m2塗布した。こ
れに加速電圧200kV・照射量0.3Mardの電子線を
照射し、硬化させた。そして、上塗として電子線硬化型
塗料(中国塗料製;表1中A2ライトグレー)をロール
コーターで40g/m2塗布し、加速電圧200kV・
照射量5Mardの電子線で完全硬化させて、複層被膜を得
た。
【0060】得られた被膜の仕上がり外観、付着性、促
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。評価方
法を以下に示す。 1)仕上がり外観 目視にて表面平滑性・硬化不足による色の混ざりについ
て3段階評価した。
進耐候性について測定した。結果を表2に示す。評価方
法を以下に示す。 1)仕上がり外観 目視にて表面平滑性・硬化不足による色の混ざりについ
て3段階評価した。
【0061】(評価3;合格、評価1・2;不合格) 3;塗膜の波打ちなく平滑で、色の混ざりなし。 2;僅かに塗膜の波打ちはあるが、色の混ざりはなし。 1;大きな塗膜のうねりあり、色の混ざりあり。 2)付着性 JIS K S400に基づき、2mm幅碁盤目セロテー
プ(R)剥離(100目)で、残存マス目を評価した。
プ(R)剥離(100目)で、残存マス目を評価した。
【0062】(評価3;合格、評価1・2;不合格) 3;残存マス目98〜100(個) 2;残存マス目90〜97(個) 1;残存マス目89個以下 3)耐候性(促進耐候性) スーパーUV試験機で500時間照射し、外観の状態と
付着性で3段階評価した。
付着性で3段階評価した。
【0063】(評価3;合格、評価1・2;不合格) 3;外観に変化なく、△E3以下、光沢保持率70%以
上。 2;外観に変化なく、△E3以下、光沢保持率50〜7
0%。 1;外観に異常があり、△E3以上、光沢保持率50%
以下。
上。 2;外観に変化なく、△E3以下、光沢保持率50〜7
0%。 1;外観に異常があり、△E3以上、光沢保持率50%
以下。
【0064】
【表1】
【0065】[塗料(樹脂)組成物A1その他の調製]
「チタンR−960」(酸化チタン、デュポン社製)2
5重量部、「カーボンMA−100」(カーボン、三菱
化学社製)0.25重量部を、アクリレート系モノマー
の「ビスコート260」(大阪有機社製)18重量部と
分散機により混合攪拌した。ついで、ウレタンアクリレ
ート樹脂として紫光UV7500B(日本合成化学社
製)を22重量部、「紫光UV6650B」(日本合成
化学社製)を10重量部、アクリレート系モノマーとし
て「ニューフロンティアHPN」(第一工業製薬社製)
7重量部、および同「FA−731」(日立化成工業社
製)7重量部、つや消し剤として「ミズカシルP−78
F」(水澤化学工業社製)5重量部、「ガンツパールG
M−2001」(ガンツ化成社製)5重量部、添加剤類
0.75重量部を加え、攪拌し、電子線硬化性塗料組成
物(A1グレー)を得た。
「チタンR−960」(酸化チタン、デュポン社製)2
5重量部、「カーボンMA−100」(カーボン、三菱
化学社製)0.25重量部を、アクリレート系モノマー
の「ビスコート260」(大阪有機社製)18重量部と
分散機により混合攪拌した。ついで、ウレタンアクリレ
ート樹脂として紫光UV7500B(日本合成化学社
製)を22重量部、「紫光UV6650B」(日本合成
化学社製)を10重量部、アクリレート系モノマーとし
て「ニューフロンティアHPN」(第一工業製薬社製)
7重量部、および同「FA−731」(日立化成工業社
製)7重量部、つや消し剤として「ミズカシルP−78
F」(水澤化学工業社製)5重量部、「ガンツパールG
M−2001」(ガンツ化成社製)5重量部、添加剤類
0.75重量部を加え、攪拌し、電子線硬化性塗料組成
物(A1グレー)を得た。
【0066】その他の組成物A2〜D2も上記組成物A
1と同様にして得た。
1と同様にして得た。
【0067】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増 田 章 滋賀県野洲郡野洲町字三上2306番地の7 中国塗料株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 AE05 AE13 BB47Y BB47Z CA13 EA21 EB22 4F100 AK25A AT00B BA02 BA10A BA10B CC00A EG001 EH46 EH462 EJ082 EJ531 EJ532 GB01 GB08 GB41 JB14A 4J038 FA251 FA261 FA271 FA281 NA12 PA17 PA21 PB02 PB05 PB07 PB09
Claims (4)
- 【請求項1】基材表面に、 (A)電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂を含む電
子線硬化性塗料組成物からなる層が、少なくとも2層以
上連続して積層されてなる積層塗膜の形成方法であっ
て、 第1層用の電子線硬化性塗料組成物を塗布した後、電子
線照射し、塗布された第1層用電子線硬化性塗料組成物
が半硬化状態のうちに、その表面上にさらに第2層用の
電子線硬化性塗料組成物を塗布する一連の操作を1回以
上繰り返して所定の層数積層し、 最後に塗付した電子線硬化性塗料組成物からなる層に電
子線照射を行うことにより完全に硬化させると共に、そ
の前に塗布した電子線硬化性塗料組成物からなる連続し
た全ての層をも完全に硬化させることを特徴とする、電
子線硬化積層塗膜の形成方法。 - 【請求項2】上記電子線硬化性(メタ)アクリレート樹
脂(A)が、ウレタン(メタ)アクリレート樹脂、エポ
キシ(メタ)アクリレート樹脂およびポリエステル(メ
タ)アクリレート樹脂のうちから選ばれた少なくとも1
種の電子線硬化性(メタ)アクリレート樹脂である請求
項1に記載の電子線硬化性積層塗膜の形成方法。 - 【請求項3】請求項1〜2の何れかに記載の方法で得ら
れたことを特徴とする積層塗膜。 - 【請求項4】基材表面が、請求項1〜2の何れかに記載
の方法で得られた電子線硬化積層塗膜によって被覆され
ていることを特徴とする塗膜付き基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001175948A JP2002361173A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001175948A JP2002361173A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002361173A true JP2002361173A (ja) | 2002-12-17 |
Family
ID=19017003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001175948A Pending JP2002361173A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 電子線硬化積層塗膜の形成方法、その方法で形成された塗膜およびその塗膜で被覆された基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002361173A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007091685A1 (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-02 | 株式会社ブリヂストン | ガスケットおよびその製造方法 |
| KR20150022672A (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-04 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 부품 밀봉용 필름의 제조 방법 |
| DE102021125690A1 (de) | 2020-10-06 | 2022-04-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Elektronenstrahl-härtbare beschichtungszusammensetzung |
| JP2025182546A (ja) * | 2024-06-03 | 2025-12-15 | artience株式会社 | 積層体、活性エネルギー線硬化型組成物のセット、及び積層体の製造方法 |
-
2001
- 2001-06-11 JP JP2001175948A patent/JP2002361173A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007091685A1 (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-02 | 株式会社ブリヂストン | ガスケットおよびその製造方法 |
| KR20150022672A (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-04 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 부품 밀봉용 필름의 제조 방법 |
| CN104416998A (zh) * | 2013-08-23 | 2015-03-18 | 味之素株式会社 | 部件密封用薄膜的制造方法 |
| CN104416998B (zh) * | 2013-08-23 | 2019-01-18 | 味之素株式会社 | 部件密封用薄膜的制造方法 |
| KR102308969B1 (ko) | 2013-08-23 | 2021-10-07 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 부품 밀봉용 필름의 제조 방법 |
| DE102021125690A1 (de) | 2020-10-06 | 2022-04-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Elektronenstrahl-härtbare beschichtungszusammensetzung |
| US12163047B2 (en) | 2020-10-06 | 2024-12-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electron beam curable coating composition |
| JP2025182546A (ja) * | 2024-06-03 | 2025-12-15 | artience株式会社 | 積層体、活性エネルギー線硬化型組成物のセット、及び積層体の製造方法 |
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