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JP2002357920A - 現像方法及び画像形成方法 - Google Patents

現像方法及び画像形成方法

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Publication number
JP2002357920A
JP2002357920A JP2001165951A JP2001165951A JP2002357920A JP 2002357920 A JP2002357920 A JP 2002357920A JP 2001165951 A JP2001165951 A JP 2001165951A JP 2001165951 A JP2001165951 A JP 2001165951A JP 2002357920 A JP2002357920 A JP 2002357920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developing
image forming
image
roll
Prior art date
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Granted
Application number
JP2001165951A
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English (en)
Other versions
JP4168604B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Makuta
善広 幕田
Yoshiharu Shimokawa
芳春 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP2001165951A priority Critical patent/JP4168604B2/ja
Publication of JP2002357920A publication Critical patent/JP2002357920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4168604B2 publication Critical patent/JP4168604B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ロールにトナー層を均一に形成できるた
めに、解像度が高く、また、高温高湿や低温低湿のよう
な厳しい環境下でも、感光体のカブリやフィルミングが
起こり難い現像方法及び画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 帯電部材で帯電して得られた潜像保持体
の表面に露光により形成した静電潜像を、トナー像に現
像する現像方法及びこの方法で現像されたトナー像を転
写材に転写した後、定着する画像形成方法において、現
像ロールの表面がゴム弾性体で構成してあり、表面の周
方向表面粗さが10μm以下で且つ表面の軸方向表面粗
さが10μm以下である現像ロール、及びホウ素又はリ
ン含有量が0.1〜100ppmであるトナーを使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像方法及び画像
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンターのように電子
写真方式を利用した画像形成方法は、潜像保持体として
の感光ドラムの表面を帯電装置により一様かつ均一に帯
電する帯電工程、均一に帯電された感光体の表面にレー
ザー光照射装置などの潜像形成装置により静電潜像を形
成する露光工程、現像装置によりトナーを使用して前記
静電潜像を現像する現像工程、転写装置により現像され
たトナー像を転写材に転写する転写工程及び転写された
トナー像を定着する定着工程を有している。
【0003】このような画像形成方法の現像工程で使用
される現像装置は、現像ロールを有する。現像ロール
は、現像装置内で回転することにより、摩擦による静電
気力などにより現像装置内のトナーが外周面に付着す
る。現像ロールの外周面に付着したトナーの一部は、通
常現像ロールの表面が感光ドラムの表面に接触又は近接
することにより、潜像パターンに応じて選択的に感光ド
ラムの表面に移動し、感光ドラムの静電潜像が現像さ
れ、感光ドラムの表面にトナー像が形成される。このト
ナー像が、転写材に転写され、画像が形成される。
【0004】このような現像ロールでは、現像ロールの
外周面に均一に且つ薄層を形成するようにトナーを付着
させることが重要である。トナーがロールの外周面に均
一に付着しないと、感光ドラムの表面に静電潜像を現像
した時に、感光体カブリや用紙カブリが生じる。なお、
感光体カブリとは、感光体ドラムに付着すべきトナーの
極性と逆極性のトナーが感光ドラムに付着し、均一帯電
が困難になり、画質の低下などの問題を引き起こす現象
である。また、用紙カブリとは、感光ドラムの帯電と逆
極性のトナーが感光ドラムの非画像部に付着し、それが
転写材にも転写され、画質の低下などの問題を引き起こ
す現象である。
【0005】従来の現像ロールとしては、トナーが静電
的に付着し易くなるように、表面を体積固有抵抗が10
Ω・cmを超える弾性体で構成したものが開発されて
いる。また、現像ロールの表面電位を制御する手段を設
け、トナーの付着量を調整することができる現像ロール
が提案されている。
【0006】しかしながら、これらの現像ロールでは、
均一なトナー層の形成が困難であり、前述した感光体カ
ブリや用紙カブリが依然として生じるおそれがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題を解決す
るために本出願人は、表面がゴム弾性体で構成してあ
り、表面の周方向表面粗さが10μm以下であり、かつ
表面の軸方向表面粗さが10μm以下である現像ロール
を有する画像形成装置を提案した。しかし、高温高湿や
低温低湿の厳しい環境下では、依然として感光体カブリ
やフィルミングを抑えられないことがわかり、これらの
問題を解決することを本発明の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究した結果、画像形成装置を構
成する現像装置の現像ロールの表面粗さが特定の数値で
ある現像ロールと特定のトナーとを使用することで、上
記目的を達成できることを見出し、この知見によって、
本発明を完成するに到った。
【0009】かくして本発明によれば、帯電部材で帯電
して得られた潜像保持体の表面に露光により形成した静
電潜像を、トナー像に現像する現像方法であって、現像
で使用する現像ロールの表面がゴム弾性体で構成してあ
り、表面の周方向表面粗さが10μm以下で且つ表面の
軸方向表面粗さが10μm以下であり、トナーのホウ素
又はリン含有量が0.1〜100ppmである現像方法
及びこの方法で現像されたトナー像を転写材に転写した
後、定着する画像形成方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の現像方法に用いられる現
像ロールは、外周に付着されたトナーの一部を、潜像保
持体の外周面に、潜像に対応した所定のパターンで選択
的に移動させて現像を行う現像ロールであって、少なく
とも表面がゴム弾性体で構成してあり、表面の周方向表
面粗さが10μm以下であり、かつ表面の軸方向表面粗
さが10μm以下である。本発明においては、周方向表
面粗さおよび軸方向表面粗さは、10μm以下であれ
ば、0に限りなく近づいても良いが、量産性および経済
性を考慮すれば、6〜8μm程度が好ましい。
【0011】周方向の表面粗さが10μmよりも大きい
と、周方向に沿って均一なトナー層の形成ができず、解
像度の低下を生じるおそれがあり好ましくない。また、
軸方向の表面粗さが10μmよりも大きいと、軸方向に
沿って均一なトナー層の形成ができず、解像度の低下を
生じるおそれがあり好ましくない。
【0012】なお、本発明において、表面粗さとは、ロ
ール表面を測定方向(周方向又は軸方向)について触針
でなぞり、その動きを記録して該表面の凹凸形状を表面
粗さ曲線として表わし、その曲線の高い方から5点及び
低い方から5点を選び、それらをそれぞれ平均した。そ
れぞれの平均の差を表面粗さ(Rz)とする。
【0013】図1に示すように、この現像ロールは、導
電性シャフト71の外周に、ゴム弾性体72が被覆され
ている。導電性シャフト71は、たとえばステンレスな
どの金属で構成される。導電性シャフト71の外周にゴ
ム弾性体72を被覆させるには、導電性シャフト71の
外周にプレス成形および押し出し成形などの手段でゴム
弾性体72を被着させれば良い。この場合、特に押し出
し成形が好ましい。量産に適していると共に、プレス成
形と異なり割型の線が形成されないからである。
【0014】現像ロールの表面を構成するゴム弾性体
は、特に限定されないが、スチレン−ブタジエン系共重
合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系共重合体ゴ
ム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、ウレタン
ゴム、シリコンゴムなどが用いられ、好ましくはエピク
ロロヒドリンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系共
重合体ゴム及びエピクロロヒドリンゴムとアクリロニト
リル−ブタジエン系共重合体ゴムのブレンドなどが用い
られる。
【0015】現像ロールの表面を前記範囲の表面粗さと
するための手段としては、ゴム弾性体の外周面を円筒切
削盤などで研磨する手段を用いることができる。研磨は
最初粗目の切削やすり又は砥石で、最後に細目のやすり
又は砥石あるいは湿式研磨で行なう。
【0016】現像ロールを導電性シャフトとゴム弾性体
とで構成する場合には、ゴム弾性体の表面と導電性シャ
フトの表面との間の電気抵抗は、10〜10Ω(5
00V電圧印加時)又は体積固有抵抗10〜1010
Ω・cmであることが好ましい。ゴム弾性体の抵抗が低
過ぎると、現像ロールから潜像担持体(感光ドラム)へ
電流が流れるおそれがあると共に、トナーが持つ電荷が
現像ロールにリークするおそれがあることから好ましく
ない。また、ゴム弾性体の抵抗が高すぎると、表面が摩
擦により帯電して現像に悪影響を与えるおそれがあるこ
とから好ましくない。
【0017】本発明の現像方法は、帯電部材で帯電して
得られた潜像保持体の表面に露光により形成した静電潜
像を、トナー像に現像する。
【0018】また、本発明の画像形成方法は、上述した
現像方法によって得られたトナー像を転写材に転写した
後、定着する。
【0019】以下、本発明の現像方法及び画像形成方法
を、図面に基づき、詳細に説明する。
【0020】図2は、本発明の現像方法及び画像形成方
法を適用することができる画像形成装置の一例を示す図
である。図2に示すように、画像形成装置は、潜像保持
体としての感光ドラム1を有し、これを矢印A方向に回
転自在に装着してある。
【0021】感光ドラム1は、導電性支持ドラム体の上
に光導電層を設けたものであり、光導電層は、たとえば
有機感光体、セレン感光体、酸化亜鉛感光体、アモルフ
ァスシリコン感光体など、好ましくは有機感光体で構成
される。光導電性層を導電性支持ドラムに結着させる樹
脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が挙
げられるが、ポリカーボネート樹脂が好ましい。
【0022】感光ドラム1の周囲には、その周方向に沿
って、帯電部材としての帯電ロール3、露光装置として
のレーザー光照射装置4、現像装置11、転写ロール5
およびクリーニング装置2が配置してある。
【0023】帯電とは、帯電部材により、感光ドラム1
の表面を、プラスまたはマイナスに一様に帯電させるこ
とである。帯電部材での帯電方式としては、図2で示し
た帯電ロール3の他に、ファーブラシ、磁気ブラシ、ブ
レード等で帯電させる接触帯電方式と、コロナ放電によ
るスコロトロン型の非接触帯電方式があり、これらに置
き換えることも可能である。
【0024】露光とは、図2に示すような露光装置とし
てのレーザー光照射装置4により、画像信号に対応した
光を感光ドラムの表面に照射し、一様に帯電されたドラ
ムの表面に静電潜像を形成することである。このような
レーザー光照射装置4は、たとえばレーザー照射装置と
光学系レンズとで構成される。この他にも、露光装置と
しては、LED照射装置がある。
【0025】現像とは、露光により感光ドラム1の表面
に形成された静電潜像に、現像装置11により、トナー
を付着させる工程であり、反転現像においては光照射部
にのみトナーを付着させ、正規現像においては、光非照
射部にのみトナーを付着させることができるように、現
像ロール7と感光ドラム1との間にバイアス電圧が印加
される。
【0026】図2に示す現像装置11は、一成分接触現
像方式に用いられる現像装置であり、トナー10が収容
されるケーシング12内に、現像ロール7と供給ロール
9とを有する。現像ロール7は、感光ドラム1に一部接
触するように配置され、感光ドラム1と反対方向Bに回
転するようになっている。供給ロール9は、現像ロール
7に接触して現像ロール7と同じ方向Cに回転し、現像
ロール7の外周にトナー10を供給するようになってい
る。この他の現像方式としては、一成分非接触現像方
式、二成分接触現像方式、二成分非接触現像方式があ
る。
【0027】現像装置のケーシング内には、現像ロール
の外周面にトナーを良好に付着させるためにトナー供給
ロールを、現像ロールに近接して回転自在に配置しても
良い。現像ロールの導電性シャフトには、バイアス電圧
が印加されるように構成することが好ましい。
【0028】反転現像の場合には、現像ロールの導電性
シャフトには、潜像保持体の静電潜像と同じ極性の電圧
が印加される。
【0029】転写とは、現像装置11により形成された
感光ドラム表面のトナー像を、紙などの転写材6に転写
装置でトナーと逆極性の転写電圧を印加して転写するこ
とである。通常、転写装置としては、図2に示すような
転写ロール5が用いられているが、その他にもベルト転
写、コロナ転写がある。
【0030】定着とは、紙などの転写材6に転写された
トナー像を、転写材から剥離することの無いように定着
することである。通常、図2に示すような2本のロール
(加熱ロール13と加圧ロール14)により加熱定着が
行なわれているが、その他にも加熱ロール13を代わり
に加圧ロールをもう1本使用して行なう加圧定着、ロー
ルを全く使用することなく、キセノンランプを使用して
行なうフラッシュ定着あるいは有機溶剤を使用して行な
う溶剤定着がある。
【0031】現像と同時にクリーニングを行なう場合は
必要ではないが、転写ロールと帯電部材との間には、ク
リーニング装置2により、感光ドラムの表面に残留して
いるトナーを取り除くクリーニング工程を有することが
好ましい。通常このクリーニング装置には、クリーニン
グブレードが使用されるが、その他にもファーブラシ、
磁気ブラシ、クリーニングロール、静電気等によるクリ
ーニングも提案されている。
【0032】図2に示す画像形成装置では、感光ドラム
1は、帯電ロール3によりその表面が負極性に全面均一
に帯電されたのち、レーザー光照射装置4により静電潜
像が形成され、さらに、現像装置11によりトナー像が
現像される。
【0033】続いて、感光ドラム1上のトナー像は転写
ロール5により、紙などの転写材6に転写され、2本の
定着ロール(加熱ロール13と加圧ロール14)によっ
て、転写材に定着される。必要があれば、感光ドラムの
表面に残留する転写残トナーは、クリ−ニング装置2に
よりクリ−ニングされ、この後、次の画像形成サイクル
に入る。
【0034】図2に示す画像形成装置は、モノクロ用の
ものであるが、カラー画像を形成する複写機やプリンタ
ー等のカラー画像形成装置にも、本発明の現像方法及び
画像形成方法は適用できる。
【0035】カラー画像形成装置としては、感光体上で
多色のトナー像を現像させ、それを転写材に一括転写さ
せる多重現像方式、感光体上には単色のトナー像のみを
現像させた後、転写材に転写させることをカラートナー
の色の数だけ繰り返し行なう多重転写方式がある。ま
た、多重転写方式には、転写ドラムに転写材を巻きつ
け、各色ごとに転写を行なう転写ドラム方式、中間転写
体上に各色毎に一次転写を行い、中間転写体上に多色の
画像を形成させた後、一括して二次転写を行なう中間転
写方式、感光体廻りに現像装置をタンデムに配置させ、
転写材を転写搬送ベルトで吸着搬送させて、順次各色を
転写材に転写を行なうタンデム方式がある。これらの中
でも、画像形成を高速で行なうことのできるタンデム方
式の画像形成装置が好ましい。
【0036】図3は、本発明の画像形成方法が適用でき
るタンデム方式のカラー画像形成装置の一例を示す模式
図である。タンデム方式のカラー画像形成装置には、レ
ーザー光照射装置4、感光ドラム1、現像装置11、ク
リーニング装置2がセットとなった画像形成部が、使用
するトナーの色の数だけ設けられている。各画像形成部
は、搬送ベルト15に沿って、通常、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの順で配置されており、各画像形
成部によって形成された画像は、搬送ベルトに吸着され
て搬送される転写材7に転写ロール5によって順次重ね
合わせて転写され、定着される。上述したように、転写
材は通常、搬送ベルトによる搬送が一般的であるが、転
写ドラムに吸着して搬送することもできる。この場合、
各画像形成部は、転写ドラムに沿って順に配置されてい
る。
【0037】尚、図3中に示されているアルファベット
のY、M、C、Kは、各画像形成部のトナーの色である
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックにそれぞれ対応
している。
【0038】本発明に使用するトナーは、ホウ素又はリ
ン、特に好ましくはホウ素を含有している。これらの含
有量は0.1〜100ppm、好ましくは0.2〜50
ppm、さらに好ましくは0.5〜10ppmである。
ホウ素又はリン含有量が少ない場合には、感光体上のク
リーニング不良が発生して画質不良が生じやすくなり、
逆に含有量が多い場合には温度や湿度が変動したときに
カブリが発生して画質が低下するようになる。
【0039】トナー中にホウ素又はリンを含有させる方
法としては、i)ホウ素又はリン化合物を結着樹脂の溶
融・混練時に添加する、ii)ホウ素又はリン化合物の
存在下で重合する、iii)粉砕、重合、会合等により
製造したトナーに後添加する等の方法が挙げられる。こ
のうち、ii)のホウ素またはリン化合物の存在下で重
合する方法を適用すると、重合時の安定性が向上するの
で好ましい。
【0040】ホウ素又はリン含有量は、以下の方法によ
って測定された値である。すなわち、精秤したトナー約
5gを100mlのポリ容器に入れ、イオン交換水50
mlを加えて、振とうして、トナーを分散させた。次
に、90℃の温水中に該容器を沈め、容器ごと加温し、
更に30分間振とうした。0.4μmのフィルターで濾
過し、イオンクロマトグラフィーを用いて、濾液に溶解
しているホウ素又はリンを定量し、この測定値をトナー
中の含有量とした。
【0041】本発明に使用するトナーの体積平均粒径
(dv)は特に限定されないが、通常2〜10μm、好
ましくは2〜9μm、より好ましくは3〜8μmであ
る。また、体積平均粒径(dv)/個数平均粒径(d
p)も特に限定されないが、通常1.7以下、好ましく
は1.5以下、より好ましくは1.3以下である。2〜
4μmの個数平均粒径のトナーが4−8個数%であると
好ましい。この量より少ないと、解像度が低下し、多い
と流動性が低下することがある。
【0042】また、粒子の絶対最大長を直径とした円の
面積(Sc)を粒子の実質投影面積(Sr)で割った値
の球形度(Sc/Sr)が1〜1.3である実質的に球
形のトナーであることが好ましい。
【0043】本発明に用いる好ましいトナーは、誘電損
失測定器による体積固有抵抗値(log(Ω・cm))
が、通常10〜13、好ましくは10.5〜12.5で
ある。体積固有抵抗値が小さいとカブリが発生すること
があり、逆に大きいとクリーニング不良が発生すること
がある。
【0044】本発明に用いる好ましいトナーは、フロー
テスターによる軟化温度(以下、Tsということがあ
る。)が、通常、50〜80℃、好ましくは60〜70
℃であり、流動開始温度(以下、Tfbということがあ
る。)が、通常90〜150℃、好ましくは100〜1
30℃である。軟化温度が低いと保存性が低下すること
があり、逆に高いと定着性が低下することがある。流動
開始温度が低いとホットオフセット耐性が低下すること
があり、逆に高いと定着性が低下することがある。
【0045】示差走査熱量計(以下、DSCということ
がある。)によるガラス転移温度は、通常0〜80℃、
好ましくは40〜60℃である。ガラス転移温度が低い
と保存性が低下することがあり、逆に高いと定着性が低
下することがある。
【0046】本発明に用いるトナーは、粒子の内部(コ
ア層)と外部(シェル層)に異なる二つの重合体を組み
合わせて得られる、所謂コアシェル型(カプセル型とも
いう)の粒子とすることができる。コアシェル型トナー
では、内部(コア層)の低軟化点物質の表面に、それよ
り高い軟化点を有する物質で殻(シェル層)を形成する
ことにより、定着温度の低温化と保存時の凝集防止との
バランスを取ることができるので好ましい。コアシェル
型トナーを得るための方法としては、スプレイドライ
法、界面反応法、in situ重合法、相分離法など
の方法を採用することができる。特にin situ重
合法や相分離法は、製造効率がよいので好ましい。ま
た、コアシェル型トナーのコア粒子は、粉砕法により得
られたものでも、重合法、会合法又は転相乳化法により
得られたものであっても良い。
【0047】コアシェル型トナーの場合、コア粒子の体
積平均粒径は特に限定されないが、通常2〜10μm、
好ましくは2〜9μm、より好ましくは3〜8μmであ
る。また、体積平均粒径(dv)/個数平均粒径(d
p)も特に限定されないが、通常1.7以下、好ましく
は1.5以下、より好ましくは1.3以下である。
【0048】コアシェル型トナーのコア層とシェル層と
の重量比率は特に限定されないが、通常80/20〜9
9.9/0.1で使用される。
【0049】シェル層の割合が上記割合より小さいと保
存性が悪くなり、逆に、上記割合より大きいと低温で定
着し難くなることがある。
【0050】コアシェル型トナーのシェル層の平均厚み
は、通常0.001〜1μm、好ましくは0.003〜
0.5μm、より好ましくは0.005〜0.2μmで
ある。厚みが大きくなると定着性が低下し、小さくなる
と保存性が低下する恐れがある。なお、コアシェル型ト
ナーを形成するコア粒子はすべての表面がシェル層で覆
われている必要はない。
【0051】コアシェル型トナーのコア粒子径およびシ
ェル層の厚みは、電子顕微鏡により観察できる場合は、
その観察写真から無作為に選択した粒子の大きさおよび
シェル厚みを直接測ることにより測定することができ、
電子顕微鏡でコア層とシェル層とを観察することが困難
な場合は、コア粒子の粒径及びトナー粒子製造時に用い
たシェル層を形成する重合性単量体の量から算定するこ
とができる。
【0052】本発明に使用するトナーは、結着樹脂、着
色剤、帯電制御剤を含有し、必要に応じて、離型剤、磁
性材料等のその他の添加剤を含有することができる。
【0053】結着樹脂としては、従来からトナーに広く
用いられている熱可塑性樹脂が用いられる。例えば、ポ
リスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレンおよびそ
の置換体の重合体;スチレン−アクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−
アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オク
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチ
レン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン共重合
体;ポリメタクリル酸メチル、ポリエステル、ポリアミ
ド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族また
は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂等が挙げら
れ、これらは単独あるいは組み合わせて用いることがで
きる。
【0054】着色剤としては、カーボンブラック、チタ
ンブラック、磁性紛、オイルブラック、チタンホワイト
の他、あらゆる顔料および/または染料を用いることが
できる。黒色のカーボンブラックは、一次粒径が20〜
40nmであるものが好適に用いられる。20nmより
小さいとカーボンブラックが凝集してトナー中に均一に
分散せず、かぶりの多いトナーになることがある。一
方、40nmより大きいと、カーボンブラック製造時に
生成するベンズピレン等の多価芳香族炭化水素化合物の
量がトナー中に多く残留することにより、環境安全上の
問題が起こることがある。
【0055】フルカラートナーを得る場合、通常、イエ
ロー着色剤、マゼンタ着色剤およびシアン着色剤を使用
する。
【0056】イエロー着色剤としては、アゾ系顔料、縮
合多環系顔料等の化合物が用いられる。具体的にはC.
I.ピグメントイエロー3、12、13、14、15、
17、62、65、73、83、90、93、97、1
20、138、155、180および181等が挙げら
れる。
【0057】マゼンタ着色剤としては、アゾ系顔料、縮
合多環系顔料等の化合物が用いられる。具体的にはC.
I.ピグメントレッド48、57、58、60、63、
64、68、81、83、87、88、89、90、1
12、114、122、123、144、146、14
9、163、170、184、185、187、20
2、206、207、209、251、C.I.ピグメ
ントバイオレット19等が挙げられる。
【0058】シアン着色剤としては、銅フタロシアニン
化合物およびその誘導体、アントラキノン化合物等が利
用できる。具体的にはC.I.ピグメントブルー2、
3、6、15、15:1、15:2、15:3、15:
4、16、17、および60等が挙げられる。
【0059】こうした着色剤の量は、結着樹脂100重
量部に対して、通常1〜10重量部である。
【0060】帯電制御剤としては、従来からトナーに使
用されている帯電制御剤を用いることができる。例え
ば、ボントロンN01(オリエント化学工業社製)、ニ
グロシンベースEX(オリエント化学工業社製)、スピ
ロンブラックTRH(保土ケ谷化学工業社製)、T−7
7(保土ケ谷化学工業社製)、ボントロンS−34(オ
リエント化学工業社製)、ボントロンE−81(オリエ
ント化学工業社製)、ボントロンE−84(オリエント
化学工業社製)、COPY CHARGE NX(クラ
リアント社製)、COPY CHARGE NEG
(クラリアント社製)等の帯電制御剤が挙げられ、ま
た、特開昭63−60458号公報、特開平3−175
456号公報、特開平3−243954号公報、特開平
11−15192号公報などの記載に準じた4級アンモ
ニウム(塩)基含有共重合体や、特開平1−21746
4号公報、特開平3−15858号公報などの記載に準
じたスルホン酸(塩)基含有共重合体を合成して、帯電
制御剤(帯電制御樹脂)として用いることもできる。
【0061】これらの中でも、帯電制御樹脂を使用する
ことが好ましい。帯電制御樹脂は、結着樹脂との相溶性
が高く、無色であり高速でのカラー連続印刷においても
帯電性が安定したトナーを得ることができるので好まし
い。
【0062】帯電制御樹脂のガラス転移温度は、通常4
0〜80℃、好ましくは45〜75℃、さらに好ましく
は45〜70℃である。これよりも低いとトナーの保存
性が悪くなり、逆に高いと定着性が低下することがあ
る。
【0063】帯電制御剤の量は、結着樹脂100重量部
に対して、通常0.01〜20重量部、好ましくは0.
1〜10重量部の割合である。
【0064】離型剤としては、例えば、低分子量ポリエ
チレン、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリブチレ
ンなどの低分子量ポリオレフィンワックス類;キャンデ
リラ、カルナウバ、ライス、木ロウ、ホホバなどの植物
系天然ワックス;パラフィン、マイクロクリスタリン、
ペトロラクタムなどの石油系ワックスおよびその変性ワ
ックス;フィッシャートロプシュワックスなどの合成ワ
ックス;ペンタエリスリトールテトラミリステート、ペ
ンタエリスリトールテトラパルミテート、ジペンタエリ
スリトールヘキサミリステートなどの多官能エステル化
合物などが挙げられる。
【0065】これらは1種あるいは2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
【0066】これらのうち、合成ワックス(特にフィッ
シャートロプシュワックス)、末端変性ポリオレフィン
ワックス類、石油系ワックス、多官能エステル化合物な
どが好ましい。多官能エステル化合物のなかでも示差走
査熱量計により測定されるDSC曲線において、昇温時
の吸熱ピーク温度が30〜200℃、好ましくは40〜
160℃、更に好ましくは50〜120℃の範囲にある
ペンタエリスリトールエステルや、同吸熱ピーク温度が
50〜80℃の範囲にあるジペンタエリスリトールエス
テルなどの多価エステル化合物が、トナーとしての定着
−剥離性バランスの面で特に好ましく、その中でも、分
子量が1000以上であり、スチレン100重量部に対
し25℃で5重量部以上溶解し、酸価が10mg/KO
H以下のものは定着温度低下に顕著な効果を示すので更
に好ましい。吸熱ピーク温度は、ASTM D3418
−82によって測定された値である。
【0067】上記離型剤は、結着樹脂100重量部に対
して、通常0.5〜50重量部、好ましくは1〜20重
量部を用いる。
【0068】また、本発明に使用するトナーは磁性材料
を含有してもよい。磁性材料としては、例えば、マグネ
タイト、γ−酸化鉄、フェライト、鉄過剰型フェライト
等の酸化鉄;鉄、コバルト、ニッケルのような金属ある
いはこれらの金属とアルミニウム、コバルト、銅、鉛、
マグネシウム、錫、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビ
スマス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン、
チタン、タングステン、バナジウムのような金属との合
金およびその混合物等が挙げられる。
【0069】本発明に使用するトナーは、前記トナー粒
子の表面に外添剤が付着又は埋没されていることが好ま
しい。外添剤としては、無機粒子及び有機樹脂粒子が挙
げられ、無機粒子と有機樹脂粒子とを併用することが好
ましい。外添剤を前記重合体粒子に付着させるには、通
常、外添剤と前記重合体粒子とをヘンシェルミキサーな
どの混合器に仕込み、撹拌して行う。
【0070】また、本発明に使用する更に好ましい態様
のトナーは、一次粒子の平均粒径が5〜20nm、好ま
しくは7〜15nmのシリカ微粒子(A)と一次粒子の
平均粒径が0.05〜1μm、好ましくは0.1〜0.
8μmである有機または無機微粒子(C)を含有する外
添剤をトナー粒子に添加したものである。外添剤に、一
次粒子の平均粒径が20〜60nm、好ましくは25〜
50nmのシリカ微粒子(B)を含有することが更に好
ましい。粒子の表面に外添剤を付着、埋設等させること
によって、粒子の帯電性、流動性、保存性などを調整す
ることができる。
【0071】シリカ微粒子(A)は、平均粒径が小さい
と感光体がフィルミングを起し易く、逆に大きいと流動
性が低下してカスレ易くなることがある。シリカ微粒子
(B)は、平均粒径が小さいと感光体がフィルミングを
起し易く、逆に大きいと流動性が低下してカスレ易くな
ることがある。有機または無機微粒子(C)は、平均粒
径が小さいと研磨性が低下し、大きいと流動性が低下す
ることがある。
【0072】これらのシリカ微粒子(A)あるいはシリ
カ微粒子(B)は、特に限定されないが、疎水化処理さ
れていることが好ましい。疎水化処理されたシリカ微粒
子は一般にも市販されているが、その他シランカップリ
ング剤やシリコーンオイルなどで疎水化処理して得るこ
ともできる。
【0073】疎水化処理の方法としては、この微粒子を
高速で攪拌しながら、処理剤であるシリコーンオイル等
を滴下又は噴霧する方法、処理剤を溶解して攪拌してい
る有機溶媒中に微粒子を添加混合後、熱処理する方法等
が挙げられる。前者の場合、処理剤は有機溶媒等で希釈
しても構わない。
【0074】疎水化の程度はメタノール法で測定される
疎水化度が20〜90%である。好ましくは40〜80
%である。疎水化度が小さいと高湿度下で吸湿し易く、
疎水化度が高すぎると充分な研磨性が得られないことが
ある。
【0075】有機微粒子は特に限定されないが、粒子同
士のブロッキングを抑制するという点から、微粒子を構
成する化合物のガラス転移温度又は融点が、通常80〜
250℃、好ましくは90〜200℃である。
【0076】有機微粒子を構成する化合物として、メタ
クリル酸メチル重合体、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体等が挙げられる。
【0077】また、粒子の絶対最大長を直径とした円の
面積(Sc)を粒子の実質投影面積(Sr)で割った球
形度(Sc/Sr)は、特に限定されないが、通常1〜
1.3、好ましくは1〜1.2である。球形度が大きい
と転写性が低下することがある。
【0078】無機微粒子としては、シリカ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化錫、チタン酸バ
リウム、チタン酸ストロンチウム、またそれらに錫やア
ンチモンを表面処理することによって導電性を付与した
ものなどが挙げられる。
【0079】シリカ微粒子(A)の添加量は特に限定さ
れないが、トナー粒子100重量部に対して、通常0.
1〜3重量部、好ましくは0.2〜2重量部である。こ
の量が少ないと流動性が低下しカスレが発生することが
あり、逆に多くなると流動性が高くなって、カブリ易く
なることがある。
【0080】シリカ微粒子(B)の添加量は特に限定さ
れないが、トナー粒子100重量部に対して、通常0.
1〜1重量部、好ましくは0.2〜0.7重量部であ
る。この量が少ないと研磨性が低下しフィルミングが発
生することがあり、逆に多くなると流動性が低下して、
カスレ易くなることがある。
【0081】有機または無機微粒子(C)の添加量は特
に限定されないが、トナー粒子100重量部に対して、
通常0.1〜2重量部で、好ましくは0.2〜1重量部
である。この量より少ないとフィルミングが発生するこ
とがあり、逆に多いと流動性が低下して、カスレ易くな
ることがある。
【0082】外添剤の付着または埋没は、通常、外添剤
とトナー粒子とをヘンシェルミキサーなどの混合機に入
れて撹拌して行う。
【0083】本発明に用いるトナーは、その製法によっ
て限定されない。例えば、結着樹脂成分となる熱可塑
性樹脂中に、着色剤、帯電制御剤、離型剤等を溶融混合
して均一に分散させて組成物とした後、該組成物を粉
砕、分級することによりトナーを得る粉砕法、結着樹
脂原料である重合性単量体中に着色剤、帯電制御剤、離
型剤等を溶解あるいは分散させ、重合開始剤を添加後、
分散安定剤を含有する水系分散媒体中に懸濁させ、所定
温度まで加温して重合を開始し、重合終了後に濾過、洗
浄、脱水、乾燥することによりトナーを得る重合法、
乳化重合や懸濁重合により得た結着樹脂の粒子と、着色
剤並びに帯電制御剤を含有してなる粒子とを、会合さ
せ、さらに会合させた粒子を熱処理、濾過、乾燥するこ
とによりトナーを得る会合法、親水性基含有樹脂を結
着樹脂とし、それに着色剤、帯電制御剤等を添加して有
機溶媒に溶解させた後、該樹脂を中和して転相、その後
乾燥することによりトナーを得る転相乳化法等により製
造することができる。ドット再現性の良好な画質を与え
るトナーを得る観点から、重合法により製造することが
好ましく、ホウ素又はリンを含有する化合物の存在下で
重合することが更に好ましい。
【0084】重合法においては、重合性単量体組成物の
重合を、乳化重合、懸濁重合、析出重合、ソープフリー
重合のいずれでも行なうことができるが、着色剤を均一
に含有させ、帯電性、転写性を向上させることができる
点から、懸濁重合法が好ましい。
【0085】結着樹脂を得るための重合性単量体とし
て、モノビニル単量体、架橋性単量体、マクロモノマー
等を挙げることができる。この重合性単量体が重合さ
れ、重合体粒子中の結着樹脂成分となる。
【0086】モノビニル単量体としては、具体的にはス
チレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン等の芳香
族ビニル単量体;(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボニル、(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリ
ルアミド等の(メタ)アクリル酸の誘導体;エチレン、
プロピレン、ブチレン等のモノオレフィン単量体;等が
挙げられる。
【0087】モノビニル単量体は、単独で用いても、複
数の単量体を組み合わせて用いても良い。これらモノビ
ニル単量体のうち、芳香族ビニル単量体単独、芳香族ビ
ニル単量体と(メタ)アクリル酸の誘導体との併用など
が好適に用いられる。
【0088】モノビニル単量体と共に、架橋性単量体ま
たは架橋性重合体を用いるとホットオフセット改善に有
効である。架橋性単量体は、重合可能な炭素−炭素不飽
和二重結合を2以上有する単量体である。具体的には、
ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、およびこれら
の誘導体等の芳香族ジビニル化合物;エチレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート等のジエチレン性不飽和カルボン酸エステル;
N,N−ジビニルアニリン、ジビニルエーテル等のビニ
ル基を2個有する化合物、ペンタエリスリトールトリア
リルエーテルやトリメチロールプロパントリアクリレー
ト等のビニル基を3個以上有する化合物等を挙げること
ができる。架橋性重合体は、重合体中に2個以上のビニ
ル基を有する重合体のことであり、具体的には、分子内
に2個以上の水酸基を有するポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル及びポリエチレングリコール等の重
合体と、アクリル酸やメタクリル酸等の不飽和カルボン
酸単量体を縮合反応することにより得られるエステルを
挙げることができる。これらの架橋性単量体及び架橋性
重合体は、それぞれ単独で、あるいは2種以上組み合わ
せて用いることができる。使用量は、モノビニル単量体
100重量部当たり、通常10重量部以下、好ましく
は、0.1〜2重量部である。
【0089】また、モノビニル単量体と共に、マクロモ
ノマーを用いると、保存性と低温定着性とのバランスが
良好になるので好ましい。マクロモノマーは、分子鎖の
末端にビニル重合性官能基を有するもので、数平均分子
量が、通常1,000〜30,000のオリゴマーまた
はポリマーである。数平均分子量が小さいものを用いる
と、重合体粒子の表面部分が柔らかくなり、保存性が低
下するようになる。逆に数平均分子量が大きいものを用
いると、マクロモノマーの溶融性が悪くなり、定着性が
低下するようになる。
【0090】マクロモノマー分子鎖の末端に有るビニル
重合性官能基としては、アクリロイル基、メタクリロイ
ル基などを挙げることができ、共重合のしやすさの観点
からメタクリロイル基が好ましい。
【0091】マクロモノマーは、前記モノビニル単量体
を重合して得られる重合体のガラス転移温度よりも高い
ガラス転移温度を有するものが好ましい。
【0092】本発明に用いるマクロモノマーの具体例と
しては、スチレン、スチレン誘導体、メタクリル酸エス
テル、アクリル酸エステル、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等を単独でまたは2種以上を重合して得ら
れる重合体、ポリシロキサン骨格を有するマクロモノマ
ーなどを挙げることができるが、その中でも、親水性の
もの、特にメタクリル酸エステルまたはアクリル酸エス
テルを単独でまたはこれらを組み合わせて重合して得ら
れる重合体が好ましい。
【0093】マクロモノマーを使用する場合、その量
は、モノビニル単量体100重量部に対して、通常、
0.01〜10重量部、好適には0.03〜5重量部、
さらに好適には0.05〜1重量部である。マクロモノ
マーの量が少ないと、保存性が向上しない。マクロモノ
マーの量が極端に多くなると定着性が低下するようにな
る。
【0094】分散安定剤としては、例えば、硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウムなどの硫酸塩;炭酸バリウム、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩;リン酸カ
ルシウムなどのリン酸塩;酸化アルミニウム、酸化チタ
ン等の金属酸化物;などの金属化合物や、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、水酸化第二鉄等の金属水
酸化物;ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ゼ
ラチン等水溶性高分子;アニオン性界面活性剤、ノニオ
ン性界面活性剤、両性界面活性剤等を挙げることがで
き、これらは、単独で用いても、2種類以上を組み合わ
せても良い。
【0095】これらのうち、金属化合物、特に難水溶性
の金属水酸化物のコロイドを含有する分散安定剤は、重
合体粒子の粒径分布を狭くすることができ、また分散安
定剤の洗浄後の残存性が少なく、画像を鮮明に再現でき
るので好ましい。
【0096】難水溶性金属水酸化物のコロイドを含有す
る分散安定剤は、その製法による制限はないが、水溶性
多価金属化合物の水溶液のpHを7以上に調整すること
によって得られる難水溶性の金属水酸化物のコロイド、
特に水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属との水
相中の反応により生成する難水溶性の金属水酸物のコロ
イドを用いることが好ましい。
【0097】難水溶性金属水酸化物のコロイドは、個数
粒径分布D50(個数粒径分布の50%累積値)が0.
5μm以下で、D90(個数粒径分布の90%累積値)
が1μm以下であることが好ましい。コロイドの粒径が
大きくなると重合の安定性が崩れ、またトナーの保存性
が低下する
【0098】分散安定剤は、重合性単量体100重量部
に対して、通常、0.1〜20重量部の割合で使用す
る。この割合が0.1重量部より少ないと、充分な重合
安定性を得ることが困難であり、重合凝集物が生成し易
くなる。逆に、20重量部を超えると、重合後のトナー
粒径が細かくなり過ぎ、実用的でない。
【0099】本発明に使用するトナーの好ましい製造法
で使用するホウ素又はリンを含有する化合物は、水に溶
解する水溶性化合物である。また、水に溶解させた後、
水中で分解してしまうものであってもよい。
【0100】ホウ素を含有する化合物としては、三フッ
化ホウ素、三塩化ホウ素; テトラフルオロホウ酸、テ
トラヒドロホウ酸ナトリウム、テトラヒドロホウ酸カリ
ウム;四ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和
物、メタホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム四水
和物、ペルオキソホウ酸ナトリウム四水和物、ホウ酸、
メタホウ酸カリウム、四ホウ酸カリウム八水和物などが
挙げられる。
【0101】リンを含有する化合物としては、リン酸、
ホスホン酸、ホスフィン酸、メタリン酸、二リン酸;ホ
スフィン酸ナトリウム一水和物、ホスホン酸ナトリウム
五水和物、ホスホン酸水素ナトリウム2.5水和物、リ
ン酸ナトリウム十二水和物、リン酸水素二ナトリウム、
リン酸水素二ナトリウム十二水和物、リン酸二水素ナト
リウム一水和物、リン酸二水素ナトリウム二水和物、次
リン酸ナトリウム十水和物、二リン酸ナトリウム十水和
物、二リン酸二水素二ナトリウム、二リン酸二水素二ナ
トリウム六水和物、三リン酸ナトリウム、cyclo−
四リン酸ナトリウム、ホスフィン酸カリウム、ホスホン
酸カリウム、ホスホン酸水素カリウム、リン酸カリウ
ム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、二
リン酸カリウム三水和物、メタリン酸カリウムなどが挙
げられる。これらのうち、ホウ素を含有する化合物、特
に四ホウ酸塩が好ましい。
【0102】重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;4,4’−アゾビス
(4−シアノバレリック酸)、2,2’−アゾビス(2
−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンア
ミド、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジ
ヒドロクロライド、2,2’−アゾビス(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル等のアゾ化合物;ジ−t−ブチルパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、
ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシピバレー
ト、ジ−イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−
t−ブチルパーオキシイソフタレート、1,1’,3,
3’−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート等の
過酸化物類などを例示することができる。また、これら
重合開始剤と還元剤とを組み合わせたレドックス開始剤
を挙げることができる。
【0103】こうした中でも特に、使用される重合性単
量体に可溶な油溶性の重合開始剤を選択することが好ま
しく、必要に応じて水溶性の重合開始剤をこれと併用す
ることもできる。上記重合開始剤は、重合性単量体10
0重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは
0.3〜15重量部、更に好ましくは0.5〜10重量
部用いる。
【0104】重合開始剤は、重合性単量体組成物中に予
め添加することができるが、懸濁重合の場合は造粒工程
終了後又は重合反応の途中の懸濁液、乳化重合の場合は
乳化工程終了後又は重合反応の途中の乳化液に直接添加
することもできる。
【0105】また、重合に際して、分子量調整剤を添加
することが好ましい。分子量調整剤としては、例えば、
t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタ
ン、n−オクチルメルカプタン、2,2,4,6,6−
ペンタメチルヘプタン−4−チオール等のメルカプタン
類;四塩化炭素、四臭化炭素等のハロゲン化炭化水素
類;などを挙げることができる。これらの分子量調整剤
は、重合開始前、あるいは重合途中に添加することがで
きる。分子量調整剤は、重合性単量体100重量部に対
して、通常、0.01〜10重量部、好ましくは0.1
〜5重量部の割合で用いられる。
【0106】本発明に使用されるトナーの好ましい製造
方法である懸濁重合法は、分散安定剤を含有する水系分
散媒体中で、重合性単量体、着色剤、帯電制御剤及びそ
の他の添加剤を含有する重合性単量体組成物を懸濁さ
せ、重合開始剤を用いて重合する。その他の添加剤とし
ては、前述した離型剤、磁性材料、水溶性ホウ素又はリ
ン含有化合物、分子量調整剤等が挙げられる。
【0107】本発明のトナーは、上述した製造方法によ
り得られたものをそのまま使用することもできるが、コ
アシェル型トナーとすることもできる。
【0108】コアシェル型トナーを製造する方法として
は、スプレイドライ法、界面反応法、in situ重
合法、相分離法などの方法が挙げられ、粉砕法、重合
法、会合法又は転相乳化法により得られたトナーをコア
粒子として、それに、シェル層を被覆することによりコ
アシェル型トナーが得られる。この時、in situ
重合法や相分離法が、製造効率の点から好ましい。
【0109】in situ重合法によるコアシェル型
トナーの製造方法を以下に説明する。
【0110】コア粒子が分散している水系分散媒体中
に、シェルを形成するための重合性単量体(シェル用重
合性単量体)と重合開始剤を添加し、重合することでコ
アシェル型トナーを得ることができる。
【0111】シェルを形成する具体的な方法としては、
コア粒子を得るために行った重合反応の反応系にシェル
用重合性単量体を添加して継続的に重合する方法、また
は別の反応系で得たコア粒子を仕込み、これにシェル用
重合性単量体を添加して段階的に重合する方法などを挙
げることができる。
【0112】シェル用重合性単量体は反応系中に一括し
て添加しても、またはプランジャポンプなどのポンプを
使用して連続的もしくは断続的に添加してもよい。
【0113】シェル用重合性単量体としては、スチレ
ン、アクリロニトリル、メチルメタクリレートなどのガ
ラス転移温度が80℃を超える重合体を形成する単量体
をそれぞれ単独で、あるいは2種以上組み合わせて使用
することができる。
【0114】シェル用重合性単量体を添加する際に、水
溶性のラジカル開始剤を添加することがコアシェル型ト
ナーを得やすくするので好ましい。シェル用重合性単量
体の添加の際に水溶性ラジカル開始剤を添加すると、シ
ェル用重合性単量体が移行したコア粒子の外表面近傍に
水溶性ラジカル開始剤が進入し、コア粒子表面に重合体
(シェル)を形成しやすくなるからであると考えられ
る。
【0115】水溶性ラジカル開始剤としては、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;4,4’−
アゾビス(4−シアノバレリック酸)、2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライド、
2,2’−アゾビス−2−メチル−N−1,1’−ビス
(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチルプロピオ
アミド等のアゾ系開始剤;クメンパーオキシド等の油溶
性開始剤とレドックス触媒の組み合せ;などを挙げるこ
とができる。水溶性ラジカル開始剤の量は、シェル用単
量体100重量部に対して、通常、1〜50重量%、好
ましくは2〜20重量%である。
【0116】得られたトナー(重合体粒子)の水分散液
は、攪拌しながら、硫酸により系のpHを約5.0にし
て酸洗浄を行なう。次いで、フィルターを用いて、脱水
した後、洗浄水を振りかけて水洗浄を行なう。これを繰
り返すことにより、分散安定剤を除去すると共に、トナ
ー中のホウ素又はリン含有量を調整することができる。
【0117】洗浄、脱水が終了した後、乾燥することに
よって本発明に使用することができるトナーが得られ
る。
【0118】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。なお、部および%
は、特に断りのない限り重量基準である。
【0119】本実施例では、以下の方法で評価した。
【0120】[評価方法] (体積平均粒径)トナーの体積平均粒径(dv)及び粒
径分布即ち体積平均粒径と個数平均粒径(dp)との比
(dv/dp)はマルチサイザー(ベックマン・コール
ター社製)により測定した。このマルチサイザーによる
測定は、アパーチャー径:100μm、媒体:イソトン
II、濃度10%、測定粒子個数:100000個の条
件で行った。 (個数平均粒径)有機微粒子の個数平均粒径は、各粒子
の電子顕微鏡を撮影し、その写真を画像処理解析装置ル
ーゼックスIID(株)ニレコ製)により、フレーム面
積に対する粒子の面積率:最大2%、トータル処理粒子
数:100個の条件で測定した円相当径100個につい
ての平均値である。 (球形度)球形度(Sc/Sr)は、各粒子の電子顕微
鏡写真を撮影し、その写真を画像処理解析装置ルーゼッ
クスIID((株)ニレコ製)により、フレーム面積に
対する粒子の面積率:最大2%、トータル処理粒子数:
100個の条件で、最大外周円の面積を実質断面積で割
った値を測定し、その測定値の平均値である。
【0121】(解像度)図2に示す画像形成装置を用い
て、温度35℃及び湿度80%の(H/H)環境下で一
昼夜放置後、1ドットのラインと1ドットのホワイトラ
インを印刷し、それらの画質が再現できているかを光学
顕微鏡で観察し、以下の基準で評価した。
【0122】○:1ドットのライン及び1ドットのホワ
イトラインを再現している。
【0123】△:1ドットのライン及び1ドットのホワ
イトラインを再現していないが、2ドットのライン及び
2ドットのホワイトラインは再現している。
【0124】×:2ドットのライン及び2ドットのホワ
イトラインも再現していない。
【0125】(カブリ)前述した画像形成装置を用い
て、同様の条件で、5%印字濃度で連続印字を行い、印
字初期(100枚印字時)と1万枚印字後に、印字を途
中で停止させ、現像後の感光体上にある非画像部のトナ
ーを粘着テープ(住友スリーエム社製スコッチメンディ
ングテープ810−3−18)に付着させた。それを印
字用紙に貼り付け、その白色度(B)を白色度計(日本
電色製)で測定した。同様に、粘着テープだけを印字用
紙に貼り付け、その白色度(A)を測定した。カブリ値
は、カブリ(%)=(A−B)の計算式で算出した。こ
の値の小さい方が、カブリが少ないことを示す。
【0126】(フィルミング)前述した画像形成装置を
用いて、同様の条件で、5%印字濃度で連続印字を行
い、500枚毎にハーフトーンの印字をさせて、白くぼ
けたフィルミングの発生する枚数をカウントした。最終
印字枚数は2万枚である。表中に数字の記載のないもの
は、2万枚連続印字してもフィルミングが発生しなかっ
たことを示す。
【0127】(参考例1)窒素置換した攪拌機付きの反
応容器に、スチレン100部、スチレンスルホン酸ナト
リウム2.5部、塩化ナトリウム1.5部、イオン交換
水4000部を添加して混合した後、80℃に昇温す
る。昇温後、2,2’−アゾビス〔2−メチル−N−
(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド〕(商品
名;「VA−086」、和光純薬社製)の3%水溶液5
00部を添加して重合を開始した。途中、重合転化率を
測定しながら、転化率が30%に達した時点で、t−ド
デシルメルカプタン0.1部を添加し、重合開始から7
時間後に転化率を測定すると98%であった。次に、メ
タクリル酸メチル400部を15分間かけて添加し、更
に3時間重合を続けた後に水冷して重合を停止させて、
コアシェル型の有機微粒子の水分散液を得た。この時、
重合転化率は100%、有機微粒子の個数平均粒子径は
0.38μm、球形度は1.13であった。
【0128】(トナー製造例1)スチレン80.5部、
アクリル酸ブチル19.5部、カーボンブラック(三菱
化学社製、商品名#25)7部、帯電制御剤(保土ケ谷
化学社製、商品名スピロンブラックTRH)1部、ジビ
ニルベンゼン0.3部、ポリメタクリル酸エステルマク
ロモノマー(東亜合成化学工業社製、AA6、Tg=9
4℃)0.8部、ジペンタエリスリトールヘキサミリス
テート10部及びt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート4部を高剪断力で混合可能なホモミキサー
(TK式、特殊機化工社製)により、12000rpm
の回転数で攪拌、混合して、均一分散させて、コア用重
合性単量体組成物とした。
【0129】一方、イオン交換水250部に塩化マグネ
シウム(水溶性多価金属塩)9.8部を溶解した水溶液
に、イオン交換水50部に水酸化ナトリウム6.9部を
溶解した水溶液を撹拌下で、徐々に添加して、水酸化マ
グネシウムコロイド分散液を調製した。生成した上記コ
ロイドの粒径分布をマイクロトラック粒径分布測定器
(日機装社製)で測定したところ、粒径は、D50(個
数粒径分布の50%累積値)が0.38μmで、D90
(個数粒径分布の90%累積値)が0.84μmであっ
た。このマイクロトラック粒径分布測定器による測定に
おいては、測定レンジは0.12〜704μm、測定時
間は30秒、媒体にイオン交換水を使用して測定を行っ
た。
【0130】上述により得られた水酸化マグネシウムコ
ロイド分散液に、上記コア用重合性単量体組成物及びさ
らに、四ホウ酸ナトリウム十水和物を1部添加し、プロ
ペラ式撹拌機を用いて撹拌混合して、組成物分散液を
得、次いで、回転子回転数21,000rpmで稼働し
ている造粒装置(クレアミックスCLM−0.8S:エ
ムテクニック社製)に、ポンプを用いて、供給し、コア
用重合性単量体組成物の液滴を造粒した。この造粒した
組成物水分散液を、攪拌翼を装着した反応器に移した。
組成物水分散液を加熱し、重合を開始した。この時、水
分散液温度が90℃で一定になるように、重合反応器ジ
ャケット温度と重合反応溶液内温度とを測定し、カスケ
ード制御法などを用いてジャケット温度をコントロール
して制御した。
【0131】重合転化率がほぼ100%に達したのを確
認して、メタクリル酸メチル2部を添加し、さらに、
2,2’アゾビス(2−メチル−N−(2−ハイドロキ
シエチル)−プロピオンアミド)(商品名「VA−08
6」:和光純薬社製)0.2部をイオン交換水100部
に溶解した開始剤溶液を反応槽に添加、重合させ、重合
体粒子の水分散液を得た。この水性重合体粒子を脱水、
洗浄、乾燥してコアシェル型のトナー粒子を得た。
【0132】上記により得られたトナー粒子100部
に、平均粒径12nm、疎水化度65%のシリカ微粒子
(A)(商品名:RX200、日本アエロジル社製)1
部、平均粒径40nm、疎水化度64%のシリカ微粒子
(B)(商品名:RX50、日本アエロジル社製)0.
5部及び参考例1で合成した平均粒径0.38μm、球
形度1.13の有機微粒子を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて混合してトナー(T1)を製造した。
【0133】上記処方により得られたトナーの体積固有
抵抗は、11.5(log(Ω・cm))であった。ま
たトナーの体積平均粒径(dv)は6.9μmであり、
体積平均粒径と個数平均粒径の比(dv/dp)は1.
21であり、トナーの絶対最大長を直径とした円の面積
(Sc)を粒子の実質投影面積(Sr)で割った値の球
形度(Sc/Sr)は1.1であり、ホウ素含有量は
1.7ppmであった。
【0134】(トナー製造例2)トナー製造例1におい
て、水酸化マグネシウムコロイド分散液を製造した際
に、四ホウ酸ナトリウム十水和物を添加する代わりに燐
酸ナトリウムを添加した他は、トナー製造例1と同様に
してトナー(T2)を製造した。
【0135】得られたトナーの体積固有抵抗は、11.
6(log(Ω・cm))であった。またトナーの体積
平均粒径(dv)は7.1μmであり、体積平均粒径と
個数平均粒径の比(dv/dp)は1.24であり、ト
ナーの絶対最大長を直径とした円の面積(Sc)を粒子
の実質投影面積(Sr)で割った値の球形度(Sc/S
r)は1.1であり、リン含有量は1.9ppmであっ
【0136】(トナー製造例3)四ホウ酸ナトリウム十
水和物を添加しなかったこと以外は、トナー粒子製造例
1と同様にしてトナー(T3)を製造した。
【0137】得られたトナーの体積固有抵抗は、11.
4(log(Ω・cm))であった。またトナーの体積
平均粒径(dv)は7.2μmであり、体積平均粒径と
個数平均粒径の比(dv/dp)は1.25であり、ト
ナーの絶対最大長を直径とした円の面積(Sc)を粒子
の実質投影面積(Sr)で割った値の球形度(Sc/S
r)は1.2であり、ホウ素及びリンは含有していなか
った
【0138】(実施例1)図1に示すように、直径10
mmのステンレス製シャフト21の外周に、エピクロロ
ヒドリンゴムとアクリロニトリル−ブタジエン系共重合
体ゴムのブレンドゴムで構成されたゴム弾性体22を、
押し出し成形により、厚さ3.9mmで形成した。その
後、ゴム弾性体22の外周面を円筒切削盤で研磨するこ
とにより、その外周面の表面粗さを軸方向および周方向
で8.0μmとした。
【0139】この現像ロール8を、図2に示すように、
感光ドラム1に接触幅が約2mmとなるように接触させ
て配置した。感光ドラム1としては、有機系感光体ドラ
ムを用い、その外径は、30mmであった。
【0140】帯電装置3としては、感光ドラム1の表面
電位がVc=−600V程度に一様に成るようなコロナ
放電装置を用いた。露光装置4としては、レーザー装置
と光学系とを組み合わせたものを用いた。供給ロール9
としては、外径13mmのウレタンゴム製のスポンジロ
ールを用いた。この供給ロール9は、現像ロール7に接
触幅が約2mmとなるように接触させた。
【0141】層厚規制ブレード8としては、ウレタン製
のゴム弾性体を用い、線圧が約1g/mmと成るように
現像ロール7の外周に接触させて取り付けた。現像装置
11の内部に収容されるトナー10としては、トナー製
造例1で得られたトナーT1を用いて連続印字を実施
し、画像の解像度、感光体のカブリとフィルミングを評
価した。評価結果を表1に示す。
【0142】(実施例2〜4、比較例1〜4)現像ロー
ルの表面粗さと現像に使用するトナーを表1に示す通り
に変えた他は、実施例1と同様にして評価を行なった。
評価結果を表1に示す。
【0143】
【表1】
【0144】表1より、以下のことがわかる。
【0145】現像ロールの周方向及び軸方向の表面粗さ
が本発明で規定した範囲より大きい比較例1及び2の画
像形成方法では、解像度が悪く、厳しい環境下で感光体
カブリが起こり易い。
【0146】トナーが本発明で規定するホウ素又はリン
を特定量含有しない比較例3及び4の画像形成方法で
は、厳しい環境下で感光体カブリが起こり易く、フィル
ミングも起こり易い。
【0147】これに対して、本発明の実施例1〜4の画
像形成方法では、解像度が高く、感光体のカブリやフィ
ルミングが起こり難いことが分かる。
【0148】
【発明の効果】本発明によれば、現像ロールにトナー層
を均一に形成できるので解像度が高く、また、高温高湿
や低温低湿のような厳しい環境下でも、感光体のカブリ
やフィルミングが起こり難いことが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施形態に係る現像ロール
の一部破断斜視図である。
【図2】 図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装
置の概略図である。
【図3】 図3は本発明の一実施形態に係るタンデム方
式のカラー画像形成装置の概略図である。
【符号の説明】 1・・感光ドラム 2・・クリーニング装置 3・・帯電ロール 4・・レーザー光照射装置 5・・転写ロール 7・・現像ロール 8・・層厚規制ブレード 9・・供給ロール 10・・トナー 11・・現像装置 13・・加熱ロール 14・・加圧ロール 15・・搬送ベルト 71・・導電性シャフト 72・・ゴム弾性体
フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA06 AA21 AB06 AB07 CB08 CB20 EA10 2H030 AB02 AD01 BB01 BB22 BB41 BB71 2H077 AD06 FA01 FA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電部材で帯電して得られた潜像保持体
    の表面に露光により形成した静電潜像を、トナー像に現
    像する現像方法であって、現像で使用する現像ロールの
    表面がゴム弾性体で構成してあり、表面の周方向表面粗
    さが10μm以下で且つ表面の軸方向表面粗さが10μ
    m以下であり、トナーのホウ素又はリン含有量が0.1
    〜100ppmである現像方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の現像方法により得られたト
    ナー像を、転写材に転写した後、定着する画像形成方
    法。
  3. 【請求項3】 帯電部材で帯電して得られた潜像保持体
    の表面に露光により形成した静電潜像をトナー像に現像
    し、次いで転写材へ転写する操作をイエロー、マゼン
    タ、シアン及びブラックの各トナーを用いてそれぞれ行
    なって、カラートナー像を得、転写されたカラートナー
    像を定着するカラー画像形成方法であって、現像で使用
    する現像ロールの表面がゴム弾性体で構成してあり、表
    面の周方向表面粗さが10μm以下で且つ表面の軸方向
    表面粗さが10μm以下であり、トナーのホウ素又はリ
    ン含有量が0.1〜100ppmであるカラー画像形成
    方法。
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