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JP2002353038A - フェライト磁心 - Google Patents

フェライト磁心

Info

Publication number
JP2002353038A
JP2002353038A JP2001153031A JP2001153031A JP2002353038A JP 2002353038 A JP2002353038 A JP 2002353038A JP 2001153031 A JP2001153031 A JP 2001153031A JP 2001153031 A JP2001153031 A JP 2001153031A JP 2002353038 A JP2002353038 A JP 2002353038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
shaped
length
bonded
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001153031A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iketani
剛 池谷
Yutaka Ikeda
豊 池田
Tomotsugu Ota
智嗣 大田
Yuji Ida
祐二 井田
Masami Nonaka
正巳 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2001153031A priority Critical patent/JP2002353038A/ja
Publication of JP2002353038A publication Critical patent/JP2002353038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨工数の低減並びに研磨精度の向上を図
り、容易に空隙調整を行うことができ、その際に欠けあ
るいは破損などが生じ難く生産性を高める。 【解決手段】 複数のコアを接合することで磁路が構成
されるフェライト磁心において、少なくとも一方のコア
は、複数の足部を持つ複数のほぼ同形の薄肉コア部材の
貼り合わせ構造であり、一部の薄肉コア部材の少なくと
も一部の足部長さが他の薄肉コア部材の足部長さと異な
るようにして貼り合わせた足部先端に段差が形成される
ようにする。例えばE型コア28は、第1及び第2のE
型薄肉コア部材20,22を貼り合わせた構造をなし、
第2のE型薄肉コア部材の中足部の長さを第1のE型薄
肉コア部材の中足部の長さよりも短くして、貼り合わせ
た中足先端に段差が形成されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チョークコイルや
トランスなどで使用するフェライト磁心に関し、更に詳
しく述べると、コアを複数の薄肉コア部材による貼り合
わせ構造とし、少なくとも一つの足部の長さが他の足部
の長さと異なるようにして、貼り合わせた足部先端に所
望の段差が形成されるようにしたフェライト磁心に関す
るものである。このフェライト磁心は、特に限定される
ものではないが、例えばスイッチング電源に用いる非線
形チョークコイルに有用である。
【0002】
【従来の技術】最近のスイッチング電源の2次側直流負
荷回路に組み込まれるチョークコイルとしては、小さな
直流負荷電流に対してはインダクタンスが大きく、大き
な直流負荷電流に対してはインダクタンスが小さくなる
ように、インダクタンスが直流電流に対して非線形に変
化するチョークコイルが使用されている。このような非
線形チョークコイルを用いることによって、無負荷時に
おける出力電圧の制御性を改善できると共に、ダミー電
流による無駄な電力消費を抑制することができるからで
ある。
【0003】このような非線形のチョークコイルにおい
ては、磁路断面の一部に空隙を設けたフェライト磁心を
用いる。フェライト磁心は、E−E型コアあるいはE−
I型コアであり、例えば図5に示すように、E型コア1
0の中足先端部に段差加工を施し、それによって磁路断
面に空隙が有る部分と無い部分を形成する。コイルを流
れる直流電流が小さい時は、空隙の無い部分が磁路とな
って高インダクタンスが生じる。コイルを流れる直流電
流が大きいと、空隙の無い部分は磁気飽和するが、空隙
の有る部分は磁気飽和しないため、低インダクタンスが
生じる。このようにして、インダクタンスの非線形特性
が得られる。
【0004】E型コアの中足先端部の段付き形状は、片
側を切り取る図5のような形状の他に、凸型となるよう
に両側を切り取る形状などもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしてもE型コ
アの中足先端部の段付き形状は、研磨加工により行う。
所望の非線形特性を発現させるためには、研磨せずに残
しておく部分の幅aと研磨する部分の深さbを厳密に管
理する必要がある。幅aは、例えばコア側面(図5で左
側の面)を基準として求める。
【0006】しかし、フェライト磁心は成形体を焼成し
たものであるため、焼成品の寸法精度には自ずから限界
があり、しかも足部は微妙に曲がったりする。そのた
め、1個ずつ研磨の幅や位置を変えるなどの調整作業を
必要とする。更に、研磨方向は中足の先端面に対して平
行(図5において矢印にて示す)であるが、中足の先端
面に対して垂直方向に切断面が生じるように中足先端部
を部分的に研磨していくために、研磨速度が速すぎると
欠けや破損が発生し易く、そのため研磨作業条件の設定
が非常に難しい。このようなことから、研磨作業性が著
しく悪い問題があった。
【0007】本発明の目的は、研磨工数の低減並びに研
磨精度の向上を図り、容易に空隙調整を行うことがで
き、その際に欠けあるいは破損などが生じ難く生産性を
高めることができるように工夫したフェライト磁心を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のコアを
接合することで磁路が構成されるフェライト磁心におい
て、少なくとも一方のコアは、複数の足部を持つ複数の
ほぼ同形の薄肉コア部材の貼り合わせ構造であり、一部
の薄肉コア部材の少なくとも一部の足部長さが他の薄肉
コア部材の対応する足部長さと異なるようにして、貼り
合わせた足部先端に段差が形成されるようにしたことを
特徴とするフェライト磁心である。
【0009】また本発明は、2個のE型コアを、足部の
先端面同士が接合するように組み合わせてなるフェライ
ト磁心において、少なくとも一方のE型コアは、複数の
E型薄肉コア部材を貼り合わせた構造をなし、少なくと
も一つの足部の長さが他の足部の長さと異なるようにし
て、貼り合わせた足部先端に段差が形成されるようにし
たことを特徴とするフェライト磁心である。例えば、一
方のE型コアは一体構造であり、他方のE型コアは第1
のE型薄肉コア部材と第2のE型薄肉コア部材との貼り
合わせ構造とする。そして、第2のE型薄肉コア部材の
中足部の長さを第1のE型薄肉コア部材の中足部の長さ
よりも短くして、貼り合わせた中足先端に所定の段差が
形成されるようにする。
【0010】更に本発明は、E型コアとI型コアを、E
型コアの足部の先端面がI型コアに接合するように組み
合わせてなるフェライト磁心において、E型コアは、複
数のE型薄肉コア部材を貼り合わせた構造をなし、少な
くとも一つの足部の長さが他の足部の長さと異なるよう
にして、貼り合わせた足部先端に段差が形成されるよう
にしたことを特徴とするフェライト磁心である。例え
ば、E型コアは第1のE型薄肉コア部材と第2のE型薄
肉コア部材との貼り合わせ構造であり、第2のE型薄肉
コア部材の中足部の長さを第1のE型薄肉コア部材の中
足部の長さよりも短くして、貼り合わせた中足先端に所
定の段差が形成されるようにする。
【0011】これらのフェライト磁心は、特に非線形チ
ョークコイル用の磁心として有用である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、典型的にはE−E型あ
るいはE−I型のフェライト磁心であるが、用途や使用
状態によってはU−U型あるいはU−I型のフェライト
磁心にも適用可能である。貼り合わせる薄肉コア部材
は、通常2個でよいが、3個以上貼り合わせることも可
能である。2個貼り合わせる場合でも、両方の薄肉コア
部材の厚みは同じであってもよいし、異なるものとして
もよい。短くする足部は薄肉コア部材の1箇所のみでよ
いが、複数箇所であってもよい。E−E型コアあるいは
U−U型コアの場合には、一方のコアのみ貼り合わせ構
造にすればよいが、両方のコア共に貼り合わせ構造とし
ても構わない。
【0013】短い足部を有する薄肉コア部材は、足部先
端全面を研磨加工することによって空隙長を調節する
が、研磨する寸法が大きい場合には、予めその分を見込
んで短めに成形することも可能である。薄肉コア部材を
貼り合わせた後、全ての足部先端面を軽く研磨すること
で全ての足部長さを揃え、先端面を平滑にすることがで
きる。
【0014】このような構造のフェライト磁心は、電子
機器用のチョークコイルの他、トランスなどにも利用可
能である。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る非線形チョークコイル用
フェライト磁心の一実施例を示す説明図であり、貼り合
わせの構造のE型コアを示している。この実施例では、
ほぼ同形の2個のE型薄肉コア部材を貼り合わせてい
る。第1のE型薄肉コア部材20は、中足が両側の外足
と同じ長さであるが、本来必要な厚さのほぼ半分程度の
薄肉構造である。第2のE型薄肉コア部材22は、中足
が両側の外足よりも長さcだけ短く、本来必要な厚さの
ほぼ半分程度(厚さd)の薄肉構造である。第2のE型
薄肉コア部材22は、矢印で示す研磨方向に研磨するこ
とで中足長さが調整される。この場合、中足の全面研磨
となるので、研磨速度を速くしても欠けや破損は生じ難
い。
【0016】所定形状の第1及び第2のE型薄肉コア部
材20,22は、接着剤24を用いて貼り合わせ一体化
する。これによって中足先端に所望の段差26が形成さ
れたE型コア28が得られる。なお、使用中のコア温度
が高くなる場合には、それに対応できる耐熱接着剤を使
用する。第1及び第2の薄肉コア部材20,22を貼り
合わせて一体化するのは、貼り合わせずにもしコア部材
がずれると電気的特性が変化してしまうためである。
【0017】図2に示すように、このような貼り合わせ
構造のE型コア28は、中足にコイル30を巻装して、
通常の一体型のE型コア32と組み合わせることでチョ
ークコイルを構成する。作製したチョークコイルの直流
重畳特性を図3に示す。直流電流が小さい時は高インダ
クタンスを呈し、直流電流が大きくなると低インダクタ
ンスを呈する非線形特性が得られる。
【0018】このような貼り合わせ構造のE型コア28
は、図4に示すように、中足にコイル30を巻装して、
通常の一体型のI型コア34と組み合わせることによ
り、非線形チョークコイルを製作することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記のように、予め足部の高さ
調整を行った薄肉コア部材と他の薄肉コア部材と貼り合
わせて足部先端に段差構造を形成したフェライト磁心で
あるから、研磨工数の低減並びに研磨精度の向上を図
り、容易に空隙調整を行うことができる。研磨加工は、
薄肉コア部材の足部全面について行うために、研磨速度
を速めても欠けあるいは破損などが生じ難く、生産性を
高めることができ、歩留まりを向上できる。また、研磨
精度による特性のばらつきを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる貼り合わせ構造のE型コアの一
実施例を示す説明図。
【図2】それを用いた非線形チョークコイルの説明図。
【図3】その直流重畳特性の一例を示すグラフ。
【図4】非線形チョークコイルの他の構成例を示す説明
図。
【図5】従来技術で用いるE型コアの一例を示す説明
図。
【符号の説明】
20 第1のE型薄肉コア部材 22 第2のE型薄肉コア部材 24 接着剤 26 段差 28 貼り合わせ構造のE型コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 智嗣 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 井田 祐二 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 野中 正巳 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコアを接合することで磁路が構成
    されるフェライト磁心において、 少なくとも一方のコアは、複数の足部を持つ複数のほぼ
    同形の薄肉コア部材の貼り合わせ構造であり、一部の薄
    肉コア部材の少なくとも一部の足部長さが他の薄肉コア
    部材の対応する足部長さと異なるようにし、貼り合わせ
    た足部先端に段差が形成されるようにしたことを特徴と
    するフェライト磁心。
  2. 【請求項2】 2個のE型コアを、各足部の先端面同士
    が接合するように組み合わせてなるフェライト磁心にお
    いて、 少なくとも一方のE型コアは、複数のE型薄肉コア部材
    を貼り合わせた構造をなし、少なくとも一つの足部の長
    さが他の足部の長さと異なるようにして、貼り合わせた
    足部先端に段差が形成されるようにしたことを特徴とす
    るフェライト磁心。
  3. 【請求項3】 一方のE型コアは一体構造であり、他方
    のE型コアは第1のE型薄肉コア部材と第2のE型薄肉
    コア部材との貼り合わせ構造であって、第2のE型薄肉
    コア部材の中足部の長さを第1のE型薄肉コア部材の中
    足部の長さよりも短くして、貼り合わせた中足先端に段
    差が形成されるようにした請求項2記載のフェライト磁
    心。
  4. 【請求項4】 E型コアとI型コアを、E型コアの足部
    の先端面がI型コアに接合するように組み合わせてなる
    フェライト磁心において、 E型コアは、複数のE型薄肉コア部材を貼り合わせた構
    造をなし、少なくとも一つの足部の長さが他の足部の長
    さと異なるようにして、貼り合わせた足部先端に段差が
    形成されるようにしたことを特徴とするフェライト磁
    心。
  5. 【請求項5】 E型コアは第1のE型薄肉コア部材と第
    2のE型薄肉コア部材との貼り合わせ構造であって、第
    2のE型薄肉コア部材の中足部の長さを第1のE型薄肉
    コア部材の中足部の長さよりも短くして、貼り合わせた
    中足先端に段差が形成されるようにした請求項4記載の
    フェライト磁心。
  6. 【請求項6】 フェライト磁心が、非線形チョークコイ
    ル用の磁心である請求項1乃至5のいずれかに記載のフ
    ェライト磁心。
JP2001153031A 2001-05-22 2001-05-22 フェライト磁心 Pending JP2002353038A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159323B2 (en) 2007-09-19 2012-04-17 Panasonic Corporation Transformer and power supply apparatus using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8159323B2 (en) 2007-09-19 2012-04-17 Panasonic Corporation Transformer and power supply apparatus using the same
JP4930596B2 (ja) * 2007-09-19 2012-05-16 パナソニック株式会社 トランスとこれを用いた電源装置

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