JP2002349462A - 油冷式スクリュ圧縮機 - Google Patents
油冷式スクリュ圧縮機Info
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Abstract
を収容したモータケーシングへの油の洩れ込みを防止し
得る油冷式スクリュ圧縮機を提供する。 【解決手段】 ロータ軸23のモータ27側に、リップ
がロータ軸23に摺接するオイルシール11aを備えた
第1シールリング11を設け、ロータ軸23の第1シー
ルリング11aのモータ27側に、ロータ軸23に密接
するO−リング12aを備えた第2シールリング12を
嵌着し、第1流路13により第1,2シールリング1
1,12の間に位置し、軸受押さえ10の内周面に周設
した集油環状溝10bを空気吸込み路2bに連通させ、
第2流路14により第2シールリング12から飛散する
油滴を捕捉する、軸受押さえ10の内周面に周設した飛
散油捕捉空間10aを空気吸込み路2bに通させると共
に、パージ空気供給路15により空気供給路7を第1,
2シールリング11,12の間に連通させる。
Description
縮機の改善に関し、より詳しくは、互いに噛合する雌雄
一対のスクリュロータを収容したロータケーシングとモ
ータを収容したモータケーシングとが一体的に結合され
てなる圧縮機本体を備えた油冷式スクリュ圧縮機の技術
分野に属するものである。
タをロータケーシングに収容した圧縮機本体を備えてな
る油冷式スクリュ圧縮機としては、例えば特開平9−8
8860号公報(従来例1)、特開平10−10326
5号公報(従来例2)等に開示されてなるものが公知で
ある。以下、これら従来例1および従来例2に係る油冷
式スクリュ圧縮機を説明する。
圧縮機の潤滑油回収装置を、その正面図の図3(a)
と、その一部を拡大して示す縦断側面図の図3(b)と
を参照しながら、同公報に記載されている同一名称並び
に同一符号を以て説明する。即ち、この給油式スクリュ
圧縮機では、メスロータ3に噛合する雄ロータ2の吸気
側軸受の潤滑油軸封装置として用いたメカニカルシール
11から洩出した油が溜まる潤滑油溜まり空間12が形
成されている。そして、この潤滑油溜まり空間12と給
油式スクリュ圧縮機の吸気部13とを戻し通路14で連
通させることにより潤滑油溜まり空間12に溜まった潤
滑油を吸気部13に導いて回収するように構成されてい
る。さらに、圧力変動に応じて開閉するバルブ15を戻
し通路14の途中に設けることにより、戻し通路14を
通して外気が吸気部13に流入することや、吸気部13
内の潤滑油や空気が戻し通路14を通って外部に洩れだ
すのを防止するように構成されてなるものである。
リュ圧縮機」を、そのロータ軸を含む垂直な方向の断面
図の図4を参照しながら、同公報に記載されている同一
名称並びに同一符号を以て説明すると、このオイルフリ
ースクリュ圧縮機は、ロータ室6とロータ軸の注油式軸
受部10a,10bとの間に、ロータ室6側から、第1
環状溝15,16を介して第1大気連通孔(図示省略)
に連通する第1軸封部11,12と、内側にラビリンス
を備え、第2環状溝(19,20)を介して第2大気連
通孔21,22に連通する第2軸封部13,14とを備
えたオイルフリースクリュ圧縮機において、第2環状溝
(図示省略)と、ロータ室6に回転可能に収容されてい
る雌雄一対のスクリュロータ1,2のうちの何れか一方
に、モータ8の回転を伝える増速歯車列を収容した歯車
箱内7の下部に形成された油溜まり部34を連通させる
油抜き流路35を形成させたものである。
油式スクリュ圧縮機の潤滑油回収装置は、潤滑油溜まり
空間に溜まった油を戻し通路を介して吸気部へ導くもの
で、ユニット内で潤滑油を循環させて再使用する構成に
なっている点で優れている。しかしながら、従来例1に
係る給油式スクリュ圧縮機は、軸封装置に相当する部位
の油漏れを完全に防止するように構成されていない。つ
まり、メカニカルシールだけでユニット外への油洩れを
完全に防止することができない。また、従来例2に係る
オイルフリースクリュ圧縮機は、第1環状溝、第2環状
溝内の油を油抜き流路を介して歯車箱内の油溜まり部に
戻す構成になるものである。つまり、ラビリンスでは油
漏れを防止することができないから、油漏れがあること
を前提にしている。
機、または従来例2に係るオイルフリースクリュ圧縮機
のように、圧縮機本体の外方位置にモータが配設されて
いる場合には、ユニット外に洩出した油がモータに付着
することがないから、モータに、油に起因する不具合が
発生するような恐れがない。
スクリュロータをロータケーシングに収容した圧縮機本
体と、スクリュロータを駆動するモータを収容したモー
タケーシングとが一体的に結合された油冷式スクリュ圧
縮機の場合には、モータケーシング内に侵入した油がモ
ータに付着すると、熱により炭化する。そのため、モー
タが絶縁不良(短絡)を起こし、結果的に損傷してしま
うから、圧縮機本体とモータケーシングとが一体的に結
合された油冷式スクリュ圧縮機に対して、ユニット外へ
の油洩れを防止することができない上記従来例1に係る
給油式スクリュ圧縮機や従来例2に係るオイルフリース
クリュ圧縮機の技術的思想を適用することができない。
るために、エアシールを用いたスクリュ圧縮機も知られ
ている。このようなスクリュ圧縮機では、高圧空気供給
源が必要であるから、高圧空気供給源を別途設けなけれ
ばならない。勿論、高圧空気供給源を設けなければなら
ないという経済上の問題を解決するために、油冷式スク
リュ圧縮機を高圧空気供給源を設ける必要がない構成に
すること、つまり油冷式スクリュ圧縮機の吐出口から吐
出される高圧空気の一部をロータ軸に供給してエアシー
ルを形成させる手段も考えられる。しかしながら、圧縮
機本体の運転が停止されると、エアシール近傍のシール
作用が弱まってしまうから、モータ側への油洩れを完全
に防止することができない。
雌雄一対のスクリュロータのうちの一方のスクリュロー
タとモータとが互いに共有するロータ軸から、モータを
収容したモータケーシング側への油の洩れ込みを確実に
防止することを可能ならしめる油冷式スクリュ圧縮機を
提供することである。
みてなされたものであって、従って上記課題を解決する
ために、本発明の請求項1に係る油冷式スクリュ圧縮機
が採用した手段は、互いに噛合する雌雄一対のスクリュ
ロータを、吸込みフィルタから空気吸込み路が連通する
ロータケーシングに収容した圧縮機本体と、前記スクリ
ュロータを駆動するモータを収容したモータケーシング
とが一体的に結合され、前記一方のスクリュロータと前
記モータとが共有するロータ軸のスクリュロータとモー
タとの間が軸受で支持され、前記圧縮機本体から吐出さ
れた圧縮空気から油分を分離回収する油分離回収器を備
えると共に、この油分離回収器から空気供給先側に、油
分が分離された圧縮空気を供給する空気供給路が連通す
る油冷式スクリュ圧縮機において、前記ロータ軸の軸受
のモータ側に第1シールリングを設け、前記ロータ軸の
第1シールリングのモータ側に第2シールリングを設
け、前記ロータ軸の第1シールリングと第2シールリン
グとの間に、前記空気吸込み路に連通する第1流路を配
設し、前記第2シールリングから前記空気吸込み路に連
通する第2流路を配設すると共に、前記ロータ軸の第1
シールリングと第2シールリングとの間に、前記空気供
給路に連通するパージ空気供給路を配設したことを特徴
とするものである。
縮機が採用した手段は、前記第2シールリングは、前記
ロータ軸と共回りするように嵌合され、前記第2シール
リングの外周側に、前記第2流路が連通すると共に、こ
の第2シールリングの回転により飛散する油滴を捕捉す
る飛散油捕捉空間が形成されてなることを特徴とするも
のである。
縮機が採用した手段は、請求項1または2のうちの何れ
かに記載の油冷式スクリュ圧縮機において、前記パージ
空気供給路に開閉弁が介装されてなることを特徴とする
ものである。
縮機が採用した手段は、請求項3に記載の油冷式スクリ
ュ圧縮機において、前記開閉弁は、制御手段により、前
記圧縮機本体を駆動するモータの駆動中は閉弁され、前
記モータの停止中に開弁される電磁開閉弁であることを
特徴とするものである。
縮機が採用した手段は、請求項4に記載の油冷式スクリ
ュ圧縮機において、前記制御手段は、前記電磁開閉弁を
閉弁させた後、予め設定された所定時間後に前記圧縮機
本体を駆動するモータを停止させる機能を備えてなるこ
とを特徴とするものである。
縮機が採用した手段は、請求項5に記載の油冷式スクリ
ュ圧縮機において、前記制御手段は、前記圧縮機本体を
駆動するモータが停止する前の予め設定された所定時間
前から、このモータの回転数を下げる機能を備えてなる
ことを特徴とするものである。
油冷式スクリュ圧縮機を、模式的に示すその全体系統図
の図1と、その圧縮機本体のスクリュロータとモータと
の間の部分拡大図の図2とを順次参照しながら、この油
冷式スクリュ圧縮機がパッケージ型油冷式スクリュ圧縮
機である場合を例として説明する。
油冷式スクリュ圧縮機であり、この油冷式スクリュ圧縮
機1は、ファン104の駆動により第1空気流入口10
1および第2空気流入口102から大気中の空気を吸込
むと共に、吸込んだ空気を空気流出口103から排出さ
せる機能を備えた、一点鎖線で示すパッケージ100内
に収容されている。この油冷式スクリュ圧縮機1は、圧
縮機本体2、油分離回収器3、この油分離回収器3で分
離回収された油を冷却するオイルクーラ4、この油分離
回収器3で油が分離された圧縮空気を冷却するアフター
クーラ5、油冷式スクリュ圧縮機1の運転を制御する制
御手段6、および各種配管系である。
2は、互いに噛合する雌雄一対のスクリュロータ(図1
では、雄ロータだけが示されており、雌ロータは雄ロー
タに隠されている。)が、吸込みフィルタ2aから、吸
込み逆止弁2cが介装されてなる空気吸込み路2bが連
通するロータケーシング21内に収容されている。そし
て、このロータケーシング21に、前記雌雄一対のスク
リュロータのうち一方のスクリュロータ、つまり雄ロー
タ22を駆動するモータ27が収容されてなるモータケ
ーシング26が結合されて一体的に構成されている。前
記雄ロータ22と前記モータ27とが共有するロータ軸
23の、前記雄ロータ22とモータ27との間が転がり
軸受24により支持されている。
油分を含む圧縮空気は、この圧縮空気から油分を分離回
収する油分離回収器3に供給されるようになっている。
そして、油分離回収器3により油分が除去された圧縮空
気は保圧逆止弁71およびアフタークーラ5が介装され
た空気供給路7を通り、次いでドレンセパレータ81が
介装されたパッケージ100外の空気供給先路8を通っ
て、水分が除去されて図示しない空気供給先側に供給さ
れるように構成されている。一方、前記油分離回収器3
により分離回収された油は潤滑油として、オイルクーラ
4やオイルフィルタ91および92が介装された潤滑油
供給路9を通して、前記圧縮機本体2の軸受部や雌雄一
対のスクリュロータに供給されるように構成されてい
る。なお、前記アフタークーラ5やオイルクーラ4は、
何れも前記ファン104の駆動により生じる空気流との
熱交換によって油分が除去された圧縮空気や、油分を含
む圧縮空気から分離回収された油を冷却する空冷式のも
のである。
能に支持する転がり軸受24の近傍部位は、図2に示す
ように構成されている。即ち、転がり軸受24は、ロー
タケーシング21のモータ27側に設けられた軸受箱2
5の奥側位置に収容されており、外周面に周設された複
数(この例では、2条周設されている。)の環状溝のそ
れぞれに、前記軸受箱25の内周面に密接するO−リン
グが嵌着されてなる軸受押さえ10によって固定されて
いる。そして、この軸受押さえ10の内側であって、か
つ転がり軸受24のモータ27側に第1シールリング1
1が配設されると共に、この第1シールリング11のモ
ータ27側に第2シールリング12が配設されている。
軸受24のモータ27側には、リップの先端部がロータ
軸23の外周面に摺接するオイルシール11aが内周面
側に組込まれると共に、外周面に周設された環状溝にO
−リング11bが嵌着されてなる第1シールリング11
が配設されている。また、この第1シールリング11の
モータ27側には、ロータ軸23の外周面に密接するO
−リング12aが内周面に周設された環状溝に嵌着され
てなる第2シールリング12が、ロータ軸23と共回り
し得るように嵌着されている。
さえ10の内周面側に設けられ、この軸受押さえ10の
径方向の中心から下側方向に、径方向の中心が偏心する
リング収容室に収容されている。そして、前記第1シー
ルリング11のオイルシール11aのリップを通り抜け
て、この第2シールリング12の配設位置まで侵入して
きた油をO−リング12aによって遮断すると共に、ロ
ータ軸23との共回りにより発生する遠心力で、この第
2シールリング12の外方向に飛散させる働きをするも
のである。前記第2シールリング12の遠心力により飛
散した油滴は、この第2シールリング12の下側外周面
と前記リング収容室の内周面との間に形成されてなる飛
散油捕捉空間10aで捕捉されるように構成されてい
る。
ールリング12との間であって、かつ前記軸受押さえ1
0の内周面に周設されてなる集油環状溝10bから、前
記空気吸込み路2bの先端側の吸込みフィルタ2aと吸
込み逆止弁2cとの間に第1流路13が連通すると共
に、第2シールリング12から飛散する油滴を捕捉する
飛散油捕捉空間10aから、空気吸込み路2bの吸込み
フィルタ2aと吸込み逆止弁2cとの間に第2流路14
が連通している。
収器3と保圧逆止弁71との間から第1シールリング1
1と第2シールリング12との間に、開閉弁である電磁
開閉弁15aが介装されたパージ空気供給路15が連通
している。また、このパージ空気供給路15の電磁開閉
弁15aの下流側から空気吸込み路2bの吸込みフィル
タ2aと吸込み逆止弁2cとの間にパージ空気量調整路
16が連通しており、第1シールリング11と第2シー
ルリング12との間に適正な量のパージ空気を供給する
ように構成されている。なお、前記パージ空気供給路1
5の前記パージ空気量調整路16の分岐位置よりも圧縮
機本体2側に介装されてなるものは、パージ空気量を絞
る絞り15bである。この絞り15bに代えてオリフィ
スを用いることもできる。
により、圧縮機本体2を駆動するモータ27の駆動中に
は閉弁されており、このモータ27の停止中には開弁さ
れるが、この制御手段6は圧縮機本体2を駆動するモー
タ27が停止する前の予め設定された所定時間前から、
このモータ27の回転数を下げさせ、そして電磁開閉弁
15aを閉弁させた後、予め設定された所定時間後にモ
ータ27を停止させる機能を備えている。なお、モータ
27が停止する前に、このモータ27の回転数を下げさ
せ始める予め設定された所定時間、および電磁開閉弁1
5aを閉弁させた後にモータ27を停止させる予め設定
された所定時間は、全てタイマーによって設定されるも
のである。
駆動するモータ27の駆動中は閉弁させ、またこのモー
タ27の停止中に開弁させるようにしたのは、下記の理
由によるものである。即ち、圧縮機本体2の駆動中で
は、空気吸込み路2b側が負圧になるためにロータケー
シング21側からモータケーシング26側へ油が侵入す
る恐れがない。それにもかかわらず、電磁開閉弁15a
を開弁するということは、活用すべき圧縮空気の一部を
無駄に消費することになり、油冷式スクリュ圧縮機1の
効率低下と同じ結果をもたらすので好ましくない。
開閉弁15aを開弁して、パージ空気供給炉15からロ
ータ軸23の第1シールリング11と第2シールリング
12との間にパージ空気を供給してエアシールを形成さ
せる必要がある。つまり、圧縮機本体2の運転が停止さ
れても吐出側が高圧に維持されている関係上、運転停止
に伴って吸込み側の負圧状態を維持することができなく
なるために、ロータ軸23の第1シールリング11と第
2シールリング12との間にエアシールを形成させない
と、ロータケーシング21側からモータケーシング26
側への油の侵入を防止することができなくなるからであ
る。
ロータケーシング21側からモータケーシング26側へ
の油の侵入を確実に防止するためには、この圧縮機本体
2の駆動が停止されるまでの間に、前もってエアシール
を形成し、シール機能が完全に働き得る状態にしておく
ことが好ましい。そのため、段落番号〔0024〕にお
いて説明したとおり、制御手段6により、圧縮機本体2
を駆動するモータ22が停止する前の予め設定された所
定時間前から、このモータ27の回転数を下げさせ、そ
して電磁開閉弁15aを閉弁させた後の、予め設定され
た所定時間後にモータ27を停止させるようにしたもの
である。
機1の作用態様を説明すると、油冷式スクリュ圧縮機1
の運転中では電磁開閉弁15aが閉弁されていて、パー
ジ空気供給炉15から圧縮空気が供給されないから、ロ
ータ軸23の近傍にエアシールが形成されない。しかし
ながら、油冷式スクリュ圧縮機1の運転中は、圧縮機本
体2の空気吸込み路2b側が負圧になるため、ロータケ
ーシング21側からモータケーシング26側へ油が侵入
するような恐れがない。
側が負圧でになっているにもかかわらず、何らかの原因
で、潤滑油供給路9から転がり軸受24に供給されてい
る潤滑油が第1シールリング11のオイルシール11a
のリップを通り抜けたとしても、通り抜けた潤滑油は集
油環状溝10bから第1流路13を通って空気吸込み路
2bの吸込みフィルタ2aと吸込み逆止弁2cとの間に
導かれて排出される。さらに、第1流路13からの排出
を免れた潤滑油が第2シールリング12の配設位置まで
侵入してきたとしても、モータケーシング26側への油
の侵入がO−リング12aにより遮断され、そしてロー
タ軸23と共回りする第2シールリング12から油滴に
なって飛散して飛散油捕捉空間10aにより捕捉される
と共に、第2流路14を通って空気吸込み路2bの吸込
みフィルタ2aと吸込み逆止弁2cとの間に導かれて排
出されてしまうから、ロータケーシング21側からモー
タケーシング26側へ油が侵入するような恐れがない。
止させる場合には、圧縮機本体2の駆動が停止されるま
での間に、前もって電磁開閉弁15aが開弁されるの
で、パージ空気供給路15から、第1シールリング11
と第2シールリング12との間にパージ空気が流入し
て、圧縮機本体2の駆動が停止したときには、既にエア
シールが形成されている。そのため、エアシール機能を
完全に果たし得る状態になっていて、転がり軸受24側
から潤滑油が第1シールリング11のオイルシール11
aのリップを通り抜けて、第1シールリング11と第2
シールリング12との間に侵入するようなことがないか
ら、ロータケーシング21側からモータケーシング26
側へ油が侵入するような恐れがない。
1によれば、上記のとおり、圧縮機本体2の運転、運転
停止の如何にかかわらずロータケーシング21側からモ
ータケーシング26側への油の侵入が防止され、例え第
1シールリング11と第2シールリング12との間に潤
滑油が侵入しても、侵入した油は第1流路13や第2流
路14から空気吸込み路2bの吸込みフィルタ2aと吸
込み逆止弁2cとの間に排出され、もともと潤滑油を必
要とする雌雄一対のスクリュロータを備えた圧縮機本体
2内に吸込み空気と共に供給される。従って、メカニカ
ルシールだけでユニット外への油洩れを防止する構成の
従来例1に係る給油式スクリュ圧縮機の潤滑油回収装置
や、ラビリンスを備えた従来例2に係るオイルフリース
クリュ圧縮機よりも油洩れ防止機能が優れており、洩出
した油をユニット外に排出する構成でないから油の消費
量が増大するというようなこともない。
収器3、オイルクーラ4、アフタークーラ5、制御手段
6等がパッケージ100内に収容されてなるパッケージ
型油冷式スクリュ圧縮機の場合を例として説明した。し
かしながら、特に、これに限らず、圧縮機本体2、油分
離回収器3、オイルクーラ4、アフタークーラ5、制御
手段6等がパッケージ内に収容されていない通常型の油
冷式スクリュ圧縮機に対しても、本発明の技術的思想を
適用することができるので、上記実施の形態に限定され
るものではない。
乃至6に係る油冷式スクリュ圧縮機の場合には、運転中
は第1シールリングと第2シールリングとにより、また
運転停止中は第1シールリングと第2シールリングとの
間に吹き込まれる圧縮空気にエアシール機能によりロー
タケーシング側からモータケーシング側への油の侵入が
防止され、そいて例え第1シールリングと第2シールリ
ングとの間に潤滑油が侵入したとしても、侵入した油は
第1流路13、第2流路14から空気吸込み路を介し
て、もともと潤滑油を必要とする雌雄一対のスクリュロ
ータを備えた圧縮機本体内に供給される。
冷式スクリュ圧縮機によれば、メカニカルシールだけで
ユニット外への油洩れを防止する構成の従来例1に係る
給油式スクリュ圧縮機の潤滑油回収装置や、ラビリンス
を備えた従来例2に係るオイルフリースクリュ圧縮機よ
りも油洩れ防止機能が優れており、そして洩出した油を
ユニット外に排出する構成にする必要がないから油の消
費量が増大するというようなこともない。
冷式スクリュ圧縮機の全体系統図である。
機の圧縮機本体のスクリュロータとモータとの間の部分
拡大図である。
圧縮機の潤滑油回収装置の正面図、図3(b)は給油式
スクリュ圧縮機の潤滑油回収装置の一部を拡大して示す
縦断側面図である。
ロータ軸を含む垂直な方向の断面図である。
込みフィルタ,2b…空気吸込み路,2c…吸込み逆止
弁,21…ロータケーシング,22…雄ロータ,23…
ロータ軸,24…転がり軸受,25…軸受箱,26…モ
ータケーシング,27…モータ,3…油分離回収器,4
…オイルクーラ,5…アフタークーラ,6…制御手段,
7…空気供給路,8…空気供給先路,81…ドレンセパ
レータ,9…潤滑油供給路,10…軸受押さえ,10a
…飛散油捕捉空間,10b…集油環状溝,11…第1シ
ールリング,11a…オイルシール,11b…O−リン
グ,12…第2シールリング,12a…O−リング,1
3…第1流路,14…第2流路,15…パージ空気供給
路,15a…電磁開閉弁,15b…絞り,16…パージ
空気量調整路,100…パッケージ,101…第1空気
流入口,102…第2空気流入口,103…空気流出
口,104…ファン。
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに噛合する雌雄一対のスクリュロー
タを、吸込みフィルタから空気吸込み路が連通するロー
タケーシングに収容した圧縮機本体と、前記スクリュロ
ータを駆動するモータを収容したモータケーシングとが
一体的に結合され、前記一方のスクリュロータと前記モ
ータとが共有するロータ軸のスクリュロータとモータと
の間が軸受で支持され、前記圧縮機本体から吐出された
圧縮空気から油分を分離回収する油分離回収器を備える
と共に、この油分離回収器から空気供給先側に、油分が
分離された圧縮空気を供給する空気供給路が連通する油
冷式スクリュ圧縮機において、前記ロータ軸の軸受のモ
ータ側に第1シールリングを設け、前記ロータ軸の第1
シールリングのモータ側に第2シールリングを設け、前
記ロータ軸の第1シールリングと第2シールリングとの
間に、前記空気吸込み路に連通する第1流路を配設し、
前記第2シールリングから前記空気吸込み路に連通する
第2流路を配設すると共に、前記ロータ軸の第1シール
リングと第2シールリングとの間に、前記空気供給路に
連通するパージ空気供給路を配設したことを特徴とする
油冷式スクリュ圧縮機。 - 【請求項2】 前記第2シールリングは、前記ロータ軸
と共回りするように嵌合され、前記第2シールリングの
外周側に、前記第2流路が連通すると共に、この第2シ
ールリングの回転により飛散する油滴を捕捉する飛散油
捕捉空間が形成されてなることを特徴とする請求項1に
記載の油冷式スクリュ圧縮機。 - 【請求項3】 前記パージ空気供給路に開閉弁が介装さ
れてなることを特徴とする請求項1または2のうちの何
れかに記載の油冷式スクリュ圧縮機。 - 【請求項4】 前記開閉弁は、制御手段により、前記圧
縮機本体を駆動するモータの駆動中は閉弁され、前記モ
ータの停止中に開弁される電磁開閉弁であることを特徴
とする請求項3に記載の油冷式スクリュ圧縮機。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記電磁開閉弁を閉弁
させた後、予め設定された所定時間後に前記圧縮機本体
を駆動するモータを停止させる機能を備えてなることを
特徴とする請求項4に記載の油冷式スクリュ圧縮機。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記圧縮機本体を駆動
するモータが停止する前の予め設定された所定時間前か
ら、このモータの回転数を下げる機能を備えてなること
を特徴とする請求項5に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
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|---|---|---|---|
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- 2001-05-21 JP JP2001151086A patent/JP3924135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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