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JP2002348289A - 3環性複素環化合物、その製造法および用途 - Google Patents

3環性複素環化合物、その製造法および用途

Info

Publication number
JP2002348289A
JP2002348289A JP2002077248A JP2002077248A JP2002348289A JP 2002348289 A JP2002348289 A JP 2002348289A JP 2002077248 A JP2002077248 A JP 2002077248A JP 2002077248 A JP2002077248 A JP 2002077248A JP 2002348289 A JP2002348289 A JP 2002348289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
reaction
methyl
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002077248A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ikeura
義典 池浦
Tadatoshi Hashimoto
忠俊 橋本
Naoki Tarui
直樹 樽井
Izumi Kamo
泉 加茂
Junya Shirai
淳也 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP2002077248A priority Critical patent/JP2002348289A/ja
Publication of JP2002348289A publication Critical patent/JP2002348289A/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたタキキニン受容体拮抗作用、特にサブ
スタンスP受容体拮抗作用を有する化合物を提供するこ
と。 【解決手段】 式(I) 【化1】 〔式中、A環は置換ピリジン環を、R2は水素原子、ハ
ロゲン原子またはハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキル基を、R3は水素原子またはC1-6アルキル基を、
Rは同一または異なってハロゲン原子、ハロゲン化され
ていてもよいC1- 6アルキル基、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ基、シアノ基またはヒドロキシ
基を、mは0ないし3の整数を、nは1または2を、p
は0ないし3の整数を示す。〕で表される化合物または
その塩あるいはそのプロドラッグに関し、当該化合物
は、優れたタキキニン受容体拮抗作用、特にサブスタン
スP受容体拮抗作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたタキキニン
受容体拮抗作用を有する新規な3環性複素環化合物、そ
の製造法および用途に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−263585号公報(EP−
A−733632)には、式
【0003】
【化13】
【0004】〔式中、M環は、部分構造
【0005】
【化14】
【0006】として、−N=C<、−CO−N<または
−CS−N<を有する複素環;RおよびRは共に結
合してA環を形成するか、あるいは同一又は異なって水
素原子又はM環における置換基;A環およびB環は、そ
れぞれ置換基を有していてもよい同素又は複素環で、そ
の少なくとも一方が置換基を有していてもよい複素環;
C環は置換基を有していてもよい同素又は複素環;Z環
は置換されていてもよい含窒素複素環;およびnは1な
いし6の整数を示す。〕で表される複素環化合物または
その塩が、タキキニン受容体拮抗作用、サブスタンスP
受容体拮抗作用、ニューロキニンA受容体拮抗作用を有
することが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タキキニン
受容体拮抗作用等を有する従来の化合物よりもより強い
作用を有する3環性複素環化合物、その製造法および該
化合物を含む排尿異常改善剤等を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、式
【0009】
【化15】
【0010】〔式中、A環は置換ピリジン環を、R2
水素原子、ハロゲン原子またはハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル基を、R3は水素原子またはC1-6
ルキル基を、Rは同一または異なってハロゲン原子、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ基、シアノ基また
はヒドロキシ基を、mは0ないし3の整数を、nは1ま
たは2を、pは0ないし3の整数を示す。〕で表される
3環性複素環化合物(以下、化合物(I)とも言う)ま
たはその塩が、その特異な化学構造に基づいて予想外に
も強いタキキニン受容体拮抗作用(特に、サブスタンス
P受容体拮抗作用)等を有し、医薬として十分に満足で
きるものであることを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成した。すなわち、本発明は、
【0011】〔1〕式
【0012】
【化16】
【0013】〔式中、A環は置換ピリジン環を、R2
水素原子、ハロゲン原子またはハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル基を、R3は水素原子またはC1-6
ルキル基を、Rは同一または異なってハロゲン原子、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ基、シアノ基また
はヒドロキシ基を、mは0ないし3の整数を、nは1ま
たは2を、pは0ないし3の整数を示す。〕で表される
化合物またはその塩。 〔2〕式
【0014】
【化17】
【0015】〔式中、A'環はピリジン環を、R1'
(1)置換基を有していてもよいC1-6アルキル基、
(2)置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ基、
(3)置換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ
基、(4)置換基を有していてもよい複素環オキシ基、
(5)C1- 6アルコキシ−カルボニル基、(6)置換基
を有していてもよいC1-6アルキルチオ基、(7)置換
基を有していてもよいC6-10アリールチオ基、(8)置
換基を有していてもよい複素環チオ基、(9)置換基を
有していてもよいC6-10アリール基、(10)置換基を
有していてもよい複素環基、(11)C1-6アシルオキ
シ基、(12)ヒドロキシ基、(13)ニトロ基、(1
4)ハロゲン原子、(15)シアノ基、(16)置換基
を有していてもよいアミノ基、(17)置換基を有して
いてもよいアミジノ基、(18)オキシム基、(19)
カルボキシル基、(20)置換基を有していてもよいア
シル基、(21)置換基を有していてもよいカルバモイ
ル基、(22)置換基を有していてもよいチオカルバモ
イル基または(23)C1-6アルキルスルホニル基を、
その他の記号は第〔1〕項と同意義を示す。〕で表され
る化合物またはその塩である第〔1〕項記載の化合物。 〔3〕R1'が(1)置換基を有していてもよいC1-6
ルキル基、(2)ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(3)C1-6アルコキシ−カルボニル基、
(4)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ
基、(5)C6-10アリール基、(6)C1-6アシルアミ
ノ基、(7)C1-6アシルオキシ基、(8)ヒドロキシ
基、(9)ニトロ基、(10)ハロゲン原子、(11)
シアノ基、(12)アミノ基、(13)モノ−またはジ
−C1-6アルキルアミノ基、(14)1個の窒素原子お
よび炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含んでい
てもよい5または6員の環状アミノ基、(15)C1-6
アルキル−スルホニルアミノ基、(16)カルボキシル
基、(17)C1-6アルキル−カルボニル基、(18)
カルバモイル基、(19)モノ−またはジ−C1-6アル
キルカルバモイル基、(20)C1-6アルキルスルホニ
ル基、(21)モノ−、ジ−またはトリ−C1-6アルキ
ルウレイド基、(22)C1-6アルコキシ−カルボニル
アミノ基または(23)C1-6アルコキシ−カルボニル
−C1-6アルキルアミノ基で、Rが同一または異なって
ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル基、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ
基またはシアノ基である第〔2〕項記載の化合物。 〔4〕A環が
【0016】
【化18】
【0017】〔R1は第〔2〕項記載のR1'と同意義を
示す。〕である第〔1〕項記載の化合物。 〔5〕A環が
【0018】
【化19】
【0019】〔R1は第〔2〕項記載のR1'と同意義を
示す。〕である第〔1〕項記載の化合物。 〔6〕A環が(1)ヒドロキシ基、ハロゲン原子または
シアノ基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(2)複素環オキシ基、(3)ハロゲン原子、(4)シ
アノ基、(5)モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバ
モイル基、(6)1個の窒素原子および炭素原子以外に
酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよい
5または6員の環状アミノカルボニル基、(7)C1-6
アルキル−カルボニルアミノ基、(8)複素環カルボニ
ルアミノ基または(9)複素環基で置換されたピリジン
環である第〔1〕項記載の化合物。 〔7〕R2が水素原子またはハロゲン原子である第
〔1〕項記載の化合物。 〔8〕R3がC1-6アルキル基である第〔1〕項記載の化
合物。
〔9〕R3がβ配位である第〔1〕項記載の化合物。 〔10〕Rが同一または異なってハロゲン原子またはハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基である第
〔1〕項記載の化合物。
【0020】〔11〕式
【0021】
【化20】
【0022】で表される基が式
【0023】
【化21】
【0024】〔式中、R4およびR5は同一または異なっ
て水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル基、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ基またはシアノ基を示す。〕で表される基を
示す第〔1〕項記載の化合物。〔12〕R4およびR5
同一または異なって水素原子またはハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル基である第〔11〕項記載の化
合物。〔13〕式
【0025】
【化22】
【0026】〔式中、A'環はピリジン環を、R1'
(1)置換基を有していてもよいC1-6アルキル基、
(2)置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ基、
(3)置換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ
基、(4)置換基を有していてもよい複素環オキシ基、
(5)C1- 6アルコキシ−カルボニル基、(6)置換基
を有していてもよいC1-6アルキルチオ基、(7)置換
基を有していてもよいC6-10アリールチオ基、(8)置
換基を有していてもよい複素環チオ基、(9)置換基を
有していてもよいC6-10アリール基、(10)置換基を
有していてもよい複素環基、(11)C1-6アシルオキ
シ基、(12)ヒドロキシ基、(13)ニトロ基、(1
4)ハロゲン原子、(15)シアノ基、(16)置換基
を有していてもよいアミノ基、(17)置換基を有して
いてもよいアミジノ基、(18)オキシム基、(19)
カルボキシル基、(20)置換基を有していてもよいア
シル基、(21)置換基を有していてもよいカルバモイ
ル基、(22)置換基を有していてもよいチオカルバモ
イル基または(23)C1-6アルキルスルホニル基を、
2'は水素原子、ハロゲン原子またはC1-3アルキル基
を、R3'はC1-3アルキル基を、R4'およびR5'は同一
または異なってハロゲン化されていてもよいC1-3アル
キル基を示す。〕で表される化合物またはその塩である
第〔1〕項記載の化合物。〔14〕
【0027】
【化23】
【0028】である第〔13〕項記載の化合物。 〔15〕R1'が(1)ヒドロキシ基、ハロゲン原子また
はシアノ基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(2)複素環オキシ基、(3)ハロゲン原子、(4)シ
アノ基、(5)モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバ
モイル基、(6)1個の窒素原子および炭素原子以外に
酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよい
5または6員の環状アミノカルボニル基、(7)C1-6
アルキル−カルボニルアミノ基、(8)複素環カルボニ
ルアミノ基または(9)複素環基である第〔13〕項記
載の化合物。
【0029】〔16〕(aR,9R)−7−[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−2−クロロ−
9−メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例1
1)、(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−2,9−ジメチル−5−フェ
ニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン(実施例12)、(aR,9
R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベン
ジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニ
ル−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナ
フチリジン−2−カルボニトリル(実施例13)、(a
R,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−2−クロロ−5−(4−フルオロフェ
ニル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例25)、
(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(4−フルオロフェニル)−
2,9−ジメチル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例26)、
(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−(4−フルオロフェニル)−9−メ
チル−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニ
トリル(実施例27)、(aR,9R)−7−(3,5
−ジメチルベンジル)−5−(4−フルオロフェニル)
−2,9−ジメチル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例29)、
(aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4,9−ジメチル−13−フェニル
−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジ
アゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,
8−ジオン(実施例32)、(aR,4R)−2−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−1
3−(4−フルオロフェニル)−4,9−ジメチル−
3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジア
ゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,8
−ジオン(実施例34)、(aR,9R)−7−[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−N,N,
9−トリメチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−
6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチ
リジン−2−カルボキサミド(実施例50)、(aR,
9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベ
ンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−(1,3−
チアゾリジン−3−イルカルボニル)−8,9,10,
11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−6,13−ジ
オン(実施例63)、(aR,9R)−7−[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
5−フェニル−2−(ピリジン−3−イルオキシ)−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−
6,13−ジオン(実施例79)、N−[(aR,9
R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベン
ジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニ
ル−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナ
フチリジン−2−イル]ニコチンアミド(実施例8
5)、N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13
−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−2−イル]ア
セトアミド(実施例87)、(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−フェニル−2−(1H−テトラゾール−
5−イル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフ
チリジン−6,13−ジオン(実施例95)、[(a
R,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−5
−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒ
ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−
1,7−ナフチリジン−2−イル]アセトニトリル(実
施例124)、(aR,9R)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−2−(フルオロメ
チル)−9−メチル−5−フェニル−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g]−1,7−ナフチリジン−6,13−ジオン
(実施例125)、(aR,9R)−9−メチル−7−
[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボニトリル(実施例144)、(aR,9R)−5−
(4−フルオロフェニル)−9−メチル−7−[3−メ
チル−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,1
3−ジオキソ−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル(実施例
175)、(aR,9R)−2−クロロ−5−(4−フ
ルオロフェニル)−9−メチル−7−[3−メチル−5
−(トリフルオロメチル)ベンジル]−8,9,10,
11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン(実施例176)またはその塩である第〔1〕項記
載の化合物。
【0030】〔17〕第〔1〕項記載の化合物のプロド
ラッグ。 〔18〕式
【0031】
【化24】
【0032】〔式中、Lは脱離基を、他の記号は第
〔1〕項記載と同意義を示す。〕で表される化合物また
はその塩を閉環反応に付すことを特徴とする第〔1〕項
記載の化合物(I)またはその塩の製造法。 〔19〕式
【0033】
【化25】
【0034】〔式中、A''はN−オキシド化されたピリ
ジン環を、他の記号は第〔1〕項記載と同意義を示
す。〕で表される化合物またはその塩を活性化剤の存在
下求核反応に付すことを特徴とする第〔1〕項記載の化
合物(I)またはその塩の製造法。 〔20〕式
【0035】
【化26】
【0036】〔式中、R1aはハロゲン原子を、その他各
記号は第〔1〕項記載と同意義を示す〕で表される化合
物を置換反応あるいは挿入反応に付し、さらに必要に応
じて、酸化反応、転移反応、加水分解反応、求核置換反
応、アルキル化反応あるいはアシル化反応を組み合わせ
て用いることを特徴とする第〔1〕項記載の化合物
(I)またはその塩の製造法。
【0037】〔21〕式
【0038】
【化27】
【0039】〔式中、R1bはシアノ基を、その他各記号
は第〔1〕項記載と同意義を示す〕で表される化合物に
加水分解反応、アミド化反応、アシル化反応、置換反
応、アルキル化反応、転移反応、付加反応、環化反応お
よび酸化反応を必要に応じ組み合わせて用いることを特
徴とする第〔1〕項記載の化合物(I)またはその塩の
製造法。
【0040】〔22〕第〔1〕項記載の化合物またはそ
のプロドラッグおよび薬学的に許容される担体を含有す
ることを特徴とする医薬組成物。 〔23〕タキキニン受容体拮抗剤である第〔22〕項記
載の組成物。 〔24〕サブスタンスP受容体拮抗剤である第〔22〕
項記載の組成物。 〔25〕サブスタンスP関連疾患の予防・治療剤である
第〔22〕項記載の組成物。 〔26〕排尿異常改善剤である第〔22〕項記載の組成
物。 〔27〕頻尿・尿失禁の予防・治療剤である第〔22〕
項記載の組成物。 〔28〕喘息、リューマチ関節炎、変形性関節炎、疼
痛、咳、掻痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔
吐、HIV感染症、うつ病、不安・神経症、強迫神経
症、恐慌性障害、躁鬱病または精神分裂病の予防・治療
剤である第〔22〕項記載の組成物。 〔29〕第〔1〕項記載の化合物またはそのプロドラッ
グの有効量と、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治療剤、
抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤、化学療法剤、
免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎剤、糖化阻害剤、
神経再生促進薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗不整脈
薬、アセチルコリン受容体リガンド、エンドセリン受容
体拮抗薬、モノアミン取り込み阻害薬、インドールアミ
ン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛薬、GABA受容体作動
薬、GABA取り込み阻害薬、α2受容体作動薬、局所
鎮痛薬、プロテインキナーゼC阻害剤、抗不安薬、ホス
ホジエステラーゼ阻害薬、ドーパミン受容体作動薬・拮
抗薬、セロトニン受容体作動薬・拮抗薬、セロトニン取
り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗コリン剤、α1受容体遮
断薬、筋弛緩薬、カリウムチャンネル開口薬、カルシウ
ムチャンネル遮断薬、アルツハイマー病予防・治療薬、
パーキンソン病予防・治療薬、多発性硬化症予防・治療
薬、ヒスタミンH1受容体阻害薬、プロトンポンプ阻害
薬、抗血栓薬およびNK−2受容体アンタゴニストから
成る群から選ばれる1または2種以上の薬物の有効量と
を組み合わせてなる医薬。
【0041】〔30〕哺乳動物に対して第〔1〕項記載
の化合物またはそのプロドラッグの有効量を投与するこ
とを特徴とする頻尿・尿失禁の予防・治療方法。 〔31〕第〔1〕項記載の化合物またはそのプロドラッ
グの有効量を投与することを特徴とする、喘息、リュー
マチ関節炎、変形性関節炎、疼痛、咳、掻痒、慢性閉塞
性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔吐、HIV感染症、うつ
病、不安・神経症、強迫神経症、恐慌性障害、躁鬱病ま
たは精神分裂病の予防・治療方法。 〔32〕哺乳動物に対して第〔1〕項記載の化合物また
はそのプロドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、糖尿病
性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿
剤、化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎
剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、抗うつ薬、抗てんか
ん薬、抗不整脈薬、アセチルコリン受容体リガンド、エ
ンドセリン受容体拮抗薬、モノアミン取り込み阻害薬、
インドールアミン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛薬、GA
BA受容体作動薬、GABA取り込み阻害薬、α2受容
体作動薬、局所鎮痛薬、プロテインキナーゼC阻害剤、
抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、ドーパミン受
容体作動薬・拮抗薬、セロトニン受容体作動薬・拮抗
薬、セロトニン取り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗コリン
剤、α1受容体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャンネル
開口薬、カルシウムチャンネル遮断薬、アルツハイマー
病予防・治療薬、パーキンソン病予防・治療薬、多発性
硬化症予防・治療薬、ヒスタミンH1受容体阻害薬、プ
ロトンポンプ阻害薬、抗血栓薬およびNK−2受容体ア
ンタゴニストから成る群から選ばれる1または2種以上
の薬物の有効量とを併用投与することを特徴とする頻尿
・尿失禁の予防・治療方法。 〔33〕哺乳動物に対して第〔1〕項記載の化合物また
はそのプロドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、糖尿病
性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿
剤、化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎
剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、抗うつ薬、抗てんか
ん薬、抗不整脈薬、アセチルコリン受容体リガンド、エ
ンドセリン受容体拮抗薬、モノアミン取り込み阻害薬、
インドールアミン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛薬、GA
BA受容体作動薬、GABA取り込み阻害薬、α2受容
体作動薬、局所鎮痛薬、プロテインキナーゼC阻害剤、
抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、ドーパミン受
容体作動薬・拮抗薬、セロトニン受容体作動薬・拮抗
薬、セロトニン取り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗コリン
剤、α1受容体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャンネル
開口薬、カルシウムチャンネル遮断薬、アルツハイマー
病予防・治療薬、パーキンソン病予防・治療薬、多発性
硬化症予防・治療薬、ヒスタミンH1受容体阻害薬、プ
ロトンポンプ阻害薬、抗血栓薬、HIV感染症治療薬、
慢性閉塞性肺疾患治療薬およびNK−2受容体アンタゴ
ニストから成る群から選ばれる1または2種以上の薬物
の有効量とを併用投与することを特徴とする、喘息、リ
ューマチ関節炎、変形性関節炎、疼痛、咳、掻痒、慢性
閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔吐、うつ病、不安・神
経症、強迫神経症、恐慌性障害、躁鬱病または精神分裂
病の予防・治療方法。 〔34〕頻尿・尿失禁の予防・治療剤を製造するための
第〔1〕項記載の化合物またはそのプロドラッグの使
用。 〔35〕喘息、リューマチ関節炎、変形性関節炎、疼
痛、咳、掻痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔
吐、HIV感染症、うつ病、不安・神経症、強迫神経
症、恐慌性障害、躁鬱病または精神分裂病の予防・治療
剤を製造するための第〔1〕項記載の化合物またはその
プロドラッグの使用等を提供する。
【0042】本発明の化合物(I)またはその塩には、
シス,トランス異性体などの立体異性体、ラセミ体の
他、R体及びS体などの光学活性体も含まれる。また、
環の大きさによっては、コンホメーションによる異性体
が生成する場合があるが、このような異性体も本発明の
化合物(I)またはその塩に含まれる。
【0043】
【発明の実施の形態】A環は置換ピリジン環を示し、窒
素原子の位置は特に限定されない。
【0044】A環において、ピリジン環に置換する置換
基(以下この置換基をR1とも言う)の数は特に限定さ
れず、1〜3個の置換が考えられ得るが、特に一置換の
場合が好ましい。一置換の場合置換基R1の位置は特に
限定されないが、ピリジン環の窒素原子の隣りに置換す
るのが好ましい。より具体的には、A環は、例えば
【0045】
【化28】
【0046】が好ましく、特に
【0047】
【化29】
【0048】が好適である。
【0049】R1の種類としては、特に限定されない
が、(1)置換基を有していてもよいC1-6アルキル
基、(2)置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ
基、(3)置換基を有していてもよいC6-10アリールオ
キシ基、(4)置換基を有していてもよい複素環オキシ
基、(5)C1-6アルコキシ−カルボニル基、(6)置
換基を有していてもよいC1-6アルキルチオ基、(7)
置換基を有していてもよいC6-10アリールチオ基、
(8)置換基を有していてもよい複素環チオ基、(9)
置換基を有していてもよいC6-10アリール基、(10)
置換基を有していてもよい複素環基、(11)C1-6
シルオキシ基、(12)ヒドロキシ基、(13)ニトロ
基、(14)ハロゲン原子、(15)シアノ基、(1
6)置換基を有していてもよいアミノ基、(17)置換
基を有していてもよいアミジノ基、(18)オキシム
基、(19)カルボキシル基、(20)置換基を有して
いてもよいアシル基、(21)置換基を有していてもよ
いカルバモイル基、(22)置換基を有していてもよい
チオカルバモイル基、(23)C1-6アルキルスルホニ
ル基が好適である。
【0050】R1の具体例(1)〜(23)中に示され
た置換基の数は、置換基が置換する対象となる基に化学
的に置換可能な数であれば特に限定されないが、例え
ば、1個〜4個であり、1または2個であるのが好まし
い。
【0051】R1、R2、R3およびRで示されるC1-6
ルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert
−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられ、なかで
もメチル、エチル、プロピル、イソプロピルなどのC
1-3アルキル基が好ましく、特にメチルが好適である。
【0052】R1で示されるC1-6アルキル基が有してい
てもよい置換基としては、例えば、ハロゲン原子、アミ
ノ、ニトロ、モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ、
1-6アルキル−カルボニルオキシ、シアノ、ヒドロキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、C
1-6アシル、C1-6アシルオキシ、C1-6アルキルスルホ
ニル、カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
カルバモイル、モノ−またはジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、スルファモイル、モノ−またはジ−C1-6
ルキル−スルファモイル、C6-14アリール、5ないし1
4員複素環基などが挙げられる。ハロゲン原子として
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用
いられ、なかでもフッ素原子が好ましい。モノ−または
ジ−C1-6アルキルアミノとしては、例えば、メチルア
ミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ
などが用いられ、特にメチルアミノ、ジメチルアミノな
どのモノ−またはジ−C1-3アルキルアミノなどが好ま
しい。C1-6アルキル−カルボニルオキシとしては、例
えば、メチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキ
シ、プロピルカルボニルオキシなどが用いられ、なかで
もメチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキシ、
プロピルカルボニルオキシなどのC1-3アルキル−カル
ボニルオキシなどが好ましい。ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシとしては、例えば、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキ
シ、2,2,2−トリフルオロエトキシなどが用いら
れ、特にメトキシ、エトキシなどのC1-3アルコキシな
どが好ましい。C1-6アシルとしては、例えば、ホルミ
ルおよびC1-5アルキル−カルボニル(例えば、アセチ
ル、プロピオニル)が用いられ、なかでもホルミル、ア
セチル、プロピオニルなどのC1-3アシルなどが好まし
い。C1-6アシルオキシとしては、例えば、ホルミルオ
キシ、アセトキシ、プロピオニルオキシなどのC1-5
ルキル−カルボニルオキシが用いられ、なかでもアセト
キシなどのC1-3アシルオキシなどが好ましい。C1-6
ルキルスルホニルとしては、例えば、メチルスルホニ
ル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルなどが用い
られ、なかでもメチルスルホニル、エチルスルホニルな
どのC1-3アルキルスルホニルなどが好ましい。C1-6
ルコキシ−カルボニルとしては、例えば、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニルな
どが用いられ、なかでもメトキシカルボニル、エトキシ
カルボニルなどのC1-3アルコキシ−カルボニルなどが
好ましい。モノ−またはジ−C1-6アルキル−カルバモ
イルとしては、例えば、メチルカルバモイル、エチルカ
ルバモイル、プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモ
イル、ジエチルカルバモイル、ジプロピルカルバモイル
などが用いられ、メチルカルバモイル、エチルカルバモ
イル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイルな
どのモノもしくはジ−C1-3アルキル−カルバモイルな
どが好ましい。モノ−またはジ−C1-6アルキル−スル
ファモイルとしては、例えば、メチルスルファモイル、
エチルスルファモイル、プロピルスルファモイル、ジメ
チルスルファモイル、ジエチルスルファモイル、ジプロ
ピルスルファモイルなどが用いられ、メチルスルファモ
イル、エチルスルファモイル、ジメチルスルファモイ
ル、ジエチルスルファモイルなどのモノもしくはジ−C
1-3アルキル−スルファモイルなどが好ましい。C6-14
アリールとしては、例えば、フェニル、ナフチルなどが
用いられる。5ないし14員複素環基としては、例え
ば、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子など
から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個、好ましくは1
または2個有する5ないし14員(好ましくは、5ない
し9員、特に好ましくは5または6員)複素環基が用い
られ、なかでもチエニル(2−チエニル、3−チエニ
ル)、フリル(2−フリル、3−フリル)、ピリジル
(2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル)、キノ
リル(2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5
−キノリル、8−キノリル)、イソキノリル(1−イソ
キノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−
イソキノリル)、ピラジニル、ピリミジニル(2−ピリ
ミジニル、4−ピリミジニル)、ピロリル(3−ピロリ
ル)、イミダゾリル(2−イミダゾリル)、ピリダジニ
ル(3−ピリダジニル)、イソチアゾリル(3−イソチ
アゾリル)、イソオキサゾリル(3−イソオキサゾリ
ル)、インドリル(1−インドリル、2−インドリル、
3−インドリル)、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ
[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベン
ゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等の芳香
族複素環基、例えばピロリジニル(1−ピロリジニル、
2−ピロリジニル、3−ピロリジニル)、イミダゾリニ
ル(2−イミダゾリニル、4−イミダゾリニル)、ピラ
ゾリジニル(2−ピラゾリジニル、3−ピラゾリジニ
ル、4−ピラゾリジニル)、ピペリジノ、ピペリジル
(2−ピペリジル、3−ピペリジル、4−ピペリジ
ル)、ピペラジニル(1−ピペラジニル、2−ピペラジ
ニル)、モルホリノ、チオモルホリノ等の非芳香族複素
環基などが用いられる。このうち、2−チエニル、3−
チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジ
ル、2−フリル、3−フリル、ピラジニル、2−ピリミ
ジニル、3−ピロリル、3−ピリダジニル、3−イソチ
アゾリル、3−イソオキサゾリル、1−ピロリジニル、
2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、2−イミダゾリ
ニル、4−イミダゾリニル、2−ピラゾリジニル、3−
ピラゾリジニル、4−ピラゾリジニル、ピペリジノ、2
−ピペリジル、3−ピペリジル、4−ピペリジル、1−
ピペラジニル、2−ピペラジニル、モルホリノ、チオモ
ルホリノなどの炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び
酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含む
5又は6員の複素環基などが好ましい。
【0053】R1で示されるC1-6アルコキシ基として
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シなどが用いられ、特にメトキシ、エトキシ、プロポキ
シなどのC1-3アルコキシ基などが好ましく、特にメト
キシが好ましい。R1で示されるC1-6アルコキシ基が有
していてもよい置換基としては、例えば、R1で示され
るC1-6アルキル基及びその置換基として例示したもの
などが挙げられるが、特にカルボキシル、エトキシカル
ボニル、ピロリジニル、ピリジル、ハロゲンなどが好ま
しい。
【0054】R1で示されるC6-10アリールオキシ基と
しては、例えば、フェニルオキシなどが用いられる。R
1で示されるC6-10アリールオキシ基が有していてもよ
い置換基としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキ
ル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられ
るが、置換基を有していてもよいアミノが好ましい。置
換基を有していてもよいアミノの置換基としてはメチル
スルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルな
どのC1-6アルキルスルホニル基が挙げられるが、メチ
ルスルホニルが好ましい。
【0055】R1で示される複素環オキシ基としては、
例えば、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子
などから選ばれるヘテロ原子を1ないし4個、好ましく
は1または2個有する複素環部分を有する複素環オキシ
基が挙げられるが、ピリジルオキシが好ましい。R1
示される複素環オキシ基が有していてもよい置換基とし
ては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及びその
置換基として例示したものなどが挙げられるが、メチル
などのC1-6アルキル基などが好ましい。
【0056】R1で示されるC1-6アルコキシ−カルボニ
ル基としては、例えば、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニ
ル、tert−ブトキシカルボニルなどが用いられ、な
かでもメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニルなどのC1-3アルコキシ−カルボニル
基などが好ましく、特にメトキシカルボニルなどが好ま
しい。
【0057】R1で示されるC1-6アルキルチオ基として
は、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、
イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec−ブチルチオ、
tert−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオな
どが用いられ、特にメチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、イソプロピルチオなどのC1-3アルキルチオ基が
好ましく、特にメチルチオが好適である。R1で示され
るC1-6アルキルチオ基が有していてもよい置換基とし
ては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及びその
置換基として例示したもの、ハロゲンなどが挙げられる
が、カルバモイル、モノ−またはジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、トリフルオロメチルなどが好ましい。
【0058】R1で示されるC6-10アリールチオ基とし
ては、例えば、フェニルチオなどが用いられる。R1
示されるC6-10アリールチオ基が有していてもよい置換
基としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及
びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、
カルボキシルが好ましい。
【0059】R1で示される複素環チオ基としては、例
えば、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子な
どから選ばれるヘテロ原子を1ないし4個、好ましくは
1または2個有する複素環部分を有する複素環チオ基が
挙げられるが、ピリジルチオなどが用いられる。R1
示される複素環チオ基が有していてもよい置換基として
は、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及びその置
換基として例示したものなどが挙げられるが、カルボキ
シルが好ましい。
【0060】R1で示されるC6-10アリール基として
は、例えば、フェニル、ナフチルなどが用いられる。R
1で示されるC6-10アリール基が有していてもよい置換
基としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及
びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、
メチル、トリフルオロメチルなどのハロゲン化されてい
てもよいC1- 6アルキル、メトキシなどのC1-6アルコキ
シなどが好ましい。
【0061】R1で示される複素環基としては、例え
ば、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子など
から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個、好ましくは1
または2個有する複素環基が挙げられるが、ピリジル、
イミダゾリル、テトラゾリル、ピラゾリル、トリアゾリ
ル、チアゾリル、オキサジアゾリル、テトラヒドロトリ
アジニル、ジオキサニル、チアゾリルなどが用いられ
る。R1で示される複素環基が有していてもよい置換基
としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル基及び
その置換基として例示したものなどが挙げられるが、メ
チル、イソプロピルなどのC1-6アルキル、フェニルメ
チル、ヒドロキシカルボニル、エトキシカルボニルなど
のC1-6アルコキシ−カルボニル、トリクロロメチルな
どのハロゲン化C1-6アルキル、ピロリジニル、オキ
ソ、ベンズイミドイルアミノ(C65C(=NH)−N
H−)、ヒドロキシが好ましい。
【0062】R1で示されるC1-6アシルオキシ基として
は、例えば、ホルミルオキシ、アセトキシ、プロピオニ
ルオキシなどのC1-5アシルオキシ基が用いられ、なか
でもホルミルオキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ
などのC1-3アシルオキシなどが好ましい。
【0063】R1で示されるハロゲン原子としては、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いら
れ、なかでもフッ素原子、塩素原子などが好適である。
【0064】R1で示される置換基を有していてもよい
アミノ基としては、例えば、非置換のアミノ基、一置換
アミノ基、二置換アミノ基が用いられ、鎖状のものだけ
でなく環状アミノ基も用いられる。
【0065】R1で示される置換基を有していてもよい
環状アミノ基としては、例えば、1個の窒素原子および
炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含んでいても
よい5または6員の環状アミノ基が用いられ、特に、ピ
ロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノなどが
用いられ、なかでもモルホリノが好ましい。
【0066】R1で示される置換基を有していてもよい
アミノ基の置換基としては、例えば、R1で示されるC
1-6アルキル基及びその置換基として例示したものなど
が挙げられるが、特に、C1-6アルキル、シアノ、C1-6
アルキル−カルボニル、C6-10アリールカルボニル、複
素環カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、メト
キシメチルカルボニルなどのC1-6アルコキシ−C1-6
ルキル−カルボニル、C 1-6アルキルスルホニル、C1-6
アシル、置換基を有していてもよいアミノカルボニル、
置換基を有していてもよい環状アミノカルボニル、置換
基を有していてもよいアミジノ、置換基を有していても
よいオキサジアゾリル、C1-6アルコキシ−カルボニル
−C1-6アルキルが好ましい。C1-6アルキルとしては、
メチル、エチル、プロピル、ジメチル、ジエチル、ジプ
ロピルなどが好ましく、特に、メチル、エチル、ジメチ
ル、ジエチル、プロピルなどのモノ−もしくはジ−C
1-3アルキルが好ましく、特にメチル、ジメチルなどが
好ましい。C1-6アルキル−カルボニルとしては、メチ
ルカルボニル、エチルカルボニル、プロピルカルボニル
が挙げられる。C6-10アリールカルボニルとしては、フ
ェニルカルボニルが挙げられる。複素環カルボニルとし
ては、ピリジルカルボニルが挙げられる。C1-6アルコ
キシ−カルボニルとしては、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、プロポキシカルボニル、n−ブトキシ
カルボニル、sec−ブトキシカルボニル、tert−
ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキ
シルオキシカルボニルなどが用いられ、なかでもメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボ
ニル、n−ブトキシカルボニル、sec−ブトキシカル
ボニル、tert−ブトキシカルボニルなどのC1-4
ルコキシ−カルボニルなどが好ましい。C1-6アルキル
スルホニルとしては、例えば、メチルスルホニル、エチ
ルスルホニル、プロピルスルホニルなどのC1-5アルキ
ルスルホニルが用いられ、なかでもメチルスルホニル、
エチルスルホニルなどのC1-3アルキルスルホニルが好
ましい。C1-6アシルとしては、ホルミル、アセチル、
プロピオニルなどのC1-5アシルが好ましく、なかでも
ホルミル、アセチル、プロピオニルなどのC1-3アシル
が好適である。置換基を有していてもよいアミノカルボ
ニルが置換したアミノ基としては、置換基を有していて
もよいウレイド基があり、当該ウレイド基としては、モ
ノ−、ジ−またはトリ−C1-6アルキルウレイド基が用
いられ、N'−メチルウレイド、N',N'−ジメチルウ
レイド、N,N',N'−トリメチルウレイド、N'−エ
チルウレイド、N',N'−ジエチルウレイド、N,
N',N'−トリエチルウレイド、N'−プロピルウレイ
ド、N',N'−ジプロピルウレイド、N,N',N'−ト
リプロピルウレイド、N'−ブチルウレイド、N',N'
−ジブチルウレイド、N,N',N'−トリブチルウレイ
ドなどが好ましく、なかでも、N'−メチルウレイド、
N',N'−ジメチルウレイド、N'−エチルウレイド、
N',N'−ジエチルウレイド、N'−プロピルウレイ
ド、N',N'−ジプロピルウレイドなどのモノ−または
ジ−C1-3アルキルウレイド基などが好適である。置換
基を有していてもよい環状アミノカルボニルの置換基と
しては、アセチルが挙げられる。置換基を有していても
よいアミジノの置換基としては、ヒドロキシが挙げられ
る。置換基を有していてもよいオキサジアゾリルの置換
基としては、メチル、トリフルオロメチルが挙げられ
る。C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルキルとし
ては、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニル
メチル、プロポキシカルボニルメチル、n−ブトキシカ
ルボニルメチル、sec−ブトキシカルボニルメチル、
tert−ブトキシカルボニルメチル、ペンチルオキシ
カルボニルメチル、ヘキシルオキシカルボニルメチル、
メトキシカルボニルエチル、エトキシカルボニルエチ
ル、プロポキシカルボニルエチル、n−ブトキシカルボ
ニルエチル、sec−ブトキシカルボニルエチル、te
rt−ブトキシカルボニルエチル、ペンチルオキシカル
ボニルエチル、ヘキシルオキシカルボニルエチル、メト
キシカルボニルプロピル、エトキシカルボニルプロピ
ル、プロポキシカルボニルプロピル、n−ブトキシカル
ボニルプロピル、sec−ブトキシカルボニルプロピ
ル、tert−ブトキシカルボニルプロピル、ペンチル
オキシカルボニルプロピル、ヘキシルオキシカルボニル
プロピルなどが用いられ、なかでもメトキシカルボニル
メチル、エトキシカルボニルメチル、プロポキシカルボ
ニルメチル、メトキシカルボニルエチル、エトキシカル
ボニルエチル、プロポキシカルボニルエチル、メトキシ
カルボニルプロピル、エトキシカルボニルプロピル、プ
ロポキシカルボニルプロピルなどのC1-3アルコキシ−
カルボニル−C1-3アルキルなどが好ましい。
【0067】R1で示されるアミジノ基が有していても
よい置換基としては、例えば、R1で示されるC1-6アル
キル基及びその置換基として例示したものなどが挙げら
れるが、ヒドロキシ、アセトキシが好ましい。
【0068】R1で示されるオキシム基としては、例え
ば、ホルムアルデヒド オキシムなどが用いられる。
【0069】R1で示されるアシル基としては、例え
ば、ホルミルまたはC1-6アルキル−カルボニル基、1
個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子、窒素原子
または硫黄原子を含んでいてもよい5または6員の環状
アミノカルボニル基などが用いられ、なかでもホルミ
ル、アセチル、プロピオニルなどのC1-3アシルなどが
好ましい。R1で示されるアシル基が有していてもよい
置換基としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキル
基及びその置換基として例示したものなどが挙げられる
が、メトキシカルボニルなどのC1-6アルコキシ−カル
ボニルなどが好ましい。C1-6アルキル−カルボニル基
としては、例えば、アセチル、プロピオニルなどのC
1-5アルキル−カルボニル基が用いられ、なかでもアセ
チル、プロピオニルなどのC1-3アルキル−カルボニル
基などが好ましい。1個の窒素原子および炭素原子以外
に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよ
い5または6員の環状アミノカルボニル基としては、例
えば、(ピロリジン−1−イル)カルボニル、モルホリ
ノカルボニル、(イソチアゾリジン−2−イル)カルボ
ニル、チオモルホリノカルボニルなどが用いられる。環
状アミノカルボニル基は他の環構造と縮合環を形成して
いてもよい。一緒に縮合環を形成し得る環構造として
は、フェニルなどのC6-10アリール基が挙げられる。環
状アミノカルボニル基は置換基を有していてもよく、当
該置換基としては、例えば、R1で示されるC1-6アルキ
ル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられ
るが、メチルなどのC1-6アルキル、オキソ、ヒドロキ
シ、tert−ブトキシカルボニル、メトキシカルボニ
ルなどのC1-6アルコキシ−カルボニルなどが好まし
い。
【0070】R1で示されるカルバモイル基が有してい
てもよい置換基としては、例えば、R1で示されるC1-6
アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙
げられるが、特に、C1-6アルキル、シクロペンチル、
シクロヘキシルなどのC5-8シクロアルキル、メトキシ
などのC1-6アルコキシ、カルボキシメチルなどのカル
ボキシC1-6アルキル、ホルミル、フェニル、ベンジ
ル、ヒドロキシエチルなどのヒドロキシC1-6アルキル
が好ましい。C1-6アルキルとしては、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert−ブチ
ル、ジメチル、ジエチル、ジプロピルなどが好ましく、
特に、メチル、エチル、ジメチル、ジエチルなどのモノ
もしくはジ−C1-3アルキルが好適である。
【0071】R1で示されるチオカルバモイル基が有し
ていてもよい置換基としては、例えば、R1で示される
1-6アルキル基及びその置換基として例示したものな
どが挙げられるが、特に、メチル、エチル、イソプロピ
ルなどのC1-6アルキルなどが好ましい。
【0072】R1で示されるC1-6アルキルスルホニル基
としては、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、プロピルスルホニルなどが用いられ、なかでもメチ
ルスルホニル、エチルスルホニルなどのC1-3アルキル
スルホニル基などが好ましい。
【0073】R1で示される置換基を有していてもよい
アミジノ基の置換基としては、メトキシ、ヒドロキシ、
置換基を有していてもよいアミノ、1,3−ジヒドロキ
シアセトイミノが挙げられる。置換基を有していてもよ
いアミノの置換基としては、メチル、tert−ブトキ
シカルボニルが挙げられる。
【0074】R1が、(1)ヒドロキシ基、ハロゲン原
子またはシアノ基で置換されていてもよいC1-6アルキ
ル基、(2)複素環オキシ基、(3)ハロゲン原子、
(4)シアノ基、(5)モノ−またはジ−C1-6アルキ
ルカルバモイル基、(6)1個の窒素原子および炭素原
子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでい
てもよい5または6員の環状アミノカルボニル基、
(7)C1-6アルキル−カルボニルアミノ基、(8)複
素環カルボニルアミノ基または(9)複素環基である場
合が好ましい。
【0075】R1が、(1)置換基を有していてもよい
1-6アルキル基、(2)ハロゲン化されていてもよい
1-6アルコキシ基、(3)C1-6アルコキシ−カルボニ
ル基、(4)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ基、(5)C6-10アリール基、(6)C1-6アシ
ルアミノ基、(7)C1-6アシルオキシ基、(8)ヒド
ロキシ基、(9)ニトロ基、(10)ハロゲン原子、
(11)シアノ基、(12)アミノ基、(13)モノ−
またはジ−C1-6アルキルアミノ基、(14)1個の窒
素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を
含んでいてもよい5または6員の環状アミノ基、(1
5)C1-6アルキル−スルホニルアミノ基、(16)カ
ルボキシル基、(17)C1-6アルキル−カルボニル
基、(18)ホルミル基、(19)カルバモイル基、
(20)モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバモイル
基、(21)C1-6アルキルスルホニル基、(22)モ
ノ−、ジ−またはトリ−C1-6アルキルウレイド基、
(23)C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ基または
(24)C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルキル
アミノ基である場合もまた好ましい。
【0076】R2およびRで示されるハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル基が有していてもよいハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子が用いられる。
【0077】R2およびRで示されるハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル基としては、1ないし3個の
ハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基
が用いられ、具体的には、メチル、エチル、プロピル、
tert−ブチル、トリフルオロメチルなどの1ないし
3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-3アルキ
ル基などが好ましい。
【0078】R2およびRで示されるハロゲン原子とし
ては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が
用いられ、なかでもフッ素原子などが好適である。
【0079】Rで示されるハロゲン化されていてもよい
1-6アルコキシ基としては、1ないし3個のハロゲン
原子で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基が用い
られ、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポシキ、ブト
キシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオ
ロエトキシなどが用いられ、なかでもメトキシ、エトキ
シ、プロポシキ、トリフルオロメトキシなどのハロゲン
化されていてもよいC 1-3アルコキシ基などが好まし
い。Rで示されるハロゲン化されていてもよいC1-6
ルコキシ基が有していてもよいハロゲン原子としては、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いら
れる。
【0080】R1としては、以下の(A)〜(F)など
も好ましい。 (A)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6
ルコキシ−カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C
6-10アリール基、C1-6アシルアミノ基、C1-6アシルオ
キシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子、シア
ノ基、アミノ基、モノ−またはジ−C1-6アルキルアミ
ノ基、1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子ま
たは窒素原子を含んでいてもよい5または6員の環状ア
ミノ基、C1- 6アルキル−スルホニルアミノ基、C1-6
ルキル−カルボニル基、カルバモイル基、モノ−または
ジ−C1-6アルキルカルバモイル基、C1-6アルキルスル
ホニル基、モノ−、ジ−またはトリ−C1-6アルキルウ
レイド基、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ基、C
1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルキルアミノ基。
特にC1-6アルキル基、シアノ基。 (B)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6
ルコキシ−カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、ハロ
ゲン原子、シアノ基、アミノ基、モノ−またはジ−C
1-6アルキルアミノ基、1個の窒素原子および炭素原子
以外に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよい5ま
たは6員の環状アミノ基。特にC1-6アルキル基。 (C)C1-3アルキル基(例、メチル)、C1-3アルコキ
シ基(例、メトキシ)、C1-3アルコキシ−カルボニル
基(例、メトキシカルボニル)、C1-3アルキルチオ基
(例、メチルチオ)、ハロゲン原子(例、フッ素原子、
塩素原子)、シアノ基、アミノ基、モノ−またはジ−C
1-3アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、ジメチルア
ミノ)、1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子
または窒素原子を含んでいてもよい5または6員の環状
アミノ基(例、モルホリノ)。特にC 1-3アルキル基、
シアノ基。 (D)メチルなどのC1-3アルキル基、メトキシ、メト
キシカルボニル、メチルチオ、ハロゲン原子(特に、塩
素原子)、シアノ、ジメチルアミノ、モルホリノ。特に
シアノ。 (E)メチルなどのC1-3アルキル基、シアノ。 (F)メチル、シアノ。特に、シアノ。
【0081】R2としては、水素原子、フッ素原子など
のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピルなどのC1-3アルキル基などが好ましく、なかでも
水素原子、フッ素原子などのハロゲン原子、メチルが好
ましく、特に水素原子またはフッ素原子が好適である。
さらには、R1がメチルの場合、R2としてフッ素原子
が、R1がシアノの場合、R2として水素原子が好まし
い。
【0082】R3としては、水素原子またはメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピルなどのC1-3アルキル基
が好ましく、特にメチルなどのC1-3アルキル基が好ま
しい。
【0083】また、R3がβ配位である場合が好まし
い。この場合、一般式(I)は、式
【0084】
【化30】
【0085】〔式中、R1'は上で定義したR1と同意義
を、その他の各記号は前記と同意義を示す。〕で表され
る。
【0086】A'環はピリジン環を示し、窒素原子の位
置は特に限定されない。
【0087】A'環に置換するR1'の位置は特に限定さ
れないが、ピリジン環の窒素原子の隣りに置換するのが
好ましい。より具体的には、
【0088】
【化31】
【0089】としては、例えば、
【0090】
【化32】
【0091】などが用いられ、なかでも
【0092】
【化33】
【0093】が好適である。
【0094】Rとしては、水素原子、メチル、エチル、
プロピル、トリフルオロメチルなどの1ないし3個ハロ
ゲン原子(特に、フッ素原子)で置換されていてもよい
1- 3アルキル基などが好ましく、特にメチルまたはト
リフルオロメチルが好適である。
【0095】pは0ないし3の整数を示し、フェニル基
にRが0ないし3個置換していてもよいことを示す。p
としては、2が好ましい。
【0096】Rの置換の位置は特に限定されないが、例
えば、pが2のときは、フェニル基の3位および5位が
好ましい。
【0097】より具体的には、式
【0098】
【化34】
【0099】で表される基としては、
【0100】
【化35】
【0101】〔式中、R4、R5およびR6は同一または
異なって水素原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル基、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ基、シアノ基、またはヒドロキシ基を示す。〕で表
される基が用いられ、なかでも式
【0102】
【化36】
【0103】〔式中、R4およびR5は前記と同意義を示
す。〕で表される基が好ましく、特に式
【0104】
【化37】
【0105】〔式中、R4およびR5は前記と同意義を示
す。〕で表される基が好適である。
【0106】R4、R5およびR6で示されるC1-6アルキ
ル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられ、なかでもメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルなどのC1-3アル
キル基が好ましく、特にメチルが好適である。
【0107】R4、R5およびR6で示されるC1-6アルキ
ル基が有していてもよいハロゲン原子としては、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いられる。
【0108】R4、R5およびR6で示されるハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル基としては、1ないし
3個のハロゲン原子(例、フッ素原子)で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基が用いられ、具体的には、メ
チル、エチル、プロピル、トリフルオロメチルなどの1
ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素原子)で置換さ
れていてもよいC1-3アルキル基などが好ましく、特に
メチル、トリフルオロメチルなどのフッ素原子で置換さ
れていてもよいC1-3アルキル基が好ましい。
【0109】R4、R5およびR6で示されるC1-6アルコ
キシ基としては、例えば、メトキシ、エトキシ、プロピ
ルオキシ、イソプロピルオキシ、ブチルオキシ、sec
−ブチルオキシ、tert−ブチルオキシ、ペンチルオ
キシ、ヘキシルオキシなどが用いられ、なかでもメトキ
シ、エトキシ、プロピルオキシ、イソプロピルオキシな
どのC1-3アルコキシ基が好ましく、特にメトキシが好
適である。
【0110】R4、R5およびR6で示されるC1-6アルコ
キシ基が有していてもよいハロゲン原子としては、フッ
素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いられ
る。
【0111】R4、R5およびR6で示されるハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ基としては、1ない
し3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基が用いられ、具体的には、メトキシ、エトキ
シ、プロピルオキシ、トリフルオロメトキシなどの1な
いし3個フッ素原子で置換されていてもよいC1-3アル
コキシ基などが好ましい。
【0112】R4、R5およびR6としては、水素原子、
1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素原子)で置換
されていてもよいC1-3アルコキシ基などが好ましく、
なかでも1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素原
子)で置換されていてもよいC 1-3アルコキシ基が好ま
しく、特にメトキシ、トリフルオロメトキシなどのフッ
素原子で置換されていてもよいC1-3アルコキシ基が好
ましい。
【0113】mとしては、1または2が好ましく、特に
1が好適である。
【0114】nとしては、2が好ましい。
【0115】本発明の化合物(I)としては、具体的に
は、式
【0116】
【化38】
【0117】〔式中、A'環はピリジン環を、R1'は前
記と同意義を、R2'は水素原子、ハロゲン原子またはC
1-3アルキル基を、R3'はC1-3アルキル基を、R4'およ
びR5'は同一または異なってハロゲン化されていてもよ
いC1-3アルキル基を示す。〕で表される化合物などが
好ましい。
【0118】なかでも、A’環がピリジン環を、R1'
(1)ヒドロキシ基、ハロゲン原子またはシアノ基で置
換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)複素環オ
キシ基、(3)ハロゲン原子、(4)シアノ基、(5)
モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバモイル基、
(6)1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子、
窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよい5または6
員の環状アミノカルボニル基、(7)C1-6アルキル−
カルボニルアミノ基、(8)複素環カルボニルアミノ基
または(9)複素環基を示す化合物(I’)が好まし
い。
【0119】さらに、A'環がピリジン環を、R1'
(1)C1-3アルキル基、(2)C1-3アルコキシ基、
(3)C1-3アルコキシ−カルボニル基、(4)C1-3
ルキルチオ基、(5)ハロゲン原子、(6)シアノ基、
(7)アミノ基、(8)モノ−またはジ−C1-3アルキ
ルアミノ基または(9)1個の窒素原子および炭素原子
以外に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよい5ま
たは6員の環状アミノ基を、R2'が水素原子、ハロゲン
原子またはC1-3アルキル基を、R3'がC1-3アルキル基
を、R4'およびR5'が同一または異なってハロゲン化さ
れていてもよいC1- 3アルキル基を示す化合物(I')が
好ましい。
【0120】R2'、R3'、R4'およびR5'で示されるC
1-3アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピルが用いられ、なかでもシアノが好
ましい。
【0121】R4'およびR5'で示されるC1-3アルキル
基が有していてもよいハロゲン原子としては、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いられる。
【0122】R4'およびR5'で示されるハロゲン化され
ていてもよいC1-3アルキル基としては、1ないし3個
のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-3アルキル
基が用いられ、具体的には、メチル、エチル、プロピ
ル、トリフルオロメチルなどの1ないし3個フッ素原子
で置換されていてもよいC1-3アルキル基などが好まし
い。
【0123】R2'で示されるハロゲン原子としては、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いら
れ、なかでもフッ素原子などが好適である。
【0124】R1'としては、メチル、メトキシ、メトキ
シカルボニル、メチルチオ、ハロゲン原子(特に、塩素
原子)、シアノ、ジメチルアミノ、モルホリノなどが好
ましく、なかでもメチル、シアノなどが好ましく、特に
シアノが好適である。
【0125】R2'としては、水素原子、フッ素原子など
のハロゲン原子、メチル基などが好ましく、特に水素原
子、フッ素原子が好ましい。さらには、R1'がメチルの
場合、R2'としてフッ素原子が、R1'がシアノの場合、
2'として水素原子が好ましい。
【0126】R3'はβ配位である場合が好ましい。この
場合、一般式(I')は、式
【0127】
【化39】
【0128】〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕
で表される。
【0129】R3'としては、メチルが好ましい。
【0130】R4'およびR5'としては、1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素原子)で置換されていてもよ
いC1-3アルキル基などが好ましく、特にトリフルオロ
メチルなどが好ましい。
【0131】具体的には、本発明の化合物(I)として
は、後述する実施例1〜199の化合物が挙げられ、な
かでも(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−2−クロロ−9−メチル−5
−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン−6,13−ジオン(実施例11)、(aR,
9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベ
ンジル]−2,9−ジメチル−5−フェニル−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン(実施例12)、(aR,9R)−7−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボニトリル(実施例13)、(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−2
−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル
−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,13−ジオン(実施例25)、(aR,9R)−
7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
−5−(4−フルオロフェニル)−2,9−ジメチル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン(実施例26)、(aR,9R)−7
−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−
(4−フルオロフェニル)−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−2−カルボニトリル(実施例2
7)、(aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジ
ル)−5−(4−フルオロフェニル)−2,9−ジメチ
ル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,13−ジオン(実施例29)、(aR,4R)−
2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
−4,9−ジメチル−13−フェニル−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2
−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン(実施
例32)、(aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)ベンジル]−13−(4−フルオロフ
ェニル)−4,9−ジメチル−3,4,5,6−テトラ
ヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b]
[2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン(実施例3
4)、(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−N,N,9−トリメチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド(実施例50)、(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−フェニル−2−(1,3−チアゾリジン
−3−イルカルボニル)−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−
1,7−ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例6
3)、(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−
2−(ピリジン−3−イルオキシ)−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g]−1,7−ナフチリジン−6,13−ジオン
(実施例79)、N−[(aR,9R)−7−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−2−イ
ル]ニコチンアミド(実施例85)、N−[(aR,9
R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベン
ジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニ
ル−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナ
フチリジン−2−イル]アセトアミド(実施例87)、
(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1H−テトラゾール−5−イル)−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g]−1,7−ナフチリジン−6,13−ジオン
(実施例95)、[(aR,9R)−7−[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−2−イ
ル]アセトニトリル(実施例124)、(aR,9R)
−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジ
ル]−2−(フルオロメチル)−9−メチル−5−フェ
ニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチ
リジン−6,13−ジオン(実施例125)、(aR,
9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオキソ−5−
フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−2−カルボニトリル(実施例14
4)、(aR,9R)−5−(4−フルオロフェニル)
−9−メチル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロ
メチル)ベンジル]−6,13−ジオキソ−6,8,
9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−2−カルボニトリル(実施例175)、(aR,9
R)−2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)−9
−メチル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−8,9,10,11−テトラヒドロ−
7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−6,13−ジオン(実施例176)、ま
たはその塩などが好適である。
【0132】本発明の化合物(I)の塩としては、例え
ば金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸と
の塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩等
が挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金属
塩;アルミニウム塩等が挙げられる。有機塩基との塩の
好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミ
ン、N,N'−ジベンジルエチレンジアミン等との塩が
挙げられる。無機酸との塩の好適な例としては、例えば
塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が挙げ
られる。有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、シ
ュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。塩基性アミ
ノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギニン、リ
ジン、オルニチン等との塩が挙げられ、酸性アミノ酸と
の塩の好適な例としては、例えばアスパラギン酸、グル
タミン酸等との塩が挙げられる。
【0133】このうち、薬学的に許容し得る塩が好まし
い。例えば、化合物内に酸性官能基を有する場合にはア
ルカリ金属塩(例、ナトリウム塩、カリウム塩等)、ア
ルカリ土類金属塩(例、カルシウム塩、マグネシウム
塩、バリウム塩等)等の無機塩、アンモニウム塩等、ま
た、化合物内に塩基性官能基を有する場合には、例えば
塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等無機酸との
塩、又は酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石
酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸との塩が挙げら
れる。
【0134】本発明の化合物(I)またはその塩(以
下、本発明の化合物(I)と略記する場合がある)のプ
ロドラッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸
等による反応により本発明の化合物(I)に変換する化
合物、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こ
して本発明の化合物(I)に変化する化合物、胃酸等に
より加水分解等を起こして本発明の化合物(I)に変化
する化合物をいう。
【0135】本発明の化合物(I)のプロドラッグとし
ては、本発明の化合物(I)のアミノ基がアシル化、ア
ルキル化、リン酸化された化合物(例えば、本発明の化
合物(I)のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル
化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカ
ルボニル化、テトラヒドロフラニル化、ピロリジルメチ
ル化、ピバロイルオキシメチル化、tert−ブチル化され
た化合物等);本発明の化合物(I)の水酸基がアシル
化、アルキル化、リン酸化、ホウ酸化された化合物(例
えば、本発明の化合物(I)の水酸基がアセチル化、パ
ルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、スクシ
ニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチ
ルカルボニル化された化合物等);本発明の化合物
(I)のカルボキシ基がエステル化、アミド化された化
合物(例えば、本発明の化合物(I)のカルボキシ基が
エチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメ
チルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピ
バロイルオキシメチルエステル化、エトキシカルボニル
オキシエチルエステル化、フタリジルエステル化、(5
−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル)メチルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニ
ルエチルエステル化、メチルアミド化された化合物
等);等が挙げられる。これらの化合物は自体公知の方
法によって本発明の化合物(I)から製造することがで
きる。
【0136】また、本発明の化合物(I)のプロドラッ
グは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻分
子設計163頁から198頁に記載されているような生
理的条件で本発明の化合物(I)に変化するものであっ
てもよい。
【0137】本発明の化合物(I)またはその塩は、自
体公知の方法、例えば、特開平9−263585号公報
(EP−A−733632)に記載の製造法に従って製
造することができる。例えば、本発明の化合物(I)ま
たはその塩は、式
【0138】
【化40】
【0139】〔式中、Lは脱離基、その他の記号は前記
と同意義を示す〕で表される化合物またはその塩を環化
反応に付し、閉環させることによって製造することがで
きる(A法)。
【0140】Lで示される脱離基としては、例えば、ハ
ロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
など)または置換スルホニルオキシ基(例えば、メタン
スルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、トリフル
オロメタンスルホニルオキシなどの置換されていてもよ
いC1-6アルキルスルホニルオキシ基;ベンゼンスルホ
ニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキシなどのC
6-14アリールスルホニルオキシ基など)などが用いられ
る。
【0141】化合物(II)は遊離の化合物として用いて
もよいが、その塩(例えばリチウム、ナトリウム、カリ
ウムなどのようなアルカリ金属塩など)の形態で反応に
供してもよい。
【0142】反応は、通常、反応に不活性な溶媒中で行
われる。溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエンな
どの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムなどの
ハロゲン化炭化水素類;アセトニトリルなどのニトリル
類;ジメトキシエタン、テトラヒドロフランなどのエー
テル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサメチルホスホロアミドなどの非プロトン性極
性溶媒などが好ましく用いられる。
【0143】塩基を添加することによって反応を有利に
進めることができる。このような塩基としては、例え
ば、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
のアルカリ金属水酸化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、水素化
ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化
物、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、ナトリウムt−ブトキシド、カリウム
t−ブトキシドなどのアルコキシドなど)、有機塩基
(トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミンなどのアミン類、ピリジンなどの環状ア
ミンなど)が好適である。
【0144】なお、前記環化反応では、塩基を使用する
代りに、化合物(II)を塩基との塩(例えば、前記アル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩など)に変換して反応
させてもよい。塩基の量は、用いられる化合物(II)お
よび溶媒の種類、その他の反応条件により異なり、通
常、化合物(II)1モルに対して約1〜約10モル、好
ましくは約1〜約5モル程度である。
【0145】反応温度は、例えば、約−50℃〜約20
0℃、好ましくは約−20℃〜約150℃程度の範囲で
あり、反応時間は化合物(II)の種類またはその塩の種
類、反応温度などによって異なり、例えば、約1〜約7
2時間、好ましくは約1〜約24時間程度である。
【0146】また、本発明の化合物(I)またはその塩
は、式
【0147】
【化41】
【0148】〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で
表される化合物またはその塩を活性化剤の存在下、求核
反応に付すことによっても製造することができる(B
法)。
【0149】化合物(III)またはその塩は、それ自体
公知の方法、例えば、特開平10−109989号公報
に記載の方法に準じて製造することができる。
【0150】求核反応は、公知の種々の方法によって行
うことができ、例えば活性化剤の存在下必要に応じて種
々の求核試薬を用いる方法が好ましいが、場合によって
は、活性化剤そのものが求核剤としても働くことがあ
る。
【0151】使用される活性化剤としては、例えば、塩
化メタンスルホニル、塩化エタンスルホニル、塩化ベン
ゼンスルホニル、塩化トルエンスルホニル、塩化ベンゾ
イル、無水酢酸、クロロ炭酸メチル、クロロ炭酸イソブ
チル、ジメチルカルバモイルクロリド、ジエチルカルバ
モイルクロリド、オキシ塩化リン、トリメチルシリルニ
トリル、ジメチル硫酸、シアノホスホン酸ジエチルなど
が用いられる。
【0152】求核試薬としては、例えば、シアン化カリ
ウム、グリニャール試薬などの炭素求核剤;ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシドなどのアルコキシド
等が用いられ、必要に応じ活性化剤と共に用いることが
できる。
【0153】反応条件(溶媒、温度、時間など)は用い
る活性化剤および求核試薬の種類によって異なる。例え
ば、反応は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われる。
溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエンなどの炭化
水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン
化炭化水素類、アセトニトリルなどのニトリル類、ジメ
トキシエタン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、
メタノール、エタノールなどのアルコール類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホ
スホロアミドなどの非プロトン性極性溶媒、水あるいは
それらの混合物が挙げられる。
【0154】塩基を添加することによって反応を有利に
進めることができる。このような塩基としては、例え
ば、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
のアルカリ金属水酸化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなどのアルコキ
シドなど)、有機塩基(トリメチルアミン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミンなどのアミン類、
ピリジンなどの環状アミンなど)が好適である。
【0155】活性化剤、求核剤および塩基の量は、溶媒
の種類、その他の反応条件により異なり、通常、化合物
(III)1モルに対してそれぞれ約1〜約10モル、好
ましくは約1〜約5モル程度である。
【0156】反応温度は、例えば、約−50℃〜約20
0℃、好ましくは約−20℃〜約150℃程度の範囲で
あり、反応時間は化合物(III)の種類またはその塩の
種類、反応温度などによって異なり、例えば、約1〜約
72時間、好ましくは約1〜約24時間程度である。
【0157】さらに、本発明の化合物(I)またはその
塩は、式
【0158】
【化42】
【0159】〔式中、R1aはハロゲン原子を、その他各
記号は前記と同意義を示す〕で表される化合物を置換反
応に付すことによっても製造することができる(C
法)。
【0160】化合物(IV)は、前記A法、B法あるいは
これらに準ずる方法により製造することができる。
【0161】R1aで示されるハロゲン原子としては、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子などが用いられる。
【0162】置換反応は、公知の種々の方法によって行
うことができ、例えば種々の求核試薬を用いる方法が好
ましく、必要に応じ遷移金属触媒を用いることができ
る。
【0163】求核試薬としては、例えば、シアン化カリ
ウム、シアン化亜鉛、グリニャール試薬(例、メチルマ
グネシウムブロミドなど)、有機亜鉛試薬、有機ホウ素
試薬(例、メチルボロン酸、フェニルボロン酸など)、
有機スズ試薬などの炭素求核剤;メタノール、エタノー
ル、ピリジルメタノールなどの置換されていてもよいア
ルキルアルコール類;フェノール、ピリジノールなどの
芳香環アルコール類;メチルメルカプタン、チオフェノ
ール、メルカプトピリジンなどのチオール類;ナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシドなどのアルコキシ
ド類;ナトリウムフェノキシドなどの芳香環アルコキシ
ド類;ナトリウムチオメトキシド、ナトリウムチオエト
キシドなどのチオアルコキシド類;メチルアミン、ジメ
チルアミン、エチルアミン、モルホリン、ベンジルアミ
ンなどのアミン類;イミダゾール、ピラゾール、トリア
ゾール、テトラゾールなどの含窒素複素環等が用いられ
る。
【0164】求核試薬の使用量はその種類により異な
り、通常、化合物(IV)1モルに対して1モル以上、好
ましくは約1〜約5モル程度であるが、場合によって溶
媒として用いることも出来る。
【0165】遷移金属触媒としては、例えば、酢酸パラ
ジウム、塩化パラジウム、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウムなどのパラジウム触媒;塩化ニッ
ケルなどのニッケル触媒等が用いられ、必要に応じてト
リフェニルホスフィン、1,1’−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)フェロセン(dppf)などの有機リン試薬
を用いることができる。
【0166】触媒の使用量は触媒の種類により異なり、
通常、化合物(IV)1モルに対して、約0.0001〜
約1モル、好ましくは約0.01〜約0.5モル程度で
あり、有機リン試薬の使用量は好ましくは約0.01〜
約2モル程度である。
【0167】反応条件(溶媒、温度、時間など)は用い
る求核試薬および触媒の種類によって異なる。例えば、
反応は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われる。溶媒
としては、例えば、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素
類;ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭
化水素類;アセトニトリルなどのニトリル類;ジメトキ
シエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル類;メタノール、エタノールなどのアルコール類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
メチルホスホロアミドなどの非プロトン性極性溶媒;水
あるいはそれらの混合物が用いられる。
【0168】また、塩基を添加することによって反応を
有利に進めることができる。このような塩基としては、
例えば、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などのアルカリ金属水酸化物、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、水
素化ナトリウム、水素化カリウムなどの金属水素化物な
ど)、有機塩基(トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミンなどのアミン類、ピリ
ジンなどの環状アミンなど)が好適である。
【0169】塩基の量は、求核剤、触媒および溶媒の種
類、その他の反応条件により異なり、通常、化合物(I
V)1モルに対して約1〜約100モル、好ましくは約
1〜約10モル程度である。
【0170】反応温度は、例えば、約−50℃〜約20
0℃、好ましくは約−20℃〜約150℃程度の範囲で
あり、反応時間は化合物(IV)の種類またはその塩の種
類、反応温度などによって異なり、例えば、約1〜約7
2時間、好ましくは約1〜約24時間程度である。
【0171】また、本反応によって得られる化合物
(I)のなかでR1としてアルキルチオ基を有する化合
物をそれ自体公知の方法で酸化することによりR1とし
てアルキルスルホニル基を有する化合物を製造すること
が出来る。
【0172】さらに、本発明の化合物(I)またはその
塩のうち、R1がC1-6アルコキシカルボニル基、カルボ
キシル基を有する化合物(VI)は、下記D法あるいはこ
れに準ずる方法により製造することが出来る。[D法]
【0173】
【化43】
【0174】〔式中、R7はC1-6アルキル基または水素
原子を、その他の各記号は前記と同意義を示す〕。
【0175】R7で示されるC1-6アルキル基としては、
メチル、エチル、プロピルなどが挙げられる。
【0176】本工程で原料化合物として用いる化合物
(IV)は、前記A法、B法あるいはこれらに準ずる方法
により製造することができる。
【0177】本反応は、一酸化炭素雰囲気下、遷移金属
触媒、C1-6アルキルアルコールを用い、反応に不活性
な溶媒中で行われ、必要に応じ、反応試薬を用いること
が出来る。
【0178】遷移金属触媒としては、例えば、酢酸パラ
ジウム、塩化パラジウム、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウムなどのパラジウム触媒;塩化ニッ
ケルなどのニッケル触媒等が用いられ、必要に応じてト
リフェニルホスフィン、1,1’−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)フェロセン(dppf)などの有機リン試薬
を用いることができる。触媒の使用量は触媒の種類によ
り異なり、通常、化合物(IV)1モルに対して、約0.
0001〜約1モル、好ましくは約0.01〜約0.5
モル程度であり、有機リン試薬の使用量は好ましくは約
0.01〜約2モル程度である。
【0179】C1-6アルキルアルコールとしては、通
常、過剰量のメタノールあるいはエタノールが用いられ
る。
【0180】反応に不活性な溶媒としては、例えば、ベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素類;アセトニトリルな
どのニトリル類;ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどのエーテル類;メタノール、エタノ
ールなどのアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキサメチルホスホロアミドなどの
非プロトン性極性溶媒;水あるいはそれらの混合物が用
いられる。
【0181】また、塩基あるいは塩を添加することによ
って反応を有利に進めることができる。このような塩基
としては、例えば、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素
塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
炭酸塩)、有機塩基(トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミンなどのアミン類、ピ
リジンなどの環状アミンなど)が好適である。また、塩
としては酢酸ナトリウム、塩化リチウム、よう化ナトリ
ウム、塩化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチ
ルアンモニウムなどが挙げられる。塩基あるいは塩の使
用量は、化合物(IV)1モルに対して、約1〜約100
モル、好ましくは約1〜約10モル程度である。
【0182】反応は、通常、常圧の一酸化炭素雰囲気下
で行われるが、必要により、加圧下(例えば約3〜約1
0気圧程度)で行うことが出来る。
【0183】反応温度は、例えば、約−50℃〜約20
0℃、好ましくは約20℃〜約150℃程度の範囲であ
り、反応時間は化合物(IV)、金属触媒、有機リン試
薬、塩基、塩の種類、反応温度、反応圧力などによって
異なり、例えば、約0.5〜約72時間、好ましくは約
0.5〜約24時間程度である。
【0184】さらに、本発明の化合物(I)またはその
塩のうち、R1が置換基を有していてもよいC1-6アルキ
ル基を有する化合物(VIII、IX、XI)は、下記
E法の各工程あるいはこれに準ずる方法によっても製造
することが出来る。[E法]
【0185】
【化44】
【0186】〔式中、R7'はC1-6アルキル基を、R8
ハロゲン原子、置換されていてもよい酸素原子、置換さ
れていてもよいアミノ基またはシアノ基を、その他の各
記号は前記と同意義を示す〕。
【0187】R7'で示されるC1-6アルキル基として
は、R1の説明で示したものと同様のものが挙げられ
る。
【0188】R8で示されるハロゲン原子としては、R1
の説明で示したものと同様のものが挙げられる。
【0189】酸素原子の置換基としては、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、トリフルオロメチル、2,2,
2−トリフルオロエチル)、C1-6アシル(例えば、ア
セチル、プロピオニル)が挙げられる。
【0190】アミノ基の置換基としては、モノ−または
ジ−C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、ジメチ
ル、ジエチル)が挙げられる。
【0191】本工程で原料化合物として用いる化合物
(VII)は、前記A法、C法あるいはこれらに準ずる
方法により製造することができる。
【0192】(工程1)本工程は、化合物(VII)の
A環のピリジン環を酸化した後、得られたN−オキシド
体を転移反応に付すことにより、アシルオキシ体(VI
II)を生成させる工程である。
【0193】ピリジン環の酸化反応はそれ自体公知の方
法、例えば、特開平10−109989号公報に記載の
方法に準じて行うことができる。得られたN−オキシド
体の転移反応は、カルボン酸の反応性誘導体を用いて行
われ、必要に応じ反応に不活性な溶媒を用いることが出
来る。
【0194】カルボン酸の反応性誘導体としては、例え
ば、酸無水物などが挙げられる。カルボン酸の反応性誘
導体の使用量は、通常、N−オキシド体1モルに対して
1当量以上であり、溶媒として用いることも出来る。反
応に不活性な溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムな
どのハロゲン化炭化水素類;ジメトキシエタン、テトラ
ヒドロフランなどのエーテル類;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶
媒、酢酸などのプロトン性極性溶媒あるいはそれらの混
合物が用いられる。また、必要に応じ、トリエチルアミ
ン、炭酸水素ナトリウムなどの塩基を用いてもよい。反
応温度は、例えば、約0℃〜約200℃、好ましくは約
50℃〜約150℃程度の範囲であり、反応時間は、通
常、約0.5〜約72時間、好ましくは約1〜約24時
間程度である。
【0195】(工程2)本工程はアシルオキシ体(VI
II)を加水分解反応に付し、アルコール体(IX)に
変換する工程である。本反応は、通常、酸または塩基の
存在下に行われ、必要に応じ反応に悪影響を及ぼさない
溶媒を用いることが出来る。
【0196】酸としては、鉱酸類(例えば、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、リン酸など)、カルボン酸類(例えば、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸など)などが用いられ、なか
でも塩酸、硫酸などが好ましい。
【0197】塩基としては、例えば、水酸化リチウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム
などのアルカリ金属塩;水酸化カルシウム、水酸化バリ
ウムなどのアルカリ土類金属塩;ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシドなどのアルコキシド類などが
挙げられ、なかでも、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、ナトリウムメトキシドなどが好ましい。
【0198】酸または塩基の使用量は、化合物(VII
I)1モルに対して、例えば約0.01〜約100モ
ル、好ましくは約0.1〜約50モルである。
【0199】反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、
例えばメタノール、エタノール、プロパノール、2−プ
ロパノール、ブタノール、イソブタノール、tert−
ブタノール等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の
脂肪族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテ
ル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等
のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド
類;水などが挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を
適宜の割合で混合して用いてもよい。
【0200】反応温度は、通常、約0℃〜約150℃、
好ましくは約10℃〜約100℃である。反応時間は化
合物(VIII)、酸・塩基の種類、反応温度などによ
って異なり、例えば、約0.1〜約100時間、好まし
くは約0.1〜約24時間程度である。
【0201】(工程3)本工程はアルコール体(IX)
を酸化反応に付し、アルデヒド体(X)とする工程であ
る。
【0202】酸化剤としては、二酸化マンガンなどのマ
ンガン化合物、酸化クロム(IV)などのクロム酸化合
物、硝酸などが挙げられ、その使用量は化合物(IX)
1モルに対して、好ましくは約1〜約30モルである。
反応条件(溶媒、温度、時間)などは用いる酸化剤およ
び基質の種類によって異なる。例えば、反応は通常、反
応を妨げない溶媒中で行われる。該溶媒としては、例え
ば、アセトン、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメ
タン、テトラヒドロフラン、酢酸、硫酸、ピリジン、水
あるいはそれらの混合物などが挙げられる。反応温度は
用いる酸化剤、溶媒の種類などによって異なるが、通
常、約15℃〜約150℃程度である。反応時間は、通
常、約1〜約72時間、好ましくは約1〜約24時間程
度である。
【0203】さらに必要に応じ、本工程で得られた化合
物(X)を下記工程4の置換反応に付すことが出来る。
【0204】(工程4)本工程は化合物(IX)のヒド
ロキシ基をそれ自体公知の方法により、アルキル化、ア
シル化あるいは置換反応に付し、種々の置換基に変換す
る工程である。必要に応じ、アルキル化、アシル化ある
いは置換反応を組み合わせて用いることも出来る。本工
程は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われ、塩基を添
加することによって反応を有利に進めることができる。
【0205】アルキル化剤としては、置換基を有してい
てもよいアルカンのハライド(例えば、クロリド、ブロ
ミド、ヨーダイドなど)、硫酸エステルまたはスルホン
酸エステル(例えば、メタンスルホネート、p−トルエ
ンスルホネート、ベンゼンスルホネートなど)などが挙
げられる。アルキル化剤の使用量は化合物(IX)に対
して、通常、1〜10モル当量、好ましくは1〜3モル
当量である。
【0206】アシル化剤としては、カルボン酸、スルホ
ン酸、リン酸、炭酸あるいはそれらの反応性誘導体(例
えば、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テルなど)、イソシアン酸エステル、イソチオシアン酸
エステルなどが挙げられる。アシル化剤の使用量は化合
物(IX)に対して、通常、1〜10モル当量、好まし
くは1〜3モル当量である。
【0207】置換反応は種々の反応試薬を用いて行うこ
とが出来る。反応試薬としては、例えば、シアン化カリ
ウム、グリニャール試薬などの炭素求核剤;ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシドなどのアルコキシド
類;フッ化カリウム、トリス(ジメチルアミノ)スルホ
ニウムジフルオロトリメチルシリカート、[ビス(2−
メトキシエチル)アミノ]−サルファートリフルオライ
ドなどのフッ化物が用いられる。反応試薬の使用量は化
合物(IX)に対して、通常、1〜10モル当量、好ま
しくは1〜3モル当量である。
【0208】塩基としては、例えば、アミン類(例、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどのアルキル
アミン類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの
芳香族アミン類など)、アルカリ金属塩(例、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、
金属水素化物(例、水素化カリウム、水素化ナトリウム
など)、アルカリ金属アルコキシド(例、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムt−ブト
キシド、カリウムt−ブトキシドなど)などが挙げられ
る。塩基の使用量は、例えば、化合物(IX)1モルに
対して約1〜約10モル当量、好ましくは約1〜約5モ
ル当量程度である。
【0209】溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテ
ル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテル類;酢酸エチルなどのエステル類;ピ
リジンなどの芳香族アミン類;N,N−ジメチルホルム
アミドなどアミド類;ジメチルスルホキシドなどのスル
ホキシド類あるいはそれらの混合物が用いられる。
【0210】反応温度は、通常、約−50℃〜約150
℃、好ましくは約−10℃〜約100℃程度である。反
応時間は化合物(IX)および塩基の種類、反応温度な
どによって異なり、例えば、約0.5〜約100時間、
好ましくは約0.5〜約24時間程度である。
【0211】本発明の化合物(I)またはその塩のう
ち、R1がC1-6アルコキシカルボニル基、カルボキシル
基、置換基を有していてもよいカルバモイル基および置
換基を有していてもよいチオカルバモイル基を有する化
合物(VI、XII、XIII)は、下記F法の各工程
あるいはこれに準ずる方法によっても製造することが出
来る。 [F法]
【0212】
【化45】
【0213】〔式中、R9およびR10は同一又は異なっ
て置換されていてもよいC1-6アルキル基あるいはC1-6
アシル基を示し、一緒になって複素環を形成していても
よい。その他の各記号は前記と同意義を示す〕。
【0214】R9およびR10で示される置換されていて
もよいC1-6アルキル基としては、R 1の説明で示したも
のと同様のものが挙げられる。
【0215】C1-6アシル基としては、R1の説明で示し
たものと同じものが挙げられる。
【0216】R9,R10が一緒になって形成する複素環
としては、例えば、環状アミノ基(例えば、1個の窒素
原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含
んでいてもよい5または6員の環状アミノ基、特に、ピ
ロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノなど)
などが挙げられる。
【0217】本工程で原料化合物として用いる化合物
(V)は、前記A法、B法、C法あるいはこれらに準ず
る方法によりに準じて製造することができる。
【0218】(工程5)本反応は酸触媒の存在下、C
1-6アルキルアルコールを用いて行われ、必要に応じ反
応に不活性な溶媒を用いることが出来る。
【0219】C1-6アルキルアルコールとしてはメタノ
ール、エタノールなどが挙げられ、溶媒として用いるこ
とも出来る。
【0220】酸触媒としては無機酸(例えば、塩酸、硫
酸、臭化水素酸、三弗化ホウ素など)あるいは有機酸
(例えば、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸など)などが挙げられる。酸触媒
の使用量は化合物(V)1モルに対して約0.001〜
約1モル、好ましくは約0.01〜約0.5モル程度で
ある。反応に不活性な溶媒としては、例えば、ベンゼ
ン、トルエンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ジメトキシエタ
ン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホス
ホロアミドなどの非プロトン性極性溶媒あるいはそれら
の混合物が用いられる。
【0221】反応温度は、例えば、約0℃〜約200
℃、好ましくは約50℃〜約150℃程度の範囲であ
り、反応時間は化合物(V)の種類、反応温度などによ
って異なり、例えば、約0.5〜約72時間、好ましく
は約1〜約24時間程度である。
【0222】(工程6)本工程は、通常、酸または塩基
の存在下行われ、必要に応じ反応に不活性な溶媒を用い
ることが出来る。
【0223】酸としては、鉱酸類(例えば、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、リン酸など)、カルボン酸類(例えば、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸など)などが用いられ、なか
でも塩酸、硫酸などが好ましい。
【0224】塩基としては、例えば、水酸化リチウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム
などのアルカリ金属塩;水酸化カルシウム、水酸化バリ
ウムなどのアルカリ土類金属塩;トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N-メチ
ルモルホリンなどのアミン類などが挙げられ、なかで
も、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどが好まし
い。
【0225】酸または塩基の使用量は、化合物(VI)
1モルに対して、例えば約0.01〜約100モル、好
ましくは約0.1〜約50モルである。
【0226】反応に不活性な溶媒としては、例えばメタ
ノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノー
ル、ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノー
ル等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭
化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;水な
どが挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割
合で混合して用いてもよい。
【0227】反応温度は、通常、約0℃〜約150℃、
好ましくは約10℃〜約100℃である。反応時間は化
合物(VI)の種類、酸・塩基の種類、反応温度などに
よって異なり、例えば、約0.1〜約100時間、好ま
しくは約0.1〜約24時間程度である。
【0228】(工程7)本工程は化合物(VIa)と所
望のアミン類とを反応させることにより、アミド体(X
II)を生成させる工程である。この反応は化合物(V
Ia)またはそのカルボキシル基における反応性誘導体
とアミン類とを用い、通常、反応に不活性な溶媒中で行
なうことができる。反応性誘導体としては、例えば、酸
ハライド、混合酸無水物、イミダゾリド、活性エステル
などが挙げられる。溶媒としては例えば、ベンゼン、ト
ルエンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホル
ムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメ
トキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル類;酢酸エチルなどのエステル類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホス
ホロアミドなどの非プロトン性極性溶媒、水あるいはそ
れらの混合物が用いられる。アミン類の使用量は、通
常、化合物(VIa)またはその反応性誘導体1モルに
対して1〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量程
度である。
【0229】塩基を添加することによって反応を有利に
進めることができる。このような塩基としては、例え
ば、有機塩基(トリメチルアミン、トリエチルアミン、
ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリンな
どのアルキルアミン類、ピリジンなどの環状アミン類、
N,N−ジメチルアニリンなどの芳香族アミン類な
ど)、無機塩基(炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物など)
が挙げられる。塩基の使用量は、例えば、化合物(VI
a)またはその反応性誘導体1モルに対して1〜10モ
ル当量、好ましくは1〜5モル当量程度である。
【0230】反応温度は、通常、約−30℃〜約150
℃、好ましくは約0℃〜約100℃程度である。反応時
間は化合物(VIa)の種類、反応温度などによって異
なり、例えば、約0.5〜約100時間、好ましくは約
0.5〜約24時間程度である。
【0231】(工程8)本工程は硫化剤存在下、反応に
不活性な溶媒中で行われる。
【0232】硫化剤としては、例えば、五硫化リン、ロ
ーソン(Lowesson)試薬などが挙げられる。反応に不活
性な溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエンなどの
炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロ
ゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメトキシエタ
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類
あるいはそれらの混合物が用いられる。硫化剤の使用量
は、通常、化合物(XII)1モルに対して1〜10モ
ル当量、好ましくは1〜5モル当量程度である。
【0233】反応温度は、例えば、約20℃〜約150
℃程度であり、反応時間は化合物(XII)、硫化剤の
種類、反応温度などによって異なり、例えば、約0.5
〜約24時間程度である。
【0234】本発明の化合物(I)またはその塩のう
ち、R1が置換基を有していてもよいアシル基を有する
化合物(XIV)は、下記G法あるいはこれに準ずる方
法により製造することが出来る。 [G法]
【0235】
【化46】
【0236】〔式中、R11はC1-6アルキル基あるいは
6-10アリール基を、その他の各記号は前記と同意義を
示す〕。
【0237】R11で示されるC1-6アルキル基として
は、R1の説明で示したものと同様のものが挙げられ
る。
【0238】C6-10アリール基としては、R1の説明で
示したものと同様のものが挙げられる。
【0239】本工程で原料化合物として用いる化合物
(XII)は、前記F法、工程7、あるいはそれに準ず
る方法により製造することができる。
【0240】本工程は化合物(XII)のアミド基と炭
素求核剤とを反応させることによりアシル体(XIV)
を生成させる工程であり、反応に不活性な溶媒中で行う
ことが出来る。
【0241】炭素求核剤としては、例えば、メチルマグ
ネシウムブロミド、フェニルマグネシウムブロミドなど
のグリニャール試薬、メチルリチウム、フェニルリチウ
ムなどの有機リチウム試薬などが挙げられる。反応に不
活性な溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホル
ムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメ
トキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル類;ヘキサメチルホスホロアミドなどの非プロ
トン性極性溶媒あるいはそれらの混合物が用いられる。
炭素求核剤の使用量は、通常、化合物(XII)1モル
に対して1〜10モル当量、好ましくは1〜3モル当量
程度である。
【0242】反応温度は、例えば、約−78℃〜約15
0℃程度であり、好ましくは約−78℃〜約30℃程度
である。反応時間は化合物(XII)、炭素求核剤の種
類、反応温度などによって異なり、例えば、約0.1〜
約24時間程度である。
【0243】本発明の化合物(I)またはその塩のう
ち、R1が置換基を有していてもよいアミノ基を有する
化合物(XVI、XVII)は、下記H法あるいはこれ
に準ずる方法により製造することが出来る。 [H法]
【0244】
【化47】
【0245】〔式中、R12、R13は、同一または異なっ
て、水素原子、置換基を有していてもよいC1-6アルキ
ル基、置換基を有していてもよいC6-10アリール基、ア
シル基、アルキルスルホニル基、アルコキシカルボニル
基あるいはカルバモイル基を、その他の各記号は前記と
同意義を示す〕。
【0246】R12、R13で示される置換基を有していて
もよいC1-6アルキル基としては、R1の説明で示したも
のと同じものが挙げられる。
【0247】置換基を有していてもよいC6-10アリール
基としては、R1の説明で示したものと同じものが挙げ
られる。
【0248】アシル基としては、R1の説明で示したも
のと同じものが挙げられる。
【0249】アルキルスルホニル基としては、R1の説
明で示したC1-6アルキルスルホニル基と同様のものが
挙げられる。
【0250】アルコキシカルボニル基としては、R1
説明で示したC1-6アルコキシ−カルボニル基と同様の
ものが挙げられる。
【0251】本工程で原料化合物として用いる化合物
(VIa)またはその塩は、前記D法、F法工程6ある
いはこれらに準ずる方法により製造することができる。
【0252】(工程9)本工程は化合物(VIa)のカ
ルボキシル基をイソシアネート基に変換する工程であ
り、通常(VIa)を酸アジド体に変換した後、クルチ
ウス(Curtius)転移反応に付すことによりイソシアネ
ート体(XV)に変換する方法が用いられる。この方法
は文献上種々知られているが、(VIa)に対してその
いずれの方法も応用できる。
【0253】例えばジフェニルホスホリルアジドなどの
アジド化剤を(VIa)と反応させることにより(VI
a)の酸アジド体を製造することが出来る。アジド化剤
の使用量は、化合物(VIa)に対して、通常、1〜1
0モル当量、好ましくは1〜3モル当量である。本反応
は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われる。このよう
な溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムな
どのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメトキ
シエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル類;酢酸エチルなどのエステル類;アセトン、2−
ブタノンなどのケトン類;ピリジンなどの芳香族アミン
類;N,N−ジメチルホルムアミドなどアミド類あるい
はそれらの混合物が用いられる。
【0254】また、塩基の存在下に反応を進めてもよ
い。このような塩基としては、例えば、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、テトラ
メチルエチレンジアミン、4−ジメチルアミノピリジン
などのアミン類が挙げられ、その使用量は、化合物(V
Ia)に対し、好ましくは1〜5モル当量である。
【0255】反応温度は、通常、約−10℃〜約150
℃程度であり、好ましくは約−5℃〜約120℃程度で
ある。反応時間は、通常、約0.5〜約100時間程度
であり、好ましくは約0.5〜約6時間程度である。
【0256】生成した酸アジド体はそれ自体公知の手段
により単離精製することもできるが、通常単離すること
なくそのまま反応液を加熱し、イソシアネート体(X
V)に変換する。この変換反応はアジド化に用いたもの
と同様の溶媒を用いるのが良く、通常、約20℃〜20
0℃、好ましくは約30℃〜150℃に加熱することに
より行われる。反応時間は、通常、0.1〜10時間、
好ましくは0.1〜6時間である。得られたイソシアネ
ート体(XV)はそれ自体公知の手段で単離するか、ま
たは単離することなく次の工程に用いることが出来る。
【0257】(工程10)本工程は化合物(XV)のイ
ソシアネート基をアミノ基に変換し、化合物(XVI)
を得る工程である。本工程は通常加水分解条件下に行わ
れる。本反応は酸性あるいは塩基性条件下行うことが出
来、必要に応じて溶媒を用いることが出来る。このよう
な溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノールなどのアルコール類;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンなどのエー
テル類;水あるいはそれらの混合物が用いられる。酸と
しては例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸などの無機酸が用
いられ、塩基としては例えば水酸化ナトリウム、水酸化
バリウムなどのアルカリまたはアルカリ土類金属の水酸
化物が好んで用いられる。反応温度は、通常、約0℃〜
約120℃程度であり、好ましくは約15℃〜約100
℃程度である。反応時間は、通常、約0.5〜約36時
間程度であり、好ましくは約0.5〜約20時間程度で
ある。
【0258】本工程において、アルコール類あるいはア
ミン類存在下、必要に応じて、反応に悪影響を及ぼさな
い溶媒中で反応を行うことにより、化合物(XVII)
のうちR12あるいはR13がアルコキシカルボニルアミノ
基あるいはアルキルウレイド基である化合物を製造する
ことが出来る。
【0259】このようなアルコール類としてはメタノー
ル、エタノール、ブタノールなどのC1-6アルキルアル
コールなどが挙げられ、アミン類としては、メチルアミ
ン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミンな
どの1級あるいは2級C1-6アルキルアミン類が挙げら
れる。アルコール類あるいはアミン類の使用量は化合物
(XV)1モルに対し、約1モル当量以上であり、溶媒
として用いることも出来る。
【0260】反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、
例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素
類;ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭
化水素類;エチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非
プロトン性極性溶媒あるいはそれらの混合物が用いられ
る。反応温度は、通常、約0℃〜約150℃程度であ
り、好ましくは約15℃〜約100℃程度である。反応
時間は、通常、約0.5〜約48時間程度であり、好ま
しくは約0.5〜約20時間程度である。本反応は、触
媒量のN,N−ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存
在下に行ってもよい。さらに、必要に応じ、上記工程に
より得られた化合物を工程11に示すアルキル化反応に
付すことも出来る。
【0261】(工程11)本工程は化合物(XVI)の
アミノ基をそれ自体公知の方法により、アルキル化ある
いはアシル化に付し、化合物(XVII)を得る工程で
ある。必要に応じ、アルキル化反応とアシル化反応を組
み合わせて用いることが出来る。本工程は、通常、反応
に不活性な溶媒中で行われ、塩基を添加することによっ
て反応を有利に進めることができる。
【0262】アルキル化剤としては、置換基を有してい
てもよいアルカンのハライド(例えば、クロリド、ブロ
ミド、ヨーダイドなど)、硫酸エステルまたはスルホン
酸エステル(例えば、メタンスルホネート、p−トルエ
ンスルホネート、ベンゼンスルホネートなど)などが挙
げられる。アルキル化剤の使用量は化合物(XVI)に
対して、通常、1〜10モル当量、好ましくは1〜3モ
ル当量である。
【0263】アシル化剤としては、カルボン酸、スルホ
ン酸、リン酸、炭酸あるいはそれらの反応性誘導体(例
えば、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テル、エステルなど)、イソシアン酸エステル、イソチ
オシアン酸エステルなどが挙げられる。アシル化剤の使
用量は化合物(XVI)に対して、通常、1〜10モル
当量、好ましくは1〜3モル当量である。
【0264】塩基としては、例えば、アミン類(例、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどのアルキル
アミン類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの
芳香族アミン類など)、アルカリ金属塩(例、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなど)、金属水素化物(例、水素化カリウム、
水素化ナトリウムなど)、アルカリ金属アルコキシド
(ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナト
リウムt−ブトキシド、カリウムt−ブトキシドなど)
などが挙げられる。塩基の使用量は、例えば、化合物
(XVI)1モルに対して約1〜約10モル当量、好ま
しくは約1〜約5モル当量程度である。
【0265】溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテ
ル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテル類;酢酸エチルなどのエステル類;ピ
リジンなどの芳香族アミン類;N,N−ジメチルホルム
アミドなどアミド類あるいはそれらの混合物が用いられ
る。
【0266】反応温度は、通常、約−50℃〜約150
℃、好ましくは約−10℃〜約100℃程度である。反
応時間は化合物(XVI)および塩基の種類、反応温度
などによって異なり、例えば、約0.5〜約100時
間、好ましくは約0.5〜約24時間程度である。
【0267】本発明の化合物(I)またはその塩のう
ち、R1が置換基を有していてもよいアミジノ基、置換
基を有していてもよい複素環基を有する化合物(XI
X、XX)は、下記I法の各工程あるいはこれに準ずる
方法により製造することが出来る。 [I法]
【0268】
【化48】
【0269】〔式中、R14は置換基を有していてもよい
1-6アルキル基、ヒドロキシ基、置換基を有していて
もよいアミノ基を、R15は水素あるいは置換基を有して
いてもよいC1-6アルキル基を、B環は複素環基を、そ
の他の各記号は前記と同意義を示す〕。
【0270】R14で示される置換基を有していてもよい
1-6アルキル基としては、R1の説明で示したものと同
様のものが挙げられる。
【0271】置換基を有していてもよいアミノ基として
は、R1の説明で示したものと同様のものが挙げられ
る。
【0272】R15で示される置換基を有していてもよい
1-6アルキル基としては、メチルが挙げられる。
【0273】B環で示される複素環基としては、テトラ
ゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ジヒドロトリアゾ
リル、チアゾリル、ジヒドロチアゾリル、オキサジアゾ
リル、テトラヒドロトリアジニルが挙げられる。
【0274】本工程で原料化合物として用いる化合物
(V)は、前記A法、B法、C法あるいはこれらに準ず
る方法により製造することができる。
【0275】(工程12)本工程は化合物(V)のシア
ノ基をアミジノ基に変換する工程である。この方法は文
献上種々知られているが〔例えば、ザ ケミストリー
オブ ザ シアノグループ(The chemistry of the cya
no group)、ザビ ラポポート(Zvi Rappoport)編19
70年、インターサイエンスパブリッシャーズ(Inters
cience Publishers)発行〕、化合物(V)に対してそ
のいずれの方法も応用できる。
【0276】例えば、本反応は所望のアミン類あるいは
その塩を、反応に不活性な溶媒中、必要に応じて酸ある
いは塩基を用いることにより行うことができる。
【0277】酸としては、例えば、塩化アルミニウム、
塩化スズ、塩化銅、塩化チタンなどのルイス酸が用いら
れ、塩基としては、例えば、アミン類(例、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどのアルキルアミン
類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの芳香族
アミン類など)、アルカリ金属塩(例、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムなど)、金属水素化物(例、水素化カリウム、水素化
ナトリウムなど)、アルカリ金属アルコキシド(例、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウ
ムt−ブトキシド、カリウムt−ブトキシドなど)など
が用いられる。酸あるいは塩基の使用量は、例えば、化
合物(V)1モルに対して約1〜約10モル当量、好ま
しくは約1〜約5モル当量程度である。反応に不活性な
溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムなど
のハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類;メタノール、エタノールなどのアルコール類;ア
セトニトリルなどのニトリル類;N,N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極
性溶媒あるいはそれらの混合物が用いられる。反応温度
は、通常、約0℃〜約150℃程度であり、好ましくは
約15℃〜約100℃程度である。反応時間は、通常、
約0.5〜約48時間程度であり、好ましくは約0.5
〜約20時間程度である。
【0278】本反応において、場合によっては、同時に
下記工程13に示す反応が進行し、直接化合物(XX)
が得られることがある。 (工程13)本工程は化合物(XIX)のアミジノ基を
種々の複素環基に変換する工程である。この方法は文献
上種々知られているが〔例えば、ザ ケミストリー オ
ブザ シアノ グループ(The chemistry of the cyano
group)、ザビ ラポポート(Zvi Rappoport)編197
0年、インターサイエンスパブリッシャーズ(Intersci
ence Publishers)発行〕、化合物(XIX)に対して
そのいずれの方法も応用できる。
【0279】例えば、本反応は、反応に不活性な溶媒
中、必要に応じて種々のカルボン酸の反応性誘導体を酸
あるいは塩基とともに用いることにより行うことができ
る。カルボン酸の反応性誘導体としては、例えば、酸ハ
ライド、酸無水物、混合酸無水物、活性エステル、エス
テル、オルトエステルなどが挙げられる。カルボン酸の
反応性誘導体の使用量は、通常、化合物(XIX)1モ
ルに対して約1モル当量以上、好ましくは約1〜約5モ
ル当量程度である。酸としては、例えば、硫酸、p−ト
ルエンスルホン酸などのスルホン酸類が用いられ、塩基
としては、例えば、アミン類(例、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−
メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−7−エンなどのアルキルアミン類、ピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリンなどの芳香族アミン類
など)、アルカリ金属塩(例、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムな
ど)、金属水素化物(例、水素化カリウム、水素化ナト
リウムなど)、アルカリ金属アルコキシド(例、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムt
−ブトキシド、カリウムt−ブトキシドなど)などが用
いられる。酸あるいは塩基の使用量は、例えば、化合物
(XIX)1モルに対して約1〜約10モル当量、好ま
しくは約1〜約5モル当量程度である。反応に不活性な
溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルムなど
のハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類;メタノール、エタノールなどのアルコール類;ア
セトニトリルなどのニトリル類;N,N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極
性溶媒、水あるいはそれらの混合物が用いられる。反応
温度は、通常、約0℃〜約150℃程度であり、好まし
くは約15℃〜約100℃程度である。反応時間は、通
常、約0.5〜約48時間程度であり、好ましくは約
0.5〜約20時間程度である。
【0280】(工程14)本工程は化合物(V)のシア
ノ基をテトラゾール基に変換する工程である。この方法
は文献上種々知られているが〔例えば、ザ ケミストリ
ー オブ ザ シアノ グループ(The chemistry of t
he cyano group)、ザビ ラポポート(ZviRappoport)編
1970年、インターサイエンスパブリッシャーズ(In
terscience Publishers)発行〕、化合物(V)に対し
てそのいずれの方法も応用できる。
【0281】例えば、本反応はアジド類を用い反応に不
活性な溶媒中行うことができる。このようなアジド類と
してはアジ化ナトリウム、アジ化リチウム、アジ化トリ
メチルシリルなどが挙げられる。アジド類の使用量は、
通常、化合物(V)1モルに対して約1〜約10モル当
量、好ましくは約1〜約5モル当量程度である。反応に
不活性な溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホ
ルムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテル、ジ
メトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;メタノール、エタノールなどのアルコー
ル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロ
リドン、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性
溶媒;水あるいはそれらの混合物が用いられる。反応温
度は、通常、約0℃〜約150℃程度であり、好ましく
は約50℃〜約120℃程度である。反応時間は、通
常、約0.5〜約48時間程度であり、好ましくは約
0.5〜約20時間程度である。本反応は、塩化アンモ
ニウム、塩化トリエチルアンモニウム、酸化ジブチルス
ズ、塩化亜鉛、酢酸などを添加することにより反応を促
進させてもよい。
【0282】本発明の化合物(I)またはその塩のう
ち、R1が置換基を有していてもよい複素環アミノ基を
有する化合物(XXII)は、下記J法あるいはこれに
準ずる方法により製造することが出来る。[J法]
【0283】
【化49】
【0284】〔式中の各記号は前記と同意義を示す〕。
【0285】本工程で原料化合物として用いる化合物
(XIXa)は、前記I法、工程12に準じて製造する
ことができる。
【0286】(工程15)本工程は化合物(XIXa)
のアミジノ基をシアナミド基に変換する工程であり、そ
れ自体公知の方法、例えば、化合物(XIXa)をアシ
ル化反応に付した後、さらに転移反応に付すことにより
行うことが出来る。 アシル化反応は、通常、アシル化剤を用い反応に不活
性な溶媒中で行われ、必要に応じ塩基を用いることが出
来る。
【0287】アシル化剤としては、カルボン酸、スルホ
ン酸、リン酸、炭酸あるいはそれらの反応性誘導体(例
えば、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テルなど)などが挙げられる。アシル化剤の使用量は化
合物(XIXa)に対して、通常、1〜10モル当量、
好ましくは1〜3モル当量である。
【0288】塩基としては、例えば、アミン類(例、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどのアルキル
アミン類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの
芳香族アミン類など)、アルカリ金属塩(例、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなど)などが挙げられる。塩基の使用量は、例
えば、化合物(XIXa)1モルに対して約1〜約10
モル当量、好ましくは約1〜約5モル当量程度である。
【0289】溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;エチルエーテ
ル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテル類;酢酸エチルなどのエステル類;ピ
リジンなどの芳香族アミン類;N,N−ジメチルホルム
アミドなどアミド類;水あるいはそれらの混合物が用い
られる。
【0290】反応温度は、通常、約−50℃〜約150
℃、好ましくは約−10℃〜約100℃程度である。反
応時間は化合物(XIXa)および塩基の種類、反応温
度などによって異なり、例えば、約0.5〜約100時
間、好ましくは約0.5〜約24時間程度である。転
移反応は、通常、塩基の存在下、反応に不活性な溶媒中
で行われる。
【0291】このような塩基としては、例えば、アミン
類(例、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、1,8
−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなど
のアルキルアミン類、ピリジン、N,N−ジメチルアニ
リンなどの芳香族アミン類など)、アルカリ金属塩
(例、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなど)などが挙げられる。塩基の使用量は、例え
ば、基質1モルに対して約1〜約10モル当量、好まし
くは約1〜約5モル当量程度である。溶媒としては、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素
類;ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭
化水素類;エチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;ピリジン
などの芳香族アミン類;N,N−ジメチルホルムアミド
などアミド類、水あるいはそれらの混合物が用いられ
る。
【0292】反応温度は、通常、約−50℃〜約150
℃、好ましくは約−10℃〜約100℃程度である。反
応時間は基質、塩基の種類、反応温度などによって異な
り、例えば、約0.5〜約100時間、好ましくは約
0.5〜約24時間程度である。
【0293】上記I法あるいはJ法で得られた化合物
(XIX、XX、XXI、XXII)は、必要に応じ、
H法工程11に示すアシル化反応あるいはアルキル化反
応に付すことができる。
【0294】上記の方法において化合物(I)が遊離化
合物として得られる場合、常法に従って、例えば、無機
酸(例えば、塩酸、硫酸、臭化水素酸など)、有機酸
(例えば、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸、シュウ酸、フマール酸、マレイン
酸、酒石酸など)、無機塩基(例えば、ナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム
などのアルカリ土類金属、アルミニウムまたはアンモニ
ウムなど)または有機塩基(例えば、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ジシクロヘキシルアミンまたはN,N’−ジベンジ
ルエチレンジアミンなど)などとの塩を生成させること
もでき、化合物(I)が塩の形態で得られる場合は、常
法に従って、遊離の化合物または他の塩に変換すること
もできる。
【0295】これらの方法により生成した化合物(I)
またはその塩は、慣用の分離精製手段(例えば、濃縮、
溶媒抽出、カラムクロマトグラフィー、再結晶など)を
用いることにより分離精製することができる。化合物
(I)が光学活性体である場合、慣用の光学分割法によ
りd体とl体とに分離することができる。
【0296】また、目的化合物および原料合成の各反応
において、原料化合物が置換基としてアミノ基、カルボ
キシル基、ヒドロキシル基を有する場合、これらの基
は、ペプチド化学などで一般的に用いられるような保護
基で保護されていてもよい。この場合、反応後に、必要
に応じて、保護基を除去することにより目的化合物を得
ることができる。
【0297】アミノ基の保護基としては、例えば、ホル
ミル基、C1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセ
チル、プロピオニル基など)、フェニルカルボニル基、
1- 6アルキル−オキシカルボニル基(例えば、メトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル基など)、アリール
オキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニ
ル基など)、C7-10アラルキル−カルボニル基(例え
ば、ベンジルオキシカルボニル基など)、トリチル基、
フタロイル基などが挙げられ、これらの保護基は置換基
を有していてもよい。これらの置換基としては、例え
ば、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素原子)、C1-6アルキル−カルボニル基(例えば、ア
セチル、プロピオニル、ブチルカルボニル基など)、ニ
トロ基などが挙げられ、置換基の数は1〜3個程度であ
る。
【0298】カルボキシル基の保護基としては、例え
ば、C1-6アルキル基(例えば、メチル、エチル、n−
プロピル、i−プロピル、n−ブチル、tert−ブチ
ル基など)、フェニル基、トリチル基、シリル基などが
挙げられ、これらの保護基は置換基を有していてもよ
い。これらの置換基としては、例えば、ハロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子)、ホルミル基、C
1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチル、プロ
ピオニル、ブチルカルボニル基など)、ニトロ基などが
挙げられ、置換基の数は1〜3個程度である。
【0299】ヒドロキシル基の保護基としては、例え
ば、C1-6アルキル基(例えば、メチル、エチル、n−
プロピル、i−プロピル、n−ブチル、tert−ブチ
ル基など)、フェニル基、C7-10アラルキル基(例え
ば、ベンジル基など)、ホルミル基、C1-6アルキル−
カルボニル基(例えば、アセチル、プロピオニル基な
ど)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニル
オキシカルボニル基など)、C7-10アラルキル−カルボ
ニル基(例えば、ベンジルオキシカルボニル基など)、
ピラニル基、フラニル基、シリル基などが挙げられ、こ
れらの保護基は置換基を有していてもよい。これらの置
換基としては、例えば、ハロゲン原子(フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素原子)、C1-6アルキル基、フェニル基、
7-10アラルキル基、ニトロ基などが挙げられ、置換基
の数は1〜4個程度である。
【0300】保護基の除去には、公知またはそれに準じ
る方法、例えば、酸、塩基、還元、紫外光、ヒドラジ
ン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン
酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、
酢酸パラジウムなどで処理する方法が利用できる。
【0301】このような方法により生成した本発明の化
合物(I)は、例えば、再結晶、蒸留、クロマトグラフ
ィーなどの通常の分離手段により単離、精製することが
できる。また、このようにして得られる化合物(I)が
遊離体である場合には、公知の方法あるいはそれに準じ
る方法(例えば、中和など)により、塩に変換すること
ができ、逆に得られる化合物(I)が塩の形態で得られ
た場合には、公知の方法あるいはそれに準じる方法によ
り、遊離体または他の塩に変換することができる。
【0302】本発明の化合物(I)またはその塩あるい
はプロドラッグ(以下、本発明の化合物と略記する場合
がある)は、カプサイシンにより誘発される気管の血管
透過性の亢進抑制作用の他、優れたタキキニン受容体拮
抗作用、特にサブスタンスP受容体拮抗作用、ニューロ
キニンA受容体拮抗作用を有する。本発明の化合物は、
毒性が低く、安全である。
【0303】従って、優れたサブスタンスP受容体拮抗
作用、ニューロキニンA受容体拮抗作用等を有する本発
明の化合物は、哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ハ
ムスター、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル、
ヒトなど)に対して、サブスタンスP関連疾患、例え
ば、炎症もしくはアレルギー性疾患(例えば、アトピ
ー、皮膚炎、ヘルペス、乾癬、喘息、気管支炎、慢性閉
塞性肺疾患、喀痰、鼻炎、リューマチ関節炎、変形性関
節炎、骨粗鬆症、多発性硬化症、結膜炎、膀胱炎な
ど)、疼痛、偏頭痛、神経痛、掻痒、咳、HIV感染
症、さらに中枢神経系の疾患〔例えば、精神分裂病、パ
ーキンソン病、うつ病、躁鬱病、不安・神経症、強迫神
経症、恐慌性障害、痴呆(例えば、アルツハイマー病な
ど)など〕、消化器疾患[例えば、過敏性腸疾患、潰瘍
性大腸炎、クローン病、ウレアーゼ陽性のラセン状グラ
ム陰性菌(例えば、ヘリコバクター・ピロリなど)に起
因する異常(例えば、胃炎、胃潰瘍など)など]、嘔
吐、排尿異常(例えば、頻尿、尿失禁など)、循環器疾
患(例えば、狭心症、高血圧、心不全、血栓症など)お
よび免疫異常などの疾患に対する安全な予防・治療薬と
して使用することができる。特に、本発明の化合物は、
タキキニン受容体拮抗剤、頻尿、尿失禁などの排尿異常
改善剤やこれらの排尿異常の治療薬として有用である。
【0304】さらに、本発明の化合物は、うつ病、不安
症、躁鬱病、精神分裂病などの疾患の予防・治療剤とし
ても有用である。
【0305】本発明の化合物を含む医薬製剤は、散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤、坐剤などの固形製剤、シロ
ップ剤、乳剤、注射剤、懸濁剤などの液剤のいずれであ
ってもよい。
【0306】本発明の医薬製剤は、製剤の形態に応じ
て、例えば、混和、混練、造粒、打錠、コーティング、
滅菌処理、乳化などの慣用の方法で製造できる。なお、
製剤の製造に関して、例えば日本薬局法製剤総則の各項
などを参照できる。
【0307】本発明の医薬製剤において、本発明の化合
物塩の含有量は、製剤の形態によって相違するが、通
常、製剤全体に対して約0.01〜100重量%、好ま
しくは約0.1〜50重量%、さらに好ましくは約0.
5〜20重量%程度である。
【0308】本発明の化合物を前記の医薬製剤として用
いる場合、そのまま、或いは適宜の薬学的に許容され得
る担体、例えば、賦形剤(例えば、デンプン、乳糖、白
糖、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなど)、結合剤
(例えば、デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セル
ロース、アルギン酸、ゼラチン、ポリビニルピロリドン
など)、滑沢剤(例えばステアリン酸、ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウムタルクなど)、崩
壊剤(例えば、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、タルクなど)、希釈剤(例えば、注射用水、生理食
塩水など)、必要に応じて添加剤(安定剤、保存剤、着
色剤、香料、溶解助剤、乳化剤、緩衝剤、等張化剤な
ど)などと常法により混合し、散剤、細粒剤、顆粒剤、
錠剤、カプセル剤などの固形剤または注射剤などの液剤
の形態で経口的または非経口的に投与することができ
る。
【0309】投与量は、本発明の化合物または薬学上許
容可能なその塩の種類、投与ルート、症状、患者の年令
などによっても異なるが、例えば、排尿異常の成人患者
に経口的に投与する場合、1日当たり体重1kgあたり
本発明の化合物として約0.005〜50mg,好まし
くは約0.05〜10mg、さらに好ましくは約0.2
〜4mgを1〜3回に分割投与できる。
【0310】本発明の化合物は、適宜、他の医薬活性成
分と適量配合または併用して使用することもできる。
【0311】本発明の化合物と他の医薬活性成分とを併
用することにより、(1)本発明の化合物または他の医
薬活性成分を単独で投与する場合に比べて、その投与量
を軽減することができる。より具体的には、本発明の化
合物と抗コリン剤またはNK−2受容体アンタゴニスト
を併用した場合、抗コリン剤またはNK−2受容体アン
タゴニストを単独投与する場合に比べて、それらの投与
量を軽減することができるので、例えば、口渇等の副作
用の軽減を図ることができる。(2)患者の症状(軽
症、重症など)に応じて、本発明の化合物と併用する薬
物を選択することができる、(3)本発明の化合物と作
用機序が異なる他の医薬活性成分を選択することによ
り、治療期間を長く設定することができる、(4)本発
明の化合物と作用機序が異なる他の医薬活性成分を選択
することにより、治療効果の持続を図ることができる、
(5)本発明の化合物と他の医薬活性成分とを併用する
ことにより、相乗効果が得られる、などの優れた効果を
得ることができる。
【0312】本発明の化合物と配合または併用し得る薬
物(以下、併用薬物と略記する)としては、例えば、以
下のようなものが用いられる。
【0313】(1)糖尿病治療剤 インスリン製剤〔例、ウシ、ブタの膵臓から抽出された
動物インスリン製剤;大腸菌、イーストを用い、遺伝子
工学的に合成したヒトインスリン製剤;インスリン亜
鉛;プロタミンインスリン亜鉛;インスリンのフラグメ
ントまたは誘導体(例、INS−1等)など〕、インス
リン感受性増強剤(例、塩酸ピオグリタゾン、トログリ
タゾン、ロジグリタゾンまたはそのマレイン酸塩、JT
T−501、MCC−555、YM−440、GI−2
62570、KRP−297、FK−614、CS−0
11等)、α−グルコシダーゼ阻害剤(例、ボグリボー
ス、アカルボース、ミグリトール、エミグリテート
等)、ビグアナイド剤(例、フェンホルミン、メトホル
ミン、ブホルミン等)、スルホニルウレア剤(例、トル
ブタミド、グリベンクラミド、グリクラジド、クロルプ
ロパミド、トラザミド、アセトヘキサミド、グリクロピ
ラミド、グリメピリド等)やその他のインスリン分泌促
進剤(例、レパグリニド、セナグリニド、ミチグリニド
またはそのカルシウム塩水和物、GLP−1、ナテグリ
ニド等)、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害剤(例、
NVP−DPP−278、PT−100、P32/98
等)、β3アゴニスト(例、CL−316243、SR
−58611−A、UL−TG−307、AJ−967
7、AZ40140等)、アミリンアゴニスト(例、プ
ラムリンチド等)、ホスホチロシンホスファターゼ阻害
剤(例、バナジン酸等)、糖新生阻害剤(例、グリコー
ゲンホスホリラーゼ阻害剤、グルコース−6−ホスファ
ターゼ阻害剤、グルカゴン拮抗剤等)、SGLT(sodi
um-glucose cotransporter)阻害剤(例、T−1095
等)等。
【0314】(2)糖尿病性合併症治療剤 アルドース還元酵素阻害剤(例、トルレスタット、エパ
ルレスタット、ゼナレスタット、ゾポルレスタット、フ
ィダレスタット(SNK−860)、ミナルレスタット
(ARI−509)、CT−112等)、神経栄養因子
(例、NGF、NT−3等)、AGE阻害剤(例、AL
T−945、ピマゲジン、ピラトキサチン、N−フェナ
シルチアゾリウムブロミド(ALT−766)、EXO
−226等)、活性酸素消去薬(例、チオクト酸等)、
脳血管拡張剤(例、チオプリド等)等。
【0315】(3)抗高脂血剤 コレステロール合成阻害剤であるスタチン系化合物
(例、プラバスタチン、シンバスタチン、ロバスタチ
ン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチ
ンまたはそれらの塩(例、ナトリウム塩等)等)、スク
アレン合成酵素阻害剤あるいはトリグリセリド低下作用
を有するフィブラート系化合物(例、ベザフィブラー
ト、クロフィブラート、シムフィブラート、クリノフィ
ブラート等)等。
【0316】(4)降圧剤 アンジオテンシン変換酵素阻害剤(例、カプトプリル、
エナラプリル、デラプリル等)、アンジオテンシンII拮
抗剤(例、ロサルタン、カンデサルタン シレキセチル
等)、カルシウム拮抗剤(例、マニジピン、ニフェジピ
ン、アムロジピン、エホニジピン、ニカルジピン等)、
クロニジン等。
【0317】(5)抗肥満剤 中枢性抗肥満薬(例、デキスフェンフルアミン、フェン
フルラミン、フェンテルミン、シブトラミン、アンフェ
プラモン、デキサンフェタミン、マジンドール、フェニ
ルプロパノールアミン、クロベンゾレックス等)、膵リ
パーゼ阻害薬(例、オルリスタット等)、β3アゴニス
ト(例、CL−316243、SR−58611−A、
UL−TG−307、AJ−9677、AZ40140
等)、ペプチド性食欲抑制薬(例、レプチン、CNTF
(毛様体神経栄養因子)等)、コレシストキニンアゴニ
スト(例、リンチトリプト、FPL−15849等)
等。
【0318】(6)利尿剤 キサンチン誘導体(例、サリチル酸ナトリウムテオブロ
ミン、サリチル酸カルシウムテオブロミン等)、チアジ
ド系製剤(例、エチアジド、シクロペンチアジド、トリ
クロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフル
メチアジド、ベンジルヒドロクロロチアジド、ペンフル
チジド、ポリチアジド、メチクロチアジド等)、抗アル
ドステロン製剤(例、スピロノラクトン、トリアムテレ
ン等)、炭酸脱水酵素阻害剤(例、アセタゾラミド
等)、クロルベンゼンスルホンアミド系製剤(例、クロ
ルタリドン、メフルシド、インダパミド等)、アゾセミ
ド、イソソルビド、エタクリン酸、ピレタニド、ブメタ
ニド、フロセミド等。
【0319】(7)化学療法剤 アルキル化剤(例、サイクロフォスファミド、イフォス
ファミド等)、代謝拮抗剤(例、メソトレキセート、5
−フルオロウラシル等)、抗癌性抗生物質(例、マイト
マイシン、アドリアマイシン等)、植物由来抗癌剤
(例、ビンクリスチン、ビンデシン、タキソール等)、
シスプラチン、カルボプラチン、エトポキシド等、なか
でも5−フルオロウラシル誘導体であるフルツロンある
いはネオフルツロン等。
【0320】(8)免疫療法剤 微生物または細菌成分(例、ムラミルジペプチド誘導
体、ピシバニール等)、免疫増強活性のある多糖類
(例、レンチナン、シゾフィラン、クレスチン等)、遺
伝子工学的手法で得られるサイトカイン(例、インター
フェロン、インターロイキン(IL)等)、コロニー刺
激因子(例、顆粒球コロニー刺激因子、エリスロポエチ
ン等)等、なかでもIL−1、IL−2、IL−12
等。
【0321】(9)動物モデルや臨床で悪液質改善作用
が認められている薬剤 プロゲステロン誘導体(例、メゲステロールアセテー
ト)〔ジャーナル・オブ・クリニカル・オンコロジー
(Journal of Clinical Oncology)、第12巻、213
〜225頁、1994年〕、メトクロプラミド系薬剤、
テトラヒドロカンナビノール系薬剤(文献はいずれも上
記と同様)、脂肪代謝改善剤(例、エイコサペンタエン
酸等)〔ブリティシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー
(British Journal of Cancer)、第68巻、314〜
318頁、1993年〕、成長ホルモン、IGF−1、
あるいは悪液質を誘導する因子であるTNF−α、LI
F、IL−6、オンコスタチンMに対する抗体等。
【0322】(10)消炎剤 ステロイド剤(例、デキサメサゾン等)、ヒアルロン酸
ナトリウム、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(例、インド
メタシン、ケトプロフェン、ロキソプロフェン、メロキ
シカム、アムピロキシカム、セレコキシブ、ロフェコキ
シブ等)等。
【0323】(11)その他 糖化阻害剤(例、ALT-711等)、神経再生促進薬(例、Y-12
8、VX853、prosaptide等)、中枢神経系作用薬(例、デ
シプラミン、アミトリプチリン、イミプラミン、フロキ
セチン、パロキセチン、ドキセピンなどの抗うつ薬)、
抗てんかん薬(例、ラモトリジン、カルバマゼピン)、
抗不整脈薬(例、メキシレチン)、アセチルコリン受容
体リガンド(例、ABT-594)、エンドセリン受容体拮抗薬
(例、ABT-627)、モノアミン取り込み阻害薬(例、トラ
マドル)、インドールアミン取り込み阻害薬(例、フロ
キセチン、パロキセチン)、麻薬性鎮痛薬(例、モルヒ
ネ)、GABA受容体作動薬(例、ギャバペンチン)、
GABA取り込み阻害薬(例、チアガビン)、α2受容
体作動薬(例、クロニジン)、局所鎮痛薬(例、カプサ
イシン)、プロテインキナーゼC阻害剤(例、LY−3
33531),抗不安薬(例、ベンゾジアゼピン類)、
ホスホジエステラーゼ阻害薬(例、シルデナフィル)、
ドーパミン受容体作動薬(例、アポモルフィン)、ドー
パミン受容体拮抗薬、(例、ハロペリドール)、セロト
ニン受容体作動薬(例、クエン酸タンドスピロン、スマ
トリプタン)、セロトニン受容体拮抗薬(例、塩酸シプ
ロヘプタジン、オンダンセトロン)、セロトニン取り込
み阻害薬(例、マレイン酸フルボキサミン、フロキセチ
ン、パロキセチン)、睡眠導入剤(例、トリアゾラム、
ゾルピデム)、抗コリン剤、α1受容体遮断薬(例、タ
ムスロシン)、筋弛緩薬(例、バクロフェンなど)、カ
リウムチャンネル開口薬(例、ニコランジル)、カルシ
ウムチャンネル遮断薬(例、ニフェジピン)、アルツハ
イマー病予防・治療薬(例、ドネペジル、リバスチグミ
ン、ガランタミン)、パーキンソン病治療薬(例、L−
ドーパ)、多発性硬化症予防・治療薬(例、インターフ
ェロンβ−1a)、ヒスタミンH1受容体阻害薬(例、
塩酸プロメタジン)、プロトンポンプ阻害薬(例、ラン
ソプラゾール、オメプラゾール)、抗血栓薬(例、アス
ピリン、シロスタゾール)、NK−2受容体アンタゴニ
スト、HIV感染症治療薬(サキナビル、ジドブジン、
ラミブジン、ネビラビン)、慢性閉塞性肺疾患治療薬
(サルメテロール、チオトロピウムブロミド、シロミラ
スト)等。
【0324】抗コリン剤としては、例えば、アトロピ
ン、スコポラミン、ホマトロピン、トロピカミド、シク
ロペントラート、臭化ブチルスコポラミン、臭化プロパ
ンテリン、臭化メチルベナクチジウム、臭化メペンゾラ
ート、フラボキサート、ピレンセビン、臭化イプラトピ
ウム、トリヘキシフェニジル、オキシブチニン、プロピ
ベリン、ダリフェナシン、トルテロジン、テミベリン、
塩化トロスピウムまたはその塩(例、硫酸アトロピン、
臭化水素酸スコポラミン、臭化水素酸ホマトロピン、塩
酸シクロペントラート、塩酸フラボキサート、塩酸ピレ
ンセビン、塩酸トリヘキシフェニジル、塩化オキシブチ
ニン、酒石酸トルテロジンなど)などが用いられ、なか
でも、オキシブチニン、プロピベリン、ダリフェナシ
ン、トルテロジン、テミベリン、塩化トロスピウムまた
はその塩(例、塩化オキシブチニン、酒石酸トルテロジ
ンなど)が好適である。また、アセチルコリンエステラ
ーゼ阻害薬(例、ジスチグミンなど)なども使用すること
ができる。
【0325】NK−2受容体アンタゴニストとしては、
例えば、GR159897、GR149861、SR4
8968(saredutant)、SR144190、YM35
375、YM38336、ZD7944、L−7439
86、MDL105212A、ZD6021、MDL1
05172A、SCH205528、SCH6237
3、R−113281などのピペリジン誘導体、RPR
−106145などのペルヒドロイソインドール誘導
体、SB−414240などのキノリン誘導体、ZM−
253270などのピロロピリミジン誘導体、MEN1
1420(nepadutant)、SCH217048、L−6
59877、PD−147714(CAM-2291)、MEN1
0376、S16474などのプソイドペプチド誘導
体、その他、GR100679、DNK333、GR9
4800、UK−224671、MEN10376、M
EN10627、またはそれらの塩などが挙げられる。
【0326】本発明の化合物と併用薬物とを配合または
併用する医薬組成物には、(1)本発明の化合物と併用
薬物を含有する医薬組成物として単一に製剤化されたも
の、(2)本発明の化合物と併用薬物とが別個に製剤化
されたもののいずれも含まれる。以下、これらを総称し
て本発明の併用剤と略記する。
【0327】本発明の併用剤は、本発明の化合物および
併用薬物の有効成分を、別々にあるいは同時に、そのま
ま若しくは薬学的に許容され得る担体などと混合し、た
とえば、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤などの固形製
剤、シロップ剤、乳剤、注射剤(皮下注射、静脈内注
射、筋肉内注射、点滴法を含む)などの液剤、舌下錠、
バッカル、トローチ剤、マイクロカプセル等の徐放性製
剤、口腔内速崩壊剤、坐剤として経口又は非経口的に投
与することができる。
【0328】上記薬学的に許容され得る担体としては、
製剤素材として慣用の各種有機あるいは無機担体物質が
用いられ、固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、
崩壊剤;液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化
剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などとして配合され
る。また必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘
味剤などの製剤添加物を用いることもできる。
【0329】上記賦形剤の好適な例としては、例えば、
乳糖、白糖、D-マンニトール、デンプン、結晶セルロ
ース、軽質無水ケイ酸、炭酸カルシウム、リン酸カルシ
ウムなどが挙げられる。
【0330】上記滑沢剤の好適な例としては、例えば、
ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸カルシウム、タルク、コロイドシリカなどが挙げられ
る。
【0331】上記結合剤の好適な例としては、例えば、
結晶セルロース、白糖、D-マンニトール、デキストリ
ン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アラビア
ゴム、ゼラチンなどが挙げられる。
【0332】上記崩壊剤の好適な例としては、例えば、
デンプン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリ
ウム、カルボキシメチルスターチナトリウムなどが挙げ
られる。
【0333】上記溶剤の好適な例としては、例えば、注
射用水、生理食塩水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油などが挙げ
られる。
【0334】上記溶解補助剤の好適な例としては、例え
ば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
D-マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、ト
リスアミノメタン、コレステロール、トリエタノールア
ミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げ
られる。
【0335】上記懸濁化剤の好適な例としては、例え
ば、ステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩
化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステア
リン酸グリセリンなどの界面活性剤;例えば、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロースなどの親水性高分子などが
挙げられる。
【0336】上記等張化剤の好適な例としては、例え
ば、塩化ナトリウム、グリセリン、D-マンニトールな
どが挙げられる。
【0337】上記緩衝剤の好適な例としては、例えば、
リン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液な
どが挙げられる。
【0338】上記無痛化剤の好適な例としては、例え
ば、ベンジルアルコールなどが挙げられる。
【0339】上記防腐剤の好適な例としては、例えば、
パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベ
ンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢
酸、ソルビン酸などが挙げられる。
【0340】上記抗酸化剤の好適な例としては、例え
ば、亜硫酸塩、アスコルビン酸などが挙げられる。
【0341】上記着色剤の好適な例としては、例えば、
水溶性食用タール色素、水不溶性レーキ色素、天然色素
(例えば、β−カロチン、クロロフィル、ベンガラな
ど)などが挙げられる。
【0342】上記甘味剤の好適な例としては、例えば、
サッカリンナトリウム、グリチルリチン二カリウム、ア
スパルテーム、ステビアなどが挙げられる。
【0343】これらの製剤は、製剤工程において通常一
般に用いられる自体公知の方法により製造することがで
きる。
【0344】例えば、本発明の化合物または併用薬物
は、分散剤(例、ツイーン(Tween)80(アトラスパ
ウダー社製、米国)、HCO 60(日光ケミカルズ製)、ポ
リエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、
アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、デキストリンなど)、安定化剤(例、アスコル
ビン酸、ピロ亜硫酸ナトリウム等)、界面活性剤(例、
ポリソルベート80、マクロゴール等)、可溶剤(例、
グリセリン、エタノール等)、緩衝剤(例、リン酸及び
そのアルカリ金属塩、クエン酸及びそのアルカリ金属塩
等)、等張化剤(例、塩化ナトリウム、塩化カリウム、
マンニトール、ソルビトール、ブドウ糖等)、pH調節
剤(例、塩酸、水酸化ナトリウム等)、保存剤(例、パ
ラオキシ安息香酸エチル、安息香酸、メチルパラベン、
プロピルパラベン、ベンジルアルコール等)、溶解剤
(例、濃グリセリン、メグルミン等)、溶解補助剤
(例、プロピレングリコール、白糖等)、無痛化剤
(例、ブドウ糖、ベンジルアルコール等)などと共に水
性注射剤に、あるいはオリーブ油、ゴマ油、綿実油、コ
ーン油などの植物油、プロピレングリコールなどの溶解
補助剤に溶解、懸濁あるいは乳化して油性注射剤に成形
し、注射剤とすることができる。
【0345】経口投与用製剤とするには、自体公知の方
法に従い、本発明の化合物または併用薬物を例えば、賦
形剤(例、乳糖、白糖、デンプンなど)、崩壊剤(例、
デンプン、炭酸カルシウムなど)、結合剤(例、デンプ
ン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロースな
ど)又は滑沢剤(例、タルク、ステアリン酸マグネシウ
ム、ポリエチレングリコール 6000など)などを添
加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキン
グ、腸溶性あるいは持続性の目的のため自体公知の方法
でコーティングすることにより経口投与製剤とすること
ができる。そのコーティング剤としては、例えば、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ポリオキシエチレングリコール、ツイーン 8
0、プルロニック F68、セルロースアセテートフタ
レート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト、ヒドロキシメチルセルロースアセテートサクシネー
ト、オイドラギット(ローム社製、ドイツ,メタクリル
酸・アクリル酸共重合)および色素(例、ベンガラ,二
酸化チタン等)などが用いられる。経口投与用製剤は速
放性製剤、徐放性製剤のいずれであってもよい。
【0346】例えば、坐剤とするには、自体公知の方法
に従い、本発明の化合物または併用薬物を油性又は水性
の固状、半固状あるいは液状の坐剤とすることができ
る。上記組成物に用いる油性基剤としては、例えば、高
級脂肪酸のグリセリド〔例、カカオ脂、ウイテプゾル類
(ダイナマイトノーベル社製,ドイツ)など〕、中級脂
肪酸〔例、ミグリオール類(ダイナマイトノーベル社
製,ドイツ)など〕、あるいは植物油(例、ゴマ油、大
豆油、綿実油など)などが挙げられる。また、水性基剤
としては、例えばポリエチレングリコール類、プロピレ
ングリコール、水性ゲル基剤としては、例えば天然ガム
類、セルロース誘導体、ビニール重合体、アクリル酸重
合体などが挙げられる。
【0347】上記徐放性製剤としては、徐放性マイクロ
カプセル剤などが挙げられる。
【0348】徐放型マイクロカプセルとするには、自体
公知の方法を採用できるが、例えば、下記〔2〕に示す
徐放性製剤に成型して投与するのが好ましい。
【0349】本発明の化合物は、固形製剤(例、散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤)などの経口投与用製剤に成
型するか、坐剤などの直腸投与用製剤に成型するのが好
ましい。特に経口投与用製剤が好ましい。
【0350】本発明の併用剤は、薬物の種類に応じて上
記した剤形とすることができる。
【0351】以下に、〔1〕本発明の化合物または併用
剤の注射剤およびその調製、〔2〕本発明の化合物また
は併用剤の徐放性製剤又は速放性製剤およびその調製、
〔3〕本発明の化合物または併用剤の舌下錠、バッカル
又は口腔内速崩壊剤およびその調製について具体的に示
す。
【0352】〔1〕注射剤およびその調製 本発明の化合物または併用薬物を水に溶解してなる注射
剤が好ましい。該注射剤には安息香酸塩又は/およびサ
リチル酸塩を含有させてもよい。
【0353】該注射剤は、本発明の化合物または併用薬
物と所望により安息香酸塩又は/およびサリチル酸塩の
双方を水に溶解することにより得られる。
【0354】上記安息香酸、サリチル酸の塩としては、
例えばナトリウム,カリウムなどのアルカリ金属塩、カ
ルシウム,マグネシウムなどのアルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩、メグルミン塩、その他トロメタモールな
どの有機酸塩などが挙げられる。
【0355】注射剤中の本発明の化合物または併用薬物
の濃度は0.5〜50w/v%、好ましくは3〜20w
/v%程度である。また安息香酸塩又は/およびサリチ
ル酸塩の濃度は0.5〜50w/v%、好ましくは3〜
20w/v%が好ましい。
【0356】また、本剤には一般に注射剤に使用される
添加剤、例えば安定化剤(アスコルビン酸、ピロ亜硫酸
ナトリウム等)、界面活性剤(ポリソルベート80、マ
クロゴール等)、可溶剤(グリセリン、エタノール
等)、緩衝剤(リン酸及びそのアルカリ金属塩、クエン
酸及びそのアルカリ金属塩等)、等張化剤(塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム等)、分散剤(ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、デキストリン)、pH調節剤(塩
酸、水酸化ナトリウム等)、保存剤(パラオキシ安息香
酸エチル、安息香酸等)、溶解剤(濃グリセリン、メグ
ルミン等)、溶解補助剤(プロピレングリコール、白糖
等)、無痛化剤(ブドウ糖、ベンジルアルコール等)な
どを適宜配合することができる。これらの添加剤は一般
に注射剤に通常用いられる割合で配合される。
【0357】注射剤はpH調節剤の添加によりpH2〜
12好ましくは2.5〜8.0に調整するのがよい。
【0358】注射剤は、本発明の化合物または併用薬物
と所望により安息香酸塩又は/およびサリチル酸塩の双
方を、また必要により上記添加剤を水に溶解することに
より得られる。これらの溶解はどのような順序で行って
もよく、従来の注射剤の製法と同様に適宜行うことがで
きる。
【0359】注射用水溶液は加温するのがよく、また通
常の注射剤と同様にたとえば濾過滅菌、高圧加熱滅菌な
どを行うことにより注射剤として供することができる。
【0360】注射用水溶液は、例えば100℃〜121
℃の条件で5分〜30分高圧加熱滅菌するのがよい。
【0361】さらに多回分割投与製剤として使用できる
ように、溶液の抗菌性を付与した製剤としてもよい。
【0362】〔2〕徐放性製剤又は速放性製剤およびそ
の調製 本発明の化合物または併用薬物を含んでなる核を所望に
より水不溶性物質や膨潤性ポリマーなどの被膜剤で被覆
してなる徐放性製剤が好ましい。例えば、1日1回投与
型の経口投与用徐放性製剤が好ましい。
【0363】被膜剤に用いられる水不溶性物質として
は、例えばエチルセルロース、ブチルセルロースなどの
セルロースエーテル類、セルロースアセテート、セルロ
ースプロピオネートなどのセルロースエステル類、ポリ
ビニルアセテート、ポリビニルブチレートなどのポリビ
ニルエステル類、アクリル酸/メタクリル酸共重合体、
メチルメタクリレート共重合体、エトキシエチルメタク
リレート/シンナモエチルメタクリレート/アミノアル
キルメタクリレート共重合体、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸、メタクリル酸アルキルアミド共重合体、ポ
リ(メタクリル酸メチル)、ポリメタクリレート、ポリ
メタクリルアミド、アミノアルキルメタクリレート共重
合体、ポリ(メタクリル酸アンヒドリド)、グリシジル
メタクリレート共重合体、とりわけオイドラギットRS
−100,RL−100,RS−30D,RL−30
D,RL−PO,RS−PO(アクリル酸エチル・メタ
クリル酸メチル・メタクリル酸塩化トリメチル・アンモ
ニウムエチル共重合体)、オイドラギットNE−30D
(メタクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合体)な
どのオイドラギット類(ローム・ファーマ社)などのア
クリル酸系ポリマー、硬化ヒマシ油(例、ラブリーワッ
クス(フロイント産業)など)などの硬化油、カルナバ
ワックス、脂肪酸グリセリンエステル、パラフィンなど
のワックス類、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げ
られる。
【0364】膨潤性ポリマーとしては、酸性の解離基を
有し、pH依存性の膨潤を示すポリマーが好ましく、胃
内のような酸性領域では膨潤が少なく、小腸や大腸など
の中性領域で膨潤が大きくなる酸性の解離基を有するポ
リマーが好ましい。
【0365】このような酸性の解離基を有しpH依存性
の膨潤を示すポリマーとしては、例えばカーボマー(Ca
rbomer)934P、940、941、974P、98
0、1342等、ポリカーボフィル(polycarbophi
l)、カルシウムポリカボーフィル(carcium polycarbo
phil)(前記はいずれもBFグツドリッチ社製)、ハイ
ビスワコー103、104、105、304(いずれも
和光純薬(株)製)などの架橋型ポリアクリル酸重合体
が挙げられる。
【0366】徐放性製剤に用いられる被膜剤は親水性物
質をさらに含んでいてもよい。
【0367】該親水性物質としては、例えばプルラン、
デキストリン、アルギン酸アルカリ金属塩などの硫酸基
を有していてもよい多糖類、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウムなどのヒドロキシアルキ
ル基又はカルボキシアルキル基を有する多糖類、メチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
【0368】徐放性製剤の被膜剤における水不溶性物質
の含有率は約30ないし約90%(w/w)、好ましくは
約35ないし約80%(w/w)、さらに好ましくは約4
0ないし約75%(w/w)、膨潤性ポリマーの含有率は
約3ないし約30%(w/w)、好ましくは約3ないし約
15%(w/w)である。被膜剤は親水性物質をさらに含ん
でいてもよく、その場合被膜剤における親水性物質の含
有率は約50%(w/w)以下、好ましくは約5〜約40%
(w/w)、さらに好ましくは約5〜約35%(w/w)であ
る。ここで上記%(w/w)は被膜剤液から溶媒(例、水、
メタノール、エタノール等の低級アルコール等)を除い
た被膜剤組成物に対する重量%を示す。
【0369】徐放性製剤は、以下に例示するように薬物
を含む核を調製し、次いで得られた核を、水不溶性物質
や膨潤性ポリマーなどを加熱溶解あるいは溶媒に溶解又
は分散させた被膜剤液で被覆することにより製造され
る。 I.薬剤を含む核の調製 被膜剤で被覆される薬物を含む核(以下、単に核と称す
ることがある)の形態は特に制限されないが、好ましく
は顆粒あるいは細粒などの粒子状に形成される。
【0370】核が顆粒又は細粒の場合、その平均粒子径
は、好ましくは約150ないし2,000μm、さらに
好ましくは約500ないし約1,400μmである。
【0371】核の調製は通常の製造方法で実施すること
ができる。例えば、薬物に適当な賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤、凝集防止剤、潤滑剤、安定化剤等を混合
し、湿式押し出し造粒法、流動層造粒法などにより調製
する。
【0372】核の薬物含量は、約0.5ないし約95%
(w/w)、好ましくは約5.0ないし約80%(w/w)、
さらに好ましくは約30ないし約70%(w/w)であ
る。
【0373】核に含まれる賦形剤としては、例えば白
糖、乳糖、マンニトール、グルコースなどの糖類、澱
粉、結晶セルロース、リン酸カルシウム、コーンスター
チなどが用いられる。中でも、結晶セルロース、コーン
スターチが好ましい。
【0374】結合剤としては、例えばポリビニルアルコ
ール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレング
リコール、ポリビニルピロリドン、プルロニックF6
8、アラビアゴム、ゼラチン、澱粉などが用いられる。
崩壊剤としては、例えばカルボキシメチルセルロースカ
ルシウム(ECG505)、クロスカルメロースナトリウム(Ac-
Di-Sol)、架橋型ポリビニルピロリドン(クロスポビド
ン)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L-HP
C)などが用いられる。中でも、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースが好ましい。滑沢剤、凝集防止剤と
しては例えばタルク、ステアリン酸マグネシウムおよび
その無機塩、また潤滑剤としてポリエチレングリコール
などが用いられる。安定化剤としては酒石酸、クエン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸などの酸が用いら
れる。
【0375】核は上記製造法以外にも、例えば核の中心
となる不活性担体粒子上に水、低級アルコール(例、メ
タノール、エタノールなど)等の適当な溶媒に溶解した
結合剤をスプレーしながら、薬物あるいはこれと賦形
剤、滑沢剤などとの混合物を少量ずつ添加して行なう転
動造粒法、パンコーティング法、流動層コーティング法
や溶融造粒法によっても調製することができる。不活性
担体粒子としては、例えば白糖、乳糖、澱粉、結晶セル
ロース、ワックス類で製造されたものが使用でき、その
平均粒子径は約100μmないし約1,500μmであ
るものが好ましい。
【0376】核に含まれる薬物と被膜剤とを分離するた
めに、防護剤で核の表面を被覆してもよい。防護剤とし
ては、例えば前記親水性物質や、水不溶性物質等が用い
られる。防護剤は、好ましくはポリエチレングリコール
やヒドロキシアルキル基又はカルボキシアルキル基を有
する多糖類、より好ましくはヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが用いられ
る。該防護剤には安定化剤として酒石酸、クエン酸、コ
ハク酸、フマル酸、マレイン酸等の酸や、タルクなどの
滑沢剤を含んでいてもよい。防護剤を用いる場合、その
被覆量は核に対して約1ないし約15%(w/w)、好ま
しくは約1ないし約10%(w/w)、さらに好ましくは
約2ないし約8%(w/w)である。
【0377】防護剤は通常のコーティング法により被覆
することができ、具体的には、防護剤を例えば流動層コ
ーティング法、パンコーティング法等により核にスプレ
ーコーティングすることで被覆することができる。
【0378】II.核の被膜剤による被覆 前記Iで得られた核を、前記水不溶性物質及びpH依存
性の膨潤性ポリマー、および親水性物質を加熱溶解ある
いは溶媒に溶解又は分散させた被膜剤液により被覆する
ことにより徐放性製剤が製造される。
【0379】核の被膜剤液による被覆方法として、例え
ば噴霧コーティングする方法などが挙げられる。
【0380】被膜剤液中の水不溶性物質、膨潤性ポリマ
ー又は親水性物質の組成比は、被膜中の各成分の含有率
がそれぞれ前記含有率となるように適宜選ばれる。
【0381】被膜剤の被覆量は、核(防護剤の被覆量を
含まない)に対して約1ないし約90%(w/w)、好ま
しくは約5ないし約50%(w/w)、さらに好ましくは
約5ないし35%(w/w)である。
【0382】被膜剤液の溶媒としては水又は有機溶媒を
単独であるいは両者の混液を用いることができる。混液
を用いる際の水と有機溶媒との混合比(水/有機溶媒:
重量比)は、1ないし100%の範囲で変化させること
ができ、好ましくは1ないし約30%である。該有機溶
媒としては、水不溶性物質を溶解するものであれば特に
限定されないが、例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール
等の低級アルコール、アセトンなどの低級アルカノン、
アセトニトリル、クロロホルム、メチレンクロライドな
どが用いられる。このうち低級アルコールが好ましく、
エチルアルコール、イソプロピルアルコールが特に好ま
しい。水及び水と有機溶媒との混液が被膜剤の溶媒とし
て好ましく用いられる。この時、必要であれば被膜剤液
中に被膜剤液安定化のために酒石酸、クエン酸、コハク
酸、フマル酸、マレイン酸などの酸を加えてもよい。
【0383】噴霧コーティングにより被覆する場合の操
作は通常のコーティング法により実施することができ、
具体的には、被膜剤液を例えば流動層コーティング法、
パンコーティング法等により核にスプレーコーティング
することで実施することができる。この時必要であれ
ば、タルク、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、
ステアリン酸カルシウム、軽質無水ケイ酸などを滑沢剤
として、グリセリン脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油、ク
エン酸トリエチル、セチルアルコール、ステアリルアル
コールなどを可塑剤として添加してもよい。
【0384】被膜剤による被膜後、必要に応じてタルク
などの帯電防止剤を混合してもよい。
【0385】速放性製剤は、液状(溶液、懸濁液、乳化
物など)であっても固形状(粒子状、丸剤、錠剤など)
であってもよい。経口投与剤、注射剤など非経口投与剤
が用いられるが、経口投与剤が好ましい。
【0386】速放性製剤は、通常、活性成分である薬物
に加えて、製剤分野で慣用される担体、添加剤や賦形剤
(以下、これらを総称して賦形剤と略称することがあ
る)を含んでいてもよい。用いられる製剤賦形剤は、製
剤分野で賦形剤として常用される賦形剤であれば特に限
定されない。例えば経口固形製剤用の賦形剤としては、
乳糖、デンプン、コーンスターチ、結晶セルロース(旭
化成(株)製、アビセルPH101など)、粉糖、グラ
ニュウ糖、マンニトール、軽質無水ケイ酸、炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、L−システインなどが挙げら
れ、好ましくはコーンスターチおよびマンニトールなど
が挙げられる。これらの賦形剤は一種又は二種以上を組
み合わせて使用できる。賦形剤の含有量は速放性製剤全
量に対して、例えば約4.5〜約99.4w/w%、好
ましくは約20〜約98.5w/w%、さらに好ましく
は約30〜約97w/w%である。
【0387】速放性製剤における薬物の含量は、速放性
製剤全量に対して、約0.5〜約95%、好ましくは約
1〜約60%の範囲から適宜選択することができる。
【0388】速放性製剤が経口固形製剤の場合、通常上
記成分に加えて、崩壊剤を含有する。このような崩壊剤
としては、例えばカルボキシメチルセルロースカルシウ
ム(五徳薬品製、ECG−505)、クロスカルメロー
スナトリウム(例えば、旭化成(株)製、アクジゾ
ル)、クロスポビドン(例えば、BASF社製、コリド
ンCL)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(信
越化学(株))、カルボキシメチルスターチ(松谷化学
(株))、カルボキシメチルスターチナトリウム(木村
産業製、エキスプロタブ)、部分α化デンプン(旭化成
(株)製、PCS)などが用いられ、例えば水と接触し
て吸水、膨潤、あるいは核を構成している有効成分と賦
形剤との間にチャネルを作るなどにより顆粒を崩壊させ
るものを用いることができる。これらの崩壊剤は、一種
又は二種以上を組み合わせて使用できる。崩壊剤の配合
量は、用いる薬物の種類や配合量、放出性の製剤設計な
どにより適宜選択されるが、速放性製剤全量に対して、
例えば約0.05〜約30w/w%、好ましくは約0.
5〜約15w/w%である。
【0389】速放性製剤が経口固形製剤である場合、経
口固形製剤の場合には上記の組成に加えて、所望により
固形製剤において慣用の添加剤をさらに含んでいてもよ
い。このような添加剤としては、例えば水と接触して吸
水、膨潤、あるいは核を構成している有効成分と賦形剤
との間にチャネルを作るなどにより顆粒を崩壊させるも
のを用いることができ、例えば結合剤(例えば、ショ
糖、ゼラチン、アラビアゴム末、メチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、プルラン、デキストリンなど)、滑沢剤
(例えば、ポリエチレングリコール、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、軽質無水ケイ酸(例えば、アエロジ
ル(日本アエロジル)))、界面活性剤(例えば、アル
キル硫酸ナトリウムなどのアニオン系界面活性剤、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマ
シ油誘導体等の非イオン系界面活性剤など)、着色剤
(例えば、タール系色素、カラメル、ベンガラ、酸化チ
タン、リボフラビン類)、必要ならば、橋味剤(例え
ば、甘味剤、香料など)、吸着剤、防腐剤、湿潤剤、帯
電防止剤などが用いられる。また、安定化剤として酒石
酸、クエン酸、コハク酸、フマル酸などの有機酸を加え
てもよい。
【0390】上記結合剤としては、ヒドロキシプロピル
セルロース、ポリエチレングリコールおよびポリビニル
ピロリドンなどが好ましく用いられる。
【0391】速放性製剤は、通常の製剤の製造技術に基
づき、前記各成分を混合し、必要により、さらに練合
し、成型することにより調製することができる。上記混
合は、一般に用いられる方法、例えば、混合、練合など
により行われる。具体的には、例えば速放性製剤を粒子
状に形成する場合、前記徐放性製剤の核の調製法と同様
の手法により、バーチカルグラニュレーター、万能練合
機(畑鉄工所製)、流動層造粒機FD−5S(パウレッ
ク社製)等を用いて混合しその後、湿式押し出し造粒
法、流動層造粒法などにより造粒することにより調製す
ることができる。
【0392】このようにして得られた速放性製剤と徐放
性製剤とは、そのままあるいは適宜、製剤賦形剤等と共
に常法により別々に製剤化後、同時あるいは任意の投与
間隔を挟んで組み合わせて投与する製剤としてもよく、
また両者をそのままあるいは適宜、製剤賦形剤等と共に
一つの経口投与製剤(例、顆粒剤、細粒剤、錠剤、カプ
セル等)に製剤化してもよい。両製剤を顆粒あるいは細
粒に製して、同一のカプセル等に充填して経口投与用製
剤としてもよい。 〔3〕舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤およびその
調製 舌下錠、バッカル製剤、口腔内速崩壊剤として本発明の
併用剤を製する場合は、錠剤などの固形製剤であっても
よいし、口腔粘膜貼付錠(フィルム)であってもよい。
【0393】舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤とし
ては、本発明の化合物または併用薬物と賦形剤とを含有
する製剤が好ましい。また、滑沢剤、等張化剤、親水性
担体、水分散性ポリマー、安定化剤などの補助剤を含有
していてもよい。また、吸収を容易にし、生体内利用率
を高めるためにβ−シクロデキストリン又はβ−シクロ
デキストリン誘導体(例、ヒドロキシプロピル−β−シ
クロデキストリンなど)などを含有していてもよい。
【0394】上記賦形剤としては、乳糖、白糖、D−マ
ンニトール、デンプン、結晶セルロース、軽質無水ケイ
酸などが挙げられる。滑沢剤としてはステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイド
シリカなどが挙げられ、特に、ステアリン酸マグネシウ
ムやコロイドシリカが好ましい。等張化剤としては塩化
ナトリウム、グルコース、フルクトース、マンニトー
ル、ソルビトール、ラクトース、サッカロース、グリセ
リン、尿素などが挙げられ、特にマンニトールが好まし
い。親水性担体としては結晶セルロース、エチルセルロ
ース、架橋性ポリビニルピロリドン、軽質無水珪酸、珪
酸、リン酸二カルシウム、炭酸カルシウムなどの膨潤性
親水性担体が挙げられ、特に結晶セルロース(例、微結
晶セルロースなど)が好ましい。水分散性ポリマーとし
てはガム(例、トラガカントガム、アカシアガム、グア
ーガム)、アルギン酸塩(例、アルギン酸ナトリウ
ム)、セルロース誘導体(例、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース)、ゼラチン、水溶性デンプン、ポ
リアクリル酸(例、カーボマー)、ポリメタクリル酸、
ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリカーボフィルなどが挙げられ、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリル
酸、アルギン酸塩、ゼラチン、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール
などが好ましい。特にヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースが好ましい。安定化剤としては、システイン、チオ
ソルビトール、酒石酸、クエン酸、炭酸ナトリウム、ア
スコルビン酸、グリシン、亜硫酸ナトリウムなどが挙げ
られ、特に、クエン酸やアスコルビン酸が好ましい。
【0395】舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤は、
本発明の化合物または併用薬物と上記したような賦形剤
とを自体公知の方法により混合することにより製造する
ことができる。さらに、所望により上記した滑沢剤、等
張化剤、親水性担体、水分散性ポリマー、安定化剤、着
色剤、甘味剤、防腐剤などの補助剤を混合してもよい。
上記成分を同時に若しくは時間差をおいて混合した後、
加圧打錠成形することにより舌下錠、バッカル錠又は口
腔内速崩壊錠が得られる。適度な硬度を得るため、打錠
成形の過程の前後において必要に応じ水やアルコールな
どの溶媒を用いて加湿・湿潤させ、成形後、乾燥させて
製造してもよい。
【0396】粘膜貼付錠(フィルム)に成型する場合
は、本発明の化合物または併用薬物および上記した水分
散性ポリマー(好ましくは、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、賦形剤
などを水などの溶媒に溶解させ、得られる溶液を流延さ
せて(cast)フィルムとする。さらに、可塑剤、安定剤、
酸化防止剤、保存剤、着色剤、緩衝剤、甘味剤などの添
加物を加えてもよい。フィルムに適度の弾性を与えるた
めポリエチレングリコールやプロピレングリコールなど
のグリコール類を含有させたり、口腔の粘膜ライニング
へのフィルムの接着を高めるため生物接着性ポリマー
(例、ポリカルボフィル、カルボポール)を含有させて
もよい。流延は、非接着性表面に溶液を注ぎ、ドクター
ブレードなどの塗布用具で均一な厚さ(好ましくは10
〜1000ミクロン程度)にそれを広げ、次いで溶液を
乾燥してフィルムを形成することにより達成される。こ
のように形成されたフィルムは室温若しくは加温下乾燥
させ、所望の表面積に切断すればよい。
【0397】好ましい口腔内速崩壊剤としては、本発明
の化合物または併用薬物と、本発明の化合物または併用
薬物とは不活性である水溶性若しくは水拡散性キャリヤ
ーとの網状体から成る固体状の急速拡散投与剤が挙げら
れる。該網状体は、本発明の化合物または併用薬物を適
当な溶媒に溶解した溶液とから構成されている固体状の
該組成物から溶媒を蒸発することによって得られる。
【0398】該口腔内速崩壊剤の組成物中には、本発明
の化合物または併用薬物に加えて、マトリックス形成剤
と二次成分とを含んでいるのが好ましい。
【0399】該マトリックス形成剤としてはゼラチン
類、デキストリン類ならびに大豆、小麦ならびにオオバ
コ(psyllium)種子タンパクなどの動物性タンパク類若し
くは植物性タンパク類;アラビアゴム、ガーガム、寒天
ならびにキサンタンなどのゴム質物質;多糖類;アルギ
ン酸類;カルボキシメチルセルロース類;カラゲナン
類;デキストラン類;ペクチン類;ポリビニルピロリド
ンなどの合成ポリマー類;ゼラチン−アラビアゴムコン
プレックスなどから誘導される物質が含まれる。さら
に、マンニトール、デキストロース、ラクトース、ガラ
クトースならびにトレハロースなどの糖類;シクロデキ
ストリンなどの環状糖類;リン酸ナトリウム、塩化ナト
リウムならびにケイ酸アルミニウムなどの無機塩類;グ
リシン、L−アラニン、L−アスパラギン酸、L−グル
タミン酸、L−ヒドロキシプロリン、L−イソロイシ
ン、L−ロイシンならびにL−フェニルアラニンなどの
炭素原子数が2から12までのアミノ酸などが含まれ
る。
【0400】マトリックス形成剤は、その1種若しくは
それ以上を、固形化の前に、溶液又は懸濁液中に導入す
ることができる。かかるマトリックス形成剤は、界面活
性剤に加えて存在していてもよく、また界面活性剤が排
除されて存在していてもよい。マトリックス形成剤はそ
のマトリックスを形成することに加えて、本発明の化合
物または併用薬物の拡散状態をその溶液又は懸濁液中に
維持する助けをすることができる。
【0401】保存剤、酸化防止剤、界面活性剤、増粘
剤、着色剤、pH調整剤、香味料、甘味料若しくは食味
マスキング剤などの二次成分を組成物中に含有していて
よい。適当な保存剤としては、パラベン類、ソルビン酸
が挙げられる。適当な酸化防止剤としては、亜硫酸塩、
アスコルビン酸が挙げられる。適当な界面活性剤として
は、ポリソルベート80、マクロゴールが挙げられる。
適当な増粘剤としては、天然ガム類、セルロース誘導体
が挙げられる。適当な着色剤としては、赤色、黒色なら
びに黄色酸化鉄類およびエリス・アンド・エベラールド社
のFD&Cブルー2号ならびにFD&Cレッド40号な
どのFD&C染料が挙げられる。適当な香味料には、ミ
ント、ラスベリー、甘草、オレンジ、レモン、グレープ
フルーツ、カラメル、バニラ、チェリーならびにグレー
プフレーバーおよびその組合せたものが含まれる。適当
なpH調整剤は、クエン酸、酒石酸、リン酸、塩酸およ
びマレイン酸が含まれる。適当な甘味料としてはアスパ
ルテーム、アセスルフェームKならびにタウマチンなど
が含まれる。適当な食味マスキング剤としては、重炭酸
ナトリウム、イオン交換樹脂、シクロデキストリン包接
化合物、吸着質物質ならびにマイクロカプセル化化合物
が含まれる。
【0402】製剤には通常約0.1〜約50重量%、好
ましくは約0.1〜約30重量%の本発明の化合物また
は併用薬物を含み、約1分〜約60分の間、好ましくは
約1分〜約15分の間、より好ましくは約2分〜約5分
の間に(水に)本発明の化合物または併用薬物の90%
以上を溶解させることが可能な製剤(上記、舌下錠、バ
ッカルなど)や、口腔内に入れられて1ないし60秒以
内に、好ましくは1ないし30秒以内に、さらに好まし
くは1ないし10秒以内に崩壊する口腔内速崩壊剤が好
ましい。
【0403】上記賦形剤の製剤全体に対する含有量は、
約10〜約99重量%、好ましくは約30〜約90重量
%である。β−シクロデキストリン又はβ−シクロデキ
ストリン誘導体の製剤全体に対する含有量は0〜約30
重量%である。滑沢剤の製剤全体に対する含有量は、約
0.01〜約10重量%、好ましくは約1〜約5重量%
である。等張化剤の製剤全体に対する含有量は、約0.
1〜約90重量%、好ましくは、約10〜約70重量%
である。親水性担体の製剤全体に対する含有量は約0.
1〜約50重量%、好ましくは約10〜約30重量%で
ある。水分散性ポリマーの製剤全体に対する含有量は、
約0.1〜約30重量%、好ましくは約10〜約25重
量%である。安定化剤の製剤全体に対する含有量は約
0.1〜約10重量%、好ましくは約1〜約5重量%で
ある。上記製剤はさらに、着色剤、甘味剤、防腐剤など
の添加剤を必要に応じ含有していてもよい。
【0404】本発明の併用剤の一日投与量は、症状の程
度、投与対象の年齢、性別、体重、感受性差、投与の時
期、間隔、医薬製剤の性質、調剤、種類、有効成分の種
類などによって異なり、特に限定されない。本発明の化
合物として、その投与量は、副作用の問題とならない範
囲で、特に限定されないが、通常、経口投与で哺乳動物
1kg体重あたり約0.005〜100mg、好ましく
は約0.05〜50mgであり、更に好ましくは約0.2
〜30mgであり、これを通常1日1〜3回に分けて投
与する。
【0405】本発明の化合物または併用剤は、副作用が
問題とならない範囲でどのような量を設定することも可
能である。本発明の化合物または併用剤としての一日投
与量は、症状の程度、投与対象の年齢、性別、体重、感
受性差、投与の時期、間隔、医薬製剤の性質、調剤、種
類、有効成分の種類などによって異なり、特に限定され
ないが、活性成分の量として通常、たとえば経口投与で
哺乳動物1kg体重あたり約0.001〜2000m
g、好ましくは約0.01〜500mg、さらに好まし
くは、約0.1〜100mg程度であり、これを通常1
日1〜4回に分けて投与する。
【0406】本発明の併用剤を投与するに際しては、本
発明の化合物と併用薬物とを同時期に投与してもよい
が、併用薬物を先に投与した後、本発明の化合物を投与
してもよいし、本発明の化合物を先に投与し、その後で
併用薬物を投与してもよい。時間差をおいて投与する場
合、時間差は投与する有効成分、剤形、投与方法により
異なるが、例えば、併用薬物を先に投与する場合、併用
薬物を投与した後1分〜3日以内、好ましくは10分〜
1日以内、より好ましくは15分〜1時間以内に本発明
の化合物を投与する方法が挙げられる。本発明の化合物
を先に投与する場合、本発明の化合物を投与した後、1
分〜1日以内、好ましくは10分〜6時間以内、より好
ましくは15分から1時間以内に併用薬物を投与する方
法が挙げられる。
【0407】好ましい投与方法としては、例えば、経口
投与製剤に製形された併用薬物約0.001〜200m
g/kgを経口投与し、約15分後に経口投与製剤に製
形された本発明の化合物約0.005〜100mg/k
gを1日量として経口投与する。
【0408】本発明の併用剤において、製剤全体に対す
る本発明の化合物の含有量は、製剤の形態によって相違
するが、通常、製剤全体に対して0.01〜100重量
%、好ましくは0.1〜50重量%、さらに好ましくは
0.5〜20重量%程度である。
【0409】
【実施例】以下に、参考例、実施例、製剤例および試験
例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明は
実施例により限定されるものではなく、また本発明の範
囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。
【0410】参考例、実施例のカラムクロマトグラフィ
ーにおける溶出は、特に言及しない限り、TLC(Thin
Layer Chromatography、薄層クロマトグラフィー)に
よる観察下に行った。TLC観察においては、TLCプ
レートとしてメルク(Merck)社製の60F254を用
い、展開溶媒として、カラムクロマトグラフィーで溶出
溶媒として用いた溶媒を用いた。また、検出にはUV検
出器を採用した。カラムクロマトグラフィー用のシリカ
ゲルとしては、メルク社製のシリカゲル60(70−2
30メッシュ)を用いた。室温とあるのは通常約10℃
から35℃の温度を意味する。さらに、抽出液の乾燥に
は硫酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムを用いた。
【0411】実施例、参考例における略号の意味は以下
の通りである。 NMR:核磁気共鳴スペクトル DMF:ジメチルホルムアミド,THF:テトラヒドロ
フラン,DMSO:ジメチルスルホキシド,Hz:ヘル
ツ,J:カップリング定数,m:マルチプレット,q:
クワルテット,t:トリプレット,d:ダブレット,
s:シングレット,br:ブロード,like:近似。
【0412】参考例1 (9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−9−メ
チル−5−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ
[1,4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,12−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した8−オキソ−
5−フェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−
6−カルボン酸(4.30g)のDMF(90mL)溶
液に3,5−ジメチルベンジルアミン(2.39g)、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カ
ルボジイミド塩酸塩(WSC)(6.17g)、1−ヒ
ドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール一水和物(HOB
t)(3.26g)を室温で加え、14時間攪拌した。
反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、10
%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶
媒を減圧下に留去することによりN−(3,5−ジメチ
ルベンジル)−8−オキソ−5−フェニル−8H−ピラ
ノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキサミドが無色
プリズム晶(4.90g,92%)として得られた。 融点:168−170℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.95g)のT
HF(60mL)−メタノール(20mL)混合溶液に
(R)−3−アミノ−2−メチル−1−プロパノール
(1.44g)を室温で加え、14時間室温で攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液
で抽出した。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣のトルエン(100mL)−アセトニトリル
(20mL)混合溶液に1,8−ジアザビシクロ[5,
4,0]−7−ウンデセン(DBU)(2.20mL)
を室温で加え、130℃で2時間攪拌した。反応液を水
に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有
機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、
乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより粗(R)−
N−(3,5−ジメチルベンジル)−7−(3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)−8−オキソ−5−フェニ
ル−7,8−ジヒドロ−1,7−ナフチリジン−6−カ
ルボキサミドが油状物(4.30g)として得られた。
本化合物は精製することなく、工程3の反応に使用し
た。 (工程3)工程2で得られた化合物(4.30g)のT
HF(20mL)溶液にトリエチルアミン(2.90m
L)とメタンスルホニルクロリド(1.60mL)を0
℃で加え、0℃で30分間攪拌した。さらに反応液にト
リエチルアミン(2.90mL)とメタンスルホニルク
ロリド(1.60mL)を0℃で加え、0℃で30分間
攪拌した。反応液に1N水酸化ナトリウム水溶液(20
mL)を加え、室温で1時間攪拌した後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣のTHF(300mL)溶液に水素化
ナトリウム(60%油性、0.72g)を0℃で加え、
80℃で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:メタノール=9:0.1)で分離・
精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(1.
15g,29%)として得られた。 融点:128−130℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0413】参考例2 (9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−5−
(4−フルオロフェニル)−9−メチル−7,8,9,
10−テトラヒドロ[1,4]ジアゼピノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,12−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した5−(4−フ
ルオロフェニル)−8−オキソ−8H−ピラノ[3,4
−b]ピリジン−6−カルボン酸(5.0g)と3,5
−ジメチルベンジルアミン(2.7g)を用い、参考例
1の工程1と同様に反応し、処理したところ、N−
(3,5−ジメチルベンジル)−5−(4−フルオロフ
ェニル)−8−オキソ−8H−ピラノ[3,4−b]ピ
リジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶(6.0
g,85%)として得られた。本化合物は精製すること
なく、工程2の反応に用いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(1.1g)を参考
例1の工程2と同様に反応し、処理したところ、(R)
−N−(3,5−ジメチルベンジル)−5−(4−フル
オロフェニル)−7−(3−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピル)−8−オキソ−7,8−ジヒドロ−1,7−ナ
フチリジン−6−カルボキサミドが淡黄色泡状物として
得られた。本化合物は精製することなく、工程3の反応
に用いた。 (工程3)工程2で得られた化合物を参考例1の工程3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プ
リズム晶(948mg,76%)として得られた。 融点:213−215℃(エタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0414】参考例3 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
9−メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン (工程1)参考例1の工程1で得られた化合物(3.3
0g)のTHF(61mL)−メタノール(20mL)
混合溶液に(R)−4−アミノ−2−メチル−1−ブタ
ノール テトラヒドロピラニルエーテル(3.40g)
を室温で加え、14時間室温で攪拌した。反応液を水に
注いだ後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣のトルエン(100mL)−アセトニトリル(20
mL)混合溶液に、DBU(2.56mL)を室温で加
え、2時間130℃で攪拌した。反応液を水に注いだ
後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出し
た。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣
のメタノール(100mL)溶液にp−トルエンスルホ
ン酸一水和物(3.00g)を室温で加え、室温で14
時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エ
チルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去することにより(R)−N−
(3,5−ジメチルベンジル)−7−(4−ヒドロキシ
−3−メチルブチル)−8−オキソ−5−フェニル−
7,8−ジヒドロ−1,7−ナフチリジン−6−カルボ
キサミドが白色粉末(4.02g,84%)として得ら
れた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.902(3H,d,J
=6.6Hz),1.60−2.00(2H,m),
2.25(6H,s),2.90−3.10(1H,b
r),3.30−3.60(4H,m),3.92−
4.06(2H,m),4.16(2H,d,J=5.
2Hz),6.56(2H,s),6.70−6.80
(1H,br),6.88(1H,s),7.35−
7.50(6H,m),7.60(1H,dd,J=
8.5,2.0Hz),8.71(1H,dd,J=
4.0,1.4Hz)。 (工程2)工程1で得られた化合物(4.02g)を参
考例1の工程3と同様に反応し、処理したところ、標題
化合物が無色プリズム晶(3.56g,81%)として
得られた。 融点:180−182℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0415】参考例4 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン (工程1)参考例2の工程1で得られた化合物(2.2
g)を参考例3の工程1と同様に反応し、処理したとこ
ろ、(R)−N−(3,5−ジメチルベンジル)−5−
(4−フルオロフェニル)−7−(4−ヒドロキシ−3
−メチルブチル)−8−オキソ−7,8−ジヒドロ−
1,7−ナフチリジン−6−カルボキサミドが無色プリ
ズム晶(2.4g,90%)として得られた。本化合物
は精製することなく工程2の反応に用いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.4g)を参考
例1の工程3と同様に反応し、処理したところ、標題化
合物が淡黄色泡状物(2.04g,88%)として得ら
れた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.87(3H,d,J=
7.0Hz),1.5−1.8(1H,m),1.80
−2.40(2H,m),2.25(6H,s),2.
90−3.35(2H,m),3.46−3.78(2
H,m),5.08(1H,dd,J=15,5.8H
z),5.35(1H,d,J=15Hz),6.47
(2H,s),6.93(2H,s),6.97(1
H,s),7.23(1H,m),7.42−7.60
(3H,m),8.91(1H,dd,J=4.0,
2.0Hz)。
【0416】参考例5 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4−メチル−13−フェニル−3,
4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシ
ノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジ
オン (工程1)4−ベンゾイル−3−ピリジンカルボン酸
(32.6g)、ブロモマロン酸ジエチルエステル(4
2.0g)、トリエチルアミン(25.0mL)および
THF(300mL)の混合物を4時間加熱還流した。
反応液を希塩酸−氷に注いだ後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=3:1)にて分離・精製した。得られた
褐色油状物(37.1g)のTHF(300mL)溶液
に−78℃でDBU(18mL)を添加した。この混合
物を室温まで昇温した後、酢酸エチルで希釈した。この
溶液を水、希塩酸および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥
した後、溶媒を留去した。得られた褐色油状物、酢酸
(150mL)および塩酸(150mL)の混合物を6
時間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物にジエチルエ
ーテルを添加したところ、1−オキソ−4−フェニル−
1H−ピラノ[3,4−c]ピリジン−3−カルボン酸が
淡黄色結晶(12.78g,33%)として得られた。
本化合物は精製することなく、工程2の反応に使用し
た。 (工程2)工程1で得られた化合物(12.78g)を
用い、実施例10の工程6と同様に反応し、処理したと
ころ、N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベン
ジル]−1−オキソ−4−フェニル−1H−ピラノ
[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミドが無色プ
リズム晶(14.4g,61%)として得られた。 融点:115−116℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程3)工程2で得られた化合物(5.0g)を用
い、参考例3の工程1と同様に反応し、処理したとこ
ろ、(R)−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メチルブ
チル)−1−オキソ−4−フェニル−1,2−ジヒドロ
−2,7−ナフチリジン−3−カルボキサミドが無色プ
リズム晶(5.03g,86%)として得られた。 融点:167−168℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程4)工程3で得られた化合物(4.93g)を用
い、参考例1の工程3と同様に反応し、処理したところ
標題化合物が無色プリズム晶(3.08g,64%)と
して得られた。 融点:194−196℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0417】参考例6 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチ
リジン−1,8−ジオン (工程1)ケミカル ファーマシューティカル ブルテ
ィン、1997年、第45巻、1642頁記載の方法に
より合成した4−(4−フルオロベンゾイル)ピリジン
−3−カルボン酸(10.0g)のTHF(80ml)
溶液にトリエチルアミン(4.27g)、ブロモマロン
酸ジエチルエステル(10.1g)を室温で加え、80
℃で14時間攪拌した。反応液を水に注ぎ酢酸エチルと
THFの混合液で抽出した。有機層を1N塩酸、水で洗
浄、乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)にて分離・精製する
ことにより、2−[[[4−(4−フルオロベンゾイ
ル)ピリジン−3−イル]カルボニル]オキシ]マロン
酸ジエチルが油状物(12.3g,84%)として得ら
れた。1 H−NMR(CDCl3)δ1.26(6H,t,J=
7.1Hz),4.24(2H,q,J=7.2H
z),4.25(2H,q,J=7.2Hz),5.5
8(1H,s),7.09−7.18(2H,m),
7.31−7.35(1H,d like),7.74
−7.81(2H,m),8.95(1H,d,J=
5.2Hz),9.45(1H,s)。 (工程2)工程1で得られた化合物(12.1g)のT
HF(100ml)溶液にDBU(2.04g)を−7
8℃で加え、1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ1N塩
酸で中性にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水
で洗浄、乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)にて分離・精製す
ることにより、2−[1−(4−フルオロフェニル)−
3−オキソ−1,3−ジヒドロフロ[3,4−c]ピリ
ジン−1−イル]−2−ヒドロキシマロン酸ジエチルが
油状物(12.3g,84%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ1.09(3H,t,J=
7.1Hz),1.21(3H,t,J=7.1H
z),4.07(2H,q,J=7.1Hz),4.1
0−4.30(2H,m),4.67(1H,s),
6.99−7.08(2H,m),7.73−7.81
(2H,m),8.01−8.04(1H,ddlik
e),8.88(1H,d,J=5.2Hz),9.1
4(1H,s)。 (工程3)工程2で得られた化合物(7.01g)の酢
酸(25ml)−塩酸(25ml)溶液を115℃で4
時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮した後、残渣に水
を加えた。析出した結晶をろ取し、ジイソプロピルエ−
テルで洗浄することにより4−(4−フルオロフェニ
ル)−1−オキソ−1H−ピラノ[3,4−c]ピリジ
ン−3−カルボン酸が無色プリズム晶(3.04g,6
3%)として得られた。 融点:272−274℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エ−テルより再結晶)。 (工程4)工程3で得られた化合物(5.00g)と
3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルアミン
(4.90g)を用い、参考例1の工程1と同様に反応
し、処理したところ、N−[3,5−ビス(トリフルオ
ロメチル)ベンジル]−4−(4−フルオロフェニル)
−1−オキソ−1H−ピラノ[3,4−c]ピリジン−
3−カルボキサミドが無色粉末(7.77g,87%)
として得られた。 融点:189−191℃。 (工程5)工程4で得られた化合物(0.80g)を用
い、参考例3の工程1と同様に反応し、処理したとこ
ろ、(R)−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−4−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−1−オキソ−
1,2−ジヒドロ[2,7]ナフチリジン−3−カルボ
キサミドが無色粉末(0.85g,92%)として得ら
れた。 融点:160−162℃。 (工程6)工程5で得られた化合物(0.81g)を参
考例1の工程3と同様に反応し、処理したところ、標題
化合物が無色粉末(0.43g,54%)として得られ
た。 融点:193−195℃。
【0418】参考例7 N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
−7−[(3R)−4−ヒドロキシ−3−メチルブチ
ル]−2−イソプロピル−8−オキソ−5−フェニル−
7,8−ジヒドロ−1,7−ナフチリジン−6−カルボ
キサミド (工程1)メチル (2Z)−2−アミノ−4−オキソ
−4−フェニル−2−ブテノエート(25.1g)およ
び(1E)−1−メトキシ−4−メチル−1−ペンテン
−3−オン(38.0g)の酢酸(100mL)溶液に
メタンスルホン酸(8.2mL)の酢酸(35mL)溶
液を加え、室温で1時間攪拌した。さらにメタンスルホ
ン酸(8.2mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反
応液に酢酸ナトリウム(42.1g)を加えた後、反応
混合物を減圧下に濃縮した。残渣を酢酸エチルに注ぎ、
有機層を2N塩酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣のDMSO
(40mL)溶液に室温で炭酸カリウム(6.0g)を
加え、85℃で4時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下
に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:5)で分離・
精製することにより粗3−ベンゾイル−6−イソプロピ
ルピリジン−2−カルボン酸メチルエステルが褐色油状
物(23.1g,67%)として得られた。得られた化
合物はこれ以上精製せずに次の工程に用いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(22.9g)のT
HF(180mL)溶液に2N水酸化カリウム水溶液
(90mL)を加え、60℃で2時間攪拌した。反応液
を2N塩酸水溶液で中和した後、生成物を酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去する
ことにより粗3−ベンゾイル−6−イソプロピル−ピリ
ジン−2−カルボン酸が淡黄色油状物(19.2g,8
8%)として得られた。得られた化合物はこれ以上精製
せずに次の工程に用いた。 (工程3)工程2で得られた化合物(18.8g)およ
び18−クラウン−6(22.4g)のDMF(165
mL)溶液に炭酸水素カリウム(17.1g)を加え、
室温で1時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却した
後、ブロモマロン酸ジエチル(22.9g)を加え、室
温で1.5時間攪拌した。さらに炭酸カリウム(11.
7g)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を水に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:2)で分離・精製することにより褐色油状
物が得られた。得られた褐色油状物の酢酸(70mL)
および濃塩酸(100mL)溶液を120℃で2時間攪
拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
することにより2−イソプロピル−8−オキソ−5−フ
ェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カ
ルボン酸が無色プリズム晶(15.5g,71%)とし
て得られた。 元素分析値:C1815NO4・2.0H2Oとして 計算値(%):C,62.60;H,5.55;N,
4.06。 測定値(%):C,62.50;H,5.33;N,
3.89。 (工程4)工程3で得られた化合物(14.9g)およ
び3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルアミン
(11.8g)を用い、参考例1の工程1に記載する方
法と同様に反応し、処理したところ、N−[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−2−イソプロピ
ル−8−オキソ−5−フェニル−8H−ピラノ[3,4
−b]ピリジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶
(23.3g,90%)として得られた。 融点:172−174℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程5)工程4で得られた化合物(22.0g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(17.
5g,67%)として得られた。 融点:248−250℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0419】参考例8 (aS,9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成したN−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−8−オキソ
−5−フェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン
−6−カルボキサミド(0.89g)および(S)−4
−アミノ−2−メチル−1−ブタノール テトラヒドロ
ピラニルエーテル(0.59g)を用い、参考例3の工
程1に記載する方法と同様に反応し、処理したところ、
N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
−7−[(3S)−4−ヒドロキシ−3−メチルブチ
ル]−8−オキソ−5−フェニル−7,8−ジヒドロ−
1,7−ナフチリジン−6−カルボキサミドが無色プリ
ズム晶(0.84g,80%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.83(3H,d,J=
6.9Hz),1.50−1.85(4H,m),2.
97−3.01(1H,m),3.31−3.40(1
H,m),3.46−3.52(1H,m),3.60
−3.76(2H,m),4.43−4.46(2H,
m),7.19−7.40(5H,m),7.75(1
H,dd,J=8.4,1.5Hz),7.60(2
H,s),7.78(1H,s),7.97(1H,
m),8.68(1H,dd,J=4.5,1.8H
z)。 (工程2)工程1で得られた化合物(0.82g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.4
4g,54%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92(3H,d,J=
7.0Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.97(1H,d,J
=15.4Hz),3.38−3.59(2H,m),
3.96(1H,d,J=14.8Hz),5.10
(1H,dd,J=14.0,5.2Hz),5.43
(1H,d,J=15.2Hz),6.90−6.94
(1H,m),7.14−7.23(1H,m),7.
32−7.58(7H,m),7.80(1H,s),
8.91(1H,dd,J=4.2,2.0Hz)。
【0420】参考例9 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−(5
−トリフルオロメチル)ベンジル]−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した8−オキソ−
5−フェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−
6−カルボン酸(1.69g)および[3−メチル−
(5−トリフルオロメチル)ベンジル]アミン(0.9
0g)を用い、参考例1の工程1に記載する方法と同様
に反応し、処理したところ、N−[3−メチル−(5−
トリフルオロメチル)ベンジル]−8−オキソ−5−フ
ェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カ
ルボキサミドが無色プリズム晶(2.06g,74%)
として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.40(3H,s),
4.50(2H,d,J=5.8Hz),7.25−
7.38(6H,m),7.50−7.58(4H,
m),7.62(1H,dd,J=8.0,4.0H
z),8.96(1H,dd,J=4.4,1.8H
z)。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.01g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、7−[(3R)−4−ヒドロキシ−3
−メチルブチル]−8−オキソ−5−フェニル−7,8
−ジヒドロ−N−[3−メチル−(5−トリフルオロメ
チル)ベンジル]−1,7−ナフチリジン−6−カルボ
キサミドが無色プリズム晶(1.99g,83%)とし
て得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.870(3H,d,J
=6.9Hz),1.50−1.85(3H,m),
2.37(3H,s),2.90−3.00(1H,b
r),3.34−3.60(2H,m),3.80−
3.90(2H,m),4.29(2H,d,J=6.
3Hz),7.00(1H,s),7.09(1H,
s),7.15−7.25(1H,m),7.30−
7.42(7H,m),7.57(1H,dd,J=
8.1,1.2Hz),8.70(1H,d,J=3.
9,1.2Hz)。 (工程3)工程2で得られた化合物(1.95g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1.3
3g,76%)として得られた。 融点:200−202℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0421】参考例10 (aR,9R)−7−(2−メトキシベンジル)−9−
メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒ
ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した8−オキソ−
5−フェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−
6−カルボン酸(1.41g)および2−メトキシベン
ジルアミン(0.90g)を用い、参考例1の工程1に
記載する方法と同様に反応し、処理したところ、N−
(2−メトキシベンジル)−8−オキソ−5−フェニル
−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキ
サミドが無色プリズム晶(1.52g,72%)として
得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ3.90(3H,s),
4.48(2H,d,J=6.0Hz),6.86−
6.93(2H,m),7.19−7.34(4H,
m),7.40−7.64(6H,m),8.94(1
H,dd,J=4.4,1.8Hz)。 (工程2)工程1で得られた化合物(1.42g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、7−[(3R)−4−ヒドロキシ−3
−メチルブチル]−N−(2−メトキシベンジル)−8
−オキソ−5−フェニル−7,8−ジヒドロ−1,7−
ナフチリジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶
(1.52g,90%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.913(3H,d,J
=6.6Hz),1.60−2.00(3H,m),
2.88−3.00(1H,br),3.40−3.7
0(2H,m),3.75(3H,s),4.05−
4.14(2H,m),4.26(2H,d,J=5.
8Hz),6.30−6.42(1H,br),6.7
4−6.92(3H,m),7.20−7.36(6
H,m),7.45(1H,dd,J=8.0,4.0
Hz),7.63(1H,dd,J=8.0,1.4H
z),8.86(1H,d,J=4.0,1.4H
z)。 (工程3)工程2で得られた化合物(1.47g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1.1
4g,87%)として得られた。 融点:261−263℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0422】参考例11 (aR,9R)−9−メチル−5−フェニル−7−
[(3−トリフルオロメチル)ベンジル]−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した8−オキソ−
5−フェニル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−
6−カルボン酸(1.35g)および(3−トリフルオ
ロメチル)ベンジルアミン(1.15g)を用い、参考
例1の工程1に記載する方法と同様に反応し、処理した
ところ、8−オキソ−5−フェニル−N−[(3−トリ
フルオロメチル)ベンジル]−8H−ピラノ[3,4−
b]ピリジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶
(2.00g,93%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ4.54(2H,d,J=
6.4Hz),7.25−7.65(12H,m),
8.96(1H,dd,J=4.4,1.8Hz)。 (工程2)工程1で得られた化合物(1.94g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、7−[(3R)−4−ヒドロキシ−3
−メチルブチル]−8−オキソ−5−フェニル−N−
[(3−トリフルオロメチルベンジル)]−7,8−ジ
ヒドロ−1,7−ナフチリジン−6−カルボキサミドが
無色プリズム晶(2.07g,88%)として得られ
た。1 H−NMR(CDCl3)δ0.848(3H,d,J
=6.8Hz),1.50−1.90(3H,m),
2.90−3.05(1H,br),3.30−3.6
0(2H,m),3.72−3.84(2H,m),
4.39(2H,d,J=6.2Hz),6.98−
7.03(1H,m),7.30−7.64(11H,
m),8.67−8.70(1H,m)。 (工程3)工程2で得られた化合物(2.07g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色アモルファス(1.
77g,88%)として得られた。 元素分析値:C2824323・0.33H2Oとして 計算値(%):C,67.60;H,5.00;N,
8.45。 測定値(%):C,67.67;H,5.31;N,
8.16。
【0423】参考例12 N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
−5−(4−フルオロフェニル)−7−[(3R)−4
−ヒドロキシ−3−メチルブチル]−2−イソプロピル
−8−オキソ−7,8−ジヒドロ−1,7−ナフチリジ
ン−6−カルボキサミド (工程1)(2Z)−2−アミノ−4−(4−フルオロ
フェニル)−4−オキソ−2−ブテン酸メチルエステル
(20.0g)および(1E)−1−メトキシ−4−メ
チル−1−ペンテン−3−オン(28.0g)を用い、
参考例7の工程1に記載する方法と同様に反応し、処理
したところ、粗3−(4−フルオロベンゾイル)−6−
イソプロピル−ピリジン−2−カルボン酸メチルエステ
ルが褐色油状物(9.10g,37%)として得られ
た。得られた化合物はこれ以上精製せずに次の工程に用
いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.90g)を用
い、参考例7の工程2に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、粗3−(4−フルオロベンゾイル)−
6−イソプロピル−ピリジン−2−カルボン酸が淡黄色
油状物(1.90g,88%)として得られた。得られ
た化合物はこれ以上精製せずに次の工程に用いた。 (工程3)工程2で得られた化合物(6.68g)を用
い、参考例7の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、粗5−(4−フルオロフェニル)−2
−イソプロピル−8−オキソ−8H−ピラノ[3,4−
b]ピリジン−6−カルボン酸が無色プリズム晶(1.
74g,16%)として得られた。得られた化合物はこ
れ以上精製せずに次の工程に用いた。 (工程4)工程3で得られた化合物(3.36g)およ
び3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルアミン
(2.50g)を用い、参考例1の工程1に記載する方
法と同様に反応し、処理したところ、N−[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−5−(4−フル
オロフェニル)−2−イソプロピル−8−オキソ−8H
−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキサミド
が無色プリズム晶(1.75g,83%)として得られ
た。 融点:199−201℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程5)工程4で得られた化合物(4.52g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1.7
5g,33%)として得られた。 融点:172−174℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0424】参考例13 N−(3,5−ジメチルベンジル)−5−(4−フルオ
ロフェニル)−7−[(3S)−4−ヒドロキシ−3−
メチルブチル]−8−オキソ−2−メチル−7,8−ジ
ヒドロ−1,7−ナフチリジン−6−カルボキサミド (工程1)2−クロロ-6−メチルニコチン酸(22.6
g)の塩化チオニル(220mL)溶液を85℃で2時
間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮した。得られた残渣
のフルオロベンゼン(50mL)溶液を氷冷下で塩化ア
ルミニウム(35.1g)のフルオロベンゼン(60m
L)溶液に加え100℃で1時間攪拌した。冷却後、反
応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
1:4)で分離・精製することにより2−クロロ−3−
(4−フルオロベンゾイル)−6−メチルピリジンが無
色油状物(29.1g,88%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.64(3H,s),7.
10−7.22(2H,m),7.24(1H,d,J=
7.6Hz),7.65(1H,d,J=7.6Hz),
7.79−7.89(2H,m)。 (工程2)工程1で得られた化合物(8.15g)のD
MF(50mL)およびメタノール(100mL)溶液
に1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセ
ン(dppf)(0.91g),酢酸パラジウム(0.3
7g)およびトリエチルアミン(11.9mL)を加
え、5気圧の一酸化炭素雰囲気下、100℃で18時間
攪拌した。この反応混合物を室温まで冷却した後、2N
塩酸で中和した。反応溶液を水に注いだ後、生成物を酢
酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和
塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
1:2)で分離・精製することにより3−(4−フルオ
ロベンゾイル)−6−メチル−ピリジン−2−カルボン
酸メチルエステルが無色プリズム晶(5.55g,61
%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.74(3H,s),3.
78(3H,s),7.13(2H,t,J=8.6H
z),7.45(1H,d,J=8.2Hz),7.70
(1H,d,J=7.6Hz),7.78(2H,dd,
J=9.2,5.6Hz)。 (工程3)工程2で得られた化合物(7.50g)のT
HF(120mL)溶液に2N水酸化カリウム水溶液
(27.6mL)を加え、60℃で2時間攪拌した。こ
の反応混合物を室温まで冷却した後、2N塩酸で中和し
た。反応溶液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルとT
HFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減
圧下に留去することにより3−(4−フルオロベンゾイ
ル)−6−メチル−ピリジン−2−カルボン酸が無色プ
リズム晶(6.29g,89%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.72(3H,s),7.
11(2H,t,J=5.8Hz),7.57(1H,
d,J=5.2Hz),7.72−7.78(3H,
m)。 (工程4)工程3で得られた化合物(1.12g)を用
い、実施例10の工程3,4,5に記載する方法と同様
に反応し、処理したところ、5−(4−フルオロフェニ
ル)−2−メチル−5−オキソ−8H−ピラノ[3,4
−b]ピリジン−6−カルボン酸が無色プリズム晶
(0.55g,44%)として得られた。1H−NMR
(DMSO−d6)δ2.65(3H,s),7.30−
7.40(5H,m),7.65−7.72(1H,m)。 (工程5)工程4で得られた化合物(0.50g)を用
い、参考例1の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、N−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−8−オキソ−2−メチ
ル−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボ
キサミドが無色プリズム晶(0.55g,78%)とし
て得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.34(6H,s),
2.80(3H,s),4.41(2H,d,J=5.
4Hz),6.91(2H,s),6.95(1H,
s),7.20−7.32(5H,m),7.38−
7.75(3H,m)。 (工程6)工程5で得られた化合物(1.50g)およ
び(S)−4−アミノ−2−メチル−1−ブタノール
テトラヒドロピラニルエーテル(0.94g)を用い、
参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、処理
したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1.65
g,91%)として得られた。融点:107−109℃
(酢酸エチル−ジイソプロピルエーテルより再結晶)。
【0425】参考例14 (aR,9R)−9−メチル−7−(3−メチル−5−
トリフルオロメチルベンジル)−5−フェニル−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した5−(4−フ
ルオロフェニル)−8−オキソ−8H−ピラノ[3,4
−b]ピリジン−6−カルボン酸(1.80g)および
(3−メチル−5−トリフルオロメチルベンジル)アミ
ン(1.20g)を用い、参考例1の工程1に記載する
方法と同様に反応し、処理したところ、5−(4−フル
オロフェニル)−2−イソプロピル−N−(3−メチル
−5−トリフルオロメチルベンジル)−8−オキソ−8
H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキサミ
ドが無色プリズム晶(2.00g,69%)として得ら
れた。 融点:182−184℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.01g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、5−(4−フルオロフェニル)−7−
[(3R)−4−ヒドロキシ−3−メチルブチル]−N
−(3−メチル−5−トリフルオロメチルベンジル)−
8−オキソ−2−メチル−7,8−ジヒドロ−1,7−
ナフチリジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶
(1.99g,83%)として得られた。 融点:213−215℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程3)工程2で得られた化合物(1.97g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1.2
8g,76%)として得られた。 融点:200−202℃(エタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0426】参考例15 2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)−7−
[(3R)−4−ヒドロキシ−3−メチルブチル]−N
−(3−メチル−5−トリフルオロメチルベンジル)−
8−オキソ−7,8−ジヒドロ−1,7−ナフチリジン
−6−カルボキサミド (工程1)6−クロロ−2,3−ピリジンジカルボン酸
(86.3g)のフルオロベンゼン(150mL)およ
びニトロベンゼン(170mL)混合溶液に塩化アルミ
ニウム(157g)を加え、90℃で4時間攪拌した。
ニトロベンゼン(170mL)で希釈後、反応液を氷冷
水に注ぎ、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を2
N水酸化ナトリウム水溶液で逆抽出した後、水層を6N
塩酸水溶液で酸性とし、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下
に留去することにより粗6−クロロ−3−(4−フルオ
ロベンゾイル)−ピリジン−2−カルボン酸が淡褐色結
晶(60.4g,46%)として得られた。得られた結
晶(60.0g)を実施例10の工程3,4および5に
記載する方法と同様に反応し、処理したところ、粗5−
(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N−(3
−メチル−5−トリフルオロメチルベンジル)−8−オ
キソ−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カル
ボン酸が淡褐色結晶(36.7g,57%)として得ら
れた。得られた化合物はこれ以上精製せずに次の工程に
用いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(6.00g)のオ
キシ塩化リン(24.0g)溶液を100℃で1.5時
間攪拌した。冷却後、反応液を減圧下に濃縮した。得ら
れた残渣のアセトニトリル(40mL)溶液に3−メチ
ル−5−(トリフルオロメチル)ベンジルアミン(4.
50g)を0℃で加えた後、トリエチルアミン(12m
L)を加えた。室温で1時間攪拌した後、反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を1N塩酸水溶
液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより2−
クロロ−5−(4−フルオロフェニル)−N−(3−メ
チル−5−トリフルオロメチルベンジル)−8−オキソ
−8H−ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキ
サミドが無色プリズム晶(8.73g,89%)として
得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ2.40(3H,s),
4.49(2H,d,J=5.7Hz),7.2−7.
4(8H,m),7.48(1H,d,J=8.4H
z),7.62(1H,d,J=8.4Hz)。 (工程3)工程2で得られた化合物(8.50g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(7.1
9g,72%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.926(3H,d,J
=7.0Hz),1.50−1.80(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.37(3H,
s),2.99(1H,d,J=15.2Hz),3.
35−3.55(2H,m),3.99(1H,d,J
=15.0Hz),5.01(1H,dd,J=13.
7,5.7Hz),5.45(1H,d,J=15.0
Hz),6.82(1H,dd,J=7.8,1.8H
z),6.95−7.10(2H,m),7.20−
7.35(2H,m),7.47(2H,s),7.8
2(1H,s),8.64(1H,d,J=5.6H
z),9.67(1H,s)。
【0427】参考例16 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−ニトロフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニ
トリル 実施例13で得られた化合物(8.78g)および濃硫
酸(19mL)のニトロメタン(65mL)溶液に硝酸
ナトリウムを−40℃で加えた。反応液をゆっくり室温
まで昇温した後、反応液を炭酸水素ナトリウム(42
g)の水(150mL)および酢酸エチル(100m
L)溶液に注いだ。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム
晶(6.88g,73%)として得られた。 融点:251−253℃(酢酸エチル−メタノールより
再結晶)。
【0428】参考例17 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N’−ヒドロキシ−9−メチル−5
−(4−ニトロフェニル)−6,13−ジオキソ−6,
8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボキシイミダミド 参考例16で得られた化合物(0.55g)を用い、実
施例103に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.55g,
93%)として得られた。 元素分析値:C3024656・0.5H2Oとして 計算値(%):C,53.66;H,3.75;N,1
2.51。 測定値(%):C,53.60;H,4.11;N,1
2.72。
【0429】参考例18 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−ニトロフェ
ニル)−2−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 参考例17で得られた化合物(0.48g)を用い、実
施例106に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.26g,
53%)として得られた。 元素分析値:C3122656・0.5H2Oとして 計算値(%):C,54.63;H,3.40;N,1
2.33。 測定値(%):C,54.78;H,3.45;N,1
2.09。
【0430】参考例19 (aR,9R)−5−(4−アミノフェニル)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニ
トリル 参考例16で得られた化合物(2.52g)および5%
イリジウム/炭素(0.39g)のメタノール(30m
L)および酢酸エチル(30mL)混合溶液を1気圧の
水素雰囲気下、原料が消失するまで室温で攪拌した。不
溶物をろ別後、ろ液を減圧下に濃縮することにより標題
化合物が無色プリズム晶(1.25g,52%)として
得られた。 融点:222−224℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0431】参考例20 (aR,9R)−5−(4−アミノフェニル)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド 参考例19で得られた化合物(1.26g)の85%エ
タノール(5.0mL)溶液に鉄粉(0.56g)およ
び塩化カルシウム(0.12g)を加え、90℃で2時
間攪拌した。反応液に酢酸エチル(100mL)を加え
た後、不溶物をろ別した。ろ液を水で洗浄、乾燥後、溶
媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色プ
リズム晶(0.65g,54%)として得られた。 融点:279−281℃(酢酸エチル−エタノールより
再結晶)。
【0432】参考例21 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4−メチル−13−(4−メチルフ
ェニル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチ
リジン−1,8−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成したN−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−4−(4−
メチルフェニル)−1−オキソ−1H−ピラノ[3,4
−c]ピリジン−3−カルボキサミド(20.0g)を
用い、(R)−4−アミノ−2−メチル−1−ブタノー
ル テトラヒドロピラニルエーテル(8.90g)を用
い、参考例3の工程1と同様に反応し、処理したとこ
ろ、粗(R)−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メチルブ
チル)−4−(4−メチルフェニル)−1−オキソ−
1,2−ジヒドロ[2,7]ナフチリジン−3−カルボ
キサミドが淡黄色アモルファス(23.4g,99%)
として得られた。得られた化合物はこれ以上精製せずに
次の工程に用いた。 (工程2)工程1で得られた化合物(23.4g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が淡黄色アモルファス(1
3.2g,58%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.926(3H,d,J
=7.0Hz),1.50−1.80(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.37(3H,
s),2.99(1H,d,J=15.2Hz),3.
35−3.55(2H,m),3.99(1H,d,J
=15.0Hz),5.01(1H,dd,J=13.
7,5.7Hz),5.45(1H,d,J=15.0
Hz),6.82(1H,dd,J=7.8,1.8H
z),6.95−7.10(2H,m),7.20−
7.35(2H,m),7.47(2H,s),7.8
2(1H,s),8.64(1H,d,J=5.6H
z),9.67(1H,s)。
【0433】参考例22 (aR,9R)−7−(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェ
ニル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した5−(4−フ
ルオロフェニル)−8−オキソ−8H−ピラノ[3,4
−b]ピリジン−6−カルボン酸(4.60g)および
4−アミノメチル−2,6−ジ−tert−ブチルフェ
ノール(3.80g)を用い、参考例1の工程1に記載
する方法と同様に反応し、処理したところ、N−(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−5−(4−フルオロフェニル)−8−オキソ−8H−
ピラノ[3,4−b]ピリジン−6−カルボキサミドが
無色プリズム晶(7.04g,87%)として得られ
た。 融点:166−168℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程2)工程1で得られた化合物(6.94g)を用
い、参考例3の工程1に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、N−(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェ
ニル)−7−[(3R)−4−ヒドロキシ−3−メチル
ブチル]−8−オキソ−7,8−ジヒドロ−1,7−ナ
フチリジン−6−カルボキサミドが無色プリズム晶
(7.05g,73%)として得られた。 融点:240℃(分解)(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程3)工程2で得られた化合物(6.90g)を用
い、参考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色アモルファス(3.
30g,49%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.81(3H,d,J=
6.9Hz),1.40(18H,s),1.50−
1.70(1H,m),1.90−2.25(2H,
m),3.01(1H,d,J=15.3Hz),3.
23(1H,dd,J=15.0,10.5Hz),
3.52(1H,dd,J=14.4,11.1H
z),4.04(1H,d,J=14.4Hz),4.
98(1H,d,J=14.4Hz),5.04(1
H,dd,J=14.4,5.7Hz),5.25(1
H,s),6.89(2H,s),6.95(2H,
d,J=5.4Hz),7.19(1H,t,J=8.
6Hz),7.42−7.56(3H,m),8.89
(1H,dd,J=4.2,1.8Hz)。
【0434】実施例1 (9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
ベンジル]−2−メトキシ−9−メチル−5−フェニル
−7,8,9,10−テトラヒドロ[1,4]ジアゼピ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,12−
ジオン (工程1)特開平9−263585号公報(EP−A−
733632)記載の方法により合成した(9S)−7
−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−
9−メチル−5−フェニル−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ[1,4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−6,12−ジオン(1.53g)のジク
ロロメタン(CH2Cl2)(20mL)溶液に3−クロ
ロ過安息香酸(1.20g)を加え、室温で3時間攪拌
した。反応溶液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去したところ、(9S)−7−[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5
−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ[1,
4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,12−ジオン 1−オキシドが淡黄色粉末(1.
12g)として得られた。本化合物は精製することな
く、工程2の反応に使用した。 (工程2)工程1で得られた化合物のオキシ塩化リン
(5.0mL)溶液を100℃で1時間攪拌した。反応
溶液を水(50mL)に注いだ後、炭酸カリウム水溶液
を加えてアルカリ性とした。生成物を酢酸エチルとTH
Fの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減
圧下に留去したところ(9S)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−2−クロロ−9−
メチル−5−フェニル−7,8,9,10−テトラヒド
ロ[1,4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン−6,12−ジオンが淡黄色泡状物(0.77
g)として得られた。本化合物は精製することなく、工
程3の反応に使用した。 (工程3)工程2で得られた化合物(158mg)のT
HF(10mL)溶液に28%ナトリウムメトキシドメ
タノール溶液(0.15mL)を加え、室温で15分間
撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、水および
飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後、溶媒を減圧下
に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:1)で分離・
精製することにより標題化合物が無色結晶(112m
g,71%)として得られた。 融点:129−131℃(ジエチルエーテル−ジイソプ
ロピルエーテル−ヘキサンより再結晶)。
【0435】実施例2 (9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
ベンジル]−9−メチル−2−メチルスルファニル−5
−フェニル−7,8,9,10−テトラヒドロ[1,
4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,12−ジオン実施例1の工程2で得られた化合物
(120mg)のTHF(10mL)溶液に10%ナト
リウムチオメトキシド水溶液(0.45mL)を加え、
4時間加熱還流した。反応液を酢酸エチルで希釈した
後、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後、
溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:
1)で分離・精製することにより標題化合物が無色結晶
(106mg,87%)として得られた。 融点:217−219℃(ジエチルエーテル−ジイソプ
ロピルエーテルより再結晶)。
【0436】実施例3 (9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
ベンジル]−2,9−ジメチル−5−フェニル−7,
8,9,10−テトラヒドロ[1,4]ジアゼピノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,12−ジ
オン実施例1の工程2で得られた化合物(365m
g)、メチルホウ酸(320mg)および炭酸カリウム
(590mg)の1,4−ジオキサン(15mL)溶液
にテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム(P
d(PPh34)(300mg)を加え、アルゴン雰囲
気下、100℃で4時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈した後、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層
を乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタ
ノール=9:1)で分離・精製することにより標題化合
物が白色粉末(197mg,56%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ1.05(3H×2/3,
d,J=6.6Hz),1.21(3H×1/3,d,
J=7.4Hz),2.40−2.60(1H,m),
2.78(3H,s),3.05−3.30(2H,
m),3.48(1H×2/3,dd,J=14.0,
4.8Hz),3.69(1H×1/3,dd,J=1
5,5.2Hz),4.06(1H×1/3,d,J=
15.4Hz),4.74(1H×2/3,d,J=1
5.4Hz),5.25−5.65(2H,m),6.
90−7.15(1H,m),7.2−7.7(8H,
m),7.83(1H,s)。
【0437】実施例4 (9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
ベンジル]−9−メチル−6,12−ジオキソ−5−フ
ェニル−6,7,8,9,10,12−ヘキサヒドロ
[1,4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボニトリル 実施例1の工程1で得られた化合物(0.50g)とト
リエチルアミン(0.19mL)のアセトニトリル(2
0mL)溶液にトリメチルシリルニトリル(0.31m
L)を加え、85℃で3時間攪拌した。反応溶液を水
(50mL)に注いだ後、生成物を酢酸エチルとTHF
の混合溶液で抽出した。有機層を1N塩酸および飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=1:1)で分離・精製することにより
標題化合物が淡黄色結晶(0.22g,42%)として
得られた。 融点:138−140℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0438】実施例5 (9S)−2−クロロ−7−(3,5−ジメチルベンジ
ル)−9−メチル−5−フェニル−7,8,9,10−
テトラヒドロ[1,4]ジアゼピノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,12−ジオン 参考例1で得られた化合物(1.10g)を用い、実施
例1の工程1,2と同様に反応し、処理したところ、標
題化合物が無色プリズム晶(0.46g,38%)とし
て得られた。 融点:174−176℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0439】実施例6 (9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−2,9
−ジメチル−5−フェニル−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ[1,4]ジアゼピノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−6,12−ジオン 実施例5で得られた化合物(0.35g)を実施例3と
同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリ
ズム晶(0.14g,43%)として得られた。 融点:125−127℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0440】実施例7 (9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−9−メ
チル−6,12−ジオキソ−5−フェニル−6,7,
8,9,10,12−ヘキサヒドロ[1,4]ジアゼピ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボ
ニトリル 参考例1で得られた化合物(0.48g)を用い、実施
例1の工程1および実施例4と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が淡黄色粉末(0.18g,35
%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.970(3H×2/
3,d,J=7.0Hz),1.19(3H×1/3,
d,J=7.0Hz),2.10−2.50(7H,
m),2.96−4.22(4H,m),4.80−
5.43(2H,m),6.67−6.78(2H,
m),6.95−7.12(2H,m),7.35−
7.60(4H,m),7.77−7.82(2H,
m)。
【0441】実施例8 (9S)−2−クロロ−7−(3,5−ジメチルベンジ
ル)−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−
7,8,9,10−テトラヒドロ[1,4]ジアゼピノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,12−ジ
オン 参考例2で得られた化合物(800mg)を用い、実施
例1の工程1,2と同様に反応し、処理したところ、標
題化合物が淡褐色結晶(376mg,44%)として得
られた。 融点:182−183℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0442】実施例9 (9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−5−
(4−フルオロフェニル)−2,9−ジメチル−7,
8,9,10−テトラヒドロ[1,4]ジアゼピノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,12−ジ
オン 実施例8で得られた化合物(329mg)を実施例3と
同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリ
ズム晶(128mg,41%)として得られた。 融点:165−167℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0443】実施例10 (8S)−10−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−12−(4−フルオロフェニル)−
2,8−ジメチル−7,8,9,10−テトラヒドロ
[1,4]ジアゼピノ[1,2−g][1,6]ナフチ
リジン−5,11−ジオン (工程1)6−メチルピリジン−2,3−ジカルボン酸
(53.9g)の無水酢酸(312mL)溶液を150
℃で3時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去した後、6−
メチルピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物を褐色粉
末(45.0g,94%)として得た。1 H−NMR(DMSO−d6)δ2.73(3H,
s),7.82(1H,d,J=8.0Hz),8.4
0(1H,d,J=8.0Hz)。 (工程2)マグネシウム(10.1g)とヨウ素(0.
020g)のTHF(100mL)溶液に40−50℃
で4−フルオロブロモベンゼン(62.8g)のTHF
(73mL)溶液を滴下し、1時間攪拌した。こうして
得られた溶液を、工程1で得られた化合物(45.0
g)のTHF(300mL)溶液に氷冷下でゆっくり滴
下し、室温で2時間攪拌した。反応溶液を冷水に注いだ
のち、2N塩酸を加えpH2−3になるように調整し
た。生成物を酢酸エチルで4回抽出した後、有機層を2
N水酸化ナトリウム(200mL)で抽出した。得られ
た水層を2N塩酸(200mL)で酸性とし、再び酢酸
エチルとTHFの混合溶液で3回抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン:酢酸=3:1:0.1)で分離・
精製することにより2−(4−フルオロベンゾイル)−
6−メチルニコチン酸が白色結晶(20.0g,28
%)として得られた。 融点:192−194℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテル−ヘキサンより再結晶)。 (工程3)工程2で得られた化合物(20.0g)とト
リエチルアミン(14,1mL)のTHF(200m
L)溶液にブロモマロン酸ジエチルエステル(24.1
g)を加え、80℃で3時間攪拌した。ブロモマロン酸
ジエチルエステル(3.7g)を追加した後、さらに8
0℃で5時間攪拌した。不溶物をろ別した後、水に注い
だ。生成物を酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和塩
化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
1:3)で分離・精製することにより粗2−[[[2−
(4−フルオロフェニル)−6−メチルピリジン−3−
イル]−カルボニル]オキシ]マロン酸ジエチル(3
7.3g)が油状物として得られた。本化合物は精製す
ることなく、工程4の反応に使用した。 (工程4)工程3で得られた化合物(37.3g)のT
HF(500mL)溶液にDBU(5.8mL)を−7
8℃で加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ
1N塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:6)で分離・精製することにより2−[7
−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−オキソ
−5,7−ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−7−
イル]−2−ヒドロキシマロン酸ジエチル(27.6
g)が油状物として得られた。本化合物は精製すること
なく、工程5の反応に使用した。 (工程5)工程4で得られた化合物(27.6g)の酢
酸(200mL)−塩酸(200mL)溶液を115℃
で6時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮した後、残渣
に水を加えた。2N水酸化ナトリウム水溶液でpH3−
4に調整した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することに
より8−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−
オキソ−5H−ピラノ[4,3−b]ピリジン−7−カ
ルボン酸が淡黄色結晶(7.00g,31%)として得
られた。 融点:234−236℃(エタノール−水より再結
晶)。 (工程6)工程5で得られた化合物(0.80g)のD
MF(20mL)溶液に3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジルアミン(0.68g)、WSC(1.0
7g)、HOBt(0.64g)を室温で加え、14時
間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの
混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:2)で分離・精製することによりN−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−8
−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−オキソ
−5H−ピラノ[4,3−b]ピリジン−7−カルボキ
サミドが褐色結晶(0.44g,29%)として得られ
た。 融点:178−180℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 (工程7)工程6で得られた化合物(0.80g)のT
HF(15mL)−メタノール(5mL)混合溶液に
(R)−3−アミノ−2−メチル−1−プロパノール
(0.23g)を室温で加え、14時間室温で攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液
で抽出した。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣のトルエン(30mL)−アセトニトリル(5
mL)混合溶液にDBU(0.48mL)を室温で加
え、130℃で2時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢
酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層を10
%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶
媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノ
ール=1:1:0.1)で分離・精製することにより
(R)−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベ
ンジル]−8−(4−フルオロフェニル)−6−(3−
ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2−メチル−5−
オキソ−5,6−ジヒドロ−1,6−ナフチリジン−7
−カルボキサミドが油状物(0.70g,76%)とし
て得られた。1H−NMR(CDCl3)δ0.996
(3H,d,J=7.0Hz),2.10−2.25
(1H,m),2.56(3H,s),3.36−3.
54(2H,m),3.76−3.86(1H,m),
4.26−4.39(3H,m),6.18−6.22
(1H,m),6.88−6.97(2H,m),7.
26−7.33(3H,m),7,53(2H,s),
7.83(1H,s),8.57(1H,d,J=8.
2Hz) (工程8)工程7で得られた化合物(0.70g)のT
HF(20mL)溶液にトリエチルアミン(0.50m
L)とメタンスルホニルクロリド(0.30mL)を0
℃で加え、0℃で30分間攪拌した。さらに反応液にト
リエチルアミン(0.50mL)とメタンスルホニルク
ロリド(0.30mL)を0℃で加え、0℃で30分間
攪拌した。反応液に1N水酸化ナトリウム水溶液(10
mL)を加え、室温で1時間攪拌した後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣のTHF(30mL)溶液に水素化ナ
トリウム(60%油性、0.15g)を0℃で加え、8
0℃で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製する
ことにより標題化合物が無色プリズム晶(0.28g,
41%)として得られた。 融点:178−180℃(塩化メチレン−ジイソプロピ
ルエーテル−ヘキサンより再結晶)。
【0444】実施例11 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−クロロ−9−メチル−5−フェ
ニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン(0.81
g)を用い、実施例1の工程1,2と同様に反応し、処
理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.36
g,41%)として得られた。 融点:120−122℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0445】実施例12 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2,9−ジメチル−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.34g)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プ
リズム晶(0.11g,32%)として得られた。 融点:121−123℃(塩化メチレン−ヘキサンより
再結晶)。
【0446】実施例13 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン(0.63
g)を用い、実施例1の工程1および実施例4と同様に
反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.20g,31%)として得られた。 融点:170−173℃(エタノールより再結晶)。1 H−NMR(CDCl3)δ0.939(3H,d,J
=6.6Hz),1.50−1.80(1H,m),
2.00−2.40(2H,m),3.02(1H,
d,J=15.4Hz),3.41(1H,dd,J=
15.4,10.2Hz),3.56(1H,dd,J
=14.6,11.0Hz),3.96(1H,d,J
=14.6Hz),5.09(1H,dd,J=14.
6,5.8Hz),5.42(1H,d,J=14.6
Hz),6.87−6.92(1H,dlike),
7.15−7.24(1H,t like),7.35
−7.54(5H,m),7.67(1H,d,J=
8.4Hz),7.78(1H,d,J=8.4H
z),7.81(1H,s)。
【0447】実施例14 (aR,9R)−2−クロロ−7−(3,5−ジメチル
ベンジル)−9−メチル−5−フェニル−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン 参考例3で得られた化合物(1.00g)を用い、実施
例1の工程1,2と同様に反応し、処理したところ、標
題化合物が無色プリズム晶(0.14g,14%)とし
て得られた。 融点:218−220℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0448】実施例15 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−フェニル−2,9−ジメチル−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例14で得られた化合物(0.32g)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プ
リズム晶(0.081g,26%)として得られた。 融点:217−219℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0449】実施例16 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
9−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,
8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボニトリル 参考例3で得られた化合物(0.90g)を用い、実施
例1の工程1および実施例4と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.10g,1
6%)として得られた。 融点:251−253℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0450】実施例17 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−クロロ−9−メチル−5−(4
−メチルフェニル)−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−(4−メチルフェニル)−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン(3.91g)を用い、実施例1の工程1,2と同
様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズ
ム晶(822mg,20%)として得られた。 融点:296−298℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0451】実施例18 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−メトキシ−9−メチル−5−
(4−メチルフェニル)−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例17で得られた化合物(150mg)を実施例1
の工程3と同様に反応し、処理したところ、標題化合物
が淡黄色プリズム晶(95mg,64%)として得られ
た。 融点:204−205℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0452】実施例19 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−2−メチルスルファニル−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例17で得られた化合物(140mg)を実施例2
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プ
リズム晶(109mg,76%)として得られた。 融点:244−245℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0453】実施例20 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2,9−ジメチル−5−(4−メチ
ルフェニル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナ
フチリジン−6,13−ジオン 実施例17で得られた化合物(822mg)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が淡黄色
プリズム晶(354mg,45%)として得られた。 融点:273−274℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0454】実施例21 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニ
トリル 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−(4−メチルフェニル)−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン(1.0g)を用い、実施例1の工程1および実施
例4と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が黄
色プリズム晶(107mg,10%)として得られた。 融点:296−298℃(エタノール−ジエチルエーテ
ルより再結晶)。
【0455】実施例22 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(ジメチルアミノ)−9−メチ
ル−5−(4−メチルフェニル)−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例17で得られた化合物(0.15g)の50%ジ
メチルアミン水溶液(2mL)を180℃で14時間攪
拌した。反応液を水に注いだ後、酢酸エチルとTHFの
混合溶液で抽出した。有機層を10%クエン酸水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去す
ることにより標題化合物が無色プリズム晶(0.13
g,90%)として得られた。 融点:278−280℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0456】実施例23 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−2−モルホリノ−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例17で得られた化合物(0.15g)のモルホリ
ン(2mL)溶液を180℃で14時間攪拌した。反応
液を水に注いだ後、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=5:1)で分離・精製することにより標
題化合物が無色プリズム晶(0.13g,83%)とし
て得られた。 融点:310−312℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0457】実施例24 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボン
酸エチルエステル 実施例21で得られた化合物(0.15g)のエタノー
ル(10mL)溶液に濃硫酸(2.5mL)を室温で加
え、100℃で16時間攪拌した。反応液を水に注いだ
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減
圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
4:1:0.5)で分離・精製することにより標題化合
物が無色プリズム晶(0.12g,57%)として得ら
れた。 融点:260−262℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0458】実施例25 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−クロロ−5−(4−フルオロフ
ェニル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒ
ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−5
−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン(0.94g)を用い、実施例1の工程1,2と同
様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズ
ム晶(0.30g,29%)として得られた。 融点:231−233℃(塩化メチレン−ジイソプロピ
ルエーテルより再結晶)。
【0459】実施例26 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(4−フルオロフェニル)−
2,9−ジメチル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例25で得られた化合物(0.37g)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が淡黄色
粉末(0.099g,27%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.910(3H,d,J
=7.0Hz),1.50−1.80(1H,m),
2.00−2.40(2H,m),2.97(1H,
d,J=15.0Hz),2.77(3H,s),3.
33−3.60(2H,m),3.97(1H,d,J
=14.6Hz),5.08(1H,dd,J=14.
6,5.4Hz),5.42(1H,d,J=14.6
Hz),6.86−6.90(2H,m),7.35−
7.50(5H,m),7.82(1H,s)。
【0460】実施例27 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(4−フルオロフェニル)−9
−メチル−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニ
トリル 特開平9−263585号公報(EP−A−73363
2)記載の方法により合成した(aR,9R)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−5
−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−8,9,1
0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン(0.33g)を用い、実施例1の工程1および実
施例4と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が
無色プリズム晶(0.080g,22%)として得られ
た。 融点:225−227℃(塩化メチレン−ジイソプロピ
ルエーテルより再結晶)。
【0461】実施例28 (aR,9R)−2−クロロ−7−(3,5−ジメチル
ベンジル)−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチ
ル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,13−ジオン 参考例4で得られた化合物(1.9g)を用い、実施例
1の工程1,2と同様に反応し、処理したところ、標題
化合物が無色プリズム晶(648mg,32%)として
得られた。 融点:234−236℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0462】実施例29 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2,9−ジメチル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例28で得られた化合物(147mg)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物がアモル
ファス(45mg,32%)として得られた。融点:2
28−230℃(エタノールより再結晶)。1 H−NMR(CDCl3)δ0.861(3H,d,J
=6.6Hz),1.50−1.80(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.25(6H,
s),2.77(3H,s),2.86−3.28(2
H,m),3.56(1H,dd,J=14.2,1
1.0Hz),3.68(1H,d,J=14.2H
z),5.06(1H,dd,J=14.6,5.0H
z),5.36(1H,d,J=14.6Hz),6.
48(2H,s),6.91−6.99(3H,m),
7.16−7.28(1H,m),7.34(1H,
d,J=8.4Hz),7.42(1H,d,J=8.
4Hz),7.50−7.60(1H,m)。
【0463】実施例30 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−6,13
−ジオキソ−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒ
ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル 参考例4で得られた化合物(497mg)を用い、実施
例1の工程1および実施例4と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が黄色プリズム晶(43mg,8.
5%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.89(3H,d,J=
6.8Hz),1.45−1.70(1H,m),1.
90−2.40(2H,m),2.25(6H,s),
2.95−3.25(2H,m),3.60(1H,d
d,J=14.2,11.0Hz),3.69(1H,
d,J=14.2Hz),5.06(1H,dd,J=
14.2,5.7Hz),5.33(1H,d,J=1
4.4Hz),6.45(2H,s),6.90−7.
00(3H,m),7.18−7.35(1H,m),
7.50−7.60(1H,m),7.65(1H,
d,J=8.6Hz),7.78(1H,d,J=8.
6Hz)。
【0464】実施例31 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−クロロ−4−メチル−13−フ
ェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,
4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン
−1,8−ジオン参考例5で得られた化合物(1.50
g)を用い、実施例1の工程1,2と同様に反応し、処
理したところ、標題化合物が赤色油状物(0.54g,
34%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
6.9Hz),1.55−1.75(1H,m),1.
95−2.35(2H,m),3.00(1H,d,J
=15.3Hz),3.35−3.55(2H,m),
3.94(1H,d,J=14.7Hz),4.99
(1H,dd,J=14.4,5.4Hz),5.39
(1H,d,J=15.0Hz),6.90(2H,
m),7.18(1H,t,J=7.2Hz),7.3
0−7.50(5H,m),7.81(1H,s),
8.33(1H,d,J=5.7Hz)。
【0465】実施例32 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4,9−ジメチル−13−フェニル
−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジ
アゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,
8−ジオン実施例31で得られた化合物(520mg)
を実施例3と同様に反応し、処理したところ、標題化合
物が無色プリズム晶(126mg,25%)として得ら
れた。 融点:103−105℃(エタノール−ヘキサンより再
結晶)。
【0466】実施例33 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−クロロ−13−(4−フルオロ
フェニル)−4−メチル−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,
7]ナフチリジン−1,8−ジオン 参考例6で得られた化合物(0.57g)を用い、実施
例1の工程1,2と同様に反応し、処理したところ、標
題化合物が無色プリズム晶(0.27g,47%)とし
て得られた。 融点:113−115℃(ジイソプロピルエーテル−ヘ
キサンより再結晶)。
【0467】実施例34(1) (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4,9−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2
H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナ
フチリジン−1,8−ジオン 実施例33で得られた化合物(0.22g)を実施例3
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が淡黄色
粉末(0.16g,75%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.943(3H,d,J
=7.0Hz),1.40−1.75(1H,m),
2.00−2.40(2H,m),3.00(1H,
d,J=15.2Hz),3.17(3H,s),3.
52−3.98(2H,m),3.95(1H,d,J
=14.6Hz),4.96(1H,dd,J=13.
6,5.8Hz),5.38(1H,d,J=14.6
Hz),6.75(1H,d,J=6.0Hz),6.
87(2H,d,J=6.6Hz),7.07−7.1
6(1H,m),7.30−7.55(3H,m),
7.82(1H,s),8.46(1H,d,J=6.
0Hz)。
【0468】実施例34(2) (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4,9−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−b][2,7]ナ
フチリジン−1,8−ジオン・p−トルエンスルホン酸
塩 実施例34(1)で得られた化合物(1.50g)のジ
エチルエーテル(30mL)溶液に1M p−トルエン
スルホン酸一水和物/メタノール溶液(2.55mL)
を加え、室温で30分攪拌した。析出する白色沈殿をジ
エチルエーテルでろ取することにより標題化合物が無色
プリズム晶(1.87g,96%)として得られた。 融点:266−268℃(エタノール−ジエチルエーテ
ルより再結晶)。
【0469】実施例34(3) (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4,9−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2
H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−b][2,7]ナ
フチリジン−1,8−ジオン・臭化水素酸塩 実施例34(1)で得られた化合物(1.50g)のジ
エチルエーテル(30mL)溶液に1M 臭化水素酸/
メタノール溶液(2.55mL)を加え、室温で30分
攪拌した。析出する白色沈殿をジエチルエーテルでろ取
することにより標題化合物が無色プリズム晶(1.46
g,85%)として得られた。 融点:243−250℃(エタノール−ジエチルエーテ
ルより再結晶)。
【0470】実施例35 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−1,8−ジオキソ−1,3,4,5,6,
8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−9−カルボニトリル 実施例33で得られた化合物(0.10g)とZn(C
N)2(0.038g)のDMF(10mL)溶液にP
d(PPh34(0.038g)を室温で加え、アルゴ
ン雰囲気下、100℃で6時間攪拌した。反応溶液を水
に注いだ後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=3:2)で分離・精製する
ことにより標題化合物が無色プリズム晶(0.058
g,59%)として得られた。 融点:133−135℃(ジイソプロピルエーテル−ヘ
キサンより再結晶)。
【0471】実施例36 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−1,8−ジオキソ−1,3,4,5,6,
8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−9−カルボン酸メチ
ルエステル 実施例33で得られた化合物(0.10g)、1,1’
−ジフェロセニルフォスフィンパラジウム(dppf)
(0.018g)およびトリエチルアミン(0.060
mL)のメタノール(50mL)溶液にパラジウムジア
セテート(Pd(OAc)2)(0.0073g)を室
温で加え、一酸化炭素(5気圧)雰囲気下、100℃で
8時間攪拌した。反応溶液を水に注いだ後、生成物を酢
酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン
=2:1)で分離・精製することにより標題化合物が無
色プリズム晶(0.054g,52%)として得られ
た。 融点:127−129℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0472】実施例37 (aR,9R)−11−[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)
−2,9−ジメチル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−5H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−g][1,
6]ナフチリジン−5,12(7H)−ジオン (工程1)実施例10の工程6で得られた化合物(0.
80g)のTHF(15mL)−メタノール(5mL)
混合溶液に(R)−4−アミノ−2−メチル−1−ブタ
ノール テトラヒドロピラニルエーテル(0.50g)
を室温で加え、14時間室温で攪拌した。反応液を水に
注いだ後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣のトルエン(30mL)−アセトニトリル(5m
L)混合溶液に,DBU(0.48mL)を室温で加
え、2時間130℃で攪拌した。反応液を水に注いだ
後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出し
た。有機層を10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣
のメタノール(20mL)溶液にp−トルエンスルホン
酸一水和物(0.63g)を室温で加え、室温で14時
間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチ
ルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:
1)で分離・精製することにより(R)−N−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−8−(4−
フルオロフェニル)−6−(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルブチル)−2−メチル−5−オキソ−5,6−ジヒド
ロ−1,6−ナフチリジン−7−カルボキサミドが油状
物(0.68g,72%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.935(3H,d,J
=6.6Hz),1.60−2.00(3H,m),
2.53(3H,s),3.40−3.64(2H,
m),4.02−4.12(2H,m),4.35(2
H,d,J=6.0Hz),6.37−6.43(1
H,br),6.86−6.95(2H,m),7.2
2−7.34(3H,m),7.54(2H,s),
7.83(1H,s),8.50(1H,d,J=8.
0Hz)。 (工程2)工程1で得られた化合物(0.68g)のT
HF(10mL)溶液にトリエチルアミン(0.50m
L)とメタンスルホニルクロリド(0.30mL)を0
℃で加え、0℃で30分間攪拌した。さらに反応液にト
リエチルアミン(0.50mL)とメタンスルホニルク
ロリド(0.30mL)を0℃で加え、0℃で30分間
攪拌した。反応液に1N水酸化ナトリウム水溶液(10
mL)を加え、室温で1時間攪拌した後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣のTHF(30mL)溶液に水素化ナ
トリウム(60%油性、0.15g)を0℃で加え、8
0℃で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製する
ことにより標題化合物が無色プリズム晶(0.30g,
46%)として得られた。 融点:194−196℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0473】実施例38 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボン酸メチルエステ
ル 実施例11で得られた化合物(5.00g)のメタノー
ル溶液(100mL)に1,1’−ビス(ジフェニルフ
ォスフィノ)フェロセン(dppf)(0.23g)、
酢酸パラジウム(0.095g)およびトリエチルアミ
ン(2.9mL)を加え、5気圧の一酸化炭素雰囲気
下、100℃で2時間攪拌した。この反応混合物を室温
まで冷却した後、2N塩酸で中和した。反応溶液を水に
注いだ後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン=4:1)で分離・精製することに
より標題化合物が無色プリズム晶(3.43g,65
%)として得られた。 融点:240℃(分解)(THF−酢酸エチルより再結
晶)。
【0474】実施例39 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボン酸エチルエステ
ル 実施例13で得られた化合物(1.02g)のエタノー
ル溶液(25mL)に濃硫酸(7.5mL)を加え、8
0℃で5時間攪拌した。さらに濃硫酸(1.0mL)を
加え、80℃で1時間攪拌した。反応液を氷冷水に注い
だ後、生成物を酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出し
た。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=6:1)で分離・精製することにより
標題化合物が無色プリズム晶(0.46g,41%)と
して得られた。 融点:261−263℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0475】実施例40 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボン酸 実施例38で得られた化合物(3.33g)のTHF溶
液(50mL)に2N水酸化カリウム(KOH)水溶液
(13mL)を加え60℃で2時間攪拌した。この反応
混合物を室温まで冷却した後、2N塩酸で中和した。反
応溶液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下
に留去することにより標題化合物が無色プリズム晶
(2.86g,87%)として得られた。 融点:152−154℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0476】実施例41 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.33g)のDMF溶
液(10mL)にWSC(0.25g)および1−ヒド
ロキシ−1H−ベンゾトリアゾール・アンモニア錯体
(0.15g)を室温で加え、14時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出し
た。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、10%ク
エン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル)で分離・精製すること
により標題化合物が無色アモルファス(0.29g,8
1%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
7.0Hz),1.58−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.01(1H,d,J
=15.0Hz),3.37−3.70(2H,m),
3.97(1H,d,J=7.3Hz),5.08(1
H,dd,J=14.6,5.4Hz),5.28(1
H,d,J=14.2Hz),5.69(1H,br
s),6.92(1H,d,J=7.6Hz),7.1
6−7.26(1H,t like),7.36−7.
50(5H,m),7.69(1H,d,J=8.4H
z),7.82(1H,s),8.30(1H,br
s),8.37(1H,d,J=8.4Hz)。
【0477】実施例42 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−メトキシ−N,9−ジメチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.61g),N,O−
ジメチルヒドロキシアミン・塩酸塩(0.15g)、H
OBt(0.15g)およびトリエチルアミン(0.2
0mL)のDMF溶液(10mL)にWSC(0.29
g)を室温で加え、14時間攪拌した。反応液を水に注
ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層
を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化
合物が無色アモルファス(0.65g,100%)とし
て得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
7.0Hz),1.50−2.00(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.00(1H,d,J
=15.0Hz),3.35―3.62(5H,m),
3.92−4.05(4H,m),5.07(1H,d
d,J=14.6,5.6Hz),5.43(1H,
d,J=15.0Hz),6.89−6.98(1H,
m),7.15−7.24(1H,m),7.30−
7.50(5H,m),7.62(1H,d,J=8.
2Hz),7.81(2H,s)。
【0478】実施例43 (aR,9R)−2−アセチル−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−
フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例42で得られた化合物(0.62g)のTHF
(20mL)に1Mメチルマグネシウムブロマイド/T
HF溶液(2.0mL)を−78℃で加え、10分間攪
拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を反応溶液に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:1)で分離・精製することにより標題化合
物が無色プリズム晶(0.17g,29%)として得ら
れた。 融点:234−236℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.9(酢酸エチル:メタノール=5:1)。
【0479】実施例44 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N,9−ジメチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキサミド 実施例43で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・
精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0.
043g,7%)として得られた。 融点:145−147℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.6(酢酸エチル:メタノール=5:1)。
【0480】実施例45 N−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]カルボニ
ル]グリシン (工程1)実施例40で得られた化合物(0.61
g),グリシンベンジルエステル・p−トルエンスルホ
ン酸塩(0.67g)、HOBt(0.15g)および
トリエチルアミン(0.28mL)のDMF溶液(10
mL)にWSC(0.29g)を室温で加え、14時間
攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混
合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶
液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製
することによりN−[[(aR,9R)−7−[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イ
ル]カルボニル]グリシンベンジルエステルが白色粉末
(0.44g)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
6.9Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.01(1H,d,J
=15.0Hz),3.44(1H,dd,J=15.
6,9.9Hz),3.57(1H,dd,J=14.
4,11.1Hz),3.97(1H,d,J=15.
0Hz),4.33(2H,d,J=6.3Hz),
5.08(1H,dd,J=14.1,5.4),5.
22(2H,s),5.43(1H,d,J=14.4
Hz),6.91(1H,d,J=7.2Hz),7.
20(1H,t,J=7.5Hz),7.30−7.5
2(10H,m),7.69(1H,d,J=8.4H
z),7.82(1H,s),8.35(1H,d,J
=8.4Hz),9.03(1H,t,J=6.0H
z)。 (工程2)工程1で得られた化合物(2.95g)の酢
酸エチル(10mL)−エタノール(10mL)混合溶
液に10%パラジウム炭素(0.025g)を加え、5
気圧の水素雰囲気下、室温で1時間攪拌した。触媒をろ
別した後、ろ液を減圧下に留去することにより標題化合
物が無色アモルファス(0.077g,87%)として
得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.01(1H,d,J
=15.3Hz),3.38−3.47(1H,dd
like),3.56−3.68(1H,dd lik
e),3.97(1H,d,J=14.7Hz),4.
35−4.42(2H,m),5.06−5.16(1
H,ddlike),5.43(1H,d,J=14.
1Hz),6.91(1H,d,J=7.2Hz),
7.19(1H,t,J=7.4Hz),7.35−
7.50(5H,m),7.70(1H,d,J=8.
7Hz),7.81(1H,s),8.35(1H,
d,J=8.7Hz),9.05−9.14(1H,t
like)。
【0481】実施例46 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−ホルミル−9−メチル−6,1
3−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド 実施例41で得られた化合物(0.50g)のN,N−
ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(20mL)
溶液を120℃で10分間攪拌した。反応混合物を氷冷
した後、析出した白色粉末をろ取した。得られた粉末を
70%酢酸水溶液(2mL)に溶解させ、室温で1時間
攪拌した。析出する白色粉末をろ取することにより標題
化合物が無色プリズム晶(0.28g,57%)として
得られた。 融点:145−147℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0482】実施例47 N−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]カルボニ
ル]−N−ホルミルグリシン 実施例46で得られた化合物(0.50g)および炭酸
カリウム(0.13g)のDMF(5mL)溶液にブロ
モ酢酸ベンジル(0.31mL)を加え室温で38時間
攪拌した。反応液を希塩酸水溶液に注いだ後、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=2:3)で分離・精製する
ことにより白色粉末(0.26g,44%)を得た。得
られた白色粉末(0.25g)の酢酸エチル(10m
L)−エタノール(10mL)混合溶液に10%パラジ
ウム炭素(0.050g)を加え、5気圧の水素雰囲気
下、室温で1時間攪拌した。触媒をろ別した後、ろ液を
減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム
晶(0.23g,100%)として得られた。 融点:151−153℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0483】実施例48 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−エチル−9−メチル−6,13
−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびエチ
ルアミン・塩酸塩(0.030g)を用い、実施例42
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色ア
モルファス(0.048g,23%)として得られた。 元素分析値:C3228436・1.2H2Oとして 計算値(%):C,58.93;H,4.70;N,
8.59;F,17.48。 測定値(%):C,58.99;H,4.67;N,
8.45;F,17.46。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.94(3
H,m),1.30(3H,t,J=6.8Hz),
1.66−1.69(1H,m),2.00(3H,
m),2.10(1H,m),2.28−2.32(1
H,m),2.99−3.03(1H,m),3.40
−3.47(1H,m),3.52−3.60(2H,
m),3.96−4.00(1H,m),6.91−
6.93(1H,m),7.18−7.22(1H,
m),7.39−7.47(5H,m),7.67−
7.69(1H,m),7.81(1H,s),8.3
7−8.39(1H,m),8.66(1H,m)。
【0484】実施例49 N−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]カルボニ
ル]−N−エチルグリシン 実施例40で得られた化合物(0.30g)、N−エチ
ルグリシンベンジルエステル・塩酸塩(0.17g)、
HOBt(0.11g)およびトリエチルアミン(0.
10mL)のDMF溶液(5mL)にWSC(0.19
g)を室温で加え、14時間攪拌した。反応液を水に注
ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出した。有機層
を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=3:1)で分離・精製することにより白色粉末
(0.21g,59%)を得た。得られた白色粉末
(0.20g)の酢酸エチル(10mL)−エタノール
(10mL)混合溶液に10%パラジウム炭素(0.0
50g)を加え、5気圧の水素雰囲気下、室温で1時間
攪拌した。触媒をろ別した後、ろ液を減圧下に留去する
ことにより標題化合物が無色プリズム晶(0.174
g,100%)として得られた。 融点:142−144℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0485】実施例50 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N,N,9−トリメチル−6,13
−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびジメ
チルアミン・塩酸塩(0.030g)を用い、実施例4
2と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色
プリズム晶(0.11g,52%)として得られた。 融点:210−212℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0486】実施例51 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
N,5−ジフェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびアニ
リン(0.033g)を用い、実施例42と同様に反応
し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.13g,59%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93−0.94(3
H,m),1.63−1.72(1H,m),2.04
−2.12(1H,m),2.27−2.34(1H,
m),3.00−3.04(1H,m),3.41−
3.48(1H,m),3.56−3.66(1H,
m),3.96−4.00(1H,m),5.05−
5.10(1H,m),5.40−5.44(1H,
m),6.92−6.94(1H,m),6.94−
7.23(2H,m),7.34−7.50(7H,
m),7.73−7.75(1H,m),7.82(1
H,s),7.87−7.92(2H,m),8.47
−8.49(1H,m),10.61(1H,s)。
【0487】実施例52 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピペリジン−1−イルカルボニル)−8,9,10,
11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびピペ
リジン(0.031g)を用い、実施例42と同様に反
応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.12g,56%)として得られた。 元素分析値:C3632436・0.5C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,61.99;H,5.06;N,
8.91;F,16.12。 測定値(%):C,61.98;H,5.08;N,
8.85;F,15.80。1 H−NMR(CDCl3)δ0.88−0.93(3
H,m),1.65−1.71(7H,m),2.15
(1H,m),2.25(1H,m),2.98−3.
01(1H,m),3.42−3.56(2H,m),
3.65−3.73(4H,m),3.95−3.99
(1H,m),5.04−5.09(1H,m),5.
40−5.43(1H,m),6.91−6.93(1
H,m),7.17−7.21(1H,m),7.38
−7.44(5H,m),7.59−7.62(1H,
m),7.81−7.83(2H,m)。
【0488】実施例53 (aR,9R)−N−ベンジル−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−N,9−ジメチル
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびN−
メチルベンジルアミン(0.055g)を用い、実施例
42と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無
色アモルファス(0.071g,30%)として得られ
た。 元素分析値:C3832436・0.4C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,63.98;H,4.77;N,
8.37;F,15.49。 測定値(%):C,64.27;H,4.73;N,
8.29;F,15.28。1 H−NMR(CDCl3)δ0.87−0.93(3
H,m),1.67(1H,m),2.08(1H,
m),2.25−2.29(1H,m),2.97−
3.01(1H,m),3.07−3.23(3H,
m),3.46−3.55(2H,m),3.94−
3.99(1H,m),4.71−5.04(3H,
m),5.39−5.43(1H,m),6.89−
6.94(1H,m),7.18−7.22(2H,
m),7.28−7.47(9H,m),7.59−
7.64(1H,m),7.81(1H,s),7.8
8−7.95(1H,m)。
【0489】実施例54 (aR,9R)−N,N−ジベンジル−7−[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびジベ
ンジルアミン(0.071g)を用い、実施例42と同
様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモル
ファス(0.16g,65%)として得られた。 元素分析値:C4436436・0.6C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,66.55;H,4.90;N,
7.79;F,13.79。 測定値(%):C,66.73;H,4.85;N,
7.95;F,13.49。1 H−NMR(CDCl3)δ0.87−0.91(3
H,m),1.63−1.66(1H,m),2.04
−2.06(1H,m),2.21−2.28(1H,
m),2.96−3.00(1H,m),3.40−
3.54(2H,m),3.93−3.97(1H,
m),4.65−4.80(2H,m),4.92(2
H,s),5.00−5.05(1H,m),5.38
−5.42(1H,m),6.89−6.91(1H,
m),7.16−7.45(16H,m),7.57−
7.59(1H,m),7.80(1H,m),7.8
9−7.91(1H,m)。
【0490】実施例55 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N,9−ジメチル−6,13−ジオ
キソ−N,5−ジフェニル−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびN−
メチルアニリン(0.039g)を用い、実施例42と
同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモ
ルファス(0.13g,58%)として得られた。 元素分析値:C3730436・0.5C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,63.41;H,4.63;N,
8.64;F,15.63。 測定値(%):C,63.63;H,4.53;N,
8.59;F,15.47。1 H−NMR(CDCl3)δ0.88−0.90(3
H,m),1.27(1H,m),1.57(1H,
m),2.03(1H,m),2.22(3H,m),
2.94−2.97(1H,m),3.43−3.53
(4H,m),3.92−3.96(1H,m),4.
97(1H,m),5.36−5.40(1H,m),
6.88(1H,m),7.16(5H,m),7.3
5−7.40(5H,m),7.60(1H,m),
7.79(1H,s)。
【0491】実施例56 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピロリジン−1−イルカルボニル)−8,9,10,
11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
オン 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびピロ
リジン(0.026g)を用い、実施例42と同様に反
応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.13g,63%)として得られた。 元素分析値:C3430436として 計算値(%):C,62.19;H,4.61;N,
8.53;F,17.36。 測定値(%):C,62.04;H,4.69;N,
8.60;F,17.20。
【0492】実施例57 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−(2−ヒドロキシエチル)−9
−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,
8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.21g)および2−
アミノエタノール(0.023mL)を用い、実施例4
2と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色
プリズム晶(0.19g,84%)として得られた。 融点:232−234℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0493】実施例58 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−イソプロピル−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.40g)およびイソ
プロピルアミン(0.043g)を用い、実施例42と
同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモ
ルファス(0.28g,66%)として得られた。 元素分析値:C3330436・0.5C37NO
(DMF)・0.5H2Oとして 計算値(%):C,60.04;H,5.04;N,
9.13;F,16.52。 測定値(%):C,59.65;H,4.87;N,
9.06;F,16.56。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91−0.93(3
H,m),1.31−1.33(6H,m),1.65
−1.68(1H,m),2.09(1H,m),2.
27−2.30(1H,m),2.98−3.02(1
H,m),3.39−3.46(1H,m),3.53
−3.60(1H,m),3.96−3.99(1H,
m),4.29−4.34(1H,m),5.02−
5.07(1H,m),5.40−5.43(1H,
m),6.91−6.93(1H,m),7.18−
7.20(1H,m),7.37−7.47(5H,
m),7.67−7.69(1H,m),7.81(1
H,m),8.37−8.39(1H,m),8.47
−8.49(1H,m)。
【0494】実施例59 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−シクロペンチル−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.40g)およびシク
ロペンチルアミン(0.062g)を用い、実施例42
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色ア
モルファス(0.31g,70%)として得られた。 元素分析値:C3532436・0.4C37NO
(DMF)・0.3H2Oとして 計算値(%):C,61.65;H,5.06;N,
8.74;F,16.16。 測定値(%):C,61.44;H,4.79;N,
8.91;F,16.38。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91−0.93(3
H,m),1.64−2.30(11H,m),2.9
8−3.02(1H,m),3.39−3.41(1
H,m),3.53−3.60(1H,m),3.96
−3.99(1H,m),4.42(1H,m),5.
03(1H,m),5.40−5.43(1H,m),
6.91−6.93(1H,m),7.18−7.22
(1H,m),7.37−7.47(5H,m),7.
66−7.69(1H,m),7.81(1H,m),
8.37−8.39(1H,m),8.57−8.59
(1H,m)。
【0495】実施例60 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−シクロヘキシル−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.40g)およびシク
ロヘキシルアミン(0.072g)を用い、実施例42
と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色ア
モルファス(0.24g,54%)として得られた。 元素分析値:C3634436・0.7C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,62.19;H,5.33;N,
8.95;F,15.49。 測定値(%):C,62.08;H,5.08;N,
9.15;F,15.72。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91−0.92(3
H,m),1.25(1H,m),1.38−1.40
(4H,m),1.63−1.67(2H,m),1.
78(2H,m),2.03(3H,m),2.25
(1H,m),2.98−3.02(1H,m),3.
39−3.42(1H,m),3.53−3.59(1
H,m),3.95−3.99(2H,m),5.01
−5.06(1H,m),5.39−5.43(1H,
m),6.90−6.92(1H,m),7.18−
7.22(1H,m),7.37−7.47(5H,
m),7.67−7.69(1H,m),7.81(1
H,m),8.37−8.40(1H,m),8.50
−8.53(1H,m)。
【0496】実施例61 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−(tert−ブチル)−9−メ
チル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,
9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−2−カルボキサミド 実施例40で得られた化合物(0.40g)およびte
rt−ブチルアミン(0.043g)を用い、実施例4
2と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色
アモルファス(0.28g,66%)として得られた。 元素分析値:C3432436・0.85C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,60.91;H,5.31;N,
9.43;F,15.82。 測定値(%):C,60.79;H,4.82;N,
9.71;F,16.05。1 H−NMR(CDCl3)δ0.90−0.92(3
H,m),1.52(9H,m),1.62−1.66
(1H,m),2.08(1H,m),2.24−2.
27(1H,m),2.98−3.02(1H,m),
3.39−3.45(1H,m),3.52−3.59
(1H,m),3.96−3.99(1H,m),4.
99−5.05(1H,m),5.39−5.43(1
H,m),6.91−6.93(1H,m),7.18
−7.22(1H,m),7.37−7.47(5H,
m),7.67−7.69(1H,m),7.81(1
H,m),8.36−8.38(1H,m),8.45
(1H,m)。
【0497】実施例62 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(モルホリン−4
−イルカルボニル)−5−フェニル−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびモル
ホリン(0.032g)を用い、実施例42と同様に反
応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.12g,55%)として得られた。 元素分析値:C3430446・0.2C614O(ジ
イソプロピルエーテル)・0.9H2Oとして 計算値(%):C,59.61;H,4.92;N,
7.90;F,16.07。 測定値(%):C,59.76;H,4.86;N,
7.86;F,15.90。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.93(3
H,m),1.65−1.69(1H,m),2.05
(1H,m),2.27−2.31(1H,m),2.
98−3.02(1H,m),3.42−3.58(2
H,m),3.76−3.85(7H,m),3.95
−3.99(1H,m),4.04(1H,m),5.
04−5.09(1H,m),5.40−5.44(1
H,m),6.91−6.93(1H,m),7.18
−7.21(1H,m),7.39−7.47(5H,
m),7.64−7.66(1H,m),7.81(1
H,m),7.95−7.97(1H,m)。
【0498】実施例63 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1,3−チアゾリジン−3−イルカルボニル)−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびチア
ゾリジン(0.032g)を用い、実施例42と同様に
反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファ
ス(0.11g,61%)として得られた。 元素分析値:C332843SF6として 計算値(%):C,58.75;H,4.18;N,
8.30;S,4.75;F,16.90。 測定値(%):C,58.64;H,4.13;N,
8.39;S,4.82;F,16.76。
【0499】実施例64 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(1,3−ジヒドロ−2H−イ
ソインドール−2−イルカルボニル)−9−メチル−5
−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン−6,13−ジオン実施例40で得られた化合
物(0.20g)およびイソインドリン(0.043
g)を用い、実施例42と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が無色アモルファス(0.14g,60
%)として得られた。 元素分析値:C3830436・0.1H2Oとして 計算値(%):C,64.60;H,4.31;N,
7.93;F,16.14。 測定値(%):C,64.44;H,4.36;N,
8.18;F,16.04。
【0500】実施例65 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(2,3−ジヒドロ−1H−イ
ンドール−1−イルカルボニル)−9−メチル−5−フ
ェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン実施例40で得られた化合物
(0.20g)およびインドリン(0.043g)を用
い、実施例42と同様に反応し、処理したところ、標題
化合物が無色アモルファス(0.15g,64%)とし
て得られた。 元素分析値:C3830436・0.4C37NO
(DMF)・0.2C6 14O(ジイソプロピルエーテ
ル)・0.2H2Oとして 計算値(%):C,64.02;H,4.79;N,
8.13;F,15.04。 測定値(%):C,64.05;H,4.54;N,
8.37;F,14.82。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93−0.94(3
H,m),1.66−1.69(1H,m),2.09
(1H,m),2.27−2.31(1H,m),3.
00−3.03(1H,m),3.18−3.22(2
H,m),3.45−3.67(2H,m),3.96
−3.99(1H,m),4.61−4.66(1H,
m),4.73−5.10(2H,m),5.41−
5.44(1H,m),6.94−6.96(1H,
m),7.07−7.11(1H,m),7.19−
7.47(8H,m),7.66−7.68(1H,
m),7.81(1H,m),8.13−8.15(1
H,m),8.30−8.32(1H,m)。
【0501】実施例66 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−[(4−オキソピ
ペリジン−1−イル)カルボニル]−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.20g)および4−
ピペリドン・塩酸塩一水和物(0.056g)を用い、
実施例42と同様に反応し、処理したところ、標題化合
物が無色アモルファス(0.15g,68%)として得
られた。 元素分析値:C3530446・1.4C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,59.83;H,5.10;N,
9.61;F,14.48。 測定値(%):C,59.91;H,4.70;N,
9.98;F,14.54。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.93(3
H,m),1.80(1H,m),2.10(1H,
m),2.30(1H,m),2.66(2H,m),
2.72(1H,m),2.80(1H,m),3.4
3−3.58(4H,m),3.95−4.18(4
H,m),5.03(1H,m),5.39−5.43
(1H,m),6.92−6.94(1H,m),7.
18−7.22(1H,m),7.37−7.47(5
H,m),7.66−7.68(1H,m),7.81
(1H,m),7.96−7.98(1H,m)。
【0502】実施例67 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−[(4−ヒドロキシピペリジン
−1−イル)カルボニル]−9−メチル−5−フェニル
−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,13−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.20g)および4−
ヒドロキシピペリジン(0.037g)を用い、実施例
42と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無
色アモルファス(0.16g,72%)として得られ
た。 元素分析値:C3532446・1.1C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,59.97;H,5.22;N,
9.31;F,14.86。 測定値(%):C,60.26;H,4.90;N,
9.59;F,15.32。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.93(3
H,m),1.67−1.70(2H,m),2.02
(2H,m),2.32(1H,m),2.98−3.
02(4H,m),3.43−3.57(4H,m),
3.95−3.99(2H,m),4.20−4.30
(1H,m),5.03−5.06(1H,m),5.
39−5.43(1H,m),6.91−6.93(2
H,m),7.17−7.21(1H,m),7.37
−7.46(5H,m),7.61−7.63(1H,
m),7.81−7.84(2H,m)。
【0503】実施例68 4−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエス
テル 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびピペ
ラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
(0.068g)を用い、実施例42と同様に反応し、
処理したところ、標題化合物が無色アモルファス(0.
15g,61%)として得られた。 元素分析値:C3939556・0.2C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,60.48;H,5.17;N,
9.26;F,14.49。 測定値(%):C,60.26;H,5.03;N,
9.41;F,14.79。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.94(3
H,m),1.48(9H,s),1.80(1H,
m),2.05−2.27(2H,m),2.98−
3.02(1H,m),3.51−3.58(6H,
m),3.78−3.83(3H,m),3.95−
3.99(2H,m),5.05(1H,m),5.4
0−5.44(1H,m),6.91−6.93(1
H,m),7.18−7.22(1H,m),7.39
−7.47(5H,m),7.64−7.66(1H,
m),7.81(1H,m),7.90(1H,m)。
【0504】実施例69 3−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]カルボニ
ル]−1,3−チアゾリジン−2−カルボン酸メチルエ
ステル 実施例40で得られた化合物(0.20g)および1,
3−チアゾリジン−2−カルボン酸メチルエステル・塩
酸塩(0.067g)を用い、実施例42と同様に反応
し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.084g,34%)として得られた。 元素分析値:C353045SF6・0.2C614
(ジイソプロピルエーテル)・0.5H2Oとして 計算値(%):C,57.05;H,4.47;N,
7.35;S,4.21;F,15.96。 測定値(%):C,57.13;H,4.50;N,
7.40;S,4.44;F,14.82。1 H−NMR(CDCl3)δ0.90−0.95(3
H,m),1.63(1H,m),2.09(1H,
m),2.27−2.29(1H,m),2.99−
3.11(2H,m),3.21−3.24(1H,
m),3.41−3.66(3H,m),3.78−
4.00(4H,m),4.10−4.50(1H,
m),4.60−4.82(1H,m),5.04−
5.09(1H,m),5.40−5.44(1H,
m),6.89−6.93(1H,m),7.18−
7.22(1H,m),7.37−7.47(5H,
m),7.61−7.65(1H,m),7.81(1
H,m),8.15−8.21(1H,m)。
【0505】実施例70 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
[(チオモルホリン−4−イル)カルボニル]−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.20g)およびチオ
モルホリン(0.037g)を用い、実施例42と同様
に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルフ
ァス(0.14g,63%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92−0.93(3
H,m),1.68(1H,m),2.04(1H,
m),2.26(1H,m),2.78−3.02(5
H,m),3.42−3.57(2H,m),3.95
−4.15(5H,m),5.04−5.06(1H,
m),5.39−5.43(1H,m),6.91−
6.93(1H,m),7.18−7.19(1H,
m),7.38−7.46(5H,m),7.62−
7.64(1H,m),7.81(1H,m),7.8
6−7.89(1H,m)。
【0506】実施例71 3−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メ
チルフェニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イ
ル]カルボニル]−3−オキソプロピオン酸メチルエス
テル 実施例167で得られた化合物(0.31g)のTHF
(15mL)溶液にカルボニルジイミダゾール(0.2
7g)を加え、50℃で3時間攪拌した。反応液に塩化
マグネシウム(0.072g)およびモノメチルマロン
酸カリウム塩(0.12g)を加え80℃で14時間攪
拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合
溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液
および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:1)で分離・精製す
ることにより標題化合物が淡黄色プリズム晶(0.19
g,57%)として得られた。 融点:167−169℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0507】実施例72 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−メチルスルファニ
ル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.50g)のDMF
(10mL)溶液にナトリウムチオメトキシド(0.2
0g)を加え、110℃で1時間攪拌した。反応液を室
温まで冷却した後、水に注ぎ、生成物を酢酸エチルとT
HFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減
圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で分
離・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.25g,49%)として得られた。 融点:208−210℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0508】実施例73 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−メチルスルホニル
−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−
7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例72で得られた化合物(0.15g)のTHF
(5mL)溶液に3−クロロ過安息香酸(0.18g)
を加え、室温で14時間攪拌した。反応液にチオ硫酸ナ
トリウム水溶液を加えた後、生成物を酢酸エチルとTH
Fの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウ
ム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧
下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で分離
・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.074g,49%)として得られた。 融点:148−150℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0509】実施例74 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピリジン−4−イルチオ)−8,9,10,11−テ
トラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.23g)のDMF
(2mL)溶液に炭酸カリウム(0.27g)および4
−メルカプトピリジン(0.11g)を加え、室温で1
1時間攪拌し、さらに50℃で2時間攪拌した。反応液
を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン:メタノール=4:6:1)で分離・精製するこ
とにより標題化合物が黄褐色アモルファス(0.12
g,47%)として得られた。 元素分析値:C3026436として 計算値(%):C,59.80;H,4.01;N,
9.30。 測定値(%):C,59.53;H,4.05;N,
9.33。
【0510】実施例75 2−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]チオ]安息
香酸 実施例11で得られた化合物(0.23g)のDMF
(2mL)溶液に炭酸カリウム(0.24g)およびチ
オサリチル酸(0.092g)を加え、室温で15時間
攪拌し、さらに80℃で3時間攪拌した。反応液を水に
注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン:メタノール=4:6:1)で分離・精製することに
より標題化合物が黄褐色アモルファス(0.12g,4
7%)として得られた。 元素分析値:C3627436・2H2Oとして 計算値(%):C,57.83;H,3.91;N,
5.62。 測定値(%):C,57.84;H,3.75;N,
5.61。
【0511】実施例76 (aR,9R)−2−(2−アミノフェノキシ)−7−
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
−メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.23g)のDMF
(2mL)溶液に炭酸カリウム(0.27g)および2
−アミノフェノール(0.10g)を加え、110℃で
40分間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢
酸エチルで抽出した。有機層を水酸化ナトリウム水溶液
および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
することにより標題化合物が黄褐色プリズム晶(0.2
1g,79%)として得られた。 融点:258−260℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0512】実施例77 N−[2−[[(aR,9R)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,
13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]オ
キシ]フェニル]−N−(メチルスルホニル)メタンス
ルホンアミド 実施例76で得られた化合物(0.10g)の酢酸エチ
ル(5mL)溶液にトリエチルアミン(0.17g)お
よびメタンスルホニルクロリド(0.070g)を氷冷
下で加え、0℃で1時間攪拌した。反応液を水に注いだ
後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより
標題化合物が黄褐色アモルファス(0.090g,76
%)として得られた。 元素分析値:C37324726・1.0H2Oとし
て 計算値(%):C,52.85;H,3.96;N,
6.66。 測定値(%):C,52.88;H,4.36;N,
6.59。
【0513】実施例78 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−フェノキシ−5−
フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.15g)のDMF
(1mL)溶液に炭酸カリウム(0.15g)およびフ
ェノール(0.056g)を加え、135℃で2時間攪
拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで
抽出した。有機層を水酸化ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することに
より標題化合物が無色プリズム晶(0.12g,79
%)として得られた。 元素分析値:C3527336として 計算値(%):C,64.51;H,4.18;N,
6.45。 測定値(%):C,64.37;H,4.49;N,
6.45。 融点:258−260℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0514】実施例79 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピリジン−3−イルオキシ)−8,9,10,11−
テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.19g)のDMF
(1mL)溶液に炭酸カリウム(0.21g)および3
−ヒドロキシピリジン(0.095g)を加え、110
℃で2時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を
酢酸エチルで抽出した。有機層を水酸化ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留
去することにより標題化合物が無色プリズム晶(0.1
7g,80%)として得られた。 元素分析値:C3426436・0.5H2Oとして 計算値(%):C,61.72;H,4.03;N,
8.47。 測定値(%):C,61.94;H,4.05;N,
8.53。 融点:180−182℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0515】実施例80 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(ジメチルアミノ)−9−メチ
ル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.15g)の50%ジ
メチルアミン(2mL)水溶液を180℃で14時間攪
拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:1)で
分離・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.13g,85%)として得られた。 融点:141−143℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0516】実施例81 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(モルホリン−4
−イル)−5−フェニル−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.15g)のモルホリ
ン(2.0mL)溶液を180℃で14時間攪拌した。
反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下
に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:1)で分離・
精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0.
13g,85%)として得られた。 融点:252−254℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)
【0517】実施例82 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(1H−イミダゾール−1−イ
ル)−9−メチル−5−フェニル−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.17g)のDMF
(0.5mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.030g)およびイミダゾール(0.068g)
を加え、室温で15時間攪拌した。反応液を水に注いだ
後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水酸化ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒
を減圧下に留去することにより標題化合物が無色アモル
ファス(0.17g,89%)として得られた。 元素分析値:C3225526・1.0H2Oとして 計算値(%):C,59.72;H,4.07;N,1
0.88。 測定値(%):C,59.92;H,4.21;N,1
0.81。
【0518】実施例83 (aR,9R)−2−アミノ−7−[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−フェ
ニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例40で得られた化合物(0.50g)およびトリ
エチルアミン(0.15mL)のトルエン(5.0m
L)溶液にジフェニルフォスフォリルアジド(DPP
A)(0.28g)を加え、110℃で4日間攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液
で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=50:1)で分離・精
製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0.2
4g,51%)として得られた。 融点:166−168℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)
【0519】実施例84 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]安息香酸アミ
ド 実施例83で得られた化合物(0.093g)およびト
リエチルアミン(0.27mL)のTHF(10mL)
溶液にベンゾイルクロリド(0.20mL)を加え室温
で9時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下
に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール=50:1)で
分離・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.084g,76%)として得られた。 融点:160−162℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)
【0520】実施例85 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]ニコチンアミ
ド 実施例83で得られた化合物(0.23g)のDMF
(0.7mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.032g)を加え室温で5分間攪拌した。反応液
にニコチン酸メチル(0.10g)を加え室温で4時間
攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=3:3:1)
で分離・精製することにより標題化合物が無色アモルフ
ァス(0.11g,40%)として得られた。 元素分析値:C3527536・0.5H2Oとして 計算値(%):C,61.05;H,4.10;N,1
0.17。 測定値(%):C,61.22;H,4.19;N,1
0.20。
【0521】実施例86 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−イルホルムアミド 実施例83で得られた化合物(0.23g)のDMF
(1.0mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.032g)を加え室温で5分間攪拌した。反応液
にギ酸エチル(0.30g)を加え氷冷下で3時間攪拌
した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去すること
により標題化合物が淡黄色アモルファス(0.13g,
54%)として得られた。 元素分析値:C3524436として 計算値(%):C,59.80;H,4.01;N,
9.30。 測定値(%):C,59.53;H,4.05;N,
9.33。
【0522】実施例87 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]アセトアミド 実施例83で得られた化合物(0.23g)のDMF
(1.0mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.032g)を加え室温で5分間攪拌した。反応液
に酢酸エチル(0.12g)を加え室温で3時間攪拌し
た。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することに
より標題化合物が淡黄色アモルファス(0.13g,5
5%)として得られた。 元素分析値:C3126436・0.5C482(酢
酸エチル)として 計算値(%):C,60.39;H,4.25;N,
9.09。 測定値(%):C,60.12;H,4.26;N,
9.17。
【0523】実施例88 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]ブタンアミド 実施例83で得られた化合物(0.23g)のDMF
(1.0mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.032g)を加え室温で5分間攪拌した。反応液
に酪酸メチル(0.10g)を加え室温で15時間攪拌
した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去すること
により標題化合物が淡黄色アモルファス(0.12g,
47%)として得られた。 元素分析値:C3330436・0.5H2Oとして 計算値(%):C,60.64;H,4.78;N,
8.57。 測定値(%):C,60.96;H,4.66;N,
8.70。
【0524】実施例89 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−2−メトキ
シアセトアミド 実施例83で得られた化合物(0.20g)のDMF
(0.5mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.032g)を加え室温で5分間攪拌した。反応液
にメトキシ酢酸メチル(0.10g)を加え室温で2時
間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去す
ることにより標題化合物が淡黄色アモルファス(0.1
6g,73%)として得られた。 元素分析値:C3228446・0.5H2Oとして 計算値(%):C,59.44;H,4.36;N,
8.67。 測定値(%):C,59.30;H,4.35;N,
8.57。
【0525】実施例90 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]ピペリジン−
4−カルボキサミド 実施例83で得られた化合物(0.26g)のDMF
(1.0mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.024g)を加え室温で30分間攪拌した。反応
液に4−ピペリジンカルボン酸エチル(0.16g)を
加え室温で3時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生
成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色アモル
ファス(0.16g,50%)として得られた。 元素分析値:C3533536・1.5H2Oとして 計算値(%):C,58.98;H,5.09;N,
9.83。 測定値(%):C,59.23;H,4.83;N,
9.64。
【0526】実施例91 1−アセチル−N−[(aR,9R)−7−[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イ
ル]ピペリジン−4−カルボキサミド 実施例90で得られた化合物(0.17g)のピリジン
(1.0mL)溶液に無水酢酸(0.5mL)を加え5
0〜55℃で2時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮
後、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン:メタノール=3:3:1)で分離・
精製することにより標題化合物が無色アモルファス
(0.071g,43%)として得られた。 元素分析値:C3735546・1.5H2Oとして 計算値(%):C,58.88;H,5.07;N,
9.28。 測定値(%):C,58.99;H,5.00;N,
9.05。
【0527】実施例92 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]メタンスルホ
ンアミド 実施例11で得られた化合物(0.24g)のDMF
(2.0mL)溶液に炭酸カリウム(0.28g)およ
びメタンスルホンアミド(0.095g)を加え145
℃で2.5時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成
物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減
圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
4:6:1)で分離・精製することにより標題化合物が
淡黄色アモルファス(0.10g,38%)として得ら
れた。 元素分析値:C302644SF6として 計算値(%):C,54.46;H,4.11;N,
8.47。 測定値(%):C,54.17;H,3.83;N,
8.30。
【0528】実施例93 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2,5−ジフェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.20g)の1,4−
ジオキサン(5.0mL)溶液にフェニルボロン酸
(0.077g)、テトラキス(トリフェニルフォスフ
ィン)パラジウム(0.042g)および炭酸カリウム
(0.084g)を加え100℃で14時間攪拌した。
反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=1:2)で分離・精製することにより
標題化合物が無色プリズム晶(0.19g,82%)と
して得られた。 融点:253−255℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0529】実施例94 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピリジン−3−イル)−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.24g)の1,4−
ジオキサン(5.0mL)溶液にピリジン−3−ボロン
酸(0.086g)、テトラキス(トリフェニルフォス
フィン)パラジウム(0.042g)および2M炭酸ナ
トリウム水溶液(1.0mL)を加え100℃で14時
間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=4:10:
1)で分離・精製することにより標題化合物が淡黄色ア
モルファス(0.14g,52%)として得られた。 元素分析値:C342643SF6・0.5H2O・0.
5C36O(アセトン)として 計算値(%):C,63.20;H,4.48;N,
8.30。 測定値(%):C,63.21;H,4.52;N,
8.07。
【0530】実施例95 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1H−テトラゾール−5−イル)−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例13で得られた化合物(1.0g)のDMF(2
6mL)溶液にアジ化ナトリウム(0.14g)および
トリエチルアミン・塩酸塩(0.26g)を加え100
℃で50時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、塩酸でpH
が1−2になるように加えた後、生成物を酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および
飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去するこ
とにより標題化合物が無色プリズム晶(0.93g,8
6%)として得られた。 融点:160−162℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0531】実施例96 (aR,9R)−2−(1−ベンジル−1H−テトラゾ
ール−5−イル)−7−[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例95で得られた化合物(0.20g)のDMF
(1.0mL)に60%油性水素化ナトリウム(0.0
13g)を加え0℃で1時間攪拌した。反応液にベンジ
ルクロリド(0.040g)を加え100℃で14時間
攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液およ
び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣を逆相シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(アセトニトリル:水=7:3)で分離・精製す
ることにより標題化合物が無色アモルファス(0.08
1g,35%)として得られた。 元素分析値:C3729726・1.5H2Oとして 計算値(%):C,59.67;H,4.33;N,1
3.17;F,15.31。 測定値(%):C,59.69;H,4.20;N,1
3.14;F,15.26。
【0532】実施例97 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(1−メチル−1
H−テトラゾール−5−イル)−5−フェニル−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例95で得られた化合物(0.20g)のDMF
(1.0mL)に60%油性水素化ナトリウム(0.0
13g)を加え0℃で1時間攪拌した。反応液にヨウ化
メチル(0.045g)を加え100℃で14時間攪拌
した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣を逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(アセトニトリル:水=7:3)で分離・精製すること
により標題化合物が無色アモルファス(0.12g,5
7%)として得られた。 元素分析値:C3125726・0.5H2Oとして 計算値(%):C,57.23;H,4.03;N,1
5.07;F,17.52。 測定値(%):C,57.09;H,4.08;N,1
4.84;F,17.51。
【0533】実施例98 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(1−イソプロピル−1H−テ
トラゾール−5−イル)−9−メチル−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例95で得られた化合物(0.20g)のDMF
(1.0mL)に60%油性水素化ナトリウム(0.0
13g)を加え0℃で1時間攪拌した。反応液にヨウ化
イソプロピル(0.054g)を加え100℃で14時
間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣を逆相シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(アセトニトリル:水=7:3)で分離・精製す
ることにより標題化合物が無色アモルファス(0.08
5g,40%)として得られた。 元素分析値:C3329726・0.2C23N(ア
セトニトリル)・0.7H2Oとして 計算値(%):C,58.10;H,4.53;N,1
4.61;F,16.51。 測定値(%):C,58.34;H,4.66;N,1
4.37;F,16.30。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91−0.96(3
H,m)1.70−1.81(7H,m),2.00−
2.04(1H,m),2.27−2.38(1H,
m),2.98−3.02(1H,m),3.37−
3.58(2H,m),3.97−4.01(1H,
m),5.08−5.22(2H,m),5.42−
5.45(1H,m),6.95−6.97(1H,
m),7.19−7.23(1H,m),7.40−
7.50(5H,m),7.68−7.70(1H,
m),7.81(1H,m),8.39−8.41(1
H,m)。
【0534】実施例99 (4R)−2−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,
13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−
4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−カルボン
酸エチルエステル 実施例13で得られた化合物(0.50g)および炭酸
水素ナトリウム(0.43g)のエタノール(20m
L)溶液にL−システインエチルエステル・塩酸塩
(0.23g)を加え室温で14時間攪拌した。反応液
を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機
層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン=1:2)で分離・精製することによ
り標題化合物が淡黄色アモルファス(0.52g,83
%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91(3H,d,J=
6.9Hz),1.33(3H,t,J=6.9H
z),1.50−1.80(1H,m),2.00−
2.40(2H,m),2.99(1H,d,J=1
5.3Hz),3.42(1H,dd,J=15.0,
10.5Hz),3.54(1H,dd,J=14.
4,11.1Hz),3.60−3.72(2H,
m),3.97(1H,dd,J=15.0,10.5
Hz),4.29(2H,q,J=7.1Hz),5.
06(1H,dd,J=14.1,5.1Hz),5.
35(1H,t,J=9.9Hz),5.42(1H,
d,J=15.0Hz),6.91(1H,d,J=
7.5Hz),7.19(1H,t,J=7.2H
z),7.36−7.50(4H,m),7.58(1
H,d,J=8.7Hz),7.81(1H,s),
8.23(1H,d,J=8.7Hz)。
【0535】実施例100 2−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−1,3−チ
アゾール−4−カルボン酸エチルエステル実施例99で
得られた化合物(0.10g)のクロロホルム(5m
L)溶液に二酸化マンガン(0.10g)を加え80℃
で0.5時間攪拌した。不溶物をろ別した後、ろ液を減
圧下に濃縮することにより標題化合物が淡黄色アモルフ
ァス(0.062g,61%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92(3H,d,J=
6.9Hz),1.43(3H,t,J=7.2H
z),1.60−1.80(1H,m),2.00−
2.40(2H,m),3.00(1H,d,J=1
5.3Hz),3.45(1H,dd,J=15.3,
9.9Hz),3.56(1H,dd,J=14.4,
11.1Hz),3.98(1H,d,J=14.7H
z),4.45(2H,q,J=7.1Hz),5.0
8(1H,dd,J=14.7,5.7Hz),5.4
3(1H,d,J=15.0Hz),6.91(1H,
d,J=7.5Hz),7.21(1H,t,J=5.
0Hz),7.36−7.54(5H,m),7.64
(1H,d,J=9.0Hz),7.82(1H,
s),8.33(1H,s),8.49(1H,d,J
=9.0Hz)。
【0536】実施例101 (4R)−2−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,
13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−
4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−カルボン
酸 実施例13で得られた化合物(0.50g)の水(10
mL)およびアセトニトリル(10mL)溶液にL−シ
ステイン(0.17g)を加え36℃で5時間攪拌し
た。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出
した。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
することにより標題化合物が淡黄色アモルファス(0.
35g,59%)として得られた。1 H−NMR(DMSO−d6)δ0.86(3H,d,
J=6.0Hz),1.40−1.60(1H,m),
2.00−2.20(2H,m),3.10−3.80
(5H,m),4.28(1H,d,J=14.7H
z),4.78−4.82(1H,m),5.07(1
H,d,J=13.8Hz),5.17(1H,t,J
=10.2Hz),6.92(2H,s like),
7.18−7.22(1H,m),7.30−7.40
(2H,m),7.42−7.50(1H,m),7.
76(2H,s),7.79(1H,s)8.19−
8.23(1H,m)。
【0537】実施例102 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(4,5−ジヒドロ−1,3−
チアゾール−2−イル)−9−メチル−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例13で得られた化合物(0.30g)の水(6m
L)およびアセトニトリル(6mL)溶液にシステアミ
ン(0.063g)を加え36℃で23時間攪拌した。
反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製する
ことにより標題化合物が無色プリズム晶(0.16g,
49%)として得られた。 融点:256−258℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0538】実施例103 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N’−ヒドロキシ−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキシイミダミド 実施例13で得られた化合物(1.75g)のメタノー
ル(15mL)溶液にヒドロキシルアミン・塩酸塩
(0.42g)およびトリエチルアミン(0.51g)
を加え70℃で0.5時間攪拌した。反応液を水に注い
だ後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化
合物が無色アモルファス(1.88g,99%)として
得られた。 元素分析値:C3025536・0.5H2Oとして 計算値(%):C,57.51;H,4.18;N,1
1.18。 測定値(%):C,57.34;H,4.05;N,1
1.06。
【0539】実施例104 (aR,9R)−N’−アセトキシ−7−[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキシイミダミド 実施例103で得られた化合物(0.25g)のピリジ
ン(1.5mL)溶液に無水酢酸(1.0mL)を加え
100℃で1時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、
残渣を水に注ぎ、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機
層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することに
より標題化合物が無色アモルファス(0.20g,76
%)として得られた。 元素分析値:C3227546として 計算値(%):C,57.49;H,4.22;N,1
0.47。 測定値(%):C,57.28;H,4.44;N,1
0.34。
【0540】実施例105 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(5−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−フェ
ニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例104で得られた化合物(0.37g)のオルト
酢酸トリメチル(2.0mL)溶液にp−トルエンスル
ホン酸一水和物(0.012g)を加え室温で20時間
攪拌した。析出する結晶をろ取することにより標題化合
物が無色プリズム晶(0.30g,78%)として得ら
れた。 融点:277−279℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0541】実施例106 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(1,2,4−オ
キサジアゾール−3−イル)−5−フェニル−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン 実施例103で得られた化合物(0.62g)のオルト
ギ酸トリメチル(10mL)溶液にp−トルエンスルホ
ン酸一水和物(0.019g)を加え室温で20時間攪
拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化
合物が無色アモルファス(0.40g,71%)として
得られた。 元素分析値:C3123536・0.5H2Oとして 計算値(%):C,58.49;H,3.80;N,1
1.00。 測定値(%):C,58.68;H,3.74;N,1
0.75。
【0542】実施例107 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
[5−(トリクロロメチル)−1,2,4−オキサジア
ゾール−3−イル]−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例103で得られた化合物(1.63g)のトルエ
ン(12mL)溶液にトリクロロ酢酸無水物(1.55
g)を加え140℃で2時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣をDMF(2.0mL)に溶解した。反応液
に氷冷下でピリジン(1.0mL)および水(0.2m
L)混合溶液を加えた。室温で0.5時間攪拌した後、
生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が
無色プリズム晶(1.68g,86%)として得られ
た。 融点:276−278℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0543】実施例108 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
[5−ピロリジン−1,2,4−オキサジアゾール−3
−イル]−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例107で得られた化合物(0.22g)のメタノ
ール(3.0mL)溶液にピロリジン(1.0mL)を
加え50℃で0.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮す
ることにより標題化合物が無色プリズム晶(0.19
g,89%)として得られた。 融点:287−289℃(メタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0544】実施例109 N’−[3−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,
13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−
1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ベンゼンカ
ルボキシイミダミド ベンズアミジン・塩酸塩(0.16g)のメタノール
(3.0mL)溶液に28%メタノールメトキシド/メ
タノール溶液(0.19g)を室温で加えた。実施例1
07で得られた化合物(0.23g)を反応液に加え、
室温で15時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成
物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:
メタノール=4:6:1)で分離・精製することにより
標題化合物が無色アモルファス(0.061g,27
%)として得られた。 元素分析値:C3829736・0.5H2O・0.3
36O(アセトン)として 計算値(%):C,60.51;H,4.15;N,1
2.70。 測定値(%):C,60.46;H,4.15;N,1
2.45。Rf=0.33(酢酸エチル:ヘキサン:メ
タノール=2:4:1)。
【0545】実施例110 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(5−オキソ−
4,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3
−イル)−5−フェニル−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例109で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
4:6:1)で分離・精製することにより標題化合物が
無色アモルファス(0.050g,26%)として得ら
れた。元素分析値:C3123546・2.0H2Oと
して 計算値(%):C,54.79;H,4.00;N,1
0.31。 測定値(%):C,54.53;H,3.70;N,1
0.11。 Rf=0.26(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
2:4:1)。
【0546】実施例111 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−N’−[(メチルスル
ホニル)オキシ]−6,13−ジオキソ−5−フェニル
−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン−2−カルボキシイミダミド 実施例103で得られた化合物(0.40g)の酢酸エ
チル(15mL)溶液にトリエチルアミン(0.10
g)およびメタンスルホニルクロリド(0.10g)を
室温で加え2時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生
成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無
色プリズム晶(0.30g,56%)として得られた。 融点:151−153℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0547】実施例112 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−イルシアナミド 実施例111で得られた化合物(1.39g)のTHF
(7.0mL)溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液
(3.0mL)を0℃で加え、室温で加え13時間攪拌
した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注いだ
後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化
合物が淡黄色プリズム晶(1.20g,99%)として
得られた。 融点:248−250℃(メタノールより再結晶)。
【0548】実施例113 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−N’’−ヒ
ドロキシグアニジン 実施例112で得られた化合物(0.60g)のメタノ
ール(10mL)溶液を充分に脱気した後、トリエチル
アミン(0.30mL)を加え、40℃以下に保ちなが
らヒドロキシルアミン・塩酸塩(0.14g)を加え、
室温で24時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残
渣に水を加えた後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有
機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去すること
により標題化合物が淡黄色アモルファス(0.59g,
93%)として得られた。 元素分析値:C3026636・0.25C48
2(酢酸エチル)として 計算値(%):C,56.88;H,4.31;N,1
2.84。 測定値(%):C,56.70;H,4.30;N,1
2.61。
【0549】実施例114 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
[[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサ
ゾール−3−イル]アミノ]−8,9,10,11−テ
トラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例113で得られた化合物(0.35g)のトルエ
ン(5.0mL)溶液にトリフルオロ酢酸無水物(0.
55mL)を加え、100℃で1時間攪拌した。さらに
メタノール(2.0mL)を加えて0.5時間攪拌し
た。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注いだ
後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン:メタノール=6:4:1)で分離・精製するこ
とにより標題化合物が無色プリズム晶(0.11g,2
7%)として得られた。 融点:324−326℃(クロロホルム−メタノールよ
り再結晶)。
【0550】実施例115 N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]−N−(5−
メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ア
セトアミド 実施例113で得られた化合物(0.70g)の無水酢
酸(2.0mL)溶液にメタンスルホン酸(0.082
g)を加え、145℃で3.5時間攪拌した。反応液を
減圧下に濃縮後、残渣に酢酸エチルを加えた。有機層を
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより
標題化合物が淡黄色プリズム晶(0.45g,59%)
として得られた。 融点:310℃(分解)(酢酸エチルより再結晶)。
【0551】実施例116 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−6,
8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボヒドラゾンアミド 実施例13で得られた化合物(1.17g)のTHF
(6.0mL)およびメタノール(7.5mL)溶液に
ヒドラジン水和物(1.0mL)を加え、室温で2.5
時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、残渣に水を加
えることにより標題化合物が淡黄色アモルファス(1.
21g,95%)として得られた。 元素分析値:C3026626・H2Oとして 計算値(%):C,56.78;H,4.45;N,1
3.24。 測定値(%):C,56.94;H,4.33;N,1
3.22。
【0552】実施例117 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−N’−(1−メチルエ
チリデン)−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,
8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボヒドラゾンアミド 実施例13で得られた化合物(0.50g)のTHF
(3.0mL)およびメタノール(3.0mL)溶液
を,ヒドラジン水和物(0.5mL)のメタノール
(5.0mL)溶液に0℃で加え、室温で24時間攪拌
した。反応液を減圧下に濃縮後、残渣に酢酸エチルを加
えた。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
した。得られた残渣をアセトン(20mL)に溶解し、
30分間放置後、減圧下に濃縮することにより標題化合
物が無色アモルファス(0.48g,86%)として得
られた。 元素分析値:C3330626・0.5H2Oとして 計算値(%):C,59.55;H,4.69;N,1
2.63。 測定値(%):C,59.68;H,4.79;N,1
2.58。
【0553】実施例118 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N’−[2−ヒドロキシ−1−(ヒ
ドロキシメチル)エチリデン]−9−メチル−6,13
−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,
13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボヒ
ドラゾンアミド 実施例116で得られた化合物(0.25g)のメタノ
ール(2.0mL)溶液に1,3−ジヒドロキシアセト
ン二量体(0.18g)を加え、室温で1.5時間攪拌
した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することに
より標題化合物が淡黄色プリズム晶(0.18g,65
%)として得られた。 融点:209−211℃(酢酸エチルより再結晶)。
【0554】実施例119 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(5,6−ジオキソ−1,4,
5,6−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジン−3−
イル)−9−メチル−5−フェニル−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例116で得られた化合物(0.31g)のTHF
(1.0mL)およびメタノール(1.0mL)溶液に
シュウ酸ジメチル(0.17g)および28%ナトリウ
ムメトキシド/メタノール溶液(0.29g)を加え、
室温で1.5時間攪拌した。反応液をpH2に調整し、
析出する結晶をろ取することにより標題化合物が淡黄色
プリズム晶(0.24g,68%)として得られた。 融点:215−217℃(酢酸エチル−水より再結
晶)。
【0555】実施例120 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(1−メチル−
5,6−ジオキソ−1,4,5,6−テトラヒドロ−
1,2,4−トリアジン−3−イル)−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例119で得られた化合物(0.18g)のDMF
(0.50mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム
(0.080g)を加えた後、ヨウ化メチル(0.30
mL)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に注
ぎ、クロロホルムで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡
黄色プリズム晶(0.13g,73%)として得られ
た。 融点:196−198℃(クロロホルム−ジエチルエー
テルより再結晶)。
【0556】実施例121 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(1,4−ジメチル−5,6−
ジオキソ−1,4,5,6−テトラヒドロ−1,2,4
−トリアジン−3−イル)−9−メチル−5−フェニル
−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−6,13−ジオン 実施例119で得られた化合物(0.22g)のDMF
(3.0mL)溶液にヨウ化メチル(0.20mL)お
よび炭酸カリウム(0.28g)を室温で加え、20時
間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去す
ることにより標題化合物が無色プリズム晶(0.13
g,58%)として得られた。 融点:334−336℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0557】実施例122 酢酸[(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオ
キソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]メチルエステ
ル 実施例12で得られた化合物(6.24g)の水(50
mL)およびアセトニトリル(100mL)溶液にモノ
ペルオキシフタル酸マグネシウム六水和物(12.9
g)を室温で加え4日間攪拌した。反応溶液にチオ硫酸
ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣の酢酸(30mL)溶液に無水酢酸(30mL)を
加え100℃で0.5時間攪拌した。溶媒を減圧下に留
去した後、残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解した。
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=4:1)で分離・精製することにより標
題化合物が淡黄色アモルファス(6.21g,91%)
として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.50−2.40(3H,m),2.
97(1H,d,J=15.2Hz),3.35−3.
59(2H,m),3.96(1H,d,J=14.8
Hz),5.09(1H,dd,J=14.8,5.8
Hz),5.43(1H,d,J=15.2Hz),
5.44(2H,s),6.90(1H,d,J=7.
6Hz),7.18(1H,t,J=7.6Hz),
7.30−7.50(5H,m),7.54(2H,
s),7.80(1H,s)。
【0558】実施例123 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(ヒドロキシメチル)−9−メ
チル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例122で得られた化合物(6.21g)のメタノ
ール(100mL)溶液に1Mナトリウムメトキシド/
メタノール溶液(2.0mL)を室温で加え1時間攪拌
した。反応液に2N塩酸水溶液(1.0mL)を加えた
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を酢酸エチ
ル(50mL)に溶解した後、有機層を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒
を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:1)
で分離・精製することにより標題化合物が淡黄色プリズ
ム晶(5.38g,92%)として得られた。 融点:137−139℃(酢酸エチル−ヘキサンより再
結晶)。
【0559】実施例124 [(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ
−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキ
サヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−イル]アセトニトリル 実施例123で得られた化合物(0.20g)およびト
リエチルアミン(0.071mL)のTHF(3.0m
L)溶液にメタンスルホニルクロリド(0.040m
L)を0℃で加え1時間攪拌した。さらに反応液にトリ
エチルアミン(0.071mL)およびメタンスルホニ
ルクロリド(0.040mL)を加え0℃で1時間攪拌
した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣
のDMSO(3.0mL)溶液にシアン化ナトリウム
(0.098g)を加え、室温で2時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
2:1)で分離・精製することにより標題化合物が淡黄
色プリズム晶(0.11g,54%)として得られた。 融点:131−133℃(酢酸エチル−ヘキサンより再
結晶)。
【0560】実施例125 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(フルオロメチル)−9−メチ
ル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例123で得られた化合物(0.15g)のジクロ
ロメタン(1.5mL)溶液に[ビス(2−メトキシエ
チル)アミノ]−サルファートリフロライド(0.15
mL)を−78℃で加え、室温で14時間攪拌した。反
応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン
=2:1)で分離・精製することにより標題化合物が無
色アモルファス(0.074g,49%)として得られ
た。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.98(1H,d,J
=15.0Hz),3.43(1H,dd,J=16.
0,11.2),3.54(1H,dd,J=14.
6,11.4),3.96(1H,d,J=15.0H
z),5.08(1H,dd,J=14.4,5.2H
z),5.43(1H,d,J=15.0Hz),5.
72(2H,d,J=46.6Hz),6.88−6.
95(1H,m),7.19(1H,t,J=7.3H
z),7.34−7.50(5H,m),7.61(1
H,d,J=8.4Hz),7.81(1H,s)。
【0561】実施例126 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(メトキシメチル)−9−メチ
ル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例123で得られた化合物(0.20g)の1,4
−ジオキサン(1.0mL)溶液に硫酸ジメチル(0.
20mL)および水酸化カリウム(0.020g)を加
え室温で24時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン=40:10)で分離・
精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0.
13g,64%)として得られた。融点:187−18
9℃(酢酸エチル−ジイソプロピルエーテルより再結
晶)。
【0562】実施例127 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボアルデヒド 実施例123で得られた化合物(1.00g)のクロロ
ホルム(50mL)溶液に二酸化マンガン(2.5g)
を加え75℃で9時間攪拌した。さらに反応液に二酸化
マンガン(0.50g)を加え75℃で12時間攪拌し
た。不溶物をろ別後、ろ液を減圧下に濃縮した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン:メタノール=40:10:1)で分離
・精製することにより標題化合物が淡黄色アモルファス
(0.69g,69%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
6.8Hz),1.50−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.01(1H,d,J
=15.4Hz),3.37−3.64(2H,m),
3.97(1H,d,J=14.6Hz),5.12
(1H,dd,J=14.2,6.2Hz),5.42
(1H,d,J=14.6Hz),6.91(1H,
d,J=7.2Hz),7.19(1H,t,J=7.
5Hz),7.35−7.50(5H,m),7.69
(1H,dd,J=8.4,1.2Hz),7.81
(1H,m),8.09(1H,d,J=8.4H
z),10.31(1H,d,J=1.2Hz)。
【0563】実施例128 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−(ジフルオロメチル)−9−メ
チル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒド
ロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例127で得られた化合物(0.13g)のジクロ
ロメタン(1.5mL)溶液に[ビス(2−メトキシエ
チル)アミノ]−サルファートリフロライド(0.16
mL)を0℃で加え、室温で14時間攪拌した。さらに
反応液に[ビス(2−メトキシエチル)アミノ]−サル
ファートリフロライド(0.050mL)を加え室温で
3時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製することに
より標題化合物が淡黄色アモルファス(0.079g,
51%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
6.9Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.00(1H,d,J
=15.3Hz),3.42(1H,dd,J=15.
6,10.5Hz),3.55(1H,dd,J=1
4.4,11.1Hz),5.10(1H,dd,J=
14.4,5.7Hz),5.42(1H,d,J=1
5.0Hz),6.89(1H,t,J=54.8H
z),6.88−6.94(1H,dlike),7.
19(1H,t like),7.36−7.50(5
H,m),7.70(1H,d,J=8.4Hz),
7.80−7.84(2H,m)。
【0564】実施例129 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボアルデヒド オキ
シム 実施例127で得られた化合物(0.15g)、ヒドロ
キシアミン・塩酸塩(0.40g)および酢酸ナトリウ
ム(0.40g)の水(5mL)およびエタノール(1
0mL)溶液を70℃で1時間攪拌した。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール
=40:10:1)で分離・精製することにより標題化
合物が無色アモルファス(0.079g,51%)とし
て得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92(3H,d,J=
6.9Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.99(1H,d,J
=15.3Hz),3.43(1H,dd,J=15.
3,11.1Hz),3.54(1H,dd,J=1
4.4,11.1Hz),3.96(1H,d,J=1
4.7Hz),5.10(1H,dd,J=13.8,
6.3Hz),5.43(1H,d,J=15.0H
z),6.90−6.93(1H,dlike),7.
19(1H,t,J=7.5Hz),7.36−7.4
8(5H,m),7.52(1H,d,J=8.7H
z),7.81(1H,s),8.01(1H,d,J
=8.7Hz),8.53(1H,s)。
【0565】実施例130 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−2−イソプロピル−9−メチル−5
−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン−6,13−ジオン 参考例7で得られた化合物(2.39g)およびトリエ
チルアミン(0.70mL)のTHF(50mL)溶液
にメタンスルホニルクロリド(0.36mL)を0℃で
加え、2時間攪拌した。さらにトリエチルアミン(0.
25mL)およびメタンスルホニルクロリド(0.12
mL)を0℃で加え、2時間攪拌した。反応液を1N水
酸化ナトリウム水溶液に注ぎ、1時間攪拌した後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水溶液および飽和
食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣のTHF(50mL)溶液に60%油性水素化
ナトリウム(0.32g)を加え、55℃で5時間攪拌
した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:
ヘキサン=1:1)で分離・精製することにより標題化
合物が無色プリズム晶(1.27g,54%)として得
られた。 融点:220−222℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0566】実施例131 (aS,9S)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル 参考例8で得られた化合物(0.40g)を用い、実施
例1の工程1および実施例4に記載する方法と同様に反
応し処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.16g,38%)として得られた。 融点:164−166℃(エタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 比旋光度:[α]D −186.4°(c=0.50,
MeOH)。
【0567】実施例132 (aS,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル 実施例13で得られた粗生成物(2.50g)をHPL
Cにより分取することにより標題化合物が無色アモルフ
ァス(0.052g,2%)として得られた。 HPLC条件: カラム :CHIRALCEL OD 50mmID
×500mmL 移動層 :ヘキサン:エタノール=85:15 流量 :60→80mL/分 カラム温度:30℃ 検出波長 :254nm 保持時間 :(aS,9R)体、26.6分;(aR,
9R)体、36.5分
【0568】実施例133 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−[(2−メチルピ
リジン−3−イル)オキシ]−5−フェニル−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン 実施例11で得られた化合物(0.21g)のDMF
(1.0mL)溶液に炭酸カリウム(0.14g)およ
び3−ヒドロキシ−2−メチルピリジン(0.055
g)を室温で加え、105℃で加え、2時間攪拌した。
反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を
減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム
晶(0.20g,85%)として得られた。 融点:277−279℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0569】実施例134 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−[(6−メチルピ
リジン−3−イル)オキシ]−5−フェニル−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン 実施例11で得られた化合物(0.21g)および3−
ヒドロキシ−6−メチルピリジン(0.055g)を用
い、実施例133に記載する方法と同様に反応し処理し
たところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.20g,
85%)として得られた。 融点:180−182℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0570】実施例135 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1H−ピラゾール−1−イル)−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.21g)およびピラ
ゾール(0.034g)のDMF(0.70mL)溶液
に60%油性水素化ナトリウム(0.020g)を加
え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和炭酸水溶液および飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することによ
り標題化合物が無色プリズム晶(0.17g,77%)
として得られた。 融点:210−212℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0571】実施例136 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.26g)および1,
2,3−トリアゾール(0.041g)を用い、実施例
135に記載する方法と同様に反応し処理した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン:メタノール=10:10:1)で分離
・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.15g,57%)として得られた。 融点:258−260℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.33(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
3:3:1)。
【0572】実施例137 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例136で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=1
0:10:1)で分離・精製することにより標題化合物
が無色プリズム晶(0.074g,28%)として得ら
れた。 融点:144−146℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.61(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
3:3:1)。
【0573】実施例138 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−8,
9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,1
3−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.26g)および1,
2,4−トリアゾール(0.041g)のDMF(0.
70mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム(0.0
24g)を室温で加え、100℃で1時間攪拌した。反
応液を冷却後、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プ
リズム晶(0.26g,92%)として得られた。 融点:245−247℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0574】実施例139 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−イル)オキシ]酢酸エチ
ルエステル (工程1)実施例13で得られた粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール
=50:1)で分離・精製することにより、(aR,9
R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベン
ジル]−9−メチル−5−フェニル−8,9,10,1
1−テトラヒドロ−1H−[1,4]ジアゾシノ[2,
1−g][1,7]ナフチリジン−2,6,13(7
H)−トリオンが淡黄色アモルファスとして得られた。1 H−NMR(DMSO−d6)δ0.95(3H,d,
J=6.9Hz),1.50−1.70(1H,m),
2.00−2.40(2H,m),2.99(1H,
d,J=15.0Hz),3.39(1H,dd,J=
15.3,10.5Hz),3,57(1H,dd,J
=14.1,10.8Hz),3.96(1H,d,J
=15.0Hz),4.99(1H,dd,J=14.
4,5.4Hz),5.42(1H,d,J=15.0
Hz),6.77(1H,d,J=9.9Hz),6.
86−6.90(1H,m),7.18(1H,t,J
=7.5Hz),7.21(1H,d,J=9.9H
z),7.34−7.50(5H,m),7.81(1
H,s),9.82(1H,s)。 Rf=0.5(酢酸エチル:メタノール=10:1)。 (工程2)工程1で得られた化合物(0.69g),炭
酸カリウム(0.28g)およびヨウ化ナトリウム
(0.15g)のDMF(4.0mL)溶液にブロモ酢
酸エチル(0.29g)を加え、室温で15時間攪拌し
た。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶
媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノ
ール=10:10:1)で分離・精製することにより標
題化合物が無色アモルファス(0.44g,55%)と
して得られた。 元素分析値:C3329356として 計算値(%):C,59.91;H,4.42;N,
6.35。 測定値(%):C,59.78;H,4.22;N,
6.36。
【0575】実施例140 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジオキソ−
5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘキサ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−2−イル)オキシ]酢酸 実施例139で得られた化合物(0.42g)のメタノ
ール(4.0mL)溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液
(2.0mL)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液
を減圧下に濃縮後、残渣に水を加え1N塩酸で酸性にし
た。酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化
合物が淡黄色アモルファス(0.37g,94%)とし
て得られた。 元素分析値:C3125356として 計算値(%):C,58.77;H,3.98;N,
6.63。 測定値(%):C,58.60;H,3.98;N,
6.67。
【0576】実施例141 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(2−オキソ−2
−ピロリジン−1−イルエトキシ)−5−フェニル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例140で得られた化合物(0.13g)を用い、
実施例56に記載する方法と同様に反応し処理すること
により標題化合物が無色アモルファス(0.080g,
57%)として得られた。 元素分析値:C3532446・0.2H2Oとして 計算値(%):C,60.90;H,4.73;N,
8.12。 測定値(%):C,60.76;H,4.73;N,
8.10。
【0577】実施例142 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2−
(ピリジン−3−イルメトキシ)−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例11で得られた化合物(0.18g)およびピリ
ジン−3−メタノール(0.055g)のDMF(1.
0mL)溶液に60%油性水素化ナトリウム(0.01
6g)を加え、室温で6時間攪拌した。反応液を水に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去す
ることにより標題化合物が無色アモルファス(0.14
g,71%)として得られた。 元素分析値:C3528436・0.5H2Oとして 計算値(%):C,57.14;H,3.87;N,1
2.90。 測定値(%):C,57.05;H,4.03;N,1
2.69。
【0578】実施例143 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(5−オキソ−
4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−
3−イル)−5−フェニル−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン実施例11
6で得られた化合物(0.64g)を炭酸ジエチル
(5.0mL)に溶解し、減圧下に乾固した。残渣を炭
酸ジエチル(3.0mL)に溶解し、60%油性水素化
ナトリウム(0.11g)を加え、室温で14時間攪拌
した。反応液を水に注ぎ、1N塩酸で酸性にした後、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去すること
により標題化合物が淡黄色アモルファス(0.58g,
90%)として得られた。 元素分析値:C3124636として 計算値(%):C,63.06;H,4.23;N,
8.40。 測定値(%):C,63.05;H,4.38;N,
8.43。
【0579】実施例144 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオキ
ソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘ
キサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル 参考例9で得られた化合物(1.28g)を用い、実施
例1の工程1および実施例4に記載する方法と同様に反
応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.36g,27%)として得られた。 融点:204−206℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0580】実施例145 (4R)−2−[(aR,9R)−9−メチル−7−
[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]
−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イ
ル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−カ
ルボン酸 実施例144で得られた化合物(0.30g)を用い、
実施例101に記載する方法と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が無色アモルファス(0.26g,
71%)として得られた。1 H−NMR(DMSO−d6)δ0.81(3H,d,
J=6.0Hz),1.40−1.60(1H,m),
2.00−2.20(2H,m),2.31(3H,
s),2.80−2.95(1H,d like),
3.20−3.70(4H,m),4.10(1H,
d,J=15.0Hz),4.76−4.88(1H,
m),5.08(1H,dd,J=14.4Hz),
5.18(1H,t,J=9.5Hz),6.84(1
H,s),7.00−7.10(1H,m),7.16
−7.21(1H,t like),7.25(1H,
s),7.34−7.54(5H,m),8.18−
8.30(1H,m)。
【0581】実施例146 (aR,9R)−2−クロロ−9−メチル−7−[3−
メチル−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,
13−ジオキソ−5−フェニル−8,9,10,11−
テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 参考例9で得られた化合物(1.00g)を用い、実施
例1の工程1,2に記載する方法と同様に反応し、処理
したところ、標題化合物が無色アモルファス(0.65
g,51%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.89(3H,d,J=
6.9Hz),1.50−1.70(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.32(3H,s),
2.95(1H,d,J=15.0Hz),3.29
(1H,dd,J=14.7,10.5Hz),3.5
6(1H,dd,J=14.4,10.8Hz),3.
82(1H,d,J=15.0Hz),5.06(1
H,dd,J=14.4,5.1Hz),5.39(1
H,d,J=14.7Hz),6.78(1H,s),
6.94(1H,d,J=7.8Hz),7.04(1
H,s),7.24−7.30(1H,m),7.34
(1H,s),7.40−7.54(5H,m)。
【0582】実施例147 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオキ
ソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘ
キサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボン酸メチルエ
ステル 実施例146で得られた化合物(2.40g)を用い、
実施例38に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(2.10g,83
%)として得られた。 融点:206−208℃(酢酸エチル−ヘキサンより再
結晶)。
【0583】実施例148 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオキ
ソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘ
キサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボン酸 実施例147で得られた化合物(2.68g)を用い、
実施例40に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(2.01g,77
%)として得られた。 融点:148−150℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0584】実施例149 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオキ
ソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13−ヘ
キサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキサミド 実施例148で得られた化合物(0.20g)を用い、
実施例41に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.16g,80
%)として得られた。 融点:151−153℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0585】実施例150 (aR,9R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−9−
メチル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−6,13−ジオキソ−5−フェニル−
6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボキサミド 実施例148で得られた化合物(0.20g)および2
−アミノエタノール(0.028mL)を用い、実施例
42に記載する方法と同様に反応し、処理したところ、
標題化合物が無色プリズム晶(0.15g,71%)と
して得られた。 融点:153−155℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0586】実施例151 (aR,9R)−9−メチル−7−[3−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ベンジル]−5−フェニル−2
−(1,3−チアゾリジン−3−イルカルボニル)−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例148で得られた化合物(0.20g)およびチ
アゾリジン(0.036g)を用い、実施例42に記載
する方法と同様に反応し、処理したところ、標題化合物
が無色アモルファス(0.14g,63%)として得ら
れた。 元素分析値:C333143SF3・0.3C37NO
(DMF)として 計算値(%):C,63.05;H,5.29;N,
9.59;S,4.88;F,8.67。 測定値(%):C,63.24;H,5.27;N,
9.62;S,5.16;F,8.46。1 H−NMR(CDCl3)δ0.89−0.91(3
H,m),1.61−1.65(1H,m),2.08
(1H,m),2.33(4H,m),2.96−3.
16(2H,m),3.32−3.38(1H,m),
3.55−3.61(1H,m),3.82−3.86
(1H,m),4.07(1H,m),4.45−4.
51(1H,m),4.82−4.84(1H,m),
5.04−5.75(1H,m),5.13−5.22
(1H,m),5.37−5.41(1H,m),6.
79(1H,m),6.96−7.05(2H,m),
7.28−7.35(2H,m),7.46−7.53
(3H,m),7.65−7.67(1H,m),8.
09−8.13(1H,m)。
【0587】実施例152 (aR,9R)−2−(2,2−ジメチル−1,3−チ
アゾリジン−3−イルカルボニル)−9−メチル−7−
[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]
−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒドロ−
7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例148で得られた化合物(0.20g)および
2,2−ジメチルチアゾリジン(0.036g)を用
い、実施例42に記載する方法と同様に反応し、処理し
たところ、標題化合物が無色アモルファス(0.11
g,46%)として得られた。 元素分析値:C353543SF3・0.06C37
O(DMF)・0.27H2Oとして 計算値(%):C,64.22;H,5.51;N,
8.64;S,4.87;F,8.66。 測定値(%):C,63.92;H,5.24;N,
8.94;S,5.19;F,8.44。1 H−NMR(CDCl3)δ0.88−0.90(3
H,m),1.62−1.66(1H,m),1.99
(8H,m),2.33(4H,m),2.95−3.
03(3H,m),3.31−3.34(1H,m),
3.54−3.56(1H,m),3.82−3.85
(1H,m),4.36−4.37(1H,m),4.
53(1H,m),5.02−5.06(1H,m),
5.37−5.40(1H,m),6.79(1H,
m),6.96−7.05(1H,m),7.26−
7.35(2H,m),7.46−7.52(3H,
m),7.61−7.63(1H,m),7.95−
7.97(1H,m)。
【0588】実施例153 (aR,9R)−7−(2−メトキシベンジル)−9−
メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,
9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−2−カルボニトリル 参考例10で得られた化合物(0.50g)を用い、実
施例1の工程1および実施例4に記載する方法と同様に
反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.033g,6%)として得られた。融点:288
−290℃(エタノール−ジイソプロピルエーテルより
再結晶)。
【0589】実施例154 (aR,9R)−9−メチル−6,13−ジオキソ−5
−フェニル−7−[(3−トリフルオロメチル)ベンジ
ル]−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−
7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]
ナフチリジン−2−カルボニトリル 参考例11で得られた化合物(0.50g)を用い、実
施例1の工程1および実施例4に記載する方法と同様に
反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.13g,25%)として得られた。 融点:207−209℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0590】実施例155 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(4−フルオロフェニル)−2
−イソプロピル−9−メチル−8,9,10,11−テ
トラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 参考例12で得られた化合物(1.83g)を用い、実
施例130に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.36g,20
%)として得られた。 融点:126−128℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0591】実施例156 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
9−メチル−5−フェニル−2−(トリフルオロメチ
ル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例14で得られた化合物(0.90g)およびヨウ
化銅(I)(0.39g)のDMF(10mL)溶液に
フルオロスルホニル(ジフルオロ)酢酸メチル(2.0
mL)を加え、110℃で14時間攪拌した。反応液を
水に注いだ後、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:3)で分離・精製することにより標題化合
物が無色プリズム晶(0.015g,2%)として得ら
れた。 融点:210−212℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0592】実施例157 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−5−イ
ル)−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例165で得られた化合物(0.19g)の2,2
−ジメトキシプロパン(7.0mL)およびジクロロメ
タン(2.0mL)溶液にメタンスルホン酸(0.20
mL)を加え、室温で0.5時間攪拌した。反応液を炭
酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=8:8:1)
で分離・精製することにより標題化合物が無色アモルフ
ァス(0.15g,72%)として得られた。 元素分析値:C353843F・0.5H2Oとして 計算値(%):C,63.54;H,4.72;N,
8.47。 測定値(%):C,63.82;H,4.74;N,
8.37。
【0593】実施例158 (aS,9S)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2,9−ジメチル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 参考例13で得られた化合物(1.30g)を用い、参
考例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、処理し
たところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.32g,
30%)として得られた。 融点:226−228℃(エタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 比旋光度:[α]D −144.5°(c=0.50,
MeOH)。
【0594】実施例159 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2−(ヒドロキシメチ
ル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例29で得られた化合物(0.30g)を用い、実
施例122および123に記載する方法と同様に反応
し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス
(0.22g,63%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.88(3H,d,J=
6.9Hz),1.50−1.80(1H,m),2.
00−2.40(8H,m),2.99(1H,d,J
=15.0Hz),3.19(1H,dd,J=14.
7,9.3Hz),3.54−3.72(2H,m),
4.00−4.20(1H,br),4.95(2H,
s),5.05(1H,dd,J=14.7,6.3H
z),5.35(1H,d,J=14.4Hz),6.
47(2H,s),6.90−7.00(3H,m),
7.20−7.28(1H,dt like),7.4
7−7.58(3H,m)。
【0595】実施例160 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−2−[1
−(モルホリン−4−イルメチル)ビニル]−8,9,
10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
ジオン 実施例29で得られた化合物(0.39g)の80%エ
タノール(4.0mL)溶液にモルホリン(0.35
g)、37%ホルマリン(0.33g)および酢酸
(0.45g)を加え、100℃で27時間攪拌した。
反応液を減圧下に濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
2:4:1)で分離・精製することにより標題化合物が
淡黄色アモルファス(0.10g,21%)として得ら
れた。 元素分析値:C363943F・0.5H2Oとして 計算値(%):C,71.62;H,6.68;N,
9.28。 測定値(%):C,71.61;H,6.92;N,
9.33。 Rf=0.23(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
2:4:1)。
【0596】実施例161 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−2−(2
−モルホリン−4−イルエチル)−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例160で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
2:4:1)で分離・精製することにより標題化合物が
淡黄色アモルファス(0.11g,22%)として得ら
れた。 元素分析値:C353943F・H2Oとして 計算値(%):C,69.98;H,6.88;N,
9.33。 測定値(%):C,70.21;H,7.02;N,
9.29。 Rf=0.11(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
2:4:1)。
【0597】実施例162 酪酸2−[(aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベ
ンジル)−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル
−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,11,13
−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−2−イル]エチルエス
テル 実施例29で得られた化合物(2.42g)のエタノー
ル(4.0mL)溶液に37%ホルマリン(0.81
g)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.12
g)を加え、封管中155℃で19時間攪拌した。反応
液を減圧下に濃縮後、残渣にピリジン(3.0mL)お
よび無水酪酸(2.0mL)を加え、室温で0.5時間
攪拌した。さらにメタノール(0.50mL)を加え
0.5時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、残渣に
酢酸エチルを加えた。有機層を水で洗浄、乾燥後、溶媒
を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノー
ル=8:8:1)で分離・精製することにより標題化合
物が淡黄色アモルファス(0.33g,11%)として
得られた。 元素分析値:C353843F・0.5H2Oとして 計算値(%):C,70.93;H,6.63;N,
7.09。 測定値(%):C,70.99;H,6.49;N,
7.02。 Rf=0.48(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
6:6:1)。
【0598】実施例163 (aR,9R)−3−[7−(3,5−ジメチルベンジ
ル)−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチル−
6,13−ジオキソ−6,8,9,10,11,13−
ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−
g][1,7]ナフチリジン−2−イル]ペンタンジカ
ルボン酸ジプロピルエステル 実施例162で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
8:8:1)で分離・精製することにより標題化合物が
淡黄色アモルファス(0.74g,21%)として得ら
れた。 元素分析値:C404636F・0.5H2Oとして 計算値(%):C,69.34;H,6.84;N,
6.07。 測定値(%):C,69.16;H,6.95;N,
6.02。 Rf=0.65(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=
6:6:1)。
【0599】実施例164 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2−(2−ヒドロキシ
エチル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒ
ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例162で得られた化合物(0.18g)のメタノ
ール(3.0mL)溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液
(0.30mL)を加え、室温で1時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄、
乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物
が淡黄色アモルファス(0.16g,93%)として得
られた。 元素分析値:C313233F・1.5H2Oとして 計算値(%):C,68.87;H,6.53;N,
7.77。 測定値(%):C,68.71;H,6.30;N,
7.53。
【0600】実施例165 (aR,9R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2−[2−ヒドロキシ
−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−9−メチル−
8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−
6,13−ジオン 実施例163で得られた化合物(0.73g)のメタノ
ール(6.0mL)溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液
(3.0mL)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液
を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が
淡黄色アモルファス(0.57g,96%)として得ら
れた。 元素分析値:C323434F・0.5H2Oとして 計算値(%):C,69.55;H,6.38;N,
7.60。 測定値(%):C,69.54;H,6.41;N,
7.40。
【0601】実施例166 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボン
酸メチルエステル 実施例17で得られた化合物(1.50g)を用い、実
施例38に記載する方法と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が無色プリズム晶(1.44g,92
%)として得られた。 融点:150−152℃(エタノール−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0602】実施例167 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボン
酸 実施例166で得られた化合物(1.17g)を用い、
実施例40に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(1.14g,99
%)として得られた。 融点:150−152℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0603】実施例168 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N−メトキシ−N,9−ジメチル−
5−(4−メチルフェニル)−6,13−ジオキソ−
6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−2−カルボキサミド 実施例167で得られた化合物(0.60g)を用い、
実施例42に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.64g,
98%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.92(3H,d,J=
6.9Hz),1.50−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.37(3H,s),
2.99(1H,d,J=15.3Hz),3.30−
3.60(5H,m),3.95−4.08(4H,
m),5.06(1H,dd,J=14.4,6.3H
z),5.46(1H,d,J=14.4Hz),6.
82(1H,dd,J=7.8,1.5Hz),7.0
5(1H,d,J=8.1Hz),7.25−7.35
(2H,m),7.47(2H,s),7.67(1
H,d,J=8.4Hz),7.75−7.85(2
H,m)。
【0604】実施例169 (aR,9R)−2−アセチル−7−[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−
(4−メチルフェニル)−8,9,10,11−テトラ
ヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例168で得られた化合物(0.60g)を用い、
実施例43に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.18g,32
%)として得られた。 融点:240−242℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.7(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=5
0:10:1)。
【0605】実施例170 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−N,9−ジメチル−5−(4−メチ
ルフェニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボキサミド 実施例169で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離
・精製することにより標題化合物が無色プリズム晶
(0.047g,8%)として得られた。 融点:148−150℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。 Rf=0.3(酢酸エチル:ヘキサン:メタノール=5
0:10:1)。
【0606】実施例171 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボキ
サミド実施例167で得られた化合物(0.20g)を
用い、実施例41に記載する方法と同様に反応し、処理
したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.16
g,80%)として得られた。 融点:160−162℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0607】実施例172 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カルボチ
オアミド 実施例171で得られた化合物(0.85g)および
2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチ
ア−2,4−フォスフェタン−2,4−ジスルフィド
(0.27g)のトルエン(10mL)溶液を110℃
で1時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=50:1)で分離・精製することにより標題
化合物が淡黄色アモルファス(0.64g,73%)と
して得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
6.9Hz),1.60−1.80(1H,m),2.00
−2.40(2H,m),2.38(3H,s),3.0
0(1H,d,J=15.3Hz),3.45(1H,d
d,J=15.3,11.1Hz),3.57(1H,d
d,J=14.4,11.1Hz),4.00(1H,
d,J=15.3Hz),5.06(1H,dd,J=1
4.4,5.1Hz),5.46(1H,d,J=15.0
Hz),6.82(1H,dd,J=7.5,1.5H
z),7.05(1H,d,J=7.8Hz),7.28
−7.38(2H,m),7.47(2H,s),7.6
6(1H,d,J=8.7Hz),7.83(2H,
s),8.87(1H,d,J=9.0Hz),9.90
−10.00(1H,m)。
【0608】実施例173 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−2−(4−メチル−
1,3−チアゾール−2−イル)−5−(4−メチルフ
ェニル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例172で得られた化合物(0.60g)のDMF
(3.0mL)溶液にブロモアセトン(0.21g)を
加え、室温で4日間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸
エチルで抽出した。有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を減圧
下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム:メタノール=50:1)
で分離・精製することにより標題化合物が無色プリズム
晶(0.39g,61%)として得られた。 融点:258−260℃(分解)(酢酸エチル−ジイソ
プロピルエーテルより再結晶)。
【0609】実施例174 (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−メチル−5−(4−メチルフェ
ニル)−6,13−ジオキソ−6,8,9,10,1
1,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−イルカル
ボン酸tert−ブチルエステル 実施例167で得られた化合物(0.15g)およびト
リエチルアミン(0.030mL)の2−メチル−2−
プロパノール(2.0mL)溶液にDPPA(0.06
3mL)を加え、100℃で3時間攪拌した。さらにD
PPA(0.050mL)を加え、100℃で2時間攪
拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合
溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液
および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で分離・精製す
ることにより標題化合物が淡黄色アモルファス(0.0
75g,44%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.90(3H,d,J=
6.8Hz),1.20−1.80(10H,m),
2.00−2.40(2H,m),2.37(3H,
s),2.96(1H,d,J=15.0Hz),3.
38−3.60(2H,m),3.99(1H,d,J
=15.0Hz),5.05(1H,dd,J=15.
0,7.0Hz),5.46(1H,d,J=15.0
Hz),6.80−6.83(1H,dd lik
e),7.01−7.08(1H,m),7.23−
7.38(2H,m),7.47(2H,s),7.5
2(1H,d,J=8.8Hz),7.78−7.82
(2H,m),8.15(1H,d,J=8.8H
z)。
【0610】実施例175 (aR,9R)−5−(4−フルオロフェニル)−9−
メチル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−6,13−ジオキソ−6,8,9,1
0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
ゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−2−カ
ルボニトリル 参考例14で得られた化合物(0.55g)のTHF
(15mL)溶液に3−クロロ過安息香酸(0.78
g)を室温で加え14時間攪拌した。さらに3−クロロ
過安息香酸(2.1g)を加え14時間攪拌した。反応
液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽出し
た。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られ
た残渣およびトリエチルアミン(0.22mL)のアセ
トニトリル(10mL)溶液にトリメチルシリルシアニ
ド(0.43mL)を加え、90℃で2時間攪拌した。
反応液を水に注ぎ、酢酸エチルとTHFの混合溶液で抽
出した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン=3:1)で分離・精製することに
より標題化合物が無色アモルファス(0.039g,7
%)として得られた。 融点:133−135℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0611】実施例176 (aR,9R)−2−クロロ−5−(4−フルオロフェ
ニル)−9−メチル−7−[3−メチル−5−(トリフ
ルオロメチル)ベンジル]−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
[1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 参考例15で得られた化合物(7.1g)のピリジン
(40mL)溶液に0℃でトシルクロライド(4.0
g)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ルに注ぎ、有機層を2N塩酸水溶液および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣
のDMSO(40mL)溶液に室温で炭酸カリウム
(6.0g)を加え、85℃で4時間攪拌した。反応液
を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および
飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン=2:3)で分離・精製するこ
とにより標題化合物が無色プリズム晶(1.44g,2
1%)として得られた。 融点:122−124℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0612】実施例177 (aR,9R)−5−(4−フルオロフェニル)−9−
メチル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンジル]−8,9,10,11−テトラヒドロ−
2−(トリフルオロメチル)−7H−[1,4]ジアゾ
シノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13
−ジオン 実施例176で得られた化合物(0.90g)を用い、
実施例156に記載する方法と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が無色プリズム晶(0.015g,
2%)として得られた。 融点:210−212℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0613】実施例178 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−1,8−ジオキソ−1,3,4,5,6,
8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−9−カルボン酸 実施例36で得られた化合物(1.03g)の濃塩酸
(6.0mL)−酢酸(6.0mL)混合溶液を100
℃で1.5時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、得
られた残渣を酢酸エチルに注ぎ、水および飽和食塩水で
洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題
化合物が茶褐色アモルファス(1.00g,99%)と
して得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
7.0Hz),1.50−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.02(1H,d,J
=14.6Hz),3.33−3.59(2H,m),
3.96(1H,d,J=5.6Hz),4.98(1
H,dd,J=14.0,5.8Hz),5.39(1
H,d,J=14.6Hz),6.87(2H,d,J
=6.6Hz),7.02(1H,d,J=5.4H
z),7.08−7.17(1H,m),7.38−
7.50(3H,m),7.83(1H,s),8.6
6(1H,d,J=5.4Hz)。
【0614】実施例179 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−1,8−ジオキソ−1,3,4,5,6,
8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−9−カルボキサミド 実施例178で得られた化合物(0.29g)を用い、
実施例41に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.089g,3
0%)として得られた。 融点:160−162℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0615】実施例180 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−9−フェニル−3,4,5,6−テトラヒ
ドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b]
[2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例33で得られた化合物(0.20g)を用い、実
施例93に記載する方法と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が無色プリズム晶(0.16g,73
%)として得られた。 融点:288−290℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0616】実施例181 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−(ジメチルアミノ)−13−
(4−フルオロフェニル)−4−メチル−3,4,5,
6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例33で得られた化合物(0.15g)を用い、実
施例22に記載する方法と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が無色プリズム晶(0.10g,67
%)として得られた。 融点:222−224℃(酢酸エチル−ヘキサンより再
結晶)。
【0617】実施例182 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
9−メトキシ−4−メチル−3,4,5,6−テトラヒ
ドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b]
[2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例33で得られた化合物(0.15g)を用い、実
施例1の工程3に記載する方法と同様に反応し、処理し
たところ、標題化合物が無色アモルファス(0.075
g,51%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.50−1.80(1H,m),2.
00−2.30(2H,m),2.98(1H,d,J
=15.3Hz),3.35−3.47(1H,d,J
=15.0Hz),4.16(3H,s),4.98
(1H,dd,J=14.7,5.4Hz),5.38
(1H,d,J=14.4Hz),6.46(1H,
d,J=5.4Hz),6.80−6.92(2H,
m),7.08−7.14(1H,m),7.36−
7.46(3H,m),7.82(1H,s),8.1
4(1H,d,J=5.4Hz)。
【0618】実施例183 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−9−(メチルスルファニル)−3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ
[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオ
ン 実施例33で得られた化合物(0.20g)を用い、実
施例2に記載する方法と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が無色アモルファス(0.11g,53
%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.50−1.80(1H,m),1.
95−2.40(2H,m),2.55(3H,s),
2.98(1H,d,J=15.0),3.33−3.
52(2H,m),3.94(1H,d,J=15.2
Hz),4.99(1H,dd,J=14.6,6.2
Hz),5.38(1H,d,J=15.0Hz),
6.53(1H,d,J=6.0Hz),6.86(2
H,d,6.6Hz),7.06−7.18(1H,
m),7.36−7.50(3H,m),7.82(1
H,s),8.41(1H,d,J=5.4Hz)。
【0619】実施例184 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−9−(メチルスルホニル)−3,4,5,
6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例183で得られた化合物(0.15g)を用い、
実施例73に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.041
g,26%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
6.9Hz),1.60−1.80(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.02(1H,d,J
=15.6Hz),3.37(1H,dd,J=15.
0,10.2Hz),3.46−3.60(1H,
m),3.52(3H,s),3.94(1H,d,J
=14.7Hz),5.08(1H,dd,J=14.
7,5.7Hz),5.38(1H,d,J=14.4
Hz),6.86−6.92(2H,m),7.10−
7.18(2H,m),7.36−7.50(3H,
m),7.83(1H,s),8.54(1H,d,J
=5.4Hz)。
【0620】実施例185 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
N,N,4−トリメチル−1,8−ジオキソ−1,3,
4,5,6,8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジア
ゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−9−カ
ルボキサミド 実施例178で得られた化合物(0.15g)の塩化チ
オニル(2.0mL)溶液を80℃で1.5時間攪拌し
た後、反応液を減圧下に濃縮した。得られた残渣のTH
F(2.0mL)溶液を50%ジメチルアミン(5.0
mL)−THF(5.0mL)混合溶液に0℃で注ぎ、
室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、得ら
れた残渣を酢酸エチルに注ぎ、水および飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン=8:1)で分離・精製することにより標題化合
物が無色プリズム晶(0.11g,83%)として得ら
れた。 融点:154−156℃(酢酸エチル−ヘキサンより再
結晶)。
【0621】実施例186 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−9−(モルホリン−4−イルカルボニル)
−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジ
アゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,
8−ジオン 実施例178で得られた化合物(0.15g)およびモ
ルホリン(0.042g)を用い、実施例42と同様に
反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファ
ス(0.055g,33%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.85−1.00(3
H,m),1.50−1.80(1H,m),2.00
−2.40(2H,m),2.95−4.04(12
H,m),4.90−5.10(1H,m),5.30
−5.46(1H,m),6.85−6.98(3H,
m),7.07−7.17(1H,m),7.38−
7.50(3H,m),7.83(1H,s),8.5
8−8.64(1H,m)。
【0622】実施例187 酢酸[(aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニ
ル)−1,8−ジオキソ−4−メチル−1,3,4,
5,6,8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシ
ノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン−9−イル]
メチルエステル 実施例34で得られた化合物(0.20g)のTHF
(10mL)溶液に3−クロロ過安息香酸(0.25
g)を0℃で加え、室温で14時間攪拌した。反応液に
チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および
飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。
得られた残渣の無水酢酸(2.5mL)−酢酸(2.5
mL)混合溶液を、100℃で1時間攪拌した。反応液
を減圧下に濃縮後、得られた残渣を酢酸エチルに注ぎ、
水および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で分離・精製
することにより標題化合物が無色アモルファス(0.1
9g,87%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.94(3H,d,J=
6.9Hz),1.50−1.70(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),2.26(3H,s),
3.00(1H,d,J=15.3Hz),3.36−
3.51(2H,m),3.94(1H,d,J=1
4.7Hz),4.95(1H,dd,J=14.4,
6.0Hz),5.64(1H,d,J=14.7H
z),5.87(1H,d,J=16.2Hz),6.
03(1H,d,J=16.2Hz),6.80−6.
85(2H,m),7.07−7.14(1H,m),
7.36−7.42(1H,m),7.42(2H,
s),7.81(1H,s),8.54(1H,d,J
=5.4Hz)。
【0623】実施例188 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
9−(ヒドロキシメチル)−4−メチル−3,4,5,
6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例187で得られた化合物(0.15g)を用い、
実施例123に記載する方法と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が無色アモルファス(0.071
g,42%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.95(3H,d,J=
7.2Hz),1.50−1.70(1H,m),2.
00−2.40(2H,m),3.01(1H,d,J
=15.3Hz),3.41(1H,dd,J=14.
4,9.6Hz),3.48(1H,dd,J=14.
4,10.8Hz),3.95(1H,d,J=15.
0Hz),4.97(1H,dd,J=14.7,5.
7Hz),5.26−5.40(4H,m),6.85
−6.88(3H,m),7.09−7.16(1H,
m),7.36−7.42(1H,m),7.42(2
H,s),7.82(1H,s),8.54(1H,
d,J=5.7Hz)。
【0624】実施例189 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−13−(4−フルオロフェニル)−
1,8−ジオキソ−4−メチル−1,3,4,5,6,
8−ヘキサヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,
2−b][2,7]ナフチリジン−9−カルボアルデヒ
ド 実施例188で得られた化合物(0.50g)を用い、
実施例127に記載する方法と同様に反応し、処理した
ところ、標題化合物が淡黄色プリズム晶(0.28g,
66%)として得られた。 融点:202−204℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0625】実施例190 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−クロロ−4−メチル−13−
(4−メチルフェニル)−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,
7]ナフチリジン−1,8−ジオン 参考例21で得られた化合物(12.9g)を用い、実
施例1の工程1,2に記載する方法と同様に反応し、処
理したところ、標題化合物が淡黄色アモルファス(5.
84g,42%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.934(3H,d,J
=7.0Hz),1.50−1.80(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.36(3H,
s),2.99(1H,d,J=15.0Hz),3.
35−3.55(2H,m),3.97(1H,d,J
=14.6Hz),4.98(1H,dd,J=14.
0,6.0Hz),5.41(1H,d,J=14.6
Hz),6.79(1H,d,J=7.8Hz),6.
90(1H,d,J=5.6Hz),7.04(1H,
d,J=7.8Hz),7.27(2H,s lik
e),7.44(2H,s),7.81(1H,s),
8.31(1H,d,J=5.6Hz)。
【0626】実施例191 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4,9−ジメチル−13−(4−メ
チルフェニル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−[1,4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナフ
チリジン−1,8−ジオン 実施例190で得られた化合物(0.20g)を用い、
実施例3に記載する方法と同様に反応し、処理したとこ
ろ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.10g,5
3%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.924(3H,d,J
=6.6Hz),1.45−1.70(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.36(3H,
s),2.97(1H,d,J=15.4Hz),3.
17(3H,s),3.35−3.55(2H,m),
3.98(1H,d,J=15.0Hz),4.96
(1H,dd,J=14.8,6.0Hz),5.43
(1H,d,J=15.0Hz),6.75−6.85
(2H,m),7.03(1H,d,J=7.0H
z),7.20−7.35(2H,m),7.45(2
H,s),7.81(1H,s),8.44(1H,
d,J=5.6Hz)。
【0627】実施例192 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−9−(ジメチルアミノ)−4−メチ
ル−13−(4−メチルフェニル)−3,4,5,6−
テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2−
b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン 実施例190で得られた化合物(0.20g)を用い、
実施例22に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.071
g,35%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.886(3H,d,J
=7.0Hz),1.40−1.70(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.35(3H,
s),2.98(1H,d,J=15.4Hz),3.
13(6H,s),3.30−3.60(2H,m),
3.98(1H,d,J=14.4Hz),4.88
(1H,dd,J=14.2,6.6Hz),5.41
(1H,d,J=14.4Hz),6.20(1H,
d,J=5.6Hz),6.82(1H,d,J=7.
8Hz),6.99(1H,d,J=7.8Hz),
7.23(2H,s like),7.48(2H,
s),7.82(1H,s),8.05(1H,d,J
=5.4Hz)。
【0628】実施例193 (aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−4−メチル−13−(4−メチルフ
ェニル)−9−(モルホリン−4−イル)−3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ
[1,2−b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオ
ン 実施例190で得られた化合物(0.20g)を用い、
実施例23に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が淡黄色アモルファス(0.11g,
52%)として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ0.889(3H,d,J
=6.6Hz),1.40−1.70(1H,m),
1.90−2.40(2H,m),2.35(3H,
s),2.98(1H,d,J=15.4Hz),3.
35−3.70(6H,m),3.80−4.10(5
H,m),4.90(1H,dd,J=14.0,6.
4Hz),5.40(1H,d,J=15.4Hz),
6.35(1H,d,J=5.4Hz),6.81(1
H,d,J=8.0Hz),6.99(1H,d,J=
8.0Hz),7.23(2H,s like),7.
47(2H,s),7.82(1H,s),8.11
(1H,d,J=5.4Hz)。
【0629】実施例194 (aR,9R)−2−クロロ−7−(3,5−ジ−te
rt−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−(4−
フルオロフェニル)−9−メチル−8,9,10,11
−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン 参考例22で得られた化合物(2.18g)の水(25
mL)−アセトニトリル(50mL)混合溶液にモノペ
ルオキシフタル酸マグネシウム塩六水和物(4.45
g)を室温で加え14時間攪拌した。反応液にチオ硫酸
ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた
残渣を実施例1の工程2に記載する方法と同様に反応
し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶
(0.98g,42%)として得られた。 融点:160−162℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0630】実施例195 (aR,9R)−7−(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェ
ニル)−9−メチル−6,13−ジオキソ−6,8,
9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−2−カルボン酸メチルエステル 実施例194で得られた化合物(0.90g)を用い、
実施例36に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.73g,78
%)として得られた。 融点:156−158℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0631】実施例196 (aR,9R)−7−(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェ
ニル)−9−メチル−6,13−ジオキソ−6,8,
9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
−2−カルボン酸 実施例195で得られた化合物(0.66g)を用い、
実施例40に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.58g,90
%)として得られた。 融点:167−169℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0632】実施例197 (aR,9R)−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェニ
ル)−9−メチル−2−(ピロリジン−1−イルカルボ
ニル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例196で得られた化合物(0.14g)を用い、
実施例56に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.085g,5
5%)として得られた。 融点:166−168℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0633】実施例198 (aR,9R)−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェニ
ル)−9−メチル−2−(モルホリン−4−イルカルボ
ニル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
リジン−6,13−ジオン 実施例196で得られた化合物(0.14g)を用い、
実施例62に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.12g,74
%)として得られた。 融点:190−192℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0634】実施例199 (aR,9R)−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)−5−(4−フルオロフェニ
ル)−9−メチル−2−(1,3−チアゾリジン−3−
イルカルボニル)−8,9,10,11−テトラヒドロ
−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
7]ナフチリジン−6,13−ジオン 実施例196で得られた化合物(0.14g)を用い、
実施例63に記載する方法と同様に反応し、処理したと
ころ、標題化合物が無色プリズム晶(0.12g,75
%)として得られた。 融点:209−211℃(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテルより再結晶)。
【0635】
【表1】
【0636】
【表2】
【0637】
【表3】
【0638】
【表4】
【0639】
【表5】
【0640】
【表6】
【0641】
【表7】
【0642】
【表8】
【0643】
【表9】
【0644】
【表10】
【0645】
【表11】
【0646】
【表12】
【0647】
【表13】
【0648】
【表14】
【0649】
【表15】
【0650】
【表16】
【0651】
【表17】
【0652】
【表18】
【0653】
【表19】
【0654】製剤例1 (1)実施例1の化合物 10mg (2)乳糖 60mg (3)コーンスターチ 35mg (4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3mg (5)ステアリン酸マグネシウム 2mg 実施例1で得られた化合物10mgと乳糖60mgおよ
びコーンスターチ35mgとの混合物を、10重量%ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース水溶液0.03mL
(ヒドロキシプロピルメチルセルロースとして3mg)
を用いて顆粒化した後、40℃で乾燥し篩過する。得ら
れた顆粒をステアリン酸マグネシウム2mgと混合し、
圧縮する。得られる素錠を、蔗糖、二酸化チタン、タル
クおよびアラビアゴムの水懸濁液による糖衣でコーティ
ングする。コーティングが施された錠剤をミツロウで艶
出してコート錠を得る。また、実施例1の化合物の代わ
りに実施例2〜36のいずれかの化合物を用いる他は同
様にして、コート錠を得る。
【0655】製剤例2 (1)実施例1の化合物 10mg (2)乳糖 70mg (3)コーンスターチ 50mg (4)可溶性デンプン 7mg (5)ステアリン酸マグネシウム 3mg 実施例1で得られた化合物10mgとステアリン酸マグ
ネシウム3mgを可溶性デンプンの水溶液0.07mL
(可溶性デンプンとして7mg)で顆粒化した後、乾燥
し、乳糖70mgおよびコーンスターチ50mgと混合
する。混合物を圧縮して錠剤を得る。また、実施例1の
化合物の代わりに実施例2〜36のいずれかの化合物を
用いる他は同様にして、錠剤を得る。
【0656】 参考製剤例1 (1)ロフェコキシブ 5.0mg (2)食塩 20.0mg (3)蒸留水 全量2mLとする ロフェコキシブ 5.0mgおよび食塩20.0mgを蒸
留水に溶解させ、水を加えて全量2.0mLとする。溶
液をろ過し、無菌条件下に2mLのアンプルに充填す
る。アンプルを滅菌した後、密封し注射用溶液を得る。
【0657】 参考製剤例2 (1)ロフェコキシブ 50mg (2)ラクトース 34mg (3)トウモロコシ澱粉 10.6mg (4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg (5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg (6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 計 120mg 常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、打錠機により
打錠し、錠剤を得た。
【0658】製剤例4 製剤例1または2で製造された製剤と、参考製剤例1ま
たは2で製造された製剤とを組み合わせる。 試験例1 ラジオリガンド レセプター結合阻害活性
(ヒトリンパ芽球細胞(IM−9)からの受容体を用い
た結合阻害活性) エム・エー・カシエリ(M. A. Cascieri)〔モレキュラ
ー ファーマコロジー(Molecular Pharmacology)42
巻,458頁(1992年発行)〕らの方法を改変して
用いた。受容体はヒトリンパ芽球細胞(IM−9)より
調製した。IM−9細胞(2×105 cells/mL)を
接種後3日間培養(1リットル)した後、500×Gで
5分間遠心し、細胞ペレットを得た。得られたペレット
をリン酸緩衝液(フローラボラトリー社,CAT.N
o.28−103−05)を用いて1回洗浄した後、3
0mLの120mM塩化ナトリウム、5mM塩化カリウ
ム、2μg/mLキモスタチン、40μg/mLバシト
ラシン、5μg/mLホスホラミドン、0.5mMフェ
ニルメチルスルホニルフルオライド、1mMエチレンジ
アミン四酢酸を含む50mMトリス・塩酸緩衝液(pH
7.4)中でポリトロン・ホモゲナイザー〔キネマチカ
(Kinematika)社製、ドイツ〕を用いて破砕し、40,
000×Gで20分間遠心分離した。分離物を上記緩衝
液30mLで2回洗浄した後、受容体標品として凍結
(−80℃)保存した。この標品を0.5mg/mLの
タンパク濃度になるように反応緩衝液〔50mMトリス
・塩酸緩衝液(pH7.4)、0.02%牛血清アルブ
ミン、1mMフェニルメチルスルホニルフルオライド、
2μg/mLキモスタチン、40μg/mLバシトラシ
ン、3mM塩化マンガン〕に懸濁し、100μl容量を
反応に使用した。サンプル、125I−BHSP(0.4
6KBq)を加え、0.2mLの反応緩衝液中、25℃
で、30分反応させた。非特異的結合量は2×10-6
になるようにサブスタンスPを添加して求めた。反応
後、セルハーベスター〔290PHD、ケンブリッジ・
テクノロジー・インコーポレーション(Cambridge Tech
nology,Inc.)社製、米国〕を用いて、グラスフィルタ
ー〔GF/B,ワットマン(Whatman)社製、米国〕上
に急速濾過して反応を停止し、250μlの0.02%
牛血清アルブミンを含む50mMトリス・塩酸緩衝液
(pH7.4)で3回洗浄し、フィルター上に残った放
射活性をガンマ・カウンターで測定した。フィルターは
使用前に0.1%ポリエチレンイミンに一昼夜浸漬した
後、風乾して用いた。そして、実施例で得られた化合物
の拮抗活性を、それぞれ、上記の条件下で50%阻害を
示すに必要な薬剤濃度(IC50値)として求めたとこ
ろ、表20の結果を得た。
【0659】
【表20】
【0660】ラジオ・リガンドとは、[125I]でラベ
ルされたサブスタンスPを示す。
【0661】表20より、本発明の化合物が優れたサブ
スタンスP受容体拮抗作用を有することが分かった。
【0662】試験例2 NK1アゴニストGR7363
2のモルモット脳室内注入により惹起される自発運動亢
進に対する抑制活性 実験はRupniakら(Neuropharmacology, 39, 1413-142
1、2000)の方法を参考にして実施した。エーテル麻酔
したHartley系白色雄性モルモットの頭部を脳定位固定
装置(David Kopf社製、米国)に固定し、頭部皮膚を正
中切開した歯科用ドリルで頭蓋のbregmaの位置に小穴を
穿ち、先端が第三脳室に達するように(bregmaより7.
5〜8mm下方)27G注射針を刺入し、注射用生理食
塩水に溶解したGR73632(Bachem社、スイス)
0.1nmolを5μlの容量で1分間かけて注入し
た。投与終了後、切開創を縫合し、動物が麻酔から覚醒
した直後より自発運動量を自発運動測定装置(ANIMEX A
UTO MK-110、Muromachi Kikai、日本)を用いて30分
間測定した。披検薬を0.5%メチルセルロース溶液に
懸濁しGR73632投与45分前に2mL/kgの容
量で経口投与した。対照群には0.5%メチルセルロー
ス溶液を同容量経口投与した。なお、GR73632溶
液のかわりに生理食塩水を脳室内に投与した偽処置群も
設けた。各処置群はそれぞれ4例以上とした。薬物の評
価は次式に従い抑制率を算出し評価した。また、必要に
より、ID50値を抑制率を用いて算出した(表21)。
【0663】
【数1】
【0664】
【表21】
【0665】表21より、本発明の化合物が優れたNK
1アゴニストGR73632のモルモット脳室内注入に
より惹起される自発運動亢進に対する抑制活性を有する
ことが分かった。
【0666】
【発明の効果】本発明の化合物(I)またはその塩ある
いはプロドラッグは、タキキニン受容体拮抗作用、特に
サブスタンスP受容体拮抗作用が高く、毒性が小さく医
薬として安全である。そのため、本発明の化合物(I)
またはその塩あるいはプロドラッグは医薬組成物、例え
ばタキキニン受容体拮抗剤、排尿異常改善剤等として有
用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 3/10 A61P 3/10 7/00 7/00 7/02 7/02 7/10 7/10 9/06 9/06 9/12 9/12 11/06 11/06 11/08 11/08 11/14 11/14 13/10 13/10 17/04 17/04 19/02 19/02 21/02 21/02 23/02 23/02 25/00 25/00 25/04 25/04 25/08 25/08 25/16 25/16 25/18 25/18 25/20 25/20 25/22 25/22 25/24 25/24 25/28 25/28 29/00 29/00 101 101 31/18 31/18 43/00 111 43/00 111 114 114 123 123 (72)発明者 橋本 忠俊 大阪府茨木市舟木町6番26−1301 (72)発明者 樽井 直樹 奈良県奈良市三碓1丁目6番1号 (72)発明者 加茂 泉 兵庫県尼崎市西昆陽2丁目8−1−306 (72)発明者 白井 淳也 兵庫県尼崎市南武庫之荘7丁目1番9− 306号 Fターム(参考) 4C065 AA03 BB15 CC05 DD03 EE03 HH02 HH03 JJ04 KK02 KK03 LL04 PP03 PP06 PP09 PP10 PP11 PP12 PP13 PP16 PP17 QQ02 QQ04 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 CB11 CB14 MA01 NA14 NA15 ZA02 ZA05 ZA06 ZA08 ZA12 ZA16 ZA18 ZA20 ZA38 ZA54 ZA59 ZA62 ZA66 ZA70 ZA71 ZA83 ZA84 ZA89 ZA94 ZA96 ZB07 ZB11 ZB15 ZC20 ZC33 ZC35 ZC42 ZC54 ZC55

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 〔式中、A環は置換ピリジン環を、 R2は水素原子、ハロゲン原子またはハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルキル基を、 R3は水素原子またはC1-6アルキル基を、 Rは同一または異なってハロゲン原子、ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルキル基、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルコキシ基、シアノ基またはヒドロキシ
    基を、 mは0ないし3の整数を、 nは1または2を、pは0ないし3の整数を示す。〕で
    表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 〔式中、A'環はピリジン環を、R1'は(1)置換基を
    有していてもよいC1-6アルキル基、(2)置換基を有
    していてもよいC1-6アルコキシ基、(3)置換基を有
    していてもよいC6-10アリールオキシ基、(4)置換基
    を有していてもよい複素環オキシ基、(5)C1- 6アル
    コキシ−カルボニル基、(6)置換基を有していてもよ
    いC1-6アルキルチオ基、(7)置換基を有していても
    よいC6-10アリールチオ基、(8)置換基を有していて
    もよい複素環チオ基、(9)置換基を有していてもよい
    6-10アリール基、(10)置換基を有していてもよい
    複素環基、(11)C1-6アシルオキシ基、(12)ヒ
    ドロキシ基、(13)ニトロ基、(14)ハロゲン原
    子、(15)シアノ基、(16)置換基を有していても
    よいアミノ基、(17)置換基を有していてもよいアミ
    ジノ基、(18)オキシム基、(19)カルボキシル
    基、(20)置換基を有していてもよいアシル基、(2
    1)置換基を有していてもよいカルバモイル基、(2
    2)置換基を有していてもよいチオカルバモイル基また
    は(23)C1-6アルキルスルホニル基を、その他の記
    号は請求項1と同意義を示す。〕で表される化合物また
    はその塩である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R1'が、(1)置換基を有していてもよ
    いC1-6アルキル基、(2)ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルコキシ基、(3)C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル基、(4)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    キルチオ基、(5)C6-10アリール基、(6)C1-6
    シルアミノ基、(7)C1-6アシルオキシ基、(8)ヒ
    ドロキシ基、(9)ニトロ基、(10)ハロゲン原子、
    (11)シアノ基、(12)アミノ基、(13)モノ−
    またはジ−C1-6アルキルアミノ基、(14)1個の窒
    素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を
    含んでいてもよい5または6員の環状アミノ基、(1
    5)C1-6アルキル−スルホニルアミノ基、(16)カ
    ルボキシル基、(17)C1-6アルキル−カルボニル
    基、(18)ホルミル基、(19)カルバモイル基、
    (20)モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバモイル
    基、(21)C1-6アルキルスルホニル基、(22)モ
    ノ−、ジ−またはトリ−C1-6アルキルウレイド基、
    (23)C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ基または
    (24)C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルキル
    アミノ基で、Rが同一または異なってハロゲン原子、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルコキシ基またはシアノ基
    である請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 A環が 【化3】 〔R1は請求項2記載のR1'と同意義を示す。〕である
    請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 A環が 【化4】 〔R1は請求項2記載のR1'と同意義を示す。〕である
    請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 A環が(1)ヒドロキシ基、ハロゲン原
    子またはシアノ基で置換されていてもよいC1-6アルキ
    ル基、(2)複素環オキシ基、(3)ハロゲン原子、
    (4)シアノ基、(5)モノ−またはジ−C1-6アルキ
    ルカルバモイル基、(6)1個の窒素原子および炭素原
    子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでい
    てもよい5または6員の環状アミノカルボニル基、
    (7)C1-6アルキル−カルボニルアミノ基、(8)複
    素環カルボニルアミノ基または(9)複素環基で置換さ
    れたピリジン環である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R2が水素原子またはハロゲン原子であ
    る請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R3がC1-6アルキル基である請求項1記
    載の化合物。
  9. 【請求項9】 R3がβ配位である請求項1記載の化合
    物。
  10. 【請求項10】 Rが同一または異なってハロゲン原子
    またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基で
    ある請求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】 式 【化5】 で表される基が式 【化6】 〔式中、R4およびR5は同一または異なって水素原子、
    ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    キル基、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ
    基またはシアノ基を示す。〕で表される基を示す請求項
    1記載の化合物。
  12. 【請求項12】 R4およびR5が同一または異なって水
    素原子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ル基である請求項11記載の化合物。
  13. 【請求項13】 式 【化7】 〔式中、A'環はピリジン環を、R1'は(1)置換基を
    有していてもよいC1-6アルキル基、(2)置換基を有
    していてもよいC1-6アルコキシ基、(3)置換基を有
    していてもよいC6-10アリールオキシ基、(4)置換基
    を有していてもよい複素環オキシ基、(5)C1- 6アル
    コキシ−カルボニル基、(6)置換基を有していてもよ
    いC1-6アルキルチオ基、(7)置換基を有していても
    よいC6-10アリールチオ基、(8)置換基を有していて
    もよい複素環チオ基、(9)置換基を有していてもよい
    6-10アリール基、(10)置換基を有していてもよい
    複素環基、(11)C1-6アシルオキシ基、(12)ヒ
    ドロキシ基、(13)ニトロ基、(14)ハロゲン原
    子、(15)シアノ基、(16)置換基を有していても
    よいアミノ基、(17)置換基を有していてもよいアミ
    ジノ基、(18)オキシム基、(19)カルボキシル
    基、(20)置換基を有していてもよいアシル基、(2
    1)置換基を有していてもよいカルバモイル基、(2
    2)置換基を有していてもよいチオカルバモイル基また
    は(23)C1-6アルキルスルホニル基を、R2'は水素
    原子、ハロゲン原子またはC1-3アルキル基を、R3'
    1-3アルキル基を、R4'およびR5'は同一または異な
    ってハロゲン化されていてもよいC1-3アルキル基を示
    す。〕で表される化合物またはその塩である請求項1記
    載の化合物。
  14. 【請求項14】 【化8】 である請求項13記載の化合物。
  15. 【請求項15】 R1'が(1)ヒドロキシ基、ハロゲン
    原子またはシアノ基で置換されていてもよいC1-6アル
    キル基、(2)複素環オキシ基、(3)ハロゲン原子、
    (4)シアノ基、(5)モノ−またはジ−C1-6アルキ
    ルカルバモイル基、(6)1個の窒素原子および炭素原
    子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでい
    てもよい5または6員の環状アミノカルボニル基、
    (7)C1- 6アルキル−カルボニルアミノ基、(8)複
    素環カルボニルアミノ基または(9)複素環基である請
    求項13記載の化合物。
  16. 【請求項16】 (aR,9R)−7−[3,5−ビス
    (トリフルオロメチル)ベンジル]−2−クロロ−9−
    メチル−5−フェニル−8,9,10,11−テトラヒ
    ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
    [1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン、(aR,
    9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベ
    ンジル]−2,9−ジメチル−5−フェニル−8,9,
    10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシ
    ノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−
    ジオン、(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフ
    ルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−6,13−ジ
    オキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,13
    −ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1
    −g][1,7]ナフチリジン−2−カルボニトリル、
    (aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメ
    チル)ベンジル]−2−クロロ−5−(4−フルオロフ
    ェニル)−9−メチル−8,9,10,11−テトラヒ
    ドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]
    [1,7]ナフチリジン−6,13−ジオン、(aR,
    9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベ
    ンジル]−5−(4−フルオロフェニル)−2,9−ジ
    メチル−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
    [1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
    リジン−6,13−ジオン、(aR,9R)−7−
    [3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−
    (4−フルオロフェニル)−9−メチル−6,13−ジ
    オキソ−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ
    −7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,
    7]ナフチリジン−2−カルボニトリル、(aR,9
    R)−7−(3,5−ジメチルベンジル)−5−(4−
    フルオロフェニル)−2,9−ジメチル−8,9,1
    0,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ
    [2,1−g][1,7]ナフチリジン−6,13−ジ
    オン、(aR,4R)−2−[3,5−ビス(トリフル
    オロメチル)ベンジル]−4,9−ジメチル−13−フ
    ェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,
    4]ジアゾシノ[1,2−b][2,7]ナフチリジン
    −1,8−ジオン、(aR,4R)−2−[3,5−ビ
    ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−13−(4−フ
    ルオロフェニル)−4,9−ジメチル−3,4,5,6
    −テトラヒドロ−2H−[1,4]ジアゾシノ[1,2
    −b][2,7]ナフチリジン−1,8−ジオン、(a
    R,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
    ル)ベンジル]−N,N,9−トリメチル−6,13−
    ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,10,11,1
    3−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,
    1−g]−1,7−ナフチリジン−2−カルボキサミ
    ド、(aR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオ
    ロメチル)ベンジル]−9−メチル−5−フェニル−2
    −(1,3−チアゾリジン−3−イルカルボニル)−
    8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]
    ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−
    6,13−ジオン、(aR,9R)−7−[3,5−ビ
    ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−5
    −フェニル−2−(ピリジン−3−イルオキシ)−8,
    9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,4]ジア
    ゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−6,1
    3−ジオン、N−[(aR,9R)−7−[3,5−ビ
    ス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9−メチル−
    6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,9,1
    0,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,4]ジア
    ゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン−2−イ
    ル]ニコチンアミド、N−[(aR,9R)−7−
    [3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−9
    −メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,
    8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
    [1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチ
    リジン−2−イル]アセトアミド、(aR,9R)−7
    −[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−
    9−メチル−5−フェニル−2−(1H−テトラゾール
    −5−イル)−8,9,10,11−テトラヒドロ−7
    H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナ
    フチリジン−6,13−ジオン、[(aR,9R)−7
    −[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−
    9−メチル−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,
    8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−
    [1,4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチ
    リジン−2−イル]アセトニトリル、(aR,9R)−
    7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]
    −2−(フルオロメチル)−9−メチル−5−フェニル
    −8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−[1,
    4]ジアゾシノ[2,1−g]−1,7−ナフチリジン
    −6,13−ジオン、(aR,9R)−9−メチル−7
    −[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ベンジ
    ル]−6,13−ジオキソ−5−フェニル−6,8,
    9,10,11,13−ヘキサヒドロ−7H−[1,
    4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチリジン
    −2−カルボニトリル、(aR,9R)−5−(4−フ
    ルオロフェニル)−9−メチル−7−[3−メチル−5
    −(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,13−ジオ
    キソ−6,8,9,10,11,13−ヘキサヒドロ−
    7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]
    ナフチリジン−2−カルボニトリル、(aR,9R)−
    2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)−9−メチ
    ル−7−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ベ
    ンジル]−8,9,10,11−テトラヒドロ−7H−
    [1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフチ
    リジン−6,13−ジオンまたはその塩である請求項1
    記載の化合物。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の化合物のプロドラッ
    グ。
  18. 【請求項18】 式 【化9】 〔式中、Lは脱離基を、他の記号は請求項1記載と同意
    義を示す。〕で表される化合物またはその塩を閉環反応
    に付すことを特徴とする請求項1記載の化合物(I)ま
    たはその塩の製造法。
  19. 【請求項19】 式 【化10】 〔式中、A''はN−オキシド化されたピリジン環を、他
    の記号は請求項1記載と同意義を示す。〕で表される化
    合物またはその塩を活性化剤の存在下求核反応に付すこ
    とを特徴とする請求項1記載の化合物(I)またはその
    塩の製造法。
  20. 【請求項20】 式 【化11】 〔式中、R1aはハロゲン原子を、その他各記号は請求項
    1記載と同意義を示す〕で表される化合物を置換反応あ
    るいは挿入反応に付し、さらに必要に応じて、酸化反
    応、転移反応、加水分解反応、求核置換反応、アルキル
    化反応あるいはアシル化反応を組み合わせて用いること
    を特徴とする請求項1記載の化合物(I)またはその塩
    の製造法。
  21. 【請求項21】 式 【化12】 〔式中、R1bはシアノ基を、その他各記号は請求項1記
    載と同意義を示す〕で表される化合物に加水分解反応、
    アミド化反応、アシル化反応、置換反応、アルキル化反
    応、転移反応、付加反応、環化反応および酸化反応を必
    要に応じ組み合わせて用いることを特徴とする請求項1
    記載の化合物(I)またはその塩の製造法。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の化合物またはそのプロ
    ドラッグおよび薬学的に許容される担体を含有すること
    を特徴とする医薬組成物。
  23. 【請求項23】 タキキニン受容体拮抗剤である請求項
    22記載の組成物。
  24. 【請求項24】 サブスタンスP受容体拮抗剤である請
    求項22記載の組成物。
  25. 【請求項25】 サブスタンスP関連疾患の予防・治療
    剤である請求項22記載の組成物。
  26. 【請求項26】 排尿異常改善剤である請求項22記載
    の組成物。
  27. 【請求項27】 頻尿・尿失禁の予防・治療剤である請
    求項22記載の組成物。
  28. 【請求項28】 喘息、リューマチ関節炎、変形性関節
    炎、疼痛、咳、掻痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾
    患、嘔吐、HIV感染症、うつ病、不安・神経症、強迫
    神経症、恐慌性障害、躁鬱病または精神分裂病の予防・
    治療剤である請求項22記載の組成物。
  29. 【請求項29】 請求項1記載の化合物またはそのプロ
    ドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治
    療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤、化学療
    法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎剤、糖化阻
    害剤、神経再生促進薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗不
    整脈薬、アセチルコリン受容体リガンド、エンドセリン
    受容体拮抗薬、モノアミン取り込み阻害薬、インドール
    アミン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛薬、GABA受容体
    作動薬、GABA取り込み阻害薬、α2受容体作動薬、
    局所鎮痛薬、プロテインキナーゼC阻害剤、抗不安薬、
    ホスホジエステラーゼ阻害薬、ドーパミン受容体作動薬
    ・拮抗薬、セロトニン受容体作動薬・拮抗薬、セロトニ
    ン取り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗コリン剤、α 1受容
    体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャンネル開口薬、カル
    シウムチャンネル遮断薬、アルツハイマー病予防・治療
    薬、パーキンソン病予防・治療薬、多発性硬化症予防・
    治療薬、ヒスタミンH1受容体阻害薬、プロトンポンプ
    阻害薬、抗血栓薬およびNK−2受容体アンタゴニスト
    から成る群から選ばれる1または2種以上の薬物の有効
    量とを組み合わせてなる医薬。
  30. 【請求項30】 哺乳動物に対して請求項1記載の化合
    物またはそのプロドラッグの有効量を投与することを特
    徴とする頻尿・尿失禁の予防・治療方法。
  31. 【請求項31】 請求項1記載の化合物またはそのプロ
    ドラッグの有効量を投与することを特徴とする、喘息、
    リューマチ関節炎、変形性関節炎、疼痛、咳、掻痒、慢
    性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔吐、HIV感染症、
    うつ病、不安・神経症、強迫神経症、恐慌性障害、躁鬱
    病または精神分裂病の予防・治療方法。
  32. 【請求項32】 哺乳動物に対して請求項1記載の化合
    物またはそのプロドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、
    糖尿病性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満
    剤、利尿剤、化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用
    剤、消炎剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、抗うつ薬、
    抗てんかん薬、抗不整脈薬、アセチルコリン受容体リガ
    ンド、エンドセリン受容体拮抗薬、モノアミン取り込み
    阻害薬、インドールアミン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛
    薬、GABA受容体作動薬、GABA取り込み阻害薬、
    α2受容体作動薬、局所鎮痛薬、プロテインキナーゼC
    阻害剤、抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、ドー
    パミン受容体作動薬・拮抗薬、セロトニン受容体作動薬
    ・拮抗薬、セロトニン取り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗
    コリン剤、α1受容体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャ
    ンネル開口薬、カルシウムチャンネル遮断薬、アルツハ
    イマー病予防・治療薬、パーキンソン病予防・治療薬、
    多発性硬化症予防・治療薬、ヒスタミンH1受容体阻害
    薬、プロトンポンプ阻害薬、抗血栓薬およびNK−2受
    容体アンタゴニストから成る群から選ばれる1または2
    種以上の薬物の有効量とを併用投与することを特徴とす
    る頻尿・尿失禁の予防・治療方法。
  33. 【請求項33】 哺乳動物に対して請求項1記載の化合
    物またはそのプロドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、
    糖尿病性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満
    剤、利尿剤、化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用
    剤、消炎剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、抗うつ薬、
    抗てんかん薬、抗不整脈薬、アセチルコリン受容体リガ
    ンド、エンドセリン受容体拮抗薬、モノアミン取り込み
    阻害薬、インドールアミン取り込み阻害薬、麻薬性鎮痛
    薬、GABA受容体作動薬、GABA取り込み阻害薬、
    α2受容体作動薬、局所鎮痛薬、プロテインキナーゼC
    阻害剤、抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、ドー
    パミン受容体作動薬・拮抗薬、セロトニン受容体作動薬
    ・拮抗薬、セロトニン取り込み阻害薬、睡眠導入剤、抗
    コリン剤、α1受容体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャ
    ンネル開口薬、カルシウムチャンネル遮断薬、アルツハ
    イマー病予防・治療薬、パーキンソン病予防・治療薬、
    多発性硬化症予防・治療薬、ヒスタミンH1受容体阻害
    薬、プロトンポンプ阻害薬、抗血栓薬、HIV感染症治
    療薬、慢性閉塞性肺疾患治療薬およびNK−2受容体ア
    ンタゴニストから成る群から選ばれる1または2種以上
    の薬物の有効量とを併用投与することを特徴とする、喘
    息、リューマチ関節炎、変形性関節炎、疼痛、咳、掻
    痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、嘔吐、うつ病、
    不安・神経症、強迫神経症、恐慌性障害、躁鬱病または
    精神分裂病の予防・治療方法。
  34. 【請求項34】 頻尿・尿失禁の予防・治療剤を製造す
    るための請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグ
    の使用。
  35. 【請求項35】 喘息、リューマチ関節炎、変形性関節
    炎、疼痛、咳、掻痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾
    患、嘔吐、HIV感染症、うつ病、不安・神経症、強迫
    神経症、恐慌性障害、躁鬱病または精神分裂病の予防・
    治療剤を製造するための請求項1記載の化合物またはそ
    のプロドラッグの使用。
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