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JP2002238590A - 乳酸の製造方法 - Google Patents

乳酸の製造方法

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Publication number
JP2002238590A
JP2002238590A JP2001037374A JP2001037374A JP2002238590A JP 2002238590 A JP2002238590 A JP 2002238590A JP 2001037374 A JP2001037374 A JP 2001037374A JP 2001037374 A JP2001037374 A JP 2001037374A JP 2002238590 A JP2002238590 A JP 2002238590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
waste paper
fermentation
saccharification
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037374A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Okuda
直之 奥田
Minoru Morita
稔 守田
Kenji Ouchi
健二 大内
Riyuushu Boku
龍洙 朴
Rieko Karasawa
利恵子 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP2001037374A priority Critical patent/JP2002238590A/ja
Publication of JP2002238590A publication Critical patent/JP2002238590A/ja
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 古紙を原料として安価に乳酸を製造可能な方
法の提供。 【解決手段】 古紙を酵素糖化し、その糖を乳酸発酵し
て乳酸を製造する方法であって、乳酸発酵をリゾプス
(Rhizopus)属に属する菌を用いて行うこと、該乳酸製
造に要するエネルギーの一部または全てを原料に用いた
未反応の古紙あるいは補助燃料用の古紙が持つエネルギ
ーで賄うことを特徴とする乳酸の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古紙資源を糖化
し、次いで乳酸発酵して乳酸を製造する乳酸製造方法に
関し、特に糖化残渣および発酵残渣を用いて上記乳酸製
造工程中で必要なエネルギーの不足部分を主として古紙
を燃料とするエネルギーにより補完し、資源の有効利用
とランニングコストの低減を可能にした乳酸製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】乳酸は、食品添加物として清酒、醤油、
ビール、清涼飲料、漬け物、製パンなどの製造に使用さ
れ、また工業用原料として皮革、繊維、プラスチックな
どの製造に利用される。さらに近年ではポリ乳酸(PL
A)が生分解性ポリマーとして優れた性質を有すること
が明らかとなり、その原料としての乳酸が注目されてい
る。
【0003】従来、発酵法による乳酸の製造は、ラクト
バシラス(Lactobacillus)、ラクトコッカス(Lactoco
ccus)などのいわゆる乳酸菌と呼ばれるバクテリアによ
り、糖水溶液或いは澱粉から得られる糖液を炭素源と
し、これに酵母エキスなどの栄養源を副原料として加え
た培地で培養することによって行われている。しかしな
がら、上述した乳酸菌を用いる発酵法は、糖からの乳酸
の収率が高い利点があるものの、その培養に糖や酵母エ
キス等の高価な材料を使用するため、生産コストが高く
なる欠点がある。
【0004】そして従来、乳酸菌による発酵法の欠点を
解消するべく、リゾプス(Rhizopus)属などの糸状菌を
用い、安価な炭素源から乳酸を製造する方法が種々開発
されている。糸状菌を用いる方法は、糖からの乳酸収率
が最大70〜80%と乳酸菌を用いた場合と比べて必ずしも
高収率ではなく、また培養に通気を要するという短所が
あるが、培地成分として糖以外には少量の無機塩のみで
良く、培地コストが安価なこと、さらに、L-体の光学
純度が高いこと、菌体がペレットを形成するため菌体分
離が容易である等の長所がある。特開平6−25387
1号公報には、乳酸生成能を有するリゾプス属の糸状菌
の胞子を液体培地に植菌し、通気による撹拌を行いつつ
培養することにより生成する菌体集合物(ペレット)を
液体培地中に浮遊させて発酵を行わせることを特徴とす
る乳酸の製造方法が開示されている。また特開平9−1
73090号公報には、底部から空気を吹き込む気泡塔
型バイオリアクターを使用し、炭素源として澱粉若しく
はその糖化液またはグルコースを含有する水性培地でリ
ゾプス(Rhizopus)属に属する菌を培養することを特徴
とするL(+)−乳酸の製造法、及び該方法を実施する
ためのバイオリアクターが開示されている。
【0005】一方、廃棄物である汚泥の有効利用を図る
ために、汚泥を乳酸発酵して乳酸を製造する試みもなさ
れている。例えば、特開平9−308494号公報に
は、汚泥に乳酸菌を添加し乳酸発酵を行う工程を含む、
乳酸の製造方法が開示されている。また該公報には、こ
の乳酸発酵をセルラーゼの存在下で行う方法、および汚
泥に乳酸菌を添加し乳酸発酵を行って得た乳酸含有液と
脱窒素菌とを排水に添加し、排水中の窒素含有化合物を
分解する排水処理方法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】乳酸を原料とした生分
解性プラスチック(ポリ乳酸)を既存のプラスチックと
代替するためには、原料の乳酸を安価かつ大量に生産す
る必要がある。従来、生分解性プラスチック用にL-乳
酸を発酵生産する場合の基質としては、主にトウモロコ
シ澱粉や澱粉由来のグルコースが利用されている。しか
しながら、このような澱粉原料は食物資源として貴重で
あり、かつ高コストである問題があった。安価にかつ大
量に乳酸を製造するためには、セルロース資源の利用が
望まれる。
【0007】セルロース資源から糖化・発酵によってア
ルコールや乳酸を製造する設備は、これまでにいくつか
提案されているが、それらは製造に要するエネルギーの
少なくとも一部を設備外から供給するものであった。し
かしセルロース資源が得られる場所によっては電力、ス
チームが都合良く得られない場合が考えられる。その際
は別途燃料(重油、天然ガスなど)を用いてエネルギー
を作り出す必要があるが、化石資源の使用による環境へ
の負荷が問題になる。
【0008】セルロース資源の中でも、基質としてはコ
ストが発生せず、入手、扱いが容易なものが好ましく、
その点で古紙は有望な基質の一つである。古紙はセルロ
ース系廃棄物の中でも比較的加水分解が容易であり、例
えば酵素(セルラーゼ)による糖化では前処理なしでも
十分な濃度の糖液が得られる。発酵法による乳酸の製造
において、製造コストを抑えるためには、糖化液を精製
処理しないで用いることが好ましく、そのためには古紙
由来の不純物(無機イオン、着色物質)に対する耐性が
強い菌体を用いる必要がある。古紙分解物には、乳酸発
酵菌の成育を阻害する不純物が含まれているため、糖化
液を精製処理せずに用いて十分な発酵収率をあげること
は困難であった。
【0009】したがって、本発明は、古紙を原料として
安価に乳酸を製造可能な方法の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、次の課
題: ・古紙系廃棄物から乳酸を製造すること; ・古紙系廃棄物を酵素によって糖化し、糖化液から発酵
によってL-乳酸を製造する; ・糖化、濃縮に投入したエネルギーをできるだけ削減す
ること; ・製造に必要な電力およびスチームを古紙のもつエネル
ギーで全て賄う、エネルギー的に自立した製造設備であ
ること; ・製造設備からは別途処理を要する廃水および廃棄物を
出さないこと;を達成するために、鋭意研究を重ねた。
【0011】古紙を原料とした有価物発酵は古くから提
案されているが、古紙はコストが安いにも係わらず、澱
粉や糖蜜を原料とした発酵技術に匹敵するような方法が
ない。それは以下に述べるような解決方法がなかったた
めである。古紙原料の場合、次の点がその解決の基本と
なる。 1)従来は発酵原料として適当な古紙の検討がなされて
いなかった。現在、古紙は多様化しており、その中から
目的に応じて選択する。古紙には多くの種類があるが、
糖化基質に利用する古紙としてはリグニン含有量が少な
く、セルラーゼによる分解が速いものが適切である。 2)セルラーゼを用いて糖化するためには、安価で効果
の高いセルラーゼが望まれる。セルラーゼの品質改良手
段として、例えば遺伝子組み替えや細胞融合などの技術
を用い、より強力なセルラーゼを効率よく生産すること
が可能である。 3)一方、セルラーゼによる古紙の糖化効率はコスト的
な限界がある。すなわち、高い効率を達成するために
は、原料古紙として良質なもの(セルロース高含有率の
古紙)を特に選択したり、大量のセルラーゼを用いた
り、あるいは長時間の処理が必要となる。これらはいず
れもかえってコストがかかり好ましくない。そこで古紙
の糖化効率を必要以上に高くするよりは、余分なコスト
がかからない適当なレベルまで糖化することが好まし
い。その上で残存した有機物は燃料として利用する。 4)古紙を基質とする乳酸発酵は印刷インキ、染料のた
めに発酵阻害があるとされ、この阻害に耐え、かつ基質
以外に高コストの培地成分を必要としない菌の選択が重
要となる。 5)環境破壊がなくエネルギー消費の少ない乳酸製造プ
ラント建設のため、廃液中に残存する有機物の回収に
は、消費エネルギーの低い膜分離方式を採用する。 6)糖化液残渣と廃液の濃縮物から効果的にエネルギー
を回収して電気および蒸気を作り出し、乳酸製造工程の
使用エネルギーを賄う。
【0012】本発明の乳酸の製造方法は、古紙を酵素糖
化し、その糖を乳酸発酵して乳酸を製造する方法であっ
て、乳酸発酵をリゾプス(Rhizopus)属に属する菌を用
いて行うこと、該乳酸製造に要するエネルギーを全て古
紙の持つエネルギーで賄うことを特徴とする。本発明の
乳酸の製造方法において、発酵によって得られた乳酸発
酵液から乳酸を回収し、透析残液をナノろ過膜または逆
浸透膜で濃縮し、この発酵残留物と古紙の糖化工程で分
離した糖化残渣とを混合して焼却し、その熱エネルギー
を用いて電気と蒸気を得て、それらを上記乳酸製造工程
に利用することができる。また本発明の乳酸の製造方法
において、古紙は、乾燥重量基準で有機物比率90%以
上、リグニン含有量20%以下、ヘミセルロース含有量
20%以下の組成を有するものが好ましい。理由は、後
述するように少ない投入エネルギーと酵素量で40〜6
0%の糖を得ることができ、同時に残渣から有効な量の
エネルギーを得ることができるからである。更に、セル
ロース含有量がより多く、リグニンとヘミセルロース含
有量のより少ない古紙が糖化に必要な酵素量を少なくで
きるためより好ましい。さらに本発明の乳酸の製造方法
において、酵素糖化用の酵素としてセルラーゼを用い、
セルラーゼによる古紙の糖化率[ただし糖化率(%)=
(生成したグルコース量/供給した湿潤ベースの古紙
量)×100]を60%〜40%の範囲内とすることが
望ましい。また本発明の乳酸の製造方法において、乳酸
発酵の収率は、古紙に対して50%〜30%の範囲内と
することが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および表を参照して説明する。本発明において、乳酸の
原料となる古紙は、新聞紙、雑誌、オフィス紙、段ボー
ル紙などの多種類があり、通常はそれらの混合物として
回収された古紙が用いられる。古紙はセルロース、ヘミ
セルロースおよびリグニンを含み、その他に印刷インキ
やトナーなどの着色剤、充填料などを含んでいる。各種
古紙中のセルロース、ヘミセルロースおよびリグニン含
有量を表1に示す。表1から、古紙中のセルロース含有
量は概ね60%以上であることが分かる。本発明におい
ては、乾燥重量基準で有機物比率90%以上、リグニン
含有量20%以下、ヘミセルロース含有量20%以下の
組成を有するものを用いることができるので、表1中に
示した各種の古紙は、本発明において原料として十分に
使用可能である。
【表1】
【0014】本発明の基本は、原料として紙質の悪い再
生紙由来の古紙を選定することにより原料コストを下
げ、またある場合には古紙処分料として収益を得ること
である。そこで、乳酸製造工程において原料の古紙から
最大の収率で乳酸を得るのではなく、糖化及び発酵工程
での残留有機物を燃料にして、この乳酸製造プロセスの
ランニングコストの軽減を図る。この価格のない原料の
一部を補助燃料として、工程中で発生した有機物残渣
(糖化工程での残渣および発酵工程での残渣)と混焼す
ることにより、蒸気を回収するとともに電力を発生さ
せ、乳酸製造プラントのエネルギーを賄うことができ
る。さらに、得られた乳酸から各種の乳酸誘導体(ポリ
乳酸、ラクタイド)を製造するエネルギーの少なくとも
一部として利用することも可能である。
【0015】本発明において古紙を糖化するために使用
する酵素、セルラーゼは、セルロースのβ-1,4-グル
コシド結合をエンド型で切断し、最終的にグルコースを
生成する。このセルラーゼは、トリコデルマ・ビリデ(T
richoderma viride)またはアスペルギルス・ニガー(Asp
ergillus niger)から得られた各種の市販セルラーゼ製
剤を利用することができる。しかし、安価かつ大量にセ
ルラーゼを使用するためには、トリコデルマ(Trichoder
ma)属に属するセルラーゼ生産菌、またはAspergillus
属に属するセルラーゼ生産菌を培養し、発酵液若しくは
菌体を除去した酵素液を古紙糖化に使用することが好ま
しい。なお、セルラーゼの品質改良手段として、例えば
遺伝子組み替えや細胞融合などの手法を用い、より強力
なセルラーゼを効率よく生産できる菌を創製し、それを
用いてセルラーゼを生産することも可能である。
【0016】本発明において、乳酸発酵微生物としては
糸状菌であるリゾプス(Rhizopus)属に属する菌、好まし
くはリゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)を用いる。
当該菌は、好気条件下で10〜12%程度のグルコース
から8〜10%のL-乳酸を生成する。当該菌は、純粋
培養された保存菌株を継代培養して利用することがで
き、また天然由来菌或いは保存菌株に放射線処理などの
適宜な突然変異誘発処理を施して新たな菌株を創製し、
古紙糖化液に含まれる成育阻害物質に耐性を有するなど
の製造上好都合な特性を有する菌株をスクリーニングし
て用いることができる。
【0017】リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)を
用いて乳酸発酵を行う場合、培地としては炭素源である
糖液の他に、少量の無機塩だけで良い。培地組成の一例
を表2に示す。
【表2】
【0018】図1は、本発明による乳酸の製造方法の一
例を示すフロー図である。本例示による乳酸の製造で
は、まず、乳酸製造設備内に受け入れた古紙をライン1
を経て前処理装置に送り、不燃物を選別する前処理を行
う。この前処理の方法は、供給される古紙の種類、品質
などに応じて適宜設定され、古紙を裁断、離解(パルピ
ング)、または乾式の繊維化し、必要に応じて綴じ合わ
せに用いられた金属、合成樹脂フィルムなどの不燃物を
除去する。これら不燃物の除去には、磁気選別、比重選
別、風力選別などの周知の分離技術および装置を利用す
ることができる。さらに、油性インキやトナーなどの親
油性不純物を積極的に除去するために、古紙をパルピン
グした後、浮遊選別によって親油性不純物を浮遊せしめ
て除去することもできる。なお、不燃物を実質上含まな
い良質古紙を原料とする場合には、この前処理を省くこ
ともできる。前処理を終えた古紙は、ライン2を経て糖
化槽に搬送され、前処理で分離回収された不燃物はライ
ン3を通して回収される。
【0019】糖化槽には、ライン4を通してセルラーゼ
溶液が一定量供給され、またライン5を通して補給水或
いはpH調節済みの緩衝液が供給可能になっている。ま
た糖化槽は、内部の反応液を一定温度に保持するための
温度調節機構、反応液を撹拌する撹拌器などが必要に応
じて設けられている。糖化反応は、連続式、回分式、半
回分式など、いずれの方式でも良く、温度40℃〜60
℃、pH3〜6に保持し、撹拌下で20〜70時間行
う。
【0020】糖化反応後、糖化液はベルトプレスまたは
フィルタープレスで固液分離する。ろ液は、必要であれ
ば濃縮を行い、10重量%程度の還元糖濃度の溶液と
し、さらに加熱殺菌又はMF膜を用いて除菌する。この
MF膜の孔径は100kD−0.2μmの範囲であるこ
とが好ましい。MF膜を用いて除菌する場合、セルラー
ゼが失活せずに残るので、これを新たな糖化反応用のセ
ルラーゼに加えて使用することで、セルラーゼの必要量
を削減することができる。この糖液は、ライン6を通し
て乳酸発酵槽に送られる。一方、固液分離された残渣
(糖化残渣)は、ライン7を通してボイラーに搬送され
る。
【0021】乳酸発酵は回分式で行うことが望ましい。
乳酸発酵槽は、温度制御機構、槽内に所定量の空気を送
り込むための通気手段、糖液のpHを調整するpH調整
手段などが必要に応じて設けられている。なお、発酵槽
の形式としては通気撹拌の所要動力が少ないエアーリフ
ト型発酵槽が好ましい。この乳酸発酵槽に適量の糖液を
入れ、この糖液中の無機塩類がそれぞれ表2に示す糖液
培地の範囲内であれば、糖液にリゾプス・オリザエ(Rhi
zopus oryzae)を植菌する。糖液中の無機塩類の濃度が
表2に示す範囲よりも下回った場合には、不足した無機
塩を補給した後、植菌する。乳酸発酵は、温度30℃〜
37℃、pH3〜7、通気量0.2vvm程度に保ち、
3〜5日間行う。乳酸の生成に伴って糖液培地のpHが
低下し、発酵効率が低下するのを防ぐため、糖液培地中
にアンモニア水を随時加えて培地のpHを調整する。
【0022】リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)を
糖液中で通気培養する場合、増殖した菌体はペレット状
になって糖液中に浮遊する。従って、菌体と液体培地と
の分離が簡単にできる利点がある。乳酸発酵終了後、乳
酸を含んだ発酵液は、ライン8を通してろ過工程に送
り、ベルトプレス、遠心分離、フィルタープレスなどの
少なくとも1種の固液分離処理によってSS分を除去す
る。そのろ液は、ライン9を通して精製工程に搬送す
る。一方、分離された残渣(発酵残渣)はライン10を
通してボイラーに搬送される。
【0023】乳酸を含むろ液は、精製工程において、電
気透析によって乳酸以外の有機酸や糖類を除去して乳酸
アンモニウム水溶液とし、次にバイポーラ膜によってア
ンモニアを分解し、乳酸水溶液とアンモニア水とする。
アンモニア水は発酵工程のpH調整に再利用する。ここ
で得られた乳酸水溶液は、ライン11を通して濃縮工程
に搬送される。該ろ液中の乳酸以外の有機酸や糖類の含
量が比較的少ない場合には、電気透析をせず、必要に応
じて水分を蒸発させて濃縮し、バイポーラ膜の処理を行
っても良い。なお、電気透析工程とバイポーラ膜処理工
程との間では、製品純度を上げるため以下の処理を行
う。 ・活性炭処理:脱色および高分子物質の吸着除去によっ
て製品純度を向上させることを目的とする; ・キレート処理:微量のMg2+,Ca2+などの2価カチ
オンを除去し、バイポーラ膜の性能低下を防ぐことを目
的とする。
【0024】一方透析廃液は、ナノろ過膜(NF)また
は逆浸透膜(RO)で濃縮し、この濃縮物はライン14
を経てボイラーに搬送される。また、ここで発生した希
薄な廃液は、ライン13を経て廃液処理設備に供給し、
CODを下げた後、放流または再利用される。CODの
成分としては、糖化により生成した糖のうち発酵基質と
ならないセロビオース、その他の多糖類、キシロースな
どのペントース類、さらに、乳酸発酵により生成した乳
酸以外の有機酸などが含まれる。廃液処理設備において
廃液は、メタン発酵を含む生物処理によって放流可能水
質として放出し、メタン発酵で発生するメタンガスはボ
イラー或いは別の燃焼設備に供給し、その燃焼熱をボイ
ラー、タービンにより蒸気および電力に変換することも
できる。
【0025】精製工程からの透析廃液は、上記NFまた
はROで濃縮する代わりに、多重効用蒸発缶で溶解性の
有機固形分濃度を50〜70%まで濃縮した後、ライン
14を経てボイラーに送り、糖化残渣および発酵残渣と
混ぜて、廃液燃焼を行うこともできる。
【0026】精製工程で得られた乳酸水溶液は、ライン
11を通して濃縮工程に送り、多重効用蒸発缶またはブ
ースター蒸発缶によって70〜80%の乳酸水溶液とす
る。ここで得られた70〜80%乳酸は、ライン15を
経て包装工程に搬送され、必要に応じて適宜な形態に包
装される。或いは、この乳酸を原料として、加熱重縮
合、熱分解蒸留、再結晶、分離・乾燥工程を経て、ラク
タイドやポリ乳酸を製造することも可能である。なお、
濃縮工程で分離した水は、ライン16を経て糖化工程に
返送して再利用することができる。
【0027】上述した一連の乳酸製造プロセスにおい
て、乳酸以外の古紙由来の有機物、例えば糖化残渣、発
酵残渣、精製工程からの廃液や残渣、廃液処理からの濃
縮残渣は、脱水した後に乾燥して、ボイラーに搬入して
焼却し、この燃焼熱エネルギーを電力および低圧蒸気に
変換する。ここで得られる電力および蒸気は、上述した
乳酸製造プロセスにおける各機器の運転用電力、加熱用
熱源などとして使用される。なお、ボイラーで得られる
蒸気が乳酸製造プロセスにおいて使用されるエネルギー
よりも過剰である場合には、余剰の熱エネルギーを他の
消費施設に送って利用して良い。一方、ボイラーで得ら
れる電力および/または熱量が不足する場合には、再生
不能な原料古紙の一部をボイラーに投入して燃焼させ、
必要なエネルギーを補填することができる。また、これ
らの残渣をメタン発酵槽に投入し、メタン発酵処理して
メタンガスを得、これをボイラーで燃焼させて必要な電
気や蒸気を作ることも可能である。
【0028】本発明の乳酸の製造方法において、セルラ
ーゼによる古紙の糖化率[ただし糖化率(%)=(生成
したグルコース量/供給した湿潤ベースの古紙量)×1
00である]は、60%〜40%の範囲内とする。糖化
率を60%より高くするためには、原料古紙としてセル
ロース含有量の多い良質紙のみを選別して使用し、かつ
長い糖化時間と大量のセルラーゼが必要であり、そのた
めに余分な設備やコストがかかってしまう。一方、糖化
率が40%より少ないと、所定量の乳酸を製造するため
に大量の古紙を処理しなければならず、この場合にも余
分なコストがかかる。本発明では、コストのかからない
古紙を原料としているため、セルラーゼによる古紙の糖
化率を60%〜40%の範囲内とすることによって、低
コストで古紙を糖化することができる。そして、糖化で
きなかった古紙の残渣(糖化残渣)は、焼却して電気お
よび蒸気に変換し、製造プロセスで利用することによっ
て、ランニングコストの低減に寄与せしめることができ
る。
【0029】また本発明の乳酸の製造方法において、乳
酸発酵の収率は、古紙に対して50%〜30%の範囲内
とする。上述した通り、古紙を経済的に糖化するために
は、セルラーゼによる古紙の糖化率を60%〜40%の
範囲内とし、さらに得られた糖液を、表2に示した糖と
安価な無機塩類のみからなる液体培地としてリゾプス・
オリザエ(Rhizopus oryzae)を培養することで、10〜
12%程度のグルコースを8〜10%のL-乳酸に変換
する。これによって得られる乳酸の収率は、最大でも古
紙に対して50%の収率であるが、乳酸発酵の収率を5
0%以内とすることで、更に高い収率を得る場合と比
べ、余分な設備やランニングコストをかけることなく、
安価且つ短期間で乳酸を得ることができる。一方、乳酸
発酵の収率が古紙に対して30%より低いと、所定量の
乳酸を製造するために大量の古紙を糖化及び発酵処理し
なければならず、コスト高になってしまう。本発明で
は、コストのかからない古紙を原料としているため、乳
酸発酵の収率を古紙に対して50%〜30%の範囲内と
することによって、低コストで古紙から乳酸を製造する
ことができる。そして、乳酸に変換されなかった古紙の
残留物(糖化残渣、発酵残渣、精製残留物、廃液濃縮物
など)は、焼却して電気および蒸気に変換し、製造プロ
セスで利用することによって、ランニングコストの低減
に寄与せしめることができる。
【0030】
【実施例】図1に示す乳酸製造プロセスに従って、古紙
から乳酸を製造した。古紙はオフィス紙が主体であり、
セルロース含有量約80%(ドライベース重量%)、ヘ
ミセルロース含有量約10%、リグニン含有量約1%で
あった。
【0031】古紙は、5mm程度に裁断し、その1kg
を容量6Lの温水ジャケットの付いた2軸のディスク型
撹拌槽(糖化槽)に投入した。糖化槽に水4Lと、約3
00FPU/g-タンパク質のセルラーゼ(阪急バイオ
インダストリー社製のセルロシンT2、またはトリコデ
ルマ属菌由来)100g-タンパク質を加え、温度50
℃、pH約4.5に保って、撹拌下で約40時間反応さ
せた。反応後、ベルトプレスによって固液分離し、グル
コース濃度11%の糖液4.1Lと0.8kgの固形物
(糖液残渣)を得た。
【0032】得られた糖液を孔径0.2μmのフィルタ
ーに通して除菌した後、容量5Lの培養槽(東京理科機
械社製の微生物用ファーメンターMBF-500ME)
に入れ、各々別途加熱殺菌した水、無機塩を加え、以下
の組成の培地2.2Lを作製した。 ・糖液(グルコースとして):100g/L ・(NH42SO4:3.0g/L ・KH2PO4:0.3g/L ・MgSO4・7H2O:0.2g/L ・ZnSO4・7H2O:0.04g/L
【0033】培養槽に、United States Department of
Agriculture, Agricultural Research Service, Nation
al Center for Agricultural Utilization Researchよ
り入手したリゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)NR
RL395株の培養液を加え、温度30℃、pH5〜
6、通気量0.25vvmに保ち、4日間発酵を行っ
た。培地のpHは、5.0Nのアンモニア水を投入する
pH自動調整器を用いて調整した。
【0034】この乳酸発酵の後、乳酸アンモニウム含有
量8.2%の発酵液が4.4L得られた。発酵液は珪藻
土をろ過助剤としたフィルタープレスによってSS分
(発酵残渣)を取り除き、次いで(株)トクヤマ製の陽
イオン交換膜(商品名:ネオセプタCMX)を11枚と
陰イオン交換膜(商品名:ネオセプタAMX)を10枚
(共に有効膜面積2cm2/枚)を交互に組み込んだ電
気透析装置を用い、2A/dm2で3時間通電し、乳酸
アンモニウム濃度18%の濃縮液1.9Lと乳酸アンモ
ニウム濃度0.5%の脱塩溶液2.4Lを得た。次に濃
縮液を(株)トクヤマ製のバイポーラ膜(商品名:ネオ
セプタBP−1、有効膜面積2cm2/枚)10枚と陽
イオン交換膜(商品名:ネオセプタCMX)11枚を交
互に設置した電気透析装置を用い10A/dm2で5時
間通電し濃度18%の乳酸水溶液1.9Lを得た。
【0035】この乳酸製造において発生した乳酸以外の
固形有機物、即ち糖化残渣、発酵残渣0.9kgを混合
して流動層型焼却炉で燃焼させ、発生したガスを水管式
ボイラに通し、3kgの低圧蒸気を発生させた。
【0036】実施した乳酸製造プロセスにおいて、古紙
の糖化率は46%、乳酸発酵の収率は34%であった。
【0037】また、この乳酸製造で使用するエネルギー
と、固形有機物を焼却した場合に得られるエネルギーを
比較するため、上記の乳酸製造プロセスを、古紙1t/
時間の処理能力を持つ実装置における運転に換算して算
出した。その結果、古紙1t/時間の処理能力を持つ乳
酸製造プロセスの運転に必要な電気エネルギーは380
kWhであり、一方、該プロセスからの固形有機廃棄物
を焼却した場合に得られる熱を用いて発電した場合に得
られる電気エネルギーは200kWhであった。従っ
て、実際に稼働される規模では本発明の乳酸製造プロセ
スは、乳酸製造において発生した乳酸以外の固形有機物
の持つエネルギーに同様の古紙原料を40〜50%補填
することで操業可能となる。乳酸製造に必要なエネルギ
ーは、乳酸製造において発生した乳酸以外の固形有機物
および補足の古紙が持つエネルギーで十分に賄える。
【0038】
【発明の効果】本発明の乳酸の製造方法は、古紙を酵素
糖化し、その糖を乳酸発酵して乳酸を製造する方法にお
いて乳酸発酵をリゾプス(Rhizopus)属に属する菌を用
いて行うことによって、成育阻害物質を含むために従来
の乳酸菌を用いた発酵法では困難だった古紙を炭素源と
して乳酸発酵を行うことができる。古紙が低コストの原
料であり、またリゾプス(Rhizopus)属菌の培養には高
価な栄養成分が不要であり、古紙糖化によって得られた
糖分と安価な無機塩のみで乳酸発酵が可能となるので、
本発明によればきわめて安価に乳酸を大量生産すること
が可能である。さらに本発明は、乳酸製造に要するエネ
ルギーの一部または全てを原料に用いた未反応の古紙あ
るいは補助燃料用の古紙が持つエネルギーで賄うものな
ので、乳酸製造プロセスを独立して運転することがで
き、電力や蒸気エネルギーの供給が望めない地域でも運
転することが可能となる。また古紙以外に余分な化石燃
料を消費せずに乳酸を製造できるので、地球環境に対し
て悪影響を与えない。さらに、全ての残渣を燃料として
利用することによって、二次廃棄物による環境汚染を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乳酸製造方法の一例を説明するため
のフロー図である。
【符号の説明】
1〜16 搬送ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C12P 7/56 C12R 1:845) C12R 1:845) B09B 3/00 ZABA (72)発明者 大内 健二 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 朴 龍洙 静岡県静岡市小鹿844−44 (72)発明者 唐澤 利恵子 静岡県静岡市大谷442−1 メゾンセピア 102号 Fターム(参考) 4B064 AD33 CA05 DA10 DA16 4D004 AA12 BA03 BA06 BA07 CA20 CA28 CC07 DA03 DA10 4D006 GA03 GA07 GA17 KB11 KB12 KB14 KB18 KB21 KD03 MA13 MA14 PA02 PB24 PC12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙を酵素糖化し、その糖を乳酸発酵し
    て乳酸を製造する方法であって、乳酸発酵をリゾプス
    (Rhizopus)属に属する菌を用いて行うこと、該乳酸製
    造に要するエネルギーの一部または全てを原料に用いた
    未反応の古紙あるいは補助燃料用の古紙が持つエネルギ
    ーで賄うことを特徴とする乳酸の製造方法。
  2. 【請求項2】 発酵によって得られた乳酸発酵液から乳
    酸を回収し、透析残液をナノろ過膜または逆浸透膜で濃
    縮し、この発酵残留物と古紙の糖化工程で分離した糖化
    残渣とを混合して焼却し、その熱エネルギーを用いて電
    気と蒸気を得て、それらを該乳酸製造工程に利用するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の乳酸の製造方法。
  3. 【請求項3】 古紙は、乾燥重量基準で有機物比率90
    %以上、リグニン含有量20%以下、ヘミセルロース含
    有量20%以下の組成を有するものであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の乳酸の製造方法。
  4. 【請求項4】 酵素糖化用の酵素としてセルラーゼを用
    い、セルラーゼによる古紙の糖化率[ただし糖化率
    (%)=(生成したグルコース量/供給した湿潤ベース
    の古紙量)×100]を60%〜40%の範囲内とする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の乳酸の製造方法。
  5. 【請求項5】 乳酸発酵の収率が、古紙に対して50%
    〜30%の範囲内とすることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載の乳酸の製造方法。
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