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JP2002238290A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

モータ駆動制御装置

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JP2002238290A
JP2002238290A JP2001034892A JP2001034892A JP2002238290A JP 2002238290 A JP2002238290 A JP 2002238290A JP 2001034892 A JP2001034892 A JP 2001034892A JP 2001034892 A JP2001034892 A JP 2001034892A JP 2002238290 A JP2002238290 A JP 2002238290A
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JP
Japan
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motor
current
arm
motor drive
control device
Prior art date
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JP2001034892A
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English (en)
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JP3566214B2 (ja
Inventor
Takuhiro Okanoe
卓弘 岡上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流モータを左右両駆動方向に所定の出力に
て運転するための、モータへの通電電流検出を精度良く
行うようにする。 【解決手段】 第1アーム上側スイッチング素子を素子
A、第1アーム下側スイッチング素子を素子B、第2ア
ーム上側スイッチング素子を素子C、第2アーム下側ス
イッチング素子を素子Dとするとき、第1アームから第
2アームに向かって通電するときは素子AをON、素子
DをPWM駆動することによりモータ印加電圧若しくは
モータ電流を制御し、第2アームから第1アームに向か
って通電するときは素子BをON、素子CをPWM駆動
することによりモータMに通電する電流の極性を切り替
えるように構成し、スイッチング素子Aと素子Bのなす
アームとモータMの間にシャント抵抗RSを挿入し、シ
ャント抵抗RS両端に発生する電圧を増幅することによ
り、モータに流れる電流値を検出するように構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はDCモータの駆動
制御回路に関し、特にモータの通電方向を正転と逆転で
切り替え可能としつつ電流値をフィードバック制御し、
モータの発生するトルクの向きと大きさを制御すること
が要求される装置、例えば電動パワーステアリング装置
に応用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ヨークに永久磁石又は電磁石を配置して
ステータを構成し、整流ブラシを介してロータに巻かれ
たコイルに電流を通電するように磁気回路を構成したD
Cモータは、通電方向及び通電電流に応じて回転方向及
び発生トルクが容易に制御できるという特徴があり、ト
ルク及び回転方向の制御が必要な応用分野におけるサー
ボモータとして広く用いられている。例えば、自動車の
パワーステアリングのアクチュエータとして、DCモー
タを電流制御することにより発生トルクとアシスト方向
を制御し、従来の油圧によるトルクアシスト装置と同様
な機能を実現している。
【0003】ここで、DCモータに印加する電流の向き
及び通電電流を制御するために、図8に示すように通常
各々2個の直列接続されたスイッチング素子A及びB,
スイッチング素子C及びDからなるアーム2組を備え、
各アームの中点(ノード1及び2)からDCモータMを
駆動するようにしたいわゆるHブリッジ回路を用いるこ
とが行われている。
【0004】図8のHブリッジ回路において、左アーム
上側スイッチング素子を素子A、左アーム下側スイッチ
ング素子を素子B、右アーム上側スイッチング素子を素
子C、右アーム下側スイッチング素子を素子Dとする。
この時任意の対角のスイッチング素子、即ち素子Aと素
子D又は、素子Bと素子Cの組み合わせでパルス幅変調
(以下PWMと呼ぶ)制御し、又その逆の対角のスイッ
チング素子をOFFせしめることにより、DCモータに
印加する電源電圧の実行値を変化させ、これによりモー
タ駆動電流値を制御する。
【0005】また、駆動方向を逆転させるためには、P
WMスイッチング動作するスイッチング素子の組を入れ
替えることで実現する。
【0006】実際にスイッチング素子をPWM動作させ
るに際しては、対角の両方つまり素子A(C)と素子D
(B)の素子をPWMスイッチングさせても、一方の
み、素子A(C)をPWMスイッチングし、素子D
(B)をONとするようにしてもよい。以下の説明にお
いて括弧内の(素子)は直前の素子と交換可能とする。
【0007】PWM駆動方法の違いにより、PWMスイ
ッチングOFF時のモータ電流の還流継続時間、Hブリ
ッジ回路のスイッチング素子のスイッチング損失、及び
発熱が変化するため制御対象の要求に応じて、最適な駆
動方法を選択することが行われる。
【0008】いま、素子A(C)をPWM駆動し、素子
D(B)をONとするようにした場合の各部の動作波形
を図9に示す。スイッチング素子のON抵抗、フライホ
イールダイオードの順方向電圧降下を無視すると、モー
タのアマチュアの自己インダクタンス、巻き線抵抗、及
びブラシの電圧降下等から決まる電気的時定数により、
PWMキャリア周波数と通電デューティに応じてモータ
電流が脈動する。この時、ノード1(2)のモータの端
子電圧に着目すると、素子A(C)がPWMによりスイ
ッチングON動作となったとき電圧は+Vbとなる。一
方素子A(C)がOFFすると、モータが誘導性負荷で
あるためノード1(2)の電圧は素子B(D)のダイオ
ードでクランプされた0V付近の電圧となりフライホイ
ール電流が流れる。従って、ノード1(2)の端子電圧
はPWM周波数で電源電圧Vbの振幅で脈動する。一
方、ノード2(1)の端子電圧は、素子D(B)を常時
ON駆動しているため0Vで安定している。
【0009】ところで、通電電流を制御するためには、
モータに流れる電流を検出し、目標電流に対するフィー
ドバック制御することが必要であり、このため電流検出
手段を設ける。モータ駆動電流の検出を行うには、
(1)モータ駆動線の電流をホール素子で直読する方
法、(2)モータ線にシャント抵抗を直列に挿入しシャ
ント両端の電圧を増幅することで検出する方法、(3)
Hブリッジ回路のGND又は+Bラインの母線に流れる
電流をシャント抵抗により絶対値で検出して増幅する方
法等が考えられる。
【0010】(1)ホール素子を用いる電流検出方法の
場合、モータ駆動電流を直接検出できるという利点があ
るが、ホール素子のコストがOPアンプを用いた増幅回
路等に比べて高価であるという問題がある。また、ホー
ル素子設置の工作精度による検出感度バラツキが生じや
すく、検出オフセット、温度や着磁によるドリフト等精
度劣化の対策も要する。
【0011】(2)モータ線にシャント抵抗を直列に挿
入しシャント両端の電圧を差動増幅する方法の場合、先
に述べたようにモータ線の対GND電圧がPWMの搬送
周波数の周期で電源電圧まで振られるため、この様な通
電モードの時には差動増幅回路の同相電圧除去比が十分
に確保できなければ検出精度が悪化するという問題があ
る。
【0012】例えば、Hブリッジ回路のPWM動作周波
数として20KHz程度を用いた場合、単電源で動作し
車載用に広く使われているLM324タイプのOPアン
プで差動増幅した場合、利得帯域幅積は1MHz程度で
あるためPWMキャリア周波数の高調波成分による同相
ノイズに対して十分な抑圧が得られず差動増幅が正しく
動作しないため実用的でない。
【0013】(3)Hブリッジ回路のGND又は+Bラ
インの母線に流れる電流をシャント抵抗により絶対値検
出して増幅する方法によれば、PWMの回生電流の影響
を除去するためのサンプル&ホールド回路を備えること
により、対GND又は対+Bラインの検出電圧を汎用O
Pアンプ等を用いた一般的な増幅回路で増幅し検出する
ことができ、容易に回路を構成し得るという利点がある
一方で、電流値を絶対値で検出することとなるため通電
方向が不明であり、また母線に流れる電流はモータ通電
電流そのものではなく、スイッチング素子上下のアーム
での貫通電流や、PWMのOFF時の回生電流の影響等
により検出精度が悪化しやすい等検出精度の面で問題が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の技
術によれば、モータ線の電流を直接的に検出しようとす
れば、コスト的には不利となるがホール素子を用いるこ
とにより実現するか、もしくは利得帯域幅積の特に優れ
た高価なOPアンプを採用した差動増幅回路を構成する
ことにより実現せざるを得なかった。
【0015】また、一般的なOPアンプを用いて電流検
出回路を構成するには、Hブリッジ回路の+Bラインも
しくはGNDラインに検出用のシャント抵抗を挿入し母
線電流をサンプル&ホールドして検出するため、動作原
理上Hブリッジ回路の貫通電流の影響による誤差が生じ
るほか、駆動周期毎の平均電流を求める操作が必要で、
回生モードの電流検出は困難であり、精度がモータ線の
電流値を直読する場合に比べて劣るという課題を抱えて
いる。
【0016】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたものであり、Hブリッジ回路でPWM駆
動されているモータの駆動電流値を、安価な汎用OPア
ンプを用い直接検出できる回路方式を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ駆
動制御装置は、各々2個の直列接続されたスイッチング
素子からなるアーム2組を備え、各アームの中点からD
Cモータを駆動するようにしたいわゆるHブリッジ回路
によるモータ駆動制御装置において、第1アーム上側ス
イッチング素子を素子A、第1アーム下側スイッチング
素子を素子B、第2アーム上側スイッチング素子を素子
C、第2アーム下側スイッチング素子を素子Dとすると
き、第1アームから第2アームに向かって通電するとき
は素子AをON、素子DをPWM駆動することによりモ
ータ印加電圧若しくはモータ電流を制御し、第2アーム
から第1アームに向かって通電するときは素子BをO
N、素子CをPWM駆動することによりモータに通電す
る電流の極性を切り替えるとともに、モータに印加する
電圧又は電流を制御するようにしたことを特徴とする。
【0018】また、本発明に係るモータ制御装置は、モ
ータ駆動方向を切り替えるためスイッチの極性を切り替
える場合には、切り替えの前の通電方向から切り替え後
の通電方向に移行する前に全スイッチング素子(A〜
D)をOFFする所定のデッドタイムを設けるようにし
たものである。
【0019】また、素子A及びBの中点と、モータの間
にシャント抵抗器を接続しその両端にモータ通電電流に
応じて生じる電圧を増幅することによりモータ駆動電流
を検出する様にした電流検出手段を備えたように構成し
たものである。
【0020】また、前記電流検出手段の検出した検出値
を、モータ駆動電流指令値に対してフィードバックする
ことによりモータの電流制御を行うように構成したもの
である。
【0021】また、電流検出手段の検出した検出値を用
いて、モータ駆動電流値が所定範囲内に有ることを監視
し、異常時にはモータの駆動を禁止する様に構成したも
のである。
【0022】また、モータに通電する電流の極性に応じ
て各々電流検出値のオフセットの誤差を補正するように
構成したものである。
【0023】また、モータに通電する電流の極性に応じ
て電流検出回路のオフセットを計測するために、起動時
にまず素子AのみをONして第1アームから第2アーム
に向かって通電するときの検出オフセットを計測し、続
けて素子BのみをONして第2アームから第1アームに
向かって通電するときの検出オフセットを計測し、各々
計測された値を元に電流検出値のオフセットの誤差を補
正する様に構成したものである。
【0024】また、電源のバックアップ無しに補正デー
タを記憶できる不揮発記憶手段を備え、不揮発記憶手段
にモータの通電方向各々に応じた電流検出値のオフセッ
ト補償値を保持しその値をもとに、電流検出値のオフセ
ットの誤差を補正するように構成したものである。
【0025】また、スイッチング素子としてNチャンネ
ル型のパワーMOSFETを用いるようにしたものであ
る。
【0026】また、スイッチング素子として素子A及び
素子CにPチャンネル型、素子B及び素子DにNチャン
ネル型のパワーMOSFETを用いるようにしたもので
ある。
【0027】また、スイッチング素子としてNPN型の
バイポーラトランジスタを用いるようにしたものであ
る。
【0028】また、スイッチング素子として素子A及び
素子CにPNP型、素子B及び素子DにNPN型のバイ
ポーラトランジスタを用いるようにしたものである。
【0029】また、PWMキャリア周波数を可聴周波数
よりも高く設定するようにしたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1によるモータ駆動制御装置を図に基づいて
説明する。
【0031】図1は実施の形態1によるモータ駆動制御
装置を示す回路構成図である。図1のHブリッジ回路に
おいて、左アーム上側スイッチング素子を素子A、左ア
ーム下側スイッチング素子を素子B、右アーム上側スイ
ッチング素子を素子C、右アーム下側スイッチング素子
を素子Dとする。この実施の形態では、スイッチング素
子A〜DとしてNチャンネルエンハンスメント型MOS
FETを使用する。つまり、電源+B側にドレイン、G
ND側電位にソースとなるように縦列接続した2組のM
OSFET素子Aと素子Bからなるアーム1(第1のア
ーム)並びに素子Cと素子Dからなるアーム2(第2の
アーム)を備え、アーム1及びアーム2の中点(それぞ
れノード1及びノード2と呼ぶ)からモータMの駆動回
路出力が取り出されるようにする。
【0032】各々のスイッチング素子A〜Dは、ソース
電圧を基準としたゲート印加電圧が0Vのときソース〜
ドレイン間の導通が遮断されOFFとなる。また、ゲー
ト印加電圧がソース電圧に対してしきい値電圧Vthよ
りも充分高ければソース〜ドレイン間は充分導通しON
となる。
【0033】また、スイッチング素子AとBの成すアー
ム1から出力されたモータ駆動端子とモータMの間には
シャント抵抗Rsが置かれ、モータMに流れる電流値に
応じた電圧がシャント抵抗Rs両端に検出されるように
なっている。
【0034】シャント抵抗Rsの両端電圧は、抵抗R1
及び抵抗R2を介してOPアンプ(OPA1)に入力さ
れる。また、OPA1の正相入力は基準電源(例えば5
V)とGNDに対して中点電圧(2.5V)が検出電流
値のゼロ点となるようにR3=R4の抵抗値でバイアス
されている。抵抗R5はOPA1の出力端子から逆相入
力へのフィードバックを行っており、R5×2=R3=
R4となるように値が選定されている。抵抗R6及びコ
ンデンサC1は一次遅れLPF回路であり、検出電流に
含まれるPWMキャリアを必要に応じて除去することを
目的とする。
【0035】本出力を目標電流に対するフィードバック
信号として帰還することによりFET駆動方向及び駆動
デューティの制御を行い、電流フィードバック制御を行
わしめる。
【0036】いま、アーム1からアーム2に流れるモー
タ駆動電流を正とし、Im(A)とするとき、シャント
抵抗RSの両端には Im×RS ・・・(数1) の電圧が発生するから、OPA1にて検出される電圧V
idは Vid=2.5+Im×RS×R5/R2(V) ・・・(数2) となる。
【0037】次に、本実施の形態のモータ駆動制御装置
において、各FETのゲート駆動方法を詳述する。ま
ず、モータの駆動を停止しているときは、全FETのゲ
ート供給電圧を0Vとすることによりスイッチング素子
A〜DはすべてOFFし、モータは駆動されない。
【0038】次に、アーム1からアーム2の方向に電流
を通電する場合(右駆動とする)には、図2に示したよ
うにスイッチング素子A〜Dのうち、素子AをON、素
子BをOFF、素子CをOFF、素子DをPWMとすれ
ばよい。このように各ゲート駆動を操作することによ
り、素子DのPWMのデューティに応じてモータ両端子
間の電圧を変化させ、通電電流を変化させる。この時、
アーム1の出力、すなわちシャント抵抗RS接続点の電
位は素子AがONであるからPWM動作中、常に略VB
となり安定である。
【0039】逆に、アーム2からアーム1の方向に電流
を通電する場合(左駆動とする)には、図3に示すよう
に素子AをOFF、素子BをON、素子CをPWM、素
子DをOFFとし、素子CのPWMのデューティに応じ
てモータ両端子間の電圧を変化させ、通電電流を変化さ
せる。従って、アーム2からアーム1の方向に電流を通
電する場合には、アーム1の出力、すなわちシャント抵
抗RS接続点の電位は素子BがONであるからPWM動
作中、常に略0Vとなり安定である。
【0040】以上のように各スイッチング素子A〜Dを
駆動することにより、シャント抵抗RSの両端子間に発
生する同相電圧成分は、駆動方向に応じて右駆動時は+
VB、モータOFF時は基準電圧の1/2、左駆動時は
0Vとなり、PWMキャリア由来の高周波の同相電圧が
生じない。
【0041】従って、OPA1及びR1〜R5で構成さ
れた差動増幅回路において、高周波における同相電圧除
去比を高く設計する必要がなくなるため、スイッチング
による電流脈動がモータの作動音として聞こえないよう
可聴周波数外のPWM周波数とする設計を行った場合に
も、安価な汎用OPアンプによってモータ駆動電流を確
実・容易に計測することが可能となるという優れた効果
が得られる。
【0042】実施の形態2.この発明の実施の形態2で
は、モータ駆動方向を切り替える場合には必ず所定の時
間全スイッチング素子A〜DをOFFする休止時間(デ
ッドタイム)を設けるようにする。
【0043】例えば、図1のモータ駆動制御装置におい
て、駆動方向を右(右駆動)とするには、スイッチング
素子A〜Dのうち、素子AをON、素子BをOFF、素
子CをOFF、素子DをPWMとしてモータMに右駆動
電流を通電することで動作が成り立つ。そして、この状
態から駆動方向を逆転させて左(左駆動)とする場合、
素子AをOFF、素子BをON、素子CをPWM、素子
DをOFFと切り換えるわけだが、スイッチング素子の
動作の遅れ等により素子Aと素子B及び素子Cと素子D
の各アームの上下素子が同時にONしてしまい、その結
果、各アームを大きな貫通電流が流れる可能性がある。
そこで素子のスイッチング遅れを考慮して駆動切り替え
時は全スイッチング素子A〜DがOFFとなるデッドタ
イムを設け、貫通電流が発生しないようにする。
【0044】PWMの駆動デューティを、図示しないマ
イクロコントロールユニット(MCU)で発生させるこ
ととすると、MCUに内蔵されたタイマーの機能により
PWMデューティは所定の制御周期毎に駆動方向と共に
更新され出力PWMタイマーにセットされる。従って、
前回の駆動方向と今回の駆動指示方向が異なるときは例
えば1制御周期の全スイッチング素子のOFFタイミン
グを設けてスイッチング素子が完全に遮断動作となった
後、更に次の制御周期で通電を再開すればよい。
【0045】ここで、素子A及び素子BはON/OFF
動作のみを行うため、本来そのターンON及びターンO
FFのスピードは遅くても良いが、前記制御周期内に少
なくともターンOFFが完了するように素子A及び素子
Bに前置されたドライブ回路が駆動動作すべきであるこ
とは言うまでもない。
【0046】実施の形態3.この発明の実施の形態3で
は、差動増幅回路の出力値を監視し、電流検出値が異常
であれば電流フィードバック制御をOFFとし、モータ
駆動を停止するようにする。
【0047】図1の回路構成によれば、オペアンプOP
A1及び抵抗R1〜R5からなる差動増幅器、並びに抵
抗R6及びコンデンサC1からなるローパスフィルタを
経て現れる電流検出信号は、モータ通電電流値が零のと
き2.5Vであり、右通電電流が増加すれば5Vに向か
って検出電圧が増加し、左通電電流が増加すれば検出電
圧は0Vに向かって減少するはずである。しかし、電流
検出回路の故障により、モータ駆動OFFであっても電
流検出値が2.5Vから外れた不正な値を示せば、電流
検出回路が異常と判断してモータ駆動をOFFすれば良
い。
【0048】正確を期せば、モータが外力により回され
て誘起電圧が発生する場合、その電圧が+Bラインの電
圧よりも大きければ回転方向に応じて素子Aと素子D又
は素子Bと素子Cのフライホイールダイオードを介して
電源に還流する電流が発生するため、誤検出する可能性
がある。そこで、例えば図4に示すように、モータ端子
間電圧モニタ手段を設け、モータ端子間電圧を監視し、
モータ端子間電圧が電源電圧VBよりも低いときのみ電
流検出回路の故障を判定すれば良い。
【0049】実施の形態4.この発明の実施の形態4で
は、差動増幅回路を構成する抵抗R1〜R5及び各OP
アンプに固有なオフセット電圧等素子のばらつきに起因
して生じる検出誤差を予め計測し、電流フィードバック
信号をHブリッジ回路の動作及び電源電圧に応じて補正
するようにする。
【0050】図1の回路において、R3=R4、及びR
5×2=R3=R4で、OPアンプ(OPA1)のオフ
セットは無いものとして動作を説明したが、実際には回
路を構成する抵抗には値の誤差が有り、またOPアンプ
にもオフセットばらつきがあるため、これらの影響で検
出値が誤差を持つ。
【0051】図4の回路において、R3//R4=R
4’とおき、R1=R2+dR2、R4’=R5+dR
5とする。但し、dR2、dR5は、dR2<<R2、
dR5<<R5である微少な一定値である。シャント抵
抗のR1側電圧をV1、シャント抵抗のR2側電圧をV
2、OPAオフセット電圧をVf、出力電圧をVoとす
るとVoは近似的に下記の式となる。
【0052】 Vo≒R5/R2×(V1−V2) +1/R2×{dR5+R5/(R2+R5)×(dR2+dR5)}×V1 +Vbias×(1+dR5/R2+R5/R2×(dR2+dR5)/(R2 +R5) −(R2+R5)/R2×Vf ≡差動電圧増幅分 +同相電圧増幅分 +バイアス電圧 +OPアンプオフセット成分増幅分 ・・・(数3)
【0053】但し、 差動電圧増幅分=R5/R2×(V1−V2) ・・・(数4) 同相電圧増幅分≒1/R2×{dR5+R5/(R2+R5)×(dR2+dR 5)}×V1 ・・・(数5) バイアス電圧≒Vbias×(1+dR5/R2+R5/R2×(dR2+dR 5)/(R2+R5) ・・・(数6) Vbias=R4/(R3+R4)×Vcc ・・・(数7) OPアンプオフセット成分増幅分=−(R2+R5)/R2×Vf・・・(数8 )
【0054】が成り立つ。電流検出値として必要な特性
は差動電圧増幅分(数4)及び正確なバイアス電圧成分
(数7)であるから、その他残りの誤差成分を抑圧すべ
く補正すれば良い。
【0055】いま、モータ駆動OFFとすれば、モータ
電流値は零であるから V1=V2= Vbias ・・・(数9)
【0056】の条件における(数5)〜(数8)の各項
成分により決定される検出オフセットが学習できる。本
オフセット値は全スイッチング素子(素子A〜素子D)
がOFFのとき適用可能である。
【0057】次に、素子BをON、素子A、C、DをO
FFとすれば、モータOFFのまま同相電圧V1=V2
=0Vの状態となり、実施の形態1における左駆動時の
電流検出回路の検出誤差(Ver_l)が計測できる。
本計測実行時は、同相電圧は0Vであるから、バイアス
電圧(数6)及びOPアンプオフセット成分(数9)が
測定できる。
【0058】また、素子AをON、素子B、C、DをO
FFとすれば、モータOFFかつ同相電圧V1=V2=
VBの状態となり、実施の形態1における右駆動時の電
流検出回路の検出誤差(Ver_h)が計測できる。こ
の検出誤差は同相電圧増幅分(数5)、バイアス電圧
(数6)及びOPアンプオフセット成分(数9)からな
るものである。
【0059】従って、このうちVer_hに含まれる同
相電圧増幅分(数5)のみが電源電圧依存性をもつか
ら、モータ制御中は電源電圧VBを遂次的に計測し、
【0060】 Ver_h’=(Ver_h−Ver_l)×VB/VB0+Ver_l ・・・(数10) 但し、VB0はVer_h計測時の電源電圧
【0061】とすれば、電源電圧に応じて適切に検出誤
差を補正したフィードバック信号を得ることができる。
【0062】ここで、Ver_hとVer_lは本モー
タ駆動制御装置の電源投入時に初期チェックにより計測
するようにすればよい。また、モータ駆動制御装置の出
荷時に計測し不揮発メモリに書き込んで記憶させても良
い。
【0063】なお、上記説明においては、スイッチング
素子A、BのON抵抗を無視し、モータOFF時のノー
ド1電圧が電源電圧VB又は0Vに等しいものとして説
明したが、ON抵抗が無視できず、通電電流による電圧
降下によりノード1の電圧がVB又は0Vから変動する
場合でも、ノード1の電圧VM+を直接モニタして上記
VBに変えて(数10)に代入し検出誤差を演算すれ
ば、正確な検出誤差を容易に求めることができる。
【0064】実施の形態5.実施の形態1〜4において
は、スイッチング素子A〜DとしてすべてNchMOS
FETを用いるものとして説明したが、図5に示すよう
に、素子A及び素子CをPchMOSFETとしても良
い。この場合、モータ駆動出力端子となるノード1及び
ノード2は各素子のドレインが接続され、右駆動と左駆
動において、すべてのスイッチング素子がソース接地で
動作する対称なスイッチング動作となる。なお、各素子
A〜Dの動作方法は、図1の実施の形態1の対応する素
子A〜Dの動作と同じであるから説明は省略する。
【0065】実施の形態6.スイッチング素子としてバ
イポーラトランジスタを使っても良い。図6にNPNト
ランジスタで構成した場合の回路を示す。また、図7に
電源ライン側にPNPトランジスタを用い、GND側に
NPNトランジスタを用いた場合を示す。なお、各素子
A〜Dの動作方法は図1の実施の形態1の対応する素子
A〜Dの動作と同じであるから説明は省略する。
【0066】なお、上記実施の形態においては負荷とし
てモータを用いる物として説明したが、駆動方向を切り
替える必要のあるリニアソレノイド等他のアクチュエー
タ素子の駆動に応用した場合にも、モータ駆動時と同様
に電流制御が可能である。
【0067】
【発明(考案)の効果】この発明のモータ駆動制御装置
は以上説明したように構成されているので、以下に示す
ような効果を奏する。
【0068】まず、各々2個の直列接続されたスイッチ
ング素子からなるアーム2組を備え、各アームの中点か
らDCモータを駆動するようにしたいわゆるHブリッジ
回路によるモータ駆動制御装置において、第1アーム上
側スイッチング素子を素子A、第1アーム下側スイッチ
ング素子を素子B、第2アーム上側スイッチング素子を
素子C、第2アーム下側スイッチング素子を素子Dとす
るとき、第1アームから第2アームに向かって通電する
ときは素子AをON、素子DをPWM駆動することによ
りモータ印加電圧若しくはモータ電流を制御し、第2ア
ームから第1アームに向かって通電するときは素子Bを
ON、素子CをPWM駆動することによりモータに通電
する電流の極性を切り替えるとともに、モータに印加す
る電圧乃至は電流を制御するように構成した。
【0069】その結果、PWMスイッチングは必ず第2
アームの素子C又は素子Dで行われるので、左右どちら
の通電方向に対するPWM動作においてもPWMのキャ
リア周波数成分が第1アームの出力電位に大きく現れる
ことはないという効果が得られる。
【0070】また素子A及びBの中点とモータの間にシ
ャント抵抗器を接続し、その両端にモータ通電電流に応
じて生じる電圧を増幅することによりモータ駆動電流を
検出するようにした電流検出手段を備えたので、差動増
幅器に入力する信号の段階でPWMキャリア由来の高周
波成分を容易に抑圧することができ、同相電圧除去比が
並の性能の汎用の差動増幅回路を使用しても、検出電流
成分のみを容易に増幅できる。
【0071】また、モータ駆動方向を切り替えるためス
イッチの極性を切り替える場合には、切り替えの前の通
電方向から切り替え後の通電方向に移行する前に全スイ
ッチング素子(A〜D)をOFFする所定のデッドタイ
ムを設けるようにしたので、モータに通電する電流の方
向を逆転する際にもHブリッジ回路の各アームの上下素
子が同時にオーバラップしてONすることによる貫通電
流が流れることを防止できる。
【0072】また、従来より広く行われているHブリッ
ジ回路の電源側、GND側などの母線を流れる電流より
も精度の良い、モータ通電電流値を直に検出する手段を
提供することができ、モータの力行、回生、制動等如何
なる運転状態における通電電流値も検出可能となるか
ら、モータ駆動電流指令値に対する電流フィードバック
の制御成績が向上するという効果がある。
【0073】また、電流検出手段の検出した検出値を用
いて、モータ駆動電流値が所定範囲内に有ることを監視
し、異常時にはモータの駆動を禁止する様に構成したの
で、異常電流から回路の焼損、素子の短絡が発生するこ
とを防止できる。
【0074】また、モータに通電する電流の極性に応じ
て各々電流検出値のオフセットの誤差を補正するように
構成したので、駆動方向各々に発生する直流同相電圧成
分による検出誤差の影響をキャンセルでき、精度の高い
電流フィードバック制御を実現できる。
【0075】また、起動時にまず素子AのみをONして
第1アームから第2アームに向かって通電するときの検
出オフセットを計測し、続けて素子BのみをONして第
2アームから第1アームに向かって通電するときの検出
オフセットを計測し、各々計測された値を元に電流検出
値のオフセットの誤差を補正するようにしたので、電流
検出回路の素子のばらつきに起因するオフセット電圧の
装置毎の個体差を自己補正して電流検出値の精度を改善
できる。
【0076】また、電源のバックアップ無しに補正デー
タを記憶できる不揮発記憶手段を備え、不揮発記憶手段
にモータの通電方向各々に応じた電流検出値のオフセッ
ト補償値を保持しその値をもとに、電流検出値のオフセ
ットの誤差を補正するようにしたので、装置の製造段階
など通電方向毎でのオフセット電圧を計測し、補正値を
記憶することで、電流検出値の精度を改善できる。
【0077】また、モータ制御中の電源電圧をモニタ
し、その読み取り値に応じてオフセットの誤差を演算す
る様にしたので電源電圧の変動に起因する検出誤差が補
正でき、電流検出値の精度を改善できる。
【0078】また、モータ制御中のモータ端子電圧をモ
ニタし、その読み取り値に応じてオフセットの誤差を演
算するようにしたので、モータ駆動回路のHブリッジ回
路を構成するスイッチング素子のON抵抗の影響により
モータ印加電圧が低下してもそれによる検出誤差の変動
は見積もることができるので、補償を容易に行える。従
って電流検出値の精度を改善できる。
【0079】また、本発明によればスイッチング素子と
してHブリッジ回路の全部にNチャンネル型のパワーM
OSFETを用いてモータ駆動回路を実現できる他、+
電源側のスイッチング素子をPチャンネル型のパワーM
OSFETとし、GND側にNchのパワーMOSFE
Tとした回路、あるいはHブリッジ回路の全部にNPN
型バイポーラトランジスタを用いた回路、+電源側のス
イッチング素子をPNP型バイポーラトランジスタと
し、GND側にNPN型のバイポーラトランジスタとし
た回路、等種々のパワー素子で応用可能である。
【0080】また、PWMキャリア周波数を可聴周波数
よりも高く設定しても、シャント抵抗RSの両端子間に
発生する同相電圧成分は、駆動方向に応じて右駆動時は
+VB、モータOFF時は基準電圧の1/2、左駆動時
は0Vとなり、PWMキャリア由来の高周波の同相電圧
が生じないため、OPA1及びR1〜R5で構成された
差動増幅回路において、高周波における同相電圧除去比
を高く設計する必要がなく、スイッチングによる電流脈
動がモータの作動音として聞こえないよう可聴周波数外
のPWM周波数とする設計を行った場合にも、安価な汎
用OPアンプによってモータ駆動電流を確実・容易に計
測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1、2、3によるモー
タ駆動制御装置の回路構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1においてHブリッジ回路素子D
がPWM動作する場合の各部の動作電圧・電流波形を説
明するための図である。
【図3】 実施の形態1においてHブリッジ回路素子C
がPWM動作する場合の各部の動作電圧・電流波形を説
明するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるモータ駆動制
御装置の回路構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるモータ駆動制
御装置の回路構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるモータ駆動制
御装置の回路構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるモータ駆動制
御装置の回路構成を示す図である。
【図8】 従来のモータをPWM駆動するためのHブリ
ッジ回路を示す回路図である。
【図9】 従来のHブリッジ回路の動作における各部の
動作電圧・電流波形を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第1アーム、2 第2アーム、A,B,C,D ス
イッチング素子、Mモータ、R1〜R6 抵抗、RS
シャント抵抗、C1 コンデンサ、OPA1オペアン
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H571 AA03 CC02 DD01 EE02 GG04 HA09 HC01 HD02 JJ25 LL22 MM02 5J055 AX27 AX44 AX55 AX56 AX64 AX65 AX66 BX16 CX20 CX28 DX04 DX05 DX13 DX14 DX15 DX22 DX60 EY01 EY10 EZ09 EZ14 EZ23 FX04 FX32 GX01 GX04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々2個の直列接続されたスイッチング
    素子からなるアーム2組を有し、各アームの中点からD
    Cモータを駆動するようにしたHブリッジ回路を備えた
    モータ駆動制御装置において、 第1アーム上側スイッチング素子を素子A、第1アーム
    下側スイッチング素子を素子B、第2アーム上側スイッ
    チング素子を素子C、第2アーム下側スイッチング素子
    を素子Dとするとき、 第1アームから第2アームに向かって通電するときは素
    子AをON、素子DをPWM駆動することによりモータ
    印加電圧又はモータ電流を制御し、 第2アームから第1アームに向かって通電するときは素
    子BをON、素子CをPWM駆動することによりモータ
    に通電する電流の極性を切り替えるとともに、モータ印
    加電圧又はモータ電流を制御するようにしたことを特徴
    とするモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 モータ駆動方向を切り替えるためスイッ
    チの極性を切り替える場合には、切り替えの前の通電方
    向から切り替え後の通電方向に移行する前に全スイッチ
    ング素子(A〜D)をOFFする所定のデッドタイムを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制
    御装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング素子A及びBの中点と、モ
    ータの間にシャント抵抗器を接続し、その両端にモータ
    通電電流に応じて生じる電圧を増幅することによりモー
    タ駆動電流を検出する電流検出手段を備えたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動制御装
    置。
  4. 【請求項4】 電流検出手段の検出した検出値を、モー
    タ駆動電流指令値に対してフィードバックすることによ
    りモータの電流制御を行うことを特徴とする請求項3に
    記載のモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 電流検出手段の検出した検出値を用い
    て、モータ駆動電流値が所定範囲内に有ることを監視
    し、異常時にはモータの駆動を禁止することを特徴とす
    る請求項3又は請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 モータに通電する電流の極性に応じて各
    々電流検出値のオフセットの誤差を補正することを特徴
    とする電流検出手段を備えたことを特徴とする請求項3
    から請求項5のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装
    置。
  7. 【請求項7】 起動時にまず素子AのみをONして第1
    アームから第2アームに向かって通電するときの検出オ
    フセットを計測し、続けて素子BのみをONして第2ア
    ームから第1アームに向かって通電するときの検出オフ
    セットを計測し、各々計測された値を基に電流検出値の
    オフセットの誤差を補正するようにしたことを特徴とす
    る請求項6に記載のモータ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 電源のバックアップ無しに補正データを
    記憶できる不揮発記憶手段を備え、不揮発記憶手段にモ
    ータの通電方向各々に応じた電流検出値のオフセット補
    償値を保持し、その値をもとに電流検出値のオフセット
    の誤差を補正するようにしたことを特徴とする請求項6
    に記載のモータ駆動制御装置。
  9. 【請求項9】 モータ制御中の電源電圧をモニタし、そ
    の読み取り値に応じてオフセットの誤差を演算すること
    を特徴とする請求項7又は請求項8に記載のモータ駆動
    制御装置。
  10. 【請求項10】 モータ制御中のモータ端子電圧をモニ
    タし、その読み取り値に応じてオフセットの誤差を演算
    することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のモ
    ータ駆動制御装置。
  11. 【請求項11】 スイッチング素子としてNチャンネル
    型のパワーMOSFETを用いたことを特徴とする請求
    項1から請求項10のいずれか1項に記載のモータ駆動
    制御装置。
  12. 【請求項12】 スイッチング素子として素子A及び素
    子CにPチャンネル型、素子B及び素子DにNチャンネ
    ル型のパワーMOSFETを用いたことを特徴とする請
    求項1から請求項10のいずれか1項に記載のモータ駆
    動制御装置。
  13. 【請求項13】 スイッチング素子としてNPN型のバ
    イポーラトランジスタを用いたことを特徴とする請求項
    1から請求項10のいずれか1項に記載のモータ駆動制
    御装置。
  14. 【請求項14】 スイッチング素子として素子A及び素
    子CにPNP型、素子B及び素子DにNPN型のバイポ
    ーラトランジスタを用いたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項10のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装
    置。
  15. 【請求項15】 PWMキャリア周波数を可聴周波数よ
    りも高く設定したことを特徴とする請求項1から請求項
    14のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
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