JP2002228064A - 管継手用押輪および管継手 - Google Patents
管継手用押輪および管継手Info
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Abstract
押輪20をボルト26およびナット28により締め付け
る管継手10であって、押輪20は、本体14の端部に
装着されるパッキン22を圧縮するための張り出し部4
2、および本体14の端部から挿入される樹脂管12に
食い込むロックリング24を内蔵しかつロックリング2
4を縮径させる第1および第2テーパ面44,46を有
するロックリング収容部56を備える。 【効果】 押輪には、張り出し部が形成されかつロック
リングが内蔵されているので、これらを1つの部品とし
てまとめることができる。よって、部品コストを低減す
ることができて、管継手と樹脂管との接合作業を簡単で
短時間に行えるようにすることができ、かつ作業の熟練
を必要とせずに規定通りに接合作業が行える。
Description
管継手に関し、特にたとえば水道管やガス管等に使用さ
れる樹脂管と鋳鉄管との接合に使用される管継手用押輪
および管継手に関する。
3475号公報(F16L23/02)に開示されてい
る。図11に示すこの従来の管継手1には、合成樹脂管
2が接合されている。図12には、継手本体3のフラン
ジ部3aと押輪4のフランジ部4aとを対向させ、それ
らのボルト挿通孔に挿通したボルト5aにナット5bを
緩く螺合させて、双方のフランジ部3a,4aを連結し
た状態が示されている。この状態では、継手本体3のパ
ッキン収容空間に収容されているパッキン6の押輪4に
向かう側面にリテーナ7が当接し、そのリテーナ7の押
輪4に向かう側面に抜止めリング8が当接している。そ
して、抜止めリング8のテーパ状の受面8aの小径側の
端部だけが押輪4に形成されているテーパ状の押圧面4
bの大径側端部に嵌まり込んでいる。この状態では、抜
止めリング8は縮径していない。
め付けると、押輪4の押圧面4bが抜止めリング8の受
面8aを縮径方向に押すので、抜止めリング8が縮径し
てその食込み歯8bが管2の外周面に食い込む。そし
て、縮径した抜止めリング8が押輪4の抜止めリング収
容空間4cに図11に示すように保持されると、管2が
引抜き方向9に引っ張られても、抜止めリング8がその
収容空間4cで保持されて管2の抜けが防止される。ま
た、このように、縮径した抜止めリング8が抜止めリン
グ収容空間4cに保持されると、押輪4の押付面4dが
リテーナ7をパッキン6に押し付けてパッキン6を軸方
向に圧縮させる。これにより、パッキン6が径方向の内
外方向に迫り出そうとするので、パッキン6が継手本体
3の内周面と管2の外周面とに強く密着してその箇所を
水密封止する。
管継手1では、継手本体3の内周面と管2の外周面との
間の隙間を水密封止するためのパッキン6を圧縮するた
めの部品、および管2の抜けを防止するための部品とし
て、押輪4、抜止めリング8およびリテーナ7の別々の
3つの部品を必要とするので、部品コストが嵩む。そし
て、これら3つの部品を1つずつ管2の端部に装着する
必要があるので、管2の接合作業に手間が掛かるという
問題がある。また、押輪4、抜止めリング8およびリテ
ーナ7を管2に装着する必要があるので、作業の初心者
では、これら3つの各部品の装着方向および装着順序を
間違う虞があり、作業に熟練を要するという問題があ
る。
品コストが安価であって、管継手と樹脂管との接合作業
を簡単で短時間に行えるようにすることができ、かつ作
業の熟練を必要とせずに規定通りに接合作業が行える、
管継手用押輪および管継手を提供することである。
体の端部に形成されたフランジに対して締付部材によっ
て締め付けられる管継手用押輪であって、管継手本体の
端部に装着されるゴム輪を圧縮するための張り出し部、
および管継手本体の端部から挿入される樹脂管に食い込
むロックリングを内蔵しかつロックリングを縮径させる
テーパ面を有するロックリング収容部を備える、管継手
用押輪である。
付本体とフランジ付本体に挿入される樹脂管との間に装
着されるゴム輪、ゴム輪を圧縮するための張り出し部と
テーパ面が形成されたロックリング収容部とを有する押
輪、ロックリング収容部に内蔵されかつテーパ面により
縮径されて樹脂管に食い込むロックリング、およびフラ
ンジ付本体のフランジに対して押輪を締め付けるための
締付部材を備える、管継手である。
フランジ付本体)のフランジに対して第1の発明の管継
手用押輪(または第2の発明の押輪)を締付部材により
締め付けると、張り出し部がゴム輪を圧縮してこの圧縮
されたゴム輪により管継手本体(またはフランジ付本
体)の内周面と樹脂管の外周面との間の隙間を密封する
ことができる。このとき、ロックリングは、テーパ面に
より縮径されて、樹脂管の外面に食い込み、樹脂管の管
継手からの抜けを防止することができる。
管継手用押輪の1つだけの部品、そして第2の発明では
ロックリングを内蔵する押輪の1つだけの部品を樹脂管
に装着することにより、この1つの部品を使用して、樹
脂管を管継手に接合することができる。つまり、図12
に示す従来の管継手のように、押輪4、抜止めリング8
およびリテーナ7の別々の3つの部品を樹脂管に1つず
つ装着する必要がないので、樹脂管の接合作業を簡単で
しかも短時間に行うことができるし、部品コストを従来
よりも低減することができる。そして、1つの部品とし
てのこのロックリングを内蔵する管継手用押輪(または
ロックリングを内蔵する押輪)を樹脂管に装着すればよ
いので、作業の初心者であってもこの管継手用押輪(ま
たはロックリングを内蔵する押輪)の装着方向および装
着順序を間違わずに規定通りに接合作業を行うことがで
きる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
ような金属管に樹脂管12を接合するためのものであ
り、図1には塩化ビニルまたはポリエチレン等の合成樹
脂から成る樹脂管12が接合された状態が示されてい
る。この管継手10は、たとえば図8に示すように、フ
ランジ付本体(以下、「本体」と言う。)14の右側開
口端部に設けられ、本体14の左側開口端部に金属管1
6を接合するための管継手18が設けられて、樹脂管1
2と金属管16とを接続するための接続装置に使用する
ことができる。また、図には示さないが、図1に示す管
継手10を本体14の左右の各開口端部に設けて、樹脂
管12と樹脂管12とを接続するための接続装置にも使
用することができる。そして、このような図1に示す管
継手10に管継手用押輪20が使用されている。
(管継手本体)14、ゴム輪としてのパッキン22、押
輪20、ロックリング24、ならびに締付部材としての
ボルト26およびナット28を備えている。本体14
は、金属製の筒状体である。本体14の右側開口端部の
内周面14aは、右側端面に向かうに従って拡大するテ
ーパ状に形成されており、この内周面14aによりパッ
キン収容部30が形成されている。そして、この右側開
口端部には、径方向外側に張り出した板状のフランジ部
32が設けられている。フランジ部32には、周方向の
90°間隔おきにボルト挿通孔32aが形成されてい
る。また、パッキン収容部30には、本体14の奥側か
ら順に保護リング34およびパッキン22が収容されて
いる。
り、図6に示すように、外周面22aがパッキン収容部
30の内周面14aに密着するようにテーパ状に形成さ
れ、内周面22bが樹脂管12の外周面に密着するよう
に円筒形に形成されている。そして、このパッキン22
のパッキン収容部30の奥側に配置される側の端部は、
図6(B)に示すように、内周面22bよりも少し内側
に突出し、外周面22aの小径部よりも少し外側に突出
する膨大部22cとして形成されている。また、パッキ
ン22のパッキン収容部30の大径側端部の側から露出
する端部の内周縁には、位置決め部36が形成されてい
る。
質であり、パッキン22と一体に形成されている。外形
が短円筒形であり、厚みが薄く内径がパッキン22の内
周面22bの内径と同一である。
有している。筒状部38には、図2および図3に示すよ
うに、径方向外側に張り出した略四角形の板状のフラン
ジ部40が形成されており、このフランジ部40には、
周方向の90°間隔おきにボルト挿通孔40aが形成さ
れている。筒状部38は、張り出し部42、第1テーパ
面44および第2テーパ面46を備えている。
輪20が樹脂管12に装着された状態で筒状部38のパ
ッキン22に向かう側の端部により形成され、フランジ
部40の基端部からパッキン収容部30に収容されてい
るパッキン22に向かって張り出している。この張り出
し部42の先端の内側には、径方向の内側に向かって突
出する環状の屈曲部42aが形成されている。この張り
出し部42がフランジ部40の基端部からパッキン22
に向かって張り出している長さ、およびパッキン22に
設けられている位置決め部36の軸方向の長さは、図7
(A)に示す状態で、位置決め部36の先端がロックリ
ング24の側面に当接する長さである。この図7(A)
に示す状態は、管継手10が樹脂管12の端部に装着さ
れて、張り出し部42の先端部とパッキン22の押圧受
面48とが所定の間隔を隔てて位置しており、位置決め
部36が樹脂管12の外周面と平行して真っ直ぐとなっ
ている。しかも、ロックリング24が縮径してその外周
面に形成されている第3テーパ面50が押輪20の第1
テーパ面44に嵌合し、ロックリング24の内周面に形
成されている食込み歯52が樹脂管12の外周面に当接
する状態である。
屈曲部42aの内径は、図7(A)に示すように、位置
決め部36が真っ直ぐになっている状態でこの円筒形の
位置決め部36の外径よりも少し大きく形成されてい
る。したがって、屈曲部42aの内周面と樹脂管12の
外周面との間には、位置決め部36が通る隙間53が形
成されている。
は、図2に示すように、筒状部38の内周面に形成さ
れ、筒状部38の張り出し部42側の端部からこれと反
対側の端部に向かう方向に順に形成されている。この第
1テーパ面44の小径側端部は、第2テーパ面46の大
径側端部と同一の直径であり、この大径側端部に連なっ
ている。なお、第1テーパ面44の傾斜角度θ1は約6
°であり、第2テーパ面46の傾斜角度θ2は約15°
である。そして、筒状部38の第2テーパ面46が形成
されている側の端部には、径方向の内側に向かって突出
する環状の外れ止め部54が形成されている。この外れ
止め部54の内径は、樹脂管12の外形よりも少し大き
く形成されている。そして、これら屈曲部42a、第1
テーパ面44、第2テーパ面46および外れ止め部54
によりロックリング収容部56が形成されている。この
ロックリング収容部56にロックリング24が収容され
ている。
質のプラスチック製であり、図4に示すように、円の一
部が除去された環状の部材である。このように、両端部
の間に隙間24aが形成されているので、縮径方向の変
形が自在となっている。そして、外周面に第3テーパ面
50および第4テーパ面58が形成されており、内周面
に複数の溝が周方向に形成されていて、これらの溝によ
り複数の食込み歯52が形成されている。
は、図1に示すように、ロックリング24がロックリン
グ収容部56に収容された状態で、第1テーパ面44か
ら第2テーパ面46に向かう方向に順に形成されてい
る。この第3テーパ面50の小径側端部は、第4テーパ
面58の大径側端部と同一の直径であり、この大径側端
部に連なっている。なお、図5に示すように、第3テー
パ面50の傾斜角度θ3は約6°であり第1テーパ面4
4の傾斜角度θ1と同一である。そして、第4テーパ面
58の傾斜角度θ4は約15°であり第2テーパ面46
の傾斜角度θ2と同一である。また、ロックリング24
が変形していない状態で、第3テーパ面50の大径側端
部の外径L1は、第1テーパ面44の大径側端部の内径
L2と略同一であり、屈曲部42aの内径L3よりも大
きく形成されている。従って、ロックリング収容部56
に収容されているロックリング24は、この収容部56
から外れて押輪20と分離しないようになっている。そ
して、ロックリング24の内径L4は、図1に示す樹脂
管12の外径L5よりも十分に大きく形成され、これに
よりロックリング24を樹脂管12に装着し易くしてあ
る。
ンジ部32と押輪20のフランジ部40とは、ボルト2
6とナット28により連結されるようになっている。ボ
ルト26は頭部26aを有し、各フランジ部32,40
に形成されているボルト挿通孔32a,40aに挿通さ
れてナット28に螺合されている。そして、樹脂管12
の管継手10に接合されている開口端部には、金属製の
スティフナー60が装着されており、このスティフナー
60により開口端部が内側から補強されている。
管12を接合する手順および樹脂管12に引抜き方向の
力が働いたときの動作の説明をする。まず、樹脂管12
の端部に対して、ロックリング収容部56にロックリン
グ24が内蔵されている押輪20、パッキン22、保護
リング34およびスティフナー60をこの順に装着し、
そして樹脂管12の端部を本体14の内孔に挿入する。
次に、本体14のフランジ部32と押輪20のフランジ
部40に形成されているそれぞれのボルト挿通孔32
a,40aを互いに対向させ、それらのボルト挿通孔3
2a,40aにボルト26を挿通してナット28を緩く
螺合させていく。
り出し部42の先端部との間に隙間62が形成されてい
て、位置決め部36が樹脂管12の外周面に沿う真っ直
ぐな状態で、位置決め部36の先端がロックリング24
の側面に当接する。なお,当初において、ロックリング
24は、屈曲部42aに当接する位置、すなわち、第1
テーパ面44の大径側端部に装着されているが、ナット
28の締付けにより縮径しながら第1テーパ面44の大
径側端部の位置から小径側端部に向かって移動すること
となる。これにより、図7(A)に示すように、ロック
リング24の初期位置の位置決めが自動的に行われる。
一方、パッキン22は、位置決め部36によりロックリ
ング24を押圧する力の反力によりパッキン収容部30
内に向かう方向に移動してパッキン収容部30に軽く接
触することとなる。この状態が図7(A)に示す状態で
ある。ロックリング24がこの初期位置の位置決めがさ
れた状態では、縮径して第3テーパ面50が押輪20の
第1テーパ面44に接触しており、内周面の食込み歯5
2が樹脂管12の外周面に接触しているので、ナット2
8をボルト26にさらに締め込んでいくことによりロッ
クリング24の食込み歯52を樹脂管12の外周面に確
実に食込ますことができる。
42に形成されている屈曲部42aの内周面と、の隙間
にパッキン22に形成されている短円筒形の位置決め部
36が装着されることにより、押輪20と樹脂管12と
の芯合わせを行うことができる。また、本体14のパッ
キン収容部30にパッキン22が収容されてこのパッキ
ン収容部30に接触しているので、本体14と樹脂管1
2との芯合わせが行われている。これにより、押輪20
と本体14との芯合わせを自動的に行うことができる。
ト26にさらに締め込んでいくと、図7(B)に示す状
態となる。つまり、押輪20の第1テーパ面44がロッ
クリング24の第3テーパ面50を縮径させる方向にさ
らに押さえるので、ロックリング24が縮径してその食
込み歯52が樹脂管12の外周面に所定の深さに食い込
む。この食込み深さは、第1テーパ面44および第3テ
ーパ面50の傾斜角度θ1およびθ3を所定の適切な角
度に形成してあること、およびロックリング24を所定
の硬度の材料により形成してあること等により、予め定
めた許容される深さとなり、管12の強度に問題を生じ
させないようにしてある。そして、ロックリング24が
ロックリング収容部56に収容されている状態で、押輪
20の第1テーパ面44がロックリング24の第3テー
パ面50を縮径させる方向に押し付けているので、ナッ
ト28を所望の力でボルト26に締め付けることによ
り、ロックリング24の食込み歯52を所望の深さで樹
脂管12に食込ますことができる。これにより、樹脂管
12が管継手10に接合された状態での抜止め力を所望
の大きさに設定することができる。そして、第1テーパ
面44および第3テーパ面50の傾斜角度θ1およびθ
3を比較的小さい角度としてあるので、抜止め力の設定
を比較的精密に行うことができる。また、このときは、
押輪20の第2テーパ面46とロックリング24の第4
テーパ面58とは、まだ互いに嵌合していない状態であ
る。そして、このように、縮径したロックリング24の
第3テーパ面50と押輪20の第1テーパ面44とが嵌
合し、食込み歯52が樹脂管12の外周面に食込んだ状
態では、ロックリング24が押輪20に所定の力で保持
されており、ロックリング24が樹脂管12を所定の力
で保持している状態となっているので、樹脂管12が引
抜き方向(図7(B)の右方向)64に所定の力F1で
引っ張られても、樹脂管12のこの管継手10からの抜
けを防止することができる。
め込みにより、押輪20が本体14に接近する方向に移
動して、位置決め部36が図7(B)に示すように変形
し、この変形により張り出し部42の先端部がパッキン
22の押圧受面48に当接してパッキン22をパッキン
収容部30内に押し込んで圧縮する。そして、この圧縮
されたパッキン22により本体14の内周面14aと樹
脂管12の外周面との間の隙間を気密封止することがで
きる。
れて、この保護リング34によりパッキン22の流れ出
しを阻止することができる。さらに、保護リング34に
より、樹脂管12内を流れるガスまたは液体がパッキン
22に接触しにくくすることができ、ガスまたは液体に
よるパッキン22の腐食や劣化を防止することができ
る。
が管継手10に接合されている状態で、この樹脂管12
が所定の力F1よりも大きい異常な力F2で引抜き方向
64に引っ張られると、図7(C)に示すように、樹脂
管12およびこの樹脂管12に食込んでいるロックリン
グ24が一体となってその引抜き方向64に少し移動す
る。このとき、押輪20の第1テーパ面44がロックリ
ング24の第3テーパ面50を樹脂管12側に押圧して
ロックリング24をさらに縮径させて、食込み歯52を
樹脂管12の外周面にさらに食込ませることとなる。そ
して、樹脂管12がさらに引抜き方向64に移動する
と、ロックリング24の第4テーパ面58が押輪20の
第2テーパ面46に強く嵌合することになって、第2テ
ーパ面46が第4テーパ面58を介してロックリング2
4を樹脂管12の外周面に強力に締め付けることにな
る。これによって、樹脂管12およびロックリング24
の引抜き方向64の移動が停止する。この図7(C)に
示すように、押輪20の第2テーパ面46とロックリン
グ24の第4テーパ面58とが嵌合している状態では
(このとき、押輪20の第1テーパ面44およびロック
リング24の第3テーパ面50も互いに嵌合してい
る。)、図7(B)に示すように押輪20の第1テーパ
面44とロックリング24の第3テーパ面50とが嵌合
している状態(このとき、押輪20の第2テーパ面46
およびロックリング24の第4テーパ面58は、互いに
嵌合していない。)と比較して、食込み歯52の樹脂管
12の外周面に対する食込み量が大きくなっており、し
かも押輪20の第2テーパ面46がロックリング24の
第4テーパ面58に嵌合してロックリング24の引抜き
方向64の移動を確実に係止しているので、樹脂管12
の引抜き方向64の移動を図7(C)に示す位置で確実
に停止させることができる。これにより、樹脂管12に
対して相当大きい引っ張り力F2が働いた場合でも、樹
脂管12の管継手10からの抜けを確実に防止すること
ができる。
12に対して相当大きい引っ張り力F2が働いて、樹脂
管12が引抜き方向64に移動した場合でも、本体14
のフランジ部32および押輪20のフランジ部40は、
ボルト26およびナット28により両者の間隔が広がら
ないように固定されているので、図7(B)に示す状態
と同様に、張り出し部42がパッキン22を圧縮した状
態を維持することができる。これにより、本体14の内
周面14aと樹脂管12の外周面との隙間をパッキン2
2により確実に気密封止する状態を維持することができ
る。そして、保護リング34の機能も維持される。もち
ろん、気密封止できるようにしたが、液密封止するよう
にしてもよい。また、図7(C)に示す状態での食込み
深さは、第2テーパ面46および第4テーパ面58の傾
斜角度θ2およびθ4を所定の適切な角度に形成してあ
ること、およびロックリング24を所定の硬度の材料に
より形成してあること等により、予め定めた許容される
深さとなり、管12の強度に問題を生じさせないように
してある。
すように、覗孔66が形成されている。覗孔66は、フ
ランジ部40の外面から第1テーパ面44まで貫通する
貫通孔である。図7にはこの覗孔66を説明するために
示してあり、図7(B)に示すように樹脂管12が管継
手10に接合されている状態で、この覗孔66を通して
ロックリング24がロックリング収容部56内に間違い
なく内蔵されていることを確認することができる。そし
て、図7(C)に示すようにロックリング24が第2テ
ーパ面46の側に移動しており、ロックリング24の第
4テーパ面58が押輪20の第2テーパ面46に嵌合し
ていることの確認も行うことができる。この場合は、樹
脂管12に対して相当大きい引っ張り力F2が働いてい
ること、または引っ張り力F2が働いていたことを確認
することができる。これにより、引っ張り力F2が働い
ている樹脂管12や、そのような力F2が掛かったこと
のある樹脂管12を確認して点検することができる。な
お、この覗孔66は、管継手10が施工された状態で外
側開口部がキャップにより閉じられており、土砂等が浸
入しないようにしている。
クリング24を内蔵する押輪20の1つの部品だけを樹
脂管12に装着して管継手10に樹脂管12を接合する
ことにより、この1つの部品である押輪20を使用し
て、本体14の内周面14aと樹脂管12の外周面との
間に配置されているパッキン22を圧縮してこの両者の
隙間を気密封止することができる。そして、この際にロ
ックリング24により樹脂管12の抜けを防止すること
ができる。つまり、図12に示す従来の管継手1のよう
に、押輪4、抜止めリング8およびリテーナ7の別々の
3つの部品を樹脂管2に1つずつ装着する必要がないの
で、樹脂管12の接合作業を簡単でしかも短時間に行う
ことができるし、部品のコストを従来よりも低減するこ
とができる。そして、1つの部品としてのこのロックリ
ング24を内蔵する押輪20を樹脂管12に装着すれば
よいので、作業の初心者であってもこのロックリング2
4を内蔵する押輪20の装着方向および装着順序を間違
わずに規定通りに接合作業を行うことができる。
レンチ等の汎用の工具を使用して樹脂管12を接合する
ことができるので、樹脂管12の口径に影響されること
なく、大口径の樹脂管12であってもこれらスパナ等を
使用して簡単に接合することができる。
端部に設けられている金属管16を接合するための管継
手18を説明する。同図に示すように、本体14の左側
開口端部は、右側開口端部と左右対称に形成されてお
り、ボルト挿通孔32aが形成されているフランジ部3
2、およびテーパ状の内周面14aにより形成されてい
るパッキン収容部30が設けられている。そして、この
パッキン収容部30には、図1に示すものと同等のパッ
キン68および保護リング34が圧縮されて収容されて
おり、本体14の左側開口端部の内周面14aとこの左
側開口端部に挿入されている金属管16の外周面との間
の隙間がパッキン68により気密封止されている。ただ
し、このパッキン68には位置決め部36が設けられて
いない。また、本体14の左側開口端部に形成されてい
るフランジ部32と対向する位置に押輪70のフランジ
部72が配置されており、このフランジ部72に形成さ
れているボルト挿通孔72aおよび本体14のフランジ
部32に形成されているボルト挿通孔32aに頭部付き
ボルト26が挿通されている。このボルト26にナット
28を螺合させて締め込んでいくことにより、押輪72
に設けられている張り出し部74がパッキン68をパッ
キン収容部30内に押し込んでいく方向に圧縮すること
ができ、本体14の左側開口端部の内周面14aと金属
管16の外周面との間の隙間をパッキン68により気密
封止することができる。もちろん、気密封止したが、液
密封止するようにしてもよい。図8に示す76は、金属
管16の引抜き防止リングである。
22の押圧受面48の内周縁に位置決め部36を連結さ
せてパッキン22と一体に形成したが、これに代えて、
図9に示すように、パッキン22に設けられている位置
決め部36を省略し、ロックリング24の張り出し部4
2側の側面の内周縁に、図1に示すものと同等の形状の
位置決め部36を連結させてロックリング24と一体に
形成してもよい。なお、図9に示す位置決め部36は、
図1に示す位置決め部36と同様に作用するので詳細な
説明を省略する。
22の押圧受面48の内周縁に位置決め部36を設けた
が、図10に示すように、この位置決め部36を省略し
てもよい。このように位置決め部36が省略されたパッ
キン22を使用した場合は、たとえばロックリング24
の内周面に設けられている食込み歯52と樹脂管12の
外周面との摩擦抵抗または引っ掛かり抵抗を大きくする
ことにより、ロックリング24を図7(A)に示す初期
位置に位置決めすることができる。この状態でナット2
8をボルト26に所定の力で締め込んでいくことによ
り、図7(B)に示すように、管継手10に樹脂管12
を接合することができる。
び16どうしを接続する本体14により形成されている
ソケットにこの発明の管継手を適用した例を示したが、
これ以外にもこの発明の管継手をエルボやT字形管継手
等の各種形状の管継手に適用することができる。さら
に、本発明の管継手を樹脂管12の端部に設けて、この
樹脂管12の端部に別の樹脂管12を接合するようにし
てもよい。
側面図である。
る。
図、(B)は図1実施例のロックリングを示す一部破断
側面図である。
ある。
(B)は図1実施例のパッキンを示す一部破断側面図で
ある。
クリングの初期位置の位置決めを行った状態を示す一部
省略断面図、(B)は図1実施例を樹脂管に接合した状
態を示す一部省略断面図、(C)は図7(B)の状態で
樹脂管が引抜き方向に移動して停止した状態を示す一部
省略断面図である。
ある。
略断面図である。
省略断面図である。
ある。
状態を示す一部省略断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】管継手本体の端部に形成されたフランジに
対して締付部材によって締め付けられる管継手用押輪で
あって、 前記管継手本体の端部に装着されるゴム輪を圧縮するた
めの張り出し部、および前記管継手本体の前記端部から
挿入される樹脂管に食い込むロックリングを内蔵しかつ
前記ロックリングを縮径させるテーパ面を有するロック
リング収容部を備える、管継手用押輪。 - 【請求項2】前記ロックリングから前記ゴム輪の方向に
延びて前記ロックリングと前記ゴム輪との間隔を一定に
保持する位置決め部を前記ロックリングに形成した、請
求項1記載の管継手用押輪。 - 【請求項3】前記張り出し部の下面は、前記樹脂管の外
面との間で前記位置決め部が通る隙間を形成する、請求
項2記載の管継手用押輪。 - 【請求項4】前記ロックリング収容部に形成された前記
テーパ面は、第1テーパ面と、前記張り出し部より遠い
位置で前記第1テーパ面に連続しかつ前記第1テーパ面
よりも傾斜角度が大きい第2テーパ面とから成り、 前記ロックリングは、前記第1テーパ面に沿う第3テー
パ面と、前記第3テーパ面と連続しかつ前記第2テーパ
面に沿う第4テーパ面とを備える、請求項1ないし3の
いずれかに記載の管継手用押輪。 - 【請求項5】前記ロックリング収容部に内蔵されている
前記ロックリングを目視可能な覗孔をさらに備える、請
求項1ないし4のいずれかに記載の管継手用押輪。 - 【請求項6】フランジ付本体、 前記フランジ付本体と前記フランジ付本体に挿入される
樹脂管との間に装着されるゴム輪、 前記ゴム輪を圧縮するための張り出し部とテーパ面が形
成されたロックリング収容部とを有する押輪、 前記ロックリング収容部に内蔵されかつ前記テーパ面に
より縮径されて前記樹脂管に食い込むロックリング、お
よび前記フランジ付本体のフランジに対して前記押輪を
締め付けるための締付部材を備える、管継手。 - 【請求項7】前記ゴム輪から前記ロックリングの方向に
延びて前記ロックリングと前記ゴム輪との間隔を一定に
保持する位置決め部を前記ゴム輪に形成した、請求項6
記載の管継手。 - 【請求項8】前記張り出し部の下面は、前記樹脂管の外
面との間で前記位置決め部が通る隙間を形成する、請求
項7記載の管継手。 - 【請求項9】前記ロックリング収容部に形成された前記
テーパ面は、第1テーパ面と、前記張り出し部より遠い
位置で前記第1テーパ面に連続しかつ前記第1テーパ面
よりも傾斜角度が大きい第2テーパ面とから成り、 前記ロックリングは、前記第1テーパ面に沿う第3テー
パ面と、前記第3テーパ面と連続しかつ前記第2テーパ
面に沿う第4テーパ面とを備える、請求項6ないし8のい
ずれかに記載の管継手。
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| JP2001024085A JP4082554B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 管継手用押輪および管継手 |
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| JP2008223292A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Aron Kasei Co Ltd | 異種管接続用の補助部材およびそれを備えた異種管接続構造 |
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2001
- 2001-01-31 JP JP2001024085A patent/JP4082554B2/ja not_active Expired - Lifetime
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