JP2002220668A - 成膜ガスおよびプラズマ成膜方法 - Google Patents
成膜ガスおよびプラズマ成膜方法Info
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- JP2002220668A JP2002220668A JP2001341576A JP2001341576A JP2002220668A JP 2002220668 A JP2002220668 A JP 2002220668A JP 2001341576 A JP2001341576 A JP 2001341576A JP 2001341576 A JP2001341576 A JP 2001341576A JP 2002220668 A JP2002220668 A JP 2002220668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】膜密度を制御してフルオロカーボンポリマー膜
からなる層間絶縁膜を形成する。 【解決手段】二重結合を1以上、または三重結合を1つ
有する成膜ガスおよび該成膜ガスを用いたプラズマ成膜
方法
からなる層間絶縁膜を形成する。 【解決手段】二重結合を1以上、または三重結合を1つ
有する成膜ガスおよび該成膜ガスを用いたプラズマ成膜
方法
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
層間絶縁膜、有機ELデバイスおよびバイオセンサーデ
バイスのセンサーの保護膜などに使用することができる
フルオロカーボンポリマー膜をプラズマ処理することに
より形成するための成膜ガス及びプラズマ成膜方法に関
する。
層間絶縁膜、有機ELデバイスおよびバイオセンサーデ
バイスのセンサーの保護膜などに使用することができる
フルオロカーボンポリマー膜をプラズマ処理することに
より形成するための成膜ガス及びプラズマ成膜方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】半導体デバイスの微細化と
ともに、多層配線技術が重要になってきた。その多層配
線構造においては、あるメタル配線と別のメタル配線を
分離する層間絶縁膜と呼ばれる膜が使用される。近年で
はデバイスの高速化のために、配線構造におけるRC遅延
要素の低減が求められている。メタル配線の抵抗を低減
するためにAl配線からCu配線への変更が進み、層間絶縁
膜では、配線間および層間の容量を減らすため、low-k
膜とよばれる比誘電率の低い絶縁材料が導入され始め
た。
ともに、多層配線技術が重要になってきた。その多層配
線構造においては、あるメタル配線と別のメタル配線を
分離する層間絶縁膜と呼ばれる膜が使用される。近年で
はデバイスの高速化のために、配線構造におけるRC遅延
要素の低減が求められている。メタル配線の抵抗を低減
するためにAl配線からCu配線への変更が進み、層間絶縁
膜では、配線間および層間の容量を減らすため、low-k
膜とよばれる比誘電率の低い絶縁材料が導入され始め
た。
【0003】従来、層間絶縁膜としてSiO2が使用されて
きたが、比誘電率は4.0と高い。デザインルール0.18μm
以下のデバイスでは、SiO2ではCu配線の利点を生かせな
いため、層間絶縁膜として低誘電率(low-k)膜を導入
することは必須となる。フルオロカーボンポリマー膜は
比誘電率2.5前後と低く、次世代の層間絶縁膜の材料の
ひとつとして有望である。しかし、従来の成膜ガスは温
室効果が高く、地球環境に与える影響が大きかった。
きたが、比誘電率は4.0と高い。デザインルール0.18μm
以下のデバイスでは、SiO2ではCu配線の利点を生かせな
いため、層間絶縁膜として低誘電率(low-k)膜を導入
することは必須となる。フルオロカーボンポリマー膜は
比誘電率2.5前後と低く、次世代の層間絶縁膜の材料の
ひとつとして有望である。しかし、従来の成膜ガスは温
室効果が高く、地球環境に与える影響が大きかった。
【0004】また、これらのフルオロカーボンポリマー
膜は、半導体デバイスの層間絶縁膜に限らず、有機EL
デバイス、バイオセンサーデバイス、マイクロマシンな
どの保護膜としても使用できる。この保護膜は前述の用
途以外にも、撥水性、撥油性、透明性、低誘電率などフ
ッ素系ポリマーの特性を必要とする部位に使用できる。
膜は、半導体デバイスの層間絶縁膜に限らず、有機EL
デバイス、バイオセンサーデバイス、マイクロマシンな
どの保護膜としても使用できる。この保護膜は前述の用
途以外にも、撥水性、撥油性、透明性、低誘電率などフ
ッ素系ポリマーの特性を必要とする部位に使用できる。
【0005】本発明は、地球温暖化の影響が非常に小さ
い成膜ガスをプラズマ処理して、膜密度を制御してフル
オロカーボンポリマー膜からなる層間絶縁膜および多種
のデバイスや機械部品の保護膜などを形成することを目
的とする。
い成膜ガスをプラズマ処理して、膜密度を制御してフル
オロカーボンポリマー膜からなる層間絶縁膜および多種
のデバイスや機械部品の保護膜などを形成することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体デバイ
スの層間絶縁膜、有機ELデバイス、バイオセンサーデ
バイス、マイクロマシンなどの保護膜ほかに使用するこ
とができるフルオロカーボンポリマー膜をプラズマ処理
することにより形成するための成膜ガス及びプラズマ成
膜方法を提供するものである。 項1. 一般式(1): Rfh=CXY (1) (RfhはCF3CF、CF3CHまたはCF2を示し、XおよびYは、同
一又は異なってF,Cl,Br,I,HまたはCaFbHc (a=1-4、b=0-
9,c=0-9, b+c=2a+1)を示す。)で表される少なくとも1
種以上のガスを含む成膜ガス。 項2. 一般式(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (RfはCF3CFあるいはCF2、d, eは同一又は異なって0,
1,2または3を示す。d+e<5)で表される化合物からな
る群から選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む項1
に記載の成膜ガス。 項3. CF3CF=CFCF3、CF3CF=CFCF2CF3及びCF3CF=C(C
F3)CF3からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む項
2に記載の成膜ガス。 項4. 二重結合を二つ有する一般式(3): CfFgHh(3) (f=4-7、g=1-12、h=0-11、g+h=2f-2を示す。)で表され
る化合物を少なくとも1種含む成膜ガス。 項5.(1) パーフロロメチル基CF3-を有しない二重結合
を二つ持つ化合物(CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, C
F2=CFCF2CF2CF=CF2); (2) 二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ
持つ化合物(CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=
CFCF2CF=CFCF3、CF3CF=C(CF3)CF=CF2); (3) 主鎖から分岐したパーフロロメチル基CF3-を有する
二重結合を二つ持つ化合物(CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C
(CF3)C(CF3)=CF2, CF2=CFCF(CF3)CF=CF2、CF2=CFCF 2C(CF
3)=CF2 、CF2=CFCF=C(CF3)2);及び (4) パーフロロメチル基CF3-よりも大きい基を有する二
重結合を二つ持つ化合物(CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(C
F2CF3)CF=CF2)からなる群から選ばれる少なくとも1種
以上のガスを含む項4に記載の成膜ガス。 項6. 一般式(4): CF3C≡CZ (4) (ZはF , I , HまたはCiFjHk (i=1-4、j=0-9、k=0-9、j
+k=2i+1)を示す。)で表される化合物を少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス。 項7. CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF及びCF3C≡CCF2CF3から
なる群から選ばれる少なくとも1種のガスを含む項6に
記載の成膜ガス。 項8. 項1〜3のいずれかに記載のガスの少なくとも
1種と項4または5に記載のガスの少なくとも1種を含
む成膜ガス。 項9. 項1〜3のいずれかに記載のガスの少なくとも
1種と項6または7に記載のガスの少なくとも1種を含
む成膜ガス。 項10. 項4または5に記載のガスの少なくとも1種
と項6または7に記載のガスの少なくとも1種を含む成
膜ガス。 項11. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
1〜3のいずれかに記載の成膜ガス。 項12. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
4〜5のいずれかに記載の成膜ガス。 項13. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
6〜7のいずれかに記載の成膜ガス。 項14. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8、CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CF2、CF3C
F=CFCF3からなる少なくとも1種以上のガスをさらに含
む成膜ガス。 項15. CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=C
F2、CF3CF=CFCF3からなる少なくとも1種以上のガスを
含む成膜ガス。 項16. さらに希ガス、不活性ガス、NH3、H2、炭化
水素、O2、含酸素化合物、ハロゲン化合物、HFC(Hydrof
luorocarbon)及び、単結合及び二重結合を持つPFC(perf
luorocarbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1
種を含む項1〜13のいずれかに記載の成膜ガス。 項17. さらにHe、Ne、Ar、Xe、Krからなる群から選
ばれる希ガス、N2からなる不活性ガス、NH3、H2、CH4、
C2H6、C3H8、C2H4、C3H6などからなる炭化水素、O2、C
O、CO2、(CF3)2C=O、CF3CFOCF2、CF3OCF3などからなる
含酸素化合物、CF3I、CF3CF2I、(CF3)2CFI、CF3CF2CF
2I、CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3CF2CF2Br、CF3C
l、CF3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2Cl、CF2=CFI、CF2
=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CCl2、CF2=CBr2などか
らなるハロゲン化合物、CH2F2、CHF3、CHF3、CF3CHF2、
CHF2CHF2、CF3CH2F、CHF2CH2F、CF3CH3、CH2FCH2F、CF2
=CHF、CHF=CHF、CH2=CF2、CH2=CHF、CF3CH=CF2、CF3CH=C
H2、CH3CF=CH2などからなるHFC(Hydrofluorocarbon)及
び、CF2=CF2, CF4, C2F6, C3F8, C4F10、c-C4F8, c-C5F8
などからなる単結合及び二重結合を持つPFC(perfluoroc
arbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種のガ
スを含む項1〜13のいずれかに記載の成膜ガス。 項18. 項1〜15のいずれかに記載の成膜ガスのガ
スプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜を成膜する
ことを特徴とするプラズマ成膜方法。 項19. 項1〜15のいずれかに記載の成膜ガスのガ
スプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜の密度を調
整して成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 項20. 項16〜17のいずれかに記載の成膜ガスの
ガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜を成膜す
ることを特徴とするプラズマ成膜方法。 項21. 項16〜17のいずれかに記載の成膜ガスの
ガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜の密度を
調整して成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 項22. 項18〜21のいずれかに記載のプラズマ成
膜方法により得ることができるフルオロカーボンポリマ
ー膜。
スの層間絶縁膜、有機ELデバイス、バイオセンサーデ
バイス、マイクロマシンなどの保護膜ほかに使用するこ
とができるフルオロカーボンポリマー膜をプラズマ処理
することにより形成するための成膜ガス及びプラズマ成
膜方法を提供するものである。 項1. 一般式(1): Rfh=CXY (1) (RfhはCF3CF、CF3CHまたはCF2を示し、XおよびYは、同
一又は異なってF,Cl,Br,I,HまたはCaFbHc (a=1-4、b=0-
9,c=0-9, b+c=2a+1)を示す。)で表される少なくとも1
種以上のガスを含む成膜ガス。 項2. 一般式(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (RfはCF3CFあるいはCF2、d, eは同一又は異なって0,
1,2または3を示す。d+e<5)で表される化合物からな
る群から選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む項1
に記載の成膜ガス。 項3. CF3CF=CFCF3、CF3CF=CFCF2CF3及びCF3CF=C(C
F3)CF3からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む項
2に記載の成膜ガス。 項4. 二重結合を二つ有する一般式(3): CfFgHh(3) (f=4-7、g=1-12、h=0-11、g+h=2f-2を示す。)で表され
る化合物を少なくとも1種含む成膜ガス。 項5.(1) パーフロロメチル基CF3-を有しない二重結合
を二つ持つ化合物(CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, C
F2=CFCF2CF2CF=CF2); (2) 二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ
持つ化合物(CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=
CFCF2CF=CFCF3、CF3CF=C(CF3)CF=CF2); (3) 主鎖から分岐したパーフロロメチル基CF3-を有する
二重結合を二つ持つ化合物(CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C
(CF3)C(CF3)=CF2, CF2=CFCF(CF3)CF=CF2、CF2=CFCF 2C(CF
3)=CF2 、CF2=CFCF=C(CF3)2);及び (4) パーフロロメチル基CF3-よりも大きい基を有する二
重結合を二つ持つ化合物(CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(C
F2CF3)CF=CF2)からなる群から選ばれる少なくとも1種
以上のガスを含む項4に記載の成膜ガス。 項6. 一般式(4): CF3C≡CZ (4) (ZはF , I , HまたはCiFjHk (i=1-4、j=0-9、k=0-9、j
+k=2i+1)を示す。)で表される化合物を少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス。 項7. CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF及びCF3C≡CCF2CF3から
なる群から選ばれる少なくとも1種のガスを含む項6に
記載の成膜ガス。 項8. 項1〜3のいずれかに記載のガスの少なくとも
1種と項4または5に記載のガスの少なくとも1種を含
む成膜ガス。 項9. 項1〜3のいずれかに記載のガスの少なくとも
1種と項6または7に記載のガスの少なくとも1種を含
む成膜ガス。 項10. 項4または5に記載のガスの少なくとも1種
と項6または7に記載のガスの少なくとも1種を含む成
膜ガス。 項11. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
1〜3のいずれかに記載の成膜ガス。 項12. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
4〜5のいずれかに記載の成膜ガス。 項13. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C5F8
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む項
6〜7のいずれかに記載の成膜ガス。 項14. c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8、CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CF2、CF3C
F=CFCF3からなる少なくとも1種以上のガスをさらに含
む成膜ガス。 項15. CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=C
F2、CF3CF=CFCF3からなる少なくとも1種以上のガスを
含む成膜ガス。 項16. さらに希ガス、不活性ガス、NH3、H2、炭化
水素、O2、含酸素化合物、ハロゲン化合物、HFC(Hydrof
luorocarbon)及び、単結合及び二重結合を持つPFC(perf
luorocarbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1
種を含む項1〜13のいずれかに記載の成膜ガス。 項17. さらにHe、Ne、Ar、Xe、Krからなる群から選
ばれる希ガス、N2からなる不活性ガス、NH3、H2、CH4、
C2H6、C3H8、C2H4、C3H6などからなる炭化水素、O2、C
O、CO2、(CF3)2C=O、CF3CFOCF2、CF3OCF3などからなる
含酸素化合物、CF3I、CF3CF2I、(CF3)2CFI、CF3CF2CF
2I、CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3CF2CF2Br、CF3C
l、CF3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2Cl、CF2=CFI、CF2
=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CCl2、CF2=CBr2などか
らなるハロゲン化合物、CH2F2、CHF3、CHF3、CF3CHF2、
CHF2CHF2、CF3CH2F、CHF2CH2F、CF3CH3、CH2FCH2F、CF2
=CHF、CHF=CHF、CH2=CF2、CH2=CHF、CF3CH=CF2、CF3CH=C
H2、CH3CF=CH2などからなるHFC(Hydrofluorocarbon)及
び、CF2=CF2, CF4, C2F6, C3F8, C4F10、c-C4F8, c-C5F8
などからなる単結合及び二重結合を持つPFC(perfluoroc
arbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種のガ
スを含む項1〜13のいずれかに記載の成膜ガス。 項18. 項1〜15のいずれかに記載の成膜ガスのガ
スプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜を成膜する
ことを特徴とするプラズマ成膜方法。 項19. 項1〜15のいずれかに記載の成膜ガスのガ
スプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜の密度を調
整して成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 項20. 項16〜17のいずれかに記載の成膜ガスの
ガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜を成膜す
ることを特徴とするプラズマ成膜方法。 項21. 項16〜17のいずれかに記載の成膜ガスの
ガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜の密度を
調整して成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 項22. 項18〜21のいずれかに記載のプラズマ成
膜方法により得ることができるフルオロカーボンポリマ
ー膜。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用する成膜ガスは、好
ましくは一般式(1): Rfh=CXY (1) (RfhはCF3CF、CF3CHまたはCF2を示し、XおよびYは、同
一又は異なってF,Cl,Br,I,HまたはCaFbHc (a=1-4、b=0-
9,c=0-9, b+c=2a+1)を示す。)で表される少なくとも1
種以上のガスを含む成膜ガス、より好ましくは一般式
(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (RfはCF3CFあるいはCF2、d, eは同一又は異なって0,
1,2または3を示す。d+e<5) で表される化合物から
なる群から選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む成
膜ガス、特に好ましくはCF3CF=CFCF3、CF3CF=CFCF2C
F3、CF3CF=C(CF3)CF3の少なくとも一種を含む成膜ガス
である。
ましくは一般式(1): Rfh=CXY (1) (RfhはCF3CF、CF3CHまたはCF2を示し、XおよびYは、同
一又は異なってF,Cl,Br,I,HまたはCaFbHc (a=1-4、b=0-
9,c=0-9, b+c=2a+1)を示す。)で表される少なくとも1
種以上のガスを含む成膜ガス、より好ましくは一般式
(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (RfはCF3CFあるいはCF2、d, eは同一又は異なって0,
1,2または3を示す。d+e<5) で表される化合物から
なる群から選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む成
膜ガス、特に好ましくはCF3CF=CFCF3、CF3CF=CFCF2C
F3、CF3CF=C(CF3)CF3の少なくとも一種を含む成膜ガス
である。
【0008】さらに、本発明で使用する成膜ガスは、二
重結合を二つ有する一般式(3): CfFgHh(3) (f=4-7、g=1-12、h=0-11、g+h=2f-2を示す。)で表され
る化合物を少なくとも1種含む成膜ガス、好ましくは
(1)パーフロロメチル基CF3-を有しない二重結合を二つ
持つ化合物(例えばCF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, C
F2=CFCF2CF2CF=CF2)、(2)二重結合に直接結合したCF3C
F部分と二重結合を二つ持つ化合物(例えば、CF3CF=CFC
F=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF3、CF3CF=
C(CF3)CF=CF 2)、(3)主鎖から分岐したパーフロロメチ
ル基CF3-を有する二重結合を二つ持つ化合物(例えば、
CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)C(CF3)=CF2, ,CF2=CFCF
(CF3)CF=CF2、CF2=CFCF2C(CF3)=CF2 、CF2=CFCF=C(C
F3)2)、及び、(4)パーフロロメチル基CF3-よりも大き
い基を有する二重結合を二つ持つ化合物(例えば、CF3C
F2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=CF2)からなる群から
選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む成膜ガスを含
む。
重結合を二つ有する一般式(3): CfFgHh(3) (f=4-7、g=1-12、h=0-11、g+h=2f-2を示す。)で表され
る化合物を少なくとも1種含む成膜ガス、好ましくは
(1)パーフロロメチル基CF3-を有しない二重結合を二つ
持つ化合物(例えばCF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, C
F2=CFCF2CF2CF=CF2)、(2)二重結合に直接結合したCF3C
F部分と二重結合を二つ持つ化合物(例えば、CF3CF=CFC
F=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF3、CF3CF=
C(CF3)CF=CF 2)、(3)主鎖から分岐したパーフロロメチ
ル基CF3-を有する二重結合を二つ持つ化合物(例えば、
CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)C(CF3)=CF2, ,CF2=CFCF
(CF3)CF=CF2、CF2=CFCF2C(CF3)=CF2 、CF2=CFCF=C(C
F3)2)、及び、(4)パーフロロメチル基CF3-よりも大き
い基を有する二重結合を二つ持つ化合物(例えば、CF3C
F2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=CF2)からなる群から
選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む成膜ガスを含
む。
【0009】さらにまた、本発明において、好ましくは
一般式(4): CF3C≡CZ (4) (ZはF , I , HまたはCiFjHk (i=1-4、j=0-9、k=0-9、j
+k=2i+1)を示す。)で表される化合物を少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス、特に好ましくは、CF 3C≡CC
F3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2CF3を少なくとも1種以上
のガスを含む成膜ガスである。
一般式(4): CF3C≡CZ (4) (ZはF , I , HまたはCiFjHk (i=1-4、j=0-9、k=0-9、j
+k=2i+1)を示す。)で表される化合物を少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス、特に好ましくは、CF 3C≡CC
F3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2CF3を少なくとも1種以上
のガスを含む成膜ガスである。
【0010】該成膜ガスは、二重結合を一つ有する分
子構造、単結合を介して二重結合を二つ有する分子構
造、三重結合を有する分子構造を持つガスに分類でき
る。以下にこれらの特徴を述べる。
子構造、単結合を介して二重結合を二つ有する分子構
造、三重結合を有する分子構造を持つガスに分類でき
る。以下にこれらの特徴を述べる。
【0011】二重結合を一つ有する分子構造を持つ成膜
ガス、特にCF3CF、CF2部分を有するものは、高密度で平
坦なフルオロカーボンポリマー膜を形成する特徴を持っ
ている。
ガス、特にCF3CF、CF2部分を有するものは、高密度で平
坦なフルオロカーボンポリマー膜を形成する特徴を持っ
ている。
【0012】単結合を介して二重結合を二つ有する分子
構造を持つ成膜ガスでは、密度の小さいフルオロカーボ
ンポリマー膜を形成する。ただし、CF3CF部分を有する
とその分膜密度は多少高くなる。
構造を持つ成膜ガスでは、密度の小さいフルオロカーボ
ンポリマー膜を形成する。ただし、CF3CF部分を有する
とその分膜密度は多少高くなる。
【0013】三重結合を有する分子構造を持つガスで
は、CF3C部分に由来する密度が高く平坦な膜の性質とC
≡Cに由来する炭素濃度の大きい硬い膜の両方の性質を
併せ持ったフルオロカーボンポリマー膜を形成する。
は、CF3C部分に由来する密度が高く平坦な膜の性質とC
≡Cに由来する炭素濃度の大きい硬い膜の両方の性質を
併せ持ったフルオロカーボンポリマー膜を形成する。
【0014】これらの〜の3種類の成膜ガスを単独
あるいは混合して使用することにより、表面の粗さや膜
の密度を制御したフルオロカーボンポリマー膜を形成で
きる。
あるいは混合して使用することにより、表面の粗さや膜
の密度を制御したフルオロカーボンポリマー膜を形成で
きる。
【0015】表面の粗さの小さい膜ほど微細なパターン
への埋め込み性が優れている。また、膜密度の制御によ
り比誘電率をコントロールすることもできる。例えば、
及び/又はのガスを使用し微細なパターンへの埋め
込み堆積を行った後、及び又のガスを使用して密度
が小さくて硬い膜を形成する事により、膜質の硬い低誘
電率膜を形成する事ができる。これに限らず、用途や形
状に応じた成膜が可能である。
への埋め込み性が優れている。また、膜密度の制御によ
り比誘電率をコントロールすることもできる。例えば、
及び/又はのガスを使用し微細なパターンへの埋め
込み堆積を行った後、及び又のガスを使用して密度
が小さくて硬い膜を形成する事により、膜質の硬い低誘
電率膜を形成する事ができる。これに限らず、用途や形
状に応じた成膜が可能である。
【0016】これらの成膜ガスの特徴の詳細を以下に示
す。
す。
【0017】 二重結合を一つ有する分子構造をもつ
フルオロカーボン系の成膜ガスでは、プラズマ中で、二
重結合が解離しやすい。二重結合の両端に結合していた
フラグメントからラジカルを生じやすい。このラジカル
により、密度の高い平坦なフルオロカーボンポリマー膜
を形成することができる。特に、CF3CF=のような構造を
持つ分子、例えば、CF3CF=CFCF3ではc-C4F8よりもフル
オロカーボン膜の平坦性も2倍以上向上し、膜密度も1n
mあたり1.1倍高い。これらはCF3CFフラグメントと結合
力の弱い二重結合で構成する構造の分子から、高分子ラ
ジカルが少なく、CF3CFに由来するラジカルが密度の高
い平坦なフルオロカーボンを形成することを意味してい
る。この様に、二重結合を持ち特にCF3CFを有するフル
オロカーボン系の成膜ガスは、高密度で平坦な膜を形成
する特徴を持っている。
フルオロカーボン系の成膜ガスでは、プラズマ中で、二
重結合が解離しやすい。二重結合の両端に結合していた
フラグメントからラジカルを生じやすい。このラジカル
により、密度の高い平坦なフルオロカーボンポリマー膜
を形成することができる。特に、CF3CF=のような構造を
持つ分子、例えば、CF3CF=CFCF3ではc-C4F8よりもフル
オロカーボン膜の平坦性も2倍以上向上し、膜密度も1n
mあたり1.1倍高い。これらはCF3CFフラグメントと結合
力の弱い二重結合で構成する構造の分子から、高分子ラ
ジカルが少なく、CF3CFに由来するラジカルが密度の高
い平坦なフルオロカーボンを形成することを意味してい
る。この様に、二重結合を持ち特にCF3CFを有するフル
オロカーボン系の成膜ガスは、高密度で平坦な膜を形成
する特徴を持っている。
【0018】 単結合を介して二重結合を二つ有する
分子構造をもつフルオロカーボン系の成膜ガスでは、分
子中の二重結合は安定である。そのため、プラズマ中で
も容易に解離せず、プラズマの電子温度を高くする傾向
がある。この様なプラズマ中で、例えば、CF2=CFCF=C
F2、CF3CF=CFCF=CF2などの二つの二重結合のいずれかの
結合が切れると、ひとつの小さいフラグメントCF2、CF3
CFは、電子温度が高いため、解離が進行してCF+イオン
を生じやすい。ただし、CF3CFからはCF3 +も多く発生す
る。もう一つのフラグメントは二重結合を持っているの
で安定化し大きなフラグメントのまま存在しやすい。例
えば、CF2=CFCF=CF2では左右対称な二重結合なのでCF2
とCFCF=CF2に解離し、CF3CF=CFCF=CF2は非対称であるの
で、CF3CF=CFCFとCF2あるいはCF3CFとCFCF=CF2に解離す
る。このとき生じる比較的大きなフラグメントCF3CF=CF
CF、CFCF=CF2は、これらに由来する比較的大きな、例え
ばCF3CF=CFCF、CFCF=CF2のようなラジカルを生じる。こ
れらのラジカルは構造上大きく、成膜中に堆積するフル
オロカーボンポリマー膜は立体構造を形成しやすい。そ
のため堆積したフルオロカーボンポリマー膜は、粗く密
度の小さい膜になる。
分子構造をもつフルオロカーボン系の成膜ガスでは、分
子中の二重結合は安定である。そのため、プラズマ中で
も容易に解離せず、プラズマの電子温度を高くする傾向
がある。この様なプラズマ中で、例えば、CF2=CFCF=C
F2、CF3CF=CFCF=CF2などの二つの二重結合のいずれかの
結合が切れると、ひとつの小さいフラグメントCF2、CF3
CFは、電子温度が高いため、解離が進行してCF+イオン
を生じやすい。ただし、CF3CFからはCF3 +も多く発生す
る。もう一つのフラグメントは二重結合を持っているの
で安定化し大きなフラグメントのまま存在しやすい。例
えば、CF2=CFCF=CF2では左右対称な二重結合なのでCF2
とCFCF=CF2に解離し、CF3CF=CFCF=CF2は非対称であるの
で、CF3CF=CFCFとCF2あるいはCF3CFとCFCF=CF2に解離す
る。このとき生じる比較的大きなフラグメントCF3CF=CF
CF、CFCF=CF2は、これらに由来する比較的大きな、例え
ばCF3CF=CFCF、CFCF=CF2のようなラジカルを生じる。こ
れらのラジカルは構造上大きく、成膜中に堆積するフル
オロカーボンポリマー膜は立体構造を形成しやすい。そ
のため堆積したフルオロカーボンポリマー膜は、粗く密
度の小さい膜になる。
【0019】このような知見は、二重結合を二つ有する
成膜ガスを用いたフルオロカーボンポリマー膜の形成の
制御に役立つ。本発明で示した二重結合を二つ有する成
膜ガスの主なものを例に挙げて大きく以下の四つに分類
した。 (1) パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二
つ持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, CF2=CFCF2CF2CF=CF2
などが例示される。 (2) 二重結合に直接結合したCF3CF部分を有する二重結
合を二つ持つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF
3、CF3CF=C(CF3)CF=CF2などが例示される。 (3) 主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有す
る二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)C(CF3)=CF2,CF2=CFCF(C
F3)CF=CF2、CF2=CFCF2C(CF3)=CF2 、CF2=CFCF=C(CF3)2な
どが例示される。 (4) パーフロロメチル基-CF3よりも大きい基を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=CF2などが例示さ
れる。
成膜ガスを用いたフルオロカーボンポリマー膜の形成の
制御に役立つ。本発明で示した二重結合を二つ有する成
膜ガスの主なものを例に挙げて大きく以下の四つに分類
した。 (1) パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二
つ持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, CF2=CFCF2CF2CF=CF2
などが例示される。 (2) 二重結合に直接結合したCF3CF部分を有する二重結
合を二つ持つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF
3、CF3CF=C(CF3)CF=CF2などが例示される。 (3) 主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有す
る二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)C(CF3)=CF2,CF2=CFCF(C
F3)CF=CF2、CF2=CFCF2C(CF3)=CF2 、CF2=CFCF=C(CF3)2な
どが例示される。 (4) パーフロロメチル基-CF3よりも大きい基を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=CF2などが例示さ
れる。
【0020】(1)のパーフロロメチル基-CF3を有しない
二重結合を二つ持つ化合物は、上述のように、CFCF=CF2
由来する高分子ラジカル(骨格の炭素が3個以上のラジカ
ル)による密度の低いフルオロカーボンポリマー膜を形
成する。すなわち、分子を大きくし、CF2=CFCF2CF=CF2,
CF2=CFCF2CF2CF=CF2を成膜ガスに用いると、フルオロ
カーボンポリマー膜はさらに密度の低い膜を形成する。
二重結合を二つ持つ化合物は、上述のように、CFCF=CF2
由来する高分子ラジカル(骨格の炭素が3個以上のラジカ
ル)による密度の低いフルオロカーボンポリマー膜を形
成する。すなわち、分子を大きくし、CF2=CFCF2CF=CF2,
CF2=CFCF2CF2CF=CF2を成膜ガスに用いると、フルオロ
カーボンポリマー膜はさらに密度の低い膜を形成する。
【0021】(2)の二重結合に直接結合したCF3CF部分を
有する二重結合を二つ持つ化合物でも、上述のように、
これらのラジカルは構造上大きく、成膜中に堆積するフ
ルオロカーボンポリマー膜は立体構造を形成しやすい。
そのため堆積したフルオロカーボンポリマー膜は、粗く
密度の小さい膜になる。しかし、CF3CFフラグメントか
らは先に示したように、CF3CFフラグメントに由来する
ラジカルにより密度の高いフルオロカーボンポリマー膜
を堆積させる。分子中にCF3CFフラグメントを有する数
により膜密度を制御できる。
有する二重結合を二つ持つ化合物でも、上述のように、
これらのラジカルは構造上大きく、成膜中に堆積するフ
ルオロカーボンポリマー膜は立体構造を形成しやすい。
そのため堆積したフルオロカーボンポリマー膜は、粗く
密度の小さい膜になる。しかし、CF3CFフラグメントか
らは先に示したように、CF3CFフラグメントに由来する
ラジカルにより密度の高いフルオロカーボンポリマー膜
を堆積させる。分子中にCF3CFフラグメントを有する数
により膜密度を制御できる。
【0022】(3)の主鎖から分岐したパーフロロメチル
基-CF3を有する二重結合を二つ持つ化合物では、枝分か
れしているので、さらに大きな立体構造をもつラジカル
を発生し、より密度の低いフルオロカーボンポリマー膜
を形成する。
基-CF3を有する二重結合を二つ持つ化合物では、枝分か
れしているので、さらに大きな立体構造をもつラジカル
を発生し、より密度の低いフルオロカーボンポリマー膜
を形成する。
【0023】(4)のパーフロロメチル基-CF3よりも大き
い基を有する二重結合を二つ持つ化合物では高分子ラジ
カルにより密度は中程度のフルオロカーボンポリマー膜
を形成する。
い基を有する二重結合を二つ持つ化合物では高分子ラジ
カルにより密度は中程度のフルオロカーボンポリマー膜
を形成する。
【0024】 三重結合を有する分子構造を持つフル
オロカーボン系の成膜ガスでは、特に好ましい該成膜ガ
ス、例えば、CF3C≡CCF3のプラズマでは、CF3 +イオンと
CF3CおよびC≡Cフラグメントから発生する低分子のラジ
カルをそれぞれ多く含んでいる。CF3Cフラグメントから
発生するラジカルは密度の高い平坦なフルオロカーボン
ポリマー膜を形成し、C≡Cフラグメントから発生するラ
ジカルは炭素成分の多い硬いフルオロカーボンポリマー
膜を形成する。これらのラジカルにより形成されたフル
オロカーボンポリマー膜は、密度が高い性質と炭素成分
が多く硬い性質の両方を併せ持った膜となる。
オロカーボン系の成膜ガスでは、特に好ましい該成膜ガ
ス、例えば、CF3C≡CCF3のプラズマでは、CF3 +イオンと
CF3CおよびC≡Cフラグメントから発生する低分子のラジ
カルをそれぞれ多く含んでいる。CF3Cフラグメントから
発生するラジカルは密度の高い平坦なフルオロカーボン
ポリマー膜を形成し、C≡Cフラグメントから発生するラ
ジカルは炭素成分の多い硬いフルオロカーボンポリマー
膜を形成する。これらのラジカルにより形成されたフル
オロカーボンポリマー膜は、密度が高い性質と炭素成分
が多く硬い性質の両方を併せ持った膜となる。
【0025】本発明の成膜ガスにおいて、分子中に水素
(H)やメチル基(-CH3)を含む本発明の成膜ガスは、プ
ラズマ中で発生したHがフッ素FをHFとして除去し、炭素
濃度の高いフルオロカーボン膜を形成する。また、Hを
含んだガスは分子量が小さいため、プラズマCVD装置に
ガスとして供給しやすい利点もある。Hを含むことによ
り、被堆積面との密着性も良くなる。フルオロカーボン
分子中のフッ素が、臭素、ヨウ素などと置換された化合
物では、フルオロカーボン分子中のフッ素を、塩素、臭
素、ヨウ素に置換することにより、結合が弱くなるので
高い電子密度と低い電子温度のプラズマを発生しやすく
なる。電子密度が高いほどラジカル量が多くなり、電子
温度が低く抑えられると過剰な解離を抑制でき、成膜に
必要なCF2ラジカルや高分子ラジカルなどを得やすくな
る。この様な効果が最も大きいのがヨウ素である。しか
し、分子量が大きくなるので、ガスとして供給しにくく
ならない程度の量を置換するのが望ましい。この種の置
換は低分子の成膜ガスにおいて有効である。
(H)やメチル基(-CH3)を含む本発明の成膜ガスは、プ
ラズマ中で発生したHがフッ素FをHFとして除去し、炭素
濃度の高いフルオロカーボン膜を形成する。また、Hを
含んだガスは分子量が小さいため、プラズマCVD装置に
ガスとして供給しやすい利点もある。Hを含むことによ
り、被堆積面との密着性も良くなる。フルオロカーボン
分子中のフッ素が、臭素、ヨウ素などと置換された化合
物では、フルオロカーボン分子中のフッ素を、塩素、臭
素、ヨウ素に置換することにより、結合が弱くなるので
高い電子密度と低い電子温度のプラズマを発生しやすく
なる。電子密度が高いほどラジカル量が多くなり、電子
温度が低く抑えられると過剰な解離を抑制でき、成膜に
必要なCF2ラジカルや高分子ラジカルなどを得やすくな
る。この様な効果が最も大きいのがヨウ素である。しか
し、分子量が大きくなるので、ガスとして供給しにくく
ならない程度の量を置換するのが望ましい。この種の置
換は低分子の成膜ガスにおいて有効である。
【0026】本発明の一般式(1): Rfh=CXY (1) (式中、Rfh、X、Yは前記に定義されたとおりであ
る。)で表される成膜ガスとしては、具体的には、CF3C
F=CFCF3、CF3CF=CF2、CF3CF=C(CF3)2、CF3CF=C(C
2F5) 2、CF3CF=C(C3F7)2、CF3CF=C(CF3)(C3F7)、CF3CF=C
(C2F5)(C3F7)、CF3CF=C(CF3)(C2F5)、CF3CF=CFC2F5、CF
3CF=CFC3F7、CF3CF=CFCl、CF3CF=CClCF3、CF3CF=CBrC
F3、CF3CF=CFBr、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3、CF3CF=C
H2、CF3CF=CHF、CF3CF=CHCF 3、CF3CF=CHC2F5、CF3CF=CH
C3F7、CF3CF=CCHF2CF3、CF3CF=CCHF2C2F5、CF3CF=CCHF2
C3F7、CF3CF=CCH2FCF3、CF3CF=CCH2FC2F5、CF3CF=CCH2F
C3F7、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、CF3CF=CCH3C2F5、
CF3CF=CCH3C3F7、CF3CF=CCHFCF3F、CF3CF=CCHFCF3CF3、
CF3CF=CCHFCF3C2F5、CF3CF=CCHFCF3C3F7、CF3CF=CCF2CH
F2、CF3CF=CCF 2CHF2CF3、CF3CF=CCF2CHF2C2F5、CF3CH=C
FCF3、CF3CH=C(CF3)2、CF3CH=C(C2F5)2、CF3CH=C(C3F7)
2、CF3CH=C(CF3)(C3F7)、CF3CH=C(C2F5)(C3F7)、CF3CH=
C(CF3)(C2F5)、CF3CH=CFC2F5、CF3CH=CFC3F7、CF3CH=CF
Cl、CF3CH=CClCF3、CF3CH=CBrCF 3、CF3CH=CFBr、CF3CH=
CFI、CF3CH=CICF3、CF3CH=CH2、CF3CH=CHF、CF3CH=CHCF
3、CF3CH=CHC2F5、CF3CH=CHC3F7、CF3CH=CCHF2CF3、CF3
CH=CCHF2C2F5、CF3CH=CCHF2C3F7、CF3CH=CCH2FCF3、CF3
CH=CCH2FC2F5、CF3CH=CCH2FC3F7、CF3CH=CCH3F、CF3CH=
CCH3CF3、CF3CH=CCH3C2F5、CF3CH=CCH3C3F7、CF3CH=CCH
FCF3F、CF3CH=CCHFCF3CF3、CF3CH=CCHFCF3C2F5、CF3CH=
CCHFCF3C3F7、CF3CH=CCF2CHF2、CF3CH=CCF2CHF2CF3、CF
3CH=CCF2CHF2C2F5、が例示される。本発明の一般式
(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (式中、Rf、d、eは前記に定義されたとおりである。)
で表される成膜ガスとしては、具体的には、CF3CF=CFCF
3、CF3CF=CF2、CF3CF=CFC2F5、CF3CF=CFC3F7、CF 3CF=C
(CF3)2、CF3CF=C(CF3)(C2F5)、CF3CF=C(CF3)(C3F7)、CF
3CF=C(C2F5)2、CF3CF=C(C2F5)(C3F7)、CF3CF=C(C
3F7)2、CF3CF=CH2、CF3CF=CHF、CF3CF=CHCF3、CF3CF=CH
C2F5、CF3CF=CHC3F7、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、CF
3CF=CCH3C2F5、CF3CF=CCH3C3F7、CF3CF=CC2H5F、CF3CF=
CC2H5CF3、CF3CF=CC2H5C2F5、CF3CF=CC2H5C 3F7、CF3CF=
CC3H7F、CF3CF=CC3H7CF3、CF3CF=CC3H7C2F5、CF3CF=CC3
H7C3F7、CF3CF=CFCl、CF3CF=CClCF3、CF3CF=CBrCF3、CF
3CF=CFBr、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3が例示される本発明
の好ましい成膜ガスとしては、CF3CF=CFCF3、CF3CF=C
F2、CF3CF=CFC2F5、CF3CF=C(CF3)2、CF3CF=C(CF3)(C
2F5)、CF3CF=C(C2F5)2、CF3CF=CH2、CF3CF=CHF、CF3CF=
CHCF3、CF3CF=CHC2F5、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、C
F3CF=CCH3C2F5、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3が例示され
る。
る。)で表される成膜ガスとしては、具体的には、CF3C
F=CFCF3、CF3CF=CF2、CF3CF=C(CF3)2、CF3CF=C(C
2F5) 2、CF3CF=C(C3F7)2、CF3CF=C(CF3)(C3F7)、CF3CF=C
(C2F5)(C3F7)、CF3CF=C(CF3)(C2F5)、CF3CF=CFC2F5、CF
3CF=CFC3F7、CF3CF=CFCl、CF3CF=CClCF3、CF3CF=CBrC
F3、CF3CF=CFBr、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3、CF3CF=C
H2、CF3CF=CHF、CF3CF=CHCF 3、CF3CF=CHC2F5、CF3CF=CH
C3F7、CF3CF=CCHF2CF3、CF3CF=CCHF2C2F5、CF3CF=CCHF2
C3F7、CF3CF=CCH2FCF3、CF3CF=CCH2FC2F5、CF3CF=CCH2F
C3F7、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、CF3CF=CCH3C2F5、
CF3CF=CCH3C3F7、CF3CF=CCHFCF3F、CF3CF=CCHFCF3CF3、
CF3CF=CCHFCF3C2F5、CF3CF=CCHFCF3C3F7、CF3CF=CCF2CH
F2、CF3CF=CCF 2CHF2CF3、CF3CF=CCF2CHF2C2F5、CF3CH=C
FCF3、CF3CH=C(CF3)2、CF3CH=C(C2F5)2、CF3CH=C(C3F7)
2、CF3CH=C(CF3)(C3F7)、CF3CH=C(C2F5)(C3F7)、CF3CH=
C(CF3)(C2F5)、CF3CH=CFC2F5、CF3CH=CFC3F7、CF3CH=CF
Cl、CF3CH=CClCF3、CF3CH=CBrCF 3、CF3CH=CFBr、CF3CH=
CFI、CF3CH=CICF3、CF3CH=CH2、CF3CH=CHF、CF3CH=CHCF
3、CF3CH=CHC2F5、CF3CH=CHC3F7、CF3CH=CCHF2CF3、CF3
CH=CCHF2C2F5、CF3CH=CCHF2C3F7、CF3CH=CCH2FCF3、CF3
CH=CCH2FC2F5、CF3CH=CCH2FC3F7、CF3CH=CCH3F、CF3CH=
CCH3CF3、CF3CH=CCH3C2F5、CF3CH=CCH3C3F7、CF3CH=CCH
FCF3F、CF3CH=CCHFCF3CF3、CF3CH=CCHFCF3C2F5、CF3CH=
CCHFCF3C3F7、CF3CH=CCF2CHF2、CF3CH=CCF2CHF2CF3、CF
3CH=CCF2CHF2C2F5、が例示される。本発明の一般式
(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (式中、Rf、d、eは前記に定義されたとおりである。)
で表される成膜ガスとしては、具体的には、CF3CF=CFCF
3、CF3CF=CF2、CF3CF=CFC2F5、CF3CF=CFC3F7、CF 3CF=C
(CF3)2、CF3CF=C(CF3)(C2F5)、CF3CF=C(CF3)(C3F7)、CF
3CF=C(C2F5)2、CF3CF=C(C2F5)(C3F7)、CF3CF=C(C
3F7)2、CF3CF=CH2、CF3CF=CHF、CF3CF=CHCF3、CF3CF=CH
C2F5、CF3CF=CHC3F7、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、CF
3CF=CCH3C2F5、CF3CF=CCH3C3F7、CF3CF=CC2H5F、CF3CF=
CC2H5CF3、CF3CF=CC2H5C2F5、CF3CF=CC2H5C 3F7、CF3CF=
CC3H7F、CF3CF=CC3H7CF3、CF3CF=CC3H7C2F5、CF3CF=CC3
H7C3F7、CF3CF=CFCl、CF3CF=CClCF3、CF3CF=CBrCF3、CF
3CF=CFBr、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3が例示される本発明
の好ましい成膜ガスとしては、CF3CF=CFCF3、CF3CF=C
F2、CF3CF=CFC2F5、CF3CF=C(CF3)2、CF3CF=C(CF3)(C
2F5)、CF3CF=C(C2F5)2、CF3CF=CH2、CF3CF=CHF、CF3CF=
CHCF3、CF3CF=CHC2F5、CF3CF=CCH3F、CF3CF=CCH3CF3、C
F3CF=CCH3C2F5、CF3CF=CFI、CF3CF=CICF3が例示され
る。
【0027】本発明で使用する分子中に二重結合を二つ
有する一般式(3): CfFgHh(3) (式中、f、g、hは前記に定義されたとおりである。)で
表される化合物として、具体的には、 (1) パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CHCF=CF2、CHF=CFCF=CF2、CF2=CHCH
=CF2 CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF=CF
2 , CF2=CHCF2CH=CF2 ,CF2=CFCH2CF=CF2 ,CF2=CFCF2CF2
CF=CF2 , CF2=CHCF2CF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF2CH=CF2 ,
CF2=CHCHFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF2CH=CF2 , CF2=CFC
H2CF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCHFCF=CF2など、好ましくは、
CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CFCF2CF2CF=CF2
が例示される; (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CHCF=CF2、CF3CH=CFCF=CF2、CF
3CF=CHCH=CF2、CF3CH=CFCH=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF
3CF=CHCF=CFCF3, CF3CH=CFCF=CFCF3, CF3CF=CHCH=CFC
F3,CF3CH=CHCF=CFCF3,CF3CH=CFCF=CHCF3,CF2=CFCF2CF=C
FCF3, CF2=CHCF2CF=CFCF3, CF2=CFCHF2CF=CFCF3CF2=CFC
F2CF=CHCF3,CF2=CHCF2CH=CFCF3,CF2=CFCH2CF=CFCF3 ,CF2=CHCF2CF=CHCF3, CF2=CFCHFCF=CHCF3 CF3CF=C(CF3)CF=CF2,CF3CF=C(CF3)CH=CF2 ,CF3CH=C(C
F3)CF=CF2 ,CF3CH=C(CF3)CH=CF2など、好ましくはCF3CF
=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF3, CF
3CF=C(CF3)CF=CF2が例示される; (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)CH=CF2 , CF2=C(CHF2)CF
=CF2 ,,CF2=C(CHF2)CH=CF2,CF2=C(CH2F)CF=CF2,CF2=C(C
F3)C(CF3)=CF2、CF2=C(CHF2)C(CF3)=CF2,CF2=C(CHF2)C
(CHF2)=CF2,CF2=C(CH2F)C(CF3)=CF2 CF2=CFCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CHCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CF
CH(CF3)CF=CF2 , CF2=CFCF(CF3)CH=CF2 , CF2=CHCH(C
F3)CF=CF2 , CF2=CHCF(CF3)CH=CF2 , CF2=CFCH(CF3)CH=
CF2 ,CF2=CFCF2C(CF3)=CF2, CF2=CHCF2C(CF3)=CF2, CF2
=CFCHFC(CF3)=CF2,CF2=CFCH2C(CF3)=CF2,CF2=CHCHFC(CF
3)=CF2,CF2=CFCF=C(CF3)2 , CF2=CHCF=C(CF3)2 , CF2=C
FCF=C(CHF2)(CF3) , CF2=CHCH=C(CF3)2 , CF2=CFCF=C(C
F3)(CH2F)など、好ましくはCF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(C
F 3)C(CF3)=CF2、CF2=CFCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CFCF2C(CF
3)=CF2, CF2=CFCF=C(CF3) 2 が例示される; (4)パーフロロメチル基-CF3よりも大きい基を有する二
重結合を二つ持つ化合物 CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF3CF2CF=CHCF=CF2, CF3CF2CF=CFC
H=CF2, CF3CF2CF=CHCH=CF2, CF3CF2CH=CHCF=CF2, CF3CF
2CH=CFCH=CF2,CF2=C(CF2CF3)CF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CH=
CF2, CF2=C(CHFCF3)CF=CF2, CF2=C(CHFCF3)CH=CF2な
ど、好ましくはCF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=C
F2が例示される。
有する一般式(3): CfFgHh(3) (式中、f、g、hは前記に定義されたとおりである。)で
表される化合物として、具体的には、 (1) パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CHCF=CF2、CHF=CFCF=CF2、CF2=CHCH
=CF2 CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF=CF
2 , CF2=CHCF2CH=CF2 ,CF2=CFCH2CF=CF2 ,CF2=CFCF2CF2
CF=CF2 , CF2=CHCF2CF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF2CH=CF2 ,
CF2=CHCHFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF2CH=CF2 , CF2=CFC
H2CF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCHFCF=CF2など、好ましくは、
CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CFCF2CF2CF=CF2
が例示される; (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CHCF=CF2、CF3CH=CFCF=CF2、CF
3CF=CHCH=CF2、CF3CH=CFCH=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF
3CF=CHCF=CFCF3, CF3CH=CFCF=CFCF3, CF3CF=CHCH=CFC
F3,CF3CH=CHCF=CFCF3,CF3CH=CFCF=CHCF3,CF2=CFCF2CF=C
FCF3, CF2=CHCF2CF=CFCF3, CF2=CFCHF2CF=CFCF3CF2=CFC
F2CF=CHCF3,CF2=CHCF2CH=CFCF3,CF2=CFCH2CF=CFCF3 ,CF2=CHCF2CF=CHCF3, CF2=CFCHFCF=CHCF3 CF3CF=C(CF3)CF=CF2,CF3CF=C(CF3)CH=CF2 ,CF3CH=C(C
F3)CF=CF2 ,CF3CH=C(CF3)CH=CF2など、好ましくはCF3CF
=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=CFCF2CF=CFCF3, CF
3CF=C(CF3)CF=CF2が例示される; (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)CH=CF2 , CF2=C(CHF2)CF
=CF2 ,,CF2=C(CHF2)CH=CF2,CF2=C(CH2F)CF=CF2,CF2=C(C
F3)C(CF3)=CF2、CF2=C(CHF2)C(CF3)=CF2,CF2=C(CHF2)C
(CHF2)=CF2,CF2=C(CH2F)C(CF3)=CF2 CF2=CFCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CHCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CF
CH(CF3)CF=CF2 , CF2=CFCF(CF3)CH=CF2 , CF2=CHCH(C
F3)CF=CF2 , CF2=CHCF(CF3)CH=CF2 , CF2=CFCH(CF3)CH=
CF2 ,CF2=CFCF2C(CF3)=CF2, CF2=CHCF2C(CF3)=CF2, CF2
=CFCHFC(CF3)=CF2,CF2=CFCH2C(CF3)=CF2,CF2=CHCHFC(CF
3)=CF2,CF2=CFCF=C(CF3)2 , CF2=CHCF=C(CF3)2 , CF2=C
FCF=C(CHF2)(CF3) , CF2=CHCH=C(CF3)2 , CF2=CFCF=C(C
F3)(CH2F)など、好ましくはCF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(C
F 3)C(CF3)=CF2、CF2=CFCF(CF3)CF=CF2 , CF2=CFCF2C(CF
3)=CF2, CF2=CFCF=C(CF3) 2 が例示される; (4)パーフロロメチル基-CF3よりも大きい基を有する二
重結合を二つ持つ化合物 CF3CF2CF=CFCF=CF2, CF3CF2CF=CHCF=CF2, CF3CF2CF=CFC
H=CF2, CF3CF2CF=CHCH=CF2, CF3CF2CH=CHCF=CF2, CF3CF
2CH=CFCH=CF2,CF2=C(CF2CF3)CF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CH=
CF2, CF2=C(CHFCF3)CF=CF2, CF2=C(CHFCF3)CH=CF2な
ど、好ましくはCF3CF2CF=CFCF=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=C
F2が例示される。
【0028】一般式(3)の好ましい化合物において、
fは4〜7の整数、特に好ましくは4〜6である。
fは4〜7の整数、特に好ましくは4〜6である。
【0029】gは1〜12の整数、特に好ましくは3〜12で
ある。
ある。
【0030】hは0〜11の整数、特に好ましくは0〜4で
ある。
ある。
【0031】本発明において、二重結合を二つ有する好
ましい化合物は、炭素数が5以下の (1)パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CHCF=CF2、CHF=CFCF=CF2、CF2=CHCH
=CF2 CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF=CF
2 , CF2=CHCF2CH=CF2 ,CF2=CFCH2CF=CF2、 (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CHCF=CF2、CF3CH=CFCF=CF2、CF
3CF=CHCH=CF2、CF3CH=CFCH=CF2、 (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)CH=CF2 , CF2=C(CHF2)CF
=CF2 ,,CF2=C(CHF2)CH=CF2,CF2=C(CH2F)CF=CF2,が例示
され、さらに好ましくは、 (1)パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2 (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, 最も特に好ましくはCF3CF=CFCF=CF2及び/又はCF2=CFCF
=CF2である。
ましい化合物は、炭素数が5以下の (1)パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CHCF=CF2、CHF=CFCF=CF2、CF2=CHCH
=CF2 CF2=CFCF2CF=CF2 , CF2=CHCF2CF=CF2 , CF2=CFCHFCF=CF
2 , CF2=CHCF2CH=CF2 ,CF2=CFCH2CF=CF2、 (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CHCF=CF2、CF3CH=CFCF=CF2、CF
3CF=CHCH=CF2、CF3CH=CFCH=CF2、 (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C(CF3)CH=CF2 , CF2=C(CHF2)CF
=CF2 ,,CF2=C(CHF2)CH=CF2,CF2=C(CH2F)CF=CF2,が例示
され、さらに好ましくは、 (1)パーフロロメチル基-CF3を有しない二重結合を二つ
持つ化合物 CF2=CFCF=CF2、CF2=CFCF2CF=CF2, (2)二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ持
つ化合物 CF3CF=CFCF=CF2 (3)主鎖から分岐したパーフロロメチル基-CF3を有する
二重結合を二つ持つ化合物 CF2=C(CF3)CF=CF2, 最も特に好ましくはCF3CF=CFCF=CF2及び/又はCF2=CFCF
=CF2である。
【0032】本発明で使用する他の成膜ガスは、フッ素
と炭素で基本骨格を形成し三重結合−C≡C−構造を有し
ながら、フッ素と炭素以外の原子を含んでも良い化合物
の少なくとも1種(以下、「成膜ガス成分」ということ
がある)を含むものであり好ましくは一般式(4): CF3C≡CZ (4) (Zは前記に定義されたとおりである。)で表される化
合物の少なくとも1種からなる。好ましい一般式(4)
の化合物としては、具体的には、 CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2CF3, CF3C≡CCF2C
F2CF3, CF3C≡CCF(CF3)CF3、CF3C≡CC(CF3)3,CF3C≡CC4
F9、CF3C≡CH、CF3C≡CI、CF3C≡CCHF2、CF3C≡CCH2F、
CF3C≡CCH3、CF3C≡CCHFCF3、CF3C≡CCH2CF3、CF3C≡CC
HFCF2CF3、CF3C≡CCH2CF2CF3、CF3C≡CCF2CHFCF3、CF3C
≡CCF2CH2CF3、CF3C≡CCHFCHFCF3、CF3C≡CCHFCH2CF3、
CF3C≡CCH2CHFCF3、CF3C≡CCH2CH2CF3、CF3C≡CCFCH2CH
2CF3、CF3C≡CCHCH2CH2CF3、CF3C≡CCHCHFCH2CF3、CF3C
≡CCFCH2CHFCF3、CF3C≡CCH(CF3)CF3 などが例示される一般式(4)の化合物において、iは1
〜4の整数、好ましくは1〜2である。jは0〜9の整数、
好ましくは3〜7である。kは0〜9の整数、好ましくは0
〜5である。
と炭素で基本骨格を形成し三重結合−C≡C−構造を有し
ながら、フッ素と炭素以外の原子を含んでも良い化合物
の少なくとも1種(以下、「成膜ガス成分」ということ
がある)を含むものであり好ましくは一般式(4): CF3C≡CZ (4) (Zは前記に定義されたとおりである。)で表される化
合物の少なくとも1種からなる。好ましい一般式(4)
の化合物としては、具体的には、 CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2CF3, CF3C≡CCF2C
F2CF3, CF3C≡CCF(CF3)CF3、CF3C≡CC(CF3)3,CF3C≡CC4
F9、CF3C≡CH、CF3C≡CI、CF3C≡CCHF2、CF3C≡CCH2F、
CF3C≡CCH3、CF3C≡CCHFCF3、CF3C≡CCH2CF3、CF3C≡CC
HFCF2CF3、CF3C≡CCH2CF2CF3、CF3C≡CCF2CHFCF3、CF3C
≡CCF2CH2CF3、CF3C≡CCHFCHFCF3、CF3C≡CCHFCH2CF3、
CF3C≡CCH2CHFCF3、CF3C≡CCH2CH2CF3、CF3C≡CCFCH2CH
2CF3、CF3C≡CCHCH2CH2CF3、CF3C≡CCHCHFCH2CF3、CF3C
≡CCFCH2CHFCF3、CF3C≡CCH(CF3)CF3 などが例示される一般式(4)の化合物において、iは1
〜4の整数、好ましくは1〜2である。jは0〜9の整数、
好ましくは3〜7である。kは0〜9の整数、好ましくは0
〜5である。
【0033】特に好ましい一般式(4)の化合物として
は、具体的には、CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2
CF3が例示される 本発明の成膜ガスは、希ガス、不活性ガス、NH3、H2、
炭化水素、O2、含酸素化合物、ハロゲン化合物、HFC(Hy
drofluorocarbon)及び二重結合を持つPFC(perfluorocar
bon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種(以
下、「併用ガス成分」ということがある)を混合して使
用することができる。
は、具体的には、CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF , CF3C≡CCF2
CF3が例示される 本発明の成膜ガスは、希ガス、不活性ガス、NH3、H2、
炭化水素、O2、含酸素化合物、ハロゲン化合物、HFC(Hy
drofluorocarbon)及び二重結合を持つPFC(perfluorocar
bon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種(以
下、「併用ガス成分」ということがある)を混合して使
用することができる。
【0034】具体的には、He、Ne、Ar、Xe、Krなどの希
ガス;N2などの不活性ガス;O2;CO、CO2などの含酸素
化合物ガス;CF3I、CF3CF2I、(CF3)2CFI、CF3CF2CF2I、
CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3CF2CF2Br、CF3Cl、C
F3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2Cl、CF2=CFI、CF2=CFC
l、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CCl2、CF2=CBr2などからな
るハロゲン化合物;及びCH2F2、CHF3、CHF3、CF3CHF2、
CHF2CHF2、CF3CH2F、CHF2CH2F、CF3CH3、CH2FCH2F、CH3C
HF2、CH3CH2F、CF3CF2CF2H、CF3CHFCF3、CHF2CF 2CHF2、C
F3CF2CH2F、CF2CHFCHF2、CF3CH2CF3、CHF2CF2CH2F、CF3C
F2CH3、CF3CH2CHF2、CH3CF2CHF2、CH3CHFCH3、CF2=CHF、C
HF=CHF、CH2=CF2、CH2=CHF、CF3CH=CF2、CF3CH=CH2、CH
3CF=CH2などからなるHFC(Hydrofluorocarbon)ガス及
び、CF2=CF 2, CF4, C2F6, C3F8, C4F10、c-C4F8, c-C5F8
などからなる単結合及び二重結合を持つPFC(perfluoroc
arbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種以上
の併用ガス成分を成膜ガス成分と混合して使用しても良
い。
ガス;N2などの不活性ガス;O2;CO、CO2などの含酸素
化合物ガス;CF3I、CF3CF2I、(CF3)2CFI、CF3CF2CF2I、
CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3CF2CF2Br、CF3Cl、C
F3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2Cl、CF2=CFI、CF2=CFC
l、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CCl2、CF2=CBr2などからな
るハロゲン化合物;及びCH2F2、CHF3、CHF3、CF3CHF2、
CHF2CHF2、CF3CH2F、CHF2CH2F、CF3CH3、CH2FCH2F、CH3C
HF2、CH3CH2F、CF3CF2CF2H、CF3CHFCF3、CHF2CF 2CHF2、C
F3CF2CH2F、CF2CHFCHF2、CF3CH2CF3、CHF2CF2CH2F、CF3C
F2CH3、CF3CH2CHF2、CH3CF2CHF2、CH3CHFCH3、CF2=CHF、C
HF=CHF、CH2=CF2、CH2=CHF、CF3CH=CF2、CF3CH=CH2、CH
3CF=CH2などからなるHFC(Hydrofluorocarbon)ガス及
び、CF2=CF 2, CF4, C2F6, C3F8, C4F10、c-C4F8, c-C5F8
などからなる単結合及び二重結合を持つPFC(perfluoroc
arbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1種以上
の併用ガス成分を成膜ガス成分と混合して使用しても良
い。
【0035】He、Ne、Ar、Xe、Krなどの希ガスは、プラ
ズマの電子温度、電子密度を変化させることができ、ま
た、希釈効果もある。この様な希ガスを併用することに
より、フルオロカーボンラジカルやフルオロカーボンイ
オンのバランスをコントロールして、プラズマ成膜の適
正な条件を決めることができる。
ズマの電子温度、電子密度を変化させることができ、ま
た、希釈効果もある。この様な希ガスを併用することに
より、フルオロカーボンラジカルやフルオロカーボンイ
オンのバランスをコントロールして、プラズマ成膜の適
正な条件を決めることができる。
【0036】N2、H2、NH3を併用することで、低誘電率
膜の成膜において良好な成膜形状が得られる。
膜の成膜において良好な成膜形状が得られる。
【0037】炭化水素とHFCは、プラズマ中で炭素成分
が多いなポリマー膜を、堆積させ密着性をを向上させ
る。
が多いなポリマー膜を、堆積させ密着性をを向上させ
る。
【0038】含酸素化合物は、CO、CO2や(CF3)2C=Oなど
のケトンやアセトン、CF3CFOCF2などのエポキサイド、C
F3OCF3などのエーテルのような酸素を含んだ化合物を意
味する。これらの酸素化合物やO2を併用することで、プ
ラズマ中で高分子ラジカルを分解でき、ラジカル量を制
御した堆積膜の形成が可能になる。
のケトンやアセトン、CF3CFOCF2などのエポキサイド、C
F3OCF3などのエーテルのような酸素を含んだ化合物を意
味する。これらの酸素化合物やO2を併用することで、プ
ラズマ中で高分子ラジカルを分解でき、ラジカル量を制
御した堆積膜の形成が可能になる。
【0039】ハロゲン化合物とはCF3I、CF3CF2I、(CF3)
2CFI、CF3CF2CF2I、CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3
CF2CF2Br、CF3Cl、CF3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2C
l、CF 2=CFI、CF2=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CC
l2、CF2=CBr2などの化合物のようにフルオロカーボン分
子中のフッ素が、臭素、ヨウ素などと置換された化合物
とする。フルオロカーボン分子中のフッ素を、塩素、臭
素、ヨウ素に置換することにより、結合が弱くなるので
高い電子密度と低い電子温度のプラズマを発生しやすく
なる。電子密度が高いほどイオン密度も高くなりラジカ
ル発生量が増大する。電子温度が低く抑えられると過剰
な解離を抑制でき、フルオロカーボンポリマー膜堆積に
必要なCF2ラジカルなどを得やすくなる。この様な効果
が最も大きいのがヨウ素化合物である。特開平11-34021
1号公報、Jpn.J.Appl.Rhys. Vol.39 (2000) pp1583-159
6などに示されているように、該ヨウ素化合物は低い電
子温度のままで電子密度を上げやすい。
2CFI、CF3CF2CF2I、CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3
CF2CF2Br、CF3Cl、CF3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2C
l、CF 2=CFI、CF2=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CC
l2、CF2=CBr2などの化合物のようにフルオロカーボン分
子中のフッ素が、臭素、ヨウ素などと置換された化合物
とする。フルオロカーボン分子中のフッ素を、塩素、臭
素、ヨウ素に置換することにより、結合が弱くなるので
高い電子密度と低い電子温度のプラズマを発生しやすく
なる。電子密度が高いほどイオン密度も高くなりラジカ
ル発生量が増大する。電子温度が低く抑えられると過剰
な解離を抑制でき、フルオロカーボンポリマー膜堆積に
必要なCF2ラジカルなどを得やすくなる。この様な効果
が最も大きいのがヨウ素化合物である。特開平11-34021
1号公報、Jpn.J.Appl.Rhys. Vol.39 (2000) pp1583-159
6などに示されているように、該ヨウ素化合物は低い電
子温度のままで電子密度を上げやすい。
【0040】本発明の成膜ガスとして、成膜ガス成分と
併用ガス成分からなる混合ガスを使用する場合、通常、
成膜ガス成分の少なくとも1種を流量比10%程度以上、
併用ガス成分の少なくとも1種を流量比90%程度以下使
用する。好ましくは成膜ガス成分の少なくとも1種を流
量比20〜99%程度、併用ガス成分の少なくとも1種のガ
スを流量比1〜80%程度使用する。好ましい併用ガス成
分は、Ar、N2、O2、CO、CH4、C2H6及びCH2F2、CF3CF2I
からなる群から選ばれる少なくとも1種である。 好ましい成膜条件を以下に示す: *放電電力200〜3000W、好ましくは400〜2000W; *バイアス電力0〜1000W、好ましくは0〜100W; *圧力100mTorr以下、好ましくは2〜50mTorr; *電子密度109−1013cm-3好ましくは1010−1012cm
-3 *電子温度2〜9eV好ましくは3〜7eV *ウェハー温度−40〜100℃、好ましくは−30〜50℃。 *チャンバー壁温度−30〜300℃、好ましくは、20〜200
℃ 放電電力とバイアス電力はチャンバーの大きさや電極の
大きさで異なる。小口径ウエハー用の誘導結合プラズマ
(ICP)CVD装置(チャンバー容積3500cm3)でフルオロカ
ーボンポリマー膜を成膜する際のこれらの好ましい成膜
条件は *放電電力200〜1000W、好ましくは300〜600W * バイアス電力0-500W、好ましくは0〜100Wである。
併用ガス成分からなる混合ガスを使用する場合、通常、
成膜ガス成分の少なくとも1種を流量比10%程度以上、
併用ガス成分の少なくとも1種を流量比90%程度以下使
用する。好ましくは成膜ガス成分の少なくとも1種を流
量比20〜99%程度、併用ガス成分の少なくとも1種のガ
スを流量比1〜80%程度使用する。好ましい併用ガス成
分は、Ar、N2、O2、CO、CH4、C2H6及びCH2F2、CF3CF2I
からなる群から選ばれる少なくとも1種である。 好ましい成膜条件を以下に示す: *放電電力200〜3000W、好ましくは400〜2000W; *バイアス電力0〜1000W、好ましくは0〜100W; *圧力100mTorr以下、好ましくは2〜50mTorr; *電子密度109−1013cm-3好ましくは1010−1012cm
-3 *電子温度2〜9eV好ましくは3〜7eV *ウェハー温度−40〜100℃、好ましくは−30〜50℃。 *チャンバー壁温度−30〜300℃、好ましくは、20〜200
℃ 放電電力とバイアス電力はチャンバーの大きさや電極の
大きさで異なる。小口径ウエハー用の誘導結合プラズマ
(ICP)CVD装置(チャンバー容積3500cm3)でフルオロカ
ーボンポリマー膜を成膜する際のこれらの好ましい成膜
条件は *放電電力200〜1000W、好ましくは300〜600W * バイアス電力0-500W、好ましくは0〜100Wである。
【0041】なお、ウェハーが大口径化するとこれらの
値も大きくなる。
値も大きくなる。
【0042】本発明の成膜ガスを用いて成膜する場合、
好ましい膜表面粗さRaは0.1〜10nm、好ましくは0.1
〜4 nm;好ましい膜密度は1〜4a.u.、好ましくは
2〜3a.u.;好ましい膜堆積速度は200〜2000nm/mi
n、好ましくは200〜1000 nm/minである。
好ましい膜表面粗さRaは0.1〜10nm、好ましくは0.1
〜4 nm;好ましい膜密度は1〜4a.u.、好ましくは
2〜3a.u.;好ましい膜堆積速度は200〜2000nm/mi
n、好ましくは200〜1000 nm/minである。
【0043】
【発明の効果】該成膜ガスは、二重結合をひとつ有す
る分子構造、単結合を介して二重結合を二つ有する分
子構造、三重結合を有する分子構造を持つガスに分類
できる。以下にこれらの特徴を述べる。二重結合をひと
つ有する分子構造持つ成膜ガス、特にCF3CF、CF2フラグ
メント有するものは、高密度で平坦なフルオロカーボン
ポリマー膜を形成する特徴を持っている。単結合を介し
て二重結合を二つ有する分子構造持つ成膜ガスでは密度
の小さいフルオロカーボンポリマー膜を形成する。ただ
し、CF3CF部分を有するとその分膜密度は多少高くな
る。三重結合を有する分子構造を持つガスでは、CF3Cフ
ラグメントに由来する密度が高く平坦な膜とC≡Cに由来
する炭素濃度の硬い膜の両方の性質を混ぜ合わせたフル
オロカーボンポリマー膜を形成する。
る分子構造、単結合を介して二重結合を二つ有する分
子構造、三重結合を有する分子構造を持つガスに分類
できる。以下にこれらの特徴を述べる。二重結合をひと
つ有する分子構造持つ成膜ガス、特にCF3CF、CF2フラグ
メント有するものは、高密度で平坦なフルオロカーボン
ポリマー膜を形成する特徴を持っている。単結合を介し
て二重結合を二つ有する分子構造持つ成膜ガスでは密度
の小さいフルオロカーボンポリマー膜を形成する。ただ
し、CF3CF部分を有するとその分膜密度は多少高くな
る。三重結合を有する分子構造を持つガスでは、CF3Cフ
ラグメントに由来する密度が高く平坦な膜とC≡Cに由来
する炭素濃度の硬い膜の両方の性質を混ぜ合わせたフル
オロカーボンポリマー膜を形成する。
【0044】これらの〜の3種類の成膜ガスを単独
あるいは混合で使用することにより、表面の粗さや膜の
密度を制御したフルオロカーボンポリマー膜を形成でき
る。これらの成膜ガスの特徴の詳細を以下に示す。本発
明の成膜ガスにおいて、分子中に水素Hやメチル基(-CH
3)を含む本発明の成膜ガスは、プラズマ中で発生したH
がフッ素FをHFとして除去し、炭素濃度の高いフルオロ
カーボン膜を形成する。また、Hを含んだガスは分子量
が小さいため、プラズマCVD装置にガスとして供給しや
すい利点もある。Hを含むことにより、被堆積面との密
着性も良くなる。フルオロカーボン分子中のフッ素が、
臭素、ヨウ素などと置換された化合物では、フルオロカ
ーボン分子中のフッ素を、塩素、臭素、ヨウ素に置換す
ることにより、結合が弱くなるので高い電子密度と低い
電子温度のプラズマを発生しやすくなる。電子密度が高
いほどラジカル量が多くなり、電子温度が低く抑えられ
ると過剰な解離を抑制でき、成膜に必要なCF2ラジカル
や高分子ラジカルなどを得やすくなる。この様な効果が
最も大きいのがヨウ素である。しかし、分子量が大きく
なるので、ガスとして供給しにくくならない程度の量を
置換するのが望ましい。この種の置換は低分子の成膜ガ
スにおいて有効である。
あるいは混合で使用することにより、表面の粗さや膜の
密度を制御したフルオロカーボンポリマー膜を形成でき
る。これらの成膜ガスの特徴の詳細を以下に示す。本発
明の成膜ガスにおいて、分子中に水素Hやメチル基(-CH
3)を含む本発明の成膜ガスは、プラズマ中で発生したH
がフッ素FをHFとして除去し、炭素濃度の高いフルオロ
カーボン膜を形成する。また、Hを含んだガスは分子量
が小さいため、プラズマCVD装置にガスとして供給しや
すい利点もある。Hを含むことにより、被堆積面との密
着性も良くなる。フルオロカーボン分子中のフッ素が、
臭素、ヨウ素などと置換された化合物では、フルオロカ
ーボン分子中のフッ素を、塩素、臭素、ヨウ素に置換す
ることにより、結合が弱くなるので高い電子密度と低い
電子温度のプラズマを発生しやすくなる。電子密度が高
いほどラジカル量が多くなり、電子温度が低く抑えられ
ると過剰な解離を抑制でき、成膜に必要なCF2ラジカル
や高分子ラジカルなどを得やすくなる。この様な効果が
最も大きいのがヨウ素である。しかし、分子量が大きく
なるので、ガスとして供給しにくくならない程度の量を
置換するのが望ましい。この種の置換は低分子の成膜ガ
スにおいて有効である。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説
明する。 実施例1 実際に誘導結合プラズマ(ICP)において、ICP放電電力60
0W,圧力3mTorr、電子密度8×1010−2×1011cm-3、電子
温度5−7eVの成膜条件で堆積させたフルオロカーボンポ
リマー膜の表面粗さRa(平均面からの偏差nm)と密度をAF
MおよびFT-IRで測定した。表1に、これらの測定結果をc
-C4F8およびC3F6(構造CF3CF=CF2)の結果と比較して示し
た。 FT−IRの吸光度はSEMで測定したそれぞれのフル
オロカーボン膜の膜厚で規格化した。この値(任意単
位、a.u.(arbitrary unit))は膜厚10Å(10原子層以下)
中の結合数の比を示しており、これを膜密度として見積
もることができる。また、表1にはプラズマ中のCFx(x=1
-3)ラジカル量とフルオロカーボンポリマー膜の堆積速
度も示した。
明する。 実施例1 実際に誘導結合プラズマ(ICP)において、ICP放電電力60
0W,圧力3mTorr、電子密度8×1010−2×1011cm-3、電子
温度5−7eVの成膜条件で堆積させたフルオロカーボンポ
リマー膜の表面粗さRa(平均面からの偏差nm)と密度をAF
MおよびFT-IRで測定した。表1に、これらの測定結果をc
-C4F8およびC3F6(構造CF3CF=CF2)の結果と比較して示し
た。 FT−IRの吸光度はSEMで測定したそれぞれのフル
オロカーボン膜の膜厚で規格化した。この値(任意単
位、a.u.(arbitrary unit))は膜厚10Å(10原子層以下)
中の結合数の比を示しており、これを膜密度として見積
もることができる。また、表1にはプラズマ中のCFx(x=1
-3)ラジカル量とフルオロカーボンポリマー膜の堆積速
度も示した。
【0046】
【表1】
【0047】CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2のガスプラ
ズマではCF+イオンの比率が高い。CF3CF=CFCF=CF2がCF3
CFフラグメントを有しているためCF2=CFCF=CF2よりもCF
3 +を発生しやすく、CF3CFフラグメントに由来するラジ
カルにより密度の高いフルオロカーボンポリマー膜を堆
積させる。同じCF3CF=CF2よりCF3 +が少ないことから、C
F3CF=CFCF=CF2はCF3CF=CFCFとCF2に優先的に開裂してい
る。また、これらのガスプラズマで形成されるフルオロ
カーボンポリマー膜は密度が小さく、粗い表面を有し、
膜堆積速度も大きい。CF3CF=CFCF、CFCF=CF2に由来する
高分子ラジカルが多いことを示している。
ズマではCF+イオンの比率が高い。CF3CF=CFCF=CF2がCF3
CFフラグメントを有しているためCF2=CFCF=CF2よりもCF
3 +を発生しやすく、CF3CFフラグメントに由来するラジ
カルにより密度の高いフルオロカーボンポリマー膜を堆
積させる。同じCF3CF=CF2よりCF3 +が少ないことから、C
F3CF=CFCF=CF2はCF3CF=CFCFとCF2に優先的に開裂してい
る。また、これらのガスプラズマで形成されるフルオロ
カーボンポリマー膜は密度が小さく、粗い表面を有し、
膜堆積速度も大きい。CF3CF=CFCF、CFCF=CF2に由来する
高分子ラジカルが多いことを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 博一 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 Fターム(参考) 4K030 AA04 AA11 BA35 FA04 LA02 LA18 5F058 AA10 AC10 AF02 AH02 AH03
Claims (22)
- 【請求項1】一般式(1): Rfh=CXY (1) (RfhはCF3CF、CF3CHまたはCF2を示し、XおよびYは、同
一又は異なってF,Cl,Br,I,HまたはCaFbHc (a=1-4、b=0-
9,c=0-9, b+c=2a+1)を示す。)で表される少なくとも1
種以上のガスを含む成膜ガス。 - 【請求項2】一般式(2): Rf =C(CdF2d+1) (CeF2e+1) (2) (RfはCF3CFあるいはCF2、d, eは同一又は異なって0,
1,2または3を示す。d+e<5)で表される化合物からな
る群から選ばれる少なくとも1種以上のガスを含む請求
項1に記載の成膜ガス。 - 【請求項3】CF3CF=CFCF3、CF3CF=CFCF2CF3及びCF3CF=C
(CF3)CF3からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む
請求項2に記載の成膜ガス。 - 【請求項4】二重結合を二つ有する一般式(3): CfFgHh(3) (f=4-7、g=1-12、h=0-11、g+h=2f-2を示す。)で表され
る化合物を少なくとも1種含む成膜ガス。 - 【請求項5】(1)(1) パーフロロメチル基CF3-を有しな
い二重結合を二つ持つ化合物(CF2=CFCF=CF2 、CF2=CF
CF2CF=CF2, CF2=CFCF2CF2CF=CF2); (2) 二重結合に直接結合したCF3CF部分と二重結合二つ
持つ化合物(CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CFCF3, CF2=
CFCF2CF=CFCF3、CF3CF=C(CF3)CF=CF2); (3) 主鎖から分岐したパーフロロメチル基CF3-を有する
二重結合を二つ持つ化合物(CF2=C(CF3)CF=CF2, CF2=C
(CF3)C(CF3)=CF2, CF2=CFCF(CF3)CF=CF2、CF2=CFCF 2C(CF
3)=CF2 、CF2=CFCF=C(CF3)2);及び (4) パーフロロメチル基CF3-よりも大きい基(CnH2n+1-;
n>1)を有する二重結合を二つ持つ化合物(CF3CF2CF=CFC
F=CF2, CF2=C(CF2CF3)CF=CF2)からなる群から選ばれる
少なくとも1種以上のガスを含む請求項4に記載の成膜
ガス。 - 【請求項6】一般式(4): CF3C≡CZ (4) (ZはF , I , HまたはCiFjHk (i=1-4、j=0-9、k=0-9、j
+k=2i+1)を示す。)で表される化合物を少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス。 - 【請求項7】CF3C≡CCF3 , CF3C≡CF及びCF3C≡CCF2CF3
からなる群から選ばれる少なくとも1種のガスを含む請
求項6に記載の成膜ガス。 - 【請求項8】請求項1〜3のいずれかに記載のガスの少
なくとも1種と請求項4または5に記載のガスの少なく
とも1種を含む成膜ガス。 - 【請求項9】請求項1〜3のいずれかに記載のガスの少
なくとも1種と請求項6または7に記載のガスの少なく
とも1種を含む成膜ガス。 - 【請求項10】請求項4または5に記載のガスの少なく
とも1種と請求項6または7に記載のガスの少なくとも
1種を含む成膜ガス。 - 【請求項11】c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含
む請求項1〜3のいずれかに記載の成膜ガス。 - 【請求項12】c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含
む請求項4〜5のいずれかに記載の成膜ガス。 - 【請求項13】c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含
む請求項6〜7のいずれかに記載の成膜ガス。 - 【請求項14】c-C4F8、CF3CF=CF2、CF2=CFCF=CF2、c-C
5F8、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF3、 CF3C≡CF3からな
る少なくとも1種以上のガスを含む成膜ガス。 - 【請求項15】CF2=CFCF=CF2、CF3CF=CFCF=CF2、CF3CF=
CF2、CF3CF=CFCF3 、CF3C≡CF3からなる少なくとも1種
以上のガスを含む成膜ガス。 - 【請求項16】さらに希ガス、不活性ガス、NH3、H2、
炭化水素、O2、含酸素化合物、ハロゲン化合物、HFC(Hy
drofluorocarbon)及び、単結合及び二重結合を持つPFC
(perfluorocarbon)ガスからなる群から選ばれる少なく
とも1種を含む請求項1〜13のいずれかに記載の成膜
ガス。 - 【請求項17】さらにHe、Ne、Ar、Xe、Krからなる群か
ら選ばれる希ガス、N2からなる不活性ガス、NH3、H2、C
H4、C2H6、C3H8、C2H4、C3H6などからなる炭化水素、
O2、CO、CO2、(CF3)2C=O、CF3CFOCF2、CF3OCF3などから
なる含酸素化合物、CF3I、CF3CF2I、(CF3)2CFI、CF3CF2
CF2I、CF3Br、CF3CF2Br、(CF3)2CFBr、CF3CF 2CF2Br、CF
3Cl、CF3CF2Cl、(CF3)2CFCl、CF3CF2CF2Cl、CF2=CFI、C
F2=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CI2、CF2=CCl2、CF2=CBr2など
からなるハロゲン化合物、CH2F2、CHF 3、CHF3、CF3CH
F2、CHF2CHF2、CF3CH2F、CHF2CH2F、CF3CH3、CH2FCH
2F、CF2=CHF、CHF=CHF、CH2=CF2、CH2=CHF、CF3CH=CF2、
CF3CH=CH2、CH3CF=CH2などからなるHFC(Hydrofluorocar
bon)及び、CF2=CF2, CF4, C2F6, C3F8, C4F10、c-C4F8,
c-C5F 8などからなる単結合及び二重結合を持つPFC(perf
luorocarbon)ガスからなる群から選ばれる少なくとも1
種のガスを含む請求項1〜13のいずれかに記載の成膜
ガス。 - 【請求項18】請求項1〜15のいずれかに記載の成膜
ガスのガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜を
成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 - 【請求項19】請求項1〜15のいずれかに記載の成膜
ガスのガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜の
密度を調整して成膜することを特徴とするプラズマ成膜
方法。 - 【請求項20】請求項16〜17のいずれかに記載の成
膜ガスのガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜
を成膜することを特徴とするプラズマ成膜方法。 - 【請求項21】請求項16〜17のいずれかに記載の成
膜ガスのガスプラズマで、フルオロカーボンポリマー膜
の密度を調整して成膜することを特徴とするプラズマ成
膜方法。 - 【請求項22】請求項18〜21のいずれかに記載のプ
ラズマ成膜方法により得ることができるフルオロカーボ
ンポリマー膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001341576A JP2002220668A (ja) | 2000-11-08 | 2001-11-07 | 成膜ガスおよびプラズマ成膜方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000-341109 | 2000-11-08 | ||
| JP2000341109 | 2000-11-08 | ||
| JP2001341576A JP2002220668A (ja) | 2000-11-08 | 2001-11-07 | 成膜ガスおよびプラズマ成膜方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002220668A true JP2002220668A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=26603619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001341576A Pending JP2002220668A (ja) | 2000-11-08 | 2001-11-07 | 成膜ガスおよびプラズマ成膜方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002220668A (ja) |
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-
2001
- 2001-11-07 JP JP2001341576A patent/JP2002220668A/ja active Pending
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