JP2002208681A - 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法 - Google Patents
磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法Info
- Publication number
- JP2002208681A JP2002208681A JP2001003750A JP2001003750A JP2002208681A JP 2002208681 A JP2002208681 A JP 2002208681A JP 2001003750 A JP2001003750 A JP 2001003750A JP 2001003750 A JP2001003750 A JP 2001003750A JP 2002208681 A JP2002208681 A JP 2002208681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- magnetic layer
- magnetization
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
用いても、安定した情報の記録および読み出しが可能な
磁気薄膜メモリ素子を提供する。 【解決手段】読み出し層である磁性層1および記録層で
ある磁性層3〜6が非磁性層2を介して積層された磁気
抵抗効果膜を有する磁気薄膜メモリ素子において、磁性
層3〜6は、それぞれの磁性層のキュリー温度が、「磁
性層5<磁性層3<磁性層4<磁性層6」の関係にあ
り、磁性層6の磁化方向が所定の方向に固定されてお
り、記録温度の高低に応じて、磁性層3に1ビットの情
報が記録可能である。
Description
用する磁気薄膜メモリ素子およびそれを用いた磁気薄膜
メモリに関する。
情報機器に多く用いられ、DRAM(Dynamic RAM(Ran
dom access Memory))、FeRAM(Ferroelectric R
AM)、フラッシュEEPROM(Electrically Erasabl
e Programmable ROM(Read Only Memory))等その種類
も様々である。これら半導体メモリの特性には一長一短
があり、現在の情報機器において要求されるスペックの
すべてを満たすメモリは存在しない。例えば、DRAM
は記録密度が高く書き換え可能回数も多いが、揮発性で
あるため電源を切ると記憶情報は消えてしまう。また、
フラッシュEEPROMは不揮発であるが、消去の時間
が長く、情報の高速処理には不向きである。
て、磁気抵抗効果を用いたメモリ(MRAM)は、記録
時間、読み出し時間、記録密度、書き換え可能回数、消
費電力等において多くの情報機器から求められるスペッ
クをすべて満たすメモリとして有望である。特にスピン
依存トンネル磁気抵抗(TMR)効果を利用したMRA
Mは、大きな読み出し信号が得られることから、高記録
密度化あるいは高速読み出しに有利であり、近年の研究
報告によればMRAMとしての実現性が実証されてい
る。
抗効果膜の基本構成は、非磁性層を介して磁性層が隣接
して形成されたサンドイッチ構造である。非磁性膜の材
料としては、CuやAl2O3が良く用いられる。磁気抵
抗効果膜において非磁性層にCu等のような導体を用い
たものを巨大磁気抵抗効果膜(GMR膜)といい、Al
2O3などの絶縁体を用いたものをスピン依存トンネル効
果膜(TMR膜)という。TMR膜は、GMR膜に比べ
て大きな磁気抵抗効果を示すので、MRAMのメモリ素
子として好ましい。
膜の電気抵抗を説明するための図で、(a)は磁気抵抗
効果膜の磁化が平行な状態を模式的に示す断面図、
(b)は磁気抵抗効果膜の磁化が反平行な状態を模式的
に示す断面図である。図18中、矢印は磁化の方向を示
す。この図18の例では、磁気抵抗効果膜は、非磁性層
142を介して二つの磁性層141、143が積層され
たサンドイッチ構造となっている。磁性層141、14
3は、いずれも面内磁化膜である。
143の磁化方向が平行であると、磁気抵抗効果膜の電
気抵抗は比較的小さく、図18(b)に示すように磁性
層141、143の磁化方向が反平行であると、電気抵
抗は比較的大きくなる。したがって、磁性層141、1
43のうち一方の磁性層を記録層、他方を読み出し層と
して、上記の性質を利用することで記憶情報の読み出し
が可能である。
膜における記録再生原理を説明するための図で、(a)
および(b)は、記録情報「1」の読み出しを行う場合
の磁化の状態を模式的に示す断面図、(c)および
(d)は、記録情報「0」の読み出しを行う場合の磁化
の状態を模式的に示す断面図である。図19中、矢印は
磁化の方向を示し、磁気抵抗効果膜の構成は図18に示
したものと同様のため、同じ符号を付している。また、
この例では、非磁性層142の下部に位置する磁性層1
43を記録層、上部に位置する磁性層141を読み出し
層とし、記録層の磁化方向が右向きの場合を「1」、左
向きの場合を「0」とする。
方向がともに右向きの場合は、磁気抵抗効果膜の電気抵
抗は比較的小さくなり、図19(b)に示すように読み
出し層の磁化方向が左向きで、記録層の磁化方向が右向
きである場合には、電気抵抗は比較的大きくなる。した
がって、「1」が記録された状態(記録層の磁化方向が
右向き)で、読み出し層の磁化方向が右向きとなるよう
に磁界を印加した後、さらに読み出し層の磁化方向が左
向きとなるように磁界を印加する、読み出し操作を行う
と、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は大きくなるように変化
し、この変化から記録情報「1」を読み出すことが可能
である。ただし、読み出しのときに印加する磁界は記録
層の磁化方向が変化しないような大きさである。
層の磁化方向が右向きで、記録層の磁化方向が左向きで
ある場合は、電気抵抗は比較的大きくなり、図19
(d)に示すように両磁性層の磁化方向がともに左向き
の場合には、電気抵抗は比較的小さくなる。したがっ
て、「0」が記録されているときには、上記読み出しの
操作を行うと、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は小さくなる
ように変化し、この変化から記録情報「0」を読み出す
ことが可能である。
おいては、MRAMの記録密度を高くするために素子サ
イズを小さくしていくと、磁性層内部で生じる反磁界
(自己減磁界)あるいは端面の磁化のカーリングといっ
た影響から情報を保持できなくなる、という問題が生じ
る。この問題を回避する手法としては、例えば磁性層の
形状を長方形にすることが挙げられるが、この場合は、
素子サイズを小さくできないため、記録密度の向上はあ
まり期待できない。そこで、例えば特開平11-213650号
公報で述べられているように、垂直磁化膜を用いること
により上記問題を回避しようとする提案がなされてい
る。この方法によれば、素子サイズが小さくなっても反
磁界は増加しないので、面内磁化膜を用いたMRAMよ
りも小さなサイズの磁気抵抗効果膜が実現可能である。
垂直磁気異方性を示す磁性体としては、遷移金属−貴金
属系の合金や多層膜、CoCr合金あるいは希土類−遷
移金属系の合金や多層膜が挙げられる。
膜を用いた磁気抵抗効果膜と同様、非磁性層を介して磁
性層が積層されたサンドイッチ構造であり、両磁性層の
磁化方向が平行であると磁気抵抗効果膜の電気抵抗は比
較的小さくなり、磁化方向が反平行であると電気抵抗は
比較的大きくなる。
膜における記録再生原理を説明するための図で、(a)
および(b)は、記録情報「1」の読み出しを行う場合
の磁化の状態を模式的に示す断面図、(c)および
(d)は、記録情報「0」の読み出しを行う場合の磁化
の状態を模式的に示す断面図である。図20中、矢印は
磁化の方向を示し、磁気抵抗効果膜の構成は磁性層が垂
直磁化膜である以外は基本的には図18に示したものと
同様であるため、同じ符号を付している。この例では、
非磁性層142の下部に位置する磁性層143を記録
層、上部に位置する磁性層141を読み出し層とし、記
録層の磁化方向が上向きの場合を「1」とし、下向きの
場合を「0」とする。
方向がともに上向きの場合は、磁気抵抗効果膜の電気抵
抗は比較的小さくなり、図20(b)に示すように読み
出し層の磁化方向が下向きで、記録層の磁化方向が上向
きの場合には、電気抵抗は比較的大きくなる。したがっ
て、「1」が記録された状態で読み出し層の磁化方向が
上向きとなるように磁界を印加した後、さらに読み出し
層の磁化方向が下向きとなるように磁界を印加する、読
み出しの操作を行うと、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は大
きくなるように変化し、この変化から記録情報「1」を
読み出すことが可能である。ただし、読み出しのときに
印加する磁界は記録層の磁化方向が変化しないような大
きさである。
層の磁化方向が上向きで、記録層の磁化方向が下向きで
ある場合は、電気抵抗は比較的大きくなり、図20
(d)に示すように両磁性層の磁化方向がともに下向き
の場合電気抵抗は比較的小さくなる。したがって、
「0」が記録されているときには、上記読み出しの操作
を行うと、磁気抵抗効果膜の電気抵抗が小さくなるよう
に変化し、この変化から記録情報「0」を読み出すこと
が可能である。
メモリ素子(磁気薄膜メモリ素子)は、記録時や再生時
に磁界を印加した後は、非磁性層を介して隣接して形成
された磁性層のそれぞれの磁化の大きさが飽和している
こと、すなわちそれぞれの磁性層においてすべてのスピ
ンの方向が一方向に揃っていることが好ましい。MRA
Mで多く使用されている磁性材料は、Co、Fe、Ni
Feあるいはこれらの合金である。例えば、Coよりな
る磁性層の保磁力(磁気飽和状態の強磁性体の磁化を0
とする磁場の強さ)は、バルク形のものに於いては1k
A/m程度であるが、数十nmの薄膜に於いては数kA
/m程度になる。また、磁性膜作成条件によっては、飽
和磁界は数十kA/m程度になることもある。さらに微
細加工を施した磁性体薄膜では、飽和磁界がさらに大き
くなることもある。一方、MRAMの情報の記録は、メ
モリ素子の近くに配された導線に電流を流し、これによ
って発生する磁界によって磁性層の磁化方向を反転させ
ることで行われるが、導線に流すことのできる電流に限
界があるため、メモリ素子に印加できる磁界の強さは1
0kA/m程度までである。従って、導線を用いた記録
方法では、磁性層の磁化を完全に反転させることができ
ず、十分な磁気抵抗変化が得られない場合がある。この
ことは、磁性体の組成、成膜条件、膜構成等を限定して
しまう要因、あるいは製造において歩留まりの低下を招
く原因となり得る。
和磁界は、一般に面内磁化膜よりも大きな値を示すこと
から、MRAMに垂直磁化膜を用いた場合は、その組成
や成膜条件等はさらに限定されることになる。
化反転磁界や磁化飽和磁界が大きな磁性体を用いても、
安定した情報の記録および読み出しが可能な磁気薄膜メ
モリ素子およびそれを用いた磁気薄膜メモリならびにそ
の情報記録方法を提供することにある。
め、本発明の磁気薄膜メモリ素子は、読み出し層および
記録層が非磁性層を介して積層された磁気抵抗効果膜を
有する磁気薄膜メモリ素子において、前記記録層は、隣
接する層間で互いに磁気的に交換結合される複数の磁性
層が積層されており、記録温度の高低に応じて、前記非
磁性層に隣接する磁性層の磁化方向が該記録層内で生じ
る交換結合力によって反転可能であり、該磁性層の磁化
方向に応じて、前記読み出し層の磁化方向を反転させた
際に生じる前記磁気抵抗効果膜の磁気抵抗変化が異なる
ことを特徴とする。
至第4の磁性層が順次積層されており、該第1乃至第4
の磁性層は、それぞれの磁性層のキュリー温度が、 第3の磁性層<第1の磁性層<第2の磁性層<第4の磁
性層 の関係にあり、第4の磁性層の磁化方向が所定の方向に
固定されており、記録温度の高低に応じて前記第1の磁
性層に1ビットの情報が記録可能に構成されてもよい。
定の大きさで所定の方向の磁化を持ち、該磁化により発
生する浮遊磁界によって第2の磁性層の磁化の反転が可
能な第5の磁性層をさらに有していてもよい。
に、これら磁性層の磁化方向が反平行である場合に層内
に所定のエネルギーの磁壁が形成される第6の磁性層を
有していてもよい。
強磁性層が第4の磁性層に隣接して設けられてもよい。
り、その補償温度が室温より高く、記録温度より低いも
のであってもよい。
かの磁気薄膜メモリ素子を複数有し、該複数の磁気薄膜
メモリ素子の磁気抵抗効果膜を選択的に昇温可能に構成
されていることを特徴とする。
互いに磁気的に交換結合される複数の磁性層からなる記
録層と読み出し層とが非磁性層を介して積層された磁気
抵抗効果膜を有する磁気薄膜メモリ素子の情報記録方法
であって、前記複数の磁性層のうちの前記非磁性層に隣
接する磁性層の磁化方向を、記録温度の高低に応じて、
前記記録層内で生じる交換結合力によって反転させて情
報を記録することを特徴とする。
第4の磁性層を用い、該第1乃至第4の磁性層のキュリ
ー温度の関係を、 第3の磁性層<第1の磁性層<第2の磁性層<第4の磁
性層 とするととも、前記第4の磁性層の磁化方向を所定の方
向に固定し、磁気抵抗効果膜を前記第3の磁性層のキュ
リー温度よりも高い第1の記録温度に昇温して、前記第
3の磁性層の磁化を滅磁するとともに、前記第1の磁性
層の磁化反転を容易にし、前記第2の磁性層との交換結
合力により前記第1の磁性層の磁化方向を前記第4の磁
性層の磁化方向として第1の情報を記録し、前記磁気抵
抗効果膜を前記第1の記録温度より高い第2の記録温度
に昇温するとともに、前記第2の磁性層に対して前記第
4の磁性層の磁化方向とは反平行に印加される所定の大
きさの磁界を印加して、前記第2の磁性層の磁化方向を
前記磁界の方向に揃え、該第2の磁性層との交換結合力
により前記第1の磁性層の磁化方向を前記第4の磁性層
の磁化方向とは反平行として第2の情報を記録するよう
にしてもよい。
さで所定の方向の磁化を持つ第5の磁性層を用い、該第
5の磁性層が発生する浮遊磁界を前記第2の記録温度に
よる情報記録時に印加される所定の大きさの磁界として
用いてもよい。
間に第6の磁性層を設けて、前記第1の磁性層の磁化方
向と前記第2の磁性層の磁化方向が反平行である場合
に、前記第5の磁性層内に所定のエネルギーの磁壁を形
成してもよい。
強磁性層を用いて第4の磁性層の磁化方向を固定するこ
とにしてもよい。
は隣接する層間で互いに磁気的に交換結合される複数の
磁性層からなり、非磁性層に隣接する磁性層の磁化方向
を記録温度の高低に応じて反転することで1ビットの情
報が記録されるが、その反転は、外部磁界によらず、記
録層内で生じる交換結合力によって行われる。したがっ
て、従来のように記録層、すなわち非磁性層に隣接する
磁性層に磁化反転磁界や磁化飽和磁界が大きな磁性体が
用いられても、著しく大きな磁界を印加することなく記
録が可能である。
層として第1乃至第4の磁性層が用られ、該第1乃至第
4の磁性層のキュリー温度の関係が、 第3の磁性層<第1の磁性層<第2の磁性層<第4の磁
性層 とされ、第4の磁性層の磁化方向が所定の方向に固定さ
れたものにおいては、第3の磁性層のキュリー温度より
も高く、第1の磁性層の磁化方向が第2の磁性層との交
換結合力により容易に反転する第1の記録温度では、第
3の磁性層の磁化が滅磁するとともに、第1の磁性層の
磁化反転を容易にし、第2の磁性層との交換結合力によ
り第1の磁性層の磁化方向が第4の磁性層の磁化方向と
されて第1の情報が記録され、第1の記録温度より高
く、第2の磁性層の磁化方向が第4の磁性層の磁化方向
とは反平行に印加される所定の大きさの磁界の方向に容
易に揃えられる第2の記録温度においては、第2の磁性
層の磁化方向がその磁界の方向に揃え、該第2の磁性層
との交換結合力により第1の磁性層の磁化方向が第4の
磁性層の磁化方向とは反平行とされて第2の情報が記録
される。
層の磁化方向を反転させるために用いられており、情報
記録が行われる第1の磁性層の磁化方向はその磁界によ
っては反転せずに、第2の磁性層との交換結合力によっ
て反転する。
定の大きさの磁化を持つ第5の磁性層を有するものにお
いては、この第5の磁性層が発生する浮遊磁界が第2の
記録温度時に第2の磁性層に印加されることにより情報
記録が行われるので、情報記録時に外部磁界を印加する
必要がなくなる。
の磁性層の間に第6の磁性層が形成されたものにおいて
は、第1の磁性層と第2の磁性層の磁化方向を反平行に
向けることを容易にすることが可能である。この場合、
第2の磁性層に記録された情報はより安定に保存され
る。
度より高い反強磁性層が第4の磁性層に隣接して設けら
れているものにおいては、該反強磁性層との交換結合力
により第4の磁性層の磁化方向が固定される。したがっ
て、第4の磁性層にそれほど保磁力の大きな材料を用い
る必要がなくなり、設計時の第4の磁性層に関する材料
選択の自由度が向上する。
図面を参照して説明する。
いらる磁気抵抗効果膜の一実施形態を示す断面構造図で
ある。この磁気抵抗効果膜は、磁性層1、非磁性層2、
磁性層3〜6が順次積層されてなる多層膜構造を有す
る。磁性層1が読み出し層であり、磁性層3〜6が記録
層(多層膜)である。磁性層3と磁性層4の間、磁性層
4と磁性層5の間、磁性層5と磁性層6の間は、それぞ
れ交換結合されている。
ー温度が最も高く、かつ使用温度範囲内では、磁性層6
の磁化方向は固定されている。磁性層4のキュリー温度
が、磁性層6のキュリー温度に次いで高く、磁性層5の
キュリー温度が最も低い。図1には示されていないが、
磁性層6の磁化方向を固定するために、ネール温度が記
録温度よりも高い材料よりなる反強磁性層を設けて、こ
れと磁性層6とを交換結合させてもよい。
効果膜は、昇温による記録が可能である。以下、磁気抵
抗効果膜を構成する各磁性層を面内磁化膜とした場合
と、垂直磁化膜とした場合における情報の記録、再生に
ついて詳細に説明する。
化膜を用いた場合の情報記録プロセスを説明するための
概念図で、(a)は「1」が記録されているときの磁化
方向を示す模式図、(b)は比較的低い記録温度TLま
で昇温したときの磁化方向を示す模式図、(c)は比較
的高い記録温度THまで昇温したときの磁化方向を示す
模式図、(d)は「0」が記録されているときの磁化方
向を示す模式図である。図2中、白抜き矢印は磁化の方
向を示し、黒矢印(10)は外部より印加される磁界を
示す。
ての磁性層1、3〜6が面内磁化膜であり、膜面内左向
きの方向に外部磁界10が印加されるようになってい
る。以下の説明では、磁性層3の磁化方向が右向きのと
きを「1」とし、左向きのときを「0」とする。
3〜6の磁化方向がすべて右向きで「1」が記録されて
いる状態であったとして、これを比較的低い記録温度T
Lまで昇温する。ただし、この比較的低い記録温度T
Lは、磁性層5のキュリー温度よりも高く、磁性層4と
の交換結合力によって磁性層3の磁化の方向が容易に反
転可能であるような温度である。また、磁性層4は、そ
の比較的低い記録温度T Lまで昇温された状態では、外
部印加磁界10の影響により磁化反転しないような保磁
力を有する。このような条件の下では、比較的低い記録
温度TLまで昇温されると、図2(b)に示すように磁
性層5の磁化が巨視的に消失する(またはその保磁力エ
ネルギーが小さくなる)が、各磁性層3、5、6の磁化
方向はいずれも元の磁化状態(右向き)を維持し、外部
印加磁界10による磁化反転は生じない。
る過程において、膜温度が磁性層5のキュリー温度を下
回ると、磁性層5の磁化が磁性層6の磁化方向と同じ方
向で揃い、図2(a)の磁化状態に戻る。
記録温度THまで昇温する。この比較的高い記録温度TH
は、磁性層4の磁化方向が外部磁界10の方向に容易に
揃うような温度である。このような条件の下では、比較
的高い記録温度THまで昇温されると、図2(c)に示
すように磁性層5の磁化が巨視的に消失し、外部印加磁
界10により磁性層4の磁化方向が左向きとなり(磁化
反転)、磁性層3の磁化が磁性層4の磁化方向(左向
き)に揃う。ただし、磁性層6は元の磁化状態(右向
き)が維持される。
る過程において、膜温度が磁性層5のキュリー温度を下
回ると、磁性層5の磁化が磁性層6の磁化方向(右向
き)に揃い、さらに交換結合力によって磁性層4の磁化
も磁性層6の磁化方向(右向き)に揃う。ただし、この
ときの磁性層3と磁性層4の界面における磁壁エネルギ
ーは、磁性層3の保磁力エネルギーよりも小さくなるよ
うにしておく。このため、磁性層3の磁化方向は、外部
磁界10の方向に揃っており、磁性層3と磁性層4の界
面には磁壁が存在する。
まで昇温されて、膜温度が磁性層5のキュリー温度を下
回った後の磁気抵抗効果膜の磁化状態が、図2(d)に
示す磁化状態であり、「0」が記録されたことになる。
「0」が記録された状態から比較的低い記録温度TLま
で昇温する。比較的低い記録温度TLまで昇温される
と、磁性層5の磁化は巨視的に消失する(またはその保
磁力エネルギーは小さくなる)ので、磁性層3の磁化は
反転して磁性層4の磁化方向に揃い、図2(b)の磁化
状態となる。その後の冷却過程において、膜温度が磁性
層5のキュリー温度を下回ると、磁性層5の磁化が磁性
層6の磁化方向と同じ方向で揃い、図2(a)の磁化状
態に戻る。
記録温度THまで昇温する。この場合も、図2(a)か
ら比較的高い記録温度THまで昇温した場合と同様に、
磁性層5の磁化は巨視的に消失するため、磁性層4の磁
化方向は外部磁界10の方向に揃い、図2(c)の磁化
状態となる。
が「0」と「1」のどちらが記録された状態であって
も、比較的低い記録温度TLまで昇温した場合は、
「0」が記録された状態となり、比較的高い記録温度T
Hまで昇温した場合は、「1」が記録された状態とな
る。この情報記録では、磁性層を昇温し、交換結合力を
用いて記録を行うので、小さな印加磁界で記録を行うこ
とができる。
(a)に、磁気抵抗効果膜に「0」が記録された状態に
おける外部磁界の方向を反転させたときの各磁性層の磁
化方向と検出される電気抵抗の変化を示し、図3(b)
に、磁気抵抗効果膜に「1」が記録された状態における
外部磁界の方向を反転させたときの各磁性層の磁化方向
と検出される電気抵抗の変化を示す。
向を反転させたときに生じる磁気抵抗効果膜の電気抵抗
の変化を検出することで行う。具体的には、外部磁界1
0をまず左向きに向け、次いで右側に向ける。これによ
り、磁性層1の磁化の方向は、まず左に向き、次いで右
に反転することになる。このとき、外部磁界10によっ
て磁性層3の磁化は反転してはならない。
(a)に示すように、磁性層1の磁化と磁性層3の磁化
は、平行状態から反平行状態へと遷移することになるの
で、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は低い状態から高い状態
に変化する。「1」が記録されている場合は、図3
(b)に示すように、磁性層1の磁化と磁性層3の磁化
は、反平行状態から平行状態へと遷移することになるの
で、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は高い状態から低い状態
へと変化する。この電気抵抗の変化の違いにより記録さ
れた情報を読み出すことが可能である。
方向を反転させるために、読み出し層である磁性層1に
印加する磁界10を反転させるようにしているが、室温
よりも高く記録温度よりも低い温度範囲に補償温度を有
するフェリ磁性体を磁性層1に用いることにより、印加
する磁界10の方向を変化させることなく読み出しが可
能となる。
磁性体を用いた磁気抵抗効果膜の情報再生原理を説明す
るための図で、(a)は室温における磁化状態を模式的
に示す断面図、(b)は昇温時における磁化状態を模式
的に示す断面図である。この磁気抵抗効果膜は、読み出
し層である磁性層1にフェリ磁性体を用いた以外は、前
述の図1に示した磁気抵抗効果膜と同様のものである。
12が反平行に向いており、室温において副格子磁化1
1が優勢となるように構成されている。この磁性層1に
室温において外部磁界10(右向き)が印加された場合
は、図4(a)に示すように、副格子磁化11が右向
き、副格子磁化12が左向きとなる。この時点では、副
格子磁化11(右向き)が優勢となっている。
気抵抗効果膜を比較的低い記録温度TLよりも低く、か
つ磁性層1の補償温度よりも高い温度まで昇温すると、
図4(b)に示すように、副格子磁化11は副格子磁化
12よりも小さくなるととも、それぞれの磁化の向きが
反転(副格子磁化11が左向きになり、副格子磁化12
が右向きになる)する。つまり、磁気抵抗効果膜の昇温
により、磁性層1の各副格子の磁化方向が反転可能であ
る。この時点では、副格子磁化12(左向き)が優勢と
なっている。
る。図5は、フェリ磁性体の温度補償を説明するための
特性図である。縦軸に自発磁化をとり、横軸に温度をと
ってある。ここではフェリ磁性体として希土類金属と遷
移金属からなる合金を例にとって説明する。白抜き矢印
は自発磁化を表し、黒線矢印は遷移金属副格子磁化を表
し、破線矢印は希土類副格子磁化を表している。図5に
示すように、フェリ磁性体の自発磁化は温度上昇ととも
に減少し、ある温度で自発磁化の向きが反転する。この
自発磁化の向きが反転する温度を補償温度といい、この
補償温度では飽和磁化Msはゼロになる。ただし、飽和
磁化Msがゼロになっても、図5に示すように副格子は
磁化モーメントを持つ。この補償温度は、磁性層1の組
成比によって変わる。
0の印加により情報の記録が行われるようになっている
が、情報記録のための磁界を印加する機能を磁気抵抗効
果膜自体に付加することにより、外部磁界10を印加す
ることなく情報の記録を行うことも可能である。
ことが可能な磁気抵抗効果膜における磁化方向と浮遊磁
界の方向を模式的に示す断面図である。この磁気抵抗効
果膜は、図1に示した構成に加えて、磁性層6の側に新
たな磁性層7が設けられている。この磁性層7は、情報
記録に必要な浮遊磁界20を発生するもので、記録温度
において大きな磁化を持ち、磁性層6とは直接接しない
ように設けられている。この磁性層7の磁化の向きは固
定されており、その方向は、磁性層5を介して交換結合
力によって生じる、磁性層6の磁化方向に依存した磁性
層4の磁化の方向に対して反平行に浮遊磁界20が印加
されるような方向である。この磁気抵抗効果膜において
も、外部磁界10に代えて浮遊磁界20が利用される点
が異なるだけで、その情報の記録は、前述の図2および
図4に示した磁気抵抗効果膜の情報の記録と同じであ
る。なお、記録情報の読み出しは、前述の図4に示した
構造の磁気抵抗効果膜の場合は、印加磁界の反転を必要
としないため問題とならないが、図2に示した構造の磁
気抵抗効果膜の場合は、何らかの方法で磁界を反転させ
る必要がある(図3参照)。この場合は、磁性層7をフ
ェリ磁性体より構成し、そのフェリ磁性体の温度補償を
境として浮遊磁界の方向を反転させることで、情報の読
み出しを行うことができる。
合力によって磁性層3の磁化方向が反転して記録情報が
消失することを防ぐために、図7に示すように、磁性層
3と磁性層4の間に、磁壁エネルギーが小さい材料を用
いた磁性層8を形成してもよい。
抗効果膜の構成において、磁性層1、3〜8として、C
o、Fe、Niやこれらの合金を用いることが可能であ
る。さらにはSb、V、Cr、Si、Al、Zn、M
n、Cu、Rh、Ru、Ir、Os、W、Mo、Nb、
Re、Ga、Ge、Sn、Pt、Pd等を適量添加する
ことにより、所望のキュリー温度、磁壁エネルギー、保
磁力等の磁気特性を調整することも可能である。
させるように形成し、磁性層6の磁化方向を固定しても
よい。反強磁性層に使用する反強磁性体としては、ネー
ル温度が高いものが好ましく、例えばα−Fe2O3、N
iO、MnIr、MnPt、MnCr、CrAl、Cr
Ga等が使用可能である。
化膜を用いた場合の情報記録プロセスを説明するための
概念図で、(a)は「1」が記録されているときの磁化
方向を示す模式図、(b)は比較的低い記録温度TLま
で昇温したときの磁化方向を示す模式図、(c)は比較
的高い記録温度THまで昇温したときの磁化方向を示す
模式図、(d)は「0」が記録されているときの磁化方
向を示す模式図である。図8中、白抜き矢印は磁化の方
向を示し、黒矢印(10)は外部より印加される磁界を
示す。
ての磁性層1、3〜6が垂直磁化膜であり、垂直磁化の
方向に外部磁界10が印加されるようになっている。こ
こでは、磁性層3の磁化方向が上向きのときを「1」と
し、下向きのときを「0」とする。この磁気抵抗効果膜
における記録プロセスは、前述の図2に示した面内磁化
膜を用いた場合と同様であり、やはり比較的低い記録温
度TLまで昇温(図8(b)の状態)した場合は、
「1」が記録され(図8(a)の状態)、比較的高い記
録温度THまで昇温(図8(c)の状態)した場合に
は、「0」が記録される(図8(d)の状態)。
においても、面内磁化膜を用いた場合と同様に磁性層1
にフェリ磁性体を用いることによって、外部磁界10の
方向を変えることなく記録された情報の読み出しが可能
である。図9は、読み出し層である磁性層にフェリ磁性
体を用いた磁気抵抗効果膜の情報再生原理を説明するた
めの図で、(a)は室温における磁化状態を模式的に示
す断面図、(b)は昇温時における磁化状態を模式的に
示す断面図である。この磁気抵抗効果膜は、読み出し層
である磁性層1にフェリ磁性体を用いた以外は、前述の
図8に示した磁気抵抗効果膜と同様のものである。
1と副格子磁化12が反平行に向いており、室温におい
て副格子磁化11が優勢となるように構成されている。
室温において磁性層1に外部磁界10(下向き)が印加
された状態では、図9(a)に示すように、副格子磁化
11が下向き、副格子磁化12が上向きとなる。この時
点では、副格子磁化11(上向き)が優勢となってい
る。
効果膜を比較的低い記録温度TLよりも低く、かつ磁性
層1の補償温度よりも高い温度まで昇温すると、図9
(b)に示すように、副格子磁化11は副格子磁化12
よりも小さくなるととも、それぞれの磁化の向きが反転
(副格子磁化11が上向きになり、副格子磁化12が下
向きになる)する。つまり、磁気抵抗効果膜の昇温によ
り、磁性層1の各副格子の磁化方向が反転可能である。
効果膜においても、前述の面内磁化膜を用いた場合と同
様に、磁気抵抗効果膜に磁界を印加する機能を磁気抵抗
効果膜自体に付加することにより、記録時に外部磁界1
0を印加することなく情報の記録が可能である。
うことが可能な磁気抵抗効果膜における磁化方向と浮遊
磁界の方向を模式的に示す断面図である。この磁気抵抗
効果膜は、図8に示した構成に加えて、磁性層6の側に
新たな磁性層7が設けられている。この磁性層7は、情
報記録に必要な浮遊磁界20を発生するもので、記録温
度において大きな磁化を持ち、磁性層6とは直接接しな
いように設けられている。この磁性層7の磁化の向きは
固定されており、その方向は、磁性層5を介して交換結
合力によって生じる、磁性層6の磁化方向に依存した磁
性層4の磁化の方向に対して反平行に浮遊磁界20が印
加されるような方向である。この磁気抵抗効果膜におい
ても、外部磁界10に代えて浮遊磁界20が利用される
点が異なるだけで、その情報の記録は、前述の図8およ
び図9に示した情報の記録と同じである。なお、記録情
報の読み出しについては、図9に示した構造の磁気抵抗
効果膜の場合は、印加磁界の反転を必要としないため問
題とならないが、図8に示した構造の磁気抵抗効果膜の
場合は、何らかの方法で磁界を反転させる必要がある。
この場合は、磁性層7をフェリ磁性体より構成し、その
フェリ磁性体の温度補償を境として浮遊磁界の方向を反
転させることで、情報の読み出しを行うことができる。
において、各磁性層1、3〜7に用いられる材料として
は、Tb、Dy、Gd、Nd等の希土類金属の中から選
ばれた少なくとも一元素とFe、Co、Ni等の遷移金
属の中から選ばれた少なくとも一元素からなる希土類遷
移金属合金、Pt/Co、Pd/Co等の遷移金属と貴
金属からなる合金や人工格子多層膜、CoCr合金等、
キュリー温度が室温よりも高く垂直磁化を示すものであ
れば使用可能であるが、特に希土類遷移金属合金は、そ
の組成を調整することによって所望の磁気特性を得るこ
とが容易であるので好ましい。また、大きな磁気抵抗変
化を得るためには、磁性層1と磁性層3にスピン分極率
の大きな材料を用いることが好ましい。
れる本形態の磁気薄膜メモリ素子において、磁気抵抗効
果膜を加熱する方法は特に限定するものではないが、例
えば、磁気抵抗効果膜の近くに発熱体を形成して熱伝導
により加熱する方法がある。この場合、発熱体としては
ニッケルクロム合金や鉄クロムアルミニウム合金等が使
用可能である。
熱体とを有する磁気薄膜メモリ素子が複数配置され、選
択的に発熱体に電流を流すことで、磁気薄膜メモリ素子
の磁気薄膜抵抗膜を加熱して情報を記録する。選択的に
発熱体に電流を流す回路としては、周知のMRAMの選
択回路を使用することができる。
率よく昇温するためには、発熱体と磁気薄膜抵抗膜は極
力近い場所に配置する必要がある反面、両者は電気的に
独立している必要がある。したがって、発熱体と磁気抵
抗効果膜は熱伝導率の高い絶縁層を介して隣接して形成
されていることが好ましい。このような絶縁体として
は、BeOが挙げられる。また、熱伝導率が著しく高い
材料でなくても電気抵抗率が高く、かつ絶縁破壊が起き
にくい材料であれば、膜厚を薄くすることにより使用可
能である。そのような材料としては、例えばAl2O3や
Si3N4等が挙げられる。
に接続する場合は、半導体の熱的ダメージを低減するた
め、または熱効率を高めるために、発熱体または磁気抵
抗効果膜を電気抵抗が低く、かつ、熱伝導率が小さい導
体によって形成された層を介して半導体に接続すること
が好ましい。そのような材料としては、例えばTiが挙
げられる。
体による加熱の他、発光体から発せられた光を磁気抵抗
効果膜に照射して直接加熱する方法によっても可能であ
る。
例を挙げてその構成を説明する。
施例の磁気薄膜メモリ素子の概略構成を示す断面図、図
12は、その磁気薄膜メモリ素子に用いられる磁気抵抗
効果膜の断面図である。
iウエハーが用いられており、その表面を酸化処理する
ことで、約1μmのSiO2膜22が形成されている。S
iO 2膜22上部には、膜厚50nmのAl50Cu50膜
によりなるワード線23が形成され、さらにその上部に
n型半導体24、p型半導体25、熱遮断膜26が順次
積層されている。熱遮断膜26には、膜厚100nmの
Tiを用いている。
0、膜厚50nmのAl50Cu50膜よりなるビット線2
7が形成されており、さらにその上部に絶縁膜28、下
部電極29、発熱体30が形成されている。発熱体30
は、磁気抵抗効果膜40を昇温するためのもので、磁気
抵抗効果膜40上にビット線27上部の電気絶縁膜28
を介して形成されており、その下部において膜厚50n
mのAl50Cu50膜よりなる下部電極29と電気的に接
続されている。ここでは、発熱体30に膜厚100nm
のNi75Cr23Mn2を用いている。
Ti膜よりなる熱遮断膜31が形成され、さらにその上
にp型半導体32、n型半導体33、膜厚50nmのA
l50Cu50膜よりなる上部電極34が形成されている。
上部電極34の上部には、記録情報再生時に外部より磁
界を印加するために、絶縁層35を介して膜厚100n
mのAlよりなる導線36が形成されている。
た磁気抵抗効果膜を基本とするもので、図12に示すよ
うに磁性層41、非磁性層42、磁性層43、48、4
4〜46、反強磁性層49が順次積層されてなる多層膜
構造を有する。磁性層41、非磁性層42、磁性層43
〜46がそれぞれ図1に示した磁性層1、非磁性層2、
磁性層3〜6に対応する。また、磁性層48は図7に示
した磁性層8に対応する。反強磁性層49は、磁性層4
6の磁化方向を固定するためのもので、その一方向異方
性は所定の方向に固定されており、磁性層46と交換結
合されている。
i79Fe21膜、非磁性層42は膜厚2nmのAl2O
3膜、磁性層43は膜厚5nmのCo50Fe50膜、磁性
層44は膜厚2nmのCo膜、磁性層45は膜厚3nm
のNi92Cr8膜、磁性層46は膜厚5nmのCo膜、
磁性層48は膜厚5nmのFe80Cr20膜、反強磁性層
49は膜厚5nmのMn70Ir30膜とした。
モリ素子において、情報の記録は、上部電極34と下部
電極29を介して、磁気抵抗効果薄膜40の上部に形成
された発熱体30に電流を流して磁気抵抗効果薄膜40
を適当に昇温することにより行われる。磁気抵抗効果薄
膜40の温度は、発熱体30に流す電流の大きさを調整
することで所望の温度とすることができる。情報記録の
際には、磁気抵抗効果薄膜40の膜面内左方向に磁界を
印加する。
ード線23に定電流を流すとともに、導線36に電流を
流して磁性層41に磁界を印加する。このとき、導線3
6に流す電流の方向を変えることで、磁性層41に印加
する磁界の方向を反転させる。そうすることによって、
磁性層41の磁化は、印加された磁界の方向に揃って反
転し、その結果、磁気抵抗効果膜40の抵抗値に記録情
報に伴った磁気抵抗変化を生ずる。
抵抗効果薄膜40を比較的高い記録温度THまで昇温し
た後、磁気抵抗効果薄膜40の抵抗値を測定したとこ
ろ、磁気抵抗の値は増加する方向に変化した。また、磁
気抵抗効果薄膜40を比較的低い記録温度TLまで昇温
した後、磁気抵抗効果薄膜40の抵抗値を測定したとこ
ろ、磁気抵抗の値は減少する方向に変化した。この結果
から、記録温度の違い(高低)に応じて1ビットの情報
を記録でき、再生できることが分かる。
素子を複数有する磁気薄膜メモリの概略構成を示す回路
図である。図13中、図11に示した構成と同じものに
は、同じ符号を付している。
ット線27が縦横に複数設けられ、それらの各交差部に
磁気薄膜メモリ素子100が設けられている。ワード線
23に沿って磁界印加用の導線36および上部電極34
が設けられ、ビット線27に沿って下部電極29が設け
られている。磁気薄膜メモリ素子100は行列状に複数
配置されているが、いずれも同じ構成であるので、ここ
では図13の右上に位置する磁気薄膜メモリ素子を例に
とってその構成を詳細に説明する。
した構造のもので、磁気抵抗効果膜40、発熱体30、
ダイオードD1(n型半導体24およびp型半導体2
5)、ダイオードD2(n型半導体33およびp型半導
体32)を有する。磁気抵抗効果膜40は、一端がダイ
オードD1を介してワード線23と接続され、他端がビ
ット線27と接続されている。発熱体30は、一端がダ
イオードD2を介して上部電極34と接続され、他端が
下部電極29と接続されている。
の一方の端子と接続されている。トランジスタTr3の
他方の端子は固定抵抗Rの一端に接続されるとともに、
センスアンプSAの一方の入力端子に接続されている。
固定抵抗Rの他端は、電源101を介して接地されてい
る。ビット線27の一端はトランジスタTr4、Tr5
の一方の端子にそれぞれ接続されている。トランジスタ
Tr5の他方の端子は接地され、トランジスタTr4の
他方の端子は電源102を介して接地されている。
の一方の端子に接続されている。トランジスタTr1の
他方の端子は、電源103を介して接地されている。下
部電極29の一端はトランジスタTr6を介して接地さ
れ、導線36の一端はトランジスタTr2を介して接地
されている。
について説明する。
ンにすることにより、上部電極34と下部電極29を介
して発熱体30に所望の大きさの電流を流すことがで
き、これにより、磁気抵抗効果薄膜40を所望の記録温
度に昇温して情報を記録することができる。情報記録時
には、トランジスタTr2をオンとして、導線36に所
定の方向に所定の大きさの電流を流し、該導線36にて
発生する磁界を磁気薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効
果薄膜40に対して印加する。本例では、磁気薄膜メモ
リ素子100が行列状に複数配置されており、各上部電
極34に設けられているトランジスタTr1、各下部電
極29に設けられているトランジスタTr6、各導線3
6に設けられているトランジスタTr2をそれぞれオン
・オフ制御することにより、特定の磁気薄膜メモリ素子
100の発熱体30に選択的に電流を流すことができ、
その磁気抵抗効果薄膜40に対して磁界を印加すること
ができる。
説明する。
0に接続されているビット線27のトランジスタTr5
をオンにし、トランジスタTr4をオフにする。これ以
外のビット線については、その逆の状態、すなわちトラ
ンジスタTr5をオフにし、トランジスタTr4をオン
にする。また、選択する磁気薄膜メモリ素子100に接
続されているワード線23のトランジスタTr3をオン
にする。ここで、ワード線23に電源電圧(電源10
1)はビット線27に接続されている電源電圧(電源1
02)よりも若干低い値であり、その電圧の差は磁気薄
膜メモリ素子100を構成するダイオードD1のツェナ
ー電圧よりも小さくなるように設定されている。このた
め、選択する磁気薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効果
膜40の一端はダイオードD1を介してプラスの電圧が
印加され、他端はグランドに落ちた状態になり、その磁
気抵抗効果膜40に定電流が流れる。なお、その他の磁
気薄膜メモリ素子では、トランジスタTr4がオンとさ
れているためにビット線側に高い電圧が印加されること
となり、ダイオードの働きにより磁気抵抗効果膜には電
流は流れない。
モリ素子100の磁気抵抗効果膜40に定電流を流した
状態で、導線36に順方向に電流を流して磁界を発生さ
せ、次いで逆方向に電流を流して先の磁界とは逆方向に
磁界を発生させる。この動作によって、選択された磁気
薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効果膜40の非磁性層
を介して積層されている読み出し層(磁性層41)およ
び記録層(磁性層43)の磁化方向は反平行から平行、
あるいは平行から反平行へと変化することとなり、磁気
抵抗効果膜40の抵抗が変化する。
磁気抵抗効果膜40と固定抵抗Rは直列に接続されてい
るので、それぞれの抵抗にかかる電位差はそれらの抵抗
値の比率に比例し、それらの抵抗にかかる電位差の和は
2つの電源(101、102)の電圧の差で一定であ
る。したがって、磁気抵抗効果膜40の抵抗値が変化す
ると、この磁気抵抗効果膜40にかかる電位差が変化す
ることになる。この電位差の変化量をセンスアンプSA
で検出することにより、記録情報を読み出す。
施例の磁気薄膜メモリ素子の概略構成を示す断面図、図
15は、その磁気薄膜メモリに用いられる磁気抵抗効果
膜の断面図である。
び絶縁層35が無いこと、磁気抵抗効果膜40の構成が
異なること以外は、上述の第1の実施例の磁気薄膜メモ
リ素子の構成と同じである。
図10に示した磁気抵抗効果膜を基本とするもので、図
15に示すように磁性層41、非磁性層42、磁性層4
3、48、44〜46が順次積層され、さらに磁性層4
6の側に該磁性層46とは接しないように磁性層47が
設けられた多層膜構造を有する。磁性層41、非磁性層
42、磁性層43〜47はそれぞれ図9に示した磁性層
1、非磁性層2、磁性層3〜6および図10に示した磁
性層7に対応する。また、磁性層48は、磁性層44と
の交換結合力によって磁性層43の磁化方向が反転して
記録情報が消失することを防ぐために設けられたもの
で、図7に示した磁性層8と同様の働きをする。
d26Co74膜、非磁性層42に膜厚2nmのAl2O
3膜、磁性層43に膜厚10nmのTb22Fe75Co
3膜、磁性層44に膜厚20nmのDy20Fe62Co18
膜、磁性層45に膜厚3nmのTb 17Fe83膜、磁性層
46に膜厚30nmのTb22Co78膜、磁性層47に膜
厚20nmのTb18Fe41Co41膜、磁性層48に膜厚
5nmのGd32Co68膜を用いた。情報を保持する磁性
層43の保磁力は、ここでは6MA/m以上と著しく大
きくしてある。
1の実施例の場合と同様に、発熱体30に電流を流し、
磁気抵抗効果膜40を昇温することで磁性層43に情報
を記録する。ただし、記録時に、磁気抵抗効果膜40に
印加される磁界は、外部磁界ではなく、磁性層47にて
発生する浮遊磁界である。
化を説明するための図で、(a)は「0」が記録されて
いる場合の各磁性層の磁化方向および抵抗値の変化を示
す図、(b)は「1」が記録されている場合の各磁性層
の磁化方向および抵抗値の変化を示す図である。
化81が優勢であり、磁性層47から発生している浮遊
磁界とGd副格子磁化81の方向は平行、浮遊磁界とC
o副格子磁化82の方向は反平行となっている(図16
の(a)、(b)の室温のときの磁化状態)。この状態
から、磁性層41をその補償温度よりも僅かに高い温度
(ただし、記録温度よりは低い)まで昇温する。そうす
ると、磁性層41の磁化はCo副格子磁化82が優勢と
なり、昇温に伴う磁化反転により磁性層47から発生し
ている浮遊磁界とCo副格子磁化82の方向が平行とな
り、浮遊磁界とGd副格子磁化81の方向は反平行とな
る(図16の(a)、(b)の昇温時の磁化状態)。こ
のように、磁性層41を昇温することによって磁化状態
が反転するので、図16(a)、(b)に示すような記
録情報を伴った磁気抵抗変化を生ずる。
的低い記録温度まで昇温した後、図16(a)に示した
ような昇温による検出を行った結果、磁気抵抗の値は減
少する方向に変化し、比較的高い記録温度まで昇温した
後、図16(b)に示したような昇温による検出を行っ
た結果、磁気抵抗の値は増加する方向に変化した。この
結果から、記録温度の違い(高低)に応じて1ビットの
情報を記録でき、再生できることが分かる。
素子を複数有する磁気薄膜メモリの概略構成を示す回路
図である。この磁気薄膜メモリは、導線36およびトラ
ンジスタTR2が無いこと、磁気薄膜メモリ素子100
の構成が異なること以外は、上述の図13に示したもの
と同じである。図17中、図13に示した構成と同じも
のには、同じ符号を付している。
子100として図14に示した磁気薄膜メモリ素子が用
いられている。情報記録は、図13に示した磁気薄膜メ
モリにおける動作と基本的には同じであるが、情報記録
時に印加される磁界として、導線36にて発生する磁界
に代えて、磁気薄膜メモリ素子100を構成する磁性層
47にて発生する浮遊磁界が用られる。よって、本例の
磁気薄膜メモリにおける記録動作では、図13に示した
磁気薄膜メモリにおける記録動作で必要であった、「ト
ランジスタTr1をオンとして、導線36に所定の方向
に所定の大きさの電流を流し、該導線36にて発生する
磁界を磁気薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効果薄膜4
0に対して印加する」という動作が必要なくなる。これ
以外の記録動作は、図13に示した磁気薄膜メモリにお
ける動作と同じである。
示した磁気薄膜メモリにおける読み出し動作〜のう
ち、の動作が異なるだけで、その他は同じである。以
下、本例におけるの動作について説明する。
気抵抗効果膜40は、図16に示したように読み出し層
である磁性層41をその補償温度よりも僅かに高い温度
(ただし、記録温度よりは低い)まで昇温することで、
その磁化(Gd副格子磁化81およびCo副格子磁化8
2)の方向を反転させて、記録情報の読み出しを行う。
モリ素子100の磁気抵抗効果膜40に定電流を流した
状態で、トランジスタTr1、Tr6をそれぞれオンに
することにより、上部電極34と下部電極29を介して
発熱体30に所望の大きさの電流を流し、磁気抵抗効果
薄膜40の磁性層41を室温からその補償温度よりも僅
かに高い温度(ただし、記録温度よりは低い)まで昇温
する。この動作によって、選択された磁気薄膜メモリ素
子100の磁気抵抗効果膜40の非磁性層を介して積層
されている読み出し層(磁性層41)および記録層(磁
性層43)の磁化方向は、磁性層41の補償温度を境に
して反平行から平行、あるいは平行から反平行へと変化
することとなり、磁気抵抗効果膜40の抵抗が変化す
る。この抵抗変化に応じた電位差の変化量をセンスアン
プSAで検出することにより、記録情報を読み出す。
膜メモリ素子100の磁気抵抗効果膜40の磁性層41
としてフェリ磁性体よりなる磁性層が用いられているた
め、記録情報の読み出しに印加磁界の反転を必要としな
いが、磁性層41にそのようなフェリ磁性体を用いない
場合には、記録情報の読み出しの際に印加磁界を何らか
の方法で反転させる必要がある。そのような場合は、磁
性層47をフェリ磁性体より構成し、そのフェリ磁性体
の温度補償を境として浮遊磁界の方向を反転させること
で、情報の読み出しを行うことができる。この場合、上
記のの動作は、磁性層47の浮遊磁界を反転させるた
めの動作となる。すなわち、動作のようにして選択さ
れた磁気薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効果膜40に
定電流を流した状態で、トランジスタTr1、Tr6を
それぞれオンにすることにより、上部電極34と下部電
極29を介して発熱体30に所望の大きさの電流を流
し、磁気抵抗効果薄膜40の磁性層47を室温からその
補償温度よりも僅かに高い温度(ただし、記録温度より
は低い)まで昇温する。この動作によって、選択された
磁気薄膜メモリ素子100の磁気抵抗効果膜40の非磁
性層を介して積層されている読み出し層(磁性層41)
および記録層(磁性層43)の磁化方向は、磁性層47
の補償温度を境にして反平行から平行、あるいは平行か
ら反平行へと変化することとなり、磁気抵抗効果膜40
の抵抗が変化する。この抵抗変化に応じた電位差の変化
量をセンスアンプSAで検出することにより、記録情報
を読み出す。
基本的には記録層内で生じる交換結合力によって情報の
記録が行われるので、小さな印加磁界によって磁化の方
向を反転することが困難な磁性体を用いた場合であって
も、印加磁界を大きくすることなく記録が可能である。
よって、記録層の磁性体の組成、成膜条件、膜構成等の
選択性を向上させることができ、結果的に、製造におけ
る歩留まりの向上を図ることができる。
抗効果膜の一実施形態を示す断面構造図である。
記録プロセスを説明するための概念図で、(a)は
「1」が記録されているときの磁化方向を示す模式図、
(b)は比較的低い記録温度TLまで昇温したときの磁
化方向を示す模式図、(c)は比較的高い記録温度TH
まで昇温したときの磁化方向を示す模式図、(d)は
「0」が記録されているときの磁化方向を示す模式図で
ある。
再生プロセスを説明するための図で、(a)は磁気抵抗
効果膜に「0」が記録された状態における外部磁界の方
向を反転させたときの各磁性層の磁化方向と検出される
電気抵抗の変化を示す模式図、(b)は磁気抵抗効果膜
に「1」が記録された状態における外部磁界の方向を反
転させたときの各磁性層の磁化方向と検出される電気抵
抗の変化を示す模式図である。
リ磁性体を用いた場合の情報再生原理を説明するための
図で、(a)は室温における磁化状態を模式的に示す断
面図、(b)は昇温時における磁化状態を模式的に示す
断面図である。
図である。
外部磁界なしに情報の記録を行うことが可能な磁気抵抗
効果膜における磁化方向と浮遊磁界の方向を模式的に示
す断面図である。
である。
化膜を用いた場合の情報記録プロセスを説明するための
概念図で、(a)は「1」が記録されているときの磁化
方向を示す模式図、(b)は比較的低い記録温度TLま
で昇温したときの磁化方向を示す模式図、(c)は比較
的高い記録温度THまで昇温したときの磁化方向を示す
模式図、(d)は「0」が記録されているときの磁化方
向を示す模式図である。
リ磁性体を用いた磁気抵抗効果膜の情報再生原理を説明
するための図で、(a)は室温における磁化状態を模式
的に示す断面図、(b)は昇温時における磁化状態を模
式的に示す断面図である。
る、外部磁界なしに情報の記録を行うことが可能な磁気
抵抗効果膜における磁化方向と浮遊磁界の方向を模式的
に示す断面図である。
の概略構成を示す断面図である。
る磁気抵抗効果膜の断面図である。
る磁気薄膜メモリの概略構成を示す回路図である。
の概略構成を示す断面図である。
気抵抗効果膜の断面図である。
おける抵抗値の変化を説明するための図で、(a)は
「0」が記録されている場合の各磁性層の磁化方向およ
び抵抗値の変化を示す模式図、(b)は「1」が記録さ
れている場合の各磁性層の磁化方向および抵抗値の変化
を示す模式図である。
る磁気薄膜メモリの概略構成を示す回路図である。
電気抵抗を説明するための図で、(a)は磁気抵抗効果
膜の磁化が平行な状態を模式的に示す断面図、(b)は
磁気抵抗効果膜の磁化が反平行な状態を模式的に示す断
面図である。
おける記録再生原理を説明するための図で、(a)およ
び(b)は、記録情報「1」の読み出しを行う場合の磁
化の状態を模式的に示す断面図、(c)および(d)
は、記録情報「0」の読み出しを行う場合の磁化の状態
を模式的に示す断面図である。
おける記録再生原理を説明するための図で、(a)およ
び(b)は、記録情報「1」の読み出しを行う場合の磁
化の状態を模式的に示す断面図、(c)および(d)
は、記録情報「0」の読み出しを行う場合の磁化の状態
を模式的に示す断面図である。
層 2、42、142 非磁性層 49 反強磁性層 10 外部磁界 11、12 副格子磁化 20 浮遊磁界 21 基板 22 SiO2膜 23 ワード線 24、33 n型半導体 25、32 p型半導体 26、31 熱遮断膜 27 ビット線 28、35 絶縁膜 29 下部電極 30 発熱体 34 上部電極 36 導線 40 磁気抵抗効果膜 81 Gd副格子磁化 82 Co副格子磁化 100 磁気薄膜メモリ素子 Tr1〜Tr6 トランジスタ 101〜103 電源 SA センスアンプ R 固定抵抗 D1、D2 ダイオード
Claims (17)
- 【請求項1】 読み出し層および記録層が非磁性層を介
して積層された磁気抵抗効果膜を有する磁気薄膜メモリ
素子において、 前記記録層は、隣接する層間で互いに磁気的に交換結合
される複数の磁性層が積層されており、記録温度の高低
に応じて、前記非磁性層に隣接する磁性層の磁化方向が
該記録層内で生じる交換結合力によって反転可能であ
り、該磁性層の磁化方向に応じて、前記読み出し層の磁
化方向を反転させた際に生じる前記磁気抵抗効果膜の磁
気抵抗変化が異なることを特徴とする磁気薄膜メモリ素
子。 - 【請求項2】 記録層は、少なくとも第1乃至第4の磁
性層が順次積層されており、該第1乃至第4の磁性層
は、それぞれの磁性層のキュリー温度が、 第3の磁性層<第1の磁性層<第2の磁性層<第4の磁
性層 の関係にあり、第4の磁性層の磁化方向が所定の方向に
固定されており、記録温度の高低に応じて前記第1の磁
性層に1ビットの情報が記録可能であることを特徴とす
る請求項1に記載の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項3】 高い方の記録温度において所定の大きさ
で所定の方向の磁化を持ち、該磁化により発生する浮遊
磁界によって第2の磁性層の磁化の反転が可能な第5の
磁性層をさらに有することを特徴とする請求項2に記載
の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項4】 第1の磁性層と第2の磁性層との間に、
これら磁性層の磁化方向が反平行である場合に層内に所
定のエネルギーの磁壁が形成される第6の磁性層を有す
ることを特徴とする請求項2に記載の磁気薄膜メモリ素
子。 - 【請求項5】 ネール温度が記録温度より高い反強磁性
層が第4の磁性層に隣接して設けられていることを特徴
とする請求項2に記載の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項6】 読み出し層がフェリ磁性層であり、その
補償温度が室温より高く、記録温度より低いことを特徴
とする請求項1に記載の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項7】 読み出し層および記録層を構成する磁性
層が面内磁化膜であることを特徴とする請求項1に記載
の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項8】 読み出し層および記録層を構成する磁性
層が垂直磁化膜であることを特徴とする請求項1に記載
の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項9】 垂直磁化膜が希土類と遷移金属の合金か
らなることを特徴とする請求項8に記載の磁気薄膜メモ
リ素子。 - 【請求項10】 読み出し層および記録層を構成する磁
性層がスピン依存トンネル効果膜であることを特徴とす
る請求項1に記載の磁気薄膜メモリ素子。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
磁気薄膜メモリ素子を複数有し、該複数の磁気薄膜メモ
リ素子の磁気抵抗効果膜を選択的に昇温可能に構成され
ていることを特徴とする磁気薄膜メモリ。 - 【請求項12】 隣接する層間で互いに磁気的に交換結
合される複数の磁性層からなる記録層と読み出し層とが
非磁性層を介して積層された磁気抵抗効果膜を有する磁
気薄膜メモリ素子の情報記録方法であって、 前記複数の磁性層のうちの前記非磁性層に隣接する磁性
層の磁化方向を、記録温度の高低に応じて、前記記録層
内で生じる交換結合力によって反転させて情報を記録す
ることを特徴とする情報記録方法。 - 【請求項13】 複数の磁性層として第1乃至第4の磁
性層を用い、該第1乃至第4の磁性層のキュリー温度の
関係を、 第3の磁性層<第1の磁性層<第2の磁性層<第4の磁
性層 とするととも、前記第4の磁性層の磁化方向を所定の方
向に固定し、 磁気抵抗効果膜を前記第3の磁性層のキュリー温度より
も高い第1の記録温度に昇温して、前記第3の磁性層の
磁化を滅磁するとともに、前記第1の磁性層の磁化反転
を容易にし、前記第2の磁性層との交換結合力により前
記第1の磁性層の磁化方向を前記第4の磁性層の磁化方
向として第1の情報を記録し、 前記磁気抵抗効果膜を前記第1の記録温度より高い第2
の記録温度に昇温するとともに、前記第2の磁性層に対
して前記第4の磁性層の磁化方向とは反平行に印加され
る所定の大きさの磁界を印加して、前記第2の磁性層の
磁化方向を前記磁界の方向に揃え、該第2の磁性層との
交換結合力により前記第1の磁性層の磁化方向を前記第
4の磁性層の磁化方向とは反平行として第2の情報を記
録することを特徴とする請求項12に記載の情報記録方
法。 - 【請求項14】 第2の記録温度による情報記録時に印
加される所定の大きさの磁界として外部磁界を用いるこ
とを特徴とする請求項13に記載の情報記録方法。 - 【請求項15】 第2の記録温度において所定の大きさ
で所定の方向の磁化を持つ第5の磁性層を用い、該第5
の磁性層が発生する浮遊磁界を前記第2の記録温度によ
る情報記録時に印加される所定の大きさの磁界として用
いることを特徴とする請求項13に記載の情報記録方
法。 - 【請求項16】 第1の磁性層と第2の磁性層との間に
第6の磁性層を設けて、前記第1の磁性層の磁化方向と
前記第2の磁性層の磁化方向が反平行である場合に、前
記第5の磁性層内に所定のエネルギーの磁壁を形成する
ことを特徴とする請求項13に記載の情報記録方法。 - 【請求項17】 ネール温度が記録温度より高い反強磁
性層を用いて第4の磁性層の磁化方向を固定することを
特徴とする請求項13に記載の情報記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001003750A JP4666775B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001003750A JP4666775B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002208681A true JP2002208681A (ja) | 2002-07-26 |
| JP4666775B2 JP4666775B2 (ja) | 2011-04-06 |
Family
ID=18872041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001003750A Expired - Fee Related JP4666775B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4666775B2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005520325A (ja) * | 2002-03-12 | 2005-07-07 | エイジェンシー フォー サイエンス,テクノロジー アンド リサーチ | 多段セルの磁気抵抗効果型ランダムアクセスメモリ |
| US7310265B2 (en) | 2003-10-14 | 2007-12-18 | Agency For Science, Technology And Research | Magnetic memory device |
| JP2008526008A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 保持時間及び書き込み速度の改善したpmcメモリ |
| WO2010021213A1 (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | 日本電気株式会社 | 磁気抵抗記憶装置 |
| WO2010064476A1 (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 磁気メモリー素子及び不揮発性記憶装置 |
| JP2010140973A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Hitachi Ltd | 磁気メモリセル及び磁気ランダムアクセスメモリ |
| JP2010153895A (ja) * | 2002-12-17 | 2010-07-08 | Robert Bosch Gmbh | 磁気抵抗性の多層デバイスおよびセンサエレメント |
| WO2011078776A1 (en) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | Vnk Innovation Ab | Memory element with magneto-thermo-electronic control |
| JP2012094871A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Crocus Technology Sa | マルチレベル磁気素子 |
| JP2013219375A (ja) * | 2008-12-22 | 2013-10-24 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気抵抗素子およびそれを用いる記憶装置 |
| JP2014528071A (ja) * | 2011-09-14 | 2014-10-23 | リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミネソタ | 外部磁界を必要としない磁気生体センサ |
| KR20160051524A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-11 | 삼성전자주식회사 | 자기 저항 소자 |
| KR20190063094A (ko) * | 2017-11-29 | 2019-06-07 | 삼성전자주식회사 | 자기 기억 소자 |
| WO2022014529A1 (ja) * | 2020-07-15 | 2022-01-20 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子の層構造、磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| JP2023094193A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子の層構造、磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| WO2024234369A1 (zh) * | 2023-05-18 | 2024-11-21 | 中国科学院微电子研究所 | 磁性薄膜、自旋电子器件、存储池阵列及存储池神经网络 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0845267A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-16 | Sony Corp | 磁気記憶素子 |
| JPH10135038A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-22 | Nec Corp | 磁気抵抗効果素子及びこれを用いた磁気抵抗効果センサ |
| JPH10284321A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Toshiba Corp | 交換結合膜とそれを用いた磁気抵抗効果素子、磁気ヘッドおよび磁気記憶装置 |
| JPH113585A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Canon Inc | 磁性薄膜メモリ素子およびその記録再生方法 |
| JPH11213650A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Canon Inc | 磁性薄膜素子および磁性薄膜メモリ素子およびその記録再生方法 |
| JPH11232710A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-27 | Hitachi Ltd | 磁性メモリ |
| JP2000113666A (ja) * | 1998-10-08 | 2000-04-21 | Yotaro Yamazaki | 磁性薄膜メモリ素子および磁性薄膜メモリ |
| JP2000285668A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-13 | Univ Nagoya | 磁気メモリデバイス |
| JP2000307170A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-11-02 | Canon Inc | 磁気抵抗素子及び磁気抵抗メモリ素子 |
-
2001
- 2001-01-11 JP JP2001003750A patent/JP4666775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0845267A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-16 | Sony Corp | 磁気記憶素子 |
| JPH10135038A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-22 | Nec Corp | 磁気抵抗効果素子及びこれを用いた磁気抵抗効果センサ |
| JPH10284321A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Toshiba Corp | 交換結合膜とそれを用いた磁気抵抗効果素子、磁気ヘッドおよび磁気記憶装置 |
| JPH113585A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Canon Inc | 磁性薄膜メモリ素子およびその記録再生方法 |
| JPH11213650A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Canon Inc | 磁性薄膜素子および磁性薄膜メモリ素子およびその記録再生方法 |
| JPH11232710A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-27 | Hitachi Ltd | 磁性メモリ |
| JP2000113666A (ja) * | 1998-10-08 | 2000-04-21 | Yotaro Yamazaki | 磁性薄膜メモリ素子および磁性薄膜メモリ |
| JP2000285668A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-13 | Univ Nagoya | 磁気メモリデバイス |
| JP2000307170A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-11-02 | Canon Inc | 磁気抵抗素子及び磁気抵抗メモリ素子 |
Cited By (27)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005520325A (ja) * | 2002-03-12 | 2005-07-07 | エイジェンシー フォー サイエンス,テクノロジー アンド リサーチ | 多段セルの磁気抵抗効果型ランダムアクセスメモリ |
| JP2010153895A (ja) * | 2002-12-17 | 2010-07-08 | Robert Bosch Gmbh | 磁気抵抗性の多層デバイスおよびセンサエレメント |
| US7310265B2 (en) | 2003-10-14 | 2007-12-18 | Agency For Science, Technology And Research | Magnetic memory device |
| JP2008526008A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 保持時間及び書き込み速度の改善したpmcメモリ |
| WO2010021213A1 (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | 日本電気株式会社 | 磁気抵抗記憶装置 |
| WO2010064476A1 (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 磁気メモリー素子及び不揮発性記憶装置 |
| JP5316967B2 (ja) * | 2008-12-02 | 2013-10-16 | 富士電機株式会社 | 磁気メモリー素子及び不揮発性記憶装置 |
| KR101607357B1 (ko) | 2008-12-02 | 2016-03-29 | 아이아이아이 홀딩스 3, 엘엘씨 | 자기 메모리 소자 및 불휘발성 기억장치 |
| US8929131B2 (en) | 2008-12-02 | 2015-01-06 | Fuji Electric Co., Ltd. | Magnetic memory element and non-volatile storage device |
| JP2010140973A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Hitachi Ltd | 磁気メモリセル及び磁気ランダムアクセスメモリ |
| JP2013219375A (ja) * | 2008-12-22 | 2013-10-24 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気抵抗素子およびそれを用いる記憶装置 |
| JP5440509B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2014-03-12 | 富士電機株式会社 | 不揮発記憶装置 |
| WO2011078776A1 (en) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | Vnk Innovation Ab | Memory element with magneto-thermo-electronic control |
| JP2012094871A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Crocus Technology Sa | マルチレベル磁気素子 |
| JP2014528071A (ja) * | 2011-09-14 | 2014-10-23 | リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミネソタ | 外部磁界を必要としない磁気生体センサ |
| KR20160051524A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-11 | 삼성전자주식회사 | 자기 저항 소자 |
| JP2016092066A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 磁気抵抗素子 |
| KR102291612B1 (ko) * | 2014-10-30 | 2021-08-19 | 삼성전자주식회사 | 자기 저항 소자 |
| KR20190063094A (ko) * | 2017-11-29 | 2019-06-07 | 삼성전자주식회사 | 자기 기억 소자 |
| KR102365117B1 (ko) | 2017-11-29 | 2022-02-21 | 삼성전자주식회사 | 자기 기억 소자 |
| WO2022014529A1 (ja) * | 2020-07-15 | 2022-01-20 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子の層構造、磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| JP2022018237A (ja) * | 2020-07-15 | 2022-01-27 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子の層構造、磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| CN116194990A (zh) * | 2020-07-15 | 2023-05-30 | 国立大学法人京都大学 | 磁存储元件的层结构、磁存储元件、磁存储装置以及用于在磁存储元件中存储数据的方法 |
| US12236989B2 (en) | 2020-07-15 | 2025-02-25 | Kyoto University | Layer structure for magnetic memory element, magnetic memory element, magnetic memory device, and method for storing data in magnetic memory element |
| JP7644464B2 (ja) | 2020-07-15 | 2025-03-12 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| JP2023094193A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | 国立大学法人京都大学 | 磁気メモリ素子の層構造、磁気メモリ素子、磁気メモリ装置、および磁気メモリ素子へデータを記憶する方法 |
| WO2024234369A1 (zh) * | 2023-05-18 | 2024-11-21 | 中国科学院微电子研究所 | 磁性薄膜、自旋电子器件、存储池阵列及存储池神经网络 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4666775B2 (ja) | 2011-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6436526B1 (en) | Magneto-resistance effect element, magneto-resistance effect memory cell, MRAM and method for performing information write to or read from the magneto-resistance effect memory cell | |
| CN100433182C (zh) | 磁致电阻元件 | |
| KR101895250B1 (ko) | 기록가능 자기 소자 | |
| JP3679593B2 (ja) | 磁性薄膜素子および磁性薄膜メモリ素子およびその記録再生方法 | |
| JP4568926B2 (ja) | 磁気機能素子及び磁気記録装置 | |
| CN100533589C (zh) | 磁单元和磁存储器 | |
| US9153306B2 (en) | Tunnel magnetoresistive effect element and random access memory using same | |
| JP3667244B2 (ja) | 磁気抵抗素子、それを用いたメモリ素子、磁気ランダムアクセスメモリ及び磁気ランダムアクセスメモリの記録再生方法 | |
| JP7614589B2 (ja) | スピン注入源、磁気メモリ、スピンホール発振器、及び計算機 | |
| JP4666775B2 (ja) | 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録方法 | |
| JP2003110094A (ja) | 垂直磁化膜を用いた磁気メモリ及びその製造方法 | |
| JP3693247B2 (ja) | 磁気抵抗効果記憶素子およびその製造方法 | |
| JPWO2012004883A1 (ja) | 磁気抵抗効果素子及びそれを用いたランダムアクセスメモリ | |
| JP2010098259A (ja) | メモリセル、ならびに、磁気メモリ素子 | |
| JPWO2001024289A1 (ja) | 磁気抵抗効果記憶素子およびその製造方法 | |
| TWI422083B (zh) | Magnetic memory lattice and magnetic random access memory | |
| JP4666774B2 (ja) | 磁気薄膜メモリ素子、磁気薄膜メモリおよび情報記録再生方法 | |
| JP3524486B2 (ja) | 磁気抵抗素子及び該素子を用いたメモリ素子 | |
| JP4100892B2 (ja) | 不揮発磁気薄膜メモリ装置 | |
| JP2006295001A (ja) | 記憶素子及びメモリ | |
| JP2002368306A (ja) | 磁気抵抗効果膜およびそれを用いたメモリ | |
| JP4136028B2 (ja) | 磁性薄膜メモリ素子、それを用いた磁性薄膜メモリ及びその記録再生方法 | |
| JPH11154389A (ja) | 磁気抵抗素子、磁性薄膜メモリ素子および該メモリ素子の記録再生方法 | |
| JP3658331B2 (ja) | メモリ素子の記録再生方法、磁気抵抗素子及び磁気ランダムアクセスメモリ | |
| JP2005203535A (ja) | 磁気メモリ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080108 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080108 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101014 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101020 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101213 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110104 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |