JP2002204245A - 信号出力装置、信号出力方法及び信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
信号出力装置、信号出力方法及び信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンジングウインドウを開くことによって生
じるデータの遅延を低減し、帯域の有効活用を行う。 【解決手段】 送出許可信号計数手段8が、レンジング
ウインドウを開くことにより加入者側装置2に対して送
信されなかった送出許可信号数を計数し、帯域制御手段
6が送出許可信号計数手段8によって計数された未送信
の送出許可信号が次の送信機会(次の帯域更新周期)に
おいて優先的に送信されるように未送信の送出許可信号
に対して帯域を割当てる。
じるデータの遅延を低減し、帯域の有効活用を行う。 【解決手段】 送出許可信号計数手段8が、レンジング
ウインドウを開くことにより加入者側装置2に対して送
信されなかった送出許可信号数を計数し、帯域制御手段
6が送出許可信号計数手段8によって計数された未送信
の送出許可信号が次の送信機会(次の帯域更新周期)に
おいて優先的に送信されるように未送信の送出許可信号
に対して帯域を割当てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM(Asy
nchronous Transfer Mode:非
同期転送モード)−PON(Passive Opti
cal Network)システムにおける帯域管理技
術に関するものである。
nchronous Transfer Mode:非
同期転送モード)−PON(Passive Opti
cal Network)システムにおける帯域管理技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば、特開平11−35530
1に示された従来のATM−PONシステムであり、局
内の加入者線終端装置(OLT)と複数の網終端装置
(ONT)が対向して双方向通信を行う。
1に示された従来のATM−PONシステムであり、局
内の加入者線終端装置(OLT)と複数の網終端装置
(ONT)が対向して双方向通信を行う。
【0003】次に動作について説明する。ATM−PO
Nシステムにおいて、局側装置1は各加入者側装置2−
1〜2−Nに対し、上り信号を送出して良いタイムスロ
ットを指示する送出許可信号を送信する。単位時間当た
りの送出許可信号の数は各加入者側装置2−1〜2−N
に割り当てた帯域に比例する。帯域制御手段6は送出許
可信号生成手段4に単位時間当たりの送出許可信号の送
信頻度を指示する。加入者側装置2−1〜2−Nは送信
すべきデータがあれば、送出許可信号により指定された
タイムスロットに有効データを送信し、送信すべきデー
タが無ければ無効データを送信する。
Nシステムにおいて、局側装置1は各加入者側装置2−
1〜2−Nに対し、上り信号を送出して良いタイムスロ
ットを指示する送出許可信号を送信する。単位時間当た
りの送出許可信号の数は各加入者側装置2−1〜2−N
に割り当てた帯域に比例する。帯域制御手段6は送出許
可信号生成手段4に単位時間当たりの送出許可信号の送
信頻度を指示する。加入者側装置2−1〜2−Nは送信
すべきデータがあれば、送出許可信号により指定された
タイムスロットに有効データを送信し、送信すべきデー
タが無ければ無効データを送信する。
【0004】また、加入者側装置2−1〜2−Nはデー
タ送信時には、局側装置1から通知された遅延量だけ送
信データを遅延させる。これにより、各加入者側装置2
−1〜2−Nから局側装置1までの距離が異なっていて
も、上り方向のデータを時分割多重することができる。
新たに各加入者側装置2―iが追加された時には、局側
装置1は遅延量を決定するために、下記レンジングと呼
ばれる手順を行う。
タ送信時には、局側装置1から通知された遅延量だけ送
信データを遅延させる。これにより、各加入者側装置2
−1〜2−Nから局側装置1までの距離が異なっていて
も、上り方向のデータを時分割多重することができる。
新たに各加入者側装置2―iが追加された時には、局側
装置1は遅延量を決定するために、下記レンジングと呼
ばれる手順を行う。
【0005】以下レンジングについて、図4を用いて説
明する。図4(a)は通常時において送出許可信号が指
定する時間位置を示すものである。加入者側装置状態制
御手段5は、新たに設置された遅延量不明の加入者側装
置2―iに対してレンジング用の送出許可信号を送信す
ることを送出許可信号生成手段4に指示する。図4
(b)に示すように、送出許可信号生成手段4は新たに
設置された加入者側装置2―iからの応答が返る可能性
のある時間には、他の加入者側装置2−1〜2−Nに対
する送出許可信号を割り当てない。新たに設置された加
入者側装置2―iからの応答待ち時間をレンジングウイ
ンドウと呼んでいる。局側装置1は、加入者側装置2―
iから応答が返ると、遅延量を測定し、その遅延量の値
に基づいて上りデータを時分割多重するために適切な値
を算出し、算出した値を加入者側装置2―iへ通知す
る。送出許可信号生成手段4は、レンジングウインドウ
を開くことにより送信できなくなる送出許可信号につい
てはキューイングしておき、レンジングウインドウを閉
じた後でキューイングされていた送出許可信号を送信す
る。
明する。図4(a)は通常時において送出許可信号が指
定する時間位置を示すものである。加入者側装置状態制
御手段5は、新たに設置された遅延量不明の加入者側装
置2―iに対してレンジング用の送出許可信号を送信す
ることを送出許可信号生成手段4に指示する。図4
(b)に示すように、送出許可信号生成手段4は新たに
設置された加入者側装置2―iからの応答が返る可能性
のある時間には、他の加入者側装置2−1〜2−Nに対
する送出許可信号を割り当てない。新たに設置された加
入者側装置2―iからの応答待ち時間をレンジングウイ
ンドウと呼んでいる。局側装置1は、加入者側装置2―
iから応答が返ると、遅延量を測定し、その遅延量の値
に基づいて上りデータを時分割多重するために適切な値
を算出し、算出した値を加入者側装置2―iへ通知す
る。送出許可信号生成手段4は、レンジングウインドウ
を開くことにより送信できなくなる送出許可信号につい
てはキューイングしておき、レンジングウインドウを閉
じた後でキューイングされていた送出許可信号を送信す
る。
【0006】ところで、ATM−PONシステムでは、
動的帯域割当と呼ばれる、各加入者側装置2−1〜2−
Nの割当帯域を帯域使用状況に応じて変更する制御が行
われている。動的帯域割当には例えば以下のような方式
がある。加入者側装置輻輳検出手段7は各加入者側装置
2−1〜2−Nからの有効データおよび無効データを計
数する、あるいは、加入者側装置からの通知メッセージ
等により輻輳状態を検出する。図6に示すように、帯域
制御手段6は各加入者側装置2−1〜2−Nに対して常
に最低保証帯域分(BW1_min、BW2_min、
BW3_min、・・・)の帯域を与え、輻輳状態とな
った加入者側装置2−jに対しては余剰帯域(BWj_
ex)を配分して帯域を増やす。ここで、最低保証帯域
とはCBR(Constant Bit Rate)の
ように遅延が許容されないトラヒック用の帯域を優先し
て確保するための帯域である。
動的帯域割当と呼ばれる、各加入者側装置2−1〜2−
Nの割当帯域を帯域使用状況に応じて変更する制御が行
われている。動的帯域割当には例えば以下のような方式
がある。加入者側装置輻輳検出手段7は各加入者側装置
2−1〜2−Nからの有効データおよび無効データを計
数する、あるいは、加入者側装置からの通知メッセージ
等により輻輳状態を検出する。図6に示すように、帯域
制御手段6は各加入者側装置2−1〜2−Nに対して常
に最低保証帯域分(BW1_min、BW2_min、
BW3_min、・・・)の帯域を与え、輻輳状態とな
った加入者側装置2−jに対しては余剰帯域(BWj_
ex)を配分して帯域を増やす。ここで、最低保証帯域
とはCBR(Constant Bit Rate)の
ように遅延が許容されないトラヒック用の帯域を優先し
て確保するための帯域である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のATM−PON
システムでは、レンジングウインドウを開くことによっ
て一時的にデータに使用可能な帯域が減るため、送信で
きなくなった送出許可信号をキューイングしておき、レ
ンジングウインドウを閉じた後に、キューイングされて
いた送出許可信号を送信する。従って、APON区間の
帯域の全てを加入者側装置に割り当てることはできず、
キューイングされる送出許可信号を、レンジングウイン
ドウを閉じた後に送信できるように予備帯域を設け(図
5)、APONの帯域から予備帯域分を差し引いた帯域
を加入者側装置に帯域を割り当てる(図6)。予備帯域
を小さくすると、キューイングされている送出許可信号
を送信し終わるまでに時間がかかり、加入者側装置にお
いてデータが滞留する。これは、特にCBRパスに対し
ては通信品質の劣化となる。予備帯域を大きくすると、
キューイングされている送出許可信号を短時間で送信で
きるが、レンジングウインドウを開いていないときには
帯域が無駄になってしまう。
システムでは、レンジングウインドウを開くことによっ
て一時的にデータに使用可能な帯域が減るため、送信で
きなくなった送出許可信号をキューイングしておき、レ
ンジングウインドウを閉じた後に、キューイングされて
いた送出許可信号を送信する。従って、APON区間の
帯域の全てを加入者側装置に割り当てることはできず、
キューイングされる送出許可信号を、レンジングウイン
ドウを閉じた後に送信できるように予備帯域を設け(図
5)、APONの帯域から予備帯域分を差し引いた帯域
を加入者側装置に帯域を割り当てる(図6)。予備帯域
を小さくすると、キューイングされている送出許可信号
を送信し終わるまでに時間がかかり、加入者側装置にお
いてデータが滞留する。これは、特にCBRパスに対し
ては通信品質の劣化となる。予備帯域を大きくすると、
キューイングされている送出許可信号を短時間で送信で
きるが、レンジングウインドウを開いていないときには
帯域が無駄になってしまう。
【0008】また、動的帯域割当についても、特に、局
側装置にて加入者側装置から受信する有効データを計数
し、割当帯域を変更する方式においては、レンジングウ
インドウを開いたときには使用率が減少するように見
え、その後は、キューイングされていた送出許可信号が
送信されるため使用率が増加するように見える。このた
め、使用率計算が不正確になり、効率的な帯域割当を妨
げる。
側装置にて加入者側装置から受信する有効データを計数
し、割当帯域を変更する方式においては、レンジングウ
インドウを開いたときには使用率が減少するように見
え、その後は、キューイングされていた送出許可信号が
送信されるため使用率が増加するように見える。このた
め、使用率計算が不正確になり、効率的な帯域割当を妨
げる。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、レンジングウインドウを開いた
ときのデータの遅延量低減と、APON区間の帯域の有
効利用を目的とする。
ためになされたもので、レンジングウインドウを開いた
ときのデータの遅延量低減と、APON区間の帯域の有
効利用を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号出力装
置は、データ通信装置に対する信号を、単位時間あたり
一定の信号出力総量で前記データ通信装置に出力すると
ともに、所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力
を停止する信号出力装置であって、単位時間あたりの信
号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力区分に
区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前記第一
の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一つ以上
の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごとに信号
出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記信号出
力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりによる出
力停止により、特定の単位時間内に出力されない出力遅
延信号が発生し前記特定の単位時間における信号出力総
量が減少する場合に、前記特定の単位時間の後の他の単
位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号出力量
を減少させて、前記特定の単位時間内に出力されない出
力遅延信号を前記他の単位時間において出力する信号出
力スケジュールを設定する信号出力スケジュール設定手
段を有することを特徴とする。
置は、データ通信装置に対する信号を、単位時間あたり
一定の信号出力総量で前記データ通信装置に出力すると
ともに、所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力
を停止する信号出力装置であって、単位時間あたりの信
号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力区分に
区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前記第一
の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一つ以上
の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごとに信号
出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記信号出
力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりによる出
力停止により、特定の単位時間内に出力されない出力遅
延信号が発生し前記特定の単位時間における信号出力総
量が減少する場合に、前記特定の単位時間の後の他の単
位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号出力量
を減少させて、前記特定の単位時間内に出力されない出
力遅延信号を前記他の単位時間において出力する信号出
力スケジュールを設定する信号出力スケジュール設定手
段を有することを特徴とする。
【0011】前記信号出力装置は、更に、前記信号を生
成する信号生成手段と、前記信号生成手段により生成さ
れた信号のうち、前記単位時間と前記信号出力停止時間
との少なくとも一部の時間の重なりによる出力停止によ
り、前記信号出力スケジュール設定手段によって出力が
予定された本来の単位時間内に出力されない前記出力遅
延信号を蓄積する信号蓄積手段と、前記信号蓄積手段に
蓄積される前記出力遅延信号の信号蓄積量を計測する計
測手段とを有し、前記信号出力スケジュール設定手段
は、前記計測手段により計測された前記信号蓄積量に基
づいて、前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単
位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出
力区分の信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を
前記他の単位時間において出力する信号出力スケジュー
ルを設定することを特徴とする。
成する信号生成手段と、前記信号生成手段により生成さ
れた信号のうち、前記単位時間と前記信号出力停止時間
との少なくとも一部の時間の重なりによる出力停止によ
り、前記信号出力スケジュール設定手段によって出力が
予定された本来の単位時間内に出力されない前記出力遅
延信号を蓄積する信号蓄積手段と、前記信号蓄積手段に
蓄積される前記出力遅延信号の信号蓄積量を計測する計
測手段とを有し、前記信号出力スケジュール設定手段
は、前記計測手段により計測された前記信号蓄積量に基
づいて、前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単
位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出
力区分の信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を
前記他の単位時間において出力する信号出力スケジュー
ルを設定することを特徴とする。
【0012】前記信号出力装置は、更に、前記信号を生
成する信号生成手段と、前記信号生成手段によって生成
されていない未生成の信号のうち、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、前記信号出力スケジュール設定手
段によって出力が予定された本来の単位時間内に出力さ
れない出力遅延信号の信号量を計測する計測手段とを有
し、信号出力スケジュール設定手段は、前記計測手段に
より計測された前記出力遅延信号の信号量に基づいて、
前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単位時間の
後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の
信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を前記他の
単位時間において出力する信号出力スケジュールを設定
することを特徴とする。
成する信号生成手段と、前記信号生成手段によって生成
されていない未生成の信号のうち、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、前記信号出力スケジュール設定手
段によって出力が予定された本来の単位時間内に出力さ
れない出力遅延信号の信号量を計測する計測手段とを有
し、信号出力スケジュール設定手段は、前記計測手段に
より計測された前記出力遅延信号の信号量に基づいて、
前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単位時間の
後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の
信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を前記他の
単位時間において出力する信号出力スケジュールを設定
することを特徴とする。
【0013】前記信号出力スケジュール設定手段は、前
記出力遅延信号を、前記第一の出力区分の信号として出
力する第一区分信号と前記第二の出力区分として出力す
る第二区分信号とに区別し、前記他の単位時間における
いずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、
前記第一区分信号を前記他の単位時間において出力する
信号出力スケジュールを設定することを特徴とする。
記出力遅延信号を、前記第一の出力区分の信号として出
力する第一区分信号と前記第二の出力区分として出力す
る第二区分信号とに区別し、前記他の単位時間における
いずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、
前記第一区分信号を前記他の単位時間において出力する
信号出力スケジュールを設定することを特徴とする。
【0014】本発明に係る信号出力装置は、データ通信
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力装置であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間における減少後の信号出力総量
のうち減少がない場合の第一の出力区分の信号出力量と
同量の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少
後の信号出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量と
の差分を少なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区
分して、前記信号出力スケジュールを設定する信号出力
スケジュール設定手段を有することを特徴とする。
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力装置であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間における減少後の信号出力総量
のうち減少がない場合の第一の出力区分の信号出力量と
同量の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少
後の信号出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量と
の差分を少なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区
分して、前記信号出力スケジュールを設定する信号出力
スケジュール設定手段を有することを特徴とする。
【0015】前記信号出力スケジュール設定手段は、前
記信号出力停止時間に先立ち、前記特定の単位時間にお
ける信号出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時
間における減少後の信号出力総量のうち減少がない場合
の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号出力量を第
一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前記信号出力
スケジュールを設定する信号出力スケジュール設定手段
を有することを特徴とする。
記信号出力停止時間に先立ち、前記特定の単位時間にお
ける信号出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時
間における減少後の信号出力総量のうち減少がない場合
の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号出力量を第
一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前記信号出力
スケジュールを設定する信号出力スケジュール設定手段
を有することを特徴とする。
【0016】前記信号出力装置は、複数のデータ通信装
置と複数の伝送路を介して接続され、前記信号として、
各データ通信装置に対して、前記各データ通信装置から
前記信号出力装置へのデータ送出を許可するデータ送出
許可信号を出力し、前記信号出力スケジュール設定手段
は、前記データ送出許可信号の信号出力スケジュールを
設定することを特徴とする。
置と複数の伝送路を介して接続され、前記信号として、
各データ通信装置に対して、前記各データ通信装置から
前記信号出力装置へのデータ送出を許可するデータ送出
許可信号を出力し、前記信号出力スケジュール設定手段
は、前記データ送出許可信号の信号出力スケジュールを
設定することを特徴とする。
【0017】前記信号出力装置は、各データ通信装置ご
との伝送路長の相違によるデータ伝送時間の相違を補正
する補正量を各データ通信装置ごとに計測し、前記信号
出力停止時間として、いずれかのデータ通信装置に対し
て前記補正量の計測を行っている間、前記データ送出許
可信号の出力を停止することを特徴とする。
との伝送路長の相違によるデータ伝送時間の相違を補正
する補正量を各データ通信装置ごとに計測し、前記信号
出力停止時間として、いずれかのデータ通信装置に対し
て前記補正量の計測を行っている間、前記データ送出許
可信号の出力を停止することを特徴とする。
【0018】前記信号出力装置は、複数のデータ通信装
置に対して前記信号を出力し、前記信号出力スケジュー
ル設定部は、各データ通信装置に対して単位時間内に最
低限出力すべき最低保証出力量の総和を、前記第一の出
力区分の信号出力量とすることを特徴とする。
置に対して前記信号を出力し、前記信号出力スケジュー
ル設定部は、各データ通信装置に対して単位時間内に最
低限出力すべき最低保証出力量の総和を、前記第一の出
力区分の信号出力量とすることを特徴とする。
【0019】前記信号出力装置は、複数のデータ通信装
置に対して前記信号を出力し、前記信号出力スケジュー
ル設定部は、各データ通信装置に出力する信号ごとに優
先度を設定し、所定のレベル以上の優先度が設定された
信号の出力量の総和を、前記第一の出力区分の信号出力
量とすることを特徴とする。
置に対して前記信号を出力し、前記信号出力スケジュー
ル設定部は、各データ通信装置に出力する信号ごとに優
先度を設定し、所定のレベル以上の優先度が設定された
信号の出力量の総和を、前記第一の出力区分の信号出力
量とすることを特徴とする。
【0020】本発明に係る信号出力方法は、データ通信
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力方法であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間の後の他の単位時間におけるい
ずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、前
記特定の単位時間内に出力されない出力遅延信号を前記
他の単位時間において出力する信号出力スケジュールを
設定する信号出力スケジュール設定ステップを有するこ
とを特徴とする。
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力方法であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間の後の他の単位時間におけるい
ずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、前
記特定の単位時間内に出力されない出力遅延信号を前記
他の単位時間において出力する信号出力スケジュールを
設定する信号出力スケジュール設定ステップを有するこ
とを特徴とする。
【0021】前記信号出力方法は、更に、前記信号を生
成する信号生成ステップと、前記信号生成ステップによ
り生成された信号のうち、前記単位時間と前記信号出力
停止時間との少なくとも一部の時間の重なりによる出力
停止により、前記信号出力スケジュール設定ステップに
よって出力が予定された本来の単位時間内に出力されな
い前記出力遅延信号を蓄積する信号蓄積ステップと、前
記信号蓄積ステップにおいて蓄積される前記出力遅延信
号の信号蓄積量を計測する計測ステップとを有し、前記
信号出力スケジュール設定ステップは、前記計測ステッ
プにより計測された前記信号蓄積量に基づいて、前記出
力遅延信号の出力が予定された本来の単位時間の後の他
の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号出
力量を減少させて、前記出力遅延信号を前記他の単位時
間において出力する信号出力スケジュールを設定するこ
とを特徴とする。
成する信号生成ステップと、前記信号生成ステップによ
り生成された信号のうち、前記単位時間と前記信号出力
停止時間との少なくとも一部の時間の重なりによる出力
停止により、前記信号出力スケジュール設定ステップに
よって出力が予定された本来の単位時間内に出力されな
い前記出力遅延信号を蓄積する信号蓄積ステップと、前
記信号蓄積ステップにおいて蓄積される前記出力遅延信
号の信号蓄積量を計測する計測ステップとを有し、前記
信号出力スケジュール設定ステップは、前記計測ステッ
プにより計測された前記信号蓄積量に基づいて、前記出
力遅延信号の出力が予定された本来の単位時間の後の他
の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号出
力量を減少させて、前記出力遅延信号を前記他の単位時
間において出力する信号出力スケジュールを設定するこ
とを特徴とする。
【0022】前記信号出力方法は、更に、前記信号を生
成する信号生成ステップと、前記信号生成ステップによ
って生成されていない未生成の信号のうち、前記単位時
間と前記信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の
重なりによる出力停止により、前記信号出力スケジュー
ル設定ステップによって出力が予定された本来の単位時
間内に出力されない出力遅延信号の信号量を計測する計
測ステップとを有し、信号出力スケジュール設定ステッ
プは、前記計測ステップにより計測された前記出力遅延
信号の信号量に基づいて、前記出力遅延信号の出力が予
定された本来の単位時間の後の他の単位時間におけるい
ずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、前
記出力遅延信号を前記他の単位時間において出力する信
号出力スケジュールを設定することを特徴とする。
成する信号生成ステップと、前記信号生成ステップによ
って生成されていない未生成の信号のうち、前記単位時
間と前記信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の
重なりによる出力停止により、前記信号出力スケジュー
ル設定ステップによって出力が予定された本来の単位時
間内に出力されない出力遅延信号の信号量を計測する計
測ステップとを有し、信号出力スケジュール設定ステッ
プは、前記計測ステップにより計測された前記出力遅延
信号の信号量に基づいて、前記出力遅延信号の出力が予
定された本来の単位時間の後の他の単位時間におけるい
ずれかの第二の出力区分の信号出力量を減少させて、前
記出力遅延信号を前記他の単位時間において出力する信
号出力スケジュールを設定することを特徴とする。
【0023】本発明に係る信号出力方法は、データ通信
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力方法であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間における減少後の信号出力総量
のうち減少がない場合の第一の出力区分の信号出力量と
同量の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少
後の信号出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量と
の差分を少なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区
分して、前記信号出力スケジュールを設定する信号出力
スケジュール設定ステップを有することを特徴とする。
装置に対する信号を、単位時間あたり一定の信号出力総
量で前記データ通信装置に出力するとともに、所定の信
号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止する信号出
力方法であって、単位時間あたりの信号出力総量のうち
所定の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記単位
時間あたりの信号出力総量と前記第一の出力区分の信号
出力量との差分を少なくとも一つ以上の第二の出力区分
に区分して、前記単位時間ごとに信号出力スケジュール
を設定し、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、特
定の単位時間内に出力されない出力遅延信号が発生し前
記特定の単位時間における信号出力総量が減少する場合
に、前記特定の単位時間における減少後の信号出力総量
のうち減少がない場合の第一の出力区分の信号出力量と
同量の信号出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少
後の信号出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量と
の差分を少なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区
分して、前記信号出力スケジュールを設定する信号出力
スケジュール設定ステップを有することを特徴とする。
【0024】前記信号出力方法は、複数のデータ通信装
置と複数の伝送路を介して通信し、前記信号として、各
データ通信装置に対して、前記各データ通信装置から前
記信号出力方法へのデータ送出を許可するデータ送出許
可信号を出力し、前記信号出力スケジュール設定ステッ
プは、前記データ送出許可信号の信号出力スケジュール
を設定することを特徴とする。
置と複数の伝送路を介して通信し、前記信号として、各
データ通信装置に対して、前記各データ通信装置から前
記信号出力方法へのデータ送出を許可するデータ送出許
可信号を出力し、前記信号出力スケジュール設定ステッ
プは、前記データ送出許可信号の信号出力スケジュール
を設定することを特徴とする。
【0025】前記信号出力方法は、各データ通信装置ご
との伝送路長の相違によるデータ伝送時間の相違を補正
する補正量を各データ通信装置ごとに計測し、前記信号
出力停止時間として、いずれかのデータ通信装置に対し
て前記補正量の計測を行っている間、前記データ送出許
可信号の出力を停止することを特徴とする。
との伝送路長の相違によるデータ伝送時間の相違を補正
する補正量を各データ通信装置ごとに計測し、前記信号
出力停止時間として、いずれかのデータ通信装置に対し
て前記補正量の計測を行っている間、前記データ送出許
可信号の出力を停止することを特徴とする。
【0026】本発明に係る信号出力方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、データ通信装置に対する信
号を、単位時間あたり一定の信号出力総量で前記データ
通信装置に出力するとともに、所定の信号出力停止時間
の間、前記信号の出力を停止する信号出力方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、単位時間あた
りの信号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごと
に信号出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、特定の単位時間内に出力されない
出力遅延信号が発生し前記特定の単位時間における信号
出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時間の後の
他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号
出力量を減少させて、前記特定の単位時間内に出力され
ない出力遅延信号を前記他の単位時間において出力する
信号出力スケジュールを設定する信号出力スケジュール
設定ステップを有することを特徴とする信号出力方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴
とする。
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、データ通信装置に対する信
号を、単位時間あたり一定の信号出力総量で前記データ
通信装置に出力するとともに、所定の信号出力停止時間
の間、前記信号の出力を停止する信号出力方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、単位時間あた
りの信号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごと
に信号出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、特定の単位時間内に出力されない
出力遅延信号が発生し前記特定の単位時間における信号
出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時間の後の
他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の信号
出力量を減少させて、前記特定の単位時間内に出力され
ない出力遅延信号を前記他の単位時間において出力する
信号出力スケジュールを設定する信号出力スケジュール
設定ステップを有することを特徴とする信号出力方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴
とする。
【0027】本発明に係る信号出力方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、データ通信装置に対する信
号を、単位時間あたり一定の信号出力総量で前記データ
通信装置に出力するとともに、所定の信号出力停止時間
の間、前記信号の出力を停止する信号出力方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、単位時間あた
りの信号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごと
に信号出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、特定の単位時間内に出力されない
出力遅延信号が発生し前記特定の単位時間における信号
出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時間におけ
る減少後の信号出力総量のうち減少がない場合の第一の
出力区分の信号出力量と同量の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記減少後の信号出力総量と前記第一の
出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一つ以上の
前記第二の出力区分に区分して、前記信号出力スケジュ
ールを設定する信号出力スケジュール設定ステップを有
することを特徴とする信号出力方法をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、データ通信装置に対する信
号を、単位時間あたり一定の信号出力総量で前記データ
通信装置に出力するとともに、所定の信号出力停止時間
の間、前記信号の出力を停止する信号出力方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、単位時間あた
りの信号出力総量のうち所定の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記単位時間あたりの信号出力総量と前
記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一
つ以上の第二の出力区分に区分して、前記単位時間ごと
に信号出力スケジュールを設定し、前記単位時間と前記
信号出力停止時間との少なくとも一部の時間の重なりに
よる出力停止により、特定の単位時間内に出力されない
出力遅延信号が発生し前記特定の単位時間における信号
出力総量が減少する場合に、前記特定の単位時間におけ
る減少後の信号出力総量のうち減少がない場合の第一の
出力区分の信号出力量と同量の信号出力量を第一の出力
区分に区分し、前記減少後の信号出力総量と前記第一の
出力区分の信号出力量との差分を少なくとも一つ以上の
前記第二の出力区分に区分して、前記信号出力スケジュ
ールを設定する信号出力スケジュール設定ステップを有
することを特徴とする信号出力方法をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態を示す構成図である。図1において、1は信
号出力装置たる局側装置、2−1〜2−Nはデータ通信
装置たる加入者側装置、3はスターカプラ、4は送出許
可信号生成手段、5は加入者側装置状態制御手段、6は
帯域制御手段、7は加入者側装置輻輳検出手段、8は送
出許可信号計数手段である。
実施の形態を示す構成図である。図1において、1は信
号出力装置たる局側装置、2−1〜2−Nはデータ通信
装置たる加入者側装置、3はスターカプラ、4は送出許
可信号生成手段、5は加入者側装置状態制御手段、6は
帯域制御手段、7は加入者側装置輻輳検出手段、8は送
出許可信号計数手段である。
【0029】ここで、送出許可信号生成手段4は、信号
生成手段及び信号蓄積手段として機能し、送出許可信号
を生成するとともに、レンジングにより加入者側装置2
に出力されない送出許可信号をキューイング(蓄積)す
る。なお、前述したように、レンジングウインドウが開
かれている間は、他の加入者側装置2に対する送出許可
信号の出力は停止することとなる。従って、レンジング
ウインドウが開かれている時間は、信号出力停止時間で
ある。また、キューイングによって加入者側装置に対す
る出力が遅延した送出許可信号を出力遅延信号という。
加入者側装置状態制御手段5は、加入者側装置2の状態
を管理しており、送出許可信号生成手段4にレンジング
ウインドウを開く指示を行う。また、帯域制御手段6
は、加入者側装置2に対して送出許可信号を出力するた
めの信号出力スケジュールを単位時間ごとに設定し、信
号出力スケジュール設定手段として機能する。加入者側
装置輻輳検出手段7は、加入者側装置2の帯域使用状況
(輻輳状況)を検出し、検出結果を帯域制御手段6に通
知する。送出許可信号計数手段8は、計測手段として機
能し、送出許可信号生成手段4にキューイングされた送
出許可信号数(信号蓄積量)を計数する。
生成手段及び信号蓄積手段として機能し、送出許可信号
を生成するとともに、レンジングにより加入者側装置2
に出力されない送出許可信号をキューイング(蓄積)す
る。なお、前述したように、レンジングウインドウが開
かれている間は、他の加入者側装置2に対する送出許可
信号の出力は停止することとなる。従って、レンジング
ウインドウが開かれている時間は、信号出力停止時間で
ある。また、キューイングによって加入者側装置に対す
る出力が遅延した送出許可信号を出力遅延信号という。
加入者側装置状態制御手段5は、加入者側装置2の状態
を管理しており、送出許可信号生成手段4にレンジング
ウインドウを開く指示を行う。また、帯域制御手段6
は、加入者側装置2に対して送出許可信号を出力するた
めの信号出力スケジュールを単位時間ごとに設定し、信
号出力スケジュール設定手段として機能する。加入者側
装置輻輳検出手段7は、加入者側装置2の帯域使用状況
(輻輳状況)を検出し、検出結果を帯域制御手段6に通
知する。送出許可信号計数手段8は、計測手段として機
能し、送出許可信号生成手段4にキューイングされた送
出許可信号数(信号蓄積量)を計数する。
【0030】次に動作について図1を用いて説明する。
帯域制御手段6は、加入者側装置輻輳検出手段7が提供
する加入者側装置2−1〜2−Nの帯域使用状況に基づ
いて、余剰帯域を輻輳状態の加入者側装置に配分する。
ここで、余剰帯域とは、APON帯域から各加入者側装
置の最低保証帯域(最低保証出力量)の総和を差し引い
たものである。また、帯域制御手段6は、送出許可信号
計数手段8によって計数された各加入者側装置毎に送信
できた送出許可信号数、または送信できなかった送出許
可信号数を送出許可信号計数手段8より読み出す。
帯域制御手段6は、加入者側装置輻輳検出手段7が提供
する加入者側装置2−1〜2−Nの帯域使用状況に基づ
いて、余剰帯域を輻輳状態の加入者側装置に配分する。
ここで、余剰帯域とは、APON帯域から各加入者側装
置の最低保証帯域(最低保証出力量)の総和を差し引い
たものである。また、帯域制御手段6は、送出許可信号
計数手段8によって計数された各加入者側装置毎に送信
できた送出許可信号数、または送信できなかった送出許
可信号数を送出許可信号計数手段8より読み出す。
【0031】加入者側装置状態制御手段5は加入者側装
置2−1〜2−Nの状態を管理しており、障害発生時、
あるいは加入者側装置設置時には、送出許可信号生成手
段4に対してレンジングウインドウを開くように指示す
る。つまり、加入者側装置状態制御手段5は、送出許可
信号生成手段4に対して、新たに設置された遅延量不明
の加入者側装置等に対してレンジング用の送出許可信号
を送信することを指示する。加入者側装置状態制御手段
5の指示により送出許可信号生成手段4がレンジングウ
インドウを開いた後で、送出許可信号計数手段8が、送
出許可信号生成手段4においてキューイング(蓄積)さ
れている送出許可信号数を計数し、帯域制御手段6は、
送信許可信号計数手段8より、キューイングされている
送出許可信号数(信号蓄積量)を得る。
置2−1〜2−Nの状態を管理しており、障害発生時、
あるいは加入者側装置設置時には、送出許可信号生成手
段4に対してレンジングウインドウを開くように指示す
る。つまり、加入者側装置状態制御手段5は、送出許可
信号生成手段4に対して、新たに設置された遅延量不明
の加入者側装置等に対してレンジング用の送出許可信号
を送信することを指示する。加入者側装置状態制御手段
5の指示により送出許可信号生成手段4がレンジングウ
インドウを開いた後で、送出許可信号計数手段8が、送
出許可信号生成手段4においてキューイング(蓄積)さ
れている送出許可信号数を計数し、帯域制御手段6は、
送信許可信号計数手段8より、キューイングされている
送出許可信号数(信号蓄積量)を得る。
【0032】そして、帯域制御手段6は、レンジングウ
インドウが閉じられた後、APON区間の使用可能帯域
から、キューイングされている送出許可信号数および最
低保証帯域の総和を差し引き、残りを余剰帯域として輻
輳状態の加入者側装置に割り当てる。送出許可信号生成
手段4は、キューイングされている送出許可信号用に帯
域が確保されているため、キューイングされている送出
許可信号を短時間で送信することができる。
インドウが閉じられた後、APON区間の使用可能帯域
から、キューイングされている送出許可信号数および最
低保証帯域の総和を差し引き、残りを余剰帯域として輻
輳状態の加入者側装置に割り当てる。送出許可信号生成
手段4は、キューイングされている送出許可信号用に帯
域が確保されているため、キューイングされている送出
許可信号を短時間で送信することができる。
【0033】本実施の形態に係る局側装置1の処理手順
の一例を、図7のタイムチャートを用いて説明する。時
刻t0からt1において、APON区間の最大帯域(B
W_apon_Max)から、最低保証帯域の総和(Σ
BWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBW
i_ex)とし、輻輳状態にある加入者側装置に分配す
る。次に、時刻t1からt2において、レンジングウイ
ンドウが開かれると、レンジングウインドウの占有する
帯域分(BW_win)の送出許可信号が送出許可信号
生成手段4においてキューイングされる。ここで、送出
許可信号計数手段8は、キューイングされている送出許
可信号数を計数し、計数結果を帯域制御手段6に通知す
る。次に、時刻t2からt3では、帯域制御手段6は、
APON区間の最大帯域(BW_apon_Max)か
らキューイングされている分の帯域(BW_queue
= BW_win)と最低保証帯域の総和(ΣBWi
_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_e
x)として輻輳状態の加入者側装置に割り当てる。つま
り、余剰帯域(ΣBWi_ex)は、以下の式1にて求
められる。 ΣBWi_ex = BW_apon_Max − BW_win − ΣBWi_min (式1)
の一例を、図7のタイムチャートを用いて説明する。時
刻t0からt1において、APON区間の最大帯域(B
W_apon_Max)から、最低保証帯域の総和(Σ
BWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBW
i_ex)とし、輻輳状態にある加入者側装置に分配す
る。次に、時刻t1からt2において、レンジングウイ
ンドウが開かれると、レンジングウインドウの占有する
帯域分(BW_win)の送出許可信号が送出許可信号
生成手段4においてキューイングされる。ここで、送出
許可信号計数手段8は、キューイングされている送出許
可信号数を計数し、計数結果を帯域制御手段6に通知す
る。次に、時刻t2からt3では、帯域制御手段6は、
APON区間の最大帯域(BW_apon_Max)か
らキューイングされている分の帯域(BW_queue
= BW_win)と最低保証帯域の総和(ΣBWi
_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_e
x)として輻輳状態の加入者側装置に割り当てる。つま
り、余剰帯域(ΣBWi_ex)は、以下の式1にて求
められる。 ΣBWi_ex = BW_apon_Max − BW_win − ΣBWi_min (式1)
【0034】この後、t3以降は、t0〜t1と同様
に、APON区間の最大帯域(BW_apon_Ma
x)から、最低保証帯域の総和(ΣBWi_min)を
差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_ex)とし、輻
輳状態にある加入者側装置に分配する。
に、APON区間の最大帯域(BW_apon_Ma
x)から、最低保証帯域の総和(ΣBWi_min)を
差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_ex)とし、輻
輳状態にある加入者側装置に分配する。
【0035】以上のように、本実施の形態によれば、レ
ンジングウインドウを閉じた直後に、キューイングされ
ている送出許可信号を優先的に送信するので、データの
遅延を低減することができ、CBRパスに対する通信品
質の劣化を低減できるとともに、レンジングウインドウ
用の予備帯域を設定する必要がないため帯域の有効活用
が可能となる。
ンジングウインドウを閉じた直後に、キューイングされ
ている送出許可信号を優先的に送信するので、データの
遅延を低減することができ、CBRパスに対する通信品
質の劣化を低減できるとともに、レンジングウインドウ
用の予備帯域を設定する必要がないため帯域の有効活用
が可能となる。
【0036】なお、上記の説明では、キューイングされ
ている送出許可信号のすべてをt2〜t3の間に出力す
ることとしたが、キューイングされている送出許可信号
のうち最低保証帯域に該当する送出許可信号(BW1_
min〜BW3_min)のみを出力することとし、そ
れ以外の送出許可信号を破棄することも可能である。
ている送出許可信号のすべてをt2〜t3の間に出力す
ることとしたが、キューイングされている送出許可信号
のうち最低保証帯域に該当する送出許可信号(BW1_
min〜BW3_min)のみを出力することとし、そ
れ以外の送出許可信号を破棄することも可能である。
【0037】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
レンジングウインドウを開くことによって送信しきれな
かった送出許可信号をキューイングする場合に遅延を低
減および帯域を有効活用するようにしたものであるが、
次に送出許可信号をキューイングしない場合に適用する
実施の形態を示す。
レンジングウインドウを開くことによって送信しきれな
かった送出許可信号をキューイングする場合に遅延を低
減および帯域を有効活用するようにしたものであるが、
次に送出許可信号をキューイングしない場合に適用する
実施の形態を示す。
【0038】構成は図1と同様であるが、送出許可信号
生成手段4は実施の形態1と異なり、送出許可信号をキ
ューイングしない。次に動作について図8のタイムチャ
ートを用いて説明する。
生成手段4は実施の形態1と異なり、送出許可信号をキ
ューイングしない。次に動作について図8のタイムチャ
ートを用いて説明する。
【0039】時刻t0からt1において、APON区間
の最大帯域(BW_apon_Max)から、最低保証
帯域の総和(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余
剰帯域(ΣBWi_ex)とし、輻輳状態にある加入者
側装置に分配する。時刻t1からt2において、レンジ
ングウインドウを開いた結果、各加入者装置毎に送信し
切れなかった送出許可信号数(BWi_r)あるいは送
信された送出許可信号数がわかる。各加入者装置に送信
された送出許可信号数が最低保証帯域に達していない場
合には(図8では、t1〜t2間で送信されたBW1_
min〜BW3_minの総和がΣBWi_minに達
していないので、最低保証帯域に達していない)、次の
帯域更新周期にて最低保証帯域を補う分の帯域(BWi
_sup)分の送出許可信号を優先的して送信する。こ
こで、BWi_supは次式を満足する。 BWi_sup = BWi_r − BWi_ex (ここで、BWi_r > BWi_exをみたす) (式2) 時刻t2からt3では、APON区間の最大帯域(BW
_apon_Max)から前回最低保証帯域に達してい
なかった分(ΣBWi_sup)と最低保証帯域の総和
(ΣBWi_min)から差し引いた帯域を余剰帯域
(ΣBWi_ex)として輻輳状態の加入者側装置に割
り当てる。即ち、以下の式3で示されるΣBWi_ex
が割り当てられる。 ΣBWi_ex = BW_apon_Max − ΣBWi_min −ΣBWi_sup (式3)
の最大帯域(BW_apon_Max)から、最低保証
帯域の総和(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余
剰帯域(ΣBWi_ex)とし、輻輳状態にある加入者
側装置に分配する。時刻t1からt2において、レンジ
ングウインドウを開いた結果、各加入者装置毎に送信し
切れなかった送出許可信号数(BWi_r)あるいは送
信された送出許可信号数がわかる。各加入者装置に送信
された送出許可信号数が最低保証帯域に達していない場
合には(図8では、t1〜t2間で送信されたBW1_
min〜BW3_minの総和がΣBWi_minに達
していないので、最低保証帯域に達していない)、次の
帯域更新周期にて最低保証帯域を補う分の帯域(BWi
_sup)分の送出許可信号を優先的して送信する。こ
こで、BWi_supは次式を満足する。 BWi_sup = BWi_r − BWi_ex (ここで、BWi_r > BWi_exをみたす) (式2) 時刻t2からt3では、APON区間の最大帯域(BW
_apon_Max)から前回最低保証帯域に達してい
なかった分(ΣBWi_sup)と最低保証帯域の総和
(ΣBWi_min)から差し引いた帯域を余剰帯域
(ΣBWi_ex)として輻輳状態の加入者側装置に割
り当てる。即ち、以下の式3で示されるΣBWi_ex
が割り当てられる。 ΣBWi_ex = BW_apon_Max − ΣBWi_min −ΣBWi_sup (式3)
【0040】以上のように、本発明によれば、レンジン
グウインドウを閉じた直後に、最低保証帯域に達してい
なかった分の送出許可信号を優先的に送信するので、デ
ータの遅延を低減することができ、CBRパスに対する
通信品質の劣化を低減できるとともに、レンジングウイ
ンドウ用に予備帯域を設定する必要がないため帯域の有
効活用が可能となる。
グウインドウを閉じた直後に、最低保証帯域に達してい
なかった分の送出許可信号を優先的に送信するので、デ
ータの遅延を低減することができ、CBRパスに対する
通信品質の劣化を低減できるとともに、レンジングウイ
ンドウ用に予備帯域を設定する必要がないため帯域の有
効活用が可能となる。
【0041】なお、上記の説明では、未送信の送出許可
信号のうち最低保証帯域に該当する送出許可信号(BW
1_min〜BW3_min)のみをt2〜t3の間に
出力することとしたが、未送信の送出許可信号のすべて
を出力することも可能である。
信号のうち最低保証帯域に該当する送出許可信号(BW
1_min〜BW3_min)のみをt2〜t3の間に
出力することとしたが、未送信の送出許可信号のすべて
を出力することも可能である。
【0042】実施の形態3.以上の実施の形態1、2で
は、各加入者側装置に対する送出許可信号に優先度が無
い場合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにし
たものであるが、次に各加入者側装置に対する送出許可
信号に、優先度がある場合に適用する実施の形態を示
す。
は、各加入者側装置に対する送出許可信号に優先度が無
い場合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにし
たものであるが、次に各加入者側装置に対する送出許可
信号に、優先度がある場合に適用する実施の形態を示
す。
【0043】構成は図1と同様である。次に動作につい
て説明する。帯域制御手段6はデータ遅延に対して敏感
なコネクションに対しては、高優先の送出許可信号を割
当て、データ遅延を許容するコネクションに対しては、
低優先の送出許可信号を割当てる。帯域制御手段6は、
加入者側装置輻輳検出手段7が提供する、加入者側装置
2−1〜2−Nの帯域使用状況に応じて、高優先の送出
許可信号を優先して送信し、帯域に空きがあるときに低
優先の送出許可信号を送信する。また、帯域制御手段6
は、送出許可信号計数手段8から各加入者側装置毎に送
信できた送出許可信号数、または送信できなかった送出
許可信号数を読み出す。加入者側装置状態制御手段5は
加入者側装置2−1〜2−Nの状態を管理しており、障
害発生時、あるいは加入者側装置設置時には、送出許可
信号生成手段4に対してレンジングウインドウを開くよ
うに指示する。加入者側装置状態制御手段5がレンジン
グウインドウを開いた後で、帯域制御手段6はキューイ
ングされている送出許可信号数を得る。帯域制御手段6
は、レンジングウインドウが閉じられた後、APON区
間の使用可能帯域から、キューイングされている送出許
可信号数および高優先の送出許可信号の占める帯域の総
和を差し引き、残りを低優先の送出許可信号用の帯域と
する。送出許可信号生成手段4は、キューイングされて
いる送出許可信号用に帯域が確保されているため、キュ
ーイングされている送出許可信号を短時間で送信するこ
とができる。
て説明する。帯域制御手段6はデータ遅延に対して敏感
なコネクションに対しては、高優先の送出許可信号を割
当て、データ遅延を許容するコネクションに対しては、
低優先の送出許可信号を割当てる。帯域制御手段6は、
加入者側装置輻輳検出手段7が提供する、加入者側装置
2−1〜2−Nの帯域使用状況に応じて、高優先の送出
許可信号を優先して送信し、帯域に空きがあるときに低
優先の送出許可信号を送信する。また、帯域制御手段6
は、送出許可信号計数手段8から各加入者側装置毎に送
信できた送出許可信号数、または送信できなかった送出
許可信号数を読み出す。加入者側装置状態制御手段5は
加入者側装置2−1〜2−Nの状態を管理しており、障
害発生時、あるいは加入者側装置設置時には、送出許可
信号生成手段4に対してレンジングウインドウを開くよ
うに指示する。加入者側装置状態制御手段5がレンジン
グウインドウを開いた後で、帯域制御手段6はキューイ
ングされている送出許可信号数を得る。帯域制御手段6
は、レンジングウインドウが閉じられた後、APON区
間の使用可能帯域から、キューイングされている送出許
可信号数および高優先の送出許可信号の占める帯域の総
和を差し引き、残りを低優先の送出許可信号用の帯域と
する。送出許可信号生成手段4は、キューイングされて
いる送出許可信号用に帯域が確保されているため、キュ
ーイングされている送出許可信号を短時間で送信するこ
とができる。
【0044】一例をタイムチャート図9を用いて説明す
る。時刻t0からt1において、APON区間の最大帯
域(BW_apon_Max)から、高優先の送出許可
信号の占有する帯域の総和(ΣBWi_high)を差
し引いた帯域を低優先の送出許可信号に割当てる。時刻
t1からt2において、レンジングウインドウを開く
と、レンジングウインドウの占有する帯域分(BW_w
in)の送出許可信号がキューイングされる。時刻t2
からt3では、APON区間の最大帯域(BW_apo
n_Max)からキューイングされている分の帯域(B
W_win)と高優先の送出許可信号の占有する帯域の
総和(ΣBWi_high)から差し引いた帯域を低優
先の送出許可信号に割当てる。即ち、以下の式4で表さ
れるΣBWi_lowが割り当てられる。 ΣBWi_low = BW_apon_Max − BW_win − ΣBWi_high (式4)
る。時刻t0からt1において、APON区間の最大帯
域(BW_apon_Max)から、高優先の送出許可
信号の占有する帯域の総和(ΣBWi_high)を差
し引いた帯域を低優先の送出許可信号に割当てる。時刻
t1からt2において、レンジングウインドウを開く
と、レンジングウインドウの占有する帯域分(BW_w
in)の送出許可信号がキューイングされる。時刻t2
からt3では、APON区間の最大帯域(BW_apo
n_Max)からキューイングされている分の帯域(B
W_win)と高優先の送出許可信号の占有する帯域の
総和(ΣBWi_high)から差し引いた帯域を低優
先の送出許可信号に割当てる。即ち、以下の式4で表さ
れるΣBWi_lowが割り当てられる。 ΣBWi_low = BW_apon_Max − BW_win − ΣBWi_high (式4)
【0045】以上のように、本発明によれば、レンジン
グウインドウを閉じた直後に、キューイングされている
送出許可信号を送信するので、データの遅延を低減する
ことができ、CBRパスに対する通信品質の劣化を低減
できるとともに、レンジングウインドウ用に予備帯域を
設定する必要がないため帯域の有効活用が可能となる。
グウインドウを閉じた直後に、キューイングされている
送出許可信号を送信するので、データの遅延を低減する
ことができ、CBRパスに対する通信品質の劣化を低減
できるとともに、レンジングウインドウ用に予備帯域を
設定する必要がないため帯域の有効活用が可能となる。
【0046】実施の形態4.以上の実施の形態3では、
送信しきれなかった送出許可信号をキューイングする場
合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにしたも
のであるが、次に送出許可信号をキューイングしない場
合に適用する実施の形態を示す。
送信しきれなかった送出許可信号をキューイングする場
合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにしたも
のであるが、次に送出許可信号をキューイングしない場
合に適用する実施の形態を示す。
【0047】構成は図1と同様であるが、送出許可信号
生成手段4は実施の形態3と異なり、送出許可信号をキ
ューイングしない。次に動作について図10のタイムチ
ャートを用いて説明する。時刻t0からt1において、
APON区間の最大帯域(BW_apon_Max)か
ら、高優先の送出許可信号の占有する帯域の総和(ΣB
Wi_high)を差し引いた帯域を低優先の送出許可
信号に割当てる。時刻t1からt2において、レンジン
グウインドウを開いた結果、各加入者装置毎に送信され
なかった送出許可信号数がわかる。各加入者装置に送信
された高優先の送出許可信号数が所望の数に達していな
い場合(図10では、t1〜t2間で送信されたBW1
_high〜BW3_highの総和がΣBWi_mi
nに達していないので、所望の数に達していない)は、
次の帯域更新周期にて高優先の送出許可信号数を補う分
の帯域(BWi_suphigh)分の送出許可信号を
優先的して送信する。ここで、BWi_suphigh
は次式を満足する。 BWi_suphigh = BWi_r − BWi_low (ここで、BWi_r > BWi_exをみたす) (式5) 時刻t2からt3では、APON区間の最大帯域(BW
_apon_Max)から前周期にて送信できなかった
高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi_suphig
h)と高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi_hig
h)から差し引いた帯域を低優先の送出許可信号に割当
てる。 ΣBWi_low = BW_apon_Max − ΣBWi_high −ΣBWi_suphigh (式6)
生成手段4は実施の形態3と異なり、送出許可信号をキ
ューイングしない。次に動作について図10のタイムチ
ャートを用いて説明する。時刻t0からt1において、
APON区間の最大帯域(BW_apon_Max)か
ら、高優先の送出許可信号の占有する帯域の総和(ΣB
Wi_high)を差し引いた帯域を低優先の送出許可
信号に割当てる。時刻t1からt2において、レンジン
グウインドウを開いた結果、各加入者装置毎に送信され
なかった送出許可信号数がわかる。各加入者装置に送信
された高優先の送出許可信号数が所望の数に達していな
い場合(図10では、t1〜t2間で送信されたBW1
_high〜BW3_highの総和がΣBWi_mi
nに達していないので、所望の数に達していない)は、
次の帯域更新周期にて高優先の送出許可信号数を補う分
の帯域(BWi_suphigh)分の送出許可信号を
優先的して送信する。ここで、BWi_suphigh
は次式を満足する。 BWi_suphigh = BWi_r − BWi_low (ここで、BWi_r > BWi_exをみたす) (式5) 時刻t2からt3では、APON区間の最大帯域(BW
_apon_Max)から前周期にて送信できなかった
高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi_suphig
h)と高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi_hig
h)から差し引いた帯域を低優先の送出許可信号に割当
てる。 ΣBWi_low = BW_apon_Max − ΣBWi_high −ΣBWi_suphigh (式6)
【0048】以上のように、本発明によれば、レンジン
グウインドウを閉じた直後に、前周期にて送信できなか
った高優先の送出許可信号を優先的に送信するので、デ
ータの遅延を低減することができ、CBRパスに対する
通信品質の劣化を低減できるとともに、レンジングウイ
ンドウ用に帯域に余裕を持たせて割り当てる必要がない
ため帯域の有効活用が可能となる。
グウインドウを閉じた直後に、前周期にて送信できなか
った高優先の送出許可信号を優先的に送信するので、デ
ータの遅延を低減することができ、CBRパスに対する
通信品質の劣化を低減できるとともに、レンジングウイ
ンドウ用に帯域に余裕を持たせて割り当てる必要がない
ため帯域の有効活用が可能となる。
【0049】実施の形態5.以上の実施の形態1、2、
3、4では、レンジングウインドウを開いた結果、送信
できなかった送出許可信号をその直後に優先的に出して
遅延を低減、さらに帯域を有効活用するものであるが、
次にレンジングウインドウを開く前に制御する実施の形
態を示す。
3、4では、レンジングウインドウを開いた結果、送信
できなかった送出許可信号をその直後に優先的に出して
遅延を低減、さらに帯域を有効活用するものであるが、
次にレンジングウインドウを開く前に制御する実施の形
態を示す。
【0050】図2はこの発明の実施の形態を示す構成図
である。図において、1は局側装置、2―1〜2−nは
加入者側装置、3はスターカプラ、4は送出許可信号生
成手段、5は加入者側装置状態制御手段、6は帯域制御
手段、7は加入者側装置輻輳検出手段である。
である。図において、1は局側装置、2―1〜2−nは
加入者側装置、3はスターカプラ、4は送出許可信号生
成手段、5は加入者側装置状態制御手段、6は帯域制御
手段、7は加入者側装置輻輳検出手段である。
【0051】次に動作について説明する。加入者側装置
状態制御手段5は、レンジングウインドウを開く前に、
帯域制御手段6に対してレンジングウインドウ用の帯域
を空けて帯域を割当てるよう指示する。帯域制御手段6
はAPON区間の最大帯域からレンジングウインドウ用
の帯域と最低保証帯域の総和を差し引き、残りを余剰帯
域として輻輳状態の加入者に割当てる。帯域制御手段6
は帯域割当が完了したら、加入者側装置状態制御手段5
に対してレンジングウインドウを開くことを許可する。
状態制御手段5は、レンジングウインドウを開く前に、
帯域制御手段6に対してレンジングウインドウ用の帯域
を空けて帯域を割当てるよう指示する。帯域制御手段6
はAPON区間の最大帯域からレンジングウインドウ用
の帯域と最低保証帯域の総和を差し引き、残りを余剰帯
域として輻輳状態の加入者に割当てる。帯域制御手段6
は帯域割当が完了したら、加入者側装置状態制御手段5
に対してレンジングウインドウを開くことを許可する。
【0052】一例をタイムチャート図11を用いて説明
する。時刻t0からt1において、APON区間の最大
帯域(BW_apon_Max)から、最低保証帯域の
総和(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域
(ΣBWi_ex)とし、輻輳状態にある加入者側装置
に分配する。時刻t1からt2において、レンジングウ
インドウを開くときには、APON区間の最大帯域(B
W_apon_Max)からレンジングウインドウの占
有する帯域分(BW_win)と最低保証帯域の総和
(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(Σ
BWi_ex)として輻輳状態の加入者側装置に割り当
てある。なお、t1からt2の間に割り当てる最低保証
帯域の総和(ΣBWi_min)は、レンジングウイン
ドウが開いていない場合と同じ数量である。時刻t2か
らt3において、APON区間の最大帯域(BW_ap
on_Max)から、最低保証帯域の総和(ΣBWi_
min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_e
x)とし、輻輳状態にある加入者側装置に分配する。
する。時刻t0からt1において、APON区間の最大
帯域(BW_apon_Max)から、最低保証帯域の
総和(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域
(ΣBWi_ex)とし、輻輳状態にある加入者側装置
に分配する。時刻t1からt2において、レンジングウ
インドウを開くときには、APON区間の最大帯域(B
W_apon_Max)からレンジングウインドウの占
有する帯域分(BW_win)と最低保証帯域の総和
(ΣBWi_min)を差し引いた帯域を余剰帯域(Σ
BWi_ex)として輻輳状態の加入者側装置に割り当
てある。なお、t1からt2の間に割り当てる最低保証
帯域の総和(ΣBWi_min)は、レンジングウイン
ドウが開いていない場合と同じ数量である。時刻t2か
らt3において、APON区間の最大帯域(BW_ap
on_Max)から、最低保証帯域の総和(ΣBWi_
min)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_e
x)とし、輻輳状態にある加入者側装置に分配する。
【0053】以上のように、レンジングウインドウを開
く前に、レンジングウインドウに使用する帯域を除外し
た帯域を割当て、その後はレンジングウインドウの影響
をうけずに割当帯域を計算できるため、各加入者側装置
への送出許可信号数が最低保証帯域分に達しないことを
避けることができ、CBRに対する遅延を低減すること
ができるとともに、レンジングウインドウ用に帯域に余
裕を持たせて割り当てる必要がないため帯域の有効活用
ができる。
く前に、レンジングウインドウに使用する帯域を除外し
た帯域を割当て、その後はレンジングウインドウの影響
をうけずに割当帯域を計算できるため、各加入者側装置
への送出許可信号数が最低保証帯域分に達しないことを
避けることができ、CBRに対する遅延を低減すること
ができるとともに、レンジングウインドウ用に帯域に余
裕を持たせて割り当てる必要がないため帯域の有効活用
ができる。
【0054】実施の形態6.以上の実施の形態5では、
各加入者側装置に対する送出許可信号に優先度が無い場
合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにしたも
のであるが、次に各加入者側装置に対する送出許可信号
に、優先度がある場合に適用する実施の形態を示す。
各加入者側装置に対する送出許可信号に優先度が無い場
合に遅延を低減および帯域を有効活用するようにしたも
のであるが、次に各加入者側装置に対する送出許可信号
に、優先度がある場合に適用する実施の形態を示す。
【0055】構成は図2と同様である。動作を図12の
タイムチャートに基づいて説明する。時刻t0からt1
において、APON区間の最大帯域(BW_apon_
Max)から、高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi
_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_
ex)とし、低優先の送出許可信号用帯域とする。時刻
t1からt2において、レンジングウインドウを開くと
きには、APON区間の最大帯域(BW_apon_M
ax)からレンジングウインドウの占有する帯域分(B
W_win)と高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi
_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_
ex)として低優先の送出許可信号用帯域とする。な
お、t1からt2の間に割り当てる高優先の送出許可信
号の総和(ΣBWi_high)は、レンジングウイン
ドウが開いていない場合と同じ数量である。時刻t2か
らt3において、APON区間の最大帯域(BW_ap
on_Max)から、高優先の送出許可信号の総和(Σ
BWi_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣB
Wi_ex)とし、低優先の送出許可信号用帯域とす
る。
タイムチャートに基づいて説明する。時刻t0からt1
において、APON区間の最大帯域(BW_apon_
Max)から、高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi
_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_
ex)とし、低優先の送出許可信号用帯域とする。時刻
t1からt2において、レンジングウインドウを開くと
きには、APON区間の最大帯域(BW_apon_M
ax)からレンジングウインドウの占有する帯域分(B
W_win)と高優先の送出許可信号の総和(ΣBWi
_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣBWi_
ex)として低優先の送出許可信号用帯域とする。な
お、t1からt2の間に割り当てる高優先の送出許可信
号の総和(ΣBWi_high)は、レンジングウイン
ドウが開いていない場合と同じ数量である。時刻t2か
らt3において、APON区間の最大帯域(BW_ap
on_Max)から、高優先の送出許可信号の総和(Σ
BWi_high)を差し引いた帯域を余剰帯域(ΣB
Wi_ex)とし、低優先の送出許可信号用帯域とす
る。
【0056】以上のように、レンジングウインドウを開
く前に、レンジングウインドウに使用する帯域を除外し
た帯域を割当、その後はレンジングウインドウの影響を
うけずに割当帯域を計算できるため、各加入者側装置に
は高優先の送出許可信号が優先的に与えられ、CBRに
対する遅延を低減することができるとともに、レンジン
グウインドウ用に帯域に余裕を持たせて割り当てる必要
がないため帯域の有効活用ができる。
く前に、レンジングウインドウに使用する帯域を除外し
た帯域を割当、その後はレンジングウインドウの影響を
うけずに割当帯域を計算できるため、各加入者側装置に
は高優先の送出許可信号が優先的に与えられ、CBRに
対する遅延を低減することができるとともに、レンジン
グウインドウ用に帯域に余裕を持たせて割り当てる必要
がないため帯域の有効活用ができる。
【0057】なお、上記の実施の形態1〜6では、信号
出力装置の説明を行っているが、同様の手順により本発
明に係る信号出力方法も実現することができる。
出力装置の説明を行っているが、同様の手順により本発
明に係る信号出力方法も実現することができる。
【0058】更に、送出許可信号生成手段4、加入者側
装置状態制御手段5、帯域制御手段6、加入者側装置輻
輳検出手段7、送出許可信号計数手段8をコンピュータ
プログラムとし、これらのプログラムをコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録することもできる。
装置状態制御手段5、帯域制御手段6、加入者側装置輻
輳検出手段7、送出許可信号計数手段8をコンピュータ
プログラムとし、これらのプログラムをコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録することもできる。
【0059】ここで、以上説明してきた本発明の特徴を
まとめると、以下のようになる。本発明に係る帯域管理
方式は、単位時間内に送信すべき送出許可信号数を決定
する機能あるいは、単位時間内に送信すべき送出許可信
号数を決定する機能と送信できた送出許可信号数を計数
する機能、あるいは、単位時間内に送信すべき送出許可
信号数を決定する機能と送信できなかった送出許可信号
数を計数する機能を備えることを特徴とする。
まとめると、以下のようになる。本発明に係る帯域管理
方式は、単位時間内に送信すべき送出許可信号数を決定
する機能あるいは、単位時間内に送信すべき送出許可信
号数を決定する機能と送信できた送出許可信号数を計数
する機能、あるいは、単位時間内に送信すべき送出許可
信号数を決定する機能と送信できなかった送出許可信号
数を計数する機能を備えることを特徴とする。
【0060】本発明に係る帯域管理方式は、局側装置に
加入者側装置輻輳検出手段と帯域制御手段を有し、局側
装置が加入者側装置に対する送出許可信号の頻度を、割
当帯域の使用状況に応じて変更するATM−PONシス
テムにおいて、送出許可信号計数手段を有し、レンジン
グウインドウを開くことによりキューイングされる送出
許可信号数を計数し、レンジングウインドウを閉じた
後、キューイングされている送出許可信号を優先的に送
信することを特徴とする。
加入者側装置輻輳検出手段と帯域制御手段を有し、局側
装置が加入者側装置に対する送出許可信号の頻度を、割
当帯域の使用状況に応じて変更するATM−PONシス
テムにおいて、送出許可信号計数手段を有し、レンジン
グウインドウを開くことによりキューイングされる送出
許可信号数を計数し、レンジングウインドウを閉じた
後、キューイングされている送出許可信号を優先的に送
信することを特徴とする。
【0061】また、本発明に係る帯域管理方式は、局側
装置に加入者側装置輻輳検出手段と帯域制御手段を有
し、局側装置が加入者側装置に対する送出許可信号の頻
度を、割当帯域の使用状況に応じて変更するATM−P
ONシステムにおいて、送出許可信号計数手段を有し、
レンジングウインドウを開くことにより加入者側装置に
送信された送出許可信号数が最低保証帯域に達していな
い場合には、レンジングウインドウを閉じた後、不足し
ている送出許可信号数を補うよう帯域を割り当てること
を特徴とする。
装置に加入者側装置輻輳検出手段と帯域制御手段を有
し、局側装置が加入者側装置に対する送出許可信号の頻
度を、割当帯域の使用状況に応じて変更するATM−P
ONシステムにおいて、送出許可信号計数手段を有し、
レンジングウインドウを開くことにより加入者側装置に
送信された送出許可信号数が最低保証帯域に達していな
い場合には、レンジングウインドウを閉じた後、不足し
ている送出許可信号数を補うよう帯域を割り当てること
を特徴とする。
【0062】また、本発明に係る帯域管理方式は、送出
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを閉じ
た後、キューイングされている送出許可信号および、高
優先の送出許可信号を優先的に送信することを特徴とす
る。
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを閉じ
た後、キューイングされている送出許可信号および、高
優先の送出許可信号を優先的に送信することを特徴とす
る。
【0063】また、本発明に係る帯域管理方式は、送出
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを開く
ことにより加入者側装置に送信された高優先の送出許可
信号数が所望の数量に達していない場合には、レンジン
グウインドウを閉じた後、不足している高優先の送出許
可信号数を補うよう帯域を割り当てることを特徴とす
る。
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを開く
ことにより加入者側装置に送信された高優先の送出許可
信号数が所望の数量に達していない場合には、レンジン
グウインドウを閉じた後、不足している高優先の送出許
可信号数を補うよう帯域を割り当てることを特徴とす
る。
【0064】また、本発明に係る帯域管理方式は、レン
ジングウインドウを開く前に、レンジングウインドウ分
の帯域を差し引いて帯域割り当てを行うことを特徴とす
る。
ジングウインドウを開く前に、レンジングウインドウ分
の帯域を差し引いて帯域割り当てを行うことを特徴とす
る。
【0065】また、本発明に係る帯域管理方式は、送出
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを開く
前に、送出許可信号に対して優先処理を施して帯域割り
当てを行うことを特徴とする。
許可信号に優先度を有し、レンジングウインドウを開く
前に、送出許可信号に対して優先処理を施して帯域割り
当てを行うことを特徴とする。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レンジ
ングウインドウを開いた結果、キューイングされている
送出許可信号数を直後に補うのでデータの遅延を低減で
き、さらに、キューイングされている送出許可信号数を
送信するための予備の帯域を残す必要がないため、帯域
を有効活用できるという効果がある。
ングウインドウを開いた結果、キューイングされている
送出許可信号数を直後に補うのでデータの遅延を低減で
き、さらに、キューイングされている送出許可信号数を
送信するための予備の帯域を残す必要がないため、帯域
を有効活用できるという効果がある。
【0067】また、本発明によれば、レンジングウイン
ドウを開いた結果、出せなかった送出許可信号数を直後
に補うのでデータの遅延を低減でき、さらに、キューイ
ングされている送出許可信号数を送信するための予備の
帯域を残す必要がないため、帯域を有効活用できるとい
う効果がある。
ドウを開いた結果、出せなかった送出許可信号数を直後
に補うのでデータの遅延を低減でき、さらに、キューイ
ングされている送出許可信号数を送信するための予備の
帯域を残す必要がないため、帯域を有効活用できるとい
う効果がある。
【0068】また、本発明によれば、レンジングウイン
ドウを開く前に、レンジングウインドウ用の帯域を除外
し、最低保証帯域を優先して割当てるのでをレンジング
ウインドウを開くことにより発生するCBRパスに対す
る遅延を低減することができ、さらに、キューイングさ
れている送出許可信号数を送信するための予備の帯域を
残す必要がないため、帯域を有効活用できるという効果
がある。
ドウを開く前に、レンジングウインドウ用の帯域を除外
し、最低保証帯域を優先して割当てるのでをレンジング
ウインドウを開くことにより発生するCBRパスに対す
る遅延を低減することができ、さらに、キューイングさ
れている送出許可信号数を送信するための予備の帯域を
残す必要がないため、帯域を有効活用できるという効果
がある。
【0069】また、本発明によれば、レンジングウイン
ドウを開く前に、低優先帯域を下げるのでレンジングウ
インドウを開くことにより発生するCBRパスに対する
遅延を低減することができる。
ドウを開く前に、低優先帯域を下げるのでレンジングウ
インドウを開くことにより発生するCBRパスに対する
遅延を低減することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1、2、3、4の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】 この発明の実施の形態5、6の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】 従来例の構成を示すブロック図。
【図4】 レンジングウインドウを開いたときの動作を
示す説明図。
示す説明図。
【図5】 動的帯域割当の動作を示す説明図。
【図6】 従来例の動作をするタイムチャート。
【図7】 この発明の実施の形態1の動作を示すタイム
チャート。
チャート。
【図8】 この発明の実施の形態2の動作を示すタイム
チャート。
チャート。
【図9】 この発明の実施の形態3の動作を示すタイム
チャート。
チャート。
【図10】 この発明の実施の形態4の動作を示すタイ
ムチャート。
ムチャート。
【図11】 この発明の実施の形態5の動作を示すタイ
ムチャート。
ムチャート。
【図12】 この発明の実施の形態6の動作を示すタイ
ムチャート。
ムチャート。
1 局側装置、2 加入者側装置、3 スターカプラ、
4 送出許可信号生成手段、5 加入者側装置状態制御
手段、6 帯域制御手段、7 加入者側装置輻輳検出手
段、8 送出許可信号計数手段。
4 送出許可信号生成手段、5 加入者側装置状態制御
手段、6 帯域制御手段、7 加入者側装置輻輳検出手
段、8 送出許可信号計数手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小崎 成治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA02 GA08 HA10 HB19 JA08 JL03 JL08 LC09 MB15 5K033 CC01 DA15 DB02 DB22 5K051 AA03 AA05 BB02 CC02 CC12 DD05 DD06 DD09 DD13 DD14 EE01 FF12 HH17 HH27 JJ01 JJ09
Claims (18)
- 【請求項1】 データ通信装置に対する信号を、単位時
間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に出
力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力装置であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第
二の出力区分の信号出力量を減少させて、前記特定の単
位時間内に出力されない出力遅延信号を前記他の単位時
間において出力する信号出力スケジュールを設定する信
号出力スケジュール設定手段を有することを特徴とする
信号出力装置。 - 【請求項2】 前記信号出力装置は、更に、 前記信号を生成する信号生成手段と、 前記信号生成手段により生成された信号のうち、前記単
位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一部の時
間の重なりによる出力停止により、前記信号出力スケジ
ュール設定手段によって出力が予定された本来の単位時
間内に出力されない前記出力遅延信号を蓄積する信号蓄
積手段と、 前記信号蓄積手段に蓄積される前記出力遅延信号の信号
蓄積量を計測する計測手段とを有し、 前記信号出力スケジュール設定手段は、 前記計測手段により計測された前記信号蓄積量に基づい
て、前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単位時
間の後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区
分の信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を前記
他の単位時間において出力する信号出力スケジュールを
設定することを特徴とする請求項1に記載の信号出力装
置。 - 【請求項3】 前記信号出力装置は、更に、 前記信号を生成する信号生成手段と、 前記信号生成手段によって生成されていない未生成の信
号のうち、前記単位時間と前記信号出力停止時間との少
なくとも一部の時間の重なりによる出力停止により、前
記信号出力スケジュール設定手段によって出力が予定さ
れた本来の単位時間内に出力されない出力遅延信号の信
号量を計測する計測手段とを有し、 信号出力スケジュール設定手段は、 前記計測手段により計測された前記出力遅延信号の信号
量に基づいて、前記出力遅延信号の出力が予定された本
来の単位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第
二の出力区分の信号出力量を減少させて、前記出力遅延
信号を前記他の単位時間において出力する信号出力スケ
ジュールを設定することを特徴とする請求項1に記載の
信号出力装置。 - 【請求項4】 前記信号出力スケジュール設定手段は、 前記出力遅延信号を、前記第一の出力区分の信号として
出力する第一区分信号と前記第二の出力区分として出力
する第二区分信号とに区別し、 前記他の単位時間におけるいずれかの第二の出力区分の
信号出力量を減少させて、前記第一区分信号を前記他の
単位時間において出力する信号出力スケジュールを設定
することを特徴とする請求項2又は3に記載の信号出力
装置。 - 【請求項5】 データ通信装置に対する信号を、単位時
間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に出
力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力装置であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間における減少後の信号出力総量のうち減少
がない場合の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号
出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出
力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を少
なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前
記信号出力スケジュールを設定する信号出力スケジュー
ル設定手段を有することを特徴とする信号出力装置。 - 【請求項6】 前記信号出力スケジュール設定手段は、
前記信号出力停止時間に先立ち、前記特定の単位時間に
おける信号出力総量が減少する場合に、前記特定の単位
時間における減少後の信号出力総量のうち減少がない場
合の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号出力量を
第一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出力総量と
前記第一の出力区分の信号出力量との差分を少なくとも
一つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前記信号出
力スケジュールを設定する信号出力スケジュール設定手
段を有することを特徴とする請求項5に記載の信号出力
装置。 - 【請求項7】 前記信号出力装置は、 複数のデータ通信装置と複数の伝送路を介して接続さ
れ、 前記信号として、各データ通信装置に対して、前記各デ
ータ通信装置から前記信号出力装置へのデータ送出を許
可するデータ送出許可信号を出力し、 前記信号出力スケジュール設定手段は、 前記データ送出許可信号の信号出力スケジュールを設定
することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
信号出力装置。 - 【請求項8】 前記信号出力装置は、 各データ通信装置ごとの伝送路長の相違によるデータ伝
送時間の相違を補正する補正量を各データ通信装置ごと
に計測し、 前記信号出力停止時間として、いずれかのデータ通信装
置に対して前記補正量の計測を行っている間、前記デー
タ送出許可信号の出力を停止することを特徴とする請求
項7に記載の信号出力装置。 - 【請求項9】 前記信号出力装置は、複数のデータ通信
装置に対して前記信号を出力し、 前記信号出力スケジュール設定部は、 各データ通信装置に対して単位時間内に最低限出力すべ
き最低保証出力量の総和を、前記第一の出力区分の信号
出力量とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載の信号出力装置。 - 【請求項10】 前記信号出力装置は、複数のデータ通
信装置に対して前記信号を出力し、 前記信号出力スケジュール設定部は、 各データ通信装置に出力する信号ごとに優先度を設定
し、所定のレベル以上の優先度が設定された信号の出力
量の総和を、前記第一の出力区分の信号出力量とするこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の信号出
力装置。 - 【請求項11】 データ通信装置に対する信号を、単位
時間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に
出力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力方法であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第
二の出力区分の信号出力量を減少させて、前記特定の単
位時間内に出力されない出力遅延信号を前記他の単位時
間において出力する信号出力スケジュールを設定する信
号出力スケジュール設定ステップを有することを特徴と
する信号出力方法。 - 【請求項12】 前記信号出力方法は、更に、 前記信号を生成する信号生成ステップと、 前記信号生成ステップにより生成された信号のうち、前
記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一部
の時間の重なりによる出力停止により、前記信号出力ス
ケジュール設定ステップによって出力が予定された本来
の単位時間内に出力されない前記出力遅延信号を蓄積す
る信号蓄積ステップと、 前記信号蓄積ステップにおいて蓄積される前記出力遅延
信号の信号蓄積量を計測する計測ステップとを有し、 前記信号出力スケジュール設定ステップは、 前記計測ステップにより計測された前記信号蓄積量に基
づいて、前記出力遅延信号の出力が予定された本来の単
位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第二の出
力区分の信号出力量を減少させて、前記出力遅延信号を
前記他の単位時間において出力する信号出力スケジュー
ルを設定することを特徴とする請求項11に記載の信号
出力方法。 - 【請求項13】 前記信号出力方法は、更に、 前記信号を生成する信号生成ステップと、 前記信号生成ステップによって生成されていない未生成
の信号のうち、前記単位時間と前記信号出力停止時間と
の少なくとも一部の時間の重なりによる出力停止によ
り、前記信号出力スケジュール設定ステップによって出
力が予定された本来の単位時間内に出力されない出力遅
延信号の信号量を計測する計測ステップとを有し、 信号出力スケジュール設定ステップは、 前記計測ステップにより計測された前記出力遅延信号の
信号量に基づいて、前記出力遅延信号の出力が予定され
た本来の単位時間の後の他の単位時間におけるいずれか
の第二の出力区分の信号出力量を減少させて、前記出力
遅延信号を前記他の単位時間において出力する信号出力
スケジュールを設定することを特徴とする請求項11に
記載の信号出力方法。 - 【請求項14】 データ通信装置に対する信号を、単位
時間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に
出力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力方法であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間における減少後の信号出力総量のうち減少
がない場合の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号
出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出
力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を少
なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前
記信号出力スケジュールを設定する信号出力スケジュー
ル設定ステップを有することを特徴とする信号出力方
法。 - 【請求項15】 前記信号出力方法は、 複数のデータ通信装置と複数の伝送路を介して通信し、 前記信号として、各データ通信装置に対して、前記各デ
ータ通信装置から前記信号出力方法へのデータ送出を許
可するデータ送出許可信号を出力し、 前記信号出力スケジュール設定ステップは、 前記データ送出許可信号の信号出力スケジュールを設定
することを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記
載の信号出力方法。 - 【請求項16】 前記信号出力方法は、 各データ通信装置ごとの伝送路長の相違によるデータ伝
送時間の相違を補正する補正量を各データ通信装置ごと
に計測し、 前記信号出力停止時間として、いずれかのデータ通信装
置に対して前記補正量の計測を行っている間、前記デー
タ送出許可信号の出力を停止することを特徴とする請求
項15に記載の信号出力方法。 - 【請求項17】 データ通信装置に対する信号を、単位
時間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に
出力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間の後の他の単位時間におけるいずれかの第
二の出力区分の信号出力量を減少させて、前記特定の単
位時間内に出力されない出力遅延信号を前記他の単位時
間において出力する信号出力スケジュールを設定する信
号出力スケジュール設定ステップを有することを特徴と
する信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 - 【請求項18】 データ通信装置に対する信号を、単位
時間あたり一定の信号出力総量で前記データ通信装置に
出力するとともに、 所定の信号出力停止時間の間、前記信号の出力を停止す
る信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、 単位時間あたりの信号出力総量のうち所定の信号出力量
を第一の出力区分に区分し、前記単位時間あたりの信号
出力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を
少なくとも一つ以上の第二の出力区分に区分して、前記
単位時間ごとに信号出力スケジュールを設定し、 前記単位時間と前記信号出力停止時間との少なくとも一
部の時間の重なりによる出力停止により、特定の単位時
間内に出力されない出力遅延信号が発生し前記特定の単
位時間における信号出力総量が減少する場合に、前記特
定の単位時間における減少後の信号出力総量のうち減少
がない場合の第一の出力区分の信号出力量と同量の信号
出力量を第一の出力区分に区分し、前記減少後の信号出
力総量と前記第一の出力区分の信号出力量との差分を少
なくとも一つ以上の前記第二の出力区分に区分して、前
記信号出力スケジュールを設定する信号出力スケジュー
ル設定ステップを有することを特徴とする信号出力方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000400250A JP2002204245A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 信号出力装置、信号出力方法及び信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| US09/880,917 US20020085492A1 (en) | 2000-12-28 | 2001-06-15 | Apparatus for outputting a signal, a method for outputting the signal, and a computer-readable storage medium storing a computer-executable program for operating a computer to output the signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000400250A JP2002204245A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 信号出力装置、信号出力方法及び信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002204245A true JP2002204245A (ja) | 2002-07-19 |
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ID=18864879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000400250A Abandoned JP2002204245A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 信号出力装置、信号出力方法及び信号出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020085492A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002204245A (ja) |
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- 2000-12-28 JP JP2000400250A patent/JP2002204245A/ja not_active Abandoned
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