[go: up one dir, main page]

JP2002297091A - プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2002297091A
JP2002297091A JP2001258795A JP2001258795A JP2002297091A JP 2002297091 A JP2002297091 A JP 2002297091A JP 2001258795 A JP2001258795 A JP 2001258795A JP 2001258795 A JP2001258795 A JP 2001258795A JP 2002297091 A JP2002297091 A JP 2002297091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
pulse
auxiliary discharge
discharge
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001258795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamada
和弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001258795A priority Critical patent/JP2002297091A/ja
Publication of JP2002297091A publication Critical patent/JP2002297091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDPにおいて、書き込み時間を短く設定し
ても確実に書き込みができる技術を提供する。 【解決手段】 走査電極11に走査パルスが印加される
と、走査電極11に接続されている第1補助放電電極4
1と、第2補助放電電極42との間に(Vt-Vg)の電
位差が生ずる。従って、走査電極11に走査パルスが印
加される毎に、第1補助放電電極41と第2補助放電電
極42との間で補助放電が発生する。そして、補助放電
が発生すると、放電空間中に空間電荷が発生する。一
方、走査電極11に走査パルスが印加される毎に、点灯
セルに相当するデータ電極21にはデータパルスが印加
される。このとき、補助放電によって発生した大量の荷
電粒子が当該セルに存在しているので、きわめて短時間
で確実に書き込み放電が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報端末機器やパー
ソナルコンピュータのディスプレイデバイス、あるいは
テレビジョンの画像表示装置などに用いられる平面型プ
ラズマディスプレイパネルの構造と駆動方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(PDP)
は、大別して直流型(DC型)と交流型(AC型)とに
分けられるが、現在では大型化に適したAC型が主流と
なっている。RGBでカラー表示を行う一般的な交流面
放電型PDPおよびその駆動方法については、例えば特
開平6-186927号公報、特開平5-307935号公報などに示さ
れているが、大体以下のとおりである。
【0003】PDPは、フロントカバープレートとバッ
クプレートとが間隔を開けて平行に配されて構成され、
フロントカバープレート上には走査電極および維持電極
がストライプ状に配設され、その上から誘電体層で覆わ
れている。一方、バックプレート上には、データ電極及
び隔壁が、表示電極と直交する方向にストライプ状に配
設され、隔壁間の間隙には赤,緑,青の紫外線励起蛍光
体層が配設されている。そして、両プレート間には電極
が立体交差する複数の箇所にセルが形成され、セル内の
放電空間には放電ガスが封入されている。
【0004】駆動方法においては、先ず、初期化期間に
おいて、走査電極に初期化パルスを印加して、パネル内
の全セルにおいて放電させる初期化放電を行う。この初
期化放電は、パネル内全面に空間電荷を均一に生成し、
次の書きこみ放電に有効に作用する壁電荷をデータ電極
側に蓄積することを目的とする。次に、書きこみ期間に
おいて、走査電極に順次負極性の走査パルスを印加する
と同時に、データ電極に選択的に正極性のデータパルス
を印加することにより、点灯させようとするセル(以
下、「点灯セル」と記載する。)内で書きこみ放電を発
生させて書き込みを行なう。ここで一般的には、書き込
み放電に誘発されて走査電極と維持電極との間で書き込
み維持放電が発生して書き込みが完了する。
【0005】次に、維持期間において、走査電極と維持
電極に、交互に高圧の維持パルスを印加する。このと
き、先に書き込みしたセルで選択的に放電が繰り返さ
れ、この維持放電に伴う発光によって画像が表示され
る。そして、消去期間において維持電極に印加される消
去パルスによってそれまでの維持放電により誘電体に蓄
積された壁電荷を消去する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなPDPにお
いて、その発光輝度を向上させることが従来から課題と
なっている。ところで、PDPの発光輝度を向上させる
には、上記初期化期間、書き込み期間、維持期間、消去
期間の中、実際にセルの発光に寄与する期間は維持期間
だけなので、維持期間以外の期間を短縮することによっ
て、維持期間をできるだけ長くすることが望まれる。
【0007】書き込み期間を短縮するには、走査電極に
印加する走査パルス並びにデータ電極に印加するデータ
パルスのパルス幅をできるだけ短く設定することが望ま
しい。今日、精細な表示を行うディスプレイ装置に対す
る需要が高まっているが、書き込み期間の長さを長くす
ることなく精細な書き込みを行うために、現在そのパル
ス幅を1.0μsec程度もしくはそれ以下にする試みも
なされている。
【0008】ところが、走査パルス及びデータパルスを
印加開始してから放電が発生するまでの時間にはある程
度のばらつきがあるので、走査パルス及びデータパルス
のパルス幅を短くするほど書き込み不良が発生しやすく
なるという問題がある。そして、書き込み不良が発生す
ると、点灯セルが点灯されない状態となってしまうの
で、それだけ表示される画像の画質が低下することにな
る。
【0009】本発明は、このような課題に鑑み、PDP
において、書き込み時間を短く設定しても確実に書き込
みができる技術を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため、書き込み期間に、複数の第1電極に走査
パルスを順次印加すると共に複数の第3電極に選択的に
データパルスを印加することによって、複数のセルに選
択的に書き込み放電を発生させて書き込みを行ない、当
該書き込み期間後の発光期間に、書き込まれたセルを発
光させる方式で駆動する駆動方法において、書き込み期
間において、走査パルスが印加されているときに、複数
のセルの中で少なくとも選択的に書き込みを行うセルも
しくはセルの周辺に、書き込み放電よりも放電規模が小
さい書き込み補助放電を発生させることとした。
【0011】上記本発明によれば、少なくとも選択的に
書き込みを行うセルもしくはセルの周辺に、書き込み補
助放電によってプライミング粒子が発生するので、書き
込み放電が起こりやすい状態が当該セル内空間に形成さ
れる。従って、走査パルス及びデータパルスを印加開始
してから放電が発生するまでの時間は極めて短くなる。
よって、走査パルス及びデータパルスのパルス幅を短く
設定しても、書き込み不良は発生しにくく、確実に書き
込みを行うことが可能となる。
【0012】また、上記書き込み補助放電は、放電規模
が書き込み放電よりも小さいので、書き込み補助放電自
体では書き込み放電には到らず、また書き込み補助放電
に伴う発光量は少なくコントラストに対する影響も小さ
い。このように書き込み期間において書き込み補助放電
を発生させる方法として、以下に示す(1)〜(4)の
方法が挙げられる。
【0013】(1)書き込み期間において、選択的に書
き込みを行う以外のセル、即ち非点灯セルに対して、第
1電極に印加する走査パルスに同期して、第3電極にデ
ータパルスと同極性の補助パルスを印加する。これによ
って、走査パルスが印加される第1電極に沿った点灯セ
ルでは書き込み放電が発生し、非点灯セルでは書き込み
補助放電が発生する。この書き込み放電もしくは書き込
み補助放電によって生じたプライミング粒子は、次に走
査パルスが印加される第1電極に沿ったセルに流入し、
当該走査パルスが印加される走査電極に沿ったセル内の
空間は、放電が起こりやすい状態となる。
【0014】(2)書き込み期間において、走査パルス
が印加されている第1電極と、データパルスが印加され
ていない第3電極との間の電圧が、第1電極と第3電極
との間の放電開始電圧を越えるよう調整する。これによ
っても、走査パルスが印加される第1電極に沿った点灯
セルでは書き込み放電が発生し、非点灯セルでは書き込
み補助放電が発生する。この書き込み放電もしくは書き
込み補助放電によって生じたプライミング粒子は、次に
走査パルスが印加される第1電極に沿ったセルに流入
し、当該走査パルスが印加される走査電極に沿ったセル
内の空間は、放電が起こりやすい状態となる。
【0015】(3)PDPに、各第1電極に隣接して補
助放電電極を配設し、書き込み期間において、走査パル
スが印加されている第1の電極と当該第1の電極に隣接
する補助放電電極との間で書き込み補助放電を発生させ
る。これによって、走査パルスが印加される第1電極に
沿ったセルでは、第1の電極とこれに隣接する補助放電
電極との間で書き込み補助放電が発生してプライミング
粒子が生じるので、当該セル内の空間は、放電が起こり
やすい状態となる。
【0016】(4)PDPに、各第1電極に隣接して第
1補助放電電極と当該第1補助放電電極に隣接して第2
補助放電電極を配設し、書き込み期間において、第1補
助放電電極と第2補助放電電極との間で書き込み補助放
電を発生させる。この場合、現在走査パルスが印加され
ている第1電極に沿ったセルにおいて書き込み補助放電
を発生させるようにすることもできるし、次に走査パル
スが印加される第1電極に沿ったセルにおいて書き込み
補助放電を発生させるようにすることもできる。いずれ
の場合も、第1補助放電電極と第2補助放電電極との間
で書き込み補助放電が発生してプライミング粒子が生じ
るので、当該セル内の空間は、放電が起こりやすい状態
となる。
【0017】なお、上記(1),(2)では書き込み補
助放電が発生することによって、走査電極上の誘電体層
に不要な壁電荷が蓄積されたり逆に必要な壁電荷が減少
したりするといった影響が出る可能性も考えられるが、
上記(3),(4)の場合は、走査電極とデータ電極と
は別に、書き込み補助放電用の補助放電電極を設けてい
るので、本来の書き込み放電による壁電荷形成に影響を
及ぼしにくい。特に(4)では、第1補助放電電極と第
2補助放電電極間で書き込み補助放電が発生するので、
本来の書き込み放電による壁電荷形成にほとんど影響を
及ぼさない。
【0018】書き込み補助放電による発光量について
は、書き込みを行うセルにおいて書き込み期間中に発生
する放電の発光量に対して、1/10〜1/100の範
囲内とすることが好ましい。上記(1)に係る駆動方法
及び駆動回路について、詳しくは、実施の形態1−1〜
1−5において説明するが、書き込み期間において、書
き込み補助放電を発生させるために、選択的に書き込み
を行うセル以外のセルに対して、第1電極に走査パルス
に同期して、第3電極にデータパルスと同極性の補助パ
ルスを印加すればよい。
【0019】補助パルスは、データパルスに比べてパル
ス幅が短く設定するか、データパルスに比べて平均電圧
の絶対値を低く設定すればよく、補助パルスの波高を、
データパルスに比べて波高を低く設定するか、補助パル
スの波形を、三角波状又はパルス列状とするのもよい。
補助パルスを印加する際に、選択的に書き込みを行うセ
ル以外のすべてのセルの中で、書き込みを行うセルの近
傍に存在するセルを検出し、検出されたセルに対して選
択的に補助パルス印加してもよい。
【0020】1フィールド内に複数のサブフィールドを
有する時分割階調表示方式で駆動する場合、1フィール
ド内の複数のサブフィールドの中から選択された特定の
輝度重み付けを持つサブフィールドの書き込み期間にお
いて、書き込み補助放電を発生させてもよいし、各フィ
ールドごとに、当該フィールド期間内における発光セル
数が一定の基準を満たすか否かを判定し、判定で基準を
満たすフィールドに対して選択的に前記書き込み補助放
電を発生させてもよい。
【0021】上記(2)に係る駆動方法及び駆動回路に
ついて、詳しくは、実施の形態2−1〜2−3において
説明するが、書き込み期間において、走査パルスが印加
されている第1電極と、データパルスが印加されていな
い第3電極との間の電圧が、第1電極と第3電極との間
の放電開始電圧を越えるよう調整することによって、書
き込み補助放電を発生させることができる。
【0022】ここで、書き込み期間において、複数の第
3電極全体に、データパルスと同極性の第1ベースパル
スを印加し、データパルスを、第1ベースパルスに重畳
させて第3電極に印加してもよいし、書き込み期間にお
いて、複数の第1電極全体に、走査パルスと同極性の第
2ベースパルスを印加し、走査パルスを、第2ベースパ
ルスに重畳させて第1電極に順次印加してもよいし、書
き込み期間において、第1電極に印加される走査パルス
の波高を、走査パルスが印加されている第1電極と、デ
ータパルスが印加されていない第3電極との間の電圧
が、第1電極と第3電極との間の放電開始電圧を越える
よう設定してもよい。
【0023】書き込み期間における第2電極の電圧につ
いては、書き込み放電が発生したセルにおいては、第1
電極と第2電極との間で書き込み放電に誘発されて書き
込み維持放電が発生し、且つ、書き込み補助放電が発生
したセルにおいては、第1電極と第2電極との間で書き
込み維持放電が発生しないような範囲内に維持すること
が好ましい。
【0024】(3)に係るパネル構成、駆動方法及び駆
動回路について、詳しくは、実施の形態3−1〜3−6
において説明するが、書き込み期間において、第1電極
に走査パルスが印加されているときに、当該第1電極と
これに隣接する補助放電電極との間の電圧が放電開始電
圧を超えるよう、当該補助放電電極に印加する電圧を調
整すればよい。
【0025】駆動回路については、維持期間に第1電極
に印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路
と、維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
作し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電
極に初期化パルスを印加する初期化パルス発生回路と、
初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パルス発
生回路と、初期化パルス発生回路または維持パルス発生
回路の出力電圧を基準電位として動作し、第1電極と補
助放電電極との間で補助放電を発生させる放電誘発パル
スを、補助放電電極に印加する放電誘発パルス出力回路
とで構成すればよい。
【0026】或は、駆動回路は、維持期間に第1電極に
印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路と、
維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電極
に初期化パルスを印加する初期化パルス発生回路と、初
期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パルス発
生回路と、維持パルス発生回路の出力を基準電位として
動作し、補助放電電極に、第1電極に印加する初期化パ
ルスより電圧の低い第2初期化パルスを印加する第2初
期化パルス発生回路と、第2初期化パルス発生回路の出
力を基準電位として動作し、第1電極と補助放電電極と
の間で補助放電を発生させる放電誘発パルスを補助放電
電極に印加する放電誘発パルス出力回路とで構成しても
よい。
【0027】或は、駆動回路は、維持期間に第1電極に
印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路と、
維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電極
に初期化パルスを印加する初期化パルス発生回路と、初
期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パルス発
生回路と、維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位と
して動作し、第1電極と補助放電電極との間で補助放電
を発生させる放電誘発パルスを補助放電電極に印加する
放電誘発パルス出力回路と、放電誘発パルス出力回路の
出力を基準電位として動作し、補助放電電極に、第1電
極に印加する初期化パルスより電圧の低い第2初期化パ
ルスを印加する第2初期化パルス発生回路とで構成して
もよい。
【0028】維持期間において、第1電極と補助放電電
極に同一波形の維持パルスを印加したり、書き込み期間
に先立つ初期化期間において、第1電極と補助放電電極
に同一波形の初期化パルスを印加することもできる。書
き込み期間に先立つ初期化期間おいて、補助放電電極の
電位を、第1電極の電位より低くしてもよい。この場
合、初期化期間において、第1電極には正極性の初期化
パルスを印加し、補助放電電極をグラウンド電位に維持
してもよいし、初期化期間において、第1電極には正極
性の初期化パルスを印加し、補助放電電極には負極性の
パルスを印加してもよい。
【0029】維持期間においては、補助放電電極をハイ
インピーダンス状態に維持したり、補助放電電極の電位
を、第1電極及び第2電極の電位が変動する範囲内に維
持することが好ましい。そのために、放電誘発パルス出
力回路もしくは第2初期化パルス発生回路を、補助放電
電極をハイインピーダンス状態に維持したり、補助放電
電極の電位を、第1電極及び第2電極の電位が変動する
範囲内に維持できるようにすればよい。
【0030】書き込み期間において、書き込み補助放電
を発生させるタイミングについては、第3電極にデータ
パルスを印加開始するタイミングと同時もしくは当該タ
イミング以前とすることが好ましく、第1電極に走査パ
ルスを印加するタイミングより500ns以下の時間遅
れて、第3電極にデータパルスを印加することが好まし
い。
【0031】パネル構成については、第1電極と当該第
1電極に隣接する補助放電電極との間隙は、第1電極と
当該補助放電電極との間に、走査パルスの振幅の1/2
以上に相当する電圧が印加されるときに放電が発生する
距離に設定することが好ましい。また、第1電極と当該
第1電極に隣接する補助放電電極との間に、走査パルス
の振幅に相当する電圧が印加されるときに、第1電極と
当該補助放電電極との間の放電開始電圧を超えるような
距離に設定するのがよい。
【0032】また、第1電極と当該第1電極に隣接する
補助放電電極との間隙は、10μm以上,50μm以下
とするのがよい。また、第1電極と当該第1電極に隣接
する補助放電電極との間隙は、第1電極と当該第1電極
に隣接する第2電極との間の間隙より小さく設定するの
がよい。第1電極と当該第1電極に隣接する補助放電電
極との電極引き出し部における間隙は、第1電極と補助
放電電極との間に、走査パルスの振幅に相当する電圧が
印加されるときに電極引き出し部において放電が発生し
ない距離に設定することが好ましく、その間隙は、10
μm以上、300μm以下とするのが好ましい。
【0033】補助放電電極の近傍には、補助放電に伴っ
て発生する光がパネル表面に至るのを遮る遮光膜を形成
するのが好ましい。各セルごとに、補助放電電極及び走
査電極の一方から他方に突出する突起を形成するのが好
ましい。 (4)に係るパネル構成、駆動方法及び駆動回路につい
て、詳しくは、実施の形態4−1〜4−6において説明
するが、書き込み期間において、第1電極に走査パルス
が印加されているときに、当該第1電極に隣接する第1
補助放電電極とこれに隣接する第2補助放電電極との間
の電圧が、第1補助放電電極及び第2補助放電電極との
間の放電開始電圧を超えるよう調整すればよい。
【0034】駆動回路については、維持期間に第1電極
に印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路
と、維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
作し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電
極及び第1補助放電電極に初期化パルスを印加する初期
化パルス発生回路と、初期化パルス発生回路の出力電圧
を基準電位として動作し、第1電極に順次走査パルスを
印加する走査パルス発生回路と、初期化パルス発生回路
または維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
動作し、第1補助放電電極と第2補助放電電極との間で
補助放電を発生させる放電誘発パルスを第2補助放電電
極印加する放電誘発パルス出力回路とで構成すればよ
い。
【0035】或は、駆動回路を、維持期間に第1電極に
印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路と、
維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電極
及び第1補助放電電極に初期化パルスを印加する初期化
パルス発生回路と、初期化パルス発生回路の出力電圧を
基準電位として動作し、第1電極に順次走査パルスを印
加する走査パルス発生回路と、維持パルス発生回路の出
力を基準電位として動作し、第2補助放電電極に、初期
化パルスより電圧の低い第2初期化パルスを印加する第
2初期化パルス発生回路と、第2初期化パルス発生回路
の出力を基準電位として動作し、第1補助放電電極と第
2補助放電電極との間で補助放電を発生させる放電誘発
パルスを第2補助放電電極に印加する放電誘発パルス出
力回路とで構成してもよい。
【0036】或は、駆動回路は、維持期間に第1電極に
印加する維持パルスを発生する維持パルス発生回路と、
維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動作
し、書き込み期間に先立つ初期化期間において第1電極
及び第1補助放電電極に初期化パルスを印加する初期化
パルス発生回路と、初期化パルス発生回路の出力電圧を
基準電位として動作し、第1電極に順次走査パルスを印
加する走査パルス発生回路と、維持パルス発生回路の出
力電圧を基準電位として動作し、第1補助放電電極と第
2補助放電電極との間で補助放電を発生させる放電誘発
パルスを第2補助放電電極に印加する放電誘発パルス出
力回路と、放電誘発パルス出力回路の出力を基準電位と
して動作し、第2補助放電電極に、初期化パルスより電
圧の低い第2初期化パルスを印加する第2初期化パルス
発生回路とで構成してもよい。
【0037】各第1電極と当該第1電極に隣接する第1
補助放電電極とが互いに接続して、各第1電極と、当該
第1電極に隣接する第1補助放電電極とに、同一の電圧
波形を印加してもよい。維持期間においては、第1電極
と第1補助放電電極と第2補助放電電極とに同一波形の
維持パルスを印加してもよい。
【0038】書き込み期間に先立つ初期化期間におい
て、第2補助放電電極の電位を、第1補助放電電極の電
位より低く調整することが好ましい。そのため、初期化
期間において、第1補助放電電極には正極性の初期化パ
ルスを印加し、第2補助放電電極をグラウンド電位に維
持してもよいし、初期化期間において、第1補助放電電
極には正極性の初期化パルスを印加し、第2補助放電電
極に負極性のパルスを印加してもよい。
【0039】維持期間においては、第2補助放電電極を
ハイインピーダンス状態に維持したり、第2補助放電電
極の電位を、第1電極及び第2電極が変動する電位範囲
内に維持することが好ましい。そのため、放電誘発パル
ス出力回路もしくは第2初期化パルス発生回路を、第2
補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持したり、
第2補助放電電極の電位を、第1電極及び第2電極の電
位が変動する範囲内に維持できるようにすればよい。
【0040】書き込み期間において、書き込み補助放電
を発生させるタイミングは、第3電極にデータパルスを
印加開始するタイミングと同時もしくは当該タイミング
以前とすることが好ましく、第1電極に走査パルスを印
加するタイミングより500ns以下の時間遅れて、第
3電極にデータパルスを印加するのが好ましい。なお、
書き込み期間において、次に走査パルスが印加される第
1電極に隣接する第1補助放電電極と第2補助放電電極
との間で、書き込み補助放電を発生させてもよい。
【0041】この場合、各第1電極と当該第1電極の次
に走査パルスが印加される第1電極に隣接する第1補助
放電電極とを互いに接続して、書き込み期間において、
走査パルスが印加されている第1電極と、次に走査パル
スが印加される第1電極に隣接する第1補助放電電極と
には、同一の電圧波形を印加してもよい。パネル構成に
ついては、第1補助放電電極と当該第1補助放電電極に
隣接する第2補助放電電極との間隙は、第1補助放電電
極と第2補助放電電極との間に、走査パルスの振幅の1
/2以上に相当する電圧が印加されるときに放電が発生
する距離に設定するのが好ましく、10μm以上,50
μm以下とするのが好ましい。
【0042】また、第1補助放電電極と当該第1補助放
電電極に隣接する第2補助放電電極との電極引き出し部
における間隙は、第1補助放電電極と第2補助放電電極
との間に、走査パルスの振幅に相当する電圧が印加され
るときに電極引き出し部において放電が発生しない距離
に設定するのが好ましく、その間隙を、10μm以上,
300μm以下とするのが好ましい。
【0043】第1補助放電電極及び第2補助放電電極の
近傍には、補助放電に伴って発生する光がパネル表面に
至るのを遮る遮光膜を形成するのが好ましい。各セルご
とに、第1補助放電電極及び第2補助放電電極の一方か
ら他方に突出する突起を形成するのが好ましい。
【0044】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1−1〕 (PDP表示装置の全体構成について)図1は、本実施
の形態に係るPDP表示装置の構成を示す図である。P
DP表示装置の全体構成について以下に説明するが、一
般的な面放電型PDPと同様である。
【0045】PDP1の構成は、従来の一般的なPDP
と同様であって、水平方向に伸びる複数の走査電極11
と、当該各走査電極11と並行して伸びる複数の維持電
極12と、垂直方向に伸びる複数のデータ電極21が設
けられている。なお、当図には示していないが、PDP
1は互いに間隙を開けて配された前面ガラス基板と背面
ガラス基板とを備え、当該間隙に放電ガスが封入されて
放電空間が形成された構成であって、走査電極11,維
持電極12は、この前面ガラス基板の対向面上に、デー
タ電極21は、背面ガラス基板の対向面上に配設されて
いる。また、前面ガラス基板上には、走査電極11,維
持電極12を覆って誘電体層、保護層が配され、背面ガ
ラス基板上におけるデータ電極21上には、RGB各色
の蛍光体層が配されている。
【0046】そして、走査電極11とデータ電極21が
交差する箇所に、マトリックス状に配列された複数の放
電セルが形成されており、各放電セルの点灯・非点灯の
組み合わせによって画像表示されるようになっている。
PDPでは、中間階調を表現するために1フレーム(1
TVフィールド)を複数のサブフレーム(サブフィール
ド)に時分割し、その組み合わせによって表現する駆動
方式(フィールド内時分割階調表示方式)が用いられ
る。
【0047】例えば、NTSC方式のテレビ映像におい
ては、1秒間あたり60枚のフィールドで映像が構成さ
れているため、1TVフィールドの時間は16.7ms
に設定されている。図2は、256階調を表現する場合
における1フィールドの分割方法を示す図であって、横
方向は時間を示している。本図のように、1TVフィー
ルドは、8個のサブフィールドで構成され、各サブフィ
ールドの点灯時間の比は1,2,4,8,16,32,
64,128に設定されている。そして、各サブフィー
ルドでセルの点灯/非点灯を組み合わせることによっ
て、各セルの1TVフィールド内における点灯時間を2
56段階で制御するようになっている。
【0048】図3は、上記駆動回路による駆動波形を示
す図であって、1つのサブフィールドについて示してい
る。全体的には、一般的な面放電型PDPの駆動方法と
同様であるが、先ず、初期化期間において、走査電極1
1に初期化パルス100を印加して、パネル内の全セル
において放電させる初期化放電を行う。この初期化放電
にって、パネル内全面に空間電荷が均一に生成され、書
きこみ放電に有効に作用する壁電荷がデータ電極21側
に蓄積される。
【0049】次に、書きこみ期間において、走査電極に
順次負極性の走査パルス110を印加し、同時に、表示
データに応じた正極性のデータパルス130を印加する
ことにより、その交点に存在するセル内で書きこみ放電
を発生させ、書き込みを行う。次に、維持期間には、走
査電極11と維持電極12に、交互に高圧の維持パルス
401・402を印加する。このとき、先に書きこみ放
電が発生したセルにおいてのみ放電が繰り返されて、維
持放電の際の発光を用いて表示が行われる。そして維持
期間の最後に続く消去期間には、維持電極12に消去パ
ルス403を印加することによって、それまでの維持放
電により誘電体層に蓄積された壁電荷を消去する。
【0050】(駆動波形及び回路について)上記駆動波
形を実現する駆動回路について説明する。上記図1に示
すように、本PDP表示装置は、複数の走査電極11に
順次走査パルスを印加する走査パルス発生回路50、複
数の走査電極11に対して、初期化パルス及び維持パル
スを一括して印加する初期化・維持パルス発生回路6
0、複数の維持電極12に対して維持パルス及び消去パ
ルスを一括して印加する維持・消去パルス発生回路7
0、データ電極21に表示データに応じたデータパルス
を印加するデータパルス発生回路80、映像データを処
理すると共に上記各パルス発生回路を制御するパネル制
御回路90を備えている。
【0051】パネル制御回路90は、入力されてくる映
像データからフィールド毎の映像データを抽出し、抽出
したフィールド映像データから各サブフィールドの映像
データ(サブフィールド画像データ)を作成してフレー
ムメモリに格納すると共に、、当該フレームメモリに格
納されているカレントサブフィールド画像データから1
ラインづつデータパルス発生回路80にデータを出力す
る。また、入力される映像データから水平同期信号、垂
直同期信号などに基づいて、初期化パルス,走査パル
ス,データパルス,維持パルス,消去パルスなどの印加
タイミングを指示するトリガ信号を生成して、各パルス
発生回路50,60,70,80に送る。
【0052】そして、各パルス発生回路50,60,7
0,80は、パネル制御回路90から送られる指示パル
スに従って各電極11,12,21にパルスを印加す
る。走査パルス発生回路50と初期化・維持パルス発生
回路60とは、初期化・維持パルス発生回路60の出力
を仮のグラウンドレベルVgとして走査パルス発生回路
50が動作するように接続され、走査パルス発生回路5
0の周囲には、走査パルス発生回路50の電源51、キ
ャパシタ52、FET53、FET54が設けられてい
る。
【0053】書き込み期間には、FET53がON,F
ET54がOFFとなり、それ以外の期間には、FET
53がOFF,FET54がONとなるが、それによっ
て、書きこみ期間にだけ、電源51から走査パルス発生
回路50に電力供給される。また、書き込み期間におい
て、走査電極11の基準電位(図1のP点における基準
電位)は、キャパシタ52によって電位Vtに維持さ
れ、その基準電位に対して走査パルス発生回路50によ
って、振幅(Vt−Vg)で負極性の走査パルスが印加さ
れる(図3参照)。
【0054】データパルス発生回路80については、後
で詳しく述べるが、1ラインづつ入力されるサブフィー
ルド画像データ(データ電極21毎に点灯(ON)か非
点灯(OFF)かを示すデータ)を一時的に記憶するラ
インメモリ81(図6参照)を備え、書き込み期間にお
いて複数のデータ電極21に並行してデータパルスを出
力する。
【0055】(書き込み期間における動作について)図
4は、上記PDP1における走査電極11とデータ電極
21の配置を示す図であって、図中、電極が交差してい
るところに示されてる□は、最小発光単位であるセルを
示す。水平方向に伸びる複数の走査電極11は、上から
下へX0,X1,…,Xn-1,Xn,Xn+1…の順に配置さ
れている。垂直方向に伸びる複数のデータ電極21は、
左から右へZ0,Z1,…,Zm-1,Zm,Zm+1…の順に
配置されている。
【0056】なお、以下、本明細書中で、符号X0,X
1,…,Xn-1,Xn,Xn+1…、Z0,Z1,…,Zm-1,
Zm,Zm+1…を使用する場合は、複数セルの中で、走査
電極Xnとデータ電極Zmの交点に存在するセル(図4中
で斜線塗りしている。)が点灯セルであり、他のセルは
非点灯セルであるものとする。図5は、図4に示す各走
査電極11及びデータ電極21に印加される駆動波形の
一例である。
【0057】図5においては、走査電極Xnに走査パル
ス110cが印加されている期間において、点灯セルに
相当するデータ電極Xmに対してデータパルス130が
印加され、走査電極Xn-2,Xn-1,Xn+1に走査パルス
110a,110b,110dが印加されている各期間
には、非点灯セルに相当するデータ電極Xmに対してデ
ータパルス130が印加されている。
【0058】なお、図3に示されるように、維持・消去
パルス発生回路70は、書き込み期間において、維持電
極12に正極性で振幅Veの維持書き込みパルス120
を印加する。この維持書き込みパルス120は、書き込
み放電が発生した際に、書き込み維持放電を発生させて
維持電極12上の誘電体層に負の電荷を蓄積するための
ものである。
【0059】上記の駆動方法によれば、書き込み期間中
において、走査パルス110が印加されている走査電極
に沿ったセルでは、点灯セルにおいては書き込み放電が
発生し、非点灯セルにおいては書き込みがなされない程
度の書き込み補助放電(以下、単に「補助放電」と記載
する。)が発生する。そして、点灯セルにおいては、書
き込み放電に誘発されて、誘発されて書き込み維持放電
が発生し、書き込みが完了する。一方、非点灯セルにお
いては補助放電が発生するものの、放電規模が小さいの
で書き込み維持放電は発生しない。
【0060】そして、書き込み放電もしくは補助放電に
より発生したプライミング粒子は、次に走査パルスが印
加される走査電極に沿ったセル(即ち、下側に隣接する
セル)にも流入する。従って、次に走査パルスが印加さ
れるときに、当該走査パルスが印加される走査電極に沿
ったセル内の空間は、放電が起こりやすい状態となって
いる(流れ込んだプライミング粒子が書き込み放電を補
助する)ため、点灯セルでは、走査パルス及びデータパ
ルスを印加開始してから極めて短時間で書き込み放電が
発生する(書き込み放電遅れが少なくなる。)。
【0061】よって、走査パルスおよびデータパルスの
パルス幅を短く(1.0μsec程度)設定して、書き込
み時間を従来より短縮し、且つ書き込み不良の発生を抑
えることができる。次に、上記のように、書き込み期間
においてデータ電極21にデータパルスと補助パルスと
を選択的に印加する駆動を行なうの構成について説明す
る。
【0062】図6に示すように、データパルス発生回路
80には、各データ電極21ごとに、データパルスを発
生させるデータパルス発生器82の他に、補助パルスを
発生させる補助パルス発生器83と、この両パルス発生
器82,83を選択的に動作させる切替器84とが設け
られている(図6では、左端のデータ電極21について
だけこの構成を表示し、あとは省略している。)。
【0063】そして、切替器84は、ラインメモリ81
に記憶されている対応データが点灯(ON)を示してい
る場合には、データパルス発生器82を駆動してデータ
電極21にデータパルスを印加し、ラインメモリ81に
記憶されている対応データが非点灯(OFF)を示して
いる場合には、補助パルス発生器83を駆動してデータ
電極21に補助パルスを印加する。
【0064】以上のように、本実施の形態によれば、パ
ネル構成や基本的な駆動方法については従来と同様であ
って、書き込み時間の短縮を図りながら高画質表示を得
ることができる。 〔実施の形態1−2〕本実施の形態に係るPDP表示装
置の全体構成については、上記実施の形態1−1と同様
である。また、書き込み期間に、非点灯セルに対応する
データ電極21に補助パルスを印加し、点灯セルに対応
するデータ電極21にデータパルスを印加する点につい
ても、上記実施の形態1−1と同様である。
【0065】ただし、上記実施の形態1−1では、補助
パルスのパルス幅をデータパルスのパルス幅よりも短く
設定したが、本実施の形態では、補助パルスの平均電圧
絶対値をデータパルスの平均電圧絶対値よりも低く設定
する。ここでは、補助パルスとデータパルスは共に正極
性なので、補助パルスの平均電圧をデータパルスの平均
電圧よりも低く設定することになる。
【0066】補助パルスの波形をこのように規定するこ
とによっても、走査パルスが印加されている走査電極に
沿った非点灯セルでは書き込み放電より放電規模が小さ
い補助放電が発生するので、上記実施の形態1−1と同
様の効果が得られる。次に、補助パルスの波形の具体例
を図7(A)〜(C)に示す。図7(A)に示す例で
は、パルス幅については、補助パルス150a,150
b…とデータパルス130とで大差がないけれど、補助
パルス150a,150b…の波高は、データパルス1
30の波高よりも小さく設定されている。
【0067】図7(B)に示す例では、補助パルスの波
形は三角波状である。このように補助パルスを三角波状
にすると、補助放電が徐々に発生するので、当該補助放
電に伴う微少な発光を抑制することができる。従って、
コントラスト悪化を防ぐことができるという効果も奏す
る。図7(C)に示す例では、補助パルスの波形は、幅
の短い複数のパルスからなるパルス列状である。
【0068】このように補助パルスをパルス列状にした
場合も、補助放電が徐々に発生するので、当該補助放電
に伴う微少な発光を抑制することができ、コントラスト
悪化を防ぐことができるという効果を奏する。 〔実施の形態1−3〕上記実施の形態1−1では、1フ
ィールドを構成する8つのサブフィールド(SF1〜S
F8)の全てにおいて、非点灯セルに対応するデータ電
極に補助パルスを印加したのに対して、本実施の形態に
おいては、比較的輝度重みの大きいサブフィールド(サ
ブフィールドSF1〜SF5)では、非点灯セルに対応
するデータ電極に補助パルスを印加し、一方、比較的輝
度重みの小さいサブフィールド(サブフィールドSF6
〜SF8)の書き込み期間においては、非点灯セルに対
応するデータ電極に補助パルスを印加せず、書き込みパ
ルスだけを印加する。
【0069】即ち、図8には、サブフィールドSF1〜
SF8のいずれにおいても、走査電極Xnに走査パルス
110cを印加するときに、点灯セルに相当するデータ
電極Zmにデータパルス130を印加して書き込みを行
うが、サブフィールドSF1〜SF5においては、走査
電極Xnに走査パルス110cを印加するときに、非点
灯セルに対応するデータ電極には補助パルス150a,
150b…を印加する一方、サブフィールドSF6〜S
F8においては、走査電極Xnに走査パルス110cを
印加するときに、非点灯セルに対応するデータ電極Zm
には補助パルスを印加しない様子が示されている。
【0070】上記駆動によって、視覚的影響が大きい上
位のサブフィールド期間においては、補助放電によって
短い書き込み時間でも確実に書き込みを行うことが可能
となり、点灯不良のない高画質表示が得られる効果が得
られる。一方、下位サブフィールドにおいては補助放電
が行なわれないので、書き込みを確実にする効果は生じ
ないが、輝度重みが小さいので、仮に書き込み不良が生
じたとしても視覚的影響は小さい。
【0071】また、上記実施の形態1−1と比べると、
1フィールド内における補助放電回数は減少する。従っ
て、補助放電によるコントラストの低下、並びに、容量
負荷となるデータ電極と走査電極との間への充放電回数
が増えることによる消費電力の増大というマイナス面を
抑えることができる。上記駆動方法を実現する回路構成
としては、データパルス発生回路80において、補助パ
ルス発生器83の機能をON/OFFするスイッチを設
け、1サブフィールド目から5サブフィールド目の期間
は当該スイッチをONとし、6サブフィールド目から8
サブフィールド目の期間は当該スイッチをOFFとすれ
ばよい。
【0072】〔実施の形態1−4〕本実施の形態では、
各フィールドの画像データが、比較的明るい画像である
場合には、上記実施の形態1−1(図5)で示したよう
に、非点灯セルに対する補助パルスの印加を行なうが、
暗い画像である場合は補助パルスの印加は行なわない。
【0073】ここで、各フィールドの画像データが明る
いか否かは、例えば、1フィールドにおいて点灯させる
セルの総数が、PDP1の全セル数の10%を超えるか
否かによって判定することができる。ここで、「1フィ
ールドにおいて点灯させるセル」というのは、1フィー
ルド中におけるすべてのサブフィールドで非点灯のセル
以外のすべてのセルを指す。即ち、1フィールド中で1
つのサブフィールドでも点灯したセルは、「1フィール
ドにおいて点灯させるセル」に該当する。
【0074】以上のように、フィールドの画像データが
比較的明るい場合にだけ、補助放電を発生させることに
よって、以下のような効果を奏する。点灯不良が画像に
及ぼす影響は、暗い画像においては比較的小さく、明る
い画像においては比較的大きい。従って、本実施の形態
のように、明るい画像の場合にだけ、補助パルスを発生
させることによって点灯不良を抑えれば、十分に高画質
表示が得られる。
【0075】一方、非点灯セルで補助放電を発生させる
と、補助放電に伴って微小な発光が生じコントラストが
低下するが、この微小発光によるコントラストの低下
は、暗い画像においては比較的大きい。従って、本実施
の形態のように、明るい画像の場合には補助放電を発生
させないことによって、コントラストを維持できる。よ
って、本実施の形態によれば、コントラストを維持しな
がら点灯不良防止による画質向上効果を得ることができ
る。
【0076】また実施の形態1−1と比べて補助放電の
回数が減少するため、その分、消費電力を抑えることが
できる。上記駆動方法を実現する回路は、以下のように
すればよい。データパルス発生回路80において、補助
パルス発生器83の機能をON/OFFするスイッチを
設け、更に、パネル制御回路90において、1フィール
ド内の点灯セル数をカウントする点灯セル数カウント機
構を設ける。
【0077】そして、点灯セル数カウント機構がカウン
トした総点灯セル数が、一定の基準を満たす場合(PD
P1の全セル数の10%を超える場合)には、前記スイ
ッチをONし、点灯セル数カウント機構がカウントした
セル数が、全セル数の10%以下の場合には前記スイッ
チをOFFするようにする。 〔実施の形態1−5〕上記実施の形態1−1では、書き
込み期間に、すべての非点灯セルで補助放電を発生させ
たが、本実施の形態では、書き込み期間に、非点灯セル
の中でも、点灯セルの近傍に位置するものに対してだけ
補助放電を発生させる。
【0078】図9は、本実施の形態において、各電極に
印加される駆動波形を示す図である。本図に示すよう
に、各走査電極Xn-2〜Xn+1に、順に走査パルス110
a,110b,110c,110dを印加する。そし
て、点灯セルに対応するデータ電極Zmには、走査パル
ス110cと同時にデータパルス130を印加する。
【0079】一方、非点灯セルの中で、点灯セルの近傍
に位置するものに対応するデータ電極Zm-1,Zm,Zm+
1には、走査パルスと同時に補助パルス150を印加す
るが、非点灯セルの中で、点灯セルの近傍に位置しない
ものに対応するデータ電極(図9には表示していないが
Zm-1,Zm,Zm+1以外のもの)には、補助パルス15
0を印加しない。
【0080】このように非点灯セルの中でも点灯セルの
近傍に位置するものに限定して、補助パルスを印加する
場合でも、点灯セルに書き込みが行われる直前に、近傍
に位置するセルで書き込み放電及び補助放電の少なくと
も一方が発生しプライミング粒子が生じるので、点灯セ
ルに書き込みを行なうときには、このプラミング粒子に
よって書き込み放電が補助される。従って、点灯不良の
ない高画質表示が得られる点は、上記実施の形態1−1
と同様である。
【0081】一方、本実施の形態においては、点灯セル
から離れた非点灯セルでは補助パルスが印加されず、補
助放電が生じないので、補助放電に伴う微少な発光がコ
ントラストに与える影響が、点灯セルの近傍のみに抑え
られる。また、実施の形態1−1のように全セルで補助
放電を行う場合と比べると補助放電を行うセル数が減少
するので、消費電力も抑えられる。
【0082】ここで、非点灯セルの中で、「点灯セルの
近傍に位置するもの」と「点灯セルの近傍に位置しない
もの」とをいかに区別するかについて考察する。点灯セ
ル(走査電極Xnとデータ電極Zmの交点)に対して、書
き込み放電を補助するプライミング粒子を生成する最も
重要なセルは、当該点灯セルに隣接し且つ直前に走査パ
ルスが印加されるセル(走査電極Xn-1とデータ電極Zm
の交点)である。
【0083】従って、非点灯セルの中で、少なくとも点
灯セルの上に隣接する非点灯セルは、「点灯セルの近傍
に位置する」ものに含めるべきである。具体的には、例
えば、非点灯セルの中で、点灯セルの上に隣接するもの
だけを「点灯セルの近傍に位置する」ものとし、それ以
外のものを「点灯セルの近傍に位置しない」ものと区別
してもよいし、上記図8に示した例のように、非点灯セ
ルの中で、点灯セルの周囲に隣接するものを「点灯セル
の近傍に位置する」ものとし、それ以外のものを「点灯
セルの近傍に位置しない」ものと区別してもよい。
【0084】上記駆動方法を実現する回路は、以下のよ
うにすればよい。上記図6に示したデータパルス発生回
路80において、ラインメモリ81を、現在走査パルス
を印加している走査ラインの他に、当該走査ラインに隣
接する数ライン分のサブフィールド情報を記憶できる構
成とする。また、上記データパルス発生回路80におい
て、このラインメモリ81を参照することによって、現
在書き込みを行っている走査ライン上の各セルが、点灯
セルの近傍に位置するセルであるか否かを判定する判定
部を設ける。
【0085】そして、各データ電極21対応する切替器
84は、ラインメモリ81に記憶されている対応データ
が点灯(ON)を示している場合には、データパルス発
生器82を駆動してデータ電極21にデータパルスを印
加するが、ラインメモリ81に記憶されている対応デー
タが非点灯(OFF)を示している場合には、更に上記
判定部の判定結果を参照し、「点灯セルの近傍に位置す
る」と判定している場合だけ補助パルス発生器83を駆
動してデータ電極21に補助パルスを印加し、「点灯セ
ルの近傍に位置しない」と判定している場合にはパルス
を印加しない。
【0086】〔実施の形態2−1〕本実施の形態におけ
るPDP表示装置の全体構成は、上記実施の形態1−1
における図1に示したものと同様である。図10(A)
は、本実施の形態おいて、PDP1の各電極に印加され
る駆動波形を示す。
【0087】本実施の形態では、図10(A)に示すよ
うに、書き込み期間において、すべてのデータ電極21
に対して一括してデータベースパルス131を印加して
おく。そして、走査電極Xn-2〜Xn+1に、順次走査パル
ス110a,110b,110c,110dを印加する
が、走査電極Xnに走査パルス110cを印加するとき
に、点灯セルに相当するデータ電極Zmに、上記データ
ベースパルス131に重畳してデータパルス132を印
加する。
【0088】この書き込み期間中、維持電極12の電圧
は一定に維持されている。なお、図10(B)は、比較
例に係る駆動波形であって、書き込み期間にデータ電極
21にはデータベースパルス131は印加されず、デー
タパルス130だけが印加されている。図11は、本実
施の形態の駆動方法において、書き込み期間に各電極間
の発生する電位差の関係を説明する図である。
【0089】当図を参照しながら、データベースパルス
131及びデータパルス132の振幅の設定について説
明する。データベースパルス131にデータパルス13
2が重畳された振幅(両パルス131,132の振幅合
計)は、走査パルス110が印加されている走査電極1
1と、データベースパルス131及びデータパルス13
2が印加されているデータ電極21との間の電位差20
3が、書き込み放電が発生する程度の高さ(走査電極1
1とデータ電極21間の放電開始電圧201を大きく超
える)となるように、且つ、走査パルス110が印加さ
れている走査電極11とデータベースパルス131のみ
が印加されているデータ電極21との間の電位差204
が、走査電極11とデータ電極21と間の放電開始電圧
201よりもわずかに高く(書き込み放電が発生する電
圧より低くなるように)設定する。
【0090】なお、走査電極11と維持電極12間の電
位差205は、走査電極11と維持電極12間の放電開
始電圧202を越えないように設定する。上記設定によ
って、図10(A)に示されるように、比較例に係る図
10(B)と比べて、データ電極に印加される電圧は高
レベルになっており、書き込み期間には以下のように動
作する。
【0091】走査パルスが印加されている走査電極11
に沿ったセルの中で、点灯セルでは、走査パルスが印加
されると同時にデータパルスが印加され、走査電極11
とデータ電極との電位差203が走査電極とデータ電極
の放電開始電圧201を大きく超えるため、書き込み放
電が発生する。そして、書き込み放電により誘発されて
書き込み維持放電が発生し、書き込みが行われる。
【0092】一方、走査パルスが印加されている走査電
極11に沿ったセルの中で、非点灯セルに対しては、デ
ータパルスが印加されず走査パルスのみが印加される
が、この場合、走査電極11とデータ電極21との電位
差204は、走査電極11とデータ電極21間の放電開
始電圧201をわずかに超える程度となるため、補助放
電が発生する。この補助放電は、書き込み放電より弱い
ので書き込みがなされないし、書き込み維持放電が誘発
されることもない。
【0093】このように、走査パルスが印加されている
走査電極11に沿ったセルで、補助放電もしくは書き込
み放電により発生したプライミング粒子は、次に走査パ
ルスが印加される走査電極11に沿ったセル(即ち、下
側に隣接するセル)にも流入するので、当該走査パルス
が印加される走査電極に沿ったセル内の空間は、放電が
起こりやすい状態となっている。
【0094】従って、点灯セルでは、走査パルス及びデ
ータパルスを印加開始してから極めて短時間で書き込み
放電が発生する。よって、走査パルスおよびデータパル
スのパルス幅を短く(1.0μsec程度)設定しても、
書き込み不良の発生を抑えることができる。即ち、書き
込み時間の短縮を図りながら高画質表示を得ることがで
きる。
【0095】上記のようにデータベースパルス131に
重畳してデータパルス132を印加するための回路構成
としては、上記図1に示すデータパルス発生回路80に
おいて、データパルス発生器の他に、データベースパル
スを発生するデータベースパルス発生器を設置し、デー
タパルスとデータベースパルスとを重畳してデータ電極
21に印加できるようにすればよい。そして、このよう
にデータパルスとデータベースパルスとを重畳させるこ
とによって、上記のようにデータ電極21に高レベルの
電圧を印加することも比較的容易となる。
【0096】次に、補助放電の放電規模について考察す
る。走査電極11に走査パルスを印加するごとに、書き
込み放電並びに補助放電による発光も生じるが、図10
(A)におけるグラフ210は、データ電極Xm上で発
生する放電の発光を、走査パルスを追いかけて順次下方
に移動しながらフォトダイオードなどを用いてオシロス
コープで観測したときの発光強度を示すものである。
【0097】グラフ210において、非点灯セルでは補
助放電による微小な発光ピーク211、点灯セルにおい
ては、書き込み放電及び書き込み維持放電による比較的
大きな発光ピーク212が表れていることがわかる。な
お、発光ピーク211,212は、図11においても同
じ符号で表示している。発光ピーク211、212の大
きさは、駆動波形を変動することによって変わるが、発
光ピーク212の発光量に対する発光ピーク211の発
光量の比率は、プライミング粒子を十分に発生して書き
込み不良防止効果を得ることを考慮すると1/100以
上の範囲に設定することが好ましい。一方、当該比率が
大きくなり過ぎると、誤アドレスやコントラスト低下が
生じるので、この点を考慮すると1/10以下の範囲に
調整することが好ましい。
【0098】なお、図10(B)の比較例における発光
強度のグラフ210には、点灯セルでは書き込み放電及
び書き込み維持放電による発光ピーク212は観測され
るが、非点灯セルでは補助放電による発光ピーク211
は観測されない。 〔実施の形態2−2〕本実施の形態におけるPDP表示
装置の全体構成も、実施の形態1−1における図1に示
したものと同様である。
【0099】図12は、本実施の形態おいて、PDP1
の各電極に印加される駆動波形を示す。本実施の形態で
は、図12に示すように、書き込み期間において、すべ
ての走査電極11に対して、スキャンベースパルス11
1を常時印加しておき、走査電極Xn-2,Xn-1,Xn,
Xn+1に対して順次、走査パルス112a〜112d
を、上記スキャンベースパルス111に重畳させて印加
する。そして、走査電極Xnに走査パルス112cを印
加するときに、点灯セルに相当するデータ電極Zmに、
データパルス130を印加する。
【0100】また、書き込み期間中、維持電極12に
は、スキャンベースパルス111と同極性のサスベース
パルス121を常時印加する。本実施の形態の駆動方法
において、書き込み期間に各電極間の発生する電位差の
関係は、上記図11に示したの同様にする。即ち、スキ
ャンベースパルス111及び走査パルス112が重畳さ
れたもの振幅は、スキャンベースパルス111と走査パ
ルス112が重畳して印加されている走査電極11と、
データパルス130が印加されているデータ電極21と
の間の電位差203が、書き込み放電が起こる程度の高
さで、且つ、スキャンベースパルス111と走査パルス
112が印加されている走査電極11と、データパルス
130が印加されていないデータ電極21との間の電位
差204が、走査電極11とデータ電極21との間の放
電開始電圧よりわずかに高く(書き込み放電が発生する
電圧よりは低く)設定する。
【0101】また、サスベースパルス121の振幅は、
スキャンベースパルス111と走査パルス112とが重
畳して印加されている走査電極11と、サスベースパル
ス121が印加されている維持電極12との間の電位差
が、走査電極11と維持電極12間の放電開始電圧より
低くなるように設定する。上記設定によって、図12に
示されるように、比較例に係る図10(B)と比べて、
走査電極に印加される電圧絶対値が高レベルとなる。そ
して、書き込み期間には、上記実施の形態2−1と同様
の動作がなされる。
【0102】即ち、走査パルス112が印加されている
走査電極に沿ったセルの中で、点灯セルでは、走査パル
スが印加されると同時にデータパルスが印加され、走査
電極11とデータ電極21と間の電位差が、走査電極1
1とデータ電極21間の放電開始電圧を大きく超えて、
書き込み放電が発生する。そして、書き込み放電により
誘発されて書き込み維持放電が発生し、書き込みが行わ
れる。
【0103】一方、非点灯セルに対しては、データパル
スが印加されず走査パルスのみが印加されるので、走査
電極11とデータ電極21との電位差は、走査電極11
とデータ電極21間の放電開始電圧をわずかに超える程
度となり、この場合補助放電が発生する。この補助放電
によっては、書き込み維持放電が誘発されない。そし
て、この補助放電もしくは書き込み放電により発生した
プライミング粒子は、次に走査パルスが印加される走査
電極に沿ったセルにも流入するので、次に走査パルスが
印加されるときに、セル内の空間は、放電が起こりやす
い状態となっているので、走査パルスおよびデータパル
スのパルス幅を短く(1.0μsec程度)設定しても、
書き込み不良の発生を抑えることができる。
【0104】上記のように、スキャンベースパルス11
1に重畳して走査パルス112を印加するには、上記図
1に示す初期化・維持パルス発生回路60に、スキャン
ベースパルス111を印加するスキャンベースパルス発
生器を設けると共に、スキャンベースパルス111と走
査パルス112とを重畳して走査電極11に印加するよ
うな構成にすればよい。また、維持電極12に上記サス
ベースパルス121を印加するためには、維持・消去パ
ルス発生回路70にサスベースパルス発生器を設ければ
よい。
【0105】そして、このようにスキャンベースパルス
と走査パルスとを重畳させることによって、上記のよう
に走査電極11に高レベルの電圧を印加することも比較
的容易である。本実施の形態においても、上記実施の形
態2−1と同様、図12におけるグラフ210に示すよ
うに、走査電極11に走査パルスを印加するごとに放電
が発生し、非点灯セルでは補助放電による微小な発光ピ
ーク211、点灯セルにおいては、書き込み放電及び書
き込み維持放電による比較的大きな発光ピーク212が
表れる。そして、発光ピーク212の発光量に対する発
光ピーク211の発光量の比率は、1/100以上,1
/10以下の範囲に調整することが好ましい。
【0106】〔実施の形態2−3〕本実施の形態におけ
るPDP表示装置の全体構成も、上記実施の形態1−1
における図1に示したものと同様である。図13は、本
実施の形態において、PDP1の各電極に印加する駆動
波形を示す図である。
【0107】本実施の形態では、基本的に一般の駆動方
法と同じであって、図13に示すように、走査電極11
に、走査パルス113a〜113dを順次印加するが、
走査電極Xnに走査パルス112cを印加するときに、
点灯セルに相当するデータ電極Zmにデータパルス13
0を印加する。また、書き込み期間中、維持電極12に
は、スキャンベースパルス111と同極性のサスベース
パルス121を印加する。
【0108】ただし、本実施の形態では、走査パルス1
13a〜113dは、図10(B)の走査パルスと比べ
て、以下のように振幅をかなり大きく設定している。走
査パルス113の振幅は、走査パルス113が印加され
ている走査電極11と、データパルスが印加されていな
いデータ電極21との間の電位差が、データ電極21と
走査電極11間の放電開始電圧より高く、且つ書き込み
維持放電が起こらない程度の電圧に設定する。
【0109】また、データパルス130の振幅は、走査
パルス113が印加されている走査電極11と、データ
パルス130が印加されているデータ電極21との間の
電位差が、書き込み維持放電が起こる程度の電圧となる
ように設定する。また、サスベースパルス121の振幅
は、走査パルス113が印加されている走査電極11と
サスベースパルス121が印加されている維持電極12
の間の電位差が、走査電極11と維持電極12間の放電
開始電圧より低くなるように設定する。
【0110】上記のように設定することによって、書き
込み期間に各電極間の発生する電位差の関係は、上記図
11に示したの同様となる。即ち、走査パルス113が
印加されている走査電極に沿ったセルの中で、点灯セル
では、走査パルスが印加されると同時にデータパルスが
印加され、走査電極11とデータ電極21と間の電位差
が、走査電極11とデータ電極21間の放電開始電圧を
大きく超えて、書き込み放電が発生し、書き込み放電に
より誘発されて書き込み維持放電が発生し、書き込みが
行われる。
【0111】一方、非点灯セルに対しては、データパル
スが印加されず走査パルスのみが印加され、走査電極1
1とデータ電極21との電位差は、走査電極11とデー
タ電極21間の放電開始電圧をわずかに超える程度とな
り、この場合は補助放電が発生する。この補助放電によ
っては、書き込み維持放電が誘発されない。このよう
に、点灯セルにおいては書き込み放電が発生し、非点灯
セルにおいては書き込みされない程度の補助放電が発生
するので、次に走査パルスが印加される走査電極に沿っ
たセルにプライミング粒子が流入する。走査パルスおよ
びデータパルスのパルス幅を短く(1.0μsec程度)
設定しても、書き込み不良の発生を抑えることができ
る。
【0112】本実施の形態においても、上記実施の形態
2−1と同様、図13におけるグラフ210に示すよう
に、走査電極11に走査パルスを印加するごとに放電が
発生し、非点灯セルでは補助放電による微小な発光ピー
ク211、点灯セルにおいては、書き込み放電及び書き
込み維持放電による比較的大きな発光ピーク212が表
れる。そして、発光ピーク212の発光量に対する発光
ピーク211の発光量の比率は、1/100以上,1/
10以下の範囲内に調整することが好ましい。
【0113】〔実施の形態3−1〕 (PDP表示装置の構成について)図14は、本実施の
形態に係るPDP表示装置の構成を示す図である。PD
P2の電極構成は、実施の形態1−1における図1で示
したPDP1とほぼ同じであるが、更に、各走査電極1
1に隣接してこれに並行する補助放電電極31を備えて
いる。
【0114】図15は、図14に示すPDP2のA−
A’での構造断面図である。PDP2において、前面ガ
ラス基板10と背面ガラス基板20とが、放電空間30
を介して対向配置されている。前面ガラス基板10の対
向面上に、走査電極11,維持電極12,補助放電電極
31が並行して配され、それらを蔽うように誘電体層1
4及び保護層15が配されている。そして、走査電極1
1は、透明電極層11b上にバス電極層11aが積層さ
れて形成され、維持電極12は、透明電極層12b上に
バス電極層12aが積層されて形成され、補助放電電極
31は、走査電極11のバス電極層11aに隣接して、
遮光膜32上に設けられている。
【0115】補助放電電極31と走査電極11との間隙
は、走査電極11と維持電極12との間隙より狭く、走
査パルスの振幅(Vt-Vg)程度の電位差が生じるとき
に補助放電が発生するように設定されている。一方、背
面ガラス基板20の対向面上に、データ電極21が、上
記走査電極11と立体交差するように配され、データ電
極21を覆うように誘電体層23及び蛍光体層24が配
されている。
【0116】(駆動波形及び回路について)図16は、
PDP2の各電極に印加する駆動波形を示す図である。
走査電極11,維持電極12,データ電極21に印加さ
れる駆動波形は、実施の形態1−1の全体構成で説明し
た通りであって、基本的な動作も一般的な3電極交流面
放電型PDPの駆動波形と同様である。
【0117】図14に示すように、本実施の形態のPD
P表示装置は、実施の形態1−1の図1に示したものと
駆動回路が同じであって、補助放電電極31は、図14
中のP点に接続されている。そして当該駆動回路におい
ては、実施の形態1−1で説明したように、書き込み期
間には、FET53がON,FET54がOFFとな
り、それ以外の期間には、FET53がOFF,FET
54がONとなる。
【0118】従って、補助放電電極31には、初期化期
間及び維持期間において、初期化・維持パルス発生回路
60から初期化パルス及び維持パルスが印加されるが、
書き込み期間において走査パルスは印加されない。即
ち、補助放電電極31に印加される駆動波形は、書き込
み期間に走査パルスが印加されない以外は走査電極11
に印加される駆動波形と同一であって、走査電極11と
補助放電電極31には、共に初期化パルス100及び維
持パルス141が印加される。
【0119】図17を参照しながら、書き込み期間にパ
ネル内部で発生する現象について説明する。実施の形態
1−1で説明したように、走査パルスは振幅(Vt-V
g)で負極性なので、走査パルスが印加される走査電極
11においては、当該走査電極11と隣接する補助放電
電極31との間に(Vt-Vg)の電位差が生ずる。
【0120】従って、走査パルスが印加される走査電極
11では、図17(a)に示されるように、走査電極1
1とこれに隣接する補助放電電極31との間で補助放電
が発生する。そして、補助放電が発生すると、図17
(b)に示されるようにセルの放電空間中に空間電荷が
生じる。ここで、走査電極11に走査パルスが印加され
るタイミングに合わせて、点灯セルに相当するデータ電
極21にはデータパルスが印加されるが、このとき、当
該点灯セルには、上記補助放電によって発生する大量の
荷電粒子が存在するので、図17(c)に示されるよう
に、走査パルス及びデータパルスの印加開始から極めて
短時間で書き込み放電が確実に発生する。
【0121】一方、非点灯セルに相当するデータ電極に
対しては、データパルスが印加されず走査パルスのみが
印加される。この場合、走査電極11とデータ電極21
との電位差は、走査電極11とデータ電極21間の放電
開始電圧を超えないので、書き込み放電は発生しない。
よって、本実施の形態の駆動方法によれば、走査パルス
およびデータパルスのパルス幅を短く(1.0μsec程
度)設定しても、書き込み放電が確実に発生するので、
書き込み不良の発生が抑えられる。
【0122】補助放電電極31と走査電極11との間隙
距離としては、(Vt-Vg)/2以上の電位差が発生し
たときに放電が発生する程度の距離とすることが望まし
く、10μm〜50μmの範囲に設定することが望まし
い。なお、一般的に近接した電極間で放電させると、イ
オンスパッタリングによって電極周辺の膜に劣化が生じ
やすいが、本実施の形態では、1フィールド(1/60
秒)内に発生する補助放電は数回程度と少ないので、当
該補助放電によるイオンスパッタリングで保護層15の
特性が劣化することはほとんどない。
【0123】また、補助放電に伴って微小発光が生じる
が、この補助放電は、黒表示時でも1フィールドに必ず
数度行われるので、一般的には補助放電を発生させると
黒表示時の輝度が上昇してコントラストが低下しやす
い。これに対して、本実施の形態では、補助放電電極3
1の下には遮光膜32が形成されているため、補助放電
に伴う発光でコントラストが低下することも抑制され
る。
【0124】また、上記のように、初期化期間及び維持
期間においては、走査電極11と補助放電電極31とで
同一の駆動波形を印加しているので、初期化・維持パル
ス発生回路60を兼用でき、また、書き込み期間におい
ても、補助放電電極31は、電位Vtに維持しているの
で、特に新たな駆動回路は必要とせず、比較的安価な装
置とすることが可能である。
【0125】(電極引き出し部における形状について)
次に、図18(A),(B)を参照しながら、パネル端
の電極引き出し部における電極の形状について説明す
る。図18(A)には、前面ガラス基板10、背面ガラ
ス基板20、封着部16、走査電極11、維持電極1
2、補助放電電極31を備えたPDP2の一部が示され
ている。
【0126】本実施の形態では、図18(A)に示すよ
うに、封着部16より内側の表示領域においては、補助
放電電極31と走査電極11との間隙D1を、補助放電
が可能なように狭く設定するが、封着部16の内縁近く
(図中○印)において走査電極11と補助放電電極31
との間隔を広げ、電極引出し部における補助放電電極3
1と走査電極11との間隙d1は、前記間隙D1より広く
設定されている。
【0127】この間隙d1は、補助放電電極31と走査
電極11との間に(Vt-Vg)程度の電位差がかかって
も放電が発生しない距離であって、50μm〜300μ
mの範囲内に設定することが望ましい。これにより、表
示領域内のみにおいて補助放電を発生させ、電極引き出
し部においては、隣接する電極間で放電しないようにす
ることが可能である。
【0128】また、従来の一般的なPDP300では、
図18(B)に示すように、前面ガラス基板310上に
おいて、封着部316の内側における走査電極311ど
うしの間隙Dと比べて、封着部316の外側(電極引き
出し部)では、走査電極311どうしの間隙dを狭くし
ている。これは、外部回路と接続するために電極引き出
し部に接触させるFPCの幅も狭くできるといった点で
有利である。
【0129】これに対して、本実施の形態では、図18
(A)に示すように、引き出し部における走査電極11
どうしの間隙d2は、表示領域内における走査電極11
どうしの間隙D2と同等もしくは間隙D2より大き目に設
定しているが、これには以下のような効果がある。本実
施の形態のPDP2では、前面ガラス基板10側に、走
査電極11と同じ数だけ補助放電電極31が形成されて
いるので、引き出し部における電極の数は、一般的なP
DPの2倍である。従って仮に、引き出し部で走査電極
11どうしの間隙を狭くすると、引き出し部での電極間
隔がかなり狭くなり、引き出し部で放電が発生してしま
う可能性もあるが、走査電極11どうしの間隙を、引き
出し部で表示領域内と同等以上に設定することによっ
て、引き出し部での放電発生を抑えることができる。
【0130】〔実施の形態3−2〕図19は、本実施の
形態に係るPDP表示装置の構成を示す図である。PD
P2の構成は、上記実施の形態3−1で図14に示した
ものと同様である。駆動回路系としては、走査電極11
にパルスを印加するものとして、走査パルス(電位Vt
を基準として振幅Vtの負極性のパルス)を印加する走
査パルス発生回路50、維持パルス301を印加する維
持パルス発生回路61、初期化パルスを印加する初期化
パルス発生回路62を備え、補助放電電極31にパルス
を印加するものとして、書き込み期間に一定電圧Vpの
放電誘発パルスを発生する放電誘発パルス発生回路55
を備えている。
【0131】上記初期化パルス発生回路62は、維持パ
ルス発生回路61の出力を仮のグラウンドレベルとして
動作し、走査パルス発生回路50及び放電誘発パルス発
生回路55は、初期化パルス発生回路62の出力を仮の
グラウンドレベルとして動作する。次に、維持電極12
にパルスを印加するものとして、維持パルスを印加する
維持パルス発生回路71、維持電極12に正極性の維持
書き込みパルス120(振幅Ve)を印加する維持書き
込みパルス発生回路72、消去パルスを印加するための
消去パルス発生回路73を備えている。
【0132】なお、維持パルス発生回路61及び初期化
パルス発生回路62は、走査電極11だけではなく補助
放電電極31にも維持パルス及び初期化パルスを印加す
るようになっている。このように維持パルス発生回路6
1及び初期化パルス発生回路62を、走査電極11と補
助放電電極31とで共有しているので、その分、回路コ
ストが低減される。
【0133】維持書き込みパルス発生回路72は、維持
パルス発生回路71の出力を仮のグラウンドレベルとし
て動作し、消去パルス発生回路73は、維持書き込みパ
ルス発生回路72の出力を仮のグラウンドレベルとして
動作する。なお、上記維持書き込みパルスは、書き込み
放電が発生する際に、走査電極11と維持電極12との
間で書き込み維持放電を発生させて、維持電極12上の
誘電体層に負の電荷を蓄積するために印加するものであ
る。
【0134】また、データ電極21に表示データに応じ
たデータパルスを印加するため、データパルス発生回路
80も備えている。これらの各パルス発生回路は、上記
実施の形態1−1と同様、パネル制御回路90によって
コントロールされている。図20は、本実施の形態に係
るPDP2の各電極に印加する駆動波形を示す図であ
る。
【0135】本実施の形態の駆動波形は、上記実施の形
態3−1の図16と同様であるが、上記実施の形態3−
1では、書き込み期間において、補助放電電極31には
走査電極11の基準電圧レベルと同等の電圧Vtが印加
されるようになっていたのに対して、本実施の形態で
は、書き込み期間において補助放電電極31に印加され
る電圧Vpは、放電誘発パルス発生回路55で発生させ
る放電誘発パルス160の波高によって決まる。
【0136】従って、放電誘発パルス発生回路55によ
って電圧Vpの値は、自由に設定できる、電圧Vpを電
圧Vtより高く設定することもできる。ここで、走査電
極11と補助放電電極31との間隙距離については、走
査パルスが印加されている走査電極11と補助放電電極
31との間の電位差Vd2(=Vp)が、走査電極11
と補助放電電極31との間の放電開始電圧をわずかに超
える程度に設定する必要があるので、上記のように電圧
Vpを高く設定すれば、走査電極11と補助放電電極3
1との間隙距離の自由度が大きくなる。
【0137】即ち、走査電極11と補助放電電極31と
の間の電位差が(Vp−Vt)のときに、走査電極11
と補助放電電極31との間で放電が発生せず、且つ、走
査電極11と補助放電電極31との間の電位差がVd2
(=Vp)のときに走査電極11と補助放電電極31と
の間で放電が発生するように、走査電極11と補助放電
電極31との間隙距離を設定する。従って、電圧Vpを
高く設定するほど、走査電極11と補助放電電極31と
の間隙距離を大きく設定することが可能となる。
【0138】上記図20に示す波形をPDP2に印加し
た場合に、書き込み期間においてパネル内部で発生する
現象は、上記実施の形態3−1で図17を用いて説明し
た通りであって、走査パルスが印加される毎に、走査電
極11と補助放電電極31との間に補助放電が発生す
る。そして、この補助放電に伴って発生する大量の荷電
粒子の存在により、データパルスを印加してから書きこ
み放電が発生するまでの時間は非常に短縮され、確実に
書きこみ放電を発生することが可能となる。
【0139】なお、補助放電電極31は、維持電極12
よりも走査電極11に近接して設けられているので、維
持電極12との間では放電は発生せず、走査電極11と
の間でのみ発生する。また、図19に示す例では、すべ
ての補助放電電極31に同一の駆動波形を印加するため
補助放電電極31を互いに接続しているが、このように
接続しなくても補助放電電極31に同一の駆動波形を印
加すれば、同一の効果を得ることができる。
【0140】〔実施の形態3−3〕本実施の形態のPD
Pの構成は、上記実施の形態3−2のPDP2と同じで
ある。上記実施の形態3−2と同様である。また駆動方
法も、上記実施の形態3−2と同様であるが、図21に
示すように維持期間において補助放電電極31をハイイ
ンピーダンス状態にするか、あるいは図22に示すよう
に維持期間において補助放電電極31を中間電位に維持
する点だけが異なっている。
【0141】図21のように、維持期間において補助放
電電極31をハイインピーダンス状態とするには、図1
9に示した駆動回路ブロックの中で、放電誘発パルス発
生回路55と補助放電電極31との接続をON/OFF
するスイッチを設け、維持期間においては当該スイッチ
をOFF、維持期間以外には当該スイッチをONとすれ
ばよい。
【0142】上記実施の形態3−2の場合、維持期間に
おいて補助放電電極31とこれに隣接する維持電極12
との間に大きな電位差が発生するため、この補助放電電
極31と維持電極12との間で不必要な放電が発生する
ことによって、走査電極11と維持電極12との間での
維持放電が弱まったり停止したりする可能性があるが、
本実施の形態では、維持期間において補助放電電極31
をハイインピーダンス状態に維持しているため、この不
必要な放電を防止することができる。
【0143】なお、補助放電電極31どうしが互いに接
続されたままハイインピーダンス状態にしてもよいが、
不必要な放電を防止する効果を高めるために、維持期間
においては補助放電電極31を互いに非接続とし、独立
したハイインピーダンス状態にすることが望ましい。一
方、図22に示すように、維持期間において補助放電電
極31を中間電位に維持するには、維持期間において放
電誘発パルス発生回路55の出力を、維持パルスと同じ
極性で且つ維持パルスよりも低レベル(維持パルスの振
幅の1/2程度のレベル)で一定に保つようにすればよ
い。
【0144】この場合、維持期間において、すべての補
助放電電極31の電位は、走査電極11及び維持電極1
2の電位変動幅の中央付近(中間電位)に維持されるの
で、維持期間において、補助放電電極31とこれに隣接
する維持電極12との間に大きな電圧がかかることがな
い。従って、上記ハイインピーダンス状態にする場合と
同様に不必要な放電を防止する効果を奏する。
【0145】なお、図19に示されるように、PDP2
において補助放電電極31どうしは相互に接続されてお
り、放電誘発パルス発生回路55によって一括して駆動
するようになっているため、回路構成は比較的簡単で
る。 〔実施の形態3−4〕図23は、本実施の形態に係るP
DP表示装置の構成を示す図である。
【0146】PDP2の構成は、上記実施の形態3−1
で図14に示したものと同様である。この駆動回路系の
構成は、上記図19のものと同様であるが、初期化期間
において補助放電電極31に一定振幅(Vs)の第2初
期化パルス101を印加する第2初期化パルス発生回路
63を備えている。
【0147】そして、放電誘発パルス発生回路55は、
維持パルス発生回路61の出力を仮のグラウンドレベル
として動作し、第2初期化パルス発生回路63は、放電
誘発パルス発生回路55の出力を仮のグラウンドレベル
として動作するように接続されている。図24は本実施
の形態において、PDP2の各電極に印加する駆動波形
について、を参照しながら説明する。
【0148】走査電極11、維持電極12、データ電極
21に印加する駆動波形は、実施の形態3−2で図20
に示したものと同一である。一方、補助放電電極31に
は、初期化期間において、第2初期化パルス発生回路6
3によって正極性で振幅Vsの第2初期化パルス101
(電圧Vs)が印加され、書き込み期間においては、放
電誘発パルス発生回路55によって正極性で振幅Vp2
の放電誘発パルス161(電圧Vp2)が印加される。
ここで、上記第2初期化パルスの振幅Vsは、走査電極
11に印加する初期化パルスの振幅よりも低く設定され
ている。
【0149】ここで、電圧Vp2の値、並びに走査電極
11と補助放電電極31との間隙の距離について考察す
る。書き込み期間において走査電極11に走査パルスを
印加せず、補助放電電極31に放電誘発パルスを印加し
た場合には、走査電極と補助放電電極との間には、Vd
3=(初期化期間に蓄積された電荷による電位差)+
(Vp2−Vt)の電位差が生ずる。また、走査電極1
1に走査パルスを印加し、補助放電電極31に放電誘発
パルスを印加した場合には、走査電極と補助放電電極と
の間に、Vd4=(初期化期間に蓄積された電荷による
電位差)+Vp2の電位差が生ずる。
【0150】従って、電圧Vp2の値、並びに走査電極
11と補助放電電極31との間隙の距離は、走査電極1
1と補助放電電極31との間の電位差が上記Vd3では
走査電極11と補助放電電極31との間で放電が発生せ
ず、走査電極11と補助放電電極31との間の電位差が
上記Vd4では走査電極11と補助放電電極31との間
で放電が発生するように設定する。
【0151】次に、上記図24に示す駆動波形を印加し
たときに、初期化期間及び書き込み期間にパネル内部で
発生する現象について説明する。本実施の形態では、補
助放電電極31に印加する第2初期化パルス101は、
その振幅Vsが初期化パルス100の振幅よりも低いの
で、初期化期間において、補助放電電極31と走査電極
11との間で予備放電が発生する(図25(a))。
【0152】そして、この予備放電により、補助放電電
極31上の誘電体層には正の電荷が蓄積され、走査電極
11上の誘電体層には負の電荷が蓄積される(図25
(b))。次に、書き込み期間において、走査電極11
に走査パルスが印加されると、当該走査電極11と補助
放電電極31との間に補助放電が発生し(図25
(c))。放電空間中に空間電荷が発生する(図25
(d))。
【0153】このように、基本的な動作は、実施の形態
3−2と同様であって、走査パルスおよびデータパルス
のパルス幅を短く(1.0μsec程度)設定しても、書
き込み不良の発生を抑えることができるという効果も同
様に得られるが、放電誘発パルスの振幅Vp2を、実施
の形態3−2における放電誘発パルスの振幅Vpよりも
小さく設定できる即ち、本実施の形態における電位差V
d4と、上記実施の形態3−2における電位差Vd2
(=Vp)とを比べると、どちらも、走査電極11と補
助放電電極31との間の放電開始電圧をわずかに超える
電圧であるため、電位差Vd2と電位差Vd4とは同等
と見ることができる。従って、放電誘発パルスの振幅V
p2は、実施の形態3−2において補助放電電極31に
印加する放電誘発パルスの振幅Vpよりも小さく設定で
きる。
【0154】よって、放電誘発パルス発生回路55中の
回路素子の耐電圧を低くできる点で、回路コストを低減
することができる。また、初期化期間に蓄積される電荷
による電圧が、書き込み期間に放電誘発パルスによる電
圧に加算されるので、放電誘発パルスの振幅Vp2を、
走査電極11と補助放電電極31との間の放電開始電圧
よりも小さく設定しても、補助放電を発生させることも
可能である。
【0155】なお、本実施の形態によれば、維持パルス
発生回路61を走査電極11と補助放電電極31とで共
有しているので、別個に設ける場合と比べると回路コス
トが低減できる。 (本実施の形態の変形例)なお、図26に示す駆動波形
のように、補助放電電極31に第2初期化パルスを印加
せず、初期化期間にグラウンド電位とすることによっ
て、放電誘発パルスの振幅Vp3を上記Vp2よりも低
く設定しても、同様の効果を奏する。また、この場合、
図23に示す駆動回路の中で、第2初期化パルス発生回
路63を省くことができるので、回路コストを削減する
ことができる。
【0156】また、補助放電電極31に印加する第2初
期化パルス(振幅Vs)は正極性でなくてもよく、これ
を負極性とすることもできる。その場合、初期化期間に
おいて、補助放電電極31上に蓄積される正電荷量が更
に大きくなるので、補助放電電極31に印加する放電誘
発パルスの振幅を更に低く設定しても、同様の効果を奏
することになる。
【0157】また、本実施の形態においても、上記実施
の形態3−3で説明したのと同様に図23に示した駆動
回路ブロック中の第2初期化パルス発生回路63または
放電誘発パルス発生回路55出力を、維持期間において
ハイインピーダンス状態にしたり、或は図23に示した
駆動回路ブロック中の第2初期化パルス発生回路63ま
たは放電誘発パルス発生回路55の出力を維持期間にお
いて維持パルス振幅の1/2とすれば、表示に必要な走
査電極11と維持電極12との間での維持放電が弱まっ
たり、停止するのを防止することが可能であって、補助
放電電極31と維持電極12との間の放電を防止するこ
とも可能である。
【0158】また、放電誘発パルス発生回路55と第2
初期化パルス発生回路63の位置関係を入れ替え、第2
初期化パルス発生回路63を維持パルス発生回路61の
出力を基準電位として動作させ、放電誘発パルス発生回
路55を第2初期化パルス発生回路63の出力を基準電
位として動作させ、放電誘発パルス発生回路55の出力
を補助放電電極31に接続しても上記と同様の効果が得
られる。
【0159】〔実施の形態3−5〕図27は、本実施の
形態に係るPDPの駆動波形を示す図である。本実施の
形態の駆動波形は、図16に示した駆動波形とほぼ同様
であるが、走査パルスが印加開始されてからデータパル
スが印加開始されるまでに、若干の遅れ時間Tdが設定
されている点が異なっている。
【0160】この遅れ時間Tdの設定は、パネル制御回
路90からデータパルス発生回路80にトリガ信号を送
るタイミングを調整することによって行なうことができ
る。遅れ時間Tdは、0nsより大きく500ns以
下、好ましくは300ns以下に設定するのが好まし
い。この理由を以下に述べる。補助放電は走査パルスが
印加されてからわずかに遅れて発生し、この際に発生し
た空間電荷は、時間がたてば再結合して消滅する。ま
た、高速に且つ確実に書きこみ放電を発生させるために
は、放電空間に空間電荷が存在している間にデータパル
スを印加しなければならない。従ってデータパルスを印
加するのは補助放電により空間電荷が発生してからその
空間電荷が消滅するまでの間であることが望ましい。こ
の時間が0ns〜500nsの間である。
【0161】従って、走査パルスを印加開始してから0
ns〜500ns遅らせてデータパルスを印加開始する
ことにより、補助放電による書き込み放電開始までの時
間短縮効果をより確実なものとすることができる。な
お、図16に示した駆動波形は、遅れ時間Td=0の場
合を示していることになる。
【0162】また、この遅れ時間Tdの設定は、実施の
形態3−1に対してだけでなく、実施の形態3−2〜3
−4に適用することによっても、同様の効果を奏する。 〔実施の形態3−6〕上記実施の形態3−1〜3−4
は、いずれもPDP2において、走査電極11に走査パ
ルスが印加される毎に、走査電極11と補助放電電極3
1との間において補助放電を発生させるものであるが、
本実施の形態では、以下に説明するように、PDP2の
電極構造を工夫することにより、この補助放電を更に良
好に発生させるものである。
【0163】図28(A)に示す例では、セル内部にお
いて、補助放電電極31に、走査電極11側に突出する
1または複数の小突起33aを櫛状に形成する。これに
よって、補助放電電極31と走査電極11との間隙距離
が小さくなり、補助放電を発生しやすくすることができ
る。図28(B)に示す例では、セル内部において、補
助放電電極31に、補助放電電極31に、走査電極11
側に突出する幅広の突起33bを形成する。これによっ
て、補助放電電極31と走査電極11との間隙距離が小
さくなり、補助放電を発生しやすくすると共に、補助放
電電極31の抵抗値を下げることもできるので、放電の
際の電圧降下を防ぎ、補助放電の発生を容易にすること
もできる。
【0164】また、図28(C)に示す例では、補助放
電電極31に、走査電極11側に突出する1つまたは複
数のT字状小突起33cを形成する。図28(D)に示
す例では、補助放電電極31に、走査電極11側に突出
する1または複数のL字状小突起33d形成する。この
場合、補助放電電極31と走査電極11との間隙距離が
小さくなり、補助放電を発生しやすくすると共に、過大
な放電電流が流れて電極が焼損することが防止される。
更に、走査電極11と補助放電電極31の対向する部分
の面積が増大する点でも、補助放電が発生しやすくな
る。
【0165】ところで、図28(C)のように突起33
cをT字状に形成した場合には端部が2箇所(図中○印
で表示)存在するが、図28(d)のように突起33d
をL字状に形成した場合には端部が1箇所である。ここ
で、基板上に形成された電極は、その端部において比較
的基板から剥離しやすいため、後者の方が電極剥離が生
じる可能性が少ない。
【0166】なお、上記図28(A)〜(D)では、補
助放電電極31側に突起33a〜33dを形成する例を
示したが、図28(E)〜(H)に示すように、突起3
3a〜33dと形状が同様である突起13a〜13d
を、走査電極11側に形成しても、同様の効果を得るこ
とができる。 〔実施の形態4−1〕 (PDP表示装置の全体構成について)図29は、本実
施の形態に係るPDP表示装置の構成を示す図である。
また、図30は、図29に示すPDP3のB−B’での
構造断面図である。
【0167】PDP3の電極構成は、図14に示したP
DP2と同様の構成であるが、PDP2では、走査電極
11に隣接して補助放電電極31を備え、走査電極11
と補助放電電極31との間隙で補助放電が発生するよう
に設計していたのに対して、PDP3では、走査電極1
1に隣接して、1対の第1補助放電電極41及び第2補
助放電電極42を遮光膜43上に備え、この1対の補助
放電電極41,42どうしの間で補助放電が発生するよ
う設計されている点が異なっている。
【0168】そして、第1補助放電電極41と第2補助
放電電極42との間隙で補助放電が発生するように、第
1補助放電電極41と第2補助放電電極42との間隙
は、(Vt-Vg)程度の電位差で小さな放電が発生する
ように設定されている。なお、、この間隙は、(Vt-V
g)/2以上の電位差が発生した場合に放電を発生する
程度の距離であることが望ましく、数値範囲としては1
0μm〜50μmの範囲内であることが望ましい。
【0169】また、図29に示すように、各第1補助放
電電極41はこれに隣接する走査電極11と接続されて
おり、第2補助放電電極42はすべて図29のP点に接
続されている。本実施の形態における駆動回路系の構成
については、実施の形態3−1で図14を用いて説明し
たものと全く同一であるので、回路コストが増大すると
いうことはない。
【0170】(駆動波形及び回路について)図31は、
PDP3の各電極に印加される駆動波形を示す図であ
る。走査電極11,維持電極12,データ電極21に印
加される駆動波形は、実施の形態3−1で説明した図1
6の駆動波形と同一であって、PDP3の基本的な動作
は、一般的な3電極交流面放電型PDPの駆動波形と同
様である。また、第2補助放電電極42に印加される駆
動波形は、実施の形態3−1において図16を参照して
説明した補助放電電極31に印加される駆動波形と同じ
である。
【0171】また、各第1補助放電電極41に印加され
る駆動波形は、これに隣接されている走査電極11の駆
動波形と同じである。なお、図31において、第1補助
放電電極41に印加される駆動波形として、走査電極X
nに隣接するものについてだけを示している。次に、図
32を参照しながら、書き込み期間にパネル内部で発生
する現象について説明する。
【0172】走査パルスは、振幅(Vt-Vg)で負極性
なので、走査電極11に走査パルスが印加されると、走
査電極11に接続されている第1補助放電電極41と、
第2補助放電電極42との間に(Vt-Vg)の電位差が
生ずる。従って、走査電極11に走査パルスが印加され
る毎に、図32(a)に示されるように、第1補助放電
電極41と第2補助放電電極42との間で補助放電が発
生する。そして、補助放電が発生すると、図32(b)
に示されるように放電空間中に空間電荷が発生する。
【0173】一方、走査電極11に走査パルスが印加さ
れる毎に、点灯セルに相当するデータ電極21にはデー
タパルスが印加される。このとき、上記の様に、補助放
電によって発生した大量の荷電粒子が当該セルに存在し
ているので、きわめて短時間で確実に書き込み放電が発
生する。よって、走査パルスの時間幅を短く(1.0μ
sec程度)設定しても確実に書き込みができる。
【0174】また、上記実施の形態3ー1で説明したの
と同様、補助放電の発生頻度は多くないのでイオンスパ
ッタリングで保護層15の特性が劣化するということは
なく、また、第1補助放電電極41及び第2補助放電電
極42の下には遮光膜43が形成されているため、補助
放電によるコントラストの低下も抑えられる。以上のよ
うな実施の形態3−1と同様の効果に加えて、本実施の
形態では以下の効果も奏する。
【0175】実施の形態3−1においては、補助放電電
極31と走査電極11との間で補助放電を発生させるの
で、走査電極11上の誘電体層に不要な壁電荷が蓄積さ
れたり逆に必要な壁電荷が減少したりする可能性がある
ので、維持期間において非点灯セルが発光したり点灯セ
ルが発光しないといった点灯不良が出る可能性もある。
【0176】これに対して、本実施の形態では、第1電
極11とは別の第1補助放電電極41と第2補助放電電
極42との間で補助放電を発生させるので、走査電極1
1上の誘電体層ヘの壁電荷形成にはほとんど影響しな
い。これは、走査電極11,維持電極12,データ電極
21に対する基本的な駆動については、従来の3電極交
流面放電型PDPの駆動技術をそのまま適用できること
を意味する。
【0177】なお、上記図30に示した例では、PDP
3において、第1補助放電電極41と第2補助放電電極
42が遮光膜43のすぐ上に形成され、その上から誘電
体層14、保護層15で覆われているが、図33のよう
に、遮光膜43の上に誘電体層14、保護層15を形成
した上に、第1補助放電電極41と第2補助放電電極4
2を形成してもよい。この場合、第1補助放電電極41
と第2補助放電電極42が直接放電空間に臨んでいる
が、同様に補助放電を発生させることができる。またこ
の場合も、補助放電の発生頻度は多くないので、イオン
スパッタリングで補助放電電極41,42の特性が劣化
するということはなく、補助放電電極41,42の下に
は遮光膜43が形成されているため、補助放電によるコ
ントラストの低下も抑えられる。
【0178】(電極引き出し部における形状について)
次に、図34を参照しながら、電極引き出し部における
電極の形状について説明する。本実施の形態にかかるP
DP3では、前面ガラス基板10側に、走査電極11と
同じ数だけ第1補助放電電極41と第2補助放電電極4
2が形成されているので、従来の一般的なPDPと比べ
ると走査電極の2倍だけ電極数が増える。
【0179】ここで仮に、走査電極11と第1補助放電
電極41と第2補助放電電極42とを各々封着部16の
外側まで引き出したとすると、引き出し部における電極
数は、実施の形態3−1の1.5倍(一般のPDPと比
べて3倍)となってしまうので、電極引き出し部の各電
極をFPCと接続しにくくなる可能性もある。これに対
して、本実施の形態においては、第1補助放電電極41
は個別には引き出さず、封着部16より内側において隣
接する走査電極11と接続しているので、外部に引き出
される電極数は、実施の形態3−1の場合と同等に抑え
られている。
【0180】従って、実施の形態3−1の場合と同等
に、引き出し部での走査電極11どうしの間隙を、表示
領域における間隙と同等以上に設定することによって、
引き出し部での放電発生をなくすことができる。また、
本実施の形態でも、実施の形態3−1と同様に、封着部
16の内縁近く(図中○印)で第1補助放電電極41と
第2補助放電電極42との間隔を広げ、電極引出し部に
おける第1補助放電電極41と第2補助放電電極42と
の間隙を、広く設定している。
【0181】具体的には、第1補助放電電極41と第2
補助放電電極42との引き出し部における間隙を、(V
t-Vg)程度の電位差がかかっても放電が発生しない距
離(好ましくは50μm〜300μmの範囲内)に設定
することによって、引き出し部での第1補助放電電極4
1と第2補助放電電極42間での放電発生をなくすこと
ができる。
【0182】〔実施の形態4−2〕図35は、本実施の
形態に係るPDP表示装置を示す図である。図中、PD
P3の構成は、上記実施の形態4−1で図29に示した
ものと同様である。駆動回路系は、実施の形態3−2と
同様であるので詳しい説明は省略するが、走査電極11
及び第1補助放電電極41にパルスを印加するものとし
て、走査パルス(電位Vtを基準として振幅Vtの負極性
のパルス)を印加する走査パルス発生回路50、維持パ
ルスを印加する維持パルス発生回路61、初期化パルス
を印加する初期化パルス発生回路62を備え、第2補助
放電電極42にパルスを印加するものとして、書き込み
期間に一定電圧Vpの放電誘発パルスを発生する放電誘
発パルス発生回路55を備えている。一方、維持電極1
2にパルスを印加するものとして、維持パルスを印加す
る維持パルス発生回路71、維持電極12に正極性の維
持書き込みパルス120(振幅Ve)を印加する維持書
き込みパルス発生回路72、維持電極12に消去パルス
を印加するための消去パルス発生回路73を備えてい
る。
【0183】図36は、PDP3の各電極に印加する駆
動波形を示す図であって、上記実施の形態4−1の図3
1とほぼ同様である。ただし、本実施の形態では、書き
込み期間において補助放電電極31に印加する電圧Vp
は、放電誘発パルス発生回路55によって電圧Vtとは
別個に設定することができるので、高い電圧値に設定す
ることも可能である。
【0184】第1補助放電電極41と第2補助放電電極
42との間隙及び距離電圧Vpの値は、走査パルスが印
加されている走査電極11に接続された第1補助放電電
極41と第2補助放電電極42との間で放電開始電圧を
わずかに超える程度となるように設定すると共に、第1
補助放電電極41と第2補助放電電極42との間の電位
差が(Vp−Vt)のときに、第1補助放電電極41と
第2補助放電電極42との間で放電が発生せず、且つ、
第1補助放電電極41と第2補助放電電極42の間の電
位差がVpでは第1補助放電電極41と第2補助放電電
極42の間で放電が発生するように設定する。
【0185】ここで、本実施の形態では、上記のように
電圧Vpを高く設定できるので、第1補助放電電極41
と第2補助放電電極42との間隙を、上記実施の形態4
−1の場合より大きく設定することも可能である。上記
図36に示す波形をPDP3に印加した場合に、書き込
み期間においてパネル内部で発生する現象は、上記実施
の形態4−1において、図32を参照しながら説明した
通りであって、走査パルスが印加される毎に、第1補助
放電電極41と第2補助放電電極42との間に補助放電
が発生する。従って、この補助放電において発生した大
量の荷電粒子の存在により、データパルスを印加してか
ら書きこみ放電が発生するまでの時間が非常に短縮さ
れ、確実に書きこみ放電を発生することが可能となる。
【0186】また、第1補助放電電極41と第2補助放
電電極42との間で補助放電を発生させるので、走査電
極11上の誘電体層ヘの壁電荷形成にはほとんど影響し
ない点、また、イオンスパッタリングにより保護層15
の特性劣化防止効果や、遮光膜43によって補助放電に
よるコントラストの低下が抑えられる点、また、維持パ
ルス発生回路を走査電極11と第1補助放電電極41と
で共有しているので、その分、回路コストが低減される
点については、上記実施の形態4−1と同様である。
【0187】〔実施の形態4−3〕本実施の形態では、
図37に示すように、上記実施の形態4−2と同様であ
るが、維持期間において第2補助放電電極42をハイイ
ンピーダンス状態にする点、もしくは、図38に示すよ
うに、維持期間において放電誘発パルス発生回路55の
出力を維持パルス振幅の1/2で一定に保ち、第2補助
放電電極42の電位を、走査電極11と維持電極12の
中間電位とする点が異なっている。
【0188】第2補助放電電極42をハイインピーダン
ス状態にする方法については、上記実施の形態3−3で
説明した通りである。また、効果についても実施の形態
3−3で説明したのと同様であって、上記実施の形態4
−2の場合は、維持期間において第2補助放電電極42
とこれに隣接する維持電極12との間に大きな電位差が
発生するため、第2補助放電電極42と維持電極12と
の間で不必要な放電が発生することによって、走査電極
11と維持電極12との間での維持放電が弱まったり停
止したりする可能性があるが、本実施の形態ではこれを
防止することが可能である。
【0189】なお、第2補助放電電極42の電位を中間
電位にする場合は、すべての第2補助放電電極42を互
いに接続して一括駆動すれば、回路構成が簡単となる。 〔実施の形態4−4〕図39は、本実施の形態に係るP
DP表示装置の構成を示す図である。図中、PDP3の
構成は、上記実施の形態4−1で説明したものと同様で
ある。
【0190】この駆動回路系の構成は、実施の形態3−
4で図23に示したものと同じである。即ち、本実施の
形態の駆動回路は、上記図35のものと同様であるが、
初期化期間において第2補助放電電極42に一定電圧V
sのパルスを印加する第2初期化パルス発生回路63を
備えている。各電極に印加する駆動波形については、図
40に示す通りであって、走査電極11、維持電極1
2、データ電極21に印加する駆動波形は従来の3電極
交流面放電型PDPの駆動波形と同一である。
【0191】第2補助放電電極42には、初期化期間に
おいて、走査電極11に印加する初期化パルスの振幅よ
りも振幅が低く設定された振幅Vsの第2初期化パルス
(電圧Vs)を印加し、書き込み期間において振幅Vp
2の放電誘発パルス(電圧Vp2)を印加する。次に、
図40に示す駆動波形を印加した場合に、パネル内部で
発生する現象について説明する。
【0192】走査電極11、維持電極12、データ電極
21に印加される駆動波形は、図36に示した駆動波形
と同一であるので、基本的な動作も同様であるが、本実
施の形態では、初期化期間において、第2補助放電電極
42に初期化パルスよりも低い振幅Vsの第2初期化パ
ルスを印加しているので、第2補助放電電極42と第1
補助放電電極41との間で放電903が発生する(図4
1(a))。
【0193】この放電により第2補助放電電極42上の
誘電体層には正の電荷が蓄積され、第1補助放電電極4
1上の誘電体には負の電荷が蓄積される(図41
(b))。次に、書き込み期間において走査電極11に
走査パルスを印加せず、第2補助放電電極42に放電誘
発パルスを印加した場合には、第1補助放電電極41と
補第2補助放電電極42との間に、Vd3=(初期化期
間に蓄積された電荷による電位差)+(Vp2−Vt)
の電位差が生ずる。
【0194】また、走査電極11に走査パルスを印加
し、第2補助放電電極42に放電誘発パルスを印加した
場合には、第1補助放電電極41と第2補助放電電極4
2との間に、Vd4=(初期化期間に蓄積された電荷に
よる電位差)+Vp2の電位差が生ずる。ここで、走査
パルスが印加される毎に、第1補助放電電極41と第2
補助放電電極42との間に補助放電が発生する。この補
助放電に伴って放電空間中に空間電荷が発生する(図4
1(d))。従って、点灯セルにおいては、データパル
スを印加してから書きこみ放電が発生する(図41
(e))までの時間が、従来に比べ非常に短縮され、確
実に書きこみ放電が発生する。
【0195】本実施の形態において、電圧Vp2の値、
並びに第1補助放電電極41と第2補助放電電極42と
の間隙の距離は、第1補助放電電極41と第2補助放電
電極42との間の電位差がVd3では第1補助放電電極
41と第2補助放電電極42の間で放電が発生せず、且
つ、第1補助放電電極41と第2補助放電電極42の間
の電位差がVd4では第1補助放電電極41と第2補助
放電電極42の間で放電が発生するように設定する。
【0196】ここで、本実施の形態におけるVd4と、
実施の形態4−2における電圧Vd2とを比べると、ど
ちらも第1補助放電電極41と第2補助放電電極42と
の放電開始電圧をわずかに超える電圧であるので、電圧
Vp2は電圧Vpよりも小さく設定できることがわか
る。よって、放電誘発パルス発生回路55中の回路素子
の耐電圧を低くできるため、回路コストを低減すること
が可能である。
【0197】(本実施の形態の変形例)第2補助放電電
極42に第2初期化パルスを印加しなくても、初期化期
間に第2補助放電電極42をグラウンド電位とすること
によっても同様の効果を奏する。この場合、図39にお
いて、第2初期化パルス発生回路63を省くことができ
るので、回路コストを削減することができる。
【0198】また、第2補助放電電極42に印加する第
2初期化パルス(振幅Vs)は正極性でなくてもよく、
これを負極性にすれば、初期化期間において、補助放電
電極31上に蓄積される正電荷量が更に大きくなるの
で、第2補助放電電極42に印加する放電誘発パルスの
振幅Vp2を更に低くすることも可能である。本実施の
形態においても、上記実施の形態4−3で説明したのと
同様に、図39に示した駆動回路ブロック中の第2初期
化パルス発生回路63または放電誘発パルス発生回路5
5出力を、維持期間においてハイインピーダンス状態に
したり、或は図39に示した駆動回路ブロック中の第2
初期化パルス発生回路63または放電誘発パルス発生回
路55の出力を維持期間において維持パルス振幅の1/
2とすれば、表示に必要な走査電極11と維持電極12
との間での維持放電が弱まったり、停止するのを防止す
ることが可能である。
【0199】また、第2補助放電電極42と維持電極1
2との間の放電を防止することも可能である。なお、上
記図23の例では、すべての第2補助放電電極42を互
いに接続しているが、必ずしも接続しなくても、すべて
の補助放電電極42に同一の駆動波形を印加すれば同様
の効果を得ることができる。
【0200】〔実施の形態4−5〕図42は、本実施の
形態に係るPDP表示装置の構成を示す図である。この
PDP表示装置において、PDP4は、実施の形態4−
2のPDP3と同様の構成であるが、上記実施の形態4
−2のPDP3では、各第1補助放電電極41は、それ
に隣接する走査電極11に接続されていたのに対し、本
実施の形態のPDP4では、図42に示すように、各第
1補助放電電極41が、次のラインの走査電極11に接
続されている点が異なっている。
【0201】また、駆動回路の構成については、実施の
形態4−2で説明した通りであって、各電極11,1
2,21,41に印加される駆動波形は、図36の駆動
波形と同じである。本実施の形態においては、走査電極
Xnに走査パルスが印加されているときには、次の走査
電極Xn+1に隣接する第1補助放電電極41に走査パル
スと同じパルスが印加され、当該第1補助放電電極41
とこれに隣接する第2補助放電電極42との間で補助放
電が発生する。即ち、点灯セルにおいて、走査電極Xn
に走査パルスが印加されると共にデータ電極Zmにデー
タパルスが印加されるよりも1ライン書き込み分の時間
だけ前に補助放電が発生する。
【0202】従って、補助放電が発生した後、1ライン
書き込み分の時間だけ遅れる間に放電空間中に空間電荷
が十分に拡散した状態で、走査パルスとデータパルスに
よる書き込みが行われることになる。よって、補助放電
による書き込み放電開始までの時間短縮効果をより確実
なものとすることができる。なお、実施の形態4−3で
説明したハイインピーダンス(図37)や中間電位(図
38)についての説明、或は、実施の形態4−4で説明
した初期化期間に第2補助放電電極42に印加する電位
についての説明(図40など)は、本実施の形態のPD
P表示装置に対しても適用することもできる。
【0203】〔実施の形態4−6〕上記実施の形態4−
1〜4−5において説明したPDP表示装置において、
図43(A)〜(H)に示すように、第1補助放電電極
41に突起44a〜44dまたは第2補助放電電極42
に突起45a〜45dを設けることによって、補助放電
が発生しやすくなる。
【0204】なお、図43(A)〜(H)に示す突起4
4a〜44d、突起45a〜45dの形状は、図28
(A)〜(H)に示す突起33a〜33d、突起13a
〜13dと各々同様の特徴を示すので、各々同様の効果
を奏する。 〔その他の事項〕実施の形態3−5で説明した遅れ時間
Tdの設定は、実施の形態4−1,4−2,4−3,4
−4に対しても同様に適用することができ、同様に補助
放電による書き込み放電開始までの時間短縮効果をより
確実にするという効果を得ることができる。
【0205】上記実施の形態では、初期化パルスを印加
する初期化期間を、サブフィールドごとに設ける例につ
いて説明したが、この初期化期間はサブフィールド毎に
なくてもよく、例えば、初期化期間が1フィールドの先
頭にだけある場合にも同様に適用できる。また、初期化
期間は、必ずしも必要というわけではなく、各サブフィ
ールドが、書き込み期間と維持期間だけで構成される場
合にも、本発明は適用できる。
【0206】また、上記実施の形態では、維持電極12
に消去パルスを印加しているが、消去パルスを走査電極
11に印加するようにしてもよい。
【0207】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、PDP
を駆動する際に、書き込み期間に、複数の第1電極に走
査パルスを順次印加すると共に複数の第3電極に選択的
にデータパルスを印加することによって、複数のセルに
選択的に書き込み放電を発生させて書き込みを行ない、
当該書き込み期間後の発光期間に、書き込まれたセルを
発光させる方式で駆動する駆動方法において、書き込み
期間において、走査パルスが印加されているときに、複
数のセルの中で少なくとも選択的に書き込みを行うセル
もしくはセルの周辺に、書き込み放電よりも放電規模が
小さい書き込み補助放電を発生させることによって、走
査パルス及びデータパルスのパルス幅を短く設定して
も、書き込み不良は発生しにくく、確実に書き込みを行
うことが可能となる。
【0208】また、上記書き込み補助放電は、放電規模
が書き込み放電よりも小さいので、書き込み補助放電自
体では書き込み放電には到らず、また書き込み補助放電
に伴う発光量は少なくコントラストに対する影響も小さ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1−1に係るPDP表示装置の構成
を示す図である。
【図2】フィールド内時分割階調表示方式で、256階
調を表現する場合における1フィールドの分割方法を示
す図である。
【図3】実施の形態1−1に係るPDPの駆動波形を示
す図である。
【図4】実施の形態1−1に係るPDPにおける走査電
極とデータ電極の配置を示す図である。
【図5】図4に示す各走査電極及びデータ電極に印加さ
れる駆動波形の一例である。
【図6】図1におけるデータパルス発生回路80の構成
を示す図である。
【図7】実施の形態1−2に係る補助パルスの波形の具
体例を示す図である。
【図8】実施の形態1−3に係るPDPの駆動波形を示
す図である。
【図9】実施の形態1−5に係るPDPの駆動波形を示
す図である。
【図10】実施の形態2−1に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図11】実施の形態2−1の駆動方法において、書き
込み期間に各電極間の発生する電位差の関係を説明する
図である。
【図12】実施の形態2−2に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図13】実施の形態2−3に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図14】実施の形態3−1に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図15】図14に示すPDPのA−A’での構造断面
図である。
【図16】実施の形態3−1に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図17】実施の形態3−1において、書き込み期間に
パネル内部で発生する現象を示す図である。
【図18】実施の形態3−1において、電極引き出し部
における電極の形状を示す図である。
【図19】実施の形態3−2に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図20】実施の形態3−2に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図21】実施の形態3−3に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図22】実施の形態3−3に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図23】実施の形態3−4に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図24】実施の形態3−4に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図25】実施の形態3−4において、パネル内部で発
生する現象を示す図である。
【図26】実施の形態3−4に係る変形例の駆動波形を
示す図である。
【図27】実施の形態3−5に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図28】実施の形態3−6に係るPDPの電極構造を
示す図である。
【図29】実施の形態4−1に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図30】図29に示すPDPのB−B’での構造断面
図である。
【図31】実施の形態4−1に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図32】実施の形態4−1において、書き込み期間に
パネル内部で発生する現象を示す図である。
【図33】実施の形態4−1の変形例に係るPDPの構
造断面図である。
【図34】実施の形態4−1において、電極引き出し部
における電極の形状を示す図である。
【図35】実施の形態4−2に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図36】実施の形態4−2に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図37】実施の形態4−3に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図38】実施の形態4−3に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図39】実施の形態4−4に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図40】実施の形態4−4に係るPDPの駆動波形を
示す図である。
【図41】実施の形態4−4において、パネル内部で発
生する現象を示す図である。
【図42】実施の形態4−5に係るPDP表示装置の構
成を示す図である。
【図43】実施の形態4−6に係るPDPの電極構造を
示す図である。
【符号の説明】
1〜4 PDP 10 前面ガラス基板 11 走査電極 12 維持電極 13a〜13d 突起 14 誘電体層 20 背面ガラス基板 21 データ電極 23 誘電体層 30 放電空間 31 補助放電電極 32 遮光膜 33a〜33d 突起 41 第1補助放電電極 42 第2補助放電電極 43 遮光膜 44a〜44d 突起 45a〜45d 突起 50 走査パルス発生回路 55 放電誘発パルス発生回路 60 初期化・維持パルス発生回路 61 維持パルス発生回路 62 初期化パルス発生回路 63 第2初期化パルス発生回路 70 維持・消去パルス発生回路 71 維持パルス発生回路 72 維持書き込みパルス発生回路 73 消去パルス発生回路 80 データパルス発生回路 90 パネル制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 11/02 H01J 11/02 Z H04N 5/66 101B H04N 5/66 101 G09G 3/28 E H Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB13 GB16 GC02 GC11 GH06 GK01 GK03 LA18 MA17 MA20 5C058 AA11 BA02 BA26 BB12 5C080 AA05 BB05 DD03 DD08 DD09 HH02 HH04 HH05 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06

Claims (97)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並行に配された複数対の第1電極
    及び第2電極と、これに立体交差して配置された複数の
    第3電極とを有し、電極が立体交差する複数箇所にセル
    が形成されたプラズマディスプレイパネルを、 書き込み期間に、前記複数の第1電極に走査パルスを順
    次印加すると共に複数の第3電極に選択的にデータパル
    スを印加することによって、前記複数のセルに選択的に
    書き込み放電を発生させて書き込みを行ない、当該書き
    込み期間後の維持期間に、書き込まれたセルを発光させ
    る方式で駆動する駆動方法であって、 前記書き込み期間において、 前記複数のセルの中で少なくとも選択的に書き込みを行
    うセルもしくは当該セルに隣接するセルに対して、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、 前記書き込み放電よりも放電規模が小さい書き込み補助
    放電を発生させることを特徴とするプラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記書き込み期間において、 前記選択的に書き込みを行うセル以外のセルに対して、
    前記第1電極に走査パルスに同期して、前記第3電極に
    前記データパルスと同極性の補助パルスを印加する補助
    パルス印加ステップを備えることを特徴とする請求項1
    記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記補助パルス印加ステップで印加され
    る補助パルスは、 前記データパルスに比べてパルス幅が短く設定されてい
    ることを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記補助パルス印加ステップで印加され
    る補助パルスは、 前記データパルスに比べて平均電圧の絶対値が低く設定
    されていることを特徴とする請求項2記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記補助パルス印加ステップで印加され
    る補助パルスは、 前記データパルスに比べて波高が低く設定されているこ
    とを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記補助パルス印加ステップで印加され
    る補助パルスの波形は、 三角波状又はパルス列状であることを特徴とする請求項
    4記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記補助パルス印加ステップでは、 前記選択的に書き込みを行うセル以外のすべてのセルの
    中で、書き込みを行うセルの近傍に存在するセルを検出
    し、 検出されたセルに対して選択的に前記補助パルス印加す
    ることを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  8. 【請求項8】 当該駆動方法は、1フィールド内に複数
    のサブフィールドを有する時分割階調表示方式で駆動す
    るものであって、 1フィールド内の複数のサブフィールドの中から選択さ
    れた特定の輝度重み付けを持つサブフィールドの書き込
    み期間において、前記書き込み補助放電を発生させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  9. 【請求項9】 各フィールドごとに、当該フィールド期
    間内における発光セル数が一定の基準を満たすか否かを
    判定し、 前記判定で基準を満たすフィールドに対して選択的に前
    記書き込み補助放電を発生させることを特徴とする請求
    項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  10. 【請求項10】 前記書き込み補助放電による発光量
    は、書き込みを行うセルにおいて書き込み期間中に発生
    する放電の発光量に対して、1/10〜1/100の範
    囲内にあることを特徴とする請求項1記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの駆動方法。
  11. 【請求項11】 前記書き込み期間において、 前記走査パルスが印加されている前記第1電極と、前記
    データパルスが印加されていない前記第3電極との間の
    電圧が、 前記第1電極と前記第3電極との間の放電開始電圧を越
    えるよう調整することによって、前記書き込み補助放電
    を発生させることを特徴とする請求項1記載のプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記書き込み期間において、 前記複数の第3電極全体に、前記データパルスと同極性
    の第1ベースパルスを印加し、 前記データパルスは、当該第1ベースパルスに重畳させ
    て第3電極に印加することを特徴とする請求項11記載
    のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  13. 【請求項13】 前記書き込み期間において、 前記複数の第1電極全体に、前記走査パルスと同極性の
    第2ベースパルスを印加し、 前記走査パルスは、当該第2ベースパルスに重畳させて
    第1電極に順次印加することを特徴とする請求項11記
    載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  14. 【請求項14】 前記書き込み期間において、 前記第1電極に印加される走査パルスの波高は、 当該走査パルスが印加されている前記第1電極と、前記
    データパルスが印加されていない前記第3電極との間の
    電圧が、前記第1電極と前記第3電極との間の放電開始
    電圧を越えるよう設定されていることを特徴とする請求
    項11記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  15. 【請求項15】 前記書き込み期間中に、 前記第2電極の電圧を、 書き込み放電が発生したセルにおいては、前記第1電極
    と前記第2電極との間で当該書き込み放電に誘発されて
    書き込み維持放電が発生し、且つ、書き込み補助放電が
    発生したセルにおいては、前記第1電極と前記第2電極
    との間で書き込み維持放電が発生しないような範囲内に
    維持することを特徴とする請求項11,12,13,1
    4記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  16. 【請求項16】 前記プラズマディスプレイパネルに
    は、前記各第1電極に隣接して補助放電電極が配設さ
    れ、 前記書き込み期間において、 前記走査パルスが印加されている第1の電極と当該第1
    の電極に隣接する補助放電電極との間で、前記書き込み
    補助放電を発生させることを特徴とする請求項1記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  17. 【請求項17】 前記書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、当
    該第1電極とこれに隣接する補助放電電極との間の電圧
    が放電開始電圧を超えるよう、当該補助放電電極に印加
    する電圧を調整することを特徴とする請求項16記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  18. 【請求項18】 前記維持期間において、第1電極と補
    助放電電極に同一波形の維持パルスを印加することを特
    徴とする請求項16記載のプラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  19. 【請求項19】 前記書き込み期間に先立つ初期化期間
    において、 前記第1電極と補助放電電極に同一波形の初期化パルス
    を印加することを特徴とする請求項16記載のプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法。
  20. 【請求項20】 前記書き込み期間に先立つ初期化期間
    おいて、 前記補助放電電極の電位を、第1電極の電位より低くす
    ることを特徴とする請求項16記載のプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
  21. 【請求項21】 前記初期化期間において、 前記第1電極には正極性の初期化パルスを印加し、 前記補助放電電極をグラウンド電位に維持することを特
    徴とする請求項20記載のプラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  22. 【請求項22】 前記初期化期間において、 前記第1電極には正極性の初期化パルスを印加し、 前記補助放電電極には負極性のパルスを印加することを
    特徴とする請求項20記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの駆動方法。
  23. 【請求項23】 前記維持期間において、 前記補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持する
    ことを特徴とする請求項16記載のプラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  24. 【請求項24】 前記維持期間において、 前記補助放電電極の電位を前記第1電極及び第2電極の
    電位が変動する範囲内に維持することを特徴とする請求
    項16記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  25. 【請求項25】 前記書き込み期間において、 前記第3電極にデータパルスを印加開始するタイミング
    と同時もしくは当該タイミング以前に、前記書き込み補
    助放電を発生させることを特徴とする請求項16記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  26. 【請求項26】 書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスを印加するタイミングより5
    00ns以下の時間遅れて、前記第3電極にデータパル
    スを印加することを特徴とする請求項25記載のプラズ
    マディスプレイパネルの駆動方法。
  27. 【請求項27】 前記プラズマディスプレイパネルに
    は、前記各第1電極に隣接して第1補助放電電極と当該
    第1補助放電電極に隣接して第2補助放電電極が配設さ
    れ、 前記書き込み期間において、 前記第1補助放電電極と第2補助放電電極との間で、 前記書き込み補助放電を発生させることを特徴とする請
    求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  28. 【請求項28】 前記書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、当
    該第1電極に隣接する第1補助放電電極とこれに隣接す
    る第2補助放電電極との間の電圧が、当該第1補助放電
    電極及び第2補助放電電極との間の放電開始電圧を超え
    るよう調整することを特徴とする請求項27記載のプラ
    ズマディスプレイパネルの駆動方法。
  29. 【請求項29】 前記各第1電極と、当該第1電極に隣
    接する第1補助放電電極とに、同一の電圧波形を印加す
    ることを特徴とする請求項28記載のプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
  30. 【請求項30】 前記維持期間において、第1電極と第
    1補助放電電極と第2補助放電電極とに同一波形の維持
    パルスを印加することを特徴とする請求項27記載のプ
    ラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  31. 【請求項31】 前記書き込み期間に先立つ初期化期間
    において、 前記第2補助放電電極の電位を、第1補助放電電極の電
    位より低く調整することを特徴とする請求項27記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  32. 【請求項32】 前記初期化期間において、 第1補助放電電極には正極性の初期化パルスを印加し、 前記第2補助放電電極をグラウンド電位に維持すること
    を特徴とする請求項31記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  33. 【請求項33】 前記初期化期間において、 第1補助放電電極には正極性の初期化パルスを印加し、 前記第2補助放電電極に負極性のパルスを印加すること
    を特徴とする請求項31記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  34. 【請求項34】 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持
    することを特徴とする請求項27記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法。
  35. 【請求項35】 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極の電位を、 前記第1電極及び第2電極が変動する電位範囲内に維持
    することを特徴とする請求項27記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法。
  36. 【請求項36】 前記書き込み期間において、 前記第3電極にデータパルスを印加開始するタイミング
    と同時もしくは当該タイミング以前に、前記書き込み補
    助放電を発生させることを特徴とする請求項27記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  37. 【請求項37】 書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスを印加するタイミングより5
    00ns以下の時間遅れて、前記第3電極にデータパル
    スを印加することを特徴とする請求項36記載のプラズ
    マディスプレイパネルの駆動方法。
  38. 【請求項38】 書き込み期間において、 次に走査パルスが印加される第1電極に隣接する第1補
    助放電電極と第2補助放電電極との間で、前記書き込み
    補助放電を発生させることを特徴とする請求項27記載
    のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  39. 【請求項39】 書き込み期間において、走査パルスが
    印加されている第1電極と、次に走査パルスが印加され
    る第1電極に隣接する第1補助放電電極とには、同一の
    電圧波形を印加することを特徴とする請求項38記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  40. 【請求項40】 互いに並行に配された複数対の第1電
    極及び第2電極と、これに立体交差して配置された複数
    の第3電極とを有し、電極が立体交差する複数箇所にセ
    ルが形成されたプラズマディスプレイパネルと、 書き込み期間に、前記第1電極に走査パルスを順次印加
    すると共に第3電極に選択的にデータパルスを印加する
    ことによって、前記複数のセルに、選択的に書き込み放
    電を発生させて書き込みを行ない、当該書き込み期間後
    の維持期間に、書き込まれたセルを発光させる方式で前
    記プラズマディスプレイパネル駆動する駆動回路とを備
    えるプラズマディスプレイ装置であって、 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記複数のセルの中で少なくとも選択的に書き込みを行
    うセルもしくは当該セルに隣接するセルに対して、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、 前記書き込み放電よりも放電規模が小さい書き込み補助
    放電を発生させることを特徴とするプラズマディスプレ
    イ装置。
  41. 【請求項41】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記選択的に書き込みを行うセル以外のセルに対して、
    前記第1電極に走査パルスを印加するのと同期して、前
    記第3電極に前記データパルスと同極性の補助パルスを
    印加する補助パルス印加手段を備えることを特徴とする
    請求項40記載のプラズマディスプレイ装置。
  42. 【請求項42】 前記補助パルス印加手段が印加する補
    助パルスは、 前記データパルスに比べてパルス幅が短く設定されてい
    ることを特徴とする請求項41記載のプラズマディスプ
    レイ装置。
  43. 【請求項43】 前記補助パルス印加手段が印加する補
    助パルスは、 前記データパルスに比べて平均電圧の絶対値が低く設定
    されていることを特徴とする請求項41記載のプラズマ
    ディスプレイ装置。
  44. 【請求項44】 前記補助パルス印加手段が印加する補
    助パルスは、 前記データパルスに比べて波高が低く設定されているこ
    とを特徴とする請求項43記載のプラズマディスプレイ
    装置。
  45. 【請求項45】 前記補助パルス印加手段が印加する補
    助パルスの波形は、三角波状又はパルス列状であること
    を特徴とする請求項43記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  46. 【請求項46】 前記補助パルス印加手段は、 前記選択的に書き込みを行うセル以外のすべてのセルの
    中で、書き込みを行うセルの近傍に存在するセルを検出
    し、 検出されたセルに対して選択的に前記補助パルス印加す
    ることを特徴とする請求項41記載のプラズマディスプ
    レイ装置。
  47. 【請求項47】 前記駆動回路は、 1フィールド内に複数のサブフィールドを有する時分割
    階調表示方式で駆動するものであって、 1フィールド内の複数のサブフィールドの中から選択さ
    れた特定の輝度重み付けを持つサブフィールドの書き込
    み期間において、前記書き込み補助放電を発生させるこ
    とを特徴とする請求項40記載のプラズマディスプレイ
    装置。
  48. 【請求項48】 前記駆動回路は、 各フィールドごとに、当該フィールド期間内における発
    光セル数が一定の基準を満たすか否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段で基準を満たすフィールドに対して選択的
    に前記書き込み補助放電を発生させる補助放電手段とを
    備えることを特徴とする請求項40記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  49. 【請求項49】 前記書き込み補助放電による発光量
    が、書き込みを行うセルにおいて書き込み期間中に発生
    する放電の発光量に対して、1/10〜1/100の範
    囲内となるよう設定されていることを特徴とする請求項
    40記載のプラズマディスプレイ装置。
  50. 【請求項50】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記走査パルスが印加されている前記第1電極と、前記
    データパルスが印加されていない前記第3電極との間の
    電圧が、 前記第1電極と前記第3電極との間の放電開始電圧を越
    えるよう調整することによって、前記書き込み補助放電
    を発生させることを特徴とする請求項40記載のプラズ
    マディスプレイ装置。
  51. 【請求項51】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記複数の第3電極全体に、前記データパルスと同極性
    の第1ベースパルスを印加する第1ベースパルス印加手
    段と、 前記第3電極に印加されるデータパルスを、当該第1ベ
    ースパルスに重畳させる第1パルス重畳手段とを備える
    ことを特徴とする請求項50記載のプラズマディスプレ
    イ装置。
  52. 【請求項52】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記複数の第1電極全体に、前記走査パルスと同極性の
    第2ベースパルスを印加する第2ベースパルス印加手段
    と、 前記第1電極に順次印加する走査パルスを、当該第2ベ
    ースパルスに重畳させる第2パルス重畳手段とを備える
    ことを特徴とする請求項50記載のプラズマディスプレ
    イ装置。
  53. 【請求項53】 前記駆動回路が、前記第1電極に印加
    する走査パルスの波高は、 当該走査パルスが印加されている前記第1電極と、前記
    データパルスが印加されていない前記第3電極との間の
    電圧が、 前記第1電極と前記第3電極との間の放電開始電圧を越
    えるよう設定されていることを特徴とする請求項50記
    載のプラズマディスプレイ装置。
  54. 【請求項54】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間中における前記第2電極の電圧を、 書き込み放電が発生したセルにおいては、前記第1電極
    と前記第2電極との間で当該書き込み放電に誘発されて
    書き込み維持放電が発生し、且つ、書き込み補助放電が
    発生したセルにおいては、前記第1電極と前記第2電極
    との間で書き込み維持放電が発生しないような範囲内に
    維持する電圧調整手段を備えることを特徴とする請求項
    50,51,52,53記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  55. 【請求項55】 前記プラズマディスプレイパネルに
    は、前記各第1電極に隣接して補助放電電極が配設さ
    れ、 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記走査パルスが印加されている第1の電極と当該第1
    の電極に隣接する補助放電電極との間で前記書き込み補
    助放電を発生させる補助放電発生手段を備えることを特
    徴とする請求項40記載のプラズマディスプレイ装置。
  56. 【請求項56】 前記補助放電発生手段は、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、当
    該第1電極とこれに隣接する補助放電電極との間の電圧
    が放電開始電圧を超えるよう、当該補助放電電極に印加
    する電圧を調整することを特徴とする請求項55記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  57. 【請求項57】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記第3電極にデータパルスを印加開始するタイミング
    と同時もしくは当該タイミング以前に、前記書き込み補
    助放電を発生させることを特徴とする請求項55記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  58. 【請求項58】 前記駆動回路は、 書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスを印加するタイミングより5
    00ns以下の時間遅れて、前記第3電極にデータパル
    スを印加することを特徴とする請求項57記載のプラズ
    マディスプレイ装置。
  59. 【請求項59】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、前記書き込み期間に先立つ初期化期間において前
    記第1電極に初期化パルスを印加する初期化パルス発生
    回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記初期化パルス発生回路または前記維持パルス発生回
    路の出力電圧を基準電位として動作し、第1電極と補助
    放電電極との間で補助放電を発生させる放電誘発パルス
    を、前記補助放電電極に印加する放電誘発パルス出力回
    路とを備えることを特徴とする請求項55記載のプラズ
    マディスプレイ装置。
  60. 【請求項60】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、前記書き込み期間に先立つ初期化期間において前
    記第1電極に初期化パルスを印加する初期化パルス発生
    回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力を基準電位として動作
    し、前記補助放電電極に、前記第1電極に印加する初期
    化パルスより電圧の低い第2初期化パルスを印加する第
    2初期化パルス発生回路と、 前記第2初期化パルス発生回路の出力を基準電位として
    動作し、 第1電極と補助放電電極との間で補助放電を発生させる
    放電誘発パルスを前記補助放電電極に印加する放電誘発
    パルス出力回路とを備えることを特徴とする請求項55
    記載のプラズマディスプレイ装置。
  61. 【請求項61】 前記放電誘発パルス出力回路は、 前記維持期間において、 前記補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持でき
    るよう構成されていることを特徴とする請求項59,6
    0記載のプラズマディスプレイ装置。
  62. 【請求項62】 前記放電誘発パルス出力回路は、 前記維持期間において、 前記補助放電電極の電位を、前記第1電極及び第2電極
    の電位が変動する範囲内に維持できるよう構成されてい
    ることを特徴とする請求項59,60記載のプラズマデ
    ィスプレイ装置。
  63. 【請求項63】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、前記書き込み期間に先立つ初期化期間において前
    記第1電極に初期化パルスを印加する初期化パルス発生
    回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、第1電極と補助放電電極との間で補助放電を発生
    させる放電誘発パルスを前記補助放電電極に印加する放
    電誘発パルス出力回路と、 前記放電誘発パルス出力回路の出力を基準電位として動
    作し、前記補助放電電極に、前記第1電極に印加する初
    期化パルスより電圧の低い第2初期化パルスを印加する
    第2初期化パルス発生回路とを備えることを特徴とする
    請求項55記載のプラズマディスプレイ装置。
  64. 【請求項64】 前記第2初期化パルス発生回路は、 前記維持期間において、 前記補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持でき
    るよう構成されていることを特徴とする請求項63記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  65. 【請求項65】 前記第2初期化パルス発生回路は、 前記維持期間において、 前記補助放電電極の電位を、前記第1電極及び第2電極
    の電位が変動する範囲内に維持できるよう構成されてい
    ることを特徴とする請求項63記載のプラズマディスプ
    レイ装置。
  66. 【請求項66】 前記プラズマディスプレイパネルに
    は、前記各第1電極に隣接して第1補助放電電極と当該
    第1補助放電電極に隣接して第2補助放電電極が配設さ
    れ、 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記第1補助放電電極と第2補助放電電極との間で、 前記書き込み補助放電を発生させる補助放電発生手段を
    備えることを特徴とする請求項40記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  67. 【請求項67】 前記補助放電発生手段は、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、当
    該第1電極に隣接する第1補助放電電極とこれに隣接す
    る第2補助放電電極との間の電圧が放電開始電圧を超え
    るよう、当該第1補助放電電極及び第2補助放電電極と
    の間の電圧を調整することを特徴とする請求項66記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  68. 【請求項68】 前記プラズマディスプレイパネルにお
    いて、 各第1電極と当該第1電極に隣接する第1補助放電電極
    とが互いに接続されていることを特徴とする請求項67
    記載のプラズマディスプレイ装置。
  69. 【請求項69】 前記駆動回路は、 前記書き込み期間において、 前記第3電極にデータパルスを印加開始するタイミング
    と同時もしくは当該タイミング以前に、前記書き込み補
    助放電を発生させることを特徴とする請求項66記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  70. 【請求項70】 前記駆動回路は、 書き込み期間において、 前記第1電極に走査パルスを印加するタイミングより5
    00ns以下の時間遅れて前記第3電極にデータパルス
    を印加することを特徴とする請求項66記載のプラズマ
    ディスプレイ装置。
  71. 【請求項71】 前記駆動回路は、 書き込み期間において、 次に走査パルスが印加される第1電極に隣接する第1補
    助放電電極と第2補助放電電極との間で、前記書き込み
    補助放電を発生させることを特徴とする請求項66記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  72. 【請求項72】 前記プラズマディスプレイパネルにお
    いて、 各第1電極と当該第1電極の次に走査パルスが印加され
    る第1電極に隣接する第1補助放電電極とが互いに接続
    されていることを特徴とする請求項71記載のプラズマ
    ディスプレイ装置。
  73. 【請求項73】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、前記書き込み期間に先立つ初期化期間において前
    記第1電極及び第1補助放電電極に初期化パルスを印加
    する初期化パルス発生回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記初期化パルス発生回路または前記維持パルス発生回
    路の出力電圧を基準電位として動作し、第1補助放電電
    極と第2補助放電電極との間で補助放電を発生させる放
    電誘発パルスを第2補助放電電極印加する放電誘発パル
    ス出力回路とを備えることを特徴とする請求項66記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  74. 【請求項74】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、前記書き込み期間に先立つ初期化期間において前
    記第1電極及び第1補助放電電極に初期化パルスを印加
    する初期化パルス発生回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力を基準電位として動作
    し、前記第2補助放電電極に、前記初期化パルスより電
    圧の低い第2初期化パルスを印加する第2初期化パルス
    発生回路と、 前記第2初期化パルス発生回路の出力を基準電位として
    動作し、第1補助放電電極と第2補助放電電極との間で
    補助放電を発生させる放電誘発パルスを第2補助放電電
    極に印加する放電誘発パルス出力回路とを備えることを
    特徴とする請求項66記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  75. 【請求項75】 前記放電誘発パルス出力回路は、 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持
    できるよう構成されていることを特徴とする請求項7
    3,74記載のプラズマディスプレイ装置。
  76. 【請求項76】 前記放電誘発パルス出力回路は、 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極の電位を、前記第1電極及び第2
    電極の電位が変動する範囲内に維持できるよう構成され
    ていることを特徴とする請求項73,74記載のプラズ
    マディスプレイ装置。
  77. 【請求項77】 前記駆動回路は、 前記維持期間に前記第1電極に印加する維持パルスを発
    生する維持パルス発生回路と、前記維持パルス発生回路
    の出力電圧を基準電位として動作し、前記書き込み期 間に先立つ初期化期間において前記第1電極及び第1補
    助放電電極に初期化パルスを印加する初期化パルス発生
    回路と、 前記初期化パルス発生回路の出力電圧を基準電位として
    動作し、第1電極に順次走査パルスを印加する走査パル
    ス発生回路と、 前記維持パルス発生回路の出力電圧を基準電位として動
    作し、第1補助放電電極と第2補助放電電極との間で補
    助放電を発生させる放電誘発パルスを前記第2補助放電
    電極に印加する放電誘発パルス出力回路と、 前記放電誘発パルス出力回路の出力を基準電位として動
    作し、前記第2補助放電電極に、前記初期化パルスより
    電圧の低い第2初期化パルスを印加する第2初期化パル
    ス発生回路とを備えることを特徴とする請求項66記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  78. 【請求項78】 前記第2初期化パルス発生回路は、 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極をハイインピーダンス状態に維持
    できるよう構成されていることを特徴とする請求項77
    記載のプラズマディスプレイ装置。
  79. 【請求項79】 前記第2初期化パルス発生回路は、 前記維持期間において、 前記第2補助放電電極の電位を、前記第1電極及び第2
    電極の電位が変動する範囲内に維持できるよう構成され
    ていることを特徴とする請求項77記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  80. 【請求項80】 互いに並行に配された複数対の第1電
    極及び第2電極と、これに立体交差して配置された複数
    の第3電極とを有し、電極が立体交差する複数箇所にセ
    ルが形成され、 書き込み期間に、前記第1電極に走査パルスを順次印加
    すると共に第3電極に選択的にデータパルスを印加する
    ことによって、前記複数のセルに、選択的に書き込み放
    電を発生させて書き込みを行ない、当該書き込み期間後
    の発光期間に、書き込まれたセルを発光させる方式で駆
    動されるプラズマディスプレイパネルにおいて、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、 前記書き込み放電よりも放電規模が小さい書き込み補助
    放電を当該走査電極との間で発生させる補助放電電極
    が、前記各第1電極に隣接して配設されていることを特
    徴とするプラズマディスプレイパネル。
  81. 【請求項81】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との間隙は、 前記第1電極と当該補助放電電極との間に、前記走査パ
    ルスの振幅の1/2以上に相当する電圧が印加されると
    きに放電が発生する距離に設定されていることを特徴と
    する請求項80記載のプラズマディスプレイパネル。
  82. 【請求項82】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との間隙は、 前記第1電極と当該第1電極に隣接する補助放電電極と
    の間に、前記走査パルスの振幅に相当する電圧が印加さ
    れるときに、 前記第1電極と当該補助放電電極との間の放電開始電圧
    を超えるような距離に設定されていることを特徴とする
    請求項80記載のプラズマディスプレイパネル。
  83. 【請求項83】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との間隙は、 10μm以上,50μm以下であることを特徴とする請
    求項80記載のプラズマディスプレイパネル。
  84. 【請求項84】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との間隙は、 前記第1電極と当該第1電極に隣接する第2電極との間
    の間隙より小さいことを特徴とする請求項80記載のプ
    ラズマディスプレイパネル。
  85. 【請求項85】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との電極引き出し部における間隙は、 前記第1電極と当該補助放電電極との間に、前記走査パ
    ルスの振幅に相当する電圧が印加されるときに前記電極
    引き出し部において放電が発生しない距離に設定されて
    いることを特徴とする請求項80記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  86. 【請求項86】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との電極引き出し部における間隙は、 10μm以上、300μm以下であることを特徴とする
    請求項85記載のプラズマディスプレイパネル。
  87. 【請求項87】 前記補助放電電極の近傍には、 補助放電に伴って発生する光がパネル表面に至るのを遮
    る遮光膜が形成されていることを特徴とする請求項80
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  88. 【請求項88】 各セルごとに、 前記補助放電電極及び前記走査電極の一方から他方に突
    出する突起が形成されていることを特徴とする請求項8
    0記載のプラズマディスプレイパネル。
  89. 【請求項89】 互いに並行に配された複数対の第1電
    極及び第2電極と、これに立体交差して配置された複数
    の第3電極とを有し、電極が立体交差する複数箇所にセ
    ルが形成され、書き込み期間に、前記第1電極に走査パ
    ルスを順次印加すると共に第3電極に選択的にデータパ
    ルスを印加することによって、前記複数のセルに、選択
    的に書き込み放電を発生させて書き込みを行ない、当該
    書き込み期間後の発光期間に、書き込まれたセルを発光
    させる方式で駆動されるプラズマディスプレイパネルに
    おいて、 前記第1電極に走査パルスが印加されているときに、 前記書き込み放電よりも放電規模が小さい書き込み補助
    放電を発生させる第1補助放電電極及び第2補助電極
    が、 前記各第1電極に隣接して配設されていることを特徴と
    するプラズマディスプレイパネル。
  90. 【請求項90】 前記各第1補助電極は、これに隣接す
    る第1電極と接続されていることを特徴とする請求項8
    9記載のプラズマディスプレイパネル。
  91. 【請求項91】 前記各第1電極は、当該第1電極の次
    に走査パルスが印加される第1電極に隣接する第1補助
    放電電極と接続されていることを特徴とする請求項89
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  92. 【請求項92】 前記第1補助放電電極と当該第1補助
    放電電極に隣接する第2補助放電電極との間隙は、 前記第1補助放電電極と第2補助放電電極との間に、 前記走査パルスの振幅の1/2以上に相当する電圧が印
    加されるときに放電が発生する距離に設定されているこ
    とを特徴とする請求項89記載のプラズマディスプレイ
    パネル。
  93. 【請求項93】 前記第1電極と当該第1電極に隣接す
    る補助放電電極との間隙は、 10μm以上,50μm以下であることを特徴とする請
    求項89記載のプラズマディスプレイパネル。
  94. 【請求項94】 前記第1補助放電電極と当該第1補助
    放電電極に隣接する第2補助放電電極との電極引き出し
    部における間隙は、 前記第1補助放電電極と第2補助放電電極との間に、前
    記走査パルスの振幅に相当する電圧が印加されるときに
    前記電極引き出し部において放電が発生しない距離に設
    定されていることを特徴とする請求項89記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  95. 【請求項95】 前記第1補助放電電極と当該第1補助
    放電電極に隣接する第2補助放電電極との電極引き出し
    部における間隙は、 10μm以上,300μm以下であることを特徴とする
    請求項94記載のプラズマディスプレイパネル。
  96. 【請求項96】 前記第1補助放電電極及び第2補助放
    電電極の近傍には、 補助放電に伴って発生する光がパネル表面に至るのを遮
    る遮光膜が形成されていることを特徴とする請求項89
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  97. 【請求項97】 各セルごとに、 前記第1補助放電電極及び第2補助放電電極の一方から
    他方に突出する突起が形成されていることを特徴とする
    請求項89記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2001258795A 2000-08-28 2001-08-28 プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置 Pending JP2002297091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001258795A JP2002297091A (ja) 2000-08-28 2001-08-28 プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-256913 2000-08-28
JP2000256913 2000-08-28
JP2000-281547 2000-09-18
JP2000281547 2000-09-18
JP2001-14124 2001-01-23
JP2001014124 2001-01-23
JP2001258795A JP2002297091A (ja) 2000-08-28 2001-08-28 プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002297091A true JP2002297091A (ja) 2002-10-09

Family

ID=27481560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001258795A Pending JP2002297091A (ja) 2000-08-28 2001-08-28 プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002297091A (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004042766A1 (ja) 2002-11-05 2004-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネル
WO2004086444A1 (ja) * 2003-03-24 2004-10-07 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. プラズマディスプレイパネル
WO2004105074A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
WO2004114271A1 (ja) * 2003-06-24 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法
JP2005122966A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2005164797A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Pioneer Plasma Display Corp プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びその装置
JP2005258278A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの駆動方法
KR100536194B1 (ko) * 2002-12-06 2005-12-12 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006059628A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
US7112922B2 (en) 2003-03-27 2006-09-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. AC surface discharge type plasma display panel
KR100639288B1 (ko) * 2004-07-29 2006-10-30 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 방법
US7141929B2 (en) 2003-03-27 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel with priming electrode
US7151343B2 (en) 2003-03-27 2006-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel having priming discharge cell
EP1777686A3 (en) * 2005-10-21 2007-05-09 LG Electronics Inc. Plasma display apparatus
WO2007069687A1 (ja) * 2005-12-15 2007-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネルおよびプラズマディスプレイ装置ならびにプラズマディスプレイパネルの駆動方法
WO2007091325A1 (ja) * 2006-02-09 2007-08-16 Shinoda Plasma Co., Ltd. 表示装置
US7378796B2 (en) 2003-06-05 2008-05-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel
CN100392705C (zh) * 2003-03-24 2008-06-04 松下电器产业株式会社 等离子体显示屏的驱动方法
EP1505564A4 (en) * 2003-03-24 2009-02-25 Panasonic Corp CONTROL METHOD FOR A PLASMA DISPLAY PANEL
US7557504B2 (en) 2003-03-27 2009-07-07 Panasonic Corporation Plasma display panel with priming discharge cell
KR100973630B1 (ko) 2008-03-07 2010-08-03 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 플라즈마 디스플레이 장치
WO2011148644A1 (ja) * 2010-05-27 2011-12-01 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012017647A1 (ja) * 2010-08-04 2012-02-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012017648A1 (ja) * 2010-08-04 2012-02-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012035761A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイ装置の駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012105192A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイ装置

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7030562B2 (en) 2002-11-05 2006-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel having capability of providing priming discharge between opposing electrodes
WO2004042766A1 (ja) 2002-11-05 2004-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネル
KR100536194B1 (ko) * 2002-12-06 2005-12-12 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
CN100392705C (zh) * 2003-03-24 2008-06-04 松下电器产业株式会社 等离子体显示屏的驱动方法
CN100341101C (zh) * 2003-03-24 2007-10-03 松下电器产业株式会社 等离子显示板
WO2004086444A1 (ja) * 2003-03-24 2004-10-07 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. プラズマディスプレイパネル
US7176852B2 (en) 2003-03-24 2007-02-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel
EP1505564A4 (en) * 2003-03-24 2009-02-25 Panasonic Corp CONTROL METHOD FOR A PLASMA DISPLAY PANEL
US7112922B2 (en) 2003-03-27 2006-09-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. AC surface discharge type plasma display panel
US7557504B2 (en) 2003-03-27 2009-07-07 Panasonic Corporation Plasma display panel with priming discharge cell
US7141929B2 (en) 2003-03-27 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel with priming electrode
US7151343B2 (en) 2003-03-27 2006-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel having priming discharge cell
CN100524588C (zh) * 2003-05-21 2009-08-05 松下电器产业株式会社 等离子体显示面板及其制造方法
US7422503B2 (en) 2003-05-21 2008-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel and method of manufacturing the same
WO2004105074A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
US7378796B2 (en) 2003-06-05 2008-05-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel
KR101015091B1 (ko) 2003-06-24 2011-02-16 파나소닉 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치 및 그 구동 방법
WO2004114271A1 (ja) * 2003-06-24 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法
US7477209B2 (en) 2003-06-24 2009-01-13 Panasonic Corporation Plasma display apparatus and driving method thereof
JP2005122966A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2005164797A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Pioneer Plasma Display Corp プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びその装置
JP2005258278A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの駆動方法
KR100639288B1 (ko) * 2004-07-29 2006-10-30 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 방법
JP2006059628A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
EP1777686A3 (en) * 2005-10-21 2007-05-09 LG Electronics Inc. Plasma display apparatus
WO2007069687A1 (ja) * 2005-12-15 2007-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プラズマディスプレイパネルおよびプラズマディスプレイ装置ならびにプラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP4867919B2 (ja) * 2005-12-15 2012-02-01 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法
WO2007091325A1 (ja) * 2006-02-09 2007-08-16 Shinoda Plasma Co., Ltd. 表示装置
KR100973630B1 (ko) 2008-03-07 2010-08-03 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 플라즈마 디스플레이 장치
US8085220B2 (en) 2008-03-07 2011-12-27 Hitachi, Ltd. Plasma display apparatus
WO2011148644A1 (ja) * 2010-05-27 2011-12-01 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012017647A1 (ja) * 2010-08-04 2012-02-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012017648A1 (ja) * 2010-08-04 2012-02-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012035761A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイ装置の駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
WO2012105192A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002297091A (ja) プラズマディスプレイパネル、その駆動方法、及びプラズマディスプレイ装置
KR100281019B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 방법
JP3555995B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100638151B1 (ko) 플라즈마 디스플레이의 구동 방법 및 구동 장치
US6512501B1 (en) Method and device for driving plasma display
JP3429438B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
KR100585304B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 구동 방법
JP2003066898A (ja) プラズマディスプレイ装置およびその駆動方法
KR100761605B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 구동방법 및 장치
JP3622105B2 (ja) 交流面放電型プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動回路並びに交流面放電型プラズマディスプレイパネル装置
KR100541205B1 (ko) Ac형 플라즈마디스플레이패널 및 그 구동방법
US20060092102A1 (en) Method of driving plasma display panel
WO2006112233A1 (ja) プラズマディスプレイパネル装置とその駆動方法
US20020067321A1 (en) Plasma display panel and method of driving the same capable of providing high definition and high aperture ratio
KR100901893B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 구동 방법
US7642992B2 (en) Plasma display apparatus and driving method thereof
KR100692041B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치 및 그 구동 방법
JP4914576B2 (ja) プラズマ表示装置及び該プラズマ表示装置に用いられる駆動方法
KR100648879B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치 및 플라즈마 디스플레이 장치에사용되는 구동방법
KR100603321B1 (ko) 고주파 중첩 유지구동 플라즈마 디스플레이 패널 구동방법
US20070008248A1 (en) Plasma display apparatus and driving method thereof
JP3259713B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法および駆動装置
JP2001306027A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
KR20050113811A (ko) 플라즈마 표시장치 및 이의 구동방법
JP2006154852A (ja) プラズマディスプレイの駆動方法および駆動装置