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JP2002286850A - 異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システム - Google Patents

異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システム

Info

Publication number
JP2002286850A
JP2002286850A JP2001092605A JP2001092605A JP2002286850A JP 2002286850 A JP2002286850 A JP 2002286850A JP 2001092605 A JP2001092605 A JP 2001092605A JP 2001092605 A JP2001092605 A JP 2001092605A JP 2002286850 A JP2002286850 A JP 2002286850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
elastic
longitudinal
exploration
generating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001092605A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Matsumoto
重貴 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2001092605A priority Critical patent/JP2002286850A/ja
Publication of JP2002286850A publication Critical patent/JP2002286850A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建設する管路の深さに対する依存性が少ない障
害物の検知をすることができる異種伝搬波による非開削
工法用対象物探索システムを提供する。。 【解決手段】非開削工法により、掘削ヘッドの前方の物
体および掘削ヘッドの位置を探査するシステムにおい
て、掘削孔を形成するための掘削先端が少なくとも縦波
弾性波あるいは横波弾性波あるいはその両方の互いに異
なる種類の少なくとも1種類の探査波を発生する探査波
発生手段を備え、探査波発生手段が発生した弾性波と該
弾性波が対象物により反射されて生じた反射波の少なく
とも一方を地上の受波器で受波して、縦波弾性波と横波
弾性波との伝搬時間の差から掘削ヘッドおよび対象物の
少なくとも一方の位置を算出する構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非開削管路建設工
法のための埋設物探査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】非開削工法により地中に管路を建設する
場合、既に埋設されている他の管路,計画されている経
路上の構造物,構造物の残骸,岩塊等(対象物)の存在
を知る必要がある。このための最も有力な方法は地中レ
ーダであるが、地中レーダによりこれらの探査が可能な
深さは地山の含水率に大きく左右され、国内の土質では
2m程度が限度である。探査すべき対象物の大きさによ
っては探査可能な深さはさらに浅くなる。従って、地表
から1m〜1m半程度の深さに管路を建設する場合で
も、地中レーダでは十分な信頼性を掘削に対する障害物
の有無を判定できない場合が少なからずある。
【0003】例えば、従来の地中レーダでは、図20に
示すように、送信アンテナ201/受信アンテナ202
の組合せあるいは送受信アンテナ203を地表200に
設置し、送受信装置204a,204bで発生させた高
周波出力をケーブル205a,205bを介して送信ア
ンテナ201,203に供給することにより、地表20
0から地中に向けて発射した電磁送信波206a,20
6bの埋設物208a,208b,208cによる反射
波207a,207b,207cを地表200で受信ア
ンテナ202,203により受信する。従って、地表の
アンテナ202,203に達する電磁反射波207a,
207b,207cは、埋設物208a,208b,2
08cと地表200の間の距離の往復分の吸収を受け
る。
【0004】一方、図21に示すように、推進工法で管
路を建設する場合、推進ヘッドあるいは掘削ヘッド21
1の前方に障害物があるかどうかが分かれば十分な場合
が多い。既に、掘進ヘッド211の先端に地中レーダの
送受信器210を設置して前方の障害物を検知する試み
が行われている。この方法では、埋設物212からの反
射電磁波213を地中で受信するので、受信した信号あ
るいはそれらを処理した情報を、推進管214内に通し
た信号線215で地上の送受信機216に送信してい
る。しかし、推進管214は短尺のものを順次繋ぎ込ん
でいくためにその度に信号線215の切り離しと接続が
必要になり、施工速度が大幅に低下してしまう欠点があ
る。特に、水平ドリリング工法のように施工速度が速い
ことを特長としている工法では、影響が大きく、本来の
利点を生かすことができない。
【0005】本発明は、このような状況に鑑み、建設す
る管路の深さに対する依存性が少ない障害物の検知をす
ることができる異種伝搬波による非開削工法用対象物探
索システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による異種伝搬波による非開削工法用対象物
探査システムは、非開削工法により、掘削ヘッドの前方
の物体および掘削ヘッドの位置を探査するシステムにお
いて、掘削孔を形成するための掘削先端が少なくとも縦
波弾性波あるいは横波弾性波あるいはその両方の互いに
異なる種類の少なくとも1種類の探査波を発生する探査
波発生手段を備え、該探査波発生手段が発生した弾性波
と該弾性波が対象物により反射されて生じた反射波の少
なくとも一方を地上の受波器で受波して、前記縦波弾性
波と該横波弾性波との伝搬時間の差から前記掘削ヘッド
および前記対象物の少なくとも一方の位置を算出するこ
とを特徴とする構成を有している。
【0007】これは、次のように要約することができ
る。 (1)電磁波に比べて伝搬速度が遅く、従って同じ空間
分解能を得る周波数が低く、結果として伝搬損失が少な
い弾性波を用いることにより、探査可能な距離を延伸し
ている。 (2)掘削ヘッドから弾性波を発射して、地上で受波し
て対象物あるいは掘削ヘッドの位置を探査することによ
り、従来試みられている掘削ヘッドに地中レーダを組み
込む手法で問題になる掘削ヘッドと地上の信号伝送に関
する問題を解決している。 (3)縦波弾性波と横波弾性波の伝搬速度の違いを利用
して、対象物あるいは堀削ヘッドの位置を算出すること
により、地上の受波器あるいは地上の測定場所の個数を
減らし、より簡便で迅速な測定を可能としている。 (4)堀削ヘッドから複数の種類の弾性波を発射してそ
れぞれの弾性波を受波する方法、対象物における弾性波
の反射によって生じる縦波弾性波と横波弾性波を受波す
る方法など複数の方法を提供することにより、状況に応
じた効率的な測定を可能にしている。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の実施例1を
図1を用いて説明する。図1において、1は位置算出手
段、2は探査信号受信機、3−1,3−2,3−3,
…,3−nはそれぞれ探査波受波器である。4は堀削ヘ
ッド、5は推進管、6は電源、7はコントローラ、8−
1,8−2はそれぞれ送信機、9−1,9−2はそれぞ
れ探査波送波器、10−1,10−2はそれぞれターゲ
ットであり、地表面11以下の地中12内に位置する。
また、13は探査信号、14は受波探査信号、15は制
御信号、16−1,16−2はそれぞれ送波信号、17
は探査波、18は反射波である。
【0009】推進管5は水平ドリリング工法におけるド
リルロッドや小口径推進工法における推進管であり、成
果物である管路材よりなる。堀削ヘッド4は非開削工法
で地中に管路を建設する場合の堀削先端部分であり、地
山の切り崩し、圧密などの機能を担う部分である。堀削
方向制御の機能を有する場合もある。堀削ヘッド4は大
雑把に言えば堀削ビットとビットのホルダ部分から構成
される。ホルダ部分の内部には堀削位置測定装置用のビ
ーコンなどを収納する場合がある。本発明においては、
探査波発生手段を構成するコントローラ7、送信機8、
電源6、探査波送波器9などが堀削ヘッド4に格納され
る。電源6はコントローラ7,送信機8−1,送信機8
−2、必要に応じて探査波送波器9−1,探査波送波器
9−2に必要な電力を供給する電源である。
【0010】コントローラ7は探査波発生手段が縦波,
水平偏波横波,垂直偏波横波,周波数,位相,コーディ
ング等どのような種類の弾性波をどのような時系列にし
たがって発生するかを制御する。制御信号15はこれら
を制御するために送信機8−1,送信機8−2に送る制
御信号である。送信機8−1,送信機8−2はコントロ
ーラ7からの制御信号15にしたがって、必要な周波
数,位相,タイミングで弾性波を発生するための駆動信
号である送波信号16−1,送波信号16−2をそれぞ
れ発生する。探査波送波器9−1,探査波送波器9−2
はそれぞれ送波信号16−1,送波信号16−2によっ
て駆動され探査波を発生する。本実施例では送信機8の
数は2個であるが、本発明ではどのような種類の弾性波
を何種類使うかによって1個以上複数個使用することが
できる。
【0011】探査波受波器3−1,探査波受波器3−
2,探査波受波器3−3,…,探査波受波器3−nは弾
性波を受波して電気信号である受波探査信号14に変換
する働きをする。探査波受波器3−k(k=1,2,
3,…,n)は縦波弾性波および横波弾性波を電気信号
に変換する機能を持っている。このためには縦波弾性波
の検出素子と横波弾性波の検出素子とを組み合わせるな
どの構成が可能である。受波探査信号14は個々の探査
波受波器3−k(k=1,2,3,…,n)により個別
に出力されて探査信号受信機2に送られる。また、探査
波受波器3−k(k=1,2,3,…n)がそれぞれ複
数の弾性波検出器から構成されているときにはそれぞれ
の弾性波検出素子からの出力信号であってもよい。探査
信号受信機2は、個々の探査波受波器3−k(k=1,
2,3,…,n)に到達する縦波弾性波と横波弾性波の
到達時刻の差、個々の探査波受波器3−k(k=1,
2,3,…,n)に到達する縦波弾性波あるいは横波弾
性波の探査波受波器3−k(k=1,2,3,…,n)
の到達時刻の差を受波探査信号14から検出し、探査信
号13として位置算出手段1に送る。
【0012】なお、本発明では、探査波受波器3−k
(k=1,2,3,…,n)の個数nは使用する位置測
定法に従って3個以上複数個とすることができる。ま
た、複数個の探査波受波器を用いる代わりに1個の探査
波受波器を用いて、使用する位置測定法にしたがって3
個以上複数個の位置で探査波17あるいは反射波18あ
るいはその両方を受波することもできる。位置算出手段
1は探査信号13がもたらす情報をもとに堀削ヘッド,
ターゲット(対象物)の位置を算出する機能を持つ。位
置の算出法については後ほど詳しく説明する。
【0013】なお、図中の太い実線で表されている探査
波受波器3−k(k=1,2,3,…,n)、位置算出
手段1、探査信号受信機2の位置は探査波発生手段から
発射された探査波17を直接受波して堀削ヘッドの位置
を測定する場合のものであり、細い実線で表された探査
波受波器3−k(k=1,2,3,…,n)、位置算出
手段1、探査信号受信機2の位置はターゲット10など
により探査波17が反射されて生じた反射波18を選択
的に受波して、ターゲット10などの位置を測定する場
合のものである。後者の場合、探査波17が直接到達し
ない場所に探査波受波器3−k(k=1,2,3,…,
n)を設置する。
【0014】図1では、探査波送波器3−1により探査
波17が発射されているが、使用する位置測定法に従っ
て、探査波送波器3−2により探査波17を発射するこ
とも、あるいはその両方から発射することも可能であ
る。
【0015】(実施例2)図2は、本発明の別の実施例
である。図中、3は探査波受波器、19−1,19−
2,19−3,…,19−k,…,19−nは探査波受
波地点である。本実施例では、1個の探査波受波器3を
用いているが、図1の実施例のように複数個の探査波受
波器3−k(k=1,2,3,…,n;n≧3または
4)を用いる代わりに、複数の探査波受信点19−k
(k=1,2,3,…,n;n>3または4)で探査波
17または反射波18またはその両方を受波することに
より、それぞれ堀削ヘッド4あるいは対象物(ターゲッ
ト)10あるいはその両方の位置測定を行う。
【0016】図2において、中、破線で表された探査波
受波器3は、探査波受波器3を移動して複数の探査波受
波地点で受波することを模式的に表している。また、図
2中の太い実線および破線で表されている探査波受波器
3,位置算出手段1,探査信号受信機2の位置は探査波
発生手段から発射された探査波17を直接受波して堀削
ヘッド4の位置を測定する場合のものであり、細い実線
および破線で表された探査波受波器3,位置算出手段
1,探査信号受信機2の位置はターゲット10などによ
り探査波17が反射されて生じた反射波18を選択的に
受波して、ターゲット10などの位置を測定する場合の
ものである。後者の場合、探査波17が直接到達しない
場所に探査波受波器3を設置する。
【0017】(本発明で使用する位置測定法)ここで、
本発明において使用する位置測定法について説明する。
本発明では、以下の位置測定法を使用する。図3から図
6は下記の方法によりターゲット10あるいは堀削ヘッ
ド4の位置を測定する場合の配置を説明している。
【0018】(1)ターゲットからの縦波反射波および
横波反射波を受波する方法 本方法は探査波17が対象物により反射されることによ
って生じる縦波反射波20および横波反射波21を受波
して対象物の位置を測定する方法である。探査波送波器
3−1あるいは探査波送波器3−2により、縦波弾性波
である縦波探査波35あるいは横波弾性波である横波探
査波36を探査波17として発射する。探査波17が実
質的に直接到達しない場所において、探査波受波器3−
k(k=1,2,3,…,n)あるいは1個の探査波受
波器3により複数の探査波受波地点19−k(k=1,
2,3,…,n)において縦波反射波20と横波反射波
21とを受波して、2種類の弾性波の到達時間の差を検
知する。
【0019】探査波受波器3−k(k=1,2,3,
…,n)あるいは探査波受波地点19−k(k=1,
2,3,…,n)の位置ベクトルrR,k (k=1,2,
3,…,n)が既知であるとする。求めるべきターゲッ
ト10の位置をベクトルrT とすれば、n個の方程式
【数1】 が成立する。ここで、vL ,vs はそれぞれ縦波弾性波
および横波弾性波の地中の伝搬速度である。また、Δt
k (k=1,2,3,…,n)はk番目の探査波受波器
3−kあるいはk番目の探査波受波地点19−kに当該
ターゲット10からの縦波反射波20と横波反射波21
の到達する到達時刻の差である。
【0020】(1)式により、最低3個の探査波受波器
あるいは探査波受波地点があれば当該ターゲット10の
位置を求めることができることが分かる。もし、探査波
受波器3−nあるいは探査波受波地点19−nの個数n
が3個より多い場合には、
【数2】 などを最小にするターゲットの位置ベクトルrT を求め
ればよい。なお、複数のターゲット10−1,10−
2,…がある場合に、当該ターゲット10−1,10−
2,…からの反射波18を抽出するためには探査波17
を適当なコードでコーディングしておき、コーディング
した符号と受波探査信号14との相関をとる方法が有効
である。
【0021】(2)ターゲットからの反射波を受波する
方法 本方法は探査波17が対象物により反射されることによ
って生ずる探査波と同じ種類の反射波18を受波して対
象物の位置を測定する方法である。探査波送波器9−1
および探査波送波器9−2により、それぞれ縦波探査波
35あるいは横波探査波36を発射する。探査波17が
実質的に直接到達しない場所において、探査波受波器3
−k(k=1,2,3,…,n)あるいは1個の探査波
受波器3により複数の探査波受波地点19−k(k=
1,2,3,…,n)において発射した探査波と同じ種
類の反射波18を受波して、2種類の弾性波の到達時間
の差を検知する。
【0022】このためには、 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36の周波数を変えて
おく。 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36を互いに識別可能
な方法で変調しておく。 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36を互いに直交する
異なるコードでコーディングしておく。 縦波探査波35と横波36を交互に所定の時間間隔で
発射する。最初の種類の探査波の反射波を受波した時刻
と別の種類の探査波の反射波を受波した時刻の差からこ
れらの探査波が発射された時刻の予め決められている差
を差し引けば、探査波の種類による到達時間の差を求め
ることができる。 などの方法が可能である。勿論これらを組合せた方法も
可能である。
【0023】前の方法と同様に、探査波受波器3−k
(k=1,2,3,…,n)あるいは探査波受波地点1
9−k(k=1,2,3,…,n)の位置ベクトルr
R,k (k=1,2,3,…,n)が既知であるとする。
また、縦波弾性波および横波弾性波の地中の伝搬速度を
それぞれvL ,vs とする。求めるべきターゲット10
の位置をベクトルrT とする。説明を簡単にするため
に、探査波送波器9−1および探査波送波器9−2の位
置が同じとみなしてベクトルrs とすれば、n個の方程
【数3】 が設立する。また、Δtk (k=1,2,3,…,n)
はk番目の探査波受波器3−kあるいはk番目の探査波
受波地点19−kに当該ターゲットからの縦波の反射波
18と横波の反射波18の到達する到達時刻の差であ
る。
【0024】波源に関する項は全ての方程式に同じ形で
含まれるから、辺々引算をすると波源の位置を含まない
n−1個の方程式が得られる。
【数4】 (5)式により、最低4個の探査波受波器あるいは探査
波受波地点があれば当該ターゲット10の位置を求める
ことができることが分かる。
【0025】もし、探査波受波器3−nあるいは探査波
受波地点19−nの個数nが4個より多い場合には、
【数5】 などを最小にするターゲット10の位置ベクトルrT
求めればよい。
【0026】なお、複数のターゲット10−1,10−
2,…がある場合に、当該ターゲットからの反射波18
を抽出するためには探査波17を適当なコードでコーデ
ィングしておき、コーディングした符号と受波探査信号
14との相関をとる方法が有効である。
【0027】(3)堀削ヘッドからの直達波を受波する
方法 本方法は、探査波受波器3−k(k=1,2,3,…,
n)あるいは探査波受波地点19−k(k=1,2,
3,…,n)に直接到達する探査波17を受波して堀削
ヘッド4の位置を測定する方法である。探査波送波器9
−1および探査波送波器9−2により、それぞれ縦波探
査波35あるいは横波探査波36を発射する。探査波1
7が直接到達する場所において、探査波受波器3−k
(k=1,2,3,…,n)あるいは1個の探査波受波
器3により複数の探査波受波地点19−k(k=1,
2,3,…,n)において発射した探査波と同じ種類の
探査波17を受波して、2種類の弾性波の到達時間の差
を検知する。
【0028】このためには、 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36の周波数を変えて
おく。 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36を互いに識別可能
な方法で変調しておく。 縦波探査波35と横波探査波36を同時に発射する
が、縦波探査波35と横波探査波36互いに直交する異
なるコードでコーディングしておく。 縦波探査波35と横波36を交互に所定の時間間隔で
発射する。最初の種類の探査波の反射波を受波した時刻
と別の種類の探査波の反射波を受波した時刻の差からこ
れらの探査波が発射された時刻の予め決められている差
を差し引けば、探査波の種類による到達時間の差を求め
ることができる。 などの方法が可能である。勿論これらを組合せた方法も
可能である。
【0029】前の方法と同様に、探査波受波器3−k
(k=1,2,3,…,n)あるいは探査波受波地点1
9−k(k=1,2,3,…,n)の位置ベクトルr
R,k (k=1,2,3,…,n)が既知であるとする。
また、縦波弾性波および横波弾性波の地中の伝搬速度を
それぞれvL ,vs とする。説明を簡単にするために、
探査波送波器9−1および探査波送波器9−2の位置が
同じとみなしてベクトルr s とすれば、n個の方程式
【数6】 が設立する。また、ΔTk (k=1,2,3,…,n)
はk番目の探査波受波器3−kあるいはk番目の探査波
受波地点19−kに堀削ヘッド4からの縦波探査波35
と横波探査波36が到達する到達時刻の差である。
【0030】(8)式により、最低3個の探査波受波器
3−nあるいは探査波波受波地点19−nがあれば堀削
ヘッド4の位置を求めることができることが分かる。も
し、探査波受波器3−nあるいは探査波受波地点19−
nの個数nが4個より多い場合には、
【数7】 などを最小にするターゲット10の位置ベクトルrS
求めればよい。
【0031】(堀削ヘッドの実施例1)図7は、本発明
の堀削ヘッドで用いる堀削ビットの構成例である。図に
おいて、25は堀削ビット(の断面)、26は波動発生
手段、27は波動伝達体、28は伝達体支持、29は固
定ネジ部、30は応力支持部、31は波動発生信号線で
ある。波動発生手段26と波動発生信号線31と波動伝
達体27は探査波発生手段の一部をなしている。波動発
生手段26は波動発生信号線31を通して加えられた電
気信号を縦波弾性波あるいは横波弾性波あるいはその両
方に変換する機能を持ち、波動伝達体27の一端に固定
されている。具体的には電気音響変換器あるいはその集
合体である。
【0032】波動伝達体27は、波動発生手段26が発
生した弾性波(波動)を堀削ビット外部に伝達する働き
をする。そのために、周囲から音響的に効率的に遮断さ
れていることが必要である。本実施例では、波動発生手
段26側で固定ネジ部29により堀削ビット25に固定
されているとともに、先端部で伝達体支持28により堀
削ビット25に対して保持されている。波動伝達体27
の先端は堀削時に地山に適切に接触するように堀削ビッ
ト25前方に突出するように保持される。波動発生手段
26が地山に直接接触しないので、波動発生手段26の
損耗を防ぐことができる。波動伝達体27は、堀削ビッ
ト25の外に突出する部分だけ置換可能な構造とするこ
とができる。
【0033】図8,図9,図10はそれぞれ図7に示す
波動伝達体27,伝達体支持28,堀削ビット25の構
造例である。
【0034】(堀削ヘッドの実施例2)図11は、本発
明の堀削ヘッドで用いる堀削ビットの別の構成例であ
る。本具体例では、波動伝達体27は伝達体支持28の
みにより堀削ビット25に対して保持されているため
に、堀削ビット25との音響的な遮断性を高くすること
ができる。
【0035】(堀削ヘッドの実施例3)図12は、本発
明の堀削ヘッドで用いる堀削ビットの第3の構成例であ
る。図12において、32は伝達体位置制御体であり、
波動伝達体27が地山に適切な応力で押しつけられるよ
うに波動伝達体27の位置を調節する機能を持ってい
る。これにより、堀削の状況にかかわらず、波動伝達体
27が地山に適切に接触するために、探査波17が土中
に効率良く放射される。
【0036】(縦波発生手段を備えた波動発生手段の具
体例)図13は1個の縦波発生手段33を備えた波動発
生手段の構成例である。縦波発生手段33は電気音響変
換器等であり、例えば圧電セラミック製の厚み振動子の
ように、印加された電気信号を縦波弾性波に変換する働
きをする。
【0037】(横波発生手段を備えた波動発生手段の具
体例)図14は1個の横波発生手段37を備えた波動発
生手段の構成例である。横波発生手段37は電気音響変
換器等であり、例えば圧電セラミック製のすべり振動子
のように、印加された電気信号を横波弾性波に変換する
働きをする。
【0038】(縦波発生手段と横波発生手段を備えた波
動発生手段の具体例)図15は、1個の縦波発生手段3
3と1個の横波発生手段37を備えた波動発生手段の構
成例である。この波動発生手段は縦波弾性波と横波弾性
波を発生することが可能である。
【0039】(縦波発生手段と横波発生手段を備えた波
動発生手段の第2の具体例)図16は、1個の縦波発生
手段33と4個の横波発生手段37を備えた波動発生手
段の構成例である。この波動発生手段は縦波弾性波と横
波弾性波を発生することが可能である。縦波弾性波に比
べて電気音響変換効率が低い横波発生手段37を複数個
にして縦波弾性波と同等な強度の横波弾性波を空間的な
バランス良く発生できるようにしている。
【0040】(縦波発生手段と横波発生手段を備えた波
動発生手段の第3の具体例)図17は、1個の縦波発生
手段33と2個の水平横波発生手段38と2個の垂直横
波発生手段39とを備えた波動発生手段の構成例であ
る。この波動発生手段は縦波弾性波と横波弾性波とを発
生することが可能である。横波弾性波は、その偏波方向
が対象物の面に平行に入射する場合、モード変換を受け
ない。そこで、互いに偏波方向が直交する2種類の横波
弾性波を発生できるようにしておくことにより、対象物
への入射方向に関わりなく縦波と横波が反射されるよう
にすることができる。また、探査波受波器で横波を受波
する場合、偏波方向が合わないと効率良く受波すること
ができない。そこで、直交する偏波方向を持つ2種類の
横波弾性波を発生しておけば、少なくとも一方の偏波方
向の横波弾性波は効率良く受波することができる。
【0041】(モード変換による縦波発生手段の具体
例)図18は、縦波弾性波から横波弾性波へのモード変
換を用いた縦波発生手段の実施例である。図18におい
て、40はモード変換楔であり、例えば3角柱状をした
弾性波媒質である。41はモード変換面である。縦波発
生手段33が発生した縦波弾性波は、モード変換面41
で反射して横波弾性波にモード変換され、波動伝達体2
7に入射する。
【0042】図19を用いて、縦波弾性波が横波弾性波
に効率良く変換されるための条件について説明する。図
19において、θ1 は縦波弾性波のモード変換面41に
対する入射角、θ2 はモード変換された横波弾性波の反
射角である。縦波弾性波が横波弾性波に効率良く変換さ
れるためには、入射角θ1 と反射角θ2 との間に
【数8】 なる関係が必要である。ここで、cL とcT はそれぞれ
モード変換楔40中での縦波弾性波と横波弾性波の伝搬
速度、vはモード変換楔40の材料のポアソン比であ
る。
【0043】例えば、バルクの単結晶シリコンのポアソ
ン比は0.17であり、入射角θ1を約47°とすれば
よい。このとき反射角θ2 は約27.6°となる。ま
た、図19は、モード変換楔40の各部の角度をどのよ
うに設定すればよいかを示している。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
堀削ヘッド近傍の埋設物を従来の方法に比べて格段に深
くまで探査可能である。探査深さの改善に加えて、従来
の手法に見られるような地上と堀削ヘッドの間での大量
の情報伝達が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の種類の探査波を送波している場合におけ
る本発明の実施例1の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の種類の探査波を送波している場合におけ
る本発明の実施例2の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明システムにおいて縦波探査波発生時にお
ける掘削ヘッドの位置測定法を説明するための図であ
る。
【図4】本発明システムにおいて横波探査波発生時にお
ける掘削ヘッドの位置測定法を説明するための図であ
る。
【図5】本発明システムにおいて縦波探査波発生時にお
ける対象物の位置測定法を説明する図である。
【図6】本発明システムにおいて横波探査波発生時にお
ける対象物の位置測定法を説明する図である。
【図7】本発明システムにおいて掘削ビットと探査波発
生手段の実施例で使用することができる波動伝達体の構
造例である。
【図8】図7の掘削ビットと探査波発生手段の第1の具
体例で使用することができる波動伝達体の構造例を示す
横断面図(a)と縦断面図(b)である。
【図9】図7の掘削ビットと探査波発生手段の第1の具
体例で使用することができる伝達体支持の構造例を示す
横断面図(a)と縦断面図(b)である。
【図10】図7の掘削ビットと探査波発生手段の第1の
具体例で使用することができる掘削ビットの構造例を示
す背面図(a)と側面図(b)と正面図(c)である。
【図11】本発明システムに用いる掘削ビットと探査波
発生手段の第2の具体例を示す縦断面図である。
【図12】本発明システムに用いる掘削ビットと探査波
発生手段の第3の具体例を示す縦断面図である。
【図13】本発明システムに用いる縦波発生手段を備え
た波動発生手段の第1の構成例を示す平面図(a)と正
面図(b)である。
【図14】本発明システムに用いる横波発生手段を備え
た波動発生手段第2の構成例を示す平面図(a)と正面
図(b)である。
【図15】本発明システムに用いる縦波発生手段と横波
発生手段を備えた波動発生手段の第3の構成例を示す平
面図(a)と正面図(b)である。
【図16】本発明システムに用いる縦波発生手段と横波
発生手段を備えた波動発生手段の第4の構成例を示す平
面図(a)と正面図(b)である。
【図17】本発明システムに用いる縦波発生手段と垂直
横波発生手段および水平横波発生手段を備えた波動発生
手段の第5の構成例を示す平面図(a)と正面図(b)
である。
【図18】本発明システムに用いるモード変換楔を用い
る探査発生手段の構成を示す平面図(a)と側面図
(b)と正面図(c)である。
【図19】本発明システムに用いるモード変換楔の角度
の設定例を示す側面略図である。
【図20】地上からの探査による従来の対象物探査法を
示す地中配置略図である。
【図21】掘削ヘッドからの探査による従来の対象物探
査法を示す地中配置略図である。
【符号の説明】
1 位置算出手段 2 探査信号受信機 3 探査波受波器 3−1,3−2,…,3−n 探査波受波器 4 掘削ヘッド 5 推進管 6 電源 7 コントローラ 8,8−1,8−2 送信機 9,9−1,9−2 探査波送波器 10,10−1,10−2 ターゲット 11 地表面 12 地中 13 探査信号 14 受波探査信号 15 制御信号 16−1,16−2 送波信号 17 探査波 18 反射波 19−1,19−2,19−3,…,19−k,…,1
9−n 探査波受波地点 20 縦波反射波 21 横波反射波 25 掘削ビット 26 波動発生手段 27 波動伝達体 28 伝達体支持 29 固定ネジ部 30 応力支持部 31 波動発生信号線 32 伝達体位置制御体 33 縦波発生手段 34 横波変換器 35 縦波探査波 36 横波探査波 37 横波発生手段 38 水平横波発生手段 39 垂直横波発生手段 40 モード変換楔 41 モード変換面 200 地表 201 送信アンテナ 202 受信アンテナ 203 送受信アンテナ 204a,204b 送受信装置 205a,205b ケーブル 206a,206b 電磁送信波 207a,207b,207c 反射波 208a,208b,208c 埋設物 210 送受信器 211 推進ヘッドあるいは堀削ヘッド 212 埋設物 213 反射電磁波 214 推進管 215 信号線 216 送受信機 tLSR1,tLSR2,tLSR3,…,tLSRk,…,tLSRn
削ヘッドと各探査波受波器kの間の縦波弾性波の伝搬時
間 tSSR1,tSSR2,tSSR3,…,tSSRk,…,tSSRn
削ヘッドと各探査波受波器kの間の横波弾性波の伝搬時
間 tLST 掘削ヘッドとターゲットの間の縦波弾性波の伝
搬時間 tSST 掘削ヘッドとターゲットの間の横波弾性波の伝
搬時間 tLTR1,tLTR2,tLTR3,…,tLTRk,tLTRn ターゲ
ットと各探査波受波器kの間の縦波弾性波の伝搬時間 tSTR1,tSTR2,tSTR3,…,tSTRk,tSTRn ターゲ
ットと各探査波受波器kの間の横波弾性波の伝搬時間

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非開削工法により、掘削ヘッドの前方の
    物体および掘削ヘッドの位置を探査するシステムにおい
    て、 掘削孔を形成するための掘削先端が少なくとも縦波弾性
    波あるいは横波弾性波あるいはその両方の互いに異なる
    種類の少なくとも1種類の探査波を発生する探査波発生
    手段を備え、該探査波発生手段が発生した弾性波と該弾
    性波が対象物により反射されて生じた反射波の少なくと
    も一方を地上の受波器で受波して、前記縦波弾性波と該
    横波弾性波との伝搬時間の差から前記掘削ヘッドおよび
    前記対象物の少なくとも一方の位置を算出することを特
    徴とする異種伝搬波による非開削工法用対象物探査シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記探査波発生手段が少なくとも1種類
    の縦波弾性波である縦波探査波および少なくとも1種類
    の横波弾性波である横波探査波を発生し、 前記地上の受波器が相異なる場所に設置された少なくと
    も3個の受波器であり、 該探査波発生手段から送波されて前記受波器に直接到達
    する前記縦波弾性波と前記横波弾性波の該受波器への到
    達時刻の差から該掘削ヘッドの位置を検出することを特
    徴とする請求項1に記載の異種伝搬波による非開削工法
    用対象物探査システム。
  3. 【請求項3】 前記探査波発生手段が少なくとも1種類
    の縦波弾性波である縦波探査波および少なくとも1種類
    の横波弾性波である横波探査波を発生し、 1個の前記受波器により少なくとも3個の相異なる地上
    の場所で、前記探査波発生手段から送波され該受波器に
    直接到達する前記縦波弾性波および前記横波弾性波を受
    波し、 各場所での前記縦波弾性波と前記横波弾性波との到達時
    刻の差から該掘削ヘッドの位置を算出することを特徴と
    する請求項1に記載の異種伝搬波による非開削工法用対
    象物探査システム。
  4. 【請求項4】 前記探査波発生手段が少なくとも1種類
    の縦波弾性波である前記縦波探査波および少なくとも1
    種類の横波弾性波である前記横波探査波を発生し、 前記受波器が、前記探査波発生手段から発生する弾性波
    の直接到達しない相異なる地表面上の場所に設置された
    少なくとも4個の受波器であり、 該探査波発生手段から送波された前記縦波弾性波および
    前記横波弾性波が地中の対象物により反射されて生じた
    反射波を各受波器で受波し、 該探査波発生手段から送波された該縦波弾性波により生
    じた前記縦波反射波と該探査波発生手段から送波された
    該横波弾性波により生じた前記横波反射波が各受波器に
    到達する到達時刻の差から対象物の位置を算出すること
    を特徴とする請求1に記載の異種伝搬波による非開削工
    法用対象物探査システム。
  5. 【請求項5】 前記探査波発生手段が少なくとも1種類
    の縦波弾性波である縦波探査波および少なくとも1種類
    の横波弾性波である横波探査波を発生し、 前記探査波発生手段から発生する弾性波の直接到達しな
    い少なくも4個の相異なる地表面上の場所で該探査波発
    生手段から送波された該縦波弾性波および該横波弾性波
    が地中の対象物により反射されて生じた反射波を1個の
    受波器により受波し、 該探査波発生手段から送波された該縦波弾性波により生
    じた縦波反射波と該探査波発生手段から送波された該横
    波弾性波により生じた横波反射波が各場所で受波器に到
    達する到達時刻の差から対象物の位置を算出することを
    特徴とする請求項1に記載の異種伝搬波による非開削工
    法用対象物探査システム。
  6. 【請求項6】 前記探査波発生手段が少なくとも1種類
    の縦波弾性波である縦波探査波あるいは少なくとも1種
    類の横波弾性波である横波探査波のいずれかを発生し、 地上の前記受波器が、該探査波発生手段から発生する弾
    性波の直接到達しない相異なる場所に設置された少なく
    とも4個の受波器であり、 該探査波発生手段から送波された前記縦波弾性波又は前
    記横波弾性波が地中の対象物により反射されて生じた縦
    波反射波および横波反射波を各受波器で受波し、 該縦波反射波と該横波反射波が各受波器に到達する到達
    時刻の差から対象物の位置を算出することを特徴とする
    請求項1に記載の異種伝搬波による非開削工法用対象物
    探査システム。
  7. 【請求項7】 探査波発生手段が少なくとも1種類の縦
    波弾性波である縦波探査波又は少なくとも1種類の横波
    弾性波である横波探査波のいずれかを発生し、 該探査波発生手段から発生する弾性波の直接到達しない
    少なくとも4個の相異なる地表面上の場所で該探査波発
    生手段から送波された該縦波弾性波および該横波弾性波
    が地中の対象物により反射されて生じた縦波反射波およ
    び横波反射波を1個の受波器により受波し、 該縦波反射波と該横波反射波が各場所で受波器に到達す
    る到達時刻の差から対象物の位置を算出することを特徴
    とする請求項1に記載の異種伝搬波による非開削工法用
    対象物探査システム。
  8. 【請求項8】 前記探査波発生手段が、電気信号から弾
    性波を発生するための弾性波発生手段と、該弾性波発生
    手段が発生した弾性波を前記掘削ヘッドの外部に伝達す
    るための柱状の波動伝達体により構成され、 該波動伝達体の一端に弾性波発生手段が固定され、 かつ、該波動伝達体の一部のみが該掘削ヘッドに固定さ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項7のいず
    れかに記載の異種伝搬波による非開削工法用対象物探査
    システム。
  9. 【請求項9】 前記探査波発生手段が、電気信号から弾
    性波を発生するための弾性波発生手段と、該弾性波発生
    手段が発生した弾性波を前記掘削ヘッドの外部に伝達す
    るための柱状の波動伝達体と、波動伝達体を所定の応力
    で掘削ヘッド前方の孔壁に押しつけるための伝達体位置
    制御手段により構成され、 前記波動伝達体の一端に弾性波発生手段が固定され、 かつ、該波動伝達体の一部のみが前記掘削ヘッドに保持
    されるとともに伝達体位置制御手段に固定され、 該伝達体位置制御手段が前記掘削ヘッドに固定されてい
    ることを特徴とする請求1から請求項7のいずれかに記
    載の異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記探査波発生手段が、弾性波発生手
    段として、 縦波弾性波を発生する機能を有する少なくとも1個の縦
    波発生手段、又は、 横波弾性波を発生する機能を有する少なくとも1個の横
    波発生手段、又は、 少なくとも1個の縦波発生手段および少なくとも1個の
    横波発生手段を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項9のいずれかに記載の異種伝搬波による非開削
    工法用対象物探査システム。
  11. 【請求項11】 前記探査波発生手段が少なくとも互い
    に垂直な偏波方向の横波を発生する各1個の横波発生手
    段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項1
    0のいずれかに記載の異種伝搬波による非開削工法用対
    象物探査システム。
  12. 【請求項12】 前記横波発生手段が、 モード変換楔と縦波発生手段とを備え、 該モード変換楔の第1の面に固定された縦波発生手段か
    ら発生する縦波弾性波が該モード変換楔中を伝搬して該
    モード変換楔の第2の面により反射されるときに、反射
    波が全て横波弾性波に変換されるように、該モード変換
    楔の第1の面と第2の面がなす角度が設定され、 かつ、該反射により生じた横波弾性波が該モード変換楔
    の第3の面に垂直に入射するように該第3の面が第1の
    面あるいは第2の面となす角度が設定され、 該第3の面を波動伝達体の一端に固定することを特徴と
    する請求項8 または請求項9に記載の異種伝搬波による
    非開削工法用対象物探査システム。
  13. 【請求項13】 前記探査波発生手段が発生する縦波弾
    性波あるいは横波弾性波あるいはその両方の少なくとも
    2種類の探査波の周波数が互いに全て異なることを特徴
    とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の異種
    伝搬波による非開削工法用対象物探査システム。
  14. 【請求項14】 前記探査波発生手段が前記縦波弾性波
    もしくは前記横波弾性波又はその両方の互いに異なる種
    類の少なくとも2種類の探査弾性波を交互に所定の時間
    間隔と時間順序に従って発生することを特徴とする請求
    項1から請求項12のいずれかに記載の異種伝搬波によ
    る非開削工法用対象物探査システム。
  15. 【請求項15】 前記探査波発生手段が発生する前記縦
    波弾性波もしくは前記横波弾性波又はその両方の少なく
    とも2種類の探査波に互いに全て異なる変調を施すこと
    を特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載
    の異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システム。
  16. 【請求項16】 前記探査波発生手段から発生する前記
    探査波に周波数変調,位相変調,振幅変調が施されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか
    に記載の異種伝搬波による非開削工法用対象物探査シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記探査波発生手段から発生する前記
    探査波に擬似ランダムなコードで周波数変調,位相変
    調,振幅変調が施されていることを特徴とする請求項1
    から請求項12のいずれかに記載の異種伝搬波による非
    開削工法用対象物探査システム。
  18. 【請求項18】 前記モード変換楔が単結晶シリコンに
    より形成されていることを特徴とする請求項12に記載
    の異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237198A (ja) * 2009-03-13 2010-10-21 Jfe Steel Corp Sh波の発生方法、sh波の検出方法、および超音波計測方法
JP2016217834A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 日本電信電話株式会社 地中レーダ装置及び測定方法
CN110208849A (zh) * 2019-06-18 2019-09-06 武汉天宸伟业物探科技有限公司 干湿两用的弹性波孔底溶洞、地下空洞探测装置及方法
CN119781006A (zh) * 2025-01-24 2025-04-08 广东省水利电力勘测设计研究院有限公司 基于跨孔地震波ct检查技术的地下管线探测系统及方法

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