[go: up one dir, main page]

JP2002286269A - 換気ユニットおよび換気システム - Google Patents

換気ユニットおよび換気システム

Info

Publication number
JP2002286269A
JP2002286269A JP2001084972A JP2001084972A JP2002286269A JP 2002286269 A JP2002286269 A JP 2002286269A JP 2001084972 A JP2001084972 A JP 2001084972A JP 2001084972 A JP2001084972 A JP 2001084972A JP 2002286269 A JP2002286269 A JP 2002286269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation unit
path
ventilation
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001084972A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Watanabe
重人 渡辺
Tatsu Shimura
龍 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP2001084972A priority Critical patent/JP2002286269A/ja
Publication of JP2002286269A publication Critical patent/JP2002286269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】新規、既存の住宅に関わらず設置作業およびメ
ンテナンス作業が容易で、さらに、建物の廊下等に室内
から流出してきた汚れた空気等がこもらないようにする
ことができる換気ユニットおよび換気システムを提供す
ることにある。 【解決手段】建物内部の各室内ごとに換気可能な換気ユ
ニット10であって、外気を取り込み室内に新鮮な空気
を供給する給気経路20と、室内の空気を屋外に排出す
る排気経路30と、前記給気経路20および前記排気経
路30内の少なくともいずれかに設けられ、空気の流量
を調整するために、経路の開度を調節する開閉手段40
と、前記給気経路20および前記排気経路30との少な
くともいずれかに設けられる送風手段50とを有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内部の各室内
ごとに換気可能な換気ユニットおよび建物内部の複数の
室内および各室を連絡する共通区画を換気する換気シス
テムに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、住宅等の建物においては、省エ
ネルギーの観点から、高気密化/高断熱化された建物の
建築が促進されている。このような高気密、高断熱の建
物は、開口部を構成する建具等の気密性が高いため、換
気装置を廊下等の共通区画に設置し、各室の換気を一括
して行うセントラル換気システムが採用されている。こ
のようなセントラル換気システムは、取り入れられた新
鮮な空気をダクトにより各室に分配するとともに、各室
から排出された空気をドアの隙間等を介して共通区画に
集め、一括して排気するようになっている(特許第30
59682号、特許第3059683号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セント
ラル換気システムでは、各フロアの天井裏に装置本体や
ダクトが設置されるので、設置作業が面倒であるという
問題がある。さらに、各フロアの天井裏に設置するの
で、リフォーム等で既存の住宅内に設置するのは、より
面倒であるという問題がある。また、天井裏に装置本体
を設置しているため、メンテナンス作業が困難であると
いう問題がある。さらに、各室の空気が廊下等と流通
し、臭気の拡散等が起こりやすいという問題がある。
【0004】本発明の目的は、新規、既存の住宅に関わ
らず設置作業およびメンテナンス作業が容易で、さら
に、建物の廊下等に室内から流出してきた汚れた空気等
がこもらないようにすることができる換気ユニットおよ
び換気システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
建物内部の各室2内ごとに換気可能な換気ユニット10
であって、外気を取り込み室内に新鮮な空気を供給する
給気経路20と、室内の空気を屋外に排出する排気経路
30と、前記給気経路および前記排気経路内の少なくと
もいずれかに設けられ、空気の流量を調整するために、
経路の開度を調節する開閉手段40と、前記給気経路お
よび前記排気経路との少なくともいずれかに設けられる
送風手段50とを有することを特徴とする。
【0006】ここで、給気経路および排気経路は、換気
ユニット内にダクトや管を設けたり、換気ユニットの躯
体内を金属板等により区画することにより構成できる。
また、開閉手段とは、給気口、排気口等に取り付けて,
空気の流量を調節する、風量ダンパー等をいい、換気ユ
ニットの未使用時には、給気経路、排気経路ともに、空
気の流れを遮断するようにし、使用時には、給気、排気
の量を調節するために、適宜、風量ダンパー等を開閉
し、空気が通るようにする。
【0007】さらに、送風手段とは、例えば、電動モー
ターと、この電動モーターにより回転する多数の羽根と
からなり、回転する羽根により発生する強制的な空気の
流れを利用して、経路内部の空気をいずれかの方向に強
制的に移動させることができるものである。具体的に
は、羽根の回転軸方向から空気を取り込み回転の接線方
向に空気を送り出すシロッコファンや、プレートファン
等の遠心送風機、或いはターボブロアを含むものであ
る。または、数枚の羽根を軸に対して半径方向に取り付
け、遠心力によるものではなく羽根の揚力作用によっ
て、扇風機のように気体は軸方向に流動する軸流送風機
等を含むものである。
【0008】このような本発明によれば、換気ユニット
が給気経路、排気経路および送風手段を備えることによ
り、換気ユニットを各室に設置するだけで室内の換気を
行うことができるので、セントラル換気のように各室に
ダクトを設置する必要がなく、設置作業、メンテナンス
作業の容易化をはかることができる。また、室内で汚れ
た空気等を送風手段で換気ユニット内に取り込み、排気
経路を通って屋外に排気し、屋外から新鮮な空気を換気
ユニット内に取り込み、給気経路を通って室内へ外部の
新鮮な空気を給気するようにしているから、各室ごとに
常に換気が行われるようになるので、セントラル換気と
比較して、各室の空気は常に新鮮なものとなり、建物の
廊下等に室内の汚れた空気が流出することを防止でき
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
換気ユニットにおいて、前記送風手段は、前記給気経路
と排気経路との各々に設けられていることを特徴とす
る。ここで、前記送風手段は、給気経路上においては、
屋外から新鮮な空気を取り入れやすくするために、給気
経路の屋外側開口部分に設置することが好ましい。ま
た、前記送風手段は、排気経路上においては、室内から
汚れた空気を取り入れやすくするために、排気経路の室
内側開口部分に設置することが好ましい。
【0010】このような本発明によれば、送風手段が給
気経路上および排気経路上の両方に設置されていること
により、送風量を調整することで換気ユニットの給排気
バランスを自由に設定できるので、効率的な換気を行う
ことができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の換気ユニットにおいて、前記給気経路を
通る新鮮な屋外の空気と前記排気経路を通る室内の空気
との間で熱交換を行う熱交換手段60を有することを特
徴とする。
【0012】ここで、熱交換手段とは、屋外に排出され
る空気と室内に供給される空気とで内部の空気を直接、
混合させることなく、熱の移動のみを行うことができる
ものである。例えば、熱交換手段としては、熱伝導率が
大きな金属や樹脂等からなるストロー状の極細薄肉円筒
管を多数、配列したものが採用できる。そして、屋外に
排出される空気と室内に供給される空気とのいずれか一
方をストロー状の円筒管の内部を通過させ、他方をその
円筒管の周囲を通過させるものも採用できる。これによ
り、屋外に排出される空気と、室内に供給される空気と
で温度差がある場合に温度が高い方の熱が薄肉円筒管を
介して温度が低い方に伝わる。
【0013】また、熱通過性および透湿性を有する特殊
な加工紙を室内からの空気、屋外からの空気が混ざらな
いように区画して、その各区画に室内からの空気と、屋
外からの空気を通過させて熱交換を行うような構造も採
用できる。もちろん、熱交換手段は、上述した構造のも
のに限定されることなく、熱交換機能を有するものであ
れば、他の構造からなるものでも良いものである。
【0014】このような本発明によれば、換気ユニット
が、熱交換手段を備えることにより、給気経路および排
気経路を流れる空気の間で熱交換が行われるので、建物
内外間の熱の移動を少なくすることができる。従って、
室内を暖房した状態において、室内から屋外に排気され
る暖かい空気は、熱交換手段により熱が吸収され、その
吸収された熱は、屋外から室内に吸い込まれる屋外の冷
たい空気に加えられる。これにより、室内には、屋外よ
り温度が高い空気が送られることとなり、暖房状態にお
ける熱効率の低下を抑えることができる。
【0015】一方、室内を冷房した状態において、屋外
から室内に吸い込まれた暖かい空気は、熱交換手段によ
り熱が吸収され、その吸収された熱は、冷やされた室内
から屋外に排出される空気に加えられる。これにより、
室内には、屋外より温度が低い空気が送られることとな
り、冷房状態における熱効率の低下を抑えることができ
る。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の換気ユニットにおいて、前記給
気経路と前記排気経路との少なくともいずれかにサイク
ロン式の集塵手段70が設けられていることを特徴とす
る。
【0017】ここで、サイクロン式の集塵手段とは、集
塵機の一種で、含塵空気を円筒容器の接線方向に流入さ
せて旋回運動を与え、遠心力を利用して粉塵粒子を分離
捕集する装置のことをいう。この場合、粉塵、ゴミ等は
遠心力で装置内部の内壁に打ち付けられて落下し、清浄
な空気は装置の中心部から上昇して排出される。室内へ
の給気をきれいにするために、予め、空気中のゴミ等を
集塵した空気を給気経路に通すことが望まれる。そのた
め、集塵手段は、給気経路の屋外側開口部分に設置する
ことが好ましい。
【0018】このような本発明によれば、換気ユニット
内にサイクロン式の集塵手段を有するので、屋外からの
空気中に含まれるゴミ等を確実に集塵することができ、
きれいな空気を室内へ供給することができる。特に、サ
イクロン式の集塵手段を採用することにより、微細な塵
埃を除去することができる。さらに、サイクロン式の集
塵手段を給気経路の屋外側開口部分に設置すれば、外気
中のゴミ等を集塵し、きれいな空気を給気経路側に通す
ので、ゴミ等が給気経路中、例えば、配管中や、熱交換
器中などに溜まることがなくなり、換気ユニット中の部
品の寿命が延びるという効果も得られる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の換気ユニットにおいて、前記開
閉手段は、前記給気経路と前記排気経路とで、個別に開
度調節可能であることを特徴とする。このような本発明
によれば、開閉手段は、個別に開度調節可能であるの
で、送風手段と同様に流量のバランスを調整することが
できる。また、給気経路、排気経路のどちらかを閉じる
ようにすれば、換気ユニットを給気専用または排気専用
の機能を持つ換気ユニットとして利用することができ
る。
【0020】請求項6記載の発明は、建物内部の複数の
室内および各室を連絡する共通区画3,4,5,7を換
気する換気システム6であって、少なくとも1以上の居
室に設置され、外気を取り込み室内に新鮮な空気を供給
する給気経路、室内の空気を屋外に排出する排気経路、
前記給気経路および前記排気経路内の少なくともいずれ
かに設けられ、空気の流量を調整するために、経路の開
度を調節する開閉手段、および前記給気経路および前記
排気経路との少なくともいずれかに設けられる送風手
段、を有することを特徴とする換気ユニットと、各室と
前記共通区画との通気を行う通気手段100と、前記共
通区画に設置され、前記通気手段を介して各室への給気
および各室からの排気を行う集中換気ユニット11と、
前記換気ユニットおよび前記集中換気ユニットを制御し
て、給気量と排気量を管理する制御手段9と、を有する
ことを特徴とする。
【0021】ここで、共通区画とは、廊下、階段、階段
ホール等各室の連絡に用いる空間の他、人が使用する時
間の短いトイレ、洗面所、浴室等のことをいう。また、
通気手段としては、ドアの隙間、ドアや壁に形成された
グリル型の吹出口等のものを採用できる。
【0022】さらに、集中換気ユニットは、主に、通気
手段を介して、共通区画(廊下や階段ホール等)に流出
してきた各室からの空気を屋外へ排気する機能を備えた
ものをいう。集中換気ユニットは、特に、屋外に排気し
やすいように、室内の空気を吸い込む方向の機能を備え
たファン等を備えていることが好ましい。そして、この
集中換気ユニットの設置場所としては、主に、各室の空
気を集めて、屋外へ排出する機能を果たすため、トイ
レ、洗面所、浴室等の屋外に面する外壁に沿った壁に設
置するのが好ましい。
【0023】さらに、制御手段とは、各換気ユニットの
給気量、排気量、および、集中換気ユニットの給気量、
排気量を調節できるように、前記開閉手段の開度および
前記送風手段の風量を制御するものをいい、例えば、コ
ンピュータが採用できる。
【0024】このような本発明によれば、制御手段で、
開閉手段の開度および送風手段の風量を制御することに
より、各換気ユニット、集中換気ユニットを通る空気の
流れを調節できるので、共通区画での臭気等の発生を抑
えることができる。また、セントラル換気のように、ダ
クト等を天井裏や壁に設置することなく、共通区画も換
気することができる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
換気システムにおいて、前記制御手段は、前記集中換気
ユニットの給気量または排気量と、各室の前記換気ユニ
ットの給気量と排気量との差の総和を対応させることを
特徴とする。このような本発明によれば、換気ユニット
および集中換気ユニットを制御手段によって、制御する
ことによって、共通区画を含む建物全体の効率的な換気
を行うことができる。
【0026】ここで、「対応させる」とは、例えば、各
換気ユニットを給気量が排気量より多くするように制御
手段で制御して、各室分のこれら給気量と排気量の差の
総和を集中換気ユニットで排気することをいう。具体的
には、各室の換気ユニットの給気量が45m3/h、排
気量が30m3/hである場合、3室あるとすると、差
し引き給気量が各室15m3/hであるので、3室の場
合、理想的には、共通区画には、15m3/h×3で、
45m3/hの空気が流出することになる。そして、集
中換気ユニットでは、この45m3/h空気を排気する
ことになるので、共通区画への空気の滞留がなくなり、
共通区画での臭気等の発生を抑えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1には、本発明の第1実施形態に係
る各室に換気ユニット10を備えたフロア1の平面図が
示されている。
【0028】フロア1は、居室2、階段3、共通区画と
なる階段ホール4およびトイレ、浴室等の小部屋5から
構成されている。フロア1の中央部に階段3,階段ホー
ル4が配置され、居室2は、階段3の図示左側そして、
フロア1の屋外側に平面L字形に配置されている。さら
に、階段ホール4は階段3の図示右側に配置されてい
る。各居室2には、換気ユニット10が居室2内外を区
画する隔壁を貫通するように各々設置されている。この
換気ユニット10は、屋外から室内に新鮮な空気を給気
し、室内からの空気を屋外に排気している。
【0029】図2には、換気ユニット10の構造図が示
されている。換気ユニット10は、装置本体10Aと、
屋外の雨などを遮断するためのカバー10Bと、から構
成されている。装置本体10Aには、図2に示すよう
に、金属製の給気管20Aを組合わせて構成される給気
経路20と、同じく金属製の排気管30Aを組合わせて
構成される排気経路30と、開閉手段となる開閉ダンパ
40と、送風手段となるシロッコファン50と、熱交換
手段となる熱交換器60と、サイクロン式の集塵手段と
なる集塵機70、が一体的に収納されている。さらに、
装置本体10Aの室内側には、空気のフィルターとして
の機能もはたすパネル10Cが設けられている。
【0030】給気経路20は、屋外側開口部80、室内
側開口部81を両端とする経路である。屋外側開口部8
0はカバー10Bの下側に形成されており、室内側開口
部81は、装置本体10Aの室内側の上側に形成されて
いる。給気経路20には、屋外側開口部80の直近に
は、開閉ダンパ40が設けられ、その次に、シロッコフ
ァン50が設けられている。同様にして、排気経路30
は、室内側開口部82、屋外側開口部83を両端とする
経路である。室内側開口部82は装置本体10Aの室内
側の下側に形成されており、屋外側開口部83はカバー
10Bの下側に形成されている。排気経路30には、室
内側開口部82の直近には、開閉ダンパ40が設けら
れ、その次に、シロッコファン50が設けられている。
【0031】また、給気経路20と排気経路30の交差
する部位に熱交換器60が設けられている。さらに、給
気経路20にのみ、シロッコファン50と熱交換器60
の間の部位に、集塵機70が設けられている。ここで、
開閉ダンパ40は、空気の流れや通風を調節するための
弁や可動板のことをいい、開閉ダンパ40の開度を変え
ることによって、給気経路20、排気経路30の空気の
流量が調節できる。さらに、シロッコファン50は、多
数の前向きの羽根を持つ遠心式送風機をいい、小型で騒
音が少ないという利点がある。このシロッコファン50
のファンの回転速度を変えることによっても、給気経路
20、排気経路30の空気の流量が調節できる。以上に
述べたように、給気経路20と排気経路30は、それぞ
れ各部位が給気管20A,排気管30Aと接続して構成
されている。
【0032】換気ユニット10内で空気の流れおよび各
部の機能を説明すると、図3に示すように、まず、給気
経路20側では、シロッコファン50が屋外から空気を
引き込むことにより、空気が取り込まれ、取り込まれた
空気は、集塵機70の内部を通って、塵埃が除去され、
熱交換器60の内部を通る。さらに、パネル10Cを通
って微細な塵埃が除去され、室内へ給気される。同様に
して、排気経路30側では、シロッコファン50が室内
から空気を引き込むことにより、空気が取り込まれ、取
り込まれた空気は、熱交換器60の内部を通る。最後
に、熱交換器60の内部を通った空気は屋外側へ排気さ
れる。
【0033】次に、熱交換器60の構造および機能を説
明する。図4に示すように、肉厚の仕切板60Aと三角
形状の山谷を形成している間隔板60Bから構成されて
いる。これら仕切板60Aと間隔板60Bは、特殊加工
紙でつくられている。さらに、仕切板60Aと間隔板6
0Bは、交互に積層され、各層の間隔板60Bは、断面
形状の三角形の山谷が、直交するように交互に積層され
ている。
【0034】ここで、排気流と給気流が仕切板60Aの
間を交互に流れるので、各々が混ざらず、しかも隣接し
た区画を流れるので、各区画の給気と排気の空気の熱が
交換されるようになる。
【0035】次に、集塵機70は、図5に示すように、
中央部がくびれた円筒形状をしており、外部の空気の取
入口70Aが集塵機70内部での空気の旋回方向に対応
するように円周方向に設けられ、集塵した後のきれいな
空気を出すための取出口70Bが集塵機の円周方向に対
して垂直に、かつ、円周の中心部に設けられている。
【0036】この集塵機70に、取入口70Aを介して
取り入れられたゴミ70Cを含んだ外部からの空気は、
集塵機70内に作り出された旋回気流によって、遠心力
を与えられる。この遠心力によってゴミ70Cが遠心分
離され、ゴミ70Cが集塵機70内の壁面にぶつかり、
ゴミ70Cは下側に落ちていく。さらに、ゴミ70Cが
取り除かれたきれいな空気は、取出口70Bから外に放
出される。
【0037】ここで、換気ユニット10の設置の手順と
しては、図2に示したように,壁面90に装置本体10
Aの大きさに開口部(図示略)を設ける。次に、この開
口部に壁面90を補強するための補強部(図示略)を設
け、装置本体10Aを取り付ける。そして、ボルト、ネ
ジ等で装置本体10Aを補強部(図示略)に固定した
後、壁面90の防水、外観等のための補修を行い、屋外
よりカバー10Bを取り付ける。その際、換気ユニット
10を動作させるための電源をつなぐ作業も行ってお
く。さらに、パネル10Cを装置本体10Aの室内側に
取り付けて、換気ユニット10の設置が完了する。
【0038】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)換気ユニット10が給気経路20、排気経路30
およびシロッコファン50を備えることにより、換気ユ
ニット10を居室2に設置するだけで居室2内の換気を
行うことができるので、セントラル換気のように各室に
ダクトを設置する必要がなく、設置作業、メンテナンス
作業の容易化をはかることができる。また、居室2内で
汚れた空気等をシロッコファン50で換気ユニット10
内に取り込み、排気経路30を通って屋外に排気し、屋
外から新鮮な空気を換気ユニット10内に取り込み、給
気経路20を通って室内へ外部の新鮮な空気を給気する
ようにしているから、各居室2ごとに常に換気が行われ
るようになるので、セントラル換気と比較して、各居室
2の空気は常に新鮮なものとなり、階段3、階段ホール
4等に居室2内の汚れた空気が流出することを防止でき
る。
【0039】(2)シロッコファン50が給気経路20
上および排気経路30上の両方に設置されていることに
より、送風量を調整することで換気ユニット10の給排
気バランスを自由に設定できるので、効率的な換気を行
うことができる。 (3)換気ユニット10が、熱交換器60を備えること
により、給気経路20および排気経路30を流れる空気
の間で熱交換が行われるので、建物内外間の熱の移動を
少なくすることができる。 (4)換気ユニット10内に集塵機70を有するので、
屋外からの空気中に含まれるゴミ70C等を確実に集塵
することができ、きれいな空気を室内へ供給することが
できる。 (5)開閉ダンパ40は、個別に開度調節可能であるの
で、シロッコファン50と同様に流量のバランスを調整
することができる。また、給気経路20、排気経路30
のどちらかを閉じるようにすれば、換気ユニット10を
給気専用または排気専用の機能を持つ換気ユニット10
として利用することができる。
【0040】[第2実施形態]次に本発明の第2実施形
態を説明する。なお、以下の説明では既に説明した部
分、部材と同一のものは同一符号を付してその説明を簡
略する。図6には、本発明の第2実施形態に係る換気シ
ステム6を備えたフロア8の平面図が示されている。図
1のフロア1とは、階段3の右となりの小部屋がトイレ
7になり、このトイレ7には、集中換気ユニット11,
通気手段としてのドアの隙間100が設けられている点
が異なる。この集中換気ユニット11は、内部に空気を
引き込む方向に機能するシロッコファン、および、空気
の流量を調節するための開閉ダンパを備えている。そし
て、換気システム6は、各換気ユニット10、集中換気
ユニット11、制御手段であるコンピュータから構成さ
れるものである。また、各居室の隙間100から各居室
2からの空気を階段ホール4等に流すことができる。
【0041】図7に示すように、換気システム6は、コ
ンピュータ9からの制御命令で各換気ユニット10のシ
ロッコファンの回転速度、開閉ダンパの開度を制御し、
換気ユニット10を通る空気の流量を調節し、集中換気
ユニット11のシロッコファンの回転速度、開閉ダンパ
の開度もコンピュータ9からの制御命令で制御し、集中
換気ユニット11を通る空気の流量を調節する。
【0042】具体的には、図6に示すように、各居室2
の換気ユニット10の給気量が45m3/h、排気量が
30m3/hである場合、3室あるとすると、差し引き
給気量が各室15m3/hであるので、3室の場合、階
段ホール4には、15m3/hで、45m3/hの空気が
流出することになる。そして、トイレ7に設置されてあ
る集中換気ユニット11では、この階段ホール4に流出
した45m3/hの空気を取り込み屋外へ排気する。
【0043】上述のような本実施形態によれば、第1実
施形態での効果に加えて次のような効果がある。 (6)各居室2から流出した空気を屋外へ排出するよう
に空気の流れを各換気ユニット10、集中換気ユニット
11で管理することによって、階段3,階段ホール4,
トイレ7等で、各居室2から流出した空気がこもらない
ようにするので、階段3,階段ホール4,トイレ7等で
の臭気等の発生を抑えることができる。また、セントラ
ル換気のように、ダクト等を天井裏や壁に設置すること
なく、階段3,階段ホール4,トイレ7等も換気するこ
とができる。 (7)換気ユニット10および集中換気ユニット11を
コンピュータ9によって、制御することによって、階段
3,階段ホール4,トイレ7を含む建物全体の効率的な
換気を行うことができる。
【0044】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、給
気経路、排気経路としては、前記各実施形態では、給気
経路20、排気経路30として金属管から構成されるを
採用していたが、これに限られず、10A内を金属板等
により区画することにより給気経路20、排気経路30
を形成するようにしてもよい。また、送風手段として
は、前記各実施形態では、シロッコファン50を採用し
ていたが、これに限られず、プレートファン、ターボブ
ロア等を採用してもよい。
【0045】さらに、集中換気ユニット11は、第2実
施形態では、トイレ7に設置されていたが、これに限ら
れず、洗面所、浴室等に設置するようにしてもよい。そ
して、第2実施形態では、コンピュータ9と各換気ユニ
ット10および集中換気ユニット11は、制御命令を送
るために、電線等の有線式で接続されていても、赤外線
通信等の無線式で接続するようにしてもよい。その他、
本発明を実施する際の具体的な構造および形状等は、本
発明の目的を達成できる範囲内で他の構造等としてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、換気ユニ
ットが給気経路、排気経路および送風手段を備えること
により、換気ユニットを各室に設置するだけで室内の換
気を行うことができるので、セントラル換気のように各
室にダクトを設置する必要がなく、設置作業、メンテナ
ンス作業の容易化をはかることができる。また、室内で
汚れた空気等を送風手段で換気ユニット内に取り込み、
排気経路を通って屋外に排気し、屋外から新鮮な空気を
換気ユニット内に取り込み、給気経路を通って室内へ外
部の新鮮な空気を給気するようにしているから、各室ご
とに常に換気が行われるようになるので、セントラル換
気と比較して、各室の空気は常に新鮮なものとなり、建
物の廊下等に室内の汚れた空気が流出することを防止で
きる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、送風手段が
給気経路上および排気経路上の両方に設置されているこ
とにより、送風量を調整することで換気ユニットの給排
気バランスを自由に設定できるので、効率的な換気を行
うことができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、換気ユニッ
トが、熱交換手段を備えることにより、給気経路および
排気経路を流れる空気の間で熱交換が行われるので、建
物内外間の熱の移動を少なくすることができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、換気ユニッ
ト内にサイクロン式の集塵手段を有するので、屋外から
の空気中に含まれるゴミ等を確実に集塵することがで
き、きれいな空気を室内へ供給することができる。特
に、サイクロン式の集塵手段を採用することにより、微
細な塵埃を除去することができる。さらに、サイクロン
式の集塵手段を給気経路の屋外側開口部分に設置すれ
ば、外気中のゴミ等を集塵し、きれいな空気を給気経路
側に通すので、ゴミ等が給気経路中、例えば、配管中
や、熱交換器中などに溜まることがなくなり、換気ユニ
ット中の部品の寿命が延びるという効果も得られる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、開閉手段
は、個別に開度調節可能であるので、送風手段と同様に
流量のバランスを調整することができる。また、給気経
路、排気経路のどちらかを閉じるようにすれば、換気ユ
ニットを給気専用または排気専用の機能を持つ換気ユニ
ットとして利用することができる。
【0051】請求項6記載の発明によれば、制御手段
で、開閉手段の開度および送風手段の風量を制御するこ
とにより、各換気ユニット、集中換気ユニットを通る空
気の流れを調節できるので、共通区画での臭気等の発生
を抑えることができる。また、セントラル換気のよう
に、ダクト等を天井裏や壁に設置することなく、共通区
画も換気することができる。
【0052】請求項7記載の発明によれば、換気ユニッ
トおよび集中換気ユニットを制御手段によって、制御す
ることによって、共通区画を含む建物全体の効率的な換
気を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る換気ユニットを備
えたフロアの平面図を示す図である。
【図2】図1の実施形態における換気ユニットの構造図
である。
【図3】図1の実施形態における換気ユニットの作用の
説明図である。
【図4】図1の実施形態における熱交換器の構造図であ
る。
【図5】図1の実施形態における集塵機の構造図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態に係る換気システムを備
えたフロアの平面図を示す図である。
【図7】図6の実施形態における制御手段の説明図であ
る。
【符号の説明】
2 居室 3 階段 4 階段ホール 5 小部屋 6 換気システム 7 トイレ 9 コンピュータ 10 換気ユニット 11 集中換気ユニット 20 給気経路 30 排気経路 40 開閉ダンパ 50 シロッコファン 60 熱交換器 70 集塵機 100 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 7/007 F24F 7/007 B // F24F 7/06 7/06 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内部の各室内ごとに換気可能な換気
    ユニットであって、 外気を取り込み室内に新鮮な空気を供給する給気経路
    と、 室内の空気を屋外に排出する排気経路と、 前記給気経路および前記排気経路内の少なくともいずれ
    かに設けられ、空気の流量を調整するために、経路の開
    度を調節する開閉手段と、 前記給気経路および前記排気経路との少なくともいずれ
    かに設けられる送風手段とを有することを特徴とする換
    気ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の換気ユニットにおい
    て、 前記送風手段は、前記給気経路と排気経路との各々に設
    けられていることを特徴とする換気ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の換気ユ
    ニットにおいて、 前記給気経路を通る新鮮な屋外の空気と前記排気経路を
    通る室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段を有す
    ることを特徴とする換気ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の換気ユニットにおいて、 前記給気経路と前記排気経路との少なくともいずれかに
    サイクロン式の集塵手段が設けられていることを特徴と
    する換気ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の換気ユニットにおいて、 前記開閉手段は、前記給気経路と前記排気経路とで、個
    別に開度調節可能であることを特徴とする換気ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 建物内部の複数の室内および各室を連絡
    する共通区画を換気する換気システムであって、 少なくとも1以上の居室に設置され、外気を取り込み室
    内に新鮮な空気を供給する給気経路、室内の空気を屋外
    に排出する排気経路、前記給気経路および前記排気経路
    内の少なくともいずれかに設けられ、空気の流量を調整
    するために、経路の開度を調節する開閉手段、および前
    記給気経路および前記排気経路との少なくともいずれか
    に設けられる送風手段、を有することを特徴とする換気
    ユニットと、 各室と前記共通区画との通気を行う通気手段と、 前記共通区画に設置され、前記通気手段を介して各室へ
    の給気および各室からの排気を行う集中換気ユニット
    と、 前記換気ユニットおよび前記集中換気ユニットを制御し
    て、給気量と排気量を管理する制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする換気システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の換気システムにおい
    て、 前記制御手段は、前記集中換気ユニットの給気量または
    排気量と、各室の前記換気ユニットの給気量と排気量と
    の差の総和を対応させることを特徴とする換気システ
    ム。
JP2001084972A 2001-03-23 2001-03-23 換気ユニットおよび換気システム Pending JP2002286269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084972A JP2002286269A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 換気ユニットおよび換気システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084972A JP2002286269A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 換気ユニットおよび換気システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002286269A true JP2002286269A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18940564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084972A Pending JP2002286269A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 換気ユニットおよび換気システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002286269A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144995A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 熱交換換気装置及び建造物
JP2012132604A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Misawa Homes Co Ltd 住宅内の室内空調システム
WO2016031139A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
KR20160002914U (ko) * 2015-02-12 2016-08-22 대우조선해양 주식회사 저소음 풍량 조절장치
CN106482239A (zh) * 2016-12-26 2017-03-08 广州华凌制冷设备有限公司 一种超静音空调
JP7614044B2 (ja) 2021-07-15 2025-01-15 パナソニックホームズ株式会社 住宅のリフォーム方法及び換気方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144995A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 熱交換換気装置及び建造物
JP2012132604A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Misawa Homes Co Ltd 住宅内の室内空調システム
WO2016031139A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
CN106605106A (zh) * 2014-08-29 2017-04-26 松下知识产权经营株式会社 除湿装置
JPWO2016031139A1 (ja) * 2014-08-29 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
TWI674382B (zh) * 2014-08-29 2019-10-11 日商松下知識產權經營股份有限公司 除濕裝置
KR20160002914U (ko) * 2015-02-12 2016-08-22 대우조선해양 주식회사 저소음 풍량 조절장치
KR200482415Y1 (ko) * 2015-02-12 2017-01-20 대우조선해양 주식회사 저소음 풍량 조절장치
CN106482239A (zh) * 2016-12-26 2017-03-08 广州华凌制冷设备有限公司 一种超静音空调
JP7614044B2 (ja) 2021-07-15 2025-01-15 パナソニックホームズ株式会社 住宅のリフォーム方法及び換気方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5525312B2 (ja) 換気空調システム及び建物
JP7385309B2 (ja) 空調換気システム
JPH01300135A (ja) 換気・循環冷暖房設備
CN109477647B (zh) 空调系统的施工方法以及空调系统的设计方法
JP2002286269A (ja) 換気ユニットおよび換気システム
JP7387255B2 (ja) 全館空調システム
JP2012021737A (ja) 換気空調システム及び建物
JP2555186B2 (ja) 熱交換換気設備
JP2001289476A (ja) 換気システムおよび換気方法
JP4678092B2 (ja) 建物の換気システム
JP4934253B2 (ja) セントラル換気装置
JPH062445A (ja) 住宅における設備機器の配置構造
JP2004301447A (ja) 空調装置
US20250341338A1 (en) Air-conditioning system
JP2004076993A (ja) 換気構造
JP7614044B2 (ja) 住宅のリフォーム方法及び換気方法
JP2000249380A (ja) 集合住宅の換気システム
JP2002194828A (ja) 戸建て住宅用システム換気装置
JP2025035077A (ja) 住宅換気空調システム
JP3946546B2 (ja) 換気構造
JP2025082778A (ja) 空調システム
JPH11218342A (ja) 家屋の空調システム及び空調方法
JP3471057B2 (ja) セントラル空調装置
JP3924478B2 (ja) 換気構造
JP2025004311A (ja) 送風機及びこの送風機を備えた住宅用空調システム