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JP2002276008A - 水洗便器 - Google Patents

水洗便器

Info

Publication number
JP2002276008A
JP2002276008A JP2001079144A JP2001079144A JP2002276008A JP 2002276008 A JP2002276008 A JP 2002276008A JP 2001079144 A JP2001079144 A JP 2001079144A JP 2001079144 A JP2001079144 A JP 2001079144A JP 2002276008 A JP2002276008 A JP 2002276008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bowl
flush
shelf
flush toilet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001079144A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuho Miyahara
秀峰 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001079144A priority Critical patent/JP2002276008A/ja
Publication of JP2002276008A publication Critical patent/JP2002276008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 便鉢の清掃性を保持したまま、通水路から落
下する洗浄水の流量を制御するための設計の自由度を多
くし洗浄性能を向上させた水洗便器を提供することにあ
る。 【解決手段】 ボウル部を洗浄する洗浄水を吐水する第
一吐水部と、前記第一吐水部からの洗浄水の通路となる
前記ボウル部の上部に設けられた棚部と、前記ボウル部
の一部であり、前記棚部よりも上部にある棚部側部と、
からなる洗浄水通水路を備える水洗便器において、前記
洗浄水通水路に、前記ボウル部の底部方向へ向かう洗浄
水の流量を調整する洗浄水流量調整手段を備えることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボウル部を洗浄す
る洗浄水を吐水する第一吐水部と、前記第一吐水部から
の洗浄水の通路となる前記ボウル部の上部に設けられた
棚部と、前記ボウル部の一部であり、前記棚部よりも上
部にある棚部側部と、からなる洗浄水通水路を備える水
洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−350575に見ら
れるものを詳述すると、以下の通りである。図10は、
従来の水洗便器を示す斜視図である。図10に示すよう
に、従来の水洗便器は、便鉢5の外周縁に沿って、図示
しない給水源より洗浄水を導くとともに、その洗浄水を
前記便鉢5の便鉢面5Aに流れ落とす通水路41が形成
されている。通水路41は、便鉢5の外周縁に沿って水
平にかつ環状に形成された水平壁部41Aと、この水平
壁部41Aの便鉢面5Aとは反対側の外側縁に沿って立
ち上がり形成された立上壁部41Bとを有し、便鉢面5
Aに隣接した内側縁および上方がそれぞれ開口されてい
る。なお、給水路14に隣接した面には、給水路14に
供給された洗浄水を直接、便鉢5の便鉢面5Aに射出す
る射水孔42が形成されている。
【0003】従って、給水路14に供給された洗浄水
は、通水路41の水平壁部41Aに沿って便鉢5の外周
に回り込みながら、便鉢5の便鉢面5Aに流れ落ちるか
ら、つまり、便鉢面5Aの全外周から流れ落ちるから、
少ない洗浄水でも、便鉢面5A全面を効果的に洗浄する
ことができる。しかも、この通水路41の構造では、便
鉢5の外周縁に沿って水平に形成された水平壁部41A
と、この水平壁部41Aの外側縁に沿って立ち上がり形
成された立上壁部41Bとを有し、水平壁部41Aの内
側縁および上方がそれぞれ開口されているから、清掃し
やすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水洗便器では、通水路41を通る洗浄水の動きを制御可
能な部位が水平壁部41Aおよび立上壁部41Bしかな
く、便鉢面5Aへの洗浄水の落下箇所、流量を最適化す
るための設計の自由度が少なく、便鉢5などの設計が非
常に難しいものであった。本発明は、上記課題を解決す
るためになされたもので、本発明の目的は、便鉢5の清
掃性を保持したまま、通水路41から落下する洗浄水の
流量を制御するための設計の自由度を多くし洗浄性能を
向上させることであり、
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1は、ボウル部を洗浄する洗
浄水を吐水する第一吐水部と、前記第一吐水部からの洗
浄水の通路となる前記ボウル部の上部に設けられた棚部
と、前記ボウル部の一部であり、前記棚部よりも上部に
ある棚部側部と、からなる洗浄水通水路を備える水洗便
器において、前記洗浄水通水路に、前記ボウル部の底部
方向へ向かう洗浄水の流量を調整する洗浄水流量調整手
段を備えることを特徴とする水洗便器を提供する。本発
明によれば、ボウル部の底部方向へ向かう洗浄水の流量
を調整する洗浄水流量調整手段を、前記ボウル部の上部
に設けられた棚部と、前記ボウル部の一部であり、前記
棚部よりも上部にある棚部側部と、からなる洗浄水通水
路に備える。したがって、洗浄水を洗浄水通水路からボ
ウル部の底部へ所望の箇所より向かわせ易くなる。よっ
て、ボウル部の設計の自由度が向上することになり、洗
浄性能の向上も自ずと図れる。
【0006】また、請求項2は、前記洗浄水流量調整手
段が前記棚部に設けられている立て壁であることを特徴
とする水洗便器を提供する。本発明によれば、棚部に設
けられている立て壁が棚部を通る洗浄水の流量を調整す
る。したがって、洗浄水を洗浄水通水路からボウル部の
底部へ所望の箇所より向かわせ易くなる。よって、設計
の自由度が向上することになり、洗浄性能の向上も自ず
と図れる。
【0007】また、請求項3は、前記洗浄水流量調整手
段が前記棚部側部に設けられている横壁であることを特
徴とする水洗便器を提供する。本発明によれば、棚部側
部に設けられている横壁が棚部側部を通る洗浄水の流量
を調整する。したがって、立て壁の効果以上に洗浄水を
ボウル部の底部へ、所望の箇所より向かわせ易くなる。
よって、設計の自由度が向上することになり、洗浄性能
の向上も自ずと図れる。
【0008】また、請求項4は、前記洗浄水流量調整手
段が前記洗浄水通水路と別体であることを特徴とする水
洗便器を提供する。本発明によれば、洗浄水通水路と別
体である洗浄水流量調整手段を備える。したがって、水
洗便器施工後に別体の洗浄水流量調整手段を取り付ける
ことにより希望する洗浄水の落下ポイント、流量に調整
することが可能となる。よって、洗浄のための給水源が
水道圧による場合など、水洗便器の取り付け状態により
洗浄水の圧力に変動を生じる場合などに特に効果的であ
る。
【0009】また、請求項5は、前記立て壁が洗浄水を
前記ボウル部の底部方向に誘導する誘導部を備えること
を特徴とする水洗便器を提供する。本発明によれば、ボ
ウル部の底部方向に誘導する誘導部を立て壁が備える。
したがって、誘導部によりボウル部の底部方向へより積
極的に洗浄水を向かわせることが可能となりさらに設計
の自由度が広がる。
【0010】また、請求項6は、前記立て壁が前記棚部
の端部にあり、切り欠き部を複数備え、各切り欠き部の
開口面積が洗浄水通水方向の上流側ほど小さいことを特
徴とする水洗便器を提供する。本発明によれば、洗浄水
通水方向の上流側ほど小さい開口面積である切り欠き部
を複数備える立て壁を棚部の端部に有する。したがっ
て、洗浄水は吐水後、圧力の高い上流側では狭い切り欠
き部よりボウル底部へ流れ落ち、圧力の低い下流側では
広い切り欠き部よりボウル部底部へ流れ落ちるため、欠
く切り欠き部において圧力に応じた最適な洗浄がなされ
る。また、そのため先端部に十分な洗浄水量が確保され
るので、全体的に少ない洗浄水で洗浄可能となる。
【0011】また、請求項7は、前記第一吐水部が前記
ボウル部の後方の右側または左側に位置し、前記立て壁
が前記ボウル部の先端部にある前記棚部の端部にあり、
前記ボウル部の底部へ向かう水量を低減させる先端部立
て壁であることを特徴とする水洗便器を提供する。本発
明によれば、第一吐水部が前記ボウル部の後方の右側ま
たは左側に位置し、前記ボウル部の底部へ向かう水量を
低減させる先端部立て壁を、ボウル部の先端部にある前
記棚部の端部に備える。したがって、先端部において棚
部に最適量が保持されたまま第一吐水部と反対側のボウ
ル部後方に向けて洗浄水が旋回していくため、確実にボ
ウル部全周の洗浄が可能となる。また無駄に洗浄水の圧
力をあげる必要がないため、洗浄時の水はねなども低減
可能となる。
【0012】また、請求項8は、前記洗浄水流量調整手
段を複数備えることを特徴とする水洗便器を提供する。
本発明によれば、複数の洗浄水流量調整手段を備える。
したがって、洗浄水通水路から落下する洗浄水の流量を
さまざまな洗浄水流量調整手段にて調整することが可能
となり、洗浄水の挙動の調整がさらにしやすくなる。
【0013】また、請求項9は、前記第一吐水部が所定
の外部加圧給水源の圧力を直接受けることを特徴とする
水洗便器を提供する。本発明によれば、所定の外部加圧
給水源の圧力を直接受ける第一吐水部を備える。したが
って、洗浄水流量調整手段による洗浄水の流量調整の効
果が特段に発揮される。
【0014】また、ここで言う加圧給水源は、水頭圧が
約250mm程度の便器載置型の洗浄水貯留タンクでは得
られない給水圧(元圧)を呈するものの総称を意味す
る。よって、本発明の加圧給水源は、加圧ポンプはもと
より、水道管などの加圧給水管の他、家屋屋上・ビル屋
上などのように便器載置型に比して大きな水頭圧を持っ
て洗浄水給水が可能なものを含む。
【0015】また、請求項10は、前記第一吐水部が複
数あることを特徴とする水洗便器を提供する。本発明に
よれば、複数の第一吐水部を備える。したがって、洗浄
水通水路に位置する洗浄水量調整手段の配置状況と第一
吐水部の数などを組み合わせることにより、更に洗浄水
の挙動を調整しやすくなるため、さらなる洗浄効率が図
られ、ひいては節水にもつながる。
【0016】また、請求項11は、前記洗浄水流量調整
手段は、前記洗浄水通水路の上部にあり水はねを防止す
る薄板状の水はね防止部に備えられることを特徴とする
水洗便器を提供する。本発明によれば、洗浄水通水路の
上部にある水はねを防止する薄板状の水はね防止部に洗
浄水流量調整手段が備えられる。したがって、洗浄水流
量調整手段の製造が簡便となると共に寸法精度も向上す
る。 また、水はね防止部により洗浄水の洗浄時の水は
ねも軽減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面に沿って発明内容を説明
する。図1に本発明に係る第一実施例を示した水洗便器
の概略図を示す。また図2(a),(b)に図1での各
洗浄水流量調整手段の拡大図をそれぞれ示す。この第1
実施例の水洗便器10は、ボウル部11及び排水部(図
示せず)を備えた便器本体20の上部に、2つの第一吐
水部40と、外部の加圧給水源からの給水の通路である
給水路100をバルブ110を介して備え、便器本体2
0と着脱可能な給水源中継部70が載置された構成とな
っている。なおボウル部の上部、すなわちボウル部上端
部21の下部には、略全周に第一吐水部40から吐水さ
れる加圧洗浄水RSの通路となる棚部50を備えてい
る。また棚部50には複数の立て壁120が棚部50と
一体的に形成され配置されている。また先端部22にお
けるボウル部の曲率が大きくなる付近よりも上流にある
ボウル部の一部である棚部側部130に横壁140が配
置されている。なお立て壁120は図2(a)に示すよ
うに洗浄水がボウル部底部方向へ向かいやすいように誘
導部である屈曲部150を有する形状となっている。ま
た横壁140は図2(b)に示すように横壁自体141
と吸盤部142からなっており、便器施工後に希望の洗
浄状態になるように棚部側部130に配置することが可
能となっている。
【0018】給水源中継部70は図示されない取り付け
部により便器本体20のボウル部11後方に取り付けら
れている。給水源中継部70の第一吐水部40、40
は、ボウル部11を加圧洗浄水RSにより洗浄する機能
を有し、給水源中継部70内の給水路にバルブ110を
介して連通している。第一吐水部40、40は、給水源
中継部70の右および左側に、ボウル部11内に突き出
るように配設されている。
【0019】次に第1実施例における水洗便器10の洗
浄動作について説明する。洗浄操作部(図示せず)が操
作されると、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水RSが
給水源中継部70の給水路を通りバルブ110を介し、
右側の第一吐水部40より吐水される。吐水後の加圧洗
浄水RSは図中矢印で示す方向に棚部50に配置された
屈曲部150を備えた立て壁120により適量を適宜流
下させながらボウル部11の右側を洗浄する。洗浄が進
み洗浄水が先端部22付近に来ると、棚部側部130に
設けられた横壁140により、積極的にボウル部底部へ
洗浄水が向かわせられる。また右側の第一吐水部40と
同様に、左側の第一吐水部40より吐水が開始され図示
しない立て壁により、ボウル部の右側と同様に少ない水
量で効率的に洗浄される。それぞれの加圧洗浄水RSが
先端部22にて合流した後、排水部の入り口250に向
けて加圧洗浄水RSがボウル部底部に向けて流下してい
き、排水部内でサイホンが発生する。このサイホンによ
り、ボウル部11内の溜水RW、加圧洗浄水RS、とと
もに汚物が外部へ排出される。
【0020】したがって、略全周にある棚部50の立て
壁120により適宜洗浄水をボウル部底部へ向かわせる
ことが可能となる。特に本実施例のように誘導部として
の働きを有する屈曲部を備える立て壁の場合更に効果的
にボウル部底部へ向かう洗浄水の流量を調整することが
可能となる。また本実施例では、横壁が別体となってい
たが立て壁が洗浄水通水路と別体であっても構わない。
また横壁により立て壁以上に洗浄水を積極的にボウル部
底部へ向かわせるので、本実施例のように排水部の入り
口250に向かわせるような箇所へ配置すると更に効果
的に働く。さらに本実施例では、立て壁と横壁をそれぞ
れ最適な洗浄水の動きになるように配置してあり、複数
の洗浄水流量調整手段を用いた好適な例を示している。
なお本実施例では水道水の直圧を利用した給水源となっ
ているが、ポンプなどを用いても良く、いずれの場合も
給水源の圧力を効果的に洗浄に用いることが出来洗浄の
効率化に寄与する。
【0021】次に第2実施例を示す。図3に第2実施例
である後部が省略してある水洗便器の概略斜視図を示
す。第1実施例による水洗便器と同一又は相当する構成
要素には同一符号を付して詳細な説明を省略する。第2
実施例の水洗便器10は、ボウル部11の後方上部に、
1つの第一吐水部40がボウル部11と一体的に形成さ
れている。なおボウル部11の上部、すなわちボウル部
上端部21の下部には、略全周に第一吐水部40から吐
水される加圧洗浄水RSの通路となる棚部50を備えて
いる。また棚部50の端部には、切り欠き部200
(A,B,C)を複数備え、各切り欠き部200の開口
面積が洗浄水通水方向の上流側ほど小さい立て壁120
が一体的に形成され配置されている。すなわち本実施例
においては、切り欠き部の面積はC,B,Aの順に小さ
くなっている。
【0022】第一吐水部40は、ボウル部11を加圧洗
浄水RSにより洗浄する機能を有し、図示しない外部給
水源に連通している。第一吐水部40は、ボウル部11
後部の右側に、ボウル部11内に突き出るように配設さ
れている。
【0023】次に第2実施例における水洗便器10の洗
浄動作について説明する。洗浄操作部(図示せず)が操
作されると、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水RSが
ボウル部11後方の右側にある第一吐水部40より吐水
される。吐水後の加圧洗浄水RSは図中矢印で示す方向
に棚部50を進む。進みながら切り欠き部A,B,Cに
おいてそれぞれ洗浄水の適量を適宜流下させながらボウ
ル部11の右側を洗浄する。その後そのまま洗浄水は棚
部50を進行し時計方向に旋回しながら進み、ボウル部
11に溜まっている溜水RWに時計方向の旋回力を与え
ながらボウル部を洗浄する。
【0024】したがって、略全周にある棚部50の立て
壁120の切り欠き部200により適宜洗浄水をボウル
部底部へ向かわせることが可能となる。特に本実施例の
ように洗浄水圧力の高い上流側ほどボウル部の底部へ落
下させづらい構造となっているので、ボウル部の先端部
まで洗浄水が保持されるため、節水にもつながる。なお
本実施例では水道水の直圧を利用した給水源となってい
るが、ポンプなどを用いても良く、いずれの場合も給水
源の圧力を効果的に洗浄に用いることができ洗浄の効率
化に寄与する。
【0025】次に第3実施例を示す。図4に第3実施例
の水洗便器の斜視図、また図5に図4での先端部での概
略縦断面図を示す。第1実施例による水洗便器と同一又
は相当する構成要素には同一符号を付して詳細な説明を
省略する。この実施例の水洗便器10は、ボウル部11
及び排水部(詳細図示せず)を備えた便器本体20の上
部に、便座本体31、第一吐水部40及び局部洗浄ノズ
ル33を備えた便座基部32とからなる便器本体20と
着脱可能な便座30が載置された構成となっている。な
お先端部22におけるボウル部上端部21の下部には第
一吐水部40から吐水される加圧洗浄水RSの通路とな
る棚部50を備えており、その棚部50の端部にあり、
ボウル部11の底部へ向かう流量を低減させる先端部立
て壁300が一体的に形成されている。
【0026】便座本体31は、ボウル部上端部21と略
同形の環状に形成されており、便座本体31の裏面34
がボウル部上端部21に載置される。便座本体31の上
縁部は、使用者の着座する着座部である。そして、便座
本体31の背部が便座基部32に設けられている保持部
(図示せず)に回動自在に保持されており、便座本体3
1は、この保持部で回動することにより起倒自在となっ
ている。便座基部32には、給水源(図示せず)と第一
吐水部40、及び人体の局部を洗浄する局部洗浄ノズル
33、と連通する給水路等が内蔵されている。第一吐水
部40は、ボウル部11を加圧洗浄水RSにより洗浄す
る機能を有し、便座基部32内の給水路に連通してい
る。第一吐水部40は、便座本体31の回動中心の下方
の便座基部32の右側に、ボウル部11内に突き出るよ
うに配設されている。局部洗浄ノズル33は、人体の局
部を洗浄水により洗浄する機能を有し、便座基部32内
の給水路に連通されている。なお局部洗浄ノズル33
は、ボウル部11内に出入可能に配設されている。
【0027】次に第3実施例における水洗便器10の洗
浄動作について説明する。洗浄操作部(図示せず)が操
作されると、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水RSが
便座基部32内の給水路を通り第一吐水部40より吐水
される。吐水後の加圧洗浄水RSは図中白抜き矢印で示
す方向にボウル部11を洗浄し、適宜略垂直方向に向け
て落下しながらボウル部11下方を洗浄する。先端部2
2では加圧洗浄水RSの通路が曲線状となり進行方向が
大きく変わるが、先端部立て壁300により最適量が保
持される。また本実施例における先端部立て壁300の
働きにより、先端部においてボウル部底部へ向かう洗浄
水の流量を低減させることが確実になるため、ボウル部
11左側についても最適な洗浄が可能となる。よってボ
ウル部11に溜められている溜水RWと共に汚物につい
ても効果的に外部へ排出される。
【0028】このような構成により、先端部22にある
先端部立て壁300の効果により第一吐水部40からの
吐水条件を緩和することが可能となり、加圧洗浄水RS
の吐水圧を低くすることが可能となる。また図示されな
い左側の棚を進行する洗浄水を整流する効果も有してお
り、それらの効果より洗浄能力の向上が図られる。
【0029】なお、ボウル部11の側部に立て壁を有す
る棚部を備えれば、さらなる洗浄水の調整が可能となり
節水にもつながる。
【0030】次に第4実施例を示す。図6に第4実施例
の水洗便器の上面図、また図7に図6での立て壁の拡大
斜視図を示す。第1実施例による水洗便器と同一又は相
当する構成要素には同一符号を付して詳細な説明を省略
する。第4実施例の水洗便器10は、ボウル部11及び
排水部(図示せず)を備えた便器本体20の上部に、2
つの第一吐水部40、40と、外部の加圧給水源からの
給水の通路である給水路100をバルブ110を介して
備えた構成となっている。なおボウル部11の上部略全
周に第一吐水部40、40から吐水される加圧洗浄水R
Sの通路となる棚部50を備えている。また棚部50に
は段部状の誘導部K1、K2を備えた立て壁120、1
20が棚部50の左右側部にそれぞれ位置している。図
7に示すように、この立て壁120は段部状の誘導部K
1,K2を2箇所有しそれぞれの箇所で棚の幅を狭める
構成となっており、その構造により、そこを通る洗浄水
の流量を調整する機能を有している。したがって、ボウ
ル部11の底部方向へさらに積極的に洗浄水を向かわせ
ることが可能となり設計の自由度が広がる。
【0031】次に第4実施例における水洗便器10の洗
浄動作について説明する。洗浄操作部(図示せず)が操
作されると、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水RSが
給水路100を通りバルブ110を介し、左右の2箇所
の第一吐水部40より吐水される。吐水後の加圧洗浄水
RSは図中矢印で示す方向に棚部50に配置された段部
状の誘導部K1,K2を備えた立て壁120により適量
を適宜流下させながらボウル部11の左右側部を洗浄
し、先端部22にて合流する。それぞれの加圧洗浄水R
Sが先端部22にて合流した後、排水部の入り口250
に向けて加圧洗浄水RSがボウル部底部に向けて流下し
ていき、排水部内でサイホンが発生する。このサイホン
により、ボウル部11内の溜水RW、加圧洗浄水RS、
とともに汚物が外部へ排出される。
【0032】したがって、略全周にある棚部50の立て
壁120により適宜洗浄水をボウル部底部へ向かわせる
ことが可能となる。特に本実施例のように誘導部として
の働きを有する段部状の誘導部を備える立て壁の場合、
更に効果的にボウル部底部へ向かう洗浄水の流量を調整
することが可能となる。また洗浄水は吐水後、ボウル部
の先端部側ほどボウル部底部に向かいやすい構造となる
ため、先端部に十分な洗浄水量が残るような設計が簡便
に達成できる。なお本実施例では水道水の直圧を利用し
た給水源となっているが、ポンプなどを用いても良く、
いずれの場合も給水源の圧力を効果的に洗浄に用いるこ
とが出来洗浄の効率化に寄与する。
【0033】次に第5実施例を示す。図8に第5実施例
の水洗便器の横断面概略図、また図9に図8での別体の
水はね防止部の斜視図を示す。第1実施例による水洗便
器と同一又は相当する構成要素には同一符号を付して詳
細な説明を省略する。第5実施例の水洗便器10は、ボ
ウル部11後方に、上下に配置される第一吐水部40
a、40bを有する。この第一吐水部40a、40b
は、バルブ110とそれぞれ第一吐水部給水管72a、
72bを介して接続されている。また第一吐水部40
a、40bはボウル部11後方の内壁に一体的に嵌合さ
れて形成されている。また第一吐水部40a、40bか
らの洗浄水噴出に備え、棚部50は幅広とされており、
ボウル部11後方を除くボウル部上端部21の下部周縁
に一体的に形成されている。そして、バルブ110は、
それぞれの第一吐水部40a、40bから同時に洗浄水
を噴出するように弁制御を行う。こうすれば、幅広の状
態での洗浄水の旋回流が起き、旋回流がボウル部11の
内面と接触する機会が増えるので、高い洗浄能力を発揮
できる。
【0034】またその際に棚部50を通過する加圧洗浄
水RSの水はねを防止するためにボウル部上端部21に
は、図8に示す便器本体20と別体の水はね防止部80
が載置されている。またその水はね防止部の端部には棚
部50を通過する洗浄水のボウル部11底部方向への流
量を調整する立て壁120を複数備えている。したがっ
て、便器本体20と別体である水はね防止部80に立て
壁を有しているため立て壁120を樹脂などの易加工性
材料で作成することが出来、より希望に添った形状を作
りやすくなり、ひいてはボウル部底部へ向かう洗浄水の
流量調整もやり易くなる。本実施例では、水はね防止部
80は、ボウル部11後方を除くボウル部上端部21の
周方向形状と同様に、周方向に連続した形に形成してあ
る。よって便器本体20への着脱もきわめて簡便であ
り、更にその上に載置する便座の使用にも何ら影響を与
えない。
【0035】また本実施例に示す第一吐水部40a、4
0bは便器本体20と一体的に形成されているため、施
工時の手間がかからず非常に簡便であると共に、輸送時
などにも不具合を起こしにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施例を示した水洗便器の概
略図である。
【図2】図1での各洗浄水流量調整手段の拡大図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例である後部が省略してある
水洗便器の概略斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例の水洗便器の斜視図であ
る。を示す。である。
【図5】図4での先端部での概略縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の水洗便器の上面図であ
る。
【図7】図6での立て壁の拡大斜視図である。
【図8】本発明の第5実施例の水洗便器の横断面概略図
である。
【図9】図8での別体の水はね防止部の斜視図である。
【図10】従来の水洗便器を示す斜視図である。
【符号の説明】
5…便鉢 5A…便鉢面 10…水洗便器 11…ボウル部 14…給水路 20…便器本体 21…ボウル部上端部 22…先端部 30…便座 31…便座本体 32…便座基部 33…局部洗浄ノズル 34…裏面 40、40a、40b…第一吐水部 41…通水路 41A…水平壁部 41B…立上壁部 42…射水孔 50…棚部 70…給水源中継部 72a、72b…第一吐水部給水管 80…水はね防止部 100…給水路 110…バルブ 120…立て壁 130…棚部側部 140…横壁 141…横壁自体 142…吸盤部 150…屈曲部 200…切り欠き部 250…入り口 300…先端部立て壁 A、B、C…切り欠き部 K1、K2…誘導部 RW…溜水 RS…加圧洗浄水

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボウル部を洗浄する洗浄水を吐水する第
    一吐水部と、前記第一吐水部からの洗浄水の通路となる
    前記ボウル部の上部に設けられた棚部と、前記ボウル部
    の一部であり、前記棚部よりも上部にある棚部側部と、
    からなる洗浄水通水路を備える水洗便器において、前記
    洗浄水通水路に、前記ボウル部の底部方向へ向かう洗浄
    水の流量を調整する洗浄水流量調整手段を備えることを
    特徴とする水洗便器。
  2. 【請求項2】 前記洗浄水流量調整手段が前記棚部に設
    けられている立て壁であることを特徴とする請求項1記
    載の水洗便器。
  3. 【請求項3】 前記洗浄水流量調整手段が前記棚部側部
    に設けられている横壁であることを特徴とする請求項1
    記載の水洗便器。
  4. 【請求項4】 前記洗浄水流量調整手段が前記洗浄水通
    水路と別体であることを特徴とする請求項1乃至3いず
    れか記載の水洗便器。
  5. 【請求項5】 前記立て壁が洗浄水を前記ボウル部の底
    部方向に誘導する誘導部を備えることを特徴とする請求
    項2または4記載の水洗便器。
  6. 【請求項6】 前記立て壁が前記棚部の端部にあり、切
    り欠き部を複数備え、各切り欠き部の開口面積が洗浄水
    通水方向の上流側ほど小さいことを特徴とする請求項2
    または4記載の水洗便器。
  7. 【請求項7】 前記第一吐水部が前記ボウル部の後方の
    右側または左側に位置し、前記立て壁が前記ボウル部の
    先端部にある前記棚部の端部にあり、前記ボウル部の底
    部へ向かう水量を低減させる先端部立て壁であることを
    特徴とする請求項2または4記載の水洗便器。
  8. 【請求項8】 前記洗浄水流量調整手段を複数備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の水洗便
    器。
  9. 【請求項9】 前記第一吐水部が所定の外部加圧給水源
    の圧力を直接受けることを特徴とする請求項1乃至8い
    ずれか記載の水洗便器。
  10. 【請求項10】 前記第一吐水部が複数あることを特徴
    とする請求項1乃至9いずれか記載の水洗便器。
  11. 【請求項11】 前記洗浄水流量調整手段は、前記洗浄
    水通水路の上部にあり水はねを防止する薄板状の水はね
    防止部に備えられることを特徴とする請求項1、2、乃
    至4〜10いずれか記載の水洗便器。
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