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JP2002275769A - インクジェット染色用布帛、およびその製造方法 - Google Patents

インクジェット染色用布帛、およびその製造方法

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Publication number
JP2002275769A
JP2002275769A JP2001077164A JP2001077164A JP2002275769A JP 2002275769 A JP2002275769 A JP 2002275769A JP 2001077164 A JP2001077164 A JP 2001077164A JP 2001077164 A JP2001077164 A JP 2001077164A JP 2002275769 A JP2002275769 A JP 2002275769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
fabric
polymer
dyeing
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001077164A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Sugita
和弘 杉田
Naohiro Obayashi
直博 大林
Kazue Watanabe
一栄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiren Co Ltd
Original Assignee
Seiren Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiren Co Ltd filed Critical Seiren Co Ltd
Priority to JP2001077164A priority Critical patent/JP2002275769A/ja
Publication of JP2002275769A publication Critical patent/JP2002275769A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】染料の高い染着を可能とし、均一な染色物を得
ることができるインクジェット染色用布帛とその製造方
法を提供する。 【解決手段】インク受容体を有するインクジェット染色
用布帛において、インク受容体がポリマーから成り、前
記ポリマーの曳糸性が5.0×10−2〜1.7×10
−1mであることを特徴とするインクジェット染色用布
帛。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染料からなるイン
クで布帛をインクジェット染色する際に、繊維に対する
染料の高い染着を可能とするインクジェット染色用布帛
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、布帛を染色するための工業的
染色の方法として、スクリーン捺染、ローラー捺染、転
写捺染等が行われてきた。これらの方法はデザインパタ
ーンの企画、彫刻もしくは製版、捺染糊の作成、生地の
準備等、一連の各工程が統合して初めて完成する染色技
術である。従って、多様化が進み又高度にファッション
化した今日では多品種少量生産の要求に迅速に対応がで
きず、その適応が難しくなってきつつある。このような
問題を解決する為に、今日、色彩画像処理とインクジェ
ット印写技術を組み合わせた新しい技術、即ちインクジ
ェット染色が注目され始めている。
【0003】しかし、主に平滑な表面を有する紙を対象
とした場合と異なり、インクジェット印写の技術を布帛
の染色に適用すると、布帛は紙と異なり素材の種類も非
常に多く、且つ編織された組織の粗さ、凹凸もきわめて
多種多様であり、印写する際、多くの技術的問題が発生
する。その中で特に重要な問題としては、印写後に複雑
な滲み現象が発生し鮮明な図柄を得られない問題が挙げ
られる。
【0004】その対策として、布帛に対する前処理方法
が開発されている。例えば、特開昭61−55277号
公報に見られるように、布帛に処理を施し、水溶性高分
子、水溶性塩類、水不溶性無機物から選ばれた非染着性
の物質よりなるインク保持層を形成せしめ、該インク保
持層に吐出インクを吸収せしめ一時的に保持させること
でインクによる滲みを防止する方法がある。この方法を
使って滲みをより的確に防止するには、インク保持層を
厚くし、インク保持能力を高めるか、インク保持能力の
高い保持剤を選択しなければならない。ところがインク
保持層を厚くすると布帛の表面から離れたところの保持
層のインクは、後工程で行われる湿熱処理の際、布帛へ
の染料の移行が行われにくくなる。結局、最後に行われ
る洗浄工程で多量の未染着染料が洗い流されてしまい、
染料の利用効率がきわめて悪くなる。さらに、インク保
持能力の高い保持剤は未だ見出されていないのが現状で
ある。
【0005】また、特開平8−218279号公報に
は、非イオン界面活性剤および染料と逆のイオン性を持
つ高分子を布帛に付与する方法が開示されている。しか
し、これについても未固着染料が多く、染料の利用効率
が悪くなる。滲みをより的確に防止するには、インク保
持層を厚くし、インク保持能力を高めるか、インク保持
能力の高い保持剤を選択しなければならない。インク保
持層を厚くしなければならない主な原因は、これまでの
インク保持剤が布帛上に均一に分布しておらず偏在して
いるためであると考えられる。したがって、布帛に対す
るインクジェット染色に関して、優れた染着性が得ら
れ、均一な染色物を得る方法は未だかつて見出されてい
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解決することにあり、布帛を染料からなるイ
ンクでインクジェット染色する前に、ある特定の物性を
有するポリマーからなるインク受容体を布帛に付与する
ことにより、染料の高い染着を可能とし、均一な染色物
を得ることができるインクジェット染色用布帛とその製
造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、布帛のイ
ンクジェット染色において、染料から成るインクを用い
て染色を行う場合、曳糸性の高い、具体的には曳糸性が
5.0×10−2〜1.7×10−1mであるポリマー
をインク受容体として用いることにより、前記インク受
容体が繊維を個別に被覆するような構造となり、インク
の滲みが無く鮮明で高濃度の染色物を得られることを見
出し、この知見により本発明を完成させるに至った。す
なわち本発明は、 (1)インク受容体を有するインクジェット染色用布帛
において、インク受容体がポリマーから成り、前記ポリ
マーの曳糸性が5.0×10−2〜1.7×10 −1
であることを特徴とするインクジェット染色用布帛。 (2)布帛が合成繊維であることを特徴とする(1)の
インクジェット染色用布帛。 (3)インク受容体が非イオン界面活性剤および/また
は両性界面活性剤を含有することを特徴とする(1)〜
(2)のインクジェット染色用布帛。 (4)ポリマーが少なくともポリアクリルアミド、アク
リルアミド・第4級アンモニウム塩共重合体、ポリアク
リル酸エステル、ポリメタアクリル酸エステル、ポリア
ミジンのいずれかであることを特徴とする(2)のイン
クジェット染色用布帛。 (5)インクジェット染色用布帛の製造方法において、
布帛に曳糸性が5.0×10−2〜1.7×10-1
であるポリマーを有する処理液を付与した後、熱処理す
ることによって繊維表面にインク受容体を形成させるこ
とを特徴とするインクジェット染色用布帛の製造方法。 (6)布帛が合成繊維からなることを特徴とする(5)
のインクジェット染色用布帛の製造方法。以上の6発明
からなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。はじめに、インクが繊維に定着する機構について
説明する。インクジェット捺染ではノズルからインクを
噴射し目的の布帛に染料を付与する。このとき、インク
は布帛表面に存在するインク受容体に保持される。次
に、必要に応じて乾燥を行い、さらにスチーミングをし
て発色を行う。この発色の際、染料がインク受容体の中
をスチームの水を展開溶媒として繊維表面に到達する。
そして、加熱により染料は繊維へ移行し定着が完了す
る。染料が定着した布帛は必要に応じて洗浄や風合いを
高める仕上げ処理、及びセット乾燥を行う。
【0009】本発明の特徴は、布帛表面の繊維1本1本
をインク受容体で覆うことができるため、インク受容層
の厚みを薄くすることができ、その結果発色時の染料の
拡散移動距離が短くなり、繊維に高い染着性と優れた均
染性を与えることができることにある。すなわち、付与
するポリマーの量も少量で良いわけである。
【0010】曳糸性を有するポリマーは水溶性であって
も、非水溶性の溶剤系ポリマーであっても勿論構わな
い。インクジェットインクが水性であれば水溶性ポリマ
ー、溶剤系であれば、溶剤系ポリマーを用いるとよい。
水溶性ポリマーの具体例としては、ポリアクリルアミ
ド、アクリルアミド・第4級アンモニウム塩共重合体、
アクリルアミド・ポリジアリルアミン第4級アンモニウ
ム塩共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリメタアク
リル酸エステル、ジアリルアミン・マレイン酸共重合
体、ポリエチレンオキサイド、キサンタンガム、ポリア
ミジン等が挙げられる。また、溶剤系ポリマーの具体例
としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロポ
リフルオロエチレン、ポリジメチルシロキサン、ポリイ
ソブチレン、ポリエチレン、ポリイソプレン、ポリメタ
クリル酸ブチル、ポリブタジエン、ポリスチレン、ポリ
メタクリル酸エチル、ポリフェニルメチルシロキサン、
ポリクロロプレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ酢酸
ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト、二酢酸セルロース、ポリ塩化ビニリデン、66−ナ
イロン、ポリ−シアノアクリル酸メチル、ポリアクリロ
ニトリル等が挙げられる。
【0011】しかし、本発明ではポリマーが単に曳糸性
を有するのみでは効果が得られない。具体的には、本発
明のインクジェット染色用布帛に用いられるポリマーは
1%溶液において、曳糸性の値が5.0×10−2
1.7×10−1mの範囲であることが達成条件とな
る。曳糸性の値が5.0×10−2m以下の場合、期待
する被覆性が得られず、また1.7×10−1m以上で
あると、処理液調整等の作業性が悪くなり実用的でな
い。なお、本発明で言う曳糸性とは粘ちょう液体が糸を
曳く性質のことで、液体の表面張力や粘弾性的な性質が
影響していると言われている。また、繊維の紡糸性に影
響を与える因子としても知られている。
【0012】本発明において曳糸性の測定は図1のよう
になされる。直径10cmのビーカーにポリマー溶液
1.0%を500cc注ぎ込み、25℃恒温状態にす
る。恒温になったのを確認してから、直径5mmのガラ
ス棒で液面の5cmの深さまでそのガラス棒を浸す。次
に、ガラス棒を等速1cm/secのスピードで液面に
対し垂直に引き上げる。そのとき溶液液面と曳糸がきれ
た高さを測定する。
【0013】また、本発明において曳糸性を5.0×1
−2〜1.7×10−1mの範囲にするためには、ポ
リマーの分子量が20万〜1500万の範囲にあること
が好ましいことが実験的にわかっている。
【0014】また、本発明ではインク受容体の厚みを薄
くできるため、ポリマーの付与量は少なくてすむ。具体
的には付与量が固形分量で1.0×10−2〜2.8g
/m の範囲であることが好ましく、1.0×10
−2〜1.0g/mの範囲が更に好ましい。
【0015】本発明における布帛とは、織物、編物、不
織布、起毛布、人工皮革などが挙げられる。また、布帛
の素材は特に限定される物ではなく、染料に対して染着
性を有するものであれば特に限定されない。例えば、ナ
イロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、ポ
リウレタン等の合成繊維、アセテート、トリアセテー
ト、プロミックス等の半合成繊維、レーヨン、キュプラ
等の再生繊維、綿、麻、羊毛、絹などの天然繊維等が挙
げられる。なかでも本発明においては繊維表面に凹凸が
なく、染料の染着座席の少ない合成繊維が好ましい。
【0016】また、合成繊維に用いるポリマーとして
は、合成繊維と親和性および接着力のあるポリアクリル
アミド、アクリルアミド・第4級アンモニウム塩共重合
体、ポリアクリル酸エステル、ポリメタアクリル酸エス
テル、ポリアミジンが好ましい。
【0017】さらに浸透性を上げるためには、インク受
容体に、非イオン界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
を添加することが好ましい。非イオン界面活性剤として
はポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンエーテル、アセチレングリコール等
のエーテル型や、ポリオキシエチレンアルキルエステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル等のエステル型、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン等のアミノエーテル型、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のエーテ
ルエステル型を使用することができる。両性界面活性剤
としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アル
キルカルボキシルメチルヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アル
キルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン型、アルキ
ルジメチルアミンオキシド型、アシルアミドアミンオキ
シド型等を使用することができる。
【0018】また、本発明のインクジェット捺染方法に
用いる処理液には必要に応じて、pH調整剤、難燃剤、
紫外線吸収剤、還元防止剤、酸化防止剤、ヒドロトロー
プ剤、消泡剤、浸透剤、ミクロポーラス形成剤、防腐剤
等を適宜添加しても差し支えない。
【0019】本発明で言う染料としては、酸性染料、反
応染料、直接染料、分散染料、塩基性染料、カチオン染
料、油溶性染料等が挙げられる。このうち、酸性染料、
反応染料、直接染料、分散染料が、酸や溶剤を使用せ
ず、作業環境への負荷が少ないため好ましい。
【0020】酸性染料としては、ベンゼンアゾ系、ピラ
ゾロンアゾ系、アセト酢酸アニリドアゾ系、ナフタレン
誘導体アゾ系、j酸アゾ系、γ酸アゾ系、H酸アゾ系、
K酸アゾ系、アントラキノン系、キニザリン系、金属錯
塩型等が挙げられる。主に、基としてのスルフォン酸塩
等のアニオン性基を介して繊維とイオン結合する。
【0021】反応染料としては、アゾ系、含金属アゾ
系、アントラキノン系、フタロシアニン系、ホルマザリ
ン系、オキサジン系が挙げられる。また、反応染料の繊
維に対する染着機構のうち繊維の非結晶部への内部拡散
機構はその他の染料と同じである。しかし、反応染料
は、ビニルスルフォン型、ジクロロトリアジン型、モノ
クロロトリアジン型、モノフロロトリアジン型、ビニル
スルフォン+モノクロロトリアジン型等の反応基を、染
料構造内に含んでおり、反応基を介して繊維と共有結合
し定着する。
【0022】直接染料としてはジアミノジフェニルアミ
ンアゾ系、スチルベンゾアゾ系、ジj酸アゾ系、ポリア
ゾ系、ベンジジン系、トリジン系、ジアニシジンアゾ系
等が挙げられる。アニオン性染料のなかで比較的分子量
が大きくセルロースに対して親和力のある染料である。
【0023】分散染料としては、アゾ系、ベンゼンアゾ
系、ジスアゾ系、アントラキノン系、クマリン系、キノ
リン系、ニトロ系等がある。分散染料は水に対して不溶
性で、アセテート、ポリエステル繊維に対して親和性の
ある染料である。分散染料も、染着機構としては染料の
繊維に対する内部拡散機構はその他の染料と同じであ
る。
【0024】塩基性染料としては、アクリジン系、アゾ
系、チアゾール系、アジン系、キサンテン系、チアジン
系、オキサジン系等が挙げられる。カチオン染料として
は、共役型、絶縁型、分散型等が挙げられる。油溶性染
料としては、アゾ系、アントラキノン系、ピラゾロン系
等が挙げられる。
【0025】なお、本発明では、インクジェット方式と
して知られている、荷電変調方式、マイクロドット方
式、帯電噴射制御方式、インクミスト方式などの連続方
式、ステメ方式(2液室型)、パルスジェット方式(1
液室型)、バブルジェット(登録商標)方式、静電吸引
方式などのオンデマンド方式などいずれも採用可能であ
る。
【0026】
【実施例】下記(処方1)〜(処方6)及び(処方A)
〜(処方C)により調製された処理液を使ってテスト布
をパッド処理し、インク受容体を付与した。尚、パッド
後のピックアップ率は、55%であった。そのあと、1
00℃、10m/secの熱風で均一に2分間乾燥し、
インクジェット染色用布帛を得た。
【0027】〔実施例1〕ナイロンスパンデックス編物
の精練布帛をテスト布として用いた。インク受容体を形
成する処理液の処方を以下の通りとした。 (処方1) ハイセットPN550 〈第一工業製薬(株)製〉 1部 曳糸性 1.2×10−1m 分子量 500万 ポリアクリルアミド(ポリマー) 酒石酸アンモニウム 〈日産化学(株)製〉 5部 (pH調整剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 91部 ポリマー付与量(乾燥固形分 1.8g/m
【0028】ついで、下記のインク処方及び印写方式に
より(a)、(b)の図柄を印写した。 (インク処方) C.I.Acid Blue 90 5部 エチレングリコール 3部 イオン交換水 92部
【0029】(インクジェット印写方式)オンデマンド
方式シリアル走査型印写装置を使用した。(ノズル径1
00μm、駆動電圧100V、周波数5KHz、解像度
180dpi、4×4マトリックス)
【0030】(評価画像) (a)50×50mmの正方形 (b)幅0.5mm、長さ50mmの経緯方向の細線に
よる十字型
【0031】(後工程)インクジェット印写された布帛
を108℃で10分間湿熱処理し、その後常法による洗
浄工程及び乾燥工程を通した。
【0032】(評価方法)次の特性について評価を行っ
た。 (1)滲み 以下の評価項目に従い評価した。 ◎:評価画像で細線のニジミが0.3mm以下である ○:評価画像で細線のニジミが0.3mm〜0.6mm
である △:評価画像で細線のニジミが0.6mm〜1mmであ
る ×:評価画像で細線のニジミが1mm以上である
【0033】(2)均染性 以下の評価項目に従い目視にて評価した。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:やや不良 ×:染色ムラが有り、不良
【0034】(3)表面濃度 評価画像(a)について、反射濃度計(マクベス分光光
度計M−2020)を使用してL値を測色した。数字が
小さいほど高濃度である。結果を表1に示す。
【0035】〔実施例2〕インク受容体を形成する処理
液を処方2に変える以外は実施例1と同様に行った。 (処方2) ハイセットPN750〈第一工業製薬(株)製〉 1.5部 曳糸性 1.5×10−1m 分子量 700万 ポリアクリルアミド(ポリマー) 硫酸アンモニウム 〈日産化学(株)製〉 5部 (pH調整剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 90部 ポリマー付与量(乾燥固形分 2.7g/m
【0036】〔実施例3〕テスト布をポリエステルスパ
ンデックス編物の精練布帛に変え、インク受容体を形成
する処理液を処方3に変え、インクを下記処方にて作成
する以外実施例1と同様に行った。 (処方3) ハイセットPN550 〈第一工業製薬(株)製〉 1部 曳糸性 1.2×10−1m 分子量 500万 ポリアクリルアミド(ポリマー) ソフダゾリンLAO 〈川研ファインケミカル(株)製〉 1部 (アシルアミドアミンオキシド型両性界面活性剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 95部 ポリマー付与量(乾燥固形分 1.8g/m
【0037】 (インク処方) C.I. Disperse Red 127 5部 アニオン界面活性剤(リグニンスルホン酸塩) 5部 信越シリコーンKM−70(消泡剤) 0.05部 エチレングリコール 3部 イオン交換水 87部
【0038】〔実施例4〕テスト布をシルク織物布帛に
変え、インク受容体を形成する処理液を処方4に変える
以外は実施例1と同様に行った。 (処方4) ハイセットPN750〈第一工業製薬(株)製〉 1.5部 曳糸性 1.5×10−1m 分子量 700万 ポリアクリルアミド(ポリマー) 酒石酸 1部 (pH調整剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 94部 ポリマー付与量(乾燥固形分 2.7g/m
【0039】〔実施例5〕テスト布をポリエステル織物
に変え、インク受容体を形成する処理液を処方5に変え
る以外は実施例1と同様に行った。 (処方5) ハイセットC−885(第一工業製薬(株)製) 1.5部 曳糸性 8.5×10−2m 分子量 800万 ポリアクリル酸エステル(ポリマー) セラキルアルコール 〈日光ケミカル(株)製〉 1部 (アシルアミドアミンオキシド型非イオン性界面活性剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 94部 ポリマー付与量(乾燥固形分 2.7g/m
【0040】〔実施例6〕テスト布をポリエステル織物
布帛に変え、インク受容体を形成する処理液を処方6に
変える以外は実施例1と同様に行った。 (処方6) ハイセットC−2371〈第一工業製薬(株)製〉 1部 曳糸性 9×10−2m 分子量 400万 ポリアミジン(ポリマー) ソフダゾリンLAO 〈川研ファインケミカル(株)製〉 1部 (アシルアミドアミンオキシド型両性界面活性剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 95部 ポリマー付与量(乾燥固形分 1.8g/m
【0041】〔比較例1〕インク受容体を形成する処理
液を処方Aに変える以外は実施例1と同様に行った。 (処方A) キミツアルギンI−3G〈君津化学(株)製〉 1部 曳糸性 3.0×10−2m 分子量 200万 アルギン酸ソーダ (ポリマー) 硫酸アンモニウム 〈日産化学(株)製〉 5部 (pH調整剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 91部 ポリマー付与量(乾燥固形分 1.8g/m
【0042】〔比較例2〕テスト布をポリエステル織物
布帛に変え、インク受容体を形成する処理液を処方Bに
変える以外は実施例3と同様に行った。 (処方B) マーポローズME−400G〈松本油脂(株)製〉 2部 曳糸性 2.0×10−2m 分子量 15万 メチルセルロース (ポリマー) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 90部 ポリマー付与量(乾燥固形分 3.6g/m
【0043】〔比較例3〕インク受容体を形成する処理
液を処方Cに変える以外は実施例1と同様に行った。 (処方C) ハイセットp−813〈第一工業製薬(株)製〉 2部 曳糸性 3.1×10−1m 分子量 2300万 ポリアクリルアミド (ポリマー) 硫酸アンモニウム 〈日産化学(株)製〉 5部 (pH調整剤) MSリキッド 〈明成化学(株)製〉 3部 メタニトロベンゼンスルフォン酸ソーダ (還元防止剤) 水 90部 ポリマー付与量(乾燥固形分 3.6g/m
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明のインクジェット染色用布帛は、
染料からなるインクでインクジェット染色する場合に、
染料の高い染着を可能とし、染着の均一な染色物を得る
ことができる。また、皮膜性の高いインク受容体である
ため、布帛に対してインク受容体の付与量を軽減できる
とともに、印写後布帛の印写面同士が外部要因で重なり
合ってすれた場合に発生するスレ汚れを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は曳糸性を測定する装置の概念図である。
【符号の説明】
1 ポリマーサンプル 2 ビーカー 3 ガラス棒 4 糸 5 巻き取り電動リール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/285 B41J 3/04 101Y 101Z Fターム(参考) 2C056 EA04 EA05 FB03 FC06 HA44 2H086 BA15 BA22 BA31 BA34 BA35 BA41 4H057 AA01 AA02 CA13 CA37 CA38 CB08 CC01 DA01 DA17 DA19 DA21 DA22 DA24 GA06 HA90 JA10 JB01 4L033 AA02 AA03 AA05 AA07 AA08 AB05 AB06 AB07 BA14 CA23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク受容体を有するインクジェット染
    色用布帛において、インク受容体がポリマーから成り、
    前記ポリマーの曳糸性が5.0×10−2〜1.7×1
    −1mであることを特徴とするインクジェット染色用
    布帛。
  2. 【請求項2】 布帛が合成繊維であることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェット染色用布帛。
  3. 【請求項3】 インク受容体が非イオン界面活性剤およ
    び/または両性界面活性剤を含有することを特徴とする
    請求項1〜2記載のインクジェット染色用布帛。
  4. 【請求項4】 ポリマーが少なくともポリアクリルアミ
    ド、アクリルアミド・第4級アンモニウム塩共重合体、
    ポリアクリル酸エステル、ポリメタアクリル酸エステ
    ル、ポリアミジンのいずれかであることを特徴とする請
    求項2記載のインクジェット染色用布帛。
  5. 【請求項5】 インクジェット染色用布帛の製造方法に
    おいて、布帛に曳糸性が5.0×10−2〜1.7×1
    -1mであるポリマーを有する処理液を付与した後、
    熱処理することによって繊維表面にインク受容体を形成
    させることを特徴とするインクジェット染色用布帛の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 布帛が合成繊維からなることを特徴とす
    る請求項5記載のインクジェット染色用布帛の製造方
    法。
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