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JP2002274345A - 自動ブレーキ制御装置 - Google Patents

自動ブレーキ制御装置

Info

Publication number
JP2002274345A
JP2002274345A JP2001078371A JP2001078371A JP2002274345A JP 2002274345 A JP2002274345 A JP 2002274345A JP 2001078371 A JP2001078371 A JP 2001078371A JP 2001078371 A JP2001078371 A JP 2001078371A JP 2002274345 A JP2002274345 A JP 2002274345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
obstacle
automatic brake
braking force
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001078371A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Migaku Takahama
琢 高浜
Hiromitsu Toyoda
博充 豊田
Hisataka Usui
尚隆 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001078371A priority Critical patent/JP2002274345A/ja
Publication of JP2002274345A publication Critical patent/JP2002274345A/ja
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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動ブレーキが作動している状態でハンドル
操作を行った場合、ドライバのハンドル操作を優先する
ブレーキ力低減制御を採用することで、ドライバの感覚
に合った自動ブレーキを実現することができる自動ブレ
ーキ制御装置を提供すること。 【解決手段】 制御コントローラ5の自動ブレーキ液圧
指令値生成部104において、自車両が障害物を回避す
るために必要な制動減速度αと、車両のスリップ角算出
部102で算出した自車両スリップ角θに基づき算出
される障害物を回避するためのゲインKとによりブレー
キ力低減用目標制動減速度αrを算出し、ハンドル操作
により自車両スリップ角θが発生している場合、障害
物を回避するために必要な制動減速度αを得るブレーキ
液圧を徐々に抜く構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車両前方の障害
物を検知し、自車両と障害物との接近度合いを判断し、
障害物を回避するように自動的にブレーキをかける自動
ブレーキ制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動ブレーキ制御装置としては、
例えば、特開平11−203598号公報に記載のもの
が知られている。
【0003】この公報には、ドライバの意図あるいは感
覚に適合させつつ効果的に接触を回避すると共に、ドラ
イバのハンドル操作との干渉を防止することを目的と
し、自車と障害物との相対距離がハンドル操作により回
避可能な距離を下回ったとき、直ちに自動ブレーキ装置
を作動させると共に、減速度を比較的小さい値とする技
術が記載されている。
【0004】すなわち、相対距離が障害物に対してハン
ドル操作で障害物を回避できる相対距離しきい値Lsよ
り下回った場合、その相対距離X及び自動ブレーキ作動
に関する相対距離Lbに応じて制動減速度が算出され
(Lb<X<Lsのときには0.2G、X≦Lbのとき
には0.8G)、この制動減速度が得られるブレーキ液
圧が車両に加えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動ブレーキ制御装置にあっては、前記相対距離しきい
値Ls及び自動ブレーキにより加えられる液圧は、ドラ
イバのハンドル操作とは無関係に一義的に決められる。
従って、自動ブレーキ作動中にドライバが障害物を回避
するためにハンドル操作を行ったとしても、自動ブレー
キは該ハンドル操作に関係無く動作し、相対距離Xが相
対距離しきい値Lsを上回った瞬間にブレーキ作動OF
Fとなるため、ドライバは車両の挙動を予測しにくくな
り、ハンドル操作において違和感を持つ。
【0006】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、自動ブレーキが作動
している状態でハンドル操作を行った場合、ドライバの
ハンドル操作を優先するブレーキ力低減制御を採用する
ことで、ドライバの感覚に合った自動ブレーキを実現す
ることができる自動ブレーキ制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、自車両前方の障害物を
検知する障害物検知手段と、前記障害物検知手段の結果
に基づいて障害物との距離を検出する距離検出手段と、
前記障害物検知手段の結果に基づいて障害物との相対速
度を検出する相対速度検出手段と、前記自車両の車両挙
動状態を検出する車両挙動状態検出手段と、前記自車両
に対して、前記距離検出手段と相対速度検出手段との結
果に基づき、自動でブレーキをかける自動ブレーキ手段
と、自動ブレーキによる制動力発生時に、前記車両挙動
状態検出手段で検出された自車両の横方向の運動状態量
に基づき、前記ブレーキ力を低減するブレーキ力低減手
段と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の自動ブレーキ制御装置において、前記ブレーキ力低
減手段は、前記自車両のスリップ角に基づきはブレーキ
力を低減する手段であることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の自動ブレーキ制御装置において、前記ブレーキ力低
減手段は、前記自車両が障害物を回避するために必要な
スリップ角に対する前記自車両のスリップ角の割合が大
きいほど、ブレーキ力を大きく低減する手段であること
を特徴とする。
【0010】
【発明の作用および効果】請求項1記載の発明にあって
は、障害物検知手段において、自車両前方の障害物が検
知され、距離検出手段において、障害物検知手段の結果
に基づいて障害物との距離が検出され、相対速度検出手
段において、障害物検知手段の結果に基づいて障害物と
の相対速度が検出され、車両挙動状態検出手段におい
て、自車両の車両挙動状態が検出され、自動ブレーキ手
段において、自車両に対して、距離検出手段と相対速度
検出手段との結果に基づき、自動でブレーキがかけられ
る。そして、当該制動力が発生している場合でも、ブレ
ーキ力低減手段において、車両挙動状態検出手段で検出
された自車両の横方向の運動状態量に基づき、ドライバ
が回避動作を行ったものと判断し、自動ブレーキ手段で
発生するブレーキ力が低減される。
【0011】すなわち、自動ブレーキの開始条件と制御
内容は、自車両に対する相対距離と相対速度と自車両の
車両挙動状態に基づいて決められると共に、自車両の横
方向の運動状態量に基づきそのときに与えられているブ
レーキ力が低減される。言い換えると、ハンドル操作に
応じてブレーキ力が低減される。
【0012】よって、自動ブレーキが作動している状態
でハンドル操作を行った場合、ドライバのハンドル操作
を優先するブレーキ力低減制御を採用することで、ドラ
イバの感覚に合った自動ブレーキを実現することができ
る。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、ブレーキ
力低減手段において、自車両のスリップ角に基づきはブ
レーキ力が低減される。
【0014】すなわち、ドライバは、ハンドル操作を行
った場合、その操作量や操作速度に応じて自車両を旋回
させるスリップ角が生じた場合、ドライバのハンドル操
作に合致する良好なステアリング感覚であると評価す
る。
【0015】よって、自動ブレーキにおけるブレーキ力
の低減を、自車両のスリップ角に基づいて行うことで、
ドライバのステアリング感覚に合った適切な自動ブレー
キを実現することができる。
【0016】請求項3記載の発明にあっては、ブレーキ
力低減手段において、自車両が障害物を回避するために
必要なスリップ角に対する自車両のスリップ角の割合が
大きいほど、ブレーキ力が大きく低減される。
【0017】よって、ドライバのハンドル操作による障
害物回避状況に応じた、さらに適切なブレーキ力が得ら
れ、一層ドライバの感覚に合った自動ブレーキを実現す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明における自動ブレー
キ制御装置を実現する実施の形態を、請求項1〜請求項
3に対応する第1実施例に基づいて説明する。
【0019】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
1は第1実施例の自動ブレーキ制御装置を示す全体シス
テムであり、図中1はレーザーレーダ(障害物検知手
段)、2はハンドル操舵角センサ、3はヨーレイトセン
サ、4は距離情報ユニット(距離検出手段および相対速
度検出手段)、5は制御コントローラ、6はブレーキユ
ニット、7は車輪速センサである。
【0020】前記レーザーレーダ1は、自車両の前方の
障害物(先行車や路上建造物など)を検知する外界認識
装置である。
【0021】前記ハンドル操舵角センサ2は、ドライバ
のハンドル操作量を検出する。
【0022】前記ヨーレイトセンサ3は、自車両のヨー
レイトを検出する。
【0023】前記距離情報ユニット4は、レーザーレー
ダ1からの情報に基づいて、障害物との車間距離および
障害物との相対速度を算出する。
【0024】前記制御コントローラ5は、ハンドル操舵
角センサ2,ヨーレイトセンサ3,距離情報ユニット
4,車輪速センサ7からの信号を入力し、ブレーキユニ
ット6のブレーキ液圧制御アクチュエータに指令液圧信
号を出力する。
【0025】前記ブレーキユニット6は、制御コントロ
ーラ5からの指令液圧信号を受けて各輪のホイールシリ
ンダに指令液圧に相当するブレーキ液圧を送る。
【0026】前記車輪速センサ7は、自車両の車体速を
算出するために各輪にそれぞれ取り付けられ、各輪の車
輪速を検出する。
【0027】図2は制御コントローラ5を中心とする自
動ブレーキ系を示す制御ブロック図である。
【0028】前記制御コントローラ5は、自車両車体速
推定部101と、車両のスリップ角算出部102(車両
挙動状態検出手段)と、障害物車速推定部103と、自
動ブレーキ液圧指令値生成部104(自動ブレーキ手段
およびブレーキ力低減手段)とを有する。
【0029】前記自車両車体速推定部101では、各輪
の車輪速センサ7からの車輪速値の平均値により自車両
車体速Vcが推定される。
【0030】前記車両のスリップ角算出部102では、
ハンドル操舵角センサ2からのハンドル操舵角と、ヨー
レイトセンサ3からのヨーレイトγと、自車両車体速推
定部101からの自車両車体速Vcを入力し、下記の式
により自車両スリップ角θが算出される。 θ={(-M/2)Yg−(γ/Vc)(LCP−LCP)+
CPδ}/(CP+CP) M:車体の質量 Vc:車体速 γ:ヨーレイト L:重心からフロントタイヤまでの距離 :重心からリアタイヤまでの距離 CP:フロントタイヤのコーナリングパワー CP:リアタイヤのコーナリングパワー δ:実舵角=ハンドル操舵角*N(N:ギア比) Yg:横加速度 (上記式は、自動車技術会 学術講演会前刷集982
1992−5 9832693による。) 前記障害物車速推定部103は、自車両車体速推定部1
01からの自車両車体速Vcと、距離情報ユニット4か
らの相対速度Vrを入力し、下記の式により、障害物車
速Vp(先行車車速)を推定する。 Vp=Vc+Vr 前記自動ブレーキ液圧指令値生成部104では、車両の
スリップ角算出部102からの自車両スリップ角θ
と、自車両車体速推定部101からの自車両車体速V
cと、障害物車速推定部103からの障害物車速Vp
と、距離情報ユニット4からの車間距離dなどを入力
し、後述する制動減速度の算出処理を経過して、ブレー
キユニット6への自動ブレーキ液圧指令値Prが生成さ
れる。
【0031】次に、作用を説明する。
【0032】[自動ブレーキ制御処理]図3は自動ブレ
ーキ液圧指令値生成部104で実行される自車両が障害
物を回避するために必要な制動減速度の算出処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0033】ステップ30では、自車両車体速推定部1
01からの自車両車体速Vcと、障害物車速推定部10
3からの障害物車速Vpと、距離情報ユニット4からの
車間距離dとが入力される。
【0034】ステップ31では、自車両が障害物を回避
するために必要な制動減速度αが下記の式により算出さ
れる。 α=(1/2)・(Vp−Vc)/d …(1) すなわち、例えば、(Vp−Vc)を障害物への接
近度合いと呼ぶと、自車両と障害物との車間距離dが一
定の場合には、障害物への接近度合いが大きいほど大き
な制動減速度αとされ、障害物への接近度合いが一定の
場合は、車間距離dが短いほど大きな制動減速度αとさ
れる。
【0035】図4は自動ブレーキ液圧指令値生成部10
4で実行される自車両が障害物を回避するために必要な
ゲインKの算出処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0036】ステップ40では、レーザーレーダ1など
のセンサによる障害物のエッジまでの縦距離y、レーザ
ーレーダ1などのセンサによる障害物のエッジまでの横
距離x、自車両スリップ角θとが入力される。
【0037】ステップ41では、障害物のエッジと車両
中心線とのなす角θと、自車両がすりぬけられるための
スリップ角θwとが算出される。 θ=sin−1(x/y) …(2) θw=sin−1(w/y) …(3) ただし、wは自車両中心線からの車幅ステップ42で
は、自車両が障害物を回避するために必要なゲインK
が、下記の式により算出される。 K=k・{1−θ/(θ+θw)} …(4) ここで、kはドライバの優先度合いを意味する調整パラ
メータで、図6に示すように、調整パラメータkの大き
さに応じてゲインKの変化の仕方が調整される。なお、
この調整パラメータkは実験的に求めても良く、或い
は、車室内のインストパネル等に設けた入力装置によ
り、ドライバが自分の好みに応じて任意に設定できるよ
うにしても良い。
【0038】図5は自動ブレーキ液圧指令値生成部10
4で実行される自車両が障害物を回避するために必要な
ブレーキ力低減用目標制動減速度αrの算出処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0039】ステップ50では、上記ステップ30で算
出された自車両が障害物を回避するために必要な制動減
速度αと、上記ステップ42で算出された自車両が障害
物を回避するために必要なゲインKが入力される。
【0040】ステップ51では、制動減速度αとゲイン
Kにより下記の式にてブレーキ力低減用目標減速度αr
が算出される。 αr=K・α …(5) 図7は自動ブレーキ液圧指令値生成部104で実行され
る自車両が障害物を回避するために必要なブレーキ力低
減用目標制動減速度αrを自動ブレーキ液圧指令値Pr
へ変換する特性図で、ステップ51で算出されたブレー
キ力低減用目標制動減速度αrの大きさに応じて自動ブ
レーキ液圧指令値Prが決められ、決められた自動ブレ
ーキ液圧指令値Prがブレーキユニット6へ出力され
る。
【0041】[自動ブレーキ制御作用]走行時、先行車
等の障害物がレーザレーダ1により検知されると、距離
情報ユニット4において、レーザレーダ1の情報を基に
障害物との車間距離dが算出され、自車両車体速推定部
101において、自車両車体速Vcが推定され、障害物
車速推定部103において、障害物車速Vpが推定さ
れ、自動ブレーキ液圧指令値生成部104において、こ
れらの算出値(推定値)に基づき、従来の自動ブレーキ
装置と同様に、自車両が障害物を回避するために必要な
制動減速度αが算出される。
【0042】一方、車両のスリップ角算出部102にお
いて、自車両スリップ角θが算出されると、この自車
両スリップ角θを入力する自動ブレーキ液圧指令値生
成部104において、自車両が障害物を回避するために
必要なゲインKが算出され、このゲインKと制動減速度
αを掛け合わせることにより、ブレーキ力低減用目標制
動減速度αrが算出され、このブレーキ力低減用目標制
動減速度αrの大きさに応じて決められた自動ブレーキ
液圧指令値Prをブレーキユニット6へ出力すること
で、各輪に自動ブレーキがかけられる。
【0043】すなわち、ブレーキ力低減用目標制動減速
度αrを求めるのに、制動減速度αにゲインKを掛ける
ようにしたため、ドライバがハンドル操作をしないとき
には、自車両スリップ角θは、ほとんどゼロとなり、
上記(4)式からK=kとなる。しかし、ハンドル操作す
ることにより自車両スリップ角θは(θ+θw)に近
づくことによりK→0に向かってゆく。つまり、図6に
示すように、θ/(θ+θw)が1に近づくに従いゲ
インKの値は0に向かって減少し、故に、ブレーキ力低
減用目標制動減速度αrの大きさに応じて決められる自
動ブレーキ液圧指令値Prもハンドル操作により減少
し、K=0になるとブレーキ液圧が抜かれることにな
る。
【0044】これにより、ドライバのハンドル操作によ
る障害物回避状況に応じて、徐々にブレーキ液圧を抜く
ことができ、ドライバの感覚に合った自動ブレーキ制御
が実現される。
【0045】ちなみに、図8は、(a)→(b)→
(c)となるに従い、自車両スリップ角θが(θ+θ
w)に近づき、徐々にブレーキ液圧が抜かれながら、自
車両が障害物を回避する状況を表している。図8(a)
の場合、自車両のほぼ正面位置に障害物が存在すること
で、障害物のエッジまでの横距離xが大きく、上記(2)
式により算出される障害物のエッジと車両中心線とのな
す角θが大きくなる。図8(b)の場合、障害物を回避
するハンドル操作により、障害物のエッジまでの横距離
xが図8(a)に比べて小さくなることで、障害物のエ
ッジと車両中心線とのなす角θも図8(a)に比べて小
さくなる。図8(c)の場合、障害物を回避するハンド
ル操作により、障害物のエッジまでの横距離xが図8
(b)に比べてさらに小さくなることで、障害物のエッ
ジと車両中心線とのなす角θも図8(b)に比べて小さ
くなる。
【0046】すなわち、自車両スリップ角θが一定値
であるとすると、自車両がすりぬけられるためのスリッ
プ角θwは、図8の(a),(b),(c)についてほ
とんど変化はないが、障害物のエッジと車両中心線との
なす角θが障害物を回避するハンドル操作により図8
(a)>図8(b)>図8(c)という関係で次第に小
さくなるため、図8の(a)→(b)→(c)となるに
従い、自車両スリップ角θが(θ+θw)に近づくこ
とになる。
【0047】次に、効果を説明する。
【0048】(1) 制御コントローラ5の自動ブレーキ液
圧指令値生成部104において、自車両の横方向の運動
状態量(自車両スリップ角θ)に基づき、自車両が障
害物を回避するために必要な制動減速度αを得るブレー
キ力を低減するように構成したため、自動ブレーキが作
動している状態で自車両に横方向の運動が発生するハン
ドル操作を行った場合、ドライバのハンドル操作を優先
するブレーキ力低減制御を採用することで、ドライバの
感覚に合った自動ブレーキを実現することができる。
【0049】(2) 制御コントローラ5の自動ブレーキ液
圧指令値生成部104において、自車両が障害物を回避
するために必要な制動減速度αと、車両のスリップ角算
出部102で算出した自車両スリップ角θに基づき算
出される障害物を回避するためのゲインKと、によりブ
レーキ力低減用目標制動減速度αrを算出し、ハンドル
操作により自車両スリップ角θが発生している場合、
障害物を回避するために必要な制動減速度αを得るブレ
ーキ液圧を徐々に抜く構成としたため、ドライバのステ
アリング感覚に合った適切な自動ブレーキを実現するこ
とができる。
【0050】(3) 制御コントローラ5の自動ブレーキ液
圧指令値生成部104において、自車両が障害物を回避
するために必要な制動減速度αと、自車両スリップ角θ
と自車両が障害物を回避するために必要なスリップ角
θwと障害物のエッジと車両中心線のなす角θと基づき
算出されるゲインKと、によりブレーキ力低減用目標制
動減速度αrを算出、つまり、自車両スリップ角θ
(θ+θw)に近づくほど徐々にブレーキ液圧が抜き、
θ/(θ+θw)が1になるとブレーキ液圧を完全に
抜いて自動ブレーキを解除するようにしたため、ドライ
バのハンドル操作による障害物回避状況に応じた、さら
に適切なブレーキ力が得られ、一層ドライバの感覚に合
った自動ブレーキを実現することができる。
【0051】(他の実施例)以上、本発明の自動ブレー
キ制御装置を第1実施例に基づき説明してきたが、具体
的な構成については、これらの実施例に限られるもので
はなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を
逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0052】例えば、第1実施例では、自車両の横方向
運動状態量として自車両スリップ角θを用いて自動ブ
レーキで加えられているブレーキ力を低減する例を示し
たが、自車両の横方向運動状態量として、自車両スリッ
プ角θ以外に横加速度やヨーレイト、或いは、これら
の組み合わせを用いても良い。
【0053】第1実施例では、K=kからK=0まで変
化するゲインKを用いて、ドライバのハンドル操作時に
制動減速度(ブレーキ力)を低減する例を示したが、自
車両スリップ角θ等の自車両の横方向運動状態量によ
り制動減速度(ブレーキ力)の低減量や低減比率を求
め、ドライバのハンドル操作時にブレーキ力を低減する
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の自動ブレーキ制御装置を示す全体
システム図である。
【図2】第1実施例の自動ブレーキ制御装置の制御コン
トローラを示す制御ブロック図である。
【図3】第1実施例の自動ブレーキ液圧指令値生成部で
実行される自車両が障害物を回避するために必要な制動
減速度の算出処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】第1実施例の自動ブレーキ液圧指令値生成部で
実行される自車両が障害物を回避するために必要なゲイ
ンKの算出処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第1実施例の自動ブレーキ液圧指令値生成部で
実行される自車両が障害物を回避するために必要なブレ
ーキ力低減用目標制動減速度αrの算出処理の流れを示
すフローチャートである。
【図6】障害物を回避するためのゲインKの変化の仕方
を表す特性図である。
【図7】ブレーキ力低減用目標制動減速度を自動ブレー
キ液圧指令値に置き換える変換特性図である。
【図8】自車両が障害物を回避する状況を表す作用説明
図である。
【符号の説明】
1 レーザーレーダ(障害物検知手段) 2 ハンドル操舵角センサ 3 ヨーレイトセンサ 4 距離情報ユニット(距離検出手段および相対速度検
出手段) 5 制御コントローラ 6 ブレーキユニット 7 車輪速センサ 101 自車両車体速推定部 102 車両のスリップ角算出部(車両挙動状態検出手
段) 103 障害物車速推定部103 104 自動ブレーキ液圧指令値生成部(自動ブレーキ
手段およびブレーキ力低減手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 博充 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 臼井 尚隆 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D046 BB18 HH08 HH20 HH21 HH22 HH36 JJ11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両前方の障害物を検知する障害物検
    知手段と、 前記障害物検知手段の結果に基づいて障害物との距離を
    検出する距離検出手段と、 前記障害物検知手段の結果に基づいて障害物との相対速
    度を検出する相対速度検出手段と、 前記自車両の車両挙動状態を検出する車両挙動状態検出
    手段と、 前記自車両に対して、前記距離検出手段と相対速度検出
    手段との結果に基づき、自動でブレーキをかける自動ブ
    レーキ手段と、 自動ブレーキによる制動力発生時に、前記車両挙動状態
    検出手段で検出された自車両の横方向の運動状態量に基
    づき、前記ブレーキ力を低減するブレーキ力低減手段
    と、 を有することを特徴とする自動ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動ブレーキ制御装置
    において、 前記ブレーキ力低減手段は、前記自車両のスリップ角に
    基づきはブレーキ力を低減する手段であることを特徴と
    する自動ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動ブレーキ制御装置
    において、 前記ブレーキ力低減手段は、前記自車両が障害物を回避
    するために必要なスリップ角に対する前記自車両のスリ
    ップ角の割合が大きいほど、ブレーキ力を大きく低減す
    る手段であることを特徴とする自動ブレーキ制御装置。
JP2001078371A 2001-03-19 2001-03-19 自動ブレーキ制御装置 Withdrawn JP2002274345A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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