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JP2002267680A - 車輪用軸受 - Google Patents

車輪用軸受

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Publication number
JP2002267680A
JP2002267680A JP2001062985A JP2001062985A JP2002267680A JP 2002267680 A JP2002267680 A JP 2002267680A JP 2001062985 A JP2001062985 A JP 2001062985A JP 2001062985 A JP2001062985 A JP 2001062985A JP 2002267680 A JP2002267680 A JP 2002267680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective cover
seal
wheel
sealing
seal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001062985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Otsuki
寿志 大槻
Takayuki Norimatsu
孝幸 乗松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2001062985A priority Critical patent/JP2002267680A/ja
Priority to US10/090,752 priority patent/US6692153B2/en
Publication of JP2002267680A publication Critical patent/JP2002267680A/ja
Priority to US10/734,250 priority patent/US6939050B2/en
Priority to US11/189,801 priority patent/US7147379B2/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気センサとエンコーダ格子との間に異物が
噛み込み難く、また噛み込みが生じてもエンコーダ格子
が損傷することのない車輪用軸受を提供する。 【解決手段】 この車輪用軸受は、内方部材1および外
方部材2と、これら内外の部材間に収容される複数の転
動体3と、上記内外の部材1,2間の環状空間の端部を
密封するシール装置5とからなる。シール装置5は、上
記内方部材1と外方部材2のうちの互いに異なる部材に
各々取付けられた第1および第2の環状のシール板1
1,12を有する。両シール板11,12は、各々円筒
部11a,12aと立板部11b,12bとでなる断面
L字状に形成されて互いに対向する。第1のシール板1
1は上記内方部材1および外方部材2のうちの回転側部
材に嵌合される。その立板部11bに磁性体粉が混入さ
れた弾性部材14が加硫接着されている。弾性部材14
の外方側には、所定のエアギャップをもって対峙する非
磁性体製の保護カバー18を設け、この保護カバー18
を介して回転数を検出するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等におけ
る車輪用軸受に関し、特に回転検出用のエンコーダ格子
を一体化した車輪用軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように転動体103を
介して転接する内方部材101および外方部材102間
にシール装置105を設けた車輪用軸受において、シー
ル装置105にエンコーダ格子106を一体化させたも
のが提案されている(例えば、特開平6−281018
号)。シール装置105は、各々断面L字状とされた第
1,第2のシール板107,108を内方部材101お
よび外方部材102にそれぞれ嵌合させ、第2のシール
板108にリップ109を設けたものである。第1のシ
ール板107は、スリンガと呼ばれる。エンコーダ格子
106は、磁性体粉が混入された弾性部材であり、第1
のシール板107に加硫接着されている。エンコーダ格
子106は、円周方向に交互に磁極が形成されたもので
あり、対面配置された磁気センサ110で検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、磁気センサ110とエンコーダ格子106と間の隙
間に石などの異物が噛み込んだ場合に、エンコーダ格子
106が損傷する恐れがある。
【0004】この発明の目的は、磁気センサとエンコー
ダ格子との間に異物が噛み込み難く、また噛み込みが生
じてもエンコーダ格子が損傷することのない車輪用軸受
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の車輪用軸受
は、内方部材および外方部材と、これらの内外の部材間
に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の環状
空間の端部を密封するシール装置とからなり、上記シー
ル装置が、上記内包部材と外方部材のうちの互いに異な
る部材に各々取付けられた第1および第2の環状のシー
ル板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板部とでな
る断面L字状に形成されて互いに対向し、第1のシール
板は上記内方部材および外方部材のうちの回転側部材に
嵌合され、立板部は軸受の外方側に配されると共に、こ
の立板部に磁性体粉が混入された弾性部材が加硫接着さ
れて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形成され、
第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと
円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有し、この
第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部
の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させた車輪用
軸受において、上記弾性部材の外方側に所定のエアギャ
ップをもって対峙する非磁性体製の保護カバーを設け、
この保護カバーを介して回転数を検出するようにしたこ
とを特徴とする。この構成によると、エンコーダ格子を
構成する弾性部材の外方側に保護カバーを設け、保護カ
バーを介して回転数の検出を行うようにしたため、回転
数検出用の磁気センサと弾性部材との間に異物が噛み込
むことが、保護カバーによって防止される。保護カバー
と磁気センサとの間に異物が噛み込んでも、異物は弾性
部材には接触せず、エンコーダ格子となる弾性部材が損
傷することがない。保護カバーは、エンコーダ格子を構
成する弾性部材に対して所定のエアギャップをもって対
峙するため、保護カバーによって弾性部材の回転が妨げ
られることがない。また、保護カバーは非磁性体製であ
るため、磁気センサによるエンコーダ格子の検出の妨げ
とならない。
【0006】この発明において、上記保護カバーが、上
記内方部材および外方部材のうちの固定側の部材に取付
けられていても良い。このように構成することにより、
保護カバーは回転せず、いずれも静止する保護カバーと
磁気センサとが対峙することになるため、回転によって
保護カバーと磁気センサとの間に異物が噛み込むことが
防止される。
【0007】この発明において、上記第1のシール板
は、外方部材および内方部材のうちの回転側部材である
内方部材に嵌合されるものとしても良い。この発明の請
求項3に記載の車輪用軸受は、請求項1に記載の車輪用
軸受において、第1のシール板を上記内方部材に嵌合し
た構成に限定したものである。
【0008】この発明において、上記保護カバーと、上
記内方部材および外方部材のうちの回転側部材との間に
僅かなラビリンス隙間を形成しても良い。このようにラ
ビリンス隙間を形成することにより、回転側部材の回転
を妨げることなく、保護カバーと回転側部材との間から
軸受内へゴミなどが侵入することを防止できる。
【0009】この発明において、上記保護カバーの先端
にシールリップを一体形成し、このシールリップを、上
記内方部材および外方部材のうちの回転側部材の端面に
摺接させても良い。このように保護カバーにシールリッ
プを設けることにより、保護カバーと回転側部材との間
から軸受内へゴミなどが侵入することを防止できる。
【0010】この発明において、上記保護カバーは、外
方部材の端部外径面に嵌合されていても良い。このよう
に、保護カバーを外方部材の端部外径面に嵌合させた場
合、外方部材の端部内径面に嵌合させる場合と異なり、
内方部材と外方部材間の環状空間の端部に保護カバーを
取付けるための空間が不要となり、第1および第2のシ
ール板で構成されるシール装置の断面高さを確保するこ
とができる。
【0011】この発明において、上記保護カバーの取付
け部に密封用のゴムを一体形成しても良い。このように
構成することにより、保護カバーの取付け部から軸受内
へゴミなどが侵入することを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1〜図
3と共に説明する。この実施形態は、駆動輪の支持に用
いる車輪用軸受に適用した例であって、着磁エンコーダ
がシールスリンガを兼用した例である。図1に示すよう
に、この車輪用軸受は、内方部材1および外方部材2
と、これら内外の部材1,2間に収容される複数の転動
体3と、内外の部材1,2間の端部環状空間を密封する
シール装置5,13とを備える。一端のシール装置5
は、着磁エンコーダ20付きのものである。内方部材1
および外方部材2は、転動体3の軌道面1a,2aを有
しており、各軌道面1a,2aは溝状に形成されてい
る。内方部材1および外方部材2は、各々転動体3を介
して互いに回転自在となった内周側の部材および外周側
の部材のことであり、軸受内輪および軸受外輪の単独で
あっても良い。また、内方部材1は、軸であっても良
い。転動体3は、ボールまたはころからなり、この例で
はボールが用いられている。
【0013】この車輪用軸受は、複列の転がり軸受、詳
しくは複列のアンギュラ玉軸受とされていて、その軸受
内輪は、ハブ輪6と、このハブ輪6の端部外径に嵌合し
た別体の内輪1Aとで構成される。これらハブ輪6およ
び別体内輪1Aに各転動体列の軌道面1aが形成されて
いる。
【0014】ハブ輪6には、等速自在継手7の一端(例
えば外輪)が連結され、ハブ輪6のフランジ部6aに車
輪(図示せず)がボルト8で取付けられる。等速自在継
手7は、その他端(例えば内輪)が駆動軸(図示せず)
に連結される。外方部材2は、フランジ2bを有する軸
受外輪からなり、ナックル等からなるハウジング10に
取付けられる。外方部材2は、両転動体列の軌道面2
a,2aを有するものとされている。転動体3は各列毎
に保持器4で保持されている。内方部材1と外方部材2
の間の環状空間は、一端、つまり車軸中央側の端部が上
記のシール装置5で密封されている。外方部材2とハブ
輪6との間の環状空間の端部は、別のシール装置13で
密封されている。
【0015】図3は、シール装置5を拡大して示す。こ
のシール装置5は、内方部材1と外方部材2に各々取付
けられた第1および第2の環状のシール板11,12を
有する。これらシール板11,12は、各々内方部材1
および外方部材2に圧入状態に嵌合させることで取付け
られている。両シール板11,12は、各々円筒部11
a,12aと立板部11b,12bとでなる断面L字状
に形成されて互いに対向する。第1のシール板11は、
内方部材1および外方部材2のうちの回転側の部材であ
る内方部材1に嵌合され、スリンガとなる。第1のシー
ル板11の立板部11bは、軸受外方側に配され、その
外方側の側面に、磁性体粉の混入された弾性部材14が
加硫接着されている。この弾性部材14は、第1のシー
ル板11と共に着磁エンコーダ20を構成するエンコー
ダ格子となるものであり、周方向に交互に磁極N,S
(図2)が形成され、いわゆるゴム磁石とされている。
磁極N,Sは、ピッチ円直径(PCD)において、所定
のピッチpとなるように形成されている。この着磁エン
コーダ20の弾性部材14に対面して、同図のように磁
気センサ15を配置することにより、車輪回転速度の検
出用のロータリエンコーダが構成される。磁気センサ1
5は、車体に取付けられる。
【0016】第2のシール板12は、第1のシール板1
1の立板部11bに摺接するサイドリップ16aと円筒
部11aに摺接するラジアルリップ16b,16cとを
一体に有する。これらリップ16a〜16cは、第2の
シール板12に加硫接着された弾性部材16の一部とし
て設けられている。第2のシール板12は、固定側部材
である外方部材2との嵌合部に弾性部材16を抱持した
ものとしてある。第2のシール板12の円筒部12aと
第1のシール板11の立板部11bの先端とは僅かな径
方向隙間をもって対峙させ、その隙間でラビリンスシー
ル17を構成している。
【0017】エンコーダ格子となる弾性部材14の外方
側、すなわち弾性部材14と磁気センサ15との間に
は、所定のエアギャップGをもって弾性部材14と対峙
する非磁性体製の保護カバー18が配置されている。磁
気センサ15は、この保護カバー18を介して車輪回転
速度を検出することになる。保護カバー18は、軸方向
を向くリング状の側板部18aと、この側板部18aの
外径縁から延びる円筒状部18bとからなる断面L字状
に形成されている。保護カバー18は、内方部材1およ
び外方部材2のうちの固定側の部材である外方部材2の
端部外径面に、円筒状部18bが圧入状態に嵌合するこ
とで取付けられている。この保護カバー18は、その側
板部18aの内径部が回転側の部材である内方部材1の
端面に対面する位置まで延ばされて、側板部18aの内
径部と内方部材1との間にラビリンス隙間19が形成さ
れている。
【0018】この構成の車輪用軸受によると、第1のシ
ール板11の立板部11bに、磁性体粉の混入された弾
性部材14が加硫接着され、周方向に交互に磁極N,S
が形成されているため、この弾性部材14および第1の
シール板11により着磁エンコーダ20が構成され、磁
気センサ15で回転検出を行うことができる。着磁エン
コーダ20と磁気センサ15との間に保護カバー18が
介在するが、保護カバー18は非磁性体製であるため、
磁束の流れ経路に影響せず、磁気センサ15による回転
数検出の精度低下の問題がない。内外の部材1,2間の
シールについては、主として第2のシール板12に設け
られた各シールリップ16a〜16cの摺接と、第2の
シール板12の円筒部12aに第1のシール板11の立
板部11bの先端が僅かな径方向隙間で対峙することで
構成されるラビリンスシール17とで得られる。さら
に、内方部材1と保護カバー18との間にラビリンス隙
間19が形成されているので、内方部材1と保護カバー
18の間から軸受内にゴミなどが侵入するのを防止で
き、シール性が向上する。
【0019】この車輪用軸受では、エンコーダ格子を構
成する弾性部材14と磁気センサ15との間に非磁性体
製の保護カバー18が介在するので、弾性部材14と磁
気センサ15との隙間に異物が噛み込むことが防止され
る。保護カバー18と磁気センサ15との間に異物が噛
み込んでも、異物は弾性部材14には接触せず、エンコ
ーダ格子となる弾性部材14が損傷することがない。磁
気センサ15は、ゴム等に比べて硬質の材質であるた
め、異物の噛み込みによる損傷の問題が少ない。
【0020】また、保護カバー18は、固定側の部材で
ある外方部材2に取付けられているので、保護カバー1
8が回転することはなく、回転によって、保護カバー1
8と磁気センサ15との間に異物の噛み込み招くことが
ない。保護カバー18と弾性部材14との間には、所定
のエアギャップGが生じているため、保護カバー18に
よって弾性部材14やこれを取付けた内方部材1の回転
を妨げることがない。また、磁気センサ15を保護カバ
ー18に当接させても良いため、磁気センサ15と弾性
部材14とのエアギャップ調整が格段に容易となる。さ
らに、保護カバー18を外方部材2の端部外径面に嵌合
させているため、外方部材2の端部内径面に嵌合させる
場合と異なり、内方部材1と外方部材2間の環状空間の
端部に保護カバー18を取付けるための空間が不要とな
り、第1および第2のシール板11,12で構成される
シール装置5の断面高さを確保することができる。
【0021】図4は、この発明の他の実施形態を示す。
この実施形態は、図1〜図3に示した上記実施形態にお
いて、保護カバー18の内径側の先端にシールリップ2
1を一体形成し、このシールリップ21を回転側の部材
である内方部材1の端面に摺接させている。シールリッ
プ21は、ゴム等の弾性体からなり、ゴムの場合、加硫
接着により保護カバー18に一体形成される。保護カバ
ー18の内径側の先端は、シールリップ21の取付が可
能なように、内方部材1から離れるように屈曲した屈曲
部分とされ、この内方部材1から離れた屈曲部分にシー
ルリップ21が取付けられている。そのため、保護カバ
ー18の内径縁と内方部材1の端面との間のラビリンス
シールは設けられていない。この実施形態におけるその
他の構成は上記形態と同じである。
【0022】このように保護カバー18にシールリップ
21を設けた場合、内方部材1と保護カバー18との間
のシールが接触シールとなるため、ラビリンスシールと
する場合に比べてさらに密封性が向上する。
【0023】図5,図6は、この発明のさらに他の実施
形態を示す。この実施形態は従動輪の支持用の車輪用軸
受に適用した例である。この例も着磁エンコーダはシー
ルスリンガを兼用したタイプとされている。この例で
は、内方部材1の一部を構成するハブ輪36の軸部36
aは、図1〜図3の上記実施形態とは異なり、等速ジョ
イントとは連結されない。保護カバー18は、有底のキ
ャップ形状に形成され、内方部材1の車体内側の軸部3
6aの端面を覆っている。保護カバー18の底板部は、
弾性部材14に対面する外周の平板状の側板部18a
と、この側板部18aの内周縁に続き、外側へ突出する
形状のキャップ部18cとでなる。保護カバー18の外
周の円筒状部18bは、前記各実施形態と同様に、外方
部材2の端部外径面に圧入状態に嵌合し、この嵌合によ
って、保護カバー18が外方部材2に取付けられてい
る。この実施形態において、内方部材1が回転側の部材
となり、外方部材2が固定側の部材となること、および
その他の構成は、図1〜図3に示した上記実施形態と同
じである。
【0024】この実施形態の場合、保護カバー18が、
回転側の部材である内方部材1の端部を覆うカバーに兼
用されるので、内方部材1のための専用のカバーを省略
でき、それだけ部品点数を低減できる。換言すれば、従
来から設けられる内方部材の端面カバーに、弾性部材1
4に対峙する保護カバーとなる部分を設けることによ
り、端面カバーを保護カバーに兼用させることができ、
弾性部材14の専用の保護カバーが不要となる。また、
保護カバー18は、外方部材2に取付けられて、内外の
部材1,2間の環状空間から内方部材1に渡って一体に
覆うため、軸受のシール性がさらに向上する。
【0025】図7は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図6の実施形態において、保護
カバー18の取付部に密封用のゴム22を一体に形成し
たものである。密封用のゴム22は、保護カバー18の
外方部材1への取付け部である円筒状部18bの外径面
から端面にわたって設けられ、加硫接着などによって保
護カバー18に一体に形成されている。外方部材2のフ
ランジ2bに連結されるハウジング10は、保護カバー
18のゴム22を介して外方部材2の端部外径面に嵌合
する。このように保護カバー18にゴム22を設け、外
方部材とその取付用のハウジング10との間をゴム22
で密封した場合は、軸受のシール性がより一向上する。
この実施形態におけるその他の構成は、図6に示した実
施形態と同じである。
【0026】図8は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図7の実施形態において、保護
カバー18の外周にゴム22を設けた構成に変えて、保
護カバー18の外方部材2への取付け部である円筒状部
18bの端部に、外方部材2のフランジ2bに沿って立
ち上がる立板部18dを延長して形成し、この立板部1
8dの側面に、密封用のゴム22Aを一体に形成したも
のである。密封用のゴム22Aは、加硫接着等により保
護カバー18に一体に形成される。密封用のゴム22A
は、ハウジング10の軸方向に向く面と密接し、外方部
材2とハウジング10との間を密封する。
【0027】なお、図7,図8に示す各例のように、ゴ
ム22,22Aを設けて外方部材2とハウジング10と
の間を密封する構造は、車輪用軸受が駆動輪用のもので
ある場合にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】この発明の車輪用軸受は、エンコーダ格
子となる弾性部材の外方側に所定のエアギャップをもっ
て対峙する非磁性体製の保護カバーを設け、この保護カ
バーを介して回転数を検出するようにしたため、磁気セ
ンサとエンコーダ格子との間に異物が噛み込み難く、ま
た噛み込みが生じてもエンコーダ格子が損傷することが
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる車輪用軸受を設
置した車輪支持装置の断面図である。
【図2】そのエンコーダ格子となる弾性部材の部分正面
図である。
【図3】同車輪用軸受の部分断面図である。
【図4】この発明の他の実施形態にかかる車輪用軸受の
部分断面図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受を設置した車輪支持装置の断面図である。
【図6】同車輪用軸受の部分断面図である。
【図7】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図9】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1…内方部材 2…外方部材 3…転動体 5…シール装置 11…第1のシール板 12…第2のシール板 11a,12a…円筒部 11b,12b…立板部 14…弾性部材 16a…サイドリップ 16b,16c…ラジアルリップ 18…保護カバー 18b…円筒状部 18c…キャップ部 19…ラビリンス隙間 21…シールリップ 22,22A…密封用ゴム G…エアギャップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方部材および外方部材と、これらの内
    外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部
    材間の環状空間の端部を密封するシール装置とからなる
    車輪用軸受であって、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1
    のシール板は上記内方部材および外方部材のうちの回転
    側部材に嵌合され、立板部は軸受の外方側に配されると
    共に、この立板部に磁性体粉が混入された弾性部材が加
    硫接着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形
    成され、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイド
    リップと円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有
    し、この第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板
    の立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させ
    た車輪用軸受において、 上記弾性部材の外方側に所定のエアギャップをもって対
    峙する非磁性体製の保護カバーを設け、この保護カバー
    を介して回転数を検出するようにしたことを特徴とする
    車輪用軸受。
  2. 【請求項2】 上記保護カバーが、上記内方部材および
    外方部材のうちの固定側の部材に取付けられている請求
    項1に記載の車輪用軸受。
  3. 【請求項3】 内方部材および外方部材と、これらの内
    外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部
    材間の環状空間の端部を密封するシール装置とからなる
    車輪用軸受であって、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立体
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1
    のシール板は上記内方部材に嵌合され、立板部は軸受の
    外方側に配されると共に、この立板部に磁性体粉が混入
    された弾性部材が加硫接着されて、この弾性部材は周方
    向に交互に磁極が形成され、第2のシール板は上記立板
    部に摺接するサイドリップと円筒部に摺接するラジアル
    リップとを一体に有し、この第2のシール板の円筒部と
    上記第1のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向隙
    間をもって対峙させた請求項1または請求項2に記載の
    車輪用軸受。
  4. 【請求項4】 上記保護カバーと、上記内方部材および
    外方部材のうちの回転側部材との間に僅かなラビリンス
    隙間を形成した請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の車輪用軸受。
  5. 【請求項5】 上記保護カバーの先端にシールリップを
    一体形成し、このシールリップを、上記内方部材および
    外方部材のうちの回転側部材の端面に摺接させた請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の車輪用軸受。
  6. 【請求項6】 上記保護カバーが、外方部材の端部外径
    面に嵌合されている請求項1ないし請求項5のいずれか
    に記載の車輪用軸受。
  7. 【請求項7】 上記保護カバーの取付け部に密封用のゴ
    ムを一体形成した請求項1ないし請求項6のいずれかに
    記載の車輪用軸受。
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