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JP2002265420A - 鎖状オリゴ乳酸エステル - Google Patents

鎖状オリゴ乳酸エステル

Info

Publication number
JP2002265420A
JP2002265420A JP2001069766A JP2001069766A JP2002265420A JP 2002265420 A JP2002265420 A JP 2002265420A JP 2001069766 A JP2001069766 A JP 2001069766A JP 2001069766 A JP2001069766 A JP 2001069766A JP 2002265420 A JP2002265420 A JP 2002265420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
lactide
lower alkyl
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001069766A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Watanabe
幹夫 渡邊
Masahiro Murakami
正裕 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amato Pharmaceutical Products Ltd
Original Assignee
Amato Pharmaceutical Products Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amato Pharmaceutical Products Ltd filed Critical Amato Pharmaceutical Products Ltd
Priority to JP2001069766A priority Critical patent/JP2002265420A/ja
Priority to KR10-2003-7011784A priority patent/KR20030082970A/ko
Priority to US10/469,693 priority patent/US20040236142A1/en
Priority to CNA02806643XA priority patent/CN1496345A/zh
Priority to EA200300997A priority patent/EA200300997A1/ru
Priority to EP02703972A priority patent/EP1378502A4/en
Priority to CA002445636A priority patent/CA2445636A1/en
Priority to PCT/JP2002/002294 priority patent/WO2002072531A1/ja
Publication of JP2002265420A publication Critical patent/JP2002265420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/66Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
    • C07C69/67Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of saturated acids
    • C07C69/675Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of saturated acids of saturated hydroxy-carboxylic acids
    • C07C69/68Lactic acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/03Preparation of carboxylic acid esters by reacting an ester group with a hydroxy group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特定鎖長を有するオリゴ乳酸エステル、及び
それらの製造・単離方法を提供する。 【解決手段】 一般式1の化合物又はその塩。及び、乳
酸エステルに低級アルキル化アルカリ金属の存在下でラ
クチドを反応させ、さらに、ラクチドとの反応生成物を
クロマトグラフィーを用いて単一の化合物に分離する、
同化合物又はその塩の製造方法。 (Xは水素又は水酸基の保護基、Yは低級アルキル基、
nは2〜19の整数を示す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鎖状オリゴ乳酸エ
ステルに関する。より詳細には、本発明は単一の化合物
から成る精製された鎖状オリゴ乳酸エステル、並びに上
記した鎖状オリゴ乳酸エステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】縮合度3〜19の環状及び/又は鎖状の
ポリL−乳酸混合物は、抗悪性腫瘍剤として(特開平9
−227388号公報および特開平10−130153
号公報)、また癌患者のQOL改善剤として(特願平1
1−39894号明細書;日本癌治療学会誌第33巻第
3号第493頁)有用であることが報告されている。ま
た、縮合度3〜19の環状及び/又は鎖状のポリ乳酸混
合物が、血糖低下作用を有し、糖尿病又は糖尿病の合併
症の予防及び/又は治療のための医薬として有用である
ことも判明しており(特願平11−224883号)、
さらに過剰な食欲の抑制、基礎代謝増進並びに肥満の改
善及び/又は予防のために有用であることも判明してい
る。
【0003】上記したように縮合度3〜19の環状及び
/又は鎖状のオリゴ乳酸混合物は、多種多様な薬効を示
すことが実証されつつあり、今後も医薬品として開発さ
れることが期待されている。オリゴ乳酸を医薬品として
開発していくためには、異なる鎖長のポリ乳酸から成る
混合物ではなく、特定の鎖長を有するポリ乳酸を単一の
化合物として単離することが望ましい。しかしながら、
末端のカルボキシル基をエステル化した縮合度3〜20
の鎖状のオリゴ乳酸エステルを単一の化合物として単離
したという報告はこれまでの所なされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特定鎖長を
有するオリゴ乳酸エステルを単一の化合物として製造か
つ単離することを解決すべき課題とした。本発明はま
た、特定鎖長を有するオリゴ乳酸エステルを単一の化合
物として製造する方法を提供することを解決すべき課題
とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、乳酸エチルあるいは
ラクトイル乳酸エチルに低級アルキル化アルカリ金属を
反応させた後、ラクチドと反応させ、得られた反応混合
物をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より分離することにより、3量体から8量体の鎖状オリ
ゴ乳酸エステルを単離及び同定することに成功した。本
発明はこの知見に基づいて完成したものである。
【0006】即ち、本発明によれば、一般式(1)で表
される化合物又はその塩が提供される。
【化4】 (式中、Xは水素原子又は水酸基の保護基を示し、Yは
低級アルキル基を示し、nは2から19の整数を示す)
【0007】好ましくは、nは2から7の整数を示す。
好ましくは、本発明によれば、下記一般式(3)から
(8)で表される化合物から成る群から選択される化合
物又はその塩が提供される。
【化5】 (式中、Xは水素原子又は水酸基の保護基を示し、Yは
低級アルキル基を示す)
【0008】本発明の別の側面によれば、CH3CH
(OH)COOCH(CH3)COOY(式中、Yは低
級アルキル基を示す)を低級アルキル化アルカリ金属の
存在下でラクチドを反応させることを特徴とする、上記
した一般式(1)で表される化合物又はその塩の製造方
法が提供される。本発明のさらに別の側面によれば、C
3CH(OH)COOY(式中、Yは低級アルキル基
を示す)を低級アルキル化アルカリ金属の存在下でラク
チドを反応させることを特徴とする、上記した一般式
(1)で表される化合物又はその塩の製造方法が提供さ
れる。
【0009】本発明のさらに別の側面によれば、CH3
CH(OH)COOCH(CH3)COOCH(CH3
COOY(式中、Yは低級アルキル基を示す)を低級ア
ルキル化アルカリ金属の存在下でラクチドを反応させる
ことを特徴とする、上記した一般式(1)で表される化
合物又はその塩の製造方法が提供される。本発明のさら
に別の側面によれば、一般式(1A)で表される化合物
を低級アルキル化アルカリ金属の存在下でラクチドを反
応させることを特徴とする、上記した一般式(1)で表
される化合物又はその塩の製造方法が提供される。
【化6】 (式中、Yは低級アルキル基を示し、mは3から19の
整数を示す)
【0010】好ましくは、本発明の方法では、ラクチド
との反応生成物をクロマトグラフィー、より好ましくは
カラムクロマトグラフィー、特に好ましくはフラッシュ
カラムクロマトグラフィーを用いて単一の化合物に分離
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様及び実施
方法について詳細に説明する。本発明は、一般式(1)
で表される化合物又はその塩に関する。
【化7】 (式中、Xは水素原子又は水酸基の保護基を示し、Yは
低級アルキル基を示し、nは2から19の整数を示す)
【0012】Xで表される水酸基の保護基の種類は特に
限定されず、当業者であれば適宜選択することができ
る。水酸基の具体例としては、以下のものが挙げられ
る。(エーテル型)メチル基、メトキシメチル基、メチ
ルチオメチル基、ベンジルオキシメチル基、t−ブトキ
シメチル基、2−メトキシエトキシメチル基、2,2,
2−トリクロロエトキシメチル基、ビス(2−クロロエ
トキシ)メチル基、2−(トリメチルシリル)エトキシ
メチル基、テトラヒドロピラニル基、3−ブロモテトラ
ヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、4−
メトキシテトラヒドロピラニル基、4−メトキシテトラ
ヒドロチオピラニル基、4−メトキシテトラヒドロチオ
ピラニルS,S−ジオキシド基、テトラヒドロフラニル
基、テトラヒドロチオフラニル基;
【0013】1−エトキシエチル基、1−メチル−1−
メトキシエチル基、1−(イソプロポキシ)エチル基、
2,2,2−トリクロロエチル基、2−(フェニルセレ
ニル)エチル基、t−ブチル基、アリル基、シンナミル
基、p−クロロフェニル基、ベンジル基、p−メトキシ
ベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジ
ル基、p−ハロベンジル基、p−シアノベンジル基、3
−メチル−2−ピコリルN−オキシド基、ジフェニルメ
チル基、5−ジベンゾスベリル基、トリフェニルメチル
基、α−ナフチルジフェニルメチル基、p−メトキシフ
ェニルジフェニルメチル基、p−(p’−ブロモフェナ
シルオキシ)フェニルジフェニルメチル基、9−アント
リル基、9−(9−フェニル)キサンテニル基、9−
(9−フェニル−10−オキソ)アントリル基、ベンズ
イソチアゾリルS,S−ジオキシド基、;
【0014】トリメチルシリル基、トリエチルシリル
基、イソプロピルジメチルシリル基、t−ブチルジメチ
ルシリル基(TMDMS基)、(トリフェニルメチル)
ジメチルシリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、メ
チルジイソプロピルシリル基、メチルジ−t−ブチルシ
リル基、トリベンジルシリル基、トリ−p−キシリルシ
リル基、トリイソプロピルシリル基、トリフェニルシリ
ル基;
【0015】(エステル型)ホルメート、ベンゾイルホ
ルメート、アセテート、クロロアセテート、ジクロロア
セテート、トリクロロアセテート、トリフルオロアセテ
ート、メトキシアセテート、トリフェニルメトキシアセ
テート、フェノキシアセテート、p−クロロフェノキシ
アセテート、2,6−ジクロロ−4−メチルフェノキシ
アセテート、2,6−ジクロロ−4−(1,1,3,3
−テトラメチルブチル)フェノキシアセテート、2,4
−ビス(1,1−ジメチルプロピル)フェノキシアセテ
ート、クロロジフェニルアセテート、p−P−フェニル
アセテート、3−フェニルプロピオネート、3−ベンゾ
イルプロピオネート、イソブチレート、モノスクシノエ
ート、4−オキソペンタノエート、ピバロエート、アダ
マントエート、クロトネート、4−メトキシクロトネー
ト、(E)−2−メチル−2−ブテノエート、ベンゾエ
ート、o−(ジブロモメチル)ベンゾエート、o−(メ
トキシカルボニル)ベンゾエート、p−フェニルベンゾ
エート、2,4,6−トリメチルベンゾエート、p−P
−ベンゾエート、α−ナフトエート;
【0016】(カーボネート型)メチルカーボネート、
エチルカーボネート、2,2,2−トリクロロエチルカ
ーボネート、イソブチルカーボネート、ビニルカーボネ
ート、アリルカーボネート、シンナミルカーボネート、
p−ニトロフェニルカーボネート、ベンジルカーボネー
ト、p−メトキシベンジルカーボネート、3,4−ジメ
トキシベンジルカーボネート、o−ニトロベンジルカー
ボネート、p−ニトロベンジルカーボネート、S−ベン
ジルチオカーボネート;
【0017】(その他)N−フェニルカルバメート、N
−イミダゾリルカルバメート、ボレート、ニトレート、
N,N,N’,N’−テトラメチルホスホロジアミダー
ト、2,4−ジニトロフェニルスルフェネート:なお、
上記したような保護基の導入法及び脱保護法は当業者に
公知であり、例えば、Teodora, W.Green, Protective G
roups in Organic Synthesis, John & Wiley & Sons In
c. (1981) などに記載されている。
【0018】本明細書において、Yで表される低級アル
キル基の炭素数は特に限定されないが、一般的には1〜
10であり、好ましくは1から6であり、より好ましく
は1から4である。また低級アルキル基の鎖型も特に限
定されず、直鎖、分岐鎖、環状鎖又はこれらの組み合わ
せの何れでもよい。低級アルキル基の具体例としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シ
クロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、tert−ブチル基、シクロプロピルメチル
基、シクロブチル基、ペンチル基、へキシル基などを挙
げることができる。
【0019】nは2から19の整数を示し、好ましくは
2から7の整数を示す。nが2の場合は乳酸の3量体に
なり、nが3の場合は乳酸の4量体になり、以下同様に
nが19の場合には乳酸の20量体になる。
【0020】本発明の化合物は、異なる鎖長のオリゴ乳
酸エステル(即ち、一般式(1)においてnが異なる化
合物)の混合物として得られるものではなく、特定の鎖
長を有するオリゴ乳酸エステル(即ち、一般式(1)に
おいてnが一定の値を示す化合物)の単一物として得ら
れたものである。
【0021】一般式(1)においてXが水素原子である
場合、本発明の化合物は金属塩としても存在することが
でき、このような金属塩としては、ナトリウム塩、カリ
ウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウ
ム塩等のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、又は亜
鉛塩等が挙げられる。さらに、本発明の化合物の各種の
水和物、溶媒和物や結晶多形の物質も本発明の範囲内の
ものである。
【0022】本発明の化合物には不斉炭素が含まれるた
め立体異性体が存在するが、全ての可能な異性体、並び
に2種類以上の該異性体を任意の比率で含む混合物も本
発明の範囲内のものである。即ち、本発明の化合物は、
光学活性体、ラセミ体、ジアステレオマー等の各種光学
異性体の混合物及びそれらの単離されたものを含む。
【0023】本発明の化合物の立体配置は、原料として
使用する化合物における乳酸単位の立体配置に依存す
る。即ち、原料として使用する化合物における乳酸単位
としてL体、D体またはその混合物を使用するかによ
り、本発明の化合物の立体配置も多様なものとなる。本
発明においては、乳酸単位の立体配置としてはL体を使
用することが好ましい。例えば、原料としてL−ラクチ
ドを使用した場合、以下のような化合物が得られる。
【0024】
【化8】
【0025】また、原料としてD−ラクチドを使用した
場合、以下のような化合物が得られる。
【0026】
【化9】
【0027】また、原料としてD,L−ラクチドを使用
した場合、以下のような化合物が得られる。
【0028】
【化10】
【0029】次に、本発明の化合物またはその塩の製造
方法について説明する。本発明の化合物は、CH3CH
(OH)COOCH(CH3)COOY、CH3CH(O
H)COOY、あるいはCH3CH(OH)COOCH
(CH3)COOCH(CH3)COOY(式中、Yは低
級アルキル基を示す)で表されるエステル化合物を低級
アルキル化アルカリ金属の存在下でラクチドを反応させ
ることにより製造することができる。上記反応によって
得られる反応生成物は通常、異なる鎖長の乳酸オリゴマ
ーの混合物であるので、これをフラッシュカラムクロマ
トグラフィーを用いて分離することにより、本発明の単
一化合物を単離かつ精製することができる。
【0030】出発物質として使用するCH3CH(O
H)COOCH(CH3)COOY(式中、Yは低級ア
ルキル基を示す)の入手方法は特に限定されないが、例
えば、ラクチドを金属アルコキシドの存在下で開環させ
ることにより製造することができる。ここで使用する金
属アルコキシドとしては、例えば低級アルコール(メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノールなど)とアルカリ金属(例え
ば、Li、Na又はKなど)から成る金属アルコキシド
が挙げられる。金属アルコキシドの入手方法は特に限定
されず、当業者であれば適宜入手でき、例えば、アルキ
ル化アルカリ金属(例えば、n−ブチルリチウム等)に
低級アルコール(例えば、エタノール等)を反応させる
ことによって得ることができる。
【0031】出発物質として使用するCH3CH(O
H)COOY(式中、Yは低級アルキル基を示す)は公
知化合物であり、乳酸と低級アルコールから容易に合成
することができる。
【0032】出発物質として使用するCH3CH(O
H)COOCH(CH3)COOCH(CH3)COOY
は、本発明の範囲内の化合物でもあり、上記したように
出発物質としてCH3CH(OH)COOCH(CH3
COOY又はCH3CH(OH)COOYを使用して、
これを低級アルキル化アルカリ金属の存在下でラクチド
と反応させることにより入手することができる。
【0033】本発明の方法で用いる低級アルキル化アル
カリ金属とは式:R−Meで表される化合物を意味す
る。式中、Rは低級アルキル基を示し、Meはアルカリ
金属を示す。Rで表される低級アルキル基の炭素数は特
に限定されないが、一般的には1〜10であり、好まし
くは1から6であり、より好ましくは1から4である。
また低級アルキル基の鎖型も特に限定されず、直鎖、分
岐鎖、環状鎖又はこれらの組み合わせの何れでもよい。
低級アルキル基の具体例としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert
−ブチル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチル
基、ペンチル基、へキシル基などを挙げることができ
る。Meで表されるアルカリ金属としては、例えば、L
i、Na又はKなどが挙げられ、好ましくはLiであ
る。
【0034】本発明の方法に従い、アルカリヒドロキシ
エステルを低級アルキル化アルカリ金属の存在下でラク
チドと反応させる場合、各化合物の使用量は特に限定さ
れず適宜設定することができる。好ましくは、アルカリ
ヒドロキシエステル:低級アルキル化アルカリ金属=
1:0.1〜10であり、より好ましくは、アルカリヒ
ドロキシエステル:低級アルキル化アルカリ金属=1:
0.5〜2である。また、好ましくは、アルカリヒドロ
キシエステル:ラクチド=1:0.1〜10であり、よ
り好ましくは、アルカリヒドロキシエステル:ラクチド
=1:0.5〜2である。
【0035】本発明の方法を行う際の反応温度は、反応
が進行する限り特に限定されないが、好ましくは−10
0℃〜室温であり、より好ましくは−78℃〜0℃であ
る。本発明の方法における反応は、好ましくは反応溶媒
の存在下で実施される。反応溶媒は反応に不活性な溶媒
であれば特に制限されないが、好ましくはテトラヒドロ
フラン(THF)等の環状エーテル、ジエチルエーテ
ル、ジメトキシエタン等を用いることができる。また、
反応雰囲気としては、窒素ガスやアルゴンガス等の不活
性ガス雰囲気を使用することができる。
【0036】本発明の方法の好ましい実施態様の一例を
以下に具体的に説明する。窒素雰囲気などの不活性雰囲
気下、−100℃〜室温、好ましくは−78℃〜−50
℃でCH3CH(OH)COOCH(CH3)COOY、
CH3CH(OH)COOY、あるいはCH3CH(O
H)COOCH(CH3)COOCH(CH 3)COOY
(式中、Yは低級アルキル基を示す)で表されるエステ
ル化合物のTHF溶液にn−BuLiを加え、一定時間
攪拌する。さらに、L−(−)−ラクチドのTHF溶液
を加え、一定時間攪拌する。反応混合物に飽和塩化アン
モニウム水溶液を加え、エーテル抽出を行った後、飽和
食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥する。濾
過後、エバポレーターで溶媒を除去すると油状物が得ら
れる。
【0037】次いで、窒素雰囲気などの不活性雰囲気
下、室温でイミダゾールの塩化メチレン溶液に塩化t−
ブチルジメチルシラン(TBDMS−Cl)の塩化メチ
レン溶液を加えて一定時間攪拌する。さらに、上記油状
物の塩化メチレン溶液を加え一定時間攪拌する。反応混
合物に水とエーテルを加え分液し、有機層を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥する。濾過後、
エバポレーターで溶媒を除去する。
【0038】上記した反応により得られる反応生成物は
通常、異なる鎖長の乳酸オリゴマーの混合物であるの
で、本発明の製造方法ではこれをフラッシュカラムクロ
マトグラフィーを用いて分離する。フラッシュカラムク
ロマトグラフィは、好ましくはフラッシュシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーである。展開溶媒は、例えば、
エーテル:ヘキサン=1:10〜1:2とすることがで
きる。これらの溶出部より、3量体から20量体のエチ
ルエステルを得ることができる。
【0039】本発明の方法では、上記した方法により得
た3量体から20量体のエチルエステルから選択される
何れかの単一のエチルエステルを出発化合物としてさら
に次の反応に使用することができる。即ち、この単一の
エステル化合物を低級アルキル化アルカリ金属の存在下
でラクチドを反応させることにより、さらに分子量の大
きい(即ち、縮合度が大きい)鎖状オリゴ乳酸エステル
を合成かつ単離することができる。以下の実施例により
本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例によ
って限定されることはない。
【0040】
【実施例】実施例1:ラクトイル乳酸エチルのTBDM
S体(1)の合成
【0041】
【化11】
【0042】窒素雰囲気下、−78℃でエタノール0.
280g(6mmol)の15mlTHFにn−BuL
i(1.6Mヘキサン溶液)3.75ml(6mmo
l)を加え、5分間攪拌してリチウムエトキシドとし
た。この溶液にL−(−)−ラクチド0.862g(6
mmol)の12ml THFを加え30分間攪拌し反
応させた。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え反応を停
止し、エーテル抽出(30ml×3回)を行った。エー
テル層を20ml飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリ
ウムで1.5時間乾燥した。濾過して硫酸ナトリウムを
取り除き、エバポレーターで有機溶媒を除去し油状物を
得た。得られた油状物Iをそのまま次の反応に用いた。
【0043】窒素雰囲気下、イミダゾール1.021g
(15mmol)の20ml塩化メチレン溶液に塩化t
−ブチルジメチルシラン(TBDMS−Cl)1.08
5gを加えて15分間攪拌した。この反応溶液に、先に
得られた油状物I( 0.9858g)の15ml塩化
メチレン溶液を滴下し15時間攪拌し反応させた。反応
混合物を分液ロートに移し、水50mlとエーテル10
0mlを加え分液した。エーテル層を飽和食塩水で洗浄
した後、硫酸ナトリウムで1.5時間乾燥した。硫酸ナ
トリウムを濾別した後、エバポレーターで有機溶媒を除
去し油状物IIを得た。この油状物IIをフラッシュシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離した。エー
テル:ヘキサン(1:10)を展開溶媒として用いてO
−t−ブチルジメチルシロキシラクトイル乳酸エチル
(1)を収率62%で得た。
【0044】1H−NMR(300MHz,CDC
2),δppm=0.07(3H,s),0.09
(3H,s),0.885(9H,s),1.244
(3H,t,J=6.9Hz),1.43(3H,d,
J=6.9Hz),1.48(3H,d,J=6.9H
z),4.166(2H,q,J=6.9Hz),4.
377(1H,q,J=6.9Hz),5.072(1
H,q,J=6.9Hz)
【0045】実施例2:ラクトイル乳酸エチル(2)の
合成(脱保護)
【0046】
【化12】
【0047】30mlの2口ナスフラスコに、室温でO
−t−ブチルジメチルシロキシラクトイル乳酸エチル
(1)0.9858gの12mlアセトニトリル溶液に
フッ化水素酸(46%)を9滴加え、1時間攪拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え反応を処理した後、
30mlのエーテルで3回抽出を行い、飽和食塩水で洗
浄し、硫酸ナトリウムで1.5時間乾燥した。濾過後、
エバポレーターで溶媒を除去した。フラッシュシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 エーテル:ヘ
キサン=2:1)を用い純粋なラクトイル乳酸エチル
(2)を収率76%で得た。
【0048】1H−NMR(300MHz,CDCl2
δppm=1.26(3H,t,J=6.9Hz),
1.48(3H,d,J=6.9Hz),1.51(3
H,d,J=6.9Hz),4.19(2H,q,J=
6.9Hz),4.34(1H,q,J=6.9H
z),5.15(1H,q,J=6.9Hz)
【0049】実施例3:ラクトイル乳酸エチル(1)と
ラクチドとの反応
【0050】
【化13】
【0051】窒素雰囲気下、−78℃でラクトイル乳酸
エチル1.1462g(6mmol)の15ml TH
Fにn−BuLi3.75ml(6mmol)を加え、
5分間攪拌した。さらに、L−(−)−ラクチド0.8
62g(6mmol)の12ml THFを加え5分間
攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、エーテ
ル抽出を3回行った後、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウムで2時間乾燥した。濾過後、エバポレーターで溶
媒を除去し油状物IIIを得た。
【0052】窒素雰囲気下、室温でイミダゾール1.0
22g(15mmol)の塩化メチレン20mlにTB
DMS−Cl 1.085gの20ml塩化メチレン溶
液を加えて15分間攪拌した。さらに、油状物III
1.8334gの15ml塩化メチレンを加え15時間
攪拌した。水50mlとエーテル150mlを加え分液
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
1.5時間乾燥した。濾過後、エバポレーターで溶媒を
除去した。
【0053】これをフラッシュシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーを用い分離し、展開溶媒 エーテル:ヘキ
サン=1:10〜1:2溶出部より3量体エチルエステ
ルTBDMS体を3%、4量体エチルエステルTBDM
S体を13%で得た。6量体エチルエステルTBDMS
体を6%、7量体エチルエステルTBDMS体を1%、
8量体エチルエステルTBDMS体を2%で得た。
【0054】4量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.07(3H,s),0.10(3H,s),0.8
9(9H,s),1.26(3H,t,J=6.9H
z),1.44(3H,d,J=6.9Hz),1.5
0(3H,d,J=6.9Hz),1.57(6H,d
d,J=10.5Hz),4.18(2H,q,J=
6.9Hz),4.39(1H,q,J=6.9H
z),5.07−5.21(3H,m)
【0055】3量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.08(3H,s),0.10(3H,s),0.9
0(9H,s),1.26(3H,t,J=6.9H
z),1.44(3H,d,J=6.6Hz),1.5
0(3H,d,J=6.9Hz),1.58(3H,
d,J=6.9Hz),4.18(2H,q,J=6.
9Hz),4.40(1H,q,J=6.9Hz),
5.13(2H,q,J=6.9Hz)
【0056】6量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.08(3H,s),0.10(3H,s),0.9
0(9H,s),1.26(3H,t,J=6.9H
z),1.44(2H,d,J=6.9Hz),1.5
1(2H,d,J=6.9Hz),1.56−1.60
(4H,m),4.18(2H,q,J=6.9H
z),4.39(1H,q,J=6.9Hz),5.0
8−5.20(5H,m)
【0057】7量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.08(3H,s),0.10(3H,s),0.8
9(9H,s),1.26(3H,t,J=13.8H
z),1.44(3H,d,J=6.6Hz),1.5
1(3H,d,J=6.9Hz),1.56−1.59
(5H,m),4.19(2H,q,J=21.3H
z),4.39(1H,q,J=20.1Hz),5.
09−5.21(6H,m)
【0058】8量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.07(3H,s),0.09(3H,s),0.8
9(9H,s),1.25(3H,t,J=6.9H
z),1.43(2H,d,J=6.9Hz),1.4
9(2H,d,J=6.9Hz),1.56−1.58
(6H,m),4.18(2H,q,J=6.9H
z),4.39(1H,q,J=6.9Hz),5.0
8−5.20(7H,m)
【0059】実施例4:ラクチドと乳酸エチルのリチウ
ム塩との反応
【0060】
【化14】
【0061】窒素雰囲気下、−78℃で乳酸エチル0.
472g(4mmol)の25mlTHFにn−BuL
i(1.6Mヘキサン溶液)2.5ml(4mmol)
を加え、5分間攪拌した。さらにL−(−)ラクチド
0.577g(4mmol)の10ml THFを加え
5分間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
エーテル抽出を3回行った後、飽和食塩水で洗浄し、硫
酸ナトリウムで2時間乾燥した。濾過後、エバポレータ
ーで溶媒を除去し油状物IVを得た。
【0062】窒素雰囲気下、室温でイミダゾール0.6
80g(10mmol)の塩化メチレン24mlにTB
DMS−Cl 0.724g(4.8mmol)の塩化
メチレン20mlを加えて30分間攪拌した。さらに、
油状物IVの10ml塩化メチレンを滴下し3時間攪拌し
た後、水50mlとエーテル150mlを加え分液し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
1.5時間乾燥した。濾過後、エバポレーターで溶媒を
除去した。フラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーを用い分離し、展開溶媒 エーテル:ヘキサン
(1:8)溶出部より3量体エチルエステルのTBDM
S体を収率29%で得た。その他のTBDMS体として
5量体を10%、6量体を5%で得た。
【0063】3量体エチルエステル(4)の合成(脱保
護)
【0064】
【化15】
【0065】30mlナスフラスコに、室温で3量体エ
チルエステルのTBDMS体のアセトニトリル5mlに
フッ化水素酸(46%)を4滴加え、3時間攪拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、エーテル抽出を3
回行った後、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで2
時間乾燥した。濾過後、エバポレーターで溶媒を除去し
た。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒 エーテル:ヘキサン=2:1)を用い精製したと
ころ3量体エチルエステルを93%の収率で得た。
【0066】実施例5:3量体エチルエステルのリチウ
ム塩とラクチドの反応
【0067】
【化16】
【0068】窒素雰囲気下、−78℃で乳酸エチルエス
テル0.274g(1mmol)の25ml THFに
n−BuLi(1.6Mヘキサン溶液)0.65ml
(1mmol)を加え、5分間攪拌した。これに、L−
(−)−ラクチド0.151g(1mmol)の10m
l THFを加え5分間攪拌した。飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え、エーテル抽出を3回行った後、飽和食
塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで2時間乾燥した。濾過
後、エバポレーターで溶媒を除去し油状物Vを得た。
【0069】窒素雰囲気下、室温でイミダゾール0.2
13g(2.5mmol)の塩化メチレン24mlにT
BDMS−Cl 0.210gの塩化メチレン20ml
を加えて30分間攪拌した。さらに、油状物Vの10m
l塩化メチレンを加え3時間攪拌した後、水50mlと
エーテル150mlを加え分液した。有機層を飽和食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで1.5時間乾燥した。濾
過後、エバポレーターで溶媒を除去した。これをフラッ
シュカラムクロマトグラフィーを用い分離し、展開溶媒
エーテル:ヘキサン(1:8)溶出部より5量体エチル
エステルのTBDMS体を収率21%で得た。その他の
TBDMS体として2量体を13%、3量体(原料)を
41%、6量体を8%で得た。
【0070】5量体エチルエステルのTBDMS体1 H−NMR(300MHz,CDCl2),δppm=
0.08(3H,s),0.11(3H,s),0.9
0(9H,s),1.27(3H,t,J=6.9H
z),1.44(3H,d,J=6.9Hz),1.5
1(3H,d,J=6.9Hz), 1.56−1.5
9(3H,m),4.19(2H,q,J=6.9H
z),4.39(1H,q,J=6.9Hz),5.0
8−5.21(3H,m)
【0071】
【発明の効果】本発明により、特定の鎖長を有するオリ
ゴ乳酸エステルが単一の化合物として提供されることに
なった。本発明により提供されるオリゴ乳酸エステルの
単一化合物を利用することにより該オリゴ乳酸エステル
を医薬品、医薬品原料、食品添加物、香粧料原料、製剤
原料、製剤添加物として開発していくことが可能にな
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される化合物又はその
    塩。 【化1】 (式中、Xは水素原子又は水酸基の保護基を示し、Yは
    低級アルキル基を示し、nは2から19の整数を示す)
  2. 【請求項2】 nが2から7の整数を示す、請求項1に
    記載の化合物またはその塩。
  3. 【請求項3】 下記一般式(3)から(8)で表される
    化合物から成る群から選択される化合物又はその塩。 【化2】 (式中、Xは水素原子又は水酸基の保護基を示し、Yは
    低級アルキル基を示す)
  4. 【請求項4】 CH3CH(OH)COOCH(CH3
    COOY(式中、Yは低級アルキル基を示す)を低級ア
    ルキル化アルカリ金属の存在下でラクチドを反応させる
    ことを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の化
    合物またはその塩の製造方法。
  5. 【請求項5】 CH3CH(OH)COOY(式中、Y
    は低級アルキル基を示す)を低級アルキル化アルカリ金
    属の存在下でラクチドを反応させることを特徴とする、
    請求項1から3の何れかに記載の化合物またはその塩の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 CH3CH(OH)COOCH(CH3
    COOCH(CH3)COOY(式中、Yは低級アルキ
    ル基を示す)を低級アルキル化アルカリ金属の存在下で
    ラクチドを反応させることを特徴とする、請求項1から
    3の何れかに記載の化合物またはその塩の製造方法。
  7. 【請求項7】 一般式(1A)で表される化合物を低級
    アルキル化アルカリ金属の存在下でラクチドを反応させ
    ることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の
    化合物またはその塩の製造方法。 【化3】 (式中、Yは低級アルキル基を示し、mは3から19の
    整数を示す)
  8. 【請求項8】 ラクチドとの反応生成物をクロマトグラ
    フィーを用いて単一の化合物に分離することを特徴とす
    る、請求項4から7の何れかに記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 クロマトグラフィーをカラムクロマトグ
    ラフィーにより行う、請求項8に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 クロマトグラフィーをフラッシュカラ
    ムクロマトグラフィーにより行う、請求項8に記載の製
    造方法。
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