JP2002243960A - フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器 - Google Patents
フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器Info
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- JP2002243960A JP2002243960A JP2001041706A JP2001041706A JP2002243960A JP 2002243960 A JP2002243960 A JP 2002243960A JP 2001041706 A JP2001041706 A JP 2001041706A JP 2001041706 A JP2001041706 A JP 2001041706A JP 2002243960 A JP2002243960 A JP 2002243960A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光通信波長での光透過性と加工性に優れたフ
ィルタ型多チャンネル波長合分波器を提供する。 【解決手段】 基板6上に設けられた複数の光導波路
と、この光導波路を覆うクラッド部8とで高分子交差光
導波回路2を形成し、光導波路の交差部分にフィルタ挿
入溝9,10,11を設け、これらの溝に誘電体多層膜
フィルタ3,4,5をそれぞれ挿入する。高分子交差光
導波回路2の光導波路とクラッド部8をフッ素化ポリイ
ミドによって形成する。
ィルタ型多チャンネル波長合分波器を提供する。 【解決手段】 基板6上に設けられた複数の光導波路
と、この光導波路を覆うクラッド部8とで高分子交差光
導波回路2を形成し、光導波路の交差部分にフィルタ挿
入溝9,10,11を設け、これらの溝に誘電体多層膜
フィルタ3,4,5をそれぞれ挿入する。高分子交差光
導波回路2の光導波路とクラッド部8をフッ素化ポリイ
ミドによって形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に用いら
れるフィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器に関す
る。
れるフィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの高度化に向けて、導波
路型光デバイスの研究開発が盛んに進められている。中
でも、フィルタ型多チャンネル波長合分波器は特定の波
長を合分波できるため、複雑な光導波路設計が不要であ
る。このため、フィルタ型多チャンネル波長合分波器は
波長多重システムへの応用が期待されている。
路型光デバイスの研究開発が盛んに進められている。中
でも、フィルタ型多チャンネル波長合分波器は特定の波
長を合分波できるため、複雑な光導波路設計が不要であ
る。このため、フィルタ型多チャンネル波長合分波器は
波長多重システムへの応用が期待されている。
【0003】一般的に、光導波路の光デバイス応用に
は、製作の容易性、光導波路材料の屈折率の制御性、耐
熱性等さまざまな条件が要求される。現在、光導波路材
料としては石英が最もよく利用されており、その光導波
路は波長が1.3mmで0.1dB/cm以下の低光損
失を示す。しかしながら、製造プロセスが複雑で、大面
積化が困難などの問題点があるため、経済性、汎用性に
優れたフィルタ型多チャンネル波長合分波器は得難い。
は、製作の容易性、光導波路材料の屈折率の制御性、耐
熱性等さまざまな条件が要求される。現在、光導波路材
料としては石英が最もよく利用されており、その光導波
路は波長が1.3mmで0.1dB/cm以下の低光損
失を示す。しかしながら、製造プロセスが複雑で、大面
積化が困難などの問題点があるため、経済性、汎用性に
優れたフィルタ型多チャンネル波長合分波器は得難い。
【0004】一方、高分子光導波路はスピンコート法を
用いて形成できるため、石英系光導波路と比較して製作
が容易である。さらに、高分子光導波路は石英系光導波
路と比較して柔軟性に優れているため、フィルタ挿入溝
の切削が相対的に容易であり、挿入溝の過剰損失を低減
できる。さらに、切削速度も速くできるため、生産性も
向上させることができる。しかしながら、これまで、実
用に耐え得る耐熱性と光通信波長帯での光透過性に優れ
た高分子材料によるフィルタ型多チャンネル波長合分波
器は存在しなかった。
用いて形成できるため、石英系光導波路と比較して製作
が容易である。さらに、高分子光導波路は石英系光導波
路と比較して柔軟性に優れているため、フィルタ挿入溝
の切削が相対的に容易であり、挿入溝の過剰損失を低減
できる。さらに、切削速度も速くできるため、生産性も
向上させることができる。しかしながら、これまで、実
用に耐え得る耐熱性と光通信波長帯での光透過性に優れ
た高分子材料によるフィルタ型多チャンネル波長合分波
器は存在しなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のフィルタ型多チャンネル波長合分波器のうち、光導波
路材料として石英を用いたものは、製造プロセスが複雑
で、大面積化することが困難であるという問題があっ
た。一方、高分子材料を用いたものは、実用に耐え得る
耐熱性と光通信波長帯での光透過性が得られないという
問題があった。
のフィルタ型多チャンネル波長合分波器のうち、光導波
路材料として石英を用いたものは、製造プロセスが複雑
で、大面積化することが困難であるという問題があっ
た。一方、高分子材料を用いたものは、実用に耐え得る
耐熱性と光通信波長帯での光透過性が得られないという
問題があった。
【0006】そこで、本発明者らは、これらの観点から
鋭意検討した結果、高分子材料としてポリイミドを用い
ると、耐熱性に優れ、波長が1.3μm帯と1.55μ
m帯で低損失性を有し、加工性に優れた波長合分波器を
製作できることを見い出し本発明を完成するに至った。
鋭意検討した結果、高分子材料としてポリイミドを用い
ると、耐熱性に優れ、波長が1.3μm帯と1.55μ
m帯で低損失性を有し、加工性に優れた波長合分波器を
製作できることを見い出し本発明を完成するに至った。
【0007】本発明は上記した従来の問題および検討結
果に基づいてなされたもので、その目的とするところ
は、光通信波長での光透過性と加工性に優れたフィルタ
型多チャンネル波長合分波器を提供することにある。
果に基づいてなされたもので、その目的とするところ
は、光通信波長での光透過性と加工性に優れたフィルタ
型多チャンネル波長合分波器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、波長多重通信に用いる波長合分波器
において、基板上に設けられた複数の光導波路、この光
導波路を覆うクラッド部および前記光導波路の交差部分
に設けられたフィルタ挿入溝を有する高分子交差光導波
回路と、前記フィルタ挿入溝に挿入された誘電体多層膜
フィルタとを備え、前記光導波路と前記クラッド部の双
方またはいずれか一方をポリイミドによって形成したこ
とを特徴とするものである。
に、第1の発明は、波長多重通信に用いる波長合分波器
において、基板上に設けられた複数の光導波路、この光
導波路を覆うクラッド部および前記光導波路の交差部分
に設けられたフィルタ挿入溝を有する高分子交差光導波
回路と、前記フィルタ挿入溝に挿入された誘電体多層膜
フィルタとを備え、前記光導波路と前記クラッド部の双
方またはいずれか一方をポリイミドによって形成したこ
とを特徴とするものである。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
光導波路とクラッド部の少なくともいずれか一方をフッ
素化ポリイミドによって形成したことを特徴とするもの
である。
光導波路とクラッド部の少なくともいずれか一方をフッ
素化ポリイミドによって形成したことを特徴とするもの
である。
【0010】第3の発明は、上記第1または第2の発明
において、誘電体多層膜フィルタの基板材料がポリイミ
ドであることを特徴とするものである。
において、誘電体多層膜フィルタの基板材料がポリイミ
ドであることを特徴とするものである。
【0011】第4の発明は、上記第3の発明において、
誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を透過させてそれ以下の波長を反射させるエッジフ
ィルタ(長波長透過フィルタ)であることを特徴とする
ものである。
誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を透過させてそれ以下の波長を反射させるエッジフ
ィルタ(長波長透過フィルタ)であることを特徴とする
ものである。
【0012】第5の発明は、上記第3の発明において、
誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を反射させてそれ以下の波長を透過させるエッジフ
ィルタ(短波長透過フィルタ)であることを特徴とする
ものである。
誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を反射させてそれ以下の波長を透過させるエッジフ
ィルタ(短波長透過フィルタ)であることを特徴とする
ものである。
【0013】本発明において、高分子交差光導波回路の
クラッド、コア材料として用いられるポリイミド、特に
フッ素化ポリイミドは、光通信波長帯である近赤外域、
特に波長1.3と1.55μm付近で透明であり、また
耐熱性が300°C以上と大きいことから、最も優れた
長期安定性を有するフィルタ型多チャンネル高分子波長
合分波器が得られる。
クラッド、コア材料として用いられるポリイミド、特に
フッ素化ポリイミドは、光通信波長帯である近赤外域、
特に波長1.3と1.55μm付近で透明であり、また
耐熱性が300°C以上と大きいことから、最も優れた
長期安定性を有するフィルタ型多チャンネル高分子波長
合分波器が得られる。
【0014】フッ素化ポリイミドは、フッ素化テトラカ
ルボン酸またはその誘導体とジアミンから、テトラカル
ボン酸またはその誘導体とフッ素化ジアミンから、また
はフッ素化テトラカルボン酸またはその誘導体とフッ素
化ジアミンから製造することができる。これらのフッ素
化ポリイミドは、単体だけではなく、フッ素化ポリイミ
ド共重合体、およびこれらに必要に応じて添加材等を添
加したものなどを用いることができる。
ルボン酸またはその誘導体とジアミンから、テトラカル
ボン酸またはその誘導体とフッ素化ジアミンから、また
はフッ素化テトラカルボン酸またはその誘導体とフッ素
化ジアミンから製造することができる。これらのフッ素
化ポリイミドは、単体だけではなく、フッ素化ポリイミ
ド共重合体、およびこれらに必要に応じて添加材等を添
加したものなどを用いることができる。
【0015】特に上記のフッ素化ポリイミドの中で光透
過性、耐熱性でバランスの取れたものとして、2,2−
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロ
プロパン二無水物(6FDA)とジアミンから合成した
フッ素化ポリイミドもしくはその共重合体、および1,
4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロフェノキ
シ)テトラフルオロベンゼン二無水物(10FEDA)
とジアミンから合成したフッ素化ポリイミドもしくはそ
の共重合体が望ましい。
過性、耐熱性でバランスの取れたものとして、2,2−
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロ
プロパン二無水物(6FDA)とジアミンから合成した
フッ素化ポリイミドもしくはその共重合体、および1,
4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロフェノキ
シ)テトラフルオロベンゼン二無水物(10FEDA)
とジアミンから合成したフッ素化ポリイミドもしくはそ
の共重合体が望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るフ
ィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器の第1の実施
の形態を示す斜視図である。同図において、全体を符号
1で示すものは、波長多重通信に用いられるフィルタ型
多チャンネル高分子波長合分波器(以下、波長合分波器
と略称する)で、4チャンネル(7A〜7D)の高分子
交差光導波回路2と、3つの誘電体多層膜フィルタ3,
4,5とで構成されている。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るフ
ィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器の第1の実施
の形態を示す斜視図である。同図において、全体を符号
1で示すものは、波長多重通信に用いられるフィルタ型
多チャンネル高分子波長合分波器(以下、波長合分波器
と略称する)で、4チャンネル(7A〜7D)の高分子
交差光導波回路2と、3つの誘電体多層膜フィルタ3,
4,5とで構成されている。
【0017】前記高分子交差光導波回路2は、基板6上
に設けられた光を導波するコア部(導波路)と、導波路
を覆うクラッド部8とで構成されている。導波路はクラ
ッド部8の中に連続して形成され、また導波路の交差部
分にはフィルタ挿入溝9,10,11がそれぞれ設けら
れ、これらの溝に前記各誘電体多層膜フィルタ3,4,
5が挿入されている。
に設けられた光を導波するコア部(導波路)と、導波路
を覆うクラッド部8とで構成されている。導波路はクラ
ッド部8の中に連続して形成され、また導波路の交差部
分にはフィルタ挿入溝9,10,11がそれぞれ設けら
れ、これらの溝に前記各誘電体多層膜フィルタ3,4,
5が挿入されている。
【0018】前記高分子交差光導波回路2は、導波路と
クラッド部8の材料として高分子からなるフッ素化ポリ
イミドを用い、基板6の材料としてシリコンを用いてそ
れぞれ製作され、1つの入力ポート12と、4つの出力
ポート13,14,15,16を有している。
クラッド部8の材料として高分子からなるフッ素化ポリ
イミドを用い、基板6の材料としてシリコンを用いてそ
れぞれ製作され、1つの入力ポート12と、4つの出力
ポート13,14,15,16を有している。
【0019】前記各誘電体多層膜フィルタ3,4,5
は、それぞれ透過波長域が異なり、各フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入され、UV硬化樹脂によって固定
されている。ここで用いた誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、それぞれ波長1.2、1.3、1.4μmの
光を透過させるバンドパスフィルタである。
は、それぞれ透過波長域が異なり、各フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入され、UV硬化樹脂によって固定
されている。ここで用いた誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、それぞれ波長1.2、1.3、1.4μmの
光を透過させるバンドパスフィルタである。
【0020】前記各フィルタ挿入溝9,10,11は、
ダイシングソーによって溝幅が約20μmとなるように
形成されている。
ダイシングソーによって溝幅が約20μmとなるように
形成されている。
【0021】次に、図1に示した波長合分波器1の製作
工程について説明する。図2(a)〜(g)は高分子交
差光導波回路の製作工程を示す図である。本実施の形態
においては、高分子交差光導波回路2を構成するクラッ
ド、コア(導波路、クラッド部)材料に2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン二無水物(6FDA)と2,2’−ビス(トリフル
オロメチル)−4,4’−ジアミノビフェニル(TFD
B)から合成したポリイミド(6FDA/TFDB)
と、6FDAと4,4’−オキシジアニリン(4,
4’−ODA)から合成したポリイミド(6FDA/
4,4’−ODA)の共重合体(共重合比が1:0を含
む)を用いる。
工程について説明する。図2(a)〜(g)は高分子交
差光導波回路の製作工程を示す図である。本実施の形態
においては、高分子交差光導波回路2を構成するクラッ
ド、コア(導波路、クラッド部)材料に2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン二無水物(6FDA)と2,2’−ビス(トリフル
オロメチル)−4,4’−ジアミノビフェニル(TFD
B)から合成したポリイミド(6FDA/TFDB)
と、6FDAと4,4’−オキシジアニリン(4,
4’−ODA)から合成したポリイミド(6FDA/
4,4’−ODA)の共重合体(共重合比が1:0を含
む)を用いる。
【0022】最初に、(6FDA/TFDB):(6F
DA/4,4’−ODA)の共重合比が1:0のフッ素
化ポリイミド共重合体の前駆体であるフッ素化ポリアミ
ド酸のDMAc15wt%溶液をシリコン基板6(図
(a))上にスピンコートした後、オーブン中で380
°Cで1時間加熱しイミド化を行い、下部クラッド層1
12(屈折率は、波長1.3μmの時nTE;1.52
0、nTM;1.510、1.55μmの時nTE;
1.58、nTM;1.508)を形成した(図
(b))。
DA/4,4’−ODA)の共重合比が1:0のフッ素
化ポリイミド共重合体の前駆体であるフッ素化ポリアミ
ド酸のDMAc15wt%溶液をシリコン基板6(図
(a))上にスピンコートした後、オーブン中で380
°Cで1時間加熱しイミド化を行い、下部クラッド層1
12(屈折率は、波長1.3μmの時nTE;1.52
0、nTM;1.510、1.55μmの時nTE;
1.58、nTM;1.508)を形成した(図
(b))。
【0023】次に、下部クラッド層112上へ、(6F
DA/TFDB):(6FDA/4,4’−ODA)の
共重合比が4:6のフッ素化ポリイミド共重合体の前駆
体であるフッ素化ポリアミド酸のDMAc15wt%溶
液を、加熱イミド化後の膜厚が8mmになるようにスピ
ンコートした。その後、オーブン中で380°Cで1時
間加熱しイミド化を行い光を導波する連続したコア層
(導波路)113(屈折率は、波長1.3μmの時nT
E;1.538、nTM;1.531、1.55μmの
時nTE;1.538、nTM;1.530)を形成し
た(図(c))。
DA/TFDB):(6FDA/4,4’−ODA)の
共重合比が4:6のフッ素化ポリイミド共重合体の前駆
体であるフッ素化ポリアミド酸のDMAc15wt%溶
液を、加熱イミド化後の膜厚が8mmになるようにスピ
ンコートした。その後、オーブン中で380°Cで1時
間加熱しイミド化を行い光を導波する連続したコア層
(導波路)113(屈折率は、波長1.3μmの時nT
E;1.538、nTM;1.531、1.55μmの
時nTE;1.538、nTM;1.530)を形成し
た(図(c))。
【0024】次に、コア層113上へフォトレジストを
スピンコートした後、交差光導波路のCrマスクパター
ン114をフォトリソグラフ法によってレジストに転写
させた(図(d))。
スピンコートした後、交差光導波路のCrマスクパター
ン114をフォトリソグラフ法によってレジストに転写
させた(図(d))。
【0025】次に、フォトレジストの現像を行うことに
より、コア層113上へ交差光導波路のマスクパターン
114を形成した(図(e))。マスクパターン114
が形成されたコア層113に対して、酸素ガスを用いた
RIE法(リアクティブイオンエッチング法)によりエ
ッチングを行いコアパターン115を形成した(図
(f))。
より、コア層113上へ交差光導波路のマスクパターン
114を形成した(図(e))。マスクパターン114
が形成されたコア層113に対して、酸素ガスを用いた
RIE法(リアクティブイオンエッチング法)によりエ
ッチングを行いコアパターン115を形成した(図
(f))。
【0026】次に、コアパターン115上に、下部クラ
ッド層112と同じフッ素化ポリイミド共重合体の前駆
体であるフッ素化ポリアミド酸のDMAc15wt%溶
液をスピンコートした後、オーブン中で380°Cで1
時間加熱しイミド化を行い、下部クラッド層112と同
じ屈折率を持つ上部クラッド層116を形成し(図
(g))、もってフッ素化ポリイミドによる高分子交差
光導波回路2を製作した。
ッド層112と同じフッ素化ポリイミド共重合体の前駆
体であるフッ素化ポリアミド酸のDMAc15wt%溶
液をスピンコートした後、オーブン中で380°Cで1
時間加熱しイミド化を行い、下部クラッド層112と同
じ屈折率を持つ上部クラッド層116を形成し(図
(g))、もってフッ素化ポリイミドによる高分子交差
光導波回路2を製作した。
【0027】このような方法によって形成された高分子
交差光導波回路2の光導波路の交差部分に前述したフィ
ルタ挿入溝9,10,11をダイシングソーによって形
成し、各フィルタ挿入溝9,10,11にそれぞれ透過
波長域の異なる誘電体多層膜フィルタ3,4,5を挿入
し固定することにより、図1に示した4chの波長合分
波器1を製作した。
交差光導波回路2の光導波路の交差部分に前述したフィ
ルタ挿入溝9,10,11をダイシングソーによって形
成し、各フィルタ挿入溝9,10,11にそれぞれ透過
波長域の異なる誘電体多層膜フィルタ3,4,5を挿入
し固定することにより、図1に示した4chの波長合分
波器1を製作した。
【0028】次に、前記波長合分波器1の光学特性を測
定した。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4
波長の合波光20を入力ポート12から入射したとこ
ろ、合波光20に含まれる波長1.2μmの光21だけ
が誘電体多層膜フィルタ3を透過し出力ポート13から
出射した。この波長以外の光(波長1.3、1.4、
1.5μmの3波長の合波光22)は、誘電体多層膜フ
ィルタ3で反射して誘電体多層膜フィルタ4へ到達し
た。次に、合波光22に含まれる波長1.3μmの光2
3だけが誘電体多層膜フィルタ4を透過し出力ポート1
4から出射した。この波長以外の光(波長1.4、1.
5μmの2波長の合波光24)は、誘電体多層膜フィル
タ4で反射して誘電体多層膜フィルタ5へ到達した。次
に、合波光24に含まれる波長1.4μmの光25は、
誘電体多層膜フィルタ5を透過し出力ポート15から出
射し、波長1.5μmの光26は誘電体多層膜フィルタ
5で反射し出力ポート16から出射した。
定した。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4
波長の合波光20を入力ポート12から入射したとこ
ろ、合波光20に含まれる波長1.2μmの光21だけ
が誘電体多層膜フィルタ3を透過し出力ポート13から
出射した。この波長以外の光(波長1.3、1.4、
1.5μmの3波長の合波光22)は、誘電体多層膜フ
ィルタ3で反射して誘電体多層膜フィルタ4へ到達し
た。次に、合波光22に含まれる波長1.3μmの光2
3だけが誘電体多層膜フィルタ4を透過し出力ポート1
4から出射した。この波長以外の光(波長1.4、1.
5μmの2波長の合波光24)は、誘電体多層膜フィル
タ4で反射して誘電体多層膜フィルタ5へ到達した。次
に、合波光24に含まれる波長1.4μmの光25は、
誘電体多層膜フィルタ5を透過し出力ポート15から出
射し、波長1.5μmの光26は誘電体多層膜フィルタ
5で反射し出力ポート16から出射した。
【0029】このように、入力ポート12から入射した
合波光20は波長合分波器1で分波され、出力ポート1
3,14,15,16からそれぞれ波長1.2μmの光
21、1.3μmの光23、1.4μmの光25、1.
5μmの光26がそれぞれ出射した。挿入損失は全ての
ポートで6dB以下、各ポート間のクロストークは−2
5dB以下であった。
合波光20は波長合分波器1で分波され、出力ポート1
3,14,15,16からそれぞれ波長1.2μmの光
21、1.3μmの光23、1.4μmの光25、1.
5μmの光26がそれぞれ出射した。挿入損失は全ての
ポートで6dB以下、各ポート間のクロストークは−2
5dB以下であった。
【0030】本実施の形態における光学特性評価では分
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入する誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、本実施の形態に示したバンドパスフィルタに
限定されず、あらゆるものを用いることができる。
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入する誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、本実施の形態に示したバンドパスフィルタに
限定されず、あらゆるものを用いることができる。
【0031】図3は本発明の第2の実施の形態を示す波
長合分波器の斜視図である。なお、図中上記した実施の
形態と同一の構成部材、部分については同一符号をもっ
て示し、その説明を適宜省略する。
長合分波器の斜視図である。なお、図中上記した実施の
形態と同一の構成部材、部分については同一符号をもっ
て示し、その説明を適宜省略する。
【0032】図3において、全体を符号30で示す波長
合分波器は、ポリイミド基板31上に形成された4チャ
ンネル(7A〜7D)の高分子交差光導波回路32と、
この高分子交差光導波回路32の導波路の交差部分に設
けられた3つのフィルタ挿入溝9,10,11と、各フ
ィルタ挿入溝9,10,11にそれぞれ挿入され固定さ
れた透過波長域が異なる3つの誘電体多層膜フィルタ
3,4,5とで構成されている。前記高分子交差光導波
回路32は、導波路とクラッド部8の材料として高分子
からなるフッ素化ポリイミドを用いて製作され、1つの
入力ポート12と、4つの出力ポート13,14,1
5,16を有している。つまり、本実施の形態は、シリ
コン基板6の代わりにポリイミド基板31を用いて高分
子交差光導波回路32を製作した点が上記した実施の形
態と異なるものである。
合分波器は、ポリイミド基板31上に形成された4チャ
ンネル(7A〜7D)の高分子交差光導波回路32と、
この高分子交差光導波回路32の導波路の交差部分に設
けられた3つのフィルタ挿入溝9,10,11と、各フ
ィルタ挿入溝9,10,11にそれぞれ挿入され固定さ
れた透過波長域が異なる3つの誘電体多層膜フィルタ
3,4,5とで構成されている。前記高分子交差光導波
回路32は、導波路とクラッド部8の材料として高分子
からなるフッ素化ポリイミドを用いて製作され、1つの
入力ポート12と、4つの出力ポート13,14,1
5,16を有している。つまり、本実施の形態は、シリ
コン基板6の代わりにポリイミド基板31を用いて高分
子交差光導波回路32を製作した点が上記した実施の形
態と異なるものである。
【0033】前記誘電体多層膜フィルタ3,4,5は、
それぞれ波長1.2、1.3、1.4μmの光を透過さ
せるバンドパスフィルタである。本実施の形態では、フ
ィルタの基板材料としてポリイミド基板を用いているた
め、各誘電体多層膜フィルタ3,4,5の膜厚は約17
μm程度と非常に薄い。このため、フィルタ挿入溝9,
10,11の溝幅を20μm程度と薄くすることがで
き、フィルタによる過剰損失を小さくできる。さらに、
基板材料が導波路の材料と同じポリイミドであるため屈
折率も近く、導波路/フィルタ境界面での屈折率差によ
り生じる反射損を小さくすることができる。
それぞれ波長1.2、1.3、1.4μmの光を透過さ
せるバンドパスフィルタである。本実施の形態では、フ
ィルタの基板材料としてポリイミド基板を用いているた
め、各誘電体多層膜フィルタ3,4,5の膜厚は約17
μm程度と非常に薄い。このため、フィルタ挿入溝9,
10,11の溝幅を20μm程度と薄くすることがで
き、フィルタによる過剰損失を小さくできる。さらに、
基板材料が導波路の材料と同じポリイミドであるため屈
折率も近く、導波路/フィルタ境界面での屈折率差によ
り生じる反射損を小さくすることができる。
【0034】前記波長合分波器30の光学特性を測定し
た。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4波長
の合波光20を入力ポート12から入射したところ、上
記した第1の実施の形態と同様に、波長合分波器30に
よって分波され、出力ポート13,14,15,16か
ら波長1.2μmの光21、1.3μmの光23、1.
4μmの光25、1.5μmの光26がそれぞれ出射し
た。また、誘電体多層膜フィルタ3,4,5は、基板材
料として膜厚の薄いポリイミド基板を用いているので、
挿入損失が低減され、全てのポートで4dB以下であっ
た。また、各ポート間のクロストークは−25dB以下
であった。
た。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4波長
の合波光20を入力ポート12から入射したところ、上
記した第1の実施の形態と同様に、波長合分波器30に
よって分波され、出力ポート13,14,15,16か
ら波長1.2μmの光21、1.3μmの光23、1.
4μmの光25、1.5μmの光26がそれぞれ出射し
た。また、誘電体多層膜フィルタ3,4,5は、基板材
料として膜厚の薄いポリイミド基板を用いているので、
挿入損失が低減され、全てのポートで4dB以下であっ
た。また、各ポート間のクロストークは−25dB以下
であった。
【0035】本実施の形態における光学特性評価では分
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入するバンドパスフィルタ3,4,
5は本実施の形態に示したものに限定されず、あらゆる
ものを用いることができる。
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入するバンドパスフィルタ3,4,
5は本実施の形態に示したものに限定されず、あらゆる
ものを用いることができる。
【0036】図4は本発明の第3の実施の形態を示す波
長合分波器の斜視図である。全体を符号50で示す波長
合分波器は、ポリイミド基板31上に形成された4チャ
ンネルの高分子交差光導波回路52と、この高分子交差
光導波回路52の交差部分に設けられた3つのフィルタ
挿入溝9,10,11と、各フィルタ挿入溝9,10,
11にそれぞれ挿入された透過波長域が異なる3つの誘
電体多層膜フィルタ54,55,56とで構成されてい
る。前記高分子交差光導波回路52は、導波路とクラッ
ド部8の材料として高分子からなるフッ素化ポリイミド
を用いて製作され、1つの入力ポート57と、4つの出
力ポート58,59,60,61を有している。誘電体
多層膜フィルタ54,55,56は、それぞれ波長1.
4μmと1.5μmの間に透過帯域と反射帯域の境界波
長が存在するエッジフィルタ(1.4/1.5μmエッ
ジフィルタ)、波長1.2μmと1.3μmの間に透過
帯域と反射帯域の境界波長が存在するエッジフィルタ
(1.2/1.3μmエッジフィルタ)、波長1.3μ
mと1.4μmの間に透過帯域と反射帯域の境界波長が
存在するエッジフィルタ(1.3/1.4μmエッジフ
ィルタ)である。これらのフィルタはUV硬化樹脂によ
ってフィルタ挿入溝に固定されている。
長合分波器の斜視図である。全体を符号50で示す波長
合分波器は、ポリイミド基板31上に形成された4チャ
ンネルの高分子交差光導波回路52と、この高分子交差
光導波回路52の交差部分に設けられた3つのフィルタ
挿入溝9,10,11と、各フィルタ挿入溝9,10,
11にそれぞれ挿入された透過波長域が異なる3つの誘
電体多層膜フィルタ54,55,56とで構成されてい
る。前記高分子交差光導波回路52は、導波路とクラッ
ド部8の材料として高分子からなるフッ素化ポリイミド
を用いて製作され、1つの入力ポート57と、4つの出
力ポート58,59,60,61を有している。誘電体
多層膜フィルタ54,55,56は、それぞれ波長1.
4μmと1.5μmの間に透過帯域と反射帯域の境界波
長が存在するエッジフィルタ(1.4/1.5μmエッ
ジフィルタ)、波長1.2μmと1.3μmの間に透過
帯域と反射帯域の境界波長が存在するエッジフィルタ
(1.2/1.3μmエッジフィルタ)、波長1.3μ
mと1.4μmの間に透過帯域と反射帯域の境界波長が
存在するエッジフィルタ(1.3/1.4μmエッジフ
ィルタ)である。これらのフィルタはUV硬化樹脂によ
ってフィルタ挿入溝に固定されている。
【0037】本実施例で用いられる誘電体多層膜フィル
タ54,55,56は、基板材料としてポリイミドを用
いているため膜厚が約17μm程度と非常に薄い。この
ため、フィルタ挿入溝9,10,11の溝幅を20μm
程度と薄くすることができ、フィルタによる過剰損失を
小さくできる。さらに、基板材料が導波路材料と同じポ
リイミドであるため屈折率も近く、導波路/フィルタ境
界面での屈折率差により生じる反射損を小さくすること
ができる。
タ54,55,56は、基板材料としてポリイミドを用
いているため膜厚が約17μm程度と非常に薄い。この
ため、フィルタ挿入溝9,10,11の溝幅を20μm
程度と薄くすることができ、フィルタによる過剰損失を
小さくできる。さらに、基板材料が導波路材料と同じポ
リイミドであるため屈折率も近く、導波路/フィルタ境
界面での屈折率差により生じる反射損を小さくすること
ができる。
【0038】製作した波長合分波器50の光学特性を測
定した。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4
波長の合波光20を入力ポート57から入射したとこ
ろ、合波光20に含まれる波長1.5μmの光63だけ
が誘電体多層膜フィルタ54で反射し出力ポート58か
ら出射した。この波長以外の光(波長1.2、1.3、
1.4μmの3波長の合波光64)は、誘電体多層膜フ
ィルタ54を透過して誘電体多層膜フィルタ55へ到達
した。次に、合波光64に含まれる波長1.2μmの光
65だけが誘電体多層膜フィルタ55を透過し出力ポー
ト59から出射した。この波長以外の光(波長1.3、
1.4μmの2波長の合波光66)は、誘電体多層膜フ
ィルタ55で反射して誘電体多層膜フィルタ56へ到達
した。次に、合波光66に含まれる波長1.3μmの光
67は、誘電体多層膜フィルタ56を透過して出力ポー
ト61から出射し、波長1.5μmの光68は誘電体多
層膜フィルタ56で反射し出力ポート60からそれぞれ
出射した。
定した。波長1.2、1.3、1.4、1.5μmの4
波長の合波光20を入力ポート57から入射したとこ
ろ、合波光20に含まれる波長1.5μmの光63だけ
が誘電体多層膜フィルタ54で反射し出力ポート58か
ら出射した。この波長以外の光(波長1.2、1.3、
1.4μmの3波長の合波光64)は、誘電体多層膜フ
ィルタ54を透過して誘電体多層膜フィルタ55へ到達
した。次に、合波光64に含まれる波長1.2μmの光
65だけが誘電体多層膜フィルタ55を透過し出力ポー
ト59から出射した。この波長以外の光(波長1.3、
1.4μmの2波長の合波光66)は、誘電体多層膜フ
ィルタ55で反射して誘電体多層膜フィルタ56へ到達
した。次に、合波光66に含まれる波長1.3μmの光
67は、誘電体多層膜フィルタ56を透過して出力ポー
ト61から出射し、波長1.5μmの光68は誘電体多
層膜フィルタ56で反射し出力ポート60からそれぞれ
出射した。
【0039】このように、入力ポート57から入射した
合波光20は波長合分波器50で分波され、出力ポート
58,59,60,61から波長1.5μmの光63、
1.2μmの光65、1.3μmの光67、1.4μm
の光68がそれぞれ出射した。挿入損失は膜厚の薄い誘
電体多層膜フィルタ54,55,56を適用したこと、
誘電体多層膜フィルタ54,55,56としてエッジフ
ィルタを用い溝幅を短くしたことにより低減され、全て
のポートで3.5dB以下になった。各ポート間のクロ
ストークは−25dB以下であった。
合波光20は波長合分波器50で分波され、出力ポート
58,59,60,61から波長1.5μmの光63、
1.2μmの光65、1.3μmの光67、1.4μm
の光68がそれぞれ出射した。挿入損失は膜厚の薄い誘
電体多層膜フィルタ54,55,56を適用したこと、
誘電体多層膜フィルタ54,55,56としてエッジフ
ィルタを用い溝幅を短くしたことにより低減され、全て
のポートで3.5dB以下になった。各ポート間のクロ
ストークは−25dB以下であった。
【0040】本実施の形態における光学特性評価では分
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入する誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、本実施の形態に示したエッジフィルタに限定
されず、あらゆるものを用いることができる。
波器としての機能を示したが、合波器として用いる場合
には光の伝搬方向が逆になるだけであり、性能は全く同
じであることは言うまでもない。また、フィルタ挿入溝
9,10,11に挿入する誘電体多層膜フィルタ3,
4,5は、本実施の形態に示したエッジフィルタに限定
されず、あらゆるものを用いることができる。
【0041】上記した実施の形態では、波長合分波器の
導波路およびクラッド部の高分子材料としてフッ素化ポ
リイミドを用い、基板6,31の材料としてシリコンと
ポリイミドを用いていたが、本発明はこれに何等限定さ
れるものではなく、他の材料を用いても良いことはいう
までもない。例えば、基板材料としてはAI、インジウ
ムリン、ガリウム砒素、窒化ガリウム、硝子等を用いる
ことが可能である。
導波路およびクラッド部の高分子材料としてフッ素化ポ
リイミドを用い、基板6,31の材料としてシリコンと
ポリイミドを用いていたが、本発明はこれに何等限定さ
れるものではなく、他の材料を用いても良いことはいう
までもない。例えば、基板材料としてはAI、インジウ
ムリン、ガリウム砒素、窒化ガリウム、硝子等を用いる
ことが可能である。
【0042】また、上記した実施の形態では、波長合分
波器のチャネル数を4chとし、合分波される光の波長
として1.2,1.3,1.4,1.5μmを用いた
が、他のチャネル数および他の波長の組み合わせでも良
いことは言うまでもない。例えば広帯域波長多重通信シ
ステム(WWDM:wideband wavelength divisionmult
iplexer)アクセス系で用いられる1.3〜1.5μm
帯における波長間隔15〜20nmの光など、用いる誘
電体多層膜フィルタの種類を変えることであらゆる波長
の合分波を行うことができる。
波器のチャネル数を4chとし、合分波される光の波長
として1.2,1.3,1.4,1.5μmを用いた
が、他のチャネル数および他の波長の組み合わせでも良
いことは言うまでもない。例えば広帯域波長多重通信シ
ステム(WWDM:wideband wavelength divisionmult
iplexer)アクセス系で用いられる1.3〜1.5μm
帯における波長間隔15〜20nmの光など、用いる誘
電体多層膜フィルタの種類を変えることであらゆる波長
の合分波を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るフィルタ
型多チャンネル高分子波長合分波器は、導波路材料とし
て耐熱性の高いポリイミドを用い、また誘電体多層膜フ
ィルタとしてポリイミドを用いたことにより、低損失な
フィルタ型多チャンネルポリイミド波長合分波器を提供
できる。また、その結果として、経済性、汎用性に優れ
たフィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器が製造で
き、アクセス系やLANなどに用いられる波長多重通信
システムに応用することができる。
型多チャンネル高分子波長合分波器は、導波路材料とし
て耐熱性の高いポリイミドを用い、また誘電体多層膜フ
ィルタとしてポリイミドを用いたことにより、低損失な
フィルタ型多チャンネルポリイミド波長合分波器を提供
できる。また、その結果として、経済性、汎用性に優れ
たフィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器が製造で
き、アクセス系やLANなどに用いられる波長多重通信
システムに応用することができる。
【図1】 本発明に係るフィルタ型多チャンネル高分子
波長合分波器の第1の実施の形態を示す斜視図である。
波長合分波器の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 (a)〜(g)はフッ素化ポリイミドによる
高分子交差光導波回路の製作工程を示す図である。
高分子交差光導波回路の製作工程を示す図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】 本発明の第3の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
1…フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器、2…
高分子交差光導波回路、3,4,5…誘電体多層膜フィ
ルタ(バンドパスフィルタ)、6…基板、8…クラッド
部、9,10,11…フィルタ挿入溝、12…入力ポー
ト、13,14,15,16…出力ポート、20…4波
長の合波光、21…1.2μmの光、23…1.3μm
の光、25…1.4μmの光、26…1.5μmの光、
30,50…波長合分波器、54,55,56…誘電体
多層膜フィルタ(エッジフィルタ)、112…下部クラ
ッド層、113…コア層、114…マスクパターン、1
15…交差光導波路のコアパターン、116…上部クラ
ッド層、117…高分子交差光導波回路。
高分子交差光導波回路、3,4,5…誘電体多層膜フィ
ルタ(バンドパスフィルタ)、6…基板、8…クラッド
部、9,10,11…フィルタ挿入溝、12…入力ポー
ト、13,14,15,16…出力ポート、20…4波
長の合波光、21…1.2μmの光、23…1.3μm
の光、25…1.4μmの光、26…1.5μmの光、
30,50…波長合分波器、54,55,56…誘電体
多層膜フィルタ(エッジフィルタ)、112…下部クラ
ッド層、113…コア層、114…マスクパターン、1
15…交差光導波路のコアパターン、116…上部クラ
ッド層、117…高分子交差光導波回路。
フロントページの続き (72)発明者 疋田 真 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 川上 直美 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 景井 絵美子 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 工藤 あや子 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 栗原 健二 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 松浦 徹 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 都丸 暁 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 山本 二三男 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA18 PA02 PA15 PA24 PA28 QA05 RA08 TA31 TA43 TA44
Claims (5)
- 【請求項1】 波長多重通信に用いる波長合分波器にお
いて、 基板上に設けられた複数の光導波路、この光導波路を覆
うクラッド部および前記光導波路の交差部分に設けられ
たフィルタ挿入溝を有する高分子交差光導波回路と、前
記フィルタ挿入溝に挿入された誘電体多層膜フィルタと
を備え、前記光導波路と前記クラッド部の双方またはい
ずれか一方をポリイミドによって形成したことを特徴と
するフィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器。 - 【請求項2】 請求項1記載のフィルタ型多チャンネル
高分子波長合分波器において、 光導波路とクラッド部の少なくともいずれか一方をフッ
素化ポリイミドによって形成したことを特徴とするフィ
ルタ型多チャンネル高分子波長合分波器。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のフィルタ型多チ
ャンネル高分子波長合分波器において、 誘電体多層膜フィルタの基板材料がポリイミドであるこ
とを特徴とするフィルタ型多チャンネル高分子波長合分
波器。 - 【請求項4】 請求項3記載のフィルタ型多チャンネル
高分子波長合分波器において、 誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を透過させてそれ以下の波長を反射させるエッジフ
ィルタ(長波長透過フィルタ)であることを特徴とする
フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器。 - 【請求項5】 請求項3記載のフィルタ型多チャンネル
高分子波長合分波器において、 誘電体多層膜フィルタの少なくとも一つが、特定の波長
以上を反射させてそれ以下の波長を透過させるエッジフ
ィルタ(短波長透過フィルタ)であることを特徴とする
フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001041706A JP2002243960A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001041706A JP2002243960A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002243960A true JP2002243960A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18904106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001041706A Pending JP2002243960A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | フィルタ型多チャンネル高分子波長合分波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002243960A (ja) |
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| KR100656856B1 (ko) | 2005-05-25 | 2006-12-13 | (주)애니피아 | 트라이플렉서 광모듈 |
| JP2007272054A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Chem Co Ltd | 光導波路構造体 |
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-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001041706A patent/JP2002243960A/ja active Pending
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