JP2002136114A - 突入電流防止回路 - Google Patents
突入電流防止回路Info
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Abstract
関し、突入電流抑制用の抵抗やスイッチの省略を可能と
する。 【解決手段】 トランスT1の一次巻線n1に接続した
スイッチングトランジスタQ1のオン,オフ制御を行う
制御回路CNT1と、一次巻線n1に流れる電流を抵抗
R1やカレントトランスにより検出した電流検出値と第
1の基準電圧Vr1とを第1の演算増幅器OA1により
比較し、電流検出値が基準電圧Vr1を超えた時に過電
流検出信号を制御回路CNT1に入力して過電流保護を
行わせる過電流検出部OC1等の過電流検出手段とを有
するスイッチング電源装置の突入防止回路であって、基
準電圧Vr1と比較する電流検出値に、トランスT1の
一次巻線n1に直流電圧を印加する電源のオン時に、基
準電圧Vr1を超えるように第2の演算増幅器OA2等
によって電圧を印加し、この電圧を、コンデンサC2等
により時間経過に従って次第に低下させる電圧付加手段
を設けたものである。
Description
スイッチング制御によって出力するスイッチング電源装
置に於いて、電源オン時に流入する突入電流を防止する
突入電流防止回路に関する。
ドコンバータ方式のスイッチング電源装置の要部を示
し、T6はトランス、Q3は電界効果トランジスタとし
て示すスイッチングトランジスタ、RECは整流回路、
S1はスイッチ、R21〜R24は抵抗、CNT4は制
御回路、D6,D7はダイオード、L2はチョークコイ
ル、C5はコンデンサ、OA6は演算増幅器、Vr6は
基準電圧、OC3は過電流検出部を示す。
はタイマ等によって制御されるもので、交流電源(図示
せず)をオンとする時は、スイッチS1を図示のように
オフ状態とする。従って、抵抗R21を介して整流回路
RECに交流電圧が印加され、整流回路RECにより整
流された直流電圧が、トランスT6の一次巻線と、スイ
ッチングトランジスタQ3と、電流検出用の抵抗R22
との直列回路に印加され、制御回路CNT4によりスイ
ッチングトランジスタQ3のオン,オフが制御されて、
トランスT6の一次巻線に流れる電流がオン,オフ制御
される。この時、電源オンによる突入電流は、抵抗R2
1によって制限される。
時間が経過したことをタイマ等により検出した時、又は
電流が所定値以下に低下したことを検出した時に、スイ
ッチS1をオンとして、抵抗R21を短絡し、定常状態
に於ける抵抗R21による電力損失を回避する。
スイッチングトランジスタQ3によりオン,オフするこ
とにより、二次巻線に電圧が誘起し、その電圧は、ダイ
オードD6,D7とチョークコイルL2とコンデンサC
5とを含む整流平滑回路により整流されて平滑化され、
図示を省略した負荷に印加される。その負荷に印加する
出力電圧を制御回路CNT4により検出して、設定した
電圧となるように、スイッチングトランジスタQ3のオ
ン期間を制御し、出力電圧を一定化する。
6と基準電圧Vr6と抵抗R22〜R24とを含み、電
流検出用の抵抗R22の両端の電圧を、抵抗R23,R
24により分圧し、演算増幅器OA6により基準電圧V
r6と比較する。トランスT6の二次側の整流平滑回路
に接続された負荷の短絡又はそれに近い状態の時に、ト
ランスT6の一次側にも大きい電流が流れることにな
り、その時の抵抗R22の両端の電流検出値が大きくな
るから、抵抗R23,R24による分圧電圧が基準電圧
Vr6を超えるような過電流状態となって、演算増幅器
OA6からの信号により、制御回路CNT4は、スイッ
チングトランジスタQ3のオン期間を短縮又は零とす
る。それによって、二次側の出力電圧を垂下させて、過
電流を防止するものである。
電源装置に於いては、フォワードコンバータ方式やフラ
イバックコンバータ方式等の各種の方式が知られている
が、何れも図8に示すように、電源オン時の突入電流を
防止する為には、電流制限用の抵抗R21と、定常時
に、この抵抗R21を短絡する為のスイッチS1とを必
要とし、更に、このスイッチS1を制御するタイマ等の
構成を必要とするものであった。抵抗R21及びスイッ
チS1は比較的大きな電流容量を必要とするから、大型
化すると共にコストアップとなる問題があった。本発明
は、電流制限用の抵抗やスイッチを省略して、突入電流
を防止することを目的とする。
路は、図1を参照して説明すると、トランスT1の一次
巻線n1に接続したスイッチングトランジスタQ1のオ
ン,オフ制御を行う制御回路CNT1と、一次巻線n1
に流れる電流を抵抗R1等により検出した電流検出値と
基準電圧Vr1とを比較し、電流検出値が基準電圧Vr
1を超えた時に過電流検出信号を制御回路CNT1に入
力して過電流保護を行わせる過電流検出部OC1等の過
電流検出手段とを有するスイッチング電源装置の突入防
止回路であって、基準電圧Vr1と比較する電流検出値
に、トランスT1の一次巻線n1に直流電圧を印加する
電源のオン時に、基準電圧Vr1を超えるように演算増
幅器OA2等によって電圧を印加し、この電圧を、コン
デンサC2等により時間経過に従って次第に低下させる
電圧付加手段を設けたものである。
流を抵抗R1等により検出した電流検出値と第1の基準
電圧Vr1とを比較し、電流検出値が第1の基準電圧V
r1を超えた時に過電流検出信号を出力する第1の演算
増幅器OA1と、トランスT1の一次巻線n1に接続し
たスイッチングトランジスタQ1のオン,オフ制御を行
うと共に第1の演算増幅器OA1からの過電流検出信号
によってスイッチングトランジスタQ1のオン期間の短
縮制御を行う制御回路CNT1と、トランスT1の三次
巻線n3の誘起電圧をダイオードD3により整流し、抵
抗R8を介して充電するコンデンサC2と、このコンデ
ンサC2の端子電圧と第2の基準電圧Vr2とを比較
し、端子電圧が第2の基準電圧Vr2以下の時に、第1
の基準電圧Vr1を超える値となるように、電流検出値
に電圧を付加する第2の演算増幅器OA2とを備えてい
る。
した電流検出値と第1の基準電圧とを比較し、電流検出
値が第1の基準電圧を超えた時に過電流検出信号を出力
する第1の演算増幅器と、トランスの一次巻線に接続し
たスイッチングトランジスタのオン,オフ制御を行うと
共に第1の演算増幅器からの過電流検出信号によってス
イッチングトランジスタのオン期間の短縮制御を行う制
御回路と、トランスの二次側の直流出力電圧を印加する
コンデンサの端子電圧又該端子電圧を分圧した分圧電圧
と第3の基準電圧とを比較し、この第3の基準電圧が大
きい時に、第1の基準電圧を超える値となるように前記
電流検出値に電圧を付加する第3の演算増幅器とを備え
ている。
ングトランジスタのオン,オフ制御を行う制御回路と、
一次巻線に流れる電流を検出した電流検出値と基準電圧
とを比較し、基準電圧を超えた時に過電流検出信号を制
御回路に入力して過電流保護を行わせる過電流検出手段
とを有するスイッチング電源装置に於ける突入防止回路
であって、トランスの一次巻線に直流電圧を印加する電
源のオンにより、その直流電圧によって抵抗を介して充
電されるコンデンサと、このコンデンサの端子電圧を基
準電圧として電流検出値とを比較し、この電流検出値が
基準電圧を超えている時に過電流検出信号を制御回路に
入力して、スイッチングトランジスタのオン期間短縮制
御を行わせる演算増幅器とを備えている。
の説明図であり、RECは整流回路、CNT1は制御回
路、Q1はスイッチングトランジスタ、T1はトラン
ス、n1は一次巻線、n2は二次巻線、n3は三次巻
線、OC1は過電流検出部、R1〜R8は抵抗、C1,
C2はコンデンサ、L1はチョークコイル、D1〜D3
はダイオード、OA1,OA2は第1,第2の演算増幅
器、Vr1,Vr2は第1,第2の基準電圧を示す。
方式を適用したスイッチング電源装置について示し、図
示を省略した電源スイッチを介して交流電源に整流回路
RECを接続し、全波整流した電圧をトランスT1の一
次巻線n1とスイッチングトランジスタQ1と電流検出
用の抵抗R1との直列回路に印加し、制御回路CNT1
によりスイッチングトランジスタQ1のオン,オフを制
御し、トランスT1の二次巻線n2の誘起電圧をダイオ
ードD1,D2とチョークコイルL1とコンデンサC1
とを含む整流平滑回路により整流して平滑化し、図示を
省略した負荷に印加し、その負荷に印加する出力電圧
を、点線で示す経路によって制御回路CNT1に於いて
検出し、設定電圧となるように、スイッチングトランジ
スタQ1のオン期間を制御するものである。従って、電
源オン時は、負荷に印加する出力電圧は零又は設定電圧
に比較して低いので、制御回路CNT1は、スイッチン
グトランジスタQ1のオン期間を長くするように制御す
ることになる。
OC1は、電流検出用の抵抗R1と、分圧用の抵抗R2
〜R4と、第1の演算増幅器OA1と、第1の基準電圧
Vr1とを含み、抵抗R1の両端の電流検出値が、第1
の基準電圧Vr1によって設定した過電流値を超える
と、第1の演算増幅器OA1から過電流検出信号を制御
回路CNT1に入力する。それにより、制御回路CNT
1はスイッチングトランジスタQ1のオン期間を短縮又
は零として、過電流を防止する。この過電流の防止機能
は従来例と同様である。
巻線n2と同様に巻数比に対応した電圧が誘起する。こ
の誘起電圧をダイオードD3により整流し、抵抗R8を
介してコンデンサC2を充電する。従って、電源オン時
は、コンデンサC2の端子電圧は零であり、第2の演算
増幅器OA2は、抵抗R6,R7による分圧電圧と、第
2の基準電圧Vr2とを比較するが、分圧電圧より基準
電圧Vr2が高いので、抵抗R5を介して、抵抗R3,
R4の接続点に基準電圧Vr2に対応した電圧を印加す
る。即ち、電圧付加手段を構成している。なお、コンデ
ンサC2の端子電圧は、トランスT1の一次巻線n1に
直流電圧を印加する電源オン時から、抵抗8を含む時定
数に従って上昇する。
流検出用の抵抗R1の両端の電圧を抵抗R2〜R4によ
り分圧し、抵抗R2,R3の接続点の分圧電圧と、基準
電圧Vr1とを演算増幅器OA1により比較し、分圧電
圧が基準電圧Vr1を超えた時に過電流状態とするもの
であり、前述のように、電源オン時の演算増幅器OA2
の出力電圧を、抵抗R5を介して抵抗R3,R4の接続
点に印加することにより、抵抗R2,R3の接続点の電
位を上昇させる。それによって、過電流検出状態とし、
制御回路CNT1によりスイッチングトランジスタQ1
のオン期間を短縮させる。このスイッチングトランジス
タQ1のオン期間の短縮により、電源オン時の突入電流
を防止することができる。
電源スイッチのオンからの時間経過に従って、コンデン
サC2の端子電圧が上昇し、抵抗R6,R7による分圧
電圧が第2の基準電圧Vr2と等しくなると、第2の演
算増幅器OA2の出力電圧は零となる。それにより、過
電流検出部OC1は、従来例の場合と同様に、抵抗R1
により検出した電流検出値と、第1の基準電圧Vr1と
を比較して過電流状態か否かの検出を行う構成となる。
即ち、定常状態に於けるコンデンサC2の端子電圧を抵
抗R6,R7により分圧した電圧を第2の基準電圧Vr
2と等しくなるように、それぞれの回路定数等を設定す
ることになる。
り、例えば、図1に於ける整流平滑回路の出力電圧を縦
軸に、出力電流を横軸とした特性曲線図であり、出力電
流がI1までは出力電圧をV1一定となるように、制御
回路CNT1によってスイッチングトランジスタQ1の
オン期間を制御する。そして、出力電流がI1を超える
と、過電流検出部OC1から制御回路CNT1に過電流
検出信号を加え、制御回路CNT1は、スイッチングト
ランジスタQ1のオン期間を短縮する。それによって、
出力電圧は曲線Cに沿って低下する。この曲線Cによる
領域は定電力領域である。
は点線曲線Bに従って増加し、又出力電圧は低下する。
通常は、P点に達すると、曲線Aに沿って出力電圧を垂
下するように、スイッチングトランジスタQ1のオン期
間を短縮又は零とするように制御する。トランスT1の
一次巻線n1には、二次側の出力電流に対応した電流が
流れることになり、従って、二次側の過電流状態は、一
次側の抵抗R1によって検出することができる。
オン時に演算増幅器OA2の出力電圧を抵抗R3,R4
の接続点に印加することにより、出力電流が11以上と
なったと等価な状態とする。又P点を超えた出力電流が
流れた場合と等価とすることも可能であり、簡単な構成
を付加することにより、電源オン時の突入電流を防止す
ることができる。
であり、フライバックコンバータ方式を適用したスイッ
チング電源装置について示し、図1と同一符号は同一部
分を示し、T2はトランス、D4はダイオード、C3は
コンデンサである。即ち、スイッチングトランジスタQ
1をオンとして、トランスT2の一次巻線に整流回路R
ECからの直流電流を流した後、スイッチングトランジ
スタQ1をオフとすると、その時のトランスT2の二次
巻線の誘起電圧をダイオードD4により整流し、コンデ
ンサC3の充電を行うと共に、この充電電圧を直流出力
電圧として図示を省略した負荷に印加する。
をダイオードD3により整流し、抵抗R8を介してコン
デンサC2を充電する。演算増幅器OA2は、基準電圧
Vr2と、抵抗R6,R7によりコンデンサC2の端子
電圧を分圧した電圧と比較する。従って、電源オン時
は、コンデンサC2の端子電圧は零であるから、演算増
幅器OA2の出力電圧が抵抗R5を介して、過電流検出
部OC1の抵抗R3,R4の接続点に印加され、抵抗R
2,R3の接続点の電位を、基準電圧Vr1より上昇さ
せることにより、過電流状態とし、演算増幅器OA1の
出力信号により、制御回路CNT1は、スイッチングト
ランジスタQ1のオン期間を短縮し、それによって、電
源オン時の突入電流を防止することができる。
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、T3はトラ
ンス、OC2は過電流検出部、CNT2は制御回路、C
Tはカレントトランス、D5はダイオード、OA3,O
A4は演算増幅器、Vr3,Vr4は基準電圧、R10
〜R17は抵抗を示す。
方式を適用したスイッチング電源装置について示すもの
であり、又過電流検出部OC2は、図1の過電流検出部
OC1と同様な機能を有するものであり、電流を検出す
る為のカレントトランスCTと、ダイオードD5と、演
算増幅器3と、抵抗R10〜R12,R16,R17と
を含む構成を有し、トランスT3の一次側に流れる電流
をカレントトランスCTにより検出し、抵抗R16を負
荷抵抗として、この抵抗R16の両端の電圧をダイオー
ドD5により整流し、抵抗R10,R11の接続点の分
圧電圧を電流検出値として演算増幅器OA3に入力し、
基準電圧Vr3と比較する。この基準電圧Vr3を電圧
検出値が超えている場合に、過電流検出信号を制御回路
CNT2に入力する。それによって、制御回路CNT2
は、スイッチングトランジスタQ1のオン期間を短縮し
て過電流保護を行うものである。
次側の整流平滑回路の出力電圧を検出して、この出力電
圧が設定電圧となるようにスイッチングトランジスタQ
1のオン期間を制御する構成を備えていると共に、過電
流検出部OC2からの過電流検出信号が入力された場合
は、前述のように、スイッチングトランジスタQ1のオ
ン期間の短縮制御を行う構成を備えている。
14,R15による分圧電圧と第3の基準電圧Vr4と
を比較し、分圧電圧が第3の基準電圧Vr4より大きい
時に、抵抗R13を介して、過電流検出部OC2の抵抗
R11,R12の接続点の電位を上昇させる電圧を加え
る。従って、電源オン時は、トランスT3の二次側のコ
ンデンサC1の端子電圧は零であり、従って、第3の基
準電圧Vr4より分圧電圧が低いので、第3の演算増幅
器OA4の出力電圧が抵抗R13を介して抵抗R11,
R12の接続点に印加され、抵抗R10,R11の接続
点の電位を上昇させる。
を検出した時と等価な状態となり、演算増幅器OA3か
ら過電流検出信号が制御回路CNT2に入力され、制御
回路CNT2は、整流平滑回路の出力電圧が設定値より
低い場合でも、スイッチングトランジスタQ1のオン期
間を短縮する。即ち、電源オン時の突入電流を防止する
ことができる。そして、コンデンサC3の端子電圧が上
昇して、抵抗R14,R15による分圧電圧が基準電圧
Vr4と等しくなると、演算増幅器OA4の出力電圧は
零となり、過電流検出部OC2は通常の動作に移行する
ことになる。
であり、図3及び図4と同一符号は同一部分を示し、T
4はトランスを示す。この実施の形態は、フライバック
コンバータ方式を適用したスイッチング電源装置につい
て示すもので、トランスT4の二次側のコンデンサC3
の端子電圧を抵抗R14,R15により分圧して、第3
の基準電圧Vr4と比較するように第3の演算増幅器O
A4に入力する。
2は、図4に於ける構成と同一であり、重複した説明は
省略する。この実施の形態に於いても、電源オン時は、
コンデンサC3の端子電圧は零であるから、基準電圧V
r4より抵抗R14,R15による分圧電圧が低く、従
って、演算増幅器OA4の出力電圧が抵抗R13を介し
て抵抗R11,R12の接続点に印加され、抵抗R1
0,R11の接続点の電位を基準電圧Vr3より上昇さ
せて過電流状態とし、演算増幅器OA3から過電流検出
信号を制御回路CNT2に入力し、制御回路CNT2
は、スイッチングトランジスタQ1のオン期間を短縮
し、電源オン時の突入電流を防止する。
であり、T5はトランス、Q2はバイポーラトランジス
タとして示すスイッチングトランジスタ、CNT3は制
御回路、D1,D2はダイオード、L1はチョークコイ
ル、C1,C4はコンデンサ、R18,R19は抵抗、
OA5は演算増幅器を示す。
コンバータ方式を適用したスイッチング電源装置の概要
を示すものであり、整流回路RECにより交流電圧を全
波整流し、制御回路CNT3は、交流50Hz又は60
Hzに対して数10kHz〜数100kHzの周波数で
スイッチングトランジスタQ2のオン,オフを制御す
る。それによって、交流電源の正弦波の電圧に対応した
電流が流れることにより、交流電源に対する力率を改善
することができる。又トランスT5の二次側の整流平滑
回路の出力電圧を図示を省略した経路で制御回路CNT
3により検出し、設定した電圧となるように、スイッチ
ングトランジスタQ2のオン期間を制御する。
トランジスタQ2を介して流れる電流を抵抗R18によ
り検出した電流検出値と、コンデンサC4の端子電圧を
基準電圧として比較するように演算増幅器OA5に入力
する。コンデンサC4は、抵抗R19を介して電源オン
によって充電される。従って、電源オン時は、コンデン
サC4の端子電圧は零であり、抵抗R18による電流検
出値がコンデンサC4の端子電圧より大きいので、演算
増幅器OA5から過電流検出信号として制御回路CNT
3に入力する。従って、制御回路CNT3は、スイッチ
ングトランジスタQ2のオン期間を短縮する。それによ
り、電源オン時の突入電流を防止することができる。
ンサC4の端子電圧が上昇し、抵抗R18による電流検
出値が定常状態の値を示す時は、コンデンサC4の端子
電圧を電流検出値より大きくなるように回路定数を設定
する。そして、過電流が流れた時は、抵抗R18による
電流検出値がコンデンサC4の端子電圧(基準電圧)よ
り大きくなり、演算増幅器OA5から制御回路CNT3
に過電流検出信号を入力し、スイッチングトランジスタ
Q2のオン期間を短縮して、過電流保護を行うことがで
きる。
明図であり、縦軸を電圧、横軸を時間tとし、コンデン
サC4の端子電圧をVc、抵抗R18の両端の電圧をV
iとして示すもので、コンデンサC4の端子電圧Vc
は、電源オン(t=0)から抵抗R19とによる時定数
に従って上昇する。又電源オンにより制御回路CNT3
によってスイッチングトランジスタQ2のオン,オフ制
御が開始される。
Vcは0であり、時間tの経過に従って上昇する。従っ
て、この端子電圧Vcと抵抗R18の両端の電圧Viと
を比較し、コンデンサC4の端子電圧Vcを電流検出値
に相当する電圧Viが超えると、演算増幅器OA5の出
力信号に従って制御回路CNT3はスイッチングトラン
ジスタQ2をターンオフする。それにより、スイッチン
グトランジスタQ2を介してトランスT5の一次巻線に
流れる電流が制限される。即ち、電源オンによる突入電
流を防止することができる。
ンサC4の端子電圧Vcが上昇し、それに対応して、抵
抗R18の両端の電圧Viが端子電圧Vcを超えるま
で、スイッチングトランジスタQ2のオン期間が延長さ
れる。そして、トランスT5の二次側の整流平滑回路か
らの直流出力電圧を負荷に印加し、それによる電流に対
応した定常電流が、スイッチングトランジスタQ2を介
してトランスT5の一次巻線に流れる。この定常電流に
よる抵抗R18の両端の電圧Viは、コンデンサC4の
端子電圧Vc以下の状態を継続する。しかし、負荷短絡
等により過電流状態となると、抵抗R18の両端の電圧
Viが端子電圧Vcを超えるから、演算増幅器OA5か
らの過電流検出信号により、制御回路CNT3は、スイ
ッチングトランジスタQ2のオン期間を短縮する。
されるものではなく、種々付加変更することが可能であ
り、例えば、力率改善型としては、フライバックコンバ
ータ方式を適用したスイッチング電源装置にも適用可能
であり、又電流検出用の抵抗R18の代わりに、図4及
び図5に示すようなカレントトランスCTを用いること
も可能である。又図6に於けるコンデンサC4の端子電
圧を抵抗により分圧して演算増幅器OA5に入力する構
成とすることも可能である。その場合、電源オフ時に、
分圧用の抵抗を介してコンデンサC4の放電を行わせる
構成とすることもできる。又第1〜第4の実施の形態に
於ける電圧付加手段として、図7に示すように、トラン
スの一次側の電源オンによる電圧を用いてコンデンサを
充電し、そのコンデンサの端子電圧と第2又は第3の基
準電圧と比較する構成を適用することも可能である。
スの一次巻線に流れる電流を検出して基準電圧と比較
し、過電流保護を行う手段を有し、この過電流保護手段
の機能を利用して、電源オン時の電流検出値に、電圧付
加手段によって電圧を付加し、等価的に過電流状態とす
ることにより、スイッチングトランジスタQ1のオン期
間を短縮し、それにより、突入電流を防止するものであ
り、僅かな構成を付加することにより、従来例の電流容
量の大きい突入電流防止用の抵抗やスイッチ手段を省略
することが可能となる。従って、小型化並びにコストダ
ウンを図ることができる利点がある。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 トランスの一次巻線に接続したスイッチ
ングトランジスタのオン,オフ制御を行う制御回路と、
前記一次巻線に流れる電流を検出した電流検出値と基準
電圧とを比較し、該基準電圧を超えた時に過電流検出信
号を前記制御回路に入力して過電流保護を行わせる過電
流検出手段とを有するスイッチング電源装置に於ける突
入防止回路に於いて、 前記基準電圧と比較する前記電流検出値に、前記トラン
スの一次巻線に直流電圧を印加する電源のオン時に前記
基準電圧を超えるように電圧を付加し、且つ該電圧を時
間経過に従って次第に低下させる電圧付加手段を設けた
ことを特徴とする突入電流防止回路。 - 【請求項2】 前記トランスの一次巻線に流れる電流を
検出した電流検出値と第1の基準電圧とを比較し、前記
電流検出値が前記第1の基準電圧を超えた時に過電流検
出信号を出力する第1の演算増幅器と、前記トランスの
一次巻線に接続したスイッチングトランジスタのオン,
オフ制御を行うと共に前記第1の演算増幅器からの過電
流検出信号によってスイッチングトランジスタのオン期
間の短縮制御を行う制御回路と、前記トランスの三次巻
線の誘起電圧をダイオードにより整流し、抵抗を介して
充電するコンデンサと、該コンデンサの端子電圧と第2
の基準電圧とを比較し、前記端子電圧が前記第2の基準
電圧以下の時に、前記第1の基準電圧を超える値となる
ように前記電流検出値に電圧を付加する第2の演算増幅
器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の突入電流
防止回路。 - 【請求項3】 前記トランスの一次巻線に流れる電流を
検出した電流検出値と第1の基準電圧とを比較し、前記
電流検出値が前記第1の基準電圧を超えた時に過電流検
出信号を出力する第1の演算増幅器と、前記トランスの
一次巻線に接続したスイッチングトランジスタのオン,
オフ制御を行うと共に前記第1の演算増幅器からの過電
流検出信号によって前記スイッチングトランジスタのオ
ン期間の短縮制御を行う制御回路と、前記トランスの二
次側の直流出力電圧を印加するコンデンサの端子電圧又
該端子電圧を分圧した分圧電圧と第3の基準電圧とを比
較し、該第3の基準電圧が大きい時に、前記第1の基準
電圧を超える値となるように前記電流検出値に電圧を付
加する第3の演算増幅器とを備えたことを特徴とする請
求項1記載の突入電流防止回路。 - 【請求項4】 トランスの一次巻線に接続したスイッチ
ングトランジスタのオン,オフ制御を行う制御回路と、
前記一次巻線に流れる電流を検出した電流検出値と基準
電圧とを比較し、該基準電圧を超えた時に過電流検出信
号を前記制御回路に入力して過電流保護を行わせる過電
流検出手段とを有するスイッチング電源装置に於ける突
入防止回路に於いて、 前記トランスの一次巻線に直流電圧を印加する電源のオ
ンにより前記直流電圧によって抵抗を介して充電される
コンデンサと、 該コンデンサの端子電圧を前記基準電圧として前記電流
検出値とを比較し、該電流検出値が前記基準電圧を超え
ている時に過電流検出信号を前記制御回路に入力して前
記スイッチングトランジスタのオン期間短縮制御を行わ
せる演算増幅器とを備えたことを特徴とする突入電流防
止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000320451A JP3624373B2 (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 突入電流防止回路 |
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|---|---|---|---|
| JP2000320451A JP3624373B2 (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 突入電流防止回路 |
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| JP2002136114A true JP2002136114A (ja) | 2002-05-10 |
| JP3624373B2 JP3624373B2 (ja) | 2005-03-02 |
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| JP (1) | JP3624373B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2000
- 2000-10-20 JP JP2000320451A patent/JP3624373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3624373B2 (ja) | 2005-03-02 |
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