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JP2002127550A - 画像記録装置の用品、その判定方法および製造方法 - Google Patents

画像記録装置の用品、その判定方法および製造方法

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Publication number
JP2002127550A
JP2002127550A JP2001221828A JP2001221828A JP2002127550A JP 2002127550 A JP2002127550 A JP 2002127550A JP 2001221828 A JP2001221828 A JP 2001221828A JP 2001221828 A JP2001221828 A JP 2001221828A JP 2002127550 A JP2002127550 A JP 2002127550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
information
identification information
image recording
consumable item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001221828A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsumoto
伸雄 松本
Seiichi Inoue
斉逸 井上
Takashi Okuyama
崇 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001221828A priority Critical patent/JP2002127550A/ja
Publication of JP2002127550A publication Critical patent/JP2002127550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】不適正な消耗品や消耗品収納体等の用品の画像
記録装置での誤装着や誤使用を好適に防止して、これら
に起因する画質劣化や故障を無くし、画像記録装置が所
定の性能を安定して発揮することを可能にする画像記録
装置の用品、この用品の判定方法およびこの用品の製造
方法を提供する。 【解決手段】画像記録装置に装着される用品が、用品に
関する識別情報を暗号化してなる暗号情報を記録した記
録部を有し、かつ、画像記録装置またはこれに接続され
るコンピュータシステムが有する復号化鍵で復号し、復
号して得られた情報を用いて適正であるか否かを判定す
ることにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタや銀塩写真方式プリンタや電子写真方式等のプリ
ンタや写真撮影装置等の画像記録装置の技術分野に属
し、詳しくは、画像記録装置の所定性能を安定して発揮
することを可能にする画像記録装置の用品、画像記録装
置の用品の判定方法および画像記録装置の用品の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】パルス加熱によってインクの一部を急速
に気化させ、その膨張力によってインク液滴をオリフイ
スから吐出させるインクジェットプリンタが、特開昭4
8−9622号、同54‐51837号等の各公報に開
示されている。また、特開平5‐50601号や同11
‐207956号等の各公報には、インク室にダイアフ
ラム(振動板)を配置して、このダイアフラムを静電気
やピエゾ素子等によって振動し、この振動によってノズ
ルからインク液滴を吐出させるタイプのインクジェット
プリンタが開示されている。このようなインクジェット
プリンタは、比較的安価である、取り扱いが簡単であ
る、良好な画質の画像が得られる等の利点を有し、パー
ソナルコンピュータ用のカラープリンタ等、各種の用途
のプリンタとして、広く利用されている。
【0003】このようなインクジェットプリンタをはじ
めとして、各種のプリンタや画像記録装置において、所
定の性能を十分に、かつ、安定して発揮するためには、
装着される各種の消耗品等の用品が、適正な物であるこ
とが重要である。例えば、前述のインクジェットプリン
タにおいて、使用有効期限の切れたインクが収納されて
いるインクタンク(以下、簡略化して使用有効期限の切
れたインクタンクという)や、異なる機種のプリンタに
対応するインクタンクが装着されると、インクジェット
プリンタが所定の性能を発揮することができず、例え
ば、画質が低い不適正な画像が出力されたり、インク流
路やノズルの詰まりなどの故障が発生する等、各種の不
都合が発生する。
【0004】そのため、使用有効期限の切れたインクタ
ンクなど、プリンタ等に適正に対応しない消耗品収納体
等の用品の装着(娯装着)を、好適かつ有効に防止する
方法の出現が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、使用有効期限
の切れたインクタンクのインクジェットプリンタヘの装
着等、不適正な消耗品や消耗品収納体等の用品の画像記
録装置への誤装着や誤使用を好適に防止して、誤装着や
誤使用に起因する画質劣化や故障を無くし、画像記録装
置が所定の性能を安定して発揮することを可能にする画
像記録装置の用品、画像記録装置の用品の判定方法およ
び画像記録装置の用品の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、画像記録装置に装着される
用品であって、この用品に関する識別情報を暗号化して
なる暗号情報を記録した記録部を有することを特徴とす
る画像記録装置の用品を提供するものである。
【0007】ここで、前記暗号情報が、公開鍵暗号方式
で暗号化されている、すなわち、前記暗号情報は、前記
識別情報を復号化鍵とは異なる暗号化鍵(以下、秘密鍵
と称する)で暗号化してなる暗号情報であるのが好まし
い。
【0008】また、本発明の第2の態様は、画像記録装
置に装着される用品を判定するに際し、暗号化された前
記用品の識別情報と、圧縮された後に暗号化された前記
用品の識別情報との少なくとも一方を、前記画像記録装
置またはこれに接続されるコンピュータシステムが有す
る復号化鍵で復号し、復号して得られた情報を用いて、
この用品が適正であるか否かを判定することを特徴とす
る画像記録装置の用品の判定方法を提供するものであ
る。
【0009】ここで、前記暗号化された前記用品の識別
情報は、前記復号化鍵とは異なる鍵(秘密鍵)で暗号化
された前記用品の識別情報であり、前記圧縮された後に
暗号化された前記用品の識別情報は、圧縮された後に前
記秘密鍵で暗号化された前記用品の識別情報であるのが
好ましい。
【0010】また、前記用品が不適正であると判定され
た場合には、警告の発生および前記用品の使用が不可能
な状態への切り換えの少なくとも一方を行うのが好まし
い。
【0011】また、本発明の第3の態様は、画像記録装
置に装着される用品に、この用品の識別情報を暗号化し
てなる暗号情報と、前記用品の識別情報を圧縮した後に
暗号化してなる圧縮暗号情報との、少なくとも一方を記
録することを特徴とする画像記録装置の用品の製造方法
を提供するものである。
【0012】ここで、前記暗号情報は、前記識別情報を
秘密鍵(復号化鍵とは異なる鍵)で暗号化してなる暗号
情報であり、前記圧縮暗号情報は、前記識別情報を圧縮
した後に前記秘密鍵で暗号化してなる圧縮暗号情報であ
るのが好ましい。
【0013】上記本発明の各態様において、前記用品
は、消耗品、この消耗品を収納する消耗品容器、前記消
耗品を前記消耗品容器に収納した消耗品収納体のいずれ
かであるのが好ましい。また、前記記録部は、前記消耗
品収納体の前記消耗品および前記消耗品容器の少なくと
も一方に備えられるのが好ましい。
【0014】また、前記識別情報が、製造時期、ロット
番号、シリアル番号、使用有効期限、初期装着有効期
限、内容物、製造者、対応する画像記録装置の機種、用
品の種類、用品の収納量および用品サイズの1以上に関
する情報であるのが好ましく、また、前記記録部に、前
記暗号情報に対応する識別情報が記録されるのが好まし
く、また、前記暗号情報が、前記識別情報を圧縮した後
に暗号化されたものであるのが好ましく、あるいは、前
記暗号情報に加え、前記識別情報を圧縮した後に暗号化
した圧縮暗号情報も記録されるのが好ましく、さらに、
前記圧縮が、ハッシュ関数を用いて行われるのが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像記録装置の用
品、画像記録装置の用品の判定方法および画像記録装置
の用品の製造方法を、添付の図面に示す好適実施例に基
づいて以下に詳細に説明する。本発明において、画像記
録装置の用品とは、画像記録装置に用いられる消耗品は
もちろん、その消耗品を収納する収納容器である消耗品
容器、およびこの消耗品容器に消耗品を収納してなる消
耗品収納体すなわち、消耗品および消耗品容器よりなる
消耗品収納体のいずれであっても良い。
【0016】なお、以下の説明は、本発明における画像
記録装置およびその用品をインクジェットプリンタおよ
びそのインクタンクに利用した例であるが、本発明はこ
れに限定されず、各種の画像記録装置やその用品に利用
可能である。例えば、インクジェット用記録用紙やイン
クタンクとインクジェットヘッドとが一体化されたイン
クジェットプリンタのインクカートリッジであってもよ
く、あるいは、電子写真プリンタのトナーカートリッ
ジ、ドットインパクトプリンタや熱転写プリンタのイン
クリボンカートリッジ等、各種のプリンタに、種々の消
耗品および消耗品収納体等の画像記録装置の用品とし
て、好適に利用可能であり、さらに、写真撮影装置等の
各種の撮影装置およびそのプリント出力用フォトプリン
タ等に銀塩写真式感光材料、例えば、銀塩カラーペーパ
などの消耗品および消耗品収納体等の画像記録装置の用
品として、好適に利用可能である。
【0017】図1(A)に、本発明を、インクジェット
プリンタおよびその消耗品収納体であるインク収納体、
すなわちインクタンクに利用した一例を、模式的に示
し、また、処理の流れ一例を、図2(A)に、作用を示
す。図1(A)において、左側はインクタンク10の製
造装置における暗号情報付与部12であり、右側は、こ
のインクタンク10が装着されるインクジェットプリン
タ (以下、プリンタとする)14である。また、インク
タンク10は、暗号情報を記録する記録部としての半導
体メモリ16を有する。
【0018】図1(A)に示される例において、暗号情
報付与部12は、このインクタンク12の識別情報を暗
号化して、半導体メモリ16に記録するものであり、情
報取得部18と、暗号化部20と、情報記録部22とを
有する。
【0019】情報取得部18は、消耗品収納体(すなわ
ち、図示例ではインクタンク10)を識別する識別情報
を取得して、あるいは、さらに生成して、暗号化部20
に送る部位である。
【0020】インクタンク10の識別情報としては、こ
のインクタンク10が、プリンタ14に適正に対応する
インクを収納するインクタンクであることを確認できる
情報であれば、消耗品であるインクまたは消耗品収納体
であるインクタンク10に関する各種の情報が利用可能
である。その一例として、インクまたはインクタンク1
0の、製造時期、製造ロット番号、製品シリアル番号、
使用有効期限、インクの色や種顛等の内容物の情報、初
期装着(初めてプリンタ14に装着される時までの)有
効期限、製造者(その識別情報) 、対応するプリンタ1
4の機種の情報、インクタンクのサイズや種類の情報、
インク収納量等が例示され、これらの少なくとも1つを
識別情報として用いれば良い。また、このような、直接
的なインクタンク10の情報以外にも、確認のために任
意に生成された文字列や記号列等であってもよい。さら
に、暗号解読を困難にし、かつ情報変更検知能カを向上
するために、冗長情報を含んでもよい。なお、消耗品が
インクジェット用記録用紙や銀塩カラーペーパ等のよう
に、消耗品自体に暗号情報等を直接記録できる場合に
も、その識別情報として、消耗品自体の製造時期、製造
ロット番号、製品シリアル番号、使用有効期限、内容
物、初期装着有効期限、製造者、対応するプリンタの機
種、消耗品の種類、消耗品収納量、消耗品サイズ等の種
々の情報の少なくとも1つを用いれば良い。
【0021】情報取得部18からインクタンク10の識
別情報を受け取った暗号化部20は図2(A)に示され
るように、所定の秘密鍵を用いて、この識別情報を暗号
化して、暗号情報として情報記録部22に送る。
【0022】暗号化された識別情報(暗号情報)を受け
取った情報記録部22は、この暗号情報を、インクタン
ク10に設けられた半導体メモリ16に記録する。
【0023】なお、本発明において、暗号情報、あるい
はさらに、後述する識別情報を記録する記録部は、図示
例の半導体メモリ16に限定はされない。例えば、磁気
記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体などの各種の記
録媒体が利用可能であり、また、暗号情報等をバーコー
ド化したバーコード、暗号情報に対応する文字列や記号
列、暗号情報そのものなどを記録したシール等のハード
コピーであってもよく、暗号情報に対応する文字列や記
号列や暗号情報そのものの刻印であってもよく、各種の
手段が利用可能である。また消耗品に暗号情報等を直接
記録する場合は、例えば、インクジェット用記録用紙や
銀塩カラーペーパの裏面に文字列や記号列やマークとし
て記録してもよい。
【0024】また、いずれの方法を用いる場合であって
も、記録部は、暗号情報、あるいはさらに識別情報等の
情報のコピーおよび書き換えが不可能なように、あるい
はコピーされた情報や書き換えられた情報では、対象と
なるプリンタ14が動作しない、あるいは正常もしくは
正確に動作しないように構成するのが好ましい。これに
より、さらに安定して、プリンタ14に所定性能を発現
させることが可能である。 なお、コピー防止等の方法
は、商標等や消耗品等の用品型番などのマーク、文字に
ウォーターマークとして暗号を記録するなど暗号の存在
そのものをわかりにくくするとともにコピーした際のマ
ーク、文字の画質劣化によって暗号がコピーされにくく
するなど、記録部の構成や記録方法に応じた、公知の手
段で行えばよい。商標等のマークにウォーターマークと
して記録された暗号を読み取るに際しては、暗号だけを
読み取るのではなく、暗号が含まれていないマークの他
の部分も読み取ることでより的確に適性のない消耗品等
の不適当な用品の使用を防止することができる。
【0025】例えば、図4(A)に示す商標(マーク)
に識別コードの暗号をウォーターマークとして入れた例
を図4(B)〜図4(F)に示す。すなわち、これらの
例では、消耗品または消耗品収納体等の用品に付された
商標が、本発明の特徴とする暗号情報を記録した記録部
として機能する。図4(B)〜図4(F)は、図4
(A)に示す商標に16ビットの暗証信号(b1…b1
6)を入れた例である。ここで、1ビットは、暗証信号
(暗証データビット)をチェックするためのパリティビ
ットである。ここで、図4(B)は、ウォーターマーク
として16ビットの全てのビット位置にポイントマーク
を入れた場合を示し、暗証データは、表1に示すよう
に、0000000000000000であることを示
す。また、図4(C)、図4(D)、図4(E)および
図4(F)は、それぞれ、表1に示す暗証データとなる
ように、ウォーターマークとして16ビットのいくつか
のビット位置にポイントマークを入れた場合を示す。
【0026】
【表1】
【0027】さらに、本発明においては、暗号情報等を
記録する半導体メモリ16等を含む記録部は、インクタ
ンク(消耗品収納体)10に一体化されているのに限定
されず、インクタンク10とは、別体であってもよく、
あるいはインクタンク10に装着および取り外しが自在
なものであってもよい。すなわち、本発明において、上
述したように、インクタンク10のような消耗品収納体
では、インクタンク本体のような消耗品の収納容器に記
録部を設けるのが良いが、インクジェット記録用紙や銀
塩カラーペーパのように暗号情報等を直接記録可能な消
耗品の場合には、消耗品の収納容器となるパッケージに
も、消耗品自体にも、記録部を設けることができる。従
って、本発明においては、記録部は、消耗品収納体の消
耗品およびその収納容器の少なくとも一方に設けるのが
好ましい。
【0028】一方、このインクタンク10に対応するプ
リンタ14は、情報読取部24と、復号化部26と、情
報確認部28とを有する。プリンタ14は、これらの情
報の処理手段を有する以外は、基本的に、公知のインク
ジェットプリンタである。
【0029】インクタンク10が、プリンタ14のイン
クタンク装着部14aに装着されると、情報読取部24
は、半導体メモリ16から暗号情報を読み取り、これを
復号化部26に送る。
【0030】復号化部26には、暗号情報付与部12の
暗号化部20で用いている秘密鍵に対応する復号化鍵
(解読鍵)が設定されており、復号化部26は、図2
(A)に示されるように、この復号化鍵を用いて、暗号
情報を復号(解読)して、復号された識別情報を情報確
認部28に送る。なお、復号化部26で用いる復号化
は、プリンタ(画像記録装置)の製造を容易にできる等
の点で、公開鍵であるのが好ましい。ここで暗号化およ
び復号化の方法には、特に限定的ではなく、暗号化と復
号化に異なる鍵を用い、いずれか一方の鍵から他方の鍵
が容易に計算できない非対称暗号、すなわち公開鍵暗号
方式を用いることが好ましい。公開鍵暗号方式として
は、例えば素因数分解困難性に基づくACE sign、RSA-PS
S 、RSA-OAEP、EPOC-1、EPOC-2、EPOC-3、HIME-1、HIME
-2、離散対数問題に基づくDSA 、ACE Encrypt 、楕円曲
線を用いたECAES in SEC1 、楕円双曲線を用いたECDSA
in SEC1 、MY-ELLTY ECMR 、e 乗根近似関数に基づくES
IGN-signature など公知の方法を用いることができる。
【0031】情報確認部28は、送られた識別情報を確
認して、装着されたインクタンク10が、有効期限が切
れている、他の機種専用のものである、内容物が不適正
である等、このプリンタ14には適正に対応しないもの
(すなわち、誤装着)である場合には、不適正と判定
し、判定結果をプリンタ14の所定部位、例えば、制御
部(図示省略)に送る。
【0032】プリンタ14の制御部は、この判定結果に
応じて、インクタンク10が適正なものである場合に
は、通常の状態を保つ。他方、不適正である場合には、
音や表示などで、インクタンク10が誤装着されたこと
を警告し、さらに、必要に応じて、このインクタンク
(消耗品収納体)が使用できない状態にプリンタ14を
切り換える。従って、本発明によれば、誤装着を防止
し、常に、プリンタ14にとって適正なインクタンクを
装着することができ、誤装着に起因する故障の発生や画
質低下等を防止し、プリンタ14の所定性能を安定して
発揮することができる。
【0033】次に、本発明の消耗品または消耗品収納体
の判定方法についてさらに具体的に説明する。図4
(A)に示す商標(マーク)にウォーターマークとして
暗号データを記録した、図4(B)〜図4(F)に示す
マーク(商標)を記録部として持つ用品等の消耗品(イ
ンク)または消耗品収納体(インクタンク10)の判定
方法の流れ(フロー)を図5に示す。
【0034】この判定方法は、このようなマークを(画
像記録装置の画像読取装置で)読み取り、復号化し、当
該用品(消耗品)が適正で使用可能な用品(消耗品)で
あるかどうかを確認するものである。図5のステップS
51において、例えば、図1(A)に示すプリンタ14
のインクタンク10に付された、図4(C)に示すマー
ク(商標)の各ビットを正確に読み込める(読み取れ
る)分解能を持つ画像読取装置、例えば、図1(A)に
示すプリンタ14の情報読取部24によって、マーク全
体を読み取る。
【0035】次に、ステップS52で読取データの暗号
データビットの値を判定する。続いて、ステップS53
で暗証データビットのパリティビットをチェックするた
めのパリティチェックを行う。パリティチェックの結果
が不一致(NG)であれば、ステップS54で、プリン
タ14の制御部(図示せず)によって用品(消耗品)を
使用不可とする。一方、パリティチェックの結果が一致
(OK)であれば、ステップS55で、例えば、復号化
部26において復号化鍵、すなわち公開鍵によって復号
化して、復号化された識別情報を作成する。
【0036】次に、情報確認部28において、復号化識
別情報を確認して、当該用品(消耗品)が適正であるか
どうかを判定し、判定結果が不適正用品(NG)であれ
ば、前述のステップS54に戻り、前述の制御部によっ
て用品(消耗品)を使用不可とする。一方、判定結果
が、適正用品(OK)であれば、ステップS51で読み
取った読取データ自体が有効かどうかを判定するため
に、ステップS57で、読取データをローパスフィルタ
に通し、ステップS58でローパスフィルタ出力と基準
マークデータとを比較する。比較結果が不一致であれ
ば、ステップS59で、前述の制御部によって用品(消
耗品)を使用不可とする。一方、比較結果が一致であれ
ば、ステップS60で、前述の制御部によって用品(消
耗品)を使用可とする。
【0037】従って、本発明の判定方法によれば、消耗
品や消耗品収納体等の用品の誤装着や誤使用を防止する
ことができ、常に、画像記録装置(プリンタ14)にと
って適正な消耗品や消耗品収納体等の用品を装着して使
用することができ、誤装着や誤使用に起因する故障の発
生や画質低下等を防止して、画像記録装置の性能を安定
して発揮することができる。
【0038】図1(A)に示される例では、インクタン
ク10の半導体メモリ16に記録されるのは、暗号情報
のみであるが、本発明は、これに限定はされず、半導体
メモリ16(記録部)に、暗号化されていない識別情報
を記録してもよい。これにより、インクタンク10の適
否の確認を、より正確に行うことが可能になる。その一
例を図1(B)に模式的に示し、また、その作用の流れ
を図2(B)に示す。なお、図1(B)に示される例
は、前述の図1(A)に示される例と、多くの構成要素
を共通にするので、同じ部位には同じ符号を付し、以下
の説明は、異なる部位を主に行う。
【0039】図1(B)に示される例においては、イン
クタンク製造装置の暗号情報付与部30は、先と同様の
情報取得部18および暗号化部20と、情報記録部34
とを有する。先の例と同様に、情報取得部18が取得し
た識別情報は、暗号化部20で暗号化され、情報記録部
34に送られる。これと平行して、識別情報は、情報取
得部18から情報記録部34にも送られる。情報記録部
34は、識別情報を暗号化した暗号情報と、識別情報の
両者を、インクタンク10の半導体メモリ16に記録す
る。
【0040】一方、この態様において、プリンタ32
は、先と同様の情報読取部24および復号化部26と、
情報確認部38とを有する。インクタンク10が、プリ
ンタ32のインクタンク装着部32aに装着されると、
情報読取部24は、半導体メモリ16に記録された暗号
情報と識別情報とを読み出す。先と同様に、暗号情報は
復号化部26で復号(解読)されて、識別情報(以下、
便宜的に、復号識別情報とする)に戻されて、情報確認
部38に送られ、また、読み出された識別情報も、情報
読取部24から情報確認部38に送られる。
【0041】情報確認部38は、まず、復号識別情報
と、情報読取部24から送られた読出された識別情報
(仮識別情報)とが、一致しているか否かを確認する。
両者が不一致の場合には、情報確認部38は、識別情報
が不適正であるとして、このインクタンク10は不適正
であると判定する。他方、両者が適正に一致している場
合には、情報確認部38は、さらに、先と同様に識別情
報自体を確認して、このインクタンク10が、プリンタ
32にとって適正なものであるか否かを判定する。先の
例と同様、判定結果は、プリンタ32の制御部に送ら
れ、インクタンク10が不適正であれば、警告の発生や
プリント停止等の処置が行われる。
【0042】ここで、このような、暗号情報に加え、識
別情報もインクタンク10の半導体メモリ16(記録
部)に記録する態様においては、暗号情報は、ハッシュ
関数によって圧縮した識別情報を、暗号化したものであ
るのも好ましい。これにより、より情報の信頼性を向上
することができる。その作用の流れの一例を図3(A)
に示す。
【0043】この態様においては、図3(A)に示され
るように、暗号化部20は、情報取得部18が取得した
識別情報をハッシュ関数で圧縮してメッセージダイジェ
スト(以下、MDという)とし、このMDを秘密鍵で暗
号化して、暗号化したMDを暗号情報(暗号化MD)と
して情報記録部34に送る。また、前述のように、識別
情報は、情報取得部18から情報記録部34へも送ら
れ、情報記録部34は、この暗号化MDと識別情報の両
者を半導体メモリ16に記録する。なお、ハッシュ関数
としては、一方向性や衝突困難性を備えた、例えばMD-
5、SHA-1 、RIPEMD-160など公知のものが利用可能であ
る。
【0044】一方、インクタンク10が、プリンタ32
のインクタンク装着部32aに装着されると、プリンタ
32の情報読取部24は、半導体メモリ16に記録され
た暗号化MDと識別情報とを読み出す。次いで、図3
(A)に示されるように、復号化部26において、暗号
化MDを復号化鍵または公開鍵を用いて復号(解読)し
て復号MDにするとともに、情報確認部38が、情報読
取部24から供給された識別情報(仮識別情報)をハッ
シュ関数で圧縮してMDとする。情報確認部38は、両
MDが一致しているか否かを確認し、両MDが適正に一
致していれば、この識別情報は適正であるとし、一致し
ていなければ、この識別情報は不適正として、以下、先
と同様に処理を行う。
【0045】本発明においては、さらに、識別情報を秘
密鍵または暗号化と復号化を同じ鍵で行う共通鍵で暗号
化した暗号情報と、MDを秘密鍵で暗号化した暗号化M
Dとの両者を、半導体メモリ16に記録してもよい。こ
の態様について、図3(B)を参照して説明する。
【0046】インクタンクの製造工程において、本態様
においては、識別情報を秘密鍵または共通鍵で暗号化し
て暗号情報にすると共に、識別情報をハッシュ関数で圧
縮してMDとし、このMDを秘密鍵で暗号化して暗号化
MDを得、両者(暗号情報と暗号化MD)をインクタン
ク10の半導体メモリ16に記録する。なお、識別情報
とMDの両方を秘密鍵で暗号化する場合は両秘密鍵は、
同じでも異なってもよい。識別情報を共通鍵暗号方式で
暗号化すると復号化の負荷が軽くプリンタやこれにつな
がるコンピュータシステムによる復号化時間が短いとい
う利点がある。識別情報を秘密鍵で暗号化すると、復号
化の際の負荷が重く、暗号を復号するプリンタやこれに
つながるコンピュータシステムには負担がかかる反面、
情報の信頼性は、より高くできるという利点もある。
【0047】このインクタンク10が装着されたプリン
タでは、暗号情報を復号化鍵、すなわち公開鍵または共
通鍵で復号して(仮)識別情報を得、さらに、この識別
情報をハッシュ関数で圧縮してMDとする。一方で、暗
号化MDも復号化鍵でMDに復号する。次いで、両MD
が、一致しているか否かを確認し、両MDが適正に一致
していれば、この識別情報は適正であるとし、一致して
いなければ、この識別情報は不適正として、以下、先と
同様に処理を行う。
【0048】上述した実施例においては、主として、用
品としてインクおよびインクタンクを、すなわち、消耗
品としてインクを、消耗品収納体としてインクを収納
し、インクタンク自体(容器)に暗号情報を記録した記
録部を有するインクタンクを用いるインクジェットプリ
ンタを画像記録装置の代表例として説明するものである
が、本発明は、これに限定されず、上述したように、種
々のタイプ、例えば、種々の記録方式および種々の記録
材料の画像記録装置に適用可能であり、この画像記録装
置に用いられる種々の記録方式を実施する材料や種々の
記録材料およびその他の材料を消耗品や消耗品収納体等
の用品とするものであっても良い。すなわち、本発明
は、インクリボン方式等のシリアルプリント方式、熱転
写方式等の転写方式、電子写真方式、昇華方式等の各種
の非銀塩方式のプリンタ、写真撮影装置、プリント出力
用フォトプリンタ等の各種の銀塩写真方式のプリンタ等
に用いられる用品、すなわち消耗品および消耗品収納体
の少なくとも一方に適用可能である。
【0049】また、本発明は、用品、例えば、消耗品を
収納した消耗品収納体を、画像記録装置に装着する際
に、画像記録装置に備えられた情報読取部、復号化部お
よび情報確認部を有する判定ユニットによって、消耗品
や消耗品収納体等の用品を判定しているが、本発明はこ
れに限定されず、画像記録装置に装着する前に、画像記
録装置とは別体の判定ユニット(情報読取部、復号化部
および情報確認部からなる)によって判定しても良い。
さらに、上述した例は、画像記録装置の用品として、こ
れに装着する消耗品自体および消耗品を収納する(収納
している)消耗品収納体を対象とするものであるが、本
発明は、これに限定されず、消耗品を収納するための消
耗品容器自体(消耗品を収納していないもの)を対象と
するものであっても良いし、あるいは、画像記録装置に
装着する前に、あるいは、画像記録装置に装着する消耗
品容器に移し替える前の、消耗品を包装する包装物や包
装容器や消耗品を収納する収納容器を対象とするもので
あっても良いし、さらにまた、消耗品を収納する消耗品
収納体自体を消耗品とするものであっても良い。
【0050】以上、本発明の画像記録装置用の用品、画
像記録装置用の用品の判定方法および画像記録装置用の
用品の製造方法ついて、種々の実施例を挙げて詳細に説
明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、各種の改良や変更を行って
もよいのは、もちろんである。また暗号方式は公開鍵方
式を中心に説明したが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、暗号化と復号化とを同じ鍵で行う共通鍵暗号
方式を代わりに適用してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、使用有効期限が切れたり、その装置に対応しな
いインクタンクのインクジェットプリンタヘの装着や対
応しないインクタンクのインクジェットプリンタでの使
用等、不適正な消耗品および消耗品収納体等の不適正な
用品が画像記録装置に装着される誤装着や画像記録装置
で使用される誤使用を好適に防止して、誤装着や誤使用
に起因する画質劣化や故障を無くし、プリンタや写真撮
影装置等の画像記録装置が所定の性能を安定して発揮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)および(B)は、本発明を利用するイ
ンクタンクおよびインクジェットプリンタの一例を説明
するための模式図である。
【図2】 (A)および(B)は、本発明における作用
の流れを説明する模式図である。
【図3】 (A)および(B)は、本発明における作用
の流れの別の例を説明する模式図である。
【図4】 (A)〜(F)は、商標にウォーターマーク
を適用した例を説明する図である。
【図5】 本発明の消耗品または消耗品収納体の判定方
法の流れ(フロー)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 インクタンク 12,30 暗号情報付与部 14,32 (インクジェット)プリンタ 16 半導体メモリ 18 情報取得部 20 暗号化部 22,34 情報記録部 24 情報読取部 26 復号化部 28,38 情報確認部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 崇 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EB20 EB45 2C061 AQ05 AQ06 BB15 CL10 HJ10 HK11 HV01 HV33 2H077 AA02 AA12 AA33 BA09 DA24 DA32 DB10 GA04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像記録装置に装着される用品であって、
    この用品に関する識別情報を暗号化してなる暗号情報を
    記録した記録部を有することを特徴とする画像記録装置
    の用品。
  2. 【請求項2】前記用品は、消耗品、この消耗品を収納す
    る消耗品容器、前記消耗品を前記消耗品容器に収納した
    消耗品収納体のいずれかであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録装置の用品。
  3. 【請求項3】前記記録部は、前記消耗品収納体の前記消
    耗品および前記消耗品容器の少なくとも一方に備えられ
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置の用
    品。
  4. 【請求項4】前記暗号情報が、公開鍵暗号方式で暗号化
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の画像記録装置の用品。
  5. 【請求項5】前記識別情報が、製造時期、ロット番号、
    シリアル番号、使用有効期限、初期装着有効期限、内容
    物、製造者、対応する画像記録装置の機種、用品の種
    類、用品収納量および用品サイズの1以上に関する情報
    である請求項1〜4のいずれかに記載の画像記録装置の
    用品。
  6. 【請求項6】前記記録部に、前記暗号情報に対応する識
    別情報が記録された請求項1〜5のいずれかに記載の画
    像記録装置の用品。
  7. 【請求項7】前記暗号情報に対応する識別情報が、圧縮
    された情報として前記暗号情報と共に記録された請求項
    6に記載の画像記録装置の用品。
  8. 【請求項8】前記暗号情報が、前記識別情報を圧縮した
    後に暗号化されたものである請求項1〜7のいずれかに
    記載の画像記録装置の用品。
  9. 【請求項9】前記暗号情報に加え、前記識別情報を圧縮
    した後に暗号化した圧縮暗号情報も記録される請求項1
    〜8のいずれかに記載の画像記録装置の用品。
  10. 【請求項10】前記圧縮が、ハッシュ関数を用いて行わ
    れる請求項7〜9のいずれかに記載の画像記録装置の用
    品。
  11. 【請求項11】画像記録装置に装着される用品を判定す
    るに際し、暗号化された前記用品の識別情報と、圧縮さ
    れた後に暗号化された前記用品の識別情報との少なくと
    も一方を、前記画像記録装置またはこれに接続されるコ
    ンピュータシステムが有する復号化鍵で復号し、復号し
    て得られた情報を用いて、この用品が適正であるか否か
    を判定することを特徴とする画像記録装置の用品の判定
    方法。
  12. 【請求項12】前記暗号化された前記用品の識別情報
    は、前記復号化鍵とは異なる鍵で暗号化された前記用品
    の識別情報であり、前記圧縮された後に暗号化された前
    記用品の識別情報は、圧縮された後に前記復号化鍵とは
    異なる鍵で暗号化された前記用品の識別情報であること
    を特徴とする請求項11に記載の画像記録装置の用品の
    判定方法。
  13. 【請求項13】前記用品が不適正であると判定された場
    合には、警告の発生および前記用品の使用が不可能な状
    態への切り換えの少なくとも一方を行うことを特徴とす
    る請求項11または12に記載の画像記録装置の用品の
    判定方法。
  14. 【請求項14】前記用品は、消耗品、この消耗品を収納
    する消耗品容器、前記消耗品を前記消耗品容器に収納し
    た消耗品収納体のいずれかであることを特徴とする請求
    項11〜13のいずれかに記載の画像記録装置の用品の
    判定方法。
  15. 【請求項15】前記記録部は、前記消耗品収納体の前記
    消耗品および前記消耗品容器の少なくとも一方に備えら
    れることを特徴とする請求項14に記載の画像記録装置
    の用品の判定方法。
  16. 【請求項16】画像記録装置に装着される用品に、この
    用品の識別情報を暗号化してなる暗号情報と、前記用品
    の識別情報を圧縮した後に暗号化してなる圧縮暗号情報
    との、少なくとも一方を記録することを特徴とする画像
    記録装置の用品の製造方法。
  17. 【請求項17】前記暗号情報は、前記識別情報を復号化
    鍵とは異なる鍵で暗号化してなる暗号情報であり、前記
    圧縮暗号情報は、前記識別情報を圧縮した後に前記復号
    化鍵とは異なる鍵で暗号化してなる圧縮暗号情報である
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像記録装置の用
    品の製造方法。
  18. 【請求項18】前記用品は、消耗品、この消耗品を収納
    する消耗品容器、前記消耗品を前記消耗品容器に収納し
    た消耗品収納体のいずれかであることを特徴とする請求
    項16または17に記載の画像記録装置の用品の製造方
    法。
  19. 【請求項19】前記記録部は、前記消耗品収納体の前記
    消耗品および前記消耗品容器の少なくとも一方に備えら
    れることを特徴とする請求項18に記載の画像記録装置
    の用品の製造方法。
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