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JP2002123113A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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Publication number
JP2002123113A
JP2002123113A JP2000317017A JP2000317017A JP2002123113A JP 2002123113 A JP2002123113 A JP 2002123113A JP 2000317017 A JP2000317017 A JP 2000317017A JP 2000317017 A JP2000317017 A JP 2000317017A JP 2002123113 A JP2002123113 A JP 2002123113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
fixing device
power
power supply
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000317017A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoi Kato
基 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000317017A priority Critical patent/JP2002123113A/ja
Publication of JP2002123113A publication Critical patent/JP2002123113A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネ、オンデマンド化を実現しつつ、リッ
プル変動の小さい安定した定着体温調を行なうことによ
り、光沢ムラのない定着性の高い安定した画像を得るこ
とができると共に、装置の耐久性及び安全性の向上を図
ることができる定着装置及びこの定着装置を備える画像
形成装置を提供とする。 【解決手段】 加熱体9に接続された2次コイル4と、
2次コイル4に磁気結合するように配設された1次コイ
ル3とを備え、1次コイル3は電源8からの電力を受け
て2次コイル4に供給するようになっており、2次コイ
ル4が定着ローラ1にそして1次コイル3が定着ローラ
1のための支持部材に直接若しくは間接にそれぞれ取り
付けられ、2次コイル4と1次コイル3との間の磁気結
合によって電源8からの電力を非接触で加熱9に供給す
るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録材を定着体及び加圧体によって挟持搬送させなが
ら加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記記録
材に定着させる定着装置及びこの定着装置を備える画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用する複写機やプリン
ター、FAX等の画像形成装置においては、近年重要性
を増してきた課題として、省エネ対応という問題が挙げ
られる。
【0003】かかる画像形成装置に備えられる定着装置
は、トナーを含有する未定着像を融解して記録材たる用
紙に定着させるために、電力を直接熱エネルギーとして
消費しており、画像形成装置本体全体で使用される電力
消費の大きな要因を占めている。
【0004】そのため、かかる定着装置にあっては、こ
の電力消費を低減するための一つの方向性として、オン
デマンド化が図られている定着装置が知られている。
【0005】上記定着装置は、定着体を薄肉ローラ或い
は薄いベルト状若しくはフィルム状とすることで、熱容
量を小さくして立ち上がりを早くすると同時に、その間
の消費電力を抑えるものである。
【0006】このようにオンデマンド化を図ることで、
プリント信号を受け取ると待ち時間もほとんどなく、す
ぐにプリント開始がなされるため、非プリント時には定
着体をプリント時の温度近辺の高温で保温しておく必要
がなく、常温かせいぜい適度に低温に保てばよい。定着
装置の保温時の放熱は、環境温度と定着体の設定温度の
温度差に比例して大きくなり、これらはプリントしてい
ない状態でも常時電力を消費する。したがって、間欠的
にプリントを繰り返すような状況下では、オンデマンド
化が非常に大きな節電効果をもたらす。
【0007】又、かかる定着装置にあっては、一般的
に、定着体の内部から加熱体たるヒータによる加熱を行
う方法が主である。ヒータとしてのハロゲンランプと定
着体たる定着ローラとを用いた場合では、ハロゲンラン
プのガラス表面が400℃以上の高温に達するが、実際
の温調は定着ローラの表面温度を検知して180℃前後
で行っている。一方、ヒータとしてのセラミックヒータ
と定着体たる定着フィルムとを用いた場合では、セラミ
ックヒータの温度は190〜200℃程度で前者と同等
の定着性を得ていることから、トップ温度をほぼ定着温
度まで下げることができる後者のシステムはより放熱ロ
スが少なく、効率的であるといえる。
【0008】同様に、定着体自体が自己発熱する方式、
例えば自己発熱体や磁気誘導加熱を用いる方式は、トッ
プ温度を下げることができ、高効率なシステムである。
又、定着体の表面近傍を直接加熱することから熱応答性
が向上し、通常のハロゲンランプ加熱によるローラ定着
と比べてリップルの小さい安定した温調が可能であり、
高温オフセット領域と低温オフセット領域との間のラチ
チュードを有効にとることができる。結果として光沢ム
ラのない定着性の高い安定した画像を得ることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の中でも
最もポピュラーであるといえる面状発熱体を備えた自己
発熱型の定着ローラを備える定着装置は、古くより考案
されていたにもかかわらず、これまで実際に製品応用さ
れたことはほとんどなかった。実現できなかった最大の
問題点は、定着ローラ自体の耐久性、安定性もさること
ながら、10A程度の大電流を流せる実用的な摺動接点
がカーボンチップ或いは錫や水銀接点といったものしか
存在しなかったことにある。従来技術のように摺動接点
を用いた構成では、接点電極間に頻繁に放電が起こり、
ノイズを発生する。しかも放電が繰り返されると接触部
の金属接点表面に酸化被膜が形成され、加熱して電極焼
けが発生するため、製品としての信頼性、安全性や耐久
性を得ることができなかった。
【0010】そこで、本発明は、省エネ、オンデマンド
化を実現しつつ、リップル変動の小さい安定した定着体
温調を行なうことにより、光沢ムラのない定着性の高い
安定した画像を得ることができると共に、装置の耐久性
及び安全性の向上を図ることができる定着装置及びこの
定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する定着体及び加圧体と、電源か
らの電力を受けて該定着体を加熱する加熱体とを備え、
未定着像を担持する記録材を上記定着体及び上記加圧体
によって挟持搬送させながら加熱及び加圧することによ
り上記未定着像を上記記録材に定着させる定着装置であ
って、上記加熱体が上記定着体と共に回転する定着装置
において、加熱体に接続されたコイルで形成される電力
受取部と、該電力供受取部のコイルに磁気結合するよう
に配設されたコイルで形成された電力供給部とを備え、
該電力供給部は電源からの電力を受けて電力受取部に供
給するようになっており、電力受取部が定着体にそして
電力供給部が定着体のための支持部材に直接若しくは間
接にそれぞれ取り付けられ、上記電力受取部と上記電力
供給部との間の磁気結合によって電源からの電力を非接
触で加熱体に供給するよう構成されているという第一の
発明によって達成される。
【0012】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、定着体は、ローラ形状をなし、加熱体
は、該定着体と一体的に構成された抵抗発熱体若しくは
抵抗発熱層であり、電力受取部のコイルと上記加熱体が
閉回路を形成しているという第二の発明によっても達成
される。
【0013】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第一の発明又は第二の
発明の定着装置を備えるという第三の発明によっても達
成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0015】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0016】図1は、本実施形態の画像形成装置を好適
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。
【0017】プリンタ101は、プリンタ101の本体
の外部に設けられたホストコンピュータ等の画像情報提
供装置(図示せず)から提供された画像情報に応じた画
像をシート状の記録材Pに形成し記録するという一連の
画像形成プロセスを公知の電子写真方式に沿って行う形
態の画像形成装置である。
【0018】プリンタ101は、図1に示すように、潜
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102及び現
像装置103を保持するプロセスカートリッジ104
と、画像情報提供装置からの画像情報に応じた露光処理
工程により感光体102の外周面に上記画像情報に応じ
た静電潜像を形成するためのレーザスキャナユニット1
05(以下、スキャナ105と略称する。)と、記録材
Pに転写処理工程を施すためのロール状の回転自在な転
写体106と、転写処理済みの記録材Pに加熱及び加圧
により定着処理を施すようになっている定着装置107
とを備えている。
【0019】プリンタ101に備えられたプロセスカー
トリッジ104は、感光体102及び現像装置103に
加えて、スキャナ105による露光処理前に感光体10
2の外周面を規定電位分布に帯電せしめる帯電ローラ1
08を保持していると共にプリンタ101の本体にて取
り外し自在に支持されており、感光体102の修理及び
現像装置103への現像剤補給等のメンテナンスが必要
であるときには、上記本体にて開閉自在に支持されてい
るカバー109を開いたのち、プロセスカートリッジ1
04ごと交換することによりメンテナンスの迅速化及び
簡易化等が図られている。
【0020】次に、プリンタ101における一連の画像
形成プロセスに関して説明する。
【0021】先ず、プリンタ101への一連の画像形成
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
【0022】次に、画像情報提供装置からの画像情報に
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
【0023】そして、転写処理済みの記録材Pは、定着
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
【0024】次に、定着装置107について詳細に説明
する。
【0025】図2は、定着装置107の概略構成を示す
側断面図である。
【0026】定着装置107は、図2に示すように、定
着体たる定着ローラ1と、加圧体たる加圧ローラ2と、
加熱体9と、電力供給部たる1次コイル3と、電力受取
部たる2次コイル4とを備えている。
【0027】定着ローラ1は、軸受5により支持され、
駆動ギア7により駆動回転されるようになっている。
【0028】加圧ローラ2は、軸受5´により支持さ
れ、定着ローラ1に対して圧接し従動回転するようにな
っている。
【0029】又、定着ローラ1は、内部に加熱体9が取
り付けられており、定着ローラ1内部に組み込まれて一
体化された2次コイル4より電源8からの電力が加熱体
9に供給され発熱するようになっている。電源8により
1次コイル3に供給された電力は、磁気結合によりいっ
たん磁気エネルギーの形となり、非接触状態で2次コイ
ル4に送電される。
【0030】即ち、1次コイル3及び2次コイル4によ
る磁気結合部の1次側である1次コイル3を定着ローラ
1のための支持部材(図示せず)に固定配置しておき、
2次側である2次コイル4を定着ローラ1に取り付けて
可動とし、両者間に微小ギャップを設けて非接触で定着
ローラ1の加熱体9への電力供給を可能とした構成とな
っている。尚、上記磁気結合部は、定着ローラ1の発熱
部内部全体に組み込んでも端部に局在化させてもよい。
【0031】上記磁気結合部は、互いに電力を供給す
る、定着ローラ1の外部に配設された1次側と、ローラ
と一体化して回転駆動される2次側とで構成される。
【0032】磁気結合部分は、磁気誘導加熱方式と比べ
て小さく、0.1〜0.8mm程度のギャップ間のみで
あるため、磁気的にほぼ閉回路を形成しており、この部
分での電磁ノイズ防止用シールドは最小限の範囲です
む。尚、磁気結合部を定着ローラ内部に配置すれば、定
着ローラ芯金のシールド作用を利用できる。
【0033】本実施形態の磁気結合部は、図3に示すよ
うに、1次コイル3、2次コイル4が、それぞれ、磁気
回路を形成するコア3A,4A及びコイル3B,4Bを
有している。
【0034】コア3A,4Aは、キュリー温度220〜
260℃程度のフェライトコアを用いている。これは、
すでに電子部品として工業生産されているもので、コス
ト的にも安価なものである。
【0035】コイル3B,4Bの線材は、10A程度の
大電流に耐えうるようリッツ線等を用いている。磁気回
路の設計効率を高めることにより1次、2次側の巻き数
は数〜10ターン程度でよい。又、各々の巻き数は同じ
であっても、異なっていても良い。尚、コイルの配置方
法は様々なものが考えられるが、本実施形態では定着ロ
ーラの周方向に巻いた構成を示している。
【0036】電源8は、通常既存のスイッチング電源若
しくはインバータ回路等の回路構成を用いることによ
り、高効率でコストも抑えたシステムができる。例え
ば、スイッチング電源のON/OFFにより実行電圧を
変化させ、発熱量を制御したり、PWM方式のインバー
タ回路によりAC入力を数十〜100kHz程度の高周
波に変換して、1次コイルで磁界に変換して2次側コイ
ルで受け取り、再度電流に変換させることで送電可能で
ある。又、1次側で昇圧しておき、コイルでの送電効率
を高めるのもよい。
【0037】定着体及び加熱体の構成は様々なものが可
能であるが、本実施形態では、図4に示すように、定着
ローラ1の芯金12の外面に表面離型層14及び弾性層
13を形成し、加熱体9として芯金12の内面に一体的
に構成された抵抗発熱層たる発熱層10、絶縁層11を
形成した層構成となっている。
【0038】定着ローラ1は、直径40φで芯金12が
中空筒体となっており、内部に取り付けられた発熱層1
0により自己発熱可能な構成となっている。
【0039】表面離型層14は、厚さ10〜30μm程
度のFEP若しくはPTFE、CPTFE、PFA等の
フッ素樹脂チューブ又はコート層として形成されてい
る。その下層には低硬度のHTVシリコーンゴムの弾性
層13を厚さ1.5tが形成されている。芯金12はア
ルミ6063で厚さ2tのものを使用している。
【0040】芯金12内面には耐熱樹脂の絶縁層11が
厚さ0.6tの上に、発熱層10が厚さ0.3tで形成
されている。発熱層10は、ポリイミド等の耐熱性樹脂
或いはフッ素樹脂等に例えばカーボンブラックやケッチ
ェンブラックのような導電性カーボン粒子材料を分散し
た低抵抗の発熱体となっている。或いは、シリコーンゴ
ムにカーボンを分散したものであってもよい。
【0041】発熱層10は、定着ローラ1の軸線方向両
端に各々2次コイルのリッツ線につながれるリング状の
電極(図示せず)を有している。該電極間での抵抗値は
100Vで数〜十数Ω程度である。
【0042】加圧ローラ2は、直径40φで定着ローラ
1と同様な表面離型層の下にHTVシリコーンゴム2t
を形成した2層構成である。定着ローラ1に対して加圧
ローラ2が圧接して両者間にニップを形成した状態で駆
動回転され、静止時のニップ幅は軸線方向の中央部で
8.2mmとなっている。
【0043】立ち上がり時のオンデマンド化を図るため
には、数十s程度の時間に1000W程度の大電力を送
ることが必要である。いったんプリント温度に達した後
は、その保温のために80〜100W程度、用紙定着中
には400〜500W程度の電力を送ることが必要であ
る。
【0044】室内常温状態よりプリント温度190℃ま
での立上がりにほぼ90s要した。これは、定着ローラ
1の表面温度自体の立ち上がりはかなり早いが、加圧ロ
ーラ2に熱源を持たない構成では加圧ローラ2が冷えた
状態では定着性が低めとなるため、前多回転により加熱
させるために1分程度以上の立ち上がり時間を要するた
めである。定着ローラ1及び加圧ローラ2は、表面温度
のリップルが±3℃程度であった。又、定着ローラ1及
び加圧ローラ2の周速度を30〜120mm/s、定着
ローラ1及び加圧ローラ2の加圧力を392N(40k
gf)とした。
【0045】本実施形態では、定着ローラ1及び加圧ロ
ーラ2の温度制御は定着ローラ1の非通紙域に当接した
サーミスタ6によりローラ表面温度を検知して行う。
【0046】定着ローラ又は加圧ローラの内部にハロゲ
ンヒータを配置した構成と異なり、磁気結合部分を上記
定着ローラ又は上記加圧ローラの片側端部に局在させた
構成により定着ローラ及び加圧ローラの交換(ローラ交
換)が簡単化される。通常熱ローラ構成ではユーザのロ
ーラ交換は困難であるため、定着ユニットごと交換する
ことが多いが、本発明ではローラ交換のみを簡易に行う
ことが可能である。例えば、定着ユニットを上下に分け
て開閉可能な構造にしておき、定着ローラ及び加圧ロー
ラをすぐに取り出せるようにできる。
【0047】尚、発熱層を定着ローラ又は加圧ローラの
外面側に設けたローラ構成ももちろん可能であり、定着
表面に近いため、より定着効率が向上するのでよい。
【0048】上述したように、本実施形態によれば、接
点レスであるため、製品としての耐久性、安全性を得る
ことができるとともに、製品スペックに応じた定着設計
の自由度が向上し、高速化等将来への対応が可能とな
る。
【0049】又、磁気結合部はモジュール化することで
コストダウンでき、定着ユニット回収時にリサイクル使
用も可能である。
【0050】その特徴或いはメリットとしては、定着ロ
ーラの発熱部は面状に任意に分布構成でき、スペックに
応じた設計自由度が非常に高い。
【0051】又、磁気誘導加熱方式と異なり、磁気、熱
特性が要因分離可能であるため、個々の特性の性能向上
が図れる。
【0052】更に、通常ローラを用いた構成と同様に、
加圧力を高くとることができる。
【0053】又、電源は通常のスイッチング電源による
昇圧効果や或いは簡単なインバータ回路等を用いること
により、高効率でコストも抑えたシステムができる。
【0054】更に、磁気結合部分は磁気誘導加熱方式と
比べて小さく、コンマ数mm程度のギャップ間のみであ
り、電磁ノイズ防止用シールドは最小限の範囲ですむ。
【0055】又、磁気コアはキュリー点270℃程度の
材料がすでに存在しており、コスト的にもそれはどかか
らない。
【0056】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0057】第一の実施形態では、図3に示すように、
1次コイル3と2次コイル4との間の磁気結合のギャッ
プを定着ローラ1の端面に設けて並行ギャップとして、
磁力線が定着ローラ1の軸線方向に向くようにしている
が、本実施形態では、図5に示すように、これを周状ギ
ャップとして、磁力線が定着ローラ1の半径方向に向く
ようになっている。
【0058】本実施形態の場合のメリットとしては、上
記並行ギャップと異なり電源からの交流電流が低周波で
も磁気結合におけるトランスの1次側と2次側にかかる
軸線方向の相互磁気力による振動を周方向でキャンセル
して防止できることである。
【0059】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0060】本実施形態では、温度による発熱体の抵抗
値変化を利用することで、サーミスタレス化が図られて
いる。
【0061】例えば、導電カーボン粒子を分散したPT
FE等の耐熱樹脂においては、温度が上がると熱膨張に
より粒子間の距離が増大して発熱体の抵抗値が増加する
ような正抵抗温度特性(PTC)をもたせることが可能
である。即ち、いわゆる発熱体としてPTCヒータを利
用して印加電圧を一定として自己温度制御をさせてもよ
い(ヒータのジュール熱Qは両端に対する印加電圧Vに
対してQ=V2/R)。或いは、トランスの応答性信号
に基づき、温度制御を行うのも良い。
【0062】一つの方法としては次のようなものがあ
る。発熱体の抵抗値Rの変動はトランスの1次側でのイ
ンピーダンスZの変動をもたらす。このインピーダンス
値はブリッジ回路等を用いて検出することができるた
め、非接触の温度検知をすることが可能である。1次コ
イルの巻き数をn1、2次コイルの巻き数をn2とする
と、変圧比kはk=n1/n2となる。1次側のインダ
クタンス値をL1、2次側のインダクタンス値をL2と
すると、L2/L1=k2の関係になっている。2次側
の発熱体の抵抗値が温度の関数R(T)となっていると
き、簡単のために1次側での抵抗分を無視して、角振動
数ωの交流電圧を印加した状態では、 Z(T)=L1/((1/ω)2+(L2/R
(T))20.5 のような関係となって、インピーダンスも温度の関数に
なっている。
【0063】予めこの関係を測定してつかんでおくこと
により、インビーダンス値に基づき印加電圧を制御する
ことで温度制御ができる。その他の方法として、大電流
を直接ではなく電流量検知用磁気センサー等を用いて1
次コイルに流れる電流値を間接的に検知してインビーダ
ンス変動をとらえ、これに応じて温度制御するようにし
ても良い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、電力受取部と電力供給部との間の磁
気結合によって電源からの電力を非接触で加熱体に供給
するので、省エネ、オンデマンド化を実現しつつ、リッ
プル変動の小さい安定した定着体温調を行なうことによ
り、光沢ムラのない定着性の高い安定した画像を得るこ
とができると共に、装置の耐久性及び安全性の向上を図
ることができる。
【0065】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
電力受取部と電力供給部との間の磁気結合によって電源
からの電力を非接触で抵抗発熱体若しくは抵抗発熱層に
供給するので、省エネ、オンデマンド化を実現しつつ、
リップル変動の小さい安定した定着体温調を行なうこと
により、光沢ムラのない定着性の高い安定した画像を得
ることができると共に、装置の耐久性及び安全性の向上
を図ることができる。
【0066】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、電力受取部と電力供給部との間の磁気結合によって
電源からの電力を非接触で加熱体に供給するので、省エ
ネ、オンデマンド化を実現しつつ、リップル変動の小さ
い安定した定着体温調を行なうことにより、光沢ムラの
ない定着性の高い安定した画像を得ることができると共
に、装置の耐久性及び安全性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す側断面図である。
【図3】図2の定着装置の電力供給部及び電力受取部に
よる磁気結合部の構成の一例を示す図である。
【図4】図2の定着装置に備えられた定着体のの層構成
の一例を示す図である。
【図5】第二の実施形態における電力供給部及び電力受
取部による磁気結合部の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ(定着体) 2 加圧ローラ(加圧体) 3 1次コイル(電力供給部) 4 2次コイル(電力受取部) 3B,4B コイル 8 電源 9 加熱体 10 発熱層(抵抗発熱層) 101 電子写真レーザビームプリンタ(画像形成装
置) 107 定着装置 P 記録材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転する定着体及び加圧体
    と、電源からの電力を受けて該定着体を加熱する加熱体
    とを備え、未定着像を担持する記録材を上記定着体及び
    上記加圧体によって挟持搬送させながら加熱及び加圧す
    ることにより上記未定着像を上記記録材に定着させる定
    着装置であって、上記加熱体が上記定着体と共に回転す
    る定着装置において、加熱体に接続されたコイルで形成
    される電力受取部と、該電力供受取部のコイルに磁気結
    合するように配設されたコイルで形成された電力供給部
    とを備え、該電力供給部は電源からの電力を受けて電力
    受取部に供給するようになっており、電力受取部が定着
    体にそして電力供給部が定着体のための支持部材に直接
    若しくは間接にそれぞれ取り付けられ、上記電力受取部
    と上記電力供給部との間の磁気結合によって電源からの
    電力を非接触で加熱体に供給するよう構成されているこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 定着体は、ローラ形状をなし、加熱体
    は、該定着体と一体的に構成された抵抗発熱体若しくは
    抵抗発熱層であり、電力受取部のコイルと上記加熱体が
    閉回路を形成していることとする請求項1に記載の定着
    装置。
  3. 【請求項3】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
    求項1又は請求項2に記載の定着装置を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
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