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JP2002121580A - 共役トリエン脂肪酸含有油脂の製造方法 - Google Patents

共役トリエン脂肪酸含有油脂の製造方法

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Publication number
JP2002121580A
JP2002121580A JP2000311749A JP2000311749A JP2002121580A JP 2002121580 A JP2002121580 A JP 2002121580A JP 2000311749 A JP2000311749 A JP 2000311749A JP 2000311749 A JP2000311749 A JP 2000311749A JP 2002121580 A JP2002121580 A JP 2002121580A
Authority
JP
Japan
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oil
seeds
fatty acid
conjugated triene
triene fatty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000311749A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Abe
阿部真幸
Tadayoshi Shiraishi
白石忠義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2000311749A priority Critical patent/JP2002121580A/ja
Publication of JP2002121580A publication Critical patent/JP2002121580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 酸化安定性および品質の良好な、共役トリエ
ン脂肪酸含有油脂を製造する方法を提供すること。 【解決手段】 水分8%以下のザクロ種子、ニガウリ種
子、サクランボ種子、キンセンカ種子より選択された1
つ以上の植物種子を、油温100℃以下で圧搾し、共役
トリエン脂肪酸含有油脂を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化安定性および
品質、特に色、過酸化物価(POV)が良好で、かつ重
合物含量の少ない共役トリエン脂肪酸含有油脂を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、食用植物油は、圧搾法、圧搾法と
抽出法を組み合わせた圧抽法(例えば、特開平7−30
5087号公報)、および抽出法により採油されてい
る。これらは油脂原料の性質、特にその含油量に応じて
使い分けされることが多い。例えば、含油率30〜40
%と比較的油分の高い菜種や亜麻仁のような植物種子
は、圧搾法あるいは圧抽法による採油が行われている。
圧搾にはエキスペラーと呼ばれるスクリュープレスタイ
プの装置(例えば、スエヒロEPM社製、アンダーソン
社製等)が多く用いられている。エキスペラーは一軸の
スクリューが設けられ、圧力をかけることで油を絞り出
す仕組みとなっている。大豆等の含油率15〜20%程
度の植物種子は、まず、圧扁フレークとされた後、溶媒
としてヘキサンを用いる抽出法で採油されている場合が
多い。抽出法には浸透型(Percolationtype)と呼ばれ
る連続式の抽出装置(例えば、デスメット社製、ルルギ
社製等)が多く用いられている。共役トリエン脂肪酸を
含有しているザクロ種子、ニガウリ種子、サクランボ種
子、キンセンカ種子の含油率は15〜20%程度であ
り、通常であれば、ヘキサンを用いる抽出法による採油
の適用が妥当と考えられるが、例えば、ヘキサン抽出共
役トリエン脂肪酸含有油脂は酸化されやすく、多量の重
合物を生成することが明らかとなった。また、通常の圧
搾法では、高収率で共役トリエン酸含有油脂を得ること
は難しい。上述のように、共役トリエン脂肪酸含有油脂
は食用油脂としては未開の油脂であり、ザクロ種子、ニ
ガウリ種子、サクランボ種子、キンセンカ種子を原料と
して抽出された安定な油脂が工業的に大量に生産されて
いないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、共役
トリエン脂肪酸を含有する植物種子を原料とした、酸化
安定性および品質、特に色、POVの良好な、かつ重合
物含量の少ない共役トリエン脂肪酸含有油脂を製造する
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を達成するため鋭意研究を進めてきた結果、水分含量
を8%以下に調整した植物種子を原料とし、圧搾時の油
温を100℃以下に制御した圧搾により採油した後、得
られた圧搾油を60℃以下に冷却する事により、酸化安
定性および品質、特に色、POVの良好な、かつ重合物
含量の少ない共役トリエン脂肪酸含有油脂が高収率で得
られることを見出し、これらの知見に基づき本発明を完
成するに至った。
【0005】即ち、本発明の第1は、植物種子を油温1
00℃以下で圧搾する事を特徴とする共役トリエン脂肪
酸含有油脂を製造する方法に関する。好ましい実施態様
としては、圧搾機のウオーム軸を冷却することにより圧
搾時の油温を100℃以下に制御することを特徴とする
上記記載の方法に関する。別の好ましい実施態様として
は、植物種子がザクロ種子、ニガウリ種子、サクランボ
種子、キンセンカ種子より選択される1つ以上の種子で
あることを特徴とする上記記載の共役トリエン脂肪酸含
有油脂を製造する方法に関する。更に別の好ましい実施
態様としては、植物種子の水分含量を8%以下に調整す
ることを特徴とする上記記載の共役トリエン脂肪酸含有
油脂を製造する方法に関し、更に好ましくは、植物種子
を80〜130℃での加熱処理を行うことで、植物種子
の水分含量を8%以下に調整することを特徴とする上記
記載の方法に関する。別の好ましい実施態様としては、
搾油機から排出された圧搾共役トリエン脂肪酸含有油脂
を60℃以下に冷却する事を特徴とする上記記載の共役
トリエン脂肪酸含有油脂を製造する方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について説明する。
【0007】本発明は、植物種子を油温100℃以下で
圧搾する事を特徴とする共役トリエン脂肪酸含有油脂を
製造する方法である。植物種子からの油脂の抽出は、植
物種子に対して一般に適用されているヘキサン抽出、圧
抽法、あるいは圧搾法のいずれによっても採油が可能で
あるが、溶媒抽出共役トリエン脂肪酸含有油脂は圧搾共
役トリエン脂肪酸含有油脂に比べ、酸化劣化に対してP
OVの増加および重合物生成量の増加、すなわち酸化安
定性が低い欠点を有するため、圧搾法で行う。
【0008】本発明で用いることができる搾油機として
は、特に制限はなく、例えば、一軸エキスペラー(例え
ばスエヒロEPM社製、アンダーソン社製等)等を挙げ
ることができる。本発明の目的を達するためには、圧搾
時の油温を100℃以下にする必要がある。好ましくは
60〜80℃である。100℃を越えると圧搾共役トリ
エン脂肪酸含有油脂の品質の低下を招くため好ましくな
い。また、60℃未満の場合は抽出効率が低下するため
経済的ではない。本発明における圧搾時の油温とは、圧
搾機より排出された直後の油脂の温度を言う。圧搾時の
油温の制御方法としては、特に限定はなく、使用する装
置に応じて適宜冷却方法を選択することが出来るが、一
軸エキスペラーを用いた圧搾の場合、ウォーム軸を冷却
する事が簡便で好ましい。冷却の方法はいかなる方法で
も採用できるが、ウォーム軸の中心部を冷却水あるいは
冷却したエチレングリコール(EG)等の冷媒を循環さ
せることで行うことが出来る。また、温度上昇を抑制す
るために、圧搾時の圧力を下げることも可能であるが、
抽出効率が低下するため好ましくない。
【0009】まず、本発明で利用可能な植物種子は、共
役トリエン脂肪酸を含む植物種子であればいかなる植物
種子でもよい。中でも共役トリエン脂肪酸を多く含んで
いる、ザクロ種子、サクランボ種子、ニガウリ種子、キ
ンセンカ種子が好ましい。入手の容易さから、ザクロ種
子が特に好ましい。これら種子を単独、あるいは2種以
上を混合して使用する事もできる。本発明で圧搾機に投
入する植物種子の形態は従来法と同様に植物種子そのも
のであっても、ロールなどを利用して圧扁や加熱処理等
の前処理した原料であってもよいが、圧扁および加熱処
理を行った原料が好ましい。加熱処理は、植物種子その
もの、あるいは圧扁した植物種子を80〜130℃で加
熱する事が好ましく、さらに好ましくは100〜120
℃である。80℃未満の温度では植物種子中の酵素の失
活が遅れるため好ましくない。130℃を越える温度で
は、圧搾共役トリエン脂肪酸含有油脂の品質の低下、特
に、色の悪化、POVの増加、さらに重合物生成量の増
加を招くため好ましくない。加熱処理は、上記の温度
で、植物種子の水分含量が8%以下、好ましくは2〜5
%になるように行う。8%を越える水分含量では圧搾共
役トリエン脂肪酸含有油脂の収率が低下するため好まし
くない。2%未満の水分含量では過度の加熱となり、圧
搾共役トリエン脂肪酸含有油脂の品質の低下を招くため
好ましくない。搾油機から排出された圧搾共役トリエン
脂肪酸含有油脂は品質を維持するため、20〜60℃、
好ましくは30〜50℃に可及的速やかに冷却されるこ
とが望ましい。60℃を越えたまま長時間放置すると、
圧搾共役トリエン脂肪酸含有油脂の品質の低下を招くた
め好ましくない。20℃未満の時は流動性が低下し、輸
送等に不都合を来す場合がある。冷却の方法はいかなる
方法でも採用できるが、例えば、冷却水を流せるジャケ
ット付きバット、あるいはジャケット付きタンク等、を
用いることにより圧搾共役トリエン脂肪酸含有油脂の冷
却が可能である。圧搾された共役トリエン脂肪酸含有油
脂には、スリットから油脂とともに流れ出た種子由来の
微粉が混入しているため、フィルタープレス、遠心分
離、減圧ろ過等により固液分離する事が好ましい。前記
のようにして得られた圧搾共役トリエン脂肪酸含有油脂
は、そのままでも使用することが出来るが、必要に応じ
て、脱ガム、脱酸処理、脱色、脱臭処理の各処理が施さ
れ精製油としてもよい。
【0010】以上の方法により、共役トリエン含有油脂
を製造することが出来る。以下に一例を例示するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0011】キンセンカの種子を予備乾燥させた後、該
乾燥種子を送風定温恒温機DN−62(ヤマト科学株式
会社製)にて、110℃、1時間の加熱処理を行い、水
分含量を4%の乾燥処理種子を得る。加熱処理種子の水
分含量は赤外線水分計FD−600(ケット科学研究所
製)を用いて測定することが出来る。該加熱処理種子5
0kgを一軸エキスペラーV−05(スエヒロEPM社
製)を用いて、45〜50分間で搾油を行う。その際、
−5℃に冷却したEGを循環させることによりウォーム
軸を冷却しながら、油温を90℃に調整しながら搾油を
行う。更に圧搾機より排出された直後の圧搾キンセンカ
種子油を、ジャケットに冷却水を循環させることより冷
却したバット状のステンレス製ロートで受けることによ
り速やかに35℃まで冷却を行う。その後、減圧ろ過に
よる固液分離を行い、圧搾キンセンカ種子油を得ること
が出来る。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら制限されるものでは
ない。
【0013】(実施例1)カリフォルニア産ザクロより
種子を取り出し、水洗したのち、40℃で一昼夜乾燥し
て、乾燥種子を得た。乾燥種子の水分は8.2%であっ
た。該乾燥種子を送風定温恒温機DN−62(ヤマト科
学株式会社製)にて、110℃、1時間の加熱処理を行
った。加熱処理種子の水分含量は3.2%であった。乾
燥種子および加熱処理種子の水分含量は赤外線水分計F
D−600(ケット科学研究所製)を用いて測定した。
該加熱処理種子を原料種子として圧搾を行った。すなわ
ち、原料種子50kgより一軸エキスペラーV−05
(スエヒロEPM社製)を用い、−7℃に冷却したEG
を循環させることによりウォーム軸を冷却しながら搾油
を行った。圧搾機より排出された直後の圧搾ザクロ種子
油の温度は80℃であった。搾油したのち、減圧ろ過に
より固液分離を行い、圧搾ザクロ種子油4.5kg(収
率9.0%)を得た。得られた圧搾ザクロ種子油の酸化
安定性評価のため、圧搾ザクロ種子油を酸化劣化させ、
POVおよび重合物含量を測定した。圧搾ザクロ種子油
については、色、POVおよび重合物含量を測定した。
酸化劣化は、試料量を5gとしてランシマット679型
(メトローム社製)を用い、温度80℃、通気量10L
/時間とし、3時間の劣化を行った。なお、色の測定
は、液体用色認識装置KC−500(倉敷紡績株式会社
製)を用いて測定した。また、POV(meq/Kg)
は、社団法人 日本油化学会編 基準油脂分析試験法
(1996年版)に準拠して測定した。重合物の測定
は、LC−10AD型送液ポンプ(島津製作所製)を用
いた高速液体クロマトグラフィーで行った。具体的に
は、カラムはTSKgel G2000H HR(東ソ
ー株式会社製)およびTSKgel G1000H H
R(東ソー株式会社製)を直列に接続し、検出器として
示差屈折計(島津製作所製;RID−10A)を用い、
移動層としてテトラヒドロフラン(ナカライテスク製)
を用いて分析した。重合物含量は、トリグリセリドより
分子量の大きい成分に相当するピーク面積の総和を全ピ
ーク面積に対する百分率で表した。結果を表1に示し
た。
【0014】(比較例1)実施例1で得た、ザクロ加熱
処理種子5kgをオースター・ブレンダー(オースター
社製)にて粉砕したのち、常法によりヘキサン抽出し
て、ヘキサン抽出ザクロ種子油605g(収率12.1
%)を得た。得られたヘキサン抽出ザクロ種子油の酸化
安定性評価のため、ヘキサン抽出ザクロ種子油を酸化劣
化させ、POVおよび重合物含量を測定した。酸化劣化
は、実施例1と同様に行った。得られたヘキサン抽出ザ
クロ種子油については、色、POVおよび重合物含量を
測定した。結果を表1に示した。
【0015】
【表1】 表1に示すように、比較例1に比べ、実施例1は酸化劣
化後のPOVが低く、かつ重合物の生成が少なかった、
すなわち酸化安定性に優れることは明らかである。
【0016】(比較例2)乾燥種子の加熱処理を150
℃、45分で行った以外は、実施例1と同様にして、圧
搾ザクロ種子油5.6kg(収率11.2%)を得た。
なお、加熱処理種子の水分含量は2.8%であった。実
施例1と同様に、圧搾ザクロ種子油の色、POVおよび
重合物含量を測定した。結果を表2に示した。
【0017】
【表2】 表2に示すように、比較例2の場合は、色の悪化、重合
物の生成が促進されていることは明らかであった。すな
わち、本発明によれば極めて良好な品質の圧搾ザクロ種
子油を得ることが可能であった。
【0018】(比較例3)実施例1で調製した、水分
8.2%の乾燥ザクロ種子50kgを原料として、加熱
処理をすることなく実施例1と同様にして、乾燥種子を
圧搾し、圧搾ザクロ種子油2.9kg(収率5.8%)
を得た。このときの収率を表3に示した。
【0019】
【表3】 表3に示すように、本発明によれば極めて良好な収率
で、圧搾ザクロ種子油を得ることが可能であった。
【0020】(比較例4)ウォーム軸の冷却を実施しな
いで圧搾を行った以外は、実施例1と同様に圧搾を行
い、圧搾ザクロ種子油4.6kg(収率9.2%)を得
た。圧搾機より排出された直後の圧搾ザクロ種子油の温
度は110℃であった。圧搾ザクロ種子油について、
色、POVおよび重合物含量を測定した。結果を表2に
示した。表2に示すように、本発明によれば、色、PO
Vおよび重合物含量の改善された、品質の良好な圧搾ザ
クロ種子油を得ることが可能であった。
【0021】(実施例2)実施例1と同様にして圧搾を
実施し、圧搾機より排出された直後の圧搾ザクロ種子油
を、ジャケットに冷却水を循環させることにより冷却し
たバット状のステンレス製ロートで受けることにより速
やかに冷却を行った。このときの油温は38℃であっ
た。この様にして冷却した後、減圧ろ過による固液分離
を行い、圧搾ザクロ種子油4.3kg(収率8.6%)
を得た。圧搾ザクロ種子油について、色、POVおよび
重合物含量を測定した結果を表2に示した。表2に示す
ように、本発明によれば、色、POVが良く、かつ重合
物含量が低い、実施例1よりさらに品質の良好な圧搾ザ
クロ種子油を得ることが可能であった。
【0022】(実施例3)カリフォルニア産サクランボ
を原料に、実施例1と同様な方法で加熱処理サクランボ
種子を調整した。加熱処理種子の水分含量は3.6%で
あった。該加熱処理種子40kgを原料とし、実施例2
と同様な方法で、圧搾サクランボ種子油5.0kg(収
率12.5%)を得た。得られた圧搾サクランボ種子油
の、色、POVおよび重合物含量を測定した。結果を表
2に示した。
【0023】(実施例4)ニガウリを原料に、実施例1
と同様な方法で加熱処理ニガウリ種子を調製した。加熱
処理種子の水分含量は2.8%であった。該加熱処理種
子40kgを原料とし、実施例2と同様な方法で、圧搾
ニガウリ種子油3.9kg(収率9.75%)を得た。
得られた圧搾ニガウリ種子油の、色、POVおよび重合
物含量を測定した。結果を表1に示した。
【0024】表1に示すように、本発明によれば、色、
POVの良い、かつ重合物含量の低い、品質の良好な共
役トリエン脂肪酸含有油脂を得ることが可能であった。
【0025】
【発明の効果】本発明の方法によれば、酸化安定性およ
び品質、特に色およびPOVの良好な、かつ重合物含量
の低い、高品質の共役トリエン脂肪酸含有油脂を得るこ
とが可能となった。このことから、本発明は産業上極め
て有用である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物種子を油温100℃以下で圧搾する
    事を特徴とする共役トリエン脂肪酸含有油脂を製造する
    方法。
  2. 【請求項2】 圧搾機のウオーム軸を冷却することによ
    り圧搾時の油温を100℃以下に制御することを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 植物種子がザクロ種子、ニガウリ種子、
    サクランボ種子、キンセンカ種子より選択される1つ以
    上の種子であることを特徴とする請求項1または2記載
    の共役トリエン脂肪酸含有油脂を製造する方法。
  4. 【請求項4】 植物種子の水分含量を8%以下に調整す
    ることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の共役ト
    リエン脂肪酸含有油脂を製造する方法。
  5. 【請求項5】 植物種子を80〜130℃での加熱処理
    を行うことで、植物種子の水分含量を8%以下に調整す
    ることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 搾油機から排出された圧搾共役トリエン
    脂肪酸含有油脂を60℃以下に冷却する事を特徴とする
    請求項1〜5何れかに記載の共役トリエン脂肪酸含有油
    脂を製造する方法。
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