JP2002117588A - 光ディスク及びスタンパ - Google Patents
光ディスク及びスタンパInfo
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- JP2002117588A JP2002117588A JP2000304513A JP2000304513A JP2002117588A JP 2002117588 A JP2002117588 A JP 2002117588A JP 2000304513 A JP2000304513 A JP 2000304513A JP 2000304513 A JP2000304513 A JP 2000304513A JP 2002117588 A JP2002117588 A JP 2002117588A
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面にクラウド(曇り)が発生したり、光デ
ィスクの形状が悪化したりすることがなく成形性の良い
光ディスクを提供する。 【解決手段】 基板の凹部がグルーブ、凸部がランドと
なっており、その間は傾斜部となっている。ランドとグ
ルーブの高さの差をdとし、グルーブを中心してディス
クの内側(中心側)の傾斜部の角度をα、ディスクの外
側の傾斜部の角度をβ、グルーブの平坦部の幅をWgと
する。αとβの値が異なるようにすることにより、記録
特性・再生特性を良好に保ったまま、傾斜が緩やかな方
の角度を、両側の傾斜部の角度が同一である従来の光デ
ィスクに対して緩やかにすることができる。よって、剥
離性が向上するので、従来よりも低い成形温度で成形を
行うことができる。その結果、成形性が向上し、クラウ
ドや形状不良の無い光ディスクとすることができる。
ィスクの形状が悪化したりすることがなく成形性の良い
光ディスクを提供する。 【解決手段】 基板の凹部がグルーブ、凸部がランドと
なっており、その間は傾斜部となっている。ランドとグ
ルーブの高さの差をdとし、グルーブを中心してディス
クの内側(中心側)の傾斜部の角度をα、ディスクの外
側の傾斜部の角度をβ、グルーブの平坦部の幅をWgと
する。αとβの値が異なるようにすることにより、記録
特性・再生特性を良好に保ったまま、傾斜が緩やかな方
の角度を、両側の傾斜部の角度が同一である従来の光デ
ィスクに対して緩やかにすることができる。よって、剥
離性が向上するので、従来よりも低い成形温度で成形を
行うことができる。その結果、成形性が向上し、クラウ
ドや形状不良の無い光ディスクとすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク及びそ
れを製造するためのスタンパに関するものである。本明
細書において光ディスクとは、CD−AUDIO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、DVDディスク、光
磁気ディスク等、情報の記録又は読み出しに光を使用し
ているディスクをいう。
れを製造するためのスタンパに関するものである。本明
細書において光ディスクとは、CD−AUDIO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、DVDディスク、光
磁気ディスク等、情報の記録又は読み出しに光を使用し
ているディスクをいう。
【0002】
【従来の技術】最近、従来広く用いられてきた記録媒体
であるCD−AUDIO、CD−ROM、光磁気ディス
ク等に加えて、CD−R、CD−RW、DVDディスク
等が大容量の記録メディアとして開発され、情報記録
用、オーディオ用、ビデオ用記録装置として、普及しつ
つある。これらの情報記録ディスクについては、ISO
やFORUMにより規格化されており、特にCD−Rに
ついてはオレンジブックと称する規格集により、そのデ
ィスクの再生特性、記録後の再生特性等の仕様が細かく
規定されている。
であるCD−AUDIO、CD−ROM、光磁気ディス
ク等に加えて、CD−R、CD−RW、DVDディスク
等が大容量の記録メディアとして開発され、情報記録
用、オーディオ用、ビデオ用記録装置として、普及しつ
つある。これらの情報記録ディスクについては、ISO
やFORUMにより規格化されており、特にCD−Rに
ついてはオレンジブックと称する規格集により、そのデ
ィスクの再生特性、記録後の再生特性等の仕様が細かく
規定されている。
【0003】これらの光ディスクには、情報を記録した
り、光ビームを導くためにグルーブと呼ばれる平坦な凹
部とランドと呼ばれる平坦な凸部が螺旋状に交互に形成
されており、グルーブとランドの間には所定の角度を有
する傾斜部が設けられている。
り、光ビームを導くためにグルーブと呼ばれる平坦な凹
部とランドと呼ばれる平坦な凸部が螺旋状に交互に形成
されており、グルーブとランドの間には所定の角度を有
する傾斜部が設けられている。
【0004】一般的にこれらの光ディスクは、スタンパ
を形成し、ポリカーボネート基板にこのスタンパを押し
付け、スタンパに形成されたパターンをポリカーボネー
ト基板に転写し、その後に種々の後処理を行うことによ
って形成される。
を形成し、ポリカーボネート基板にこのスタンパを押し
付け、スタンパに形成されたパターンをポリカーボネー
ト基板に転写し、その後に種々の後処理を行うことによ
って形成される。
【0005】例えば、CD−Rディスクは、スタンパを
成形して、ポリカーボネート基板を複製し、記録膜に色
素を塗布し、反射膜を成膜して作成する。光ディスクの
サイズは、120mm、80mm、Card Typeなど様々ある。
成形して、ポリカーボネート基板を複製し、記録膜に色
素を塗布し、反射膜を成膜して作成する。光ディスクの
サイズは、120mm、80mm、Card Typeなど様々ある。
【0006】光ディスクの特性は、スタンパの溝形状、
成形ディスクの溝の形状、色素(Dye)などに大きく依
存する。特にスタンパの溝形状、成形性(転写率・複屈
折・反り)、色素(Dye)のマッチングにより、多くの
光ディスクの再生特性が決まる。
成形ディスクの溝の形状、色素(Dye)などに大きく依
存する。特にスタンパの溝形状、成形性(転写率・複屈
折・反り)、色素(Dye)のマッチングにより、多くの
光ディスクの再生特性が決まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ディスクにおいては、スタンパから光ディスクを形成
するときに、パターンの転写性を上げるために成形温度
を上げる必要があった。そして、このことに起因して、
スタンパと光ディスクとの剥離性が悪くなり、製造され
た光ディスクの表面にクラウド(曇り)が発生したり、
光ディスクの形状が悪化したりするという問題点があっ
た。
光ディスクにおいては、スタンパから光ディスクを形成
するときに、パターンの転写性を上げるために成形温度
を上げる必要があった。そして、このことに起因して、
スタンパと光ディスクとの剥離性が悪くなり、製造され
た光ディスクの表面にクラウド(曇り)が発生したり、
光ディスクの形状が悪化したりするという問題点があっ
た。
【0008】従来、CD−Rが開発されたころは、シア
ニン系の色素が多く使用されていた。シアニン系の色素
を用いたCD−Rの代表的な溝形状は、深さ200〜210nm
程度、グルーブ幅340〜390nm程度、溝角度55〜65°、ト
ラックピッチ1.5〜1.7μm程度であった。
ニン系の色素が多く使用されていた。シアニン系の色素
を用いたCD−Rの代表的な溝形状は、深さ200〜210nm
程度、グルーブ幅340〜390nm程度、溝角度55〜65°、ト
ラックピッチ1.5〜1.7μm程度であった。
【0009】また、その後フタロシアニン系の色素も使
用されて、CD−Rの代表的な溝形状は、深さ220〜230
nm程度、グルーブ幅430〜490nm程度、溝角度55〜70°、
トラックピッチ1.5〜1.7μm程度となった。
用されて、CD−Rの代表的な溝形状は、深さ220〜230
nm程度、グルーブ幅430〜490nm程度、溝角度55〜70°、
トラックピッチ1.5〜1.7μm程度となった。
【0010】上記2つを比較すると、シアニン系色素を
用いた場合には浅くて狭いスタンパの溝形状が、フタロ
シアニン系色素を用いた場合には深くて広いスタンパの
溝形状が適当であることがわかる。上記の色素とスタン
パ溝形状の組み合わせでのCD−Rの再生特性は良好な
結果が得られていた。
用いた場合には浅くて狭いスタンパの溝形状が、フタロ
シアニン系色素を用いた場合には深くて広いスタンパの
溝形状が適当であることがわかる。上記の色素とスタン
パ溝形状の組み合わせでのCD−Rの再生特性は良好な
結果が得られていた。
【0011】最近になって、CD−Rの色素にCiba社製
IRGAPHOR Supergreen(商標)が使用されることが増え
てきている。ところが、この色素を使用して、上記2種
類のスタンパ溝形状のものでCD−Rを作製すると、再
生特性がオレンジブックの規格に入らなくなってしま
う。
IRGAPHOR Supergreen(商標)が使用されることが増え
てきている。ところが、この色素を使用して、上記2種
類のスタンパ溝形状のものでCD−Rを作製すると、再
生特性がオレンジブックの規格に入らなくなってしま
う。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、光ディスクを製造するときに、表面にクラウド
(曇り)が発生したり、光ディスクの形状が悪化したり
することがなく成形性の良い光ディスク及びスタンパを
提供することを第1の課題とし、色素にCiba社製IRGAPH
OR Supergreen(商標)を使用した場合にもオレンジブ
ックの規格を満足する形状を有するCD−R及びそれを
製造するためのスタンパを提供することを第2の課題と
する。
もので、光ディスクを製造するときに、表面にクラウド
(曇り)が発生したり、光ディスクの形状が悪化したり
することがなく成形性の良い光ディスク及びスタンパを
提供することを第1の課題とし、色素にCiba社製IRGAPH
OR Supergreen(商標)を使用した場合にもオレンジブ
ックの規格を満足する形状を有するCD−R及びそれを
製造するためのスタンパを提供することを第2の課題と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、グルーブとランドとの間の傾斜部の角
度が、グルーブの外側と内側とで異なっていることを特
徴とする光ディスク(請求項1)である。
の第1の手段は、グルーブとランドとの間の傾斜部の角
度が、グルーブの外側と内側とで異なっていることを特
徴とする光ディスク(請求項1)である。
【0014】本手段においては、グルーブとランドとの
間の傾斜部の角度を、グルーブの外側と内側で異ならせ
ることにより、記録特性・再生特性を良好に保ったま
ま、傾斜が緩やかな方の角度を、両側の傾斜部の角度が
同一である従来の光ディスクに対して緩やかにすること
ができる。よって、剥離性が向上するので、従来よりも
低い成形温度で成形を行うことができる。その結果、成
形性が向上し、クラウドや形状不良の無い光ディスクと
することができる。なお、本明細書においてディスクの
「傾斜部の角度」というのは、図2に示すように、ディ
スク面に平行な面と傾斜部とのなす角をいい、ディスク
の「内側」とは、円板状の基板の内側方向、「外側」と
は円板状の基板の外側方向をいう。ディスクにおける
「溝深さ」とは、ランドとグルーブの高さの差をいう。
間の傾斜部の角度を、グルーブの外側と内側で異ならせ
ることにより、記録特性・再生特性を良好に保ったま
ま、傾斜が緩やかな方の角度を、両側の傾斜部の角度が
同一である従来の光ディスクに対して緩やかにすること
ができる。よって、剥離性が向上するので、従来よりも
低い成形温度で成形を行うことができる。その結果、成
形性が向上し、クラウドや形状不良の無い光ディスクと
することができる。なお、本明細書においてディスクの
「傾斜部の角度」というのは、図2に示すように、ディ
スク面に平行な面と傾斜部とのなす角をいい、ディスク
の「内側」とは、円板状の基板の内側方向、「外側」と
は円板状の基板の外側方向をいう。ディスクにおける
「溝深さ」とは、ランドとグルーブの高さの差をいう。
【0015】前記課題を解決するための第2の手段は、
グルーブ、ランドの少なくとも一方の両端部の角部の形
状が、基板の上に塗布されたレジストのみを現像し、形
成されたパターンから型取りして形成されたスタンパを
用いて製造された光ディスクにおける、前記角部の形状
に比して、滑らかであることを特徴とする光ディスク
(請求項2)である。
グルーブ、ランドの少なくとも一方の両端部の角部の形
状が、基板の上に塗布されたレジストのみを現像し、形
成されたパターンから型取りして形成されたスタンパを
用いて製造された光ディスクにおける、前記角部の形状
に比して、滑らかであることを特徴とする光ディスク
(請求項2)である。
【0016】本手段においては、グルーブ、ランドのう
ち少なくとも一方の両端部の角部の形状が従来の光ディ
スクに比して滑らかになっているので、剥離性が向上
し、従来よりも低い成形温度で成形を行うことができ
る。その結果、成形性が向上し、形状不良の無い光ディ
スクとすることができる。また、光ディスクのランドの
角部に出っ張りが出にくくなるので、クラウドを低減さ
せることができる。
ち少なくとも一方の両端部の角部の形状が従来の光ディ
スクに比して滑らかになっているので、剥離性が向上
し、従来よりも低い成形温度で成形を行うことができ
る。その結果、成形性が向上し、形状不良の無い光ディ
スクとすることができる。また、光ディスクのランドの
角部に出っ張りが出にくくなるので、クラウドを低減さ
せることができる。
【0017】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段が有する特徴と、前記第2の手段が有す
る特徴を合わせて有することを特徴とする光ディスク
(請求項3)である。
前記第1の手段が有する特徴と、前記第2の手段が有す
る特徴を合わせて有することを特徴とする光ディスク
(請求項3)である。
【0018】本手段においては、傾斜面が緩やかになる
と共に、角部が滑らかになっているので、その相乗効果
により、さらに剥離性が向上し、従来よりも低い成形温
度で成形を行うことができる。その結果、成形性がさら
に向上し、クラウドや形状不良の無い光ディスクとする
ことができる。
と共に、角部が滑らかになっているので、その相乗効果
により、さらに剥離性が向上し、従来よりも低い成形温
度で成形を行うことができる。その結果、成形性がさら
に向上し、クラウドや形状不良の無い光ディスクとする
ことができる。
【0019】前記課題を解決するための第4の手段は、
色素にCiba社製IRGAPHOR Supergreen(商標)を使用し
たCD−Rディスクであって、ディスクの溝形状が、溝
深さ180〜195nm、グルーブ幅480〜580nm、溝角度55〜75
°とされていることを特徴とする光ディスク(請求項
4)である。
色素にCiba社製IRGAPHOR Supergreen(商標)を使用し
たCD−Rディスクであって、ディスクの溝形状が、溝
深さ180〜195nm、グルーブ幅480〜580nm、溝角度55〜75
°とされていることを特徴とする光ディスク(請求項
4)である。
【0020】本発明者らは、色素にCiba社製IRGAPHOR S
upergreen(商標)を使用したCD−Rディスクにおい
て、オレンジブックの規格を満たすために必要な溝形状
について、鋭意研究を行った。その結果、後に実施例に
おいて詳しく示すように、ディスクの溝形状が上記範囲
に入る場合に、オレンジブックの規格が満たされること
を見出した。よって、本手段においては、溝形状の寸法
を前記範囲に限定する。なお、「ディスクの溝形状」と
は、グルーブとランドによって形成される溝形状をいう
ことは言うまでもない。
upergreen(商標)を使用したCD−Rディスクにおい
て、オレンジブックの規格を満たすために必要な溝形状
について、鋭意研究を行った。その結果、後に実施例に
おいて詳しく示すように、ディスクの溝形状が上記範囲
に入る場合に、オレンジブックの規格が満たされること
を見出した。よって、本手段においては、溝形状の寸法
を前記範囲に限定する。なお、「ディスクの溝形状」と
は、グルーブとランドによって形成される溝形状をいう
ことは言うまでもない。
【0021】なお、Ciba社製IRGAPHOR Supergreen(商
標)の詳細仕様については、同社が1999年6月に発行し
た「Product Dossier for SUPERGREEN」と称する取扱説
明書に記載されている。
標)の詳細仕様については、同社が1999年6月に発行し
た「Product Dossier for SUPERGREEN」と称する取扱説
明書に記載されている。
【0022】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第4の手段であって、前記第1の手段、前記第2の
手段の光ディスクが有する特徴の少なくとも一方を合わ
せて有することを特徴とするもの(請求項5)である。
前記第4の手段であって、前記第1の手段、前記第2の
手段の光ディスクが有する特徴の少なくとも一方を合わ
せて有することを特徴とするもの(請求項5)である。
【0023】発明者らの実験の結果によれば、前記第4
の手段に、前記第1の手段、前記第2の手段の光ディス
クが有する特徴の少なくとも一方を合わせて持たせるこ
とにより、CD−Rの成形性が向上することはもちろん
であるが、オレンジブックに規定される規格値そのもの
も向上することが分かった。
の手段に、前記第1の手段、前記第2の手段の光ディス
クが有する特徴の少なくとも一方を合わせて持たせるこ
とにより、CD−Rの成形性が向上することはもちろん
であるが、オレンジブックに規定される規格値そのもの
も向上することが分かった。
【0024】前記課題を解決するための第6の手段は、
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、凸部の両端の傾斜角度が、凸部の内側と外側とで異
なっていることを特徴とするスタンパ(請求項6)であ
る。
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、凸部の両端の傾斜角度が、凸部の内側と外側とで異
なっていることを特徴とするスタンパ(請求項6)であ
る。
【0025】本明細書においてスタンパの「傾斜部の角
度」というのは、図3に示すように、スタンパ面に平行
な面と傾斜部とのなす角をいい、スタンパの「内側」と
は、円板状の基板の内側方向、「外側」とは円板状の基
板の外側方向をいう。スタンパにおける「溝深さ」と
は、凸部の凹部の高さの差をいう。
度」というのは、図3に示すように、スタンパ面に平行
な面と傾斜部とのなす角をいい、スタンパの「内側」と
は、円板状の基板の内側方向、「外側」とは円板状の基
板の外側方向をいう。スタンパにおける「溝深さ」と
は、凸部の凹部の高さの差をいう。
【0026】前記課題を解決するための第7の手段は、
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、凸部、凹部の少なくとも一方の両端の両端部の角部
の形状が、基板の上に塗布されたレジストのみを現像
し、形成されたパターンから型取りして形成されたスタ
ンパの、前記角部に対応する角部の形状に比して、滑ら
かであることを特徴とするスタンパ(請求項7)であ
る。
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、凸部、凹部の少なくとも一方の両端の両端部の角部
の形状が、基板の上に塗布されたレジストのみを現像
し、形成されたパターンから型取りして形成されたスタ
ンパの、前記角部に対応する角部の形状に比して、滑ら
かであることを特徴とするスタンパ(請求項7)であ
る。
【0027】前記課題を解決するための第8の手段は、
前記第6の手段のスタンパが有する特徴と、前記第7の
手段のスタンパが有する特徴とを、合わせて有すること
を特徴とするスタンパ(請求項8)である。
前記第6の手段のスタンパが有する特徴と、前記第7の
手段のスタンパが有する特徴とを、合わせて有すること
を特徴とするスタンパ(請求項8)である。
【0028】前記課題を解決するための第9の手段は、
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、溝形状が、溝深さ180〜195nm、凸部の幅480〜580n
m、溝角度55〜75°とされていることを特徴とするスタ
ンパ(請求項9)である。
光ディスクを製造するために用いられるスタンパであっ
て、溝形状が、溝深さ180〜195nm、凸部の幅480〜580n
m、溝角度55〜75°とされていることを特徴とするスタ
ンパ(請求項9)である。
【0029】前記課題を解決するための第10の手段
は、前記第9の手段であって、前記第6の手段と第7の
手段のスタンパが有する特徴の少なくとも一方を合わせ
て有することを特徴とするもの(請求項10)である。
は、前記第9の手段であって、前記第6の手段と第7の
手段のスタンパが有する特徴の少なくとも一方を合わせ
て有することを特徴とするもの(請求項10)である。
【0030】これら、第6の手段から第10の手段に係
るスタンパは、それぞれ、前記第1の手段から第5の手
段に係るスタンパを製造するために用いられるスタンパ
である。よって、それらのスタンパの使用に際し、前記
第1の手段から第5の手段において説明したのと同じ作
用と効果を有する。
るスタンパは、それぞれ、前記第1の手段から第5の手
段に係るスタンパを製造するために用いられるスタンパ
である。よって、それらのスタンパの使用に際し、前記
第1の手段から第5の手段において説明したのと同じ作
用と効果を有する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の1
例であるCD−Rの基本構成を示す図であり、表面とは
検出光が照射される側である。ポリカーボネート製の基
板の上には色素層が設けられ、その上に反射膜層が設け
られている。最表面は、これらの構造を保護する保護層
が設けられている。基板の表面側には、螺旋状のグルー
ブとランドが交互に設けられている。これらの構造は周
知のものであるので、これ以上の説明を省略する。
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の1
例であるCD−Rの基本構成を示す図であり、表面とは
検出光が照射される側である。ポリカーボネート製の基
板の上には色素層が設けられ、その上に反射膜層が設け
られている。最表面は、これらの構造を保護する保護層
が設けられている。基板の表面側には、螺旋状のグルー
ブとランドが交互に設けられている。これらの構造は周
知のものであるので、これ以上の説明を省略する。
【0032】図2は、本発明の実施の形態の1例である
CD−Rの基板表面の断面概要図である。基板の凹部が
グルーブ、凸部がランドとなっており、その間は傾斜部
となっている。ランドとグルーブの高さの差をdとし、
グルーブを中心してディスクの内側(中心側)の傾斜部
の角度をα、ディスクの外側の傾斜部の角度をβ、グル
ーブの平坦部の幅をWgとする。請求項4でいう「溝深
さ」がd、「グルーブ幅」がWg、溝角度がα及びβに
対応する。
CD−Rの基板表面の断面概要図である。基板の凹部が
グルーブ、凸部がランドとなっており、その間は傾斜部
となっている。ランドとグルーブの高さの差をdとし、
グルーブを中心してディスクの内側(中心側)の傾斜部
の角度をα、ディスクの外側の傾斜部の角度をβ、グル
ーブの平坦部の幅をWgとする。請求項4でいう「溝深
さ」がd、「グルーブ幅」がWg、溝角度がα及びβに
対応する。
【0033】本実施の形態においては、αとβの値が異
なるように設計されている。また、図で角部として示さ
れている、グルーブの両端部の角部の形状は、従来の光
ディスクのように、基板の上に塗布されたレジストのみ
を現像し、形成されたパターンから型取りして形成され
たスタンパを用いて製造された光ディスクにおけるグル
ーブの両端部の角部の形状に比して、滑らかとなるよう
に設計されている。
なるように設計されている。また、図で角部として示さ
れている、グルーブの両端部の角部の形状は、従来の光
ディスクのように、基板の上に塗布されたレジストのみ
を現像し、形成されたパターンから型取りして形成され
たスタンパを用いて製造された光ディスクにおけるグル
ーブの両端部の角部の形状に比して、滑らかとなるよう
に設計されている。
【0034】前述のように、このような構成とすること
によってディスク基板の成形性が良くなるが、αとβの
値が異なるように設計すること、グルーブの両端部の角
部の形状を前述のように滑らかに設計することのいずれ
かを行うのみでも効果が得られる。
によってディスク基板の成形性が良くなるが、αとβの
値が異なるように設計すること、グルーブの両端部の角
部の形状を前述のように滑らかに設計することのいずれ
かを行うのみでも効果が得られる。
【0035】図3は、図2に示された基板を製造するた
めに使用されるスタンパの概略断面図の例を示す図であ
り、グルーブに対応する凸部とランドに対応する凹部が
交互に形成されており、その間は傾斜部となっている。
凸部と凹部の高さの差をdとし、凸部を中心してスタン
パの内側(中心側)の傾斜部の角度をα、スタンパの外
側の傾斜部の角度をβ、凸部の平坦部の幅をWとする。
請求項9でいう「溝深さ」がd、「凸部の幅」がW、溝
角度がα又はβに対応する。
めに使用されるスタンパの概略断面図の例を示す図であ
り、グルーブに対応する凸部とランドに対応する凹部が
交互に形成されており、その間は傾斜部となっている。
凸部と凹部の高さの差をdとし、凸部を中心してスタン
パの内側(中心側)の傾斜部の角度をα、スタンパの外
側の傾斜部の角度をβ、凸部の平坦部の幅をWとする。
請求項9でいう「溝深さ」がd、「凸部の幅」がW、溝
角度がα又はβに対応する。
【0036】本実施の形態においては、αとβの値が異
なるように設計されている。また、図で角部として示さ
れている、凸部の両端部の角部の形状は、従来のスタン
パのように、基板の上に塗布されたレジストのみを現像
し、形成されたパターンから型取りして形成されたスタ
ンパの両端部の角部の形状に比して、滑らかとなるよう
に設計されている。
なるように設計されている。また、図で角部として示さ
れている、凸部の両端部の角部の形状は、従来のスタン
パのように、基板の上に塗布されたレジストのみを現像
し、形成されたパターンから型取りして形成されたスタ
ンパの両端部の角部の形状に比して、滑らかとなるよう
に設計されている。
【0037】前述のように、このような構成とすること
によってディスク基板の成形性が良くなるが、αとβの
値が異なるように設計すること、設計することのいずれ
かを行うのみでも効果が得られる。
によってディスク基板の成形性が良くなるが、αとβの
値が異なるように設計すること、設計することのいずれ
かを行うのみでも効果が得られる。
【0038】なお、αとβの値を異なるような任意の値
にする方法については、スタンパの製造プロセスにおい
て周知の事項であるので説明を省略する。グルーブの両
端部の角部の形状を前述のように滑らかにする方法の一
例を、図4を用いて説明する。図4において、1は基
板、2はフォトレジスト層、3はニッケルメッキ層、4
はスタンパである。
にする方法については、スタンパの製造プロセスにおい
て周知の事項であるので説明を省略する。グルーブの両
端部の角部の形状を前述のように滑らかにする方法の一
例を、図4を用いて説明する。図4において、1は基
板、2はフォトレジスト層、3はニッケルメッキ層、4
はスタンパである。
【0039】基板材料として青板ガラス、石英、Cu、Si
基板等をドーナツ状円板に加工し、基板1とする。その
後、基板表面を表面粗さ:Ra=1nm以下に精密研磨す
る。洗浄後、基板表面にプライマーとフォトレジスト2
を順にスピンコートする。プリベ−クすると、厚さ約10
0〜800nmのフォトレジスト層2がそれぞれの基板1上に
形成される(a)。
基板等をドーナツ状円板に加工し、基板1とする。その
後、基板表面を表面粗さ:Ra=1nm以下に精密研磨す
る。洗浄後、基板表面にプライマーとフォトレジスト2
を順にスピンコートする。プリベ−クすると、厚さ約10
0〜800nmのフォトレジスト層2がそれぞれの基板1上に
形成される(a)。
【0040】次にレ−ザーカッティング装置を用いて、
基板1上のフォトレジスト2を露光する。露光のパター
ンは、本発明に係る光情報記録媒体のグルーブとプリピ
ットに応じたパターンとする。
基板1上のフォトレジスト2を露光する。露光のパター
ンは、本発明に係る光情報記録媒体のグルーブとプリピ
ットに応じたパターンとする。
【0041】露光を終えた基板1上のレジスト2を、そ
れぞれ無機アルカリ現像液で現像する。レジスト表面を
スピン洗浄し、その後、ポストベークする。これにより
レジストパターンが形成される(b)。
れぞれ無機アルカリ現像液で現像する。レジスト表面を
スピン洗浄し、その後、ポストベークする。これにより
レジストパターンが形成される(b)。
【0042】従来の工程においては、次に、この原盤の
表面にNi層(導電層)を形成させて導電化処理を終え
る。そして、通電することによりNi電鋳を行い所定の
厚さのNiメッキ層を得る。そして、このNiメッキ層
を原盤から剥離するとスタンパが得られる。
表面にNi層(導電層)を形成させて導電化処理を終え
る。そして、通電することによりNi電鋳を行い所定の
厚さのNiメッキ層を得る。そして、このNiメッキ層
を原盤から剥離するとスタンパが得られる。
【0043】しかし、本実施の形態においては、このよ
うな方法を採用せず、残存したフォトレジスト層2を遮
蔽材として基板1をエッチングする(c)。エッチング
終了後にフォトレジスト層2を洗浄して除去すると、基
板1からなる原盤が形成される(d)。
うな方法を採用せず、残存したフォトレジスト層2を遮
蔽材として基板1をエッチングする(c)。エッチング
終了後にフォトレジスト層2を洗浄して除去すると、基
板1からなる原盤が形成される(d)。
【0044】その後、この原盤の表面にNi層(導電
層)を形成させて導電化処理を終える。そして、通電す
ることによりNi電鋳を行い所定の厚さのNiメッキ層
3を得る。そして、このNiメッキ層4を原盤から剥離
するとスタンパ4が得られる(f)。
層)を形成させて導電化処理を終える。そして、通電す
ることによりNi電鋳を行い所定の厚さのNiメッキ層
3を得る。そして、このNiメッキ層4を原盤から剥離
するとスタンパ4が得られる(f)。
【0045】このようにして、原板1そのものをエッチ
ングすることによって原盤を形成し、それからスタンパ
を製造することにより、従来のように、基板の上に塗布
されたレジストのみを現像し、形成されたパターンから
型取りして形成されたスタンパに比して、スタンパの両
端部の角部の形状をより滑らかにすることができる。
ングすることによって原盤を形成し、それからスタンパ
を製造することにより、従来のように、基板の上に塗布
されたレジストのみを現像し、形成されたパターンから
型取りして形成されたスタンパに比して、スタンパの両
端部の角部の形状をより滑らかにすることができる。
【0046】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例であるスタンパ
(以下、「DEGスタンパ」と言う。)と、従来のスタ
ンパ(以下、「通常スタンパ」という。)を製造し、両
者の比較試験を行った。
(以下、「DEGスタンパ」と言う。)と、従来のスタ
ンパ(以下、「通常スタンパ」という。)を製造し、両
者の比較試験を行った。
【0047】通常スタンパは、以下の方法で製造した。
厚み6mmの青板ガラスにレジストを塗布し、LBR カ
ッティングマシーンで露光をった。その後、レジストの
現像を行い、レジスト原盤を製造した。そしてレジスト
原盤にスパッタや真空蒸着により導電膜を形成し、Ni
電鋳を行い、スタンパを完成した。
厚み6mmの青板ガラスにレジストを塗布し、LBR カ
ッティングマシーンで露光をった。その後、レジストの
現像を行い、レジスト原盤を製造した。そしてレジスト
原盤にスパッタや真空蒸着により導電膜を形成し、Ni
電鋳を行い、スタンパを完成した。
【0048】上記のプロセス条件を変えることで、図3
における溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅
W)、溝角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少な
くとも一方において、角部に丸みを有し、かつ丸み
(r)の異なる通常スタンパを複数枚作製した。
における溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅
W)、溝角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少な
くとも一方において、角部に丸みを有し、かつ丸み
(r)の異なる通常スタンパを複数枚作製した。
【0049】DEGスタンパは以下の方法で製作した。
厚み6mmの石英ガラスにレジストを塗布し、LBR カ
ッティングマシーンで露光をった。レジストの現像を行
い、レジスト原盤を製造した。次に原盤をエッチング
し、ガラスにダイレクトに溝をつくった。この原盤にス
パッタや真空蒸着により導電膜を形成し、Ni電鋳を行
い、DEGスタンパを完成した。
厚み6mmの石英ガラスにレジストを塗布し、LBR カ
ッティングマシーンで露光をった。レジストの現像を行
い、レジスト原盤を製造した。次に原盤をエッチング
し、ガラスにダイレクトに溝をつくった。この原盤にス
パッタや真空蒸着により導電膜を形成し、Ni電鋳を行
い、DEGスタンパを完成した。
【0050】上記のプロセス条件を変えることで、図3
における溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅
W)、溝角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少な
くとも一方において、角部に丸みを有し、かつ丸み
(r)の異なる通常スタンパを複数枚作製した。
における溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅
W)、溝角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少な
くとも一方において、角部に丸みを有し、かつ丸み
(r)の異なる通常スタンパを複数枚作製した。
【0051】作製したスタンパについて、HR-SEM、AFM
により断面形状分析および表面形状分析を行った。HR-S
EMによる形状測定結果と、AFMによる形状測定結果が同
等になるように、それぞれ測定装置のキャリブレーショ
ンを行った。その結果、内周から外周にかけて、様々な
溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅W)、溝角
度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少なくとも一方
において、角部に丸み(r)を有する、設計どおりのス
タンパができていることが確認できた。
により断面形状分析および表面形状分析を行った。HR-S
EMによる形状測定結果と、AFMによる形状測定結果が同
等になるように、それぞれ測定装置のキャリブレーショ
ンを行った。その結果、内周から外周にかけて、様々な
溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅W)、溝角
度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少なくとも一方
において、角部に丸み(r)を有する、設計どおりのス
タンパができていることが確認できた。
【0052】それぞれのスタンパから、射出成形法によ
り、ポリカーボネートディスクを数百枚程度作製した。
射出圧力は40t、金型温度は106度、サイクル時間
は8秒程度で行った。ポリカーボネート樹脂は帝人製
(AD5503)を使用した。
り、ポリカーボネートディスクを数百枚程度作製した。
射出圧力は40t、金型温度は106度、サイクル時間
は8秒程度で行った。ポリカーボネート樹脂は帝人製
(AD5503)を使用した。
【0053】成形したDiskについても、HR-SEM、AFMに
より断面形状分析および表面形状分析を行った。その結
果、ディスクにおいても、内周から外周にかけて、様々
な溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅W)、溝
角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少なくとも一
方において、角部に丸み(r)を有する、設計どおりの
ものが製造できていることが確認された。
より断面形状分析および表面形状分析を行った。その結
果、ディスクにおいても、内周から外周にかけて、様々
な溝深さ(d)、TOP溝幅(凸部の平坦部の幅W)、溝
角度(α=β)、スタンパの凸部、凹部の少なくとも一
方において、角部に丸み(r)を有する、設計どおりの
ものが製造できていることが確認された。
【0054】しかし、通常スタンパから成形したポリカ
ーボネートディスクは、外周の転写が悪く、内〜中周部
分にクラウドがでた。これに対し、DEGスタンパから
成形したポリカーボネートディスクは、転写性及びクラ
ウドの問題がなかった。
ーボネートディスクは、外周の転写が悪く、内〜中周部
分にクラウドがでた。これに対し、DEGスタンパから
成形したポリカーボネートディスクは、転写性及びクラ
ウドの問題がなかった。
【0055】(実施例2)図3に示すような形状で、表
1に示すような寸法を有する通常スタンパ及びDEGス
タンパを製造し、それらから実施例1に示したような方
法によりポリカーボネートディスクを製造した。その
際、成形で得られた基板に、スピンコートにより色素を
塗布し、反射膜としてスパッタ法によりAgをコーティ
ングし、その上からラッカーを塗布してCD−Rディス
クとした。
1に示すような寸法を有する通常スタンパ及びDEGス
タンパを製造し、それらから実施例1に示したような方
法によりポリカーボネートディスクを製造した。その
際、成形で得られた基板に、スピンコートにより色素を
塗布し、反射膜としてスパッタ法によりAgをコーティ
ングし、その上からラッカーを塗布してCD−Rディス
クとした。
【0056】表においてCY、PC、SGとして示され
ているのは、それぞれ色素としてシアニン色素、フタロ
シアニン色素、Ciba社製IRGAPHOR Supergreenを使用し
たものを示す。また、溝深さとは図3に示されるスタン
パの溝深さd、凸部幅とは図3に示されるスタンパの凸
部平坦部の幅W、溝角度とは、図3に示されるスタンパ
の溝角度(α=β)である。なお、トラックピッチはい
ずれの場合も1.5nmである。
ているのは、それぞれ色素としてシアニン色素、フタロ
シアニン色素、Ciba社製IRGAPHOR Supergreenを使用し
たものを示す。また、溝深さとは図3に示されるスタン
パの溝深さd、凸部幅とは図3に示されるスタンパの凸
部平坦部の幅W、溝角度とは、図3に示されるスタンパ
の溝角度(α=β)である。なお、トラックピッチはい
ずれの場合も1.5nmである。
【0057】結果のうち、○印はオレンジブックの規格
に入ったことを示し、△印は、高速での性能がオレンジ
ブックの規格に入らなかったことを示し、×印はオレン
ジブックの規格に入らなかったことを示す。また、ー印
は、製造又は試験を行っていないことを示す。各欄のう
ち太枠で囲ってあるものは、その数値が本発明の範囲か
ら外れていることを示す。
に入ったことを示し、△印は、高速での性能がオレンジ
ブックの規格に入らなかったことを示し、×印はオレン
ジブックの規格に入らなかったことを示す。また、ー印
は、製造又は試験を行っていないことを示す。各欄のう
ち太枠で囲ってあるものは、その数値が本発明の範囲か
ら外れていることを示す。
【0058】表1を見ると分かるように、溝深さ、凸部
幅、溝角度が本発明の規定範囲内に入っている場合にの
み、Ciba社製IRGAPHOR Supergreenを使用したCD−R
ディスクの性能がオレンジブックの規格を満たすことが
できる。また、表1において○印をつけたものは、いず
れも、1X記録から16X記録までにおけるjitter特性
も良好であった。
幅、溝角度が本発明の規定範囲内に入っている場合にの
み、Ciba社製IRGAPHOR Supergreenを使用したCD−R
ディスクの性能がオレンジブックの規格を満たすことが
できる。また、表1において○印をつけたものは、いず
れも、1X記録から16X記録までにおけるjitter特性
も良好であった。
【0059】
【表1】(表1)
【図1】本発明の実施の形態の1例であるCD−Rの基
本構成を示す図である。
本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の1例であるCD−Rの基
板表面の断面概要図である。
板表面の断面概要図である。
【図3】図2に示された基板を製造するために使用され
るスタンパの概略断面図の例を示す図である。
るスタンパの概略断面図の例を示す図である。
【図4】グルーブの両端部の角部の形状を前述のように
滑らかにする方法の一例を示す図である。
滑らかにする方法の一例を示す図である。
1…基板 2…フォトレジスト層 3…ニッケルメッキ層 4…スタンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/26 521 G11B 7/26 521 // B29L 17:00 B29L 17:00 (72)発明者 小西 浩 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 4F202 AA28 AG19 AH79 CA11 CB01 CK11 5D029 JA04 KB03 WB14 WB19 WB21 WC01 5D121 AA02 CA10 DD05 DD07
Claims (10)
- 【請求項1】 グルーブとランドとの間の傾斜部の角度
が、グルーブの外側と内側とで異なっていることを特徴
とする光ディスク。 - 【請求項2】 グルーブ、ランドの少なくとも一方の両
端部の角部の形状が、基板の上に塗布されたレジストの
みを現像し、形成されたパターンから型取りして形成さ
れたスタンパを用いて製造された光ディスクにおける、
前記角部に対応する角部の形状に比して、滑らかである
ことを特徴とする光ディスク。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光ディスクが有する特
徴と請求項2に記載の光ディスクが有する特徴とを合わ
せて有することを特徴とする光ディスク。 - 【請求項4】 色素にCiba社製IRGAPHOR Supergreen
(商標)を使用したCD−Rディスクであって、ディス
クの溝形状が、溝深さ180〜195nm、グルーブ幅480〜580
nm、溝角度55〜75°とされていることを特徴とする光デ
ィスク。 - 【請求項5】 請求項4に記載の光ディスクであって、
請求項1及び請求項2に記載の光ディスクが有する特徴
の少なくとも一方を合わせて有することを特徴とする光
ディスク。 - 【請求項6】 光ディスクを製造するために用いられる
スタンパであって、凸部の両端の傾斜角度が、凸部の内
側と外側とで異なっていることを特徴とするスタンパ。 - 【請求項7】 光ディスクを製造するために用いられる
スタンパであって、凸部、凹部の少なくとも一方の両端
部の角部の形状が、基板の上に塗布されたレジストのみ
を現像し、形成されたパターンから型取りして形成され
たスタンパの、対応する角部の形状に比して、滑らかで
あることを特徴とするスタンパ。 - 【請求項8】 請求項6に記載のスタンパが有する特徴
と請求項7に記載の光スタンパが有する特徴とを合わせ
て有することを特徴とするスタンパ。 - 【請求項9】 光ディスクを製造するために用いられる
スタンパであって、溝形状が、溝深さ180〜195nm、凸部
の幅480〜580nm、溝角度55〜75°とされていることを特
徴とするスタンパ。 - 【請求項10】 請求項9に記載のスタンパであって、
請求項6及び請求項7に記載のスタンパが有する特徴の
少なくとも一方を合わせて有することを特徴とするスタ
ンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000304513A JP2002117588A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 光ディスク及びスタンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000304513A JP2002117588A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 光ディスク及びスタンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002117588A true JP2002117588A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18785549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000304513A Pending JP2002117588A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 光ディスク及びスタンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002117588A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003105145A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | Tdk株式会社 | フォトレジスト原盤の製造方法、光記録媒体製造用スタンパの製造方法、スタンパ、フォトレジスト原盤、スタンパ中間体及び光記録媒体 |
| US7297472B2 (en) | 2002-03-11 | 2007-11-20 | Tdk Corporation | Processing method for photoresist master, production method for recording medium-use mater, production method for recording medium, photoresist master, recording medium-use master and recording medium |
| US7540006B2 (en) * | 2003-08-07 | 2009-05-26 | Panasonic Corporation | Optical information recording medium and manufacture method thereof |
-
2000
- 2000-10-04 JP JP2000304513A patent/JP2002117588A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7297472B2 (en) | 2002-03-11 | 2007-11-20 | Tdk Corporation | Processing method for photoresist master, production method for recording medium-use mater, production method for recording medium, photoresist master, recording medium-use master and recording medium |
| WO2003105145A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | Tdk株式会社 | フォトレジスト原盤の製造方法、光記録媒体製造用スタンパの製造方法、スタンパ、フォトレジスト原盤、スタンパ中間体及び光記録媒体 |
| US7540006B2 (en) * | 2003-08-07 | 2009-05-26 | Panasonic Corporation | Optical information recording medium and manufacture method thereof |
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