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JP2002117297A - 製品販売方法及びシステム - Google Patents

製品販売方法及びシステム

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Publication number
JP2002117297A
JP2002117297A JP2000305679A JP2000305679A JP2002117297A JP 2002117297 A JP2002117297 A JP 2002117297A JP 2000305679 A JP2000305679 A JP 2000305679A JP 2000305679 A JP2000305679 A JP 2000305679A JP 2002117297 A JP2002117297 A JP 2002117297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
orderer
seller
sales
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000305679A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kumaki
哲雄 熊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000305679A priority Critical patent/JP2002117297A/ja
Publication of JP2002117297A publication Critical patent/JP2002117297A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文者が製品を実際に利用した時点を検収と
みなして代金請求を行う方法及びシステムを実現し、注
文者の棚卸資産の削減および損失機会の抑制を図る。 【解決手段】 ネットワークを介し情報の送受信を行う
ことにより、販売者の提供する製品を注文者が利用する
製品販売方法において、注文者が、将来利用する予定で
ある製品についての情報(以下、「予定所要情報」と称
す。)を販売者に通知し、販売者が、前記予定所要情報
に応じて、前記注文者の手元に製品を配置し、注文者
が、ここから製品を取り出して利用した場合に、実際に
利用した製品の情報(以下、「確定利用情報」と称
す。)を販売者に通知し、販売者が、前記確定利用情報
に応じて、注文者が実際に利用した製品について注文者
に代金請求を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品販売方法及び
システムに介し、特に、注文者が製品を実際に利用した
時点を検収とみなして売上げに計上することにより、注
文者の棚卸資産の削減および損失機会の抑制を実現する
製品販売方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製品の製造販売を行う販売者と
この販売者から購入した製品を自社製造物に組み込む注
文者との間で行われる製品流通において、インターネッ
ト等のネットワークを用いて受注から代金請求までを管
理する従来の製品販売方法を、図6及び図7を参照して
説明する。図6を参照すると、インターネット等のネッ
トワーク200を介して、製品を発注する注文者端末1
10と、製品を提供する販売者端末120とが相互に接
続されている。
【0003】図7のフローを参照すると、従来の製品販
売方法では、まず注文者が自己の製造計画に基づき、注
文者端末110に製品の注文情報を入力し、インターネ
ット200を介して販売者端末120に転送する(S1
1)。注文情報を受信した販売者側は(S12)、この
注文に応じて製品を用意し、受注時点で在庫製品がなけ
れば製造部門に指示を出し製品を生産する(S13)。
このようにして用意された製品は、注文者に配送される
(S14)。注文者側は、配送された製品を受け取る
と、製品数や品質等を検査し、良品であれば製品を注文
者の倉庫に収める(S15)。同時に、注文者端末11
0に検収が完了したことを入力し、インターネット20
0を介して販売者端末120に転送する。これを受信し
た販売者端末120は検収された製品について注文者へ
の請求処理を開始する(S16,S17)。以降に注文
者は必要に応じて製品を取り出し自社製造物に組み込む
(S18)。この方法の場合、製品はステップS15に
て検収された時点で注文者の資産となり、製造計画の変
更や何らかの理由により製造物に組み込まれなかった製
品は注文者の棚卸し資産となる(S19)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の製品販売方法では、受注に基づき販売者が注文者に
一旦納品した製品は、納品及び検収が完了した時点で注
文者の棚卸し資産となるため、何らかの理由により注文
者の製造物に組み込まれなかった製品は、注文者にとっ
て不要の棚卸し資産となってしまうという問題があっ
た。また、納入された製品は既に注文者の資産となって
いるため、販売者は注文者の製造物に組み込まれなかっ
た製品を他の顧客に振り向けることができないという不
便があった。
【0005】通常、注文者は自己の製造物を製造する相
当期間前に組み込む製品が納入されるよう手配するた
め、納品されてから実際に製造物に組み込まれるまであ
る程度の期間がある。このような場合、例えば販売者に
他の顧客から緊急の注文が入った場合に、既に注文者の
手元にある製品を当該他の顧客に振り分け、元の注文者
の製造が開始されるまでに同じ製品を納品することがで
きれば、流通システムにおいて便宜となる。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決すべ
く、注文者が製品を実際に利用した時点を検収とみなし
て代金請求を行うことにより、注文者の棚卸資産の削減
および損失機会の抑制を実現する製品販売方法及びシス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る方法は、ネ
ットワークを介し情報の送受信を行うことにより、販売
者の提供する製品を注文者が利用する製品販売方法にお
いて、注文者が、将来利用する予定である製品について
の情報(以下、「予定所要情報」と称す。)を販売者に
通知するステップと、販売者が、前記予定所要情報に応
じて、前記注文者の手元に製品を配置するステップと、
注文者が、ここから製品を取り出して利用した場合、実
際に利用した製品の情報(以下、「確定利用情報」と称
す。)を販売者に通知するステップと、販売者が、前記
確定利用情報に基づいて、注文者が実際に利用した製品
について注文者に代金請求を行うステップと、を含むこ
とを特徴とする。
【0008】このように注文者が実際に製品を利用した
場合に通知される確定利用情報に基づいて代金請求を行
うことにより、注文者は利用しなかった製品については
課金されることがなく、不要の棚卸し資産が発生するの
を回避することができる。
【0009】前記注文者が予定所要情報を販売者に通知
するステップは、販売者が、前記ネットワークを介した
注文者の要求により、提供可能な製品の情報と、その時
点での当該注文者に係る最新の予定所要情報を含むデー
タを注文者に提供するステップと、注文者が、前記予定
所要情報のデータを更新して販売者に送信するステップ
と、を含むことが望ましい。このような方法を採ること
により、予定所要情報を常に販売者が把握することがで
きるため、予定所要情報の更新があった場合に販売者が
即座に対応することが可能になる。
【0010】本発明の製品販売方法はさらに、前記販売
者が、前記予定所要情報が更新された場合に、これに応
じて当該情報に係る製品の製造計画を調整するステップ
を含むことを特徴とする。これにより、予定所要情報の
更新に応じて機動的に製品の製造計画の立案・修正を行
い、各注文者の予定所要情報に応じて必要十分な製品を
用意することができる。
【0011】また、本発明では、前記販売者が、必要に
応じて、前記注文者の手元に一旦配置した製品を回収
し、あるいは異なる注文者の手元に移送しうることを特
徴とする。これにより、何らかの理由により注文者が利
用しなくなった製品を回収して、あるいは緊急の注文等
に応じて一時的に転用すべく、ある注文者に配送した製
品を他の顧客に振り分けることができる。
【0012】一方、上記方法を実現すべく本発明に係る
製品販売システムは、製品を提供する販売者と前記製品
を利用する注文者の各々が互いにネットワークで接続さ
れた情報端末を有し、前記製品の注文から請求処理まで
を管理する製品販売システムであって、少なくとも、販
売者が提供可能な製品についての情報を格納する第1の
記憶領域と、注文者毎に当該注文者が将来利用する予定
である製品についての情報(以下、「予定所要情報」と
称す。)を格納する第2の記憶領域と、前記予定所要情
報を更新すべく前記注文者の情報端末に設けられた入力
手段と、前記注文者毎の予定所要情報に基づいて製品を
配送する配送手段と、前記注文者が製品を実際に利用し
た場合にその情報(以下、「確定利用情報」と称す。)
を格納する第3の記憶領域と、この確定利用情報に基づ
いて注文者に請求処理を行う請求手段と、を具え、前記
請求手段が、前記確定利用情報の送受信が行われたとき
に当該情報に係る製品の納品及び検収が完了したものと
みなして売り上げに計上することを特徴とする。
【0013】このように、従来の如く注文に係る製品を
納品した時点で売り上げを発生させるのではなく、予定
所要情報に応じて製品を注文者の手元に配送した後、注
文者が実際に製品を利用した時点で納品及び検収が完了
したものとして売り上げに計上することにより、何らか
の理由で注文者の利用計画に変更が生じて製品が一部不
要になった場合でも、それが注文者の棚卸し資産となる
ことがなく、注文者の不要の棚卸し資産の発生を回避す
ることができる。
【0014】上記の製品販売システムにおいて、前記ネ
ットワークはインターネットであることが望ましい。こ
れにより利便性や低コスト性などのインターネットによ
る利益を得ることができる。
【0015】さらに、本発明に係る記憶媒体は、製品を
提供する販売者側の情報端末に組込まれ、ネットワーク
を介して注文者と情報をやりとりすることにより製品販
売の管理を行うプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記プログラムが、前記注文者の手元に配送された
製品が実際に利用された場合に送信される情報(以下、
「確定利用情報」と称す。)を受信した場合に、当該確
定利用情報に係る製品についての納品及び検収が完了し
たものと判断して売上に計上することを特徴とする。
【0016】また、前記プログラムは、前記注文者か
ら、当該注文者が将来利用する予定である製品について
の情報を受信した場合に、当該情報に応じて前記製品の
製造計画を調整することが望ましい。
【0017】また、前記プログラムは、前記確定利用情
報に基づいて前記注文者への請求処理を実行することが
望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、添
付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1〜
図4は、本発明の実施の形態を説明する図である。以下
の説明においては、販売者が提供する製品を注文者が自
社製造物に組み込む場合の例について説明する。図1に
示すように、製品を利用する注文者の情報端末1と、製
品を提供する販売者の情報端末2とが、通信ネットワー
ク3を介して接続されている。このネットワーク3はL
AN、WAN、インターネット等の相互に情報の送受信
を行うことができる通信ネットワークを用いることがで
きるが、本例ではインターネットを利用するものとす
る。
【0019】注文者端末1は、注文者が使用するパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置であり、各種情報を
画面に表示する表示手段11と、画面に表示した情報の
更新を行う入力手段12とを具える。一方、販売者端末
2は、製品の販売者により使用されるワークステーショ
ン・サーバ等の情報処理装置である。この販売者端末2
は、販売者が提供可能な製品についての製品情報21
a、注文者毎に利用する予定である製品についての情報
(予定所要情報)21b、及び注文者が実際に利用した
製品についての情報(確定利用情報)21cを格納する
記憶装置21と、請求処理手段22とを具える。また、
図示しないが、販売者側の機関として製品の製造部門や
配送部門、及び、予定所要情報21bと確定利用情報2
1cとを監視して製品の製造計画や配送計画を調整する
情報制御部門を具備するものとする。
【0020】記憶装置21に格納される情報のうち、製
品情報21aは注文者が自社製造物に組み込む製品に関
する情報であり、製品の名称、型番、商品番号、価格等
の情報を含む。予定所要情報21bは注文者毎に異なる
もので、各注文者が自社製造物の製造計画を遂行するに
あたり必要となる製品についての情報であり、製品の数
量や当該製品を必要とする日付等が含まれる。確定利用
情報21cは、注文者が製品を実際に自社製造物に組み
込んだ際に注文者側から送信される情報であり、組み込
んだ製品名、製品数量等の情報が含まれる。請求処理手
段22は、確定利用情報21cに基づいて注文者への請
求金額を算出し、適宜の方法で当該注文者への請求処理
を行う。この請求処理手段22はネットワーク3を介し
て提携金融機関と接続され、ネットワーク3を介した電
子決済処理等が可能な構成としても良い。
【0021】このシステムの動作を以下に説明する。図
2は本発明の製品販売方法の手順を説明する図である。
まず、注文者は、注文者端末1を用いて、販売者がイン
ターネット3上に開設している製品販売ホームページに
アクセスし、適宜のパスワードの入力等により販売者端
末2との認証を行った後、販売者端末2に対し情報の要
求を行う(ステップS1)。これに応答して、販売者端
末2は製品情報と、現時点での当該注文者の予定所要情
報とを注文者端末1に送信する(ステップS2)。これ
により、例えば注文者端末1の画面に表示された製品リ
ストから任意の製品をクリックすると、注文者端末1の
画面にその製品についての現在の予定所要情報が表示さ
れる(ステップS3)。
【0022】図3は、画面に表示された予定所要情報の
一例を示す図である。図3に示すように、予定所要情報
には、製品の名称、製品番号、価格、当該注文者が必要
とする日付、及び必要とする製品数量等が表示される。
注文者は、自社製造物の製造計画に沿って、この予定所
要情報を製品毎に追加、変更、削除等の入力を行い、変
更後の予定所要情報を更新する旨を画面上で登録する
(ステップS4)。このようにして必要な製品について
の予定所要情報の更新が全て終了したら、画面上の送信
ボタン(図示せず)をクリックする等の動作により最新
の予定所要情報を販売者端末2に送信する(ステップS
5)。
【0023】販売者端末2はこれを受信すると(ステッ
プS6)、記憶領域に登録されているこの注文者に対応
する予定所要情報21bを更新する。同時に、更新され
た製品の所要情報は製造計画を立案・修正する基準情報
となり、該当する製品の製造部門へ適宜の指示が伝えら
れる(ステップS7)。すなわち、情報制御部門(図視
せず)がその時点までの製品の製造計画と、更新された
予定所要情報および確定利用情報を照らし合せ、注文者
の元へ配送すべき製品が増加した場合は増産の指示を出
し、逆の場合は減産の指示が製造部門へ伝えられる。
【0024】販売者は予定所要情報に対応する製品を用
意すると、注文者に向けて配送し、注文者の製造ライン
の近傍に保管する(ステップS8)。ここで、予定所要
情報が図3に示すようなものである場合は、指定日に指
定数量だけ届けたり(例えば、6月5日に筐体Aを20
個届ける)、常に十分な数量があるように手配したり
(例えば、常に50個保管されるようにする)、あるい
は前もって任意の期間分を届ける(例えば、6月の予定
所要量100個を6月初めに届ける)ようにしても良
い。また、「注文者の製造ラインの近傍に保管する」と
は、この時点ではまだ配送した製品の注文者側による検
収が完了しておらず、未だ製品の所有権は販売者に属し
販売者の在庫である状態を意味する。従って、販売者の
有する保管場所に保管される場合のみならず、実際は注
文者側の保管庫等に収納されても良いが、必要に応じて
販売者は配送した製品を回収等することができる。
【0025】注文者は、自らの製造ラインが必要とする
時点で、配送され保管されている製品を注文者の製造ラ
インに払い出し、製品を自社製造物に組み込む。これに
遅滞なく、注文者は製造ラインに払い出した製品につい
て、払い出した数量を含む確定利用情報(すなわち検収
情報)を端末1に入力して販売者端末2に送信する(ス
テップS9)。図4は、注文者端末1に表示される検収
情報の入力画面の一例を示す図である。この画面上の検
収数量項目に注文者が製造ラインに払い出した数量を入
力し、注文者端末1から販売者端末2に送信する。な
お、この処理は注文者が端末1に数量を入力して販売者
端末2に送信するのではなく、注文者が製品を製造ライ
ンに払出した時点で自動的にその情報が販売者端末2に
伝えられるようにシステムを構成しても良い。
【0026】販売者端末2は確定利用情報を受信する
と、この注文者に関連づけて記憶領域21cに格納し、
当該情報に係る製品の納品及び検収が完了したものとみ
なして売上に計上する。すなわち、この情報に係る製品
について注文者が実際に利用した事実を把握し、その代
金を売上に計上して請求処理へ移行可能とする。
【0027】以降の製品配送時に販売者は、予定所要情
報と確定利用情報とを考慮して製品を配送するようにす
る。すなわち、予定所要情報と確定利用情報が示す製品
数量が対応しており、注文者側で計画通りに製品を利用
していると判断される場合は予定所要情報通りの製品数
を配送する。2つの情報が示す製品数量が対応しておら
ず、注文者の手元に製品が余っていると判断される場合
は注文者の手元にある製品在庫数を予定所要数量から差
引いた数量だけ製品を配送するようにする。また、常に
注文者の手元に適当な在庫数量があるように手配してい
る場合は、確定利用情報が示す実際に利用された製品数
だけを注文者の手元に補充するようにする。この調整は
販売者端末2の情報制御部門(図示せず)が行うものと
し、必要に応じて自動的に製品の生産部門にも指示がで
るようにシステムを構成する。
【0028】その後、注文者端末1からの確定利用情報
を受信した販売者端末2は、請求処理手段22を用いて
この確定利用情報を基に請求情報を作成し、注文者端末
1に送信する。この処理は、確定利用情報を受信する都
度自動的に行うようにしても良いし、所定期間毎に(例
えば月に一度)送られた確定利用情報の全てについてま
とめて請求するようにしても良い。
【0029】この製品販売方法において、例えば販売者
が他の顧客から受注した製品が、緊急等のため販売者側
での製造が間に合わず、ある注文者の手元に配送し保管
しているもの以外に在庫がない場合には、販売者は当該
注文者の手元から在庫製品を適宜回収し、他の顧客に引
き当てることができる。この場合、製品を回収される注
文者の予定所要情報等を勘案して、この注文者が実際に
必要とする時点までに製品を新たに製造して配送する
か、更なる別の顧客の手元にある在庫製品を割り当てる
ようにする。
【0030】上記の実施例においては販売者端末2の記
憶装置21に各種情報が登録されているが、これは実施
環境に応じてネットワーク3に接続された第3のサーバ
等が担うようにしても良い。例えば図5に示す例では、
請求処理手段41と確定利用情報を格納する記憶領域4
2はネットワーク3に接続された第3の情報端末4内に
設けて請求処理を行わせている。また、上記実施例では
販売者の提供する製品を注文者が自社製造物に組み込む
例を用いて説明したが、本発明の適用範囲はこの例に限
られるものではなく、例えば食品等の卸問屋と小売店と
の間の製品販売方法に適用することもできる。この場合
は、例えばPOSシステム等を利用して、小売店が消費
者に製品を販売した時点で販売者端末に確定利用情報が
送信されるように構成し、その時点をもって納品及び検
収が完了したと見なして小売店への売り上げを計上する
ようにする。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の製
品販売システム及び方法によれば、注文者が実際に製品
を利用する時点をもって納品及び検収が完了したものと
見なして売り上げに計上しているため、注文者が不要な
棚卸し資産を抱え込むことを回避することができる。
【0032】また、例えば注文者が利用しなかったり販
売者に他の顧客から緊急の注文が入った場合に、既に注
文者の手元にある製品を当該他の顧客に振り分けること
が可能であり、販売者の機会損失を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製品販売システムの一例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る製品販売方法を説明するフローチ
ャートである。
【図3】注文者端末の画面に表示される予定所要情報の
一例を示す図である。
【図4】注文者端末の画面に表示される確定利用情報の
一例を示す図である。
【図5】本発明に係る製品販売システムの別の例を示す
ブロック図である。
【図6】従来の製品販売システムを説明するためのブロ
ック図である。
【図7】従来の製品販売方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 注文者端末 11 表示手段 12 入力手段 2 販売者端末 21 記憶装置 21a 製品情報 21b 予定所要情報 21c 確定利用情報 22 請求処理手段 3 ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介し情報の送受信を行う
    ことにより、販売者の提供する製品を注文者が利用する
    製品販売方法において、 注文者が、将来利用する予定である製品についての情報
    (以下、「予定所要情報」と称す。)を販売者に通知す
    るステップと、 販売者が、前記予定所要情報に応じて、前記注文者の手
    元に製品を配置するステップと、 注文者が、ここから製品を取り出して利用した場合、実
    際に利用した製品の情報(以下、「確定利用情報」と称
    す。)を販売者に通知するステップと、 販売者が、前記確定利用情報に基づいて、注文者が実際
    に利用した製品について注文者に代金請求を行うステッ
    プと、を含むことを特徴とする製品販売方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製品販売方法におい
    て、前記注文者が予定所要情報を販売者に通知するステ
    ップは、 販売者が、前記ネットワークを介した注文者の要求によ
    り、提供可能な製品の情報と、その時点での当該注文者
    に係る最新の予定所要情報を含むデータを注文者に提供
    するステップと、 注文者が、前記予定所要情報のデータを更新して販売者
    に送信するステップと、を含むことを特徴とする製品販
    売方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の製品販売方法で
    あって、 前記販売者が、前記予定所要情報が更新された場合に、
    これに応じて当該情報に係る製品の製造計画を調整する
    ステップを含むことを特徴とする製品販売方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の製品
    販売方法において、 前記販売者は、必要に応じて、前記注文者の手元に一旦
    配置した製品を回収し、あるいは異なる注文者の手元に
    移送しうることを特徴とする製品販売方法。
  5. 【請求項5】 製品を提供する販売者と前記製品を利用
    する注文者の各々が互いにネットワークで接続された情
    報端末を有し、前記製品の注文から請求処理までを管理
    する製品販売システムであって、 少なくとも、販売者が提供可能な製品についての情報を
    格納する第1の記憶領域と、注文者毎に当該注文者が将
    来利用する予定である製品についての情報(以下、「予
    定所要情報」と称す。)を格納する第2の記憶領域と、
    前記予定所要情報を更新すべく前記注文者の情報端末に
    設けられた入力手段と、前記注文者毎の予定所要情報に
    基づいて製品を配送する配送手段と、前記注文者が製品
    を実際に利用した場合にその情報(以下、「確定利用情
    報」と称す。)を格納する第3の記憶領域と、この確定
    利用情報に基づいて注文者に請求処理を行う請求手段
    と、を具え、 前記請求手段が、前記確定利用情報の送受信が行われた
    ときに当該情報に係る製品の納品及び検収が完了したも
    のとみなして売り上げに計上することを特徴とする製品
    販売システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の製品販売システムにお
    いて、前記ネットワークはインターネットであることを
    特徴とする製品販売システム。
  7. 【請求項7】 製品を提供する販売者側の情報端末に組
    込まれ、ネットワークを介して注文者と情報をやりとり
    することにより製品販売の管理を行うプログラムを格納
    した記憶媒体であって、前記プログラムが、前記注文者
    の手元に配送された製品が実際に利用された場合に送信
    される情報(以下、「確定利用情報」と称す。)を受信
    した場合に、当該確定利用情報に係る製品についての納
    品及び検収が完了したものと判断して売上に計上するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の記憶媒体において、前
    記プログラムが、 前記注文者から、当該注文者が将来利用する予定である
    製品についての情報(以下、「予定所要情報」と称
    す。)を受信した場合に、当該情報に応じて前記製品の
    製造計画を調整することを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の記憶媒体におい
    て、前記プログラムが、前記確定利用情報に基づいて前
    記注文者への請求処理を実行することを特徴とする記憶
    媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020194657A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社Fuji 部品管理システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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