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JP2002116749A - 画像信号処理装置、画像表示装置、マルチディスプレイ装置及び当該マルチディスプレイ装置における色度調整方法 - Google Patents

画像信号処理装置、画像表示装置、マルチディスプレイ装置及び当該マルチディスプレイ装置における色度調整方法

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JP2002116749A
JP2002116749A JP2001217319A JP2001217319A JP2002116749A JP 2002116749 A JP2002116749 A JP 2002116749A JP 2001217319 A JP2001217319 A JP 2001217319A JP 2001217319 A JP2001217319 A JP 2001217319A JP 2002116749 A JP2002116749 A JP 2002116749A
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Japan
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chromaticity
image
image signal
color
image display
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Teruto Tanaka
照人 田中
Atsushi Kokubo
淳 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像表示装置によって互いに隣接して
表示される表示画面の間に色の不連続性が生ぜず、全体
として一体感のある画像表示が可能なマルチディスプレ
イ装置を提供する。 【解決手段】 1画面分の画像信号を複数の液晶プロジ
ェクタ111〜114に分配し、それらの表示画面によ
り当該1画面分の画像を表示するマルチディスプレイ装
置であって、分配されたカラー画像信号の信号値を演算
して、当該画像表示ユニットにより表示されるべき赤、
緑、青の各原色の色度をそれぞれ独立に調整する色度調
整部61〜64を各液晶プロジェクタ111〜114ご
とに備える。各色度調整部61〜64におけるパラメー
タを適正に設定することにより液晶プロジェクタ111
〜114により表示される画面の色度を一致させること
ができ、全体として一体感ある画像表示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置の前
処理装置として使用される画像信号処理装置、このよう
な画像信号処理装置を搭載した画像表示装置およびマル
チディスプレイ装置並びに当該マルチディスプレイ装置
における色度調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンサートやイベントの会場など
において、視覚的な効果を狙って巨大なスクリーン上に
映像を表示させるような場合が多くなってきており、こ
のような映像装置として、複数の画像表示装置の表示画
面を隣接させて大画面を構成するマルチディスプレイ装
置が使用されているのが一般的である。
【0003】マルチディスプレイ装置では、観察者に違
和感を与えないようにするため、各表示画面の連続性が
要求される。通常の画像表示装置には、その表示画像の
輝度や白バランス、色相、飽和度について調整する機能
が備えられており、従来はこれらの一つまたは複数を適
宜調整することにより、各表示画像における色の再現性
を均一化して隣接する画面同士の連続性(以下、「色の
連続性」という。)を確保しようとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、輝度や
白バランス、色相、飽和度等を調整する方法だけでは、
完全に画面の連続性を得ることはできない。すなわち、
各画像表示装置における表示デバイスやその他の光学素
子、特に液晶表示デバイスやカラープリズム、カラーフ
ィルター、ランプ、蛍光体などにおける色再現性や発光
特性、透過特性にばらつきが生じ、これによってどうし
ても画面上の色度の差が発生してしまい、表示画像が不
連続となって画像全体が継ぎはぎしたような印象にな
る。
【0005】このような不都合を解消するため、従来
は、複数の画像表示装置の中から表示される原色の色度
が近い画像表示装置を選別して、それらを隣り合わせて
配置する方法しかなかった。しかし、複数の画像表示装
置のうちで必ずしも色度の近い画像表示装置があるとい
う保証はなく、あったとしても完全に一致するわけでは
ないので、どうしても画面に色の不連続が生じて全体と
しての一体感が損なわれるという問題がある。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであって、複数の表示画面における色度を一致させ
て全体として一体感のある画像表示を実現するための画
像信号処理装置、そのような画像信号処理装置を備えた
画像表示装置およびマルチディスプレイ装置並びに当該
マルチディスプレイ装置における色度調整方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像信号処理装置は、カラー画像信号
に基づいて画像を表示する画像表示装置の前処理装置と
して使用される画像信号処理装置であって、カラー画像
信号を受け付ける画像信号受付手段と、受け付けたカラ
ー画像信号の信号値を演算し、画像表示装置により表示
されるべき赤、緑、青の各原色の色度をそれぞれ独立に
調整する色度調整手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0008】このように、受け付けたカラー画像信号を
演算して、表示画面における赤、緑、青の色度をそれぞ
れ独立に調整するように構成することにより、これに接
続された画像表示装置で表示する画像の色度を自在に調
整することができる。なお、ここでカラー画像信号と
は、主にRGB信号やYUV信号を意味するが、他の種
類の画像信号であっても最終的にRGB信号に変換され
得るものであればよい。
【0009】また、本発明に係る画像表示装置は、カラ
ー画像信号を前処理する画像信号前処理手段と、前処理
された画像信号に基づき画像を表示する画像表示手段と
を備える画像表示装置であって、前記画像信号前処理手
段は、カラー画像信号を受け付ける画像信号受付手段
と、受け付けたカラー画像信号の信号値を演算し、画像
表示装置により表示されるべき赤、緑、青の各原色の色
度をそれぞれ独立に調整する色度調整手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】このように赤、緑、青の各原色の色度をそ
れぞれ独立に調整することにより当該画像表示手段によ
り表示される画像の色度を自在に変更することができ
る。さらに、本発明に係るマルチディスプレイ装置は、
複数の画像表示手段を、それらの表示画面が隣接するよ
うに配設し、当該複数の表示画面により1画面分の画像
を表示するマルチディスプレイ装置であって、入力され
たカラー画像信号から、各画像表示手段で表示すべきカ
ラー画像信号を生成する画像分配手段と、画像表示手段
ごとに設けられ、その画像表示手段に入力されるカラー
画像信号の信号値を演算し、当該画像表示手段により表
示されるべき赤、緑、青の各原色の色度をそれぞれ独立
に調整する色度調整手段とを備えることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、各色度調整手段により
赤、緑、青の色度を独立に調整できるので、各画像表示
手段により表示された画像の色度を一致させることが可
能となる。これにより画面全体に色の連続性を得ること
ができ、観察者に違和感を与えることがなくなる。
【0012】また、本発明に係るマルチディスプレイ装
置における色度調整方法は、複数の画像表示手段を、そ
れらの表示画像が隣接して表示されるように配設してな
るマルチディスプレイ装置における各表示画面の色度を
調整する方法であって、前記マルチディスプレイ装置
は、各画像表示手段ごとに、パラメータを受け付け、こ
のパラメータに基づいて、カラー画像信号の信号値を演
算し、画像表示手段により表示されるべき赤、緑、青の
各原色の色度をそれぞれ独立に調整する色度調整手段を
備えており、各画像表示手段に赤、緑、青の原色の画像
信号を入力して、画像表示させ、画像表示手段ごとに、
各原色画像の色度および輝度を測定する第1のステップ
と、各原色画像の色度および輝度の測定値に基づき、各
画像表示手段により表示される赤、緑、青の各色度がほ
ぼ一致するように各色度調整手段ごとに前記パラメータ
を設定する第2のステップとを含むことを特徴としてい
る。
【0013】このようにすることにより各色度調整手段
による赤、緑、青の色度を、各画像表示手段で表示可能
な範囲内で的確に調整でき、各画像表示手段による表示
画像の色度を容易に一致させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマルチディス
プレイ装置等の実施の形態について図面に基づき説明す
る。
【0015】<実施の形態1> (1)マルチディスプレイ装置1の全体構成 図1は、マルチディスプレイ装置1の全体構成を示す図
である。本実施の形態においては、マルチディスプレイ
装置1は、画像分配装置100と、4台の液晶プロジェ
クタ111〜114とから構成されている。画像分配装
置100は、ビデオデッキやパーソナルコンピュータか
ら送られてきた1画面分の画像信号を液晶プロジェクタ
111〜114により表示すべき4つの画面分に分割
し、それぞれの画面に対応する画像信号について、所定
の色度調整を実行した後、液晶プロジェクタ111〜1
14に出力する。
【0016】液晶プロジェクタ111〜114は、入力
された画像信号に基づき透過型の液晶表示デバイスに画
像を形成させ、これに光源から光を照射してその透過光
を投写レンズによりスクリーン上に投写させる公知の構
成であり、それぞれの表示画像121〜124が、横方
向に細長いスクリーン120に等しい倍率で隣接して投
写されるように設置されている。
【0017】なお、ノート型のパーソナルコンピュータ
130は、マルチディスプレイ装置1の取り付け時など
に実行される色度調整の際に使用されるものであり、入
力部131から所定の数値を入力することにより、各液
晶プロジェクタ111〜114により投影される各表示
画像121〜124の色度再現性を一致させて一体感の
ある画面を構成するように色度調整用のパラメータを求
めて、画像分配装置100に転送するようにプログラム
が設定されている。表示部132には、操作者に対して
入力を促すメッセージや上記パラメータの演算結果が表
示される。上記色度調整用パラメータを求める具体的な
方法については、後述する。
【0018】(2)画像分配装置100の構成 図2は、画像分配装置100の構成を示すブロック図で
ある。同図に示すように画像分配装置100は、RGB
変換器41、セレクター42、フレームメモリ部43、
画像切取部44、画像拡大部51〜54、色度調整部6
1〜64および入力ポート71、制御部72などからな
る。外部から入力された画像信号が輝度色差信号(YU
V信号)である場合には、RGB変換器41においてR
GB信号に変換された後にセレクター42に送出され
る。このRGB変換器41は、公知の行列演算回路から
なり、次の式1のような演算を実行してYUV信号をR
GB信号に変換する。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、C1〜C9は、YUV信号をRG
B信号に変換するための公知の係数である。セレクター
42は、操作者の手動操作により切り換えられ、RGB
信号入力もしくはYUV信号入力のどちらかを選択して
後段のフレームメモリ部43に送る。なお、セレクター
42は、手動切換えではなく、信号入力のあった入力端
子を検出し、当該ポートに自動的に切り換えるように構
成してもよい。フレームメモリ部43は、RGBの各色
の画像信号用のフレームメモリを備え、それぞれの画像
信号の値を1画面分格納する。画像切取部44は、フレ
ームメモリ部43に格納されている各色の1画面分の画
像信号を、そのメモリアドレスを参照しながら、出力画
面上で水平方向に4等分されるように切り取って、それ
ぞれ画像拡大部51〜54に送出する。
【0021】画像拡大部51〜54は、RGBの各色に
ついて各画素間の信号を補間することにより、画像切取
部44で切り取られて分割された画像を、各液晶プロジ
ェクタ112〜114における1画面分の画像となるよ
うに画素数を増加させて画像を拡大するものであり、具
体的には、リサイズLSIが用いられている。各画像拡
大部51〜54で拡大処理された画像信号は、それぞれ
色度調整部61〜64に送出され、ここでRGBの画像
信号に対する色度変換処理が行われる。
【0022】図3は、上記色度調整部61〜64のうち
色度調整部61の構成を示すブロック図である。同図に
示すように色度調整部61は、ガンマ補正部611、色
度変換部612および逆ガンマ補正部613とからな
る。ガンマ補正は、入力信号における階調性と表示画像
における階調性間の非線形性を補正するためになされる
ものであり、ガンマ補正部611内部には、このような
非線形性を補正するための階調変換特性を示すテーブル
(以下、「階調変換テーブル」という。)がRGBごと
に設けられており、当該テーブルを参照しながら各色に
ついてガンマ補正が実行される。
【0023】通常、画像表示装置(本実施の形態では、
液晶プロジェクタ)にガンマ補正回路が内蔵されてお
り、これによりガンマ補正が実行されるのであるが、こ
のように画像分配装置100内でガンマ補正を実行して
いるのは、実際に画像表示装置から投写する光に対応す
る信号値に対して色度補正を実行する方が、表示画像に
対する的確な色度補正を行えるからである。したがっ
て、このガンマ補正部611の階調変換特性は、実際に
接続される画像表示装置に搭載されるガンマ補正回路に
おける階調変換特性とほぼ等しいことが望まれる。ガン
マ補正を施された各色の画像信号に対し、色度変換部6
12において各原色信号に対する色度変換処理が実行さ
れる。この色度変換部612は、具体的には、行列演算
回路からなり、次の(式2)に示すように、入力された
RGB信号値(RIN、GIN、BIN)に対して3×3の正
方行列を乗算することにより、赤、緑、青の色度を変換
するようにしている。
【0024】
【数2】
【0025】この正方行列におけるD1〜D9のパラメ
ータの値は、制御部72の制御により変更可能であり、
これにより赤、緑、青の色度をそれぞれ独立して変更す
ることができる。なお、行列演算回路自体は、複数の乗
算器と加算器からなる公知の回路であり、各乗算器にお
ける乗算係数(上記パラメータD1〜D9)を制御する
ことにより(式2)の演算が実行される。
【0026】色度変換部612で色度変換処理が施され
たRGB信号は、逆ガンマ補正部613において、ガン
マ補正部611と逆のガンマ補正が加えられる。このよ
うに逆ガンマ補正をしておかないと、液晶プロジェクタ
111内部のガンマ補正回路において2重にガンマ補正
されてしまうことになり、却って色調の再現性が劣化し
てしまうからである。他の色度調整部62〜64も、上
記色度調整部61と全て同じ構成であり、内部の行列演
算回路におけるD1〜D9のパラメータのみが、制御部
72によってそれぞれ独立に制御される。この際、次に
述べるようにして各パラメータの値を的確に決定するこ
とにより、最終的に液晶プロジェクタ111〜114に
よって表示される各画面の色度を一致させることができ
る。
【0027】(3)パラメータD1〜D9の決定方法 次に、各色度調整部61〜64の行列演算回路における
パラメータD1〜D9の決定方法について説明する。図
4は、液晶プロジェクタが2台の場合に、それぞれスク
リーンに投影された赤、緑、青の各表示画面における色
度xyを測定して色度座標上にプロットした図である。
まず、パーソナルコンピュータ130などから画像分配
装置100にRのみの画像信号を入力して2台のプロジ
ェクタによりスクリーン上に投影させる。ここでRの信
号値は、その輝度が最高になる値が入力される(もし、
Rの画像信号が0〜255の256階調で表されている
のなら、255の信号値。他の色の信号についても同
じ。)。
【0028】各液晶プロジェクタ111,112により
スクリーン120上に投影された赤色の画面の色度およ
び輝度を公知の色彩色度計で測定し、その色度xyの値
と輝度の値を得る。このようにして得られた色度xyを
色度座標にプロットしてそれそれ点R1、R2を得る
(添え字の「1」「2」は、それぞれ液晶プロジェクタ
111、液晶プロジェクタ112の測定値であることを
示す。他の色についても同じ)。同様にして、画像分配
装置100にGの画像信号、Bの画像信号を順次入力
し、それらの表示画像における色度・輝度を測定して、
そのうちの色度の値から色度座標上に点G1、G2、B
1、B2をそれぞれプロットする。なお、説明の便宜
上、以下の説明において、色度xyによりプロットされ
た色度座標上の点を「色度座標点」という。
【0029】全ての色は、3原色の混合により表示でき
るから、△R1G1B1、△R2G2B2は、それぞれ
液晶プロジェクタ111、112で表示しうる色度の範
囲を示しているといえる。2台の液晶プロジェクタ11
1、112で表示される画像の色度を一致させるために
は、少なくともどちらか一方に対応する色度調整部にお
けるパラメータを変更して、双方の液晶プロジェクタに
より表示される色度範囲△R1G1B1と△R2G2B
2が一致するようにすればよい。
【0030】そのため、まず、双方の液晶プロジェクタ
で表示しうる色度範囲の共通する部分(以下、「共通色
度範囲」という。)の中で、色度範囲を一致させるため
の目標とすべき3原色の色度座標点Rs、Gs、Bsを
設定し、各△R1G1B1、△R2G2B2が、△Rs
GsBsに一致するように各色度調整部で色度を調整す
る。この際、共通色度範囲内で適当に色度座標点Rs、
Gs、Bsを設定するのではなく、次のような条件を満
たすように設定することが望ましい。
【0031】原画像と近い色合いを再現するため、色
度変換後に表示される画像の色相が標準的なものとでき
るだけずれないようにすること。 その上で、色再現の可能な範囲をできるだけ大きくす
ること。 そこで、本実施の形態においては、色度座標上にR、
G、Bの標準的な色度座標をプロットし(図4のR0、
G0、B0)、共通色度範囲の境界線上で上記色度座標
点R0、G0、B0に最も近い点をそれぞれ色度変換の
目標とする色度座標点RsGsBsとするようにしてい
る。標準的な色度座標点R0、G0、B0に最も近いと
いうことで、の条件を満足し、それが共通色度範囲の
境界線上であるということによりの条件も満足する。
図4の例においての条件を満たす点を求めると、各
色度範囲△R1G1B1と△R2G2B2の双方の境界
線の交点が上記色度座標点Rs、Gs、Bsとなる。
【0032】なお、赤、緑、青の各3原色の表示画面に
おける標準的な色度座標点R0、G0、B0は、経験的
に求められる。さて、実際には、液晶プロジェクタは4
台あるので、図5に示すように、まず、4台のそれぞれ
の液晶プロジェクタで表示し得る色度範囲△RiGiB
i(i=1,2,3,4)を求めて、これらの色度範囲
の共通色度範囲を求める(図中、太線で示したものが共
通色度範囲の境界線)。そして、同図に示すように、そ
の境界線上で標準色度座標点R0、G0、B0に最も近
い点を求めて、それらを目標色度座標点RsGsBsと
設定することになる。
【0033】なお、液晶プロジェクタの台数が5台以上
の場合でも、同様な方法で、目標色度座標点を求めるこ
とができる。次に、液晶プロジェクタ111によって表
示される3原色の色度を、上記目標色度座標点Rs、G
s、Bsの色度と一致させるための、D1〜D9のパラ
メータの求め方を説明する。
【0034】ここで液晶プロジェクタ111の赤色の色
度調整前の色度座標点R1における色度座標xをXr
a、色度座標yをYra(以下、「色度座標(Xra、
Yra)」と表記する。他の色についても同様。)、そ
の輝度をKraとし、同じく緑色の調整前の色度座標点
G1の色度座標を(Xga、Yga)、輝度をKga、
青色の調整前の色度座標点B1の色度座標を(Xba、
Yba)、輝度をKbaとする。
【0035】また、3原色の色度調整の目標とする色度
座標点Rs、Gs、Bsの色度座標をそれぞれ(Xr
t、Yrt)、(Xgt、Ygt)、(Xbt、Yb
t)とし、各原色の輝度をそれぞれKrt、Kgt、K
btとする。ここで、各色の輝度Krt、Kgt、Kb
tは、全ての液晶プロジェクタ111〜114で表示し
得る輝度でなければならないから、3原色の赤、緑、青
のそれぞれについてプロジェクタごとに測定された輝度
のうち、一番低い値が用いられる。加法混色の原理よ
り、液晶プロジェクタ111の調整前の各色の色度およ
び輝度と、調整目標とすべき各色の色度および輝度との
間には、次の(式3)〜(式11)の関係が成り立つ。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】
【数5】
【0039】したがって、この連立方程式を解くことに
より、液晶プロジェクタ111に対応する色度調整部6
1内部の行列式に適用されるべきパラメータD1〜D9
の値を求めることができる。同様にして、他の液晶プロ
ジェクタ112〜114に対応する色度調整部62〜6
4内部の設定すべきパラメータの値を求めることができ
る。実際には、これらのパラメータを求める演算は、パ
ーソナルコンピュータ130により実行され、画像分配
装置100の入力ポート71を介して、制御部72に転
送される。制御部72は、受け付けたパラメータを対応
する色度調整部61〜64の行列演算回路に順次設定す
る。
【0040】このようにして各色度調整部61〜64に
ついてパラメータを変更することにより、各液晶プロジ
ェクタ111〜114により表示される3原色の色度が
適正に調整されて全て目標となる色度座標点Rs、G
s、Bsの色度と等しくすることができるので、画面全
体の色の不連続性がなくなり、複数の表示画面の一体感
が強まる。これにより観察者に違和感を感じさせず迫力
ある映像を映し出すことが可能となる。
【0041】図6は、以上の色度調整用のパラメータの
決定の手順をフローチャートにまとめたものである。ま
ず、画像分配装置100にRの画像信号を入力し、各液
晶プロジェクタ111〜114に赤色の画像を投写させ
(ステップS1)、各投写画面について色度・輝度を測
定する(ステップS2)。この操作をG、Bの画像信号
についても繰り返する(ステップS3〜S6)。このよ
うにして得られた液晶プロジェクタごとの各原色の投写
画面における色度と輝度の値は、入力部131を介して
パーソナルコンピュータ130に入力される。
【0042】パーソナルコンピュータ130では、各液
晶プロジェクタ111〜114について測定されたR、
G、Bの投写画面の色度と輝度に基づき、それぞれのプ
ロジェクタに対応する色度調整部61〜64に設定され
るべきパラメータD1〜D9の値を求め(ステップS
7)、これを画像分配装置100に転送する。画像分配
装置100の制御部72に転送されてきたパラメータを
色度調整部61〜64に設定する(ステップS8)。図
7は、パーソナルコンピュータ130で実行される上記
ステップS7の処理内容を示すフローチャートである。
【0043】まず、パーソナルコンピュータ130にイ
ンストールされているパラメータ設定アプリケーション
が起動されると(ステップS101でY)、変数iを1
に設定する(ステップS102)。このアプリケーショ
ンは、例えば画像分配装置100に添付されたフレキシ
ブルディスクに格納されており、予めパーソナルコンピ
ュータ130にインストールされているものである。
【0044】次に、i台目の液晶プロジェクタのR、
G、Bの投影画面についての色度座標点Ri、Gi、B
iの色度・輝度の入力を待ち(ステップS103)、そ
れらの入力があれば、「i」が4以上であるか否かを判
断する(ステップS104)。「i」が4未満であれば
(ステップS104でN)、ステップS105で「i」
に1をインクリメントしてステップS103の判断を繰
り返し実行し、「i」が4になれば(ステップS104
でY)、Ri、Gi、Bi(i=1,2,3,4)の全
てについて色度と輝度の入力が完了したことになるの
で、そのうちの色度の値に基づき目標の色度座標点であ
るRs、Gs、Bsの色度xyを算出する。
【0045】このような算出方法の一例として次のよう
な方法が考えられる。すなわち、4個の色度範囲△Ri
GiBi(i=1,2,3,4:図5を参照)の各色度
座標点の座標に基づきそれぞれの色度範囲における境界
線の方程式を求める。次に異なる色度範囲の境界線同士
の交点を求め、求められた複数の交点のうち、それらを
順に結んだときにいずれの境界線もその内側に来ないよ
うな交点を選択し、それらを結んで共通色度範囲の境界
線を得る。
【0046】2点の座標が分かれば、その2点を結ぶ直
線の方程式が特定され、直線の方程式が特定されれば、
当該直線と定点との距離が公式により求められる。した
がって、上記共通色度範囲における複数の直線からなる
境界線と各標準色度座標点R0、G0、B0との距離を
演算により容易に求めることができる。そして、それぞ
れの距離が最小となるときの境界線上の点をそれぞれR
s、Gs、Bsとして設定すればよい。
【0047】一方、各液晶プロジェクタ111〜114
ごとに測定して得られた赤、緑、青の投写画面の輝度が
入力されているので、それらを同じ原色同士で比較し
て、各原色について一番低い輝度を検索し、それぞれY
rt、Ygt、Ybtとする(ステップS107)。
【0048】次に変数nを1に設定し(ステップS10
8)、上述した式3〜式11の連立方程式を解いてn番
目の液晶プロジェクタに対応する色度調整部に設定され
るべきパラメータD1〜D9を求める。これをn=4に
なるまで繰り返して全ての色度調整部61〜64に設定
されるべきパラメータを求めた後(ステップS110、
S111、S109)、それらのパラメータの値を画像
分配装置100に転送する。このように、パーソナルコ
ンピュータ130でパラメータを自動的に設定させ、入
力ポート71を介して転送することにより、各液晶プロ
ジェクタ111〜114の色度調整を極めて容易かつ迅
速に行うことができる。
【0049】<実施の形態2>上記実施の形態1におけ
るマルチディスプレイ装置1においては、色度調整部6
1を画像分配装置100内に内蔵するようにしたが、本
実施の形態2では、各液晶プロジェクタに内蔵するよう
にしている。図8は、このような場合の液晶プロジェク
タ200の構成例を示す図である。この液晶プロジェク
タ200は、YUV信号をRGB信号に変換するRGB
変換器201、入力信号を選択するセレクター202、
ガンマ補正部203、3原色の色度を調整するための色
度変換部204、表示デバイス駆動部205、投影部2
06、制御部207および入力ポート208などからな
る。
【0050】セレクター202で選択された画像信号
は、ガンマ補正部203で、投影部206における階調
再現の非線形性を補完するため予め設定された階調変換
特性に基づきガンマ補正される。色度変換部204は、
上述の色度調整部61と同じ構成であり内部に行列演算
回路を備えている。パーソナルコンピュータ130から
入力ポート208を介して制御部207にパラメータD
1〜D9の値が与えられており、制御部207は、これ
らのパラメータを色度変換部204内部の行列演算回路
に設定する。
【0051】色度変換部204は、この設定されたパラ
メータに基づいて3原色の色度を変換し、表示デバイス
駆動部205に出力する。投影部206は、透過型の液
晶ディスプレイと光源と投射レンズなどを含む公知のも
のであって、表示デバイス駆動部205は、色度変換さ
れたRGB信号に基づき上記液晶ディスプレイを駆動し
て投射画像を形成させる。
【0052】このように液晶プロジェクタ内に色度調整
機能を組み込むことにより、画像分配器として既存の製
品を使用してマルチディスプレイ装置を形成でき経済的
である。さらに液晶プロジェクタ200に手動で色度調
整用パラメータを設定できる入力部を設けておけば、液
晶プロジェクタ単体で使用する場合にユーザの好みの色
度を設定して映像を楽しむことができ大変便利である。
【0053】<実施の形態3>マルチディスプレイ装置
1において、上記実施の形態1や2のように色度調整部
を画像分配装置もしくは液晶プロジェクタに内蔵させる
のではなく、これらとは独立した単独の色度調整装置と
して構成してもよい。図9は、本実施の形態に係る色度
調整装置300の構成を示すブロック図である。この色
度調整装置300は、YUV信号をRGB信号に変換す
るRGB変換器301、入力信号を選択するセレクター
302、ガンマ補正部303、RGBの色度を調整する
ための色度変換部304、逆ガンマ補正部305、制御
部306、操作部307、入力ポート308などからな
る。
【0054】セレクター302で選択された画像信号
は、ガンマ補正部303に入力される。このガンマ補正
部303は、図3のガンマ補正部611や図8のガンマ
補正部203と同じく、色度変換に先立って、後段に接
続される画像表示装置における階調再現の非線形性を補
完しておくためのものであるが、本実施の形態では、後
段にどのような種類の画像表示装置が接続されても使用
可能なように、内部に標準的な画像表示装置に対応した
複数種類の階調変換テーブルが格納されており、操作部
307から実際に接続される画像表示装置の種類が入力
されると、制御部306の指示を受けて当該画像表示装
置に対応した階調変換テーブルを選択してガンマ補正す
るように構成している。
【0055】これにより画像表示装置の種類ごとに色度
調整装置を用意する必要がなく、経済的であり、常に最
適な色度調整の効果が得られる。一方、パーソナルコン
ピュータ130から入力ポート308を介して制御部3
06にパラメータD1〜D9の値が与えられており、制
御部306は、これらのパラメータを色度変換部304
内部の行列演算回路に設定し、これにより3原色の色度
が調整される。
【0056】逆ガンマ補正部305には、ガンマ補正部
303内に設定されている複数の階調変換テーブルに対
応した複数の逆階調変換テーブルが格納されており、制
御部306からの指示により、ガンマ補正部303で選
択された階調変換テーブルに対応した逆変換テーブルが
選択して逆ガンマ補正を実行するようになっている。逆
ガンマ変換されたRGB信号は、色度調整装置300に
接続された画像表示装置に出力される。本実施の形態の
ように色度調整装置300を独立に構成することによ
り、ユーザは、既存の画像表示装置と画像分配装置との
間に色度調整装置300を接続してそれらのパラメータ
を設定するだけで、各表示画像における色度を揃えるこ
とができ、全体画像の連続性を確保することができる。
【0057】<変形例>以上、本発明を実施の形態に基
づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形
態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、
例えば、以下のような変形例を考えることができる。
【0058】(1)上記実施の形態1では、パラメータ
D1〜D9の演算をパーソナルコンピュータ130で行
わせていたが、画像分配装置100側に色度と輝度を入
力するための操作部を設けて、それらの入力された値に
基づき制御部72で図7のフローチャートを実行させ
て、上記パラメータを求めるようにしてもよい。実施の
形態2、実施の形態3においても同様に内部の制御部で
パラメータの演算をさせるようにしてもよい。これらの
場合には、色度調整用のパラメータの設定時にパーソナ
ルコンピュータ130が不要となり大変便利である。
【0059】(2)上記各実施の形態では画像表示装置
として、主に液晶プロジェクタについて説明してきた
が、画像を隣接して表示させることができる表示装置で
あればこれに限定されない。例えば、光反射型デバイス
を用いた反射型プロジェクタや、CRTにおける電子ビ
ームを強くし、そのフロントパネルに形成された像を、
フロントパネルの前方に配置されたスクリーン上に投影
させる形式のCRT型プロジェクタにも適用可能であ
る。また、場合によっては、プラズマ・ディスプレイ・
パネルのようなフラット・ディスプレイ・パネルを使用
してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像信
号処理装置および画像表示装置によれば、受け付けたカ
ラー画像信号の信号値を演算して、画像表示装置により
表示されるべき赤、緑、青の各原色の色度をそれぞれ独
立に調整できるようにしているので、当該調整されたカ
ラー画像信号を再生することにより得られる表示画像の
色度を自在に調整することができる。
【0061】また、本発明に係るマルチディスプレイ装
置によれば、画像表示手段ごとに、その画像表示手段に
入力されるカラー画像信号の信号値を演算し、当該画像
表示手段により表示されるべき赤、緑、青の各原色の色
度をそれぞれ独立に調整する色度調整手段を設けている
ので、各画像表示手段により表示される画像の色度を一
致させることが可能となる。これにより画面全体に色の
連続性を得ることができ、観察者に違和感を与えること
がなくなる。
【0062】また、本発明に係るマルチディスプレイ装
置における色度調整方法によれば、前記マルチディスプ
レイ装置が、各画像表示手段ごとに、パラメータを受け
付け、このパラメータに基づいて、カラー画像信号の信
号値を演算し、画像表示手段により表示されるべき赤、
緑、青の各原色の色度をそれぞれ独立に調整する色度調
整手段を備えており、各画像表示手段に赤、緑、青の原
色の画像信号を入力して画像表示させ、画像表示手段ご
とに、各原色画像の色度および輝度を測定し、これらの
原色画像の色度および輝度の測定値に基づき各画像表示
手段により表示される赤、緑、青の各色度がほぼ一致す
るように各色度調整手段ごとに前記パラメータを設定す
るようにしているので、各画像表示手段で表示し得る色
度の範囲内で、赤、緑、青の色度を的確に一致させて各
表示画像の色の連続性を確保でき、画面全体の一体感を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチディスプレ
イ装置の全体構成を示す図である。
【図2】画像分配装置の構成を示すブロック図である。
【図3】画像分配装置内の色度調整部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】液晶プロジェクタが2台の場合について、ぞれ
ぞれが表示し得る共通の色度範囲の求め方を説明するた
めの図である。
【図5】液晶プロジェクタが4台の場合について、ぞれ
ぞれが表示し得る共通の色度範囲の求め方を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の実施の形態1におけるパラメータの決
定手順を示すフローチャートである。
【図7】パーソナルコンピュータで実行されるパラメー
タ演算処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2に係る液晶プロジェクタ
の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る色度調整装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
41 RGB変換器 42 セレクター 43 フレームメモリ部 44 画像切取部 51〜54 画像拡大部 61〜64 色度調整部 71 入力ポート 72,207,306 制御部 100 画像分配装置 111〜114 液晶プロジェクタ 120 スクリーン 121〜124 表示画像 130 パーソナルコンピュータ 131 入力部 132 表示部 200 液晶プロジェクタ 201 RGB変換器 202,302 セレクター 203,303,611 ガンマ補正部 204 色度変換部 205 表示デバイス駆動部 206 投影部 208,308 入力ポート 300 色度調整装置 301 RGB変換器 304,612 色度変換部 305,613 逆ガンマ補正部 307 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/64 H04N 9/64 F Fターム(参考) 2H093 NA61 NC29 ND01 ND17 NG02 5C066 AA03 EC05 EE05 GA01 GA02 GA05 GB03 KE01 KE04 KE07 KP05 5C082 AA34 BA12 BA34 BA35 BB02 BB03 BD07 CA12 CB01 DA51 MM01 MM10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像信号に基づいて画像を表示す
    る画像表示装置の前処理装置として使用される画像信号
    処理装置であって、 カラー画像信号を受け付ける画像信号受付手段と、 受け付けたカラー画像信号の信号値を演算し、画像表示
    装置により表示されるべき赤、緑、青の各原色の色度を
    それぞれ独立に調整する色度調整手段とを備えることを
    特徴とする画像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記色度調整手段は、 カラー画像信号の信号値に行列式を乗ずる行列演算手段
    と、 前記受け付けたパラメータに基づき行列式を変更する行
    列式変更手段とを備え、 前記色度調整手段は、前記変更された行列式により演算
    して各原色の色度を調整することを特徴とする請求項1
    に記載の画像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記色度調整手段は、カラー画像信号を
    ガンマ補正するガンマ補正手段を備え、ガンマ補正され
    たカラー画像信号の信号値について演算を行うことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の画像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガンマ補正手段における階調変換特
    性は、前記画像表示装置における表示デバイスの階調再
    現特性を補正するため必要な階調変換特性とほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記色度調整手段から出力されたカラー
    画像信号を逆ガンマ補正する逆ガンマ補正手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像信
    号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求の範囲第1項の画像信号処理装置に
    おいて、 前記カラー画像信号は、輝度色差信号であって、前記画
    像信号受付手段は、受け付けた輝度色差信号をRGB信
    号に変換する信号変換手段を備え、 前記色度調整手段は、変換されたRGB信号の各信号値
    に対して演算を実行して、前記各原色の色度を調整する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画
    像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 カラー画像信号を前処理する画像信号前
    処理手段と、前処理された画像信号に基づき画像を表示
    する画像表示手段とを備える画像表示装置であって、 前記画像信号前処理手段は、 カラー画像信号を受け付ける画像信号受付手段と、 受け付けたカラー画像信号の信号値を演算し、画像表示
    装置により表示されるべき赤、緑、青の各原色の色度を
    それぞれ独立に調整する色度調整手段とを備えることを
    特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 複数の画像表示手段を、それらの表示画
    面が隣接するように配設し、当該複数の表示画面により
    1画面分の画像を表示するマルチディスプレイ装置であ
    って、 入力されたカラー画像信号から、各画像表示手段で表示
    すべきカラー画像信号を生成する画像分配手段と、 画像表示手段ごとに設けられ、その画像表示手段に入力
    されるカラー画像信号の信号値を演算し、当該画像表示
    手段により表示されるべき赤、緑、青の各原色の色度を
    それぞれ独立に調整する色度調整手段とを備えることを
    特徴とするマルチディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 複数の画像表示手段を、それらの表示画
    像が隣接して表示されるように配設してなるマルチディ
    スプレイ装置における各表示画面の色度を調整する方法
    であって、 前記マルチディスプレイ装置は、各画像表示手段ごと
    に、パラメータを受け付け、このパラメータに基づい
    て、カラー画像信号の信号値を演算し、画像表示手段に
    より表示されるべき赤、緑、青の各原色の色度をそれぞ
    れ独立に調整する色度調整手段を備えており、 各画像表示手段に赤、緑、青の原色の画像信号を入力し
    て、画像表示させ、画像表示手段ごとに、各原色画像の
    色度および輝度を測定する第1のステップと、 各原色画像の色度および輝度の測定値に基づき、各画像
    表示手段により表示される赤、緑、青の各色度がほぼ一
    致するように各色度調整手段ごとに前記パラメータを設
    定する第2のステップとを含むことを特徴とする色度調
    整方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のステップは、 各原色の色度値から各画像形成ユニットで表示し得る色
    度範囲を求める第1のサブステップと、 前記求められた各画像形成ユニットで表示し得る色度範
    囲の共通範囲を求め、この共通する色度範囲内で、基準
    となるべき赤、緑、青の色度を設定する第2のサブステ
    ップと、 各画像表示手段により表示される赤、緑、青の色度が、
    前記基準となるべき赤、緑、青の色度とほぼ一致するよ
    うに前記パラメータを決定する第3のサブステップとを
    含むことを特徴とする請求項9記載の色度調整方法。
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