JP2002116314A - 回折素子および光ピックアップ装置 - Google Patents
回折素子および光ピックアップ装置Info
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Abstract
して発生する回折角度変動を解消あるいは低減可能な回
折素子を提案すること。 【解決手段】 光路合成素子5は、波長650nmのレ
ーザ光を素通りさせ、波長780nmのレーザ光を回折
して、波長650nmのレーザ光と同一位置に集光させ
るための回折素子であり、入射面51と、回折格子が形
成された出射面52を備えた樹脂成形品である。この素
子5の線膨張係数は0.5×10-4/℃から3×10-4
/℃であり、環境温度が20℃から60℃変化したと
き、熱変形により、点線で示す形状から実線に示す形状
に平面方向に伸び、格子ピッチも広がる。よって、波長
780nmのレーザ光L2が、環境温度変化に伴って、
その波長が点線で示す780nmから実線で示す790
nmに10nm増加したことに起因して発生する+1次
回折光L2Bの回折角度変動が、格子ピッチの広がりに
よって低減される。
Description
置等においてレーザダイオードから出射されたレーザ光
を3ビームに回折するためなどに用いられる回折素子に
関するものである。さらに詳しくは、温度変化に伴うレ
ーザ光の波長変動に起因する回折角度の変動を抑制ある
いは解消可能な回折素子に関するものである。
生できるように、DVD再生用の650nmレーザダイ
オードと、CD−R再生・記録用の780nmレーザダ
イオードが搭載された、所謂2レーザ方式の再生装置が
主流となっている。このような再生装置に搭載される光
ピックアップ装置では、その光学部品点数を削減して装
置の小型化、低価格化を図ることが望ましい。
の波長に共通に使用する単レンズ方式が定着し、レーザ
ーダイオードも、単一の半導体基板上に波長の異なるも
のを一体集積した、所謂ツインレーザダイオード(Tw
in−LD)が開発され、かかるツインレーザダイオー
ドが光ピックアップ装置のレーザ光源として搭載されつ
つある。また、レーザ光源と対物レンズ間に配置される
光学素子についても、各波長毎に別個の光学素子を配置
する代わりに、2つの波長に対してそれぞれ所望の作用
を与える波長選択性を備えた光学素子が用いられるよう
になってきている。
媒体上に形成される光スポット位置をサーボ制御するた
めに必要となる3ビームを生成する回折素子について
は、今までは、2つの波長に対してそれぞれの回折素子
を光学系に搭載していたが、2つの波長に対して所望の
回折角度と回折効率を与えるような波長選択性の回折素
子(以下、本明細書では「2波長グレーティング」と呼
ぶ。)が用いられるようになってきている。
光を検出するための検出器も、2つの波長のレーザ光に
対して共通に使用する単一の検出器が使用されるように
なってきている。この場合、上記のツインレーザダイオ
ードを搭載すると、かかるレーザ光源から出射される2
つの波長のレーザ光はほぼ平行に進むので、そのままで
は、単一の検出器における同一点に集光することはな
い。そこで、一方の波長のレーザ光の進行方向を変え
て、双方の波長のレーザ光を同一点に集光させるような
波長選択性の回折素子(以下、本明細書では「光路合成
素子」と呼ぶ。)が用いられるようになってきている。
や光路合成素子等として使用される回折素子は、一般
に、熱歪みの少ない無機材料から作製されている。かか
る回折素子は、光ピックアップ装置等における環境温度
変化に起因する熱変形を無視できる。換言すると、熱変
形による回折格子面の格子ピッチ変動を無視できるの
で、一定波長のレーザ光を温度変化に拘わらずに所望の
角度で回折することができる。
クアップ装置等においては、環境温度変化の影響を受け
る部分は光学素子だけではなく、レーザ光源も同様に熱
による影響を受ける。レーザ光源は、環境温度が変化す
ると、それに伴ってその発振波長が変動してしまう。こ
の結果、回折素子に入射するレーザ光の波長も変動する
ので、波長変動に応じて、その回折角度も変化してしま
う。回折角度が変化すると、例えば、光路合成素子の場
合には、2つの波長のレーザ光を同一点に集光できなく
なるなどの弊害が発生する。
は、環境温度が20℃から60℃まで変化すると波長が
784.7nmから793.6nmに変化し、約10n
mの波長変動がある。
のレーザ光を回折する光路合成素子を例に挙げて説明す
ると、かかる形状の無機材料からなる従来構成の光路合
成素子サンプルを5つ用意し、環境温度を20℃から6
0℃まで10℃ずつ変化させた場合の各サンプルの回折
角度変化を測定し、図9のグラフに示すような結果を得
た。5つのサンプルの回折角度変化は、格子のピッチか
ら計算される点線で示す計算値と同様な変化を示し、2
0℃から60℃の環境温度変化により1.322度から
1.337度に変化した。すなわち、回折角度は、環境
温度20℃から60℃の変化により、0.015度変化
した。この値は、環境温度20℃の回折角度1.322
度に対する1.1%の変動率に相当する。なお、図8に
は、点線により環境温度20℃における回折状態を示し
てあり、実線により環境温度60℃における回折状態を
示してある。
光するスポット位置の移動変化量として表すと、図10
のグラフに示すような結果となる。5つのサンプルのス
ポット移動変化は、波長の変化から計算される点線で示
す計算値と同様な変化を示し、20℃から60℃の環境
温度変化により1.83μm移動することが分かる。
いて要求されている、光検出器におけるスポット移動距
離の許容範囲は2μmである。従って、光ピックアップ
装置の補償温度範囲の上限70℃では、許容範囲に対す
る余裕がないので、歩留まりが悪くなる。
レーザ光の場合にも同様に当てはまる。また、2波長グ
レーティングにおいても同様に発生する。
環境温度変化に伴うレーザ波長の変動に起因して発生す
る回折角度変動を、抑制あるいは解消可能な波長選択性
の回折素子を提案することにある。
め、本発明は、入射レーザ光の波長に応じて回折角度が
異なる回折素子において、温度変化に伴って発生する入
射レーザ光の波長変動に起因して生ずる前記回折角度の
変動を、温度変化に伴う熱変形に起因して発生する回折
格子ピッチの変動によって相殺あるいは低減できるよう
な線膨張係数を備えた素材から形成されていることを特
徴としている。
用されるレーザ光波長(650nmあるいは780n
m)、およびその光学系に要求される許容誤差に基づけ
ば、本発明の回折素子を、線膨張係数が5×10-5/℃
から3×10-4/℃までの範囲内の値の素材から形成す
れば、温度変化に伴う波長変動に起因する回折角度変化
を、回折素子の熱膨張あるいは熱収縮による格子ピッチ
変化によって実用上支障の無い程度まで打ち消すことが
できる。
装置における2波長グレーティングとして用いる場合に
は、中心波長が650nmおよび780nmの一方に対
する0次回折効率が90%以上であり、他方に対する1
次回折効率が10ないし20%の範囲内の値となるよう
に、その回折特性を設定すればよい。
装置における光路合成素子として用いる場合には、複数
の段面からなる階段状斜面を備えたブレーズド回折格子
面を有していることが望ましい。この場合、各階段状斜
面の段数は4ないし6とすればよい。
nmおよび780nmの一方に対する0次回折効率が7
0%以上であり、他方に対する1次回折効率が50%以
上となるように設定すればよい。
を適用した実施例を説明する。
た光ピックアップ装置の光学系を示す概略構成図であ
る。この図に示すように、光ピックアップ装置1は、C
D、CD−R、DVDなど、基板厚さや記録密度が異な
る複数種類の光記録媒体6に対して情報の再生、記録を
行うものであり、波長が650nmの実線で示すレーザ
光L1を出射するレーザ光源11と、波長が780nm
の破線で示すレーザ光L2を出射するレーザ光源12と
が共通パッケージに収納された2波長レーザ光源ユニッ
ト10と、共通の光学系Loとを有している。レーザ光
L1とレーザ光L2とは、それらの発光点位置が例え
ば、110μm程度離れている。
10から出射されたレーザ光L1を透過させ、レーザ光
L2をトラッキングエラー信号生成のために3ビームに
分離する2波長グレーティング2と、3ビームに分割さ
れたレーザ光L1、L2を部分的に反射する平板状のビ
ームスプリッタ30と、このビームスプリッタ30で反
射されたレーザ光L1、L2を平行光化するコリメート
レンズ40と、コリメートレンズ40から出射されたレ
ーザ光L1、L2を光記録媒体6の記録面6aに収束さ
せる対物レンズ41とが配置されている。2波長グレー
ティング2は本発明を適用することにより構成された回
折素子である。
の記録面6aで反射された後に、ビームスプリッタ30
を通過したレーザ光L1、L2の戻り光Lr1、Lr2
を受光するための共通受光素子13が配置されている。
ビームスプリッタ30と受光素子13の間には、光軸が
ずれている戻り光Lr1、Lr2を共通受光素子13上
の共通受光面に導くための光路合成素子5が配置されて
いる。この光路合成素子5も、本発明を適用することに
より構成された回折素子である。
ム光軸41a(対物レンズ41の光軸)に、レーザ光源
11から出射されるレーザ光L1の光軸を一致させてあ
る。従って、他方のレーザ光源12から出射されるレー
ザ光L2は、光軸ずれの状態で共通光学系Loを通過
し、光路合成素子5によって、僅かに折り曲げられて、
共通受光素子13の共通受光面上に導かれる。
て、光記録媒体6としてDVDから情報を再生等すると
きは、レーザ光源11から、波長が650nmのレーザ
光L1を出射する。このレーザ光L1は、共通光学系L
oに導かれ、対物レンズ41によって、DVDの記録面
に光スポットとして収束し、DVDの記録面で反射した
レーザ光L1の戻り光Lr1は、ビームスプリッタ3
0、光路合成素子5を介して共通受光素子13に集光す
る。共通受光素子13で検出された信号によりDVDの
情報再生等が行われる。
Rの情報を再生等するときは、他方のレーザ光源12か
ら、波長が780nmのレーザ光L2を出射する。この
レーザ光L2も、共通光学系Loに導かれ、対物レンズ
41によって、CD−Rの記録面に光スポットとして収
束し、CD−Rの記録面で反射したレーザ光L2の戻り
光Lr2は、ビームスプリッタ30、光路合成素子5を
介して共通受光素子13に集光する。共通受光素子13
で検出された信号によりCD−Rの情報再生等が行われ
る。
素子を示す断面図である。図3は、図2に示す光路合成
素子を透過する波長780nmの第2のレーザ光の回折
効率と出射面階段段数の関係を示すグラフであり、図4
は、図2に示す光路合成素子における波長780nmの
第2のレーザ光の環境温度変化に伴う波長変動に対する
回折角度補正を説明する説明図である。
品であり、一方の面が平坦な戻り光入射面51とされ、
他方の面は回折格子が形成された出射面52とされてい
る。この出射面52には、回折格子としてブレーズド回
折格子の斜面を複数段の段面52aが周期的に形成され
た構成としたものであり、バイナリ・ブレーズド回折格
子と称されるものである。
面52aの高さDは、隣り合う段面52aを通過する波
長650nmのレーザ光L1に対して、高さDによる位
相遅れをちょうど1波長とすることにより、回折作用を
生じさせずに0次回折光L1Aとして直進通過させる高
さとなっている。この高さDは、第1のレーザ光L1の
波長650nmに対する屈折率をn1、第2のレーザ光
L2の波長780nmに対する屈折率をn2、波長65
0nmをλ1とすると、次式から算出できる。
長780nmのレーザ光L2に対しては、直進する0次
回折光L2Aおよびその両側に折り曲げられる+1次回
折光、−1次回折光のうち、+1次回折光L2Bの回折
効率が高い。
定することができる。図3に示すように、X軸に段面段
数をとり、Y軸に回折効率をとると、0次回折光、−1
次回折光の効率を下げて、+1次回折光の回折効率を高
くできる段数は、4から6段であり、そのときの+1次
回折光の回折効率は、60%から90%である。本例で
は6段に設定されている。
mのレーザ光L1を0次回折光L1Aとして直進させ、
波長780nmのレーザ光L2を0次回折光L2Aより
高い回折効率で+1次回折光L2Bとして折り曲げて、
共通の受光素子に集光させることができる。
は、線膨張係数が0.5×10-4/℃から3×10-4/
℃の範囲のものが用いられる。代表的な樹脂材料と、そ
の線膨張係数は、 ポリカーボネイト 2.0×10-4/℃ ポリスチレン 1.8〜2.4×10-4/℃ ポリメタクリ酸メチル 1.3×10-4/℃ である。
材料と、その線膨張係数は、 光学ガラス 0.15〜0.45×10-4/℃ 石英ガラス 0.017×10-4/℃ となっている。従って、本例の光路合成素子に用いる樹
脂材料は、無機材料に比べて線膨張係数が約10倍大き
い。
は、図4に示すように、環境温度が20℃から60℃変
化したとき、点線で示す形状から実線に示す形状に左右
に矢印Sで示すように熱変形して平面方向に伸びる。こ
のとき、従来の無機材料に比べて、本例の光路合成素子
5を構成する樹脂材料は約10倍伸びる。光路合成素子
5が伸びると、その出射側格子面における格子ピッチ
(各段面の幅)も広くなる。
光L2が、環境温度変化により、波長が点線で示す78
0nmから実線で示す790nmに10nm増加して
も、回折格子ピッチが広がることで、+1次回折光L2
Bの回折角度変動が低減される。
が線膨張係数0.5×10-4/℃から3×10-4/℃の
範囲のものであれば、環境温度60℃のときの回折角度
変動を環境温度20℃の回折角度に対して1%以下とす
ることができる。また、線膨張係数が3×10-4/℃の
樹脂であれば、回折角度変動を完全に打ち消すことがで
きる。
本例の2波長グレーティング2を示す断面図である。図
6は、図5に示す2波長グレーティングを透過するレー
ザ光の環境温度変化に伴う波長変動と、それに起因する
回折角度変動との関係を示す説明図である。
樹脂成形品であり、一方の面が平坦な入射面21と、他
方の面が凹凸状の回折格子が形成された出射面22とさ
れている。この出射面22の回折格子は、凹面22a
と、凸面22bが周期的に形成された構成となってい
る。上記の光路合成素子5と同様に、本例の2波長グレ
ーティング2の樹脂材料は、線膨張係数が0.5×10
-4/℃から3×10-4/℃である。
差)Dは、上記の光路合成素子5と同様に算出され、出
射面22を通過する波長650nmのレーザ光L1に対
しては、凸面22bの段差Dによる位相遅れがちょうど
1波長となるようにして、回折作用を生じさせずレーザ
光L1を0次回折光L1Aとしてそのまま直進通過させ
る。
しては、直進する0次回折光L2Aおよびその両側に折
り曲げられる+1次回折光L2B、−1次回折光L2C
の3ビームに分波するように作用する。
650nmのレーザ光L1を0次回折光L1Aとして直
進させ、波長780nmのレーザ光L2を0次回折光L
2A、+1次回折光L2B、−1次回折光L2Cに分離
して、トラッキングエラー信号生成をすることができ
る。
グ2では、図6に示すように、環境温度が20℃から6
0℃変化したとき、点線で示す形状から実線に示す形状
に左右に矢印Sで示すように平面方向に熱変形により伸
びる。このとき、従来の無機材料に比べて、本例の2波
長グレーティング2を構成する樹脂材料は約10倍伸び
る。この結果、格子ピッチも拡大するので、波長780
nmのレーザ光L2が、環境温度変化により、波長が点
線で示す780nmから実線で示す790nmに10n
m増加しても、+1次回折光L2B、−1次回折光L2
Cの回折角度変動を少なくすることができる。その回折
角変動は、2波長グレーティング2の樹脂材料が線膨張
係数0.5×10-4/℃から3×10-4/℃の範囲のも
のであれば、環境温度60℃のときの回折角度変動を環
境温度20℃の回折角度に対して1%以下とすることが
でき、線膨張係数が3×10-4/℃の樹脂であれば、回
折角度変化を完全に打ち消すことができる。
た凹面22aと凸面22bの段差Dは、波長650nm
のレーザ光L1に対して回折作用を与えない寸法とした
が、波長780nmのレーザ光L2に対して回折作用を
与えない寸法としても良い。その場合の段差D1は、レ
ーザ光L1の波長650nmに対する屈折率をn1、レ
ーザ光L2の波長780nmに対する屈折率をn2、波
長780nmをλ2とすると、 D1=λ2/(n2−1) から算出され、波長780nmの光は段差D1による位
相遅れがちょうど1波長となり、回折作用を受けないで
0次回折光として通過する。
よび2波長グレーティング2ともに回折格子を形成した
面を出射面として配置しているが、回折格子を形成した
面を入射面として配置しても良い。
で、2波長グレーティング2において、入射面21に波
長780nmのレーザ光に対して回折作用を与えない段
差D1の凸凹を設けることもできる。図7に示すよう
に、2波長グレーティング2Aは、入射面21には、波
長780nmのレーザ光L2に対して回折作用を与えな
い段差D1の凹面21a、凸面21bが形成され、出射
面22には、波長650nmのレーザ光L1に対して回
折作用を与えない段差Dの凹面22a、凸面22bが形
成されている。
2Aでは、入射面21は、レーザ光L1を0次回折光L
1A、+1次回折光L1B、−1次回折光L1Cの3ビ
ームに回折し、レーザ光L2をそのまま通過させる。出
射面22では、レーザ光L1の3ビームL1A、L1
B、L1Cをそのまま通過させ、レーザ光L2を0次回
折光L2A、+1次回折光L2B、−1次回折光L2C
の3ビームに回折する。従って、2波長グレーティング
2Aは、2つの波長L1、L2に対して、所望の回折角
度の3ビームを生成することができる。
て、1波長の整数倍分の位相差(2π、4π…)を生じ
させる寸法であればよい。
では、環境温度変化に起因する格子ピッチ変動を積極的
に利用して、環境温度変化に伴うレーザ光の波長変動に
起因して発生する回折角度変化を相殺、あるいは低減し
ている。従って、波長変動に起因する回折角度変化によ
って発生する弊害を回避あるいは抑制できる。
光源を備えた光ピックアップ装置における3ビーム生成
用の2波長グレーティング、あるいは光路合成素子とし
て採用すれば、部品点数が少なく、しかも環境温度変化
に対する性能安定性の高い光ピックアップ装置を実現で
きる。
アップ装置の光学系を示す概略構成図である。
nmのレーザ光の回折効率と出射面段数の関係を示すグ
ラフである。
mのレーザ光の環境温度変化に伴う波長変動と、回折角
度変化との関係を示す説明図である。
る。
ーザ光の波長変動と、回折角度変化の関係を示す説明図
である。
す説明図である。
る。
レーザ光の環境温度変化に伴う波長変動と、それに伴う
回折角度変化との関係を示すグラフである。
のレーザ光の環境温度変化に伴う波長変動と、それに伴
うスポット位置の移動変化量との関係を示すグラフであ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 入射レーザ光の波長に応じて回折角度が
異なる回折素子において、 温度変化に伴って発生する入射レーザ光の波長変動に起
因して生ずる前記回折角度の変動を、温度変化に伴う熱
変形に起因して発生する回折格子ピッチの変動によって
相殺あるいは低減できるような線膨張係数を備えた素材
から形成されていることを特徴とする回折素子。 - 【請求項2】 請求項1において、 線膨張係数が5×10-5/℃から3×10-4/℃までの
範囲内の値であることを特徴とする回折素子。 - 【請求項3】 請求項2において、 中心波長が650nmおよび780nmの一方に対する
0次回折効率が90%以上であり、他方に対する1次回
折効率が10ないし20%の範囲内の値となっているこ
とを特徴とする波長選択性の回折素子。 - 【請求項4】 請求項1または2において、 複数の段面からなる階段状斜面を備えたブレーズド回折
格子面を有していることを特徴とする回折素子。 - 【請求項5】 請求項4において、 各階段状斜面の段数が4ないし6であることを特徴とす
る回折素子。 - 【請求項6】 請求項4または5において、 中心波長が650nmおよび780nmの一方に対する
0次回折効率が70%以上であり、他方に対する1次回
折効率が50%以上であることを特徴とする回折素子。 - 【請求項7】 レーザダイオードから出射されるレーザ
光を、3ビーム生成用回折素子を介して、光記録媒体の
記録面に照射し、当該記録面からの反射光を光検出器に
導く光ピックアップ装置において、 前記3ビーム生成用回折素子は、請求項3に記載された
回折素子であることを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項8】 第1のレーザダイオードおよび第2のレ
ーザダイオードを有し、これらのレーザーダイオードか
ら平行に出射される波長の異なる第1および第2のレー
ザ光を、光記録媒体の記録面に照射し、当該記録面から
の反射光を、光路合成用光学素子を介して、共通の光検
出器に導く光ヘッド装置において、 前記光路合成用光学素子は、請求項4ないし6のうちの
いずれかの項に記載された回折素子であることを特徴と
する光ピックアップ装置。
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