JP2002115668A - 流体機械における回転軸支持構造 - Google Patents
流体機械における回転軸支持構造Info
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】流体機械における軸受けの寿命を短くすること
なく、軸受けと並設されたリップシールの寿命を延ば
す。 【解決手段】リヤハウジング14を貫通してギヤ収容室
331に突出する回転軸19,20の突出端部192,
202にはリップシール45,46が配置されている。
突出端部192にはラジアルベアリング37が増径台4
7を介して取り付けられている。突出端部202にはラ
ジアルベアリング38が増径台48を介して取り付けら
れている。増径台47,48にはフランジ471,48
1が形成されている。ラジアルベアリング37の内輪3
71は、フランジ471に当接され、ラジアルベアリン
グ38の内輪381は、フランジ481に当接される。
なく、軸受けと並設されたリップシールの寿命を延ば
す。 【解決手段】リヤハウジング14を貫通してギヤ収容室
331に突出する回転軸19,20の突出端部192,
202にはリップシール45,46が配置されている。
突出端部192にはラジアルベアリング37が増径台4
7を介して取り付けられている。突出端部202にはラ
ジアルベアリング38が増径台48を介して取り付けら
れている。増径台47,48にはフランジ471,48
1が形成されている。ラジアルベアリング37の内輪3
71は、フランジ471に当接され、ラジアルベアリン
グ38の内輪381は、フランジ481に当接される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の回転に基
づいてポンプ室内の流体移送体を動かし、前記流体移送
体の動作によって流体を移送する流体機械における回転
軸支持構造に関するものである。
づいてポンプ室内の流体移送体を動かし、前記流体移送
体の動作によって流体を移送する流体機械における回転
軸支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2−157490号公報に開示さ
れる真空ポンプでは、隣合って2個で組をなすロータが
噛合した状態で回転される。噛合しながら回転する2個
のロータの回転動作は、ガスを移送する。ロータの回転
軸のうちの一方は、モータから駆動力を得ており、他方
の回転軸は歯車機構を介して前記一方の回転軸から駆動
力を得ている。
れる真空ポンプでは、隣合って2個で組をなすロータが
噛合した状態で回転される。噛合しながら回転する2個
のロータの回転動作は、ガスを移送する。ロータの回転
軸のうちの一方は、モータから駆動力を得ており、他方
の回転軸は歯車機構を介して前記一方の回転軸から駆動
力を得ている。
【0003】歯車機構を収容するハウジング内には潤滑
油が貯留されており、この潤滑油が歯車機構を潤滑す
る。この潤滑油がポンプ室へ洩れ出ないようにするた
め、特開平2−157490号公報の装置では、歯車機
構を収容するハウジング内と圧縮室(本願でいうポンプ
室)とを隔てるエンドプレートを貫通する回転軸の貫通
部位とエンドプレートとの間にリップシールが設けられ
ている。リップシールは、前記ハウジング内の潤滑油が
回転軸の周面に沿って圧縮室へ侵入することを防止す
る。
油が貯留されており、この潤滑油が歯車機構を潤滑す
る。この潤滑油がポンプ室へ洩れ出ないようにするた
め、特開平2−157490号公報の装置では、歯車機
構を収容するハウジング内と圧縮室(本願でいうポンプ
室)とを隔てるエンドプレートを貫通する回転軸の貫通
部位とエンドプレートとの間にリップシールが設けられ
ている。リップシールは、前記ハウジング内の潤滑油が
回転軸の周面に沿って圧縮室へ侵入することを防止す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リップシールが劣化す
ると、リップシールのシール機能が低下する。潤滑油に
よるリップシールの潤滑は、リップシールの劣化を抑制
するために必要であるが、リップシールの寿命を延ばす
には回転軸の径を小さくし、リップシールと摺接する回
転軸の周速度を遅くする対策も有効である。
ると、リップシールのシール機能が低下する。潤滑油に
よるリップシールの潤滑は、リップシールの劣化を抑制
するために必要であるが、リップシールの寿命を延ばす
には回転軸の径を小さくし、リップシールと摺接する回
転軸の周速度を遅くする対策も有効である。
【0005】しかし、回転軸は、歯車機構を収容するハ
ウジング内で軸受けによって支持されており、前記ハウ
ジング内の回転軸の部位の径は、前記軸受けの径を左右
する。リップシールの寿命を延ばすために回転軸の径を
小さくすると、回転軸の支持に必要な定格径の軸受けを
用いることができなくなる場合もある。必要な定格径の
軸受けよりも小さい軸受けを用いると、軸受けが早期に
役に立たなくなる。
ウジング内で軸受けによって支持されており、前記ハウ
ジング内の回転軸の部位の径は、前記軸受けの径を左右
する。リップシールの寿命を延ばすために回転軸の径を
小さくすると、回転軸の支持に必要な定格径の軸受けを
用いることができなくなる場合もある。必要な定格径の
軸受けよりも小さい軸受けを用いると、軸受けが早期に
役に立たなくなる。
【0006】本発明は、流体機械における軸受けの寿命
を短くすることなく、軸受けと並設されたリップシール
の寿命を延ばすことを目的とする。
を短くすることなく、軸受けと並設されたリップシール
の寿命を延ばすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、回
転軸の回転に基づいてポンプ室内の流体移送体を動か
し、前記流体移送体の動作によって流体を移送する流体
機械を対象とし、請求項1の発明では、油存在領域と前
記ポンプ室とを隣接させると共に、前記回転軸を貫通さ
せる隔壁と、前記隔壁を貫通して前記油存在領域に突出
する前記回転軸の突出部位の位置で前記回転軸を回転可
能に支持する軸受け手段と、前記隔壁と前記軸受け手段
との間の前記回転軸の突出部位の周面に摺接するように
配置された軸シール用の接触型シール手段と、前記回転
軸と前記軸受け手段との両者に嵌合された増径台と、前
記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記回転軸に対して前
記増径台を位置規制する第1の位置規制手段と、前記回
転軸の軸線方向へ移動不能に前記増径台に対して前記軸
受け手段を位置規制する第2の位置規制手段と、前記回
転軸の軸線方向へ移動不能に前記隔壁に対して前記軸受
け手段を位置規制する第3の位置規制手段とを備えた回
転軸支持構造を構成した。
転軸の回転に基づいてポンプ室内の流体移送体を動か
し、前記流体移送体の動作によって流体を移送する流体
機械を対象とし、請求項1の発明では、油存在領域と前
記ポンプ室とを隣接させると共に、前記回転軸を貫通さ
せる隔壁と、前記隔壁を貫通して前記油存在領域に突出
する前記回転軸の突出部位の位置で前記回転軸を回転可
能に支持する軸受け手段と、前記隔壁と前記軸受け手段
との間の前記回転軸の突出部位の周面に摺接するように
配置された軸シール用の接触型シール手段と、前記回転
軸と前記軸受け手段との両者に嵌合された増径台と、前
記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記回転軸に対して前
記増径台を位置規制する第1の位置規制手段と、前記回
転軸の軸線方向へ移動不能に前記増径台に対して前記軸
受け手段を位置規制する第2の位置規制手段と、前記回
転軸の軸線方向へ移動不能に前記隔壁に対して前記軸受
け手段を位置規制する第3の位置規制手段とを備えた回
転軸支持構造を構成した。
【0008】増径台は、接触型シール手段に対応する回
転軸の部位の小径化及び軸受け手段の必要な径の確保を
共に満たす。増径台は、第1の位置規制手段によって回
転軸の軸線方向へ移動不能に回転軸に対して位置規制さ
れている。又、軸受け手段は、第2の位置規制手段によ
って回転軸の軸線方向へ移動不能に増径台に対して位置
規制されている。さらに、軸受け手段は、第3の位置規
制手段によって回転軸の軸線方向へ移動不能に隔壁に対
して位置規制されている。従って、回転軸は、その軸線
方向へ移動不能に隔壁に対して位置規制される。
転軸の部位の小径化及び軸受け手段の必要な径の確保を
共に満たす。増径台は、第1の位置規制手段によって回
転軸の軸線方向へ移動不能に回転軸に対して位置規制さ
れている。又、軸受け手段は、第2の位置規制手段によ
って回転軸の軸線方向へ移動不能に増径台に対して位置
規制されている。さらに、軸受け手段は、第3の位置規
制手段によって回転軸の軸線方向へ移動不能に隔壁に対
して位置規制されている。従って、回転軸は、その軸線
方向へ移動不能に隔壁に対して位置規制される。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において、
前記接触型シール手段は、前記油存在領域内の油が前記
回転軸の周面に沿って前記ポンプ室側へ洩れることを防
止するリップシールとした。
前記接触型シール手段は、前記油存在領域内の油が前記
回転軸の周面に沿って前記ポンプ室側へ洩れることを防
止するリップシールとした。
【0010】リップシールの寿命が増径台の存在によっ
て延びる。請求項3の発明では、請求項2において、前
記リップシールはゴム製とした。ゴム製のリップシール
は、シール性能の高い接触型シール手段である。
て延びる。請求項3の発明では、請求項2において、前
記リップシールはゴム製とした。ゴム製のリップシール
は、シール性能の高い接触型シール手段である。
【0011】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれか1項において、前記軸受け手段はラジアル
ベアリングであり、前記増径台は、前記ラジアルベアリ
ングの内輪の端面に当接するフランジを備え、前記フラ
ンジは、前記第2の位置規制手段の一部とした。
3のいずれか1項において、前記軸受け手段はラジアル
ベアリングであり、前記増径台は、前記ラジアルベアリ
ングの内輪の端面に当接するフランジを備え、前記フラ
ンジは、前記第2の位置規制手段の一部とした。
【0012】フランジの厚みの異なる増径台を複数用意
しておけば、回転軸の軸線方向における隔壁に対する回
転軸の位置を前記複数の増径台のいずれかの選択によっ
て調整することができる。
しておけば、回転軸の軸線方向における隔壁に対する回
転軸の位置を前記複数の増径台のいずれかの選択によっ
て調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をルーツポンプに具
体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明
する。
体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明
する。
【0014】図1に示すように、多段ルーツポンプ11
のロータハウジング12の前端にはフロントハウジング
13が接合されており、フロントハウジング13には封
鎖体36が接合されている。ロータハウジング12の後
端にはリヤハウジング14が接合されている。ロータハ
ウジング12は、シリンダブロック15と複数の室形成
壁16とからなる。図2(b)に示すように、シリンダ
ブロック15は、一対のブロック片17,18からな
り、室形成壁16は一対の壁片161,162からな
る。図1に示すように、フロントハウジング13と室形
成壁16との間の空間、隣合う室形成壁16の間の空
間、及びリヤハウジング14と室形成壁16との間の空
間は、それぞれポンプ室39,40,41,42,43
となっている。
のロータハウジング12の前端にはフロントハウジング
13が接合されており、フロントハウジング13には封
鎖体36が接合されている。ロータハウジング12の後
端にはリヤハウジング14が接合されている。ロータハ
ウジング12は、シリンダブロック15と複数の室形成
壁16とからなる。図2(b)に示すように、シリンダ
ブロック15は、一対のブロック片17,18からな
り、室形成壁16は一対の壁片161,162からな
る。図1に示すように、フロントハウジング13と室形
成壁16との間の空間、隣合う室形成壁16の間の空
間、及びリヤハウジング14と室形成壁16との間の空
間は、それぞれポンプ室39,40,41,42,43
となっている。
【0015】フロントハウジング13とリヤハウジング
14とには一対の回転軸19,20がラジアルベアリン
グ21,37,22,38を介して回転可能に支持され
ている。両回転軸19,20は互いに平行に配置されて
いる。回転軸19,20は室形成壁16に通されてい
る。内輪211,221、外輪212,222及びボー
ル213,223からなるラジアルベアリング21,2
2は、フロントハウジング13の収容孔131,132
に嵌入して収容されている。内輪371,381、外輪
372,382及びボール373,383からなるラジ
アルベアリング37,38は、リヤハウジング14の支
持孔141,142に嵌入して収容されている。
14とには一対の回転軸19,20がラジアルベアリン
グ21,37,22,38を介して回転可能に支持され
ている。両回転軸19,20は互いに平行に配置されて
いる。回転軸19,20は室形成壁16に通されてい
る。内輪211,221、外輪212,222及びボー
ル213,223からなるラジアルベアリング21,2
2は、フロントハウジング13の収容孔131,132
に嵌入して収容されている。内輪371,381、外輪
372,382及びボール373,383からなるラジ
アルベアリング37,38は、リヤハウジング14の支
持孔141,142に嵌入して収容されている。
【0016】回転軸19には複数のロータ23,24,
25,26,27が一体形成されており、回転軸20に
は同数のロータ28,29,30,31,32が一体形
成されている。ロータ23〜32は、回転軸19,20
の軸線191,201の方向に見て同形同大の形状をし
ている。ロータ23,24,25,26,27の厚みは
この順に小さくなってゆくようにしてあり、ロータ2
8,29,30,31,32の厚みはこの順に小さくな
ってゆくようにしてある。ロータ23,28は互いに噛
合した状態でポンプ室39に収容されており、ロータ2
4,29は互いに噛合した状態でポンプ室40に収容さ
れている。ロータ25,30は互いに噛合した状態でポ
ンプ室41に収容されており、ロータ26,31は互い
に噛合した状態でポンプ室42に収容されている。ロー
タ27,32は互いに噛合した状態でポンプ室43に収
容されている。
25,26,27が一体形成されており、回転軸20に
は同数のロータ28,29,30,31,32が一体形
成されている。ロータ23〜32は、回転軸19,20
の軸線191,201の方向に見て同形同大の形状をし
ている。ロータ23,24,25,26,27の厚みは
この順に小さくなってゆくようにしてあり、ロータ2
8,29,30,31,32の厚みはこの順に小さくな
ってゆくようにしてある。ロータ23,28は互いに噛
合した状態でポンプ室39に収容されており、ロータ2
4,29は互いに噛合した状態でポンプ室40に収容さ
れている。ロータ25,30は互いに噛合した状態でポ
ンプ室41に収容されており、ロータ26,31は互い
に噛合した状態でポンプ室42に収容されている。ロー
タ27,32は互いに噛合した状態でポンプ室43に収
容されている。
【0017】リヤハウジング14にはギヤハウジング3
3が組み付けられている。回転軸19,20は、リヤハ
ウジング14を貫通してギヤハウジング33内に突出し
ており、各回転軸19,20の突出端部192,202
には歯車34,35が互いに噛合した状態で止着されて
いる。ギヤハウジング33には電動モータMが組み付け
られている。電動モータMの駆動力は、軸継ぎ手44を
介して回転軸19に伝えられ、回転軸19は、電動モー
タMによって図2(a),(b),(c)の矢印R1の
方向に回転される。回転軸20は、歯車34,35を介
して電動モータMから駆動力を得ており、回転軸20は
図2(a),(b),(c)の矢印R2で示すように回
転軸19とは逆方向に回転する。
3が組み付けられている。回転軸19,20は、リヤハ
ウジング14を貫通してギヤハウジング33内に突出し
ており、各回転軸19,20の突出端部192,202
には歯車34,35が互いに噛合した状態で止着されて
いる。ギヤハウジング33には電動モータMが組み付け
られている。電動モータMの駆動力は、軸継ぎ手44を
介して回転軸19に伝えられ、回転軸19は、電動モー
タMによって図2(a),(b),(c)の矢印R1の
方向に回転される。回転軸20は、歯車34,35を介
して電動モータMから駆動力を得ており、回転軸20は
図2(a),(b),(c)の矢印R2で示すように回
転軸19とは逆方向に回転する。
【0018】図4に示すように、歯車34,35からな
る歯車機構を収容するギヤ収容室331内には潤滑油Y
が貯留されている。油存在領域であるギヤ収容室331
内の潤滑油Yは、歯車34,35の回転動作によってか
き上げられる。潤滑油Yは、歯車34,35、ラジアル
ベアリング37,38を潤滑する。
る歯車機構を収容するギヤ収容室331内には潤滑油Y
が貯留されている。油存在領域であるギヤ収容室331
内の潤滑油Yは、歯車34,35の回転動作によってか
き上げられる。潤滑油Yは、歯車34,35、ラジアル
ベアリング37,38を潤滑する。
【0019】図1及び図2(b)に示すように、室形成
壁16内には通路163が形成されている。図2(b)
に示すように、室形成壁16には通路163の入口16
4及び出口165が形成されている。隣合うポンプ室3
9,40,41,42,43は、通路163を介して連
通している。
壁16内には通路163が形成されている。図2(b)
に示すように、室形成壁16には通路163の入口16
4及び出口165が形成されている。隣合うポンプ室3
9,40,41,42,43は、通路163を介して連
通している。
【0020】図2(a)に示すように、ブロック片18
には導入口181がポンプ室39に連通するように形成
されている。図2(c)に示すように、ブロック片17
には排出口171がポンプ室43に連通するように形成
されている。導入口181からポンプ室39に導入され
たガスは、ロータ23,28の回転によって室形成壁1
6の入口164から通路163を経由して出口165か
ら隣のポンプ室40へ移送される。以下、同様にガス
は、ポンプ室の容積が小さくなる順、即ちポンプ室4
0,41,42,43の順に移送される。ポンプ室43
へ移送されたガスは、排出口171から外部へ排出され
る。ロータ23〜32は、流体を移送する流体移送体で
ある。
には導入口181がポンプ室39に連通するように形成
されている。図2(c)に示すように、ブロック片17
には排出口171がポンプ室43に連通するように形成
されている。導入口181からポンプ室39に導入され
たガスは、ロータ23,28の回転によって室形成壁1
6の入口164から通路163を経由して出口165か
ら隣のポンプ室40へ移送される。以下、同様にガス
は、ポンプ室の容積が小さくなる順、即ちポンプ室4
0,41,42,43の順に移送される。ポンプ室43
へ移送されたガスは、排出口171から外部へ排出され
る。ロータ23〜32は、流体を移送する流体移送体で
ある。
【0021】図1に示すように、ラジアルベアリング2
1の外輪212は、収容孔131の周面に対してスライ
ド可能となっており、ラジアルベアリング22の外輪2
22は、収容孔132の周面に対してスライド可能とな
っている。フロントハウジング13側における回転軸1
9,20の端面には押さえねじ55,56が螺着されて
おり、位置規制体57,58が押さえねじ55,56に
よって保持されている。位置規制体57,58は、ラジ
アルベアリング21,22の内輪211,221に当接
する。収容孔131,132の周面にはサークリップ5
3,54が取り付けられている。ラジアルベアリング2
1,22の外輪212,222の端面は、サークリップ
53,54に当接する。
1の外輪212は、収容孔131の周面に対してスライ
ド可能となっており、ラジアルベアリング22の外輪2
22は、収容孔132の周面に対してスライド可能とな
っている。フロントハウジング13側における回転軸1
9,20の端面には押さえねじ55,56が螺着されて
おり、位置規制体57,58が押さえねじ55,56に
よって保持されている。位置規制体57,58は、ラジ
アルベアリング21,22の内輪211,221に当接
する。収容孔131,132の周面にはサークリップ5
3,54が取り付けられている。ラジアルベアリング2
1,22の外輪212,222の端面は、サークリップ
53,54に当接する。
【0022】図3に示すように、回転軸19,20の突
出端部192,202には円筒形状の増径台47,48
が嵌合されている。増径台47にはラジアルベアリング
37の内輪371が嵌合されており、増径台48にはラ
ジアルベアリング38の内輪381が嵌合されている。
増径台47,48にはフランジ471,481が形成さ
れている。回転軸19,20の突出端部192,202
にはサークリップ49,50が取り付けられている。サ
ークリップ49,50は増径台47,48の端面に当接
し、増径台47,48はサークリップ49,50によっ
て回転軸19,20の軸線191,201の方向におけ
る位置を規制される。回転軸19,20の突出端部19
2,202にはナット51,52が螺着されている。ナ
ット51は、ラジアルベアリング37の内輪371の端
面に当接し、ナット52は、ラジアルベアリング38の
内輪381の端面に当接する。
出端部192,202には円筒形状の増径台47,48
が嵌合されている。増径台47にはラジアルベアリング
37の内輪371が嵌合されており、増径台48にはラ
ジアルベアリング38の内輪381が嵌合されている。
増径台47,48にはフランジ471,481が形成さ
れている。回転軸19,20の突出端部192,202
にはサークリップ49,50が取り付けられている。サ
ークリップ49,50は増径台47,48の端面に当接
し、増径台47,48はサークリップ49,50によっ
て回転軸19,20の軸線191,201の方向におけ
る位置を規制される。回転軸19,20の突出端部19
2,202にはナット51,52が螺着されている。ナ
ット51は、ラジアルベアリング37の内輪371の端
面に当接し、ナット52は、ラジアルベアリング38の
内輪381の端面に当接する。
【0023】ナット51を締め付けた状態では、ラジア
ルベアリング37及び増径台47がサークリップ49と
ナット51との間に挟み込み保持される。ナット52を
締め付けた状態では、ラジアルベアリング38及び増径
台48がサークリップ50とナット52との間に挟み込
み保持される。又、ラジアルベアリング37の内輪37
1は、ナット51とフランジ471との間に挟み込み保
持され、ラジアルベアリング38の内輪381は、ナッ
ト52とフランジ481との間に挟み込み保持される。
ルベアリング37及び増径台47がサークリップ49と
ナット51との間に挟み込み保持される。ナット52を
締め付けた状態では、ラジアルベアリング38及び増径
台48がサークリップ50とナット52との間に挟み込
み保持される。又、ラジアルベアリング37の内輪37
1は、ナット51とフランジ471との間に挟み込み保
持され、ラジアルベアリング38の内輪381は、ナッ
ト52とフランジ481との間に挟み込み保持される。
【0024】ラジアルベアリング37は、ナット51と
サークリップ49とによる保持作用によって回転軸19
に対してその軸線191の方向の位置を確定される。サ
ークリップ49及びナット51は、回転軸19に対して
軸線191の方向へ移動不能に増径台47の位置を規制
する第1の位置規制手段を構成する。増径台47のフラ
ンジ471、サークリップ49及びナット51は、増径
台47に対して軸線191の方向へ移動不能にラジアル
ベアリング37の位置を規制する第2の位置規制手段を
構成する。
サークリップ49とによる保持作用によって回転軸19
に対してその軸線191の方向の位置を確定される。サ
ークリップ49及びナット51は、回転軸19に対して
軸線191の方向へ移動不能に増径台47の位置を規制
する第1の位置規制手段を構成する。増径台47のフラ
ンジ471、サークリップ49及びナット51は、増径
台47に対して軸線191の方向へ移動不能にラジアル
ベアリング37の位置を規制する第2の位置規制手段を
構成する。
【0025】ラジアルベアリング38は、ナット52と
サークリップ50とによる保持作用によって回転軸20
に対してその軸線201の方向の位置を確定される。サ
ークリップ50及びナット52は、回転軸20に対して
軸線201の方向へ移動不能にラジアルベアリング38
の位置を規制する第1の位置規制手段を構成する。増径
台48のフランジ481、サークリップ50及びナット
52は、増径台48に対して軸線201の方向へ移動不
能にラジアルベアリング38の位置を規制する第2の位
置規制手段を構成する。
サークリップ50とによる保持作用によって回転軸20
に対してその軸線201の方向の位置を確定される。サ
ークリップ50及びナット52は、回転軸20に対して
軸線201の方向へ移動不能にラジアルベアリング38
の位置を規制する第1の位置規制手段を構成する。増径
台48のフランジ481、サークリップ50及びナット
52は、増径台48に対して軸線201の方向へ移動不
能にラジアルベアリング38の位置を規制する第2の位
置規制手段を構成する。
【0026】支持孔141の底部の位置規制壁143に
はラジアルベアリング37の外輪372の端面が当接し
ている。この当接は、位置規制体57をラジアルベアリ
ング21の内輪211の端面に接合するように押さえね
じ55を締め付けることによってもたらされる。位置規
制体57、押さえねじ55、ナット51及び位置規制壁
143は、回転軸19の軸線191の方向へ移動不能に
リヤハウジング14に対してラジアルベアリング37を
位置規制する第3の位置規制手段を構成する。
はラジアルベアリング37の外輪372の端面が当接し
ている。この当接は、位置規制体57をラジアルベアリ
ング21の内輪211の端面に接合するように押さえね
じ55を締め付けることによってもたらされる。位置規
制体57、押さえねじ55、ナット51及び位置規制壁
143は、回転軸19の軸線191の方向へ移動不能に
リヤハウジング14に対してラジアルベアリング37を
位置規制する第3の位置規制手段を構成する。
【0027】支持孔142の底部の位置規制壁144に
はラジアルベアリング38の外輪382の端面が当接し
ている。この当接は、位置規制体58をラジアルベアリ
ング22の内輪221の端面に接合するように押さえね
じ56を締め付けることによってもたらされる。位置規
制体58、押さえねじ56、ナット52及び位置規制壁
144は、回転軸20の軸線201の方向へ移動不能に
リヤハウジング14に対してラジアルベアリング38を
位置規制する第3の位置規制手段を構成する。
はラジアルベアリング38の外輪382の端面が当接し
ている。この当接は、位置規制体58をラジアルベアリ
ング22の内輪221の端面に接合するように押さえね
じ56を締め付けることによってもたらされる。位置規
制体58、押さえねじ56、ナット52及び位置規制壁
144は、回転軸20の軸線201の方向へ移動不能に
リヤハウジング14に対してラジアルベアリング38を
位置規制する第3の位置規制手段を構成する。
【0028】ラジアルベアリング37の外輪372の端
面が位置規制壁143に当接した状態は、ポンプ室43
の形成壁面となるリヤハウジング14の端面145とロ
ータ27との間のクリアランス、ポンプ室39の形成壁
面となるフロントハウジング13の端面133とロータ
23との間のクリアランス、及び各ロータ23〜27と
隣接する室形成壁16の壁面との間のクリアランスを確
定する。ラジアルベアリング38の外輪382の端面が
位置規制壁144に当接した状態は、リヤハウジング1
4の端面145とロータ32との間のクリアランス、フ
ロントハウジング13の端面133とロータ28との間
のクリアランス、及び各ロータ28〜32と隣接する室
形成壁16の壁面との間のクリアランスを確定する。
面が位置規制壁143に当接した状態は、ポンプ室43
の形成壁面となるリヤハウジング14の端面145とロ
ータ27との間のクリアランス、ポンプ室39の形成壁
面となるフロントハウジング13の端面133とロータ
23との間のクリアランス、及び各ロータ23〜27と
隣接する室形成壁16の壁面との間のクリアランスを確
定する。ラジアルベアリング38の外輪382の端面が
位置規制壁144に当接した状態は、リヤハウジング1
4の端面145とロータ32との間のクリアランス、フ
ロントハウジング13の端面133とロータ28との間
のクリアランス、及び各ロータ28〜32と隣接する室
形成壁16の壁面との間のクリアランスを確定する。
【0029】回転軸19,20の突出端部192,20
2にはゴム製のリップシール45,46が配置されてい
る。リップシール45は、隔壁であるリヤハウジング1
4とラジアルベアリング37との間にあり、リップシー
ル46は、リヤハウジング14とラジアルベアリング3
8との間にある。リップシール45,46は、回転軸1
9,20の突出部位となる突出端部192,202の周
面に摺接してシール作用をもたらす。リップシール45
は、ギヤ収容室331内の潤滑油Yが回転軸19の突出
端部192の周面に沿ってポンプ室43側へ侵入するこ
とを防止する。リップシール46は、ギヤ収容室331
内の潤滑油Yが回転軸20の突出端部202の周面に沿
ってポンプ室43側へ侵入することを防止する。
2にはゴム製のリップシール45,46が配置されてい
る。リップシール45は、隔壁であるリヤハウジング1
4とラジアルベアリング37との間にあり、リップシー
ル46は、リヤハウジング14とラジアルベアリング3
8との間にある。リップシール45,46は、回転軸1
9,20の突出部位となる突出端部192,202の周
面に摺接してシール作用をもたらす。リップシール45
は、ギヤ収容室331内の潤滑油Yが回転軸19の突出
端部192の周面に沿ってポンプ室43側へ侵入するこ
とを防止する。リップシール46は、ギヤ収容室331
内の潤滑油Yが回転軸20の突出端部202の周面に沿
ってポンプ室43側へ侵入することを防止する。
【0030】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。(1-1)ラジアルベアリング37,38は、内輪3
71,381の径が定格径Do(図3に図示)であるも
のを用いている。回転軸19,20の突出端部192,
202の径D1(図3に図示)は、定格径Doよりも小
さくしてある。増径台47,48は、ラジアルベアリン
グ37,38の定格径Doと突出端部192,202の
径D1との差を補償している。増径台47,48は、接
触型シール手段であるリップシール45,46に対応す
る回転軸19,20の部位、即ち突出端部192,20
2の小径化、及び軸受け手段であるラジアルベアリング
37,38の必要な径の確保を共に満たす。従って、ラ
ジアルベアリング37,38の寿命を短くすることな
く、ラジアルベアリング37,38と並設されたリップ
シール45,46の寿命を延ばすことができる。
る。(1-1)ラジアルベアリング37,38は、内輪3
71,381の径が定格径Do(図3に図示)であるも
のを用いている。回転軸19,20の突出端部192,
202の径D1(図3に図示)は、定格径Doよりも小
さくしてある。増径台47,48は、ラジアルベアリン
グ37,38の定格径Doと突出端部192,202の
径D1との差を補償している。増径台47,48は、接
触型シール手段であるリップシール45,46に対応す
る回転軸19,20の部位、即ち突出端部192,20
2の小径化、及び軸受け手段であるラジアルベアリング
37,38の必要な径の確保を共に満たす。従って、ラ
ジアルベアリング37,38の寿命を短くすることな
く、ラジアルベアリング37,38と並設されたリップ
シール45,46の寿命を延ばすことができる。
【0031】(1-2)フランジ471の厚みd(図3に
図示)の異なる増径台47を複数用意しておき、フラン
ジ471の厚みdを変更すれば、回転軸19に対するラ
ジアルベアリング37の位置を変更することができる。
回転軸19に対するラジアルベアリング37の位置を変
更すれば、回転軸19の軸線191の方向におけるロー
タハウジング12に対する回転軸19の位置が変更され
る。ロータハウジング12に対する回転軸19の位置変
更は、リヤハウジング14の端面145とロータ27と
の間のクリアランス、フロントハウジング13の端面1
33とロータ23との間のクリアランス、及び各ロータ
23〜27と隣接する室形成壁16の壁面との間のクリ
アランスの変更をもたらす。同様に、フランジ481の
厚みdの異なる増径台48を複数用意しておき、フラン
ジ481の厚みdを変更すれば、回転軸20に対するラ
ジアルベアリング38の位置を変更することができる。
回転軸20に対するラジアルベアリング38の位置を変
更すれば、回転軸20の軸線201の方向におけるリヤ
ハウジング14及びロータハウジング12に対する回転
軸20の位置が変更される。ロータハウジング12に対
する回転軸20の位置変更は、リヤハウジング14の端
面145とロータ32との間のクリアランス、フロント
ハウジング13の端面133とロータ28との間のクリ
アランス、及び各ロータ28〜32と隣接する室形成壁
16の壁面との間のクリアランスの変更をもたらす。
図示)の異なる増径台47を複数用意しておき、フラン
ジ471の厚みdを変更すれば、回転軸19に対するラ
ジアルベアリング37の位置を変更することができる。
回転軸19に対するラジアルベアリング37の位置を変
更すれば、回転軸19の軸線191の方向におけるロー
タハウジング12に対する回転軸19の位置が変更され
る。ロータハウジング12に対する回転軸19の位置変
更は、リヤハウジング14の端面145とロータ27と
の間のクリアランス、フロントハウジング13の端面1
33とロータ23との間のクリアランス、及び各ロータ
23〜27と隣接する室形成壁16の壁面との間のクリ
アランスの変更をもたらす。同様に、フランジ481の
厚みdの異なる増径台48を複数用意しておき、フラン
ジ481の厚みdを変更すれば、回転軸20に対するラ
ジアルベアリング38の位置を変更することができる。
回転軸20に対するラジアルベアリング38の位置を変
更すれば、回転軸20の軸線201の方向におけるリヤ
ハウジング14及びロータハウジング12に対する回転
軸20の位置が変更される。ロータハウジング12に対
する回転軸20の位置変更は、リヤハウジング14の端
面145とロータ32との間のクリアランス、フロント
ハウジング13の端面133とロータ28との間のクリ
アランス、及び各ロータ28〜32と隣接する室形成壁
16の壁面との間のクリアランスの変更をもたらす。
【0032】このようなクリアランスの調整は、フラン
ジ471,481の厚みdの異なる複数の増径台から適
宜選択することによって行われる。増径台47,48に
クリアランス調整用のフランジ471,481を設けた
構成は、クリアランス調整専用のスペーサを不要とす
る。即ち、クリアランス調整用のフランジ471,48
1を備えた増径台47,48は、部品点数減をもたら
す。
ジ471,481の厚みdの異なる複数の増径台から適
宜選択することによって行われる。増径台47,48に
クリアランス調整用のフランジ471,481を設けた
構成は、クリアランス調整専用のスペーサを不要とす
る。即ち、クリアランス調整用のフランジ471,48
1を備えた増径台47,48は、部品点数減をもたら
す。
【0033】(1-3)ナット51,52の締め付けによ
って回転軸19,20に対してラジアルベアリング3
7,38を位置決めして保持する構成は、簡便である。
(1-4)ゴム製のリップシール45,46は、回転軸1
9,20の周面に対する密接性(即ち、シール性能)に
非常に優れているが、摺接に対する耐摩耗性は低い。リ
ップシール45,46に対して摺接する回転軸19,2
0の突出端部192,202の径を小さくして周速度を
低減した構成は、シール性能に優れたゴム性のリップシ
ール45,46の耐久性を向上する。
って回転軸19,20に対してラジアルベアリング3
7,38を位置決めして保持する構成は、簡便である。
(1-4)ゴム製のリップシール45,46は、回転軸1
9,20の周面に対する密接性(即ち、シール性能)に
非常に優れているが、摺接に対する耐摩耗性は低い。リ
ップシール45,46に対して摺接する回転軸19,2
0の突出端部192,202の径を小さくして周速度を
低減した構成は、シール性能に優れたゴム性のリップシ
ール45,46の耐久性を向上する。
【0034】次に、図5の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。筒状の増径台59,60の外周面にはねじが形
成されている。増径台59には一対のナット61,62
が螺合されており、増径台60には一対のナット63,
64が螺合されている。一方のナット61,63は、ラ
ジアルベアリング37,38の内輪371,381の一
方の端面に当接し、他方のナット62,64は、ラジア
ルベアリング37,38の内輪371,381の他方の
端面に当接する。回転軸19の軸線191の方向におけ
る増径台59に対するラジアルベアリング37の位置
は、増径台59に対するナット61,62の螺合位置を
変更することによって変更される。即ち、隔壁であるリ
ヤハウジング14に対する回転軸19の位置は、増径台
59に対するナット61,62の螺合位置を変更するこ
とによって変更できる。回転軸20の軸線201の方向
における増径台60に対するラジアルベアリング38の
位置は、増径台60に対するナット63,64の螺合位
置を変更することによって変更される。即ち、リヤハウ
ジング14に対する回転軸20の位置は、増径台60に
対するナット63,64の螺合位置を変更することによ
って変更できる。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。筒状の増径台59,60の外周面にはねじが形
成されている。増径台59には一対のナット61,62
が螺合されており、増径台60には一対のナット63,
64が螺合されている。一方のナット61,63は、ラ
ジアルベアリング37,38の内輪371,381の一
方の端面に当接し、他方のナット62,64は、ラジア
ルベアリング37,38の内輪371,381の他方の
端面に当接する。回転軸19の軸線191の方向におけ
る増径台59に対するラジアルベアリング37の位置
は、増径台59に対するナット61,62の螺合位置を
変更することによって変更される。即ち、隔壁であるリ
ヤハウジング14に対する回転軸19の位置は、増径台
59に対するナット61,62の螺合位置を変更するこ
とによって変更できる。回転軸20の軸線201の方向
における増径台60に対するラジアルベアリング38の
位置は、増径台60に対するナット63,64の螺合位
置を変更することによって変更される。即ち、リヤハウ
ジング14に対する回転軸20の位置は、増径台60に
対するナット63,64の螺合位置を変更することによ
って変更できる。
【0035】サークリップ49及びナット51は、回転
軸19に対して軸線191の方向へ移動不能に増径台5
9の位置を規制する第1の位置規制手段を構成する。一
対のナット61,62は、増径台59に対して軸線19
1の方向へ移動不能にラジアルベアリング37の位置を
規制する第2の位置規制手段を構成する。サークリップ
50及びナット52は、回転軸20に対して軸線201
の方向へ移動不能に増径台60の位置を規制する第1の
位置規制手段を構成する。一対のナット63,64は、
増径台60に対して軸線201の方向へ移動不能にラジ
アルベアリング38の位置を規制する第2の位置規制手
段を構成する。
軸19に対して軸線191の方向へ移動不能に増径台5
9の位置を規制する第1の位置規制手段を構成する。一
対のナット61,62は、増径台59に対して軸線19
1の方向へ移動不能にラジアルベアリング37の位置を
規制する第2の位置規制手段を構成する。サークリップ
50及びナット52は、回転軸20に対して軸線201
の方向へ移動不能に増径台60の位置を規制する第1の
位置規制手段を構成する。一対のナット63,64は、
増径台60に対して軸線201の方向へ移動不能にラジ
アルベアリング38の位置を規制する第2の位置規制手
段を構成する。
【0036】本発明では以下のような実施の形態も可能
である。 (1)ルーツポンプ以外の真空ポンプに本発明を適用す
ること。 (2)流体洩れ防止用のリップシールと軸受け手段とを
並設した真空ポンプ以外の流体機械に本発明を適用する
こと。 (3)リップシールの材質を樹脂製とすること。
である。 (1)ルーツポンプ以外の真空ポンプに本発明を適用す
ること。 (2)流体洩れ防止用のリップシールと軸受け手段とを
並設した真空ポンプ以外の流体機械に本発明を適用する
こと。 (3)リップシールの材質を樹脂製とすること。
【0037】前記した実施の形態から把握できる請求項
記載以外の発明について以下に記載する。 (1)請求項1乃至請求項4において、前記流体機械
は、複数の前記回転軸を平行に配置すると共に、前記各
回転軸上にロータを配置し、隣合う回転軸上のロータを
互いに噛み合わせ、互いに噛み合った状態の複数のロー
タを1組として収容する複数のポンプ室、又は単一のポ
ンプ室を備えた真空ポンプである流体機械における回転
軸支持構造。
記載以外の発明について以下に記載する。 (1)請求項1乃至請求項4において、前記流体機械
は、複数の前記回転軸を平行に配置すると共に、前記各
回転軸上にロータを配置し、隣合う回転軸上のロータを
互いに噛み合わせ、互いに噛み合った状態の複数のロー
タを1組として収容する複数のポンプ室、又は単一のポ
ンプ室を備えた真空ポンプである流体機械における回転
軸支持構造。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、回転軸
の突出部位の周面上に配置された接触型シール手段と並
んで前記回転軸を支持する軸受け手段及び回転軸の両者
に増径台を嵌合すると共に、第1の位置規制手段によっ
て前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記回転軸に対し
て前記増径台を位置規制し、第2の位置規制手段によっ
て前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記増径台に対し
て前記軸受け手段を位置規制し、第3の位置規制手段に
よって前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記隔壁に対
して前記軸受け手段を位置規制したので、流体機械にお
ける軸受けの寿命を短くすることなく、軸受けと並設さ
れたリップシールの寿命を延ばすことができるという優
れた効果を奏する。
の突出部位の周面上に配置された接触型シール手段と並
んで前記回転軸を支持する軸受け手段及び回転軸の両者
に増径台を嵌合すると共に、第1の位置規制手段によっ
て前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記回転軸に対し
て前記増径台を位置規制し、第2の位置規制手段によっ
て前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記増径台に対し
て前記軸受け手段を位置規制し、第3の位置規制手段に
よって前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記隔壁に対
して前記軸受け手段を位置規制したので、流体機械にお
ける軸受けの寿命を短くすることなく、軸受けと並設さ
れたリップシールの寿命を延ばすことができるという優
れた効果を奏する。
【図1】第1の実施の形態を示す多段ルーツポンプ11
全体の平断面図。
全体の平断面図。
【図2】(a)は図1のA−A線断面図。(b)は図1
のB−B線断面図。(c)は図1のC−C線断面図。
のB−B線断面図。(c)は図1のC−C線断面図。
【図3】要部拡大平断面図。
【図4】図1のD−D線断面図。
【図5】第2の実施の形態を示す要部拡大平断面図。
11…真空ポンプである多段ルーツポンプ。14…隔壁
となるリヤハウジング。143,144…第3の位置規
制手段を構成する位置規制壁。19,20…回転軸。1
92,202…突出部位となる突出端部。23〜32…
流体移送体となるロータ。331…油存在領域となるギ
ヤ収容室。37,38…軸受け手段であるラジアルベア
リング。39〜43…ポンプ室。45,46…接触型シ
ール手段となるリップシール。47,48,59,60
…増径台。471,481…第2の位置規制手段を構成
するフランジ。49,50…第1の位置規制手段及び第
2の位置規制手段を構成するサークリップ。51,52
…第1の位置規制手段、第2の位置規制手段及び第3の
位置規制手段を構成するナット。55,56…第3の位
置規制手段を構成する押さえねじ。57,58…第3の
位置規制手段を構成する位置規制体。
となるリヤハウジング。143,144…第3の位置規
制手段を構成する位置規制壁。19,20…回転軸。1
92,202…突出部位となる突出端部。23〜32…
流体移送体となるロータ。331…油存在領域となるギ
ヤ収容室。37,38…軸受け手段であるラジアルベア
リング。39〜43…ポンプ室。45,46…接触型シ
ール手段となるリップシール。47,48,59,60
…増径台。471,481…第2の位置規制手段を構成
するフランジ。49,50…第1の位置規制手段及び第
2の位置規制手段を構成するサークリップ。51,52
…第1の位置規制手段、第2の位置規制手段及び第3の
位置規制手段を構成するナット。55,56…第3の位
置規制手段を構成する押さえねじ。57,58…第3の
位置規制手段を構成する位置規制体。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 21/00 R (72)発明者 桑原 衛 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 正路 仁 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H029 AA06 AA09 AA16 AB06 BB16 BB44 CC16 CC17 CC20 CC38 3H071 AA06 BB02 BB12 CC26 CC28 DD53 3J006 AE17 CA01 3J017 AA05 DA01 DB02
Claims (4)
- 【請求項1】回転軸の回転に基づいてポンプ室内の流体
移送体を動かし、前記流体移送体の動作によって流体を
移送する流体機械において、 油存在領域と前記ポンプ室とを隣接させると共に、前記
回転軸を貫通させる隔壁と、 前記隔壁を貫通して前記油存在領域に突出する前記回転
軸の突出部位の位置で前記回転軸を回転可能に支持する
軸受け手段と、 前記隔壁と前記軸受け手段との間の前記回転軸の突出部
位の周面に摺接するように配置された軸シール用の接触
型シール手段と、 前記回転軸と前記軸受け手段との両者に嵌合された増径
台と、 前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記回転軸に対して
前記増径台を位置規制する第1の位置規制手段と、 前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記増径台に対して
前記軸受け手段を位置規制する第2の位置規制手段と、 前記回転軸の軸線方向へ移動不能に前記隔壁に対して前
記軸受け手段を位置規制する第3の位置規制手段とを備
えた流体機械における回転軸支持構造。 - 【請求項2】前記接触型シール手段は、前記油存在領域
内の油が前記回転軸の周面に沿って前記ポンプ室側へ洩
れることを防止するリップシールである請求項1に記載
の流体機械における回転軸支持構造。 - 【請求項3】前記リップシールはゴム製である請求項2
に記載の流体機械における回転軸支持構造。 - 【請求項4】前記軸受け手段はラジアルベアリングであ
り、前記増径台は、前記ラジアルベアリングの内輪の端
面に当接するフランジを備え、前記フランジは、前記第
2の位置規制手段の一部である請求項1乃至請求項3の
いずれか1項に記載の流体機械における回転軸支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000311860A JP2002115668A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 流体機械における回転軸支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000311860A JP2002115668A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 流体機械における回転軸支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002115668A true JP2002115668A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18791558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000311860A Pending JP2002115668A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 流体機械における回転軸支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002115668A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6692007B2 (en) | 2001-10-31 | 2004-02-17 | Transcom, Inc. | Seal for a shaft |
| US6726212B2 (en) | 1997-09-25 | 2004-04-27 | Transcom, Inc. | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
| US7658386B2 (en) | 1997-09-25 | 2010-02-09 | Freudenberg-Nok General Partnership | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311860A patent/JP2002115668A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6726212B2 (en) | 1997-09-25 | 2004-04-27 | Transcom, Inc. | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
| US6991234B2 (en) | 1997-09-25 | 2006-01-31 | International Seal Company, Inc. | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
| US7159871B2 (en) | 1997-09-25 | 2007-01-09 | Freudenberg-Nok General Partnership | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
| US7658386B2 (en) | 1997-09-25 | 2010-02-09 | Freudenberg-Nok General Partnership | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
| US6692007B2 (en) | 2001-10-31 | 2004-02-17 | Transcom, Inc. | Seal for a shaft |
| US7108267B2 (en) | 2001-10-31 | 2006-09-19 | International Seal Company, Inc. | Seal for a shaft |
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