[go: up one dir, main page]

JP2002110010A - 保護素子 - Google Patents

保護素子

Info

Publication number
JP2002110010A
JP2002110010A JP2000293837A JP2000293837A JP2002110010A JP 2002110010 A JP2002110010 A JP 2002110010A JP 2000293837 A JP2000293837 A JP 2000293837A JP 2000293837 A JP2000293837 A JP 2000293837A JP 2002110010 A JP2002110010 A JP 2002110010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
temperature
alloy
point alloy
low melting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000293837A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nishiwaki
進 西脇
Kiyotomo Terasawa
精朋 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Schott Components Corp
Original Assignee
NEC Schott Components Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Schott Components Corp filed Critical NEC Schott Components Corp
Priority to JP2000293837A priority Critical patent/JP2002110010A/ja
Publication of JP2002110010A publication Critical patent/JP2002110010A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/74Switches in which only the opening movement or only the closing movement of a contact is effected by heating or cooling
    • H01H37/76Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material
    • H01H2037/768Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material characterised by the composition of the fusible material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/74Switches in which only the opening movement or only the closing movement of a contact is effected by heating or cooling
    • H01H37/76Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material
    • H01H37/761Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material with a fusible element forming part of the switched circuit

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低融点合金を用いる保護素子において、低融点
合金の選択範囲を広げる。 【解決手段】リード1,2の内方端間に、固相線温度と
液相線温度との差が10℃以上あり、溶断促進手段とし
ての小断面積部4を有する低融点合金3を接続し、低融
点合金3にフラックス5を塗付して絶縁ケース6に挿通
して、絶縁ケース6の両開口部とリード1,2とを封止
樹脂7,8で固着封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護素子に関し、
より詳細には、感温素子として特定温度で溶融する低融
点合金を用いた保護素子に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器等を過熱損傷から保護する保護
素子として、特定温度で動作して回路を遮断する温度ヒ
ューズが用いられている。この種の温度ヒューズには、
感温材として特定温度で溶融する絶縁性の化学物質から
なる感温ペレットを用いて、感温ペレットの溶融時に圧
縮ばねの伸長により可動接点を固定接点から開離する感
温ペレットタイプのもの(a)と、感温材として特定温
度で溶融する低融点合金を用いて、この低融点合金に通
電し、周囲温度の過昇により低融点合金が溶融して回路
を遮断する低融点合金タイプ(b)とがある。また、低
融点合金と抵抗体とを具備し、抵抗体の通電加熱により
低融点合金を強制的に溶断させる抵抗付きヒューズと称
される保護素子(c)もある。また、過電流で溶断する
電流ヒユーズ(d)もある。さらに、周囲温度の過昇に
対しては温度ヒューズとして機能するとともに、過電流
に対しては電流ヒューズとして機能する温度ヒューズ兼
電流ヒューズと称される保護素子(e)もある。
【0003】しかしながら、上記(a)の感温ペレット
タイプの温度ヒューズは、部品点数が多く構造が複雑で
高価である。また、低融点合金を用いる(b)の低融点
合金タイプの温度ヒューズないし温度ヒューズ兼電流ヒ
ューズと称される保護素子(e)は、いずれも所定の温
度で低融点合金を溶融させるために、共晶合金を用いる
ものであった。しかしながら、所望の動作温度の共晶合
金は、入手が容易でなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特公平2−3
9056号公報には、固相線温度と液相線温度との差が
10℃以内の低融点合金を用いて、所望の動作温度を得
ることが提案されている。この提案は、低融点合金の選
択範囲を飛躍的に広げる画期的なものであるが、それで
もなお、固相線温度と液相線温度との差が10℃以内の
低融点合金を用いるという制約条件の下では、選択範囲
内から所望の動作温度を得ることができない場合があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、低融点合金を用いる保
護素子において、より広範囲に低融点合金を選択できる
保護素子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に固相線
温度と液相線温度との差が10℃以上の低融点合金を用
いることであり、第2に低融点合金の溶断促進手段を設
けることによって、低融点合金を固相線温度から固相線
温度+5℃の範囲内で溶断するようにしたものである。
【0007】以下、本発明の各種構成と、作用効果につ
いて説明する。本発明の請求項1に記載の発明は、固相
線温度と液相線温度との差が10℃以上ある合金を低融
点合金として用い、前記低融点合金の溶断促進手段を設
けて、前記低融点合金の溶断温度を固相線温度から固相
線温度+5℃までの範囲内に設定したことを特徴とする
保護素子である。このような低融点合金および溶断促進
手段を用いると、低融点合金の選択範囲が飛躍的に広範
囲になり、所望の動作温度の保護素子が容易に得られる
ようになる。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、前記溶
断促進手段が、低融点合金の一部に形成した小断面積部
であることを特徴とする請求項1に記載の保護素子であ
る。このように、低融点合金の一部に小断面積部を設け
ると、その小断面積部から溶断しやすくなって、溶断温
度を固相線温度から固相線温度+5℃の範囲内に設定で
きる。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、前記溶
断促進手段が、低融点合金の断面形状を矩形状にしたも
のであることを特徴とする請求項1または2のいずれか
に記載の保護素子である。このように、低融点合金の断
面形状を矩形状にすると、低融点合金が溶融した際の低
融点合金の球状化しようとする応力が、断面形状が円形
や楕円形の場合に比較して大きくなり、溶断温度を固相
線温度から固相線温度+5℃の範囲内に設定できる。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、前記溶
断促進手段が、低融点合金を包囲する界面張力の大きな
オイルまたはワックスであることを特徴とする請求項1
ないし3のいずれかに記載の保護素子である。このよう
に、低融点合金を界面張力の大きなオイルまたはワック
スで包囲すると、低融点合金の溶融時にオイルの大きな
界面張力によって低融点合金が溶断しやすくなり、溶断
温度を固相線温度から固相線温度+5℃の範囲内に設定
できる。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、前記低
融点合金が、Bi−In−Snの三元合金であることを
特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の保護素
子である。このような三元系合金を用いると、溶融温度
の選択範囲が比較的自由になる。
【0012】本発明の実施態様について、以下、図面を
参照して説明する。
【実施態様1】図1は本発明の請求項1および2に対応
する第1実施態様の保護素子Aの断面図である。図1に
おいて、1,2は銅等の良導電性材料よりなりはんだめ
っき等を施したリードで、その一端間に例えばBi−I
n−Snの三元系合金よりなり固相線温度と液相線温度
との差が10℃以上ある低融点合金3が溶接等により接
続されている。この低融点合金3は、その長さ方向の中
途部に小断面積部4が形成されている。また、低融点合
金3の全面およびリード1,2の低融点合金3との接続
部近傍にフラックス5を塗付してある。そして、前記リ
ード1,2と低融点合金3との接続構体は、セラミック
や耐熱樹脂等よりなる円筒状の絶縁ケース6内に収容さ
れ、絶縁ケース6の両開口部がエポキシ樹脂等の封止樹
脂7,8で封止されている。
【0013】上記の保護素子Aにおいて、リード1,2
を電子機器に直列に接続するとともに、絶縁ケース6を
電子機器の異常時に温度が上昇する個所に取り付けてお
く。すると、リード1−低融点合金3−リード2の経路
で電流が流れて、電子機器に通電できる。
【0014】電子機器の異常等に起因して、周囲温度が
上昇してフラックス5の融点を超えると、まずフラック
ス5が溶融して低融点合金3の表面を清浄化および活性
化して、低融点合金3の溶融の準備状態となる。さらに
周囲温度が上昇すると、低融点合金3が固相線温度と液
相線温度との間の温度で溶融を開始するが、このとき、
低融点合金3の中途部に小断面積部4が形成されている
ので、この小断面積部4の抵抗値が他の部分の抵抗値よ
りも大きく、したがって、小断面積部4の自己発熱量が
他の部分の発熱量よりも大きいことに起因して、低融点
合金3はその小断面積部4から溶融を開始し、しかも固
相線温度から固相線温度+5℃の範囲内の温度で溶融を
開始する。溶融した低融点合金3は、その表面張力によ
って、リード1,2に引き寄せられて球状化するため、
回路が開放される。それによって周囲温度が低下して
も、一旦球状化した低融点合金3は、再び時1に示す元
の線状にはならないため、非復帰型の保護素子として機
能する。
【0015】ここで、低融点合金3の溶断促進手段であ
る小断面積部4の残余部分に対する断面積減少率を大き
くするほど、低融点合金3の溶断温度は固相線温度に近
付くが、断面積減少率を余り大きくすると、通電電流に
よる発熱量が増大するため、定格電流値が小さくしなけ
ればならなくなるので、低融点合金3の溶断温度と定格
電流値とを勘案して適宜決定すればよい。
【0016】上記の保護素子Aは、図1に示すように、
リード1,2、低融点合金3、フラックス5、絶縁ケー
ス6および封止樹脂7,8で構成されているので、部品
点数が少なく、構造が簡単で安価である。また、低融点
合金3の選択範囲が、従来一般の共晶合金や、特公平2
−39056号公報に示す固相線温度と液相線温度との
差が10℃以内のものに比較して飛躍的に広範囲とな
り、所望の動作温度の保護素子が容易に得られるという
特長がある。
【0017】
【実施態様2】次に、本発明の請求項1および3に対応
する第2実施態様の保護素子Bについて説明する。この
保護素子Bは、低融点合金の溶断促進手段として、低融
点合金の断面形状を矩形状にしたものである。図2は、
本発明の第2実施態様の保護素子Bの断面図を示す。図
2において、11,12はリード、13はリード11,
12の内方端間に溶接等により接続固定された固相線温
度と液相線温度との差が10℃以上の低融点合金、14
は低融点合金13の溶断促進手段としての低融点合金に
おける矩形状の断面形状で、図2の紙面に垂直な断面を
一部拡大して円内に示す。15は低融点合金13の表面
に塗付されたフラックス、16は絶縁ケース、17,1
8は封止樹脂である。
【0018】上記の保護素子Bによれば、リード11,
12を電子機器に直列接続しておき、絶縁ケース16を
電子機器の異常時に温度上昇する個所に取り付けてお
く。すると、リード11−低融点合金13−リード12
の経路で電子機器に通電できる。
【0019】電子機器の異常時には、まずフラックス1
5が溶融して低融点合金13の溶融の準備状態となる。
周囲温度がさらに上昇すると、低融点合金13が固相線
温度と液相線温度との間の温度で溶融を開始する。する
と、低融点合金13の断面形状が矩形状であるため、断
面形状が円形や楕円形の場合に比較して、表面張力によ
り球状化しようとする応力が大きくなり、低融点合金1
3が固相線温度から固相線温度+5℃の範囲内で溶融を
開始する。低融点合金13が溶融すると、前記同様に回
路が開放されて、電子機器への通電が遮断されるため、
電子機器のそれ以上の温度上昇が防止され、電子機器の
発火による火災発生が未然に防止される。
【0020】なお、低融点合金13の溶断促進手段とし
ての矩形断面形状14は、正方形よりも長方形の方が望
ましく、また、長辺:短辺の比が大きいほど、低融点合
金13の溶断温度が固相線温度に近付くが、その比を余
り大きくすると、リード11,12との接続性が低下し
たり、許容電流値が小さくなるので、低融点合金13の
溶断温度と共用電流値を勘案して決定すればよい。。
【0021】この実施態様2の保護素子Bにおいても、
固相線温度と液相線温度との差が10℃以上の低融点合
金13を用いているので、低融点合金13の選択範囲が
広範囲となり、所望の動作温度の保護素子が容易に得ら
れる。
【0022】
【実施態様3】次に、本発明の請求項1および4に対応
する第3実施態様の保護素子Cについて説明する。本第
3実施態様の保護素子Cは、図1および図2の第1,第
2実施態様の保護素子A,Bにおける低融点合金3,1
3の溶断促進手段としての小断面積部4や矩形状断面形
状に代えて、絶縁ケース内に界面張力の大きなオイルま
たはワックスを充填したものである。図3は本第3実施
態様の保護素子Cの断面図を示す。図3において、2
1,22はリード、23は固相線温度と液相線温度との
差が10℃以上の低融点合金、24は低融点合金23の
溶断促進手段としての界面張力が大きいオイルまたはワ
ックス、26は絶縁ケース、27,28は封止樹脂であ
る。前記溶断促進手段としての界面張力が大きいオイル
または24としては、例えば低融点合金23の溶断温度
±30℃において流動性を有するシリコーンまたは変性
シリコーン(カルボキシル変性、アミノ変性等)や、C
10〜C100までの直鎖状および分岐状炭化水素類、
C10〜C100までの直鎖状および分岐状高級アルコ
ール類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールおよびポリグリセリン等や、C2〜C5までの多
価アルコール重合物等の単体および混合物から選択され
た1種または2種以上からなる。なお、この実施例で
は、フラックスを省略している。
【0023】上記の保護素子Cにおいて、リード21,
22を電子機器と直列に接続するとともに、絶縁ケース
26を電子機器の異常により温度が上昇する個所に取り
付けておく。すると、リード21−低融点合金23−リ
ード22の経路で電子機器に通電できる。
【0024】電子機器の異常等により電子機器の温度が
過昇すると、低融点合金23が固相線温度と液相線温度
との間の温度で溶融を開始する。ところが、低融点合金
23は、界面張力の大きなオイルまたはワックス24で
包囲されているので、低融点合金23が溶融を開始する
と、オイルまたはワックス24の大きな界表面張力によ
って、低融点合金23の溶融を開始した部分をオイルま
たはワックス24が強く押圧することによって、低融点
合金23は固相線温度から固相線温度+5℃間の温度で
溶融する。
【0025】この第3実施態様の保護素子Cにおいて
も、低融点合金23として固相線温度と液相線温度との
差が10℃以上の低融点合金を用いているので、低融点
合金23の選択範囲を広範囲にすることができる。ま
た、絶縁ケース26内にオイルまたはワックス24を充
填しているので、図1および図2に示す第1,第2実施
態様の保護素子A,Bに比較して、絶縁ケース26から
オイル24を介して低融点合金23への熱伝導特性が改
善されて、熱応答特性が優れた保護素子が得られるとい
う特長がある。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1の第1実施態様の保護素子Aの構成において、以下の
構成を採用した。 リード1,2 はんだめっき銅線、Φ0.6mm×39.0mm 低融点合金3 Bi−In−Sn三元合金、Φ0.6mm×4.0mm 溶断促進手段4 Φ0.4mm×0.2mm フラックス5 変性ロジン 絶縁ケース6 アルミナセラミック、 外径:Φ2.5×9.0mm 内径:Φ1.5×9.0mm 封止樹脂7,8 エポキシ樹脂
【0027】上記の実施例構造を有し、次のBi−In
−Sn三元合金からなる低融点合金23を具備する5種
類の保護素子A1〜A5を各5個ずつ製作し、それぞれ
の固相線温度、液相線温度および溶断温度を測定した。
【0028】
【比較例】また、比較例として、上記の溶断促進手段と
しての小断面積部4を有しない点を除いて上記実施例の
保護素子A1〜A5と同一構造の5種類の比較例の保護
素子H1〜H5を各5個ずつ製作し、それぞれの固相線
温度、液相線温度およびオイルバス中で1℃/分の速度
で温度上昇した場合の溶断温度を測定した。
【0029】上記の実施例の保護素子A1〜A5および
比較例の保護素子H1〜H5の固相線温度、液相線温度
および溶断温度の測定結果を、図4に示す。なお、実施
例の保護素子Aシリーズおよび比較例の保護素子Hシリ
ーズとの固相線温度、液相線温度は、同一のBi−In
−Sn三元合金を使用しているので、同一である。
【0030】上記図4に示す実施例の保護素子A1〜A
5および比較例の保護素子H1〜H5の測定結果から、
本発明の実施例の保護素子A1〜A5が、低融点合金3
そのものの固相線温度と液相線温度との差が10℃以上
あっても、低融点合金3が固相線温度から固相線温度+
5℃までの範囲内の温度で溶断しており、保護素子とし
て十分満足できる機能を有していることが分かる。これ
に対して、比較例の保護素子H1〜H5は、溶断温度の
ばらつきが大きく、保護素子として信頼性が低く、実用
に耐えないものであることが分かる。
【0031】上記各実施例の低融点合金について、図2
に示す矩形状断面14を有する低融点合金13を具備す
る第2実施態様の保護素子Bや、図3に示すオイルまた
はワックス24を具備する第3実施態様の保護素子Cに
ついても、同様に低融点合金13,23が固相線温度か
ら固相線温度+5℃までの範囲内の温度で溶断すること
を確認した。
【0032】なお、本発明の上記各実施態様および実施
例は、特定の構造のものについて説明したが、本発明は
上記実施例に示した構造に限定されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲で、各種の変形が可能であ
ることはいうまでもない。
【0033】例えば、図2に示す第2実施態様の保護素
子Bにおける、低融点合金13の溶断促進手段である低
融点合金の矩形断面形状14は、図1,図3に示す第
1,第3実施態様の保護素子A,Cにおいて、併用する
ことができる。このように、低融点合金の溶断促進手段
である矩形断面形状14と、小断面積部3またはオイル
24とを併用することによって、低融点合金の溶断温度
をより固相線温度に近付けることができる。
【0034】また、図3に示す第3実施態様の保護素子
Cにおける、低融点合金23の溶融促進手段24として
のオイルまたはワックス24は、図1に示す第1実施態
様の保護素子Aにおいて併用することができる。このよ
うに、低融点合金の溶断促進手段であるオイルまたはワ
ックス24と小断面積部4とを併用することによって、
低融点合金の溶断温度をより固相線温度に近付けること
ができる。
【0035】さらに、図1,図2および図3に示す低融
点合金の溶断促進手段,すなわち小断面積部4,矩形断
面形状14およびオイル24をすべて併用することもで
きる。
【0036】また、上記実施例は、低融点合金として、
Bi−In−Sn三元合金における5種類の組成につい
て説明したが、Bi−In−Sn三元合金の他の組成
や、Bi−In−Sn三元合金以外の他の二元または三
元以上の多元合金を採用してもよい。
【0037】さらにまた、図1ないし図3の第1〜第3
実施態様の保護素子A〜Cは、円筒形の絶縁ケースを用
いるアキシャル型の保護素子について説明したが、矩形
状の絶縁ケースを用いるアキシャル型の保護素子や、矩
形状の絶縁ケースを用いるラジアル型の保護素子におい
て実施することもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように、固相線温度と液
相線温度との差が10℃以上ある合金を低融点合金とし
て用い、前記低融点合金の溶断促進手段を設けて、前記
低融点合金の溶断温度を固相線温度から固相線温度+5
℃までの範囲内に設定したことを特徴とする保護素子で
あるから、部品点数が少なく構造が簡単で安価な保護素
子が得られるのみならず、低融点合金の選択範囲が従来
よりも著しく広範囲になり、所望の動作温度の保護素子
が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施態様の保護素子Aの断面図
【図2】 本発明の第2実施態様の保護素子Bの断面図
【図3】 本発明の第3実施態様の保護素子Cの断面図
【図4】 本発明の第1実施態様の保護素子Aおよび比
較例の保護素子の溶断特性図
【符号の説明】
A、B、C 保護素子 1、2、11、12、21、22 リード 3、13、23 低融点合金 4 溶断促進手段(小断面積部) 5、15 フラックス 6、16、26 絶縁ケース 7、8、17、18、27、28 封止樹脂 14 溶断促進手段(矩形断面形状) 24 溶断促進手段(オイルまたはワックス)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固相線温度と液相線温度との差が10℃以
    上ある合金を低融点合金として用い、前記低融点合金の
    溶断促進手段を設けて、前記低融点合金の溶断温度を固
    相線温度から固相線温度+5℃までの範囲内に設定した
    ことを特徴とする保護素子。
  2. 【請求項2】前記溶断促進手段が、低融点合金の一部に
    形成した小断面積部であることを特徴とする請求項1に
    記載の保護素子。
  3. 【請求項3】前記溶断促進手段が、低融点合金の断面形
    状を矩形状にしたものであることを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載の保護素子。
  4. 【請求項4】前記溶断促進手段が、低融点合金を包囲す
    る界面張力の大きなオイルまたはワックスであることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の保護素
    子。
  5. 【請求項5】前記低融点合金が、Bi−In−Snの三
    元合金であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の保護素子。
JP2000293837A 2000-09-27 2000-09-27 保護素子 Withdrawn JP2002110010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293837A JP2002110010A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 保護素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293837A JP2002110010A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 保護素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002110010A true JP2002110010A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18776556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293837A Withdrawn JP2002110010A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 保護素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002110010A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004028092A (ja) * 2002-05-31 2004-01-29 General Electric Co <Ge> 制御システムの電子部品が温度過昇状態に曝されたとき使用される自動エンジン保護システム
EP1424712A1 (en) * 2002-11-26 2004-06-02 Uchihashi Estec Co., Ltd. Alloy type thermal fuse and material for a thermal fuse element
WO2008010410A1 (en) * 2006-07-20 2008-01-24 Otowa Electric Co., Ltd. Spd with disconnection function and manufacturing method thereof
JP2011243484A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Mitsubishi Electric Corp 電流遮断素子および電流遮断素子を用いた高電圧装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004028092A (ja) * 2002-05-31 2004-01-29 General Electric Co <Ge> 制御システムの電子部品が温度過昇状態に曝されたとき使用される自動エンジン保護システム
EP1424712A1 (en) * 2002-11-26 2004-06-02 Uchihashi Estec Co., Ltd. Alloy type thermal fuse and material for a thermal fuse element
US7199697B2 (en) 2002-11-26 2007-04-03 Uchihashi Estec Co., Ltd. Alloy type thermal fuse and material for a thermal fuse element
CN100349242C (zh) * 2002-11-26 2007-11-14 内桥艾斯泰克股份有限公司 合金型温度熔断器及温度熔断器元件用材料
WO2008010410A1 (en) * 2006-07-20 2008-01-24 Otowa Electric Co., Ltd. Spd with disconnection function and manufacturing method thereof
JP2008028089A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Otowa Denki Kogyo Kk 切り離し機構付spdおよび製造方法
JP2011243484A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Mitsubishi Electric Corp 電流遮断素子および電流遮断素子を用いた高電圧装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4652848A (en) Fusible link
CN101641758B (zh) 易熔合金元件、具有易熔合金元件的热熔断器以及制造热熔断器的方法
CN103038849B (zh) 热安全装置
JP2872002B2 (ja) ヒューズ
US5739741A (en) Method of interrupting current in fuse and fuse structure
US5652562A (en) Thermally fused resistor having a portion of a solder loop thermally connected to an electrically insulated portion of an outer surface of the resistor
JP5346705B2 (ja) 電流ヒューズ
JP2002110010A (ja) 保護素子
JPH05282979A (ja) コンパクトな緩動ヒューズ
JP5681389B2 (ja) ヒュージブルリンク
US4736070A (en) Miniaturized lighting or overload protective device and protective device used therein
TWI727472B (zh) 熔斷電阻器組件及製造熔斷電阻器組件之方法
CN118056256A (zh) 保险丝
TWI727473B (zh) 熔斷電阻器組件
JPS6314357Y2 (ja)
JP4230313B2 (ja) 筒状ケースタイプ合金型温度ヒューズ
JPH11339615A (ja) 基板型抵抗・温度ヒュ−ズ
JPS6017775Y2 (ja) 温度ヒユ−ズ
JP2004213928A (ja) 温度ヒューズ用合金
US20020158304A1 (en) Semiconductor power component comprising a safety fuse
JPS6314356Y2 (ja)
JP2004247269A (ja) 筒状ケースタイプ合金型温度ヒューズ
JPS6327410Y2 (ja)
JPH02199735A (ja) ヒューズ
JP2002157949A (ja) 短絡保護構造およびssr

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204