JP2002110099A - 無水銀高輝度放電ランプ点灯装置、および無水銀メタルハライドランプ - Google Patents
無水銀高輝度放電ランプ点灯装置、および無水銀メタルハライドランプInfo
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Abstract
無水銀高輝度放電ランプ点灯装置を提供すること。 【解決手段】 発光物質6が封入される管内に一対の電
極3、3が配置された発光管1を有し、水平点灯される
高輝度放電ランプ11と、点灯回路12とを備えた無水
銀高輝度放電ランプ点灯装置100である。発光管1内
には、発光物質6として水銀が含まれていない。ランプ
点灯装置100は、磁界印加手段10をさらに備えてお
り、磁界をB(mT)とし、電極先端間の距離をd(m
m)とし、定常点灯時の発光管1の管内圧力をP0(M
Pa)とし、定常点灯時に消費される電力をW(W)と
し、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)としたとき
に、0<(100BW/f)−P0d<100の関係を
満たす。
Description
含まれていない無水銀高輝度放電ランプ点灯装置、およ
び無水銀メタルハライドランプに関する。
び自動車前照灯用に高輝度放電ランプが使用されつつあ
る。高輝度放電ランプは、ハロゲンランプに比べて、高
効率、低消費電力、そして明るいという利点を有するた
め、普及が期待されている。普及が期待されている高輝
度放電ランプの一つとして、メタルハライドランプがあ
る。メタルハライドランプの断面構成を図1に示す。
英ガラスからなる発光管1と、発光管1の両端に位置
し、発光管1内部を密閉する封止部2とを有している。
発光管1内には、タングステンからなる一対の電極3が
配置されており、発光管1の内部には、水銀および金属
ハロゲン化物を含む発光物質6と、希ガス(不図示)と
が封入されている。発光管1内の一対の電極3は、モリ
ブデン箔4の一端に接続されており、モリブデン箔4
は、封止部2によって封止されている。モリブデン箔4
の他端には、リード線5が接続されている。リード線5
は、点灯回路(不図示)に電気的に接続されることにな
る。
原理を簡単に説明する。点灯回路からリード線5に電圧
を印加してランプを点灯させると、金属ハロゲン化物
(6)の一部または全部が蒸発し、次いで、一対の電極
3の間で発生するアーク放電により、金属原子とハロゲ
ン原子に解離して、金属原子の励起・発光が生じる。発
光管1の管壁付近では、解離した金属原子は、ハロゲン
原子と再結合して、金属ハロゲン化物に戻る。このサイ
クル現象を繰り返して、ランプは安定に点灯する。一般
に、金属ハロゲン化物は、水銀よりも蒸気圧が低いもの
の、励起されやすく、発光しやすい性質を有しているの
で、メタルハライドランプでは、水銀発光よりも添加金
属の発光の方が強くなる傾向がある。したがって、水銀
は、主に、発光管1の内部の電圧を決めるための緩衝ガ
スとしての役割を担っている。なお、発光管1内の希ガ
スは、始動用ガスとしての役割を担っている。
一般的な高輝度放電ランプでは、一対の電極3の間を結
ぶ直線を水平にして点灯すると(以下、「水平点灯」と
呼ぶ。)、発光管1内部の蒸気の対流により、図2に示
すように、一対の電極3の間に発生するアーク7は上方
に湾曲する。湾曲の程度が大きくアーク7が発光管1の
管壁に張り付いてしまうと、発光管上部1aの温度が局
所的に高くなるため、発光管上部1aの失透や変形が比
較的早期に始まり、その結果、ランプの寿命特性を劣化
させてしまう。
特性を改善するために、幾つかの提案がなされている。
その一例として、メタルハライドランプに磁界を印加
し、アークの湾曲を抑制する技術があり、例えば、特開
昭55−86062号公報や特開平9−161725号
公報などに開示されている。特開昭55−86062号
公報に開示された技術は、発光管1内に水銀を含んだメ
タルハライドランプにおける発光管1の上部に強力な希
土類磁石を配置し、その磁石とアーク7との反発力(ロ
ーレンツ力)を利用して、アーク7を下方へ押し下げ、
それにより、アーク7の湾曲を抑制するものである。一
方、特開平9−161725号公報に開示された技術
は、希土類磁石に代えて、磁界を印加する手段として電
磁石を用いるものである。なお、電磁石を利用して、ア
ーク位置を変更させる技術としては、特開平11−31
2495号公報、特開平11−317103号、特開2
000−12251号公報に開示されたものもある。
されており、廃棄時の地球環境の配慮から水銀を含まな
いメタルハライドランプが望まれている。そこで、本願
発明者は、水銀を含まない無水銀メタルハライドランプ
を開発すべく、無水銀メタルハライドランプと、水銀を
含むメタルハライドランプとを比較検討した。
は、水銀を含むメタルハライドランプと比較して、特性
がかなり異なるものであることがわかった。例えば、無
水銀メタルハライドランプにおいても、無水銀メタルハ
ライドランプに磁界を印加することによって、アーク湾
曲を抑制できるものの、その磁界の印加手法や湾曲抑制
の原理などは、水銀を含むものとは異なるものであっ
た。また、磁界の強さによってはアーク7自身が不安定
となり、アーク7がゆれる現象が観察された。このアー
ク7のゆれは、ランプとして使用する際、ちらつきとな
るため好ましくない。
であり、その主な目的は、アークのゆれを抑制してちら
つきを防止した無水銀高輝度放電ランプ点灯装置および
無水銀メタルハライドランプを提供することにある。
度放電ランプ点灯装置は、発光物質が封入される管内に
一対の電極が配置された発光管を有し、水平点灯される
高輝度放電ランプと、前記一対の電極に交流電流を供給
する交流電流発生手段を含む点灯回路とを備え、前記発
光管内には、前記発光物質として水銀が含まれておら
ず、前記一対の電極の先端間を結ぶ直線に対して略垂直
な成分を含む磁界を印加する磁界印加手段をさらに備
え、前記一対の電極の先端間の中心に印加される前記磁
界をB(mT)とし、前記一対の電極の先端間の距離を
d(mm)とし、定常点灯時の前記発光管の管内圧力を
P0(MPa)とし、定常点灯時に消費される電力をW
(W)とし、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)とし
たときに、0<(100BW/f)−P0d<100の
関係を満たすことを特徴とする。
点灯装置は、発光物質が封入される管内に一対の電極が
配置された発光管を有し、水平点灯される高輝度放電ラ
ンプと、前記一対の電極に交流電流を供給する交流電流
発生手段を含む点灯回路とを備え、前記発光管内には、
前記発光物質として水銀が含まれておらず、かつ、少な
くとも希ガスが含まれており、前記一対の電極の先端間
を結ぶ直線に対して略垂直な成分を含む磁界を印加する
磁界印加手段をさらに備え、前記一対の電極の先端間の
中心に印加される前記磁界をB(mT)とし、前記一対
の電極の先端間の距離をd(mm)とし、20℃での前
記希ガスの封入圧力をP(MPa)とし、定常点灯時に
消費される電力をW(W)とし、定常点灯時の安定周波
数をf(Hz)としたときに、0<(10BW/f)−
Pd<10の関係を満たすことを特徴とする。
<2.5(MPa)の範囲にあることが好ましい。
d<8の関係を満たすことが好ましい。
≦4.6の関係を満たすことがさらに好ましい。
(Hz)<fの範囲であることが好ましい。
であることが好ましい。
が、2<d(mm)の範囲であることが好ましい。
前記発光物質として少なくともインジウムハロゲン化物
を含むメタルハライドランプであることが好ましい。
記高輝度放電ランプから発せられる光を反射する反射鏡
とを備え、前記反射鏡の光軸上に、前記無水銀高輝度放
電ランプのアークの中心が配置されている。
は、発光物質が封入される管内に一対の電極が配置され
た発光管を備え、前記発光管内には、希ガスと、前記発
光物質としてインジウムのハロゲン化物とが少なくとも
含まれており、かつ、前記発光物質として水銀が含まれ
ておらず、前記一対の電極の先端間の距離をd(mm)
とし、室温での前記希ガスの封入圧力をP(MPa)と
したときに、Pd≦4.6を満たすことを特徴とする。
(MPa)以上であることが好ましい。
が好ましい。
ハライドランプの点灯方向は垂直である。
ハライドランプの点灯方向は水平であり、かつ、前記一
対の電極の先端間を結ぶ直線に対して略垂直な成分を含
む磁界を印加し、それによってアーク湾曲を抑制する磁
界印加手段をさらに備えている。
ハライドランプは、前記一対の電極に交流電流が供給さ
れる交流点灯型である。
質として、スカンジウムのハロゲン化物と、ナトリウム
のハロゲン化物と、タリウムのハロゲン化物とが前記発
光管内に含まれている。
ン化物を構成するハロゲンは、ヨウ素および臭素からな
る群から選択される少なくとも1つである。
はXe(キセノン)である。
記無水銀メタルハライドランプから発せられる光を反射
する反射鏡とを備え、前記反射鏡の光軸上に、前記無水
銀メタルハライドランプのアークの中心が配置されてい
る。
では、一対の電極の先端間の中心に印加される磁界をB
(mT)とし、一対の電極の先端間の距離をd(mm)
とし、定常点灯時の前記発光管の管内圧力をP0(MP
a)とし、定常点灯時に消費される電力をW(W)と
し、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)としたとき
に、0<(100BW/f)−P0d<100の関係、
または、20℃での前記希ガスの封入圧力をP(MP
a)としたときに、0<(10BW/f)−Pd<10
の関係を満たしているので、アークのゆれを抑制してち
らつきを防止することができる。
いようにできるので、寿命特性に優れたものにすること
ができる。すなわち、{(100BW/f)−P0d}
の値、または{(10BW/f)−P・d}の値を0以
下とした場合、アークが湾曲し管壁に沿うようになり、
発光管上部温度が上昇してしまい、無水銀高輝度放電ラ
ンプ点灯装置の発光管の失透や変形が発生し、その結
果、寿命特性を劣化させてしまう。本発明では、そのよ
うな寿命特性の劣化を防止することが可能となる。
の低下という効果を得ることができる。つまり、P・d
の値が8以上にした場合、起動電圧が30(kV)を越
えることがある。30kVを越える起動電圧を発生させ
る駆動回路は大型化してしまうことから、P・dの値は
8を下回る範囲であることが好ましい。さらに、P・d
の値を6以下にすると、起動電圧を25(kV)以下に
することができる。駆動回路としては、25(kV)以
下の起動電圧で駆動する回路の方がより回路を小型化で
きるため、P・dの値を6以下にすることによって、回
路の小型化の効果も得ることができる。P・dの値を
4.6以下にすることがより好適である。
1MPa以上とすると、アークの安定性をさらに高める
効果がえられる。Pの値を0.3MPa以上にすると、
点灯直後の封入物が蒸発していない時にも、アークの安
定性を維持する効果が得られる。さらに、Pの値を0.
5(MPa)以上にすると、発光管内の熱伝導を促進す
ることができ、発光管温度の安定までの時間を短縮する
ことができる。これにより、封入物が蒸発するまでの時
間を短縮することができ、その結果、無水銀高輝度放電
ランプ点灯装置の安定時間を早めることができる。
発光管の破裂を効果的に防止することができるという効
果が得られる。すなわち、Pの値が2.5(MPa)を
超えると、点灯時の発光管内の圧力P0が25(MP
a)を超えることになり、点灯時に発光管が破壊すると
いう現象が起こりやくなる。したがって、Pの値は2.
5(MPa)以下にすることが好ましい。
起動電圧の低下の効果を得ることができる。すなわち、
Pの値が2.0(MPa)を超えると、点灯開始時の起
動電圧が30(kV)を超えることがある。30(k
V)を超える起動電圧を発生させる無水銀高輝度放電ラ
ンプ点灯装置の駆動回路は、大型化してしまうという不
具合が発生する。それゆえ、装置の小型化の観点から
も、Pの値は2.0(MPa)以下にすることが好まし
い。加えて、30(kV)以上の起動電圧を印加した場
合、起動電圧自身が大きなノイズとして発生することと
なり、ランプの周辺機器にも、影響を及ぼすという不具
合が発生する。加えて、無水銀高輝度放電ランプ点灯装
置を構成する絶縁材料もより高い絶縁が要求されること
となり、コスト的にデメリットとなる。したがって、P
の値を2.0(MPa)以下にすることが好適である。
にすると、寿命特性の向上をより効果的に発揮させるこ
とができる。つまり、点灯周波数fを40(Hz)以下
にした場合、極性反転間の間に電子が片側の電極に衝突
している時間が長くなり、電極先端の温度が上がり、電
極の消耗が促進されることになるからである。
入線及び周辺の電気機器に対するノイズの影響を低減で
きるという効果が得られる。すなわち、磁界をアークに
対して印加した場合、アーク中のみならず周辺にも磁界
が発生するところ、定常時に電極間中心に印加される磁
界Bが500(mT)以上にした場合、周辺にかかる磁
界が増加する。それゆえに、導入線及び周辺の電気機器
に対してノイズを発生させ、その結果、誤作動を起こす
ことになる。それゆえ、磁界Bは500(mT)を下回
るようにすることが好ましい。
ようにすると、電極の消耗の防止して、寿命特性の向上
をより効果的に発揮させることができる。すなわち、電
極先端間の距離dを2(mm)以下にした場合、水銀の
無い形態の無水銀メタルハライドランプでは、適切なラ
ンプ電圧(例えば、60(V)以上)を得ることが困難
になる。このため、ランプの電流値が上昇する結果とな
り、電極先端温度が上昇し、電極の消耗が促進されるこ
とになる。このことから、電極先端間の距離は2(m
m)を超えるようにすることが好ましい。製造バラツキ
を考慮すると、60(V)以上を安定的に得るという観
点から、3(mm)以上にすることががさらに好まし
い。
アークの中心を配置した構成にした場合、アークからの
光を有効に投射することができ、その結果、効率の良い
無水銀高輝度放電ランプ点灯装置を提供することができ
る。また、この構成によれば、高輝度放電ランプのアー
ク位置を制御可能なものを簡便に実現することができ
る。
ると、一対の電極の先端間の距離をd(mm)とし、室
温での希ガスの封入圧力をP(MPa)としたときに、
Pd≦4.6を満たしているので、アークのゆれを抑制
してちらつきを防止することができる。すなわち、水銀
を含まないメタルハライドランプ点灯時のちらつきを無
くし、安定したアークを得ることができる。
する前に、従来の水銀を含むメタルハライドランプと、
水銀を含まない無水銀メタルハライドランプとの比較検
討により、本願発明者が得た知見を述べる。
ドランプは、一般的に発光特性が良好であると知られて
いるSc−Na系メタルハライドランプであり、図1に
示した構成において、発光物質6として、水銀(H
g)、ヨウ化スカンジウム(ScI3)、およびヨウ化
ナトリウム(NaI)を含むものである。一方、無水銀
メタルハライドランプは、発光物質6として、3価のヨ
ウ化インジウム(InI3)、ヨウ化タリウム(Tl
I)、ヨウ化スカンジウム(ScI3)、およびヨウ化
ナトリウム(NaI)を含み、かつ、水銀(Hg)を含
まないものである。両者とも、一対の電極3間の先端距
離は約4mmであり、発光管1の内容積は約0.025
ccであり、そして、発光管1内には、室温で約1.4
MPaのキセノンガスが封入されている。
で水平点灯させる構成において、アークの湾曲をなくす
ために必要な磁界の大きさを調べるとともに、図3
(a)および(b)に示すように、フェライト永久磁石
10の位置を移動させて、磁界の方向による影響を調べ
た。図3(a)に示した構成では、フェライト永久磁石
10を発光管1の下部に配置し、一方、図3(b)に示
した構成では、フェライト永久磁石10を発光管1の上
部に配置した。磁界の方向は逆になるものの、どちらの
構成でも、フェライト永久磁石10は、アークに対して
垂直な方向に磁界を印加し、かつ、鉛直な方向に磁界を
印加する。その結果は、以下のようであった。
0を配置したとき(図3(b))、0.05Tでアーク
抑制の効果が得られたが、下部に磁石10を配置したと
き(図3(a))には、アーク湾曲が逆に大きくなり、
アーク抑制の効果は得られなかった。一方、無水銀ラン
プの場合、驚くべきことに、上部および下部のいずれに
磁石10を配置したときでも、0.01Tでアークの湾
曲抑制の効果が得られた。どちらのランプについても、
N極とS極との極性を代えたが、効果は同じであり、極
性依存は見られなかった。このような驚くべき現象が起
こるのは、有水銀ランプと無水銀ランプとで、アーク湾
曲抑制の原理が異なるからではないかと考えたものの、
明確な理由は、現時点においてまだわからない。
ると、有水銀ランプのときの磁束密度が0.05Tだっ
たの対し、無水銀ランプのときは、その1/5の0.0
1Tしか必要でなかった。これは次のようなことを意味
している。すなわち、有水銀ランプの場合は、アーク湾
曲抑制効果を得るために、0.05Tという比較的大き
い磁束密度を必要とし、それゆえ、強力な磁束密度を持
った希土類磁石を用いる必要が出てくるのに対し、無水
銀ランプの場合は、比較的安価なフェライト永久磁石を
用いてアーク湾曲抑制効果を得ることが可能となる。
の湾曲方向と同じ方向の成分を持つ磁界の強さBと、ラ
ンプ電流Iと、電極間距離dと、点灯周波数fと、磁界
を作用させた時のアーク湾曲を抑制しようとする力の大
きさFとの間に、下式1(比例関係) F ∝ (B・I・d)/f ・・・(式1) が成り立つことを実験的に見出した。これら本願発明者
による知見については、特願2000−388000号
明細書(対応米国特許出願第09/739974号明細
書、出願人;松下電器産業株式会社)に詳述されてい
る。ここで、当該明細書を、本願明細書に参考のため援
用する。
を下方に移動させて、アークの湾曲を抑制できることは
確認できたものの、さらに検討を続けると、条件によっ
ては、アーク自身が不安定となり、アークがゆれる現象
が観察された。このアークのゆれに影響を与えるパラメ
ータとしては、磁界B、電流I、電極間距離d、および
点灯周波数fが考えられるが、これらのパラメータのそ
れぞれとアークのゆれとの間には、直接的な相関がない
ことを、本願発明者は実験により確認した。そこで、本
願発明者は、アークに影響を与えるもう一つの要因であ
る対流に着目した。
明者は、P・dに比例してアーク上向きの力が働くこと
を見出した。一方、上述した(B・I・d)/fの項を
変形した(BW/f)に比例してアーク下向きの力が働
くことも導き出した。したがって、これらの力のバラン
スで、アークの湾曲が変化することを突き止めた。以
下、アーク上向きの力がどのような原理に基づいて働く
かを説明した後、アーク下向きの力について説明する。 <アーク上向きの力>発光管1内の電極3の先端間の上
向き対流に起因して、アーク7の湾曲が発生することを
前提として、対流によるアーク上向きの力を式で表すた
めに、次のモデルを考えた。そのモデルを図4に示す。
化したものであり、一対の電極3、3間に発生するアー
ク7に加わる上向き力をF1としている。アーク7の周
囲には、発光管1の管壁付近に位置するガス8が取りま
いている。管壁付近のガス8のガス密度をPwとし、ア
ーク7中のガス密度をPaとし、アーク7の有効半径を
Rとし、重力をgとし、そして、電極3、3の先端間距
離をdとすると、対流による上向きの力F1(すなわ
ち、アーク7に働く浮力F1)は、下式2で表すことが
できる。なお、モデル化にあたり、アーク7およびガス
8の外形を円柱とみなしている。
とし、管壁付近のガス8の温度を均一と仮定した上でT
wとすると、気体の状態方程式より、式2は、下式3に
変形することができる。
きく変化させることができる。それに対し、(Tw−T
a)/Taの変化は、Pwの変化に対して小さくため無
視することが可能である。よって、式3を下式4に変形
することができる。
みなせるので、式4を下式5に書き換えることができ
る。
ことがわかる。したがって、アークの湾曲量はP・dに
比例することになる。 <アーク下向きの力>まず、アーク下向きの力を説明す
る前に、ローレンツ力について説明する。水平点灯させ
たランプのアーク7に対して垂直な方向かつ鉛直方向に
磁界を印加した場合、フレミングの左手の法則によりア
ークの横方向(水平方向)に、ローレンツ力が加わる。
この横方向に加わるローレンツ力は、ランプ電流をIと
し、電極間距離をdとしたとき、F(ローレンツ力)=
BIdとなる。ランプ電圧Vは、Lに比例するので、B
Idは、BWと比例関係にあり、BW ∝ BIdとな
る。
る。)は、アーク横向きでなく、鉛直方向の下向きに加
わるので、ローレンツ力と同じものではないものの、上
記式1の(B・I・d)/fを同様にBW/fに変形す
ることは可能であると思われる。
2がBW/fに比例することを実験によっても確認し
た。実験の結果をふまえると、アークの湾曲を抑制する
下向きの力F2は、10BW/fで表すことができるこ
とがわかった。つまり、アークの湾曲を抑制する下向き
の力は、磁界Bの強さに比例して大きくなり、かつ点灯
時に消費される電力Wに比例し、かつ点灯周波数fに反
比例する。
に示す。図5におけるアークの湾曲率とは、アークが管
壁についた状態を100%、アークがまっすぐな状態を
0%として、アークの湾曲を表したものである。なお、
図5は、Pdの値が6の構成において実験を行ったもの
である。図5から理解できるように、BW/fの値が大
きくなると、アークの湾曲率は小さくなっており、アー
ク湾曲を抑制する下向きの力が強くなっていることがわ
かる。BW/fの値が10を越えると、アークの湾曲率
(%)は0になり、アークはまっすぐ(直線状)になっ
た。
の力F1と、アーク下向きF2とのバランスをとり、ア
ークのゆれを抑制するには、ランプの構成を以下のよう
にすればよいことを見出し、本発明に至った。
加される磁界をB(mT)とし、一対の電極3の先端間
の距離をd(mm)とし、定常点灯時の発光管1の管内
圧力(動作圧力)をP0(MPa)とし、定常点灯時に
消費される電力をW(W)とし、定常点灯時の安定周波
数をf(Hz)としたときに、 0<(100BW/f)−P0d<100 ・・・(式6) の関係を満たす構成にしたものである。式6中の(10
0BW/f)の項がアーク下向きの力F2の項であり、
P0dの項がアーク上向きの力F1の項である。
は、ディメンジョンを合わせるための係数であり、実験
的に求めた係数である。つまり、アークの湾曲を抑制す
る力F2の100BW/fとアークの湾曲させる力F2
のP0・dは、BW/fにつけられる係数100によっ
てバランスされ、(100BW/f)−P0dは、アー
クの湾曲率と比例する。したがって、100BW/f−
P0dが大きくなると、アークの湾曲は大きくなり、P
・d−10BW/fが小さくなると、アークの湾曲は小
さくなる。
0(MPa)は、無水銀メタルハライドランプにおける
希ガスの封入圧力P(MPa)の10倍程度であるとい
う経験則があるので、式6は、下式7に変形することも
可能である。その場合には、係数10が、F1とF2と
をバランスする。
a)としている。発光管1の管内圧力P0が封入圧力P
の約10倍となることを熱力学的に説明すると、次のよ
うになる。無水銀メタルハライドランプでは、ランプ点
灯中、希ガスと金属ハロゲン化物のガスが発光管内に存
在する。点灯中においてアーク中心部の温度が5000
〜6000Kで、発光管の管壁付近部の温度が1000
Kであり、それゆえ、発光管1内の平均ガス温度は約3
000Kと考えることができる。点灯中の約3000K
は、室温293Kの約10倍であるため、気体の状態方
程式から、圧力は約10倍となる。例えば、希ガスの封
入圧力Pが1.0MPaのとき、点灯時の圧力P0は、
10MPaとなる。点灯時の発光管1内の圧力を図6に
示す。
P0が10MPaのとき、金属ハロゲン化物のガス圧
は、1MPaであり、希ガスのものの10分の1であ
る。したがって、希ガスによる圧力が大半であるので、
金属ハロゲン化物の影響を無視しても、特段の問題は生
じない。それゆえに、実質的に、20℃での希ガスの封
入圧力Pに基づいた構成を採用することができる。な
お、有水銀のメタルハライドランプの場合には、点灯時
の発光管1内の総圧力を100とした場合、30くらい
の割合でHgのガスが占めるので、20℃での希ガスの
封入圧力Pに基づいた構成では、実際に点灯しているラ
ンプの特性を必ずしも反映できない可能性がある。ま
た、無水銀メタルハライドランプの場合でも、希ガスに
対して無視できないほど、金属ハロゲン化物のガスが存
在するような構成では、20℃での希ガスの封入圧力P
に基づいた構成を採用するよりも、発光管1の管内圧力
P0に基づいた構成を採用する方が、ランプの特性をよ
り正確に反映できるため好ましい。
実施の形態を説明する。以下の図面においては、説明の
簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を
同一の参照符号で示す。なお、本発明は以下の実施形態
に限定されない。 (実施形態1)図7から図15を参照しながら、本発明
の実施形態1を説明する。本実施形態1では、おもにア
ークに印加する磁界Bを変化させたときの特性について
説明する。図7は、本実施形態1にかかる無水銀高輝度
放電ランプ点灯装置100の構成を模式的に示してい
る。一方、図8は、ランプ点灯装置100に含まれる高
輝度放電ランプ11の断面構成を模式的に示している。
灯装置100は、高輝度放電ランプ11と、ランプ11
を点灯するための点灯回路12とを備えている。図8に
示すように、高輝度放電ランプ11は、発光物質6が封
入される管内に一対の電極3、3が配置された発光管1
を含むランプである。
光物質6として水銀(Hg)を含んでおらず、そして、
一対の電極3、3の先端を結ぶ直線が略水平になるよう
に配置されて水平点灯させるメタルハライドランプであ
る。図7に示した点灯回路12には、一対の電極3(ま
たは一対の外部リード5)に交流電流を供給する交流電
流発生手段が設けられている。交流電流発生手段は、公
知のものを使用すればよい。ランプ11は、一対の電極
3、3の軸線を水平にした状態で点灯回路12に電気的
に接続され、接続されたランプ11は、例えば矩形波の
交流電流が供給されて定格電力で点灯することになる。
本実施形態における点灯回路12は、点灯周波数、点灯
電力が自由に設定できるように設計されており、電源が
ONされると、ランプの電極間に約20(kV)のパル
ス電圧が連続的に印加される。これにより、ランプの電
極間にアークが形成され、ランプ11が始動する。ラン
プ11が始動すると、電極間の電圧が数十Vまで低下す
る。同時に、ランプ電流が増大する。この時、点灯回路
12の周波数は、設定された周波数(例えば、150H
z一定)でランプ11に電流を供給する。ランプ11の
用途が特に自動車用の場合、スイッチON後の光の立ち
上がりが早いことが要求されるため、ランプの電圧が安
定するまでの数秒〜数十秒は、定格の約2倍の電力を供
給する。点灯回路12は、ランプ安定時において、設定
された周波数の矩形波で設定された電力になるように、
ランプ電圧に応じてランプ電流を調節する機能を有して
いる。なお、ランプ電力Wの多い点灯初期だけ、周波数
を変化させる機能を備えていてもよい。また、製品の最
適周波数のバラツキを吸収するために、例えば点灯周波
数を変調させることにより、時間的に変化させるような
機能を備えていてもよい。
る。発光管1は、例えば石英ガラスからなり、その内容
積Vは、約0.025(cc)である。一対の電極3、
3の先端間の距離dは、4(mm)である。封入物6
は、金属ハロゲン化物であり、封入物6に水銀は含まれ
ていない。発光管1の一対の電極間の中央部であって、
電極間を結んだ直線と垂直方向の発光管1の内径(以
下、内径と記す)は、約2.8(mm)である。発光管
1は、外管14によって覆われており、外管14は、口
金13に固定されている。
側部で封止された金属箔4を介して、外部リード線5に
接続されている。ランプ11は、一対の電極3、3の先
端間を結ぶ直線に対して略垂直な成分を含む磁界を、略
鉛直方向に印加する磁界印加手段10を備えており、本
実施形態では、磁界印加手段10として永久磁石を使用
し、アークに印加する磁界Bを4.0(mT)にする永
久磁石10が、外部リード線5のうちの一方に固定され
ている。この永久磁石10により、電極3、3間のアー
ク部分に、磁力線の方向が鉛直方向である磁界が形成さ
れる。
ば、+3価のヨウ化インジウム(InI3)、ヨウ化タ
リウム(TlI)、ヨウ化スカンジウム(ScI3)お
よびヨウ化ナトリウム(NaI)である。また、図には
示していないが、希ガスであるキセノンが、20℃で
1.0(MPa)にて封入されている。
(3、3)の先端間の中心に印加される磁界をB(m
T)とし、一対の電極3の先端間の距離をd(mm)と
し、定常点灯時の発光管1の管内圧力(動作圧力)をP
0(MPa)とし、定常点灯時に消費される電力をW
(W)とし、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)とし
たときに、 0<(100BW/f)−P0d<100 ・・・(式6) の関係を満たすものである。
(MPa)とした場合に、 0<(10BW/f)−Pd<10 ・・・(式7) の関係を満たすものである。動作圧力P0よりも、希ガ
スの封入圧力をPの方が測定しやすい点と、動作圧力P
0でなく、希ガスの封入圧力Pで規定しても特段の問題
がないことから、式7によって構成を規定する方がラン
プ設計上は利点が大きい。ただし、勿論、動作圧力P0
を含む式6によって構成を規定して問題はない。
って、アークのゆれが抑制された無水銀高輝度放電ラン
プ点灯装置100が実現されている。本願発明者が行っ
た種々の実験のうち、最も好適な効果を示したランプ点
灯装置100の条件を例示すると以下のようであった。
以下に示していない条件は、上述した構成のものを用い
ている。例えば、発光管1の内容積Vは、約0.025
ccである。 <封入物> +3価のヨウ化インジウム(InI3):0.1mg ヨウ化タリウム(TlI):0.1mg ヨウ化スカンジウム(ScI3):0.19mg ヨウ化ナトリウム(NaI):0.06mg <希ガス> キセノンガス:1.4MPa(20℃の封入圧力) <電極間距離> d:4mm <点灯条件> B:5mT、W:35W、f:150Hz 上記条件の構成においては、 0<(100BW/f)−P0d<100 ・・・(式6) ≒0<(10BW/f)−Pd<10 ・・・(式7) =5.3 となる。この条件に基づくものは、全くちらつきを感じ
ず(光出力変動:1%未満)、かつ、ランプ寿命中にお
いて失透も見られなかった。
の例では、4種の金属ハロゲン化物を示したが、本発明
は、それに限定されない。その理由は、図6に示すよう
に、無水銀高輝度放電ランプにおいては、ランプ点灯時
の金属ハロゲン化物のガスが占める割合は、希ガス(キ
セノン)と比べて少なく、アークの上向きの力(浮力)
F1は、ほとんど希ガスに起因するものであるため、金
属ハロゲン化物の種類に依存しないからである。金属ハ
ロゲン化物は、ヨウ化物に限らず、臭化物、塩化物でも
よく、さらにはその他の単体金属元素及びその化合物で
もよい。
ゲン化物、好ましくはInI3および/またはInI
(特に好ましくはInI3)は、ランプ電圧を高くする
ので、少ない電流で点灯が可能となり、点灯回路を小型
化でき、また、発光効率を高くすることができるので、
実用的な観点から発光管1内に含めることが好ましい。
InI3、InI、またはTlIは、蒸気圧の高いハロ
ゲン化物であり、例えば900℃で蒸気圧が1気圧以上
となる金属ハロゲン化物(InI3等を含む)は、メタ
ルハライドランプの封入物6として好適に用いることが
できる。
ノンガスを使用しているが、これに限定されるものでは
なく、希ガスであれば、例えばアルゴン、クリプトンお
よびこれらの混合ガスでもよい。さらに、アークの上向
きの力F1は、Pdの項に基づくものであるため、発光
管1の形状や内容積にも依存しない。これは、発光管1
の形状や内容積の要素は、すでに圧力Pの要素に反映さ
れているものと考えることができるからである。したが
って、本実施形態では、発光管の内容積Vを約0.02
5(cc)としているが、これに限定されるものではな
い。加えて、本実施形態では、発光管1の構成材料が石
英ガラスの場合を示しているが、発光管材料はこれに限
定されず、例えば、アルミナ、YAGなどのセラミック
材料で構成されていてもよい。本実施形態では、発光管
1は、外管14に覆われる構成を有しているが、この構
造に限定されるものでなく、勿論、外管14を有しない
の構造でも構わない。
に固定される場合に限らず、本実施形態で示したような
磁界が発光管内に形成できるように確実に固定されるよ
うになっていればよい。さらには、磁界印加手段とし
て、永久磁石10の代わりに電磁石等を用いても同様の
効果が得られる。永久磁石10としては、フェライト永
久磁石、アルニコ磁石、希土類永久磁石などを用いるこ
とができる。フェライト永久磁石は、安価で一般的であ
るのでコスト的に有利である。ただし、温度上昇による
磁力低下の影響を考慮すると、ランプの熱の受けにくい
場所に配置することが好ましい。アルニコ磁石であれ
ば、温度上昇しても磁力低下が少ないので、ランプ近傍
に配置することも可能である。また、フェライト永久磁
石と比較して小型のものを使用することができる。磁力
の非常に強い希土類永久磁石であれば、さらに小型なも
のを使用することが可能である。
は、特に限定されるものではない。永久磁石や電磁石
は、1つに限らず、発光管1の上部と下部との両方に設
けてもよい。また、本実施形態では、点灯回路12から
ランプ11に印加する電流波形を矩形波としているが、
これに限定されるものではなく、例えば、正弦波や三角
波でもよい。
の抑制の程度を調べるために本願発明者が行った実験お
よびその結果を示す。アークのゆれを調べるためには、
光出力の変動を調べればよい。図9は、光出力変動の測
定に用いた実験装置の構成を模式的に示している。
らつきを定量化するために、ランプ11の近傍に、照度
計40の測定ヘッド42を配置した構成にて、照度計4
0の光出力の変化をノイズカットのためのローパスフィ
ルタ(LPF)を通して、オシロスコープ41で観測し
た。また、CCD50によって、ランプ11のアークの
湾曲およびちらつきの様子を撮像し、その撮像画像をV
TR60に記憶するとともに、その撮像画像をモニタ7
0に表示し、それにより、アークの湾曲およびちらつき
の様子を被験者が観察した。なお、ランプ11とCCD
50との間には、フィルター20を配置した。
は、下記表1に示すモードを1サイクルとして点滅点灯
し、このモードの繰り返しによって行った。なお、その
点灯している全時間を点灯時間とした。
てランプ11が定常時に消費する電力Wと、定常時の点
灯周波数fとをパラメータとして、アークの湾曲、ちら
つき、および寿命特性の測定を行った。電力Wは、2
0、35、50、70(W)の4水準にしてパラメータ
をふり、点灯周波数fは、音響共鳴を起こさないように
30〜20000(Hz)の間で測定した。また、点灯
電流波形は矩形波で測定した。その結果を図10および
図11に示す。
より、ちらつきを調べた結果を示すグラフである。図1
0中の横軸は、希ガスの封入圧力をP(MPa)とした
ときの10BW/f−P・dの値を示し、縦軸は、光出
力の変動(%)を示している。ここで、光出力の変動と
は、光出力の最大値と最小値の差を、光出力の平均値で
割った値を(%)で示したものである。
出力の変動は、10BW/f−P・dに依存している。
10BW/f−P・dが7を越えると、光出力の変動が
1(%)を越え、変動が生じたといえるレベルとなっ
た。さらに、10BW/f−P・dが10を越えると、
光出力の変動が6%を越えた。この6%を越えた時、被
験者はちらつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
ことにより、発光管の変形および失透の発生を調べた結
果を示すグラフである。図11中の横軸は、図10のも
のと同様に、10BW/f−P・dの値を示している。
縦軸は、1000時間の点滅点灯後の発光管1の内径の
変化量を初期の発光管1の内径で割った値を(%)で示
している。
1の内径の変化は、10BW/f−P・dに依存してい
る。10BW/f−P・dの値が0を下回った場合、発
光管内径の変化は5(%)を越えた。この時、アーク位
置の変化が発生し、さらには初期光束に対して70
(%)以下に光束が低下し、色温度の変化が300
(K)を越える結果も示され、寿命特性が劣化している
ことが確認された。また、発光管の内径変化は少ないも
のの、10BW/f−P・dの値が2を下回った場合、
発光管の上部に失透が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
の範囲内に入る場合であっても、fが40(Hz)以下
のランプ点灯装置100においては、発光管1に失透お
よび発光管1の内径変化はみられないものの、発光管内
壁の黒化が観測された。これらのランプ点灯装置におい
ては、失透及び発光管の内径変化の抑制効果は有するも
のの、寿命特性が劣化している。したがって、定常時の
点灯周波数は40(Hz)を越えることが好ましい。
で、アーク中に印加する磁界Bが40(mT)になるよ
うに永久磁石10を調整したものを、図12および図1
3に示す。図12および図13に示した結果において
も、図10および図11のものと同様に、ランプ11が
定常時おいて消費される電力Wと、定常時の点灯周波数
をfをパラメータとして、ちらつきおよび寿命特性の測
定を行った。Wは20、35、50、70(W)の4水
準をふり、fは30〜20000(Hz)の間で測定し
た。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図12中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
T)にした時でも、図10に示した磁界が4(mT)の
時と同様に、ランプ11の光出力の変動は、10BW/
f−P・dに依存した。10BW/f−P・dが7を越
えると、光出力の変動がおおよそ1(%)を越え、変動
が生じたといえるレベルとなった。さらに、10BW/
f−P・dが10を越えると、光出力の変動がおおよそ
6%を越えた。この時、被験者はちらつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
の範囲内に入る場合であっても、fが40(Hz)以下
のランプ点灯装置100においては、発光管1に失透お
よび発光管1の内径変化はみられないものの、発光管内
壁の黒化が観測された。これらのランプ点灯装置におい
ては、失透及び発光管の内径変化の抑制効果は有するも
のの、寿命特性が劣化している。したがって、定常時の
点灯周波数は40(Hz)を越えることが好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図13中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
T)にした時でも、図11に示した磁界が4(mT)の
時と同様に、発光管1の内径の変化は、10BW/f−
P・dに依存した。10BW/f−P・dの値が0を下
回った場合、発光管内径の変化はおおよそ5(%)を越
えた。この時、アーク位置の変化が発生し、さらには初
期光束に対して70(%)以下に光束が低下し、色温度
の変化が300(K)を越える結果も示され、寿命特性
が劣化していることが確認された。また、発光管の内径
変化は少ないものの、10BW/f−P・dの値が2を
下回った場合、発光管の上部に失透が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
で、アーク中に印加する磁界Bが400(mT)になる
ように永久磁石10を調整したものを、図14および図
15に示す。図14および図15に示した結果において
も、ランプ11が定常時おいて消費される電力Wと、定
常時の点灯周波数をfをパラメータとして、ちらつきお
よび寿命特性の測定を行った。Wは20、35、50、
70(W)の4水準をふり、fは30〜20000(H
z)の間で測定した。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図14中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
(mT)にした時でも、図10に示した磁界が4(m
T)の時と同様に、ランプ11の光出力の変動は、10
BW/f−P・dに依存した。10BW/f−P・dが
7を越えると、光出力の変動がおおよそ1(%)を越
え、変動が生じたといえるレベルとなった。さらに、1
0BW/f−P・dが10を越えると、光出力の変動が
おおよそ6%を越えた。この時、被験者はちらつきを感
じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
の範囲内に入る場合であっても、fが40(Hz)以下
のランプ点灯装置100においては、発光管1に失透お
よび発光管1の内径変化はみられないものの、発光管内
壁の黒化が観測された。これらのランプ点灯装置におい
ては、失透及び発光管の内径変化の抑制効果は有するも
のの、寿命特性が劣化している。したがって、定常時の
点灯周波数は40(Hz)を越えることが好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図15中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
(mT)にした時でも、図11に示した磁界が4(m
T)の時と同様に、発光管1の内径の変化は、10BW
/f−P・dに依存した。10BW/f−P・dの値が
0を下回った場合、発光管内径の変化はおおよそ5
(%)を越えた。この時、アーク位置の変化が発生し、
さらには初期光束に対して70(%)以下に光束が低下
し、色温度の変化が300(K)を越える結果も示さ
れ、寿命特性が劣化していることが確認された。また、
発光管の内径変化は少ないものの、10BW/f−P・
dの値が2を下回った場合、発光管の上部に失透が観測
された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
磁界を500(mT)にした高輝度放線ランプ装置10
0で行ったところ、0<10BW/f−P・d<10の
範囲内に入る範囲においては4(mT)の磁界を印加し
た時と同様に、ちらつきが無く寿命特性に優れた無水銀
高輝度放電ランプ点灯装置が実現されることがわかっ
た。ただし、500(mT)の磁界をアーク中に印加し
た場合には回路の誤動作の発生が見られた。この原因は
磁界がアーク中のみならず、回路や電流供給線に対して
も印加されるためであり、このことから、アーク中に印
加される磁界は500(mT)を超えない範囲であるこ
とが好ましい。(実施形態2)上記実施形態1では、主
に磁界の強さを変化させたときの特性について説明した
が、本実施形態では、発光管1内に封入する希ガスの圧
力を変化させたときの特性について説明する。他の点に
ついては上記実施形態1と同様であるので説明を省略ま
たは簡略化する。
装置および高輝度放電ランプは、図1および図2にそれ
ぞれ示した無水銀高輝度放電ランプ点灯装置100と同
様の構成を有している。本実施形態では、アークに印加
する磁界Bを4.0(mT)に固定した上で、発光管2
1内に封入するキセノンガスの圧力Pを0.1(MP
a)にし、そして、定常時おいて消費される電力Wと、
定常時の点灯周波数をfをパラメータとして、ちらつき
および寿命特性の測定を行った。上記実施形態1と同様
に、Wは20、35、50、70(W)の4水準をふ
り、fは30〜20000(Hz)の間で測定した。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図16中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
し、キセノンガスの圧力を0.1MPaにしたときで
も、上記実施形態1と同様に、ランプ11の光出力の変
動は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f
−P・dが7を越えると、光出力の変動がおおよそ1
(%)を越え、変動が生じたといえるレベルとなった。
さらに、10BW/f−P・dが10を越えると、光出
力の変動がおおよそ6%を越えた。この時、被験者はち
らつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図17中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
し、キセノンガスの圧力を0.1(MPa)にしたとき
でも、上記実施形態1と同様に、発光管1の内径の変化
は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f−
P・dの値が0を下回った場合、発光管内径の変化はお
およそ5(%)を越えた。この時、アーク位置の変化が
発生し、さらには初期光束に対して70(%)以下に光
束が低下し、色温度の変化が300(K)を越える結果
も示され、寿命特性が劣化していることが確認された。
また、発光管の内径変化は少ないものの、10BW/f
−P・dの値が2を下回った場合、発光管の上部に失透
が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
の範囲内に入る場合であっても、fが40(Hz)以下
の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置においては、実施の
形態1と同様に、発光管1に失透および発光管1の内径
変化はみられないものの、発光管内壁の黒化が観測され
た。これらのランプ点灯装置においては、失透及び発光
管の内径変化の抑制効果は有するものの、寿命特性が劣
化している。したがって、定常時の点灯周波数は40
(Hz)を越えることが好ましい。
プ点灯装置においては、ちらつきの防止および寿命特性
の劣化防止の効果を有しているが、次の現象が見られ
た。すなわち、光出力変動はないものの、反射鏡に組み
合わせた場合、ときおり、一瞬アークがゆれた現象が見
られた。その場合、光出力としての変動は5(%)以下
であったものの、出射光のちらつきが観測された。この
ときのランプ11を観察すると、電極先端の輝点が移動
していることがわかった。このような出射光のちらつき
を抑制するためには、希ガスの封入圧力Pの値は、0.
1(MPa)を超える範囲にすることが好ましい。
Pa)とした構成のものを、図18および図19に示
す。図18および図19に示した結果においても、ラン
プ11が定常時おいて消費される電力Wと、定常時の点
灯周波数をfをパラメータとして、ちらつきおよび寿命
特性の測定を行った。Wは20、35、50、70
(W)の4水準をふり、fは30〜20000(Hz)
の間で測定した。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図18中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
し、キセノンガスの圧力を2.5MPaにしたときで
も、上記実施形態1と同様に、ランプ11の光出力の変
動は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f
−P・dが7を越えると、光出力の変動がおおよそ1
(%)を越え、変動が生じたといえるレベルとなった。
さらに、10BW/f−P・dが10を越えると、光出
力の変動がおおよそ6%を越えた。この時、被験者はち
らつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図19中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
し、キセノンガスの圧力を2.5(MPa)にしたとき
でも、上記実施形態1と同様に、発光管1の内径の変化
は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f−
P・dの値が0を下回った場合、発光管内径の変化はお
およそ5(%)を越えた。この時、アーク位置の変化が
発生し、さらには初期光束に対して70(%)以下に光
束が低下し、色温度の変化が300(K)を越える結果
も示され、寿命特性が劣化していることが確認された。
また、発光管の内径変化は少ないものの、10BW/f
−P・dの値が2を下回った場合、発光管の上部に失透
が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
銀高輝度放電ランプ点灯装置100においては、ちらつ
きの防止および寿命特性の劣化防止の効果を有している
が、試験数15本中2本が1000時間以内に破損して
不点灯となった。したがって、高輝度放電ランプの使用
時間を考慮すると、発光管破損防止の観点から、Pの値
は2.5(MPa)を下回る範囲であることが好まし
い。
銀高輝度放電ランプ点灯装置100を作成し、ちらつ
き、寿命特性の評価を行ったところ、上記実施形態1と
同様に、0<10BW/f−P・d<10の範囲内に入
る範囲においては、ちらつきが無く寿命特性に優れた無
水銀高輝度放電ランプ点灯装置が実現された。しかしな
がら、点灯直後においては、圧力が低いことに起因する
ちらつきが見られた。0.1(MPa)封入のものでも
同様の現象が観測されている。これは、点灯直後の圧力
が低いことによって、アーク中での熱分布が不均一にな
ってしまっていることに起因するものと考えられる。し
たがって、点灯直後のちらつきを回避することを考慮す
ると、希ガスの封入圧力Pは0.3(MPa)を超える
範囲にすることが望ましい。
高輝度放電ランプ点灯装置100を作製し、ちらつき、
寿命特性の評価を行ったところ、実施形態1と同様に、
0<10BW/f−P・d<10の範囲内に入る場合に
は、ちらつきが無く寿命特性に優れた無水銀高輝度放電
ランプ点灯装置を実現することができた。しかしなが
ら、点灯してからの光出力が定常時の80%に到達する
までの時間が10秒を超えてしまうという現象が見られ
た。この現象は、0.1(MPa)と0.3(MPa)
の封入圧力のものでも観察された。これは、希ガスの封
入圧力Pが0.5(MPa)以下の場合、発光管21内
の熱伝導が少なく、封入物6が蒸発しにくくなっている
ことに起因していると考えられる。したがって、希ガス
の封入圧力Pは0.5(MPa)を超える範囲にするこ
とが望ましい。
銀高輝度放電ランプ点灯装置100を作製し、ちらつ
き、寿命特性の評価を行ったところ、実施の形態1と同
様に0<10BW/f−P・d<10の範囲内に入る範
囲においては、ちらつきが無く寿命特性に優れた無水銀
高輝度放電ランプ点灯装置を実現することができた。た
だし、起動電圧が30(kV)を越える結果となった。
30(kV)を越える起動電圧を発生させる駆動回路は
大型化してしまうことから、Pの値が2.0(MPa)
を下回る範囲すなわち、P・dの値が8を下回る範囲で
あることが好ましい。
高輝度放電ランプ点灯装置100を作製し、ちらつき、
寿命特性の評価を行ったところ、実施形態1と同様に0
<10BW/f−P・d<10の範囲内に入る範囲にお
いては、ちらつきが無く寿命特性に優れた無水銀高輝度
放電ランプ点灯装置を実現することができた。ただし、
この場合、起動電圧が25(kV)を越える結果となっ
た。25(kV)以下に、起動電圧を制限することによ
って駆動回路をより小型化することが可能となるため、
Pの値が1.5(MPa)を下回る範囲、すなわち、P
・dの値が6を下回る範囲であることがより好ましい。
(実施形態3)本実施形態では、主に、ランプの電極先
端間距離を変化させたときの特性について説明する。他
の点については上記実施形態1および2と同様であるの
で説明を省略または簡略化する。
装置および高輝度放電ランプは、図1および図2にそれ
ぞれ示した無水銀高輝度放電ランプ点灯装置100と同
様の構成を有している。本実施形態では、アークに印加
する磁界Bを4.0(mT)に固定し、キセノンガスの
圧力を1.0(MPa)とした上で、一対の電極3,3
の先端間の距離dを2mmにした。そして、定常時おい
て消費される電力Wと、定常時の点灯周波数をfをパラ
メータとして、ちらつきおよび寿命特性の測定を行っ
た。上記実施形態1と同様に、Wは20、35、50、
70(W)の4水準をふり、fは30〜20000(H
z)の間で測定した。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図20中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
し、電極先端間の距離を2.0(mm)にしたときで
も、ランプ11の光出力の変動は、上記実施形態1と同
様に、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f
−P・dが7を越えると、光出力の変動がおおよそ1
(%)を越え、変動が生じたといえるレベルとなった。
さらに、10BW/f−P・dが10を越えると、光出
力の変動がおおよそ6%を越えた。この時、被験者はち
らつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図21中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
し、電極先端間の距離を2.0(mm)にしたときで
も、上記実施形態1と同様に、発光管1の内径の変化
は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f−
P・dの値が0を下回った場合、発光管内径の変化はお
およそ5(%)を越えた。この時、アーク位置の変化が
発生し、さらには初期光束に対して70(%)以下に光
束が低下し、色温度の変化が300(K)を越える結果
も示され、寿命特性が劣化していることが確認された。
また、発光管の内径変化は少ないものの、10BW/f
−P・dの値が2を下回った場合、発光管の上部に失透
が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
の範囲内に入る場合であっても、fが40(Hz)以下
の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置においては、実施の
形態1と同様に、発光管1に失透および発光管1の内径
変化はみられないものの、発光管内壁の黒化が観測され
た。これらのランプ点灯装置においては、失透及び発光
管の内径変化の抑制効果は有するものの、寿命特性が劣
化している。したがって、定常時の点灯周波数は40
(Hz)を越えることが好ましい。
範囲内に入る場合でも、電極先端間の距離が2.0(m
m)のときは、ランプ電圧は約48(V)となった。6
0(V)を下回るランプ電圧を有する高輝度放電ランプ
においては、発光管1に失透および発光管1の内径変化
はみられないものの、電極先端の激しい消耗が見られ
た。これはランプ電流値が増加したことに起因している
と考えられる。したがって、電極先端間の距離は2.0
(mm)を超える範囲であることが好ましい。
放電ランプ点灯装置100を作成し、ちらつき、寿命特
性の評価を行ったところ、実施の形態1と同様に0<1
0BW/f−P・d<10の範囲内に入る範囲において
は、ちらつきが無く寿命特性に優れた無水銀高輝度放電
ランプ点灯装置を実現することができた。ただし、この
場合、ランプ電圧は62(V)となった。この範囲では
60(V)を上回るものの、製造的バラツキを加味する
と60(V)を下回るものが発生すると考えられること
から、3(mm)を超える範囲であることがより好まし
い。
を6(mm)にした構成のものを、図22および図23
に示す。図22および図23に示した結果においても、
ランプ11が定常時おいて消費される電力Wと、定常時
の点灯周波数をfをパラメータとして、ちらつきおよび
寿命特性の測定を行った。Wは20、35、50、70
(W)の4水準をふり、fは音響共鳴現象が起こらない
ように30〜20000(Hz)の間で測定した。点灯
電流波形は矩形波で測定を行った。
測定することにより、ちらつきを調べた結果を示すグラ
フである。図22中の横軸および縦軸は、図10のもの
と同じである。
し、電極先端間の距離を6.0(mm)にしたときで
も、ランプ11の光出力の変動は、上記実施形態1と同
様に、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f
−P・dが7を越えると、光出力の変動がおおよそ1
(%)を越え、変動が生じたといえるレベルとなった。
さらに、10BW/f−P・dが10を越えると、光出
力の変動がおおよそ6%を越えた。この時、被験者はち
らつきを感じた。
を超えない範囲に規定することによって、被験者がちら
つきを感じない無水銀高輝度放電ランプを実現すること
ができる。10BW/f−P・dを7を超えない範囲に
規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、光出力
変動のない無水銀高輝度放電ランプにすることもできる
ためより好ましい。
変化を測定することにより、発光管の変形および失透の
発生を調べた結果を示すグラフである。図23中の横軸
および縦軸は、図11のものと同じである。
し、電極先端間の距離を6.0(mm)にしたときで
も、上記実施形態1と同様に、発光管1の内径の変化
は、10BW/f−P・dに依存した。10BW/f−
P・dの値が0を下回った場合、発光管内径の変化はお
およそ5(%)を越えた。この時、アーク位置の変化が
発生し、さらには初期光束に対して70(%)以下に光
束が低下し、色温度の変化が300(K)を越える結果
も示され、寿命特性が劣化していることが確認された。
また、発光管の内径変化は少ないものの、10BW/f
−P・dの値が2を下回った場合、発光管の上部に失透
が観測された。
超える範囲に規定することによって、発光管の変形の少
ない寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプを実現す
ることができる。10BW/f−P・dが2を超える範
囲に規定すると、発光管変形が少ないばかりでなく、失
透も抑制された、より寿命特性の優れた無水銀高輝度放
電ランプにすることができるのでより好ましい。
を8(mm)にした無水銀高輝度放電ランプ点灯装置1
00を作製し、ちらつき、寿命特性の評価を行ったとこ
ろ、実施の形態1と同様に0<10BW/f−P・d<
10の範囲内に入る範囲においては、ちらつきが無く寿
命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプ点灯装置を実現
することができた。ただし、この場合、起動電圧が30
(kV)を越える結果となった。30(kV)を越える
起動電圧を発生させる駆動回路は大型化してしまうこと
から、dの値が8下回る範囲、すなわち、P・dの値が
8を下回る範囲であることがより好ましい。
きが無く寿命特性に優れた無水銀高輝度放電ランプ点灯
装置を実現することができた。ただし、この場合、起動
電圧が25(kV)を越える結果となった。25(k
V)以下に、起動電圧を制限することによって駆動回路
をより小型化することが可能となるため、dの値が6
(mm)下回る範囲、すなわち、P・dの値が6を下回
る範囲であることがさらに好ましい。 (実施形態4)本実施形態4では、上記実施形態1〜3
にかかる高輝度放電ランプを含んだ点灯システムの例に
ついて説明する。
プ11と、点灯回路12と、ランプ11から発せられる
光を反射する反射鏡80とを備えたミラー付きランプ
(点灯システム)の構成を模式的に示している。反射鏡
80の光軸上に、ランプ11のアークの中心が位置する
ように配置されている。なお、一対の電極3、3の先端
同士を結ぶ直線は、あたかも水平方向になるように反射
鏡80に取り付けられている。その状態で、ランプ11
は点灯回路12に接続されている。
アークからの光を有効に投射することができ、効率の良
い無水銀高輝度放電ランプ点灯装置(点灯システム)を
実現することができる。また、上述したように、(10
BW/f)の項による下向きの力F2と、P・dの項に
よる上向きの力F1とを規定することによって、高輝度
放電ランプ中のアーク位置を制御することが可能となる
ことから、投射光の配光特性を可変できるシステムが容
易に実現することができる。 (実施形態5)上述したように、廃棄時の地球環境への
配慮から、水銀を含まないメタルハライドランプが望ま
れているが、水銀を含んだメタルハライドランプにおい
ては、In(インジウム)のハロゲン化物を封入したメ
タルハライドランプが好適に使用されている。Inは、
発光特性に優れると共に、ELECTRIC DISCHERGE LAMPS
(P218,JOHN F.WAYMOUTH)に示されているように、アー
クを太らせて、アークを安定させる効果が知られてい
る。
ルハライドランプから、水銀を取り除いた無水銀メタル
ハライドランプを試作し特性を検討したところ、期待し
ていた発光特性は得られないことを確認した。そこで、
発光特性に優れると共に、アークを安定させる効果で知
られているInを添加し、水銀を含まないメタルハライ
ドランプを試作した。このメタルハライドランプの構成
は、封入物6以外は、図1に示したものと同じである。
にし、20℃でのキセノンガス封入圧力は、1.4(M
Pa)にした。発光管1内の内容積は、約0.025
(cc)であり、その内部には、約0.1mgの+3価
のインジウムの沃化物InI3(単位発光管内容積当た
り約4.2mg/cc)と、約0.19mgのヨウ化ス
カンジウム(単位発光管内容積当たり約8.0mg/c
c)と、約0.16mgのヨウ化ナトリウム(単位発光
管内容積当たり約6.4mg/cc)とから構成された
ハロゲン化物6が封入されている。勿論、発光管1内に
は、水銀は含まれていない。
プの電極先端間を結ぶ直線が鉛直方向になるように配置
して点灯させた(以下、この点灯を「垂直点灯」と呼
ぶ)。ところが、Inを添加することで、アークを安定
させるどころか、この無水銀メタルハライドランプにお
いては、アークが不安定になった。つまり、アークが静
止していない状態になり、ランプの光出力が不安定にな
った。したがって、見た目にちらつきを感じるという問
題点があることがわかった。
を、ランプの電極先端間を結ぶ直線が水平方向になるよ
うに、ランプを配置して点灯させた(以下、この点灯を
「水平点灯」と呼ぶ)ところ、アークは発光管内表面に
接触して安定した。しかし、安定したといっても、アー
クと発光管内表面とが接触している状態では、その接触
している部分が膨張し、発光管破裂につながってしま
う。したがって、アークが発光管内表面に接触して安定
している状態で、ランプを使用することは不可能であ
る。そこで、本願発明者の知見に基づくアーク下向きの
力F2を加えるために磁界を印加して、アークと発光管
内表面の接触をなくすようにして点灯させたが、垂直点
灯時と同様に、アークが不安定になった。そのため、ラ
ンプの光出力が不安定になり、見た目にちらつきを感じ
るようになった。
ルハライドランプでは、アーク安定効果を有するInを
発光金属として封入していれば起こり得ないことであ
る。しかしながら、水銀を含まないメタルハライドラン
プでは、Inを封入するとアークが不安定になる。つま
り、水銀を含む従来のメタルハライドランプからは予測
不可能な現象が生じた。
(浮力)F1を制御することにより、Inを含む無水銀
メタルハライドランプの安定させることに成功し、アー
クを安定にさせたInを含む無水銀メタルハライドラン
プを実現した。
本実施形態にかかる無水銀メタルハライドランプの説明
をする。
は、図1に示したランプの構成を有しているが、電極間
距離をd(mm)、20℃での封入希ガス圧をP(MP
a)としたとき、Pd≦4.6を満たすように封入希ガ
ス圧力と主電極間距離が規定されている。本実施形態で
は、電極間距離dは約4.2(mm)にし、20℃での
キセノンガス封入圧力は、1.4(MPa)にしてい
る。本実施形態では、ランプ点灯を容易にするための補
助電極は設けられていないが、補助電極を設けても構わ
ない。補助電極を設けた構成は、本実施形態に限らず、
上記実施形態1〜4にも採用してもよい。補助電極を設
けたときの電極間距離dは、補助電極を除いた主電極間
の距離にすればよいこと言うまでもない。
3の先端間距離は、つまり、電極間距離dは約4.2
(mm)である。発光管1内の内容積は、約0.025
(cc)であり、その内部には、約0.1mgの+3価
のインジウムの沃化物InI3(単位発光管内容積当た
り約4.2mg/cc)と、約0.19mgのヨウ化ス
カンジウム(単位発光管内容積当たり約8.0mg/c
c)と、約0.16mgのヨウ化ナトリウム(単位発光
管内容積当たり約6.4mg/cc)とから構成された
ハロゲン化物6が封入されている。図示していないが、
発光管1内には室温(20℃)で、0.3MPa(メガ
パスカル)、0.7MPa、1.0MPa、1.1MP
a、1.4MPaのXeガスが封入された4種のランプ
を試作し、これらの試作ランプに150Hzの矩形波電
流を供給し、ランプ電力35Wで垂直点灯させた。
るために、図9に示した構成にて、照度計40で光出力
の変化を、そしてモニタ70でちらつきを観測した。な
お、本実施形態および上記実施形態1の場合とも、測定
ヘッド42とランプ11との距離は32cmとした。
P×d(MPa・mm)を示し、縦軸は光出力の変動を
示している。本実施形態においても、光出力の変動は、
光出力の最大値と最小値の差を、光出力の平均値で割っ
た値を%で示している。
出力の変動は、P×dに依存している。P×dが2.9
4を超えると変動が起き始めた。さらに、P×dが4.
6より高くなると、光出力の変動は6%を越えた。この
とき、被験者はちらつきを感じた。
ることによって、ちらつきを感じない無水銀メタルハラ
イドランプを実現することができる。P×dを2.94
以下に規定すれば、ちらつきを感じないばかりでなく、
光出力変動のない無水銀メタルハライドランプにするこ
とができるのでより好ましい。
同様の構成で、Xe圧を室温で1.0MPa(一定)と
し、電極間距離dを2.0mm、4.2mm、4.6m
m、5.0mmと変化させたランプ11についても、ア
ークの不安定さ(ちらつき)を定量化した。このランプ
11も、同様に、150Hzの矩形波電流を供給し、ラ
ンプ電力35Wで垂直点灯させた。その結果を図26に
示す。図25と同様に、図26の横軸は、P×dを示
し、縦軸は、光出力の変動を示している。
出力の変動は、P×dに依存している。P×dが4.6
より高くなると、光出力の変動は6%を越え、光出力の
変動は6〜10Hz程度であった。このとき、被験者は
ちらつきを感じた。
ることによって、ちらつきを感じない無水銀メタルハラ
イドランプを実現することができる。以上のことから、
希ガス(Xe)圧P(MPa)と電極間距離d(mm)
を、Pd≦4.6とすることによって、In入りの無水
銀メタルハライドランプであっても、ちらつきを感じな
いものを実現することができることがわかる。
複することもあるが、アークの湾曲の原理および本願発
明者の検討を説明する。
と、アークは、発光管内に発生する温度分布による浮力
の作用で上方に湾曲する。このことから、水銀を含まな
いメタルハライドランプでの点灯時のちらつき(アーク
の不安定さ)は、浮力の大きさに左右されるのではない
かと、本願発明者は考えた。しかし、アークにかかる浮
力は、温度分布だけに依存しているのではなく、発光管
内の封入希ガス圧や電極間距離との関係をも考えなけれ
ばならないと考えた。
た。以下、アークにかかる浮力とガス密度とアーク長の
関係式を求める。
ク中のガス密度、l:アークの有効半径、g:重力、
d:アーク長) 次に、アークのガス温度をTa(一定)、管壁付近のガ
ス温度をTw(一定)と仮定すると、式8は、次のよう
に変形できる。
て、(Tw−Ta)/Taの項変化が小さいことから、
(Tw−Ta)/Taの項の変化を無視することが可能で
ある。よって、式9から、 F1∝ρad ・・・(式10) という関係があることがわかる。なお、ρaはガス圧と
みなすことができ、dは電極間距離とみなすことができ
る。したがって、式10の比例式と実験結果とから、浮
力(P×d)が大きくなると、アークが不安定になるこ
とがわかる。それゆえ、アークが不安定にならない範囲
となるようにランプのP×dの値を規定すれば、ちらつ
きを感じない無水銀メタルハライドランプを実現するこ
とができる。
この構成の無水銀メタルハライドランプの図28に示
す。図28に示した無水銀メタルハライドランプは、上
記構成のものとは、水平点灯させる点と、永久磁石10
による磁界印加という点とが異なる。
極先端間部分の磁界Bの向きが鉛直方向になるように配
置される。なお、電極先端間の磁界の強さは5.0〜1
0.0(mT)であり、電極間距離dは4.6mmであ
る。図示していないが発光管1内にXe圧力が1.0
(MPa)、1.4(MPa)と変化させたランプを試
作した。これらの試作したそれぞれのバルブに150H
zの矩形波電流を供給しランプ電力35Wで水平点灯さ
せた。
るために、図9に示した構成にて、照度計40で光出力
の変化を、そしてモニタ70でちらつきを観測した。そ
の結果を述べると、P×dに依存しており、P×dが
4.6より高くなると、光出力の変動は6%を越えた。
このとき、被験者は、ちらつきを感じた。したがって、
P×dを4.6以下に規定することによって、ちらつき
を感じない無水銀メタルハライドランプを実現すること
ができる。
の両方でも、希ガス(Xe)圧P(MPa)と電極間距
離d(mm)を、Pd≦4.6とすることによって、ち
らつきを感じない無水銀メタルハライドランプを実現す
ることができる。
の無水銀メタルハライドランプを使用する場合、始動直
後、瞬時に光立ち上がりが要求され、かつ始動直後の発
光は主に希ガス(Xe)に基づくものであるため、Xe
圧P(MPa)は、0.3(MPa)以上が好ましい。
また、0.5(MPa)以上がより好ましい。
合、ランプ電圧は、アーク長d(mm)に比例するた
め、アーク長が短すぎると、適切なランプ電圧、例え
ば、60〜70Vが得られないことがある。したがっ
て、アーク長dは2mm以上が好ましく、3mm以上が
より好ましい。
本実施形態においても、キセノンガス圧、電極間距離以
外の発光管1の内容積、スカンジウムの沃化物やナトリ
ウムの沃化物の量などの構成要素はあくまでも例示であ
る。よって、例えば、発光管1の内容積は0.025c
cに限られることはないし、ヨウ化スカンジウムの量は
0.19mgに限られることはない。また、始動を補助
する目的でキセノンガスを発光管1内に封入した構成と
したが自動車前照灯への利用を考慮すると希ガスはキセ
ノンガスが好適であるだけで、希ガスはキセノンガス以
外の希ガス、例えばアルゴンガスでも良い。同様に、ラ
ンプ電力も35Wに限られることはない。
も、上記実施形態4に示したミラー付きランプの構成に
することができる。また、上記実施形態1から5に示し
たものは、自動車前照灯用だけでなく、勿論、一般照明
用を始め、他の用途にも使用可能である。例えば、液晶
やDMDを用いたプロジェクタ等のような画像投写装置
用の光源としても使用できる。さらに、競技スタジアム
用や、道路標識を照らす投光器用としても使用すること
ができる。
中心に印加される磁界をB(mT)とし、一対の電極の
先端間の距離をd(mm)とし、定常点灯時の前記発光
管の管内圧力をP0(MPa)とし、定常点灯時に消費
される電力をW(W)とし、定常点灯時の安定周波数を
f(Hz)としたときに、0<(100BW/f)−P
0d<100の関係を満たしているので、アークのゆれ
を抑制してちらつきを防止した無水銀高輝度放電ランプ
点灯装置を提供することができる。
プによると、一対の電極の先端間の距離をd(mm)と
し、室温での希ガスの封入圧力をP(MPa)としたと
きに、Pd≦4.6にしているので、アークのゆれを抑
制してちらつきを防止することができる。
面図である。
る。
1の下部または上部に配置した構成を示す断面図であ
る。
にアーク周辺の構成をモデル化した図である。
すグラフである。
る。
放電ランプ点灯装置100の構成を示す図である。
ンプ11の構成を模式的に示す断面図である。
ある。
BW/f−P・dと光出力変動との関係を示すグラフで
ある。
BW/f−P・dと発光管内径変化率との関係を示すグ
ラフである。
W/f−P・dと光出力変動との関係を示すグラフ
W/f−P・dと発光管内径変化率との関係を示すグラ
フである。
BW/f−P・dと光出力変動との関係を示すグラフで
ある。
BW/f−P・dと発光管内径変化率との関係を示すグ
ラフである。
Pa)の場合における10BW/f−P・dと光出力変
動との関係を示すグラフである。
(MPa)の場合における10BW/f−P・dと発光
管内径変化率との関係を示すグラフである。
(MPa)の場合における10BW/f−P・dと光出
力変動との関係を示すグラフである。
(MPa)の場合における10BW/f−P・dと発光
管内径変化率との関係を示すグラフである。
における10BW/f−P・dと光出力変動との関係を
示すグラフである。
における10BW/f−P・dと発光管内径変化率との
関係を示すグラフである。
における10BW/f−P・dと光出力変動との関係を
示すグラフである。
における10BW/f−P・dと発光管内径変化率との
関係を示すグラフである。
点灯装置(ミラー付きランプ)の構成を示す図である。
ンプを35Wの電力で垂直点灯させた場合における光出
力変動とP×dとの関係をXe圧について示すグラフで
ある。
ンプを35Wの電力で垂直点灯させた場合における光出
力変動との関係を電極間距離について示すグラフであ
る。
ためのモデル図
ンプの他の構成を模式的に示す断面図である。
プ) 12 点灯回路 13 口金 14 外管 20 フィルター 40 照度計 41 オシロスコープ 50 CCD 60 VTR 70 モニタ 80 反射鏡 100 無水銀高輝度放電ランプ点灯装置
Claims (20)
- 【請求項1】 発光物質が封入される管内に一対の電極
が配置された発光管を有し、水平点灯される高輝度放電
ランプと、 前記一対の電極に交流電流を供給する交流電流発生手段
を含む点灯回路とを備え、 前記発光管内には、前記発光物質として水銀が含まれて
おらず、 前記一対の電極の先端間を結ぶ直線に対して略垂直な成
分を含む磁界を、略鉛直方向に印加する磁界印加手段を
さらに備え、 前記一対の電極の先端間の中心に印加される前記磁界を
B(mT)とし、前記一対の電極の先端間の距離をd
(mm)とし、定常点灯時の前記発光管の管内圧力をP
0(MPa)とし、定常点灯時に消費される電力をW
(W)とし、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)とし
たときに、 0<(100BW/f)−P0d<100 の関係を満たすことを特徴とする、無水銀高輝度放電ラ
ンプ点灯装置。 - 【請求項2】 発光物質が封入される管内に一対の電極
が配置された発光管を有し、水平点灯される高輝度放電
ランプと、 前記一対の電極に交流電流を供給する交流電流発生手段
を含む点灯回路とを備え、 前記発光管内には、前記発光物質として水銀が含まれて
おらず、かつ、少なくとも希ガスが含まれており、 前記一対の電極の先端間を結ぶ直線に対して略垂直な成
分を含む磁界を、略鉛直方向に印加する磁界印加手段を
さらに備え、 前記一対の電極の先端間の中心に印加される前記磁界を
B(mT)とし、前記一対の電極の先端間の距離をd
(mm)とし、20℃での前記希ガスの封入圧力をP
(MPa)とし、定常点灯時に消費される電力をW
(W)とし、定常点灯時の安定周波数をf(Hz)とし
たときに、 0<(10BW/f)−Pd<10 の関係を満たすことを特徴とする、無水銀高輝度放電ラ
ンプ点灯装置。 - 【請求項3】 前記封入圧力Pが、0.1(MPa)<
P<2.5(MPa)の範囲にある、請求項2に記載の
無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項4】 前記封入圧力Pおよび前記距離dが、P
・d<8の関係を満たすことを特徴とする、請求項2ま
たは3に記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項5】 前記封入圧力Pおよび前記距離dが、P
d≦4.6の関係を満たすことを特徴とする、請求項4
に記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項6】 前記定常点灯時の点灯周波数fが、40
(Hz)<fの範囲である、請求項1から5の何れか一
つに記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項7】 前記磁界Bが、B<500(mT)の範
囲である、請求項1から6の何れか一つに記載の無水銀
高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項8】 前記一対の電極の先端の間の前記距離d
が、2<d(mm)の範囲である、請求項1から7の何
れか一つに記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項9】 前記高輝度放電ランプが、前記発光管内
に前記発光物質として少なくともインジウムハロゲン化
物を含むメタルハライドランプである、請求項1から8
の何れか一つに記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装
置。 - 【請求項10】 さらに、前記高輝度放電ランプから発
せられる光を反射する反射鏡とを備え、 前記反射鏡の光軸上に、前記無水銀高輝度放電ランプの
アークの中心が配置されている、請求項1から9の何れ
か一つに記載の無水銀高輝度放電ランプ点灯装置。 - 【請求項11】 発光物質が封入される管内に一対の電
極が配置された発光管を備え、 前記発光管内には、希ガスと、前記発光物質としてイン
ジウムのハロゲン化物とが少なくとも含まれており、か
つ、前記発光物質として水銀が含まれておらず、 前記一対の電極の先端間の距離をd(mm)とし、室温
での前記希ガスの封入圧力をP(MPa)としたとき
に、Pd≦4.6を満たすことを特徴とする、無水銀メ
タルハライドランプ。 - 【請求項12】 前記希ガスの封入圧力Pが、室温で
0.3(MPa)以上である、請求項11に記載の無水
銀メタルハライドランプ。 - 【請求項13】 前記距離dが2(mm)以上である、
請求項11または12に記載の無水銀メタルハライドラ
ンプ。 - 【請求項14】 前記メタルハライドランプの点灯方向
が垂直である、請求項11から13の何れか一つに記載
の無水銀メタルハライドランプ。 - 【請求項15】 前記メタルハライドランプの点灯方向
が水平であり、かつ、 前記一対の電極の先端間を結ぶ直線に対して略垂直な成
分を含む磁界を印加し、それによってアーク湾曲を抑制
する磁界印加手段をさらに備えている、請求項11から
13の何れか一つに記載の無水銀メタルハライドラン
プ。 - 【請求項16】 前記メタルハライドランプは、前記一
対の電極に交流電流が供給される交流点灯型である、請
求項15に記載の無水銀メタルハライドランプ。 - 【請求項17】 前記発光物質として、スカンジウムの
ハロゲン化物と、ナトリウムのハロゲン化物と、タリウ
ムのハロゲン化物とを前記発光管内に含む、請求項11
から16に記載の無水銀メタルハライドランプ。 - 【請求項18】 前記ハロゲン化物を構成するハロゲン
は、ヨウ素および臭素からなる群から選択される少なく
とも1つである、請求項17に記載の無水銀メタルハラ
イドランプ。 - 【請求項19】 前記希ガスはXe(キセノン)であ
る、請求項11から18の何れか一つに記載の無水銀メ
タルハライドランプ。 - 【請求項20】 さらに、前記無水銀メタルハライドラ
ンプから発せられる光を反射する反射鏡とを備え、 前記反射鏡の光軸上に、前記無水銀メタルハライドラン
プのアークの中心が配置されている、請求項11から1
9の何れか一つに記載の無水銀メタルハライドランプ。
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|---|---|---|---|
| JP2001155385A JP3385010B2 (ja) | 2000-05-26 | 2001-05-24 | 無水銀高輝度放電ランプ点灯装置、および無水銀メタルハライドランプ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000-156308 | 2000-05-26 | ||
| JP2000156308 | 2000-05-26 | ||
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|---|---|
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-
2001
- 2001-05-24 JP JP2001155385A patent/JP3385010B2/ja not_active Expired - Fee Related
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