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JP2002192161A - 船舶のバラスト水の処理方法及びその処理装置 - Google Patents

船舶のバラスト水の処理方法及びその処理装置

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Publication number
JP2002192161A
JP2002192161A JP2000394857A JP2000394857A JP2002192161A JP 2002192161 A JP2002192161 A JP 2002192161A JP 2000394857 A JP2000394857 A JP 2000394857A JP 2000394857 A JP2000394857 A JP 2000394857A JP 2002192161 A JP2002192161 A JP 2002192161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballast water
electrode
ship
electrodes
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000394857A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Takeuchi
和久 竹内
Keisuke Kawamura
啓介 川村
Kiyoto Oe
清登 大江
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000394857A priority Critical patent/JP2002192161A/ja
Publication of JP2002192161A publication Critical patent/JP2002192161A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63JAUXILIARIES ON VESSELS
    • B63J4/00Arrangements of installations for treating ballast water, waste water, sewage, sludge, or refuse, or for preventing environmental pollution not otherwise provided for
    • B63J4/002Arrangements of installations for treating ballast water, waste water, sewage, sludge, or refuse, or for preventing environmental pollution not otherwise provided for for treating ballast water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/4608Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods using electrical discharges
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2103/00Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
    • C02F2103/008Originating from marine vessels, ships and boats, e.g. bilge water or ballast water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2303/00Specific treatment goals
    • C02F2303/04Disinfection

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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理作業が船舶の航行の障害とならず、且つ
小動力で効率良く所定の有害微生物を無害化することが
できる船舶のバラスト水の処理装置を提供する。 【解決手段】 バラスト水の処理部 II を、給排水系I
の管路5bの途中に配設してバラストタンク3内に導入
するバラスト水中、又はバラストタンク3から排出する
バラスト水中に潜む有害微生物の無害化処理を行うもの
で、処理部 II は、バラスト水中に臨んで高電圧パルス
を印加する電極を有しており、有害微生物に直接高電圧
を印加してその内部で放電を起こすことによりこれを損
傷・無害化するか、又は電極間に印加する高電圧パルス
でアーク放電を発生させて衝撃波を発生し、この衝撃波
のエネルギーで有害微生物を間接的に損傷・無害化する
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は船舶のバラスト水の
処理方法及びその処理装置に関し、特に出発地の港の水
をバラスト水として利用する場合において、このバラス
ト水中に潜むプランクトン等の有害微生物を無害化する
のに適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】例えばタンカー等の船舶において、積荷
の原油等を降ろした後、再度目的地に向けて航行する
際、航行中の当該船舶のバランスを取るため、通常、所
定のタンク内にバラスト水と呼ばれる海水を貯溜してい
る。この場合のバラスト水は、通常、寄港地の海水を利
用している。すなわち、当該港の海水を汲み上げて貯溜
するとともに目的地の港で船舶外に排出している。 【0003】この結果、汲み上げたバラスト水にプラン
クトン等の水質汚染の原因となる有害微生物が存在する
場合、これがバラスト水に潜んで移動することとなる。
したがって、有害微生物を含むバラスト水を目的地の港
でそのまま排出するとその港の水質を汚染する原因とな
る。 【0004】このように、バラスト水に潜んで移動して
船舶の行先の港の水質が汚染されるのを防止するため、
リバラスト方式が提案されている。これは、バラスト水
を貯溜した船舶が外洋に達したとき、そこで出発地の港
で汲み上げた水を排出するとともに、良質の外洋の水を
汲み上げて出発地の港で汲み上げた水を希釈することに
より良質のバラスト水と交換する方式である。これに
は、さらにバラスト水の交換作業を外洋に停泊して行う
方式と、航行しながら行う方式の2方式がある。 【0005】一方、リバラスト方式に代わる方式とし
て、ミキサーパイプ処理法が提案されている。これは、
水中の粒子を粉砕する効果及び液体と気体とを効率良く
混合する効果を併せもつ単純な構造のミキサーパイプ
を、バラスト水配管中に組み込み、バラスト水の汲み上
げ時、排出時又は両機会に通水するだけでバラスト水中
の有害微生物に損傷を与え、これを無害化するものであ
る。すなわち、ミキサーパイプへの通水時に、旋回によ
って発生する乱流により、また突起への衝突或いは突起
後背に発生する乱流に有害微生物を損傷する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
係るリバラスト方式のうち、船舶の航行を停止してバラ
スト水の入れ換えを行う場合には、バラスト水の入れ換
え作業に要する時間分の無駄が生じ、また航行しながら
入れ換えを行う場合には、大きな動力が必要になるとい
う問題がある。さらに、船舶の船体の各部には種々の荷
重が複雑に作用するため、バラスト水の入れ換え作業に
は熟練を要するという問題もある。ちなみに、通常は複
数配設するバラストタンクの何れかのバラスト水を抜い
た場合、そのバラストタンクの船舶における位置及びバ
ラスト水の抜き方等によっては、船体の一部に局所的な
過大な応力が作用し、最悪の場合には、船体の損傷を生
起する。 【0007】一方、ミキサーパイプ処理法の場合のミキ
サーパイプの入口圧は、例えば5kg/cm2 乃至7k
g/cm2 程度の高圧力が必要となり、かかる圧力まで
圧縮するポンプの駆動に要する動力が大きなものとな
る。 【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、バラスト
水の処理作業が船舶の航行の障害とならず、且つ小動力
で効率良く所定の有害微生物を無害化することができる
船舶のバラスト水の処理方法及びその処理装置を提供す
ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】 【0010】本発明は、何れも高電圧パルスを、バラス
ト水中の電極に印加することにより有害微生物を無害化
するものであるが、大きく分けて、1)バラスト水中の
有害微生物に高電圧パルスに基づく高電圧を直接作用さ
せて、有害微生物中で放電を発生させることによりこれ
を損傷して無害化するものと、2)バラスト水中の電極
間でアーク放電を発生させ、これに伴う衝撃波により有
害微生物を損傷して無害化するものとがある。 【0011】前者(有害微生物に高電圧を直接印加する
直接方式)に係るバラスト水の処理方法に関する発明の
特徴は次の通りである。 【0012】1) 出発地の港の水をバラスト水として
船舶に汲み上げてそのタンクに貯溜する場合、又はこの
貯溜してきたバラスト水を目的地の港に船舶のタンクか
ら排出する場合におけるバラスト水の処理方法におい
て、汲み上げるバラスト水又は排出するバラスト水の流
路の途中でこのバラスト水に臨ませた電極間に高電圧パ
ルスを供給してバラスト水中の有害微生物に高電圧を印
加するとともにこの有害微生物の内部で放電を発生さ
せ、この放電により上記有害微生物に損傷を与えて無害
化すること。 【0013】2) 出発地の港の水をバラスト水として
船舶に汲み上げてそのタンクに貯溜したバラスト水の処
理方法において、航行中の船舶のタンクからバラスト水
を汲み上げ、汲み上げたバラスト水の流路の途中でこの
バラスト水に臨ませた電極間に高電圧パルスを供給して
バラスト水中の有害微生物に高電圧を印加するとともに
この有害微生物の内部で放電を発生させ、この放電によ
り上記有害微生物に損傷を与えて無害化した後、処理後
のバラスト水を再度タンクに戻すこと。 【0014】後者(電極間のアーク放電に伴う衝撃波を
用いる間接方式)に係るバラスト水の処理方法に関する
発明の特徴は次の通りである。 【0015】3) 出発地の港の水をバラスト水として
船舶に汲み上げてそのタンクに貯溜する場合、又はこの
貯溜してきたバラスト水を目的地の港に船舶のタンクか
ら排出する場合におけるバラスト水の処理方法におい
て、汲み上げるバラスト水又は排出するバラスト水の流
路の途中でこのバラスト水に臨ませた電極間に高電圧パ
ルスを供給して当該電極間にアーク放電を発生させ、こ
の放電により発生する衝撃波でバラスト水中の有害微生
物に損傷を与えて無害化すること。 【0016】4) 出発地の港の水をバラスト水として
船舶に汲み上げてそのタンクに貯溜したバラスト水の処
理方法において、航行中の船舶のタンクからバラスト水
を汲み上げ、汲み上げたバラスト水の流路の途中でこの
バラスト水に臨ませた電極間に高電圧パルスを供給して
当該電極間にアーク放電を発生させ、この放電により発
生する衝撃波でバラスト水中の有害微生物に損傷を与え
て無害化した後、処理後のバラスト水を再度タンクに戻
すこと。 【0017】5) 上記3)又は4)に記載する船舶の
バラスト水の処理方法において、アーク放電による放電
エネルギーは、アーク放電の径と、一対の放電電極間の
距離とに基づいて求めたアーク放電の体積(cc)であ
り、バラスト水の極く一部が気化・プラスマ化する体積
に、2610(J/cc)を乗じて得る値以上の放電エ
ネルギーとしたこと。 【0018】前者(有害微生物に高電圧を直接印加する
直接方式)に係るバラスト水の処理装置に関する発明の
特徴は次の通りである。 【0019】6) 船舶のタンクに貯溜するバラスト水
を汲み上げて、再度元のタンク又は他のタンクに貯溜す
るように構成したバラスト水の処理系における流路の途
中に配設され、さらにバラスト水中に臨んだ状態で高電
圧パルスが印加される電極を有する一方、この電極を介
してバラスト水中の有害微生物に高電圧を印加するとと
もにこの有害微生物の内部で放電を発生させ、この放電
により上記有害微生物に損傷を与えて無害化する処理部
を具備すること。 【0020】7) 上記6)に記載する船舶のバラスト
水の処理装置において、処理部の電極は、電極間の抵抗
を大きくするとともに静電容量を小さくし、当該電極間
にバラスト水を流通させたときの電極間のインピーダン
スを大きくして電源側のインピーダンスとのマッチング
をとるように構成したこと。 【0021】8) 上記7)に記載する船舶のバラスト
水の処理装置において、処理部の電極は、線電極と、こ
の線電極の両側でこの線電極にそれぞれ相対向する平板
状のメッシュ電極とで形成したこと。 【0022】9) 上記7)に記載する船舶のバラスト
水の処理装置において、処理部の電極は、平板状のメッ
シュ電極を相対向させて形成したこと。 【0023】10) 上記7)に記載する船舶のバラス
ト水の処理装置において、処理部の電極は、大径と小径
の2個の円筒状のメッシュ電極を同心円状に配設したも
のであること。 【0024】11) 上記7)に記載する船舶のバラス
ト水の処理装置において、処理部の電極は、一本の線電
極とこの線電極を囲繞するように同心円状に配設した円
筒状のメッシュ電極とを組み合わせたものであること。 【0025】12) 上記7)に記載する船舶のバラス
ト水の処理装置において、処理部の電極は、複数本のプ
ラス側の線電極と、複数本のマイナス側の線電極とを相
対向させて構成したこと。 【0026】13) 上記8)、11)又は12)に記
載する何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、各
孔を介して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供給
するようにしたこと。 【0027】14) 上記6)乃至12)に記載する何
れか1つの船舶のバラスト水の処理装置において、処理
部は、バラスト水の移動方向に関し電極の上流に配設し
たバブル発生装置を有し、このバブル発生装置で発生し
た空気又は酸素のバブルを電極間を流通するバラスト水
に供給するようにしたこと。 【0028】15) 船舶の外部からそのタンクに貯溜
するバラスト水を汲み上げるとともに上記タンクに貯溜
したバラスト水を上記船舶の外部に排出するバラスト水
の給排水系に組み込まれ、弁の切り替えにより、上記給
排水系から流出するバラスト水又は上記給排水系に流入
するバラスト水が流通するとともに、バラスト水中に臨
んだ状態で高電圧パルスが印加される電極を有する一
方、この電極を介してバラスト水中の有害微生物に高電
圧を印加するとともにこの有害微生物の内部で放電を発
生させ、この放電により上記有害微生物に損傷を与えて
無害化する処理部を具備すること。 【0029】16) 上記15)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、電極間の
抵抗を大きくするとともに静電容量を小さくし、当該電
極間にバラスト水を流通させたときの電極間のインピー
ダンスを大きくして電源側のインピーダンスとのマッチ
ングをとるように構成したこと。 【0030】17) 上記16)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、線電極
と、この線電極の両側でこの線電極にそれぞれ相対向す
る平板状のメッシュ電極とで形成したこと。 【0031】18) 上記16)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、平板状の
メッシュ電極を相対向させて形成したこと。 【0032】19) 上記16)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、大径と小
径の2個の円筒状のメッシュ電極を同心円状に配設した
ものであること。 【0033】20) 上記16)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、一本の線
電極とこの線電極を囲繞するように同心円状に配設した
円筒状のメッシュ電極とを組み合わせたものであるこ
と。 【0034】21) 上記16)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は、複数本の
プラス側の線電極と、複数本のマイナス側の線電極とを
相対向させて構成したこと。 【0035】22) 上記17)、20)又は21)に
記載する何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置にお
いて、処理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、
各孔を介して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供
給するようにしたこと。 【0036】23) 上記15)乃至21)に記載する
何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部は、バラスト水の移動方向に関し電極の上流に配設
したバブル発生装置を有し、このバブル発生装置で発生
した空気又は酸素のバブルを電極間を流通するバラスト
水に供給するようにしたこと。 【0037】後者(電極間のアーク放電に伴う衝撃波を
用いる間接方式)に係るバラスト水の処理装置に関する
発明の特徴は次の通りである。 【0038】24) 船舶のタンクに貯溜するバラスト
水を汲み上げて、再度元のタンク又は他のタンクに貯溜
するように構成したバラスト水の処理系における流路の
途中に配設され、さらに高電圧パルスが印加されてバラ
スト水中でアーク放電を発生し、この放電により発生す
る衝撃波でバラスト水中の有害微生物に損傷を与えて無
害化する少なくとも一対の電極を有する処理部を具備す
ること。 【0039】25) 上記24)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は絶縁物に埋
設し、その端面のみが水中に臨むように構成し、各端面
間でアーク放電が発生するようにしたこと。 【0040】26) 上記25)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の一対の電極はバラ
スト水の流れ方向で相対向するように構成したこと。 【0041】27) 上記25)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の一対の電極はバラ
スト水の流れ方向と直角方向でこのバラスト水に臨むよ
うに構成したこと。 【0042】28) 上記26)又は27)に記載する
船舶のバラスト水の処理装置において、処理部の電極
は、複数に分割して複数の電極対を形成し、各電極対を
直列に接続して構成したこと。 【0043】29) 上記24)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部は、アーク放電によ
り有害微生物を無害化し得る領域である有効領域が重複
するように並列に配設した複数の電極対を有し、何れか
1つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬す
る前に他の電極でもアーク放電が発生するようにして複
数の電極対で実効的に同時にアーク放電が発生するよう
に構成したこと。 【0044】30) 上記24)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部は、アーク放電によ
り有害微生物を無害化し得る領域である有効領域が重複
するように並列に配設した複数の電極対を有し、何れか
1つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬す
る前に他の電極でもアーク放電が発生するようにして複
数の電極対で実効的に同時にアーク放電が発生するよう
に構成するとともに、その各電極は絶縁物に埋設し、そ
の端面のみが水中に臨むように構成したこと。 【0045】31) 上記30)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の各電極対は処理水
の流れ方向で相対向するように構成したこと。 【0046】32) 上記30)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の各電極対は処理水
の流れ方向と直角方向で処理水に臨むように構成したこ
と。 【0047】33) 上記29)乃至32)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他の
電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生する
ようにすべく、パルス電源と各電極間の電線路を十分長
くしたこと。 【0048】34) 上記29)乃至32)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他の
電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生する
ようにすべく、パルス電源と各電極間との間にコイルと
コンデンサとをラダー状に複数段組み合わせて構成した
遅延回路を介在させたこと。 【0049】35) 上記24)乃至34)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部のアーク放電による放電エネルギーは、アーク放電
の径と、一対の放電電極間の距離とに基づいて求めたア
ーク放電の体積(cc)に、2610(J/cc)を乗
じて得る値以上の放電エネルギーとしたこと。 【0050】36) 船舶の外部からそのタンクに貯溜
するバラスト水を汲み上げるとともに上記タンクに貯溜
したバラスト水を上記船舶の外部に排出するバラスト水
の給排水系に組み込まれ、弁の切り替えにより、上記給
排水系から流出するバラスト水又は上記給排水系に流入
するバラスト水が流通するとともに、高電圧パルスが印
加されてバラスト水中でアーク放電を発生し、この放電
により発生する衝撃波でバラスト水中の有害微生物に損
傷を与えて無害化する少なくとも一対の電極を有する処
理部を具備すること。 【0051】37) 上記36)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の電極は絶縁物に埋
設し、その端面のみが水中に臨むように構成し、各端面
間でアーク放電が発生するようにしたこと。 【0052】38) 上記37)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の一対の電極はバラ
スト水の流れ方向で相対向するように構成したこと。 【0053】39) 上記37)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の一対の電極はバラ
スト水の流れ方向と直角方向でこのバラスト水に臨むよ
うに構成したこと。 【0054】40) 上記38)又は39)に記載する
船舶のバラスト水の処理装置において、処理部の電極
は、複数に分割して複数の電極対を形成し、各電極対を
直列に接続して構成したこと。 【0055】41) 上記36)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部は、アーク放電によ
り有害微生物を無害化し得る領域である有効領域が重複
するように並列に配設した複数の電極対を有し、何れか
1つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬す
る前に他の電極でもアーク放電が発生するようにして複
数の電極対で実効的に同時にアーク放電が発生するよう
に構成したこと。 【0056】42) 上記36)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部は、アーク放電によ
り有害微生物を無害化し得る領域である有効領域が重複
するように並列に配設した複数の電極対を有し、何れか
1つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬す
る前に他の電極でもアーク放電が発生するようにして複
数の電極対で実効的に同時にアーク放電が発生するよう
に構成するとともに、その各電極は絶縁物に埋設し、そ
の端面のみが水中に臨むように構成したこと。 【0057】43) 上記42)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の各電極対は処理水
の流れ方向で相対向するように構成したこと。 【0058】44) 上記42)に記載する船舶のバラ
スト水の処理装置において、処理部の各電極対は処理水
の流れ方向と直角方向で処理水に臨むように構成したこ
と。 【0059】45) 上記41)乃至44)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他の
電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生する
ようにすべく、パルス電源と各電極間の電線路を十分長
くしたこと。 【0060】46) 上記41)乃至44)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他の
電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生する
ようにすべく、パルス電源と各電極間との間にコイルと
コンデンサとをラダー状に複数段組み合わせて構成した
遅延回路を介在させたこと。 【0061】47) 上記36)乃至46)の何れか一
つに記載する船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部のアーク放電による放電エネルギーは、アーク放電
の径と、一対の放電電極間の距離とに基づいて求めたア
ーク放電の体積(cc)に、2610(J/cc)を乗
じて得る値以上の放電エネルギーとしたこと。 【0062】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0063】図1は本発明の実施の形態に係る船舶のバ
ラスト水の処理装置を示す説明図である。同図に示すよ
うに、給排水系Iは、従来より船舶1に設備されていた
ものであり、船舶1の外部から海水吸入口2を介してバ
ラストタンク3に貯溜するバラスト水を汲み上げるとと
もに、このバラストタンク3に貯溜したバラスト水を船
舶1の外部に排出するもので、駆動源としてのバラスト
ポンプ4、バラスト水の流路となる管路5a,5b,5
c,5d及び給排水を切換えるために各管路5a,5
b,5c,5dにそれぞれ配設した4個の弁6a,6
b,6c,6dを有している。バラストタンク3は、船
体強度及び吃水制御等のため、通常複数箇所に設けら
れ、給排水系I及びバラストポンプ4も、通常複数個設
けられている。 【0064】本形態に係る処理装置は、上記給排水系I
と一体的に構成したものである。すなわち、当該処理装
置の中心な機能を果たすバラスト水の処理部 II は、管
路5bの途中に設けてあり、バラストタンク3内に導入
するバラスト水中、又はバラストタンク3から排出する
バラスト水中に潜む有害微生物の無害化処理を行うもの
である。ここで、処理部 II は、上記バラスト水中に臨
んで高電圧パルスを印加する電極を具備しており、高電
圧パルスの印加に伴う当該電極間の高電界又は電極間に
発生するアーク放電を利用して有害微生物を無害化する
ものであるが、その具体的な構成及び機能は後に詳述す
る。 【0065】上述の如きバラスト水の処理装置は、次の
ようなモードで運転する。1)出発地の港でバラスト水を汲み上げる場合に有害微
生物の処理を行う場合 この場合には、弁6a,6bを開状態とするとともに、
弁6c,6dを閉状態とし、処理部 II を動作モードと
した上で、バラストポンプ4を駆動してバラスト水を汲
み上げる。この結果、汲み上げられたバラスト水は管路
5a及びバラストポンプ4を通過し、管路5bを介して
バラストタンク3内に貯溜される。ここで、管路5bを
流通するバラスト水が処理部 II を流通する間に所定の
無害化処理を行う。また、バラスト水の排出時は、次の
2)と同態様で運転する。但し、この場合、処理部 II
は、バラスト水を流通させるだけで停止しておく。2)目的地の港でバラスト水を排出する場合に有害微生
物の処理を行う場合 この場合には、弁6c,6dを開状態とするとともに、
弁6a,6bを閉状態とし、処理部 II を動作モードと
した上で、バラストポンプ4を駆動してバラスト水をバ
ラストタンク3から導出する。この結果、導出されたバ
ラスト水は管路5c及びバラストポンプ4を通過し、管
路5b,5dを介して管路5dの開口端から船舶1外に
排出される。ここで、管路5bを流通するバラスト水が
処理部 II を流通する間に所定の無害化処理を行う。ま
た、バラスト水の汲み上げ時は、上記1)と同態様で運
転する。但し、この場合、処理部 II は、バラスト水を
流通させるだけで停止しておく。3)船舶の航行中にバラスト水を循環させて有害微生物
の処理を行う場合 この場合には、弁6c,6bを開状態とするとともに、
弁6a,6dを閉状態とし、処理部 II を動作モードと
した上で、バラストポンプ4を駆動してバラスト水をバ
ラストタンク3から導出する。この結果、導出されたバ
ラスト水は管路5c及びバラストポンプ4を通過し、管
路5bを介して再度バラストタンク3に至る流路を循環
する。ここで、管路5bを流通するバラスト水が処理部
II を流通する間に所定の無害化処理を行う。また、バ
ラスト水の汲み上げ時及び排出時は、上記1)、2)と
同態様で運転する。但し、この場合、処理部 II は、バ
ラスト水を流通させるだけで停止しておく。 【0066】上述の如き運転モードは2つ以上を組み合
わせても勿論良い。すなわち、入出港時及び/又は航行
中等に上述の運転モードを適宜組み合わせて有害微生物
の無害化処理を行うことができる。なお、航行時に当該
処理を行った場合には、船舶1が有する発電設備等を有
効利用することができるという固有の効果を奏する。船
舶1はバラスト水の給排水系Iに対応させた発電設備等
を具備しているので、通常の航行中は、この発電設備の
能力の1/3程度しか稼働させていないのに対し、本形
態に係る処理装置を稼働することにより発電設備等を有
効利用することができるからである。 【0067】なお、上記実施の形態では既存の給排水系
Iに処理部 II を組み込んで構成したが、これに限るも
のではない。処理部 II を含む当該処理装置を別個独立
のものとして構成することも勿論可能である。この場合
には、汲み上げたバラスト水を、事後的に配管系を循環
させながら処理部 II に流通させて処理して元のバラス
トタンク3に戻す方式、事後的に一つのバラストタンク
3から汲み上げたバラスト水を、処理部 II に流通させ
て処理して別のバラストタンク3に移し変える方式等が
考えられる。 【0068】また、既存の給排水系Iに処理部 II を組
み込む場合でも、既存の給排水系Iから分岐する分岐管
路を別途設け、この分岐管路の途中に処理部 II を配設
し、弁の切り換えによりバラスト水が処理部 II を流通
するように構成したものでも良い。 【0069】次に、処理部 II の具体的な構成及び機能
を実施例として説明しておく。次の各本実施例も、有害
微生物に直接高電圧を印加してその内部で放電を起こす
ことによりこれを損傷する直接方式と、電極間に印加す
る高電圧パルスでアーク放電を発生させて衝撃波を発生
し、この衝撃波のエネルギーで有害微生物を損傷する間
接方式とに分けることができる。以下、前者を「有害微
生物の内部放電による直接方式」及び後者を「アーク放
電に伴う衝撃波を用いる間接方式」としてそれぞれ説明
する。 【0070】<有害微生物の内部放電による直接方式>
本発明者等は、図2に示すように、パルス電源11より
高電圧パルスを相対向する電極間、具体的には線電極1
2a,12b,12cとこれと相対向する2枚の平板電
極13a,13bとの間に印加し、これら線電極12と
平板電極13aとの間及び線電極12a〜12cと平板
電極13bとの間にそれぞれ処理水を流通させることに
より当該処理水中のプランクトン等の有害微生物を無害
化する実験を行った。 【0071】上記実験装置は処理対象液体が少量であ
り、パルス電源11及び電極12a〜12c、13a、
13bが小形で良いため然程問題にはならないが、大量
の水を処理する装置として実用化する場合には、電源1
1のインピーダンスが大であるのに対し、電極12a〜
12c、13a、13b及び電極12、13a、13b
間の媒質(処理水)に依存する負荷側のインピーダンス
が小であるため、電源11側と負荷側のインピーダンス
のマッチングがとれないという問題がある。すなわち、
図2に示す装置の等価回路である図3に示す通り、当該
装置は、電源11が発生する高圧パルスを電線14を介
して負荷15(電極12a〜12c、13a、13b等
からなる。)に印加するものであるが、電源11側のイ
ンピーダンスに比べ、負荷15側のインピーダンスが小
さいため、電源11側で高電圧のパルスP1 を発生させ
ても、負荷15(電極12a〜12c、13a、13b
間)に印加されるパルスは、電源11側に比べ極端に低
電圧のパルスP2 となってしまう。このため、効率が悪
いばかりでなく、有害微生物の充分な無害化能力も持ち
得ないものとなってしまう。ちなみに、プランクトン等
の有害微生物を無害化するためにはこれらに高電圧を印
加することが肝要である。 【0072】特に、実用機においては、消費エネルギー
が比較的大きいため、電源11と電極12a〜12c、
13a、13b等を含む負荷側のインピーダンスのマッ
チングがとれない状態は、重大な問題となり、イニシャ
ルコスト及びランニングコストの両方に関連してこれら
のコストを高騰化する原因となる。 【0073】すなわち、バラスト水において効率良くプ
ランクトン等の有害微生物を無害化するための電界を発
生させるためには、これらの水中に高電圧を印加する必
要があり、これを実現するためには、電源11と負荷
(電極12a〜12c、13a、13b)とのインピー
ダンスを揃える(近付ける)ことが肝要である。 【0074】一般に、図4に示すような平板電極21、
22の等価回路は、図5に示す通り、抵抗Rとコンデン
サ(静電容量)Cとの並列回路として表すことができ
る。ここで、抵抗Rは電極21、22間のバラスト水の
抵抗、静電容量Cは電極21、22間の静電容量であ
り、これらの抵抗R、静電容量C及び抵抗Rと静電容量
Cとに基づくインピーダンスZは次式(1)で与えられ
る。 【0075】 R=d/σS(Ω) C=ε・S/d(F) ・・・・・(1) Z=(1/R+ωC)-1 但し、dは電極21、22間の距離、σは導電率、εは
誘電率、Sは電極21、22の面積、ωは2πf(1/
(2・f)がパルス幅に相当する。)である。 【0076】上式(1)において、電極21、22間に
バラスト水を流通させた場合を考えると、水の誘電率σ
は大きく(空気の80倍)、また抵抗Rは小さい(特に
海水の場合はNaCIがイオン化するため、淡水の場合
に比べてさらに抵抗Rは小さくなる。)。この結果、イ
ンピーダンスZも小さくなる。そこで、相対的に大きい
電源のインピーダンスに負荷のインピーダンスZを近付
けるためには抵抗Rを大きくし、且つ静電容量Cを小さ
くする必要がある。これは、電極21、22間の距離d
を大きくすることによっても実現し得るが、距離dを大
きくした場合には、電極21、22間の電位の傾きが小
さくなり、処理水中の微生物に所望の高電圧を印加する
ことができない。すなわち、距離dは微生物に印加すべ
き電圧により規定され、あまり大きくすることはできな
い。同様に抵抗Rを大きく、且つ静電容量Cを小さくす
ることは、電極21、22の面積Sを小さくすることに
よっても実現できる。ところが、平板電極の面積を単純
に小さくしたのでは、電極間に流通させて電界を形成で
きる処理水の領域が小さくなってしまう。すなわち、当
該技術分野における実用的なバラスト水処理を実現する
には、電極の印加電圧により形成される電界はバラスト
水の広い領域に亘って発生させる必要があるため、この
点に起因して電極の大きさ(垂直方向の長さ及び水平方
向の長さにより決定される嵩)もある程度以上のものに
制限される。 【0077】本実施例では、インピーダンスを考慮する
場合の電極間の面積Sを実効的に小さくすることで、処
理部 II の負荷側のインピーダンスを大きくし、電源側
のインピーダンスに可及的に近付けることができるよう
にした。 【0078】図6は第1の実施の形態に係る処理部 II
の電極部分を抽出して概念的に示す説明図である。同図
に示すように、プラス側の電極は3本の線電極31a、
31b、31cで構成してあり、マイナス側の電極は線
電極31a、31b、31cを挟んだ両側に配設した平
板状のメッシュ電極32、33で構成してある。かかる
電極はバラスト水水中に浸漬され、このように浸漬され
た状態でメッシュ電極32、33の面に沿う方向に相対
的に移動するようになっている。ここで、線電極31a
〜31cとメッシュ電極32との間、及び線電極31a
〜31cとメッシュ電極33との間には、電源11(図
2参照。以下、同じ。)から高電圧パルスが印加され、
これに基づく電界が、線電極31a〜31cとメッシュ
電極32との間、及び線電極31a〜31cとメッシュ
電極33との間を流通するバラスト水に形成される。 【0079】かかる電極の一方は線電極31a〜31
c、他方は平板状のメッシュ電極32、33であるの
で、線電極31a〜31cとの間での静電容量C及び抵
抗Rを考える場合のメッシュ電極32の実効的な表面積
S、すなわちメッシュ電極32の全体からメッシュによ
る孔の総面積を除いた導体部分の面積(以下、同じ。)
を小さくして静電容量Cを小さくすることができ、同時
に線電極31a〜31cとメッシュ電極32、33との
間の抵抗Rを大きくすることができる。この結果、当該
処理部 II の負荷側のインピーダンスZを大きくして、
電源11側のインピーダンスと整合するよう適正化を図
ることができる。一方、この場合にバラスト水中におい
て電界が形成される領域は、線電極31a〜31cの長
さ及び径、メッシュ電極32、33の嵩(長辺×短辺)
等により規定されるが、これらは十分大きなものとする
ことができる。 【0080】上記実施例に係る電極は線電極対平板状の
メッシュ電極の場合であるが、当然これに限るものでは
ない。同様に、インピーダンスZを大きくすることがで
きる処理部 II の電極の他の具体例として図7乃至図1
0に示す第2乃至第5の実施例に係る電極を挙げること
ができる。 【0081】図7に示す第2の実施例に係る電極は、平
板状のメッシュ電極41、42を相対向させたものであ
る。図8に示す第3の実施例に係る電極は、円筒状のメ
ッシュ電極51、52を同心円状に配置したものであ
る。図9に示す第4の実施例に係る電極は、一本の線電
極61とこの線電極61を囲繞するように同心円上に配
設した円筒状のメッシュ電極62とを組み合わせたもの
である。図10に示す第5の実施例に係る電極は、複数
本のプラス側の線電極71a、71b、71cと各線電
極71a、71b、71cに相対向するマイナス側の線
電極72a、72b、72cとを組み合わせたものであ
る。 【0082】上述の如き第2乃至第5の実施例の何れの
場合も、プラス側とマイナス側との電極の実効的な面積
Sを小さくすることができるので、その分インピーダン
スZを大きくすることができ、電源11側のインピーダ
ンスに近付けることができる。 【0083】なお、上記第1及び第5の実施の形態にお
ける線電極31a〜31c及び線電極71a〜71c、
72a〜72cの本数には特別な制限はない。電極側で
得たいインピーダンスZを考慮して適宜選定すれば良
い。 【0084】上記第1乃至第5の実施例に係る電極に対
する給電点は、通常上端部である。一方、水中における
電圧波の伝搬速度は、気体中におけるそれの1/9と小
さい。このため、給電点(一般に電極の一方の端部であ
る。)から電極の先端にいく程、電圧波のエネルギーが
減少してしまい、電極間に均一な高電圧を印加すること
ができないという問題を生起する。かかる問題に対し、
上記各実施例では電源11から印加する高電圧パルスの
パルス幅を適正化することにより対処している。具体的
には、パルス幅を数100〜1000ns程度としてい
る。かかるパルス幅は、各電極31a〜31c、32、
33、41、42、51、52、61、62、71a〜
71c、72a〜72cの長さ(バラスト水の流通方向
と直角な垂直方向の長さ)が5mの以下の場合には、電
極間に均一な高電圧を印加する上で好適なものとなる。 【0085】上述の如き第1乃至第5の実施例に係る電
極に加え、処理水中にバブルを発生させる機能を追加す
ることにより、当該処理部 II の省エネルギー化及び高
処理率化を達成することができる。すなわち、処理水で
あるバラスト水中へ空気若しくは酸素をバブリングで注
入し、この結果生成される気泡に電界を印加することに
より気泡内放電を発生させてオゾン、紫外線、OHラジ
カルを生成し、これで有害微生物の無害化効率を高める
ことができる。 【0086】図11及び図12はバブリング機能を追加
した本願発明の第6及び第7の実施例を概念的に示す説
明図である。 【0087】図11に示す第6の実施例は、図6に示す
第1の実施例と同様の線電極81a、81b、81cと
平板状のメッシュ電極32、33とを組み合わせたもの
であるが、線電極81a〜81cは、軸方向に亘り分散
させて多数の孔81dを設けたパイプで形成してあり、
各孔81dを介して酸素又は空気のバブルをバラスト水
中に供給するようになっている。かかる実施例において
は、線電極81a〜81cの各孔81dから発生する気
泡にも電界が印加される。この結果、気泡内でボイド放
電が生起され、これにより生成されるオゾン、紫外線、
OHラジカルによってもバラスト水中の有害微生物を無
害化することができる。 【0088】図12に示す第7の実施例に係る処理部 I
I は、図6に示す第1の実施例と同様の線電極31a、
31b、31cと、平板状のメッシュ電極32、33と
を組み合わせたものであるが、本実施例においては、処
理水の流れ方向に対し当該電極(線電極31a、31
b、31c、メッシュ電極32、33)の上流にバブル
発生装置91を配設してある。かかる実施例において
も、バラスト水が電極(線電極31a、31b、31
c、メッシュ電極32、33)部分を通過する際、気泡
にも電界が印加され、第6の実施例と同様に、気泡の生
成されるオゾン、紫外線、OHラジカルによってもバラ
スト水中の有害微生物を無害化することができる。 【0089】上述の如きバブリング機能は図7乃至図1
0に示す電極と組み合わせても良く、このように組み合
わせた場合には、第6乃至第7の実施例と同様の作用・
効果を得る。特に、線電極61、71a〜71c、72
a〜72cを有する場合には、第6の実施例に係る線電
極81a〜81と同様に、孔81dを設けることによ
り、電極にバブリング機能を兼備させることもできる。 【0090】<アーク放電に伴う衝撃波を用いる間接方
式>本実発明者等は、水中でアーク放電を発生させ、ア
ーク放電による衝撃波により水中の有害微生物を物理化
学的に無害化することができるのではないかと考え、次
の様な実験を試みた。 【0091】すなわち、図13に示すように、円筒状の
容器102の内部の中央部に、電極103、104を所
定間隔(この場合、1mm)を隔てて相対向させ、この
容器102内に水質汚染の原因となる有害微生物である
渦鞭毛藻を含む処理水を入れ、パルス電源101により
電極103、104間にパルス電圧を印加して処理水中
にアーク105を発生させた。このとき、容器102の
半径は20mm、高さは200mmとした。また、パル
ス電圧は1秒間隔で40パルスを印加し、それぞれのパ
ルスに対応するアーク放電を発生させた。 【0092】かかる実験の結果を図14に示す。同図
は、上述の如きアーク放電による衝撃波で処理した場合
における当該処理水中の渦鞭毛藻のセルの数と、かかる
処理をしない場合における処理水中の渦鞭毛藻のセルの
数とを経時的に比較観察したものである。そこで、縦軸
には単位処理水中のセルの数、横軸には経過日数を採っ
てある。 【0093】図14を参照すれば、何の処理もしない場
合、日数の経過とともに渦鞭毛藻が増殖して当該処理水
の水質汚染が進行しているのに対し、アーク放電により
処理した場合には、日数が経過してもセルの数は同数で
あり、増殖していない、すなわち無害化乃至死滅してい
ることが分かる。これはアーク放電による衝撃波で処理
水中の渦鞭毛藻の細胞が引きちぎられる等、物理的な損
傷を受けて無害化乃至死滅しているためと考えられる。
また、このときのアーク放電により発生する紫外線及び
放電により水が解離して発生するラジカル(OH等)に
よっても渦鞭毛藻を無害化することができると考えられ
る。すなわち、図14に示す実験結果は、処理水中でア
ーク放電を発生させ、これに伴う衝撃波等を発生させる
ことにより水中の有害微生物を無害化し得ることを証明
している。 【0094】かかる知見に基づく各実施例は次の通りで
ある。以下に述べる実施例は複数対の電極を有する場合
であるが、一対の電極でもアーク放電を発生させること
ができればその数に特別な制限はない。ただ、電極対の
数が増えれば、その分処理効率が向上することは、論を
またない。 【0095】複数電極を有する本発明の第8の実施例に
係る円筒体及び電極部分を図15に示す。同図に示すよ
うに、本実施例に係る処理部 II は、内部に相対向する
複数組の電極(111-1、112-1)、(111-2、1
12-2)、(111-3、112-3)、・・・・・、(1
11-n、112-n)を配設した円筒体113内に導いた
バラスト水を処理するものであり、各電極(111-1
112-1)乃至(111-n、112-n)間で発生するア
ークに基づく衝撃波、紫外線及びラジカル等によりバラ
スト水中の有害微生物を無害化するものである。ここ
で、電極(111 -1、112-1)乃至(111-n、11
-n)の数及びその間隔は、アーク放電による無害化可
能な領域である有効領域(各電極(111-1、11
-1)乃至(111-n、112-n)から一定の距離の領
域)を考慮して決定する。ちなみに、円筒体113の軸
と直角な方向で隣接する電極(111-1、112-1)乃
至(111-n、112-n)の間隔は同方向の有効領域の
距離dを考慮して2d以下としている。また、円筒体1
13の軸方向は、バラスト水の流れ方向であるので、こ
の方向に関してはバラスト水の流速を考慮する必要があ
る。すなわち、流速が速くなると処理対象である有害微
生物が上記有効領域に滞在する時間が短くなるので、こ
の滞在時間を考慮して同方向における電極(111-1
112-1)乃至(111-n、112-n)の間隔を決定す
る。ただ、殆どの場合は、パルス電源101の電源周波
数(上限が1000pps)の選定で対応できる。した
がって、当該電源周波数で対応できない場合のみ、流れ
方向にも所定の間隔で電極(111-1、112-1)乃至
(111-n、112-n)を配設すれば良い。 【0096】上述の如く、電極(111-1、112-1
乃至(111-n、112-n)の数は任意であるが、処理
領域との関係で実用上、通常は複数対必要になる。この
ように、電極(111-1、112-1)乃至(111-n
112-n)を複数対用いる場合には、全ての電極(11
-1、112-1)乃至(111-n、112-n)で実効的
に同時にアーク放電が起こるようにしてやる必要があ
る。複数対の電極(111-1、112-1)乃至(111
-n、112-n)のうち何れか一対間でアーク放電が開始
されると、この部分での電気抵抗が急減してこの部分に
電流が集中する結果、他の部分では放電を生起すること
ができなくなるからである。すなわち、何れかの電極
(111-1、112-1)乃至(111-n、112-n)で
アーク放電が開始されても、このアーク放電開始の情報
が他の電極(111-1、112-1)乃至(111-n、1
12-n)に伝搬しない間に他の電極(111-1、112
-1)乃至(111-n、112-n)でも放電が開始される
ようにしてやる必要がある。 【0097】各電極(111-1、112-1)乃至(11
-n、112-n)において、「実効的に同時にアーク放
電が起こる」とは、このようにアーク放電開始の情報が
他の電極(111-1、112-1)乃至(111-n、11
-n)に伝搬しない間に他の電極(111-1、11
-1)乃至(111-n、112-n)でも放電が開始され
ることをいう。 【0098】ここで、複数の電極(111-1、11
-1)乃至(111-n、112-n)に実効的に同時にア
ーク放電を起こさせるためには次の点を考慮すれば良
い。すなわち、電圧が電極(111-1、112-1)乃至
(111-n、112-n)間に印加されてアーク放電が発
生するまでの時間は、ほぼ100nS程度である。そこ
で、電極(111-1、112-1)乃至(111-n、11
-n)間の何れかでアーク放電が発生したという情報が
他の電極(111-1、112-1)乃至(111-n、11
-n)に伝搬する時間が100nS以上であれば他の電
極(111-1、112 -1)乃至(111-n、112-n
でもアーク放電を発生させることができる。すなわち、
複数の電極(111-1、112-1)乃至(111-n、1
12-n)間で実効的に同時にアーク放電を発生させるこ
とができる。 【0099】図16及び図17は、各電極(111-1
112-1)乃至(111-n、112 -n)において、実効
的に同時にアーク放電を起こさせるための具体例であ
る。ここで、これらの具体例について説明しておく。 【0100】図16に示す具体例は、パルス電源101
から各電極(111-1、112-1)乃至(111-n、1
12-n)に至る各電線路114-1、114-2、・・・、
114-nの長さを十分長くして何れかの電極(11
-1、112-1)乃至(111-n、112-n)でのアー
クの発生の情報が他の電極(111-1、112-1)乃至
(111-n、112-n)に伝達するのを遅延させ、その
間に他の電極(111-1、112-1)乃至(111-n
112-n)でも放電が開始されるようにしたものであ
る。この場合の電線路114-1乃至114-nは同軸ケー
ブルで好適に形成することができる。 【0101】ここで、同軸ケーブルは、一般的にインピ
ーダンスが50Ωであり、この場合には電圧伝搬速度は
20m/100nSとなる。すなわち、パルス電源1か
ら各電極(111-1、112-1)乃至(111-n、11
-n)までの距離を20mとするとアーク発生の情報が
隣同士の電極(111-1、112-1)乃至(111-n
112-n)に伝達されるまでの時間は、100nS×2
=200nsとなり、各電極(111-1、112-1)乃
至(111-n、112-n)間で同時にアーク放電を発生
させるのに十分な遅延時間を確保し得る。この場合、同
軸ケーブルの長さは、往復で20mであれば良いので、
理論的には最低10mあれば良いことになる。この程度
以上の長さは、通常容易に確保し得る。 【0102】電線路114-1、114-2、・・・、11
-nを十分長くすることができない場合でも複数の電極
(111-1、112-1)乃至(111-n、112-n)に
おいて同時にアーク放電を発生させることができるよう
に構成したのが、図17に示す他の具体例である。同図
に示すように、本例では、図16に示す具体例における
遅延線として機能する電線路114-1、114-2、・・
・、114-nの代わりに遅延回路115-1、115-2
・・・、115-nを設けたものである。各遅延回路11
-1、115-2、・・・、115-nはコイルLとコンデ
ンサCとをn段組み合わせたラダー回路である。この場
合、コイルLとコンデンサCとの組み合わせ段数nを適
宜選定することにより遅延時間Tが100nS以上にな
るように構成する。ここで、遅延時間は次式(1)で与
えられる。 【0103】 【数1】 ここで、Lはコイルのインダクタンス、Cはコンデンサ
の容量である。ちなみに、L=1μH、C=100pF
のとき、段数nは10段となる。なお、図17中、図1
6と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略
する。 【0104】図18(a)乃至図18(d)は各電極の
具体的な構造を示す説明図である。これらの図に示すよ
うに、電極131、132、133、134は、何れも
その導体が絶縁物に埋設してあり、その端面のみがバラ
スト水123中に臨むように構成してある。かくして、
各端面間でアーク105が発生するようにしたものであ
る。すなわち、各図中、(131a,131b)、(1
32a,132b)、(133a,133b,133
c,133d)、(134a,134b,134c,1
34d,134e)が導体であり、(131c,131
d)、(132c,132d)、(133e,133
f,133g,133h)、(134f,134g,1
34h,134i,134jが絶縁物である。 【0105】ここで、図18(a)に示す一対の電極1
31はバラスト水123の流れ方向で相対向している。
また、図18(b)に示す一対の電極132はバラスト
水123の流れ方向と直角方向でバラスト水123に臨
むように構成してある。さらに、図18(c)に示す電
極133は、電極131を複数に分割して複数の電極対
を形成し、各電極対を直列に接続した構成となってお
り、図18(d)に示す電極134は、電極132を複
数に分割して複数の電極対を形成し、各電極対を直列に
接続した構成となっている。パルス電圧は両端の導体1
33a、133d間及び導体134a、133e間に印
加される。したがって、この場合の印加電圧及び注入エ
ネルギーは、一対の場合のそれに電極対の数を掛けた値
となる。 【0106】かかる電極131、132、133、13
4においては、導体(131a,131b)、(132
a,132b)、(133a,133b,133c,1
33d)、(134a,134b,134c,134
d,134e)の端面のみが、バラスト水123に臨み
他は絶縁されているので、図13に示す電極103、1
04に較べ、相対向する導体(131a,131b)、
(132a,132b)、(133a,133b,13
3c,133d)、(134a,134b,134c,
134d,134e)間での電流の漏れを可及的に低減
することができ、その分効率良くアーク105を発生さ
せることができる。 【0107】また、電極133、134の如く電極対を
複数にした場合には、複数箇所でアークを発生させるこ
とができ、その分衝撃波が伝搬する領域も広がり、広い
領域の有害微生物を無害化することができる。ただ、か
かる電極133、134は、図15に示す実施例には適
用することはできない。全ての電極対で同時にアークを
発生させることができないからである。 【0108】ここで、バラスト水中の有害微生物の処理
を効果的に行うために必要なアーク放電のためのエネル
ギーについて考察しておく。 【0109】処理水中に臨む電極間でアーク放電を発生
させるためには、先ず処理水を100℃の水にする必要
がある。いま、処理水の水温を20℃とすると、これを
100℃の水にするためには、336(J/cc)のエ
ネルギーが必要になる。また、このときの体積膨張率は
「1」である。 【0110】次に、100℃の水を100℃の水蒸気に
する必要がある。これに必要なエネルギーは2261
(J/cc)で、体積膨張率は「1244」である。 【0111】さらに、100℃の水蒸気を7000℃乃
至10000℃のアーク放電にするためには、10乃至
16(J/cc)のエネルギーが必要で、このときの体
積膨張率は「36」である。 【0112】上述の如きアーク放電を発生する過程での
体積膨張により強力な衝撃波を発生させ、これにより有
害微生物に物理的にダメージを与える。強力な衝撃波を
発生させるには上述の如きアーク放電に至る過程を短時
間にする必要がある。実験では、1000(nS)以下
のアーク放電であれば効果的に有害微生物を無害化する
ことができることを確認している。これに基づいて、無
害化するためのエネルギーを試算すると、次の通りとな
る。 【0113】1ccの水をアーク放電にするために必要
なエネルギーEは、水蒸気をアーク放電にするためのエ
ネルギーを16(J/cc)とするとき、 E=336(J/cc)+2261(J/cc)+16
(J/cc) =2613(J/cc) となる。これを、1000nS以下で発生させる必要が
あるため、必要投入電力Pは、P=2613(J/c
c)÷1000(nS)=2.61×109 (W/c
c)となる。 【0114】すなわち、このときの条件は、パルス印加
時間に相当するエネルギー注入時間が1000(nS)
以下で、且つ放電領域への投入電力が2.61×109
(W/cc)以上である。ここで、パルス印加時間が1
000(nS)を越える場合でもバラスト水中の有害微
生物の無害化に効果があることは十分考えられる。した
がって、放電領域に対する注入エネルギーを2610
(J/cc)以上とすれば、所望の効果を得ることがで
きる。 【0115】ここで、放電領域とは、放電したアークの
体積で定義される領域である。例えば、図19に示すよ
うに電極141、142間の距離dを1(mm)、アー
ク105の直径である放電直径を0.5(mm)(代表
値)とするとき、放電領域(体積)Vは、V=0.1
(cm)×0.025(cm)×0.025(cm)×
π =1.96×10-4(cc)となる。 【0116】したがって、注入エネルギーを2613
(J/cc)とすると、このときの全投入エネルギーE
0 は、 E0 =2613(J/cc)×1.96×10-4(c
c) =0.512(J)となる。 【0117】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
た通り、〔請求項1〕に記載する発明は、出発地の港の
水をバラスト水として船舶に汲み上げてそのタンクに貯
溜する場合、又はこの貯溜してきたバラスト水を目的地
の港に船舶のタンクから排出する場合におけるバラスト
水の処理方法において、汲み上げるバラスト水又は排出
するバラスト水の流路の途中でこのバラスト水に臨ませ
た電極間に高電圧パルスを供給してバラスト水中の有害
微生物に高電圧を印加するとともにこの有害微生物の内
部で放電を発生させ、この放電により上記有害微生物に
損傷を与えて無害化することを特徴とするので、次のよ
うな効果を奏する。船舶が出発地の港でバラスト水を汲
み上げ、これを目的地の港で排出してもバラスト水中に
潜んで移動する有害微生物により目的地の港の水質が汚
染されることはない。また、この処理に要するエネルギ
ーも高電圧パルスを発生させるためのエネルギーである
ため、ミキサーパイプ処理法等に比べ格段に小さいエネ
ルギーで済むばかりでなく、確実に有害微生物を無害化
することができる。 【0118】〔請求項2〕に記載する発明は、出発地の
港の水をバラスト水として船舶に汲み上げてそのタンク
に貯溜したバラスト水の処理方法において、航行中の船
舶のタンクからバラスト水を汲み上げ、汲み上げたバラ
スト水の流路の途中でこのバラスト水に臨ませた電極間
に高電圧パルスを供給してバラスト水中の有害微生物に
高電圧を印加するとともにこの有害微生物の内部で放電
を発生させ、この放電により上記有害微生物に損傷を与
えて無害化した後、処理後のバラスト水を再度タンクに
戻すことを特徴とするので、次の様な効果を奏する。
〔請求項1〕に記載する発明と同様の効果に加え、所定
の無害化処理を船舶の航行を停止させることなく効率的
に行うことができるという効果も奏する。さらに、船舶
の発電設備の有効利用を図ることもできる。 【0119】〔請求項3〕に記載する発明は、出発地の
港の水をバラスト水として船舶に汲み上げてそのタンク
に貯溜する場合、又はこの貯溜してきたバラスト水を目
的地の港に船舶のタンクから排出する場合におけるバラ
スト水の処理方法において、汲み上げるバラスト水又は
排出するバラスト水の流路の途中でこのバラスト水に臨
ませた電極間に高電圧パルスを供給して当該電極間にア
ーク放電を発生させ、この放電により発生する衝撃波で
バラスト水中の有害微生物に損傷を与えて無害化するこ
とを特徴とするので、衝撃波を介して有害微生物に損傷
を与える点が異なるが、〔請求項1〕に記載する発明と
同様の効果を奏する。 【0120】〔請求項4〕に記載する発明は、出発地の
港の水をバラスト水として船舶に汲み上げてそのタンク
に貯溜したバラスト水の処理方法において、航行中の船
舶のタンクからバラスト水を汲み上げ、汲み上げたバラ
スト水の流路の途中でこのバラスト水に臨ませた電極間
に高電圧パルスを供給して当該電極間にアーク放電を発
生させ、この放電により発生する衝撃波でバラスト水中
の有害微生物に損傷を与えて無害化した後、処理後のバ
ラスト水を再度タンクに戻すことを特徴とするので、衝
撃波を介して有害微生物に損傷を与える点が異なるが、
〔請求項2〕に記載する発明と同様の効果を奏する。 【0121】〔請求項5〕に記載する発明は、〔請求項
3〕又は〔請求項4〕に記載する船舶のバラスト水の処
理方法において、アーク放電による放電エネルギーは、
アーク放電の径と、一対の放電電極間の距離とに基づい
て求めたアーク放電の体積(cc)であり、バラスト水
の極く一部が気化・プラスマ化する体積に、2610
(J/cc)を乗じて得る値以上の放電エネルギーとし
たことを特徴とするので、有害微生物を無害化するのに
充分なエネルギーの衝撃波を確実に発生し得る。 【0122】〔請求項6〕に記載する発明は、船舶のタ
ンクに貯溜するバラスト水を汲み上げて、再度元のタン
ク又は他のタンクに貯溜するように構成したバラスト水
の処理系における流路の途中に配設され、さらにバラス
ト水中に臨んだ状態で高電圧パルスが印加される電極を
有する一方、この電極を介してバラスト水中の有害微生
物に高電圧を印加するとともにこの有害微生物の内部で
放電を発生させ、この放電により上記有害微生物に損傷
を与えて無害化する処理部を具備することを特徴とする
ので、次の効果を奏する。船舶が出発地の港でバラスト
水を汲み上げ、これを目的地の港で排出してもバラスト
水中に潜んで移動する有害微生物により目的地の港の水
質が汚染されることはない。また、この処理に要するエ
ネルギーも高電圧パルスを発生させるためのエネルギー
であるため、ミキサーパイプ処理法等に比べ格段に小さ
いエネルギーで済むばかりでなく、確実に有害微生物を
無害化することができる。さらに、出発地の港でのバラ
スト水の汲み上げ時、目的地の港でのバラスト水の汲み
上げ時及び/又は船舶の航行中の何れ場合にも所定の処
理作業を行うことができる。 【0123】〔請求項7〕に記載する発明は、〔請求項
6〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置において、
処理部の電極は、電極間の抵抗を大きくするとともに静
電容量を小さくし、当該電極間にバラスト水を流通させ
たときの電極間のインピーダンスを大きくして電源側の
インピーダンスとのマッチングをとるように構成したこ
とを特徴とするので、〔請求項6〕に記載する発明と同
様の効果に加え、高電圧の電力を効率良く電極間に印加
することができるため、当該装置のイニシャルコスト及
びランニングコストを低廉なものとすることができるば
かりでなく、電極間のバラスト水中の有害微生物に高電
圧を印加することができ、これを容易に無害化すること
ができる。 【0124】〔請求項8〕に記載する発明は、〔請求項
7〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置において、
処理部の電極は、線電極と、この線電極の両側でこの線
電極にそれぞれ相対向する平板状のメッシュ電極とで形
成したことを特徴とするので、〔請求項7〕に記載する
発明と同様の効果を奏する。 【0125】〔請求項9〕に記載する発明は、〔請求項
7〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置において、
処理部の電極は、平板状のメッシュ電極を相対向させて
形成したことを特徴とするので、〔請求項7〕に記載す
る発明と同様の効果を奏する。 【0126】〔請求項10〕に記載する発明は、〔請求
項7〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、大径と小径の2個の円筒状のメッ
シュ電極を同心円状に配設したものであることを特徴と
するので、〔請求項7〕に記載する発明と同様の効果を
奏する。 【0127】〔請求項11〕に記載する発明は、〔請求
項7〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、一本の線電極とこの線電極を囲繞
するように同心円状に配設した円筒状のメッシュ電極と
を組み合わせたものであることを特徴とするので、〔請
求項7〕に記載する発明と同様の効果を奏する。 【0128】〔請求項12〕に記載する発明は、〔請求
項7〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、複数本のプラス側の線電極と、複
数本のマイナス側の線電極とを相対向させて構成したこ
とを特徴とするので、〔請求項7〕に記載する発明と同
様の効果を奏する。 【0129】〔請求項13〕に記載する発明は、〔請求
項8〕、〔請求項11〕又は〔請求項12〕に記載する
何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置において、処
理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、各孔を介
して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供給するよ
うにしたことを特徴とするので、〔請求項8〕、〔請求
項11〕又は〔請求項12〕に記載する発明と同様の効
果に加え、電極間のバラスト水中に供給された空気又は
酸素のバブルが放電により破壊されてオゾンを発生する
ため、このオゾンによっても有害微生物の不活性化乃至
殺傷を行うことができ、装置の効率をさらに向上させる
ことができる。 【0130】〔請求項14〕に記載する発明は、〔請求
項6〕乃至〔請求項12〕に記載する何れか1つの船舶
のバラスト水の処理装置において、処理部は、バラスト
水の移動方向に関し電極の上流に配設したバブル発生装
置を有し、このバブル発生装置で発生した空気又は酸素
のバブルを電極間を流通するバラスト水に供給するよう
にしたことを特徴とするので、〔請求項13〕に記載す
る発明と同様の効果を奏する。 【0131】〔請求項15〕に記載する発明は、船舶の
外部からそのタンクに貯溜するバラスト水を汲み上げる
とともに上記タンクに貯溜したバラスト水を上記船舶の
外部に排出するバラスト水の給排水系に組み込まれ、弁
の切り替えにより、上記給排水系から流出するバラスト
水又は上記給排水系に流入するバラスト水が流通すると
ともに、バラスト水中に臨んだ状態で高電圧パルスが印
加される電極を有する一方、この電極を介してバラスト
水中の有害微生物に高電圧を印加するとともにこの有害
微生物の内部で放電を発生させ、この放電により上記有
害微生物に損傷を与えて無害化する処理部を具備するこ
とを特徴とするので、〔請求項6〕に記載する発明と同
様の効果に加え、船舶が一般に備える既存の給排水系を
利用することができるので、その分、当該装置の設備費
のコストを低減することができるという効果も奏する。 【0132】〔請求項16〕に記載する発明は、〔請求
項15〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、電極間の抵抗を大きくするととも
に静電容量を小さくし、当該電極間にバラスト水を流通
させたときの電極間のインピーダンスを大きくして電源
側のインピーダンスとのマッチングをとるように構成し
たことを特徴とするので、〔請求項7〕に記載する発明
と同様の効果に加え、船舶が一般に備える既存の給排水
系を利用することができるので、その分、当該装置の設
備費のコストを低減することができるという効果も奏す
る。 【0133】〔請求項17〕に記載する発明は、〔請求
項16〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、線電極と、この線電極の両側でこ
の線電極にそれぞれ相対向する平板状のメッシュ電極と
で形成したことを特徴とするので、〔請求項16〕に記
載する発明と同様の効果を奏する。 【0134】〔請求項18〕に記載する発明は、〔請求
項16〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、平板状のメッシュ電極を相対向さ
せて形成したことを特徴とするので、〔請求項16〕に
記載する発明と同様の効果を奏する。 【0135】〔請求項19〕に記載する発明は、〔請求
項16〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、大径と小径の2個の円筒状のメッ
シュ電極を同心円状に配設したものであることを特徴と
するので、〔請求項16〕に記載する発明と同様の効果
を奏する。 【0136】〔請求項20〕に記載する発明は、〔請求
項16〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、一本の線電極とこの線電極を囲繞
するように同心円状に配設した円筒状のメッシュ電極と
を組み合わせたものであることを特徴とするので、〔請
求項16〕に記載する発明と同様の効果を奏する。 【0137】〔請求項21〕に記載する発明は、〔請求
項16〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は、複数本のプラス側の線電極と、複
数本のマイナス側の線電極とを相対向させて構成したこ
とを特徴とするので、〔請求項16〕に記載する発明と
同様の効果を奏する。 【0138】〔請求項22〕に記載する発明は、〔請求
項17〕、〔請求項20〕又は〔請求項21〕に記載す
る何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置において、
処理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、各孔を
介して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供給する
ようにしたことを特徴とするので、〔請求項13〕に記
載する発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備える既
存の給排水系を利用することができるので、その分、当
該装置の設備費のコストを低減することができるという
効果も奏する。 【0139】〔請求項23〕に記載する発明は、〔請求
項15〕乃至〔請求項21〕に記載する何れか1つの船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部は、バラス
ト水の移動方向に関し電極の上流に配設したバブル発生
装置を有し、このバブル発生装置で発生した空気又は酸
素のバブルを電極間を流通するバラスト水に供給するよ
うにしたことを特徴とするので、〔請求項22〕に記載
する発明と同様の効果を奏する。 【0140】〔請求項24〕に記載する発明は、船舶の
タンクに貯溜するバラスト水を汲み上げて、再度元のタ
ンク又は他のタンクに貯溜するように構成したバラスト
水の処理系における流路の途中に配設され、さらに高電
圧パルスが印加されてバラスト水中でアーク放電を発生
し、この放電により発生する衝撃波でバラスト水中の有
害微生物に損傷を与えて無害化する少なくとも一対の電
極を有する処理部を具備することを特徴とするので、衝
撃波を介して有害微生物に損傷を与える点が異なるが、
〔請求項6〕に記載する発明と同様の効果を奏する。 【0141】〔請求項25〕に記載する発明は、〔請求
項24〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水
中に臨むように構成し、各端面間でアーク放電が発生す
るようにしたことを特徴とするので、〔請求項24〕に
記載する発明の効果に加え、電極間での電流の漏れを生
じることなく、損失を可及的に抑制して良好なアーク放
電を発生させることができる。 【0142】〔請求項26〕に記載する発明は、〔請求
項25〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向で相対
向するように構成したことを特徴とするので、〔請求項
25〕に記載する発明の効果に加え、上記流れ方向に沿
うアーク放電を発生させて、これによる衝撃波を周囲に
伝搬させて有害微生物に損傷を与え、これを無害化する
ことができる。 【0143】〔請求項27〕に記載する発明は、〔請求
項25〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向と直角
方向でこのバラスト水に臨むように構成したことを特徴
とするので、〔請求項25〕に記載する発明の効果に加
え、〔請求項26〕の場合よりもより良好に衝撃波が周
囲に伝搬し、その分効果的に有害微生物を無害化してバ
ラスト水の浄化を行うことができる。 【0144】〔請求項28〕に記載する発明は、〔請求
項26〕又は〔請求項27〕に記載する船舶のバラスト
水の処理装置において、処理部の電極は、複数に分割し
て複数の電極対を形成し、各電極対を直列に接続して構
成したことを特徴とするので、〔請求項26〕又は〔請
求項27〕に記載する発明の効果に加え、各電極間でア
ークが発生し、その分広い範囲に衝撃波を伝搬させるこ
とができ、広い範囲の有害微生物を一度に無害化するこ
とができる。 【0145】〔請求項29〕に記載する発明は、〔請求
項24〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し
得る領域である有効領域が重複するように並列に配設し
た複数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発
生した情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアー
ク放電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同
時にアーク放電が発生するように構成したことを特徴と
するので、〔請求項24〕に記載する発明の効果に加
え、アーク放電により発生する衝撃波によりバラスト水
中の有害微生物を容易に無害化することができるばかり
でなく、複数の電極対に実効的に同時にアーク放電を発
生させることができるので、広い範囲における大量のバ
ラスト水を効率よく浄化することができる。 【0146】〔請求項30〕に記載する発明は、〔請求
項24〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し
得る領域である有効領域が重複するように並列に配設し
た複数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発
生した情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアー
ク放電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同
時にアーク放電が発生するように構成するとともに、そ
の各電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に臨む
ように構成したことを特徴とするので、〔請求項29〕
に記載する発明の効果を、アーク放電の際の漏れ電流を
可及的に低減した状態で得ることができる。 【0147】〔請求項31〕に記載する発明は、〔請求
項30〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の各電極対は処理水の流れ方向で相対向する
ように構成したことを特徴とするので、〔請求項30〕
に記載する発明の効果に加え、上記流れ方向に沿うアー
ク放電を発生させ、これによる衝撃波を周囲に伝搬させ
て、〔請求項30〕に記載する発明の効果を得ることが
できる。 【0148】〔請求項32〕に記載する発明は、〔請求
項30〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の各電極対は処理水の流れ方向と直角方向で
処理水に臨むように構成したことを特徴とするので、
〔請求項31〕の場合よりもより良好に衝撃波が周囲に
伝搬し、その分効果的に有害微生物を無害化してバラス
ト水の浄化を行うことができる。 【0149】〔請求項33〕に記載する発明は、〔請求
項29〕乃至〔請求項32〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部の何れか1
つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬する
前に他の電極でもアーク放電が発生するようにすべく、
パルス電源と各電極間の電線路を十分長くしたことを特
徴とするので、パルス電源と各電極間の電線路を十分長
くすることで所定の遅延時間を確保して、複数の電極対
に実効的に同時にアーク放電を発生させることができ
る。 【0150】〔請求項34〕に記載する発明は、〔請求
項29〕乃至〔請求項32〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部の何れか1
つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬する
前に他の電極でもアーク放電が発生するようにすべく、
パルス電源と各電極間との間にコイルとコンデンサとを
ラダー状に複数段組み合わせて構成した遅延回路を介在
させたことを特徴とするので、この遅延回路により、複
数の電極対に実効的に同時にアーク放電を発生させるこ
とができる。 【0151】〔請求項35〕に記載する発明は、〔請求
項24〕乃至〔請求項34〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部のアーク放
電による放電エネルギーは、アーク放電の径と、一対の
放電電極間の距離とに基づいて求めたアーク放電の体積
(cc)に、2610(J/cc)を乗じて得る値以上
の放電エネルギーとしたことを特徴とするので、有害微
生物を無害化するのに充分なエネルギーの衝撃波を確実
に発生し得る。 【0152】〔請求項36〕に記載する発明は、船舶の
外部からそのタンクに貯溜するバラスト水を汲み上げる
とともに上記タンクに貯溜したバラスト水を上記船舶の
外部に排出するバラスト水の給排水系に組み込まれ、弁
の切り替えにより、上記給排水系から流出するバラスト
水又は上記給排水系に流入するバラスト水が流通すると
ともに、高電圧パルスが印加されてバラスト水中でアー
ク放電を発生し、この放電により発生する衝撃波でバラ
スト水中の有害微生物に損傷を与えて無害化する少なく
とも一対の電極を有する処理部を具備することを特徴と
するので、〔請求項24〕に記載する発明と同様の効果
に加え、船舶が一般に備える既存の給排水系を利用する
ことができるので、その分、当該装置の設備費のコスト
を低減することができるという効果も奏する。 【0153】〔請求項37〕に記載する発明は、〔請求
項36〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水
中に臨むように構成し、各端面間でアーク放電が発生す
るようにしたことを特徴とするので、〔請求項25〕に
記載する発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備える
既存の給排水系を利用することができるので、その分、
当該装置の設備費のコストを低減することができるとい
う効果も奏する。 【0154】〔請求項38〕に記載する発明は、〔請求
項37〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向で相対
向するように構成したことを特徴とするので、〔請求項
26〕に記載する発明と同様の効果に加え、船舶が一般
に備える既存の給排水系を利用することができるので、
その分、当該装置の設備費のコストを低減することがで
きるという効果も奏する。 【0155】〔請求項39〕に記載する発明は、〔請求
項37〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向と直角
方向でこのバラスト水に臨むように構成したことを特徴
とするので、〔請求項27〕に記載する発明と同様の効
果に加え、船舶が一般に備える既存の給排水系を利用す
ることができるので、その分、当該装置の設備費のコス
トを低減することができるという効果も奏する。 【0156】〔請求項40〕に記載する発明は、〔請求
項38〕又は〔請求項39〕に記載する船舶のバラスト
水の処理装置において、処理部の電極は、複数に分割し
て複数の電極対を形成し、各電極対を直列に接続して構
成したことを特徴とするので、〔請求項28〕に記載す
る発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備える既存の
給排水系を利用することができるので、その分、当該装
置の設備費のコストを低減することができるという効果
も奏する。 【0157】〔請求項41〕に記載する発明は、〔請求
項36〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し
得る領域である有効領域が重複するように並列に配設し
た複数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発
生した情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアー
ク放電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同
時にアーク放電が発生するように構成したことを特徴と
するので、〔請求項29〕に記載する発明と同様の効果
に加え、船舶が一般に備える既存の給排水系を利用する
ことができるので、その分、当該装置の設備費のコスト
を低減することができるという効果も奏する。 【0158】〔請求項42〕に記載する発明は、〔請求
項36〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し
得る領域である有効領域が重複するように並列に配設し
た複数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発
生した情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアー
ク放電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同
時にアーク放電が発生するように構成するとともに、そ
の各電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に臨む
ように構成したことを特徴とするので、〔請求項30〕
に記載する発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備え
る既存の給排水系を利用することができるので、その
分、当該装置の設備費のコストを低減することができる
という効果も奏する。 【0159】〔請求項43〕に記載する発明は、〔請求
項42〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の各電極対は処理水の流れ方向で相対向する
ように構成したことを特徴とするので、〔請求項31〕
に記載する発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備え
る既存の給排水系を利用することができるので、その
分、当該装置の設備費のコストを低減することができる
という効果も奏する。 【0160】〔請求項44〕に記載する発明は、〔請求
項42〕に記載する船舶のバラスト水の処理装置におい
て、処理部の各電極対は処理水の流れ方向と直角方向で
処理水に臨むように構成したことを特徴とするので、
〔請求項32〕に記載する発明と同様の効果に加え、船
舶が一般に備える既存の給排水系を利用することができ
るので、その分、当該装置の設備費のコストを低減する
ことができるという効果も奏する。 【0161】〔請求項45〕に記載する発明は、〔請求
項41〕乃至〔請求項44〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部の何れか1
つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬する
前に他の電極でもアーク放電が発生するようにすべく、
パルス電源と各電極間の電線路を十分長くしたことを特
徴とするので、〔請求項33〕に記載する発明と同様の
効果に加え、船舶が一般に備える既存の給排水系を利用
することができるので、その分、当該装置の設備費のコ
ストを低減することができるという効果も奏する。 【0162】〔請求項46〕に記載する発明は、〔請求
項41〕乃至〔請求項44〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部の何れか1
つの電極でアークが発生した情報が他の電極に伝搬する
前に他の電極でもアーク放電が発生するようにすべく、
パルス電源と各電極間との間にコイルとコンデンサとを
ラダー状に複数段組み合わせて構成した遅延回路を介在
させたことを特徴とするので、〔請求項34〕に記載す
る発明と同様の効果に加え、船舶が一般に備える既存の
給排水系を利用することができるので、その分、当該装
置の設備費のコストを低減することができるという効果
も奏する。 【0163】〔請求項47〕に記載する発明は、〔請求
項36〕乃至〔請求項46〕の何れか一つに記載する船
舶のバラスト水の処理装置において、処理部のアーク放
電による放電エネルギーは、アーク放電の径と、一対の
放電電極間の距離とに基づいて求めたアーク放電の体積
(cc)に、2610(J/cc)を乗じて得る値以上
の放電エネルギーとしたことを特徴とするので、有害微
生物を無害化するのに充分なエネルギーの衝撃波を確実
に発生し得とともに、船舶が一般に備える既存の給排水
系を利用することができるので、その分、当該装置の設
備費のコストを低減することができるという効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るバラスト水の処理装
置をこれを取り付けた船舶とともに示す説明図である。 【図2】高電圧パルスによる高電界を有害微生物に直接
作用させる装置の基礎実験に用いた実験装置を概念的に
示す説明図である。 【図3】図2の等価回路を示す回路図である。 【図4】一般の平板電極を概念的に示す説明図である。 【図5】図4の等価回路を示す回路図である。 【図6】本発明の第1の実施の形態における電極部分を
抽出して概念的に示す説明図である。 【図7】本発明の第2の実施の形態における電極部分を
抽出して概念的に示す説明図である。 【図8】本発明の第3の実施の形態における電極部分を
抽出して概念的に示す説明図である。 【図9】本発明の第4の実施の形態における電極部分を
抽出して概念的に示す説明図である。 【図10】本発明の第5の実施の形態における電極部分
を抽出して概念的に示す説明図である。 【図11】本発明の第6の実施の形態における電極部分
を抽出して概念的に示す説明図である。 【図12】本発明の第7の実施の形態における電極部分
を抽出して概念的に示す説明図である。 【図13】アーク放電による衝撃波により有害微生物を
処理するための装置の基礎実験に用いた実験装置を概念
的に示す説明図である。 【図14】図13に示す基礎実験の結果を、アーク放電
による衝撃波により有害微生物を処理したものを、処理
をしない場合と比較して示すグラフである。 【図15】アーク放電による衝撃波により有害微生物を
処理するための装置の処理部における電極部分の構造で
ある第8の実施例を概念的に示す説明図である。 【図16】図15に示す電極のさらに具体的な構造の一
例を示す回路図である。 【図17】図15に示す電極のさらに具体的な構造の他
の例を示す回路図である。 【図18】アーク放電による衝撃波により有害微生物を
処理するための装置の処理部における電極の具体的な構
造を概念的に示す説明図である。 【図19】電極間に発生するアーク放電の放電領域を概
念的に示す説明図である。 【符号の説明】 I 給排水系 II 処理部 1 船舶 3 バラストタンク 4 バラストポンプ 31a〜31c 線電極 61 線電極 71a〜71c 線電極 81a〜81c 線電極 32,33 メッシュ電極 41、42 メッシュ電極 51、52 メッシュ電極 62 メッシュ電極 72a〜72c 線電極 81a〜81c 線電極 81d 孔 91 バブル発生装置 101 パルス電源 102,103 電極 105 アーク 111-1、112-1、・・・、111-n、112-n
電極 114-1、・・・、114-n 電線路 115-1、・・・、115-n 遅延回路 123 バラスト水 131,132,133,134 電極 141,142 電極
フロントページの続き (72)発明者 大江 清登 東京都港区芝大門2丁目10番4号 菱和海 洋開発株式会社内 (72)発明者 田中 豊 東京都港区芝大門2丁目10番4号 菱和海 洋開発株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA04 DB03 EA13 EB02 EB07 EB18 EB20 EB35 EB39

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 出発地の港の水をバラスト水として船舶
    に汲み上げてそのタンクに貯溜する場合、又はこの貯溜
    してきたバラスト水を目的地の港に船舶のタンクから排
    出する場合におけるバラスト水の処理方法において、 汲み上げるバラスト水又は排出するバラスト水の流路の
    途中でこのバラスト水に臨ませた電極間に高電圧パルス
    を供給してバラスト水中の有害微生物に高電圧を印加す
    るとともにこの有害微生物の内部で放電を発生させ、こ
    の放電により上記有害微生物に損傷を与えて無害化する
    ことを特徴とする船舶のバラスト水の処理方法。 【請求項2】 出発地の港の水をバラスト水として船舶
    に汲み上げてそのタンクに貯溜したバラスト水の処理方
    法において、 航行中の船舶のタンクからバラスト水を汲み上げ、汲み
    上げたバラスト水の流路の途中でこのバラスト水に臨ま
    せた電極間に高電圧パルスを供給してバラスト水中の有
    害微生物に高電圧を印加するとともにこの有害微生物の
    内部で放電を発生させ、この放電により上記有害微生物
    に損傷を与えて無害化した後、処理後のバラスト水を再
    度タンクに戻すことを特徴とする船舶のバラスト水の処
    理方法。 【請求項3】 出発地の港の水をバラスト水として船舶
    に汲み上げてそのタンクに貯溜する場合、又はこの貯溜
    してきたバラスト水を目的地の港に船舶のタンクから排
    出する場合におけるバラスト水の処理方法において、 汲み上げるバラスト水又は排出するバラスト水の流路の
    途中でこのバラスト水に臨ませた電極間に高電圧パルス
    を供給して当該電極間にアーク放電を発生させ、この放
    電により発生する衝撃波でバラスト水中の有害微生物に
    損傷を与えて無害化することを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理方法。 【請求項4】 出発地の港の水をバラスト水として船舶
    に汲み上げてそのタンクに貯溜したバラスト水の処理方
    法において、 航行中の船舶のタンクからバラスト水を汲み上げ、汲み
    上げたバラスト水の流路の途中でこのバラスト水に臨ま
    せた電極間に高電圧パルスを供給して当該電極間にアー
    ク放電を発生させ、この放電により発生する衝撃波でバ
    ラスト水中の有害微生物に損傷を与えて無害化した後、
    処理後のバラスト水を再度タンクに戻すことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理方法。 【請求項5】 〔請求項3〕又は〔請求項4〕に記載す
    る船舶のバラスト水の処理方法において、 アーク放電による放電エネルギーは、アーク放電の径
    と、一対の放電電極間の距離とに基づいて求めたアーク
    放電の体積(cc)であり、バラスト水の極く一部が気
    化・プラスマ化する体積に、2610(J/cc)を乗
    じて得る値以上の放電エネルギーとしたことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理方法。 【請求項6】 船舶のタンクに貯溜するバラスト水を汲
    み上げて、再度元のタンク又は他のタンクに貯溜するよ
    うに構成したバラスト水の処理系における流路の途中に
    配設され、 さらにバラスト水中に臨んだ状態で高電圧パルスが印加
    される電極を有する一方、 この電極を介してバラスト水中の有害微生物に高電圧を
    印加するとともにこの有害微生物の内部で放電を発生さ
    せ、この放電により上記有害微生物に損傷を与えて無害
    化する処理部を具備することを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項7】 〔請求項6〕に記載する船舶のバラスト
    水の処理装置において、 処理部の電極は、電極間の抵抗を大きくするとともに静
    電容量を小さくし、当該電極間にバラスト水を流通させ
    たときの電極間のインピーダンスを大きくして電源側の
    インピーダンスとのマッチングをとるように構成したこ
    とを特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項8】 〔請求項7〕に記載する船舶のバラスト
    水の処理装置において、 処理部の電極は、線電極と、この線電極の両側でこの線
    電極にそれぞれ相対向する平板状のメッシュ電極とで形
    成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項9】 〔請求項7〕に記載する船舶のバラスト
    水の処理装置において、 処理部の電極は、平板状のメッシュ電極を相対向させて
    形成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項10】 〔請求項7〕に記載する船舶のバラス
    ト水の処理装置において、 処理部の電極は、大径と小径の2個の円筒状のメッシュ
    電極を同心円状に配設したものであることを特徴とする
    船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項11】 〔請求項7〕に記載する船舶のバラス
    ト水の処理装置において、 処理部の電極は、一本の線電極とこの線電極を囲繞する
    ように同心円状に配設した円筒状のメッシュ電極とを組
    み合わせたものであることを特徴とする船舶のバラスト
    水の処理装置。 【請求項12】 〔請求項7〕に記載する船舶のバラス
    ト水の処理装置において、 処理部の電極は、複数本のプラス側の線電極と、複数本
    のマイナス側の線電極とを相対向させて構成したことを
    特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項13】 〔請求項8〕、〔請求項11〕又は
    〔請求項12〕に記載する何れか1つの船舶のバラスト
    水の処理装置において、 処理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、各孔を
    介して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供給する
    ようにしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項14】 〔請求項6〕乃至〔請求項12〕に記
    載する何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置におい
    て、 処理部は、バラスト水の移動方向に関し電極の上流に配
    設したバブル発生装置を有し、このバブル発生装置で発
    生した空気又は酸素のバブルを電極間を流通するバラス
    ト水に供給するようにしたことを特徴とする船舶のバラ
    スト水の処理装置。 【請求項15】 船舶の外部からそのタンクに貯溜する
    バラスト水を汲み上げるとともに上記タンクに貯溜した
    バラスト水を上記船舶の外部に排出するバラスト水の給
    排水系に組み込まれ、弁の切り替えにより、上記給排水
    系から流出するバラスト水又は上記給排水系に流入する
    バラスト水が流通するとともに、 バラスト水中に臨んだ状態で高電圧パルスが印加される
    電極を有する一方、 この電極を介してバラスト水中の有害微生物に高電圧を
    印加するとともにこの有害微生物の内部で放電を発生さ
    せ、この放電により上記有害微生物に損傷を与えて無害
    化する処理部を具備することを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項16】 〔請求項15〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、電極間の抵抗を大きくするとともに静
    電容量を小さくし、当該電極間にバラスト水を流通させ
    たときの電極間のインピーダンスを大きくして電源側の
    インピーダンスとのマッチングをとるように構成したこ
    とを特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項17】 〔請求項16〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、線電極と、この線電極の両側でこの線
    電極にそれぞれ相対向する平板状のメッシュ電極とで形
    成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項18】 〔請求項16〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、平板状のメッシュ電極を相対向させて
    形成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項19】 〔請求項16〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、大径と小径の2個の円筒状のメッシュ
    電極を同心円状に配設したものであることを特徴とする
    船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項20】 〔請求項16〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、一本の線電極とこの線電極を囲繞する
    ように同心円状に配設した円筒状のメッシュ電極とを組
    み合わせたものであることを特徴とする船舶のバラスト
    水の処理装置。 【請求項21】 〔請求項16〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は、複数本のプラス側の線電極と、複数本
    のマイナス側の線電極とを相対向させて構成したことを
    特徴とする船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項22】 〔請求項17〕、〔請求項20〕又は
    〔請求項21〕に記載する何れか1つの船舶のバラスト
    水の処理装置において、 処理部の線電極の軸方向に亘り多数の孔を設け、各孔を
    介して空気又は酸素のバブルをバラスト水中に供給する
    ようにしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項23】 〔請求項15〕乃至〔請求項21〕に
    記載する何れか1つの船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部は、バラスト水の移動方向に関し電極の上流に配
    設したバブル発生装置を有し、このバブル発生装置で発
    生した空気又は酸素のバブルを電極間を流通するバラス
    ト水に供給するようにしたことを特徴とする船舶のバラ
    スト水の処理装置。 【請求項24】 船舶のタンクに貯溜するバラスト水を
    汲み上げて、再度元のタンク又は他のタンクに貯溜する
    ように構成したバラスト水の処理系における流路の途中
    に配設され、 さらに高電圧パルスが印加されてバラスト水中でアーク
    放電を発生し、この放電により発生する衝撃波でバラス
    ト水中の有害微生物に損傷を与えて無害化する少なくと
    も一対の電極を有する処理部を具備することを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項25】 〔請求項24〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に
    臨むように構成し、各端面間でアーク放電が発生するよ
    うにしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項26】 〔請求項25〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向で相対向す
    るように構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の
    処理装置。 【請求項27】 〔請求項25〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向と直角方向
    でこのバラスト水に臨むように構成したことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項28】 〔請求項26〕又は〔請求項27〕に
    記載する船舶のバラスト水の処理装置において、 処理部の電極は、複数に分割して複数の電極対を形成
    し、各電極対を直列に接続して構成したことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項29】 〔請求項24〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し得る
    領域である有効領域が重複するように並列に配設した複
    数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発生し
    た情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放
    電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同時に
    アーク放電が発生するように構成したことを特徴とする
    船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項30】 〔請求項24〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し得る
    領域である有効領域が重複するように並列に配設した複
    数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発生し
    た情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放
    電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同時に
    アーク放電が発生するように構成するとともに、 その各電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に臨
    むように構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の
    処理装置。 【請求項31】 〔請求項30〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の各電極対は処理水の流れ方向で相対向するよう
    に構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項32】 〔請求項30〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の各電極対は処理水の流れ方向と直角方向で処理
    水に臨むように構成したことを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項33】 〔請求項29〕乃至〔請求項32〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他
    の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生す
    るようにすべく、パルス電源と各電極間の電線路を十分
    長くしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項34】 〔請求項29〕乃至〔請求項32〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他
    の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生す
    るようにすべく、パルス電源と各電極間との間にコイル
    とコンデンサとをラダー状に複数段組み合わせて構成し
    た遅延回路を介在させたことを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項35】 〔請求項24〕乃至〔請求項34〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部のアーク放電による放電エネルギーは、アーク放
    電の径と、一対の放電電極間の距離とに基づいて求めた
    アーク放電の体積(cc)に、2610(J/cc)を
    乗じて得る値以上の放電エネルギーとしたことを特徴と
    する船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項36】 船舶の外部からそのタンクに貯溜する
    バラスト水を汲み上げるとともに上記タンクに貯溜した
    バラスト水を上記船舶の外部に排出するバラスト水の給
    排水系に組み込まれ、弁の切り替えにより、上記給排水
    系から流出するバラスト水又は上記給排水系に流入する
    バラスト水が流通するとともに、 高電圧パルスが印加されてバラスト水中でアーク放電を
    発生し、この放電により発生する衝撃波でバラスト水中
    の有害微生物に損傷を与えて無害化する少なくとも一対
    の電極を有する処理部を具備することを特徴とする船舶
    のバラスト水の処理装置。 【請求項37】 〔請求項36〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に
    臨むように構成し、各端面間でアーク放電が発生するよ
    うにしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項38】 〔請求項37〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向で相対向す
    るように構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の
    処理装置。 【請求項39】 〔請求項37〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の一対の電極はバラスト水の流れ方向と直角方向
    でこのバラスト水に臨むように構成したことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項40】 〔請求項38〕又は〔請求項39〕に
    記載する船舶のバラスト水の処理装置において、 処理部の電極は、複数に分割して複数の電極対を形成
    し、各電極対を直列に接続して構成したことを特徴とす
    る船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項41】 〔請求項36〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し得る
    領域である有効領域が重複するように並列に配設した複
    数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発生し
    た情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放
    電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同時に
    アーク放電が発生するように構成したことを特徴とする
    船舶のバラスト水の処理装置。 【請求項42】 〔請求項36〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部は、アーク放電により有害微生物を無害化し得る
    領域である有効領域が重複するように並列に配設した複
    数の電極対を有し、何れか1つの電極でアークが発生し
    た情報が他の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放
    電が発生するようにして複数の電極対で実効的に同時に
    アーク放電が発生するように構成するとともに、 その各電極は絶縁物に埋設し、その端面のみが水中に臨
    むように構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の
    処理装置。 【請求項43】 〔請求項42〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の各電極対は処理水の流れ方向で相対向するよう
    に構成したことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項44】 〔請求項42〕に記載する船舶のバラ
    スト水の処理装置において、 処理部の各電極対は処理水の流れ方向と直角方向で処理
    水に臨むように構成したことを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項45】 〔請求項41〕乃至〔請求項44〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他
    の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生す
    るようにすべく、パルス電源と各電極間の電線路を十分
    長くしたことを特徴とする船舶のバラスト水の処理装
    置。 【請求項46】 〔請求項41〕乃至〔請求項44〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部の何れか1つの電極でアークが発生した情報が他
    の電極に伝搬する前に他の電極でもアーク放電が発生す
    るようにすべく、パルス電源と各電極間との間にコイル
    とコンデンサとをラダー状に複数段組み合わせて構成し
    た遅延回路を介在させたことを特徴とする船舶のバラス
    ト水の処理装置。 【請求項47】 〔請求項36〕乃至〔請求項46〕の
    何れか一つに記載する船舶のバラスト水の処理装置にお
    いて、 処理部のアーク放電による放電エネルギーは、アーク放
    電の径と、一対の放電電極間の距離とに基づいて求めた
    アーク放電の体積(cc)に、2610(J/cc)を
    乗じて得る値以上の放電エネルギーとしたことを特徴と
    する船舶のバラスト水の処理装置。
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